JP2003019901A - 自転車用リム,並びにリム及びタイヤアッセンブリ - Google Patents

自転車用リム,並びにリム及びタイヤアッセンブリ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害物等によってタイヤに圧力が付加された
場合であっても、空気ロスの最少化を図り得るチューブ
レスタイヤ用リムを提供する。 【解決手段】 第1及び第2環状タイヤ支持面を形成す
るように互いに向かって延びる第1及び第2リブを有す
る第1及び第2環状側部と、第1及び第2外方角部を形
成しつつ前記第1及び第2環状側部間に延びる外側環状
部であって、中央連結面と、前記第1及び第2外方角部
の近傍に位置した第1及び第2外方傾斜面と、前記中央
傾斜面の近傍に位置した第1及び第2内方傾斜面と、前
記第1及び第2外方傾斜面と前記第1及び第2内方傾斜
面とを分離する第1及び第2リッジとを有する外側環状
部と、前記第1及び第2環状側部と前記外側環状部に固
定連結されたスポーク取付部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チューブレスタイ
ヤ,複数のスポーク,及び自転車フレームに連結される
ように構成されたハブと共に使用される自転車用リムに
関する。より詳しくは、本発明は、タイヤ圧が通常より
低くなった場合や、障害物との接触による横方向圧力に
よってタイヤを変形した場合においても、該チューブレ
スタイヤとのシール性を維持することができる自転車用
リムに関する。なお、本発明は、株式会社シマノに譲渡
された2001年2月28日出願の米国特許出願 NO.09/793973
に関連するものである。
【0002】
【従来の技術】自転車は、交通手段としてだけではな
く、レクレーションの形態としても人気を集めてきてい
る。さらに、自転車は、アマチュア及びプロの双方のス
ポーツ競技としても非常に人気がある。自転車をレクレ
ーション、交通手段または競技の何れの用途に使用する
かに関わらず、自転車の業界は常に自転車の各種部品の
改良を行っている。過去数年に亘って大きく再設計され
続けている自転車の一構成部品として、自転車ホイール
が存在する。自転車ホイールは、製造性及び組立性の向
上に加えて、軽量化及び構造上の空力性能向上の為に、
継続して再設計され続けている。
【0003】現在、多くの異なるタイプの自転車ホイー
ルが市販されている。最も一般的な自転車ホイールは、
ハブと、複数のスポークと、環状リムとを備えている。
前記ハブは、自転車のフレームの一部に相対回転自在に
取り付けられる。前記スポークの内端部はハブに連結さ
れており、該スポークは前記ハブから径方向外側へ延び
ている。前記環状リムは、スポークの外端部に連結され
ると共に、空気タイヤを支持する外側部を有している。
一般的に、自転車ホイールのスポークは、薄い金属ワイ
ヤスポークである。ハブの端部には、スポークを該ハブ
に連結する為に用いられるフランジが備えられる。さら
に詳しくは、該ハブフランジには孔が備えられる。ワイ
ヤスポークは、通常、内端部で曲げられており、該ワイ
ヤスポークにはネイルヘッド形状に形成されたフランジ
が備えられる。該ワイヤスポークの内端部は、一のハブ
フランジにおける一の孔に支持される。ワイヤスポーク
の外端部には、一般的に、該ワイヤスポークの外端部を
リムに固定するスポークニップルと係合する為のネジが
備えられる。より詳しくは、スポークニップルは、リム
の内表面と係合するフランジを有している。前記構成に
代えて、スポークは、ネイルヘッドを有する外端部と、
ワイヤスポークの内端部をハブに固定するスポークニッ
プルと係合する為のネジを有する内方端部とを備えるよ
うに、逆向きに構成することも可能である。
【0004】ところで、自転車業界においては、可能な
限りスポークの数を減らすことが望まれている。一般的
なスポークにおける一つの問題は、リムに掛かる集中応
力である。スポークの数を減らすと、リムに掛かる応力
はますます大きくなる。通常、一般的なスポークは、リ
ムの内端部又は側方部の何れかに連結される。従って、
スポークによってリムに付加される力の量は、主とし
て、リムの内端部の厚さ又はリムの側方部の厚さに依存
する。スポークからの応力に対抗する為に、リムの内端
部を肉厚にすることもできる。しかしながら、リムを肉
厚にすると、該リムの重量も増加する。
【0005】近年、自転車ホイールは、リムの一部に集
中する応力の分散を促進する為に、スポークの外端部に
補強部材を備えるように構成されている。斯かるホイー
ルは、例えば、株式会社シマノの米国特許第6126243号
明細書に開示されている。該ホイール(即ち、リム及び
スポーク連結体)は、大変強く、軽量で、比較的構造簡
単で、且つ、製造容易である。しかしながら、該ホイー
ルの構成は、リムの外周面に複数のアクセス孔の穿孔を
必要とする。組立工程において、前記スポーク及び補強
部材は、前記アクセス孔を介してスポーク開口内に挿入
される。その後、前記アクセス孔はカバーされ、チュー
ブタイヤが装着される。従って、スポークの交換が必要
になった場合には、該スポークを交換し得るように、タ
イヤ,チューブ及びカバーをリムから取り外さなければ
ならない。
【0006】さらに、斯かるタイプのホイールにおいて
は、複数のアクセス孔の為に、チューブレスタイヤの使
用が困難になる場合がある。チューブレスタイヤの使用
に際しては、前記アクセス孔はシールされる。しかしな
がら、シール部材を使用したとしても空気漏れの恐れが
あり、特に、長期間の使用後には空気漏れの危険性が高
くなる。さらに、スポークの交換が必要となった場合に
は、該スポークを交換し得るように、タイヤ及びシール
部材をリムから取り外さなければならない。そして、ス
ポーク交換後に、前記シール部材及びタイヤを再び装着
する必要がある。斯かる作業は不便であり、前記シール
部材及び/又はタイヤが引き延ばされ又は損傷する恐れ
がある。
【0007】前記シール部材を不要にすべく、前記複数
のアクセス孔を有さないチューブレスタイヤ用リムが市
販されている。しかしながら、従来のチューブレスタイ
ヤ用リムは、他の点において不都合がある。即ち、該従
来のチューブレスタイヤ用リムは、高価であり、製造及
び組立が複雑である。さらに、該従来のチューブレスタ
イヤ用リムにおいては、タイヤが障害物に当たると、パ
ンク又はリークする恐れがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記観点から、従来技
術における前記問題点を解決し得る自転車用リムに対す
る要望が存在する。本発明は、該要求、及び、本開示か
ら当業者にとって明らかである他の要望に鑑みなされた
ものである。
【0009】本発明の一の目的は、障害物等によってタ
イヤに圧力が付加された場合であっても、空気ロスの最
少化を図り得るチューブレスタイヤ用リムを提供するこ
とである。本発明の他の目的は、タイヤの空気圧が低い
場合であっても、空気漏れの最少化を図り得るチューブ
レスタイヤ用リムを提供することである。本発明のさら
に他の目的は、比較的軽量であるが高強度であるチュー
ブレスタイヤ用リムを提供することである。さらに、本
発明は、製造及び/又は組立が比較的容易且つ安価なチ
ューブレスタイヤ用リムの提供を他の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、第1及び第2環状側部と、外側環状部と、
スポーク取付部とを備えた自転車用リムを提供する。前
記第1及び第2環状側部は、互いに対向するタイヤ支持
面を形成すべく、互いに向かって延びる第1及び第2リ
ブを有している。前記外側環状部は、第1及び第2外方
角部を形成しつつ、前記第1及び第2環状側部間に延び
ている。前記外側環状部は、中央連結面と、第1及び第
2外方傾斜面と、第1及び第2内方傾斜面と、第1及び
第2リッジとを備えている。前記第1及び第2外方傾斜
面は、前記第1及び第2外方角部の近傍に位置してい
る。前記第1及び第2内方傾斜面は、前記中央連結面の
近傍に位置している。前記第1及び第2リッジは、それ
ぞれ、第1及び第2外方傾斜面と第1及び第2内方傾斜
面とを分離している。前記スポーク取付部は、前記第1
及び第2環状側部に固定連結されている。
【0011】前記目的は、さらに、自転車用タイヤが装
着される自転車用リムを備えたリム及びタイヤアッセン
ブリを提供することによっても達成される。前記自転車
用リムは、第1及び第2環状側部と、外側環状部と、ス
ポーク取付部とを備えている。前記第1及び第2環状側
部は、互いに対向する第1及び第2タイヤ支持面を形成
すべく、互いに向かって延びる第1及び第2リブを備え
ている。前記外側環状部は、第1及び第2外方角部を形
成しつつ、前記第1及び第2環状側部の間に延びてい
る。前記外側環状部は、前記第1及び第2外方角部か
ら、それぞれ、リムの回転軸方向内方(即ち、リムの中
央平面に近接する方向)へ離間配置された第1及び第2
リッジを有している。前記スポーク取付部は、前記第1
及び第2環状側部に固定連結されている。前記自転車用
タイヤは、環状外側トレッド部と、第1及び第2環状側
壁と、第1及び第2環状ビードとを備えている。前記第
1及び第2環状側壁は前記環状外側トレッド部に連結さ
れており、該環状外側トレッド部からリムの回転軸を基
準にして径方向内方へ延びている。前記第1及び第2環
状ビードは、それぞれ、前記第1及び第2環状側壁に連
結されている。前記第1及び第2環状ビードは、それぞ
れ、前記第1及び第2環状タイヤ支持面に支持される第
1及び第2環状側面と、前記第1及び第2リッジに支持
される第1及び第2内側環状面とを備えている。
【0012】前記目的は、さらに、第1及び第2環状側
部と、外側環状部と、スポーク取付部とを備えた自転車
用リムを提供することによっても達成される。前記第1
及び第2環状側部は、互いに対向するタイヤ支持面を形
成する第1及び第2端部を有している。前記外側環状部
は、前記第1及び第2環状側部の間に延びており、タイ
ヤを支持し得るように構成されている。前記スポーク取
付部は、前記第1及び第2環状側部に固定連結されてい
る。前記第1及び第2環状側部は、それぞれ、第1及び
第2外側表面と、第1及び第2環状ブレーキ面と、第1
及び第2スロープ面とを備えている。前記第1及び第2
環状ブレーキ面は、前記第1及び第2外側表面から離間
されている。前記第1及び第2スロープ面は、それぞ
れ、前記第1及び第2環状ブレーキ面から前記第1及び
第2外側表面まで延びている。
【0013】さらに、前記目的は、自転車用リム及び該
自転車用リムに装着される自転車用タイヤを備えたリム
及びタイヤアッセンブリを提供することによっても達成
される。前記自転車用リムは、第1及び第2環状側部
と、外側環状部と、スポーク取付部とを備えている。前
記第1及び第2環状側部は、互いに対向する第1及び第
2タイヤ支持面を形成すべく、互いに向かって延びる第
1及び第2リブを備えている。前記外側環状部は、第1
及び第2外方角部を形成しつつ、前記第1及び第2環状
側部の間に延びている。前記外側環状部は、前記第1及
び第2外方角部からそれぞれリムの回転軸方向内方へ離
間された第1及び第2リッジを備えている。前記スポー
ク取付部は、前記第1及び第2環状側部に固定連結され
ている。前記自転車用タイヤは、環状外側トレッド部
と、第1及び第2環状側壁と、第1及び第2環状ビード
とを備えている。前記第1及び第2環状側壁は、前記環
状外側トレッド部に連結されており、該環状外側トレッ
ド部からリムの回転軸を基準にして径方向内方へ延びて
いる。前記第1及び第2環状ビードは、前記第1及び第
2環状側壁にそれぞれ連結されており、且つ、前記第1
及び第2リッジにそれぞれ支持される径方向内方を向く
第1及び第2脚面を有している。前記第1及び第2環状
ビードは、それぞれ、第1及び第2中心軸を有する第1
及び第2環状補強部材を備えている。該第1及び第2環
状補強部材は、前記第1及び第2リッジが、それぞれ、
前記第1及び第2中心軸と前記第1及び第2脚面の軸線
方向内方エッジ(即ち、リムの中央平面に近接する方向
のエッジ)との間に位置するように配設される。
【0014】本発明におけるこれらの及び他の目的、特
徴、態様及び効果は、添付図面を用いて、本発明の好ま
しい実施の形態を説明する下記実施の形態から当業者に
とって明らかになるであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1 まず、図1及び図2を参照すると、本発明に従った自転
車用リアホイール12が図示されている。該自転車用ホ
イール12は、センターハブ20と、該ハブから径方向
外方へ延びる複数のスポーク22と、空気タイヤ26が
装着される環状リム24とを備えている。もちろん、本
開示から当業者にとって明らかなように、自転車用ホイ
ール12は、ハブ20を変更することによって、フロン
トホイール又はリアホイールの何れとしても使用するこ
とができる。図示の形態においては、自転車用ホイール
12は、径方向に延びる第1セットのスポークと、接線
方向に延びる第2セットのスポークとを有する自転車用
リアホイールとされている。しかしながら、前記自転車
用ホイール12がフロントホイール又はリアホイールの
何れにも使用し得ることは、本開示から当業者にとって
明らかであろう。
【0016】図示の形態においては、自転車用ホイール
12は、前記センターハブ20と前記環状リム24との
間に延びる16本のスポーク22を有している。もちろ
ん、所望の場合及び/又は必要な場合には、自転車ホイ
ール12が図示の形態よりも少ない又は多いスポークを
有し得ることは、本開示から当業者にとって明らかであ
ろう。例えば、自転車用ホイール12は、12本の径方
向スポークと12本の接線方向スポークとを含む24本
のスポークを有し得る。これに代えて、自転車用ホイー
ル12は、全てのスポークが接線方向スポーク、又は、
全てのスポークが径方向スポークとされることができ
る。さらに、図示の形態においては、互いに対向する一
対のスポーク22は、環状リム24の周方向同一位置に
おいて該リム24に連結されている。しかしながら、該
一対の対向スポーク22の外端部を、環状リム24の周
方向にオフセットさせて、該環状リムに連結させ得るこ
とは、本開示から当業者にとって明らかであろう。例え
ば、図20に示す本発明に係る自転車用フロントホイー
ル12’におけるように、全ての接線方向スポーク22
の外端部を周方向にオフセットさせることも可能であ
る。
【0017】図2に示すように、前記ハブ20は、管状
本体部30を備えている。該管状本体部30は、軸方向
一方側面に4つのスポーク取付部32を有している。該
スポーク取付部32には、接線方向に延びるスポーク2
2(接線方向スポーク)を連結する為の孔34が設けら
れている。前記環状本体部30の軸方向他方側面には、
管状装着部36が配設されている。該管状装着部36に
は、径方向に延びるスポーク22(径方向スポーク)を
連結する為の複数のスポーク取付スロット38が設けら
れている。前記接線方向スポーク及び径方向スポーク
は、互いに略同一構成とされている。なお、該接線方向
スポーク及び径方向スポークは、長さ(大きさ)が若干
異なっている。従って、本明細書においては、接線方向
スポーク及び径方向スポークに同一符号を付している。
前記管状本体部30は、ハブアッセンブリ28を受け入
れるように構成された軸線孔を有している。
【0018】スポーク取付部32の数量及び形状と管状
装着部36の構成は、スポークの数及び形状に依存す
る。従って、他のタイプ及び/又は他の形状のハブが本
発明に使用され得ることは、本開示から当業者にとって
明らかであろう。さらに、前記ハブ20は、全てが径方
向スポーク又は接線方向スポークとされた態様に対応す
るように変更可能であり、及び/又は、16本より多い
又は少ないスポークに対応するように変更可能であるこ
とは、本開示から当業者にとって明らかであろう。例え
ば、24本スポーク型ホイールを形成すべく、前記ハブ
20は、(それぞれに2つの孔が設けられた)6つのス
ポーク取付部と、管状装着部に形成された12個のスポ
ーク取付スロットとを有するように、構成され得る。
【0019】図12及び図13に示すように、前記スポ
ーク22は、それぞれ、外端部40と、中央部42と、
内端部44とを備えたワンピースの単一部材として形成
されている。好ましくは、スポーク22の内端部44に
は、詳細は後述するように、スポークニップル46と螺
合する外ネジが設けられる。外端部又はスポークヘッド
40は、詳細は後述するように、補強部材又はワッシャ
48を介して、リム24に連結される。該補強部材又は
ワッシャ48は、スポーク22からリム24に付加され
る応力を分散させるように構成されている。前記外端部
40は曲げ部47を有しており、該曲げ部47の自由端
部には拡径ヘッド49が設けられている。該拡径ヘッド
49は、スポーク22をワッシャ48を介してリム24
に固定すべく、大きな幅又は大径とされている。
【0020】図1及び図8に示すように、前記リム24
は、空気タイヤ26が装着され得るように構成されてい
る。より詳しくは、該リム24は、チューブレス空気タ
イヤ26が装着され得るように構成されている。空気タ
イヤ26は、HUTCHINSON 及び MICHELN 等の種々のタイ
ヤメーカから市販されている一般的なタイヤとされ得
る。該タイヤ26については下記において詳述する。該
リム24は、自転車業界において周知な材料等の実質的
に剛性を有する材料で形成される。例えば、リム24
は、メッキ鋼,ステンレス鋼,アルミニウム,マグネシ
ウム又はチタニウム等の種々の好適な金属材料や、炭素
合成繊維等の他の非金属材料で形成され得る。
【0021】前記リム24は、側面視略円形(図1参
照)をなしており、且つ、好ましくは、中央縦断面P
(図4等参照)を基準にして対象とされる。従って、対
象部材又は部分については同一符号を付している。詳し
くは、該リム24は、図4,8及び9に示すように、環
状中空領域Aを形成すべく互いに連結された,一対の
(第1及び第2)環状側部50と、外側環状部52と、
内側環状部又はスポーク取付部54とを有している。該
リム24は、回転中心軸X回りに回転自在に構成されて
いる。前記環状側部50は、それぞれ、一対の(第1及
び第2)リブ51a及び一対の(第1及び第2)曲げ領
域51bを有するように形成されたプレート状部材であ
る。前記外側環状部52は、前記一対の環状側部50間
において軸線方向に延びる管状部材とされている。該外
側環状部52は、前記リブ51aと前記曲げ領域51b
との間の径方向位置において、前記一対の環状側部50
のそれぞれに固定的に連結されている。前記内側環状部
54は、(図4,図8及び図9に示す断面視において)
略U字状をなす管状部材とされている。該内側環状部5
4は、前記環状側部50の曲げ領域51bに固定的に連
結されている。即ち、該内側環状部54は、前記環状側
部50に固着されている。
【0022】図3〜図5に良く示されるように、前記一
対の環状側部50は、軸線方向に沿って互いに反対方向
を向く第1及び第2環状ブレーキ面60aと、軸線方向
に沿って対向する一対の(第1及び第2)環状タイヤ支
持面60bとを備えている。さらに、前記各ブレーキ面
60aから前記リブ51aの一対の(第1及び第2)環
状外側湾曲側面60dへは、2つの(第1及び第2)環
状スロープ面60cが延びている。前記外側湾曲面60
dは、好ましくは、凸状面とされ、且つ、好ましくは、
前記ブレーキ面60aからリムの軸線方向内方(リムの
中央平面に近接する方向)へ約0.3mm離間(オフセ
ット)される。前記一対のタイヤ支持面60bは互いに
対向しており、前記環状側部50における前記ブレーキ
面60aとは反対側の側面に配設されている。図示の形
態においては、前記タイヤ支持面60bは、内側リセス
領域と、前記一対のリブ51aを形成すべく該内側リセ
ス領域から延びるタイヤ保持領域とを備えている。前記
各タイヤ支持面60bにおける内側リセス領域は、互い
に略平行とされ、且つ、前記ブレーキ面60aに対して
も平行とされている。
【0023】前記スロープ面60c及び外側湾曲側面6
0dを備えることによって、リム24の材料を削減で
き、該リム24の重量を低減させることができる。詳し
くは、前記リム24は、前記外側湾曲側面60dから約
0.3mmより長く離間された一対の環状側壁(図示せ
ず)まで延びる前記スロープ面60cを有するように、
形成される。好ましくは、前記ブレーキ面60aは、そ
の後、比較的、一般的な方法で、前記リム24の環状側
部50を研磨(カッティング/シェイディング)するこ
とによって形成される。前記外側湾曲側面60dは、研
磨後の環状ブレーキ面60aと該外側湾曲側面60dと
の厚さ(又は両者の間の距離)を監視し易くしている。
好ましくは、前記リム24は、研磨(カッティング/シ
ェイディング)が終了した時点で、環状ブレーキ面60
aが外側湾曲側面60dから約0.3mmだけ離間され
るように、形成される。
【0024】前記スロープ面60cは、好ましくは、前
記ブレーキ面60aに対して約240度の角度で傾斜さ
れる。従って、斯かる好ましい態様においては、前記ス
ロープ面60cは、外側側面60d(即ち、スロープ面
60cの終点において外側湾曲側面60dに接する線)
に対して約120度の角度θを形成する。図示の形態に
おいては、前記各外側湾曲側面60dは曲率半径が約
1.0mmとされる。斯かる構成により、(研磨工程中
又はリム24の使用中において)ブレーキ領域の厚さを
容易に監視又は観察することができる。即ち、前記スロ
ープ面60c及び外側湾曲側面60dは、ブレーキ面6
0aが(外側湾曲側面60dの軸線方向位置に対応す
る)約0.3mm分だけ磨耗されたか否かをを示す磨耗
インジケータとしても機能する。
【0025】前記一対のリブ51aは、タイヤ26を保
持すべく、互いに向かって軸線方向内方へ延びている。
好ましくは、環状側部50は、最小厚さが約1.3mm
とされる。前記リブ51aは、前記タイヤ支持面60b
のリセス領域を形成すべく、前記側部50のそれぞれか
ら軸線方向に沿って互いに向かって約0.85mm延び
ている。前記曲げ領域51bは、側部50にブレーキ面
60aを形成しつつ、鋭角な外方角部60を形成する傾
斜部とされている。斯かる構成により、リム24の強度
及び耐久性が向上する。又、該構成によって、リム24
に使用される材料の量を削減できる。
【0026】前記外側環状部52は、好ましくは、約
0.9mmの厚さとされており、且つ、該外側環状部5
2は、一対の(第1及び第2)環状外方角部又は角表面
62aを形成するように、一対の環状側部50間に亘っ
て略軸線方向に延びている。前記外側環状部52は、好
ましくは、前記外方角部62aからリムの軸線方向内方
へ延びる一対の(第1及び第2)外方環状傾斜面62b
と、一対の(第1及び第2)環状リッジ62cと、一対
の(第1及び第2)内方環状傾斜面62dとを備えてい
る。好ましくは、該外側環状部52は、さらに、一対の
(第1及び第2)環状移行内方角部62eと、該一対の
内方角部62eを連結する環状連結面62fとを備えて
いる。前記一対の環状リッジ62cは、それぞれ、前記
外方環状傾斜面62bと内方環状傾斜面62dとを分離
している。前記リッジ62cは、好ましくは、図5に示
すように、対応するタイヤ支持面60bのリセス領域か
ら距離Eだけ離間される。該距離Eは、好ましくは、約
3.25mmとされる。該リッジ62cの形状について
は以下において詳述する。
【0027】図5に示されるように、前記湾曲連結面6
2fは、好ましくは、リムの軸線方向に沿って延びる凹
状湾曲管状面とされ、且つ、曲率半径R1が約4.5m
mとされる。前記移行内方角部62eは、好ましくは、
前記凹状湾曲連結面62fと前記環状内方傾斜面62d
とを滑らかに連結する凸状湾曲管状面によって形成され
る。即ち、前記湾曲連結面62fと前記環状内方傾斜面
62dとの間には、鋭角な方向変化又は鋭角な移行部が
存在しないようになっている。
【0028】前記湾曲連結面62fは、図5に示すよう
に、好ましくは、自転車用リム24の中央縦断面P上に
中心点Cを有している。該中心点Cは、リムの回転中心
軸X回りの円上に位置し、且つ、湾曲連結面62fにお
ける径方向最内点に位置している。該中心点Cは、好ま
しくは、一対の外方角部62aを通過する仮想線L1か
ら約3.95mmの距離D1だけ径方向内方へ離間され
ている。さらに、好ましくは、湾曲連結面62fの中心
点Cは、環状側部50の外周端部を通過する仮想線L2
から径方向内方へ約9.7mm離間される。即ち、好ま
しくは、前記仮想線L1は、前記仮想線L2から径方向内
方へ約5.75mmの距離D2だけ離間される。何れに
せよ、前記仮想線L1は前記仮想線L2から径方向内方へ
約4.5mm〜約6.5mmの距離D2だけ離間され
る。
【0029】仮想線L1及びL2は、図1及び5に示すよ
うに、自転車用リム24の中心回転軸Xに対して平行と
され、且つ、互いに対しても平行とされる。即ち、仮想
線L1及びL2は、自転車用リムの中心回転軸X回りに形
成される仮想円柱であって、仮想内周面が前記外方角部
62aを通り且つ仮想外周面が前記環状側部50の外周
端部を通る仮想円柱上に位置している。斯かる構成にお
いて、タイヤ受入リセスは、外側環状部52より径方向
外方であって且つ一対の環状側部50の間に形成され
る。
【0030】さらに、図5を参照すると、好ましくは、
外方及び内方環状傾斜面62b,62dは、前記外方角
部62aを通過する前記仮想線L1に対して、約3度〜
約17度の角度Vで傾斜している。より好ましくは、前
記外方及び内方環状傾斜面62b,62dは、前記仮想
線L1に対して約5度の角度Vで傾斜される。さらに、
前記外方及び内方環状傾斜面62b,62dは、好まし
くは、両者の間に環状リッジ62cが配設された状態
で、互いに略平行とされている。即ち、前記外方環状傾
斜面62bは、前記外方角部62aから前記湾曲連結面
62fへ向かってリム24の軸線方向内方へ延びてお
り、且つ、前記リッジ62cで終焉している。他方、前
記内方環状傾斜面62dは、前記リッジ62cからリム
24の軸線方向内方へ延びており、且つ、内方移行角部
62eで終焉している。斯かる構成により、略U型のタ
イヤ受入リセスが形成されている。
【0031】前述したように、内方移行角部62eは、
好ましくは、前記内方環状傾斜面62dと湾曲連結面6
2fとを連結する凸状湾曲面とされる。より詳しくは、
前記内方移行角部62eは、好ましくは、前記湾曲連結
面62fと内方環状傾斜面62dとの間がスムースに移
行するように、約3.0mmの曲率半径R2を有するも
のとされる。このように、好ましくは、曲率半径R2は
前記曲率半径R1の約2/3とされ、これにより、スム
ースな移行が形成される。何れにせよ、曲率半径R2及
び曲率半径R1は、内方環状傾斜面62dと湾曲連結面
62fとの間に急激な方向変化を有さないスムースな移
行を形成し得るように構成される。従って、リム24に
チューブレス空気タイヤ26を装着して、空気を注入す
ると、該タイヤ26の両内端部は、湾曲連結面62f,
内方移行角部62e及び内方環状傾斜面62dに沿って
スライドし、タイヤ支持面60b近傍の支持位置へ無理
なく移動する。
【0032】図6及び図7に示すように、外方環状傾斜
面62bは、好ましくは、長さBが約1.92mmとさ
れ、且つ、内方環状傾斜面62dは、好ましくは、長さ
Dが約0.16mmとされる。何れにせよ、長さDは、
好ましくは、長さBの約1/10未満とされる。さら
に、内方及び外方環状傾斜面62d,62bは、好まし
くは、直線状の平坦な円錐状面とされる。前記環状リッ
ジ62cは、3つの湾曲領域を有している。詳しくは、
前記環状リッジ62cは、外方環状凹領域S1と、環状
凸領域S2と、内方環状凹領域S3とを備えている。
【0033】外方環状凹領域S1は、好ましくは、環状
凸領域S2の曲率半径と略同一の曲率半径を有してい
る。好ましくは、内方環状凹領域S3は、外方環状凹領
域S1及び環状凸領域S2よりも大きな曲率半径を有して
いる。斯かる構成により、環状凸領域S2と内方環状凹
領域S3との間にスムースで滑らかな移行が形成され
る。図示の形態においては、外方凹領域S1及び凸領域
S2は、曲率半径が妬く0.4mmとされている。
【0034】前記凸領域S2は、好ましくは、前記内方
及び外方傾斜面62d,62bから、該凸領域S2の曲
率半径よりも小さい長さだけ、リム24の回転軸を基準
にして径方向外方へ離間された頂点を有している。即
ち、前記凸領域S2の頂点は、内方傾斜面62d及び外
方傾斜面62bを通るラインから距離D3だけ離間され
ている。図示の形態においては、距離D3は約0.3m
mとされている。内方環状凹領域S3は、好ましくは、
曲率半径が約0.8mm(又は環状凸領域S2の曲率半
径の2倍)とされる。斯かる構成により、詳細は後述す
るように、タイヤ26の一部が比較的容易にリッジ62
cを越えてリムの軸線方向外方へ移動する。その一方
で、詳細は後述するように、斯かる構成によって、タイ
ヤ26が完全にリム24に装着された後に、該タイヤ2
6の一部がリッジ62cを越えて(元へ)戻ることが防
止され、且つ、タイヤ26及びリム24間のタイトなシ
ールが得られる。
【0035】図8に示すように、タイヤ26は、外側環
状トレッド部27aと、一対の環状側壁27bと、一対
の環状保持部又はビード27cとを備えたチューブレス
タイヤとされている。前記環状側壁27bは、外側トレ
ッド部27aから、リム24の回転軸を基準にして径方
向内方へ延びている。前記環状ビード27cは、タイヤ
26の径方向内周縁部を形成している。該タイヤ26
は、好ましくは、中央縦断面Pを基準にして対象とされ
る。前記一対の環状保持部又はビード27cは、それぞ
れ、環状補強部材29を有しており、前記リム24のタ
イヤ受入リセスに保持されている。より詳しくは、前記
ビード27cは、タイヤ26に空気が充填された際に、
前記タイヤ支持面60b及びリブ51aに当接する,
(中央縦断面Pを基準にしてリム24の)軸線方向外方
を向く面を有している。さらに、前記ビード27cは、
外側環状部52と当接するように、リムの回転軸を基準
にして径方向内方を向く略平坦な内側脚部又は下方面を
有している。前記環状補強部材29は、好ましくは、金
属材料又は非金属材料によって形成された実質的に変形
しない部材とされる。
【0036】例えば、図8においては、前記補強部材2
9は、断面円形状の金属ワイヤとして図示されている。
商標 KEVLAR で販売されているアラミド繊維(又はアラ
ミド繊維織物)等の非金属材料や、他の種々の適切な非
金属材料によっても形成され得る。好ましくは、前記補
強部材29は、約2.0mmから約3.0mmの間の直
径を有するものとされる。より詳しくは、前記補強部材
29は、好ましくは、中心軸線C1を有する断面略円形
状とされる。タイヤ26等のタイヤは自転車業界におい
て周知であり、HUTCHINSON や MICHELIN 等の種々のタ
イヤメーカから市販されている。しかしながら、リム2
4の前記構成、特に、外側環状部52(湾曲連結面62
f,内方移行角部62e、リッジ62c、環状傾斜面6
2b,62d)の前記構成によって、チューブレスタイ
ヤ26は、タイヤ支持リセスに容易に装着され、且つ、
該リセス内にしっかりと保持される。
【0037】ここで、リム24へのタイヤの装着方法に
ついて詳述する。まず、前記ビード委27cが前記湾曲
連結面62fに位置するように、タイヤ26をリム24
へ装着する。この状態において、タイヤ26には空気が
充填されていない。タイヤに空気を充填すると、前記ビ
ード27cは、装着位置又は着座位置へ向かって移動す
る(即ち、タイヤ支持面60bへ向かって移動する)。
タイヤ26の空気圧が25lbs.psi に達すると、前記ビ
ード27cは、図8に示すように、着座位置へ移動す
る。前記ビード27cが着座位置へ向けて移動すると、
該ビード27cの内側面又は下方面がリッジ62cによ
って変形され、これにより、外側環状部52との間にタ
イトなシールを形成する。タイヤへの空気充填は、約2
9 lbs.psiから 約58 lbs.psi の間の適切な圧力に達
するまで継続される。
【0038】タイヤ26がリム24に装着され、適切に
空気が充填されると、前記補強部材29は、図8に示す
ように、リブ51aとリッジ62cとの間に確実に位置
する。詳しくは、前記環状補強部材29は、少なくとも
一部が前記リッジ62cの上方に位置するように、前記
ビード27cにおける外方環状側面(即ち、タイヤ支持
面60b)から離間されている。好ましくは、前記補強
部材29は、前記リッジ62cを越えて内方へ位置しな
いようにされ、これにより、前記ビード27cが確実に
保持される。なお、前記ビード27cは、一部(即ち、
ビード27cの内端部)が前記リッジ62cを越えて内
方に位置するように、該リッジ62cに支持される態様
も含まれる。即ち、リッジ62cは、補強部材29の中
心軸線C1と前記ビード27cの内側脚面の内方端部
(即ち、ビード27cの軸線方向内端部)との間に位置
される。さらに、前記ビード27cは、好ましくは、前
記リブ51aを受け入れるように構成された環状リセス
を備えることができ、これにより、該補強部材29をリ
ブ51aの下方(リム24の回転軸を基準にして径方向
内方)に位置させることができる。
【0039】引き続き図8を参照しつつ説明すると、前
記構成を備えることによって、タイヤ26に圧力が掛か
った際の空気ロスを最少化することができる。より詳し
くは、岩等の障害物がタイヤ26に当接した場合には、
該タイヤに圧力が付加される。斯かる場合には、前記外
側環状部52の前記構成によって、タイヤ26に局所的
な偏向又は変形が生じる。しかしながら、前記外側環状
部52の前記構成によって、タイヤにおける前記ビード
27及び補強部材29は着座位置に保持される。さら
に、リム24の前記構成によって、空気ロスの最少化が
図られる。又、斯かる構成によって、タイヤ空気圧が通
常又は適切なレベルから落ち込んだ場合であっても、空
気ロスは最少化され、且つ、タイトなシール性は維持さ
れる。
【0040】図9に良く示されるように、外側環状部5
2は、好ましくは、後述するように、チューブレスタイ
ヤ26の使用を可能とする為に、バルブ75の一部を受
け入れ得るように構成された一個のバルブ開口72を除
き、開口を有さないものとされる。何れにせよ、詳細は
後述するが、該外側環状部52は、リム24に連結され
るスポークの数量の半分よりも少ない数の開口しか有さ
ない。例えば、リム24が16本のスポークを有する場
合には、外側環状部52における開口は、8個よりも少
なく(即ち、7個以下)とされる。
【0041】ここで、再度、図3〜11を参照すると、
内側環状部54は、スポーク取付部とされている。詳し
くは、該内側環状部54は、内側環状領域64と、一対
の(第1及び第2)スポーク取付領域66とを含んでい
る。前記内側環状領域64は、好ましくは、約0.9m
mの厚さとされ、且つ、リム24の径方向最内端部を画
する管状部材とされる。前記スポーク取付領域66は、
前記内側環状領域64から径方向外方へ延び、且つ、前
記環状側部50の曲げ領域51bに固着されている。こ
のように、前記内側環状部54は、環状側部50及び外
側環状部52に固定連結されている。前記スポーク取付
領域66は、好ましくは、約1.1mmの厚さとされ、
且つ、前記曲げ領域51b及び内側環状部54の形状に
よって、環状側部50からオフセットされている。より
詳しくは、前記スポーク取付領域66は、好ましくは、
前記環状側部50からリム24の中央縦断面Pへ向かっ
てオフセットされており、且つ、該環状側部50に対し
て傾斜している。
【0042】前記スポーク取付領域66は、図3及び図
4に良く示されるように、周方向に配設された複数のス
ポーク開口76を有している。好ましくは、前記スポー
ク取付領域66は、径方向長さが約11.8mmとされ
る。図示の形態においては、一対のスポーク取付領域6
6のそれぞれに設けられたスポーク開口76は、周方向
に関して互いに位置合わせされている。しかしながら、
後述する本発明に係る他の実施の形態において説明する
ように、必要及び/又は所望により、一方及び他方のス
ポーク取付領域66に形成されたスポーク開口を互いに
オフセットさせ得ることは、本開示から当業者にとって
明らかであろう。前記スポーク開口76は、好ましく
は、環状側部50における曲げ領域51bに近接するよ
うに、内側環状領域64よりも径方向外方に位置され
る。しかしながら、スポーク22をスポーク取付領域6
6を介してリム24に取り付けた場合、該スポーク22
は、前記曲げ領域51bの存在によって、リム24のブ
レーキ動作に抵触しないようになっている。
【0043】前述したように、外側環状部52は、好ま
しくは、前記バルブ75の一部を受け入れるように構成
された単一の開口72のみを有している。図9に示すよ
うに、内側環状部54も、バルブ75の一部を受け入れ
るように構成されたバルブ開口74を有している。より
詳しくは、該バルブ開口74は、好ましくは、内側環状
部54における内側環状領域64に形成される。好まし
くは、前記外側環状部52は、前記バルブ開口72を除
き、開口を有さないものとされる。さらに、前記内側環
状領域64も、前記バルブ開口74を除き、開口を有さ
ないものとされる。前記バルブ75は一般的なものとさ
れ、好ましくは、隣接するスポーク22間の略中央に配
設される。斯かるバルブ75については、本明細書にお
いては詳細には説明又は図示しない。
【0044】前記スポーク開口76は、スポーク取付領
域66に形成され、且つ、好ましくは、該スポーク取付
領域66の周方向に沿って略等間隔に配設される。本実
施の形態においては、複数のスポーク開口76は、好ま
しくは、前記スポーク22の外端部よりも大径の円形開
口とされる。好ましくは、スポーク開口76は、一般的
なスポーク開口よりも大径とされる。このように大径の
スポーク開口を採用することによって、ワッシャ48
が、リム24に付加される応力を従来の丸形スポークよ
りも大きな領域に分散させ、これにより、リム24の疲
労損傷及び/又は磨耗が最少化される。
【0045】図4に示すように、スポーク開口76は、
好ましくは、スポーク取付領域66の径方向長さの半分
よりも長い(即ち、約5.9mmよりも長い)径方向長
さを有している。より好ましくは、前記スポーク開口7
6は、径方向長さ又は直径が約6.1mm±0.05m
mとされた略円形開口とされる。何れにせよ、スポーク
開口76は、図10及び図11に示すように、補強部材
48が装着されたスポーク22の外端部40が挿通され
得るような、形状及び大きさとされる。さらに、スポー
ク開口76は、スポーク22がリム24及びハブ20に
装着された際に、補強部材48を備えたスポーク22の
外端部40が該スポーク開口76内に保持され得るよう
な、大きさ及び形状とされる。
【0046】次に、図14〜19を参照しつつワッシャ
48について説明する。該ワッシャ48は、図10及び
11に示すように、スポーク開口76に対する第1相対
姿勢においては、該スポーク開口76を挿通し得るよう
に構成されている。さらに、該ワッシャ48は、図3に
示すように、スポーク開口76に対する第2相対姿勢に
おいては、該スポーク開口76内に保持され得るように
構成されている。該ワッシャ48は、好ましくは、第1
(小)略円形段部80と、第2(大)細長段部82と、
中央に形成されたスポーク貫通孔84とを備えている。
該ワッシャ48は、好ましくは、ワンピースの単一金属
部材として形成される。
【0047】好ましくは、前記ワッシャ48は、少なく
とも約2.2mmの軸方向厚さを有する。前記第1
(小)段部80の軸方向厚さは、好ましくは、スポーク
取付領域66の厚さ(例えば、約1.1mm)と略同一
とされ、他方、前記第2(大)段部82の軸方向厚さ
は、好ましくは、前記第1(小)段部80の軸方向厚さ
よりも大きくされる。何れにせよ、スポーク22の外端
部40に連結された状態のワッシャ4848が第1相対
姿勢においてはスポーク開口76を挿通し、且つ、第2
相対姿勢においてはスポーク開口76内に保持されるよ
うに、該ワッシャ48は、スポーク開口76に対する第
1横方向長さY及び第2横方向長さZ(図14及び15
参照)を有するものとされる。
【0048】前記ワッシャ48の第1略円形段部80は
第1最大幅を有し、且つ、第2細長段部82は前記第1
最大幅よりも大きい第2最大幅を有しており、該第1段
部80と第2段部82との間には2つの当接面86a,
86bが形成されるようになっている。前記第1段部8
0は、前記リム24のスポーク取付領域66のスポーク
開口76内に配置し得るような大きさ及び形状とされて
おり、前記当接面86がリム24の内周面と当接し得る
ようになっている。なお、本実施の形態においては、第
2横方向幅Z(図14参照)は、ワッシャ48をスポー
ク開口76内に保持すべく、第2細長段部82の第2最
大幅と略同一とされている。
【0049】前記当接領域86a,86bは、それぞ
れ、第2段部82における一対の端面87a,87b
(底端面87a及び上端面87b)から第1端部80の
外周面まで延びている。前記端面87a,87bは、第
2段部82の第2最大幅及びワッシャ48の第2横方向
幅Zに対応した直径を有する仮想円柱の外周面上に位置
するように、ワッシャ48の軸線方向に沿って延びる円
柱面の一部とされている。
【0050】前記ワッシャ48は、該ワッシャ48の軸
線方向に沿って延びる一対の湾曲側面88を有してい
る。前記第1横方向長さY(図15参照)は、前記一対
の湾曲側面88の間の距離である。該第1横方向長さY
は、好ましくは、スポーク開口76と同一、又は、該ス
ポーク開口76より若干小さくされる。より好ましく
は、前記横方向幅Y(図15参照)は、約6.0mm±
0.05mmとされる。即ち、好ましくは、前記湾曲側
面88は、直径が約6.0mm±0.05mmの仮想円
又は仮想円柱上に位置する。従って、前記第1横方向幅
Yは、前記仮想円又は仮想円柱の直径とみなすことがで
きる。
【0051】図15に良く示されるように、前記湾曲側
面88は、一対の第1湾曲側部領域88aと、一対の第
2湾曲側部領域88bとによって構成される。好ましく
は、前記第1段部80の最大幅は約6.0mm(+0.
05mm又は−0.01mm)とされる。即ち、好まし
くは、第1段部80の最大幅は、前記第1横方向幅Yよ
りも若干大きくされる。このように、図示の形態におい
ては、前記第1段部80は、完全な円柱状外周面ではな
く、一対の第1湾曲側部領域88aを有している。言い
換えると、前記第1段部80の外周面は、前記一対の第
1湾曲側部領域88aを除き、略円柱形状をなしてい
る。
【0052】前記湾曲側面88は、前記第1段部80及
び第2段部82における一対の軸方向端面90,92間
に亘って延びる凸状湾曲面とされており、複数対の平行
エッジを形成している。即ち、第1軸方向端面90には
一対の第1エッジ90が形成され、当接面86a,86
bには一対の第2エッジ93a及び一対の第2エッジ9
3bが形成され、且つ、第2軸方向端面92には一対の
第3エッジ95が形成されている。
【0053】前記スポーク孔84は、スポーク22が挿
通自在となるように、構成されている。図示の形態にお
いては、スポーク22は中央部42が断面楕円形状とさ
れている。従って、スポーク孔84は、該中央部42が
挿通可能となるようにスポーク孔84の有効直径又は有
効開口幅を拡張するスロット94を有している。
【0054】前記第1段部80の軸方向端面には、傾斜
状の切り欠き又はノッチ96が形成されている。該ノッ
チ96は、スポーク22の外端部40の曲げ部47を収
容する。好ましくは、該ノッチ96は、前記スロット9
4から周方向に約135度離間した位置に配置される。
斯かる構成により、スポーク22の曲げ部47が前記ノ
ッチ96内に着座されると、スポーク22の軸方向移動
が制限される。
【0055】フロントホイール 図20〜22には、変更されたフロントハブ20’と、
ワッシャ48を有する20本の接線方向スポーク22
と、リム24’とを備えた本発明の他の形態に係る自転
車用ホイール12’が図示されている。前記リム24’
は、スポーク開口の構成が前記変更ハブ20’と共に使
用され得るように変更されている点を除き、前記リム2
4と実質的に同一である。より詳しくは、前記リム2
4’は、前記実施の形態1におけるリム24におけるよ
うに、周方向に位置合わせされた一対のスポーク開口7
6ではなく、周方向にオフセットされたスポーク開口7
6’の対を備えている。さらに、該リム24’は、20
本のスポーク22と共に使用され得るように構成されて
いる。該リム24’と前記リム24との共通性に鑑み、
該リム24’については相異点を中心に説明する。
【0056】ホイール12’はフロントホイールとされ
ているが、本開示から当業者にとって明らかなように、
該ホイール12’はフロントホイール又はリアホイール
の何れにも適用することができる。さらに、当業者にと
って明らかなように、前記リム24’は、必要及び/又
は所望により、20本より多く又は20本より少ないス
ポークに適用可能であり、又、径方向スポークに適用す
ることも可能である。又、前記リム24の説明の多くが
本実施の形態におけるリム24’に適用されることは、
本開示から当業者にとって明らかであろう。
【0057】リム24’は、一対の環状側部50’と、
外側環状部52’と、内側環状部54’とを備えてい
る。該環状側部50’及び外側環状部52’は、前記実
施の形態1における自転車用ホイール12の環状側部5
0及び外側環状部52と実質的に同一である。従って、
該環状側部50’及び外側環状部52’については、こ
こでは詳細には説明及び図示しない。他方、前記内側環
状部54’は、前記実施の形態1におけるリム24の内
側環状部54に対して若干変更されている。より詳しく
は、該内側環状部54’は、内側環状領域64’と、一
対の環状スポーク取付領域66’とを備えている。該一
対の傾斜環状領域64’は、周方向に配設された複数の
スポーク開口76’を備えている。
【0058】本実施の形態におけるスポーク開口76’
は、対向するスポーク開口76’の対が、周方向にオフ
セットされている点を除き、前記リム24におけるスポ
ーク開口76と同一である。該スポーク開口76’は、
前記実施の形態1におけると同様の方法で、補強部材又
はワッシャ48を備えたスポーク22の外端部40を受
け入れるように構成されている。該リム24’は、20
本の接線方向スポーク22を備えたフロントハブ20’
に適用されるように構成されている。即ち、該ハブ2
0’は2つのスポーク取付フランジを有している。該ス
ポーク取付フランジは、それぞれ、5つのスポーク取付
点32’を有している。各スポーク取付点には、2つの
スポーク22が連結される。斯かるタイプのハブは、比
較的、一般的である。従って、該ハブ20’について
は、詳細には説明及び図示しない。このように、前記リ
ム24のスポーク開口76の構成(又は配置)が本実施
の形態におけるリム24’においては若干変更されてい
る点を除き、該リム24’は前記実施の形態1における
リム24と実質的に同一である。従って、該リム24’
については、詳細には説明及び図示しない。
【0059】なお、本明細書で使用した「実質的」,
「略」,「約」又は「ほぼ」等の程度を示す用語は、結
果物が実質的に異なるものとはならないような許容範囲
を包含する。従って、これらの用語は、本発明の作用を
損なわない限り、±5%の幅を有するものと解釈される
べきである。
【0060】本発明を説明する為に前記実施の形態のみ
を選択したが、特許請求の範囲によって画される本発明
の要旨から逸脱することなく、種々の変形又は変更が可
能なことは、本開示から当業者にとって明らかであろ
う。さらに、本発明に係る前記実施の形態は、本発明を
説明する為のものであり、特許請求の範囲によって画さ
れる発明の範囲又はその均等範囲を制限するものではな
い。
【0061】
【発明の効果】以上のように、障害物がタイヤに当接し
て該タイヤに圧力が掛かった際における空気ロスの最少
化を図ることができる。又、タイヤの空気圧が低い場合
であっても、該タイヤからの空気漏れを最少化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、リアハブと、複数(16本)の補強部
材付スポークと、本発明の実施の形態1に係るリムとを
有する自転車用ホイールの側面図である。
【図2】図2は、図1に示すリアハブの拡大側面図であ
り、スポークの内端部が該ハブに連結されている状態を
示している。
【図3】図3は、図1に示す自転車用ホイールの部分拡
大側面図であり、リムと周方向に位置合わせされた2本
のスポークとの連結状態を示している。
【図4】図4は、図3における4-4線に沿った自転車用
リムの部分縦断面図であり、一対のスポークを外観図で
示し、且つ、リム及び補強部材を断面図で示している。
【図5】図5は、図4に示す自転車用リムにおける径方
向外方部分の部分拡大縦断面図である。
【図6】図6は、図5に示す自転車用リムの径方向外方
部分における第1傾斜部の拡大模式図であり、第1リッ
ジの形状を示している。
【図7】図7は、図5に示す自転車用リムの径方向外方
部分における第2傾斜部の拡大模式図であり、第2リッ
ジの形状を示している。
【図8】図8は、図1における8-8線に沿った自転車用
リムの部分縦断面図であり、タイヤが装着位置にある状
態を示している。
【図9】図9は、図1における9-9線に沿った自転車用
リムの部分縦断面図であり、バルブ受入孔を示してい
る。
【図10】図10は、前記自転車用リアホイールの部分
拡大側面図であり、スポーク及び補強部材を一のスポー
ク開口内に挿入する前の状態であって、該スポーク及び
補強部材がリムに対する第1姿勢に置かれている状態を
示している。
【図11】図11は、前記自転車用リアホイールの部分
拡大側面図であり、スポーク及び補強部材を一のスポー
ク開口内に挿入し始めている状態であって、該スポーク
及び補強部材がリムに対する第1姿勢に置かれている状
態を示している。
【図12】図12は、図1〜4,10及び11に示す一
のスポークの側面図である。
【図13】図13は、図12に示すスポークの正面図で
ある。
【図14】図14は、図3,4,10及び11に示す一
の補強部材又はワッシャを一方面から視た側面図であ
る。
【図15】図15は、図14に示す補強部材又はワッシ
ャの端面図である。
【図16】図16は、図14及び15に示す補強部材又
はワッシャを他方面から視た側面図である。
【図17】図17は、図14〜16に示す補強部材又は
ワッシャを側方から視た端面図である。
【図18】図18は、図14における18-18線に沿った
補強部材又はワッシャの断面図である。
【図19】図19は、図14における19-19線に沿った
補強部材又はワッシャの断面図である。
【図20】図20は、フロントハブと、複数(20本)
の補強部材付スポークと、本発明の実施の形態2に係る
リムとを備えた自転車用フロントホイールの側面図であ
る。
【図21】図21は、図20に示す自転車用ホイールの
部分拡大側面図であり、リムと、周方向にオフセットさ
れた2本のスポークとの連結状態を示している。
【図22】図22は、図21における22-22線に沿った
自転車用リムの部分縦断面図であり、周方向にオフセッ
トされた2本のスポークを示している。
【符号の説明】
12 ホイール 24 自転車用リム 26 自転車用タイヤ 27a 外側トレッド部 27b 環状側壁 27c 環状ビード 29 補強部材 50 環状側部 51a リブ 52 外側環状部 54 内側環状部又はスポーク取付部 60a ブレーキ面 60b タイヤ支持面 60c スロープ面 60d 外側湾曲面 62a 外方角部 62b 外方傾斜面 62c リッジ 62d 内方傾斜面 62e 内方角部 62f 中央連結面 72 バルブ孔 P 中央平面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60B 21/10 B60B 21/10 B60C 3/02 B60C 3/02 Z

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する第1及び第2環状タイヤ
    支持面を形成するように互いに向かって延びる第1及び
    第2リブを有する第1及び第2環状側部と、 第1及び第2外方角部を形成しつつ前記第1及び第2環
    状側部間に延びる外側環状部であって、中央連結面と、
    前記第1及び第2外方角部の近傍に位置した第1及び第
    2外方傾斜面と、前記中央連結面の近傍に位置した第1
    及び第2内方傾斜面と、前記第1及び第2外方傾斜面と
    前記第1及び第2内方傾斜面とを分離する第1及び第2
    リッジとを有する外側環状部と、 前記第1及び第2環状側部と前記外側環状部に固定連結
    されたスポーク取付部とを備えていることを特徴とする
    自転車用リム。
  2. 【請求項2】 前記第1内方傾斜面及び前記第1外方傾
    斜面は、前記第1及び第2外方角部を通る仮想線に対し
    て、約3度〜約17度の角度で傾斜し、 前記第2内方傾斜面及び前記第2外方傾斜面は、前記第
    1及び第2外方角部を通る前記仮想線に対して、約3度
    〜約17度の角度で傾斜していることを特徴とする請求
    項1に記載の自転車用リム。
  3. 【請求項3】 前記第1内方傾斜面及び前記第1外方傾
    斜面は、前記第1及び第2外方角部を通る前記仮想線に
    対して、約5度の角度で傾斜し、 前記第2内方傾斜面及び前記第2外方傾斜面は、前記第
    1及び第2外方角部を通る前記仮想線に対して、約5度
    の角度で傾斜していることを特徴とする請求項2に記載
    の自転車用リム。
  4. 【請求項4】 前記第1内方及び外方傾斜面は平行とさ
    れ、且つ、前記第2内方及び外方傾斜面は平行とされて
    いることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の
    自転車用リム。
  5. 【請求項5】 前記第1外方傾斜面は第1外方長さを有
    し、且つ、前記第1内方傾斜面は前記第1外方長さより
    も短い第1内方長さを有しており、 前記第2外方傾斜面は第2外方長さを有し、且つ、前記
    第2内方傾斜面は前記第2外方長さよりも短い第2内方
    長さを有していることを特徴とする請求項1から4の何
    れかに記載の自転車用リム。
  6. 【請求項6】 前記第1内方長さは前記第1外方長さの
    1/10未満であり、 前記第2内方長さは前記第2外方長さの1/10未満で
    あることを特徴とする請求項5に記載の自転車用リム。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2外方長さは約1.92
    mmであることを特徴とする請求項6に記載の自転車用
    リム。
  8. 【請求項8】 前記第1タイヤ支持面は、第1リセス領
    域と、前記第1リブを形成すべく該第1リセス領域から
    延びる第1保持領域とを有し、 前記第2タイヤ支持面は、第2リセス領域と、前記第2
    リブを形成すべく該第2リセス領域から延びる第2保持
    領域とを有していることを特徴とする請求項1から7の
    何れかに記載の自転車用リム。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2リッジは、それぞれ、
    前記第1及び第2リセス領域から約3.25mm離間さ
    れていることを特徴とする請求項8に記載の自転車用リ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2リセス領域は略平行
    とされていることを特徴とする請求項8又は9に記載の
    自転車用リム。
  11. 【請求項11】 前記第1環状リッジは、前記第1内方
    及び外方傾斜面に滑らかに連結された第1凸状湾曲面を
    有し、 前記第2環状リッジは、前記第2内方及び外方傾斜面に
    滑らかに連結された第2凸状湾曲面を有していることを
    特徴とする請求項1から10の何れかに記載の自転車用
    リム。
  12. 【請求項12】 前記第1及び第2凸状湾曲面は曲率半
    径が約0.4mmとされていることを特徴とする請求項
    11に記載の自転車用リム。
  13. 【請求項13】 前記第1リッジは、前記第1凸状湾曲
    面を前記第1内方及び外方傾斜面に連結する凹状移行領
    域を有し、 前記第2リッジは、前記第2凸状湾曲面を前記第2内方
    及び外方傾斜面に連結する凹状移行領域を有しているこ
    とを特徴とする請求項11又は12に記載の自転車用リ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記第1リッジは、前記第1外方傾斜
    面を通る線から約0.3mm離間された第1上端部を有
    し、 前記第2リッジは、前記第2外方傾斜面を通る線から約
    0.3mm離間された第2上端部を有していることを特
    徴とする請求項1から13の何れかに記載の自転車用リ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2環状側部は、それぞ
    れ、第1及び第2環状ブレーキ面を有していることを特
    徴とする請求項1から14の何れかに記載の自転車用リ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2環状側部は、それぞ
    れ、前記第1及び第2環状ブレーキ面における径方向外
    端部を形成するように、該第1及び第2環状ブレーキ面
    から延びる第1及び第2スロープ面を有していることを
    特徴とする請求項15に記載の自転車用リム。
  17. 【請求項17】 前記第1及び第2環状側部は、それぞ
    れ、第1及び第2外側湾曲面を有し、 前記第1及び第2スロープ面は、前記第1及び第2外側
    湾曲面で終焉していることを特徴とする請求項16に記
    載の自転車用リム。
  18. 【請求項18】 前記中央連結面を通過する中央平面に
    対して対称とされていることを特徴とする請求項1から
    17の何れかに記載の自転車用リム。
  19. 【請求項19】 前記外側環状部は、バルブの一部を受
    け入れるように構成された単一のバルブ孔を除き、開口
    を有さないことを特徴とする請求項1から18の何れか
    に記載の自転車用リム。
  20. 【請求項20】 自転車用リムと該自転車用リムに装着
    される自転車用タイヤとを有するリム及びタイヤアッセ
    ンブリであって、 前記自転車用リムは、 対向する第1及び第2環状タイヤ支持面を形成するよう
    に、互いに向かって延びる第1及び第2リブを有する第
    1及び第2環状側部と、 第1及び第2外方角部を形成しつつ、前記第1及び第2
    環状側部の間に延びる外側環状部であって、前記第1及
    び第2外方角部からそれぞれリムの中央平面に近接する
    方向へへ離間された位置に第1及び第2リッジを有する
    外側環状部と、 前記第1及び第2環状側部に固定連結されたスポーク取
    付部とを備えており、 前記自転車用タイヤは、 外側環状トレッド部と、 該外側環状トレッド部に連結され、且つ、該外側環状ト
    レッド部から径方向内方へ延びる第1及び第2環状側壁
    と、 前記第1及び第2環状側壁に連結された第1及び第2環
    状ビードとを備えており、 前記第1及び第2環状ビードは、それぞれ、前記第1及
    び第2環状タイヤ支持面に支持される第1及び第2環状
    側面と、前記第1及び第2リッジに支持される第1及び
    第2内側環状面とを有していることを特徴とするリム及
    びタイヤアッセンブリ。
  21. 【請求項21】 前記第1ビードは、前記第1リッジよ
    りリムの中央平面に近接配置された第1内方領域と、前
    記第1リッジよりリムの中央平面から離間配置された第
    1外方領域とを有し、 前記第2ビードは、前記第2リッジよりリムの中央平面
    に近接配置された第2内方領域と、前記第2リッジより
    リムの中央平面から離間配置された第2外方領域とを有
    していることを特徴とする請求項20に記載のリム及び
    タイヤアッセンブリ。
  22. 【請求項22】 前記第1内方領域は前記リムにおける
    前記外側環状部から離間され、且つ、前記第1外方領域
    は該外側環状部に当接しており、 前記第2内方領域は前記リムにおける前記外側環状部か
    ら離間され、且つ、前記第2外方領域は該外側環状部に
    当接していることを特徴とする請求項21に記載のリム
    及びタイヤアッセンブリ。
  23. 【請求項23】 前記第1ビードは第1環状補強部材を
    有し、 前記第2ビードは第2環状補強部材を有していることを
    特徴とする請求項20から22の何れかに記載のリム及
    びタイヤアッセンブリ。
  24. 【請求項24】 前記第1及び第2環状補強部材は金属
    製であることを特徴とする請求項23に記載のリム及び
    タイヤアッセンブリ。
  25. 【請求項25】 前記第1及び第2環状補強部材は非金
    属製であることを特徴とする請求項23に記載のリム及
    びタイヤアッセンブリ。
  26. 【請求項26】 前記第1及び第2環状補強部材は、約
    2.0mm〜約3.0mmの間の幅を有していることを
    特徴とする請求項23から25の何れかに記載のリム及
    びタイヤアッセンブリ。
  27. 【請求項27】 前記第1及び第2環状補強部材は断面
    略円形であることを特徴とする請求項26に記載のリム
    及びタイヤアッセンブリ。
  28. 【請求項28】 前記第1及び第2環状補強部材の少な
    くとも一部分がそれぞれ前記第1及び第2リッジ上に位
    置するように、該第1及び第2環状補強部材は、前記第
    1及び第2環状側面から離間されていることを特徴とす
    る請求項23から27の何れかに記載のリム及びタイヤ
    アッセンブリ。
  29. 【請求項29】 前記第1タイヤ支持面は、第1リセス
    領域と、第1リブを形成するように該第1リセス領域か
    ら延びる第1保持領域とを有し、 前記第2タイヤ支持面は、第2リセス領域と、第2リブ
    を形成するように該第2リセス領域から延びる第2保持
    領域とを有していることを特徴とする請求項21から2
    8の何れかに記載のリム及びタイヤアッセンブリ。
  30. 【請求項30】 前記第1及び第2リッジは、前記第1
    及び第2リセス領域からリムの中央平面に近接する方向
    へ約3.25mm離間されていることを特徴とする請求
    項29に記載のリム及びタイヤアッセンブリ。
  31. 【請求項31】 前記第1及び第2リセス領域は略平行
    とされていることを特徴とする請求項20から30の何
    れかに記載のリム及びタイヤアッセンブリ。
  32. 【請求項32】 前記外側環状部は、前記第1及び第2
    外方角部と前記第1及び第2リッジとの間にそれぞれ配
    設された第1及び第2外方傾斜面を有していることを特
    徴とする請求項20から31の何れかに記載のリム及び
    タイヤアッセンブリ。
  33. 【請求項33】 前記第1及び第2外方傾斜面は、前記
    第1及び第2外方角部を通る仮想線に対して約5度の角
    度で傾斜していることを特徴とする請求項32に記載の
    リム及びタイヤアッセンブリ。
  34. 【請求項34】 前記タイヤは、前記第1及び第2リブ
    のそれぞれと連結するように構成された第1及び第2環
    状リセスを有していることを特徴とする請求項20から
    33の何れかに記載のリム及びタイヤアッセンブリ。
  35. 【請求項35】 前記外側環状部は、バルブの一部を受
    け入れるように構成された単一のバルブ孔を除き、開口
    を有さないことを特徴とする請求項20から34の何れ
    かに記載のリム及びタイヤアッセンブリ。
  36. 【請求項36】 互いに対向する第1及び第2タイヤ支
    持面を形成する第1及び第2端部を有する第1及び第2
    環状側部と、 前記第1及び第2環状側部の間に延び、且つ、タイヤを
    支持し得るように構成された外側環状部と、 前記第1及び第2環状側部に固定連結されたスポーク取
    付部とを備え、 前記第1及び第2環状側部は、それぞれ、第1及び第2
    外側面と、該第1及び第2外側面から離間された第1及
    び第2環状ブレーキ面と、該第1及び第2環状ブレーキ
    面から前記第1及び第2外側面へ延びる第1及び第2ス
    ロープ面とを有していることを特徴とする自転車用リ
    ム。
  37. 【請求項37】 前記第1及び第2スロープ面は、それ
    ぞれ、前記第1及び第2環状ブレーキ面に対して約24
    0度の角度で傾斜しており、該第1及び第2環状ブレー
    キ面の第1及び第2径方向外方エッジを形成しているこ
    とを特徴とする請求項36に記載の自転車用リム。
  38. 【請求項38】 前記第1及び第2環状側部における前
    記第1及び第2端部は、それぞれ、前記第1及び第2外
    側面を形成する第1及び第2凸状湾曲面を有しているこ
    とを特徴とする請求項37に記載の自転車用リム。
  39. 【請求項39】 前記第1及び第2スロープ面は、それ
    ぞれ、第1及び第2内方角部を形成するように、前記第
    1及び第2凸状湾曲面で終焉していることを特徴とする
    請求項38に記載の自転車用リム。
  40. 【請求項40】 前記第1及び第2スロープ面は、それ
    ぞれ、第1及び第2内方角部を形成するように、前記第
    1及び第2外側面に対して約120度の角度で傾斜して
    いることを特徴とする請求項36から39の何れかに記
    載の自転車用リム。
  41. 【請求項41】 自転車用リム及び自転車用タイヤを有
    するリム及びタイヤアッセンブリであって、 前記自転車用リムは、 対向する第1及び第2環状タイヤ支持面を形成するよう
    に互いに向かって延びる第1及び第2リブを有する第1
    及び第2環状側部と、 第1及び第2外方角部を形成しつつ、前記第1及び第2
    環状側部の間に延びる外側環状部であって、前記第1及
    び第2外方角部からそれぞれリムの中央平面に近接する
    方向へ離間された位置に第1及び第2リッジを有する外
    側環状部と、 前記第1及び第2環状側部に固定連結されたスポーク取
    付部とを備え、 前記自転車用タイヤは、 環状外側トレッド部と、 該環状外側トレッド部に連結され、且つ、該環状外側ト
    レッド部から径方向内方に延びる第1及び第2環状側壁
    と、 前記第1及び第2環状側壁に連結された第1及び第2環
    状ビードであって、前記第1及び第2リッジ上に支持さ
    れる第1及び第2内方脚面を有する第1及び第2環状ビ
    ードとを備え、 前記第1及び第2環状ビードは、それぞれ、第1及び第
    2中心軸を有する第1及び第2環状補強部材を有してお
    り、 前記第1及び第2環状補強部材は、前記第1及び第2リ
    ッジが前記第1及び第2中心軸と前記第1及び第2内方
    脚面におけるリムの中央平面に近接した第1及び第2エ
    ッジとの間に位置するように配設されていることを特徴
    とするリム及びタイヤアッセンブリ。
  42. 【請求項42】 前記第1及び第2環状補強部材は金属
    製であることを特徴とする請求項41に記載のリム及び
    タイヤアッセンブリ。
  43. 【請求項43】 前記第1及び第2環状補強部材は非金
    属製であることを特徴とする請求項41に記載のリム及
    びタイヤアッセンブリ。
  44. 【請求項44】 前記第1及び第2環状補強部材は約
    2.0mm〜約3.0mmの幅を有していることを特徴
    とする請求項41から43の何れかに記載のリム及びタ
    イヤアッセンブリ。
  45. 【請求項45】 前記第1及び第1環状補強部材は断面
    略円形であることを特徴とする請求項44に記載のリム
    及びタイヤアッセンブリ。
  46. 【請求項46】 前記第1及び第2環状補強部材の少な
    くとも一部がそれぞれ前記第1及び第2リッジの上方に
    位置するように、該第1及び第2環状補強部材は前記第
    1及び第2環状タイヤ支持面から離間されていることを
    特徴とする請求項41から45の何れかに記載のリム及
    びタイヤアッセンブリ。
  47. 【請求項47】 前記第1及び第2環状補強部材は、そ
    れぞれ、前記第1及び第2リブの下方に位置しているこ
    とを特徴とする請求項46に記載のリム及びタイヤアッ
    センブリ。
  48. 【請求項48】 前記外側環状部は、前記第1及び第2
    環状ビードをそれぞれ支持すべく、前記第1及び第2外
    方角部と前記第1及び第2リッジとの間に配設された第
    1及び第2外方傾斜面を有していることを特徴とする請
    求項41から47の何れかに記載のリム及びタイヤアッ
    センブリ。
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