JP2003004508A - 液面レベルセンサ - Google Patents

液面レベルセンサ

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JP2003004508A JP2001186617A JP2001186617A JP2003004508A JP 2003004508 A JP2003004508 A JP 2003004508A JP 2001186617 A JP2001186617 A JP 2001186617A JP 2001186617 A JP2001186617 A JP 2001186617A JP 2003004508 A JP2003004508 A JP 2003004508A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性、回動安定性、及びコスト削減を図っ
た液面レベルセンサを提供する。 【解決手段】 アームホルダー4側の凸状軸受部4aに
ザグリ穴4a2を設け、フレーム2側の凹状軸受部2a
にはザグリ穴4a2に回動可能に嵌合する円筒状の軸受
延長部2a2を設けることにより、液面レベルセンサの
厚さaを延長することなく、軸受長を延長させる。ま
た、ザグリ穴4a2を利用して、磁石5aを固定する係
止片4a4を設けることにより、耐久性、回動安定性が
向上すると共に、従来のようなインサート成形も不要に
なる。更に、磁石5aが半嵌合したままの状態で出荷さ
れるのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液面レベルに応じ
て回動するフロートアームを備えた液面レベルセンサに
関し、特に、耐久性を向上させると共に小型化、低コス
ト化を達成する液面レベルセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タンク内の燃料の液面レベルに応
じて上下移動するフロートが先端に取り付けられた棒状
のフロートアームを具備する液面レベルセンサが知られ
ている。図6はこの種の液面レベルセンサの一例を示す
平面図であり、図7は、図6に示す液面レベルセンサの
AA線断面図である。
【0003】図6に示すように、この種の液面レベルセ
ンサ91は、樹脂製のフレーム92、金属製のフロート
アーム3、樹脂製のアームホルダー94、電気回路5、
及び被測定液体に対して浮力を有するフロート6を含ん
で構成される。上記液面レベルセンサ91においては、
被測定液体の液面レベルの変動に応じて上下移動するフ
ロート6が取り付けられたフロートアーム3が、回動角
度範囲θ内で回動する。
【0004】図7に示すように、フレーム92は、液面
レベルを検出するための電気回路5、例えば、後述する
ホール素子5c等を搭載している。このフレーム92に
は、上側に開口した電子機器収容部92bが形成されて
いる。この電子機器収容部92bには、リング状の磁石
5aからの磁力を検出して電気信号に変換する磁電変換
素子としてのホール素子5c、及びこのホール素子5c
等を搭載する配線板5dが収容されている。この配線板
5dには、ホール素子5cから出力される電気信号を外
部に導く出力端子5eが接続されている。この電子機器
収容部92bは、図示しないモールド材で補填されてい
る。電気信号は、フロートアーム3の回動角度、すなわ
ち、液面レベルに対応するものである。また、このフレ
ーム92には、集磁部材としてのリング状のコア5bも
取り付けられている。但し、コア5bの一部は、上記ホ
ール素子5cを挟みこめるだけの間隙が設けられてい
る。
【0005】また、フレーム92は、フロートアーム3
の取り付け時に利用される円筒状の凸状軸受部92aを
有している。この凸状軸受部92aの中心部は、フロー
トアーム3の回転軸部が挿入される軸穴92a1が形成
されている。
【0006】上記フロートアーム3は、1本の金属棒状
であり、回転の支点となる回転軸部、及びこの回転軸部
に対して略直角に折り曲げられた回動部からなる。この
フロートアーム3の回動部の先端部には、被測定液体に
対して浮力を有する材質で形成された円筒状のフロート
6が取り付けられている。
【0007】アームホルダー94は、上記フロートアー
ム3を爪状のアーム保持部94bにより保持すると共
に、上記フレーム92に取りつけられて、保持している
フロートアーム3を上記回転軸部を支点として回動させ
る。また、このアームホルダー94は、上記フレーム9
2の凸状軸受部92aに対応した円筒形状の凹状軸受部
94aを有している。この凹状軸受部94aの中心部に
も、フロートアーム3の回転軸部が挿入される軸穴94
a1が形成されている。凹状軸受部94aの外側面に
は、リング状の上記磁石5aが周設されている。これら
凸状軸受部92a及び凹状軸受部94aは、回動可能に
互いに嵌合する。
【0008】この液面レベルセンサ91の組立時には、
まず、上記凸状軸受部92a及び凹状軸受部94aが嵌
合されて、アームホルダー94がフレーム92に取り付
けられる。そして、フロートアーム3の回転軸部を各軸
穴92a1、94a1に挿通した後、フロートアーム3
の回動部をアーム保持部94bに圧入される。これによ
り、フロートアーム3がアームホルダー94と共に回動
可能で、かつフレーム92から抜け落ちないようになっ
ている。また、凸状軸受部92a及び凹状軸受部94a
の嵌合により、フロートアーム3の回動も安定する。
【0009】このような構造の液面レベルセンサ91
は、例えば、ガソリン等の被測定液体を貯蔵するタンク
(不図示)に取り付けられる。そして、液面レベルの変
動によりフロート6が上下動すると、フロートアーム3
は上記回転軸部を支点として、所定角度範囲θ内で回動
する。この角度範囲θ内の回動によりホール素子5cに
より検出される上記磁石5aからの磁力が変化し、この
変化に基づく液面レベルを示す電気信号が出力端子5e
から取り出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示す
ように、センサの厚さをa、軸受部の長さをb、検出部
の長さをcとすると、この長さbに相当する軸受部は常
に回動する箇所なので、より長い方が耐久性及び回動安
定性が向上する。しかしながら、センサの厚さaは、タ
ンクのサイズ、形状等の観点から、この軸受部の上方向
には拡大できない。一方、この軸受部の下方には上記検
出部があるため、下方向にも延長困難である。すなわ
ち、上記のようなセンサの厚さ制限の下では、軸受部の
長さbは延長困難であると考えられていた。
【0011】また、上記検出部において、検出素子とし
て利用される磁石5aはインサート成形によって、上記
凹状軸受部94aの側面に取り付けられている。しかし
ながら、インサート成形は、成形圧力の調整に熟練が必
要であり工数がかかる、成形コストが高い、成形時に熱
を発するため凹状軸受部94aの材質が制限される等の
要因により、製造コストが増加するという問題があっ
た。
【0012】よって本発明は、上述した現状に鑑み、凹
状軸受部及び凸状軸受部の形状を改良することにより、
上記2つの問題を解決する。すなわち本発明は、センサ
の外形は変えずに軸受部を延長し、また磁石の取り付け
も容易にして、耐久性、回動安定性、及びコスト削減を
図った液面レベルセンサを提供することを課題としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の液面レベルセンサは、図1に
示すように、先端部に被測定液体に対して浮力を有する
フロート6が一端に取り付けられた棒状のフロートアー
ム3と、前記フロートアーム3の回動に基づき前記被測
定液体の液面レベルを検出するための電気回路を搭載す
るフレーム2と、前記フロートアーム3を保持すると共
に、前記フレーム2に組み付けられて、前記フロートア
ーム3を回動させるアームホルダー4と、前記フレーム
2及びアームホルダー4にそれぞれ設けられて、互いに
回動可能に嵌合する円筒状の凹状軸受部2a及び凸状軸
受部4aと、前記凸状軸受部4aに設けられた円筒状の
内壁面を有するザグリ穴4a2と、前記ザグリ穴4a2
に回動可能に嵌合する円筒状の軸受延長部2a2と、前
記軸受延長部2a2及び前記ザグリ穴4a2にそれぞれ
設けられた、前記フロートアーム3の他端部が挿通され
る軸穴2a1、4a1とを有し、回転可能に嵌合した前
記軸受延長部2a2及び前記ザグリ穴4a2のそれぞれ
の軸穴2a1、4a1に前記フロートアーム3の他端が
挿通され、このフロートアーム3が前記アームホルダー
4に保持されていることを特徴とする。
【0014】請求項1記載の発明によれば、アームホル
ダー4側の凸状軸受部4aにザグリ穴4a2を設け、フ
レーム2側の凹状軸受部2aにはザグリ穴4a2に回動
可能に嵌合する円筒状の軸受延長部2a2が設けられて
いる。これにより、液面レベルセンサの厚さを延長する
ことなく、軸受長を延長させることができる。
【0015】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の液面レベルセンサは、図3及び図4に示すよう
に、請求項1記載の液面レベルセンサにおいて、前記凸
状軸受部4aには、その外側面から前記ザグリ穴4a2
に至る切り込みによって形成された可撓性のある一対の
係止片4a4が設けられ、前記凸状軸受部4aの外側面
には、前記一対の係止片4a4によって係止された前記
液面レベルの検出に利用されるリング状の磁石5aが周
設されていることを特徴とする。
【0016】請求項2記載の発明によれば、凸状軸受部
4aには、その外側面からザグリ穴4a2まで切り込ま
れて形成された係止片4a4が設けられている。そし
て、この係止片4a4により、検出素子としての磁石5
aが固定される。すなわち、耐久性、回動安定性のため
に凸状軸受部4aに設けたザグリ穴4a2を利用して、
磁石5aを固定する係止片4a4が設けられる。
【0017】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の液面レベルセンサは、図3及び図4に示すよう
に、請求項2記載の液面レベルセンサにおいて、前記凸
状軸受部4aの外側面には、前記磁石5aの内側面に当
接してガタツキを防止するリブ4a3が延設されている
ことを特徴とする。
【0018】請求項3記載の発明によれば、凸状軸受部
4aの外側面には、磁石5aの内側面に当接してガタツ
キを防止するリブ4a3が延設されているので、磁石5
aが凸状軸受部4aに安定的に固定され、検出精度も向
上する。
【0019】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載の液面レベルセンサは、図3及び図4に示すよう
に、請求項3記載の液面レベルセンサにおいて、前記磁
石5aの一方の底面には、内から外に向かう直線的な溝
部5fが形成されており、前記凸状軸受部4aの基底と
なるアームホルダー4の円板状の基底部4cには、前記
溝部5fに対応する、前記凸状軸受部4aの外側面から
外に向かう直線的な突起部4d1が延設されていること
を特徴とする。
【0020】請求項4記載の発明によれば、磁石5aが
取りつけられる凸状軸受部4aの基底部4cには、磁石
5aの底面に形成された溝部5fに対応する突起部4d
1が設けられているので、磁石5aの取りつけ面の間違
いを防止し、取りつけ後には磁石5aが凸状軸受部4a
の周りに回転するのを防止する。
【0021】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載の液面レベルセンサは、図1に示すように、先端
部に被測定液体に対して浮力を有するフロート6が一端
に取り付けられた棒状のフロートアーム3と、前記フロ
ートアーム3の回動に基づき前記被測定液体の液面レベ
ルを検出するための電気回路を搭載するフレーム2と、
前記フロートアーム3を保持すると共に、前記フレーム
2に組み付けられて、前記フロートアーム3を回動させ
るアームホルダー4と、前記フレーム2及びアームホル
ダー4にそれぞれ設けられて、互いに回動可能に嵌合す
る円筒状の凹状軸受部2a及び凸状軸受部4aと、前記
凸状軸受部4aの外側面を利用して形成された、上方に
直線的に延びる可撓性のある一対の係止片4a4と、前
記一対の係止片4a4によって係止された前記液面レベ
ルの検出に利用されるリング状の磁石5aと、前記凹状
軸受部2a及び凸状軸受部4aの中心部にそれぞれ設け
られた、前記フロートアーム3の他端部が挿通される軸
穴2a1、4a1とを有し、回転可能に嵌合した前記凹
状軸受部2a及び凸状軸受部4aのそれぞれの軸穴2a
1、4a1に前記フロートアーム3の他端が挿通され、
このフロートアーム3が前記アームホルダー4に保持さ
れていることを特徴とする。
【0022】請求項5記載の発明によれば、凸状軸受部
4aの外側面を利用して係止片4a4が設けられてい
る。そして、この係止片4a4により、検出素子として
の磁石5aが固定される。この結果、耐久性、回動安定
性が向上すると共に、従来のようなインサート成形も不
要になる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、図1及び図2を用いて本発
明に関わる液面レベルセンサの構造、特に、軸受部の延
長構造、並びに作用について説明する。図1は、本発明
の液面レベルセンサの実施形態を示す断面図である。図
2は、図1の液面レベルセンサの分割した状態を示す断
面図である。上記図1の断面方向は、図7と同様であ
る。なお、図1の液面レベルセンサの平面図は、上記図
6と同様になるので、ここでは省略する。
【0024】図1に示す液面レベルセンサ1は、例えば
車両の燃料タンク等に取り付けられており、樹脂製のフ
レーム2、金属製のフロートアーム3、樹脂製のアーム
ホルダー4、電気回路5、及び被測定液体に対して浮力
を有するフロート6を含んで基本的に構成される。
【0025】この液面レベルセンサ1においては、図6
に示したと同様、被測定液体の液面レベルの変動に応じ
て上下移動するフロート6が一端に取り付けられたフロ
ートアーム3が、前述した回動角度範囲θ内で回動す
る。
【0026】フロートアーム3、電気回路5及びフロー
ト6は共に、図7で示したものと同様なので、ここでは
重複説明を省略する。この図1において付された参照番
号は、図7のそれらと同様の構成要素を示す。
【0027】図1及び図2に示すように、フレーム2
は、液面レベルを検出するための電気回路5、例えば、
後述するホール素子5c等を搭載している。このフレー
ム2には、上側に開口した電子機器収容部2bが形成さ
れている。この電子機器収容部2bには、リング状の磁
石5aからの磁力を検出して電気信号に変換する磁電変
換素子としてのホール素子5c、及びこのホール素子5
c等を搭載する配線板5dが収容されている。この配線
板5dには、ホール素子5cから出力される電気信号を
外部に導く出力端子5eが接続されている。この電子機
器収容部2bは、図示しないモールド材で補填されてい
る。電気信号は、フロートアーム3の回動角度、すなわ
ち、液面レベルに対応するものである。また、このフレ
ーム92には、集磁部材としてのリング状のコア5bも
取り付けられている。但し、コア5bの一部は、上記ホ
ール素子5cを挟みこめるだけの間隙が設けられてい
る。ここまでは、図7で示した液面レベルセンサと同様
である。
【0028】また、このフレーム2の下面には、後述す
るアームホルダー4の凸状軸受部4aに対応した形状の
円筒状の凹状軸受部2aが形成されている。詳しくは、
この凹状軸受部2aの中心部には、高さが約b1の円筒
状の軸受延長部2a2が形成されている。また、上記軸
受延長部2a2の中心には、アーム3の回転軸部が挿通
される軸穴2a1が設けられている。
【0029】アームホルダー4は、上記フロートアーム
3を爪状のアーム保持部4bにより保持すると共に、上
記フレーム2に取りつけられて、保持しているフロート
アーム3を上記回転軸部を支点として回動させる。この
アームホルダー4は、上記フレーム2の凹状軸受部2a
に対応した円筒形状の凸状軸受部4aを有している。詳
しくは、この凸状軸受部4aの中心部には、高さが約b
1の円筒状の内壁面を有するザグリ穴4a2が形成され
ている。このザグリ穴4a2には、上記軸受延長部2a
2が回転可能に嵌合される。すなわち、軸受延長部2a
2とザグリ穴4a2とが嵌合されるに伴い、凹状軸受部
2aと凸状軸受部4aとが回転可能に嵌合される。上記
ザグリ穴4a2の中心にも、アーム3の回転軸部が挿通
される軸穴4a1が設けられている。
【0030】また、アームホルダー4の凸状軸受部4a
の外側面には、リング状の上記磁石5aが周設されてい
る。この磁石5aの凸状軸受部4aへの取り付け構造
は、図3及び図4において明らかになる。
【0031】図2に示すように、この液面レベルセンサ
1は、まず、本体部であるフレーム2、フロート6が一
端に取り付けられたフロートアーム3、及びアームホル
ダー4が別体に作られる。そして液面レベルセンサ1の
組立時には、まず、アームホルダー4の凸状軸受部4a
の軸受延長部2a2に、磁石5a等が取りつけられる。
次に、軸受延長部2a2とザグリ穴4a2との嵌合によ
り、凹状軸受部2aと凸状軸受部4aとが回転可能に嵌
合される。その後、上記アームホルダー4がフレーム2
に取り付けられる。そして、フロートアーム3の回転軸
部を各軸穴2a1、4a1に挿通した後、フロートアー
ム3の回動部をアーム保持部4bに圧入する。これによ
り、フロートアーム3がアームホルダー4と共に回動可
能で、かつフレーム2から抜け落ちないように一体化さ
れる。
【0032】このような構造の液面レベルセンサ1は、
ガソリン等の被測定液体を貯蔵するガソリンタンク(不
図示)に取り付けられる。そして、液面レベルの変動に
よりフロート6が上下動すると、フロートアーム3は上
記回転軸部を支点として、上記所定角度範囲θ内で回動
する。この角度範囲θ内の回動によりホール素子5cに
より検出される上記磁石5aからの磁力が変化し、この
変化に基づく液面レベルを示す電気信号が出力端子5e
から取り出される。
【0033】このように、アームホルダー4側の凸状軸
受部4aにザグリ穴4a2を設け、フレーム2側の凹状
軸受部2aにはザグリ穴4a2に回動可能に嵌合する円
筒状の軸受延長部2a2を設けることにより、液面レベ
ルセンサの厚さaを延長することなく、図1のb1に示
すように軸受長を延長させることができる。この結果、
耐久性、回動安定性が向上する。軸受長を従来と同様に
するならば、液面レベルセンサの厚さを大幅に薄くする
ことができる。つまり、小型化が可能になる。
【0034】次に、図3及び図4を用いて上述したアー
ムホルダー4及び磁石5aの構造について説明する。図
3(A)は磁石が取り付けられた状態のアームホルダー
を示す斜視図であり、図3(B)は、図3(A)の分解
斜視図である。また、図4(A)は磁石が取り付けられ
た状態のアームホルダーの平面図であり、図4(B)は
図4(A)のZ部拡大図である。
【0035】図3(A)に示すように、アームホルダー
4の円板状の基底部4cに形成された円板部4dには、
リング状の磁石5aが凸状軸受部4aに挿通されて載設
される。そして、磁石5aは、その内側面部が凸状軸受
部4aの複数のリブ4a3に接触し、更に一対の係止片
4a4によってアームホルダー4に固定されている。更
に、磁石5aの一方の底面に形成された溝部5fが、ア
ームホルダー4の円板部4dに形成された突起部4d1
と嵌合して、磁石5aが回転することのないように固定
されている。
【0036】また図3(B)に示すように、ザグリ穴4
a2があけられた凸状軸受部4aは、円板部4dから上
方に向かって延設されている。この凸状軸受部4aに
は、その外側面からザグリ穴4a2に至る切り込みによ
って形成された可撓性のある一対の係止片4a4が設け
られている。また、この凸状軸受部4aの側面部には、
リング状の磁石5aの内側面部に接触する複数のリブ4
a3が形成されている。更に、アームホルダー4の円板
部4dには、磁石5aの溝部5fに対応する形状で、凸
状軸受部4aの外側面から外に向かう直線的な突起部4
d1が延設されている。なお、アームホルダー4の上腕
部には、上述した爪状のアーム保持部4bが設けられて
いる。
【0037】上述のように、耐久性、回動安定性のため
に凸状軸受部4aに設けたザグリ穴4a2を利用して、
凸状軸受部4aの外側面からザグリ穴4a2に切り込み
を入れるようにして、可撓性のある係止片4a4が容易
に設けられる。したがって、耐久性、回動安定性が向上
すると共に、従来のようなインサート成形も不要にな
り、製造コストの削減の効果も付加される。また、基底
部4cには、磁石5aの底面に形成された溝部5fに対
応する突起部4d1が設けられているので、取り付け時
には磁石5aの取りつけ面の間違いを防止し、取りつけ
後には磁石5aが凸状軸受部4aの周りに回転するのを
防止する。これにより、更に検出精度の高い液面レベル
センサが得られるようになる。
【0038】なお、図4(A)及び(B)に示すよう
に、凸状軸受部4aに取りつけられた磁石5aは、その
内側面部が凸状軸受部4aの複数のリブ4a3に接触し
ている。このリブ4a3は、軸受部4aの外側面から磁
石5aの内側面に接触する高さで、凸状軸受部4aの高
さ方向に平行に直線的に延設されている。このリブ4a
3は、リング状の磁石5aの内側面部に接触して、磁石
5aをガタツキなく固定する。特に、このリブ4a3
は、磁石5aを均等に凸状軸受部4aに固定するため
に、凸状軸受部4aの外周に90度づつずれるようにし
て4本設けられている。これにより、磁石5aが凸状軸
受部4aに安定的に固定され、検出精度が向上する。
【0039】また、図5(A)に示すように、磁石5a
が凸状軸受部4aに完全に嵌合されていれば、ザグリ穴
4a2の直径Xは軸受延長部2a2の直径Yよりも大き
いので、これらは回転可能に嵌合できる。すなわち、ア
ームホルダー4はフレーム2に組み付けられる。これに
対して、磁石5aの凸状軸受部4aへの取りつけが不完
全な場合、各係止片4a4が内側に折れ曲がったままに
なるので、ザグリ穴4a2の直径X1は軸受延長部2a
2の直径Yよりも小さくなり、軸受延長部2a2がザグ
リ穴4a2に嵌合できない。つまりは、アームホルダー
4をフレーム2に組み付けることができない。これによ
り、磁石5aが半嵌合したままの状態で出荷されるのを
防止できるようになる。
【0040】以上説明したように、本実施形態の液面レ
ベルセンサによれば、ザグリ穴4a2とこれに対応する
軸受延長部2a2により、液面レベルセンサの厚さを延
長することなく、軸受長のみを延長させることができ
る。また、このザグリ穴4a2を利用して、磁石5aを
固定する係止片4a4を設け、従来のようなインサート
成形も不要にする。更に、磁石5aが半嵌合したままの
状態で出荷されるのを防止する。これらの結果、低コス
ト化、小型化、高品質化、及び耐久性向上を達成した液
面レベルセンサが提供される。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、アームホルダー4側の凸状軸受部4aにザ
グリ穴4a2を設け、フレーム2側の凹状軸受部2aに
はザグリ穴4a2に回動可能に嵌合する円筒状の軸受延
長部2a2を設けることにより、液面レベルセンサの厚
さを延長することなく、軸受長を延長させることができ
る。この結果、耐久性、回動安定性が向上する。軸受長
を従来と同様にするならば、液面レベルセンサの厚さを
大幅に薄くすることができる。つまり、小型化が可能に
なる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、耐久性、回
動安定性のために凸状軸受部4aに設けたザグリ穴4a
2を利用して、磁石5aを固定する係止片4a4が設け
られる。この結果、耐久性、回動安定性が向上すると共
に、従来のようなインサート成形も不要になり、製造コ
ストの削減の効果も付加される。更に、磁石5aの嵌合
が不完全な場合、図5(A)で示すように、アームホル
ダー4をフレーム2に組み付けることができなくなるの
で、磁石5aが半嵌合したままの状態で出荷されるのを
防止できるようになる。
【0043】請求項3記載の発明によれば、凸状軸受部
4aの外側面には、磁石5aの内側面に当接してガタツ
キを防止するリブ4a3が延設されているので、磁石5
aが凸状軸受部4aに安定的に固定され、検出精度も向
上するという効果も、上述の効果に付加される。
【0044】請求項4記載の発明によれば、磁石5aが
取りつけられる凸状軸受部4aの基底部4cには、磁石
5aの底面に形成された溝部5fに対応する突起部4d
1が設けられているので、磁石5aの取りつけ面の間違
いを防止し、取りつけ後には磁石5aが凸状軸受部4a
の周りに回転するのを防止する。これにより、更に検出
精度の高い液面レベルセンサが得られるようになる。
【0045】請求項5記載の発明によれば、凸状軸受部
4aの外側面を利用して磁石5aを固定する係止片4a
4を設けることにより、耐久性、回動安定性が向上する
と共に、従来のようなインサート成形も不要になり、製
造コストも削減される。更に、磁石5aの嵌合が不完全
な場合、図5(A)で示すように、アームホルダー4を
フレーム2に組み付けることができなくなるので、磁石
5aが半嵌合したままの状態で出荷されるのを防止でき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液面レベルセンサの実施形態を示す断
面図である。
【図2】図1の液面レベルセンサの分割した状態を示す
断面図である。
【図3】図3(A)は磁石が取り付けられた状態のアー
ムホルダーを示す斜視図である。図3(B)は図3
(A)の分解斜視図である。
【図4】図4(A)は磁石が取り付けられた状態のアー
ムホルダーの平面図である。図4(B)は図4(A)の
Z部拡大図である。
【図5】図5(A)は磁石5aの嵌合が完全である状態
を示す説明図である。図5(B)は磁石5aの嵌合が不
完全である状態を示す説明図である。
【図6】この種の液面レベルセンサの一例を示す平面図
である。
【図7】図6に示す液面レベルセンサのAA線断面図で
ある。
【符号の説明】
1 液面レベルセンサ 2 フレーム 2a 凹状軸受部 2a1 回転軸穴 2a2 軸受延長部 3 フロートアーム 4 アームホルダー 4a 凸状軸受部 4a1 回転軸穴 4a2 ザグリ穴 4b アーム保持部 5a 磁石 6 フロート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に被測定液体に対して浮力を有す
    るフロートが一端に取り付けられた棒状のフロートアー
    ムと、 前記フロートアームの回動に基づき前記被測定液体の液
    面レベルを検出するための電気回路を搭載するフレーム
    と、 前記フロートアームを保持すると共に、前記フレームに
    組み付けられて、前記フロートアームを回動させるアー
    ムホルダーと、 前記フレーム及びアームホルダーにそれぞれ設けられ
    て、互いに回動可能に嵌合する円筒状の凹状軸受部及び
    凸状軸受部と、 前記凸状軸受部に設けられた円筒状の内壁面を有するザ
    グリ穴と、 前記ザグリ穴に回動可能に嵌合する円筒状の軸受延長部
    と、 前記軸受延長部及び前記ザグリ穴にそれぞれ設けられ
    た、前記フロートアームの他端部が挿通される軸穴とを
    有し、 回転可能に嵌合した前記軸受延長部及び前記ザグリ穴の
    それぞれの軸穴に前記フロートアームの他端が挿通さ
    れ、このフロートアームが前記アームホルダーに保持さ
    れていることを特徴とする液面レベルセンサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液面レベルセンサにおい
    て、 前記凸状軸受部には、その外側面から前記ザグリ穴に至
    る切り込みによって形成された可撓性のある一対の係止
    片が設けられ、 前記凸状軸受部の外側面には、前記一対の係止片によっ
    て係止された前記液面レベルの検出に利用されるリング
    状の磁石が周設されていることを特徴とする液面レベル
    センサ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の液面レベルセンサにおい
    て、 前記凸状軸受部の外側面には、前記磁石の内側面に当接
    してガタツキを防止するリブが延設されていることを特
    徴とする液面レベルセンサ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の液面レベルセンサにおい
    て、 前記磁石の一方の底面には、内から外に向かう直線的な
    溝部が形成されており、 前記凸状軸受部の基底となるアームホルダーの円板状の
    基底部には、前記溝部に対応する、前記凸状軸受部の外
    側面から外に向かう直線的な突起部が延設されているこ
    とを特徴とする液面レベルセンサ。
  5. 【請求項5】 先端部に被測定液体に対して浮力を有す
    るフロートが一端に取り付けられた棒状のフロートアー
    ムと、 前記フロートアームの回動に基づき前記被測定液体の液
    面レベルを検出するための電気回路を搭載するフレーム
    と、 前記フロートアームを保持すると共に、前記フレームに
    組み付けられて、前記フロートアームを回動させるアー
    ムホルダーと、 前記フレーム及びアームホルダーにそれぞれ設けられ
    て、互いに回動可能に嵌合する円筒状の凹状軸受部及び
    凸状軸受部と、 前記凸状軸受部の外側面を利用して形成された、上方に
    直線的に延びる可撓性のある一対の係止片と、 前記一対の係止片によって係止された前記液面レベルの
    検出に利用されるリング状の磁石と、 前記凹状軸受部及び凸状軸受部の中心部にそれぞれ設け
    られた、前記フロートアームの他端部が挿通される軸穴
    とを有し、 回転可能に嵌合した前記凹状軸受部及び凸状軸受部のそ
    れぞれの軸穴に前記フロートアームの他端が挿通され、
    このフロートアームが前記アームホルダーに保持されて
    いることを特徴とする液面レベルセンサ。
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