JP2003008060A - 窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の製造方法及び発光ダイオードの製造方法 - Google Patents
窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の製造方法及び発光ダイオードの製造方法Info
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Abstract
の表面性状の個体差に関わらず、再現性良く、特性が均
一化され、発光効率が良好であるGaN系化合物半導体
発光素子の製造方法及びLEDの製造方法を提供する。 【解決手段】 基板1上にAlNバッファ層2を介して
100nm以上の厚さのGaN系化合物半導体層3を形
成し、形成されたGaN系化合物半導体層3を塩素系ガ
ス及び/又は臭素系ガスを用いるドライエッチングによ
り除去し、有機洗浄及び/又は水洗を行った後、GaN
系化合物半導体層3が除去された基板1上に、再度、G
aN系化合物半導体層3を形成して、GaN系化合物半
導体発光素子を製造する。
Description
(LED)及びレーザダイオード等に用いられるもので
あり、一般式InX AlY Ga1-X-Y (0≦X<1、0
≦Y<1、0≦X+Y<1)で表される窒化ガリウム
(GaN)系化合物半導体層を備えるGaN系化合物半
導体発光素子の製造方法、及び該GaN系化合物半導体
発光素子を用いるLEDの製造方法に関する。
あった青色発光を実現したLED(ランプ)の材料であ
る。GaN系化合物半導体は、以前格子整合する基板が
なく、熱膨張係数の違いから良質な結晶を得ることが困
難であったが、低温成長バッファ層形成の技術等が開発
され、格子整合していない基板にも良好なGaN系化合
物半導体層が形成されるようになった。GaN系化合物
半導体層を形成する基板としては、主にサファイア基板
が用いられている。各基板メーカーから購入したサファ
イア基板は、未処理の状態で結晶を成長させるか、又は
前処理として酸、アルカリ、有機溶剤及び純水等で洗浄
するのが一般的である。洗浄したサファイア基板は、結
晶成長に先立って減圧MOCVD(有機金属気相成長)
装置に投入し、水素雰囲気で1000℃以上に加熱する
サーマルクリーニングを実施する。
ら購入したサファイア基板に従来の前処理を行った後、
GaN系化合物半導体層を形成し、電極作成工程、チッ
プ分離工程を経てLEDを作製した場合、ピーク波長に
20nm程度のバラツキが見られるという問題があっ
た。また、これらの前面出射光量は3〜4.5mW、場
合によっては1〜3mWであり、量的に不十分であると
ともに、メーカー毎、同一のメーカーでも製造ロット毎
に、バラツキが見られるという問題があった。そして、
減圧MOCVD装置の条件設定もGaN系化合物半導体
ウエハの作成毎に変更しなければならなかった。
であり、サファイア基板上に形成されたGaN系化合物
半導体膜をドライエッチングにより除去した後、再度、
GaN系化合物半導体膜を形成する過程を含むことによ
り、これを用いてLED及びレーザダイオード等を作製
する場合に、サファイア基板の表面性状の個体差に関わ
らず、再現性良く、ピーク波長及び出射光量等の特性が
均一化され、発光効率が良好であるGaN系化合物半導
体発光素子の製造方法を提供することを目的とする。
系化合物半導体膜を100nm以上成膜することによ
り、これを用いてLED等を作製する場合に、さらに再
現性良く、特性が均一化され、発光効率が良好であるG
aN系化合物半導体発光素子の製造方法を提供すること
を目的とする。
素系ガス及び/又は臭素系ガスを用いることにより、こ
れを用いてLED等を作製する場合に、さらに再現性良
く、ピーク波長及び出射光量等の特性が均一化され、発
光効率が良好であるGaN系化合物半導体発光素子の製
造方法を提供することを目的とする。
浄及び/又は水洗を行う洗浄過程を含むことにより、こ
れを用いてLED等を作製する場合に、さらに再現性良
く、特性が均一化され、発光効率が良好であるGaN系
化合物半導体発光素子の製造方法を提供することを目的
とする。
方法により製造されたGaN系化合物半導体発光素子を
リードフレームに配する過程を含むことにより、特性が
均一化し、発光効率が良好であり、量産効率が良好であ
るLEDの製造方法を提供することを目的とする。
系化合物半導体発光素子の製造方法は、サファイア基板
上に窒化ガリウム系化合物半導体膜を形成する過程を含
む窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の製造方法にお
いて、1又は複数の窒化ガリウム系化合物半導体膜を形
成する第1成膜過程と、該第1成膜過程により形成され
た窒化ガリウム系化合物半導体膜をドライエッチングに
より除去する除膜過程と、該除膜過程により窒化ガリウ
ム系化合物半導体膜が除去された前記サファイア基板上
に、再度、窒化ガリウム系化合物半導体膜を形成する第
2成膜過程とを含むことを特徴とする。
む製造方法により製造したGaN化合物半導体発光素子
を用いて、LED及びレーザダイオード等を作製した場
合、サファイア基板の表面性状の個体差に関わらず、再
現性良く、ピーク波長及び出射光量等の特性が均一化さ
れ、発光効率が良好であることが確認されている。
した場合、サファイア基板表面に微小の凹凸ができる
か、又はサファイア基板の表面に残存するGaN系化合
物半導体が核となることによって、第2成膜過程におけ
るGaN系化合物半導体膜の結晶構造が、得られる発光
素子をLED等に用いるときの特性の均一化及び発光効
率に良好な影響を及ぼすものに変化したためと考えられ
る。GaN系以外の化合物半導体電子デバイスにおいて
は、不純物等が可及的に除去された、平坦性が良好であ
る基板を用いた場合、良好な製品を得ることができると
言われているが、GaN系化合物半導体発光素子の場
合、基板のサーマルクリーニング、及び基板上に500
℃前後で成長させる低温成長バッファ層の解析が現在、
盛んに研究がなされている状態であり、基板とGaN系
化合物半導体の結晶性との関係は解明されていない状態
である。
光素子の製造方法は、第1発明において、前記第1成膜
過程で前記窒化ガリウム系化合物半導体膜を100nm
以上の厚さで成膜することを特徴とする。第2発明の製
造方法により製造したGaN化合物発光素子を用いて、
LEDランプ等を作製した場合、さらに特性が均一化
し、発光効率が良好であることが確認されている。
光素子の製造方法は、第1又は第2発明において、前記
除膜過程が、塩素系ガス及び/又は臭素系ガスを用いる
ことを特徴とする。第4発明の窒化ガリウム系化合物半
導体発光素子の製造方法は、第1乃至第3発明のいずれ
かにおいて、前記除膜過程の後に、有機洗浄及び/又は
水洗を行う洗浄過程を含むことを特徴とする。
たGaN化合物発光素子を用いて、LEDランプ等を作
製した場合、さらに特性が均一化し、発光効率が良好で
あることが確認されている。
第1乃至第4発明のいずれかの製造方法により製造され
た窒化ガリウム系化合物半導体発光素子をリードフレー
ムに配する過程を含むことを特徴とする。第5発明の製
造方法により製造されたLEDは、特性が均一化し、発
光効率が良好であることが確認されている。従って、L
EDの量産効率が良好である。
示す図面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1に係るG
aN系化合物半導体発光素子を示す平面図、図2はその
II−II線断面図であり、図中、1はサファイアからなる
基板である。このGaN系化合物半導体発光素子におい
ては、基板1上にAlNバッファ層2、n型GaN層
3、活性層4、p型GaN層5、及び電流拡散層6がこ
の順に積層されている。基板1上には、AlNバッファ
層2、n型GaN層3、活性層4、p型GaN層5及び
電流拡散層6の側面と接触しないように、ポリイミドか
らなる絶縁膜12を介在させた状態で、p電極7が形成
されている。そして、電流拡散層6、p型GaN層5、
活性層4、n型GaN層3及びAlNバッファ層2をエ
ッチングにより除去して得られたn電極形成孔8には、
n電極9が形成されている。
N系化合物半導体発光素子の製造工程を示す断面図であ
る。まず、減圧MOCVD装置内に、購入した基板1を
配置し、水素を供給しながら基板1を1050℃に加温
してサーマルクリーニングを施す。次に、基板1の温度
を略500℃まで下げ、窒素及び水素をキャリアガスと
してアンモニア及びトリメチルアルミニウム(TMA)
を供給し、基板1上に低温AlNバッファ層2を略20
nmの厚さに成膜する。その後、基板1の温度を略10
00℃に上昇させ、前記キャリアガスを用いてアンモニ
ア及びトリメチルガリウム(TMG)を流し、アンドー
プのGaN系化合物半導体層(以下、GaN層という)
13を略100nmの厚さに成膜する(図3(a))。
この過程が、本発明の第1成膜過程である。
で下げ、成長室からロードロック室に移した後、窒素で
大気圧に戻し、減圧MOCVD装置から取り出した。そ
の後、基板1をドライエッチング装置に投入し、塩素ガ
スのプラズマを用いて、成膜したGaN層13及びAl
Nバッファ層2を取り除く(図3(b))。そして、基
板1についてアセトン、エタノールを用いて有機洗浄を
行い、水洗する。この過程が、本発明の除膜過程であ
る。
し、サーマルクリーニングを施す。そして、基板1の温
度を略500℃まで下げ、前記と同様にして、基板1上
に低温AlNバッファ層2を略20nmの厚さに成膜す
る。その後、基板1の温度を略1000℃に上昇させ、
前記キャリアガスを用いてアンモニア及びTMGを流
す。このとき同時にn型ドーパントとしてのSiを用
い、n型GaN層3を略1.2μmの厚さに成長させる
(図3(c))。この過程が、本発明の第2成膜過程で
ある。
しつつ、n型GaNとn型InGaNとのMQW(多重
量子井戸)からなる活性層4をn型GaN層3の上に略
40nmの厚さに成膜する。さらに、活性層4上に、M
gをドーパントとしてMgドープAlNからなるキャッ
プ層、MgドープAlGaInN層及びGaInN層を
順次成長させる。このようにして得られたLED構造の
ウエハを減圧MOCVD装置から取り出し、水銀灯下で
紫外線を照射しながら380℃のホットプレートにの
せ、5分間加熱し、Mgの活性化(MgドープGaN層
のp型化)を行う。以下、p型AlN層、p型AlGa
InN層及びGaInN層これらを総称してp型GaN
層5という(図3(d))。
程を経て、n電極形成孔8を形成する(図4(e))。
次に、ウエハを真空蒸着装置に入れ、電子銃を用いてI
TO(SnO2 を10wt%含む)を蒸発させ、略10n
mの厚さのITO膜を形成し、引続きスパッタリング法
により略500nmの厚さのITO膜を形成する。この
とき、リフトオフ法を用いて、パターニングを行う。リ
フトオフの後、380℃で略1分間加熱してITO膜の
透明化を行い、電流拡散層6とする(図4(f))。
させ、AlNバッファ層2、n型GaN層3、活性層
4、p型GaN層5及び電流拡散層6の各側面に当接さ
せた状態で、他端を電流拡散層6上に固着させる(図4
(g))。次に、基板1上に、その側部が絶縁膜12を
覆う状態でp電極7を形成し、n電極形成孔8にn電極
9を形成する。これらの電極は、リフトオフ法を用いた
真空蒸着により、Ti100nm、Pt20nm、Au
1μmを蒸着させて同時に形成する(図4(h))。n
電極9はn型オーミックコンタクトを兼ねている。この
後、表面にダイシングにより切り込みを入れ、裏面を研
削、研磨し、さらに裏面をスクライビングした後、ウエ
ハをチップ1個ずつに分離して、青色発光素子を完成す
る。
ボンディング、ワイヤボンディングし、樹脂モールドし
て、直径5mmの砲弾型LEDを組み立てたところ、動
作電流20mAにおいて、光出力は5mW程度であっ
た。
したように基板1上にGaN層13を100nm形成す
る代わりに、AlNバッファ層2、n型GaN層3、活
性層4及びp型GaN層5からなる、厚さ略2μmのL
ED構造のGaN層を形成した。その後は、実施の形態
1と同様に、このLED構造のGaN層を除膜し、再
度、成膜してLEDの組み立てまでを行った。この発光
素子を用いたLEDの光出力は、動作電流20mAにお
いて、5mWであった。
説明する。 [実施例1] (1)購入後、未処理の状態のサファイア基板 (2)アセトン洗浄、エタノール洗浄及び水洗を施した
サファイア基板 (3)本発明に係る第1成膜過程、除膜過程並びに、ア
セトン洗浄、エタノール洗浄及び水洗の洗浄過程を行っ
たサファイア基板 の夫々を減圧MOCVD装置に投入し、GaN系化合物
半導体膜を同時に成長させ、電極作成過程、チップ分離
過程を経て、直径5mmの砲弾型LEDに組み立て、各
特性を比較した。その結果、(3)は、(1)及び
(2)と比較して発光効率が向上しており、明るさが5
〜20%向上したことが確認された。
社から夫々購入し、未処理の状態のサファイア基板3枚
と、これらに本発明の第1成膜過程及び除膜過程を実施
したサファイア基板3枚の計6枚を減圧MOCVD装置
に投入し、GaN系化合物半導体膜を同時に成長させ、
電極作成過程、チップ分離過程を経て、直径5mmの砲
弾型LEDランプに組み立て、各特性を比較した。未処
理の状態のサファイア基板にGaN系化合物半導体膜を
同時に成長させた場合、基板メーカーによってピーク波
長に20nm程度のバラツキが見られ、前面出射光量も
2〜4mWとバラツキが見られた。これに対し、本発明
の第1成膜過程及び除膜過程を実施した場合、基板メー
カーが異なっても略等しい特性が得られた。そして、3
枚とも前面出射光量は5mWであり、サファイア基板に
前処理を行わなかった場合と比較して、発光効率が向上
していた。そして、減圧MOCVD装置の設定条件もサ
ファイア基板のメーカーによって変更する必要がなかっ
た。
成膜過程及び除膜過程を実施することにより、サファイ
ア基板の表面性状の個体差に関わらず、再現性良く、等
しい特性のLEDが得られ、発光効率が向上したことが
判る。
された3枚のサファイア基板に、GaN層を形成せず、
ドライエッチングのみを実施した後、GaN系化合物半
導体膜を同時に成長させ、LEDを組み立てたところ、
未処理のサファイア基板を用いた場合と同様に、特性に
バラツキが見られ、発光効率も向上していないことが確
認された。従って、サファイア基板の前処理として、ド
ライエッチングのみでは効果がなく、一度GaN層を形
成した後、これをドライエッチングにより除去する必要
があることが判った。
の前後のサファイア基板を、光学顕微鏡により観察した
ところ、サファイア基板の表面状態にはほとんど差異が
見られなかった。サファイア基板は、エッチングレート
がGaN系化合物半導体と比較して非常に遅いので、ほ
とんどエッチングされない。
除膜過程を含む製造方法により製造したGaN化合物半
導体発光素子を用いて、LEDを作製した場合、基板の
製造ロット及び製造メーカーに関わらず、再現性良く、
ピーク波長及び出射光量等の特性が均一化され、発光効
率が良好であることが判った。
に、LED構造のGaN系化合物半導体層を形成した後
に除膜し、再度LED構造のGaN系化合物半導体層を
形成し、LEDを作製した場合も、GaN系化合物半導
体層を1層形成した後に除膜し、LED構造のGaN系
化合物半導体層を形成してLEDを作製した場合と同様
に、基板の個体差に関わらず、再現性良く、ピーク波長
及び出射光量等の特性が均一化され、発光効率が良好で
あることが判った。
化合物半導体層を除膜することで、再使用することがで
き、また、GaN系化合物半導体層の形成後に不良品と
判断されたウエハを再使用することができるので、本発
明のGaN系化合物半導体層の製造方法には、廃棄損の
低減によるコスト的なメリット、及び産業廃棄物の減少
という環境面でのメリットがある。また、均一な特性の
LEDが得られるので、LEDの量産に非常に大きな効
果を及ぼす。
の製造方法により製造されたGaN系化合物半導体素子
を用いてLEDを製造した場合につき説明しているがこ
れに限定されるものではなく、前記GaN系化合物半導
体素子を用いてレーザダイオードを製造してもよい。こ
の場合もレーザダイオードの特性が均一化され、発光効
率が良好である。
系化合物半導体層を100nm以上の厚さに形成した場
合につき説明しているがこれに限定されるものではな
い。但し、100nm以上の厚さに形成した方が、得ら
れたGaN化合物発光素子を用いてLED等を作製した
ときの特性の均一化及び発光効率が良好である。
過程で塩素ガスを用いた場合につき説明しているがこれ
に限定されるものではなく、臭素系ガス等の他のガス、
又は塩素系ガスとの混合物を用いてもよい。但し、塩素
系ガス及び/又は臭素系ガスを用いた方が、得られたG
aN化合物発光素子を用いてLED等を作製したときの
特性の均一化及び発光効率が良好である。
過程の後に、有機洗浄及び/又は水洗を行う洗浄過程を
含むがこれに限定されるものではない。但し、前記洗浄
過程を含む方が、得られたGaN化合物発光素子を用い
てLED等を作製したときの特性の均一化及び発光効率
が良好である。
成膜過程及び除膜過程を含む製造方法により製造したG
aN化合物半導体発光素子を用いて、LED及びレーザ
ダイオード等を作製した場合、サファイア基板の表面性
状の個体差に関わらず、再現性良く、ピーク波長及び出
射光量等の特性が均一化され、発光効率が良好である。
aN系化合物半導体膜を100nm以上の厚さに成膜す
るので、得られたGaN化合物発光素子を用いてLED
等を作製した場合、さらに特性が均一化し、発光効率が
良好である。
系ガス及び/又は臭素系ガスを用いるので、得られたG
aN化合物発光素子を用いてLED等を作製した場合、
さらに特性が均一化し、発光効率が良好である。第4発
明による場合は、除膜過程の後に、有機洗浄及び/又は
水洗を行う洗浄過程を含むので、得られたGaN化合物
発光素子を用いてLED等を作製した場合、さらに特性
が均一化し、発光効率が良好である。
Dは、特性が均一化し、発光効率が良好であり、量産効
率が良好である。
導体発光素子を示す平面図である。
導体発光素子の製造工程を示す断面図である。
導体発光素子の製造工程を示す断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 サファイア基板上に窒化ガリウム系化合
物半導体膜を形成する過程を含む窒化ガリウム系化合物
半導体発光素子の製造方法において、 1又は複数の窒化ガリウム系化合物半導体膜を形成する
第1成膜過程と、 該第1成膜過程により形成された窒化ガリウム系化合物
半導体膜をドライエッチングにより除去する除膜過程
と、 該除膜過程により窒化ガリウム系化合物半導体膜が除去
された前記サファイア基板上に、再度、窒化ガリウム系
化合物半導体膜を形成する第2成膜過程とを含むことを
特徴とする窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の製造
方法。 - 【請求項2】 前記第1成膜過程で前記窒化ガリウム系
化合物半導体膜を100nm以上の厚さで成膜する請求
項1記載の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の製造
方法。 - 【請求項3】 前記除膜過程は、塩素系ガス及び/又は
臭素系ガスを用いる請求項1又は2記載の窒化ガリウム
系化合物半導体発光素子の製造方法。 - 【請求項4】 前記除膜過程の後に、有機洗浄及び/又
は水洗を行う洗浄過程を含む請求項1乃至3のいずれか
に記載の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の製造方
法。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の製造
方法により製造された窒化ガリウム系化合物半導体発光
素子をリードフレームに配する過程を含むことを特徴と
する発光ダイオードの製造方法。
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- 2001-06-19 JP JP2001185541A patent/JP4587605B2/ja not_active Expired - Fee Related
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