JP2003017705A - 電界効果トランジスタ及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

電界効果トランジスタ及び半導体装置の製造方法

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JP2003017705A
JP2003017705A JP2001199820A JP2001199820A JP2003017705A JP 2003017705 A JP2003017705 A JP 2003017705A JP 2001199820 A JP2001199820 A JP 2001199820A JP 2001199820 A JP2001199820 A JP 2001199820A JP 2003017705 A JP2003017705 A JP 2003017705A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、格子緩和SiGe層の貫通転位密
度を低減でき、この格子緩和SiGe層上に歪Si層或
いは歪SiGe層を形成した電界効果トランジスタを提
供することを目的とする。 【解決手段】 絶縁層6上に形成された格子緩和Si
1−x−vGe(0≦x、v≦1、0≦x+v≦
1)層4と、格子緩和Si1−x−vGe層4上
に形成された歪Si1−y−wGe(0≦y、w
≦1、0≦y+w≦1)層3と、歪Si1−y−wGe
層3上に形成されたゲート絶縁層2と、ゲート絶
縁層2上に形成されたゲート電極1と、歪Si
1−y−wGe層3中に離間して形成されたソー
ス領域及びドレイン領域8とを具備する電界効果トラン
ジスタにおいて、絶縁層6はGe酸化物を1重量%以上
含むGe酸化物含有層とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電界効果トランジ
スタ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセサ等の大規模集積回路
(LSI)の高速化、高機能化、低消費電力化を図るた
めには、回路を構成する個々のトランジスタの駆動力を
維持或いは向上させつつ微細化する必要がある。例えば
従来、MOSFETにおいては、ゲート長を短縮するこ
とで対応してきた。
【0003】しかしながら、近年、ゲート長を短縮する
には技術的或いは経済的な障壁が急激に高くなってきて
いる。そこで、ゲート長を短縮する方法以外に、LSI
を高速化させる方法として、高移動度のチャネル材料を
用いる方法がある。
【0004】高移動度のチャネル材料として、歪Siや
歪SiGeが注目されている。このうち歪Siは、Si
より格子定数の大きな格子緩和SiGe上にエピタキシ
ャル成長させることにより形成される。また歪SiGe
は、これよりGe組成比が大きな格子緩和SiGe上に
エピタキシャル成長することにより形成される。歪Si
は、面内の引張り歪により、また、歪SiGeは面内の
圧縮歪により、電子、正孔の移動度がいずれも増大す
る。また、下地の格子緩和SiGeとチャネル材料との
Ge組成差が大きいほど、すなわち格子定数の差が大き
いほどチャネル層に導入される歪量が大きくなり、移動
度は大きくなる。
【0005】本発明者らは、歪Si及び歪SiGeとS
OI(Si−on−insulator)構造とを組み
合わせたMOSFET(歪SOI−MOSFET)を提
案し、さらに動作実証してきた。(T. Mizuno, S. Taka
gi, N. Sugiyama, J. Koga,T. Tezuka, K. Usuda, T. H
atakeyama, A. Kurobe, and A. Toriumi, IEDM Technic
al Digests p.934 (1999) )。
【0006】図9に、歪Siを用いた歪SOI−MOS
FETの断面図を示す。
【0007】図9に示すように、歪SOI−MOSFE
Tは、Si基板7と、このSi基板7上に形成された絶
縁層6と、この絶縁層6上に形成された格子緩和Si
0.9Ge0.1バッファ層4と、この格子緩和Si
0.9Ge0.1バッファ層4上に形成された歪Si層
3と、この歪Si層3上に形成されたゲート酸化層2
と、このゲート酸化層2上に形成されたゲート電極1と
を具備している。ゲート酸化層2下の歪Si層3はチャ
ネル領域となり、このチャネル領域を挟むようにソース
領域及びドレイン領域8が形成されている。
【0008】このような歪SOI−MOSFETは、歪
Si層3をチャネルとして用いているのでキャリア移動
度が高いという利点がある。また、この利点のほか、S
OI構造により接合容量を小さくできる利点、また、不
純物濃度を低く抑えたまま微細化ができる利点がある。
さらに、インパクトイオン化で発生した正孔が緩和Si
Ge層を通してソース領域に容易に吸収されるため、通
常SOI構造で問題となるボディ浮遊効果も抑制するこ
とができる。
【0009】本発明者らの研究の結果、このような利点
を有する歪SOI−MOSFETを実用させるために
は、格子緩和Si1−xGeバッファ層4をより低転
位密度で、かつほぼ完全に格子緩和し、厚さ30nm以
下に抑える必要があることが分かった。このような条件
を満足する格子緩和Si1−xGeバッファ層4上に
歪Si層3をエピタキシャル成長させることで歪Si層
3の移動度をより向上させることができることが分かっ
た。
【0010】このような格子緩和Si1−xGeバッ
ファ層4を形成するための方法として、本発明者らは絶
縁層6上にGe組成比が低いSi1−xGe層(x=
0.1)を成長させ、このSi1−xGe層(x=
0.1)層を高温で熱酸化する方法を見出している。こ
れは熱酸化が進むにつれてSi1−xGe層(x=
0.1)のGeが濃縮されGe組成比の高いSi1−x
Ge層(x>0.5)が形成されると同時に、このS
1−xGe層(x>0.5)が格子緩和し、薄層化
することを利用したものである。(T. Tezuka, N. Sugi
yama, T. Mizuno, M. Suzuki, and S. Takagi, Extende
d Abstracts of the 2000 International Conference o
n Solid State Devices and Materials (Sendai, 200
0), p. 472.)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】絶縁層6上に形成され
たGe組成比が小さいSi1−xGe層(x=0.
1)を、高温で乾燥熱酸化することにより、表面に形成
されるSiGe酸化層中からGe原子が吐き出され、残
りのSiGe層中に蓄積される。一方、下地層の絶縁層
6はGe原子がSi基板7中に拡散するのを防ぐ。した
がって、酸化が進行するとともに残りのSiGe層中の
Ge組成比は増大する。
【0012】Ge組成比が高いほどSiGeの格子定数
は大きくなるので、絶縁層6とSiGe層4との界面に
はせん断応力が生じる。界面での滑り或いは絶縁層6の
塑性変形が充分であれば、このせん断応力によりSiG
e層4は自由に伸縮できるので、格子緩和が転位の発生
を伴うことなく進行する。
【0013】しかしながら、絶縁層6が特にSiO
場合、1200℃という高温で熱酸化しても、SiGe
層4と絶縁層6との間で滑り或いは塑性変形が十分に生
じないために、SiGe層4は十分に緩和しない。した
がって1200℃という高温で熱酸化しても十分な滑り
或いは塑性変形が生じないので転位発生によるモードで
SiGe層4が格子緩和してしまう。さらに温度を高く
すれば、SiOが軟化してSiGe層4と絶縁層6と
の間で滑り或いは絶縁層が塑性変形しやすくなるがこの
場合SiGe層4が融解してしまうという問題がある。
【0014】このようにSiGe層が溶解しないように
して貫通転位密度を実用上の目安となる値10cm
−2まで低減するのが困難であるという問題があった。
【0015】本発明は、格子緩和SiGe層の貫通転位
密度を低減でき、この格子緩和SiGe層上に歪Si層
或いは歪SiGe層を形成した電界効果トランジスタを
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、基板と、前記基板上に形成され、Ge酸
化物を1重量%以上含むGe酸化物含有層と、前記Ge
酸化物含有層上に形成された格子緩和Si1−x−v
(0≦x、v≦1、0≦x+v≦1)層と、前
記格子緩和Si1−x−vGe層上に形成された
歪Si1−y−wGe(0≦y、w≦1、0≦y
+w≦1)層と、前記歪Si1−y−wGe層上
に形成されたゲート絶縁層と、前記ゲート絶縁層上に形
成されたゲート電極と、前記歪Si1−y−wGe
層中に離間して設けられたソース領域及びドレイン領
域とを具備することを特徴とする電界効果トランジスタ
を提供する。
【0017】このとき、前記Ge酸化物含有層中にGe
酸化物は9重量%以上含有されることが好ましい。
【0018】また、前記基板と前記Ge酸化物含有層と
の間にSiO層を有することが好ましい。
【0019】また、前記歪Si1−y−wGe
が歪Siであることが好ましい。
【0020】また、前記歪Si1−y−wGe
のGe組成yが0.5以上であることが好ましい。
【0021】また、前記Ge酸化物は50重量%以下で
あることが好ましい。これは50重量%を越えると水に
対して溶けるという問題があるためであり、信頼性を考
慮するとGe酸化物は20重量%以下であることがより
好ましい。
【0022】また、この絶縁層はC、H、N、As、
P、B等の不純物が1020cm−3程度なら混入して
いても問題ない。
【0023】また、前記格子緩和Si1−x−vGe
層或いは前記歪Si1−y−wGe層のCの
組成v或いはwは、0以上0.06以下であることが好
ましい。Cの混入は歪みの量とバンドギャップとをそれ
ぞれ独立に制御することが出来るので、素子作製の自由
度が向上される。
【0024】また、本発明は、基板上にGe酸化物を含
有するGe酸化物含有層を形成する工程と、前記Ge酸
化物含有層上にSiGe層を形成する工程と、熱酸化に
より、前記SiGe層のGe濃度を高濃度化すると共に
格子緩和したSiGe層にする工程と、前記熱酸化によ
り、前記格子緩和したSiGe層の表面に形成された酸
化物を除去する工程と、前記酸化物が除去された前記格
子緩和したSiGe層表面にSi層もしくはSiGe層
を形成する工程とを具備することを特徴とする半導体装
置の製造方法を提供する。
【0025】このとき、SiGe層を低温でウェット酸
化した後にウェハー貼り付けによりGe酸化物を1重量
%以上含有する層を有する絶縁層を形成することができ
る。
【0026】また、SOI基板の埋め込み酸化層中にG
eイオン及びOイオンを注入し、熱処理することでGe
酸化物を1重量%以上含有する層を絶縁層中に形成でき
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。
【0028】先ず、図7に絶縁層上に厚さ90nmのS
0.9Ge0.1層を形成し、これを酸化によって厚
さ30nmのSi0.7Ge0.3層にした場合の絶縁
層とSiGe層との界面での滑りによって生じる緩和率
の酸化温度との関係を示す。
【0029】本発明として、絶縁層はGeOが9重量
%含有したSiO層を用いた。従来例として、絶縁層
は純粋なSiO層を用いた。
【0030】図7に示すように、従来例では酸化温度が
1200℃においても5割程度の緩和率しか得られない
のに対し、本発明では1000℃で8割に達する緩和率
が得られる。
【0031】以上のように、絶縁層としてGe酸化物を
1重量%以上含有するGe酸化物含有層を導入すると、
熱処理温度が1000℃でSiGe層との界面で充分な
滑りが生じて転位を発生させること無くSiGe層を緩
和させることが可能になる。これはGe酸化物を1重量
%以上含有するGe酸化物含有層は、純粋なSiO
比べ軟化温度が低いためである。軟化温度はGeの含有
量が増加するにつれて低下する。例えば、SiOにG
eOを1重量%添加することで、軟化温度が約20℃
低下する。また、GeOを9重量%添加することで、
軟化温度が約200℃低下する(枝広ほか、電子通信学
会論文誌C、63(1980)751参照)。
【0032】次に、図8にSi1−xGeのGe組成
xと融点との関係を示す。
【0033】図8に示すように、SiGeのGe組成が
高くなると融点が低くなることが分かる。したがってS
iGe層を1200℃で熱処理するのであれば、SiG
eを融解させないようにするためにGe組成はプロセス
マージンをとって0.2以下としなければならない。こ
れは、緩和SiGe層のGe組成として望ましい値より
も低い値である。すなわち、上層に形成する歪Siの歪
量をより大きくするためには十分ではない。
【0034】一方SiGe層を1000℃で熱処理する
のであれば、SiGeはGe組成が約0.8まで融解し
ないので、必要な格子定数の大きさを全て実現すること
ができる。
【0035】すなわち絶縁層としてGe酸化物が1重量
%以上含むGe酸化物含有層を導入することで、100
0℃で十分な格子緩和処理ができることになる。したが
って、SiGeのGe組成を0.8まで実現できるので
設計自由度を向上できるという効果がある。
【0036】実質的なGeO添加の効果を得るには、
Ge組成が1重量%以上の含有量であれば良い。これ
は、軟化点温度に換算すると20℃以上の低下に相当す
る。図8から見て取れるように、わずか20℃のプロセ
ス温度の低下であってもプロセス温度マージン増大の効
果が得られる。
【0037】次に、本発明における電界効果トランジス
タを説明する。
【0038】図1は、本発明の第1の実施形態にかかる
電界効果トランジスタの断面図である。
【0039】この電界効果トランジスタは、Si基板7
と、このSi基板7上に形成された厚さ300nmのS
i酸化物からなる絶縁層6と、この絶縁層6上に形成さ
れた厚さ20nmのSi酸化物とGe酸化物との混合酸
化物からなるGe酸化物含有層5と、このGe酸化物含
有層5上に形成された厚さ20nmの格子緩和Si
.7Ge0.3層4と、この格子緩和Si0.7Ge
0.3層4上に形成された厚さ10nmの歪Si層3
と、この歪Si層3上に形成された厚さ1.5nmのゲ
ート酸化層2と、このゲート酸化層2上に形成された厚
さ200nmのポリシリコンゲート電極1と、歪Si層
3中に形成されたソース領域及びドレイン領域8とを具
備する。ゲート長は100nmである。ゲート幅Wは1
μmである。この電界効果トランジスタは、格子緩和S
0.7Ge0.3層4が直接Ge酸化物含有層5に接
している。このGe酸化物含有層5のGe酸化物の重量
組成は16重量%である。
【0040】このようにGe酸化物含有層5上に直接S
iGe層4を形成することで熱処理温度が1000℃程
度で転位が生じない格子緩和を十分することができ素子
の特性向上に寄与する。
【0041】また、Ge酸化物含有層5のGe酸化物は
50重量%以下であることが好ましい。これは50重量
%を越えると水に対して溶けるという問題があるためで
あり、信頼性を考慮するとGe酸化物は20重量%以下
であることがより好ましい。
【0042】また、Ge酸化物含有層5はC、H、N、
As、P、B等の不純物が1020cm−3程度なら混
入していても問題ない。
【0043】また、歪Si層は、SiGe、SiC、G
eC、SiGeC等Ge、Cを含有するものでも良い。
【0044】また、格子緩和SiGe層は、SiC、G
eC、SiGeC等Ge、Cを含有するものでも良い。
【0045】また、格子緩和Si1−x−vGe
(0≦x、v≦1、0≦x+v≦1)層或いは歪Si
1−y−wGe(0≦y、w≦1、0≦y+w≦
1)層のCの組成比v或いはwは、0以上0.06以下
であることが好ましい。Cの混入は歪みの量とバンドギ
ャップとをそれぞれ独立に制御することが出来るので、
素子作製の自由度が向上される。
【0046】図2は、本発明の第2の実施形態にかかる
電界効果トランジスタの断面図である。
【0047】図2に示すように、この電界効果トランジ
スタは、Si基板7と、このSi基板7上に形成された
厚さ300nmのSiO絶縁層6と、この絶縁層6上
に形成された厚さ20nmのSi酸化物とGe酸化物の
混合酸化物からなるGe酸化物含有層5と、このGe酸
化物含有層5上に形成された厚さ10nmのSiO
縁層6'と、このSiO絶縁層6'上に形成された厚さ
20nmの格子緩和Si0.7Ge0.3層4と、この
格子緩和Si0.7Ge0.3層4上に形成された厚さ
10nmの歪Si層3と、この歪Si層3上に形成され
た厚さ1.5nmのゲート酸化層2と、このゲート酸化
層2上に形成された厚さ200nmのポリシリコンゲー
ト電極1と、歪Si層3中に形成されたソース領域及び
ドレイン領域8とを具備する。ゲート長は100nmで
ある。ゲート幅Wは1μmである。この電界効果トラン
ジスタは、格子緩和Si0.7Ge0.3層4が直接G
e酸化物含有層5に接していない点が第1の実施形態と
ことなる。このGe酸化物含有層5のGe酸化物の重量
組成は16重量%である。
【0048】この実施形態では、格子緩和SiGe層4
とGe酸化物含有層5の間に厚さ10nmのSiO
縁層6'が挿入されている。本実施形態では、格子緩和
SiGe層4とSiO絶縁層6'との界面の電気的低
特性が良好である点を利用し第1の実施形態よりも素子
特性が優れている。
【0049】第1の実施形態及び第2の実施形態では、
Ge酸化物含有層5とSiO絶縁層6及び6'とし
て、独立に層を形成しているが、例えばGe酸化物がS
iO絶縁層6及び6'全体に含まれても良い。また、
このときGe酸化物の含有量がSi基板7側から格子緩
和SiGe層4に向けて徐々に大きくなっても良いし小
さくなっても良い。
【0050】また、ゲート電極1やゲート絶縁層2、ソ
ース領域及びドレイン領域8については、既に公知とな
っている種々の構造、材料を適用することが可能であ
る。例えば、ゲート電極1として、ポリSiGe、タン
グステンシリサイド或いはコバルトシリサイドゲート等
を用いることができる。また、ゲート絶縁層2として
は、ZrO、Al、HfO、Si、T
iO等の高誘電率誘電体を用いることができる。また
ソース領域及びドレイン領域8として、せり上げソース
・ドレイン構造等を用いることができる。
【0051】また、歪Si層3の代わりに歪Ge層或い
は歪Si1−xGe(x>0.5)を用いることがで
きる。また、格子緩和Si0.7Ge0.3層4の代わ
りに緩和Si0.3Ge0.7層を用いることができ
る。このようにGe組成が大きくなっても格子緩和させ
るための処理温度が1000℃程度と低いために溶融が
生じず転位の発生もない。この場合Ge組成比が大きな
ため、歪Si層3の移動度が大きくなるという効果もあ
る。特にpチャネルトランジスタにおいてより大きな移
動度増大の効果が得られる。
【0052】次に、図3を用いて第1の実施形態にかか
る電界効果トランジスタの製造方法を説明する。
【0053】先ず、図3(a)に示すように、Si基板
12上に厚さ70nmのSi0.9Ge0.1層10を
成長する。次に、このSi0.9Ge0.1層10上
に、厚さ150nmのSi層11を成長する。これらの
成長はUHV−CVD或いはLP−CVD法により基板
温度500℃から650℃にてエピタキシャル成長す
る。
【0054】次に、図3(b)に示すように、700℃
でのウェット酸化によりSi層の全てとSiGe層の一
部を酸化する。この酸化工程により厚さ300nmのS
iO 層6と厚さ20nmのSi酸化物とGe酸化物の
混合酸化物であるGe酸化物含有層5を形成する。この
ときのGe酸化物含有層5のGeO重量%は、16重
量%である。
【0055】次に、図3(c)に示すように、SiO
層6上から、100KeVの注入エネルギー5×10
16cm−2のドーズ量で水素イオンを注入する。この
水素イオン注入により、SiO層の表面から深さ約6
50nmの位置のSi基板12中に格子欠陥が高密度に
形成されたマイクロクラック領域13を形成する。
【0056】次に、図3(d)に示すように、基板をひ
っくり返し、SiO層6の表面を別のSi基板7に常
温にて張り合わせる。
【0057】次に、図3(e)に示すように、600℃
で3時間熱処理することにより、マイクロクラック領域
13でウェハーを剥離する。剥離面はCMPにより平坦
化する。Si基板12は、選択ウェットエッチングを用
いた剥離方法を用いても良い。
【0058】次に、図3(f)に示すように、基板温度
1050℃でドライ酸化する。このドライ酸化により基
板表面から酸化が行われ、格子緩和SiGe層14が形
成される。符号20はドライ酸化により酸化されたSi
酸化層である。このドライ酸化では格子緩和SiG
e層14は、厚さが20nmになり、Geが濃縮されて
Ge組成が増大し、それに伴い格子緩和する。この工程
によりGe組成は0.3になる。
【0059】次に、SiO層20をフッ化アンモニウ
ム溶液で除去する。次に、UHV−CVD或いはLP−
CVD法により基板温度650℃にて、格子緩和Si
0.7Ge0.3層14上に歪Si層をエピタキシャル
成長する。こうして十分に歪のかかった転位等のダメー
ジのない良好なチャネル層を形成できる。
【0060】この後の工程は、通常のSOI−MOSF
ET製造プロセスに従って、ゲート絶縁層、ゲート電
極、ソース領域及びドレイン領域を形成して、図1に示
す電界効果トランジスタを形成する。
【0061】次に、図4を用いて第1の実施形態にかか
る電界効果トランジスタの別の製造方法を説明する。
【0062】先ず、図4(a)に示すように、Si基板
7を熱酸化して厚さ100nmのSiO層6を形成す
る。この酸化方法は、ウェットでもドライでもかまわな
い。
【0063】次に、図4(b)に示すように、Geイオ
ンを、30KeVの注入エネルギー、1.5×1016
cm−2のドーズ量でイオン注入する。引き続き、酸素
イオンを、25keVの注入エネルギー、1.0×10
17cm−2のドーズ量でイオン注入する。また、これ
らのイオン注入の順番は逆でも良い。これらのイオン注
入後、酸素雰囲気中で700℃、3時間熱処理する。こ
うしてSiO層6の表面領域にGe及び酸素を含有す
る層17を形成する。
【0064】次に、図4(c)に示すように、別のSi
基板12上に、厚さ60nmのSi 0.9Ge0.1
10、厚さ20nmのSiキャップ層11をUHV−C
VD或いはLP−CVD法により基板温度500℃から
650℃にてエピタキシャル成長する。引き続き100
keVの注入エネルギー、5×1016cm−2のドー
ズ量で水素イオンをイオン注入する。このイオン注入に
より、Siキャップ層11の表面から深さ約650nm
の領域に格子欠陥が高密度に形成されたマイクロクラッ
ク領域13を形成する。
【0065】次に、図4(d)に示すように、Siキャ
ップ層11の表面を、図4(b)に示すGe及び酸素を
含有する層17上に常温にて張り合わせる。次に600
℃で3時間熱処理することにより、マイクロクラック領
域13でウェハーを剥離する。この剥離面はCMPにて
平坦化する。
【0066】次に、図4(f)に示すように、基板温度
1050℃でドライ酸化する。このドライ酸化により基
板表面から酸化が行われ、格子緩和SiGe層14が形
成される。符号20はドライ酸化により酸化されたSi
酸化層である。このドライ酸化では格子緩和SiGe層
14は、厚さが20nmになり、Geが濃縮されてGe
組成が増大し、それに伴い格子緩和する。この工程によ
りGe組成は0.3になる。また、このドライ酸化によ
りGe及び酸素を含有する層17は、より酸化が強固に
なりGe酸化物及びSi酸化物の混合酸化物であるGe
酸化物含有層5となる。
【0067】次に、SiO層20をフッ化アンモニウ
ム溶液で除去する。次に、UHV−CVD或いはLP−
CVD法により基板温度650℃にて、格子緩和Si
0.7Ge0.3層14上に歪Si層をエピタキシャル
成長する。こうして十分に歪のかかった転位等のダメー
ジのない良好なチャネル層を形成できる。
【0068】この後の工程は、通常のSOI−MOSF
ET製造プロセスに従って、ゲート絶縁層、ゲート電
極、ソース領域及びドレイン領域を形成して、図1に示
す電界効果トランジスタを形成する。
【0069】次に、図5を用いて第1の実施形態にかか
る電界効果トランジスタの別の製造方法を説明する。
【0070】先ず、図5(a)に示すように、Si基板
7上にSiO絶縁層6、SOI層18を具備するSO
I基板を準備する。このSOI基板を熱酸化してSOI
層18の厚さを50nmにする。この酸化方法は、ウェ
ットでもドライでもかまわない。
【0071】次に、図5(b)に示すように、Geイオ
ンを50keVの注入エネルギー、1.5×1016
−2のドーズ量でイオン注入する。引き続き、酸素イ
オンを35keVの注入エネルギー、1.0×1017
cm−2のドーズ量でイオン注入する。こうしてSi層
中にGe及び酸素を含有する領域17を形成する。これ
らのイオン注入後、酸素雰囲気中で700℃、3時間熱
処理し、さらに1000℃にて1分間RTA処理を行い
SOI層18に生じたダメージを除去する。次に、表面
の酸化層をフッ化アンモニウム溶液で剥離する。
【0072】次に、図5(c)に示すように、厚さ60
nmのSi0.9Ge0.1層10、厚さ20nmのS
iキャップ層11をUHV−CVD或いはLP−CVD
法により基板温度650℃にてエピタキシャル成長す
る。
【0073】次に、図5(d)に示すように、基板温度
1050℃でドライ酸化する。このドライ酸化により基
板表面から酸化が行われ、格子緩和SiGe層14が形
成される。符号20はドライ酸化により酸化されたSi
酸化層である。このドライ酸化では格子緩和SiGe層
14は、厚さが20nmになり、Geが濃縮されてGe
組成が増大し、それに伴い格子緩和する。この工程によ
りGe組成は0.3になる。また、このドライ酸化によ
りGe及び酸素を含有する層17は、より酸化が強固に
なりGe酸化物及びSi酸化物の混合酸化物であるGe
酸化物含有層5となる。
【0074】次に、SiO層20をフッ化アンモニウ
ム溶液で除去する。次に、UHV−CVD或いはLP−
CVD法により基板温度650℃にて、格子緩和Si
0.7Ge0.3層14上に歪Si層をエピタキシャル
成長する。こうして十分に歪のかかった転位等のダメー
ジのない良好なチャネル層を形成できる。
【0075】この後の工程は、通常のSOI−MOSF
ET製造プロセスに従って、ゲート絶縁層、ゲート電
極、ソース領域及びドレイン領域を形成して、図1に示
す電界効果トランジスタを形成する。
【0076】次に、図6を用いて第2の実施形態にかか
る電界効果トランジスタの製造方法を説明する。
【0077】先ず、図6(a)に示すように、Si基板
12上に、厚さ60nmの第1のSi0.9Ge0.1
層10、厚さ50nmのSi中間層16、厚さ20nm
の第2のSi0.9Ge0.1層15、厚さ100nm
のSiキャップ層11をUHV−CVD或いはLP−C
VD法により基板温度650℃にてエピタキシャル成長
する。
【0078】次に、図6(b)に示すように、700℃
でのウェット酸化することによりSiキャップ層11と
第2のSi0.9Ge0.1層15の全て及びSi中間
層16の一部を酸化する。このウェット酸化により、厚
さ250nmの絶縁層9中に厚さ約40nmのGe酸化
物とSi酸化物の混合酸化物であるGe酸化物含有層5
を形成する。符号6及び6'は純粋なSiOである。
【0079】次に、水素イオンを100keVの注入エ
ネルギー、5×1016cm−2のドーズ量でイオン注
入する。このイオン注入で、SiO層6の表面から深
さ約650nmの領域に格子欠陥が高密度に形成された
マイクロクラック領域13を形成する。
【0080】次に、図6(d)に示すように、基板をひ
っくり返してSiO層6の表面を別のSi基板7に常
温にて張り合わせる。
【0081】次に、図6(e)に示すように、600℃
で3時間熱処理すると、マイクロクラック領域13でウ
ェハーが剥離する。次に、剥離面をCMPにて平坦化す
る。
【0082】次に、図6(f)に示すように、基板温度
1050℃でドライ酸化する。このドライ酸化により基
板表面から酸化が行われ、格子緩和SiGe層14が形
成される。符号20はドライ酸化により酸化されたSi
酸化層である。このドライ酸化では格子緩和SiGe層
14は、厚さが20nmになり、Geが濃縮されてGe
組成が増大し、それに伴い格子緩和する。この工程によ
りGe組成は0.3になる。
【0083】次に、SiO層20をフッ化アンモニウ
ム溶液で除去する。次に、UHV−CVD或いはLP−
CVD法により基板温度650℃にて、格子緩和Si
0.7Ge0.3層14上に歪Si層をエピタキシャル
成長する。こうして十分に歪のかかった転位等のダメー
ジのない良好なチャネル層を形成できる。
【0084】この後の工程は、通常のSOI−MOSF
ET製造プロセスに従って、ゲート絶縁層、ゲート電
極、ソース領域及びドレイン領域を形成して、図2に示
す電界効果トランジスタを形成する。
【0085】
【発明の効果】低転位密度で格子緩和SiGe層が形成
できるので、この上に歪量の大きな歪Si層を形成でき
る。その結果、信頼性が高く、高速でかつ低消費電力の
歪SOI−MOSFETを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態にかかる電界効果ト
ランジスタの断面図。
【図2】 本発明の第2の実施形態にかかる電界効果ト
ランジスタの断面図。
【図3】 本発明の第1の実施形態にかかる電界効果ト
ランジスタの製造工程を説明する主要工程における断面
図。
【図4】 本発明の第1の実施形態にかかる電界効果ト
ランジスタの製造工程を説明する主要工程における断面
図。
【図5】 本発明の第1の実施形態にかかる電界効果ト
ランジスタの製造工程を説明する主要工程における断面
図。
【図6】 本発明の第2の実施形態にかかる電界効果ト
ランジスタの製造工程を説明する主要工程における断面
図。
【図7】 絶縁層上に厚さ90nmのSi0.9Ge
0.1層を形成し、これを酸化によって厚さ30nmの
Si0.7Ge0.3層にした場合の絶縁層とSiGe
層との界面での滑りによって生じる緩和率の酸化温度と
の関係を示すグラフ。
【図8】 SiGeのGe組成と軟化温度との関係を示
すグラフ。
【図9】 従来の電界効果トランジスタの断面図。
【符号の説明】
1・・・ゲート電極 2・・・ゲート絶縁層 3・・・歪Si 4・・・格子緩和SiGe層 5・・・Ge酸化物を含有するSiO層 6、6'・・・Si酸化層 7・・・Si基板 8・・・ソース領域及びドレイン領域 9・・・絶縁層 10・・・SiGe層 11・・・Siキャップ層 12・・・支持基板 13・・・マイクロクラック 14・・・格子緩和SiGe層 15・・・SiGe層 16・・・Si中間層 17・・・イオン注入領域 18・・・SOI層
フロントページの続き Fターム(参考) 5F032 AA91 CA05 CA06 DA02 DA03 DA12 DA53 DA74 5F110 AA14 AA26 BB03 CC02 DD05 DD12 DD13 DD17 EE05 EE08 EE09 FF01 FF02 FF03 GG01 GG02 GG03 GG06 GG07 GG19 GG25 GG28 GG29 GG44 GG47 HM02 HM20 QQ17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と、 前記基板上に形成され、Ge酸化物を1重量%以上含む
    Ge酸化物含有層と、 前記Ge酸化物含有層上に形成された格子緩和Si
    1−x−vGe(0≦x、v≦1、0≦x+v≦
    1)層と、 前記格子緩和Si1−x−vGe層上に形成され
    た歪Si1−y−wGe(0≦y、w≦1、0≦
    y+w≦1)層と、 前記歪Si1−y−wGe層上に形成されたゲー
    ト絶縁層と、 前記ゲート絶縁層上に形成されたゲート電極と、 前記歪Si1−y−wGe層中に離間して設けら
    れたソース領域及びドレイン領域とを具備することを特
    徴とする電界効果トランジスタ。
  2. 【請求項2】前記Ge酸化物含有層中にGe酸化物は9
    重量%以上含有されることを特徴とする請求項1記載の
    電界効果トランジスタ。
  3. 【請求項3】前記基板と前記Ge酸化物含有層との間に
    SiO層を有することを特徴とする請求項1記載の電
    界効果トランジスタ。
  4. 【請求項4】前記歪Si1−y−wGe層が歪S
    iであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち
    少なくとも一つに記載の電界効果トランジスタ。
  5. 【請求項5】前記歪Si1−y−wGe層のGe
    組成yが0.5以上であることを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のうち少なくとも一つに記載の電界効果トラ
    ンジスタ。
  6. 【請求項6】基板上にGe酸化物を含有するGe酸化物
    含有層を形成する工程と、 前記Ge酸化物含有層上にSiGe層を形成する工程
    と、 熱酸化により、前記SiGe層のGe濃度を高濃度化す
    ると共に格子緩和したSiGe層にする工程と、 前記熱酸化により、前記格子緩和したSiGe層の表面
    に形成された酸化物を除去する工程と、 前記酸化物が除去された前記格子緩和したSiGe層表
    面にSi層もしくはSiGe層を形成する工程とを具備
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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