JP2003009826A - シューマイおよびその製造方法 - Google Patents

シューマイおよびその製造方法

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JP2003009826A
JP2003009826A JP2001193983A JP2001193983A JP2003009826A JP 2003009826 A JP2003009826 A JP 2003009826A JP 2001193983 A JP2001193983 A JP 2001193983A JP 2001193983 A JP2001193983 A JP 2001193983A JP 2003009826 A JP2003009826 A JP 2003009826A
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bean jam
bean
soup
jam
mai
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JP2001193983A
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English (en)
Inventor
Ichiro Kadowaki
一郎 門脇
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DAIFUKU SHOKUHIN KOGYO KK
Original Assignee
DAIFUKU SHOKUHIN KOGYO KK
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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食生活が多様化する中で、消費者のニーズに
応え得る、従来にない味わいのシューマイ及びその製造
方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 餡20が皮30に包まれた状態で蒸され
るシューマイ10であって、餡20は、第2餡12と、
第2餡12を包み込む第1餡11とからなることを特徴
とするシューマイ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、餡を皮で包んで蒸
したシューマイおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、挽肉や海老のすり身などと野菜の
みじん切りを混ぜて味付けした餡を、小麦粉で作った皮
に包んで蒸して作るシューマイが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シュー
マイと言えば前述のような餡のものしかなく、その味や
外観は画一的であった。そのため消費者にはシューマイ
は在り来たりなものとして受け止められ、多様化する食
生活のなかで新鮮味がなく、新規の需要を開拓すること
が難しかった。
【0004】従って本発明は、食生活が多様化する中
で、消費者のニーズに応え得る、従来にない味わいのシ
ューマイおよびその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のシューマイは次の構成を備える。すなわ
ち、本発明は、餡が皮に包まれた状態で蒸されるシュー
マイであって、前記餡は、第2餡と、該第2餡を包み込
む第1餡とからなることを特徴とする。このことによ
り、第1餡と第2餡の組み合わせにより、多種多様の美
味しいシューマイを提供することができる。また、前記
第2餡は、具を含んだスープがゼリー状に固められて成
ることを特徴とする。このことにより、従来にない食感
のシューマイを提供することができる。また、蒸された
後に、冷凍されていることを特徴とし、冷凍食品として
保存し、家庭で手軽に食べることのできるシューマイを
提供することができる。
【0006】また、好適な前記第2餡として、エノキダ
ケのみじん切りを具として煮込んで調味したスープ状の
ものに、ゼラチンを加えてゼリー状となしたものが挙げ
られる。また、前記第1餡が、茹でたかぼちゃを潰した
ものであり、前記第2餡が、コーンポタージュスープを
ゼリー状に固めたものであることにより、特に美味しい
シューマイを提供することができる。また、シューマイ
の製造方法としては、具を含んだスープがゼリー状に固
められてなる第2餡を第1餡によって包みこんで餡を作
り、該餡を皮で包んだ後、蒸すことを特徴とし、簡単に
美味しいシューマイを提供することができる。また、冷
凍食品とする場合は、蒸した後、冷凍することを特徴と
し、加熱することなく自然解凍でも食べることができる
シューマイを提供することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる好適な実施
例を添付図面と共に詳細に説明する。図1は本発明によ
るシューマイ10の外観を示す概略図である。餡20が
皮30に包まれて上部が開口し、餡20が露出している
状態は従来のシューマイと同様である。図2は、図1の
シューマイ10を上下方向に切断した際の断面を示した
説明図である。図2に示されるように本発明によるシュ
ーマイ10は、餡20とその餡20を外側から包む皮3
0からなり、さらに餡20は第1餡11と、第1餡11
に包まれる第2餡12とからなる。
【0008】このような構成によるシューマイ10の製
造方法についてのべる。皮30は、まず小麦粉を主成分
としたものを練った後、ねかせて生地とする。そしてシ
ューマイ一個分の重量に切り分け、薄く延ばしながら四
角形、八角形あるいは円形のシート状に形成する。皮3
0の形は、シューマイの出来あがりの形状を考慮して決
められるとよい。この他に、ねかした生地を薄くシート
状に延ばしてからシューマイ一個分の皮になるよう切り
分ける方法もある。
【0009】一方、皮30に包まれる餡20は、適量の
第2餡12を、第1餡11によって包みこみ、全体を丸
められて作られる。丸められて形成された餡20は、前
述のシート状に形成された皮30の中央にのせられ、皮
30の周縁部分を持ち上げて巾着形に手で握るようにし
て包まれる。この際、皮30で餡20を完全に包みこん
でしまってもよいが、皮30の周縁部分同士を完全に付
け合わせず、シューマイ10の上部で開口するよう、餡
20を露出させるとよい。餡20を作り、皮で包むまで
の工程は、手作業でももちろん可能であるが、包餡機を
利用すると大量生産にも対応することが出来る。
【0010】こうして形作られたシューマイ10は、蒸
されることで食される状態にできあがる。蒸されて出来
あがったシューマイ10は、さらに冷凍されて冷凍食品
として用いられてもよい。冷凍されたシューマイ10
は、食する際に自然解凍してもよいし、冷凍状態のまま
再び蒸してもよい。あるいは電子レンジで加熱してもよ
く、また170〜180℃程度の油で揚げても美味しく
食べることができる。冷凍食品とした場合、長期保存が
できると共にいつでも手軽に食べることができる。さら
に前述のように調理方法の幅が広がるので、同じシュー
マイでも違った味わいを楽しむことが可能となる。
【0011】このような構成のシューマイ10は、第1
餡11と第2餡12の組み合わせにより、従来にない様
々な味わいのシューマイを提供することが可能となる。
具体例として、第1餡11としては、従来のシューマイ
に使用されるような挽肉や海老のすり身にみじん切りの
野菜を混ぜたもの、茹でたジャガイモやかぼちゃ、もち
米を蒸したもの等がある。第2餡12としては味付けキ
ノコ、野沢菜のみじん切り、茹でたコーン等様々に挙げ
られる。
【0012】特に第2餡12として、具を含んだスープ
をゼリー状に固めたものを用いると、従来にない味わい
のシューマイを作ることができる。これは、フカヒレス
ープ、トムヤンクンスープ、コーンポタージュスープ等
をゼラチン、カンテン等によってゼリー状に固めたもの
である。ゼリー状にすることによって、第1餡11で包
み込むことが可能となる。
【0013】このようなゼリー状のスープを第2餡12
として用いた場合、シューマイの形に整えられた後、蒸
されることでゼラチンやカンテンが溶け、スープが第1
餡11内に染み渡る。すると全体の餡20は、スープに
よってしっとりとジューシーになりながらも、餡20の
中央には依然としてスープの具が残っている。スープの
具と第1餡11が混ざり合うことなく、それぞれの良さ
を引き立て合いながら存在することで従来にない味わい
となる。ゼリー状の第2餡12は第1餡11及び皮30
によって包まれているので、溶けてスープ状となっても
皮30から染み出ることはないので食べやすい状態であ
る。
【0014】これら第1餡11と第2餡12の組み合わ
せは自由である。例えば、挽肉を主としたものを第1餡
11とした場合、第2餡12として野沢菜漬けのみじん
切りを用いると、肉の旨みに漬物の塩気と歯応えが合わ
さって味に深みがでる。また、第1餡11として茹でた
かぼちゃを潰したものを、第2餡12としてコーンポタ
ージュスープをゼリー状に固めたものを用いれば、かぼ
ちゃにポタージュスープがしみて、しっとりとして食べ
やすく、濃厚な味のシューマイができる。そしてシュー
マイ10の中央部分にはコーンがかぼちゃに混ざってし
まうことなく存在し、かぼちゃとコーンの甘みがぼやけ
ることなく、それぞれが互いをひきたたせ合って従来に
ない味わいとなる。さらにかぼちゃの黄色がシューマイ
の上部から露出して見えるので、見た目にもきれいで食
欲のわくシューマイ10となる。
【0015】本発明を実施例によって更に詳細に説明す
る。 実施例1 エノキのみじん切りを具として煮込んで調味したスープ
状のものに、ゼラチンを加えて適度に固めてゼリー状と
し、第2餡12とする。液体状のスープに対してエノキ
の重量が30%程度含まれていると好適である。第1餡
11として、従来のシューマイに使われる餡を使用す
る。具体的には、鶏の挽肉、たまねぎ、デンプン、小麦
粉、卵、砂糖、みりん、食塩、醤油、酒をそれぞれ適量
とってよく練り混ぜてできる。そして皮30の作り方
は、まず小麦粉に熱湯を加えて練った後、ねかせて生地
とし、シューマイ一個分の3gずつに切り分ける。そし
て薄く延ばしながら正方形のシート状に形成して皮30
とする。
【0016】次にこれらを用いてシューマイ10の形状
に形成する。まず、第2餡12のゼリー状の固まりを7
g取り、それを20g程度の第1餡11の略中央にくる
よう第1餡11で包んで丸め、餡20とする。この餡2
0を皮30の中央にのせ、皮30の周縁を持ち上げて絞
り込むようにして餡20を包む。この際、皮30で餡2
0を完全に包み込んでしまわずに上部で開口させ、餡を
露出させて、シューマイ10の形が整えられる。こうし
て出来たシューマイは一個分の重量が30g程度とな
る。この後、シューマイ10を蒸し器に入れ、強火で1
0分程蒸してできあがる。
【0017】蒸されて出来あがったシューマイ10は、
中央に包まれていたゼリー状の第2餡12がシューマイ
の内部から溶け出ているので、第1餡11は溶けたスー
プ味と混ざってコクのあるジューシーな食感となる。そ
のうえ餡20の中央にはエノキが集まって存在し、周囲
の第1餡11である挽肉に混ざり込むことなく、エノキ
独特のシャキシャキ感を味わうことができる。スープが
第1餡11に染み渡ったシューマイ10は冷め難く、ま
た冷めた状態でもぱさぱさした舌触りがなく十分美味し
く食べることができる。
【0018】さらに蒸されたシューマイ10は冷凍し
て、冷凍食品としてもよい。この場合、冷凍されたシュ
ーマイ10を再び蒸すことで先程と同様の美味しさを味
わうことができる。また、冷めた状態でも美味しく食べ
ることができるので、自然解凍でもよい。高温で揚げた
場合は、カリッとした歯応えの皮30のなかにジューシ
ーな餡20が存在し、従来のシューマイにはない新しい
食感が味わえるものである。
【0019】以上、本発明につき好適な実施例を挙げて
種々説明してきたが、本発明はこの実施例に限定される
ものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの
改変を施し得るのは勿論のことである。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、様々な第1餡と第2餡
の組み合わせから、多くの人の味覚に合わせ得る、従来
にない美味しさの、多種多様のシューマイを提供するこ
とができる。また、餡の色の組み合わせにより見た目に
もきれいで食欲をそそるシューマイを簡単に提供するこ
とができる。さらに餡としてゼリー状に固めたスープを
用いた場合、冷め難く、冷めた状態でもバサバサした舌
触りがないので美味しく食べることができる。また、冷
凍した場合は長期保存ができるうえに、調理方法に幅が
でき同じシューマイでも違った味を楽しむことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシューマイの概略図である。
【図2】図1に示すシューマイの構造を説明するための
説明図である。
【符号の説明】
10 シューマイ 11 第1餡 12 第2餡 20 餡 30 皮

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 餡が皮に包まれた状態で蒸されるシュー
    マイであって、 前記餡は、第2餡と、該第2餡を包み込む第1餡とから
    なることを特徴とするシューマイ。
  2. 【請求項2】 前記第2餡は、具を含んだスープがゼリ
    ー状に固められて成ることを特徴とする請求項1記載の
    シューマイ。
  3. 【請求項3】 蒸された後に、冷凍されていることを特
    徴とする請求項1または2記載のシューマイ。
  4. 【請求項4】 前記第2餡が、エノキダケのみじん切り
    を具として煮込んで調味したスープ状のものに、ゼラチ
    ンを加えてゼリー状となしたものであることを特徴とす
    る請求項2または3記載のシューマイ。
  5. 【請求項5】 前記第1餡が、茹でたかぼちゃを潰した
    ものであり、前記第2餡が、コーンポタージュスープを
    ゼリー状に固めたものであることを特徴とする請求項2
    または3記載のシューマイ。
  6. 【請求項6】 具を含んだスープがゼリー状に固められ
    てなる第2餡を第1餡によって包みこんで餡を作り、該
    餡を皮で包んだ後、蒸すことを特徴とするシューマイの
    製造方法。
  7. 【請求項7】 蒸した後、冷凍することを特徴とする請
    求項6記載のシューマイの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012217365A (ja) * 2011-04-06 2012-11-12 Fukyo Shokuhin:Kk 食材の包み皮の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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