JP2003012124A - 仕分け設備 - Google Patents

仕分け設備

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JP2003012124A
JP2003012124A JP2001200265A JP2001200265A JP2003012124A JP 2003012124 A JP2003012124 A JP 2003012124A JP 2001200265 A JP2001200265 A JP 2001200265A JP 2001200265 A JP2001200265 A JP 2001200265A JP 2003012124 A JP2003012124 A JP 2003012124A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、レイアウトの変更や増設を容易に
行うことができる仕分け設備を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 ピッキングする物品4を収納する仕分け
棚Aを、複数の区画収納空間6を有し、各区画収納空間
6毎に、ピッキングする物品4を指示するピッキング表
示器12を設けた移動自在な台車1,2を連ねて構成す
る。この構成によれば、仕分け棚Aが台車1,2を連ね
て構成されることにより、容易に仕分け棚Aを拡大した
り縮小することができ、また台車1,2を移動自在とし
たことにより仕分け棚Aの移動を容易にすることがで
き、よってレイアウトの変更を自由に容易に行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の仕分けを可
能とした仕分け設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記仕分け設備には、ピッキング設備と
アソート(類別仕分け)設備がある。仕分け設備の一つ
である従来のピッキング設備は、ピッキング棚(仕分け
棚の一例)から仕分け先別に物品を仕分ける設備であ
る。すなわち、仕分け先(ユーザーや店舗など)毎の集
品容器(バケットやコンテナなど)を台車やコンベヤ装
置で搬送しながら、この集品容器に対して、物品を収納
したピッキング棚の各区画収納空間から、各区画収納空
間毎に設けられたピッキング表示器(仕分け表示手段の
一例)の表示(出庫数量などの情報)に応じて作業者が
物品を仕分けることにより(ピッキングして投入するこ
とにより)、仕分け先毎の物品の集品が行われる。
【0003】また上記仕分け設備の一つである従来のア
ソート設備は、たとえば入荷してきた物品を仕分け先別
に仕分けを行う設備である。すなわち、入荷してきた物
品が収納された容器(バケットやコンテナなど)を台車
やコンベヤ装置で搬送しながら、この容器から物品の保
管棚(仕分け棚の一例)の各区画収納空間に対して、こ
の区画収納空間毎に設けられた仕分け表示器(仕分け表
示手段の一例)の表示(入庫数量などの情報)に応じて
作業者が物品を移載することにより仕分け先毎の物品の
集品が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の仕分け
設備では、仕分け棚(ピッキング棚と保管棚)は固定式
で、しかも多数の仕分け表示手段の配線が繋がっている
ために、一旦設置したら変更するに手間がかかり、レイ
アウトの変更や増設が簡単にできないという問題があっ
た。
【0005】そこで、本発明は、レイアウトの変更や増
設を容易に行うことができる仕分け設備を提供すること
を目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、物品収
納用の複数の区画収納空間を有し、各区画収納空間毎
に、仕分けする物品を指示する仕分け指示手段を設けた
仕分け棚を備え、容器を、前記仕分け棚に沿って移動さ
せ、この容器に、前記仕分け指示手段にしたがって前記
仕分け棚の各区画収納空間から物品の仕分けを行う、あ
るいは前記容器から、前記仕分け指示手段にしたがって
前記仕分け棚の各区画収納空間へ物品の仕分けを行う仕
分け設備であって、前記仕分け棚を、移動自在な棚部を
連ねて構成したことを特徴とするものである。
【0007】上記構成によれば、仕分け棚が棚部を連ね
て構成されることによって、棚部を追加あるいは削除
(取り外す)ことにより容易に仕分け棚を拡大したり縮
小することができ、あるいは棚部を移動自在としたこと
により仕分け棚の移動を容易にすることができ、よって
レイアウトの変更を自由に容易に行うことができる。
【0008】また請求項2に記載の発明は、請求項1に
記載の発明であって、前記各棚部毎に、前記仕分け棚の
間口の仕分け情報を設定することを特徴とするものであ
る。上記構成によれば、各棚部毎に仕分け棚の間口の仕
分け情報、すなわち棚部の各区画収納空間に収納される
物品が予め設定されることにより、棚部の追加や削除時
に、変更した棚部の仕分け情報のみを変更するだけで済
み、短時間で、仕分け棚の各区画収納空間に収納される
物品の情報を作成でき、変更にかかる時間を短縮するこ
とができる。
【0009】また請求項3に記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の発明であって、各仕分け指示手段
の情報の送受信を行う制御手段を備えた移動自在な制御
用装置を設け、前記制御用装置と仕分け棚の棚部との間
を前記情報の伝送を行うケーブルにより接続したことを
特徴とするものである。
【0010】上記構成によれば、制御用装置と仕分け棚
の棚部との間をケーブルにより接続することにより、制
御手段による各棚部の仕分け指示手段の駆動が可能とな
り、簡単に仕分け棚が構成される。また棚部とともに制
御用装置も移動可能であることからレイアウトを容易に
変更できる。
【0011】また請求項4に記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の発明であって、棚部を、親棚部と
子棚部により形成し、前記親棚部に、各棚部の各仕分け
指示手段の情報の送受信を行う制御手段を備え、前記親
棚部と子棚部との間を前記情報の伝送を行うケーブルに
より接続したことを特徴とするものである。
【0012】上記構成によれば、親棚部と子棚部との間
をケーブルにより接続することにより、制御手段による
各棚部の各仕分け指示手段の駆動が可能となり、簡単に
仕分け棚が構成される。
【0013】また請求項5に記載の発明は、請求項4に
記載の発明であって、1台の親棚部とこの親棚部に連結
される子棚部からなる仕分けエリアを複数設け、前記親
棚部の台数を前記仕分けエリアの数より多く備えたこと
を特徴とするものである。
【0014】上記構成によれば、各仕分け指示手段の情
報の送受信を行う制御手段を備えた親棚部が仕分けエリ
アの数より多く備えられることにより、場合によっては
1台の親棚部が不調なときにも、取り替えることにより
必要な仕分けエリアを形成でき、また親棚部を子棚部と
しても使用可能であることから、子棚部として仕分けエ
リアを形成することができる。
【0015】また請求項6に記載の発明は、請求項1〜
請求項5のいずれかに記載の発明であって、棚部の両面
にそれぞれ区画収納空間を設け、容器の移動するライン
を向いた面を設定することを特徴とするものである。
【0016】上記構成によれば、棚部の両面にそれぞれ
区画収納空間を設けることにより、仕分ける区画収納空
間の数を大幅に増すことができる。また、両面に区画収
納空間が設けられると、これら各区画収納空間の仕分け
指示手段の位置(ロケーション)が1のラインに対して
面する位置なのか、1のラインに面しない反対側に位置
するのかが不明となる。棚部の一方の面を、容器の移動
する1のラインを向いた面と設定することにより、各区
画収納空間の仕分け指示手段の位置(ロケーション)を
間違いなく設定することができる。
【0017】また請求項7に記載の発明は、請求項1〜
請求項6のいずれかに記載の発明であって、各棚部に、
各棚部間の仕分け指示手段を接続するケーブルの接続口
を設け、前記接続口を区画収納空間が配置された方向の
両側部に設けたことを特徴とするものである。
【0018】上記構成によれば、ケーブルの接続口が、
区画収納空間が配置された方向の両側部に設けられるこ
とにより、棚部を最も接近させて連ねることができ、あ
るいは短いケーブルで棚部間を接続できる。
【0019】また請求項8に記載の発明は、請求項1〜
請求項7のいずれかに記載の発明であって、棚部同士を
接続し、この接続した棚部の台数により、前記棚部の各
仕分け指示手段の位置を設定することを特徴とするもの
である。
【0020】上記構成によれば、棚部を接続した台数を
設定すると、接続されて構成された仕分け棚における、
各棚部の各仕分け指示手段の位置(ロケーション)が設
定される。
【0021】また請求項9に記載の発明は、請求項1〜
請求項8のいずれかに記載の発明であって、棚部の配置
位置を示す第1識別符号を設け、棚部に、棚部特有の第
2識別符号を設け、前記第1識別符号と第2識別符号を
読み取ることにより、前記棚部の各仕分け指示手段の位
置を設定することを特徴とするものである。
【0022】上記構成によれば、棚部の配置位置を示す
第1識別符号と棚部特有の第2識別符号が読み取られる
と、第2識別符号により特定される棚部の配置位置(ロ
ケーション)が第1識別符号により求められ、この配置
位置における棚部の各仕分け指示手段の位置が設定され
る。
【0023】また請求項10に記載の発明は、請求項9
に記載の発明であって、第1識別符号を、床面に配置し
たことを特徴とするものである。上記構成によれば、棚
部を移動させた床面に配置された第1識別符号を読み込
むことで、床面における棚部の配置位置が求められる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の仕分け設備の一例
である、仕分け棚から台車により移動する集品容器へ物
品を仕分けるピッキング設備について図面に基づいて説
明する。 [実施の形態1]図1は本発明の実施の形態1における
ピッキング設備の要部斜視図、図2は同ピッキング設備
の要部配置図である。
【0025】ピッキング設備は、基本的に、物品が保管
される複数列(図では5列)の仕分け棚(仕分けエリア
の一例)Aと、仕分け棚Aに沿って移動させ、物品の注
文があった店舗(仕分け先の一例)毎にピッキングされ
た物品を収納する集品容器(容器の一例)を搬送してい
く複数台(図では5台)の作業用台車Bから構成されて
いる。また作業用台車Bを移動させる集品ライン(容器
を移動させるラインの一例)Cは予め設定されている。 『仕分け棚A』まず、仕分け棚Aについて説明する。仕
分け棚Aは、移動自在な親台車{(親)棚部の一例}1
と、この親台車1に連なる単数または複数(図では3
台)の子台車{(子)棚部の一例}2から構成されてい
る。なお、図2において、仕分け棚Aとして利用してい
ない親台車1は予備の台車である。
【0026】これら親台車1と各子台車2には、図1に
示すように、複数段(図では4段)のラック(棚板)3
が形成され、各ラック3にはそれぞれ、物品4を収納し
た収納容器5を格納する物品収納用の複数(図では4
列)の区画収納空間6が形成され、また複数の車輪7が
設けられ、これら車輪7により移動自在とされている。
図では、親台車1は15の区画収納空間6を有し、子台
車2は16の区画収納空間6を有している。
【0027】これら親台車1と各子台車2毎に間口Mが
形成され、これら親台車1、各子台車単位で、すなわち
間口M毎に仕分け情報{各台車1,2毎の各区画収納空
間6に収納される物品4の情報(商品名や商品コー
ド)}が予め設定される。
【0028】またこれら親台車1と各子台車2のラック
3毎に、その前面に、電源ライン9と信号ライン10から
なる表示器レール11が敷設され、各区画収納空間6毎
に、表示器レール11上に、表示器レール11から電源が供
給され、信号の送受信を行うピッキング表示器(仕分け
指示手段の一例)12がスライド・移動自在に取り付けら
れている。ピッキング表示器12は、ピックアップする物
品4の数量を示す3桁のディジタル表示器13と表示灯14
と完了釦15から形成されている。また各表示器レール11
は接続されている。
【0029】また親台車1と子台車2には、区画収納空
間6が配置された方向(ピッキング表示器12が配置され
た面)の両側部に、親台車1と子台車の各表示器レール
11を接続するケーブルの接続口18が設けられ、接続口18
がケーブル19により接続されることにより、親台車1と
子台車の各表示器レール11は全て接続される。前記ケー
ブル19は、表示器レール11の信号ライン10に接続される
2本の信号線と、表示器レール11の電源ライン10に接続
される2本の電源線から構成されている。
【0030】また親台車1の最上段のラック3上には、
親台車1と子台車2の表示器レール11に接続されたピッ
キング表示器12の情報の送受信を行うコントローラ(制
御手段の一例)20が設けられ、さらにこのコントローラ
20とピッキング設備の制御用コンピュータ21(図2)と
の間で情報の送受信を電波で行う送受信器22が設けられ
ている。また制御用コンピュータ21に送受信器23が接続
され、制御用コンピュータ21はこの送受信器23により各
仕分け棚Aの送受信器22を介してコントローラ20と情報
の送受信を行う。
【0031】また親台車1と子台車2にはそれぞれ、ピ
ッキング表示器12が配置された面の右隅に、各台車1,
2を特定するバーコード(第2識別符号の一例)が記載
されたラベル(以下、台車ラベルと称す)25が貼り付け
られている。
【0032】また仕分け棚Aが配置されるフロアの床面
には、予め複数列(図では5列)の仕分け棚Aのレイア
ウトが設定され、このレイアウトに合わせて、各仕分け
棚Aの親台車1と複数の子台車2が配置される位置(床
面)に、バーコード(第1識別符号の一例)が記載され
たラベル(以下、床面ラベルと称す)27が貼り付けられ
ている。 『作業用台車B』次に、作業用台車Bについて説明す
る。
【0033】作業用台車Bは、図1に示すように、複数
の車輪31に支持された台車32から構成されており、台車
32には、上下にそれぞれ1箱の集品容器34を載置できる
載置部35が設けられている。また台車32には、作業員が
作業用台車Bを押すときに掴む把手36が設けられ、この
把手36を挟むアタッチメント(取付け金具)37に無線式
ハンディターミナル(指示手段および入力手段,携帯用
端末機の一例)38が取り外し自在に設けられている。前
記集品容器34は、折り畳み可能なコンテナから構成され
ている。 「ハンディターミナル38」ハンディターミナル38は、図
3に示すように、バーコードリーダ(レーザスキャナ)
41と、このバーコードリーダ41の左右一対のトリガーキ
ー42と、タッチパネルディスプレイ43と、制御キー44
と、マルチファンクションキー45と、テンキー46と、フ
ァンクションキー47と、内蔵された無線通信装置(情報
の伝達手段の一例)48(図4)と、この無線通信装置48
のアンテナ49と、これらバーコードリーダ41、トリガー
キー42と、タッチパネルディスプレイ43、制御キー44、
マルチファンクションキー45、テンキー46、ファンクシ
ョンキー47、無線通信装置48が接続され、ハンディター
ミナル38の動作を制御するコントローラ50(図4)から
構成されている。
【0034】本ピッキング設備の制御ブロック図を図6
に示す。上記制御用コンピュータ21は、送受信器23、各
親台車1の送受信器22を介して各仕分け棚Aの親台車1
のコントローラ20と接続されており、また送受信器23、
ハンディターミナル38の無線通信装置45を介して各ハン
ディターミナル38のコントローラ50と接続されている。
【0035】また制御用コンピュータ21に、このコンピ
ュータ21の入力手段としてのキーボード51と表示手段と
しての液晶表示装置52が接続され、また集品容器34に貼
り付ける、出荷先が記載された出荷ラベル53を発行する
ラベルプリンタ(発行手段)54が接続されている。
【0036】また各仕分け棚Aの親台車1のコントロー
ラ20は、各親台車1の送受信器22、ハンディターミナル
38の無線通信装置45を介して各ハンディターミナル38の
コントローラ50と接続されている。
【0037】また各仕分け棚Aの親台車1のコントロー
ラ20に、表示器レール11の信号ライン10、さらにケーブ
ル19を介して、親台車1と各子台車2に対応したピッキ
ング表示器12が接続されている。またピッキング表示器
12に対して表示器レール11の電源ライン9、さらにケー
ブル19を介してコントローラ20より電力が供給されてい
る。なお、親台車1を子台車2と見なして使用すること
もできる。 [制御用コンピュータ21]制御用コンピュータ21の機能
を説明する。
【0038】なお、制御用コンピュータ21に予め上記間
口M毎の仕分け情報が記憶され、また床面ラベル27が貼
り付けられた床面のロケーションが予め登録される。 「仕分け棚Aのロケーションの設定」ハンディターミナ
ル38より床面ラベル27のバーコードと、各台車1,2の
台車ラベル25のバーコードが入力されると、この台車ラ
ベル25が取付けられた台車1または2のロケーションを
床面ラベル27のロケーションに設定する。これにより、
各仕分け棚Aの配列が特定され、仕分け棚Aの列数と各
仕分け棚Aの親台車1に接続された子台車2の台数が設
定される。また各仕分け棚Aを形成する親台車1(コン
トローラ20)に、親台車1の台車ラベル25のコード、列
の番号と、各子台車2の台車ラベル25からなるロケーシ
ョン情報を送信する。また列毎(仕分け棚A毎)に、予
め記憶された間口毎の仕分け情報に基づいて、収納され
る物品4の情報が求められる。
【0039】この作業用台車Bのロケーションの設定は
台車1,2のレイアウトの変更が実行された後のみに実
行される。 「作業情報の形成機能」制御用コンピュータ21には、上
位のコンピュータ(図示せず)より出荷情報として、図
5(a)に示すように、店舗(仕分け先の一例)別に、
複数の「ピッキングする物品の情報およびピッキングす
る物品の数量(以下、ピック数と略す)」からなるデー
タが入力される。制御用コンピュータ21は、この出荷情
報を入力すると、この出荷情報の「ピッキングする物品
の情報」からこの物品が収納されている仕分け棚Aを求
め、図5(b)に示すように、仕分け棚Aの列毎に、
『列の番号と店舗データと複数の「ピッキングする物品
の情報およびピック数」』からなる作業情報を形成し、
各仕分け棚Aの親台車1(コントローラ20)へ出力す
る。 「作業用台車Bの店舗情報」制御用コンピュータ21は、
各仕分け棚Aに今からピッキングを行う店舗のデータか
らなる実行店舗情報を各仕分け棚Aに送信する(詳細は
後述する)。 「出荷ラベル53の発行」キーボード51により、ピッキン
グ作業を実行する作業用台車Bのハンディターミナル37
の特有のコードが入力(登録)されると、未だピッキン
グ作業を実行していない未選択の店舗を表示し、これら
店舗の中からキーボード51により店舗が選択されると、
ハンディターミナル37の特有のコードと店舗を組にして
記憶し、ハンディターミナル38、すなわち作業用台車B
毎にピッキングを実行する店舗を登録するとともに、こ
の店舗の出荷ラベル53をラベルプリンタ54により発行さ
せる。 [コントローラ20]コントローラ20の制御ブロックを図
6に示す。
【0040】コントローラ20は、ブロック形成部60と、
親台車1に対応する親間口ブロック61と、親台車1に連
結される最大の台数(図2では4台)の各子台車2にそ
れぞれ対応する複数の子間口ブロック62と、作業データ
振り分け制御部63から構成されている。
【0041】親間口ブロック61は、親台車1の各区画収
納空間6のピッキング表示器12にそれぞれ対応する複数
(親台車1では15)のピック数制御メモリ64と、これ
らピック数制御メモリ64を統括する間口店舗制御メモリ
65から構成されている。子間口ブロック62は、同複数
(子台車2では16)のピック数制御メモリ64と、同間
口店舗制御メモリ65から構成されている。 <ブロック形成部60>ブロック形成部60は、次の機能を
有している。 1.ブロック形成部60には、予め自分の台車ラベル25の
コードが記憶されており、制御用コンピュータ21より上
記ロケーション情報を入力すると、このロケーション情
報の台車ラベル25のコードより自分の列の番号と接続さ
れた子台車2の台車ラベル25のコードを把握し、子台車
2の台数に応じて制御する子間口ブロック62の数を特定
する。すなわち、親台車1に連結される子台車2の数に
より実行する子間口ブロック62の数が特定され、3台の
子台車2が連結されると3つの子間口ブロック62が使用
される。また求めた列の番号を作業データ振り分け制御
部63へ出力する。 2.ブロック形成部60には、予め上記間口Mの仕分け情
報が記憶されており、上記入力したロケーション情報に
基づいて、図7(a)に示すように、間口M毎に(各親
台車1と子台車2毎に)各区画収納空間6毎に格納され
る物品4の情報を求め、作業データ振り分け制御部63へ
出力する。 <作業データ振り分け制御部63>作業データ振り分け制
御部63は、次の機能を有している。 1.ブロック形成部60から入力した列番号と、間口M毎
に(各親台車1と子台車2毎に)各区画収納空間6に格
納される物品4の情報を記憶する。 2.制御用コンピュータ21より上記作業情報を入力する
と、その列の番号により自分の作業情報かを確認し、自
分の作業情報の店舗別に、情報の「ピッキングする物品
の情報」から、上記記憶した各区画収納空間6に格納さ
れた物品4の情報に基づいて、物品4をピッキングする
区画収納空間6を検索し、検索した各区画収納空間6の
ピック数制御メモリ64に対して店舗データとピック数を
出力する{図7(b)参照}。また検索されなかった他
の区画収納空間6のピック数制御メモリ64に対して店舗
データとピック数“0”を出力する。 3.各間口ブロック61,62の間口店舗制御メモリ65に対
して、店舗別に、店舗のデータと上記検索した間口Mの
各区画収納空間6毎のピック数からなる「仕分けデー
タ」{図7(b)参照}を出力する。 4.制御用コンピュータ21よりピッキングを実行する店
舗データからなる上記実行店舗情報を入力すると、各間
口店舗制御メモリ65へこの店舗のデータを含むピッキン
グ開始信号を出力する。 5.送受信器23を介してハンディターミナル38より、
「店舗のデータとピッキング作業を行った物品4のバー
コードのデータ」からなるピッキング情報(詳細は後述
する)を入力すると、この情報の物品4の情報(バーコ
ード)からこの物品4を収納した区画収納空間6を検索
し、検索した各の区画収納空間6のピック数制御メモリ
64に対してコード入力有りの情報を出力する。 6.全ての間口ブロックの間口店舗制御メモリ65より、
ピッキングを行った店舗のデータを含む間口ピッキング
終了信号(後述する)を入力すると、この仕分け棚Aに
おける店舗のピッキングが終了したと判断して、店舗デ
ータを含むピッキング終了信号を制御用コンピュータ21
へ送信する。 <間口店舗制御メモリ65>上記間口店舗制御メモリ65
は、作業データ振り分け制御部63より入力した店舗のデ
ータと間口Mの各区画収納空間6毎のピック数からなる
「仕分けデータ」を記憶する。
【0042】そして、次の動作を実行する。 1.作業データ振り分け制御部63より、店舗のデータを
含むピッキング開始信号を入力すると、各ピック数制御
メモリ64へ店舗のデータを含む実行信号を出力する。 2.各ピック数制御メモリ64より区画収納空間6のピッ
キング終了信号を入力すると、仕分けデータを確認し、
間口Mにピッキングする区画収納空間6が無くなると、
作業データ振り分け制御部63へ間口Mのピッキング終了
信号を出力する。 <ピック数制御メモリ64>上記ピック数制御メモリ64
は、作業データ振り分け制御部63より入力した店舗デー
タとピック数のデータを記憶する。そして、次の動作を
実行する。 1.間口店舗制御メモリ65より上記実行信号を入力する
と、この信号の店舗のデータにより先に記憶されたピッ
ク数を検索し、ピック数が“0”ではないとき、ピッキ
ング表示器12の表示灯14を点灯させ、この検索したディ
ジタルデータをディジタル表示器13へ表示させる。 2.作業データ振り分け制御部63より上記コード入力有
りの情報を入力し、かつ完了釦15の操作入力を確認する
と、この区画収納空間6におけるピッキング終了と判断
して、間口店舗制御メモリ65へピッキング終了信号を出
力し、ピッキング表示器12の表示を消去させる。またピ
ッキングが終了したデータは消去する。 [ピッキング作業]上記構成による各仕分け棚Aのピッ
キング作業を上記ハンディターミナル38の動作とともに
説明する。なお、各台車1,2のロケーションは設定さ
れ、各仕分け棚Aへ作業情報が送信され、上記機能の実
行により各仕分け棚Aはピッキング可能な状態になって
いるものとする。
【0043】まず、ピッキング作業者は、制御用コンピ
ュータ21に接続されたキーボード51によりハンディター
ミナル38の特有のコードを入力し、未選択の店舗(出荷
先)を選択する。すると、制御用コンピュータ21よりラ
ベルプリンタ54へこの店舗のデータが出力され、ラベル
プリンタ54よりこの店舗の出荷ラベル53が発行される。
ピッキング作業者はこの出荷ラベル53を集品容器34へ貼
りつける(図1参照)。
【0044】また制御用コンピュータ21は、入力した選
択データに基づいて、ハンディターミナル38の特有のコ
ードと実行する店舗のデータを組み合わせて記憶し、作
業用台車Bにピッキングを実行する店舗を登録する。ま
た、制御用コンピュータ21は、選択された店舗のピッキ
ングする物品4が存在する仕分け棚Aの列の番号を、選
択された店舗のデータとともに無線通信装置48を介して
ハンディターミナル38へ伝送し、表示させる。
【0045】ハンディターミナル38には、図8に示すよ
うに、ピッキングを実行する店舗が表示され、ピッキン
グを実行する仕分け棚Aの列の番号を入力する画面が表
示される。
【0046】この画面にしたがって、ピッキング作業者
がテンキー46を使用して他の作業者が作業を実行してい
ない仕分け棚A、すなわちピッキング作業を実行可能な
仕分け棚Aの列の番号を入力すると、この列の番号のデ
ータはハンディターミナル38より無線通信装置48を介し
て制御用コンピュータ21へ伝送される。
【0047】制御用コンピュータ21は、入力した仕分け
棚Aの列の番号を記憶し、この列の仕分け棚Aのコント
ローラ20へ、今からピッキングを行う店舗のデータを含
む実行店舗情報を送信する。
【0048】コントローラ20は、入力した店舗のデータ
に基づいて、上記のようにピック数が有るピッキング表
示器12の表示灯14を点灯し、ピック数をディジタル表示
器13へ表示させる。
【0049】このピッキング表示器12の表示にしたがっ
て、ピッキング作業者は、作業用台車Bを移動させなが
ら、ピッキング表示器12が点灯された区画収納空間6か
ら表示されたピック数の物品4を取り出し、集品容器34
へ収納する。そしてピッキングした物品4の1個のバー
コードをハンディターミナル38のバーコードリーダ41で
読み取る。このバーコードリーダ41で読み取られた物品
4のコードを含むピッキング情報はハンディターミナル
38より無線通信装置48、送受信器22を介して仕分け棚A
のコントローラ20へ伝送される。続いてピッキング作業
者はピッキング表示器12の完了釦15を押し操作する。
【0050】コントローラ20では、バーコードリーダ41
で読み取られた物品4の情報(バーコード)により特定
した区画収納空間6と、完了釦15が押し操作された区画
収納空間6の一致を確認すると、この区画収納空間6の
ピッキング表示器12を消灯させ、続いて全ての区画収納
空間6のピッキングが終了したかを確認し、確認する
と、仕分け棚Aのピッキング終了信号を制御用コンピュ
ータ21へ出力する。なお、区画収納空間6が一致しない
と、ピッキング表示器12の表示灯14を点滅させる。
【0051】制御用コンピュータ21は、この仕分け棚A
のピッキング終了信号を入力すると、ピッキングする物
品4が残っている仕分け棚Aの列のデータを、無線通信
装置48を介してハンディターミナル38へ伝送し、表示さ
せる。
【0052】この表示画面にしたがって、再びピッキン
グ作業者がテンキー46を使用して実行を希望する仕分け
棚Aの列の番号を入力すると、この選択データはハンデ
ィターミナル38より無線通信装置48を介して制御用コン
ピュータ21へ伝送される。
【0053】制御用コンピュータ21は、入力した選択デ
ータに基づいて、選択された列の番号の仕分け棚Aのコ
ントローラ20に対して、今からピッキングを行う店舗の
データからなる実行店舗情報を送信する。
【0054】コントローラ20は、入力した店舗のデータ
に基づいて、上記のようにピック数が有るピッキング表
示器12の表示灯14を点灯し、ピック数をディジタル表示
器13へ表示させる。ピッキング作業者は、同様に、選択
した列におけるピッキング表示器12の表示にしたがって
ピッキング作業を実行する。
【0055】以上のようにして、ピッキング作業者は、
各列(仕分け棚A)におけるピッキング作業を繰り返
し、各列全てのピッキング作業が終了すると、集品容器
34を出荷エリアへ搬送して卸し、次の集品容器34を組み
立てて、次の店舗のピッキング作業を開始する。
【0056】このように、ハンディターミナル38により
仕分け棚Aの列を指定し、作業用台車Bにより集品容器
34を搬送しながら、ピッキング表示器12に表示された物
品4をピッキングすることにより、店舗別に集品するこ
とができる。また仕分け棚Aの列を選択できることによ
り、空いている列(仕分け棚A)よりピッキング作業を
実行でき、作業効率を改善することができる。
【0057】以上のように本実施の形態1によれば、仕
分け棚Aが台車1,2を連ねることにより構成されるこ
とにより、台車1,2を追加あるいは削除(取り外し)
することによって容易に仕分け棚Aを拡大したり縮小す
ることができ、また台車1,2を移動自在としたことに
より仕分け棚Aの移動を容易にすることができ、よって
レイアウトの変更を自由に行うことができる。また親台
車1部と子台車2との間をケーブル19により接続するこ
とにより、コントローラ20による各台車1,2のピッキ
ング表示器12の駆動が可能となり、簡単に仕分け棚Aを
構成することができる。
【0058】また仕分け棚Aの間口M毎に仕分け情報、
すなわち各台車1,2毎の各区画収納空間6毎に収納さ
れる物品4の情報(商品名や商品コード)が予め設定さ
れていることにより、台車1,2の追加や削除時に、変
更した台車1,2の仕分け情報を変更するだけで済み、
短時間で、仕分け棚Aの各区画収納空間6に収納される
物品4の情報を作成でき、変更にかかる時間を短縮する
ことができる。
【0059】また親台車1に接続した子台車2の台数が
コントローラ20へ送信(設定)されるだけで、接続され
て構成された仕分け棚Aにおける、各台車1,2の各区
画収納空間5の配列、すなわち各ピッキング表示器12の
位置(ロケーション)を設定することができる。また台
車1,2の配置位置を示す床面ラベル27のバーコードと
台車1,2特有の台車ラベル25のバーコードが読み取ら
れると、台車ラベル25のバーコードにより特定される台
車1,2の配置位置(ロケーション)が床面ラベル27の
バーコードにより設定されることにより、簡単に各台車
1,2のロケーションを設定でき、またこの配置位置に
おける台車1,2の各ピッキング表示器12の位置を設定
できる。
【0060】また各ピッキング表示器12のコントローラ
20を備えた親台車1が仕分け棚Aの数より多く備えられ
ることにより、1台の親台車1が不調なときにも、取り
替えることにより必要な仕分け棚Aを形成でき、また親
台車1を子台車2としても使用可能であることから、子
台車2として仕分け棚Aを形成することもできる。
【0061】またケーブル19の接続口18が、区画収納空
間6が配置された方向の両側部に設けられることによ
り、台車1,2を最も接近させて連ねることができ、あ
るいは短いケーブル19で台車1,2間を接続できる。 [実施の形態2]上記実施の形態1では、仕分け棚Aを
構成する台車を、親台車1と子台車2の2種類の台車に
より構成しているが、図9に示すように、実施の形態1
の子台車2に相当する仕分け台車(棚部の一例)71と、
区画収納空間6を有していない、コントローラ20と送受
信器22、さらに接続用ジャンクションボックス72を備え
た移動自在な制御用台車(制御用装置の一例)73により
構成することもできる。図9において実施の形態1と同
様の構成には同一の符号を付している。前記接続用ジャ
ンクションボックス72にコントローラ20が接続され、ま
たケーブル19により仕分け台車71の接続口18が接続さ
れ、各仕分け台車71のピッキング表示器12がコントロー
ラ20に接続される。
【0062】このような仕分け台車71によれば、各区画
収納空間6の数がどの台車71においても同じであるので
(親台車1と子台車2では区画収納空間6の数は異な
る)、間口M毎の仕分け情報を同じように形成すること
ができ(コントローラ20の親間口ブロック61と子間口ブ
ロック62を区別する必要がなくなり)、ピッキングを開
始する前の仕分けデータを容易に構成することができ
る。
【0063】また仕分け台車71と制御用台車73ともに移
動可能であることからレイアウトを容易に変更できる。
また制御用台車73と仕分け台車71との間をケーブル19に
より接続することにより、コントローラ20による各仕分
け台車71のピッキング表示器12の駆動が可能となり、簡
単に仕分け棚Aを構成することができる。 [実施の形態3]上記実施の形態1では、仕分け棚Aを
構成する台車を、一方の面にピッキング表示器12を設け
て片面からのみピッキング作業を実行可能な台車として
いるが、図10に示すように、区画収納空間6の奥行き
を長くして、物品4を収納した収納容器5を2個奥行き
方向へ格納し、両面にピッキング表示器12を設けて、両
面からピッキング作業を実行できる台車1’,2’とし
てもよい。このように台車1’,2’の両面にそれぞれ
区画収納空間6を設けることにより、ピッキングする区
画収納空間6の数を大幅に増すことができる。なお、図
10において実施の形態1と同様の構成には同一の符号
を付している。
【0064】また両面に区画収納空間6が設けられる
と、これら各区画収納空間6のピッキング表示器12の位
置(ロケーション)が1の集品ラインCに対して面する
位置なのか、1の集品ラインCに面しない反対側に位置
するのかが不明となる。このとき、台車1’,2’の片
面のみに台車ラベル25を設け、この台車ラベル25を設け
た一方の面を、床面ラベル27が設置された集品ラインC
側に向けるようにすることにより、常に一方の台車ラベ
ル25を設けた面を1の集品ラインCを向いた面と設定す
ることができ、各区画収納空間6のピッキング表示器12
の位置(ロケーション)を間違えることなく設定するこ
とができる。
【0065】なお、上記実施の形態では、1枚の台車ラ
ベル25を台車1’,2’の片面にしか取り付けていない
が、もちろん台車1’,2’の両面に異なるバーコード
が記載された台車ラベル25(合計2枚のラベル)を取り
付け、床面ラベル27のバーコードとともに一方の台車ラ
ベル25のバーコードを読み取ることで、集品ラインCを
向いた面を設定するようにすることもできる。また1枚
の台車ラベル25の他に、台車1’,2’の一方の面に、
この一方の面を表すバーコードが記載されたラベル(A
面ラベルと称す)を取り付け、他方の面に、この他方の
面を表すバーコードが記載されたラベル(B面ラベルと
称す)を取り付け、すなわち台車1’,2’に合計3枚
のラベルを取り付け、床面ラベル27のバーコードおよび
台車ラベル25のバーコードとともにA面ラベルまたはB
面ラベルのバーコードを読み取ることで、集品ラインC
を向いた面を設定するようにすることもできる。 [実施の形態4]上記実施の形態1では、仕分け棚Aを
構成する台車の区画収納空間6を、ラック(棚板)3に
より構成しているが、図11に示すように、フリーロー
ラ81により構成するようにしてもよい。なお、図11で
は、1段の各区画収納空間6の上部にピッキング表示器
12を設けている。このフリーローラ81により区画収納空
間6を形成した仕分け台車(棚部の一例)82は、図12
(a)(b)に示すように、背中合わせにすることによ
り、両面にそれぞれ区画収納空間6を設けた仕分け棚
A’、あるいは中央にローラコンベヤ装置83を挟んだ仕
分け棚A”を構成することができる。なお、図11,図
12において実施の形態1と同様の構成には同一の符号
を付している。また仕分け台車82の1つに、コントロー
ラ20と送受信器22を取り付け、親台車とすることができ
る。
【0066】この仕分け棚A”は、ピッキング設備より
アソート設備において有効である。すなわち、仕分け棚
A”の各区画収納空間6を仕分け先の店舗に設定し、集
品容器34を配置し、これら集品容器34に対して、作業用
台車Bに搭載した格納容器5から物品4を、仕分け表示
器(ピッキング表示器)12の指示にしたがって、投入し
ていく設備である。この設備では、集品容器34が満杯と
なると、この集品容器34をフリーローラ81上を容易に押
してローラコンベヤ装置83へ移載でき、ローラコンベヤ
装置83により出荷エリア等へ搬送することができる。
【0067】なお、本実施の形態1〜3では、仕分け設
備の一例としてピッキング設備について説明している
が、本発明は「従来の技術」の欄に記述したアソート
(類別仕分け)設備にも適用することができる。
【0068】すなわち、仕分け棚Aの台車1,2,
1’,2’,71の各区画収納空間6を仕分け先の店舗に
設定し、集品容器34を配置し、これら集品容器34に対し
て、作業用台車Bに搭載した格納容器5から物品4を、
仕分け表示器(ピッキング表示器)12の指示にしたがっ
て、投入していく設備である。
【0069】このようなアソート設備でも、仕分け棚A
が台車1,2,1’,2’,71を連ねることにより構成
されることにより、容易に仕分け棚Aを拡大したり縮小
することができ、またこれら台車1,2,1’,2’,
71を移動自在としたことにより仕分け棚Aの移動を容易
にすることができ、よってレイアウトの変更を自由に行
うことができる。
【0070】また本実施の形態1と本実施の形態3で
は、親台車1と子台車2を連ねて仕分け棚Aを形成して
いるが、親台車1のみを連ねて仕分け棚Aを構成するよ
うにすることもできる。
【0071】また本実施の形態1〜4では、一対のケー
ブル19の接続口18を、区画収納空間6が配置された方向
の一方の同じ面の両側部に設けているが、図13(a)
に示すように、ケーブル19の接続口18をピッキング表示
器12が設けられた一方の面とその裏面にそれぞれ設ける
ようにしてもよく、あるいは図13(b)に示すよう
に、ケーブル19の接続口18を台車1,2を連ねる面(側
面)の上方にそれぞれ設けるようにしてもよい。また図
13(c)に示すように、ケーブル19の接続口18を台車
1,2を連ねる面(側面)の下方にそれぞれようにして
もよい。なお、台車1,2を連ねる面(側面)に接続口
18を設けると、この接続口18およびケーブル19の引回し
の分、各端部間を空ける必要あり、設置スペースを多く
必要になり、有効なスペースの活用が損なわれる。また
一対のケーブル19の接続口18を、区画収納空間6が配置
された方向の両側部に設けるとき、その高さ位置は、上
方あるいは下方の高さ位置のいずれとしてもよい。
【0072】また本実施の形態1〜4では、作業用台車
Bにより容器(ピッキング設備では集品容器34、アソー
ト設備では収納容器5)を仕分け棚Aに沿って移動させ
ているが、作業用台車Bに限ることはなく、容器をコン
ベヤ装置や自動搬送台車などにより移動させながら、仕
分け作業を実行するようにすることができる。
【0073】また本実施の形態1〜4では、ピッキング
表示器12のコントローラ20に、ピッキング表示器12の制
御機能(情報の送受信機能)のみを持たせているが、仕
分け作業を実行した作業実績、たとえば各区画収納空間
6においてピッキングされた物品4の個数などを収集す
るモニタリング機能を付加することもできる。
【0074】また本実施の形態1〜4では、ピッキング
する(仕分けする)物品4の1個(代表)のバーコード
を読み込ませているが、ピッキングする(仕分けする)
全数の物品4のバーコードを読み取らせ、その読み取り
回数をカウントし、ピック数と一致することを判断する
ことにより、完了釦15の操作に代えてピッキング終了と
見なすこともできる。
【0075】また本実施の形態1〜4では、仕分け先を
店舗別としているが、仕分け先をユーザー別、方面別、
アイテム別、搬送トラック別などとしてもよい。また本
実施の形態1〜4では、床面ラベル27の第1識別符号お
よび台車ラベル25の第2識別符号、さらに物品4を特定
するコードとしてバーコードを使用しているが、バーコ
ードに限ることはなく、それぞれを特定する識別できる
符号であればよく、たとえば数字、アルファベット、あ
るいはこれらの組合せ、シンボル、マーク、ICチップ
なども使用することができる。このとき、バーコードリ
ーダに代えて、識別符号の読み取り手段として、たとえ
ばCCDカメラおよびこのカメラにより撮影された画像
から識別符号を識別する識別装置などを使用する。
【0076】また本実施の形態1〜4では、床面ラベル
27を各台車1,2(1’,2’)の配置位置に設けてい
るが、必ずしも各配置位置に設けることはなく、たとえ
ば列数が決まっているとき、すなわち親台車1の設置は
常に一定に決まっているとき、子台車2の配置位置のみ
に床面ラベル27を設ければよい。
【0077】また各台車1,2(1’,2’)の配置位
置がパターン化されているときは、このパターンにした
がって床面ラベル27を設ければよい。図2では、仕分け
棚Aが配置されるフロアにおいて縦向き(列方向)に仕
分け棚Aを配置して、床面ラベル27を設けているが、図
14(a)に示すように、フロアにおいて横向き(行方
向)に仕分け棚Aを配置するパターンとして、床面ラベ
ル27を設けてもよく、また図14(b)に示すように、
フロアの一部のみに仕分け棚Aを配置し、フロアにスペ
ースを設けた配置パターンとして、床面ラベル27を設け
てもよい。また図2に示す配置パターン、図14(a)
に示す配置パターン、図14(b)に示す配置パターン
など複数の配置パターンを同一フロアに予め設定するこ
ともできる。このとき、各パターン毎に、たとえば床面
ラベル27の色を変えて各パターンを判別できるようにす
る。
【0078】また床面の各台車1,2(1’,2’)の
配置位置毎に特定の番号を付し、この番号に対応したバ
ーコードが載せられたバーコードリストを備え、各台車
1,2(1’,2’)の台車ラベル25のバーコードと、
この台車1,2(1’,2’)が配置された位置の番号
に対応したバーコードを読み込むことで、各台車1,2
(1’,2’)のロケーションを得るようにすることも
できる。また第1識別符号を付した(床面)ラベル27を
必ずしも床面に設ける必要はなく、上記配置位置に天井
から吊設するようにしてもよい。
【0079】また本実施の形態1〜4では、バーコード
リーダ41をハンディターミナル38に設けて「ハンディ
式」としているが固定式としてもよく、またワイヤレス
としているが有線式とすることも可能である。またハン
ディターミナル38では、タッチパネルディスプレイ43を
使用しているが、必ずしもタッチパネルにする必要はな
く、テンキー46やファンクションキー47を使用してタッ
チパネルの代わりに操作入力を行うようにすることもで
きる。
【0080】また本実施の形態1〜4では、制御用コン
ピュータ21に接続される表示手段としての液晶表示装置
52を使用しているが、液晶表示装置52に代えてCRTな
ど他の表示手段を使用するようにしてもよい。
【0081】また本実施の形態1〜4では、ピッキング
(仕分け)表示器12を有線としているが、電波を介して
信号の送受信を行う機能を付加し、各間口M(台車1,
2)毎、あるいは複数の間口M毎に、アンテナを介して
信号の送受信を行うようにしてもよい。この構成によっ
て、ピッキング(仕分け)表示器12を自由に移動でき
る。また表示器レール11を台車1,2に沿って延々と敷
設する必要がなくなることから、製作作業時間を短縮す
ることができ、納期を短縮することができる。
【0082】また本実施の形態では、ラベルプリンタ54
により出荷ラベル53を発行しているが、ハンディターミ
ナル38にラベルプリンタを付属し、ハンディターミナル
38よりハンディターミナル38の特有のコードを制御用コ
ンピュータ21へ入力し、ピッキングを実行する店舗を選
択できるようにし、さらに制御用コンピュータ21から店
舗のデータを入力できるようにすることにより、付属の
ラベルプリンタにより出荷ラベル53を発行するようにす
ることができる。
【0083】また本実施の形態1〜4では、集品容器34
としてコンテナを使用しているが、バケットやダンボー
ルやケースなど、あるいは蓋付きのもの(封函可能なも
の)を使用するようにしてもよい。
【0084】また本実施の形態1〜4では、ピッキング
(仕分け)表示器12に報知手段を付属していないが、チ
ャイムなどの報知手段を付属して、ピッキングエラー時
に報知するようにしてもよい。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、仕
分け棚が棚部を連ねて構成されることにより容易に仕分
け棚を拡大したり縮小することができ、また棚部を移動
自在としたことにより仕分け棚の移動を容易にすること
ができ、よってレイアウトの変更を自由に容易に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるピッキング設備
の要部斜視図である。
【図2】同ピッキング設備の要部配置図である。
【図3】同ピッキング設備のハンディターミナルの正面
図である。
【図4】同ピッキング設備の制御構成図である。
【図5】同ピッキング設備のデータの構成図である。
【図6】同ピッキング設備のコントローラのブロック図
である。
【図7】同ピッキング設備のデータの構成図である。
【図8】同ピッキング設備のハンディターミナルの画面
図である。
【図9】本発明の実施の形態2におけるピッキング設備
の仕分け棚の正面および側面図である。
【図10】本発明の実施の形態3におけるピッキング設
備の仕分け棚の正面および側面図である。
【図11】本発明の実施の形態4におけるピッキング設
備の仕分け棚の正面および側面図である。
【図12】同ピッキング設備の仕分け棚の組合せ構成図
である。
【図13】本発明の他の実施の形態における仕分け棚の
接続口の取り付け位置を示す図である。
【図14】本発明の他の実施の形態における仕分け棚の
フロア配置パターンを示す図である。
【符号の説明】
A 仕分け棚 B 作業用台車 C 集品ライン M 間口 1,1’ 親台車 2,2’ 子台車 4 物品 5 収納容器 6 区画収納空間 11 表示器レール 12 ピッキング表示器 13 ディジタル表示器 18 接続口 19 ケーブル 20 コントローラ 21 制御用コンピュータ 22,23 送受信器 25 台車ラベル 27 床面ラベル 34 集品容器 38 ハンディターミナル 41 バーコードリーダ 48 無線通信装置 54 ラベルプリンタ 71 仕分け台車 72 制御用台車 81 ローラコンベヤ 82 仕分け台車

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品収納用の複数の区画収納空間を有
    し、各区画収納空間毎に、仕分けする物品を指示する仕
    分け指示手段を設けた仕分け棚を備え、 容器を、前記仕分け棚に沿って移動させ、この容器に、
    前記仕分け指示手段にしたがって前記仕分け棚の各区画
    収納空間から物品の仕分けを行う、あるいは前記容器か
    ら、前記仕分け指示手段にしたがって前記仕分け棚の各
    区画収納空間へ物品の仕分けを行う仕分け設備であっ
    て、 前記仕分け棚を、移動自在な棚部を連ねて構成したこと
    を特徴とする仕分け設備。
  2. 【請求項2】 前記各棚部毎に、前記仕分け棚の間口の
    仕分け情報を設定することを特徴とする請求項1に記載
    の仕分け設備。
  3. 【請求項3】 各仕分け指示手段の情報の送受信を行う
    制御手段を備えた移動自在な制御用装置を設け、 前記制御用装置と仕分け棚の棚部との間を前記情報の伝
    送を行うケーブルにより接続したことを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の仕分け設備。
  4. 【請求項4】 棚部を、親棚部と子棚部により形成し、 前記親棚部に、各棚部の各仕分け指示手段の情報の送受
    信を行う制御手段を備え、 前記親棚部と子棚部との間を前記情報の伝送を行うケー
    ブルにより接続したことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の仕分け設備。
  5. 【請求項5】 1台の親棚部とこの親棚部に連結される
    子棚部からなる仕分けエリアを複数設け、 前記親棚部の台数を前記仕分けエリアの数より多く備え
    たことを特徴とする請求項4に記載の仕分け設備。
  6. 【請求項6】 棚部の両面にそれぞれ区画収納空間を設
    け、容器の移動するラインを向いた面を設定することを
    特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の仕分
    け設備。
  7. 【請求項7】 各棚部に、各棚部間の仕分け指示手段を
    接続するケーブルの接続口を設け、前記接続口を区画収
    納空間が配置された方向の両側部に設けたことを特徴と
    する請求項1〜請求項6のいずれかに記載の仕分け設
    備。
  8. 【請求項8】 棚部同士を接続し、この接続した棚部の
    台数により、前記棚部の各仕分け指示手段の位置を設定
    することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに
    記載の仕分け設備。
  9. 【請求項9】 棚部の配置位置を示す第1識別符号を設
    け、 棚部に、棚部特有の第2識別符号を設け、 前記第1識別符号と第2識別符号を読み取ることによ
    り、前記棚部の各仕分け指示手段の位置を設定すること
    を特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の仕
    分け設備。
  10. 【請求項10】 第1識別符号を、床面に配置したこと
    を特徴とする請求項9に記載の仕分け設備。
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JP2005022815A (ja) * 2003-07-02 2005-01-27 Ffc Ltd 仕分けプログラム
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JP2010131770A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Bridgestone Corp タイヤ生産管理システム
CN113734670A (zh) * 2021-10-14 2021-12-03 深圳市坤同智能仓储科技有限公司 一种智能仓储货架及称重货架

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