JP2003008986A - 撮像装置及び露出制御方法 - Google Patents
撮像装置及び露出制御方法Info
- Publication number
- JP2003008986A JP2003008986A JP2001193972A JP2001193972A JP2003008986A JP 2003008986 A JP2003008986 A JP 2003008986A JP 2001193972 A JP2001193972 A JP 2001193972A JP 2001193972 A JP2001193972 A JP 2001193972A JP 2003008986 A JP2003008986 A JP 2003008986A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exposure
- image pickup
- image
- upper limit
- proper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Cameras In General (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
まま、主たる被写体に最適な露出が確保できる、バラン
スのよい露出制御を行うことを可能とする。 【解決手段】 正規の撮像の直前に基準画像を撮像し、
基準画像の重要領域の輝度分布を示すヒストグラムに基
づき、露出制御を行っても重要領域に白とびを生じさせ
ない範囲を示す露出補正可能量Aを取得し、基準画像の
全領域の輝度分布を示すヒストグラムに基づき、適正露
出を得るために必要と判断される必要露出補正量Bを取
得する。露出補正可能量Aを限度として、必要露出補正
量Bに基づき露出を補正制御し、んつ露出補正可能量A
がマイナス量であるときには、露出補正可能量Aに基づ
き露出を補正制御する。重要領域に白とびを生じさせな
い範囲内で、画像全体の明るさに応じた露出制御を行う
ことができる。
Description
像装置の露出制御方法に関する。
ラ、ビデオカメラ等の撮像装置においては、撮影条件に
適した露出を決定し、シャッタースピードや絞り等を制
御するAE(自動露出制御)機能が設けられている。か
かるAEには多様の方式が存在しており、近年において
は、撮影(又は撮像)する画面内の複数箇所に測光領域
(明るさの検出領域)を設定するとともに、主となる被
写体に相当すると考えられる1又は複数の測光領域での
測光結果に基づき適正な露出を決定し、より撮影シーン
に応じた露出制御を可能とするマルチ測光方式を採用す
るものが多い。
マルチ測光方式においても、完全に最適な露出を決定す
ることは不可能であり、特に主となる被写体とその他の
部分との明るさの兼ね合いを調整することが難しかっ
た。このため、全体的に明るい雰囲気を備えた被写体が
暗い画像となったり、イメージ通りの明るさの画像とな
っているものの、主となる被写体に白とびが生じたりす
る場合が依然として多いという問題があった。
れたものであり、全体の雰囲気を維持したまま、主たる
被写体に最適な露出が確保できる、バランスのよい露出
制御を行うことが可能となる撮像装置及び露出制御方法
を提供することを目的とする。
に請求項1の発明にあっては、被写体を撮像する撮像手
段と、この撮像手段による被写体の撮影時の露出を制御
する露出制御手段と、前記撮像手段により正規の撮像の
直前に撮像された基準画像の全領域の輝度情報に基づ
き、適正露出を示す適正露出情報を取得する第1の取得
手段と、前記基準画像における所定の領域の輝度分布を
示すヒストグラム情報に基づき当該領域に許容する露出
上限を示す露出上限情報を取得する第2の取得手段と、
前記露出制御手段に、前記第2の取得手段により取得さ
れた露出上限情報により示される露出上限を超えない範
囲で、前記第1の取得手段により取得された適正露出情
報により示される適正露出へ向けた露出制御を行わせる
制御手段とを備えたものとした。
画像全体の輝度情報に応じた露出制御が行われると同時
に、露出の上限が基準画像の重要領域に許容される露出
上限に制限される。しかも、重要領域に許容される露出
上限は、重要領域の輝度分布を示すヒストグラム情報に
基づき取得されるため、それを自在に設定することが可
能である。したがって、重要領域に白とびを生じさせな
い範囲内で、画像全体の明るさに応じた露出制御を行う
ことができる。
1の取得手段が取得する適正露出情報は、前記基準画像
の撮像時に前記露出制御手段が制御した基準露出に対す
る第1の補正量であり、前記第2の取得手段が取得する
露出上限情報は、前記基準画像の撮像時に前記露出制御
手段が制御した基準露出に対する第2の補正量であると
ともに、前記制御手段は、第1の補正量と第2の補正量
とのいずれか一方に基づき前記露出制御手段に露出制御
を行わせるものとした。
2の補正量は、前記ヒストグラム情報により示される輝
度分布における高輝度側の累積度数の割合が所定比率に
達する輝度位置を、予め決められた最大許容輝度値に移
動させるために必要な露出の補正量であるものとした。
1の取得手段は、前記基準画像の全領域の輝度分布を示
すヒストグラム情報に基づき前記適正露出情報を取得す
るものとした。
に応じた露出制御をより正確に行うことができる。
を撮像する撮像手段を備えた撮像装置における露出制御
方法において、前記撮像手段により正規の撮像の直前に
基準画像を撮像する工程と、前記基準画像の全領域の輝
度情報に基づき適正露出を示す適正露出情報を取得する
とともに、基準画像における所定の領域の輝度分布を示
すヒストグラム情報に基づき当該領域に許容する露出上
限を示す露出上限情報を取得する工程と、前記露出上限
情報により示される露出上限を超えない範囲で前記適正
露出情報により示される適正露出へ向けた露出制御を行
う工程とからなるものとした。
域に白とびを生じさせない範囲内で、画像全体の明るさ
に応じた露出制御を行うことができる。
を撮像する撮像手段と、この撮像手段による撮像時の露
出を制御する露出制御手段とを備えた撮像装置が有する
コンピュータを、前記撮像手段により正規の撮像の直前
に撮像された基準画像の全領域の輝度情報に基づき、適
正露出を示す適正露出情報を取得する第1の取得手段
と、前記基準画像における所定の領域の輝度分布を示す
ヒストグラム情報に基づき当該領域に許容する露出上限
を示す露出上限情報を取得する第2の取得手段と、前記
露出制御手段に、前記第2の取得手段により取得された
露出上限情報により示される露出上限を超えない範囲
で、前記第1の取得手段により取得された適正露出情報
により示される適正露出へ向けた露出制御を行わせる制
御手段として機能させるためのプログラムとした。
にしたがって説明する。図1は、本発明に係る電子スチ
ルカメラの電気的構成を示すブロック図である。
機能を備えたものであって、固定レンズ1、絞り2を介
して結像された被写体像を撮像する撮像手段であるCC
D3と、絞り2の開口量を変化させる絞り駆動部4、C
CD3を駆動するためのTG5及びVドライバー6と、
CCD3から出力された撮像信号を保持するCDS、そ
の撮像信号を増幅するゲイン調整アンプ(AGC)、増
幅後の撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器
(AD)からなるユニット回路7とを有している。
信号に基づきVドライバー6によって駆動され、被写体
像の輝度に応じたアナログの撮像信号をユニット回路7
へ出力するとともに、MPU8からTG5へ送られるシ
ャッターパルスに基づき電荷蓄積時間を制御されて電子
シャッターとして機能する。また、絞り3は、MPU8
から絞り駆動部4に送られる制御信号に応じて開口量を
制御される。
ト回路7を経てデジタル信号に変換された撮像信号に対
して色信号処理等の各種の信号処理、及び画像処理を行
うとともにビデオ信号を生成し、撮像した被写体像をス
ルー画像としてTFT液晶モニター9に表示させる。ま
た、撮影時には、撮像信号を圧縮して所定のフォーマッ
トの画像ファイルを生成し、それをフラッシュメモリ1
0に記憶させ、再生時には圧縮した画像ファイルを伸張
してTFT液晶モニター9に表示させる。
む電源回路11、シャッターキー等の各種のスイッチを
含む操作キー部12、DRAM13、MROM14が接
続されている。DRAM13は、MPU8の作業用のメ
モリであるとともに、撮影時には、ユニット回路7を経
てデジタル信号に変換された1フレーム分の撮像信号を
蓄積する画像メモリとしても機能する。
御及び各種データ処理に必要な動作プログラムが記録さ
れたプログラムROMであり、特にMPU8を本発明の
露出制御手段、第1及び第2の取得手段、制御手段とし
て機能させるためのプログラムが記憶されている。ま
た、AE制御を行うためのデータとして、撮影時の適正
な露出値(EV)に対応する、絞り値(F)とシャッタ
ースピードとの組み合わせを示すプログラム線図を構成
するプログラムAEデータ、前記ユニット回路7のゲイ
ン調整アンプ(AGC)に設定するゲインの値等が記憶
されている。
憶データを必要に応じて書き換え可能なメモリであって
もよい。また、電子スチルカメラにおいては、上記プロ
グラムやデータの一部、又は全部がフラッシュメモリ1
0に記録されていたり、カメラ本体に着脱自在な記録媒
体やパソコン等の他の機器を介して外部から供給される
構成であってもよい。
における自動露出制御に関する動作を図2のフローチャ
ートに従って説明する。このフローチャートは、TFT
液晶モニター9にスルー画像を表示するキャプチャーモ
ード(撮影モード)が選択されて撮影待機状態となった
後の動作を示すものである。
カメラはCCD3により被写体を逐次撮像するととも
に、撮像画像をTFT液晶モニター9にスルー画像とし
て表示している。その間にハーフシャッターが押される
と(ステップSA1でYES)、まず露光量の調整を行
う(ステップSA2)。かかる調整では、その時点で撮
像した撮像画像Gの全領域100(図5参照)の画素の
平均輝度が、電子スチルカメラの機種毎に予め設定され
ている装置に固有の基準輝度(YREF)、例えば、撮
像画像を所定の反射率のグレーとする輝度となるよう
に、絞り値、シャッタースピード、ユニット回路7のA
GCアンプのゲインを制御する。
基準輝度となったら(ステップSA3でYES)、その
状態の撮像画像を基準画像として以下の処理を行う。ま
ず、撮像画像における重要領域(本発明の所定の領域)
を設定する(ステップSA4)。この重要領域は、全画
面領域100内で主たる被写体が存在すると想定される
範囲であって、本実施の形態では、図6に示した予め決
められている第1〜第3の注目領域100a〜100c
のうちからカメラの向きに応じたものが自動的に設定さ
れる。すなわち、カメラの向きが通常の場合には同図
(a)の第1の注目領域100aが、右側が上となる縦
向きの場合には同図(b)の第2の注目領域100b
が、左側が上となる縦向きの場合には同図(c)の第3
の注目領域100cがそれぞれ重要領域として設定され
る。なお、カメラの向きは画像認識技術による所定の方
式によって判定するものとしたが、傾斜センサ等を設け
ハード的に検出するようにしてもよい。
を構成する各画素の輝度データに基づき、重要領域にお
ける輝度分布を示すヒストグラムデータを生成し、それ
をDRAM13に格納する(ステップSA5)。なお、
本実施の形態おけるヒストグラムは、図7に示すように
8bit(「0」〜「255」)で表現されるデータで
あり、また、見た目において白とびを感じさせないよう
な許容最大輝度(Ymax)の輝度位置(許容最大輝度
ポイント)として「247」が予め設定されている。
域における露出補正可能量を取得する(ステップSA
6)。図3は、その処理手順を示すフローチャートであ
る。かかる処理では、まず、前記ヒストグラムにおいて
最高輝度から低輝度側へ画素数を積分していき(ステッ
プSB1)、全画素数に対する積分量の比率を順次算出
するとともに(ステップSB2)、算出結果が予め設定
されている第1の規定比率となるまで処理を繰り返す
(ステップSB3でNO)。ここで、第1の規定比率
は、重要領域において白とびが生じても違和感がない
(気にならない)と考えられる比率であって、本実施の
形態では3%である。
達したら(ステップSB3でYES)、そのときの輝度
値(Y1)を重要領域における処理上の最大輝度とし
(ステップSB4)、露出調整により、図8の上半分に
示したように、かかる最大輝度(Y1)の位置(最大輝
度出現ポイント:図では「191」)を前述した許容最
大輝度(Y1max:「247」)の輝度位置(許容最
大輝度ポイント)に移動させるようにヒストグラムを変
化させるとき、それに要する露出の補正量を演算し、そ
れを露出補正可能量Aとして一時記憶する(ステップS
B5)。この露出補正可能量Aが、本発明の露出上限情
報でかつ第2の補正量である。なお、露出補正可能量A
の演算に際しては、撮像用のγカーブを考慮した演算を
行う。
は、図2でステップSA7へ進み、今度は、前記基準画
像において、全領域100における輝度の度数分布を示
すヒストグラムのデータを生成し、それをDRAM13
に格納した後、そのヒストグラムに基づき必要露出補正
量を取得する(ステップSA8)。この必要露出補正量
は、基準画像の全領域100における輝度の度数分布
を、体的な明るさに適した輝度分布とするための露出補
正量、換言すると、基準画像の全体的な明るさのみを基
準として適正露出を得るために必要となる基本的な露出
補正量であって、その取得は、先に図3で説明した露出
補正可能量の場合と同様に以下の手順によって行う。
おいて最高輝度から低輝度側へ画素数を順に積分してい
き、全画素数に対する積分量の比率が、予め設定されて
いる第2の規定比率に達したときの輝度値(Y2)を取
得する。第2の規定比率は、全領域100において白と
びの発生を許容する画素の割合であるとともに、前記重
要領域における第1の規定比率(3%)よりも大きな比
率であり、本実施の形態では6%である。そして、前記
比率が第2の規定比率に達したら、そのときの輝度値
(Y2)を全領域100における処理上の最大輝度とし
た後、露出調整により、図8の下半分に示したように、
最大輝度(Y2)の位置(最大輝度出現ポイント:図で
は「136」)を所定の目標輝度(Y2max)の輝度
位置に移動させるようにヒストグラムを変化させると
き、それに要する露出の補正量を演算し、それを必要露
出補正量Bとして一時記憶する(ステップSB5)。こ
の必要露出補正量Bが、本発明の適正露出情報でかつ第
1の補正量である。
ステップSA2の調整に際して設定した絞り値、シャッ
タースピード、AGCアンプのゲインに基づき設定され
る、被写体の明るさに対応する輝度であって、その輝度
位置(EV別目標ポイント)は、暗い被写体の場合には
小さな輝度位置であり、明るい被写体の場合には大きな
輝度位置である。なお、必要露出補正量Bの演算に際し
ても、撮像用のγカーブを考慮した演算を行う。
た後には、ステップSA6で取得した露出補正可能量A
と必要露出補正量Bとに基づき、実際の露出補正量を設
定する(ステップSA9)。図4は、その処理手順を示
すフローチャートであって、露出補正可能量Aが必要露
出補正量Bよりも大きいときには(ステップSC1,S
C3が共にNO)、重要領域(第1の注目領域100a
等)に白とびが発生しないと判断し、必要露出補正量B
を実際の露出補正量として設定する(ステップSC
5)。また、露出補正可能量Aが必要露出補正量Bより
も小さいときには(ステップSC1がNO,SC3がY
ES)、基準画像の全領域100の明るさに基づく補正
を行うと重要領域に白とびが発生すると判断し、露出補
正可能量Aを実際の露出補正量として設定する(ステッ
プSC4)。また、露出補正可能量Aがマイナス側の補
正量であったとき(ステップSC1でYES)、つま
り、重要領域に許容最大輝度(Y1max)を超えた輝
度の画素が既に3%以上存在しており、重要領域では既
に白とびが生じているようなときには、必要露出補正量
Bと関係なく、露出補正可能量Aを実際の露出補正量と
して設定する(ステップSC2)。
て、シャッターが押されたか否かを判断し、シャッター
が押されていなければ(ステップSA10でNO)、ス
テップSA1へ戻って前述した処理を繰り返す。シャッ
ターが押されたら(ステップSA10でYES)、ステ
ップSA2で調整した露光量、すなわち撮像画像の全領
域100の画素の平均輝度を基準輝度に合わせたときの
露光量に対して、ステップSA9で設定した露出補正量
に応じ、プログラム線図に基づく絞り値、シャッタース
ピード、AGCゲインの制御を行い撮影光量を制御する
(ステップSA11)。
制御によれば、重要領域(第1〜第3の注目領域100
a〜100c)に白とびが生じない範囲内で、画像全体
の明るさに基づく露出制御を行うことから、例えば直射
日光の当たる人物撮影などでは、人物を重要領域に配置
させることにより、人物部分に白とびが生じることのな
い適切な露出が可能となる。また、海やスキー場のよう
な全体的に明るいシーンでは、重要領域における被写体
に白とびを発生させない範囲で、被写体の明るさを反映
されたイメージ通りの明るい画像が撮影できる。また、
白壁が連続するような、一様な明るさ被写体を撮影する
場合でも、EV値に応じた適正な露出を得ることができ
る。つまり、全体の雰囲気を維持したまま主たる被写体
に最適な露出が確保できる、バランスのよい露出制御を
行うことが可能である。
御についても、重要領域と同様に輝度分布を示すヒスト
グラムに基づき行うため、画像全体の明るさに応じた露
出制御をより正確に行うことができることから、より最
適な露出制御を行うことが可能である。なお、画像全体
の明るさに基づく露出制御は、必ずしもヒストグラムに
基づき行う必要はなく、前述した基準画像における輝度
情報に基づく方法であれば、他の方法によって前述した
必要露出補正量Bを取得するようにしてもよい。その場
合であっても、先に説明したと同様の効果を得ることが
できる。
基準画像を撮像したとき、正確には前述したステップS
A2の調整が終了した時点の露出を、露出補正可能量A
または必要露出補正量Bの一方を用いて補正する場合に
ついて説明したが、ステップSA6で撮影時に確保すべ
きEV値を直接取得し、かつステップSA8で上限とす
るEV値を直接取得したのち、ステップSA9では前述
と同様の判断基準によりいずれか一方のEV値を選択的
に最終的に制御すべきEV値として設定するようにして
も構わない。
ーが押されている間に逐次、露出補正可能量A、必要露
出補正量Bを取得して露出補正量を設定する処理(ステ
ップSA2〜SA10)を行うものを示したが、これと
は別に、シャッターが押された時点で基準画像を取得し
た後、上記と同様の処理を行わせるようにしても構わな
い。
は、例えば、カメラの向きに関係なく、撮像画像の中央
部分に固定的に設定してもよい。また、撮影者に、図示
した第1〜第3の領域100a〜100c等の予め用意
した複数の領域のうちのから1又は複数の領域を撮影時
において選択させるようにすれば、使い勝手が向上す
る。さらには、任意の方法により被写体の違いに応じて
自動的に設定させるようにしてもよい。
子スチルカメラに採用した場合について説明したが、言
うまでもなく、CCD型やCMOS型の固体撮像素子が
設けられるとともに、撮像装置として機能するのに必要
な所定のプログラムを記憶する記録媒体を備えた情報機
器、例えばパーソナルコンピュータや各種の携帯情報端
末にも本発明を採用することができる。また、イメージ
スキャナー等の他の撮像装置にも本発明を採用してもよ
く、その場合においても、撮像画像の重要領域における
白とびを回避しつつ、バランスのよい露出制御を行うこ
とが可能となる。
基準画像における所定の領域に白とびを生じさせない範
囲内で、画像全体の明るさに応じた露出制御を行うこと
ができるようにしたことから、全体の雰囲気を維持した
まま主たる被写体に最適な露出が確保できる、バランス
のよい露出制御を行うことが可能となる。
輝度分布を示すヒストグラム情報に基づき取得するもの
では、画像全体の明るさに応じた露出制御をより正確に
行うことができることから、より最適な露出制御を行う
ことが可能となる。
のブロック図である。
作を示すフローチャートである。
トである。
ある。
選択的に設定される第1〜第3の注目領域を示す図であ
る。
る。
示す説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 被写体を撮像する撮像手段と、 この撮像手段による被写体の撮影時の露出を制御する露
出制御手段と、 前記撮像手段により正規の撮像の直前に撮像された基準
画像の全領域の輝度情報に基づき、適正露出を示す適正
露出情報を取得する第1の取得手段と、 前記基準画像における所定の領域の輝度分布を示すヒス
トグラム情報に基づき当該領域に許容する露出上限を示
す露出上限情報を取得する第2の取得手段と、 前記露出制御手段に、前記第2の取得手段により取得さ
れた露出上限情報により示される露出上限を超えない範
囲で、前記第1の取得手段により取得された適正露出情
報により示される適正露出へ向けた露出制御を行わせる
制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。 - 【請求項2】 前記第1の取得手段が取得する適正露出
情報は、前記基準画像の撮像時に前記露出制御手段が制
御した基準露出に対する第1の補正量であり、前記第2
の取得手段が取得する露出上限情報は、前記基準画像の
撮像時に前記露出制御手段が制御した基準露出に対する
第2の補正量であるとともに、前記制御手段は、第1の
補正量と第2の補正量とのいずれか一方に基づき前記露
出制御手段に露出制御を行わせることを特徴とする請求
項1記載の撮像装置。 - 【請求項3】 前記第2の補正量は、前記ヒストグラム
情報により示される輝度分布における高輝度側の累積度
数の割合が所定比率に達する輝度位置を、予め決められ
た最大許容輝度値に移動させるために必要な露出の補正
量であることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。 - 【請求項4】 前記第1の取得手段は、前記基準画像の
全領域の輝度分布を示すヒストグラム情報に基づき前記
適正露出情報を取得することを特徴とする請求項1,2
又は3記載の撮像装置。 - 【請求項5】 被写体を撮像する撮像手段を備えた撮像
装置における露出制御方法において、 前記撮像手段により正規の撮像の直前に基準画像を撮像
する工程と、 前記基準画像の全領域の輝度情報に基づき適正露出を示
す適正露出情報を取得するとともに、基準画像における
所定の領域の輝度分布を示すヒストグラム情報に基づき
当該領域に許容する露出上限を示す露出上限情報を取得
する工程と、 前記露出上限情報により示される露出上限を超えない範
囲で前記適正露出情報により示される適正露出へ向けた
露出制御を行う工程とからなることを特徴とする露出制
御方法。 - 【請求項6】 被写体を撮像する撮像手段と、この撮像
手段による撮像時の露出を制御する露出制御手段とを備
えた撮像装置が有するコンピュータを、 前記撮像手段により正規の撮像の直前に撮像された基準
画像の全領域の輝度情報に基づき、適正露出を示す適正
露出情報を取得する第1の取得手段と、 前記基準画像における所定の領域の輝度分布を示すヒス
トグラム情報に基づき当該領域に許容する露出上限を示
す露出上限情報を取得する第2の取得手段と、 前記露出制御手段に、前記第2の取得手段により取得さ
れた露出上限情報により示される露出上限を超えない範
囲で、前記第1の取得手段により取得された適正露出情
報により示される適正露出へ向けた露出制御を行わせる
制御手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001193972A JP4218229B2 (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 撮像装置及び露出制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001193972A JP4218229B2 (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 撮像装置及び露出制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003008986A true JP2003008986A (ja) | 2003-01-10 |
JP4218229B2 JP4218229B2 (ja) | 2009-02-04 |
Family
ID=19032167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001193972A Expired - Fee Related JP4218229B2 (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 撮像装置及び露出制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4218229B2 (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004077816A2 (en) * | 2003-02-27 | 2004-09-10 | Polaroid Corporation | Digital image exposure correction |
JP2006014277A (ja) * | 2004-05-28 | 2006-01-12 | Konica Minolta Holdings Inc | 撮像装置及び撮像方法 |
JP2009171283A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Nikon Corp | 電子カメラ |
JP2009300831A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Olympus Corp | 顕微鏡用撮像システム、露光調整プログラム、及び露光調整方法 |
JP2010501898A (ja) * | 2006-08-22 | 2010-01-21 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 画像キャプチャ・デバイスのための動的な自動露光補償 |
US7825955B2 (en) | 2004-08-31 | 2010-11-02 | Casio Computer Co., Ltd. | Image pickup apparatus, exposure control method, and computer program installed in the image pickup apparatus |
JP2011035740A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Samsung Techwin Co Ltd | 撮像装置及び撮像方法 |
US7907157B2 (en) | 2002-02-19 | 2011-03-15 | Senshin Capital, Llc | Technique for printing a color image |
USRE42473E1 (en) | 2001-05-30 | 2011-06-21 | Senshin Capital, Llc | Rendering images utilizing adaptive error diffusion |
JP2011259226A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Canon Inc | 撮像装置及びその制御方法 |
USRE43149E1 (en) | 2001-03-27 | 2012-01-31 | Senshin Capital, Llc | Method for generating a halftone of a source image |
JP2012119997A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Canon Inc | 画像処理方法及び画像処理装置 |
US8525888B2 (en) | 2008-01-17 | 2013-09-03 | Nikon Corporation | Electronic camera with image sensor and rangefinding unit |
US8773685B2 (en) | 2003-07-01 | 2014-07-08 | Intellectual Ventures I Llc | High-speed digital image printing system |
JP2014187722A (ja) * | 2014-07-11 | 2014-10-02 | Canon Inc | 撮像装置およびその制御方法 |
US9077905B2 (en) | 2009-02-06 | 2015-07-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Image capturing apparatus and control method thereof |
-
2001
- 2001-06-27 JP JP2001193972A patent/JP4218229B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE43149E1 (en) | 2001-03-27 | 2012-01-31 | Senshin Capital, Llc | Method for generating a halftone of a source image |
USRE42473E1 (en) | 2001-05-30 | 2011-06-21 | Senshin Capital, Llc | Rendering images utilizing adaptive error diffusion |
US7907157B2 (en) | 2002-02-19 | 2011-03-15 | Senshin Capital, Llc | Technique for printing a color image |
US8265420B2 (en) | 2003-02-27 | 2012-09-11 | Senshin Capital, Llc | Digital image exposure correction |
WO2004077816A3 (en) * | 2003-02-27 | 2005-03-24 | Polaroid Corp | Digital image exposure correction |
US7283666B2 (en) | 2003-02-27 | 2007-10-16 | Saquib Suhail S | Digital image exposure correction |
JP2009005395A (ja) * | 2003-02-27 | 2009-01-08 | Senshin Capital Llc | デジタル画像の露出補正 |
WO2004077816A2 (en) * | 2003-02-27 | 2004-09-10 | Polaroid Corporation | Digital image exposure correction |
US7826660B2 (en) | 2003-02-27 | 2010-11-02 | Saquib Suhail S | Digital image exposure correction |
US8773685B2 (en) | 2003-07-01 | 2014-07-08 | Intellectual Ventures I Llc | High-speed digital image printing system |
JP4661285B2 (ja) * | 2004-05-28 | 2011-03-30 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 撮像装置及び撮像方法 |
JP2006014277A (ja) * | 2004-05-28 | 2006-01-12 | Konica Minolta Holdings Inc | 撮像装置及び撮像方法 |
US7825955B2 (en) | 2004-08-31 | 2010-11-02 | Casio Computer Co., Ltd. | Image pickup apparatus, exposure control method, and computer program installed in the image pickup apparatus |
JP2010501898A (ja) * | 2006-08-22 | 2010-01-21 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 画像キャプチャ・デバイスのための動的な自動露光補償 |
JP2009171283A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Nikon Corp | 電子カメラ |
US8525888B2 (en) | 2008-01-17 | 2013-09-03 | Nikon Corporation | Electronic camera with image sensor and rangefinding unit |
JP2009300831A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Olympus Corp | 顕微鏡用撮像システム、露光調整プログラム、及び露光調整方法 |
US9077905B2 (en) | 2009-02-06 | 2015-07-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Image capturing apparatus and control method thereof |
JP2011035740A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Samsung Techwin Co Ltd | 撮像装置及び撮像方法 |
JP2011259226A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Canon Inc | 撮像装置及びその制御方法 |
JP2012119997A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Canon Inc | 画像処理方法及び画像処理装置 |
JP2014187722A (ja) * | 2014-07-11 | 2014-10-02 | Canon Inc | 撮像装置およびその制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4218229B2 (ja) | 2009-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4289259B2 (ja) | 撮像装置及び露出制御方法 | |
JP4240023B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法および撮像プログラム、ならびに、画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム | |
US7580058B2 (en) | Image capturing apparatus and image capturing method | |
JP4222213B2 (ja) | カメラ装置、撮影感度設定プログラム及び撮影感度設定方法 | |
KR100942634B1 (ko) | 화상보정장치 및 화상보정방법과 컴퓨터 판독 가능한 매체 | |
JP4218229B2 (ja) | 撮像装置及び露出制御方法 | |
CN101800858A (zh) | 摄像设备及其控制方法 | |
JP2007027967A (ja) | 撮影装置 | |
JP5759190B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
JP6831493B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法、およびプログラム | |
JP2010147786A (ja) | 撮像装置及び画像処理方法 | |
JP2008148180A (ja) | 撮像装置、画像処理装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
JP2007325145A (ja) | 画像処理装置および方法並びにプログラム | |
JP2008131530A (ja) | 撮像装置、画像処理装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
US20070035778A1 (en) | Electronic camera | |
JP4285668B2 (ja) | 撮像装置及びその露出制御方法並びに記録媒体 | |
JP4458194B2 (ja) | 撮像装置及びその露出制御方法並びに記録媒体 | |
JP7247609B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法およびプログラム | |
JP4305200B2 (ja) | 撮像装置および方法、並びにプログラム | |
JP2012124652A (ja) | 撮像装置及び画像処理方法 | |
JP5803233B2 (ja) | 撮像装置および撮像方法 | |
JP4408940B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
JP2016046610A (ja) | 撮像装置 | |
JP2007027984A (ja) | 撮影装置およびその制御方法 | |
JP4274207B2 (ja) | 撮像装置及びその露出制御方法並びに記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060920 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081021 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081103 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |