JP2003016920A - 電子源構造材および発光表示装置 - Google Patents

電子源構造材および発光表示装置

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JP2003016920A
JP2003016920A JP2001202905A JP2001202905A JP2003016920A JP 2003016920 A JP2003016920 A JP 2003016920A JP 2001202905 A JP2001202905 A JP 2001202905A JP 2001202905 A JP2001202905 A JP 2001202905A JP 2003016920 A JP2003016920 A JP 2003016920A
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Yasuhiko Muneyoshi
恭彦 宗吉
Nobuaki Hayashi
伸明 林
Tomio Yaguchi
富雄 矢口
Makoto Okai
誠 岡井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子放出の均一性がよく、低ゲート電圧動作が
可能で寿命の長い電子源構造材と、それを用いた発光均
一性のよい発光表示装置を提供する。 【解決手段】平均直径が2.7ナノメートル以下の2層
または3層カーボンナノチューブを10%以上含んだカ
ーボンナノチューブ群を電子源構造材とし、これを発光
表示装置に用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーボンナノチュ
ーブを有する電子源構造材とそれを用いた発光表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多数の電子線で蛍光体を励起して
表示を行う薄型の発光表示装置の開発が盛んになってい
る。このような発光表示装置に用いる電子源構造材とし
て炭素原子の6員環ネットが円筒状となったカーボンナ
ノチューブが注目されている。カーボンナノチューブは
アーク放電法と呼ばれる製法を用いて作られるが、鉄、
ニッケル、コバルトなどの触媒を用いた場合には6員環
ネットの層数が一つである単層カーボンナノチューブが
得られ、触媒を用いない場合は層数が複数である多層カ
ーボンナノチューブが得られる。このとき、多層カーボ
ンナノチューブの層数は4〜5層以上、およそ30層程
度までである。これら単層カーボンナノチューブと多層
カーボンナノチューブを電子源構造材として使用した例
がジャーナル・オブ・バキューム・サイエンス・アンド
・テクノロジ(Journal of Vacuum Science and T
echnology)Bvol.18 No.2 pp1054
−1058に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記文献(Journal o
f Vacuum Science and Technology B vol.18 N
o.2 pp1054-1058)に記載のように、単層カーボンナノ
チューブは電子源構造材として電子放出の均一性は優れ
ているものの、劣化が著しいために寿命が短いという欠
点を持つ。また、多層カーボンナノチューブの場合は劣
化しにくいものの、電子放出の均一性と放出電流値の安
定性が非常に悪い。
【0004】電子放出の均一性と寿命について単層と多
層とで特性が異なるのは、チューブの構造に起因してい
る。単層カーボンナノチューブの直径はおよそ1〜2n
mであるのに対して、多層カーボンナノチューブは8〜
30nmと太い上にバラツキが大きい。このため、多層
カーボンナノチューブの方は電界集中の仕方が不均一と
なり、電子放出が不均一となる。一方、単層カーボンナ
ノチューブは電界集中の仕方が均一となるが、炭素原子
の6員環ネットが単層であるため、電子放出の際に生じ
る熱励起による原子振動で6員環ネットが崩壊しやす
い。このため、単層カーボンナノチューブは劣化しやす
く寿命が短い。このように、分子の構造的問題から単層
カーボンナノチューブと多層カーボンナノチューブは電
子放出の均一性と寿命の点においてそれぞれ一長一短が
あり、それぞれ電子源構造材に使用するには不向きであ
った。
【0005】本発明の目的は、上記従来技術の持つ課題
を解決し、寿命が長く、良好な電子放出均一性を持つ電
子源構造材とそれを用いた発光表示装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明ではカーボンナノチューブ群を少なくとも有
する電子源構造材において、前記カーボンナノチューブ
群にカーボンナノチューブを構成する炭素原子からなる
円筒状6員環ネットの層数が2である2層カーボンナノ
チューブ、または円筒状6員環ネットの層数が3である
3層カーボンナノチューブを含めた。
【0007】これにより、層数が複数であるために、電
界放出の際の熱振動による炭素原子の6員環ネットの崩
壊を抑えることができ、寿命を長くすることができた。
また、2層カーボンナノチューブまたは3層カーボンナ
ノチューブの平均直径を2.7nm以下にすることで単
層カーボンナノチューブの直径と同程度となり、電界集
中の仕方が均一になり、良好な電子放出均一性が得られ
た。
【0008】さらに、2層カーボンナノチューブまたは
3層カーボンナノチューブがカーボンナノチューブ群に
占める割合が10%以上であれば上記効果を得ることが
できた。2層カーボンナノチューブまたは3層カーボン
ナノチューブを含む電子源構造材を電子源として発光表
示装置に用いることで、発光の均一性がよく、寿命の長
い発光表示装置を得ることができた。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子源構造材
とそれを用いた発光表示装置を図面に示した実施例によ
る発明の実施の形態を参照してさらに詳細に説明する。
なお、図中における同一の記号は、同一物または類似物
を表示するものとする。
【0010】図1は2層または3層カーボンナノチュー
ブを作製するための装置構成を示す。真空引きが可能な
反応槽101に、反応槽101内の温度を上げるための
加熱部102、反応槽101内を排気するためのポンプ
103、反応槽101内のガス雰囲気を変えるためのガ
スボンベ104、ガス流量を制御するマスフローコント
ローラ105と開閉バルブ106が備えられている。ま
た、反応槽101内にはカーボンナノチューブ群が入っ
た容器111とC60等のフラーレンが入った容器11
2を設置することができ、搬送棒107によって容器1
12を加熱部102の内外に移動させることができる。
【0011】次に2層または3層カーボンナノチューブ
の作製法について説明する。反応槽101内においてカ
ーボンナノチューブ群が入った容器111を加熱部10
2の中央付近に、C60等のフラーレンが入った容器1
12を加熱部102の外に設置する。このとき、図2
(a)に示すようにカーボンナノチューブ201の端部
は閉じている。
【0012】反応槽101内を一旦排気した後、ガスボ
ンベ104から酸素を150ccm、窒素を850cc
mの割合で導入し、反応槽101内のガス圧を60kP
aに設定する。酸素および窒素を流しながら、加熱部1
02でカーボンナノチューブ群が入った容器111を4
00℃に加熱し、40分ほど保持する。これによって、
図2(b)に示すようにカーボンナノチューブ201の
両端を開くことができる。
【0013】この後、ポンプ103で反応槽101内を
10−6Pa程度まで排気し、搬送棒107でC60等
のフラーレンが入った容器112をカーボンナノチュー
ブ群が入った容器111に近接させる。次に加熱部10
2で容器111と容器112を550℃に加熱し、この
状態を24時間ほど保持する。これによってC60等の
フラーレンが反応槽101内に熱拡散し、図2(c)に
示すようにC60等のフラーレン202がカーボンナノ
チューブ201内に侵入し、最終的には図2(d)のよ
うになる。
【0014】この後、C60等のフラーレンが入った容
器112を搬送棒107で加熱部102の外に出し、1
050℃まで加熱して、3時間ほど保持する。これによ
り、図2(e)に示すようにカーボンナノチューブ20
1内に侵入したフラーレン202同士が融合し始め、最
終的には図2(f)のように、カーボンナノチューブ2
01の内側に新たに炭素原子の6員環が連なったチュー
ブが形成される。単層カーボンナノチューブを原料とし
て用いれば2層カーボンナノチューブを含むカーボンナ
ノチューブ群が得られ、2層カーボンナノチューブを原
料として用いれば3層カーボンナノチューブを含むカー
ボンナノチューブ群が得られる。
【0015】図9は上記手段で作成したカーボンナノチ
ューブ群のヒストグラムの一例を示す。原料の単層カー
ボンナノチューブまたは単層カーボンナノチューブ同士
が融合して新たにできた単層カーボンナノチューブが
1.4μmおよび2.2μmにピークを持ってほぼ全領
域に分布し、2層カーボンナノチューブは1.4〜2.
8μmの間に、また3層カーボンナノチューブは2.1
〜3μmの間に分布を持った。また、2層または3層カ
ーボンナノチューブがカーボンナノチューブ群に占める
割合はそれぞれ7.1%、2.7%であり、その合計は
およそ10%であった。単層、2層および3層カーボン
ナノチューブは大気中における焼成速度にわずかながら
差があるので、焼成と遠心分離を繰り返すことでそれぞ
れを主成分としたカーボンナノチューブを得ることがで
きる。
【0016】図3は本発明による発光表示装置の一画素
の構成例とその部分拡大図である。図3において、陽極
パネル310は少なくともガラス基板311、蛍光層3
12、アノード313からなっている。蛍光層はカラー
表示を行うために赤(R)、緑(G)、青(B)の三色
の領域に分けられており、その間はブラックマトリクス
で仕切られている。陰極パネル320は基板301上に
カソードライン302と制御ライン304を、絶縁層3
03を介して直交して設けている。
【0017】カソードライン302は画素の三色の領域
に共通に設けられているのに対して、制御ライン304
は各色に対応して備えられている。この画素の表示すべ
き色に対応して、それぞれの制御ライン304に印加す
る電位を制御することで色が選択される。制御ライン3
04には複数の開口部305が設けられており、拡大図
に示される通り、開口部305内には電子源306が備
えられている。
【0018】次に図3で説明した画素構成を含めた発光
表示装置の部分構成について説明する。図4は発光表示
装置の陽極パネル310と陰極パネル320の配置関係
ついて示した図である。図4において、陽極パネル31
0と陰極パネル320は、両者の距離が略一定になるよ
うに複数の絶縁性のスペーサ401を介して接合され、
陽極パネル310と陰極パネル320の間は真空に保た
れている。陰極パネル320には複数のカソードライン
302と複数の制御ライン304が絶縁層303を介し
て直交して配置されている。
【0019】また、制御ライン304には複数の開口部
305が配置され、図3の拡大図で説明した通り、開口
部305内には電子源306が設けられ、制御ライン3
04に電圧を印加することで電子源306から放出され
る電子量を制御する。放出された電子はアノード313
に掛かっている電位によって加速されて蛍光層312を
励起する。ここで、図4には図示していないが、蛍光層
312は図3で説明した通り、カラー表示を行うために
複数の赤(R)、緑(G)、青(B)の領域に分けられ
ており、その間はブラックマトリクスで仕切られてい
る。
【0020】次に図3および図4で示した本発明による
発光表示装置の作製方法について説明する。ガラスの基
板301上に銀ペーストを幅1200μm、ピッチ12
70μmで印刷し、大気中において550℃で20分間
焼成し、カソードライン302を形成した。この後、5
μm以下の長さに粉砕した2層または3層カーボンナノ
チューブを含むカーボンナノチューブ群を重量比で約1
5%含むペーストをカソードライン302上の電子放出
させる所定の位置に印刷し、大気中において530℃で
15分間焼成して、厚さ約30μmの電子源306を形
成した。
【0021】次に電子源306が配設されている領域以
外のカソードライン302上の所定の領域に絶縁性ペー
ストを印刷し、これを510℃で20分間焼成して、厚
さ約45μmの絶縁層303を形成した。形成した絶縁
層303の上にカソードライン302と直交する方向に
銀ペーストを幅400μm、ピッチ423μmで印刷
し、大気中において490℃で15分間焼成し、制御ラ
イン304を形成した。以上の方法により陰極パネル3
20を作製した。陽極パネル310はガラス基板311
上に、ブラウン管と同様の製造工程によりブラックマト
リクス(図示せず)、蛍光層312、アノード313を
形成して作製する。
【0022】図5は本発明による発光表示装置の断面構
造の概略を示す。電子放出を行う電子源と蛍光層の間の
距離が略一定になるように、スペーサ401を介して陽
極パネル310と陰極パネル320を適切な位置に合わ
せたうえで接合し、陰極パネル320の背面に主にバリ
ウムからなるゲッタ501を取り付ける。表示部全体を
真空排気するために陽極パネル310と側面パネル50
2と背面パネル503を低融点ガラスで封着し、背面パ
ネル503にあらかじめ取り付けてある排気管504か
ら油拡散ポンプを用いて約200℃に加熱しながら10
0μPa程度まで排気した後、排気管504を封じ切
る。その後、ゲッタ501を加熱して背面パネル503
内にバリウムゲッタ膜を形成する。以上の工程により発
光表示装置を作製できる。
【0023】図6はカソードライン302、制御ライン
304、電子源306を回路として表し、その駆動方法
を模式的に示した図である。カソードライン302には
走査信号601が加えられ。順次選択されていく。その
間、制御ラインに輝度信号602が加えられ、その信号
に応じて電子源306からの電子放出量が制御される。
【0024】図7は発光表示装置の電子源に用いるカー
ボンナノチューブの層数を変えた場合のゲート電圧とエ
ミッション電流密度の関係を示す。図7中のグラフAは
単層カーボンナノチューブ(平均直径1.2nm)を、B
は2層カーボンナノチューブ(平均直径1.5nm)を、
Cは3層カーボンナノチューブ(平均直径2.7nm)
を、Dは多層カーボンナノチューブ(平均直径21.9
nm)をそれぞれ主成分としたカーボンナノチューブ群
を用いた場合の特性を示す。
【0025】図7から分かるように、単層カーボンナノ
チューブを主成分としたカーボンナノチューブ群を用い
た場合が最も良く、次いで2層カーボンナノチューブ、
3層カーボンナノチューブ、多層カーボンナノチューブ
の順となる。これはカーボンナノチューブの太さで電界
の集中の仕方が異なるために特性に差が生じる。
【0026】図8は発光表示装置の電子源に用いるカー
ボンナノチューブの層数を変えた場合のエミッション電
流密度の時間依存性を示す。図8中のグラフAは単層カ
ーボンナノチューブ(平均直径1.2nm)を、Bは2層
カーボンナノチューブ(平均直径1.5nm)を、Cは3
層カーボンナノチューブ(平均直径2.7nm)を、Dは
多層カーボンナノチューブ(平均直径21.9nm)をそ
れぞれ主成分としたカーボンナノチューブ群を用いた場
合の特性を示す。図8から分かるように、多層カーボン
ナノチューブを主成分としたカーボンナノチューブ群を
用いた場合が電流密度の減少の仕方が最も小さく、次い
で3層カーボンナノチューブ、2層カーボンナノチュー
ブ、単層カーボンナノチューブの順となる。これは層数
が多いほうが、電界放出の際の熱振動による炭素原子の
六員環ネットの崩壊が抑えられ、カーボンナノチューブ
の劣化が少ないからである。
【0027】図9に示した未分離のカーボンナノチュー
ブ群を用いた場合でも図8中のBおよびCと同様の特性
を持つことを確認した。したがって、カーボンナノチュ
ーブ群に2層または3層カーボンナノチューブがおよそ
10%以上含まれていれば良好な特性を示すことができ
る。
【0028】以上のことから、2層または3層カーボン
ナノチューブを用いることで寿命が長く、低ゲート動作
電圧を持つ発光表示装置を得ることができた。
【0029】単層カーボンナノチューブ(平均直径1.
2nm)、2層カーボンナノチューブ(平均直径1.5n
m)、3層カーボンナノチューブ(平均直径2.7n
m)、多層カーボンナノチューブ(平均直径21.9n
m)を主成分とするカーボンナノチューブ群を用いて発
光均一性を比較すると、単層カーボンナノチューブ、2
層カーボンナノチューブおよび3層カーボンナノチュー
ブは全面的に均一性良く発光したが、多層カーボンナノ
チューブは不均一となった。これは多層カーボンナノチ
ューブの場合は層数の分布が大きい、すなわち直径のバ
ラツキが大きいために、同じゲート電圧を掛けても個々
の多層カーボンナノチューブへの電界集中の仕方が異な
り、放出される電流量が異なるためである。以上のこと
から、2層または3層カーボンナノチューブを用いた発
光表示装置では単層カーボンナノチューブを用いた場合
と同等の均一性の良い発光特性を持つ発光表示装置を得
ることができた。
【0030】以上、本発明によれば、2層または3層カ
ーボンナノチューブを含むカーボンナノチューブ群を電
子源構造材に用いることで、ゲート動作電圧が低く、発
光の均一性のよい、長寿命の発光表示装置を提供するこ
とができた。
【0031】
【発明の効果】本実施例によれば、2層または3層カー
ボンナノチューブを含むカーボンナノチューブ群を電子
源構造材に用いることで、発光の均一性がよく、寿命の
長い発光表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いるカーボンナノチューブの作製装
置の一例を説明するための図。
【図2】本発明に用いるカーボンナノチューブの生成過
程を説明するための図。
【図3】本発明による実施例の画素構成の概略を説明す
るための図。
【図4】本発明による実施例の部分構成の概略を説明す
るための図。
【図5】本発明による実施例の断面構成の概略を説明す
るための図。
【図6】本発明による実施例の電子放出素子を回路とし
て説明するための図。
【図7】本発明による実施例の電子放出特性を説明する
ための図。
【図8】本発明による実施例の電子放出の時間依存性を
説明するための図。
【図9】本発明に用いるカーボンナノチューブ群のヒス
トグラムの一例を示す図。
【符号の説明】
101…反応槽、102…加熱部、103…ポンプ、1
04…ガスボンベ、105…マスフローコントローラ、
106…開閉バルブ、107…搬送棒、111、112
…容器、201…カーボンナノチューブ、202…フラ
ーレン301…基板、302…カソードライン、303
…絶縁層、304…制御ライン、305…開口部、30
6…電子源、310…陽極パネル、311…ガラス基
板、312、…蛍光層、313…アノード、320…陰
極パネル、401…スペーサ、501…ゲッタ、502
…側面パネル、503…背面パネル、504…排気管、
601…走査信号、602…輝度信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C01B 31/02 101 H01J 1/30 F (72)発明者 矢口 富雄 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所ディスプレイグループ内 (72)発明者 岡井 誠 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所ディスプレイグループ内 Fターム(参考) 4G046 CA00 CB01 CB08 CC01 CC09 5C031 DD17 5C036 EE01 EF01 EF06 EF09 EG12 EH11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーボンナノチューブ群を少なくとも有す
    る電子源構造材において、前記カーボンナノチューブ群
    がカーボンナノチューブを構成する炭素原子からなる円
    筒状6員環ネットの層数が2または3であるカーボンナ
    ノチューブを有することを特徴とする電子源構造材。
  2. 【請求項2】前記カーボンナノチューブを構成する炭素
    原子からなる円筒状6員環ネットの層数が2または3で
    あるカーボンナノチューブの平均直径が2.7ナノメー
    トル以下であることを特徴とする請求項1に記載の電子
    源構造材。
  3. 【請求項3】前記カーボンナノチューブを構成する炭素
    原子からなる円筒状6員環ネットの層数が2または3で
    あるカーボンナノチューブが前記カーボンナノチューブ
    群に占める割合が10%以上であることを特徴とする請
    求項1または2のいずれか記載の電子源構造材。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか記載の電子源
    構造材を電子源として用いることを特徴とする発光表示
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7754177B2 (en) 2004-03-30 2010-07-13 Hirofumi Takikawa Carbon nanoballoon structure and method for preparation thereof, and electron emitter
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JP2014122154A (ja) * 2013-11-15 2014-07-03 National Institute Of Advanced Industrial & Technology カーボンナノチューブ・バルク構造体を含む複合材料

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