JP2003021387A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2003021387A
JP2003021387A JP2001205721A JP2001205721A JP2003021387A JP 2003021387 A JP2003021387 A JP 2003021387A JP 2001205721 A JP2001205721 A JP 2001205721A JP 2001205721 A JP2001205721 A JP 2001205721A JP 2003021387 A JP2003021387 A JP 2003021387A
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grooves
air conditioner
air
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conditioner according
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JP2001205721A
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English (en)
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Yukihiko Imai
幸彦 今井
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右風向板に吹出空気流に直交する複数の溝
を設けて風向偏向時に風切音が生じないようにした空気
調和機を提供する。 【解決手段】 左右風向板5の両面に、吹出口に送出さ
れる吹出空気流に直交する複数の溝6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、左右風向板による風向偏向時に風切
音が生じないようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図3(A)
および図3(B)で示すように、本体の前面上部および
上面に設けられた吸込口1と、前面下部に設けられた吹
出口2とを結ぶ空気通路に、熱交換器3と、送風ファン
4とを設け、前記吹出口2に、同時に傾動する複数の左
右風向板5を支軸部5aにより回動自在に軸支してなる構
成であった。
【0003】しかしながら、前記複数の左右風向板5
を、図3(B)の角度θで示すように傾動させて左右方
向の風向を偏向させた際、図3(B)の矢印a'で示すよ
うな伴流渦が生じて、矢印bで示す主流との間で剥離に
よる騒音が発生してしまうという問題点を有していた。
【0004】また、特開平3ー122450号公報によ
り、騒音の発生を防止するためルーバ板1の少なくとも
一方の表面(全域)に多数の凹み7(ディンプル)を設
けた事例が開示されているが、前記多数の凹み7(ディ
ンプル)を、樹脂成形品で製作される前記ルーバ板1表
面の全域にわたって形成した場合、形状が複雑化してし
まうため金型の製作費用が高価なものになってしまった
り、前記多数の凹み7(ディンプル)に対応する箇所に
成形ヒケが生じやすくなって外観性を損ねると共に、強
度が劣化してしまうなどの問題点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、左右風向板に吹出空気流に直交する
複数の溝を設けて風向偏向時に風切音が生じないように
した空気調和機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交
換器と送風ファンとを設け、前記吹出口に左右風向板を
回動自在に軸支してなる空気調和機において、前記左右
風向板の両面に、前記吹出口に送出される吹出空気流に
直交する複数の溝を設けた構成となっている。
【0007】また、前記複数の溝が、前記左右風向板の
風上側に設けられた構成となっている。
【0008】また、前記複数の溝は、前記左右風向板の
上下部に対し中央部が風下側に湾曲するように形成され
た構成となっている。
【0009】また、前記複数の溝は、前記左右風向板の
両面におけるピッチが互いに1/2ピッチづつずれるよ
うに形成された構成となっている。
【0010】また、前記複数の溝が、断面凹状または断
面V字状に形成された構成となっている。
【0011】更に、前記複数の溝が、風下側にゆくにし
たがって順次浅くなるように形成された構成となってい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいた実施例として詳細に説明する。図1は本発明
による空気調和機の断面図であり、図2は本発明による
空気調和機の要部説明図で、(A)は左右風向板に設け
た溝の一例を示す図、(B)は左右風向板により偏向さ
れる風の流れを示す図、(C)は左右風向板に設けた溝
の他の例を示す図である。
【0013】本発明によるシーリングウオール型の空気
調和機は、図で示すように、吸込口1と吹出口2とを結
ぶ空気通路に、熱交換器3と送風ファン4とを設け、前
記吹出口2に複数の左右風向板5を回動自在に軸支した
構成となっている。
【0014】前記左右風向板5は、その支軸5a' が支軸
部5aによって軸支されて、同時に傾動するように連結さ
れると共に、その両面に、前記吹出口2に送出される吹
出空気流に直交する複数の溝6を設けた構成となってい
る。
【0015】前記溝6は、上記従来技術における問題点
として説明した前記凹み7(ディンプル)が連なったも
のと同様の作用をなすために、前記多数の凹み7(ディ
ンプル)と同じ騒音低下を一本の前記溝6で得ることが
でき、少数本の前記溝6で充分な騒音低下効果を得るこ
とができる。
【0016】すなわち、前記左右風向板5を、図2
(B)で示す角度θのように傾動させた際、同左右風向
板5の両面に沿うように風向偏向されながら前記吹出口
2に送出される吹出空気流は、前記溝6が設けられたこ
とにより、図2(B)の矢印aで示すように伴流渦を小
さく抑えることができるようになって、矢印bで示す主
流との間で剥離による騒音が発生しにくくなる。
【0017】したがって、前記左右風向板5を樹脂成形
品で製作するにあたって前記多数の凹み7(ディンプ
ル)を設ける場合に比べて、前記溝6を形成するための
凸部を成形金型に多数設けるような必要がなくなって、
金型の製作費用が比較的に安価になると共に、前記溝6
と対応する箇所における成形ヒケを減少させることがで
きる。
【0018】また、前記複数の溝6は、一例として図2
(A)および図2(B)で示すように、前記左右風向板
5の風上側の所定の範囲に真直状に設けられ、または他
の例として図2(C)で示すように、前記左右風向板の
上下部に対し中央部が風下側に湾曲するように形成され
た構成となっている。
【0019】これらにより、前記複数の溝6は、前記左
右風向板5の両面の全域にわたって設けることなく、図
2(B)に基づいて上記に説明したとおり、騒音低下の
効果を奏することができるようになると共に、金型の製
作費用を更に低減できるようになり、また、前記吹出口
2に送出される吹出空気流が速くなる中央部が風下側と
なるように湾曲形成したことで、図2(B)の矢印aで
示す前記伴流渦をより効果的に小さく抑えることができ
る。
【0020】なお、前記複数の溝6は、図2(B)で示
すように、前記左右風向板5の両面におけるピッチが互
いに1/2ピッチづつずれるように形成されて、前記左
右風向板5に薄肉部が生じないようにして強度が低下し
ないように構成されている。
【0021】また、前記複数の溝6は、断面凹状または
断面V字状に形成され、また、風下側にゆくにしたがっ
て順次浅くなるように形成されたことにより、図2
(B)の矢印aで示す伴流渦をより小さく抑えることが
できるようにして、矢印bで示す主流との間で剥離によ
る騒音が発生しにくくなるように工夫されており、とく
に、前記左右風向板5を往復傾動(スウィング)させた
時に耳障りとなっていた騒音についても効果的に低減さ
せることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
左右風向板に吹出空気流に直交する複数の溝を設けて風
向偏向時に風切音が生じないようにした空気調和機とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の断面図である。
【図2】本発明による空気調和機の要部説明図で、
(A)は左右風向板に設けた溝の一例を示す図であり、
(B)は左右風向板により偏向される風の流れを示す図
であり、(C)は左右風向板に設けた溝の他の例を示す
図である。
【図3】従来例による空気調和機の説明図で、(A)は
断面図であり、(B)は左右風向板により偏向される風
の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 吸込口 2 吹出口 3 熱交換器 4 送風ファン 5 左右風向板 5a 支軸部 5a' 支軸 6 溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱
    交換器と送風ファンとを設け、前記吹出口に左右風向板
    を回動自在に軸支してなる空気調和機において、 前記左右風向板の両面に、前記吹出口に送出される吹出
    空気流に直交する複数の溝を設けてなることを特徴とす
    る空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記複数の溝が、前記左右風向板の風上
    側に設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の
    空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記複数の溝は、前記左右風向板の上下
    部に対し中央部が風下側に湾曲するように形成されてな
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空
    気調和機。
  4. 【請求項4】 前記複数の溝は、前記左右風向板の両面
    におけるピッチが互いに1/2ピッチづつずれるように
    形成されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項2
    の何れかに記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記複数の溝が、断面凹状または断面V
    字状に形成されてなることを特徴とする請求項1乃至請
    求項4の何れかに記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記複数の溝が、風下側にゆくにしたが
    って順次浅くなるように形成されてなることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項5の何れかに記載の空気調和機。
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