JP2003018979A - 機能性飲料 - Google Patents
機能性飲料Info
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- JP2003018979A JP2003018979A JP2001206838A JP2001206838A JP2003018979A JP 2003018979 A JP2003018979 A JP 2003018979A JP 2001206838 A JP2001206838 A JP 2001206838A JP 2001206838 A JP2001206838 A JP 2001206838A JP 2003018979 A JP2003018979 A JP 2003018979A
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- JP
- Japan
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- vitamin
- functional
- beverage
- symptoms
- eye strain
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】眼精疲労症状の軽減に高い効果を有する機能性
飲料を提供する。 【解決手段】１００ｍｌあたり、ビタミンＡ類を５００
〜５０００ＩＵ、ビタミンＢ１類を２〜５０ｍｇ及びア
ントシアニンを含み、さらにビタミンＢ２類およびビタ
ミンＢ６類から選択された少なくとも一種を含むことを
特徴とする酸性機能性飲料。
飲料を提供する。 【解決手段】１００ｍｌあたり、ビタミンＡ類を５００
〜５０００ＩＵ、ビタミンＢ１類を２〜５０ｍｇ及びア
ントシアニンを含み、さらにビタミンＢ２類およびビタ
ミンＢ６類から選択された少なくとも一種を含むことを
特徴とする酸性機能性飲料。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビタミン類とアン
トシアニンを含有する眼精疲労症状の軽減に効果を有す
る機能性飲料に関する。
トシアニンを含有する眼精疲労症状の軽減に効果を有す
る機能性飲料に関する。
【０００２】
【従来の技術】会社ではパソコン、自宅においてはテレ
ビやテレビゲームと、現代社会においては長時間にわた
って継続的に目を使い続けるライフスタイルが定着して
きた。なかでも、Visual Display Terminal（ＶＤＴ）
作業や、読書、注視等の作業においては、目の緊張状態
が継続し目が極度に疲労する。そこで、日常生活におい
て手軽に摂取でき、疲労した目に効果的な飲料が望まれ
ていた。
ビやテレビゲームと、現代社会においては長時間にわた
って継続的に目を使い続けるライフスタイルが定着して
きた。なかでも、Visual Display Terminal（ＶＤＴ）
作業や、読書、注視等の作業においては、目の緊張状態
が継続し目が極度に疲労する。そこで、日常生活におい
て手軽に摂取でき、疲労した目に効果的な飲料が望まれ
ていた。
【０００３】ところで、日常手軽に摂取できる食品中に
有効性のある生理活性物質を含有して健康を維持向上す
る手段として保健機能食品（栄養機能食品）や健康食品
が注目されている。かかる食品にはビタミンに代表され
る数々の有効成分が含有され、眼精疲労に効果を有する
とされる機能性飲料も数多く市販されている。このよう
な機能性飲料は忙しく時間的余裕ののない現代社会で生
活するなかで、手軽に摂取することができ安価であるこ
とから目の健康維持、眼精疲労症状の軽減のために重要
な役割を果たしている。
有効性のある生理活性物質を含有して健康を維持向上す
る手段として保健機能食品（栄養機能食品）や健康食品
が注目されている。かかる食品にはビタミンに代表され
る数々の有効成分が含有され、眼精疲労に効果を有する
とされる機能性飲料も数多く市販されている。このよう
な機能性飲料は忙しく時間的余裕ののない現代社会で生
活するなかで、手軽に摂取することができ安価であるこ
とから目の健康維持、眼精疲労症状の軽減のために重要
な役割を果たしている。
【０００４】しかしながら、従来の眼精疲労症状の軽減
効果を有する機能性飲料は効果の面で必ずしも満足のい
くものではなかった。
効果を有する機能性飲料は効果の面で必ずしも満足のい
くものではなかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、眼精疲労症
状の軽減に効果を発揮する機能性飲料を提供することを
目的とするものである。詳細には、本発明は、特定の有
効成分を組み合わせて、特定量配合することによって、
現代人に起こりやすい眼精疲労の諸症状を軽減する効果
の高い機能性飲料を提供することを目的とする。
状の軽減に効果を発揮する機能性飲料を提供することを
目的とするものである。詳細には、本発明は、特定の有
効成分を組み合わせて、特定量配合することによって、
現代人に起こりやすい眼精疲労の諸症状を軽減する効果
の高い機能性飲料を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を行なった結果、１００ｍｌ
あたり、ビタミンＡ類を５００〜５０００ＩＵ、ビタミ
ンＢ１類を２〜５０ｍｇ及びアントシアニンを含み、さ
らにビタミンＢ２類およびビタミンＢ６類から選択され
た少なくとも一種を含み、酸性に調整した機能性飲料に
おいて、特定の組み合わせの有効成分を特定量配合する
ことによって眼精疲労症状の軽減に高い効果を発揮する
ことができることを見出した。本明細書において機能性
飲料とは、体調を整える成分が含まれており、健康維持
に効果のある飲料を意味する。
を解決するために鋭意研究を行なった結果、１００ｍｌ
あたり、ビタミンＡ類を５００〜５０００ＩＵ、ビタミ
ンＢ１類を２〜５０ｍｇ及びアントシアニンを含み、さ
らにビタミンＢ２類およびビタミンＢ６類から選択され
た少なくとも一種を含み、酸性に調整した機能性飲料に
おいて、特定の組み合わせの有効成分を特定量配合する
ことによって眼精疲労症状の軽減に高い効果を発揮する
ことができることを見出した。本明細書において機能性
飲料とは、体調を整える成分が含まれており、健康維持
に効果のある飲料を意味する。
【０００７】すなわち、本発明は下記に掲げる機能性飲
料である： （１）１００ｍｌあたり、ビタミンＡ類を５００〜５０
００ＩＵ、ビタミンＢ１類を２〜５０ｍｇ及びアントシ
アニンを含み、さらにビタミンＢ２類およびビタミンＢ
６類から選択された少なくとも一種を含むことを特徴と
する酸性機能性飲料。 （２）１００ｍｌあたり、ビタミンＡ類を５００〜５０
００ＩＵ、ビタミンＢ１類を２〜５０ｍｇ及びアントシ
アニンを含み、さらにビタミンＢ２類およびビタミンＢ
６類から選択された少なくとも一種を含む眼精疲労症状
の軽減効果を有する機能性飲料。
料である： （１）１００ｍｌあたり、ビタミンＡ類を５００〜５０
００ＩＵ、ビタミンＢ１類を２〜５０ｍｇ及びアントシ
アニンを含み、さらにビタミンＢ２類およびビタミンＢ
６類から選択された少なくとも一種を含むことを特徴と
する酸性機能性飲料。 （２）１００ｍｌあたり、ビタミンＡ類を５００〜５０
００ＩＵ、ビタミンＢ１類を２〜５０ｍｇ及びアントシ
アニンを含み、さらにビタミンＢ２類およびビタミンＢ
６類から選択された少なくとも一種を含む眼精疲労症状
の軽減効果を有する機能性飲料。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるビタミンＡ類
には、レチノールまたはその誘導体（酢酸エステル、パ
ルミチン酸エステルなど）及びそれらの塩等が挙げられ
る。配合量は機能性飲料１００ｍｌあたり５００〜５０
００ＩＵである。
には、レチノールまたはその誘導体（酢酸エステル、パ
ルミチン酸エステルなど）及びそれらの塩等が挙げられ
る。配合量は機能性飲料１００ｍｌあたり５００〜５０
００ＩＵである。
【０００９】ビタミンＢ１類には、チアミンまたはその
誘導体及びそれらの塩等が挙げられる。配合量は機能性
飲料１００ｍｌあたり２〜５０ｍｇ、好ましくは１０〜
２５ｍｇである。
誘導体及びそれらの塩等が挙げられる。配合量は機能性
飲料１００ｍｌあたり２〜５０ｍｇ、好ましくは１０〜
２５ｍｇである。
【００１０】アントシアニンは、アントシアニジンに糖
が結合した配糖体であり、野菜、果実や種子などの植物
体に含まれている。本発明においてアントシアニンは、
植物体からの濃縮果汁、果汁、抽出エキス、発酵酒、乾
燥物といった形態で配合することができる。アントシア
ニンを含む植物体としては、ブドウ、ラズベリー、クラ
ンベリー、タマリンド、小豆、黒豆、紫とうもろこし、
チョークベリー、クランベリー、ブラックチョークベリ
ー、ブルーベリー、ホワートルベリー、エルダーベリ
ー、イチゴ、紫キャベツ、サツマイモ等が挙げられる。
そして、アントシアニンの配合量は機能性飲料１００ｍ
ｌあたり、１〜１００ｍｇ、好ましくは５〜７５ｍｇ、
好ましくは１０〜７５ｍｇである。
が結合した配糖体であり、野菜、果実や種子などの植物
体に含まれている。本発明においてアントシアニンは、
植物体からの濃縮果汁、果汁、抽出エキス、発酵酒、乾
燥物といった形態で配合することができる。アントシア
ニンを含む植物体としては、ブドウ、ラズベリー、クラ
ンベリー、タマリンド、小豆、黒豆、紫とうもろこし、
チョークベリー、クランベリー、ブラックチョークベリ
ー、ブルーベリー、ホワートルベリー、エルダーベリ
ー、イチゴ、紫キャベツ、サツマイモ等が挙げられる。
そして、アントシアニンの配合量は機能性飲料１００ｍ
ｌあたり、１〜１００ｍｇ、好ましくは５〜７５ｍｇ、
好ましくは１０〜７５ｍｇである。
【００１１】本発明は、さらにビタミンＢ２類およびビ
タミンＢ６類から選択された少なくとも一種のビタミン
を含む。ビタミンＢ２類には、リボフラビン、フラビン
またはそれらの誘導体等及びそれらの塩が挙げられ、配
合量は機能性飲料１００ｍｌあたり２〜５０ｍｇ、好ま
しくは１０〜２０ｍｇである。ビタミンＢ６類には、ピ
リドキシンまたはその誘導体等及びそれらの塩が挙げら
れ、配合量は機能性飲料１００ｍｌあたり２〜１００ｍ
ｇ、好ましくは１０〜３０ｍｇである。
タミンＢ６類から選択された少なくとも一種のビタミン
を含む。ビタミンＢ２類には、リボフラビン、フラビン
またはそれらの誘導体等及びそれらの塩が挙げられ、配
合量は機能性飲料１００ｍｌあたり２〜５０ｍｇ、好ま
しくは１０〜２０ｍｇである。ビタミンＢ６類には、ピ
リドキシンまたはその誘導体等及びそれらの塩が挙げら
れ、配合量は機能性飲料１００ｍｌあたり２〜１００ｍ
ｇ、好ましくは１０〜３０ｍｇである。
【００１２】本発明の機能性飲料は、ｐＨ＝３〜４の酸
性飲料である。このように酸性溶液とすることよって配
合されるビタミンＡ類、ビタミンＢ１類、ビタミンＢ２
類またはＢ６類、アントシアニンが水溶液中で安定に保
持される。
性飲料である。このように酸性溶液とすることよって配
合されるビタミンＡ類、ビタミンＢ１類、ビタミンＢ２
類またはＢ６類、アントシアニンが水溶液中で安定に保
持される。
【００１３】また本発明では、さらに他の有効成分を配
合することができる。例えば、ビタミンＢ１２類（シア
ノコバラミン誘導体またはそれらの塩など）、ビタミン
Ｃ（アスコルビン酸またはその塩等）、ビタミンＥ（酢
酸トコフェロールなど）、ニコチン酸アミド、パントテ
ン酸類（パンテノール、パントテン酸または塩など）の
中から選ばれる少なくとも１種を配合することによっ
て、さらに眼精疲労の軽減効果を高めることができる。
そして本発明の機能性飲料には、さらに安定化剤、溶解
補助剤、甘味剤、香料、抗酸化剤、防腐剤などを添加す
ることができる。
合することができる。例えば、ビタミンＢ１２類（シア
ノコバラミン誘導体またはそれらの塩など）、ビタミン
Ｃ（アスコルビン酸またはその塩等）、ビタミンＥ（酢
酸トコフェロールなど）、ニコチン酸アミド、パントテ
ン酸類（パンテノール、パントテン酸または塩など）の
中から選ばれる少なくとも１種を配合することによっ
て、さらに眼精疲労の軽減効果を高めることができる。
そして本発明の機能性飲料には、さらに安定化剤、溶解
補助剤、甘味剤、香料、抗酸化剤、防腐剤などを添加す
ることができる。
【００１４】本発明の機能性飲料は、公知の方法により
製造することができる。例えば、有効成分等の配合成分
を水に溶解し、加熱殺菌、冷却、無菌濾過後に所定の容
器に充填して製造することができる。
製造することができる。例えば、有効成分等の配合成分
を水に溶解し、加熱殺菌、冷却、無菌濾過後に所定の容
器に充填して製造することができる。
【００１５】
【実施例】以下に本発明を実施例及び試験例に基づいて
さらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例等に限
定されるものではない。
さらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例等に限
定されるものではない。
【００１６】
実施例１ 機能性飲料
パルミチン酸レチノール １０００ＩＵ
塩酸チアミン １５ｍｇ
リン酸リボフラビンナトリウム １０ｍｇ
塩酸ピリドキシン ３０ｍｇ
パントテン酸カルシウム １０ｍｇ
アスパラギン酸ナトリウム ７．５ｍｇ
ブラックチョークベリー濃縮果汁 １．５ｇ
クランベリー濃縮果汁 ０．１２ｇ
イチゴ濃縮果汁 １．５ｇ
マスカット濃縮果汁 ０．６ｇ
無水クエン酸 ０．０９ｇ
クエン酸ナトリウム ０．０７５ｇ
リンゴ酸 ０．０１５ｇ
酒石酸 ０．０４５ｇ
果糖ブドウ糖液糖 ３．８ｇ
グラニュー糖 ２．５ｇ
カフェイン ５０ｍｇ
香料 精製水 適量
合 計 ５０ｍｌ
これらの有効成分を水に溶解し、加熱殺菌、冷却、無菌
濾過後に容器に充填して、アントシアニンを３０ｍｇ含
有するｐＨ＝３．４の酸性飲料を得た。
濾過後に容器に充填して、アントシアニンを３０ｍｇ含
有するｐＨ＝３．４の酸性飲料を得た。
【００１７】
実施例２ 機能性飲料
パルミチン酸レチノール ６００ＩＵ
塩酸チアミン １５ｍｇ
リン酸リボフラビンナトリウム １２ｍｇ
塩酸ピリドキシン １０ｍｇ
アスコルビン酸 ３０ｍｇ
パントテン酸カルシウム １０ｍｇ
アスパラギン酸ナトリウム ７．５ｍｇ
クランベリー濃縮果汁 ０．０５ｇ
ブラックチョークベリー濃縮果汁 １．５ｇ
グレープフルーツ濃縮果汁 ０．２ｇ
プラム濃縮果汁 ０．３ｇ
ブルーベリー濃縮果汁 ０．１ｇ
無水クエン酸 ０．１ｇ
クエン酸ナトリム ０．０３ｇ
酒石酸 ０．０３ｇ
高果糖液糖 ３．５ｇ
グラニュー糖 ０．６ｇ
カフェイン ５０ｍｇ
香料 適量 精製水 適量
合 計 ５０ｍｌ
これらの有効成分を水に溶解し、加熱殺菌、冷却、無菌
濾過後に容器に充填して、アントシアニンを１２ｍｇ含
有するｐＨ＝３．４の酸性飲料を得た。
濾過後に容器に充填して、アントシアニンを１２ｍｇ含
有するｐＨ＝３．４の酸性飲料を得た。
【００１８】
実施例３ 機能性飲料
パルミチン酸レチノール ８００ＩＵ
ビタミンＢ１硝酸塩 １５ｍｇ
リン酸リボフラビンナトリウム １５ｍｇ
アスコルビン酸 ３０ｍｇ
パントテン酸カルシウム １０ｍｇ
アスパラギン酸ナトリウム ７．５ｍｇ
クランベリー濃縮果汁 １．００ｇ
ブラックチョークベリー濃縮果汁 １．５ｇ
イチゴ濃縮果汁 １．２ｇ
グレープフルーツ濃縮果汁 ０．２ｇ
ブルーベリー濃縮果汁 ０．１ｇ
無水クエン酸 ０．１ｇ
クエン酸ナトリム ０．０３ｇ
酒石酸 ０．０３ｇ
高果糖液糖 ３．５ｇ
グラニュー糖 ０．６ｇ
カフェイン ５０ｍｇ
香料 適量 精製水 適量
合 計 ５０ｍｌ
これらの有効成分を水に溶解し、加熱殺菌、冷却、無菌
濾過後に容器に充填して、アントシアニンを５０ｍｇ含
有するｐＨ＝３．４の酸性飲料を得た。
濾過後に容器に充填して、アントシアニンを５０ｍｇ含
有するｐＨ＝３．４の酸性飲料を得た。
【００１９】実施例４
機能性飲料
パルミチン酸レチノール ８００ＩＵ
ビタミンＢ１硝酸塩 １５ｍｇ
塩酸ピリドキシン １５ｍｇ
アスコルビン酸 ３０ｍｇ
パントテン酸カルシウム １０ｍｇ
アスパラギン酸ナトリウム ７．５ｍｇ
クランベリー濃縮果汁 １．０ｇ
ブラックチョークベリー濃縮果汁 １．５ｇ
イチゴ濃縮果汁 １．２ｇ
グレープフルーツ濃縮果汁 ０．２ｇ
ブルーベリー濃縮果汁 ０．１ｇ
無水クエン酸 ０．１ｇ
クエン酸ナトリム ０．０３ｇ
酒石酸 ０．０３ｇ
高果糖液糖 ３．５ｇ
グラニュー糖 ０．６ｇ
カフェイン ５０ｍｇ
香料 適量 精製水 適量
合 計 ５０ｍｌ
これらの有効成分を水に溶解し、加熱殺菌、冷却、無菌
濾過後に容器に充填して、アントシアニンを５０ｍｇ含
有するｐＨ＝３．４の酸性飲料を得た。
濾過後に容器に充填して、アントシアニンを５０ｍｇ含
有するｐＨ＝３．４の酸性飲料を得た。
【００２０】試験例１ ＶＤＴ作業疲労試験
実施例３、実施例４及び比較例１として実施例３にビタ
ミンＡが配合されていないこと以外は同様の試験飲料
を、各々５０ｍｌ調整した。ＶＤＴ作業に従事してお
り、作業中及び夜に目の疲れ等の眼精疲労症状を自覚す
る健常な成人男性１０例（２５〜３５歳）を対象にして
試験を行った。評価方法には、０（感じない）から１０
（極度に感じる）までを意味する１０ｃｍの線分を示
し、試験時の疲労感の程度を線分上に線で記入させるビ
ジュアルアナログスケール法を採用した。評価項目に
は、眼精疲労が目の疲れという局部的な疲れに加えて肩
こりや精神疲労などを伴って自覚されることが多いこと
を考慮して、１）目が疲れている、２）目の奥が痛む、
３）目がかすむ、４）目が乾く、５）肩がこっている、
６）頭が重い、これら６項目を採用して総合的評価を行
った。３時間継続的にＶＤＴ作業した被験者に実施例ま
たは比較例の試験飲料５０ｍｌを摂取してもらい、作業
終了時及び試験飲料摂取から１時間経過時に、眼精疲労
に伴う自覚症状について評価した。各被験者毎に６項目
の評価の平均値から、症状の改善度（１−摂取から１時
間経過後の眼精疲労症状評価平均値／作業終了時の眼精
疲労症状評価平均値）を算出した。試験の結果、実施例
１では被験者１０人の改善度の平均が０．７１、実施例
２では、０．６８であったのに対して、比較例１では
０．３２であった。実施例の飲料は比較例の飲料に比し
て高い改善度を示し、眼精疲労による諸症状の軽減に高
い効果を発揮することがわかった。
ミンＡが配合されていないこと以外は同様の試験飲料
を、各々５０ｍｌ調整した。ＶＤＴ作業に従事してお
り、作業中及び夜に目の疲れ等の眼精疲労症状を自覚す
る健常な成人男性１０例（２５〜３５歳）を対象にして
試験を行った。評価方法には、０（感じない）から１０
（極度に感じる）までを意味する１０ｃｍの線分を示
し、試験時の疲労感の程度を線分上に線で記入させるビ
ジュアルアナログスケール法を採用した。評価項目に
は、眼精疲労が目の疲れという局部的な疲れに加えて肩
こりや精神疲労などを伴って自覚されることが多いこと
を考慮して、１）目が疲れている、２）目の奥が痛む、
３）目がかすむ、４）目が乾く、５）肩がこっている、
６）頭が重い、これら６項目を採用して総合的評価を行
った。３時間継続的にＶＤＴ作業した被験者に実施例ま
たは比較例の試験飲料５０ｍｌを摂取してもらい、作業
終了時及び試験飲料摂取から１時間経過時に、眼精疲労
に伴う自覚症状について評価した。各被験者毎に６項目
の評価の平均値から、症状の改善度（１−摂取から１時
間経過後の眼精疲労症状評価平均値／作業終了時の眼精
疲労症状評価平均値）を算出した。試験の結果、実施例
１では被験者１０人の改善度の平均が０．７１、実施例
２では、０．６８であったのに対して、比較例１では
０．３２であった。実施例の飲料は比較例の飲料に比し
て高い改善度を示し、眼精疲労による諸症状の軽減に高
い効果を発揮することがわかった。
【００２１】
【発明の効果】本発明の機能性飲料は、これを摂取する
ことにより眼精疲労症状の軽減に優れた効果がある。し
たがって、特に目を継続的に酷使するような作業中や作
業前に摂取することにより、眼精疲労症状の軽減にも有
効であることが期待できる。
ことにより眼精疲労症状の軽減に優れた効果がある。し
たがって、特に目を継続的に酷使するような作業中や作
業前に摂取することにより、眼精疲労症状の軽減にも有
効であることが期待できる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ａ６１Ｋ 31/4415 Ａ６１Ｋ 31/51
31/51 31/525
31/525 31/7048
31/7048 Ａ６１Ｐ 3/02
Ａ６１Ｐ 3/02 27/02
27/02 Ａ２３Ｌ 2/00 Ｆ
Ｆターム(参考） 4B017 LK06 LK16 LK17 LL09
4B018 LB08 MD23 MD24 MD42 MD48
ME14
4C076 AA12 BB01 CC10 CC22 CC40
4C086 AA01 AA02 BC18 BC83 CB09
EA11 MA03 MA04 MA17 MA52
ZA33 ZC22
4C206 AA01 AA02 CA03 MA03 MA04
MA12 MA37 MA72 ZA33 ZC22
Claims (2)
- 【請求項１】１００ｍｌあたり、ビタミンＡ類を５００
〜５０００ＩＵ、ビタミンＢ１類を２〜５０ｍｇ及びア
ントシアニンを含み、さらにビタミンＢ２類およびビタ
ミンＢ６類から選択された少なくとも一種を含むことを
特徴とする酸性機能性飲料。 - 【請求項２】１００ｍｌあたり、ビタミンＡ類を５００
〜５０００ＩＵ、ビタミンＢ１類を２〜５０ｍｇ及びア
ントシアニンを含み、さらにビタミンＢ２類およびビタ
ミンＢ６類から選択された少なくとも一種を含む眼精疲
労症状の軽減効果を有することを特徴とする請求項１に
記載の飲料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001206838A JP2003018979A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 機能性飲料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001206838A JP2003018979A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 機能性飲料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003018979A true JP2003018979A (ja) | 2003-01-21 |
Family
ID=19042910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001206838A Pending JP2003018979A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 機能性飲料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003018979A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004305089A (ja) * | 2003-04-07 | 2004-11-04 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | 飲料組成物 |
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| JP2008094786A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Lion Corp | 内服用液剤製品 |
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| JP2015027292A (ja) * | 2013-07-02 | 2015-02-12 | 大正製薬株式会社 | 飲料 |
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2001
- 2001-07-06 JP JP2001206838A patent/JP2003018979A/ja active Pending
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