JP2002530049A - ポリエステル布帛を処理する方法 - Google Patents

ポリエステル布帛を処理する方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ポリエステル布帛及び/又は衣料品の毛玉形成傾向を減少させ又はその色を清澄化する方法であって、布帛をポリエステル加水分解酵素及び洗剤で処理することを含む方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、毛玉を作る性質を減少させ及び/又はポリエステル布帛及び/又は 衣料品の色の清澄性を改良する方法であって、その布帛を、ポリエステル加水分 解酵素で処理することを含む方法に関する。 背景技術 ポリ(エチレンテレフタレート)繊維は、織物工業に適用されるポリエステル の大部分を占める。その繊維は、例えばテレフタル酸及びエチレングリコールの 重縮合、及び溶解物からの繊維の延伸により生産される。 その強度のため、ポリエステル布帛及び/又は依料品は毛玉形成にかけられ、 おそらくポリエステルステープル−繊維材料に適用される最も重要なクロスを仕 上げる過程は毛玉の制御のためにデザインされるものである。全てのステープル −繊維材料は、洗浄及び着用の間の適度な摩耗にかけた時に、クロス表面に小さ なボール又はもつれた繊維の“毛玉(ピル)”を形成する傾向がある。布帛が曲げ の摩耗に対して高い耐性を有する繊維の実質的な割合を含むなら、その毛玉は、 不快な手触り及び外観を作り出すのに十分な数においてクロスの表面上に保持さ れ得る。 毛玉形成の問題に対する簡単な解決策はない。織物工業において、ポリエステ ル繊維は、中−及び高テナシティフィラメントヤーンとして及び織物商業におい て見い出される紡績機械の種々に適合す るような種々の長さ及び繊維色のステープル繊維として生産される。ステープル 繊維は通常、延伸されて中テナシティーを供するが、摩耗耐性をある程度失う代 償として改良された“毛玉”能力を供するように、低い平均分子量のポリマーか ら紡がれ得る。また、仕上げ者は、クロスの表面から突き出た毛の除去により、 及び繊維がヤーン内を移動する傾向を減少させるための熱処理により、布帛の毛 玉性質を減少させることができる。 これらは、織物工業に適用される毛玉の問題に対する全ての解決策である。ポ リエステル布帛の最終使用者に適用され得るこの問題に対する解決策は決して示 唆されておらず、消費者は、ポリエステル布帛及び依類を着用する時に出くわす 毛玉の問題をなお見い出している。 発明の概要 現在、驚くことに、特定のポリエステル加水分解酵素がポリエステル布帛及び 織物の毛玉特性を減少させることができることが見い出された。特に、エチレン グリコールジベンジルエステル(BEB)及び/又はテレフタル酸ジエチルエステル( ETE)加水分解酵素のグループが、ポリエステル布帛及び織物の毛玉特性を減少さ せることができることが見い出された。更に、エチレングリコールジベンジルエ ステル(BEB)及び/又はテレフタル酸ジエチルエステル(BTE)加水分解酵素での処 理が、ポリエステル布帛及び/又は織物の色を浄化することができることが見い 出された。 従って、その第1の態様において、本発明は、ポリエステル布帛及び/又は依 料品類の毛玉特性を減少させる方法であって、布帛又は織物をテレフタル酸ジエ チルエステル加水分解酵素及び/又はエチレングリコールジベンジルエステル加 水分解酵素で処理すること を含む方法を供し、その方法は界面活性剤の存在下で行われる。 別の態様において、本発明は、ポリエステル布帛及び/又は織物の毛玉特性を 減少させるための方法においてテレフタル酸ジエチルエステル加水分解酵素及び /又はエチレングリコールジベンジルエステル加水分解酵素の使用に関する。 更なる態様において、本発明は、ポリエステル布帛及び/又は依料品の色清澄 の方法であって、布帛又は依類を、テレフタル酸ジエチルエステル加水分解酵素 及び/又はエチレングリコールジベンジルエステル加水分解酵素で処理すること を含む方法を供し、この方法は、界面活性剤の存在下で行われる。 更に別の態様において、本発明は、ポリエステル布帛及び/又は依料品の色浄 化の方法において、テレフタル酸ジエチルエステル加水分解酵素及び/又はエチ レングリコールジベンジルエステル加水分解酵素の使用に関する。 発明の詳細な記載 本発明は、ポリエステル布帛及び/又は依料品の毛玉特性を減少させる方法を 供する。本発明は、更に、ポリエステル布帛及び/又は依類の色の清澄性を改良 する方法を供する。 ポリエステル布帛又は依料品 本発明の方法に従って処理されたポリエステル布帛及び/又は依料品は、ポリ エステルを含むいずれかの布帛又は布帛混和物であり得る。実際、毛玉特性は、 異なる材料の繊維との混和物においてポリエステル繊維を含む布帛及び/又は依 類によって顕著である。 好ましい実施形態において、布帛は、50%(w/w)超のポリエステル、特に 75%(w/w)超のポリエステル、90%(w/w)超のポリエステル、又は95% (w/w)超のポリエステルを含む布帛 混和物である。最も好ましい実施形態において、本発明の方法は、ポリ(エチレ ンテレフタレート)ポリエステル材料から本質的になる布帛又は依料品、即ち純 粋なポリ(エチレンテレフタレート)ポリエステル材料に適用される。 ポリエステル加水分解酵素 本発明の方法は、布帛又は依料品をポリエステル加水分解酵素で処理すること を含む。驚くことに、特定のグループの酵素がテレフタル酸ジエチルエステル(E TE)及び/又はエチレングリコールジベンジルエステル(BEB)を加水分解すること ができ、それゆえポリエステル加水分解酵素であることが見い出された。 酵素がETE及び/又はBEB加水分解酵素であることの決定は、以下の実施例1に 記載される通り行うことができる。 本発明の方法は、布帛又は依料品をETE加水分解酵素及び/又はBEB加水分解酵 素並びに界面活性剤で処理することを含む。好ましい実施形態において、本発明 の方法は、布帛又は依料品をETE加水分解酵素で処理することを含む。別の好ま しい実施形態において、本発明の方法は、布帛又は依料品をBEB加水分解酵素で 処理することを含む。BEB加水分解酵素は、特に、以下の実施例に記載されるよ うなBEB10加水分解酵素又はBEB30加水分解酵素である。好ましくは、ETE加水分 解酵素は、少くとも50%、より好ましくは少くとも90%、最も好ましくは少くと も95%の加水分解活性を有する。好ましくは、BEB10又はBEB30加水分解酵素は、 少くとも50%、より好ましくは少くとも90%、最も好ましくは少くとも95%の加 水分解活性を有する。最も好ましい実施形態において、BEB10,BEB30及びETE加 水分解活性は、少くとも50%、より好ましくは少くとも90%、最も好ましくは少 くとも95%である。 ETE加水分解酵素及び/又はBEB加水分解酵素は、いずれかの便 利なソースから得ることができる。好ましくは、ETE加水分解酵素及び/又はBEB 加水分解酵素は、微生物源から得られる。より好ましい実施形態において、ETE 加水分解酵素及び/又はBEB加水分解酵素は、カンジダ(Candida)の株、特に、カ ンジダ・アンタルクチカ(Candida antarctica)及びカンジダ・シリントラセア (Candida cylyndracea)(同義語:Candida rugosa)、ヒュミコラ(Humicola) の株、特に、ヒュミコラ・インソレンス(Humicola insolens)、シュードモナス(Pseudomonas )の株、特にシュードモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)から 得られる。 処 理 本発明は、ポリエステル布帛及び/又は依料品の毛玉形成特性を減少させる方 法を供する。更に、本発明は、ポリエステル布帛及び/又は依料品の色の清澄性 を改良する方法を供する。 酵素投与量は、適用される酵素、反応時間及び与えられた条件の関数でなけれ ばならない。現在、酵素は、布帛及び/又は依料品1グラム当り約0.05マイクロ グラム〜布帛及び/又は依料品1グラム当り約5000マイクログラムの全量で投与 することができると考えられる。 酵素処理は、約30℃〜約100℃、有利には約40℃〜90℃の温度で行うことがで きる。そのpH域は、適用する酵素により、約pH5〜pH11、好ましくは約pH7〜pH 11であり得る。現在、適切な反応時間は、約15分〜約3時間の範囲であり得ると 考えられる。界面活性剤は、約0.001g/洗浄液1l〜約10g/洗浄液1lの範 囲であり得る。 その処理は、好ましくは、慣用的な洗濯法と同様に行われ、洗剤の存在下で行 われる。より好ましい実施形態において、本発明の方法は、洗剤酵素、特にタン パク質分解酵素、脂質分解酵素、セルロ ース分解酵素、デンプン分解酵素、オキシダーゼ酵素、ペルオキシダーゼ酵素、 及びペクチナーゼ酵素、又はそれらの混合物の存在下で行われる。特に好ましい 実施形態において、本発明の方法は、洗剤及びセルロース分解酵素の存在下で行 われる。本方法は、好ましくは、上述のテレフタル酸ジエチルエステル加水分解 酵素及び/又はエチレングリコールジベンジルエステル加水分解酵素を洗濯用洗 剤組成物に組み込むことにより行われる。 洗 剤 本発明の文脈において、洗剤は、界面活性剤と同義であり、特に、非イオン性 界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、 双性イオン性界面活性剤、及び半極性界面活性剤、又はそれらの混合物であり得 る。 界面活性剤は、典型的には、0.1重量%〜60重量%のレベルで洗剤組成物中に 存在する。 界面活性剤は、好ましくは、その組成物中に存在する酵素成分と適合するよう に調剤される。液体又はゲル組成物において、界面活性剤は、最も好ましくは、 それがこれらの組成物中のいずれの酵素の安定性も促進し、又は少くとも分解し ないように調剤される。 本発明により用いられる好ましいシステムは、界面活性剤として、本明細書に 記載される1又は複数の非イオン性及び/又は陰イオン性界面活性剤を含む。 アルキルフェノールのポリエチレン、ポリプロピレン及びポリブチレンオキシ ド縮合体が本発明の界面活性剤システムの非イオン性界面活性剤として用いるた めに適しており、ポリエチレンオキシド縮合体が好ましい。これらの化合物は、 アルキルオキシドとの直鎖又は分枝鎖構造の、約6〜約14炭素原子、好ましくは 約8〜約14炭素原子を含むアルキル基を有するアルキルフェノールの縮合産物を 含む。好ましい実施形態において、エチレンオキシドは、アルキルフェノール1 モル当り、約2〜約25モル、より好ましくは約3〜約15モルのエチレンオキシド に等しい量で存在する。この型の市販の非イオン性界面活性剤には、GAF Corpor ationにより市販されるIgepalTMCO-630;並びに全てRohm & Haas Companyにより 市販されるTritonTMX-45,X-114,X-100及びX-102がある。これらの界面活性剤 は、一般に、アルキルフェノールアルコキシレート(例えばアルキルフェノール エトキシレート)と呼ばれる。 エチレンオキシド約1〜約25モルを有する一級及び二級脂肪族アルコールの縮 合産物が本発明の非イオン性界面活性剤システムの非イオン性界面活性剤として 用いるために適している。その脂肪族アルコールのアルキル鎖は、直鎖又分枝鎖 で、一級又は二級で、一般に、約8〜約22の炭素原子を含む。好ましくは、約8 〜約20炭素原子、より好ましくは糸10〜約18炭素原子を含むアルキル基を有する アルコールの、アルコール1モル当り約2〜約10モルのエチレンオキシドとの縮 合産物が好ましい。アルコール1モル当り約2〜約7モルのエチレンオキシド、 最も好ましくは2〜5モルのエチレンオキシドが前記縮合産物中に存在する。こ の型の市販の非イオン性界面活性剤の例には、両方ともUnion Carbide Corporat ionにより市販される、TergitolTM15-S-9(9モルのエチレンオキシドとのC11− C15直鎖アルコールの縮合産物)、TergitolTM24-L-6 NMW(せまい分子量分布での 6モルのエチレンオキシドとのC12−C14一級アルコールの縮合産物);Shell C hemical Companyにより市販される、NeodalTM45-9(9モルのエチレンオキシドと のC14−C15直鎖アルコールの縮合産物)、NeodalTM23-3(3.0モルのエチレンオ キシドとのC12−C13直鎖アルコールの縮合産物)、NeodalTM45-7(7モルのエ チレンオキシドとのC14−C15直鎖アルコールの縮合産物 )、NeodalTM45-5(5モルのエチレンオキシドとのC14−C15直鎖アルコールの 縮合産物);The Procter & Gamble Companyにより市販されるKyroTMEOB(9モル のエチレンオキシドとのC13−C15アルコールの縮合産物);並びにHoechstに より市販されるGenapol LA 050(5モルのエチレンオキシドとのC12−C14アル コールの縮合産物)がある。これらの産物内のHLBの好ましい範囲は8〜11、最 も好ましくは8〜10である。 本発明の界面活性剤システムの非イオン性界面活性剤としては、約6〜約30炭 素原子、好ましくは約10〜約16炭素原子を含む疎水性基、及び約1.3〜約10、好 ましくは約1.3〜約3、最も好ましくは約1.3〜約2.7サッカライド単位を含む親 水性基のポリサッカライド、例えばポリグリコシドを有する、US 4,565,647に開 示されるアルキルポリサッカライドが役立つ。5又は6の炭素原子を含むいずれ の還元サッカライドも用いることができ、例えば、グルコース、ガラクトース及 びガラクトシル成分を、グリコシル成分のかわりに置換することができる(任意 に、疎水性基は、2−,3−,4−位等に結合し、これによりグルコシド又はガ ラクトシドと反対側にグルコース又はガラクトースを供する)。サッカライド間 結合は、例えば、次のサッカライド単位の1位と前のサッカライド単位の2−, 3−,4−、及び/又は6−位との間であり得る。 好ましいアルキルポリグリコシドは次式を有する。 R2O(Cn H2n O)t (グリコシル)x ここで、R2は、アルキル、アルキルフェニル、ヒドロキシアルキル、ヒドロ キシアルキルフェニル、及びそれらの混合物からなる群から選択され、ここでそ のアルキル基は約10〜約18、好ましくは約12〜約14の炭素原子を有し;nは2又 は3、好ましくは2であり;tは0〜約10、好ましくは0であり;そしてXは、 約1.3〜約10 、好ましくは約1.3〜約3、最も好ましくは約1.3〜約2.7である。グリコシルは 、好ましくはグルコース由来である。これらの化合物を調製するために、アルコ ール又はアルキルポリエトキシアルコールが最初に形成され、次にグルコース又 はグルコースのソースと反応されてグルコシド(1位に結合)を形成する。次に 、次のグリコシル単位がそれらの1位と先のグリコシル単位2−,3−,4−及 び/又は6−位、好ましくは主に2位との間に結合させることができる。 プロピレンオキシドのプロピレングリコールとの結合により形成された疎水性 塩基とのエチレンオキシドの縮合産物も、本発明の更なる非イオン性界面活性剤 システムとして用いるのに適切である。これらの化合物の疎水性部分は、好まし くは約1500〜約1800の分子量であろう(水不溶性を示すであろう。ポリオキシエ チレン成分のこの疎水性部分への付加は、全体として分子の水溶性を増加させる 傾向があり、その産物の液体特性が、そのポリオキシエチレン成分が、約40モル のエチレンオキシドまでの縮合に相当する縮合産物の全重量の約50%である点ま で保持される。この型の化合物の例には、BASFにより市販される特定のPluronicTM 界面活性剤がある。 本発明の非イオン性界面活性剤システムの非イオン性界面活性剤として用いる ために、プロピレンオキシド及びエチレンジアミンの反応から生ずる産物とのエ チレンオキシドの縮合産物も適切である、これらの産物の疎水性成分は、エチレ ンジアミンと過剰なプロピレンオキシドとの反応産物からなり、一般に、約2500 〜約3000の分子量を有する。この疎水性成分は、その縮合産物が約40重量%〜約 80重量%のポリオキシエチレンを含み、約5,000〜約11,000の分子量を有する程 度まで、エチレンオキシドと縮合される。この型の非イオン性界面活性剤の例に は、BASFにより市販される特定のTetron icTMがある。 本発明の界面活性剤システムの非イオン性界面活性剤として用いるために、ア ルキルフェノールのポリエチレンオキシド縮合体、約1〜約25モルのエチレンオ キシドとの一級及び二級脂肪族アルコールの縮合産物、アルキルポリサッカライ ド、及びそれらの混合物が好ましい。最も好ましくは、3〜15のエトキシ基を有 するC8−C14アルキルフェノールエトキシレート及び2〜10のエトキシ基を有 するC8−C18アルコールエトキシレート(好ましくは平均C10)、並びにそれ らの混合物である。 極めて好ましい非イオン性界面活性剤は、次式のポリヒドロキシ脂肪酸アミド 界面活性剤である。 ここでR1はHであるか、又はR1はC1-4ヒドロカルビル、2−ヒドロキシエ チル、2−ヒドロキシプロピル又はそれらの混合物であり、R2はC5-31ヒドロ カルビルであり、そしてZは、その鎖に直接結合した少くとも3のヒドロキシル を有する直鎖ヒドロカルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル、又はそ のアルコキシル化誘導体である。好ましくは、R1はメチルであり、R2は直鎖C11-15 アルキル又はC16-18アルキルもしくはアルケキル鎖、例えばココナッツア ルキル又はその混合物であり、そしてZは還元糖、例えば還元的アミノ化反応に おけるグルコース、フルクトース、マルトース又はラクトースから得られる。 極めて好ましい陰イオン性界面活性剤にはアルキルアルコキシル化スルフェー ト界面活性剤がある。その例は、RO(A)mSO3M(式中、Rは、非置換のC10−C24 アルキル又はC10−C24アルキル成分を有するヒドロキシアルキル基、好ましく は、C12−C20アルキル 又はヒドロキシアルキル、より好ましくはC12−C18アルキル又はヒドロキシア ルキルであり、Aはエトキシ又はプロポキシ単位であり、mは0超、典型的には 約0.5〜約6、より好ましくは約0.5〜約3であり、MはH又は例えば金属陽イオ ン(例えばナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム等)、 アンモニウム又は置換化アンモニウム陽イオンであり得る陽イオンである)の水 溶性塩又は酸である。アルキルエトキシル化スルフェート及びアルキルプロポキ シル化スルフェートは本明細書で考慮される。置換化アンモニウム陽イオンの特 定の例には、メチル−、ジメチル−、トリメチル−アンモニウム陽イオン及び4 級アンモニウム陽イオン、例えばテトラメチル−アンモニウム及びジメチルピペ ルジニウム陽イオン及びアルキルアミンから得られるもの、例えばエチルアミン 、ジエチルアミン、トリエチルアミン、それらの混合物等がある。典型的な界面 活性剤は、C12−C18アルキルポリエトキシレート(1.0)スルフェート(C12− C18E(1.0)M)、C12−C18アルキルポリエトキシレート(2.25)スルフェート (C12−C18(2.25)M)、C12−C18アルキルポリエトキシレート(3.0)スルフェ ート(C12−C18E(3.0)M)、及びC12−C18アルキルポリエトキシレート(4.0) スルフェート(C12−C18E(4.0)M)であり、ここでMは便利には、ナトリウム 及びカリウムから選択される。用いるべき適切な陰イオン性界面活性剤は、“Th e Journal of the American Oil Chemists Society”,52(1975),pp.323〜329 に従って、気体のSO3でスルホン化されたC8−C20カルボン酸(即ち脂肪酸)の 直鎖エステルを含むアルキルエステルスルホネート界面活性剤である。適切な出 発材料は、タロー、パーム油等由来の天然の脂肪物質を含むであろう。 好ましいアルキルエステルスルホネート界面活性剤、特に洗濯に 適用するものには、構造式: のアルキルエステルスルホネート界面活性剤である。ここで、R3は、C8−C20 ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、又はそれらの組合せであり、R4はC1− C6ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、又はその組合せであり、そしてMは 、アルキルエステルスルホネートと水溶性塩を形成するカチオンである。適切な 塩形成カチオンには、金属、例えばナトリウム、カリウム、及びリチウム、並び に置換化又は非置換化アンモニウムカチオン、例えばモノエタノールアミン、ジ エタノールアミン、及びトリエタノールアミンである。好ましくは、R3はC10 −C16アルキルであり、R4はメチル、エチル又はイソプロピルである。特に好 ましいのは、R3がC10−C16アルキルであるメチルエステルスルホネートであ る。 他の適切な陰イオン性界面活性剤には、式ROSO3Mの水溶性塩又は酸であるアル キルスルフェート界面活性剤がある。ここで、Rは、好ましくはC10−C24ヒド ロカルビル、好ましくは、C10−C20アルキル成分を有するアルキル又はヒドロ キシアルキル、より好ましくはC12−C18アルキル又はヒドロキシアルキルであ り、MはH又はカチオン、例えばアルカリ金属カチオン(例えばナトリウム、カ リウム、リチウム)、又はアンモニウムもしくは置換化アンモニウム(例えばメ チル−、ジメチル−及びトリメチルアンモニウムカチオン及び4級アンモニウム カチオン、例えばテトラメチル−アンモニウム及びジメチルピペルジニウムカチ オン及びアルキルアミン由来の4級アンモニウムカチオン、例えばエチルアミン 、ジエチルアミン、トリエチルアミン、及びそれらの混合物等)である。典型的 には、C12−C16のアルキル鎖が低い洗浄温度(例えば約50℃未満)のために好 ましく、C16−C18アルキル鎖が高い洗浄温度(例えば50℃超)のために好まし い。 洗浄目的のために役立つ他の陰イオン性界面活性剤も、本発明の洗濯用洗剤組 成物に含まれ得る。これらには、セッケンの塩(例えば、ナトリウム、カリウム 、アンモニウム、及び置換化アンモニウム塩、例えばモノ−、ジ−及びトリエタ ノールアミン塩)、C8−C22一級又は二級アルカンスルホネート、例えば英国 特許明細書 1,082,179に記載される、アルカリ土類金属シトレートの熱分解産物 のスルホン化により調製されたスルホン化ポリカルボン酸、(10モルまでのエチ レンオキシドを含む)C8−C24アルキルポリグリコールエーテルスルフェート ;アルキルグリセロールスルホネート、脂肪酸グリセロールスルホネート、脂肪 オレイルグリセロールスルフェート、アルキルフェノールエチレンオキシドエー テルスルフェート、パラフィンスルホネート、アルキルホスフェート、イセチオ オネート、例えばアシルイセチオネート、N−アシルタウレート、アルキルスク シナメート及びスルホスクシネート、スルホスクシネートのモノエステル(特に 飽和及び不飽和C12−C18モノエステル)及びスルホスクシネートのジエステル (特に飽和及び不飽和C6−C12ジエステル)、アシルサルコシネート、アルキ ルポリサッカライドのスルフェート、例えばアルキルポリグルコシドのスルフェ ート(非イオン性非硫酸化合物は以下に記載)、分枝一級アルキルスルフェート 、及びアルキルポリエトキシカルボキシレート、例えば式 RO(CH2CH2O)k−CH2CO O−M+(式中、RはC8−C24アルキルであり、kは1〜10の整数であり、そして Mは可溶性塩形成カチオンである)のものがある。樹脂酸及び水素化樹脂酸、例 えばロジン、水素化ロジン、並びにトールオイル中に存在し又はそれから得ら れる樹脂酸及び水素化樹脂酸も適している。 アルキルベンゼンスルホネートが極めて好ましい。特に好ましいのは、そのア ルキル基が好ましく10〜18炭素原子を含む直鎖アルキルベンゼンスルホネート(L AS)である。 更なる例は、“Surface Active Agents and Detergents”(Vol.I及びII,Sch wartz,Perry and Berch)に記載される。種々のこのような界面活性剤は、一般 に、米国特許 3,929,678(カラム23、ライン58〜カラム29、ライン23、引用によ り本明細書に組み込まれる)にも開示される。 その中に含まれるなら、本発明の洗濯用洗剤組成物は、典型的には、約1重量 %〜約40重量%、好ましくは約3重量%〜約20重量%のこのような陰イオン性界 面活性剤を含む。 本発明の洗濯用洗剤組成物は、陽イオン性、両性、双性イオン性、及び半極性 界面活性剤、並びに本明細書にすでに記載されたもの以外の非イオン性及び/又 は陰イオン性界面活性剤も含み得る。 本発明の洗濯用洗剤組成物に用いるために適した陽イオン性洗剤界面活性剤は 1つの長鎖ヒドロカルビル基を有するものである。このような陽イオン性界面活 性剤の例には、アンモニウム界面活性剤、例えばアルキルトリメチルアンモニウ ムハロゲニド、及び式: [R2(OR3)y][R4(OR3)y]2 R5N+X− を有する界面活性剤である。ここで、R2はアルキル鎖中に約8〜約18炭素原子 を有するアルキル又はアルキルベンジル基であり、各々のR3は、−CH2CH2−, −CH2CH(CH3)−,−CH2CH(CH2OH)−,−CH2CH2CH2−、及びそれらの混合物から 選択され;各々のR4は、C1−C4アルキル、C1−C4ヒドロキシアルキル、2 つのR4基を連結することにより形成されたベンジル環構造、−CH2CHOHCHOHCOR6 CHOHCH2OH(式中、R6はヘキソース又は約1000未満の分子量 を有するヘキソースポリマーである)及びyが0でない場合、水素からなる群か ら選択され;R5はR4と同じであるか、又は全炭素数又はR2+R5が約18以下で あるアルキル鎖であり;各々のYは0〜約10であり、そしてYの値の合計は0〜 約15であり;そしてXはいずれかの適合する陰イオンである。 極めて好ましい陽イオン性界面活性剤は、式: R1R2R3R4N+ X- (i) (式中、R1はC8−C16アルキルであり、R2,R3及びR4の各々は、独立し て、C1−C4アルキル、C1−C4ヒドロキシアルキル、ベンジル、及び−(C2H40 )XHであり、ここでXは2〜5の値であり、そしてXは陰イオンである)を有す る本組成物に役立つ水溶性4級アンモニウム化合物である。 R1のための好ましいアルキル鎖の長さは、特にそのアルキル基がココナッツ 又はヤシ種脂肪から得られた鎖長の混合であり、又はオレフィンビルド・アップ もしくはOXOアルコール合成により合成して得られる場合、C12−C15である。 R2,R3及びR4のための好ましい基はメチル及びヒドロキシエチル基でであ り、陰イオンXは、ハライド、メトスルフェート、アセテート及びホスフェート イオンから選択することができる。 ここで用いるための式(i)の適切な4級アンモニウム化合物の例は: ココナッツトリメチルアンモニウムクロライド又はブロマイド; ココナッツメチルジヒドロキシエチルアンモニウムクロライド又はブロマイド ; デシルトリエチルアンモニウムクロライド; デシルジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロライド又はブロマイド; C12-15ジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロライド又はブロマイド; ココナッツジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロライド又はブロマイド ; ミリスチルトリメチルアンモニウムメチルスルフェート; ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド又はブロマイド; ラウリルジメチル(エテノキシ)4アンモニウムクロライド又はブロマイド; コリンエステル(R1 であり、R2R3R4がメチルである式(i)の化合物) ジ−アルキルイミダゾリン(式(i)の化合物) である。 ここで役立つ他の陽イオン性界面活性剤は、US 4,228,044及びEP 000 224にも 記載される。 その中に含まれる場合、本発明の洗濯用洗剤組成物は、典型的には、0.2重量 %〜約25重量%、好ましくは約1重量%〜約8重量%の陽イオン性界面活性剤を 含む。 両性界面活性剤も、本発明の洗濯用洗剤組成物に用いるために適している。こ れらの界面活性剤は、広くは、その脂肪族基が直鎖でも分枝鎖でもよい2級もし くは3級アミンの脂肪族誘導体又はヘテロ環式2級及び3級アミンの脂肪族誘導 体として記述され得る。その脂肪族置換基の1つは少くとも約8炭素原子、典型 的には約8〜約18炭素原子、及び少くとも1つは陰イオン性水溶性基、例えばカ ルボキシ、スルホネート、スルフェートを含む。例えば両性界面活 性剤の例についてUS 3,929,678(カラム19、ライン18〜35)を参照のこと。 その中に含まれるなら、本発明の洗濯用洗剤組成物は、典型的には、0.2重量 %〜約15重量%、好ましくは約1重量%〜約10重量%のこのような両性界面活性 剤を含む。 双性イオン性界面活性剤も洗濯用洗剤組成物に用いるために適している。これ らの界面活性剤は、広くは、2級及び3級アミンの誘導体、ヘテロ環式2級及び 3級アミンの誘導体、又は4級アンモニウム、4級ホスホニウムもしくは3級ス ルホニウム化合物の誘導体として記述される。双性イオン性界面活性剤の例につ いてUS 3,929,678(カラム19、ライン38〜カラム22、ライン48)を参照のこと。 その中に含まれるなら、本発明の洗濯用洗剤組成物は、典型的には0.2重量% 〜約15重量%、好ましくは約1重量%〜約10重量%のこのような双性イオン性界 面活性剤を含む。 半極性非イオン性界面活性剤は、約10〜約18炭素原子の1つのアルキル成分並 びに約1〜約3炭素原子を含むアルキル基及びヒドロキシアルキル基からなる群 から選択される2つの成分を含む水溶性アミンオキシド;約10〜約18炭素原子の 1つのアルキル成分並びに約1〜約3炭素原子を含むアルキル基及びヒドロキシ アルキル基をからなる群から選択される2つの成分を含む水溶性ホスフィンオキ シド;並びに約10〜約18炭素原子の1つのアルキル成分並びに約1〜約3炭素原 子のアルキル及びヒドロキシアルキル成分からなる群から選択される1つの成分 を含む水溶性スルホキシドを含む非イオン性界面活性剤の特別のカテゴリーであ る。 半極性非イオン性洗剤界面活性剤には次式を有するアミンオキシド界面活性剤 がある: ここで、R3は約8〜約22炭素原子を含むアルキル、ヒドロキシアルキル、も しくはアルキルフェニル基又はそれらの混合物であり;R4は約2〜約3炭素原 子を含むアルキレン又はヒドロキシアルキレン基であり;Xは0〜約3であり; そして各々のR5は約1〜約3炭素原子を含むアルキルもしくはヒドロキシアル キル基又は約1〜約3エチレンオキシド基を含むポリエチレンオキシド基である 。R5基は、例えば酸素又は窒素原子を介して、互いに結合させて環構造を形成 することができる。 これらのアミンオキシド界面活性剤は、特に、C10〜C18アルキルジメチルア ミンオキシド及びC8−C12アルコキシエチルジヒドロキシエチルアミンオキシ ドを含む。 その中に含まれるなら、本発明の洗濯用洗剤組成物は、典型的には、0.2重量 %〜約15重量%、好ましくは約1重量%〜約10重量%のこのような半極性非イオ ン性界面活性剤を含む。 ビルダーシステム 本発明による組成物は、ビルダーシステムを更に含み得る。アルミノシリケー ト材料、シリケート、ポリカルボキシレート及び脂肪酸、エチレンジアミンテト ラアセテートのような材料、アミノポリホスホネートのような金属イオン封鎖剤 、特にエチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸及びジエチレントリアミンペ ンタメチレンホスホン酸を含むいずれの慣用的なビルダーシステムもここで用い るために適切である。明白な環境的な理由のため、あまり好ましくはないが、ホ スフェートビルダーもここに用いることができる。 適切なビルダーは、無機イオン交換材料、一般に無機水和アルミノシリケート 材料、より詳しくは水和合成ゼオライト、例えば水和 ゼオライトA,X,B,HS又はMAPであり得る。 別の適切な無機ビルダー材料は、層状シリケート、例えばSKS−6(Hoechst)で ある。SKS−6はケイ酸ナトリウム(Na2Si2O5)からなる結晶性層状シリケート である。 1つのカルボキシ基を含む適切なポリカルボキシレートには、ベルギー特許 8 31,368、821,369及び821,370に開示されるような、乳酸、グリコール酸及びそれ らのエーテル誘導体がある。2つのカルボキシ基を含むポリカルボキシレートに は、コハク酸、マロン酸、(エチレンジオキシ)二酢酸、マレイン酸、ジグリコ ール酸、酒石酸、タートロン酸(tartronic acid)及びフマル酸の水溶性塩、並 びにGerman Offenle-enschrift 2,446,686、及び2,446,487、US 3,935,257に記 載されるエーテルカルボキシレート、及びベルギー特許 840,623に記載されるス ルフィニルカルボキシレートがある。3つのカルボキシ基を含むポリカルボキシ レートには、特に、水溶性シトレート、アコニトレート及びシトラコネート、並 びにスクシネート誘導体、例えば英国特許 1,379,241に記載されるカルボキシメ チルオキシスクシネート、オランダ出願 7205873に記載されるラクトキシスクシ ネート、及びオキシポリカルボキシレート材料、例えば、英国特許 1,387,447に 記載される2−オキサ−1,1,3−プロパントリカルボキシレートがある。 4つのカルボキシ基を含むポリカルボキシレートには、英国特許 1,261,829に 開示されるオキシジスクシネート、1,1,2,2−エタンテトラカルボキシレ ート、1,1,3,3−プロパンテトラカルボキシレートがあり、スルホ置換基 を含むものには、英国特許 1,398,421及び1,398,422及びUS 3,936,448に開示さ れるスルホスクシネート誘導体、並びに英国特許 1,082,179に記載されるスルホ ン化熱分解シトレートがあり、ホスホン置換基を含むポリカルボキ シレートは英国特許 1,439,000に開示される。 脂環式及びヘテロ環式ポリカルボキシレートには、シクロペンタン−シス,シ ス−シス−テトラカルボキシレート、シクロペンタジエニドペンタカルボキシレ ート、2,3,4,5−テトラヒドロ−フラン−シス,シス,シス−テトラカル ボキシレート、2,5−テトラヒドロ−フラン−シス,ジスカルボキシレート、 2,2,5,5−テトラヒドロフラン−テトラカルボキシレート、1,2,3, 4,5,6−ヘキサン−ヘキサカルボキシレート及び多水素化アルコールのカル ボキシメチル誘導体、例えばソルビトール、マンニトール及びキシリトールがあ る。芳香族ポリカルボキシレートには、英国特許 1,425,343に開示されるメリチ ン酸(mellitic acid)、ピロメリチン酸(pyromellitic acid)及びフタル酸誘導体 がある。 上述のものの中で、好ましいポリカルボキシレートは、分子当り3までのカル ボキシ基を含むヒドロキシカルボキシレート、より詳しくはシトレートである。 本組成物に用いるために好ましいビルダーシステムは、水不溶性アルミノシリ ケートビルダー、例えばゼオライトA又は層状シリケート(SKS−6)、及び水溶 性カルボキシレートキレート化剤、例えばクエン酸がある。 本発明による洗剤組成物中に封入するための適切なキラントは、エチレンジア ミン−N,N′−ジコハク酸(EDDS)又はアルカリ金属、アルカリ土類金属、ア ンモニウム、又はその置換化アンモニウム塩、又はそれらの混合物である。好ま しいEDDS化合物は、その遊離型及びそのナトリウム又はマグネシウム塩である。 このような好ましいEDDSのナトリウム塩の例には、Na2EDDS及びNa4EDDSがある。 EDDSのこのような好ましいマグネシウム塩の例には、MgEDDS及びMg2EDDSがある 。マグネシウム塩は、本発明による組成物内に含め るために最も好ましい。 好ましいビルダーシステムには、水不溶性アルミノシリケートビルダーの混合 物、例えばゼオライトA:及び水溶性カルボキシレートキレート化剤、例えばク エン酸がある。 粒状組成物に用いるためのビルダーシステムの一部を形成し得る他のビルダー 材料には、無機材料、例えばアルカリ金属カーボネート、バイカーボネート、シ リケート、及び有機材料、例えば有機ホスホネート、アミノポリアルキレンホス ホネート及びアミノポリカルボキシレートがある。 他の適切な水溶性有機塩は、そのポリカルボン酸が2以下の炭素原子だけ互い に離れた少くとも2のカルボキシル基を含むホモ−もしくはコ−ポリマー酸又は それらの塩である。 この型のポリマーは、GB−A−1,596,756に開示される。このような塩の例はM W 2000〜5000のポリアクリレート及びそれらの無水マレイン酸とのコポリマーで あり、このようなコポリマーは20,000〜70,000、特に約40,000の分子量を有する 。 洗剤用ビルダー塩は、通常、組成物の5重量%〜80重量%の量で含まれる。液 体洗剤のためのビルダーの好ましいレベルは5%〜30%である。 他の酵素 好ましい洗剤組成物は、本発明の酵素調製物に加えて、洗浄能力及び/又は布 帛ケア利益を供する他の酵素を含む。 このような酵素には、他のプロテアーゼ、リパーゼ、クチナーゼ、アミラーゼ 、セルラーゼ、ペルオキシダーゼ、オキシダーゼ(例えばラッカーゼ)がある。 プロテアーゼ:アルカリ溶液に用いるために適したいずれのプロテアーゼも用 いることができる。適切なプロテアーゼには、動物、 植物又は微生物源のものがある。微生物源が好ましい。化学的又は遺伝子的に改 変された変異体が含まれる。プロテアーゼは、セリンプロテアーゼ、好ましくは アルカリ微生物プロテアーゼ又はトリプシン様プロテアーゼであり得る。アルカ リプロテアーゼの例は、ズブチリシン、特にバチルス(Bacillus)由来のもの、 例えばズブチリシンNovo、ズブチリシンCarlsberg、ズブチリシン309、ズブチリ シン147及びズブチリシン168(WO 89/06279に記載)であり得る。トリプシン様 プロテアーゼの例は、トリプシン(例えばビタ又はウシ源のもの)及びWO 89/0 6270に記載されるフサリウム(Fusarium)プロテアーゼである。 好ましい市販のプロテアーゼ酵素には、Novo Nordisk A/S(Denmark)により 商標名Alcalase,Savinase,Primase,Durazym,及びEsperaseで売られているも の、Genencor Internationalにより商標名Maxatase,Maxacal,Maxapem,Proper ase,Purafect及びPurafect OXPで売られているもの、並びにSolvay Enzymeによ り商標名Opticlean及びOptimaseで売られているものがある。プロテアーゼ酵素 は、本組成物の重量で0.00001%〜2%の酵素タンパク質、好ましくは本組成物 の重量で0.0001%〜1%の酵素タンパク質、より好ましくは本組成物の重量で0. 001%〜0.5%の酵素タンパク質、更により好ましくは本組成物の重量で0.01%〜 0.2%の酵素タンパク質のレベルで、本発明による組成物に組み込むことができ る。 リパーゼ:アルカリ溶液に用いるために適したいずれのリパーゼも用いること ができる。適切なリパーゼには、細菌又は真菌源のものがある。化学的に又は遺 伝子的に改変された変異体が含まれる。 有用なリパーゼの例には、ヒュミコラ・ラヌギノサ(Humicola lanuginosa)リ パーゼ、(例えばEP 258 068及びEP 305 216)、リゾムコル・ミエヘイ(Rhizomu cor miehei )リパーゼ、(例えばEP 238 023)、カンジダ(Candida)リパーゼ、例えばC.アンタルクチカ(C .antarctic a )リパーゼ、例えばC.アンタルクチカ(C .antarctica)リパーゼA又はB(EP 214 761)、シュードモナス(Pseudomonas)リパーゼ、例えばP.アルカリゲネス (P .alcaligenes)及びP.シュードアルカリゲネス(P .pseudoalcaligenes) リパーゼ、(例えばEP 218 272)、P.セパシア(P .capacia)リパーゼ(例え ばEP 331 376)、P.スツトゼリ(P .stutzeri)リパーゼ(例えばGB 1,372,034 )、P.フルオレセンス(P .fluorescens)リパーゼ、バチルス(Bacillus)リ パーゼ、例えばB.サブチリス(B.subtilis)リパーゼ(Dartoisら.、(1993),Bi ochemica et Biophysica acta 1131,253-260)、B.ステアロサーモフィルス(B .stearothermophilus )リパーゼ(JP 64/744992)及びB.プミルス(B. pumilus )リパーゼ(WO 91/16422)がある。 更に、クローン化リパーゼのいくつかが役立ち得る。例えば、ペニシリウム・ カメンベルチイ(Penicillium camembertii)リパーゼ(Yamaguchiら.、(1991),G ene 103,61-67)、ゼオトリクム・カンジドゥム(Geotricum cadidum)リパーゼ( Schimada,Y.ら.、(1989),J.Biochem.,106,383-388)、及び種々のリゾプス (Rhizopus)リパーゼ、例えばR.デレマル(R .delemar)リパーゼ(Hass,M. Jら.、(1991),Gene 109,117-113)、R.ニベウス(R .niveus)リパーゼ(Kugim iyaら.、(1992),Biosci.Biotech.Biochem.56,716-719)及びR.オリザエ(R .oryzae )リパーゼがある。 特に適したリパーゼは、M1 LipaseTM,Luma fastTM及びLipomaxTM(Genencor) ,LipolaseTM及びLipolase UltraTM(Novo Nordisk A/S),並びにLipase P“Aman o”及び(Amano Pharmaceutical Co.Ltd.)のようなリパーゼである。 リパーゼは、通常、組成物の重量で0.00001%〜2%の酵素タン パク質、好ましくは組成物の重量で0.0001%〜1%の酵素タンパク質、より好ま しくは組成物の重量で0.001%〜0.5%の酵素タンパク質、更により好ましくは組 成物の重量で0.01%〜0.2%の酵素タンパク質のレベルで本洗剤組成物中に組み 込まれる。 アミラーゼ:アルカリ溶液に用いるために適したいずれのアミラーゼ(α及び /又はβ)も用いることができる。適切なアミラーゼには、細菌又は真菌源のも のがある。化学的又は遺伝子的に改変された変異体が含まれる。アミラーゼには 、例えば、GB 1,296,839に詳細に記載されるB.リケニホルミス(B.lichenifo rmis)の特定の株から得られるα−アミラーゼがある。市販のアミラーゼは、Du ramylTM,TermamylTM,FungamylTM、及びBANTM(Novo Nordisk A/Sから市販)、 並びにRapidaseTM及びMaxamyl PTM(Genencorから市販)がある。 アミラーゼは、通常、組成物の重量で0.00001%〜2%の酵素タンパク質、好 ましくは、組成物の重量で0.0001%〜1%の酵素タンパク質、より好ましくは、 組成物の重量で0.001%〜0.5%の酵素タンパク質、更により好ましくは、組成物 の重量で0.01%〜0.2%の酵素タンパク質のレベルで本洗剤組成物に組み込まれ る。 セルラーゼ:本文脈において、用語“セルラーゼ”又は“セルロース分解酵素 ”とは、セルロースの、グルコース、セロビオース、トリオース及び他のセロオ リゴサッカライドへの分解を触媒する酵素をいう。セルロースは、β−1,4− グルコシド結合により連結したグルコースのポリマーである。セルロース鎖は多 数の分子内及び分子間水素結合を形成し、それは不溶性セルロースミクロフィブ リルを形成する。セルロースのグルコースへの微生物による加水分解は以下の3 つの主なクラスのセルラーゼに関する:セルロース分子全体にランダムにあるβ −1,4−グリコシド連結を開裂するエ ンド−1,4−β−グルカナーゼ(EC 3.2.1.4);非還元端からセルロースを消化 するセルビオヒドロラーゼ(EC 3.2.1.91)(エキソグルカナーゼ);並びにセロ ビオース及び低分子量セロデキストランかを加水分解してグルコースを遊離させ るβ−グリコシダーゼ(EC 3.2.1.21)。ほとんどのセルラーゼは、プロリン及び ヒドロキシアミノ酸残基の豊富なリンカーにより分離したセルロース結合ドメイ ン(CBD)及び触媒ドメイン(CAD)からなる。本明細書及び請求の範囲において、用 語“エンドグルカナーゼ”とは、Enzyme Nomenclature(1992)に従ってEC 3.2.1. 4に分離され、セルロース、リケニン及び穀物β−D−グルカン中の1,4−β −D−グルコシド結合、例えば1,3−結合も含むβ−D−グルカン中の1,4 −結合の(エンド)加水分解を触媒することができるセルロース分解活性、特に エンド−1,4−β−グルカナーゼ活性を有する酵素を意味することを意図する 。アルカリ溶液に用いるために適したいずれのセルラーゼも用いることができる 。適切なセルラーゼには細菌又は真菌源のものがある。化学的又は遺伝子的に改 変された変異体が含まれる。適切なセルラーゼはUS 4,435,307に開示され、ここ ではヒュミコラ・インソレンス(Humicola insolens)から生産される真菌のセル ラーゼを開示する。特に適したセルラーゼは色のケアの利益を有するセルラーゼ である。このようなセルラーゼの例は、欧州特許出願 0 495 257、WO 91/17243 及び WO 96/29397に記載されるセルラーゼである。 市販のセルラーゼには、ヒュミコラ・インソレンスの株により生産されるCell uzymeTM及びDenimaxTM(Novo Nordisk A/S)並びにKAL−500(B)TM(Kao Corporat ion)がある。 セルラーゼは、通常、組成物の重量で0.00001%〜2%の酵素タンパク質、好 ましくは組成物の重量で0.0001%〜1%の酵素タンパ ク質、より好ましくは、組成物の重量で0.001%〜0.5%の酵素タンパク質、更に より好ましくは、組成物の重量で0.01%〜0.2%の酵素タンパク質のレベルで本 洗剤組成物に組み込まれる。 ペルオキシダーゼ/オキシダーゼ:ペルオキシダーゼ酵素は、過酸化水素又は その源(例えばペルカーボネート、ペルボレート又はペルスルフェート)と組み 合わせて用いられる。オキシダーゼ酵素は酸素と組み合わせて用いられる。両方 の型の酵素は“溶液漂白”のため、即ち布帛を洗浄液と一緒に、好ましくは例え ば WO 94/12621及び WO 95/01426に記載されるような増強剤と一緒に洗った時 に、染色された布帛から他の布帛への織物染料の転移を防ぐために用いられる。 適切なペルオキシダーゼ/オキシダーゼには、植物、細菌、又は真菌源のものが ある。化学的又は遺伝子的に改変された変異体が含まれる。 ペルオキシダーゼ及び/又はオキシダーゼは、組成物の重量で0.00001%〜2 %の酵素タンパク質、好ましくは組成物の重量で0.0001%〜1%の酵素タンパク 質、より好ましくは組成物の重量で0.001%〜0.5%の酵素タンパク質、更により 好ましくは組成物の重量で0.01%〜0.2%の酵素タンパク質のレベルで本洗剤組 成物に組み込まれる。 上述の酵素の混合物、特にプロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ及び/又はセ ルラーゼの混合物もここに包含される。 本発明の酵素、又は本洗剤組成物中に組み込まれるいずれの他の酵素も、通常 、組成物の重量で0.00001%〜2%の酵素タンパク質、好ましくは組成物の重量 で0.0001%〜1%の酵素タンパク質、より好ましくは、組成物の重量で0.001% 〜0.5%の酵素タンパク質、更により好ましくは組成物の重量で0.01%〜0.2%の 酵素タンパク質のレベルで洗剤組成物に組み込まれる。漂白剤: 本発明の洗剤組成物に含まれ得る更なる任意の洗剤成分には、漂白 剤、例えばPB1,PB4及び粒径400〜800ミクロンのペルカーボネートがある。こ れらの漂白剤成分は、1又は複数の酸素漂白剤及びその選択した漂白剤により、 1又は複数の漂白アクティベーターを含む。存在するなら、酸素漂白化合物は、 典型的には、約1%〜約25%のレベルで存在するであろう。一般に、漂白化合物 は、非液体製剤、例えば粒状洗剤中の成分に任意に添加される。 ここに用いるための漂白剤成分は、酸素漂白剤及び当該技術で周知の他のもの を含む界面活性剤組成物のために役立つ漂白剤のいずれかであり得る。 本発明のために適した漂白剤は、活性化又は非活性化漂白剤であり得る。 用いることができる酸素漂白剤の1つのカテゴリーには、ペルカルボン酸漂白 剤及びその塩がある。このクラスの剤の適切な例には、マグネシウムモノペルオ キシフタレートヘキサヒドレート、メタ−クロロペル安息香酸のマグネシウム塩 、4−ノニルアミノ−4−オキソペルオキシ酪酸及びジペルオキシドデカン二酸 がある。このような漂白剤は、US 4,483,781、US 740,446、EP 0 133 354及びUS 4,412,934に開示される。極めて好ましい漂白剤には、US 4,634,551に記載され る6−ノニルアミノ−6−オキソペルオキシカプロン酸がある。 用いることができる漂白剤の別のカテゴリーには、ハロゲン漂白剤がある。ハ イポハライト漂白剤の例には、例えば、トリクロロイソシアヌル酸並びにナトリ ウム及びカリウムジクロロイソシアヌレート並びにN−クロロ及びN−ブロモス ルホンアミドがある。このような材料は、通常、最終産物の0.5〜10重量%、好 ましくは1〜5重量%で添加される。 過酸化水素放出剤は、漂白アクティベーター、例えばテトラアセチルエチレン ジアミン(TAED)、ノナノイルオキシベンゼンスルホネート(NOBS、US 4,412,9 34)、3,5−トリメチル−ヘキサノールオキシベンゼンスルホネート(ISONOBS 、EP 120 591)又はペンタアセチルグルコース(PAG)と組み合わせて用いることが でき、これらは、過加水分解されて活性漂白種として過酸を形成し、改良された 漂白効果を導く。更に、漂白アクティベーターC8(6−オクタンアミド−カプ ロイル)オキシベンゼン−スルホネート、C9(6−ノナンアミドカプロイル) オキシベンゼンスルホネート及びC10(6−デカンアミドカプロイル)オキシベ ンゼンスルホネート又はそれらの混合物が極めて適切である。活性化クエン酸エ ステル、例えば欧州特許出願91870207.7に開示されるものも適切である。 本発明による洗浄組成物に用いるための漂白アクティベーター及び過酸素漂白 化合物を含む過酸素酸及び漂白システムを含む有用な漂白剤は出願 USSN 08/13 6,626に記載される。 洗浄及び/又はすすぎ過程の始め又はその間に過酸化水素を生成させることが できる酵素システム(即ち酵素及びそのための基質)を加えることにより過酸化 水素を存在させることもできる。このような酵素システムは、欧州特許出願EP 0 537 381に開示される。 酵素漂白剤以外の漂白剤も当該技術で周知であり、ここで利用することができ る。特に関心のある非酸素漂白剤の1つの型には、光活性化漂白剤、例えばスル ホン化亜鉛及び/又はアルミニウムフタロシアニンがある。これらの材料は、洗 浄過程の間、基質に析出し得る。光の照射に基づいて、酸素の存在下で、例えば クロスを日光下につるして乾燥させることにより、スルホン化亜鉛フタロシアニ ンは活性化され、結果として基質は漂白される。好ましい亜鉛フタロシアニン及 び光活性化漂白過程はUS 4,033,718に記載される。典 型的には、洗剤組成物は、約0.025重量%〜約1.25重量%のスルホン化亜鉛フタ ロシアニンを含むであろう。 漂白剤は、マンガン触媒も含み得る。マンガン触媒は、例えば、“Efficient manganese catalysts for low-temperature bleaching”,Nature 369,1994,p p.637〜639に記載される化合物のうちの必要であり得る。 泡サプレッサー:別の任意成分は、シリコーン及びシリカ−シリコーン混合物 に例示される泡サプレッサーである。シリコーンは、一般に、アルキル化ポリシ ロキサン材料により供され得、シリカは通常、シリカエアロゲル及びキセロゲル 並びに種々の型の疎水性シリカに例示される細かく分割された形態で用いられる 。これらの材料は、粒子として組み込むことができ、ここでは、泡サプレッサー は、有利には、水溶性又は水分散性の実質的に非界面活性洗剤不浸透性担体中に 放出可能に組み込まれる。あるいは、泡サプレッサーは、液体担体に溶かしもし くは分散させ、又は1又は複数の他の成分へ噴霧することにより適用することが できる。 好ましいシリコーン泡調節剤はUS 3,933,672に開示される。他の特に有用な泡 サプレッサーは、ドイツ特許出願DTOS 2,646,126に記載される自己乳化性シリコ ーンである。このような化合物の例は、シロキサン−グリコールコポリマーであ るDow Corningから市販されるDC−544である。特に好ましい泡調節剤は、シリコ ーン油及び2−アルキル−アルカノールの混合物を含む泡サプレッサーである。 適切な2−アルキル−アルカノールは、商標名Isotol 12Rで市販される2−ブチ ル−オクタノールである。 このような泡サプレッサーシステムは、欧州特許出願EP 0 593 841に記載され る。 特に好ましいシリコーン泡調節剤は、欧州特許出願第92201649.8 に記載される。該組成物は、AerosilRのようなヒュームド非多孔質シリカとの組 合せでシリコーン/シリカ混合物を含み得る。 上述の泡サプレッサーは、通常、組成物の重量で0.001%〜2%、好ましくは0 .01%〜1%のレベルで用いられる。 他の成分:洗剤組成物に用いられる他の成分、例えば汚れ懸濁剤、汚れ放出剤 、蛍光増白剤、研磨剤、殺菌剤、変色阻害剤、着色剤、及び/又は被包化又は非 被包化香料を用いることができる。 特に適切な被包材料は、GB 1,464,616に記載されるようなポリサッカライド及 びポリヒドロキシ化合物のマトリックスからなる水溶性カプセルである。 他の適切な水溶性被包材料には、US 3,455,838に記載されるような置換化ジカ ルボン酸の非ゼラチン化デンプン酸エステル由来のデキストリンがある。これら の酸−エステルデキストリンは、好ましくは、蝋様トウモロコシ、蝋様モロコシ 、サゴ、タピオカ及びポテトのようなデンプンから調製される。このような被包 材料の適切な例には、National Starchにより調製されるN−Lokがある。N−Lo k被包材料は、改変モロコシデンプン及びグルコースからなる。デンプンは、一 官能性置換化基、例えばオクテニルコハク酸無水物を加えることにより改変され る。 ここで適した抗再析出及び汚れ懸濁剤には、セルロース誘導体、例えばメチル セルロース、カルボキシメチルセルロース及びヒドロキシエチルセルロース、並 びにホモ−又はコ−ポリマーポリカルボン酸又はそれらの塩がある。この型のポ リマーには、ビルダーとして先に挙げられているポリアクリレート及びマレイン 酸無水物−アクリル酸コポリマー、並びにエチレンとのマレイン酸無水物のコポ リマー、メチルビニルエーテル又はメタクリル酸があり、ここでそのマレイン酸 無水物はコポリマーの少くとも20モル%を構成する。 これらの材料は通常、組成物の重量で0.5重量%〜10重量%、より好ましくは0.7 5重量%〜8重量%、最も好ましくは1重量%〜6重量%のレベルで用いられる 。 好ましい蛍光増白剤は、陰イオン性であり、その例は、二ナトリウム4,4′ −ビス−(2−ジエタノールアミノ−4−アニリノ−s−トリアジン−6−イル アミノ)スチルベン−2:2′ジスルホネート、二ナトリウム4,−4′−ビス −(2−モルホリノ−4−アニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノ−スチル ベン−2:2′−ジスルホネート、二ナトリウム4,4′−ビス−(2,4−ジ アニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2:2′−ジスルホ ネート、一ナトリウム4′,4″−ビス−(2,4−ジアニリノ−s−トリ−ア ジン−6イルアミノ)スチルベン−2−スルホネート、二ナトリウム4,4′− ビス−(2−アニリノ−4−(N−メチル−N−2−ヒドロキシエチルアミノ) −s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2,2′−ジスルホネート、 二ナトリウム4,4′−ビス−(4−フェニル−2,1,3−トリアゾール−2 −イル)−スチルベン−2,2′ジスルホネート、二ナトリウム4,4′ビス( 2−アニリノ−4−(1−メチル−2−ヒドロキシエチルアミノ)−s−トリア ジン−6−イルアミノ)スチルベン−2,2′ジスルホネート、ナトリウム2( スチルベン−4″−(ナフト−1′,2′:4,5)−1,2,3,−トリアゾ ール−2″−スルホネート及び4,4′−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニ ルである。 他の有用なポリマー材料は、ポリエチレングリコール、特に分子量1000〜1000 0、より詳しくは2000〜8000、最も好ましくは約4000のものである。これらは、0 .20重量%〜5重量%、より好ましくは0.25重量%〜2.5重量%のレベルで用いら れる。これらのポリマー 及び上述のホモ−又はコ−ポリマーポリカルボキシレート塩は、遷移金属不純物 の存在下で白さの維持、布帛灰析出、並びに粘土、タンパク質様及び酸化性の汚 れに対する洗浄能力を改良するために有用である。 本発明の組成物に役立つ汚れ放出剤は、種々の構造のエチレングリコール及び /又はプロピレングリコール単位とのテレフタル酸の慣用的なコポリマー又はタ ーポリマーである。このようなポリマーの例は、US 4,116,885及び 4,711,730及 びEP 0 272 033に開示される。EP 0 72 033による特に好ましいポリマーは次式 を有する: (CH3(PEG)43)0.75(POH)0.25[T-PO)2.8(T-PEG)0.4]T(POH)0.25 ((PEG)43CH3)0.75 ここで、PEGは−(OC2H4)O−であり、POは(OC3H6O)でありTは(pOOC6H4CO)であ る。 また、ジメチルテレフタレート、ジメチルスルホイソフタレート、エチレング リコール及び1,2−プロパンジオールのランダムコポリマーとして修飾ポリエ ステルも極めて有用である。ここでその端の基は、第1にスルホベンゾエート、 第2にエチレングリコール及び/又は1,2−プロパンジオールのモノエステル からなる。その標的は、本文脈における“第1に”両端がスルホベンゾエート基 によりキャップされたポリマーを得ることである。こで前記コポリマーのほとん どはスルホベンゾエート基でキャップされよう。しかしながら、いくつかのコポ リマーは十分にキャップされず、それゆえ、それらの端の基はエチレングリコー ル及び/又は1,2−プロパンジオールのモノエステルからなり得、それは“第 2に”そのような種からなる。 ここで選択されたポリエステルは、約46重量%のジメチルテレフタル酸、約16 重量%の1,2−プロパンジオール、約10重量%のエ チレングリコール、約13重量%のジメチルスルホ安息香酸及び約15重量%のスル ホイソフタル酸を含み、約3,000の分子量を有する。ポリエステル及びそれらの 調製方法はEP 311 342に詳細に記載される。 軟化剤:布帛軟化剤を、本発明による洗濯用洗剤組成物に組み込むこともでき る。これらの剤は、無機又は有機型であり得る。無機軟化剤は、GB−A−1 400 898及びUS 5,019,292に開示されるスメクタイト粘土に例示される。有機布帛軟 化剤には、水不溶性3級アミン、例えばGB−A 1 514 276及びEP 0 011 340に開 示されるもの、があり、それらのモノC12−C144級アンモニウム塩との組合せ はEP−B−0 026 528に開示され、ジ−長鎖アミドはEP 0 242 919に開示される 。布帛軟化システムの他の有用な有機成分には高分子量ポリエチレンオキシド材 料、例えばEP 0 299 575及び0 313 146に開示されるものがある。 スメクタイト粘土のレベルは、通常、5重量%〜15重量%、より好ましくは8 重量%〜12重量%であり、その材料は製剤の残りに乾燥混合成分として添加され る。有機布帛軟化剤、例えば水不溶性3級アミン又はジ長鎖アミド材料は0.5重 量%〜5重量%、通常1重量%〜3重量%のレベルで添加され、高分子量ポリエ チレンオキシド材料及び水溶性カチオン材料は0.1重量%〜2重量%、通常、0.1 5重量%〜1.5重量%のレベルで添加される。これらの材料は、通常、組成物の噴 霧乾燥部分に添加されるが、特定の場合、それらを乾燥混合粒子として加えるか 、又はそれらを溶解液として組成物のたの固体成分に噴霧することがより便利で あり得る。 ポリマー染料転移阻害剤:本発明による界面活性組成物は0.001重量%〜10重 量%、好ましくは0.01重量%〜2重量%、より好ましくは0.05重量%〜1重量% のポリマー染料転移阻害剤を含む。該ポ リマー染料転移阻害剤は、通常、色のある布帛からそれと一緒に洗った布帛への 染料の転移を阻害するために洗剤組成物に組み込まれる。これらのポリマーは、 染料が洗浄の間に他の物品に付着する機会を有する前に、染色された布帛から洗 い落とされた染料を錯化し又は吸着する能力を有する。 特に適切なポリマー染料転移阻害剤はポリアミンN−オキシドポリマー、N− ビニルピロリドン及びN−ビニルイミダゾールのコポリマー、ポリビニルピロリ ドンポリマー、ポリビニルオキサゾリドン及びポリビニルイミダゾール又はそれ らの混合物である。 このようなポリマーの添加は、本発明による酵素の能力も増加させる。 本発明による洗剤組成物は、液体、ペースト、ゲル、バー又は粒子形態であり 得る。 非ダスト化粒子は、例えばUS 4,106,991及び4,661,452(両方ともNovo Indust ri A/S)に開示されるように作ることができ、任意に、当該技術で周知の方法に よりコートすることができる。ろう状コーティング材料の例は、平均分子量1000 〜20000のポリ(エチレンオキシド)産物(ポリエチレングリコール、PEG);16〜 50エチレンオキシド単位を有するエトキシ化ノニルフェノール;アルコールが12 〜20炭素原子を有し、15〜80エチレンオキシド単位が存在するエトキシ化脂肪ア ルコール;脂肪アルコール;脂肪酸;並びに脂肪酸のモノ−及びジ−及びトリグ リセリドである。流動床技術による適用のために適したフィルム形成コーティン グ材料の例はGB 1483591に供される。 本発明による粒状組成物は、“コンパクト形態”でもあり得る。即ち、それら は、慣用的な粒状洗剤より比較的高い密度を有し得、即ち550〜950g/lを有し 得る;このような場合、本発明による 粒状洗剤は、慣用的な粒状洗剤と比べて低い量の“無機充填剤塩”を含むであろ う:典型的な充填剤塩は、スルフェート及びクロライドのアルカリ土類金属塩、 典型的には硫酸ナトリウムであり;“コンパクト”洗剤は、典型的には、10%以 下の充填剤塩を含む。本発明による液体組成物は、“濃縮形態”でもあり得、こ のような場合、本発明による液体洗剤組成物は、慣用的な液体洗剤と比べて少い 量の水を含むであろう。典型的には、その濃縮液体洗剤の水分は洗剤組成物の重 量で30%未満、より好ましくは20%未満、最も好ましくは10%未満である。 本発明の組成物は、例えば、洗濯用添加組成物及び染色された布帛の前処理に 用いるのに適した組成物、リンス添加布帛軟化剤組成物、並びに一般的な家事の 厄介な表面洗浄作業及び皿洗い作業に用いるための組成物を含む、手による及び 機械での洗濯用洗剤組成物として調剤することができる。 以下の例は本発明のための組成物を例示するが、本発明の範囲を限定し又は規 定することを意図しない。 本洗剤組成物において、略記した成分は以下の意味を有する。 LAS :ナトリウム直鎖C12アルキルベンゼンスルホネート TAS :ナトリウムタローアルキルスルフェート XYAS:ナトリウムC1X−C1Yアルキルスルフェート SS :式2−ブチルオクタン酸の2級セッケン界面活性剤 25EY:平均Yモルのエチレンオキシドと縮合したC12−C15の主に直鎖の一級ア ルコール 45EY:平均Yモルのエチレンオキシドと縮合したC14−C15の主に直鎖の一級ア ルコール XYEZS :分子当り平均Zモルのエチレンオキシドと縮合したC1X−C1Yナトリウ ムアルキルスルフェート Nonionic: BASF Gmbhにより商標名Pluratax LF404で売られる3.8の平均エトキ シ化度及び4.5の平均プロポキシ化度を有するC13−C15混合エトキシ化/プロ ポキシ化脂肪アルコール CFAA:C12−C14アルキルN−メチルグルカミド TFAA:C16−C18アルキルN−メチルグルカミド Silicate:アモルファスナトリウムシリケート(SiO2:Na2O比=2.0) NaSKS-6 :結晶性層状シリケート(式:δ−Na2Si2O5) Carbonate :無水炭酸ナトリウム Phosphate :ナトリウムトリポリホスフェート MA/AA:1:4マレイン酸/アクリル酸のコポリマー、平均分子量80,000 Polyacrylate: BASF Gmbhにより商標名PA30で売られる平均分子量8,000のポリ アクリレートホモポリマー Zeolite A :1〜10マイクロメーターの一次粒径を有する式:Na12(AlO2SiO2)12 ・27H2Oの水和ナトリウムアルミノシリケート Citrate :クエン酸三ナトリウム二水和物 Citric:クエン酸 Perborate :無水ナトリウムペルボレートモノハイドレートブリーチ、経験式 N aBO2・H2O2 PB4 :無水ナトリウムペルボレートテトラハイドレート Per carbonate :経験式: 2Na2CO3・3H2O2の無水ナトリウムペルカーボネート ブリーチ TAED:テトラアセチルエチレンジアミン CMC :ナトリウムカルボキシメチルセルロース DETPMP:商標名Dequest 2060でMonsantoにより売られるジエチレントリアミンペ ンタ(メチレンホスホン酸) PVP :ポリビニルピロリドンポリマー EDDS:ナトリウム塩の形態のエチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸、〔S. S〕異性体 Suds:25%パラフィンワックスMpt 50℃、17%疎水性シリカ、58% Suppressor:パラフィン油 Granular Suds :12%シリコーン/シリカ、18%ステリルアルコール、70% Suppressor:粒状形態のデンプン Sulphate:無水硫酸ナトリウム HMWPEO:高分子量ポリエチレンオキシド TAE 25:タローアルコールエトキシレート(25) 洗剤例I 本発明による粒状布帛洗浄組成物は以下の通り調製することができる: ナトリウム直鎖C12アルキルベンゼンスルホネート 6.5 硫酸ナトリウム 15.0 Zeolite A 26.0 ナトリウムニトリロトリアセテート 5.0 本発明の酵素 0.1 PVP 0.5 TAED 3.0 ホウ酸 4.0 Perborate 18.0 フェノールスルホネート 0.1 少量成分 100まで 洗剤例II 本発明によるコンパクト粒状布帛白洗浄組成物(密度800g/l )を以下の通り調製することができる: 45AS 8.0 25E3S 2.0 25E5 3.0 25E3 3.0 TFAA 2.5 Zeolite A 17.0 NaSKS-6 12.0 クエン酸 3.0 Carbonate 7.0 MA/AA 5.0 CMC 0.4 本発明の酵素 0.1 TAED 6.0 Percarbonate 22.0 EDDS 0.3 Granular suds suppressor 3.5 水/少量成分 100%まで 洗剤例III 有色布帛の洗濯に特に役立つ本発明による粒状布帛洗浄組成物を以下の通り調 製した: LAS 10.7 − TAS 2.4 − TFAA − 4.0 45AS 3.1 10.0 45E7 4.0 − 25E3S − 3.0 68E11 1.8 − 25E5 − 8.0 Citrate 15.0 7.0 Carbonate − 10 クエン酸 2.5 3.0 Zeolite A 32.1 25.0 Na-SKS-6 − 9.0 MA/AA 5.0 5.0 DETPMP 0.2 0.8 本発明の酵素 0.10 0.05 Silicate 2.5 − Sulphate 5.2 3.0 PVP 0.5 − ビニルイミダゾール及びビニル − 0.2 ピロリドンのポリ(4−ビニル ピリジン)−N−オキシド/ コポリマー Perborate 1.0 − フェノールスルホネート 0.2 − 水/少量成分 100%まで 洗剤例IV “洗浄を通して軟化する”能力を与える本発明による粒状布帛洗浄組成物は以 下の通り調製することができる: 45AS − 10.0 LAS 7.6 − 68AS 1.3 − 45E7 4.0 − 25E3 − 5.0 ココ−アルキル−ジメチル 1.4 1.0 ヒドロキシ−エチル アンモニウムクロライド Citrate 5.0 3.0 Na-SKS-6 − 11.0 Zeolite A 15.0 15.0 MA/AA 4.0 4.0 DETPMP 0.4 0.4 Perborate 15.0 − Percarbonate − 15.0 TAED 5.0 5.0 スメクタイト粘土 10.0 10.0 HMWPEO − 0.1 本発明の酵素 0.10 0.05 Silicate 3.0 5.0 Carbonate 10.0 10.0 Granular suds suppressor 1.0 4.0 CMC 0.2 0.1 水/少量成分 100%まで 洗剤例V 本発明による強力液体布帛洗浄組成物は以下の通り調製することができる: I II LAS 酸型 − 25.0 クエン酸 5.0 2.0 25AS酸型 8.0 − 25AE2S酸型 3.0 − 25AE7 8.0 − CFAA 5 − DETPMP 1.0 1.0 脂肪酸 8 − オレイン酸 − 1.0 エタノール 4.0 6.0 プロパンジオール 2.0 6.0 本発明の酵素 0.10 0.05 ココ−アルキルジメチル − 3.0 ヒドロキシエチル アンモニウムクロライド スメクタイト粘土 − 5.0 PVP 2.0 − 水/少量成分 100%まで 毛玉耐性の改良は、Martindale pilling tester(Swiss standard SN 198525) を用いて決定することができる。 以下の実施例2において、ポリエステル布帛及び依料品の毛玉特性の減少を決 定する方法を記述する。 本発明の方法からの更なる利益 本発明は、毛玉特性を減少させるためのETE加水分解酵素及び/又はBEB加水分 解酵素の使用に関し、ポリエステル布帛又は依料品の毛玉形成特性を減少させる 方法における使用を見い出す。 しかしながら、毛玉形成特性を減少させるためのETE加水分解酵素及び/又はB EB加水分解酵素の使用での経験から、本発明の方法は色の清澄性を改善すること を見い出した。それゆえ、好ましい実施形態において、本発明の方法は、慣用的 な色の清澄方法と同時に行うことができる。色の清澄化方法は例えばEP 220,016 ; WO 91/17243 ; WO 89/09259 ; WO 91/19807 ; WO 94/07998及びWO 96 /29397に記載されている。特に、本発明の方法は、洗濯過程 と同時に、セルロース分解酵素の存在下で行うことができる。 本明細書に用いる用語“色の清澄化”とは、依料品及び/又は布帛の表面から 毛羽や毛玉を除去することにより多重の洗浄サイクルを通して最初の色の保持す ることをいう。色清澄化能力は、織物の反射率を測定することにより決定するこ とができる。これらのデータは、以下の実施例3に記載されるHunter等式を用い ることにより色の差を計算するのに用いられる。 また、本発明の方法は、おそらくポリエステル布帛の親水性の増加により、特 に油状の汚れの改良された汚れ放出特性を有する。 最後に、本発明の方法は、ポリエステル布帛及び/又は依料品の帯電防止特性 を改良することが見い出された。 実施例 本発明は、以下の実施例を引用して更に詳述される。これは、クレームされる 本発明の範囲を限定することを意図しない。 実施例1 加水分解活性 酵素のテレフタル酸ジチルエステル(ETE)及び/又はエチレングリコールジベ ンジルエステル(BEB)加水分解活性を測定するためのアッセイを本実施例は記述 する。 ETE 加水分解活性 本発明のETE加水分解酵素は、以下のアッセイにより決定して、テレフタル酸 ジエチルエステル(ETE)を加水分解することができる酵素である。 テストチューブ内で、0.250mlの0.20MグリセルグリシンpH8.5、及び1,4− ジオキサン中の10.0mMテレフタル酸ジエチルエステル(ETE)0.250mMを2.000mlの 脱イオン水に加える。 その混合物を約15分、30℃で撹拌しながらプレインキュベートし 、次にできる限り少い容量で25.0μgの酵素を加える。 次にこの混合物を30℃で16時間、インキュベーションにかける。 その反応混合物を逆相HPLC、ODS(オクタドデシルシリケート)カラムで分析し 、増加濃度のアセトニトリル及び減少濃度の200mM NaPO4、pH3.0で溶出する。 その反応産物の検出を、240nmで分光光度測定により行い、ここでその波長は 、テレフタル酸及びテレフタル酸誘導体が吸収する。 BEB 加水分解活性 本発明のBEB加水分解酵素は、エチレングリコールジベンジルエステル(BEB)を 加水分解することができる酵素である。アッセイ中に存在するジオキサンの量に より(BEBは10%ジオキサン溶液に部分的にのみ溶けるが、30%ジオキサン溶液に は完全に溶ける)、本発明のBEB加水分解酵素は、以下のアッセイにより測定して 、BEB10加水分解酵素又はBEB30加水分解酵素でもあり得る。 BEB10 加水分解活性 テストチューブ内で、0.250mlの0.20MグリセルグリシンpH8.5、及び1,4− ジオキサン中の10.0mMエチレングリコールジベンジルエステル(BEB)0.250mMを2. 000mlの脱イオン水に加える。 その混合物を約15分、30℃で撹拌しながらプレインキュベートし、次にできる 限り少い容量で25.0μgの酵素を加える。 次にこの混合物を30℃で16時間、インキュベーションにかける。 その反応混合物を逆相HPLC、ODS(オクタドデシルシリケート)カラムで分析し 、増加濃度のアセトニトリル及び減少濃度の200mM NaPO4、pH3.0で溶出する。 その反応産物の検出を、240nmで分光光度測定により行い、ここでその波長は 、テレフタル酸及びテレフタル酸誘導体が吸収する。 BEB30 加水分解活性 テストチューブ内で、0.250mlの0.20MグリセルグリシンpH8.5、及び1,4− ジオキサン中の10.0mMエチレングリコールジベンジルエステル(BEB)0.250mM、及 び0.500mlの1,4−ジオキサンを1.500mlの脱イオン水に加える。 その混合物を約15分、30℃で撹拌しながらプレインキュベートし、次にできる 限り少い容量で25.0μgの酵素を加える。 次にこの混合物を30℃で16時間、インキュベーションにかける。 その反応混合物を逆相HPLC、ODS(オクタドデシルシリケート)カラムで分析し 、増加濃度のアセトニトリル及び減少濃度の200mM NaPO4、pH3.0で溶出する。 その反応産物の検出を、240nmで分光光度測定により行い、ここでその波長は 、テレフタル酸及びテレフタル酸誘導体が吸収する。 微生物源 異なる微生物源からのいくつかの酵素をBEB及びETE加水分解活性を測定するた めのアッセイにかけた。得られた結果を以下の表1に示す。 表1; BEB及び/又はETE加水分解活性を有する酵素;基質の分解率 (%) 1)US 4,810,414のExample 2に記載されるような株DSM 1800から得られたヒ ュミコラ・インソレンス(Humicola insolens)(実際はクチナーゼ活性も有するリ パーゼ)。 2)WO 88/02775のExample 10に記載されるように得られるカンジダ・アンタ ルクチカ(Candida antarctica)Component B。 3)EP 331,376に記載されるように得られたシュードモナス・セパシア(Pseud omonas cepacia )。 4)Nippon Oil & Fats Co.Ltd.,Japanから得られたカンジダ・シリンドラ セア(Candida cylyndracea)(同義:Candida rugosa)。 5)WO 95/09909のExample 7Aに記載されるように得られるGlucosaminated L ipolaseTM 実施例2 毛玉形成特性の削減 本実施例は、ポリエステル布帛及び依料品の毛玉形成特性の削減を測定するた めのアッセイを記述する。 0.2g/lのLutensol To5(BASF)を加えた200ml Britton-Robinson緩衝液p H7.5を、5のスチールボールを含む各々のLaunder−O−メータービーカーに加 える。そのビーカーを50℃で平衡化する。2つの編んだポリエステル/綿(50/ 50%)スワチッチ(各々約14×14cm)を各々のLaunder−O−メータービーカー に加える。酵素(Humicola insolensクチナーゼ)を酵素なしのブランクを含む異 なる投与量(布帛重量に基づいて0.01%〜0.2%)で加える。スワッチをLaunder −O−メーター中で50℃で2時間、インキュベートする。インキュベーションの 後、スワッチを家庭用洗濯機で短くそそいで、タンブル乾燥させる。 インキュベーション及びそそぎ/乾燥のサイクルを1回、又はス ワッチが毛玉特性において異なるまでくり返す。 毛玉形成耐性の改良を、Martindale毛玉テスター(Swiss standard SN 198525 )を用いて測定する。改善度は、その毛玉グレードがグレードの半分超、改善さ れたなら、大きいと考えられる。 実施例3 色の清澄化 本実施例は、ポリエステル布帛に対する色の清澄化能力を測定するためのアッ セイを記述する。 布帛表面の光りのない毛玉のある外観を得るために例えば家庭用洗濯機で10回 、予め洗浄した染色されたポリエステル/線布帛をテストスワッチとして用いる 。 0.2g/lのLutensol To5(BASF)を加えた150ml Britton-Robinson緩衝液p H7.5を、5のスチールボールを含む各々のLaunder−O−メータービーカーに加 える。そのビーカーを50℃で平衡化する。2つの編んだ予め洗浄したポリエステ ル/綿(50/50%)スワチッチ(各々約10×10cm)を各々のLaunder−O−メー タービーカーに加える。酵素(Humicola insolensクチナーゼ)を酵素なしのブラ ンクを含む異なる投与量(布帛重量に基づいて0.01%〜0.2%)で加える。スワ ッチをLaunder−O−メーター中で50℃で2時間、インキュベートする。インキ ュベーションの後、スワッチを家庭用洗濯機で短くそそいで、タンブル乾燥させ る。 インキュベーション及びそそぎ/乾燥のサイクルを1回、又はスワッチ上の色 (毛羽)において明らかに異なるまでくり返す。 最後に、スワッチをブランク(酵素なし)に対して視覚的に段階付けし、その 色の差を反射率分光光度メーターを用いて測定する。酵素の色の清澄化は、酵素 処理したスワッチとブランクとの間の色の差を測定することにより検出すること ができる。この目的のため に、とりわけHunter Lコーディネート(例えばCIE Lab L*)を用いることができ る(AATCC Test Method 153-1985“Color Measurements of Textiles:Instrumen tal”)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ダムガールド,ボー スイス国,セアッシュ―1006 ローザン ヌ,アブニュ ダップル 17,3エム,ヌ メロ 8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ポリエステル布帛及び又は衣料品の毛玉形成傾向を減少させる方法であっ て、該布帛又は依料品を、テレフタル酸ジエチルエステル加水分解酵素(ETE加水 分解酵素)及び/又はエチレングリコールジベンジルエステル加水分解酵素(BEB 加水分解酵素)で処理することを含み、洗剤の存在下で行われることを特徴とす る方法。 2.前記布帛又は衣料品をテレフタル酸ジエチルエステル加水分解酵素(ETE加 水分解酵素)で処理することを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.前記布帛又は衣料品をエチレングリコールジベンジルエステル加水分解酵 素(BEB加水分解酵素)で処理することを特徴とする請求項1に記載の方法。 4.前記方法が、1又は複数の洗剤酵素、特にプロテアーゼ、リパーゼ、アミ ラーゼ、セルラーゼ、ペルオキシダーゼ、オキシダーゼ、及びペクチナーゼの存 在下で行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の方法。 5.前記方法が、セルロース分解酵素の存在下で行われることを特徴とする請 求項1〜3のいずれかに記載の方法。 6.前記方法が、布帛及び/又は衣料品の洗濯と同時に行われることを特徴と する請求項1〜5のいずれかに記載の方法。 7.ポリエステル布帛及び/又は衣料品の毛玉形成傾向を減少させるための方 法におけるテレフタル酸ジエチルエステル加水分解酵素(ETE加水分解酵素)及び /又はエチレングリコールジベンジルエステル加水分解酵素(BEB加水分解酵素) 並びに洗剤の使用。 8.前記布帛又は衣料品をテレフタル酸ジエチルエステル加水分解酵素(ETE加 水分解酵素)で処理することを特徴とする請求項7に 記載の使用。 9.前記布帛又は衣料品をエチレングリコールジベンジルエステル加水分解酵 素(BEB加水分解酵素)で処理することを特徴とする請求項7に記載の使用。 10.前記方法が、1又は複数の洗剤酵素、特にプロテアーゼ、リパーゼ、アミ ラーゼ、セルラーゼ、ペルオキシダーゼ、オキシダーゼ、及びペクチナーゼの存 在下で行われることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の使用。 11.前記方法が、セルロース分解酵素の存在下で行われることを特徴とする請 求項7〜9のいずれかに記載の使用。 12.前記方法が、布帛及び/又は衣料品の洗濯と同時に行われることを特徴と する請求項7〜11のいずれかに記載の使用。 13.ポリエステル布帛及び又は衣料品の色を清澄化する方法であって、該布帛 又は依料品を、テレフタル酸ジエチルエステル加水分解酵素(ETE加水分解酵素) 及び/又はエチレングリコールジベンジルエステル加水分解酵素(BEB加水分解酵 素)で処理することを含み、洗剤の存在下で行われることを特徴とする方法。 14.前記布帛又は衣料品をテレフタル酸ジエチルエステル加水分解酵素(ETE加 水分解酵素)で処理することを特徴とする請求項13に記載の方法。 15.前記布帛又は衣料品をエチレングリコールジベンジルエステル加水分解酵 素(BEB加水分解酵素)で処理することを特徴とする請求項13に記載の方法。 16.前記方法が、1又は複数の洗剤酵素、特にプロテアーゼ、リパーゼ、アミ ラーゼ、セルラーゼ、ペルオキシダーゼ、オキシダーゼ、及びペクチナーゼの存 在下で行われることを特徴とする請求項13〜15のいずれかに記載の方法。 17.前記方法が、セルロース分解酵素の存在下で行われることを特徴とする請 求項13〜15のいずれかに記載の方法。 18.前記方法が、布帛及び/又は衣料品の洗濯と同時に行われることを特徴と する請求項13〜17のいずれかに記載の方法。 19.ポリエステル布帛及び/又は衣料品の16の清澄化を改良する方法における テレフタル酸ジエチルエステル加水分解酵素(ETE加水分解酵素)及び/又はエチ レングリコールジベンジルエステル加水分解酵素(BEB加水分解酵素)並びに洗剤 の使用。 20.前記布帛又は衣料品をテレフタル酸ジエチルエステル加水分解酵素(ETE加 水分解酵素)で処理することを特徴とする請求項19に記載の使用。 21.前記布帛又は衣料品をエチレングリコールジベンジルエステル加水分解酵 素(BEB加水分解酵素)で処理することを特徴とする請求項19に記載の使用。 22.前記方法が、1又は複数の洗剤酵素、特にプロテアーゼ、リパーゼ、アミ ラーゼ、セルラーゼ、ペルオキシダーゼ、オキシダーゼ、及びペクチナーゼの存 在下で行われることを特徴とする請求項19〜21のいずれかに記載の使用。 23.前記方法が、セルロース分解酵素の存在下で行われることを特徴とする請 求項19〜21のいずれかに記載の使用。 24.前記方法が、布帛及び/又は衣料品の洗濯と同時に行われることを特徴と する請求項19〜23のいずれかに記載の使用。
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