JP2003013525A - 間仕切 - Google Patents

間仕切

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JP2003013525A
JP2003013525A JP2001364525A JP2001364525A JP2003013525A JP 2003013525 A JP2003013525 A JP 2003013525A JP 2001364525 A JP2001364525 A JP 2001364525A JP 2001364525 A JP2001364525 A JP 2001364525A JP 2003013525 A JP2003013525 A JP 2003013525A
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/74Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge
    • E04B2002/7483Details of furniture, e.g. tables or shelves, associated with the partitions

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】縦フレームと横フレームとから成る骨組みにパ
ネルを装着するようにした間仕切において、骨組みは変
えることなく機能やデザインを多様化を図り、以って、
ユーザーの要望に的確に応えることを可能ならしめる。 【手段】横フレーム6〜8の上下両面には、センター係
合溝46とサイド係合溝47と面取り部48とが形成されてい
る。パネル10には、下方のセンター係合溝46に嵌まる下
係止片10bと、上方のサイド係合溝47に嵌脱する板ばね
製上係止片51とが設けられている。厚さや材質などが異
なる様々の種類のパネル10に上下係止片51,10 bを設け
ることにより、様々の構造のパネル10,11 を同じ枠空間
9に簡単に付け替えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間仕切に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】間仕切には天井まで届くタイプと天井ま
で届かない衝立式とに大別される。後者の衝立式の間仕
切は、主として、骨組み(本体)とこれに装着されるパ
ネルとから成っており、骨組みは、左右に立設した縦フ
レーム(支柱)と、左右の縦フレームを繋ぐ横フレーム
とから成っている。
【0003】間仕切の高さと幅があまり大きくない場合
は、骨組みは左右2本の縦フレームと上下2本の横フレ
ームとで構成されることが多い。間仕切の高さがある程
度以上に高くなると、横フレームは3本以上配置するこ
とが多く、間仕切の幅がある程度以上に大きくなると、
縦フレームを3本以上配置することもある。
【0004】また、パネルについて見ると、縦フレーム
と横フレームとで囲われた空間に1枚のパネルを装着す
る場合と、表裏2枚のパネルを装着して両者の間を中空
状に形成する場合とがある。パネルの材質は様々で、金
属板に塗装を施しただけのもの、金属板に化粧布を貼っ
たもの、金属板の裏面に軽量断熱材を貼ったものなどが
ある。
【0005】いずれにしても、従来は、骨組みの構造と
パネルの構造との関係は予め決まっており、パネルの構
造が異なると、取付け構造も違ったものになっていた。
従って、従来は、1つの間仕切においては、せいぜいパ
ネルの色彩を変える程度のバリエーションしか選択でき
なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】オフィスにおいては、
机を並べただけのオープンフロアー方式や各ワーカーご
とにブースで仕切っただけの伝統的なワークスタイルか
ら、間仕切や机などの家具の機能やレイアウトを作業内
容等に応じて異ならせるフレキシブルなワークスタイル
に大きく変化している。
【0007】これらは一種のオフィス革命というべきも
ので、その背景には、ワーカーへの過干渉や過放任をな
くして、各ワーカーが快適かつ能率的に執務できる環境
を形成することの必要性の認識や、パソコンの普及に伴
って執務内容自体が大きく変質したことなどがあると言
える。
【0008】このようなオフィス革命の下で、間仕切に
も様々の機能が求められている。例えば、個人作業に使
用する間仕切においては、ワーカーの好みや作業内容に
応じて、パネルの材質や構造・機能などを選択したいと
の要望がある。
【0009】より具体的には、間仕切の一部に透明又は
半透明な部分が欲しい、間仕切の一部又は全部が布状や
ネット状であるとくつろげる、押しピンで紙を止めるこ
とができるパネルにピンナップ性が欲しい、パソコン等
の電気機器の配線を綺麗に処理できるようにして欲しい
など、機能やデザインについて様々の要望がある。
【0010】近年、SOHO(スモールオフィス・ホー
ムオフィス)の広がりが目覚ましいが、このSOHOで
企業する人は元々独立指向が強く、他人から干渉されず
に自分の好みに合った作業空間を形成したいとの要望が
高いため、特に間仕切の機能・デザインについての要望
も多岐に亘ると言える。
【0011】しかるに、従来は、1つの間仕切において
はせいぜいパネルの色彩を変える程度の変更しかでき
ず、ユーザーの要望に応じてパネルの構造を選択した
り、骨組みは共通化してパネルの構造を異ならせた様々
の機能・デザインの間仕切を揃えたりといったことは簡
単にはできなかったため、様々なユーザーの要望に臨機
応変に応えるのは困難であった。
【0012】本願発明は、この現状を改善することを目
的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る間
仕切は、左右に適宜隔てて配置した複数本の縦フレーム
と、上下に適宜隔てて配置した複数本の横フレームと、
左右に隣合った2本の縦フレームと上下に隣合った2本
の横フレームとで囲われた枠空間に装着されるパネル類
とを備えている。
【0014】そして、前記縦フレーム及び横フレームの
うち少なくともいずれか一方に、溝条や凸条のような係
合手段を設けている一方、前記パネル類は、1つの枠空
間に対応して構造の異なるものが複数種類あって選択可
能になっており、これら複数種類のパネル類の各々に
は、前記係合手段に係止することによってパネル類を脱
落不能に保持する係止手段が設けられている。
【0015】請求項2の発明は、請求項1において、前
記各横フレームは側断面視で上下対称形状に形成されて
おり、各横フレームの上面と下面とに、前記係合手段と
して、中心線に沿って延びるセンター係合溝と、その前
後両側に位置した2条のサイド係合溝とが形成されてい
る。
【0016】更に、前記複数種類のパネル類に設けた係
止手段は、上下に隣合った横フレームのうち下段の横フ
レームのセンター係合溝に上方から嵌合する下係止片
と、上段の横フレームのサイド係合溝に前後方向から弾
性に抗して係脱する弾性体製の上係止片とから成ってい
る。
【0017】請求項3の発明は、請求項2において、前
記各横フレームの前後両面又は片面にも、他の係合手段
として、側断面蟻溝状のフロント係合溝が形成されてお
り、それら上下横フレームのフロント係合溝に引っ掛か
る上下の鉤状係止体を介してパネル類が装着可能になっ
ている。
【0018】なお、パネル類の素材は特に限定はなく、
金属板や木材、合板、合成樹脂、異種素材の積層材、シ
ート、布、不織布、スクリーン、金網など様々のものを
採用できる。
【0019】請求項4の発明では、請求項1〜3のうち
の何れかにおいて、前記複数種類のパネル類のうち少な
くとも1種類は、縦フレームの前面よりも内側配置され
るようになっており、その結果、机又はテーブルの天板
を縦フレームの前面に当接すると、パネル類と天板との
間にコード類やケーブル類を挿通できる配線空間が空く
ようになっている。
【0020】請求項5の発明に係る間仕切は、左右に適
宜隔てて配置した複数本の縦フレームと、上下に適宜隔
てて配置した複数本の横フレームと、左右に隣合った2
本の縦フレームと上下に隣合った2本の横フレームとで
囲われた枠空間に装着されるパネル類とを備えており、
前記横フレームには係合溝のような係合手段が形成され
ている一方、前記パネル類には、前記係合手段に係脱し
得る係止手段を設けている。
【0021】請求項6の発明は、請求項1〜5のうちの
何れかにおいて、前記各縦フレームには、前記係合手段
として、枠空間に向いたインナー係合溝又はインナー係
合凸条が上下全長にわたって延びるように形成されてお
り、更に、各縦フレームには、前記係合手段とは別に、
枠空間と反対側に開口した蟻溝状のアウター係合溝が上
下全長にわたって延びるように形成されており、このア
ウター係合溝に抜け不能に嵌合する枠材に、縦フレーム
の外側に張り出すアウターボードを装着可能になってい
る。
【0022】請求項1においては、パネルとユーザーと
の関係で見ると、ユーザーの要望に応じたパネルを取り
付けて販売する場合と、ユーザーが複種類のパネルを購
入して、好みによって自分で付け替える場合とがある。
後者の場合は、パネルは骨組に対して着脱自在である必
要がある。
【0023】また、本発明においてパネル類とは、枠空
間に配置されるものを総称するものであり、素材や形
状、厚さ、密度、透光性などの性状は問わない。従っ
て、スクリーン状のものや紙状のもの、メッシュ状のも
の、すだれ状のもの、或いはブラインドなども含まれ
る。
【0024】敢えて説明するまでもないが、間仕切はそ
れ単独で使用することもできるし、別に天板や棚を取り
付けて机又はテーブルとして使用することも可能であ
る。
【0025】
【発明の作用・効果】本発明によると、1つの間仕切に
おいて、構造が異なる複数枚のパネルを付け替えること
ができるため、ユーザーの要望に応じた様々の態様の間
仕切を簡単に提供することができる。
【0026】特に、請求項2のように構成すると、パネ
ル類を横フレームに対して係脱させることによって簡単
に着脱できるため、ユーザーが好みによってパネル類を
付け替えることも簡単にでき、特に好ましい。また、請
求項2によると、複数本の横フレームは同じ断面形状の
ものを使用できるため、コストを低減できる利点もあ
る。
【0027】請求項3のように構成すると、横フレーム
の前面(及び後面)にもパネル類を係止できるため、取
付けできるパネル類のバリエーションが一層豊富にな
り、その結果、ユーザーの要望にいっそう的確に応える
ことができる。
【0028】既述のとおり、間仕切に天板を取付けて机
と兼用したり、別の机を間仕切に密着させたりすること
が多いが、請求項4のように構成すると、机上等で使用
する電気機器や通信機器等のコード類・ケーブル類は天
板とパネルとの間の隙間から下方に引き出すことができ
るため、コード類・ケーブル類を美麗に処理することが
できる。
【0029】ところで、間仕切にはその外側にもアウタ
ーボードを取付けたい場合がある。この点については、
請求項6のように構成すると、蟻溝状のアウター係合溝
を利用して板材を簡単に取付けることができるため、間
仕切の使用態様のバリエーションを一層広げることがで
きる。
【0030】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0031】(1).概要(図1) 図1に示すように、間仕切は、コーナー支柱4を介して
平面視でL字状に接続された第1〜第2のユニット1〜
3と、第2ユニット2と直線状に接続された第3ユニッ
トとから成っている。1つのユニット1が間仕切の最小
単位である。
【0032】各ユニット1〜3は、左右に配置した縦フ
レーム5と、左右の縦フレーム5の上端間を接続する上
部横フレーム6と、左右の縦フレーム5の下端間を接続
する下部横フレーム7と、左右縦フレーム5を上端と下
端との間で接続する中間横フレーム8とで骨組みが構成
されており、上下左右のフレームで囲われた枠空間9
に、それぞれパネル10,11,12を装着している。
【0033】第1ユニット1は1本の中間横フレーム8
によって上下2つの枠空間に区分されており、第2ユニ
ット2と第3ユニット3とは、2本の中間横フレーム8
によって上下3つの枠空間に区分されている。
【0034】本実施形態では各ユニットごとに左右一対
ずつの縦フレーム5を備えているが、隣合ったユニット
1において縦フレームを共用することも可能である。ま
た、上下横フレーム6,7とは別に笠木や巾木を並設す
ることも可能である。
【0035】各ユニット1〜3で囲われた空間には、机
天板13が着脱可能に取付けられている。机天板13の
一端部は脚14で支持されている(ユニットを平面視で
コ字状に接続することにより、机天板13の全体を間仕
切で支持しても良い)。各ユニット1には棚15を自在
に取付けることができる(支持構造は後述する)。
【0036】図示の例では、各ユニット1〜3は縦寸法
及び幅寸法とも同じになっているが、横幅や高さが異な
る複数種類のユニットを用意しておくことも可能であ
る。
【0037】(2).コーナー支柱及び縦フレーム(図2) 図2は図1のII−II視断面図であり、この図2に基づい
て、コーナー支柱4と縦フレーム5の断面構造を説明す
る。コーナー支柱4及び縦フレーム5はアルミ等の軽金
属の押し出し加工品であり、従って、基本的に全長にわ
たって同一断面形状であり、部分的に加工を施してい
る。
【0038】コーナー支柱4は平面視略正方形で中空状
に形成されており、各外面にはアウター係合溝17が全
長にわたって延びるように形成されている。また、各四
隅よりやや内側に位置した4ヶ所には、平面視略円弧状
のねじ込み用溝18が形成されている。
【0039】コーナー支柱4の下面には底板19が横ず
れ不能に嵌合しており、この底板19は、前記ねじ込み
用溝18にねじ込んだねじ20で締結されている。この
底板19にはアジャスターボルト21を下方からねじ込
んでいる。コーナー支柱4の上端には天キャップ4a
(図4参照)が装着される。
【0040】他方、各縦フレーム5は、前後両面5aと
内面(枠空間9に面した面)5bとが円弧状曲面5cを
介して連続しており、全体として断面略台形状で中空状
に形成されている。そして、その外面には、コーナー支
柱4と同じ形状のアウター係合溝17が形成されてい
る。アウター係合溝17は、その開口部に2条のリップ
を備えて蟻溝に形成されている。
【0041】縦フレーム5の内面5bには、当該内面5
bの幅寸法よりもやや小さい前後幅で浅い第1インナー
係合溝22が形成されており、この第1インナー係合溝
22に各横フレーム6〜8の端部がきっちり嵌まるよう
になっている。
【0042】横フレーム6〜8の前後幅寸法が縦フレー
ム5の前後幅寸法(間仕切全体の厚さ)よりも小さいた
め、机天板13を縦フレーム5の前面にぴったり重ねた
状態でも、横フレーム6〜8と机天板13との間にはコ
ード類Cやケーブル類を挿通できる配線可能空間(凹
所)24が空いている。
【0043】各横フレーム6〜8はねじ25で縦フレー
ム5に締結されている。図示していないが、縦フレーム
5には、ねじ25とドライバーとを挿入するための穴が
空いている。
【0044】縦フレーム5の第1インナー係合溝22に
は、長手中心線を挟んだ両側の位置に2条の第2インナ
ー係合溝23が振り分けた状態に形成されている。これ
ら両溝条22,23は請求項1に記載した係合手段の一
例である。
【0045】縦フレーム5の前後両面5aには、ブラケ
ット用蟻溝26が開口しており、このブラケット用蟻溝
26に連通した状態で平断面略円弧状のねじ込み用溝1
8が形成されている。
【0046】縦フレーム5の下面には、図6(B)にも
示す底板27が横ずれ不能に嵌合しており、底板27
は、ねじ込み用溝18にねじ込まれたねじ28で締結さ
れている。底板27はアジャスターボルト29が下方か
ら螺合している。縦フレーム5の上面はキャップ30
(図3参照)で塞がれる。
【0047】ブラケット用蟻溝26には、図6(C)に
示すように、多数の溝穴31を上下適宜間隔で空けたブ
ラケット支持板32が上方から挿入される。そして、こ
の溝穴31に嵌め込み装着したブラケットにより、棚1
5を支持したり机天板13を支持したりすることができ
る。
【0048】なお、各縦フレーム5は同一断面形状であ
り、かつ、2本の縦フレーム5の前後逆向きにして重ね
ると互いに嵌合して前後ずれ不能に保持されるように、
外面は断面凹凸状に形成されている。
【0049】コーナー支柱4及び縦フレーム5のアウタ
ー係合溝17が外側に露出する場合は、着脱自在なエン
ドカバー33で塞がれる。また、縦フレーム5の上端に
はキャップ30(図参照)が装着される。
【0050】(3).下部の連結構造(図3〜図7) 次に、ユニット1〜3の連結構造を主として図3〜図7
に基づいて説明する。図3は第2ユニット2と第3ユニ
ット3との接続箇所の一部分離正面図、図4はコーナー
支柱4と第2ユニット2との接続箇所の分離正面図、図
5及び図6は部材の斜視図、図7は図3の VII-VII視平
断面図である。
【0051】コーナー支柱4と縦フレーム5との連結構
造も、縦フレーム5同士の連結構造も基本的には同じで
あり、ここでは主として縦フレーム同士の連結を取り上
げて説明する。
【0052】互いに重なり合った縦フレーム5は、下端
の相互間は下部連結体35で連結され、上部の相互間は
上部連結体36で連結されている。まず、下部の連結構
造について説明する。
【0053】例えば図5から容易に理解できるように、
下部連結体35は、一方の縦フレーム5のアウター係合
溝17に下方からきっちり嵌入する第1挿入部35a
と、他方の縦フレーム5のアウター係合溝17に下方か
らきっちり嵌入する第2挿入部35bとを備えている。
【0054】本例では、第2挿入部35bの高さは低く
なっており、かつ、第2挿入部35bには段部35cを
形成している。また、他方の縦フレーム5におけるアウ
ター係合溝17の下端部に開口部は、下部連結体35の
段部35cに対応した切欠き37を形成している。下部
連結体35は、一方の縦フレーム5の底板27で落下不
能に支持されている。
【0055】この下部連結体35により、隣合った縦フ
レーム5は水平離反不能に保持される。また、図3及び
図7に示すように、隣合った縦フレーム5の下部には、
1本のピン38が嵌まる穴39が空いており、このピン
38により、隣合った縦フレーム5は上下離反不能に保
持される。
【0056】縦フレーム5におけるアウター係合溝17
の開口縁には、ピン38の大径部が落下不能に引っ掛か
る切欠きが形成されている。そして、ピン38を一方の
縦フレーム5に装着すると共に、下部連結体35を一方
の縦フレーム5に嵌合しておいてから、他方の縦フレー
ム5を下部連結体35の第2挿入部35bに嵌め込みつ
つ、ピン38に係合穴39を嵌め込む。
【0057】すると、隣合った縦フレーム5は水平離反
不能で上下離反不能に保持される。一方の縦フレーム5
をピン38と下部連結体35とに同時に嵌め込むため、
下部連結体35の高さは低くなっている。
【0058】(4).上部の連結構造 上部連結体36は、一方の縦フレーム5のアウター係合
溝17に上方から嵌まる第1クランプ体40と、他方の
縦フレーム5のアウター係合溝17に上方から嵌まる第
2クランプ体41と、これらを締結するボルト(六角穴
付きボルト)42とから成っている。
【0059】両クランプ体40,41には、アウター係
合溝17から横向きに抜けないようにリップ40a,4
1aが形成されている。また、第2クランプ体41に設
けた凸部41bが一方の縦フレーム5のアウター係合溝
17にきっちり嵌まるようになっており、かつ、第2ク
ランプ体41の凸部41bに形成した凹所41cに、第
1クランプ体40に設けた突起40bがきっちり嵌合し
ている。
【0060】更に、第2クランプ体41の凸部41bに
はボルト挿入穴43が空いており、他方、第1クランプ
体40の突起40aにはねじ穴44が空いている。
【0061】このとき、第1クランプ体40の突起40
bの上面を正面視で斜め下向きの傾斜面40cとなし、
この傾斜面40cにねじ穴44を開口させる一方、第2
クランプ体41における凸部41bに、正面で前記第1
クランプ体40の傾斜面に重なる平板状の傾斜板部41
dを設け、この傾斜板部41dにボルト挿入穴43を空
けている。
【0062】他方の縦フレーム5におけるアウター係合
溝17の底部は、ボルト42の頭に干渉しないように若
干の寸法だけ上向きに切り開き形成されている(切り開
き部を符号45で示す)。
【0063】両クランプ体40,41は、離反しないよ
うにボルト42で仮止めしておく。そして、ユニット同
士を連結するには、隣合った縦フレーム5を重ね合わせ
て先に下部を下部連結体35及びピン38で連結してか
ら、両縦フレーム5のアウター係合溝17にそれぞぞれ
クランプ体40,41を挿入し、次いで、正面視で傾斜
状の姿勢にした六角レンチをボルト42の頭に嵌め入れ
て、ボルト42をねじ込む。これにより、両縦フレーム
5はその上部において強固に締結される。
【0064】ボルト42を傾斜状の姿勢にしたことによ
り、縦フレーム5の内面部をカットすることなく、六角
レンチを使用して両縦フレーム5を強固に締結すること
ができる。ボルト42の傾斜角度は、六角レンチの挿入
機能を損なわない範囲で、できるだけ水平に近づけるの
が好ましい。
【0065】(5).横フレーム(図8〜図9) 次に、図8〜図10に基づいて、横フレーム6〜8の構
造を説明する。図8は第3ユニット3の部分的な正面
図、図9は図8のIX−IX視面断面図、図10は要部の斜
視図である。
【0066】横フレーム6〜8の上下両面には、幅方向
の中心に位置したセンター係合溝46と、その両側に位
置した2条のサイド係合溝47とが形成されている。こ
の場合、サイド係合溝47はセンター係合溝46よりも
浅くて円弧状に形成されている。
【0067】また、横フレーム6〜8の四隅は円弧状に
面取りされている(面取り部を符号47で示す)。更
に、横フレーム6〜8の前後両面には、上下中心線を挟
んだ対称形状の蟻溝状のフロント係合溝49が形成され
ている。これら各係合溝46,47,49は、皆、請求
項に記載した係合手段の一例でる。
【0068】横フレーム6〜8の内部には、その中心線
に沿って延びる断面円弧状のねじ込み用溝18が形成さ
れており、既述のとおり、このねじ込み用溝18にねじ
込んだねじ25により、縦フレーム5と横フレーム6〜
8とが締結されている(図2も参照)。
【0069】上述の説明より明らななように、各横フレ
ーム6〜8は同じ大きさ及び同じ断面形状であり、且
つ、上下対称形及び左右対称形状になっている。従っ
て、各横フレームに同じ素材を方向性のない状態で使用
できる。
【0070】(6).パネルの第1態様(図8〜図10) 次に、図8〜9に図10も加えて、パネルの態様を説明
する。各ユニット1〜3も様々のパネルの展開が可能て
あるが、引用する符号が煩雑になるのを回避するため、
以下の全ての例では、第3ユニット3を代表として取り
上げ、これを単に「ユニット1」と一般化して、説明す
る。
【0071】図9に示すように、ユニット1における3
つの枠空間9のうち上段の枠空間9には、クロス張り金
属板製や化粧鋼板製の薄板パネル10が前後から配置さ
れており、中断の枠空間9には透明又は半透明の樹脂板
(例えばアクリル板)やガラス板のような中厚板パネル
11が表裏両側から配置されている。
【0072】また、下段の枠空間9には、金属板で中空
状に形成された1枚の中空パネル12が配置されてい
る。薄板パネル10と中厚パネル11とは、その外面が
横フレーム6〜8と同一面を成すように配置されてい
る。他方、中空パネル12は横フレーム6〜8よりも薄
くなっている。
【0073】薄板パネル10の下端には、横フレーム6
〜8の上端と面取り部48との連設部に当接又は密接す
る下傾斜部10aと、センター係合溝46に嵌合する下
係止片10bとが形成されており、このため、薄板パネ
ル10はその下部において前後不能に保持される。
【0074】また、薄板パネル10の上端には、横フレ
ーム6〜8の下端と面取り部48との連設部に当接又は
密接する上傾斜部10cが形成されており、この傾斜部
10cから、枠空間9の内部に向けて延びる折り返し部
10dが伸びている。そして、折り返し部10dに、横
フレーム6〜8のサイド係合溝47に嵌合する板ばね製
等の上係止片51をねじ52で固定している。
【0075】薄板パネル10の上傾斜部10cと横フレ
ーム6〜8の面取り部48との間には、例えばマイナス
ドライバーのような薄い部材を挿入できる程度の隙間が
空いている。
【0076】上係止片51は薄板パネル10の上端部に
部分的に設けている(例えば900mm程度の横幅の場
合は2個程度で良い)。図10に明示するように、薄板
パネル10の上傾斜部10cには、上係止片51の逃げ
変形を容易ならしめるため切欠き穴53が空いている。
【0077】薄板パネル10では、上下の係止片10
b,51がセンター係合溝に記載した係止手段を構成し
ている。なお、上下の係止片は、薄板パネル10に切り
起こし等によって一体に形成することも可能である。
【0078】薄板パネル10を取付ける場合は、まず、
やや前傾状の姿勢にして下係止片10bを下方の横フレ
ーム6〜8のセンター係合溝46に嵌み、次いで、上部
を押して上係止片51を上部の横フレーム6〜8のサイ
ド係合溝47に嵌め込めば良い。
【0079】取り外す場合は、上部と横フレーム6〜8
との間の隙間にマイナスドライバーのような器具54を
挿入して、上係止片51の弾性に抗して手前にこじ空け
れば良い。
【0080】なお、薄板パネル10のような着脱式と横
フレーム6〜8との間に、人の指が入る程度の隙間を空
けて、人が手だけでパネルを着脱できるようにすること
も可能である。
【0081】横フレーム6〜8に面取り部48を設けた
ことにより、薄板パネル10を簡単に取り外すことがで
きる。なお、敢えて説明するまでもないが、薄板パネル
10の左右両端は縦フレーム5に干渉しないようになっ
ている。
【0082】中厚パネル11の上端部と下端部とには、
当て板55を介して下係止片10cと上係止片51とが
ねじ56で固定されている。当て板55には、ねじ56
がねじ込まれるボス55aが一体に形成されており、こ
のため、中厚パネル11がガラスやアクリル樹脂のよう
な脆い素材であっても、締結によって割れることはな
い。
【0083】中厚パネル11の取付け・取り外しの手順
は薄板パネル10と同じである。例えば2つの枠空間を
背中合わせに配置した場合のように間仕切の片面が外部
から見えない場合は、その片面だけに薄板パネル10や
中厚パネル11を取付けれは良い。
【0084】(7).第2態様(図11) 図11(A)に示すように、着脱式パネルとして、穴空
き金属板パネル(パンチングメタルパネル)58を使用
することもできる。
【0085】この場合、図11(B)に示すように、穴
空き金属板パネル58の片面又は両面に透明又は半透明
で強靱なフィルム59を貼ることにより、押しピン60
で紙類を固定できるピンナップ機能を持たせることも可
能である。
【0086】(8).第3態様(図12) 図12では第3態様を示している。(A)は裏面図、
(B)は(A)B−B視断面図である。この態様では、
着脱式パネルとして、金属板(鋼板)から成る表面板6
1の裏側に心材62を貼った積層パネル63を使用して
いる。この例では、表面板61は第1態様の薄板パネル
10と同じ形態になっている。
【0087】(9).第4態様(図13) 図13では第4態様を示している。(A)は正面図、
(B)は(A)のB−B視断面図である。この態様で
は、着脱式パネルとして、布状やメッシュ状,或いはシ
ート状等のスクリーンパネル64を使用している。スク
リーンパネル64は単層構造でも良いし、複層構造でも
良い。
【0088】スクリーンパネル64の上端には、横フレ
ーム6〜8のフロント係合溝49に上方から引っ掛かり
係合する上部鉤体65が一体に取付けられており、スク
リーンパネル64の下端には、横フレーム6〜8のフロ
ント係合溝49に下方から引っ掛かり係合する上部鉤体
66が一体に取付けられている。
【0089】スクリーンパネル64は若干ながら上下方
向に弾性変形することが可能であり、この伸びを利用し
て、スクリーンパネル64を簡単に着脱することができ
る。図では前後のスクリーンパネル64において鉤体6
5,66の形状は異なっているが、その機能は同じであ
る。
【0090】スクリーンパネル64は上下に隣合った横
フレーム6〜8に係止する必要はなく、例えば、上部横
フレーム6と下部横フレーム7とに引っ掛けることも可
能であり、このように広い面積のスクリーンパネル64
を取付けることにより、映写用スクリーンパネルとして
利用することも可能である。
【0091】また、スクリーンパネル64に模様を浮き
上がらせるなど、様々のデザインを施すことも可能であ
る。更に、一点鎖線で示すように、スクリーンパネル6
4は横フレーム6,8の左右幅寸法の間隔より短くても
良い)。
【0092】(10). 第5態様(図14〜図15) 図14〜15では第5態様を示している。図14は平断
面図、図15は図14のXV−XV視断面図である。この態
様では、着脱式パネルとして、薄板パネル10と中厚パ
ネル11との2種類を使用している。
【0093】これら両パネル10,11とも、上下の係
止片51,10bを使用している点で他の例と共通して
おり、他の例との相違点は、両パネル10,11が縦フ
レーム5の前後面を成すように配置されていることであ
る。
【0094】この例から容易に理解できるように、着脱
式パネルは、その厚さとは関係なく、係止片51,10
bの寸法を異ならせることにより、表面の前後位置を自
由に設定できる。
【0095】この例では、縦フレーム5の第2インナー
係合溝23は1条だけ深く形成されている。
【0096】(11). 第6態様(図16) 図16では第6態様を示している。この例では、着脱式
パネルの例として、枠空間の前後中間部のみに中厚パネ
ル11を配置しており、中厚パネル11の上端と下端と
にそれぞれ係止片51,10bを当て板55とねじ56
とで固定している。
【0097】この例では、上係止片51は、上部横フレ
ーム6のセンター係合溝46に嵌合させている。
【0098】中厚パネル11の下端縁をセンター係合溝
46に直接に嵌め入れても良い(この場合は下係止片1
0cは不要になる)。この例から理解できるように、縦
フレーム5と横フレーム6〜8とから成る骨組みはその
ままで、1つの枠空間9に1枚だけのパネルを着脱自在
に取り付けることも可能である。
【0099】(12). 第7態様(図17〜図20) 図17〜20では、第7態様を示している。図17は部
分的な正面図、図18のうち(A)は図17の A-A視断
面図、(B)は図17の B-B視断面図、図19及び図2
0は変形例を示す図である。
【0100】この第7態様は、図9において言及した中
空パネル12の取付け構造の例であり、この例では、中
空パネル12は着脱自在ではなく、縦フレーム5と横フ
レーム6〜8とを分離しないと着脱できない固定式パネ
ルになっている。
【0101】すなわち、鋼板製の中空パネル12は額縁
形枠材67に嵌め込み装着されており、額縁型枠材67
が、縦フレーム5の第1インナー係合溝22と第2イン
ナー係合溝23とにきっちり嵌合している。このような
固定式パネルを取付けることも可能である。
【0102】縦フレーム5のインナー係合溝22,23
を利用することに代えて、又はこれに加えて、横フレー
ム6〜8のセンター係合溝46を利用して固定すること
も可能である。額縁状枠材68を横フレームに上下から
被嵌させても良い。
【0103】ユニット1の全体を中空式等の1枚の固定
式パネルで塞ぐことも可能であるし、複数枚の固定式パ
ネルで塞ぐことも可能である。複数枚の固定式パネルを
使用する場合、図19(A)に示すように、上下に隣合
った固定式パネル68を中間横フレーム8で分離しても
良いし、図19(B)に示すように、複数枚の固定式パ
ネル68を上下に積み重ねた状態にしても良い。
【0104】いうまでもないが、各固定式パネルは色彩
や模様などを異ならせても良い。また、中空状パネルに
代えて、木製等の中実状厚肉パネルを使用することも可
能である。額縁状枠材67は、図20に示すような断面
形状でも良い。
【0105】(13). 第8態様(図21) 図21では第8態様を示している。本態様は、横フレー
ム6〜8に固定式パネルを着脱不能に取付けた場合にお
いて、固定式パネルとして、支持板69に軟質材(イン
シュレータ)70を積層することによって押しピン60
を抜き差し自在としたピンナップボードパネル71を使
用している。
【0106】(14). 第9態様(図22) 図22では第9態様を示している。本態様は、横フレー
ム6〜8は上下非対称状に形成されており、一方の面に
はセンター係合溝46とサイド係合溝47とが形成され
ており、他方の面には1つの広巾溝73が形成されてい
る。
【0107】そして、(A)に示す例では、上下横フレ
ーム6〜8の広巾溝73を対向させて、この広巾溝73
に固定式厚肉パネル68の上端と下端とを着脱不能に嵌
め込んでいる。逆に、(B)に示す例では、各横フレー
ム6〜8を広巾溝73が上になるように配置して、着脱
式の中厚パネル11に上下の係止片10b,51を設け
ている。
【0108】(15). 第10態様(図23〜図24) 図23〜24では第10態様を示している。本態様は、
ユニット1のエンド縦フレーム5にアウターボード74
をはみ出すように取付け、ユニット1の上部横フレーム
6にはアッパーボード75を取り付けている。
【0109】アウターボード74を取付けるに当たって
は、図24(A)に示すように、縦フレーム5のアウタ
ー係合溝17に、縦溝76を備えた受け金具77を上方
から挿入し、受け金具77にアウターボード75をねじ
78で固定している。受け金具77はねじ78で縦フレ
ーム5に固定しても良いし、単にアウター係合溝17に
挿入しただけでも良い。
【0110】アッパーボード75を取り付けるに当たっ
ては、図24(B)に示すように、上部横フレーム6の
フロント係合溝49に上向き抜け不能に嵌合する前後の
挟持板79でアッパーボード75を挟み、三者を80で
共締めしている。
【0111】(16). 第11態様(図25) 図25に示す第11態様では、枠空間にパネルを取付け
ずに、左右の縦フレーム5に多数本の横フレーム6〜8
を接続することにより、全体としてフェンス状(梯子
状)に形成している。
【0112】(B)は(A)の B-B視断面図であり、こ
の図に示すように、横フレーム6〜8のフロント係合溝
49に、ボード81などの各種の部材を吊懸けることが
できる。なお、複数の枠空間9のうち任意のものをパネ
ルで塞いでも良い。
【0113】中間横フレーム8を簡単に取付けるため、
(B)〜(G)に示すような端キャップ88を使用する
ことも可能である。(C)は正面図、(D)は平面図、
(E)は平断面図、(F)は側面図、(G)は側視断面
図である。
【0114】この端キャップ88は軟質合成樹脂やゴム
などの弾性材からなっており、(C)に示すように、中
間横フレーム8の端面にピッタリ重なる外形になってい
る。また、端キャップ88には中間横フレーム8の内部
にずれ不能に嵌合する足片89と、中間横フレーム8の
外側に露出する突起90とが形成されている。
【0115】突起90は縦長の小判形になっている一
方、他方、縦フレーム5には、前記突起90に対応した
穴91が空いている。
【0116】中間横フレーム8を取付けるに当たって
は、(H)に示すように、中間横フレーム8をその一端
部が下となるようにやや斜めにした状態で、まず、一方
の突起89を穴91に嵌め入れ、それから、中間横フレ
ーム8の他端部を強制的に下向きに押し下げる。する
と、他方の端キャップ89の弾性変形により、突起90
が穴91に嵌合する。
【0117】この状態で弾性体製の端キャップ89が縦
フレーム5に密着しているため、中間横フレーム8は、
ガタ付きなくきっちりとした状態に保持される。取り外
しは逆の手順で行えばよく、取付け・取り外しを簡単に
行うことができる。
【0118】(17). 第12態様(図26〜図27) 図26〜図27で示す第11態様は、ユニット1を嵩上
げしてこの嵩上げ部に様々の構造の着脱式パネル82を
装着できるようにしたものである。図26は正面図、図
27(A)は分離斜視図、図27(B)は部分的な平断
面図である。
【0119】この例では、図22(A)に示すように、
縦フレーム5の上端に連結金具83をねじ84で固定
し、連結金具83の上向き片83aに継ぎ足し用縦フレ
ーム85をねじ86で固定している。継ぎ足し用縦フレ
ーム85の上端間には従前と同じ横フレーム6〜8が固
定されている。
【0120】(B)に示すように、合成樹脂製やガラス
製の比較的薄い素材からなるアッパースクリーン(アッ
パーボード)86を固定する場合は、アッパースクリー
ン86の縁部を、ゴム等のパッキン87を介して継ぎ足
し用縦フレーム85に形成されたインナー係合溝(蟻
溝)23に嵌め込めば良い。もちろん、他の装着手段も
採用できる。
【0121】(18). その他 以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は更に様
々に具体化できる。例えば縦フレームや横フレームの断
面形状は図示のものに限定はされず、様々の形状に変更
できる。
【0122】また、上部横フレームと下部横フレームと
は縦フレームと同じ前後厚さとして、中間横フレームだ
けを縦フレームよりも薄い寸法としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】間仕切の全体の斜視図である。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】縦フレームの連結構造を示す一部分離正面図で
ある。
【図4】コーナー支柱と縦フレームとの連結構造を示す
分離正面図である。
【図5】縦フレームの連結構造を示す分離斜視図であ
る。
【図6】部材の斜視図である。
【図7】図3の VII-VII視断面図である。
【図8】第3ユニットの部分正面図である。
【図9】図8のIX−IX視断面図である。
【図10】薄板パネルの斜視図である。
【図11】第2態様を示す図である。
【図12】第3態様を示す図である。
【図13】第4態様を示す図である。
【図14】第5態様を示す平断面図である。
【図15】図14のXV−XV視断面図である。
【図16】第6態様を示す平断面図である。
【図17】第7態様を示す平断面図である。
【図18】図17の A-A視、 B-B視断面図である。
【図19】第7態様の変形例を示す図である。
【図20】第8態様を示す平断面図である。
【図21】第9態様を示す平断面図である。
【図22】第10態様を示す平断面図である。
【図23】第11態様を示す平断面図である。
【図24】図23の A-A視、 B-B視断面図である。
【図25】第12態様を示す平断面図である。
【図26】第13態様を示す平断面図である。
【図27】第13態様における部材の分離斜視図である。
【符号の簡単な説明】
1〜3 ユニット(間仕切の最小単位) 5 縦フレーム 6〜8 横フレーム 10〜12 パネル 13 机天板 17 アウター係合溝 22 第1インナー係合溝 23 第2インナー係合溝 24 配線可能空間 35 下部連結体 36 上部連結体 40 第1クランプ体 41 第2クランプ体 46 センター係合溝 47 サイド係合溝 49 フロント係合溝 10b 下係止片 51 上係止片

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右に適宜隔てて配置した複数本の縦フレ
    ームと、 上下に適宜隔てて配置した複数本の横フレームと、 左右に隣合った2本の縦フレームと上下に隣合った2本
    の横フレームとで囲われた枠空間に装着されるパネル類
    とを備えており、 前記縦フレーム及び横フレームのうち少なくともいずれ
    か一方に、溝条や凸条のような係合手段を設けている一
    方、 前記パネル類は、1つの枠空間に対応して構造の異なる
    ものが複数種類あって選択可能になっており、これら複
    数種類のパネル類の各々には、前記係合手段に係止する
    ことによってパネル類を脱落不能に保持する係止手段が
    設けられている、間仕切。
  2. 【請求項2】前記各横フレームは側断面視で上下対称形
    状に形成されており、各横フレームの上面と下面とに、
    前記係合手段として、中心線に沿って延びるセンター係
    合溝と、その前後両側に位置した2条のサイド係合溝と
    が形成されている一方、 前記複数種類のパネル類に設けた係止手段は、上下に隣
    合った横フレームのうち下段の横フレームのセンター係
    合溝に上方から嵌合する下係止片と、上段の横フレーム
    のサイド係合溝に前後方向から弾性に抗して係脱する弾
    性体製の上係止片とから成っている、請求項1に記載し
    た間仕切。
  3. 【請求項3】前記各横フレームの前後両面又は片面に
    も、他の係合手段として、側断面蟻溝状のフロント係合
    溝が形成されており、それら上下横フレームのフロント
    係合溝に引っ掛かる上下の鉤状係止体を介してパネル類
    が装着可能になっている、請求項3に記載した間仕切。
  4. 【請求項4】前記複数種類のパネル類のうち少なくとも
    1種類は、縦フレームの前面よりも内側配置されるよう
    になっており、その結果、机又はテーブルの天板を縦フ
    レームの前面に当接すると、パネル類と天板との間にコ
    ード類やケーブル類を挿通できる配線空間が空くように
    なっている、請求項1〜請求項3のうちの何れかに記載
    した間仕切。
  5. 【請求項5】左右に適宜隔てて配置した複数本の縦フレ
    ームと、 上下に適宜隔てて配置した複数本の横フレームと、 左右に隣合った2本の縦フレームと上下に隣合った2本
    の横フレームとで囲われた枠空間に装着されるパネル類
    とを備えており、 前記横フレームには係合溝のような係合手段が形成され
    ている一方、前記パネル類には、前記係合手段に係脱し
    得る係止手段を設けている、間仕切。
  6. 【請求項6】前記各縦フレームには、前記係合手段とし
    て、枠空間に向いたインナー係合溝又はインナー係合凸
    条が上下全長にわたって延びるように形成されており、
    更に、各縦フレームには、前記係合手段とは別に、枠空
    間と反対側に開口した蟻溝状のアウター係合溝が上下全
    長にわたって延びるように形成されており、このアウタ
    ー係合溝に抜け不能に嵌合する枠材に、縦フレームの外
    側に張り出すアウターボードを装着可能になっている、
    請求項1〜請求項5のうちの何れかに記載した間仕切。
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