JP2003007348A - バッテリー提供システム及びバッテリー提供方法 - Google Patents

バッテリー提供システム及びバッテリー提供方法

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JP2003007348A
JP2003007348A JP2001186450A JP2001186450A JP2003007348A JP 2003007348 A JP2003007348 A JP 2003007348A JP 2001186450 A JP2001186450 A JP 2001186450A JP 2001186450 A JP2001186450 A JP 2001186450A JP 2003007348 A JP2003007348 A JP 2003007348A
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JP2001186450A
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Tomokazu Kake
智一 掛
Yosuke Kimoto
陽介 木本
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Sony Interactive Entertainment Inc
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Sony Computer Entertainment Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規なバッテリーの販売システムを提供す
る。 【解決手段】 ユーザは、最初はバッテリー本体の補償
金のみ支払い販売店から満充電の状態でバッテリーを入
手する。次に、ユーザが使用済みのバッテリーを販売店
に持参すると、販売店側で使用済みのバッテリーの残容
量から電荷の使用量が算出され、ユーザはこの使用量に
対応する代金を支払う。そして、新たなバッテリーの提
供を希望する場合にはそのまま新たなバッテリーを受け
取り、新たなバッテリーの提供を希望しない場合には、
使用済みのバッテリーを販売店側に返品して先に支払わ
れているバッテリー本体の補償金の返金を受ける。な
お、回収された使用済みのバッテリーは、劣化状態が検
証され、継続使用可能である場合は販売店側で充電され
再販される。また、継続使用不可能である場合は販売店
側からメーカー側へ送られリサイクルされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリーの新規
な売買形態を提供するバッテリー提供システム及びバッ
テリー提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日において、携帯電話機やノート型の
パーソナルコンピュータ装置、或いは情報携帯端末装置
(PDA:Personal Digital Assistants)等の端末装
置には、電源供給手段として二次電池(バッテリー)が
設けられており、このバッテリーから電源供給を受ける
ことで、端末装置を屋外に携帯して使用可能となってい
る。
【0003】近年においては、装置の省電力化やバッテ
リーの大容量化等の技術の進歩により、以前よりもバッ
テリーの電源供給可能時間が長時間化されている。この
ため、ユーザは、このような端末装置を携帯した場合で
も長時間の使用が可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近の携帯端
末装置は、液晶画面の彩色化及び大型化、或いは付属機
能等が多く追加されることで、以前よりも多くの電力が
必要となっている。このため、装置の省電力化やバッテ
リーの大容量化等が図られたとはいえ、バッテリーの電
源供給可能時間には限界があるため、携帯端末装置の携
帯使用中に電源が切れ、その携帯端末装置が使用不可能
となる場合が多々生じているのが現状である。特に、充
電器を忘れて旅行等に行き、その旅行先でバッテリーの
電源が切れた場合には、その旅行中、携帯端末装置が使
用不可能となる不都合を生ずる。
【0005】なお、このような場合は、旅行先で新たな
バッテリーを購入することも考えられるが、バッテリー
自体が高価なものであるため、ユーザの金銭的な負担が
大きくなる不都合を生ずる。
【0006】本発明は上述の課題に鑑みてなされたもの
であり、端末装置の電源が切れてしまった場合でも、簡
単かつ安価にバッテリーを入手することができるような
バッテリー提供システム及びバッテリー提供方法の提供
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、「バッテリー
の使い捨て」及び使い捨てられたバッテリーの「リサイ
クル」等の概念に基づき上述の課題を解決する。
【0008】
【発明の実施の形態】バッテリーに蓄積された電荷は限
りあるものであるため、端末装置の使用によりいつかは
切れるものである。このため、本発明は、バッテリーの
限りある電荷を、端末装置の省電力化やバッテリー容量
の大型化により長時間使用可能とするのではなく、切れ
た場合に、ユーザに対していかに簡単かつ安価に提供す
るか、という概念に基づいてなされている。そして、こ
のようなことから「バッテリーの使い捨て」及び使い捨
てられたバッテリーの「リサイクル」等からなる新規な
バッテリー売買のためのシステムを構築するに至った。
【0009】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態となるバッテリー提供システムで提供さ
れるバッテリーの物理的な流れを示す図である。
【0010】このシステムで用いられるバッテリーとし
ては、繰り返し使用に強く、継ぎ足し充電をしてもメモ
リ効果による容量の劣化を生じないものが好ましく、例
えばニッケルカドミニウム電池,ニッケル水素電池,リ
チウムイオン電池等を用いることができる。このうち、
リチウムイオン電池は、自己放電が少なく、メモリ効果
もないうえ、サイクル寿命が長い等の特徴があるため、
一例ではあるが、当該実施の形態のシステムの場合、こ
のリチウムイオン電池を用いている。
【0011】まず、図1からわかるように、この実施の
形態のバッテリー提供システムの場合、「販売店とユー
ザとの間のバッテリーの物理的な流れ」と、「販売店と
バッテリーのメーカーとの間のバッテリーの物理的な流
れ」とが存在する。
【0012】このうち、「販売店とユーザとの間のバッ
テリーの物理的な流れ」においては、販売店側は、例え
ば上述のリチウムイオン電池からなるバッテリーを充電
することにより、ユーザに対して満充電状態のバッテリ
ーを販売するようになっている。
【0013】ユーザは、使用済みのバッテリーが無い場
合は、バッテリー本体に対する補償金を支払うことで充
電済みのバッテリーを販売店から受け取る。また、使用
済みのバッテリーがある場合は、最初にバッテリーを受
け取った際、既にバッテリー本体に対する補償金は支払
い済みであるため、新たにバッテリーの提供を受ける場
合は、消費した電力に対応する金銭を販売店側に支払う
ことで新たなバッテリーを受け取り、また、新たにバッ
テリーの提供を受けない場合は、必要な場合(後に説明
する後払い方式の場合)は消費した電力に対応する金銭
(電気代)を販売店側に支払い、使用済みのバッテリー
を販売店に返却することで補償金の全部或いは一部の払
い戻しを受けるようになっている。
【0014】このような「販売店とユーザとの間のバッ
テリーの物理的な流れ」は、図2のようなフローチャー
トで表すことができる。この図2のフローチャートを用
いて「販売店とユーザとの間のバッテリーの物理的な流
れ」を再度説明すると、まず、このフローチャートは、
上述のようにユーザが販売店に対してバッテリー本体の
補償金を支払い、充電済みのバッテリーを受け取ること
でスタートとなる。
【0015】ステップS1では、充電済みのバッテリー
を受け取ったユーザが、そのバッテリーを、例えば携帯
電話機,ノート型のパーソナルコンピュータ装置,情報
携帯端末装置(PDA:Personal Digital Assistant
s)、或いはビデオカメラ装置等の所望の端末装置に使
用する。これにより、そのバッテリーが使用されている
端末装置において、常にバッテリー残量の監視が行われ
るのであるが、ステップS2は、この端末装置側で行わ
れるバッテリー残量の監視動作を示している。
【0016】次に、このように所望の端末装置にバッテ
リーを使用することでバッテリー残量が減少した場合
(バッテリー切れ)、ステップS3において、ユーザが
新しいバッテリーに交換するか否かを判断し、新しいバ
ッテリーに交換する場合は、ステップS4においてその
バッテリー切れのバッテリーを販売店に持参する。
【0017】なお、この使用済みのバッテリーの持ち込
みを行う販売店は、そのバッテリーを購入した販売店で
ある必要はなく、このバッテリー提供システムに協賛す
る販売店であれば、どこの販売店であっても構わない。
【0018】この場合、上述のようにバッテリー本体の
補償金は既に支払い済みであるため、ユーザは販売店に
対して電気代の支払いのみを行い、充電済みの新たなバ
ッテリーを受け取る。すなわち、バッテリー内の電力を
消費した分(中身分)に相当する金銭の支払いを行う。
【0019】これに対して、新しいバッテリーに交換し
ない場合は、ステップS5において、そのバッテリー切
れのバッテリーを販売店に持参し、必要な場合は(後に
説明する後払い方式の場合)消費した電力に対応する金
銭(電気代)を販売店側に支払い、使用済みのバッテリ
ーを販売店に返却することで補償金の全部或いは一部の
払い戻しを受ける。
【0020】なお、一つのバッテリーがユーザにより長
期間に渡って独占的に使用された場合等は、バッテリー
に経年的な劣化が生じている可能性が高いため、補償金
からこの劣化分の代金を差し引いた額を返金するように
してもよい。
【0021】ここで、ユーザから使用済みのバッテリー
が持参された場合に、販売店側で行う電気代の回収の仕
方としては、 1.満充電のバッテリーを受け取った際に全ての電気代
である、バッテリーの全容量に対応する電気代を全て前
払いで回収するやり方(前払い方式)と、 2.使用済みのバッテリーが持ち込まれた際に、販売店
側でユーザが使用した電気量を算出し、この使用した分
だけ、後払いのかたちで電気代を回収するやり方(後払
い方式) との2通りの回収方式がある。
【0022】「前払い方式」の場合、バッテリー内に蓄
積されている電荷を全てユーザが買い取るかたちとな
り、バッテリー内に蓄積されている電荷を全て使い切っ
ていなくても、電気代は固定額となる。このため、ユー
ザはバッテリー内に蓄積されている電荷を全て使い切ら
なければ金銭的に損をすることとなる。
【0023】これに対して「後払い方式」の場合、ユー
ザは使用した分だけ電気代を支払えばよいため、ユーザ
は自分に必要な分の電気(電荷)だけを効率良く購入す
ることができる。
【0024】「後払い方式」による電気代の回収までの
流れを、図3のフローチャートを用いて説明すると、ま
ず、ステップS11においてユーザが販売店からバッテ
リーを購入し、ステップS12において、その購入した
バッテリーを所望の端末装置に装着して使用するのであ
るが、この場合、バッテリーが端末装置に装着されたタ
イミングで、バッテリー内に設けられているマイクロコ
ンピュータ装置(マイコン)が、ステップS13におい
て、その装着時の容量を「初期容量」としてメモリに記
憶する。
【0025】次に、端末装置からバッテリーが取り外さ
れると、上記マイコンが、ステップS14においてその
端末装置の使用終了と判断し、ステップS15におい
て、この端末装置の終了時におけるバッテリーの残容量
を上記メモリに記憶する。これにより、バッテリー内の
メモリには、そのバッテリーを使用する前の容量である
初期容量と、そのバッテリーを使用した後の残容量とが
それぞれ記憶されることとなる。
【0026】次に、このように端末装置からバッテリー
を取り外したユーザは、ステップS16において、この
取り外したバッテリーを使用済みのバッテリーとして販
売店に持参するのであるが、販売店側では、ステップS
17において、この使用済みバッテリーのメモリ内に記
憶されている初期容量から残容量を減算することで使用
量を算出する(使用量=初期容量−残容量)。そして、
この使用量に対応する金銭を電気代(以下に説明するリ
サイクルに要する費用も含めて徴収してもよい。)とし
て精算する。
【0027】これにより、ユーザは使用した分の電気代
だけを支払えばよいため、自分に必要な分の電気(電
荷)だけを効率良く購入することができる。
【0028】なお、ユーザが希望する場合には、ステッ
プS18において充電済みの新たなバッテリーがユーザ
に提供されることとなる。
【0029】[使用済みバッテリーのリサイクル]次
に、ユーザにより販売店側に持ち込まれた使用済みのバ
ッテリーは、リサイクルされ再使用されるようになって
いる。図4のフローチャートに、この使用済みのバッテ
リーのリサイクルの流れを示す。
【0030】この図4に示すフローチャートは、使用済
みのバッテリーが販売店に持ち込まれることによりスタ
ートとなり、ステップS21に進む。ステップS21で
は、販売店が後に説明するバッテリーの劣化検証を行う
ことで、その使用済みバッテリーが劣化しているか否か
を判別し、劣化していない場合はステップS26におい
て販売店側でその使用済みバッテリーを充電して再生
し、ステップS25においてユーザに対して再販する。
これに対して使用済みバッテリーに劣化が見られる場合
は、販売店はこの劣化したバッテリーを図1に示すよう
にメーカー側に送る。
【0031】メーカー側では、この劣化したバッテリー
をステップS23において分解して部品交換等を施して
再生し(リサイクル)、この再生したバッテリーをステ
ップS24において、再び、販売店側に送る。これによ
り、ステップS25において、リサイクルされたバッテ
リーが再びユーザに販売されることとなる。
【0032】[バッテリーの劣化検証]次に、劣化した
バッテリーを誤ってユーザに販売しないためには、販売
店側で各バッテリーの劣化状態を把握しておく必要があ
る。また、上述の「後払い方式」の場合、各バッテリー
の使用時間(使用量)や使用回数を正確に認識しておく
必要がある。
【0033】このため、「後払い方式」により電気代の
回収を行う場合、例えば通信機能を備えたバッテリーが
用いられる。図5に、この通信機能を備えたバッテリー
1の外観を、図6に販売店側に設けられた充電器2にバ
ッテリー1が装着された様子を、図7に充電装置2にバ
ッテリー1が装着された際の断面図をそれぞれ示す。
【0034】図5に示すようにバッテリー1の接続面部
1aには陽極及び陰極の2つの充電端子1b,1cがそ
れぞれ設けられており、このバッテリー1を図6に示す
ように充電器2に装着することにより、図7に示すよう
にバッテリー1側に設けられた各充電端子1b,1c
が、それぞれ充電器2側に設けられた陽極及び陰極の各
充電端子2b,2cとそれぞれ接触し、図6に示す電源
ライン3から供給される電荷がバッテリー1内に蓄積さ
れるようになっている。
【0035】また、このバッテリー1及び充電器2に
は、図7に示すように認証用チップ4,5及び通信用端
子1d,2dがそれぞれ設けられており、バッテリー1
が充電器2に装着された際に、バッテリー1に設けられ
た認証用チップ4が、通信用端子1d,2dを介して充
電器2に設けられた認証用チップ5との間で通信を行
い、正規のバッテリーであるか否かの認証を行う。そし
て、この認証により、バッテリーの正規性が確認された
場合に限り、そのバッテリーに対する充電が可能となっ
ている。
【0036】バッテリーに対してユーザが不正に充電を
行うことを防止するためには、バッテリー形状を特殊な
形状とすればよいが、この他、上述のようにバッテリー
1が充電器2に装着された際に、バッテリー1内に設け
られた認証用チップ4と、充電器2内に設けられた認証
用チップ5との間で認証を行い、充電器2に装着された
バッテリー1の正規性が確認された場合に限り、そのバ
ッテリー1に対する充電を可能とすることにより、バッ
テリーに対してユーザが不正に充電を行うことを防止す
ることができる。
【0037】また、上記各認証用チップ4,5間では、
上述の認証の他に、例えば現在の充電状態やバッテリー
の使用回数等を送受信するようになっている。この通信
によるバッテリーの現在の充電状態やバッテリーの使用
回数等の情報は、図6に示す充電器2に設けられた例え
ば液晶表示部等の表示部6に表示され、或いはデータラ
イン7を介してパーソナルコンピュータ装置に供給さ
れ、このパーソナルコンピュータ装置に接続されている
モニタ装置に表示されるようになっている。
【0038】図8に、上記モニタ装置の表示画面の一例
を示す。この表示画面の場合、現在の充電状態を表示す
るための「ステータス表示領域11」,現在のバッテリ
ーの容量(バッテリーレベル)を表示するための「バッ
テリーレベル表示領域12」,バッテリー1の製造メー
カ,製造年月日,バッテリー名,シリアル番号,バッテ
リーの種類,バッテリーの設計電圧,バッテリーの現在
の残容量,満充電時におけるバッテリーの容量(満充電
容量)及びバッテリーの設計上の容量(設計容量)等を
表示するための「バッテリー特性表示領域13」と、バ
ッテリーの設計容量に対する満充電時の容量や充電回数
を表示するための「バッテリー劣化表示領域14」と、
バッテリーの充電完了までの予測時間等を表示するため
の「予測時間表示領域15」等が設けられている。
【0039】この図8は、充電によりバッテリーが満充
電となった際の表示例であり、ステータス表示領域11
には「満充電」の文字が、また、バッテリーレベル表示
領域12にはバッテリーが満充電となったことを示すイ
ンジケータと共に「100%」の文字がそれぞれ表示さ
れている。
【0040】また、バッテリー劣化表示領域14には、
そのバッテリーの設計容量に対する満充電時の満充電容
量が「100%」であると表示されており、また、今回
の充電により合計の充電回数が都合「83回」であるこ
とが表示されている。
【0041】販売店側では、このようにモニタ装置、或
いは充電器2の表示部6に表示される表示内容を確認す
ることにより、バッテリーの劣化状態を判断することが
でき、劣化により使用可能時間が短くなったバッテリー
を誤ってユーザに販売してしまう不都合を防止すること
ができる。また、バッテリーが劣化した段階でそのバッ
テリーをタイミングよくメーカー側へリサイクルに出す
ことができる。
【0042】[第1の実施の形態の効果]以上の説明か
ら明らかなように、この第1の実施の形態のバッテリー
提供システムは、最初のバッテリー本体の補償金という
かたちでバッテリーを購入し、以後、使用済みのバッテ
リーを充電済みのバッテリーと交換する際に、電気代の
み支払うようになっているため、ユーザは非常に安価に
バッテリーを入手することができ、また、いわば使い捨
て感覚でバッテリーを使用することができる。
【0043】また、旅行等で一時的に複数のバッテリー
が必要になり購入した場合でも、バッテリー本体を販売
店に返却すれば各バッテリーの補償金が返却されるた
め、ユーザに掛かる金銭的負担を大幅に軽減することが
できる。
【0044】また、使用済みのバッテリーを最寄りの販
売店に持参するだけで、簡単に充電済みのバッテリーを
入手することができるため、ユーザがバッテリーを充電
する手間や時間を省略することができる。
【0045】また、劣化したバッテリーはメーカー側に
送られリサイクル使用されるため、資源の有効活用を図
ることができる。
【0046】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態となるバッテリー提供システムの説明をす
る。上述の第1の実施の形態のバッテリー提供システム
は、販売店側でバッテリーの使用量や劣化状態を管理す
るものであったが、この第2の実施の形態のバッテリー
提供システムでは、バッテリーの使用量や劣化状態をメ
ーカー側がネットワーク上で一括してオンライン管理す
るようにしたものである。
【0047】なお、上述の第1の実施の形態とこの第2
の実施の形態とでは、この点のみが異なるため、以下、
両者の差異の説明のみ行い重複説明は省略することとす
る。
【0048】この第2の実施の形態のバッテリー提供シ
ステムの場合、その全体的なシステム構成は図9に示す
ようになっており、バッテリー1が装着される充電器2
が接続された各販売店側のパーソナルコンピュータ装置
20が、例えばインターネット等の所定のネットワーク
21を介してメーカー側の管理サーバ装置22にそれぞ
れ接続された構成となっている。
【0049】メーカー側の管理サーバ装置22は、デー
タベース23を有しており、このデータベース23内
に、図10に示すように市場に出回っている全てのバッ
テリー1の「シリアル番号」,「バッテリー名」,「製
造年月日」,「充放電回数」,「設計容量」等を記憶し
ている。
【0050】また、各バッテリー1内にはメモリ24が
設けられており、このメモリ24内に、図11に示すよ
うにそのバッテリー1の「シリアル番号」,「バッテリ
ー名」,「満充電容量」,そのバッテリーを使用し始め
たときの満充電容量である「開始容量」,現在のバッテ
リー内の「残容量」,等が記憶されるようになってい
る。
【0051】[バッテリー使用量のオンライン算出]こ
のような第2の実施の形態のバッテリー提供システムに
おけるバッテリー使用量のオンライン算出(算出行程)
の流れを図12のフローチャートに示す。このフローチ
ャートは、ユーザの使用済みバッテリーが販売店に持ち
込まれ、販売店側で、この使用済みバッテリーを充電器
2に装着したタイミングでスタートとなり、この算出行
程がステップS31に進む。
【0052】ステップS31では、充電器2のマイクロ
コンピュータ装置が、この充電器2に装着されたバッテ
リー1のメモリ24に記憶されている「シリアル番
号」,「バッテリー名」,「満充電容量」,「開始容
量」,「残容量」等をパーソナルコンピュータ装置20
に転送する。そして、このパーソナルコンピュータ装置
20が、この転送された各情報をネットワーク21を介
してメーカー側の管理サーバ装置22に送信する。これ
により、この算出行程がステップS32に進む。
【0053】ステップS32では、管理サーバ装置22
が、販売店側から送信されたバッテリー1の「シリアル
番号」及び「バッテリー名」と、データベース23に記
憶されている「シリアル番号」及び「バッテリー名」と
を照合することにより、現在、販売店側の充電器2に装
着されているバッテリー1は正規のバッテリーであるか
否かを判別する。そして、正規のバッテリーではないと
判別された場合は、ステップS35において、不正なバ
ッテリーである旨のメッセージ等を販売店側のパーソナ
ルコンピュータ装置20に送信する。これにより、販売
店側では、その不正なバッテリーをユーザに返却或いは
回収し、或いは新たなバッテリーの受け渡しを拒否する
等の不正ユーザに対する対応を行うこととなる。
【0054】これに対して、正規のバッテリーであると
判別された場合は、ステップS34において管理サーバ
装置22が、販売店側から送信されたバッテリー1の
「満充電容量」から「残容量」を減算処理することによ
り使用量を算出し、この使用量に対応する電気代を示す
データを販売店側のパーソナルコンピュータ装置20に
送信する。これにより、販売店側のパーソナルコンピュ
ータ装置20に接続されているモニタ装置に、充電器2
に装着されたバッテリー1の電気代が表示され、精算が
行われることとなる。
【0055】[劣化具合のオンライン検証]次に、以上
は電気代の算出行程であったが、管理サーバ装置22
は、販売店側でユーザから回収した使用済みのバッテリ
ーを充電する際に、バッテリーの劣化具合を検証するよ
うになっている。図13は、この検証行程の流れを示す
フローチャートである。このフローチャートは、販売店
側でユーザから回収した使用済みのバッテリーを充電器
2に装着することでスタートとなり、この検証行程がス
テップS41に進む。
【0056】ステップS41では、充電器2のマイクロ
コンピュータ装置が、この充電器2に装着されたバッテ
リー1のメモリ24に記憶されている「シリアル番号」
及び「バッテリー名」をパーソナルコンピュータ装置2
0に転送する。これにより、この算出行程がステップS
42に進む。
【0057】ステップS42では、管理サーバ装置22
が、販売店側から送信されたバッテリー1の「シリアル
番号」及び「バッテリー名」に基づいてデータベース2
3の検索を行い、そのバッテリー1の「充放電回数(図
10参照)」を検出する。そして、そのバッテリー1の
「充放電回数」は、例えば100回等の所定回数未満で
あるか否かを判別し、「充放電回数」が所定回数未満で
ある場合は検証行程をステップS43に進め、「充放電
回数」が所定回数よりも多い場合は検証行程をステップ
S50に進める。
【0058】ステップS50では、そのバッテリー1の
「充放電回数」が所定回数よりも多いため、バッテリー
の劣化が進んでいる可能性がある。このため、管理サー
バ装置22は、そのバッテリーは劣化しているため、メ
ーカー側にリサイクルに出す旨のメッセージを販売店側
に返信してこの検証行程を終了する。これにより、その
バッテリー1は、メーカー側にリサイクルに出されるこ
ととなる。多数回の充放電を繰り返していると、バッテ
リーは徐々に劣化し満充電容量が減少し、或いは自然放
電量が多くなるのであるが、このように、所定回数以上
の充放電を行ったバッテリーに対しては劣化したバッテ
リーであると擬制してメーカー側で回収することによ
り、劣化したバッテリーをユーザに販売してしまう不都
合を防止することができる。
【0059】次に、ステップS43では、そのバッテリ
ー1は劣化していないバッテリーであるため、管理サー
バ装置22が、販売店側のパーソナルコンピュータ装置
20に対して充電を許可するメッセージを送信する。こ
れにより、販売店側では、この充電を許可するメッセー
ジを受信後にそのバッテリー1の充電を開始することと
なる。
【0060】次に、販売店側の充電器2は、バッテリー
1の充電を開始すると、ステップS44においてこの充
電状態を監視する。そして、ステップS45において、
この充電が完了したタイミングで、この充電完了を示す
情報と共に、この充電を完了した際のバッテリー1の容
量である「満充電容量」の情報を、パーソナルコンピュ
ータ装置20を介して管理サーバ装置22に送信する。
【0061】ステップS46では、管理サーバ装置22
が、データベース23に記憶されているそのバッテリー
1の充放電回数(図10参照)を「1」インクリメント
する。このデータベース23に記憶されている充放電回
数は、バッテリーが劣化しているか否かの判断材料とな
り、この例の場合、充放電回数が例えば101回以上と
なった場合に、そのバッテリーは劣化しているものとし
てリサイクルされることは上述の通りである。
【0062】次にステップS47では、管理サーバ装置
22が、販売店側から満充電時に送信されたそのバッテ
リー1の「満充電容量」と、データベース23に記憶さ
れているそのバッテリー1の「設計容量」とを比較す
る。そして、「満充電容量」が「設計容量」の何%に相
当するかを算出する。このパーセンテージが、例えば8
0%等のように所定のパーセンテージ以下の場合、初期
容量よりも20%も「満充電容量」が減少していること
となるため、管理サーバ装置22は、ステップS50に
おいて、そのバッテリーは劣化しているため、メーカー
側にリサイクルに出す旨のメッセージを販売店側に返信
してこの検証行程を終了する。これにより、劣化したバ
ッテリーをユーザに販売してしまう不都合を防止するこ
とができる。
【0063】次にステップS48では、管理サーバ装置
22が、データベース23を参照することにより、その
バッテリー1の製造年月日を参照する。そして、そのバ
ッテリー1が、製造日から所定年数を経過していた場合
には、そのバッテリーが劣化している可能性が高いた
め、ステップS50において、そのバッテリーは劣化し
ているため、メーカー側にリサイクルに出す旨のメッセ
ージを販売店側に返信してこの検証行程を終了する。こ
れにより、劣化したバッテリーをユーザに販売してしま
う不都合を防止することができる。
【0064】次にステップS49では、充電が完了した
バッテリー1は劣化が無く、或いは劣化が少なく再販可
能なバッテリーであるため、管理サーバ装置22が、販
売店側にそのバッテリーが再販可能である旨の通知を行
いこの検証行程を終了する。これにより、その充電済み
のバッテリー1は、再度ユーザに販売されることとな
る。
【0065】[第2の実施の形態の効果]以上の説明か
ら明らかなように、この第2の実施の形態のバッテリー
提供システムは、各バッテリーの使用量や劣化状態等を
メーカー側で一括的にオンライン管理しているため、バ
ッテリーの使用量の計算や、バッテリーの劣化状態の検
証等により販売店側に掛かる負担を軽減することができ
る他、上述の第1の実施の形態と同じ効果を得ることが
できる。
【0066】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態となるバッテリー提供システムの説明をす
る。上述の第2の実施の形態のバッテリー提供システム
は、バッテリー1内に設けられているメモリ24に「シ
リアル番号」,「バッテリー名」,「満充電容量」,
「開始容量」,「残容量」等のそのバッテリー1に関す
る情報を記憶するものであったが、この第3の実施の形
態のバッテリー提供システムは、メモリ24の容量を大
きくしてこのようなバッテリーに関する情報の他に、画
像情報,広告情報,そのバッテリーが使用された機器の
情報等を記憶しておき、これら各情報に基づいて画像の
プリントサービス,マーケットリサーチ,ユーザの趣向
に応じた広告の提供等を行うようにしたものである。
【0067】なお、上述の第2の実施の形態とこの第3
の実施の形態とでは、この点のみが異なるため、以下、
両者の差異の説明のみ行い重複説明は省略することとす
る。
【0068】図14は、この第3の実施の形態のバッテ
リー提供システムで用いられるバッテリー1のブロック
図である。この図14からわかるように、この第3の実
施の形態のバッテリー提供システムで用いられるバッテ
リー1の場合、電荷を蓄積するバッテリー部30の他
に、画像情報や広告情報等を記憶する大容量のメモリ2
4と、このバッテリー1が接続された機器との間で通信
を行う通信回路31と、メモリ24に対する情報の読み
出し書き込み制御や通信回路31の通信制御等を行うマ
イクロコンピュータ32とを有しており、メモリ24の
大容量性を生かして以下のサービスを提供するようにな
っている。
【0069】[画像プリントサービス]まず、ユーザが
このバッテリー1をデジタルカメラ装置(或いはビデオ
カメラ装置でもよい。)に装着して使用した場合、ユー
ザは撮像した画像(静止画像,動画像のいずれでもよ
い。)のうち、プリントを希望する画像を指定するかた
ちでそのデジタルカメラの操作を行う。バッテリー1の
マイクロコンピュータ32は、この操作が行われると、
ユーザにより指定された画像情報を、通信用端子1dか
ら通信回路31を介して取り込み、メモリ24に対して
書き込み制御する。これにより、ユーザから指定された
画像の画像情報がバッテリー1内のメモリ24に記憶さ
れることとなる。
【0070】次に、ユーザは、バッテリー1が切れた際
に、このバッテリー1をデジタルカメラ装置から取り外
し、使用済みのバッテリーとして販売店に持参する。こ
の使用済みのバッテリーを受け取った販売店側では、こ
の使用済みのバッテリー1のメモリ24に記憶されてい
る画像情報を取り出してプリントアウトし、或いはCD
−ROMに記録してユーザに渡す。
【0071】これにより、デジタルカメラ装置やビデオ
カメラ装置に必要とされていたメモリーカード等の記録
媒体を不要とすることができる。また、バッテリーの提
供サービスと共に、画像,動画のプリントアウトサービ
ス,CD−ROMへの記録サービス等の新たなビジネス
を確立することができる。
【0072】[マーケットリサーチ]次に、メモリ24
の大容量性を生かしてマーケットリサーチを行うことも
できる。すなわち、この場合、バッテリー1のマイクロ
コンピュータ32は、そのバッテリー1が装着された機
器のマイクロコンピュータとの間で通信を行い、例えば
その機器のメーカー名,型番,使用時間等の情報を取り
込み、これを逐次メモリ24に記憶しておく。
【0073】販売店側では、使用済みのバッテリー1を
回収した際、或いはバッテリー1をリサイクルに出す際
に、そのバッテリー1のメモリ24に記憶されている情
報を取り出し、これをネットワーク21を介してメーカ
ー側の管理サーバ装置22に送信する。
【0074】これにより、メーカー側において、管理サ
ーバ装置22に送信された情報を解析することで、バッ
テリーが使用されている機器やメーカー名等のマーケッ
トリサーチを行うことができ、そのメーカーの今後の製
品開発等に利用することができる。
【0075】なお、各ユーザが使用している機器側で上
記情報を提供した数を記憶しておき、これを販売店側に
掲示した際に、販売店側から所定のサービスを受けられ
るようにしてもよい。
【0076】[ユーザ情報を反映した広告の提供]次
に、上記メモリ24内に、例えばユーザがアクセスした
ホームページの履歴や起動回数が多いアプリケーション
プログラム名等のユーザ情報を記憶しておき、メーカー
側でこのユーザ情報を解析することにより、そのユーザ
の趣向にあった広告等を提供することが可能となる。
【0077】例えばこのバッテリー1がパーソナルコン
ピュータ装置に使用された場合、バッテリー1のマイク
ロコンピュータ32は、パーソナルコンピュータ装置と
の間で通信を行い、図15に示すようにユーザのブック
マークの情報や、インターネット上のホームページにア
クセスした履歴、或いはそのユーザが頻繁に起動するア
プリケーションプログラム名等をユーザ情報としてメモ
リ24に記憶制御する。
【0078】なお、これらの情報の他に、例えばユーザ
の性別や年齢等の個人情報をメモリ24に記憶するよう
にしてもよい。
【0079】ユーザはバッテリー1が切れた際にこれを
販売店に持参するのであるが、販売店は、この使用済み
のバッテリー1を受け取ると、これを充電器2に装着す
る。
【0080】図16のフローチャートは、このバッテリ
ー1のメモリ24に記憶されている情報に基づいてユー
ザの趣向にあった広告を提供するまでの流れを示してい
るのであるが、このフローチャートは、販売店側でユー
ザが持参した使用済みのバッテリー1を充電器2に装着
することでスタートとなり、この広告提供行程がステッ
プS51に進む。
【0081】ステップS51では、充電器2が、バッテ
リー1内のメモリ24に記憶されているユーザ情報を読
み出し、これをパーソナルコンピュータ装置20及びネ
ットワーク21を介してメーカ側の管理サーバ装置22
に送信する。これにより、この広告提供行程がステップ
S52に進む。
【0082】ステップS52では、管理サーバ装置22
が、販売店側から送信されたユーザ情報が、そのユーザ
の趣向を判別できる程度に有効な情報であるか否かを判
別し、ユーザの趣向が判別できない場合は、ステップS
55において、一般的な広告情報を販売店側に返信す
る。そして、販売店側において、充電済みのバッテリー
1のメモリ24に対してこの管理サーバ装置22から返
信された一般的な広告情報を図15に示すように書き込
み、この一般的な広告情報を書き込んだバッテリー1を
ユーザに渡すことで、この広告提供行程が終了する。
【0083】これに対して、販売店側から送信されたユ
ーザ情報からユーザの趣向を判断可能な場合は、この広
告提供行程がステップS53に進み、管理サーバ装置2
2が、ユーザ情報に基づいて、そのユーザの趣向を解析
し、この解析結果に応じてユーザの趣向にあった広告情
報やクーポン情報等を販売店側に返信する。例えば、そ
のユーザがある歌手のサイトへのアクセスが多い場合
は、その歌手の新曲情報やCDの割り引きクーポンに相
当する情報等を販売店側に返信する。
【0084】そして、ステップS54において、販売店
側が、管理サーバ装置22から送信されたユーザの趣向
にあった広告情報等を充電済みのバッテリー1のメモリ
24内に図15に示すように書き込み、これをユーザに
渡すことでこの広告提供行程が終了する。
【0085】これにより、ユーザは、販売店側から渡さ
れた充電済みのバッテリー1内のメモリに記憶されてい
る広告情報をパーソナルコンピュータ装置等で再生する
ことにより、そのユーザの趣向にあった有意義な広告を
見ることができる。
【0086】[第3の実施の形態の効果]以上の説明か
ら明らかなように、この第3の実施の形態のバッテリー
提供システムは、バッテリー1内に大容量のメモリ24
を設け、バッテリー1がユーザと販売店との間を行き来
することを利用して、画像プリントサービス,マーケッ
トリサーチ,ユーザ情報を反映した広告の提供サービス
等を行う。これにより、オフライン状態でマーケットリ
サーチや広告の提供等の各種サービスを提供し、また、
新規なビジネスを確立することができる。
【0087】なお、広告の提供に際して、オンラインと
オフラインを併用してもよい。例えばオンラインで広告
情報を提供する場合は、例えば全国共通の広告情報や全
国規模で展開している店舗のクーポン券の情報を提供す
る等、ブロードキャスト的な広告情報を提供し、オフラ
インの場合には、その販売店がある地域の広告情報や、
その地域にある店舗のクーポン券の情報を提供する等、
ナローキャスト的な広告情報を提供するようにしてもよ
い。このように、オンラインにおける広告情報の提供形
態と、オフラインにおける広告情報の提供形態とを使い
分けることでサービスの幅を広げることができる。
【0088】[第4の実施の形態]次に、本発明の第4
の実施の形態となるバッテリー提供システムの説明をす
る。上述の各実施の形態のバッテリー提供システムは、
使用済みのバッテリーに対しては、販売店のみする充電
可能なものであったが、この第4の実施の形態のバッテ
リー提供システムは、使用済みのバッテリーに対してユ
ーザが個人的に充電可能としたものである。
【0089】なお、上述の各実施の形態とこの第4の実
施の形態とでは、この点のみが異なるため、以下、両者
の差異の説明のみ行い重複説明は省略することとする。
【0090】図17は、この第4の実施の形態のバッテ
リー提供システムで用いられるバッテリー1が、ユーザ
が所有する充電器2に装着された状態のブロック図であ
る。この図17からわかるように、この第4の実施の形
態の場合、バッテリー1が装着される充電器2は、交流
電源アダプタ(ACアダプタ)に接続され、バッテリー
1への充電を制御するマイクロコンピュータ40と、バ
ッテリー1のメモリ24から読み出されたバッテリー1
の製造年月日,シリアル番号,ユーザ識別情報(ユーザ
ID)等を一旦記憶するメモリ41と、ユーザのパーソ
ナルコンピュータ装置を介してメーカー側の管理サーバ
装置22と通信を行う通信回路42とを有している。
【0091】なお、この例においては、充電器2は、パ
ーソナルコンピュータ装置を介して管理サーバ装置22
と通信を行うこととして説明を進めるが、充電器2自体
が直接的に管理サーバ装置22と通信を行うようにして
もよい。
【0092】図18は、バッテリー1のメモリ24内に
記憶されている情報を示しているのであるが、この実施
の形態の場合、バッテリー1のメモリ24には、そのバ
ッテリー1の「シリアル番号」,「バッテリー名」,
「満充電容量」,「開始容量」,「残容量」,「充電容
量」の他、メーカ側で登録されているそのユーザの「ユ
ーザID」等が記憶されている。
【0093】これに対して図9に示す管理サーバ装置2
2のデータベース23には、図19に示すように市場に
出回っている全てのバッテリー1の「シリアル番号」,
「バッテリー名」,「製造年月日」,「全積算充電
量」,「充放電回数」,「設計容量」,「積算充電量」
等が、そのバッテリー1を所有しているユーザの「ユー
ザID」に対応付けされて記憶されている。
【0094】[充電許可]このような第4の実施の形態
のバッテリー提供システムにおいては、ユーザは販売店
に補償金を支払うことにより満充電状態のバッテリーを
受け取ることは上述の各実施の形態と同様なのである
が、自分が所有する充電器2で個人的に充電を行う場合
には、各ユーザは自分の所有するバッテリーの少なくと
も「シリアル番号」を管理サーバ装置22側に届け出
る。これにより、管理サーバ装置22は、ユーザから届
け出のあったユーザに対してユーザIDを付与すると共
に、その付与したユーザIDと共にユーザが所有する
「シリアル番号」をデータベース23に登録すること
で、ユーザとそのユーザが所有するバッテリー1を特定
してデータベース23に登録する。
【0095】そして、管理サーバ装置22は、ユーザか
ら充電の許可要求があった場合に、データベース23を
参照してそのユーザが予め上記登録が行われている正規
のユーザであるか否かを判別し、正規のユーザである場
合のみ、充電を許可するようになっている。
【0096】まず、図20のフローチャートに、ユーザ
からの充電の許可要求に対して管理サーバ装置22が充
電許可をするまでの流れ(充電許可行程)を示す。この
図20に示すフローチャートは、ユーザが所有する充電
器2に対してバッテリー1を装着することでスタートと
なり、この充電許可行程がステップS61に進む。
【0097】ステップS61では、ユーザのパーソナル
コンピュータ装置が、図9に示すネットワーク21を介
して管理サーバ装置22との間で通信回線を確立する。
これにより、この充電許可行程がステップS62に進
む。
【0098】ステップS62では、充電器2のマイクロ
コンピュータ40が、装着されているバッテリー1のメ
モリ24から「ユーザID」とそのバッテリー1の「シ
リアル番号」を読み出し、これを通信回路42及びパー
ソナルコンピュータ装置を介して管理サーバ装置22に
送信する。これにより、この充電許可行程がステップS
63に進む。
【0099】ステップS63では、管理サーバ装置22
がデータベース23を参照することで、ユーザから送信
された「ユーザID」とバッテリー1の「シリアル番
号」とを照合する。そして、ステップS64において、
現在、充電の許可要求をしてきているユーザは、予めデ
ータベース23に登録されている正規のユーザであるか
否かを判別し、正規のユーザでない場合は、ステップS
70において例えば「ユーザ登録を行ってから充電の許
可要求をして下さい」等のユーザ登録を促すエラーメッ
セージをユーザのパーソナルコンピュータ装置に送信し
て、この充電許可行程を終了する。これにより、エラー
メッセージを受信したユーザは、自分のバッテリー1の
「シリアル番号」をデータベース23に登録するユーザ
登録を行った後に充電の許可要求を行うこととなる。
【0100】次に、正規のユーザであると判別した場
合、管理サーバ装置22は、データベース23を参照す
ることにより、そのバッテリー1の「充放電回数」に基
づいて、そのバッテリー1に対する充電は初めて行われ
るか否かを判別する。そして、充電が初めて行われる場
合には、ステップS69においてそのバッテリー1に対
する充電の許可を行う充電許可情報をユーザの充電器2
に返信してこの充電許可行程を終了する。
【0101】この充電器2のマイクロコンピュータ40
は、この充電許可情報を受信するとACアダプタとバッ
テリー1との間の通電を許可する。これにより、バッテ
リー1に対する充電が開始されることとなる。
【0102】次に、そのバッテリー1に対する充電が最
初の充電ではなかった場合、管理サーバ装置22は充電
器2に対して、前回の充電時における充電量を示す情報
の送信要求を行う。この前回の充電時における充電量を
示す情報は、前回の充電終了時に、バッテリー1のマイ
クロコンピュータ32によりメモリ24に記憶されるよ
うになっている。このため、この送信要求があった場合
は、ステップS66においてマイクロコンピュータ32
が、メモリ24に記憶されている前回の充電時における
充電量を示す情報を読み出し、これを管理サーバ装置2
2に送信する。
【0103】次にステップS67では、管理サーバ装置
22が、ユーザの充電器2から送信された前回の充電時
における充電量を示す情報に基づいて、この前回の充電
量に対応する充電代を課金する。この第4の実施の形態
の場合、バッテリー1の充電にかかる電気代はユーザが
電力会社に支払うものである。このため、この充電代
は、バッテリー1の劣化分に相当する金額となる。ま
た、この課金は、ユーザ登録時にユーザにより予め登録
されたクレジットカードのカード番号に基づく銀行引き
落としのかたち、或いはその都度請求書が発行されるか
たちで行われる。
【0104】次にステップS68では、管理サーバ装置
22が、前回の充電時における充電量を、データベース
23に記憶されているそのバッテリー1の「積算充電
量」に積算処理すると共に、「充放電回数」を「1」イ
ンクリメントする。この「積算充電量」や「充放電回
数」は、上述のようにそのバッテリー1の劣化検証に用
いられる。そして、ユーザから充電許可要求のあったバ
ッテリー1が劣化しているものであった場合には、管理
サーバ装置22からユーザに対して、例えば「バッテリ
ーが劣化していますから販売店で新しいバッテリーと交
換して下さい」等のバッテリーの交換を促すメッセージ
をユーザに送信する。
【0105】これにより、ユーザは、劣化したバッテリ
ーを販売店に持参し新たなバッテリーと交換することと
なる。なお、この交換の際には、上述の第1の実施の形
態で説明したように、ユーザが使用した電気代を販売店
で精算することとなる。
【0106】次に、管理サーバ装置22は、ステップS
69においてユーザの充電器2に対して充電許可情報を
返信してこの充電許可行程を終了する。
【0107】[ユーザによる個人的な充電]次に、図2
1のフローチャートに、この充電時における充電器2及
びバッテリー1の動作の流れ(充電行程)を示す。この
フローチャートは、ユーザの充電器2が、管理サーバ装
置22からの充電許可情報を受信することでスタートと
なり、この充電工程がステップS71に進む。
【0108】ステップS71では、メーカー側から充電
許可がなされたため、バッテリー1のマイクロコンピュ
ータ32が、そのバッテリー1の現在の容量である残容
量をメモリ23に記憶制御する。これにより、この充電
行程がステップS72に進む。
【0109】ステップS72では、充電器2のマイクロ
コンピュータ40が、ACアダプタとバッテリー1との
間の通電を許可してバッテリー1に対する充電を開始す
る。
【0110】バッテリー1のマイクロコンピュータ32
は、ステップS73において満充電となったか否かを監
視すると共に、ステップS76において満充電となる前
に充電がユーザにより強制的に中断されたか否かを監視
しており、このマイクロコンピュータ32により、満充
電となったと判別されたタイミング、或いは満充電とな
る前に充電がユーザにより強制的に中断されたと判別さ
れたタイミングでこの充電行程がステップS74に進
む。
【0111】ステップS74では、バッテリー1のマイ
クロコンピュータ32が、満充電となるまでの充電量、
或いは充電がユーザにより強制的に中断されるまでの充
電量を算出し、ステップS75において、この算出した
充電量をバッテリー1のメモリ24に記憶制御してこの
充電行程を終了する。この充電量は、図20に示すフロ
ーチャートのステップS66で説明したように、次回の
充電時において「前回の充電時における充電量」として
メモリ24から読み出されて管理サーバ装置22に送信
され、充電代の精算等に用いられる。
【0112】なお、この第4の実施の形態の場合、メモ
リ24にそのバッテリーが装着された機器の情報を記憶
しておき、充電の許可要求等を行う際にこの機器の情報
を充電器2側から管理サーバ装置22側に送信すること
で、上述と同様にマーケティングリサーチを行うことが
できる。
【0113】また、メモリ24にユーザが所望する画像
情報を記憶しておき、充電の許可要求等を行う際にこの
画像情報を充電器2側から管理サーバ装置22側に送信
し、管理サーバ装置22側で、画像のプリントサービス
やCD−ROM等の他の記憶媒体への記憶サービス等を
行うようにしてもよい。
【0114】また、充電の許可要求等があった際に、管
理サーバ装置22側から広告情報をユーザの充電器2側
に送信してバッテリーのメモリ24に記憶させることで
上述の広告提供サービスを行うようにしてもよい。
【0115】[第4の実施の形態の効果]以上の説明か
ら明らかなように、この第4の実施の形態のバッテリー
提供システムは、ユーザがバッテリーに対して個人的に
充電可能であるため、新たなバッテリーを入手するため
にユーザが販売店に出向く行程を省略することができ
る。
【0116】また、予めユーザ登録を行うことで、ユー
ザとそのユーザが所有するバッテリーを特定したうえで
個人的な充電を許可するようになっているため、不正な
個人的な充電を防止することができる。
【0117】また、「充放電回数」や「積算充電量」等
は、メーカー側の管理サーバ装置22で管理するように
なっているため、バッテリーの劣化状態はメーカー側で
管理することができる。このため、ユーザは、常に最良
の状態のバッテリーを使用することができる。
【0118】なお、この第4の実施の形態の説明では、
そのときの充電量に応じた課金を行うこととしたが、こ
れは、1回の充電に対し所定の料金を一律に課金するよ
うにしてもよい。
【0119】また、充電回数が多くなる程バッテリーは
劣化するものであるため、充電回数が多くなるに連れ、
徐々に充電代が高くなるようにしてもよい。
【0120】最後に、本発明は一例として説明した上述
の実施の形態に限定されることはなく、上述の実施の形
態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しな
い範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であ
ることは勿論であることを付け加えておく。
【0121】
【発明の効果】本発明は、バッテリーに蓄積された電荷
のみを売買することができる。このため、安価にバッテ
リーの売買を行うことができる。
【0122】また、バッテリーの受け渡し場所を地域的
に広範囲に渡って設けることにより、ユーザがいつでも
簡単にバッテリーを入手可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態となるバッテリー提
供システムにおけるバッテリーの物理的な流れを示す模
式図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態となるバッテリー提
供システムにおける販売店とユーザとの間のバッテリー
の物理的な流れを説明するためのフローチャートであ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態となるバッテリー提
供システムにおける「後払い方式」による電気代の回収
までの流れを説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態となるバッテリー提
供システムにおける使用済みバッテリーのリサイクルの
流れを説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態となるバッテリー提
供システムで用いられるバッテリーの外観を示す図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態となるバッテリー提
供システムで用いられる充電器にバッテリーが装着され
た様子を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態となるバッテリー提
供システムで用いられる充電器にバッテリーが装着され
た状態の断面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態となるバッテリー提
供システムで用いられる充電器にバッテリーが装着され
た際にモニタ装置上に表示されるバッテリーに関する情
報の表示画面の一例を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態となるバッテリー提
供システムのシステム構成を説明するための図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態となるバッテリー
提供システムで用いられるバッテリー内のメモリに記憶
されている情報を説明するための図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態となるバッテリー
提供システムの管理サーバ装置のデータベースに記憶さ
れている情報を説明するための図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態となるバッテリー
提供システムにおけるバッテリー使用量のオンライン算
出行程の流れを示すフローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施の形態となるバッテリー
提供システムにおけるバッテリー劣化度の検証行程の流
れを示すフローチャートである。
【図14】本発明の第3の実施の形態のバッテリー提供
システムで用いられるバッテリーのブロック図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態のバッテリー提供
システムで用いられるバッテリーのメモリに記憶される
情報を説明するための図である。
【図16】本発明の第3の実施の形態のバッテリー提供
システムで用いられるバッテリーのメモリに記憶されて
いる情報に基づいてユーザの趣向にあった広告を提供す
るまでの流れを示すフローチャートである。
【図17】本発明の第4の実施の形態となるバッテリー
提供システムで用いられるバッテリーが、ユーザが所有
する充電器に装着された状態のブロック図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態となるバッテリー
提供システムで用いられるバッテリーのメモリに記憶さ
れている情報を説明するための図である。
【図19】本発明の第4の実施の形態となるバッテリー
提供システムで用いられる管理サーバ装置のデータベー
スに記憶されている情報を説明するための図である。
【図20】本発明の第4の実施の形態となるバッテリー
提供システムにおけるユーザからの充電の許可要求に対
して管理サーバ装置が充電許可をするまでの流れを説明
するためのフローチャートである。
【図21】本発明の第4の実施の形態となるバッテリー
提供システムの充電時における充電器及びバッテリーの
動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…バッテリー,1a…バッテリーの裏面部,1b…バ
ッテリーの陽極側の接続端子,1c…バッテリーの陰極
側の接続端子,1d…バッテリーの通信用端子,2…充
電器,2b…充電器の陽極側の接続端子,2c…充電器
の陰極側の接続端子,2d…充電器の通信用端子,11
…ステータス表示領域,12…バッテリーレベル表示領
域,13…バッテリー特性表示領域,14…バッテリー
劣化表示領域,15…予測時間表示領域,20…パーソ
ナルコンピュータ装置,21…ネットワーク,22…管
理サーバ装置,23…データベース,24…バッテリー
のメモリ,30…バッテリーのバッテリー部,31…バ
ッテリーの通信回路,32…バッテリーのマイクロコン
ピュータ,40…充電器のマイクロコンピュータ,41
…充電器のメモリ,42…充電器の通信回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月9日(2002.7.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】[画像プリントサービス]まず、ユーザが
このバッテリー1をデジタルカメラ装置(或いはビデオ
カメラ装置でもよい。)に装着して使用した場合、ユー
ザは撮影した画像(静止画像,動画像のいずれでもよ
い。)のうち、プリントを希望する画像を指定するかた
ちでそのデジタルカメラの操作を行う。バッテリー1の
マイクロコンピュータ32は、この操作が行われると、
ユーザにより指定された画像情報を、通信用端子1dか
ら通信回路31を介して取り込み、メモリ24に対して
書き込み制御する。これにより、ユーザから指定された
画像の画像情報がバッテリー1内のメモリ24に記憶さ
れることとなる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0088
【補正方法】変更
【補正内容】
【0088】[第4の実施の形態]次に、本発明の第4
の実施の形態となるバッテリー提供システムの説明をす
る。上述の各実施の形態のバッテリー提供システムは、
使用済みのバッテリーに対しては、販売店のみ充電可能
であったが、この第4の実施の形態のバッテリー提供シ
ステムは、使用済みのバッテリーに対してユーザが個人
的に充電可能としたものである。
フロントページの続き (72)発明者 木本 陽介 東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント 内 Fターム(参考) 5H030 AS11 DD06 FF41 FF51

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリー受け渡し場所において、ユー
    ザに渡されるバッテリーと、 バッテリー受け渡し場所側に設けられ、ユーザから返却
    されたバッテリーの充電を行う充電手段と、 バッテリー受け渡し場所側に設けられ、バッテリーの劣
    化度を検出する劣化度検出手段と、 バッテリーを再生して上記バッテリー受け渡し場所に納
    品するリサイクル業者側に設けられ、上記劣化度検出手
    段で所定以上の劣化度が検出されたバッテリーを上記受
    け渡し場所から回収して再生する再生手段と、 を有するバッテリー提供システム。
  2. 【請求項2】 上記バッテリーには、少なくとも初期容
    量の情報が記憶された記憶媒体と、この記憶媒体内の情
    報を外部に出力する通信手段とが設けられており、 上記バッテリー受け渡し場所側では、通信手段により、
    ユーザから返却された上記バッテリーの通信手段を介し
    て上記記憶媒体から初期容量の情報を読み出すと共に、
    使用量算出手段により、上記ユーザから返却されたバッ
    テリーの残容量と、上記通信手段により読み出された初
    期容量の情報で示される初期容量との差に基づいて、ユ
    ーザが支払うべきバッテリーの使用量を算出することを
    特徴とする請求項1記載のバッテリー提供システム。
  3. 【請求項3】 上記バッテリーの記憶媒体には認証情報
    が記憶されており、 上記バッテリー受け渡し場所側では、認証手段により、
    上記通信手段により上記記憶媒体から読み出された上記
    認証情報に基づいて、そのバッテリーが当該バッテリー
    提供システムのバッテリーであるか否かの認証処理を行
    い、 上記充電手段は、上記認証手段により認証がなされたバ
    ッテリーに対して上記充電を行い、 上記使用量算出手段は、上記認証手段により認証がなさ
    れたバッテリーに対して上記使用量の算出を行うことを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載のバッテリー提供
    システム。
  4. 【請求項4】 上記バッテリーの記憶媒体には、充電回
    数、製造日、設計容量のうち少なくとも一つの情報が記
    憶されており、 上記劣化度検出手段は、上記通信手段により上記記憶媒
    体から読み出された上記充電回数の情報が所定の充電回
    数以上の充電回数を示す情報であった場合、上記記憶媒
    体から読み出された上記製造日を示す情報がそのバッテ
    リーの製造日から所定の月日が経過していることを示す
    場合、或いは満充電容量が上記設計容量の情報で示され
    る設計容量に対して所定分以下であった場合に、そのバ
    ッテリーは所定以上劣化しているとの検出を行うことを
    特徴とする請求項1から請求項3のうち、いずれか一項
    記載のバッテリー提供システム。
  5. 【請求項5】 ユーザは、上記バッテリー受け渡し場所
    においてバッテリーを受け取る際にそのバッテリーの補
    償金を支払ったうえでバッテリーを受け取り、或いは上
    記バッテリー受け渡し場所側に予めユーザ登録を行うこ
    とでバッテリーを受け取り、 ユーザが上記バッテリー受け渡し場所にバッテリーを返
    却すると共に新たなバッテリーを受け取る場合は、上記
    使用量算出手段で算出されたバッテリーの使用量をバッ
    テリー受け渡し場所側に支払い、上記バッテリー受け渡
    し場所にバッテリーを返却して新たなバッテリーを受け
    取らない場合は、予め支払っている上記補償金の全部、
    或いは一部の払い戻しを受け、或いはバッテリーの返却
    に対応する返金を受けることを特徴とする請求項1から
    請求項4のうち、いずれか一項記載のバッテリー提供シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 ユーザ側に設けられ、バッテリーを充電
    する際に、少なくともそのバッテリー及びユーザを特定
    するための情報を付加した充電要求情報を、所定のネッ
    トワークを介して送信する通信手段と、 上記ネットワーク上に設けられ、少なくとも各ユーザ及
    び各ユーザが使用しているバッテリーを特定するための
    情報が記憶されたデータベースと、 上記ネットワーク上に設けられ、上記ユーザの通信手段
    を介して充電要求情報が送信された際に、上記データベ
    ースを参照し、そのユーザとそのユーザが使用している
    バッテリーが特定された際に、充電を許可する情報をユ
    ーザに返信する管理サーバ装置と、 ユーザ側に設けられ、上記通信手段により上記管理サー
    バ装置からの充電を許可する情報が受信された際に、バ
    ッテリーに対して充電を開始する充電器とを有するバッ
    テリー提供システム。
  7. 【請求項7】 上記通信手段は、上記バッテリーを充電
    する際に、少なくともそのバッテリー及びユーザを特定
    するための情報を付加した充電要求情報と、前回の充電
    時の充電量を示す情報とを上記ネットワークを介して上
    記管理サーバ装置に送信し、 上記データベースには、上記各ユーザ及び各ユーザが使
    用しているバッテリーを特定するための情報と共に、各
    バッテリーの充電回数を示す情報が記憶されており、 上記管理サーバ装置は、上記ユーザの通信手段からの充
    電要求情報を受信した際に、上記データベースに記憶さ
    れているそのバッテリーの充電回数を検出し、充電回数
    が1回目である場合はそのまま充電を許可する情報をユ
    ーザに返信し、充電回数が1回目以降である場合は、上
    記前回の充電量を示す情報に対応するバッテリーの使用
    量を課金すると共に、充電を許可する情報をユーザに返
    信することを特徴とする請求項6記載のバッテリー提供
    システム。
  8. 【請求項8】 ユーザは、上記バッテリー受け渡し場所
    に補償金を支払い、或いはユーザ登録を行うことでバッ
    テリーを入手することを特徴とする請求項6又は請求項
    7記載のバッテリー提供システム。
  9. 【請求項9】 ユーザは、上記バッテリー受け渡し場所
    に使用済みのバッテリーを返品した際に、新たに充電済
    みのバッテリーを受け取る場合は、その返品するバッテ
    リーの使用量に対応する料金の支払いを行うことで新た
    な充電済みのバッテリーの受け取りを行い、 上記バッテリー受け渡し場所に使用済みのバッテリーを
    返品した際に、新たな充電済みのバッテリーの受け取り
    を行わない場合は、上記バッテリーの補償金の一部或い
    は全部の返金、或いはバッテリーの返却に対応する返金
    を受けることを特徴とする請求項8記載のバッテリー提
    供システム。
  10. 【請求項10】 ユーザはバッテリーを充電する際に、
    そのバッテリーの充電回数を示す情報、満充電容量を示
    す情報、製造日を示す情報のうち、少なくとも一つの情
    報を上記通信手段を介して上記管理サーバ装置に送信
    し、 上記管理サーバ装置は、上記ユーザから送信された上記
    情報に基づいてそのバッテリーの劣化検証を行い、その
    バッテリーに対して所定以上の劣化を検出した場合に、
    この劣化を示す情報をユーザの通信手段に返信すること
    を特徴とする請求項6から請求項9のうち、いずれか一
    項記載のバッテリー提供システム。
  11. 【請求項11】 バッテリー受け渡し場所において、少
    なくとも初期容量の情報が記憶された記憶媒体と、この
    記憶媒体内の情報を外部に出力する通信手段とを備えた
    バッテリーをユーザに渡し、 上記ユーザからバッテリー受け渡し場所側にバッテリー
    が返却された際に、通信手段により、上記バッテリーの
    通信手段を介して上記記憶媒体から初期容量の情報を読
    み出し、 上記バッテリー受け渡し場所側に設けられた使用量算出
    手段により、上記ユーザから返却されたバッテリーの残
    容量と、上記通信手段により読み出された初期容量の情
    報で示される初期容量との差に基づいて、ユーザが支払
    うべきバッテリーの使用量を算出するバッテリー提供方
    法。
  12. 【請求項12】 上記バッテリー受け渡し場所側では充
    電手段により、上記ユーザから返却されたバッテリーを
    充電することでバッテリーの再生を行い再使用すること
    を特徴とする請求項11記載のバッテリー提供方法。
  13. 【請求項13】 上記バッテリーの記憶媒体に認証情報
    を記憶し、 上記通信手段により上記記憶媒体から上記認証情報を読
    み出し、 認証手段により、上記読み出した認証情報に基づいて所
    定の認証処理を行い、 上記使用量算出手段により、上記認証手段により認証が
    なされたバッテリーに対して上記使用量の算出を行い、 上記充電手段により、上記認証手段により認証がなされ
    たバッテリーに対して上記充電を行うことを特徴とする
    請求項11又は請求項12記載のバッテリー提供方法。
  14. 【請求項14】 上記バッテリーの記憶媒体に、充電回
    数、製造日、設計容量のうち、少なくとも一つの情報を
    記憶し、 上記通信手段により上記記憶媒体から読み出された上記
    充電回数の情報が所定の充電回数以上の充電回数を示す
    情報であった場合、上記記憶媒体から読み出された上記
    製造日を示す情報がそのバッテリーの製造日から所定の
    月日が経過していることを示す場合、或いは満充電容量
    が上記設計容量の情報で示される設計容量に対して所定
    分以下であった場合に、リサイクル示唆手段により、そ
    のバッテリーのリサイクルを上記バッテリー受け渡し場
    所側に示唆することを特徴とする請求項11から請求項
    13のうち、いずれか一項記載のバッテリー提供方法。
  15. 【請求項15】 上記リサイクル示唆手段によりリサイ
    クルの示唆されたバッテリーを上記バッテリー受け渡し
    場所から回収して新たなバッテリーを上記バッテリー受
    け渡し場所に提供するリサイクル業者側に設けられたリ
    サイクル手段により、上記回収したバッテリーを再生し
    て新たなバッテリーを形成することを特徴とする請求項
    14記載のバッテリー提供方法。
  16. 【請求項16】 ユーザは、上記バッテリー受け渡し場
    所においてバッテリーを受け取る際にそのバッテリーの
    補償金を支払ったうえでバッテリーを受け取り、或いは
    上記バッテリー受け渡し場所側に予めユーザ登録を行う
    ことでバッテリーを受け取り、 ユーザが上記バッテリー受け渡し場所にバッテリーを返
    却すると共に新たなバッテリーを受け取る場合は、上記
    使用量算出手段で算出されたバッテリーの使用量をバッ
    テリー受け渡し場所側に支払い、上記バッテリー受け渡
    し場所にバッテリーを返却して新たなバッテリーを受け
    取らない場合は、予め支払っている上記補償金の全部、
    或いは一部の払い戻しを受け、或いはバッテリーの返却
    に対応する返金を受けることを特徴とする請求項11か
    ら請求項15のうち、いずれか一項記載のバッテリー提
    供方法。
  17. 【請求項17】 ユーザ側に設けられた通信手段によ
    り、バッテリーを充電する際に、少なくともそのバッテ
    リー及びユーザを特定するための情報を付加した充電要
    求情報を所定のネットワークを介して送信し、 少なくとも各ユーザ及び各ユーザが使用しているバッテ
    リーを特定するための情報が記憶されたデータベースを
    上記ネットワーク上に設け、 上記ネットワーク上に設けられた管理サーバ装置によ
    り、上記ユーザの通信手段を介して充電要求情報が送信
    された際に、上記データベースを参照し、そのユーザと
    そのユーザが使用しているバッテリーが特定された際
    に、充電を許可する情報をユーザに返信し、 上記通信手段により上記管理サーバ装置からの充電を許
    可する情報が受信された際に、ユーザ側に設けられた充
    電手段によりバッテリーに対して充電を行うバッテリー
    提供方法。
  18. 【請求項18】 上記通信手段は、上記バッテリーを充
    電する際に、少なくともそのバッテリー及びユーザを特
    定するための情報を付加した充電要求情報と、前回の充
    電時の充電量を示す情報とを上記ネットワークを介して
    上記管理サーバ装置に送信し、 上記データベースには、上記各ユーザ及び各ユーザが使
    用しているバッテリーを特定するための情報と共に、各
    バッテリーの充電回数を示す情報が記憶されており、 上記管理サーバ装置は、上記ユーザの通信手段からの充
    電要求情報を受信した際に、上記データベースに記憶さ
    れているそのバッテリーの充電回数を検出し、充電回数
    が1回目である場合はそのまま充電を許可する情報をユ
    ーザに返信し、充電回数が1回目以降である場合は、上
    記前回の充電量を示す情報に対応するバッテリーの使用
    量を課金すると共に、充電を許可する情報をユーザに返
    信することを特徴とする請求項17記載のバッテリー提
    供方法。
  19. 【請求項19】 ユーザは、上記バッテリー受け渡し場
    所に補償金を支払い、或いはユーザ登録を行うことでバ
    ッテリーを入手することを特徴とする請求項17又は請
    求項18記載のバッテリー提供方法。
  20. 【請求項20】 ユーザは、上記バッテリー受け渡し場
    所に使用済みのバッテリーを返品した際に、新たに充電
    済みのバッテリーを受け取る場合は、その返品するバッ
    テリーの使用量に対応する料金の支払いを行うことで新
    たな充電済みのバッテリーの受け取りを行い、 上記バッテリー受け渡し場所に使用済みのバッテリーを
    返品した際に、新たな充電済みのバッテリーの受け取り
    を行わない場合は、上記バッテリーの補償金の一部或い
    は全部の返金、或いはバッテリーの返却に対応する返金
    を受けることを特徴とする請求項19記載のバッテリー
    提供方法。
  21. 【請求項21】 ユーザはバッテリーを充電する際に、
    そのバッテリーの充電回数を示す情報、満充電容量を示
    す情報、製造日を示す情報のうち、少なくとも一つの情
    報を上記通信手段を介して上記管理サーバ装置に送信
    し、 上記管理サーバ装置は、上記ユーザから送信された上記
    情報に基づいてそのバッテリーの劣化検証を行い、その
    バッテリーに対して所定以上の劣化を検出した場合に、
    この劣化を示す情報をユーザの通信手段に返信すること
    を特徴とする請求項17から請求項20のうち、いずれ
    か一項記載のバッテリー提供方法。
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