JP2002542123A - クリームおよび脱臭剤ディスペンサ - Google Patents

クリームおよび脱臭剤ディスペンサ

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JP2002542123A
JP2002542123A JP2000613301A JP2000613301A JP2002542123A JP 2002542123 A JP2002542123 A JP 2002542123A JP 2000613301 A JP2000613301 A JP 2000613301A JP 2000613301 A JP2000613301 A JP 2000613301A JP 2002542123 A JP2002542123 A JP 2002542123A
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ウルリケ・ホルタウス
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/02Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement
    • A45D40/04Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement effected by a screw

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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、表面を擦りつけることにより塗布されるクリームまたは他の物質のためのディスペンサ型装置(1)に関し、この装置は、供給開口部(10)を含み、練薬を保持し、格納するためのチャンバ(5)と、チャンバ(5)内に長手方向の軸方向に回転可能に配置されたスピンドル(15)と、スピンドル(15)に沿ってチャンバ(5)内を移動できるプランジャ(18)と、回転可能にスピンドル(15)に固定され、チャンバ(5)の外側に配置された歯車(16)と、ディスペンサ装置(1)に配置され、一体成形されたプッシァ部材(23)を含む少なくとも1つの操作ボタン(4)とを有する。この少なくとも1つの操作ボタン(4)とプッシァ部材(23)は、歯車(16)に対して静止位置から終端位置へ移動し、さらに操作ボタンを静止位置から終端位置へ操作するとき、その反対方向に移動できるように配置され、プッシァ部材(23)は、歯車(16)の歯(26)と係合し、これを回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、クリーム状の練薬(物質)、または表面をすりのばすことにより剥
ぎ取られる練薬のためのディスペンサ装置に関し、このディスペンサ装置は、供
給開口部を含み、練薬を受容し、格納するためのチャンバと、チャンバ内に長手
方向の軸方向に回転可能に配置されたスピンドルと、スピンドルに沿ってチャン
バ内を移動できるピストンと、回転可能にスピンドルに連結され、チャンバの外
側に配置された歯車と、ディスペンサ装置に配置され、一体成形されたプッシァ
部材を含む少なくとも1つの操作ボタンとを有し、この少なくとも1つの操作ボ
タンとプッシァ部材は、歯車に対して静止位置から終端位置へ移動し、さらに操
作ボタンを静止位置から終端位置へ操作することにより、その反対方向に移動で
きるように配置され、プッシァ部材は、歯車の歯と係合し、これを回転させ、デ
ィスペンサ装置は少なくとも1つのプッシャ偏向板を有し、少なくとも1つのプ
ッシァ部材は、終端位置に到達する前に、このプッシャ偏向板に当接し、プッシ
ャ偏向板は、歯車との係合を解除するようにプッシァ部材を偏向させる。
【0002】 ユーザがこの種のディスペンサ装置を手に持ってボタン操作すると、このボタ
ン操作によりスピンドルが回転し、ディスペンサ装置から製品が供給されるが、
このディスペンサ装置は、クリームまたは消臭スティックを供給するために用い
られる。
【0003】 こうしたカテゴリのディスペンサ装置が米国特許第5,839,622号に開
示されている。このディスペンサ装置は、ピストンを並進移動させるためのスピ
ンドルに連結され、外周表面上に複数の歯を有する歯車を備えている。操作ボタ
ンのプッシャ部材は、静止配置位置から終端位置に内側向きの前方方向へ移動す
るとき、操作ボタンのプッシャ部材は、これらの歯と係合し、歯車を限定的に回
転させる。終端位置において、プッシャ部材は、歯車表面と係合したままである
。加えて、歯車は、下側前方端面に別の複数の歯を有し、この歯は、既知のディ
スペンサ装置のベース領域にある部材における傾斜した歯に対応するように形成
されており、歯車が回転すると、互いに支持し合う傾斜表面上をスライドする。
ベース側面に配置された部材の傾斜表面の最高点に達した後、ばねの圧力により
、歯車は、次の傾斜した歯状部材に飛び移る。ユーザが操作ボタンを離すことに
より、静止位置に戻り、プッシャ部材は、歯車との係合から離脱する。傾斜した
歯の突起端部に手動で接触させることにより、操作ボタンのプッシャ部材が与え
る回転方向とは逆方向の歯車の回転を防止する。
【0004】 既知のディスペンサ装置において、歯車のスピンドルの回転方向に逆らって、
ピストンは帰還移動することができない。すなわち、操作ボタンのプッシャ部材
が歯車と係合しているので、操作ボタンを解除した場合だけでなく、歯車の複数
の歯が前方端部側面において各対応部品と係合した状態で静止するため、操作ボ
タンが静止配置位置に配置された場合も同様に、ピストンは帰還移動できない。
【0005】 これに対して、本発明は、プッシャが駆動するスピンドルの回転方向に逆らっ
て、ピストンを帰還方向に移動させるための解決手段を提供することを目的とす
る。
【0006】 この序論で説明した種類のディスペンサ装置において、少なくとも1つのプッ
シャ部材が終端位置に達する前に接触し、プッシャ部材を歯車との係合から解放
する少なくとも1つのプッシャ偏向板を有するディスペンサ装置を用いて、この
目的が実現される。
【0007】 この装置の内側方向に前方方向へ移動するプッシャ部材は、特定の角度だけ歯
車を回転させた後、歯車の係合位置から逸脱するように、プッシャ偏向板により
持ち上げられる。これは、操作ボタンが終端位置に押圧された位置において、ピ
ストンが戻るように変位し、プッシャが駆動する回転方向に逆らって、スピンド
ルと歯車を回転させることができる。こうして、例えば、消臭スティックの場合
、ディスペンサ装置の供給開口部を超えて突出する任意の練薬をディスペンサ装
置内に押し戻すことができる。
【0008】 まず、プッシャ部材を歯車にしっかりと係合させ、ただし、終端位置に達する
前に持ち上げ可能とするために、本発明は、好適な改良において、プッシャ部材
が、波状本体部の複数の歯と対向する一体成形された鼻部と、鼻部と離間し、こ
れに対向する方向に向いた偏向ウェブとを有する、ウェブ状またはロッド状のベ
ース本体部からなることを提案する。
【0009】 操作ボタンとプッシァ部材が、弾性的に配置され、そして/または固有に弾性
力を有するように構成されるため、操作ボタンとプッシァ部材が、終端位置から
静止位置へ戻るように自動的に移動する場合、操作ボタンを操作することは好適
である。操作ボタンとプッシァ部材が、終端位置から静止位置へ戻るように自動
的に移動するように、固有に弾性力を有するように構成される場合、特に好適で
ある。これにより、復元ばねを必要としないので、ディスペンサ装置の製造コス
トを下げる。
【0010】 さらなる改良において、本発明は、歯車の複数の歯の歯端がスピンドルの長手
方向軸と平行な方向に向き、プッシァ部材が歯車を接線方向に走査するか、ある
いは歯車の複数の歯の歯端がスピンドルの長手方向軸と垂直な方向に向き、プッ
シァ部材が歯車を半径方向に走査するか、択一的に提案する。
【0011】 本発明の改良点によれば、プッシァ部材を含む、対向して配置される2つの操
作ボタンがディスペンサ装置に配置され、操作ボタンを操作すると、対向して配
置された領域において歯車と実質的に同時に係合して移動する場合、ディスペン
サ装置の人間工学的な処置に関して好適である。
【0012】 好適に、しかも本発明が提案するように、この実施形態において、プッシャ偏
向板がプッシァ部材と協働する。
【0013】 プッシャが駆動するスピンドルの回転方向に逆らって、ピストンの帰還圧力を
支援するために、スピンドル(15)が傾斜が45°のねじ山を有する場合、好
適である。
【0014】 ユーザが意図する場合だけ、ピストンを押し戻し、これに付随するスピンドル
と歯車が、プッシャが駆動する回転方向に逆らった回転方向に回転できるように
、本発明は、最後に、歯車がボタン操作方向とは反対の戻る方向に回転するのを
防止するように、操作ボタンの静止位置にある各プッシァ部材の鼻部が、歯車と
係合することを提案する。これにより、操作ボタンまたは複数の操作ボタンが終
端位置に押しこまれた状態にあるときだけ、ピストンを押し戻すことができる。
【0015】 本発明は、図面を参照して、より詳細に、かつ例示的に説明される。
【0016】 図1および図2で全体を示すディスペンサ装置は、上端部において着脱可能な
カバー3を含む外側ケース2を有する。カバー3および外側ケース2の両方は、
断面において卵形の形状を有する。互いに対向する2つの開口部が外側ケース2
の側面に形成され、各操作ボタン4がディスペンサ装置1の内側側面からそれぞ
れの開口部を貫通している。開口部を貫通する操作ボタン4の表面は同じ高さま
で延び、その外形形状は外側ケース2の外側表面に隣接して連続している。
【0017】 図3および図4から明らかなように、チャンバ5は外側ケース2内に配置され
ている。チャンバ5は側壁6とベース表面7により形成され、側壁6は断面にお
いて卵形の形状を有する。周囲を包囲し、突出するエプロン(保護板)8は、側
面上のベース表面7から離れた上側端部における側部表面6上に形成される。エ
プロン8は、操作ボタン4に向かって配置された複数の端部を有する。このとき
、この端部と側部表面6までの間隔は、長手方向の側面から側部表面6までの間
隔よりも長い。エプロン8は、部分的な切り込みを有する外側ケース2の端部領
域9に係合するため、チャンバ5は外側ケース2の上側端部領域に固定される。
同様に、上側端部に開口部と、下側端部にベース部とを有する外側ケース2内に
チャンバ5が押し込められる。エプロン8は、チャンバ5の供給開口部10を包
囲する。
【0018】 ベース表面9の中央、かつ軸方向に開口部が形成される。この開口部は、第1
の円筒壁11により包囲される。第1の円筒壁11は、間隔をおいて、第2の環
状円筒壁12を包囲する。第1の円筒壁11および第2の円筒壁12は、円形環
状ベース表面13を介して一体に連結されている。第2の円筒壁12は、チャン
バ5のベース表面7とさらに連結されているので、第2の円筒壁12とベース表
面13は、一体となって、ベース表面7にカップ状の凹部を形成する。第1の円
筒壁11の端部領域14は、チャンバ5に対向し、若干内側に傾斜するように形
成され、切り込みにより、この場合4つの独立した領域に分割される。これらの
領域はスピンドル15の受口17を支持し、スピンドル15は、開口部とチャン
バを貫通し、長手方向の軸として、回転できるようにチャンバ5内に配置される
。歯車16は、スピンドル15と回転可能に連結固定されるように、すなわち、
この場合、スピンドル15と一体に成形されて、チャンバ5から離れた側面上の
スピンドル15に配置される。受口17の領域とチャンバ5に対向する歯車16
の表面は離間し、そのため、スピンドルが長手方向に軸移動しないように、端部
領域14とチャンバ5の円形環状ベース表面13により固定される。この実施例
では、スピンドル15のねじ山の回転は、45°の傾斜を有する。後に詳述する
ように、ユーザは、外力を加えることにより、練薬またはピストン18をチャン
バ5内に引っ込めるために手動で圧力を加える場合に、ここで開示された脱臭ス
ティック10の実施形態において、45°の傾斜は都合がよい。ただし、スピン
ドル15のねじ山の回転は、例えば20°の傾斜を有していてもよい。
【0019】 ピストン18は、チャンバ5内に配置され、ねじ山付きの中央開口部19を有
する。これにより、ピストン18は、スピンドル15が回転すると、チャンバ5
内を前後に移動させることができる。この実施形態において、ピストンは開口部
20を有する貫通フローピストンであって、液体状態でチャンバ5に導入された
練薬がこの開口部内に入り込み、練薬が冷えて固化した後、ピストンを練薬内に
しっかりと固定することができる。この実施形態は、脱臭スティックとしてディ
スペンサ装置1を製造する上で、脱臭用練薬に適用される場合に、とりわけ好適
である。クリーム状またはゲル状の練薬がチャンバ1内に格納された場合、外側
側面において閉じたピストンは、開口部20を設けることなく、好適に用いられ
る。
【0020】 操作ボタン4は固定ウェブ21を有し、この固定ウェブ(固定桁腹)は、供給
開口部10に向かう方向に配置され、回転軸22の周りを回転できるように、供
給ボタン4を外側ケース2に固定する機能を有する。回転軸は、全体的に梃子と
して構成された操作ボタン4の支点を形成する。梃子の他方側はプッシャ部材2
3により構成され、プッシャ部材23は、各固定ウェブ24を介して各操作ボタ
ン4と接続される。プッシャ部材23は、それぞれ、固定ウェブ24上に形成さ
れたウェブ(桁腹)状またはロッド状のベース本体部25からなる。鼻部27は
、歯車16の個々の歯26の間に係合するように、先端部において歯車16に対
向し、各ベース本体部25上に形成されている。偏向ウェブ28は、各プッシャ
部材23の端部に形成され、好適には、各固定ウェブ24から各鼻部27よりも
さらに離間した位置において、プッシャ部材と一体に構成される。この場合、偏
向ウェブ28は、それぞれ、プッシャ部材の表面から鼻部27の先端部とは反対
の方向に、角度的に広がるように突出している。
【0021】 操作ボタン4、および部材21,23,24,25,27,28,29のすべ
ては、全体的に一体としてプラスチック材料で成形される。図示した操作ボタン
の静止位置において、プッシャ部材23は、歯車16に対して接線方向に支持す
るか、あるいは歯車16から微小間隔を空けて接線方向に配置され、すなわち、
各鼻部27が歯車16の2つの歯26で形成される中間空間内に係合するように
、操作ボタンは、回転軸22において外側ケース2に連結して、構成され、実装
される。
【0022】 加えて、短いガイドウェブ29が固定ウェブ24から延びている。操作ボタン
4を矢印30の方向へ操作すると、ガイドウェブ29が、ベース表面7から突出
するガイド部分31に沿って滑動する。これにより、操作ボタン4を操作すると
、操作ボタン4を静止位置から矢印30の方向へ終端位置まで案内しながら移動
させることができる。
【0023】 2つの対向するプッシャ偏向板32は、歯車16の歯26に平行に延び、第2
の円筒壁12とベース表面7から突出している。各偏向ウェブ28に対向するプ
ッシャ偏向板32の側面は、ベース表面7の幾何学的な第1主軸に対して特定の
角度で配置され、この角度は、プッシャベース本体部25に対する偏向ウェブ2
8の勾配および傾斜に相当する。
【0024】 供給開口部10は、ウェブ状の端部領域を介して、側壁6を密閉するように支
持し、凹んだ(皿状の)カバー領域を有するカバー部材33により閉じられてい
る。カバー部材33は、ウェブ状リッジ34を介して、カバー3の内側を支持す
る。このカバーは、エプロン8を摩擦封止し、外側ケース2に密着して接合する
ように係合することにより、カバー部材33をディスペンサ装置1に固定する。
【0025】 クリーム状またはゲル状の練薬を供給するためにディスペンサ装置1を用いる
場合、図示しないが、カバー部材33は、スロット形状の開口部を有していても
よく、ディスペンサ装置1を操作する際、供給開口部10上にそのまま保持され
る。しかし、この実施形態で図示したように、消臭用スティックとして用いる場
合、カバー3とともに、カバー部材33を供給開口部10または外側ケース2か
ら取り外す必要がある。
【0026】 ディスペンサ装置1は、供給開口部10を介して、カバー部材33をディスペ
ンサ装置1の階上位置に配置した後、硬化する液体の消臭用練薬、あるいはクリ
ーム状またはゲル状の練薬が充填される。
【0027】 応用または利用に際して、ユーザは、矢印30の方向に操作ボタン4を操作す
る。これにより、プッシャ部材23は、同様に、矢印30の方向に移動し、歯車
16の歯26に鼻部27が当接し、偏向ウェブ28がプッシャ偏向板32の傾斜
表面に係合するまで、さらに鼻部27が歯車16の歯26と係合しなくなるよう
に、プッシャ部材23がプッシャ偏向板32において固有の弾性力により偏向す
るまで、歯車を回転させる。操作ボタン4の固定ウェブ24がガイド領域31と
当接し、さらに、矢印30の方向に操作ボタン4が内側方向のピボット回転、ま
たは移動が止まるまで、プッシャ偏向板32における偏向ウェブ28の偏向移動
または逸脱移動は続く。これは、梃子として形成された操作ボタン4の終端位置
である。操作ボタン4を静止位置から終端位置まで移動させて、歯車16を回転
させることにより、回転可能に固定されたスピンドル15は同時に回転し、ピス
トン18は供給開口部10に向かう方向に移動する。このピストンの移動により
、チャンバ5内に配置された練薬は、開口端部を超えて搬出される。
【0028】 ここでユーザが操作ボタンを離すと、これら操作ボタンは、固有の弾性力によ
り、あるいは、回転軸22の周りに形成された固定ウェブ21が外側ケース2の
内側側面を支持し、操作ボタン4が終端位置に移動すると、この移動とは反対方
向の後方トルク、または対応する力が固定ウェブ21により生じるという事実に
より、図示された静止位置に自動的に戻る。ユーザは、ボタンを手で挟んでいる
場合、ユーザが矢印30の方向に力を加えなければ、同様に十分であるので、こ
の目的のために、操作ボタン4を解放する必要はない。静止位置に達すると、ユ
ーザは操作ボタンを新たに操作することができる。ピストンの進行により、ユー
ザが希望するだけの製品の量を供給開口部10から搬出させるまで、あるいは、
消臭用練薬の場合、消臭スティックが供給開口部10の縁を超えて十分に突出す
るまで、ユーザは、この操作を継続して行ってもよい。ユーザがこの突出した練
薬をチャンバ5内に戻すようにガイドしたい場合、固定ウェブ24をガイド領域
31に当接させることにより、操作ボタンが終端位置に達するまで、ユーザは、
操作ボタン4を押して、カバー部材33を消臭用練薬の上に配置し、軽く圧力を
加えてチャンバ5内にこれを押し戻す。スピンドルのねじ山が45°であること
、および終端位置にあるプッシャ部材23が歯車16の歯26と係合していない
という事実により、ピストン18は、チャンバ5内に戻るように移動できる。ピ
ストン18は、スピンドル15および歯車16の後方方向の回転により、チャン
バ5内に戻るように移動できる。
【0029】 図示された実施形態のように、歯車16の歯26の歯端35は、スピンドルの
長手方向軸と平行に配置され、プッシャ部材23は、歯車16を接線方向に走査
する。同様に、歯車16の歯26の歯端35を、ベース表面7に平行な歯車の表
面上のスピンドル軸に対して垂直に配置し、プッシャ部材を半径方向に歯と係合
させることもできる。
【0030】 さらに、操作ボタン4の静止位置において、少なくとも一方の鼻部27が歯端
35を支持し、歯車16が操作ボタン4の移動方向とは逆の方向に回転するのを
防止するように、鼻部27をプッシャ部材23に配置する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明のディスペンサ装置の側面図を示す。
【図2】 図2は、本発明のディスペンサ装置の側面図を示す。
【図3】 図3は、図1のIII−III線から見た断面図あって、スピンドルと
歯車の側面を示す。
【図4】 図4は、図2のIV−IV線から見た断面図あって、同様に、スピン
ドルおよび歯車、さらに操作ボタンの側面を示す。
【図5】 図5は、ディスペンサ装置の部分的な内部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…ディスペンサ装置、4…操作ボタン、5…チャンバ、10…供給開口部、1
5…スピンドル、18…ピストン、16…歯車、23…プッシァ部材、25…ベ
ース本体部、26…歯、27…鼻部、28…偏向ウェブ、30…ボタン操作方向
、32…プッシャ偏向板、35…歯端。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AU,BG,B R,CA,CN,CZ,HU,IL,JP,NO,NZ ,PL,RO,RU,SI,SK,TR,UA,US

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーム状練薬、または表面をすりのばすことにより剥ぎ取
    られる練薬のためのディスペンサ装置(1)であって、 供給開口部(10)を含み、練薬を受容し、格納するためのチャンバ(5)と
    、 チャンバ(5)内に長手方向の軸方向に回転可能に配置されたスピンドル(1
    5)と、 スピンドル(15)に沿ってチャンバ(5)内を移動できるピストン(18)
    と、 回転可能にスピンドル(15)に連結され、チャンバ(5)の外側に配置され
    た歯車(16)と、 ディスペンサ装置(1)に配置され、一体成形されたプッシァ部材(23)を
    含む少なくとも1つの操作ボタン(4)とを有し、 この少なくとも1つの操作ボタン(4)とプッシァ部材(23)は、歯車(1
    6)に対して静止位置から終端位置へ移動し、さらに操作ボタンを静止位置から
    終端位置へ操作することにより、その反対方向に移動できるように配置され、 プッシァ部材(23)は、歯車(16)の歯(26)と係合し、これを回転さ
    せ、 ディスペンサ装置(1)は少なくとも1つのプッシャ偏向板(32)を有し、 少なくとも1つのプッシァ部材(23)は、終端位置に到達する前に、このプ
    ッシャ偏向板(32)に当接し、 プッシャ偏向板(32)は、歯車(16)との係合を解除するようにプッシァ
    部材(23)を偏向させることを特徴とするディスペンサ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディスペンサ装置であって、 プッシァ部材(23)は、歯車(16)の歯(26)に対向する一体成形され
    た鼻部(27)を含むウェブ状またはロッド状のベース本体部(25)と、鼻部
    (27)から離間して配置され、鼻部(27)の方向とは反対の方向に向いた偏
    向ウェブ(28)とを有することを特徴とするディスペンサ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のディスペンサ装置であって、 操作ボタン(4)とプッシァ部材(23)は、弾性的に配置され、そして/ま
    たは固有に弾性力を有するように構成されるため、操作ボタン(4)とプッシァ
    部材(23)は、終端位置から静止位置へ戻るように自動的に移動することを特
    徴とするディスペンサ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1に記載のディスペンサ装置で
    あって、 歯車(16)の歯(26)の歯端(35)は、スピンドルの長手方向軸と平行
    な方向に向き、 プッシァ部材(23)は、歯車(16)を接線方向に走査することを特徴とす
    るディスペンサ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれか1に記載のディスペンサ装置で
    あって、 歯車(16)の歯(26)の歯端(35)は、スピンドルの長手方向軸と垂直
    な方向に向き、 プッシァ部材(23)は、歯車(16)を半径方向に走査することを特徴とす
    るディスペンサ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1に記載のディスペンサ装置で
    あって、 プッシァ部材(23)を含む、対向して配置される2つの操作ボタン(4)は
    、ディスペンサ装置(1)に配置され、操作ボタン(4)を操作すると、対向し
    て配置された領域において歯車(16)と実質的に同時に係合して移動すること
    を特徴とするディスペンサ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のディスペンサ装置であって、 プッシャ偏向板(32)がプッシァ部材(23)と協働することを特徴とする
    ディスペンサ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1に記載のディスペンサ装置で
    あって、 スピンドル(15)は、傾斜が45°のねじ山を有することを特徴とするディ
    スペンサ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか1に記載のディスペンサ装置で
    あって、 操作ボタン(4)の静止位置にある各プッシァ部材(23)の鼻部(27)が
    、歯車(16)がボタン操作方向(30)とは反対の戻る方向に回転するのを防
    止するように、歯車(16)と係合することを特徴とするディスペンサ装置。
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