JP2002543880A - オストミー位置決め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 可能なストーマの位置を画定しマーキングするオストミー位置決め装置であって、ストーマ擬態第一要素と、オストミー装置の接着ウェーハを擬態する第二要素と、任意選択的に分離可能な収集バッグとを備えた装置を提供する。前記オストミー位置決め装置は、近位側において患者の腹部皮膚に取り外しできるように接着するための接着表面を有し、ストーマと収集システムとの配置と物理的形状を擬態し、ストーマの最適位置をマーキングする再位置決め可能で再利用可能なシステムとを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 発明の背景 発明の分野 本発明は、手術前にストーマ等の人工の腸又は尿道の開口部の最適位置を位置
決め及びマーキングする装置に関する。

【０００２】 多くの胃腸系の疾患に対する手術に関連して、多くの場合、結腸、回腸又は尿
道が外科的に開口され、患者は腹部にストーマが残されたままとなっていた。こ
のような人工の腸の開口又はフィステルは、意識的にコントロールできず、従っ
て必然的に自制できない状態となり、結腸、回腸、尿道を通過して運搬された身
体からの排出液や***物が、人工の穴又は開口を通して放出され、ストーマに適
合される入口を有する接着ウェーハ又はプレートを用いて、皮膚に通常接着され
る収集バッグに収集される。このような器具は通常ツーピース又はワンピース式
である。両タイプの器具はともに身体側部用部材が使用者の腹部に取り付けられ
、ツーピース式器具の場合には、任意選択として受容部材又はバッグがオストミ
ーのからの滲出物を受容するために身体側のオストミー部材に取付けられる。

【０００３】 この種の手術後の患者の容態の良否は、ストーマの配置に大きく影響され、ス
トーマの配置は、患者の腹部の皮膚等に自然にあるしわを考慮して、生理的な基
準により決定される制限内で変更可能である。

【０００４】 関連技術の説明 ストーマを配置する位置の画定は、通常、座姿勢、立姿勢、屈姿勢等の異なる
姿勢の患者を観察し、安全領域を見出し、永久マーキングインク等を用いて患者
の皮膚にストーマを配置する位置をマーキングすることにより、本分野の経験を
持った看護婦の手で手術前に実行される。

【０００５】 しかし、この方法は、患者の好む服装やベルトの位置等をある程度考慮するだ
けでなされるものであり、患者は、ストーマの配置の結果を評価する機会がほと
んど与えられず、この段階では患者は理論的レベルで状況を見守るだけである。

【０００６】 従って、ストーマの異なる位置決めの結果を看護婦と患者とに明白に示し且つ
不快感を最も与えない位置決めを選択させる装置を提供することが望ましい。

【０００７】 本発明は、選択位置にストーマを擬態可能な装置を提供することを目的とし、
また、通常の服装をした患者と看護婦とにストーマの異なる位置を詳細に検証さ
せ、それぞれの位置の評価し、これにより最適な位置決めと術後の患者の容態と
を保証させることができるような接着剤と収集装置とを表す。

【０００８】 接着ウェーハとオストミー患者による使用を目的とした収集ユニットとを用い
てこの擬態を実行することが明白に判ってきた。

【０００９】 しかしながら、これらの製品は、この目的に通常使用される接着物が一定時間
以上患者の皮膚に固く接着するように形成され、これにより再位置決めされるよ
うに取外された際に患者により受け入れられた試験の数を制限する本質的要因と
なる好ましくない痛みを伴うので、再位置決めに適していない。また、このよう
な製品の接着力は、再位置決めするための第一回目の取外し後に、急激に劣化し
、これにより必要なウェーハの数の増加とそれによる完全な検査のコストの増加
を招くであろう。

【００１０】 また、上記知られている手術用準備の方針の欠点は、ストーマと収集システム
との配置と物理的形状とを擬態し、ストーマの最適位置をマーキングするための
、迅速な再位置決めと再利用が可能なシステムを提供することにより解決される
であろうことが判ってきた。

【００１１】 発明の概要 本発明は、可能なストーマの画定とマーキングとを行うためのオストミー位置
決め装置に関する。 オストミー位置決め装置は、ストーマ擬態第一要素とオストミー器具の接着ウ
ェーハを擬態する第二要素と任意別々に分離可能な収集バッグとを備え、近位表
面において繰り返しオストミー患者の腹部の皮膚に接着し取外しすることに適し
た接着物を有する。

【００１２】 さらに本発明は、接着ディスクの近位側とだけ連絡する中央に配置された穴又
は空洞を有するオストミー位置決め装置に関する。空洞は、マーキングインクを
含み、皮膚に不測のマーキングがなされることを回避するようにバルブを備え、
該インクは、別々に装着可能な容器内に閉じ込められ、空洞の近位側はフェルト
状のプリントパッドを備える、又は空洞は移動可能なマーキングラベルを含むこ
とができる。

【００１３】 さらに本発明は、マーキングペンを中心出しし案内することに適した直径を有
する中央に配置された貫通ボアを有するオストミー位置決め装置に関する。

【００１４】 発明の詳細な説明 本発明は、ストーマ擬態第一要素と、オストミー器具の接着ウェーハを擬態す
る第二要素と、任意別々に分離可能な収集バッグとを備える、可能なストーマの
位置を確定しマーキングするためのオストミー位置決め装置であって、前記オス
トミー位置決め装置は、オストミー患者の腹部皮膚に接着するために近位側にお
いて接着表面を有する、第一の形態に関する。 別々に分離可能な収集バッグを備えるときにオストミー位置決め装置は本質的
に知られた収集バッグのための適当な結合システムを備える。

【００１５】 好ましい実施形態では、オストミー位置決め装置は、別個の第一及び第二要素
備え、前記第一要素は、前記第二要素の中央に配置された穴を介してユーザの皮
膚と直接接触して配置され、第一及び第二要素は、別々に取外し可能である。

【００１６】 さらに好ましい実施形値では、前記接着物は、繰り返し患者の皮膚に接着し皮
膚から除去されることに適している。

【００１７】 また、さらに好ましい実施形態では、ストーマのとって最良の位置を確定する
ために繰り返し装置の最位置決めを行うことに通常関連した不具合を解決するた
めに、接着物は、大きな粘着性と良好な接着強度と例外的に温度上昇の際のクリ
ープに対して耐久性とを有する米国特許第３，９８３，２９８号に記載されたタ
イプの接着物等のシリコーンゴムに基づく圧力感知接着物から製造される。

【００１８】 接着剤とウェーハとの間の適当な接着剤を見つける困難さを解決するために、
完全なマーキング装置は、通常オストミーに使用目的の接着ウェーハを擬態する
ために堅さと弾力性とのバランスを保たれたシリコーンゴムから製造される。こ
の実施形態では、オストミー位置決め装置の遠位表面は、装置を衣服等にはり付
かないように非粘着性ポリマーフィルムで覆われても良い。

【００１９】 １つの実施形態では、ストーマに適した位置が見つけられた際に、マーキング
ペンに適した直径を有する中央に配置された穴を通って位置をマーキングするこ
とができる。

【００２０】 他の実施形態は、接着ウェーハの近位側とだけに連絡する空洞を有するマーキ
ング装置を含んでいる。 さらに他の実施形態では、空洞は移動可能なマーキングラベルを担持しても良
い。 さらに、好ましい実施形態では、空洞はマーキングインクを含んでいる。この
実施形態では、位置はオストミー位置決め装置の中央部分を押しつぶすことによ
りマーキングされ、これにより少量のマーキングインクが患者の皮膚に押出され
る。より好ましい実施形態では、空洞はバルブを備え、好ましくは第一要素の両
側を押すことによってのみ作動されることができる。

【００２１】 好ましい実施形態では、マーキングインクは皮膚の永久マーキングに適してお
り、防水性と耐デスインフェクション性（resistant of desinfectant）とを有
する。

【００２２】 好ましくないマーキングを回避するために、第一要素の中央部分は装置の近位
表面から一定距離後退され、空洞を囲むシリコーン材料は、外力が３ニュートン
以上のときにのみ皮膚に空洞の中央部分を接触させるように十分な堅さを有する
。

【００２３】 装置を簡便に取扱うためにインクはフェルト状のプリントパッドに制限しても
良い。

【００２４】 他の実施形態では、空洞は、好ましい実施形態では前記第一要素の両側を同時
に押圧したときにのみ作動可能である、バルブを備えても良い。

【００２５】 さらに、空洞は、シールを有する別々に装着可能なインク容器を備えても良い
。

【００２６】 シールの制動を制御するために、前記シールは、制動イニシエーションとして
付与される十字又は星形状のくぼみを備えても良く、不測のインク漏れを回避す
るために前記シールの近位側はフェルト状のプリントパッドを備えても良い。

【００２７】 シールを制動するためには、インク容器の遠位部分は、内部に装着された尖っ
た部分を備え、前記遠位部分は、空洞の中央部分を皮膚に接触させるために必要
な力よりも大きくない力により装置内に装着されたときに、折り畳むことができ
る。

【００２８】 フェルト状のプリントパッドを備える実施形態では、パッドは、装置の外部に
延びるローブを有する保護カバーストリップで覆われることができ、その結果、
マーキングが所望されたときに、ストリップは所望の位置から位置決め装置を移
動させることなしに取外し可能である。

【００２９】 好ましい実施の形態の説明 以下、添付図面を参照しつつ説明する。

【００３０】 図１は、第一ストーマの擬態要素（２）とオストミー器具の接着ウェーハを擬
態する第二要素（３）とを用いてストーマの可能位置を画定し且つマーキングす
るためのオストミー位置決め装置（１）の斜視図である。

【００３１】 図２は、第二要素（３）が皮膚に接触するようにされた第一要素（２）の部分
（５）よりも大きな直径を有する中心に配置された穴（４）を有する可能ストー
マの位置を画定し且つマーキングするためのオストミー位置決め装置の断面図で
あり、第一要素（２）はユーザの皮膚に直接接触するように配置されることがで
き、第一要素（２）と第二要素（３）とが別々に取外し可能である。

【００３２】 図３は、第一要素（２）が、オストミー位置決め装置の近位側（７）のみと連
絡する中心に配置された空洞（６）を備え、前記空洞がマーキングインクを含む
装置を示している。

【００３３】 図４は、前記空洞（６）が、本装置の近位側（７）の開口を封止するバルブ軸
（８）と空洞壁のケージ状の補強材（９）とを備える第一要素（２）を示してい
る。バルブ軸（８）とケージ状の補強材（９）のリブとは、第一要素（２）の周
囲シリコーン材料よりも著しく大きな弾性係数を有する適当なプラスティック材
料で製造される。この形状により、第一要素（２）は一方向の力が働いた際にバ
ルブ軸（８）を持ち上げることなく曲げることができ、バルブは前記第一要素の
両側を同時に押圧する際にのみ作動可能である。

【００３４】 図５は、第一要素の両側を同時に押圧し、リブ（９）をまっすぐにし、これに
より本装置の近位側の開口（１０）からバルブ軸（８）を持ち上げる力（１１）
により駆動された際の図４の装置を示している。

【００３５】 図６は、マーキングインクがインサート（１３）のフェルト状のプリントパッ
ド（１２）に閉じ込められた本装置の第一要素（２）を示している。不測のマー
キングを回避するために、フェルト状のプリントパッド（１２）の近位表面は、
装置の外部又は第一要素（２）の外部に延びているローブ又は耳部（１５）を有
する保護カバーストリップ（１４）で覆われ、その結果いずれの器具においても
、マーキングが所望されるときにストリップは皮膚上の所望の位置から位置決め
装置を移動させることなく取外し可能である。さらに不測のマーキングを回避す
るために、空洞の近位領域を囲むシリコーン材料（１６）は、第一要素（２）の
頂部上を押圧する力が例えば３ニュートン以上であるときだけに空洞とプリント
パッドとの中央部分とを皮膚と接触させるように十分な堅さを有する。

【００３６】 図７は、マーキングインクが、インクを備えた個々の容器（１７）に含まれる
装置の第一要素（２）を示しており、該容器は別途交換可能である。近位側にお
いて、インク容器は、シールが制動イニシエータとして付与される十字又は星形
状のくぼみ（imoression）を有するシール（１８）を備える（図示せず）。イン
ク容器（１７）は、シールを制動する内部に尖った部分（１９）を有する。図示
された実施形態では、容器（１７）は、フェルト状のプリントパッド（２１）を
備え、且つ位置決め装置に装着されたときには、空洞の中央部分を皮膚に接触さ
せるために必要な力よりも小さな力を第一要素の頂部に作用させる際にインク容
器が折り畳み可能であるように変形可能な側部壁（２０）で形成される。

【００３７】 図８は、第一要素（２）が移動可能なマーキングラベル（２２）を含む空洞（
６）を備える本発明の装置の実施形態を示している。

【００３８】 図９は、第一要素（２）が第一要素（２）の貫通ボアの形状をなした穴又は空
洞（６）を備える実施形態を示しており、前記穴又は空洞（６）は、マーキング
ぺン（２３）を中心に案内するために適切な直径を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】 可能なソトーマの位置を画定し且つマーキングするためのオストミー位置決め
装置の斜視図である。

【図２】 第一要素が第二要素の中央に配置された穴を介してユーザの皮膚に直接接触し
て配置可能であり、第一及び第二要素が別々に取外し可能である、可能なストー
マの位置を画定し且つマーキングするためのオストミー位置決め装置の直径に沿
った断面図である。

【図３】 第一要素が接着ディスクの近位側とだけに連絡する空洞を備える装置を示して
おり、前記空洞はマーキングインクを含んでいる。

【図４】 ベル部軸と空洞壁のケージ状の補強材とを備えた本装置の第一要素を示してい
る。

【図５】 第一要素の両側に同時に押圧することにより作動されたときの図４の装置を示
している。

【図６】 マーキングインクがフェルト状のプリントパッドに閉じ込められた本装置の第
一要素を示している。

【図７】 鋳造され又は別々に交換可能な、マーキングインクが個々の容器に含められた
本装置の第一要素を示している。

【図８】 第一要素が移動可能なマーキングラベルを含む空洞を備える本装置を示してい
る。

【図９】 第一要素がマーキングペンを案内するための穴を備える実施形態を示している
。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ )，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ， ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ， ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，Ｃ Ｎ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ， ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，Ｋ Ｐ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ， ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，Ｓ Ｇ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ (72)発明者 オルセン，ハンス デンマーク国，デーコー−2970 ホエルシ ョルム，ウッセロエド コンゲバイ 85 ベー Ｆターム(参考） 4C098 AA09 CC31 CC36 CC40

Claims (24)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 可能なストーマの位置を画定し且つマーキングするためのオ
   ストミー位置決め装置であって、 オストミー擬態第一要素とオストミー器具の接着ウェーハを擬態する第二要素
   と任意別々に分離可能な収集バッグとを備え、 さらに、近位側において患者の腹部の皮膚に取外しできるように接着させるた
   めの接着表面を有する、オストミー位置決め装置。
2. 【請求項２】 前記第二要素は、皮膚を接触させるようにされた前記第一要
   素の部分よりも大きな直径を有する中央に配置された穴を有し、前記第一要素は
   、ユーザの皮膚に直接接触して配置可能であり、前記第一及び第二要素は、別々
   に取外し可能であることを特徴とする請求項１に記載のオストミー位置決め装置
   。
3. 【請求項３】 前記接着表面は、繰り返し皮膚に接着し皮膚から除去できる
   ことに適した請求項１又は２のいずれか１項に記載のオストミー位置決め装置。
4. 【請求項４】 前記接着表面は、永久粘着性シリコーン接着剤から製造され
   る請求項３に記載のオストミー位置決め装置。
5. 【請求項５】 前記第一及び第二要素は、永久粘着性シリコーンゴム材料か
   ら製造される請求項１又は２のいずれか１項に記載のオストミー位置決め装置。
6. 【請求項６】 前記第一及び第二要素の遠位表面は、非粘着性ポリマーフィ
   ルムで覆われる請求項５に記載のオストミー位置決め装置。
7. 【請求項７】 前記装置は、中央に配置された穴又は空洞を備えることを特
   徴とする請求項４又は６のいずれか１項に記載のオストミー位置決め装置。
8. 【請求項８】 前記穴又は空洞は、前記オストミー位置決め装置の近位側で
   のみ連絡することを特徴とする請求項７に記載のオストミー位置決め装置。
9. 【請求項９】 前記空洞は、マーキングインクを含んでいることを特徴とす
   る請求項８に記載のオストミー位置決め装置。
10. 【請求項１０】 前記マーキングインクは、皮膚の永久マーキングに適し、
    防水性と皮膚の耐デスインフェクション性とを有することを特徴とする請求項９
    に記載のオストミー位置決め装置。
11. 【請求項１１】 前記インクは、フェルト状のプリントパッドに閉じ込めら
    れることを特徴とする請求項９又は１０のいずれか１項に記載のオストミー位置
    決め装置。
12. 【請求項１２】 前記空洞は、バルブを備えることを特徴とする請求項９又
    は１０のいずれか１項に記載のオストミー位置決め装置。
13. 【請求項１３】 前記バルブは、前記第一要素の両側が同時に押圧されたと
    きだけに機能することを特徴とする請求項１２に記載のオストミー位置決め装置
    。
14. 【請求項１４】 前記空洞は、別々に装着可能なインク容器を備える請求項
    ９又は１０のいずれか１項に記載のオストミー位置決め装置。
15. 【請求項１５】 前記インク容器は、前記近位側にシールを備えることを特
    徴とする請求項１４に記載のオストミー位置決め装置。
16. 【請求項１６】 前記シールは、制動イニシエータとして付与される十字又
    は星形状のくぼみを備える請求項１５に記載のオストミー位置決め装置。
17. 【請求項１７】 前記インク容器は、前記シールを制動するための内部に装
    着された尖った部分を備えることを特徴とする請求項１５又は１６のいずれか１
    項に記載のオストミー位置決め装置。
18. 【請求項１８】 前記オストミー位置決め装置に装着されたときに前記イン
    ク容器は、前記空洞の中央部分を皮膚に接触させるために必要な力よりも大きく
    ない前記第一要素の頂部に働く力により、折り畳むことができることを特徴とす
    る請求項１７に記載のオストミー位置決め装置。
19. 【請求項１９】 前記シールの近位側上の前記インク容器は、フェルト状の
    プリントパッドを備えることを特徴とする請求項１５又は１６のいずれか１項に
    記載のオストミー位置決め装置。
20. 【請求項２０】 前記プリントパッドは、前記オストミー位置決め装置の外
    部に延びているローブ又は耳部分を有する保護カバーストリップで覆われ、マー
    キングが所望されるときには前記保護カバーストリップが前記所望の位置から前
    記位置決め装置を移動させることなしに除去可能であることを特徴とする請求項
    １１又は１９のいずれか１項に記載のオストミー位置決め装置。
21. 【請求項２１】 前記空洞は、移動可能なマーキングラベルを含むことを特
    徴とする請求項８に記載のオストミー位置決め装置。
22. 【請求項２２】 前記空洞の近位領域を囲むシリコーン材料は、前記第一要
    素の頂部に押圧する力が３ニュートンよりも大きいときにだけ、前記空洞と前記
    プリントパッドとの中央部分を皮膚に接触させるように十分に堅いことを特徴と
    する請求項１１、１９、２０又は２１のいずれか１項に記載のオストミー位置決
    め装置。
23. 【請求項２３】 前記穴又は空洞は、ディスクの貫通ボアである請求項７に
    記載のオストミー位置決め装置。
24. 【請求項２４】 前記穴又は空洞は、マーキングペンを中心出しし且つ案内
    するために適した直径を有する請求項２３に記載のオストミー位置決め装置。