JP2003007100A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JP2003007100A
JP2003007100A JP2001185933A JP2001185933A JP2003007100A JP 2003007100 A JP2003007100 A JP 2003007100A JP 2001185933 A JP2001185933 A JP 2001185933A JP 2001185933 A JP2001185933 A JP 2001185933A JP 2003007100 A JP2003007100 A JP 2003007100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
supplied
switch
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001185933A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Honma
和樹 本間
Masashi Wada
正志 和田
Shuichi Kuwabara
修一 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Akita Electronics Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Akita Electronics Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Akita Electronics Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001185933A priority Critical patent/JP2003007100A/ja
Priority to US10/144,036 priority patent/US6618298B2/en
Priority to KR1020020028886A priority patent/KR20020096876A/ko
Publication of JP2003007100A publication Critical patent/JP2003007100A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation

Landscapes

  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュメモリのしきい値分布テストにお
いて、ワード線切換え時にテスタの側において供給する
電圧をVccまでリセットしなければならなかったた
め、テスト所要時間が長くなるという課題があった。 【解決手段】 テスト時に外部端子からメモリアレイ
(10)に供給される高電圧(EXWL)を伝達する経
路の途中に単一チャネル型のMOSトランジスタからな
るスイッチ素子(51)を設け、ワード線切換え時に該
スイッチ素子をオフさせることでテスト中にいちいち供
給電圧をリセットする必要をなくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記憶情報を電気
的に書込み、消去可能な半導体メモリにおけるテスト時
の電圧切換え制御に適用して特に有効な技術に関し、例
えばフラッシュメモリに利用して有効な技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】フラッシュメモリは、コントロールゲー
トおよびフローティングゲートを有する2重ゲート構造
のMOSFETからなる不揮発性記憶素子をメモリセル
に使用しており、フローティングゲートの蓄積電荷量を
変えることでMOSFETのしきい値電圧を異ならせて
情報を記憶することができる。
【0003】かかるフラッシュメモリにおいては、メモ
リセルへの書込み・消去動作によるしきい値電圧の変化
が、メモリセル同士はもちろん同一メモリセルであって
も動作毎にばらつきを有するため、書込み・消去後のメ
モリセルのしきい値電圧はある範囲に分布するようにな
る。また、フラッシュメモリは一般に、昇圧回路を含む
電源回路をチップ内部に備え書込みや消去に必要な高電
圧を発生するように構成されているため、チップによっ
て発生される書込み電圧や消去電圧にばらつきが生じ、
この電圧のばらつきによってメモリセルのしきい値電圧
がチップごとにばらつくこととなる。
【0004】そのため、フラッシュメモリにおいては、
テストモードにより書込み後または消去後のメモリセル
のしきい値電圧がどのように変化しているか、つまりし
きい値電圧の分布がどのようになっているか調べること
で、そのチップの良否や性能を検査することが行なわれ
る。そして、そのような検査(以下、しきい値分布テス
トと称する)を行なえるようにするため、外部のテスタ
からワード線に対して所望の電圧を印加してデータの読
出しが行なえるように構成されることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しきい値分布テストで
は、メモリアレイ内のすべてのメモリセルのしきい値電
圧を検出するために、選択ワード線を切り換える必要が
ある。また、テスタからの供給電圧を所望のワード線に
印加させるため、デコーダ回路を動作させる必要があ
る。このとき、テスタからの高電圧を印加したままデコ
ーダ回路を動作させると、ワード線のドライバ回路や電
源回路を構成するMOSFETに高電圧が印加された状
態でスイッチングされてドレイン電流が流されてしま
い、それによって素子の特性が劣化するなどの不具合が
生じるおそれがある。そこで、従来のフラッシュメモリ
のしきい値分布テストにおいては、ワード線切換え時に
テスタの側において供給する電圧を一旦Vccまで下げ
る動作(以下、これを電圧リセット動作と称する)を行
なうようにテスタが構成されていた。そのため、ワード
線の切換えに時間がかかりテスト時間が長くなるととも
に、テスタはワード線切換え時にいちいち供給電圧をリ
セットしなければならないため、テスタの負担が大きく
なるという不具合があった。
【0006】この発明の目的は、テスト時に外部端子に
供給される電圧をメモリアレイに伝達したり遮断したり
するためのスイッチとその制御回路を備え、外部からの
供給電圧を用いてテストを行なう半導体記憶装置におい
て、テスタがテスト中にいちいち供給電圧を変える必要
をなくし、これによってテスト所要時間を短縮するとと
もにテスタの負担を軽減できるようにすることにある。
【0007】この発明の他の目的は、しきい値電圧の高
低により情報を記憶するメモリセルを有する半導体記憶
装置のしきい値分布テストにおいて、テスタがワード線
を切り換える際にいちいち供給電圧を変える必要をなく
し、これによってテスト所要時間を短縮するとともにテ
スタの負担を軽減できるようにすることにある。
【0008】この発明の前記ならびにほかの目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。すなわち、フラッシュメモリのよう
な半導体記憶装置において、テスト時に外部端子からメ
モリアレイに供給される電圧を伝達する経路の途中に単
一チャネルのMOSトランジスタからなるスイッチ素子
を設けるようにしたものである。
【0010】より具体的には、複数のメモリセルと、第
1方向に配列された複数のメモリセルの選択端子が接続
された複数の選択線と、第2方向に配列された複数のメ
モリセルのデータ入出力端子が接続された複数の信号線
とを有するメモリアレイを備え、半導体チップ上に半導
体集積回路として形成された半導体記憶装置において、
上記半導体チップには、該半導体チップ上の回路全体の
動作に必要とされる電源電圧が供給される電源端子とは
別に、テスト時に上記メモリアレイに供給される上記電
源電圧と異なる電圧値の第1電圧が供給可能な外部端子
が設けられ、該外部端子から上記メモリアレイへ上記第
1電圧を伝達する経路の途中にはNチャネル型もしくは
Pチャネル型のMOSトランジスタからなる第1スイッ
チ素子を設けるようにした。
【0011】上記した手段によれば、スイッチ素子をオ
フさせることでメモリアレイに供給される電圧を遮断で
きるため、テスト中にいちいち供給電圧を変える必要が
なくなり、これによってテスト所要時間を短縮するとと
もにテスタの負担を軽減できるようになる。ここで、上
記テスト時に半導体チップの外部から上記メモリアレイ
に供給される上記第1電圧は、上記選択線に供給される
ものでも良いし、上記信号線に供給されるもので良い。
【0012】また、上記メモリセルは、しきい値電圧の
高低により情報を記憶する不揮発性記憶素子で構成す
る。不揮発性記憶素子からなる半導体記憶装置において
は、ワード線に印加する電圧を変えて読出しを行なうこ
とで各記憶素子のしきい値の分布を検出するテストが必
要であり、このテストの際にワード線を切り換える度に
テスタから供給する電圧をリセットする必要がなくな
り、テスト所要時間が短縮されるとともにテスタの負担
が軽減されるようになる。
【0013】さらに、上記メモリセルは電気的に情報の
書込みが可能であり、上記半導体チップには上記電源電
圧と異なる第2電圧を生成する電圧生成回路が設けら
れ、該電圧生成回路で生成された第2電圧は情報の書込
みの際に上記メモリアレイへ伝達されるように構成し、
上記第2電圧を上記メモリアレイへ伝達する経路の途中
に上記第1スイッチ素子がオン状態のときはオフ状態に
制御される第2スイッチ素子を設けるようにする。これ
により第1電圧と第2電圧が共通の経路を通してメモリ
アレイに供給されるように構成された場合に、第1スイ
ッチ素子がオンされて外部端子に供給されている第1電
圧をメモリアレイに供給しているときはその電圧が電圧
生成回路側へ伝達されるのを回避することができる。
【0014】また、上記第1スイッチ素子がオフ状態に
制御され、上記第2スイッチ素子がオン状態に制御され
ているときに、上記メモリアレイへ上記第1電圧に代え
て電源電圧を供給する第3スイッチ素子を設ける。これ
により、第1スイッチ素子がオフされるときに代わりに
供給する電源電圧をスイッチ素子の切換えのみで同一経
路を介してメモリアレイに供給することができる。
【0015】さらに、上記第3スイッチ素子がオン状態
に制御されるとき、上記電圧生成回路を停止状態に制御
するか、上記電圧生成回路の出力電圧を遮断可能なスイ
ッチ手段を設けて遮断状態に制御するようにする。これ
により、第3スイッチ素子をオンさせて電源電圧をメモ
リアレイに供給する際に電圧生成回路で生成される電圧
の影響を簡単に回避することができる。
【0016】また、上記電源電圧と異なる第1電圧が供
給可能な外部端子は、チップが外部からアクセス可能な
状態にあるか否かを示す信号を出力する端子とする。チ
ップがアクセス可能な状態にあるか否かを示す信号は、
他の信号に比べてテスト時における利用性が低いので、
第1電圧が供給する端子として共用することによってチ
ップ全体の端子数を減らすことができる。
【0017】さらに、上記第1スイッチ素子は、高耐圧
構造を有するMOSトランジスタとする。これにより、
外部から供給される第1電圧が比較的高い場合に、これ
を遮断する第1スイッチ素子の特性が劣化するのを防止
することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面を
用いて説明する。図1は、本発明を適用して有効な不揮
発性半導体記憶装置の一例としてのフラッシュメモリの
実施例のブロック図を示す。特に制限されないが、この
実施例のフラッシュメモリは、単結晶シリコンのような
1個の半導体チップ100上に形成される。
【0019】図1において、10はフローティングゲー
トとコントロールゲートとを有する2重ゲート構造のM
OSFETにより構成されたメモリセルがマトリックス
状に配置されたメモリアレイで、同一行のメモリセルの
コントロールゲートは連続して形成されて選択線として
のワード線を構成し、同一列のメモリセルのデータ入出
力端子としてのドレイン端子は信号線としてのビット線
に接続されている。11はチップ外部から供給される制
御信号やアドレス信号を取り込む入力バッファ回路、1
2は入力バッファ回路11に取り込まれたアドレス信号
をデコードするデコーダ回路、13は該デコーダ回路1
2のデコード結果に従って上記メモリアレイ10内の1
本のワード線を選択レベルに駆動したり、複数のメモリ
セルが形成されているウェルに動作モードやアドレスに
応じて所定の電圧を印加したりするワード&ウェルドラ
イバ回路である。このワード&ウェルドライバ回路13
は、メモリアレイが列方向のビット線が複数の副ビット
線に分割され、該副ビット線がセカンドゲートと呼ばれ
るスイッチMOSFETを介して主ビット線に接続され
た構成を有する場合には、セカンドゲートを制御する電
圧も生成するように構成される。
【0020】また、図1において、14はメモリアレイ
10内のビット線を選択したり書込みデータや読出しデ
ータを保持したりするYゲート&データラッチ回路、1
5は上記該デコーダ回路12のデコード結果に従って上
記Yゲート&データラッチ回路14内のYゲートを制御
するYドライバ回路、16はメモリアレイ10内からビ
ット線を介して読み出されたデータ信号を増幅するセン
スアンプ回路、17はチップ外部から供給される書込み
データを取り込んだりメモリアレイ10から読み出され
たデータを外部へ出力したりする入出力バッファ回路で
ある。
【0021】さらに、18は予備のメモリアレイ、19
はこの予備メモリアレイ18のビット線を選択したり書
込みデータや読出しデータを保持したりする冗長用Yゲ
ート&データラッチ回路、20は予備メモリアレイ18
内からビット線を介して読み出されたデータ信号を増幅
する冗長用センスアンプ回路、21はメモリアレイ10
内のメモリ列を予備メモリアレイ18内のメモリ列に置
き換える救済データや内部電源のトリミングデータを設
定するヒューズおよびヒューズに設定されたデータを保
持するラッチ回路などを含む救済データ設定回路、22
はこの救済データ設定回路21に設定されている救済デ
ータに基づいて入出力バッファ回路17とセンスアンプ
回路16および冗長用センスアンプ回路20との間の信
号パスを切り換えるルーター回路である。
【0022】上記救済データ設定回路21は、特に制限
されるものでないが、メモリアレイ10を構成するメモ
リセルと同一構造の不揮発性メモリセルから構成されて
いる。23は書込みまたは消去に使用される高電圧を発
生するチャージポンプのような昇圧回路を含む電源回
路、24はその昇圧回路の動作に必要なクロック信号を
発生する発振回路、25は電源回路23で発生された電
圧に基づいて上記救済データ設定回路21への書込みを
行なうドライバ回路である。
【0023】この実施例のフラッシュメモリは、特に制
限されないが、外部のマイクロプロセッサやフラッシュ
コントローラなどの制御装置から与えられるコマンド
(命令)を解釈し当該コマンドに対応した処理を実行す
べくメモリ内部の各回路に対する制御信号を順次形成し
て出力する制御回路(ステートマシン)26を備えてお
り、コマンドが与えられるとそのコマンドに応じて内部
制御信号を生成し、自動的に対応する処理を実行するよ
うに構成されている。
【0024】上記制御回路26は、例えばコマンドを実
行するのに必要な一連のマイクロ命令群が格納されたR
OM(リード・オンリ・メモリ)31を備え、マイクロ
命令が順次実行されてチップ内部の各回路に対する制御
信号を形成するように構成することができる。さらに、
制御回路26は、内部の状態を反映するステータスレジ
スタを備えている。また、この実施例のフラッシュメモ
リには、外部から供給される電源電圧Vccの立上がり
を検出して内部リセット信号RESを発生するリセット
回路27が設けられている。
【0025】上記電源回路23は、外部から供給される
電源電圧Vccを昇圧して正の高電圧や負電圧を発生する
チャージポンプ、昇圧された電圧に基づいて書込み電
圧、消去電圧、読出し電圧、ベリファイ電圧等チップ内
部で必要とされる電圧を発生する定電圧回路や分圧回
路、定電圧回路等で必要とされる基準電圧を発生する基
準電圧発生回路、メモリの動作状態に応じてこれらの電
圧の中から所望の電圧を選択してワード&ウェルドライ
バ回路13を介してメモリアレイ10に供給する電圧切
換え分配回路、これらの回路を制御する電源制御回路等
からなる。なお、図1において、41は外部から通常動
作時およびテスト動作時にチップ全体の回路動作に必要
な電源電圧Vccが印加される電源電圧端子、42は同じ
く接地電位Vssが印加される電源電圧端子(グランド端
子)である。
【0026】外部のCPU等からこの実施例のフラッシ
ュメモリに入力される制御信号としては、例えばチップ
選択信号CEや出力制御信号OE、書込み制御信号W
E、書込み阻止信号WP、リセット信号RP等がある。
これらの制御信号とアドレス信号は、チップイネーブル
信号CEや書込み制御信号WEに従って入力バッファ回
路11に取り込まれる。一方、書込みデータと制御回路
26に対するコマンドは、チップイネーブル信号CEや
書込み制御信号WEに従って入出力バッファ回路17に
取り込まれる。
【0027】さらに、この実施例においては、メモリ内
部の状態を反映するステータスレジスタの所定のビット
に応じて、外部からアクセスが可能か否かを示すレディ
/ビジィ信号RY/BYが外部端子43より外部へ出力
されるように構成されている。そして、この実施例のフ
ラッシュメモリにおいては、テスト時にこの外部端子4
3を介して外部から前記電源回路23に対して高電圧EX
WLが供給されるように構成されている。
【0028】図2は、上記電源回路23の構成とテスト
モード時に外部のテスタから上記端子43に印加される
しきい値検査用の高電圧EXWLをワード線側へ伝達させた
り遮断したりするスイッチとの関係を示す。
【0029】図2において、符号51で示されているの
が高電圧EXWLを伝達させたり遮断したりするスイッチM
OSFETで、このスイッチMOSFET51がオンさ
れることにより伝達された高電圧EXWLは、さらに電圧切
換え分配回路50およびデコーダ13のレベルシフタ6
1により制御されるCMOSスイッチ52を介してワー
ド線ドライバ(図6の符号13a)に供給される。CM
OSスイッチ52は、図1においてはワード&ウェルド
ライバ回路13に設けられているとみなすことができ
る。上記スイッチMOSFET51は、制御回路26か
ら供給される制御信号WLCONNEXWLをレベルシフトするレ
ベルシフタ62によってオン、オフ制御される。電圧切
換え分配回路50は、電源回路23を構成する他のチャ
ージポンプで発生される昇圧電圧や分圧回路で分圧され
た電圧を切り換えたり、ワード線ドライバやウェルドラ
イバなどの回路に適宜分配して供給したりする。また、
分配される電圧のうち例えばテスト時に非選択のワード
線に印加される電圧VNは、レベルシフタ62によって
オン、オフ制御されるスイッチMOSFET55を介し
てワードドライバ(13a)に供給される。
【0030】図2において、53は通常動作時に電源電
圧Vccや電源回路23で生成された所定の電圧を上記
電圧切換え分配回路50に供給したり遮断したりするス
イッチMOSFETであり、このスイッチMOSFET
53は上記制御回路26から供給される制御信号WLCONN
EXWLをレベルシフトするレベルシフタ63によってオ
ン、オフ制御される。ただし、スイッチMOSFET5
3はレベルシフタ63によりスイッチMOSFET51
と相補的に制御される。つまり、スイッチMOSFET
53はスイッチMOSFET51がオンのときにオフさ
れ、スイッチMOSFET51がオフのときにオンさ
れ、スイッチMOSFET54を介して供給される電源
電圧Vccまたはスイッチ回路71を介してチャージポ
ンプ80から供給される高電圧VSGを伝達したり遮断し
たりする。このスイッチMOSFET53は電圧切換え
分配回路50を構成するスイッチとみなすことができ
る。
【0031】なお、通常動作時には上記高電圧VSGの代
わりにスイッチ回路72から供給される高電圧VWORDが
スイッチMOSFET53に供給される。この高電圧V
WORDも図示しないチャージポンプで生成される。高電圧
VSGが供給されるか高電圧VWORDが供給されるかは、上
記制御回路26から供給される制御信号WL2CONVSGとWL2
CONVWDによってスイッチ回路71と72のいずれがオン
されるかにより決定される。さらに、しきい値分布テス
トの際には、レベルシフタ62と63は、チャージポン
プ80で生成された高電圧VSGによって動作されるよう
に構成されている。従って、高電圧VSGは外部から供給
される電圧EXWLよりもMOSFET51のしきい値電圧
分以上高い電圧とされる。
【0032】スイッチ回路71と72は、チャージポン
プ80側とスイッチ53側のいずれの電圧が高くなって
も電圧を双方向に遮断できるように構成されている。例
えばスイッチ回路71がオフされた状態で、スイッチ回
路72がオンされると高電圧VWORDが供給されるが、こ
のときこの高電圧VWORDがチャージポンプ80に伝達さ
れないようにする。具体的には、スイッチ回路71は、
チャージポンプ80とスイッチMOSFET53との間
に直列に接続されたスイッチMOSFET56,57
と、これらのスイッチMOSFETを制御するレベルシ
フタ64,65と、上記スイッチMOSFET56,5
7がオフ状態にされているときに中間のノードを接地電
位に固定するスイッチMOSFET58とにより構成さ
れている。スイッチ回路72も同様の構成である。チャ
ージポンプ80は、制御回路26から供給される制御信
号PEによって、ポンプ動作が制御されるように構成さ
れている。
【0033】上記スイッチMOSFET54は、制御信
号WL2CONVSGとWL2CONVWDによってスイッチ回路71と7
2が共に遮断状態にされているときに、インバータ91
によってオン状態にされて電源電圧VccをスイッチM
OSFET53側へ供給する。スイッチMOSFET5
4を制御するインバータ91は、制御信号WL2CONVSGとW
L2CONVWDを入力信号とするORゲート92の出力信号と
他の制御信号とを入力とするNORゲート93の出力信
号を反転してスイッチMOSFET54のゲート端子に
印加する。インバータ91はスイッチ回路71または7
2のいずれかが電圧伝達状態にされているときは、スイ
ッチMOSFET54をオフさせて電源電圧Vccを遮
断させる。
【0034】この実施例の電源回路においては、スイッ
チ回路71または72のいずれかが電圧伝達状態にされ
ている時には、伝達された高電圧が前記レベルシフタ6
2と63の電源端子に供給され、レベルシフタ62およ
び63はこれらの高電圧によって動作し、スイッチMO
SFET51と53を確実にオンまたはオフさせるよう
に作用する。ただし、メモリセルのしきい値分布テスト
でワード線を切り換える際に、一時的にスイッチ回路7
1と72が共に遮断状態にされ代わりにスイッチMOS
FET54がオンされて、電源電圧VccがスイッチM
OSFET53側へ供給されるときは、レベルシフタ6
2と63も電源電圧Vccで動作するようにされる。
【0035】次に、しきい値分布テストでワード線を切
り換える際における図2の回路の動作を、図3のタイミ
ングチャートを参照しながら説明する。なお、特に制限
されるものでないが、しきい値分布テストは、テストモ
ード開始コマンドがテスタからデータ入出力端子I/O
0〜I/Onから制御回路26に供給されることにより
開始される。しきい値分布テスト中は制御回路26から
出力される制御信号WL2CONVSGとWL2CONVWDがハイレベル
にされている。これにより、スイッチMOSFET51
がオンされ、スイッチMOSFET53がオフされて、
外部端子43に印加されている高電圧EXWLがワード線ド
ライバ(図6の13a)に供給され、選択ワード線の電
位VWDは外部電圧EXWLにされる。ワード線を切り換える
場合には、まず外部のテスタによってチップイネーブル
信号/CEがハイレベルに変化される(タイミングt
1)。すると、制御回路26から出力される制御信号P
Eがロウレベルに変化して、チャージポンプ80の動作
が停止される。図示しない他のチャージポンプも停止さ
れる。これにより、チャージポンプで生成される昇圧電
圧VSG,VPWLがVccに向かってレベルが下がり、図
2の回路からワード線側に供給される電圧VWDおよび選
択ワード線の電位VWLも外部電圧EXWLから次第に下が
る。
【0036】続いて、チップイネーブル信号CEのハイ
レベルへの変化を受けて、制御回路26から出力される
制御信号WL2CONVSGとWL2CONVWDがロウレベルに変化され
る(タイミングt2)。すると、これにより、スイッチ
MOSFET51およびスイッチ回路71がオフ(72
はもともとオフ)され、スイッチMOSFET53と5
4がオンされて、電源電圧Vccがワード線ドライバ側
に供給されるようになり、選択ワード線の電位VWDはV
ccにされる。そして、その間にアドレス信号X−Ad
dが変化され、ワード線の切換えが行なわれる。
【0037】その後、チップイネーブル信号CEがロウ
レベルへ変化されると、制御回路26から出力される制
御信号WL2CONVSGとWL2CONVWDがハイレベルに変化される
(タイミングt3)。これにより、スイッチMOSFE
T51およびスイッチ回路71がオンされ、スイッチM
OSFET53と54がオフされて、チャージポンプ8
0側からの電圧VSG(最初はVcc)がワード線ドライ
バ側に供給されるようになる。
【0038】その後、制御信号PEがハイレベルに変化
して、チャージポンプ80の昇圧動作が開始され(タイ
ミングt4)、昇圧電圧VSGが徐々に高くなり、これに
応じて電源回路23からワード線側へ供給される電圧V
WDとワード線の電位VWLが上昇する。なお、このとき同
時にデコーダのドライバ61の電源電圧VPWLを発生す
るチャージポンプ(図示略)も昇圧動作を開始され、V
PWLも次第に高くなる。また、非選択のワード線には−
2Vのような負電圧が供給されるようになる。上記実施
例では、ワード線の切換え時にチャージポンプ80の動
作を停止させているが、スイッチ回路71でチャージポ
ンプ80の出力電圧を遮断しているので、チャージポン
プ80の動作を停止させないようにしてもよい。
【0039】以上説明したように、本実施例の電源回路
においては、しきい値分布テストでワード線を切り換え
る際に外部から印加される高電圧EXWLをVccにリセッ
トさせないで切り換えているため、リセットさせる場合
に比べて切換えに要する時間の分だけ所要時間を短縮で
きる。この時間は、1回1回をみるとそれほど多くない
が、ワード線の切換えはメモリアレイ内のワード線の数
だけ行なわれるとともに、しきい値分布テストでは印加
電圧EXWLを段階的に変化させて繰り返し読出し動作が行
なわれるため、トータルのテスト時間は大幅に短縮され
る。また、テスタによる印加電圧EXWLのリセットがなく
なるため、テスタの負担も軽減される。なお、本実施例
の電源回路において、テスタによる印加電圧EXWLのリセ
ットが不要になるのは以下の理由による。
【0040】すなわち、テスタから供給される高電圧EX
WLを伝達させたり遮断したりするスイッチ(51)とし
てMOSFETを使用する場合には、スイッチでの電位
の低下を防止するため、一般にはPチャネルMOSFE
TあるいはPチャネルMOSFETとNチャネルMOS
FETを並列に接続したCMOSスイッチが使用される
のに対して、本実施例ではNチャネルMOSFETのみ
を用いているためである。
【0041】仮に、図2に破線で示すように、スイッチ
MOSFET51の代わりもしくは並列にPチャネルM
OSFET51’を設けた場合を考えると、このPチャ
ネルMOSFET51’のNウェルにはPN接合を逆バ
イアスにするため昇圧電圧VSGが配線L1を通して印加
されることとなる。そのため、スイッチMOSFET5
3およびスイッチ回路71がオフされたときに、外部端
子43の高電圧EXWLがこのPチャネルMOSFET5
1’のソースからNウェルさらにはフローティングにな
った前記ラインL1を通して、スイッチMOSFET5
4のNウェルに供給される。そして、この高電圧EXWLが
印加された状態でスイッチMOSFET54がワード線
の切換えに伴なってオン、オフされるとMOSFET5
4にドレイン電流が流されることとなり、これによって
耐圧が劣化されてしまう。
【0042】図4に、スイッチMOSFET51と並列
に設けられる仮想PチャネルMOSFET51’とスイ
ッチMOSFET54の素子断面構造を示す。図4にお
いて、一点鎖線Idで示すのが、ワード線の切換えに伴
なって流れる電流の経路である。スイッチMOSFET
51と並列にPチャネルMOSFETを設けていない実
施例のような回路においては、スイッチMOSFET5
4に流れるドレイン電流を遮断できる。その結果、テス
タから供給される印加電圧EXWLをVccにリセットさせ
ずに印加したままスイッチMOSFET51をオフ、5
4および54をオンさせて電源電圧Vccをワード線ド
ライバに供給することができるようになる。なお、スイ
ッチMOSFET51は高耐圧構造を有するMOSFE
Tである。
【0043】図5に、本実施例で使用されている高耐圧
MOSFETと通常のMOSFETの構造を示す。図5
において左側に示されているのが高耐圧のMOSFE
T、右側に示されているMOSFETは高電圧を使用し
ない制御回路26などを構成するMOSFETである。
高耐圧のMOSFETは通常のMOSFETに比べて、
ソース領域Sおよびドレイン領域Dがゲート電極GTか
ら離間され、ソース領域Sおよびドレイン領域Dとゲー
ト電極GTとの間には低濃度N型領域n−が形成された
構造を有している。
【0044】高耐圧のMOSFETは、ゲート電極の両
側にサイドウォールSWを形成した後に行なう高濃度の
ソース領域Sおよびドレイン領域Dの形成の際に、通常
のMOSFETではサイドウォールをイオン打ち込みマ
スクとするのに対して、ゲート電極GTとサイドウォー
ルSWを覆う幅の広いマスクを形成してからイオン打ち
込みを行なうことにより、ソース領域Sおよびドレイン
領域Dとゲート電極GTとの間には通常のMOSFET
よりも長い低濃度N型領域n-が形成されるようにして
いる。なお、図2に示されているスイッチMOSFET
54やインバータ91を構成するMOSFETには、ゲ
ート電極の一方の側すなわちソース領域との間もしくは
ドレイン領域との間のいずれかに幅の広い低濃度N型領
域n-が形成された片側高耐圧構造を有するMOSFE
Tが使用されている。
【0045】図6は、上記メモリアレイ10の概略構成
を示す。メモリアレイ10内には複数のメモリセルMC
がマトリックス状に配置され、同一行のメモリセルのコ
ントロールゲートが接続されたワード線WLと、同一列
のメモリセルのドレインが接続されたビット線BLとは
互いに交差する方向に配設され、各メモリセルのソース
は、接地電位を与える共通ソース線(図示略)に接続さ
れている。このソース線と接地点との間にはスイッチを
設け、書込み時にメモリセルのソースをオープン状態に
できるようにしてもよい。
【0046】各ビット線BLの一端には、Yドライバ1
5によってオン、オフ制御されるカラムスイッチMOS
FET Qyを介してビット線の電位を増幅するセンス
アンプ機能とデータの保持機能を有するセンスラッチ回
路SLが接続されている。このセンスラッチ回路SL
は、書込みの際のライトデータを保持するのにも使用さ
れる。
【0047】同一行のメモリセルMCのコントロールゲ
ートが接続されたワード線WLの一端にはワードドライ
バとしてのインバータ13aがそれぞれ接続されてお
り、このワードドライバ13aは電源電圧として、書込
み時には前記電源回路23からの高電圧VWD(例えば+
10V)とVN(例えば−2V)を受けて動作する。ま
た、ワードドライバ13aはデコーダ12の出力に応じ
ていずれか1つの選択ワード線WLに高電圧VWDを印加
し、非選択のワード線WLには負電圧VNを印加する。
なお、ワード線切換え時には、ワードドライバ13aは
前記電源回路23から電源電圧VccとVssを受け
て、デコーダ12の出力に応じていずれか1つの選択ワ
ード線WLに電源電圧Vccを印加し、非選択のワード
線WLには接地電圧Vssを印加する。
【0048】メモリセルMCは、そのコントロールゲー
トに高電圧が印加されるとFNトンネル現象によりメモ
リセルのフローティングゲートに負の電荷が注入されて
そのしきい値電圧を高くされる。このとき、ビット線B
Lには書込みデータに応じて、しきい値電圧を高くした
いメモリセル(例えばデータ“1”)が接続されたビッ
ト線はプリチャージされない、つまり0Vにされる。一
方、しきい値電圧を高くしたくないメモリセル(例えば
データ“0”)が接続されたビット線BLは所定の電位
にプリチャージされる。非選択のワード線には負電圧
(−2V)が印加されるためプリチャージされていない
ビット線に接続されたメモリセルであっても書込みは行
なわれない。なお、書込みの際、各選択メモリセルのソ
ースはフローティング(オープン)にされる。データ消
去時には、ワード線WL(コントロールゲート)に負の
高電圧(例えば−10V)を印加するとともにビット線
BLおよびソース線SLに0Vを印加してFNトンネル
現象によりメモリセルのフローティングゲートから負の
電荷を引き抜いてそのしきい値電圧を低くするように構
成されている。
【0049】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、実
施例においては、テスト時に外部端子に供給される電圧
をメモリアレイ内のワード線に伝達したり遮断したりす
るためのスイッチとその制御回路に適用した場合につい
て説明したが、本発明は外部端子に供給される電圧をメ
モリアレイ内のビット線に伝達したり遮断したりするた
めのスイッチとその制御回路に適用することができる。
【0050】また、実施例においては、コマンドをデー
タ入出力端子I/O0〜I/Onより入力するように構
成しているが、外部からチップに入力されるチップイネ
ーブル信号CEやアウトイネーブル信号OE、ライトイ
ネーブル信号WEなどの制御信号の組合せによってコマ
ンドを与えるように構成されていても良い。
【0051】さらに、上記実施例においては、フローテ
ィングゲートに電荷を蓄積してしきい値を変化させるメ
モリセルからなるフラッシュメモリに適用した実施例を
示したが、絶縁膜の界面に電荷をトラップしてしきい値
を変化させて情報を記憶するメモリセルからなるEEP
ROMに対しても適用することができる。
【0052】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるフラッ
シュメモリに適用した場合について説明したが、この発
明はそれに限定されるものでなく、本発明は、テスト時
に外部端子に供給される高電圧をメモリアレイに伝達し
てテストを行なうように構成される半導体記憶装置に広
く利用することができる。
【0053】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち、本発明に従うと、テスト時
に外部端子に供給される電圧をメモリアレイに伝達した
り遮断したりするためのスイッチとその制御回路を備
え、外部からの供給電圧を用いてテストを行なう半導体
記憶装置において、テスタがテスト中にいちいち印加電
圧をリセットする必要をなくし、連続してテストを行な
え、これによってテスト所要時間を短縮するとともにテ
スタの負担を軽減することができる。特に、フラッシュ
メモリのような電気的に書込み、消去可能な不揮発性半
導体記憶装置に適用した場合においては、各メモリセル
のしきい値分布を調べるしきい値分布テストの所要時間
を短縮するとともにテスタの負担を軽減できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して有効な半導体記憶装置の一例
としてのフラッシュメモリの実施例を示すブロック図で
ある。
【図2】外部電圧をメモリアレイに伝達するスイッチと
その制御回路と電源回路の構成例を示す回路構成図であ
る。
【図3】図2の回路における各信号のタイミングを示す
タイミングチャートである。
【図4】実施例のフラッシュメモリにおける外部電圧を
伝達するスイッチ素子と電源電圧を伝達するスイッチ素
子の構造とリーク電流の経路を示す断面図である。
【図5】実施例のフラッシュメモリに使用される高耐圧
スイッチMOSFETと通常のMOSFETの構造を示
す断面図である。
【図6】メモリアレイと選択回路の概略構成を示す回路
構成図である。
【符号の説明】
10 メモリアレイ 11 制御信号の入力バッファ回路 12 アドレスデコーダ回路 17 データ入出力バッファ回路 23 電源回路 26 制御回路 41〜43 外部端子 50 電圧切換え分配回路 61〜65 レベルシフタ 51〜54 電圧を伝達するスイッチ素子 71,72 スイッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/10 481 G01R 31/28 W 27/115 H01L 27/10 434 29/788 29/78 371 29/792 (72)発明者 和田 正志 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 桑原 修一 秋田県南秋田郡天王町字長沼64 アキタ電 子株式会社内 Fターム(参考) 2G132 AA08 AB01 AE11 AG09 AK07 AL09 5B025 AA03 AB01 AC01 AD09 AD16 AE05 AE09 5F083 EP02 EP22 EP77 ZA20 5F101 BA01 BB02 BD27 BE14 BH26 5L106 AA10 DD31

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルと、第1方向に配列さ
    れた複数のメモリセルの選択端子が接続された複数の選
    択線と、第2方向に配列された複数のメモリセルのデー
    タ入出力端子が接続された複数の信号線とを有するメモ
    リアレイを備え、半導体チップ上に半導体集積回路とし
    て形成された半導体記憶装置において、 上記半導体チップには、該半導体チップ上の回路全体の
    動作に必要とされる電源電圧が供給される電源端子とは
    別に、テスト時に上記メモリアレイに供給される上記電
    源電圧と異なる電圧値の第1電圧が供給可能な外部端子
    が設けられ、該外部端子から上記メモリアレイへ上記第
    1電圧を伝達する経路の途中にはNチャネル型もしくは
    Pチャネル型のMOSトランジスタからなる第1スイッ
    チ素子が設けられていることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 テスト時に半導体チップの外部から上記
    メモリアレイに供給される上記第1電圧は、上記選択線
    に供給されることを特徴とする請求項1に記載の半導体
    記憶装置。
  3. 【請求項3】 テスト時に半導体チップの外部から上記
    メモリアレイに供給される上記第1電圧は、上記信号線
    に供給されることを特徴とする請求項1に記載の半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記メモリセルは、しきい値電圧の高低
    により情報を記憶する不揮発性記憶素子であることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 上記メモリセルは電気的に情報の書込み
    が可能であり、上記半導体チップには上記電源電圧と異
    なる第2電圧を生成する電圧生成回路が設けられ、該電
    圧生成回路で生成された第2電圧は情報の書込みの際に
    上記メモリアレイへ伝達されるように構成され、上記第
    2電圧を上記メモリアレイへ伝達する経路の途中に上記
    第1スイッチ素子がオン状態のときはオフ状態に制御さ
    れる第2スイッチ素子が設けられていることを特徴とす
    る請求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 上記第1スイッチ素子がオフ状態に制御
    され、また上記第2スイッチ素子がオン状態に制御され
    ているときに、上記メモリアレイへ上記第1電圧に代え
    て電源電圧を供給する第3スイッチ素子が設けられてい
    ることを特徴とする請求項5に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 上記第3スイッチ素子がオン状態に制御
    されるとき、上記電圧生成回路は停止状態に制御される
    ことを特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 上記電圧生成回路の出力電圧を遮断可能
    なスイッチ手段が設けられ、上記第3スイッチ素子がオ
    ン状態に制御されるとき、該スイッチ手段が遮断状態に
    制御されることを特徴とする請求項6に記載の半導体記
    憶装置。
  9. 【請求項9】 上記電源電圧と異なる第1電圧が供給可
    能な外部端子は、チップが外部からアクセス可能な状態
    にあるか否かを示す信号を出力する端子であることを特
    徴とする請求項4〜8のいずれかに記載の半導体記憶装
    置。
  10. 【請求項10】 上記第1スイッチ素子は、高耐圧構造
    を有するMOSトランジスタからなることを特徴とする
    請求項1〜9のいずれかに記載の半導体記憶装置。
JP2001185933A 2001-06-20 2001-06-20 半導体記憶装置 Pending JP2003007100A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001185933A JP2003007100A (ja) 2001-06-20 2001-06-20 半導体記憶装置
US10/144,036 US6618298B2 (en) 2001-06-20 2002-05-14 Semiconductor memory device
KR1020020028886A KR20020096876A (ko) 2001-06-20 2002-05-24 반도체 기억장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001185933A JP2003007100A (ja) 2001-06-20 2001-06-20 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003007100A true JP2003007100A (ja) 2003-01-10

Family

ID=19025437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001185933A Pending JP2003007100A (ja) 2001-06-20 2001-06-20 半導体記憶装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6618298B2 (ja)
JP (1) JP2003007100A (ja)
KR (1) KR20020096876A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012119058A (ja) * 2012-02-13 2012-06-21 Fujitsu Semiconductor Ltd 不揮発性半導体メモリ
JP5493865B2 (ja) * 2007-12-03 2014-05-14 凸版印刷株式会社 半導体装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100558551B1 (ko) * 2003-12-22 2006-03-10 삼성전자주식회사 불휘발성 메모리 소자에서의 전원 검출장치 및 그에 따른검출방법
JP4157065B2 (ja) * 2004-03-29 2008-09-24 株式会社東芝 半導体記憶装置
CN1961480A (zh) * 2004-05-28 2007-05-09 皇家飞利浦电子股份有限公司 使用低压cmos晶体管的高压开关
US7599236B2 (en) * 2006-06-07 2009-10-06 Freescale Semiconductor, Inc. In-circuit Vt distribution bit counter for non-volatile memory devices
US8122165B2 (en) * 2007-12-12 2012-02-21 International Business Machines Corporation On-demand power supply current modification system and method for an integrated circuit
US8020137B2 (en) * 2007-12-17 2011-09-13 International Business Machines Corporation Structure for an on-demand power supply current modification system for an integrated circuit
KR20160075175A (ko) * 2014-12-19 2016-06-29 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 장치

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100278926B1 (ko) * 1998-05-25 2001-01-15 김영환 풀리 온 칩 웨이퍼 레벨 번-인 테스트 회로 및그 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5493865B2 (ja) * 2007-12-03 2014-05-14 凸版印刷株式会社 半導体装置
JP2012119058A (ja) * 2012-02-13 2012-06-21 Fujitsu Semiconductor Ltd 不揮発性半導体メモリ

Also Published As

Publication number Publication date
US20020196672A1 (en) 2002-12-26
KR20020096876A (ko) 2002-12-31
US6618298B2 (en) 2003-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7385853B2 (en) Data processing device
US7212439B2 (en) NAND flash memory device and method of programming the same
KR100612569B1 (ko) 향상된 프리-프로그램 기능을 가지는 플래쉬 메모리 장치및 그 프리-프로그램 동작 제어방법
US7061306B2 (en) Voltage booster
US7193897B2 (en) NAND flash memory device capable of changing a block size
KR100338772B1 (ko) 바이어스 라인이 분리된 비휘발성 메모리 장치의 워드라인 드라이버 및 워드 라인 드라이빙 방법
JPH06119790A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US8199577B2 (en) Ripple programming of memory cells in a nonvolatile memory
JP4426868B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置および半導体集積回路装置
US6940762B2 (en) Semiconductor memory device including MOS transistor having a floating gate and a control gate
JP2003007100A (ja) 半導体記憶装置
JP2001143489A (ja) 読出時間を短縮させる不揮発性半導体メモリ装置
US8982628B2 (en) Method and apparatus for indicating bad memory areas
JP3362661B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP3705925B2 (ja) Mos集積回路および不揮発性メモリ
KR19980018548A (ko) 비휘발성 메모리
KR100495308B1 (ko) 플래시 메모리 소자의 로우 디코더
JP2007172743A (ja) 記憶装置
KR20000027267A (ko) 플래쉬 메모리 장치의 워드라인 디코더
KR100356484B1 (ko) 플래쉬 메모리의 로우 디코더 회로
JPH0817189A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2009245589A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2003249081A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2001160298A (ja) 半導体記憶装置
KR19980026504A (ko) 불휘발성 반도체 메모리 장치의 로우 디코더