JP2002529746A - 送信ペン位置決めシステム - Google Patents

送信ペン位置決めシステム

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Abstract

(57)【要約】 ペンが2つ以上の受信位置の外部受信器へ繰り返しの出力信号を送信し、そしてペンの尖端の位置がホワイトボードの書き込み面に対して決定される送信ペン位置決めシステムが提供される。1つの実施形態において、出力要素、好ましくは、超音波トランスジューサは、単一信号送信ペンから2つ以上の受信位置の2つ以上の外部受信器へ時間従属の出力信号を送信する。各受信位置への出力信号の到達方向が決定され、そして単一送信ペンの尖端が、ペンから外部受信器への方向ベクトルの交点として決定される。別の実施形態では、トランスジューサが時間従属の出力信号を送信ペンから3つ以上の外部受信器へ送信し、ここでは、受信信号が処理されて、各受信器への到達時間が決定されると共に、ペンの尖端の位置が受信器間の計算された距離として決定される。二重信号送信ペンを有する更に別の実施形態では、受信位置に配置された第3の受信器を使用して、二次出力信号の到達時間が決定され、二重信号送信ペンと受信位置との間の距離が決定される一方、受信位置の2つ以上の受信器を使用して、一次時間従属出力信号の到達方向が決定される。別の実施形態では、出力信号の波形整形を使用して、送信ペンから受信器へ補足情報を送信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、リモートデバイスの位置決めアルゴリズムの分野に係る。より詳細
には、本発明は、電子ポインティングデバイスの位置を決定するアルゴリズムシ
ステムに係る。
【0002】
【背景技術】
デジタルペン及びホワイトボードシステムは、種々様々な電子的アプリケーシ
ョンに使用されている。これらのシステムは、通常、ホワイトボード、位置指示
ペン、及びこれらのホワイトボードと位置指示ペンとの間の相互作用を決定する
ための関連電子装置とを備えている。通常、位置指示ペン及びホワイトボードの
相対的な位置を表すためにデジタルデータ信号が導出される。 リモートデバイスに対する位置信号として超音波のような信号が使用されると
きには、デバイスの位置を正確に決定することがしばしば困難となる。というの
は、外部受信器への到達時間を決定するものとして順次の長い波形パルスの各々
をどこで測定するか決定することが困難だからである。
【0003】 M.ステフィック及びC.ヒーター氏の「超音波位置入力デバイス(Ultrasoun
d Position Input Device)」と題する米国特許第4,814,552号(198
9年3月21日付)は、書き込み器具、この器具が書き込み面に接触しているか
どうか決定する圧力スイッチ、表面上の針の位置を三角測量する音響送信器、及
びデータ及びタイミング情報をコンピュータへ送信するワイヤレス送信器を使用
して、コンピュータへ手書きフォームを入力するための入力デバイス即ち針を開
示している。動作中に、この針は、赤外線信号及び超音波パルスを送信し、赤外
線信号は、システムにより直ちに受信され、そして超音波パルスは、音波の速度
及びマイクロホンから針までの距離に基づく遅延の後に2つのマイクロホンによ
り受信される。ステフィック氏等は、到来する超音波信号を分析して針の位置を
決めるためのアルゴリズムを開示しているが、このアルゴリズムは、1つの音波
パルスサンプルのみからの情報を使用して2つの各マイクロホンまでの半径を計
算し、2つの半径を、計算されたX、Y位置へ変換し、そして計算されたX、Y
値をフィルタし、それらが指定の限界又は範囲から変動する場合にそれらを記述
経路から除去する。
【0004】 B.エドワード氏の「超音波位置探索方法及び装置(Ultrasound Position Loc
ating Method and Apparatus Therefor」と題する米国特許第5,142,50
6号(1992年8月25日)は、2つ以上のポイント間における超音波バース
トの走行時間を正確に決定することによって距離を測定するための位置探索方法
及び装置を開示している。各バーストが送信ポイントから放射されるべくトリガ
ーされたときにタイマークロックがスタートされ、そしてバースト内の明確に定
められたポイントがそれに対応する受信ポイントに受信されたときにタイマーク
ロックがストップされる。この明確に定められたポイントは、バースト内の特定
のサイクルを識別するためにバーストを最初に分析することにより決定される。
次いで、この特定のサイクルは、サイクル内の特定のポイントを検出するために
分析される。 エドワード氏により開示されたようなアナログシステムは、本来的に、現在の
信号バーストと、単一の以前の信号からの少量の振幅情報との間の「オン・ザ・
フライ」比較に限定される。これらのアナログシステムは、以前の全信号バース
トをメモリに記憶するものでないので、以前の最後の信号における少数の特徴の
比較に限定される。
【0005】 エドワード氏は、通常、多数の受信器を使用し、普通の三角法計算を使用して
送信器を位置決めするが、このアナログシステムは、受信した超音波波形の「バ
ースト」内の相次ぐサイクルにおいて少数の測定ピーク間で振幅を比較すること
に限定される。一般に、送信器を普通に使用した場合に、送信器から受信器への
向き、書き込み表面の異なる領域間に送信器を移動する速度、送信信号の信号強
度、ノイズ又は反射によって波形が通常変化するために、結果にエラーが生じる
ことがある。パルス波形内の特定サイクルの振幅に依存すると、1つ以上のサイ
クルにエラーを招き、その結果、数センチメーターの位置検出エラーが生じる。
このようなアナログシステムにおけるエラーは、通常、送信器の位置の決定を不
正確なものにするか、又は決定された位置ポイントを可動送信器の記述経路から
「投げ出」さねばならなくなる。又、使用されるこのアナログシステムは、本来
的に、以前の出力信号と現在の出力信号の信号「バースト」内における選択され
たサイクルピークの振幅間比較の形式を限定し、従って、このアナログシステム
をハードウェア実施形態又は改良された波形比較技術に容易に適用する上で妨げ
となる。
【0006】 I.ギルチリスト氏の「音響マウスシステム(Acoustic Mouse System)」と題
する米国特許第5,144,594号(1992年9月3日付)は、ディスプレ
イ表面のX−Y面上の指示を制御する音響マウスシステムを開示している。この
システムは、x−y平面内にある少なくとも3つの音響受信器と、x−y平面に
対して平行に且つx−y平面に垂直なz方向にも移動可能な手で移動できる音響
送信器とを備えている。この送信器は、支持体及びその受信器の方向に周期的な
音響発振を発生する。検出回路は、音響受信器からの信号に応答して、x−y平
面における音響送信器の絶対位置を表わす信号を発生する。プロセッサは、検出
回路からの信号に応答して、絶対位置信号をディスプレイへ供給し、ディスプレ
イは、それに応答して、ディスプレイ表面のX−Y面における対応位置の指示を
移動する。検出回路は、更に、z位置信号をディスプレイへ供給することもでき
、これにより、ディスプレイは、z位置信号に基づいて表示機能を変更すること
ができる。ギルチリスト氏は、一般的な周期的音響波長位置指示システムを開示
しているが、検出回路により、送信器信号の到達方向又は到達時間のいずれかに
よって移動可能な音響送信器の位置を決定する有効なアルゴリズムについては開
示していない。更に、このシステムは、移動可能な音響送信器を適切に位置決め
するために最低3つの音響受信位置を必要とすることが明らかである。又、ギル
チリスト氏は、移動可能な音響送信器の決定に充分な精度を与えるのに使用でき
る波形分析技術についても開示していない。
【0007】 従って、これまでに開示されている公知のシステム及び方法は、送信ペンと書
き込み領域との間の空間的な関係を決定するための基本的な送信ペン及びホワイ
トボード位置決めシステムを提供するが、ペンの尖端の位置を決定するための正
確な手段を提供するものではない。このような送信ペン位置決めシステムの開発
は、大きな技術的進歩をもたらすであろう。更に、送信ペンと外部受信器との間
で補足的な情報を通信する手段も備えた送信ペン位置決めシステムの開発は、更
に大きな技術的進歩をもたらすであろう。
【0008】
【発明の開示】
本発明によれば、送信ペンが、2つ以上の受信位置にある外部受信器へ繰り返
し出力信号を送信し、ペンの尖端の位置がホワイトボードの書き込み面に対して
決定されるような送信ペン位置決めシステムが提供される。1つの実施形態では
、出力要素、好ましくは、超音波トランスジューサが、送信ペンから2つ以上の
受信位置にある2つ以上の外部受信器へ出力信号を送信する。各受信位置への出
力信号の到達方向が決定され、そして送信ペンの尖端の位置が、ペンから外部受
信器への方向ベクトルの交点として決定される。別の実施形態では、トランスジ
ューサが送信ペンから3つ以上の外部受信器へ出力信号を送信し、受信信号は、
各受信器への到達時間を決定するように処理され、そしてペンの尖端の位置は、
トランスジューサと各受信器との間の計算された距離として決定される。二重信
号送信ペンを有する更に別の実施形態では、受信位置にある第3の受信器を使用
して、二次出力信号の到達時間が決定され、二重信号送信ペンと受信位置との間
の距離が決定される一方、受信位置にある2つ以上の受信器を使用して、一次出
力信号の到達方向が決定される。別の実施形態では、出力信号の波形整形を使用
して送信ペンから受信器へ補足的な情報を送信することができる。
【0009】
【発明を実施するための最良の形態】
図1は、表面12の書き込み領域14内に配置された単一信号送信ペン30a
の上面図であり、単一信号送信ペン30aは、2つの受信位置18a及び18b
の各々に設けられた少なくとも2つの外部受信器20a、20bに時間従属出力
信号16を繰り返し送信する。表面12は、一般に、ホワイトボード、ブラック
ボード、製図台、オーバーヘッドプロジェクター、プロジェクタースクリーン、
又は何らかの種類のプレゼンテーション面である。第1の受信位置18aと出力
信号16の送信方向との間に第1の傾斜角θ115aが画成される。又、第2の
受信位置18bと出力信号16の送信方向との間に第2の傾斜角θ215bが画
成される。
【0010】 単一信号送信ペン30aは、出力信号16を有するトランスジューサ要素28
(図5−8)を有し、これは、送信ペン位置決めシステム10a、10b、10
c内の表面12の書き込み領域14に対する単一信号送信ペン30aのポインテ
ィング尖端36(図5−7)の位置を決定するのに使用される。この出力トラン
スジューサ28は、単一信号送信ペン30から受信位置18a及び18bにある
外部受信器20a、20bへ時間従属出力信号16を送信する。 通常は周期的なやり方で単一信号送信ペン30aから繰り返し送信される出力
信号16は、出力信号16の速度と、送信ペン30aから各受信器20a、20
bまでの距離とに依存する時間に、2つ以上の受信位置18に到達する。1つの
実施形態では、例えば、出力信号16の周波数が超音波周波数スペクトル内に存
在する。
【0011】 出力信号16が受信器20a、20bの各々に到達すると、信号16は、信号
プロセッサ57(図8)、例えば、受信位置18a、18bにあるA/Dコンバ
ータによりサンプリングされる。サンプリングされた信号16は、次いで、信号
プロセッサ57(図8)へ転送される。次いで、送信ペン30のポインティング
尖端36(図5−7)の位置が信号プロセッサ57によって決定され、これは、
各受信位置18a、18bにある外部受信器20a、20b間の出力信号16の
相対的な位相差を測定し、各受信器20a、20bにおける到達出力信号16の
位相差を用いて、各受信位置18a、18bへの出力信号16の到達方向15a
、15bを決定し、そして各受信位置18a、18bへの同時に計算された方向
15a、15bに基づいて単一信号送信ペン30aの位置を決定することにより
行なわれる。
【0012】 図2は、単一信号送信ペン30aと2つの外部受信器18との間の幾何学的な
関係21を示し、単一信号送信ペン30aの計算された(X1、Y1)位置22が
X軸24及びY軸26に対して表されている。第1受信位置18aと計算された
(X1、Y1)位置22との間の距離daは、方向ベクトル23aに沿って定めら
れる。第2の外部受信位置18bと計算された(X1、Y1)位置22との間の距
離dbは、方向ベクトル23bに沿って定められる。単一信号送信ペン30aの
(X1、Y1)位置22が示されており、そして書き込み領域14内の第1方向ベ
クトル23aと第2方向ベクトル23bとの交点22として計算される。 図3は、表面12に位置する受信位置18a、18bにおける外部受信器20
a、20bの部分上面図である。第1受信位置18aは、第1外部受信器20a
及び第2外部受信器20bを含み、そして信号プロセッサ57(図10)に向か
う信号接続55aを含む。第2受信位置18bも、第1外部受信器20a及び第
2外部受信器20bを含み、そして信号プロセッサ57への信号接続55bを含
む。
【0013】 到達方向送信ペン位置決めプロセス:出力信号16を使用して、ホワイトボー
ド12の書き込み領域14に対する単一信号送信ペン30aを位置決めするため
の到達方向送信ペン位置決めプロセス(図1−4、10)は、次の段階を含む。 i)単一信号送信ペン30aから、複数の受信位置18にある複数の外部受信
器20a、20bへ出力信号16を送信する。 ii)外部受信器20a、20bにおける受信出力信号16の位相差に基づいて
複数の受信位置18の各々から単一信号送信ペン30aへの角度15a、15b
を決定する。 iii)複数の受信位置18の各々から単一信号送信ペン30aへの決定された角
度15a、15bに基づいて単一信号送信ペン30aの位置を決定する。
【0014】 図4は、到達方向送信ペン位置決めシステムの別の実施形態10bの斜視図で
あり、単一信号送信ペン30aは、3つの受信位置18a、18b及び18cの
各々における外部受信器20a及び20bへ出力信号16を周期的に送信する。
単一信号送信ペン30aと受信位置18a、18b及び18cとの間の幾何学的
な関係が繰り返し決定され、単一信号送信ペン30aの次々に計算された(X、
Y、Z)位置31a、31b、31cは、X軸24、Y軸26及びZ軸29に対
する経路82を表す。
【0015】 単一信号送信ペン:図5は、到達方向位置決めシステム10a、10b、10
c(図1、2、4、10)或いは到達時間位置決めシステム10d(図20)の
いずれかに使用される出力信号トランスジューサ28を有する単一信号送信ペン
30aの部分破断図である。送信ペン30aは、ペンとして説明するが、ある種
の可動送信デバイスである。リード46a及び46bを経て出力信号トランスジ
ューサ28に接続された送信回路40は、出力信号トランスジューサ28を励起
して、出力信号16を発生する。1つの実施形態では、出力信号16のパルス列
89(図11)は、100パルス/秒の周期的な周波数を有する。送信回路40
は、巾の短いパルス状の出力信号16を発生するように出力信号16を効果的に
整形及びスケルチ処理する位相ずれ駆動機構を備えているのが好ましい。 図6は、出力信号トランスジューサ28を有する単一信号送信ペン30aのポ
インティング尖端36を詳細に示す破断図である。図7は、単一圧電出力信号ト
ランスジューサ28を有する単一信号送信ペン30aのポインティング尖端36
を示す部分斜視図である。オプションのフィンガガード38は、出力信号トラン
スジューサ28を保護する。
【0016】 出力信号送信:図8は、通常、超音波出力信号16である単一信号送信ペン3
0aからの出力信号16の送信を示す概略図50である。この出力信号16は、
単一信号送信ペン30aのポインティング尖端36付近に配置された1つ以上の
トランスジューサ28から送信される。1つの実施形態では、トランスジューサ
28は、外部導電層54a及び内部導電層54bによって取り巻かれた円筒状の
積層型圧電層56であり、これは、リード46a及び46b並びにリード接続部
52a及び52bにより送信回路40に接続される。別の実施形態では、使用す
る超音波トランスジューサ28は、日本の鳥取市のニッポンセラミック株式会社
により製造された部品番号AT/R 40−10Pである。単一信号送信ペン3
0aは、出力信号16を繰り返し送信し、通常、周期95(図11)で周期的に
送信する。
【0017】 図9は、単一信号送信ペン30a、30b(図25)又は二重信号送信ペン3
0c(図26、28−30)のいずれかから送信される以前の整形されたパルス
波形16aと、現在の、即ちその後の整形されたパルス波形16bとを示す。超
音波の第2出力信号16は、単一超音波パルス72を含むいかなる波形形状をも
つこともできるが、波形は、巾が短く、独特の波形特性を有する形状とされ、波
形を正確に測定及び比較して、送信ペン30に対する正確に計算された位置を与
えることができるのが好ましい。図9に示す好ましい実施形態では、その後の第
2出力信号16a、16bの各々は、2つの大きなパルス72a及び72bを含
み、それらの間に特定のタイミングをもつ。
【0018】 その後の第2出力信号16a及び16bの受信振幅間には差があるが、各信号
16は、大きな特徴、例えば、波形特徴72a、72b、波長依存性特徴、例え
ば、ピーク76a、76b、76c及び76d、相対的ピーク76の位置、及び
ピーク振幅を保持する。その後の記憶されるデジタル出力信号16aと、現在の
出力信号16bとの間でこれら特徴を比較することにより、送信ペン30の計算
された表記経路82を正確に決定することができる。又、独特の波形特性72a
、72bの使用により、以下に述べるように、送信ペン30から外部受信器20
へ他の情報も送信することができる。 現在出力信号16bと、1つ以上の記憶された出力信号16aとの比較は、各
受信位置18における全ての外部受信器20に対して繰り返され、出力信号16
bの伝播時間の多数の推定値、及び記憶された以前の信号16aとの異なる配列
を与えるのが好ましい。
【0019】 図10は、到達方向送信ペン位置決めシステム10cの1つの実施形態を示す
上面図80であり、表面12の書き込み領域14内の次々の位置からの単一信号
送信ペン30aの計算された表記経路82を示している。単一信号送信ペン30
aは、ユーザにより、表面12の書き込み領域14を横切って移動されるので、
出力信号16の繰り返し送信が外部受信器18において受信される。これら受信
器18は、信号プロセッサ57に接続され(55)、該プロセッサは、定められ
たX軸24及びY軸26に対する次々のX−Y位置84a、84b、・・84n
を計算する。次々のX−Y位置84a、84b、・・84nは、単一信号送信ペ
ン30aの経路82を定義する。次々のX−Y位置84a、84b、・・84n
及び定められた経路82は、次いで、信号プロセッサ57により記憶又は転送す
ることができる。
【0020】 好ましい実施形態では、表面12の書き込み領域14内に機能領域85が定義
される。この機能領域85内における単一信号送信ペン30aのアクチベーショ
ンを選択的に使用して、信号プロセッサ57又はこの信号プロセッサ57に接続
されたコンピュータ87に機能コマンドが送信される。機能コマンドは、表示像
経路82をプリントし、像経路82をセーブし、新たなページを形成し、或いは
接続されたコンピュータ87の機能を制御するのに使用できる。これは、例えば
接続されたコンピュータ87のグラフィックユーザインターフェイス(GUI)
93におけるプルダウンメニューをアクチベートすることにより行なわれる。
【0021】 別の好ましい実施形態では、コンピュータ87内のプログラム可能な制御アプ
リケーション91が、信号プロセッサ57と通信し、波形比較アルゴリズムのよ
うなシステムオプションを制御すると共に、記憶(99)されて現在出力信号1
6bと比較されるべき以前の出力信号16aの所望数を制御する。以前の出力信
号16aは、デジタル形態で捕らえられて記憶されるので、以前の出力信号16
aと現在の出力信号16bとの間の比較は、プログラム可能な制御アプリケーシ
ョンソフトウェア91を経て効率的に監視又は変更することができる。 図11は、単一信号送信ペン30a、30bから送信されるときの出力信号1
6を示す。出力信号パルス列89aは、出力信号16の繰り返し送信より成る。
出力信号16の繰り返し送信は、通常、周期P195を特徴とする。
【0022】 到達方向送信ペン位置決めアルゴリズム:図11−13に示す実施形態におい
て、超音波出力信号16は、その出力信号16の速度と、送信ペン30と受信器
20a、20bとの間の距離とに依存する時間に、受信位置18における外部受
信器20a、20bの各々に到達する。図12は、第1受信位置18aの第1外
部受信器20aに到達するときの出力信号16を示す。図13は、第2の更に別
の受信位置18bの第1外部受信器20aに到着するときの同じ出力信号16を
示す。受信位置18a、18bの各々において、出力信号16の到達時間は、可
動の単一信号送信ペン30a、30bと、各外部受信器20a、20bとの間の
距離に依存する。隣接する受信器20a、20b間の到達出力信号16の経路長
さの差は、到達出力信号16の位相さとみなされ、信号プロセッサ57によって
分析されて、各受信位置18に対する出力信号16の到達方向15a、15bが
決定される。 それ故、単一信号送信ペン30aの位置の精度は、受信位置18における外部
受信器20に接続された信号プロセッサ57が超音波信号波形16の到達方向1
5a、15bを一貫して決定できるところの精度に依存する。
【0023】 到達方向位置決めシステムの信号処理:図14は、受信位置18の外部受信器
20a、20bにおける受信出力信号16を示すグラフである。外部受信器20
a及び20bは、互いに若干ずれているので、出力信号16は、通常、外部受信
器20a及び20bに到達するための若干異なる経路長さを定める。受信位置1
8aの外部受信器20a、20bにおける受信出力信号16間の計算された位相
差90は、第1の傾斜角θ115aを与える。同様に、受信位置18bの外部受
信器20a、20bにおける受信出力信号16間の計算された位相差90は、信
号プロセッサ57により分析され、第2の傾斜角θ215bを与える。第1の傾
斜角θ115a及び第2の傾斜角θ215bが与えられると、送信ペンのX、Y位
置が二次元の書き込み領域14内で決定される。距離d1だけ分離された外部受
信位置18a、18bについては、送信ペン30のX、Y位置が次の式で与えら
れる。
【数1】
【0024】 各受信位置18における外部受信器20a、20bを互いに離間して、傾斜角
θ1、θ2の非常に正確な計算値を得るのが好ましい。しかしながら、各受信位置
18における外部受信器20a、20bの離間距離が出力信号16の送信周波数
の1波長より大きい場合には、n*Tに等しい位相シフトが不明瞭になる。但し
、Tは、(1/λ)である送信出力信号16の周期に等しく、そしてnは、各受
信位置18における外部受信器20a、20b間の分離の波長数である。 分離された外部受信器20a及び20bにおける受信出力信号16間に存在す
る全サイクルシフトの数の決定は、信号プロセッサ57(図10)によって行な
われる。各受信位置の隣接する外部受信器20a、20bにおける出力信号16
の受信振幅間には差があるが、各信号16は、大きな特徴、例えば、波形特性7
2a、72b、波長依存特徴、例えば、ピーク76a、76b、76c及び76
d、相対的ピーク76の位置、及びピーク振幅を保持する。隣接する受信器20
a、20bのデジタル出力信号16間でこれらの特徴を比較することにより、第
2出力信号16の到達方向15a、15bを正確に決定することができる。
【0025】 上記解決策は、±1サンプルの精度で位相差を測定できるが、分解能を±1サ
ンプル以上に更に改善することができる。図15及び図16は、第1外部受信器
20aへの出力信号16の到達が、第2外部受信器20bへの出力信号16の到
達より、多数の波長分だけ遅れるような典型的なシステム構成を示している。 図15及び図16に示すように、受信器20a及び20bの出力信号16x1(
t)及びx2(t)は、振幅変調を伴う正弦波として近似されると仮定する。上述し
た解決策は、x1(t)とx2(t)との間の近似位相差としてデルタ(Δ)を与える
。x2'(t)=x2(t+Δ)とすれば、信号プロセッサ57は、付加的な位相差修
正値θを次のように計算することができる。
【数2】
【0026】 図17は、外部受信位置18a、18bに対する送信ペンの向きの変化を示す
斜視図であり、このような変化は、出力信号16が受信位置18a、18bに到
達するときにその受信波形を著しく変更し得る。上述したように、到来する波形
16の振幅は、各受信位置18a、18bまでの距離により著しく変化し得る。
出力信号16の振幅に影響する他のファクタは、送信ペン30と外部受信器20
との間の角度方向98a、98ab、書き込み領域14の表面に対する傾斜した
可動送信ペン30の角度96、送信ペン30の軸方向回転97、及び送信ペン3
0内の出力回路40への使用可能なソース電力を含む。図18は、受信位置18
a、18bにおける外部受信器20a、20bの方向性受信特性99a、99b
を示す上面図である。受信位置18a、18b内の外部受信器20a、20bは
、通常、第2の出力信号16の信号検出を改善するために、長方形書き込み領域
14に対して約45度の角度に配置される。
【0027】 到達方向送信ペン位置決めシステム10a、10b、10cは、出力信号16
が著しく減衰したときでも送信ペン30の位置を正確に決定することができる。
到達方向送信ペン位置決めシステム10a、10b、10cは、各受信位置18
の至近離間された外部受信器20a、20bに到達する同時出力信号16aを含
む。出力信号16は、上述したように、共通に減衰されるが、減衰特性は、至近
離間された外部受信器20a、20bに出力信号が受信されるときに出力信号間
で同様である。それ故、受信出力信号16を比較して到達方向を計算すると、正
確な結果が得られる。 又、好ましい実施形態において、到達方向送信ペン位置決めシステム10a、
10b、10cは、好都合にも、各外部受信器20a、20bに対して1つ以上
の以前の信号16aを記憶し、各外部受信器20a、20bに対して現在の第2
出力信号16bと1つ以上の以前の第2出力信号16aとの間で多数の特徴を比
較できるようにする。
【0028】 現在の出力信号16b及び1つ以上の記憶された以前の出力信号16aは、通
常、互いに正規化され、そして現在の出力信号16bと、1つ以上の記憶された
以前の出力信号16aとの間の詳細な特徴を比較に使用できるので、到来信号1
6の減衰は、到達方向送信ペン位置決めシステム10a、10b、10cが送信
ペン30のX、Y位置を正確に決定するのを妨げない。 これに対して、限定された数のポイントについての限定された数の測定振幅、
例えば、バースト又はピークの測定振幅或いは限定された数のピークの平均値を
比較することに依存する公知のアナログシステムは、一般に、特に連続する出力
パルスが異なる減衰を受けたときに可動ポインタに対して有効なデータポインタ
を見出すことができない。その結果、位置にエラーが生じる(例えば、通常は、
所望の信号ピークを見失うことにより)か、又は可動ポインタの記述経路に位置
ポイントを使用しないことを必要とし、記述経路が不正確となるか又はエラーと
なる。
【0029】 デジタル到達方向アレー送信ペン位置決めシステム10a、10b、10cの
好ましい実施形態では、受信信号16をメモリ15に記憶することにより、現在
出力信号16bと記憶された波形16aとの間の信号処理比較を、例えば、クロ
ス相関方法により実行することができる。それ故、現在出力信号16bと以前の
出力信号16aとの特徴間の正確な比較を行うことができる。第2の出力信号1
6bが信号プロセッサ57に到達したときに、それらは、以前の記憶された信号
16aに対して正規化されるのが好ましい。受信された第2出力信号16b及び
1つ以上の記憶された第2出力信号16aが互いに正規化されるときには、正規
化された出力信号16a、16b間で有効な比較を行うことができる。受信され
た出力信号16b及び1つ以上の記憶された第2出力信号16aが大幅に変化す
る信号強度を有するときにも、限定された数のデータポイントの振幅を比較する
のではなく、正規化された信号間で特徴をクロス相関することができる。
【0030】 更に、到達方向送信ペン位置決めシステム10a、10b、10cの好ましい
実施形態では、現在の第2出力信号16bと、1つ以上の記憶された以前の第2
出力信号16aとの間での特徴の比較へ切り換えることができる。プログラム可
能な制御アプリケーション91(図10)は、通常、制御可能で且つ更新可能で
あり、信号プロセッサ57を更新できると共に、異なる送信ペン30、異なる表
面12及び異なる外部受信器20に容易に適応させることができる。 補足情報の通信:回路40の出力信号特性及び特性送信出力信号16は、二次
情報を受信位置18へ任意に通信することができる。このような補足情報は、ペ
ンのアクチベーション状態、又はペンの形式、例えば、異なる色のペン又は異な
る巾のペン、或いは計算された線形式、例えば、破線を含む。2人以上のユーザ
が順次に又は同時にホワイトボード12に書き込むシステムでは、送信ペン30
は、各送信ペン30の指定のユーザと任意に通信することができる。
【0031】 ペンアクチベーション:図9は、「ペンダウン」位置における送信ペン30の
典型的な出力信号16bを示す。出力信号16bは、異なる信号状態を指定し、
例えば、ペンが第1の「ペンアップ」位置においてインアクチベートされるか、
又はアクチベートされた第2の「ペンダウン」位置にあるかを通信するように、
送信回路40によって変更することができる。図9において、現在の出力信号1
6bは、「ペンダウン」位置を指示するための2つの波形パルス72a、72b
を含む。この同じ実施形態において、現在の出力信号16bは、通常、「ペンア
ップ」位置を指示するための単一超音波パルス72aを含む。 「ペンアップ」信号が外部受信器20によって受信されると、信号プロセッサ
57は、送信ペン30が現在その「ペンアップ」位置にあると決定する。「ペン
アップ」位置とは、通常、送信ペン30のポインティング尖端36が表面12の
書き込み領域14に接触しないか又は書き込み領域14内に配置された別の書き
込み面、例えば、紙片に接触しないことを意味する。
【0032】 「ペンダウン」信号が外部受信器20によって受信されると、信号プロセッサ
57は、ペン30が現在その「ペンダウン」位置にあると決定し、そしてペン3
0の到達方向15a、15bも決定される。「ペンダウン」位置68bは、一般
に、ペン尖端36が表面12の書き込み領域14に接触するか、或いは書き込み
領域14内に配置された別の書き込み面、例えば、紙片に接触することを意味す
る。 送信ペン30が経路82に沿ってペンダウン位置へ移動されるときには、一連
の出力信号16が外部受信器20に受信され、そこから、次々の到達方向が計算
され、そしてその後、X−Y座標が決定され、送信ペン30の経路82の表示が
形成される。ある実施形態では、送信ペンが書き込み領域14に接触していない
ときにも、送信ペン30の位置が計算される。
【0033】 計算されたペン属性:送信ペン30の送信回路40は、ペンの属性を通信し、
そして異なるペン属性を表す送信信号16を発生するためのスイッチング又は連
続調整制御を含むことができるのが好ましい。例えば、黒いインクのような1色
インクを有する単一書き込み尖端36を含む送信ペン30は、異なる色、巾又は
線形式の描かれた経路82に対応する出力信号16を発生するようにユーザによ
り選択的に調整することができる。ユーザが、黒い経路82(図10)を表示す
るホワイトボード12のような書き込み表面14に、図形や文字を描いたり書き
込んだりする間に、その経路82に対する送信及び処理される信号は、ユーザに
より選択されたペン特性に依存する。
【0034】 図9は、2つの波形パルス72を用いてペンダウン位置を示す出力信号16を
示しているが、波形パルス72の追加及び間隔を使用して、エンコードされた補
足情報、例えば、指定の色、巾、線形式又は作者を通信するのが好ましい。 図9に示す出力信号16では、多数の波形パルス72間の時間が、特定のペン
色に特有の時間に及ぶ。例えば、波形パルス72間の第1時間遅延は、黒のペン
色を特定することができ、一方、波形パルス72間の第2時間遅延は、青のペン
色を特定することができる。
【0035】 到達方向送信ペン位置決めシステムの効果:到達方向送信ペン位置決めシステ
ム10a、10b、10cは、公知の位置決め方法に勝る顕著な効果を与える。
到達出力信号16間の位相差を計算するための改良されたプロセスを使用するこ
とにより、到達方向15a、15bを正確に決定できると共に、送信ペン30に
単一送信器28をもたせることができる。 自己構成:受信位置18間の距離d117(図1)は、互いに一定距離に取り
付けられた受信位置18については、一度設定すればよく、或いは、異なる位置
に再取り付けできる受信位置18については周期的に設定することができる。固
定された受信位置18間の距離d1は、例えば、固定された受信位置18間の距
離が表面12の設計により制御される製造された送信ペン30及びボードシステ
ム10については、信号プロセッサ57に記憶することができる。
【0036】 図19は、受信位置18a、18bが移動可能であり、一方の受信位置18b
に校正送信器92が追加され、システムに対する自動自己校正を与える送信ペン
位置決めシステムの別の実施形態10dを示す。自動校正送信信号94は、受信
位置18bから送信され、そして別の受信位置18aで受信される。信号プロセ
ッサ57は、到来する自動校正送信信号94を分析し、受信位置18a、18b
間の距離d1を決定する。受信器18a、18bと信号プロセッサ57との間に
はワイヤレス接続が与えられ、情報データ信号160a、160bが受信位置1
8a、18bから信号プロセッサ57へ送信される。 到達方向送信器位置決めシステムの別の実施形態:到達方向送信ペン位置決め
システム10a、10b、10cは、より大きな書き込み領域14にも適用でき
る。基本的な実施形態では、その後の出力信号パルス16間の周期が、書き込み
領域14にわたる最大距離によって決定される。
【0037】 図24及び25に示す別の大きなホワイトボードの実施形態10fにおいて、
単一信号送信ペン30bは、ペン受信器144を含み、そして表面12は、ホワ
イトボード送信器102を含み、この送信器は、この実施形態では、1つの受信
位置18bに隣接して示されている。送信ペン30bが書き込み領域14の周囲
に到達すると、信号プロセッサ57は、単一信号送信ペン30bが1つ以上の受
信位置18から遠く離れていると決定する。この増加した距離は、その後の出力
信号16間に長い周期を必要とする。この場合に、信号プロセッサ57は、ホワ
イトボード送信器102を経て送信ペン受信器144へ戻り信号104を送信す
る。次いで、単一信号送信ペン30b内の信号回路40が、この戻り信号104
に応答して、出力信号16の送信周波数を制御可能に下げる。
【0038】 単一信号パルス列89aの送信周波数を下げると、各出力信号16は、その後
の出力信号16が送信される前に、最も遠い外部受信位置18に到達することが
でき、従って、出力信号16の受信と受信との間に情報が重畳することはない。
出力信号16間の延長された周期は、移動可能な単一信号送信ペン30bの位置
の更新頻度を下げることができるが、大領域システム10eは、単一信号送信ペ
ン30bを大きな書き込み領域14上で正確に位置決めすることができる。 到達時間送信ペン位置決めシステム:図20は、到達時間送信ペン位置決めシ
ステム10eの上面図であり、単一信号送信ペン30a、30bと、単一の外部
受信器20を各々有する3つ以上の外部受信位置18a、18b、18cとの間
の幾何学的な関係を示している。到達時間送信ペン位置決めシステム10eでは
、単一信号送信ペン30a、30bの位置が、3つの弧長101a、101b、
101cの交点として計算される。3つ以上の受信位置18a、18b、・・1
8nを使用することにより、信号経路16の1つが、他の信号経路16に対する
相対的なスタート点として働く。
【0039】 出力信号16は、図9において明らかなように、外部受信位置18a、18b
、18cの各々に到達するときに異なる減衰を受けるので、信号プロセッサ57
は、各受信器18a、18b、18cに到達する現在信号16bと、各受信器1
8a、18b、18cに対して記憶された1つ以上の以前の出力信号16aとの
間で繰り返し基準点77(図9)を比較するのが好ましい。出力超音波信号波形
16上の繰り返し基準ポイント77は、受信位置18に到達する現在の出力超音
波信号波形16bを、同じ受信位置18bに到達する記憶された以前の出力超音
波信号波形16aと比較するのに充分である。但し、これは、繰り返し基準ポイ
ント77が現在出力超音波信号波形16b及び記憶された以前の出力超音波信号
波形16a上で一貫して識別される場合である。
【0040】 図9において、交差する時間スレッシュホールド73は、繰り返される超音波
出力信号16のスタートポイントを指示する。到達時間送信ペン位置決めシステ
ム10eでは、直線的に減衰する超音波スレッシュホールド73を使用するのが
好ましい。というのは、超音波信号16の振幅は、距離と共に1/rのように下
降するからである。図20に示すように、受信位置18の数をNとすれば(但し
、N≧3)、時間t1、t2、・・tNにおいて、超音波信号16は、3つ以上
の外部受信位置18で受信される。 信号プロセッサ57は、超音波出力信号16a、16b上の繰り返し基準ポイ
ント77を見出し、これは、1つの実施形態では、スレッシュホールド交点73
と第2ピーク76bとの間にある。図9において、0.5ボルトのスレッシュホ
ールド値75を使用して、その後の出力信号16a、16bに沿ったポイントが
決定される。図9において明らかなように、第1出力信号16aに沿ってスレッ
シュホールド値に交差する第1ポイントは、第1ピーク76aに沿って位置して
いる。これに対して、第2出力信号16bに沿ってスレッシュホールド値75に
交差する第1ポイントは、第2ピーク76bに沿って位置している。その後の出
力信号16a、16bは、通常、異なる振幅を有するので、基準ポイント77を
決定するためにスレッシュホールド75を任意に測定すると、その後の信号16
間に波長程度の差を生じさせる。
【0041】 現在の超音波出力信号16b上で、スレッシュホールド交点73と第2ピーク
76bとの間に存在する正確な繰り返し基準ポイント77を与えるために、信号
プロセッサ57は、以前の出力信号16aを記憶し、そして現在の第2出力信号
16bと、記憶された以前の第2出力信号16aとの間で繰り返し性特徴を比較
するのが好ましい。区別し得る繰り返し性特徴は、通常、大きなピーク72a、
72b及び小さなピーク76a、76bの形状と、ピーク間の間隔と、大きなピ
ーク72a、72b及び小さなピーク76a、76bの相対的振幅とを含む。 以前の出力信号16aは記憶されるのが好ましいので、いずれか又は全ての特
徴を分析及び比較して、正確な繰り返し基準ポイント77を決定することができ
る。特徴の組間の組合せた関係を比較することもできる。好ましい実施形態では
、現在出力信号16b及び1つ以上の記憶された以前の出力信号16aは、個々
のピーク72、76が現在出力信号16bと記憶された以前の出力信号16aと
の間で互いに適合されるようにエネルギー的に正規化される。正規化された出力
信号は、次いで、信号16a、16b上の別々のポイントの振幅には依存せず、
特徴間の関係に依存するような特徴に対して比較される。
【0042】 図9に示す例では、信号プロセッサ57は、現在出力信号16b上のピーク7
6bについての実際のスレッシュホールド交点を1波長の周期で調整し、記憶さ
れた信号16aの特徴に合致する調整されたスレッシュホールド交点77を確立
する。このように、信号プロセッサ57は、同じ外部受信位置18からの既に受
信され記憶されたパルス16aを使用して、現在超音波信号16b上の繰り返し
基準ポイント77を決定するのが好ましい。 この好ましい比較は、各受信位置18a、18b、18cごとに現在出力信号
16b及び以前の出力信号16aに対して実行される。到達する第2出力信号1
6は、通常、異なる受信位置18へ送信されるときに異なる減衰を受けるので、
出力信号16aは、各外部受信器20に到達するその後の出力信号16に対して
正確な比較を与えるために、受信位置18の各外部受信器20ごとに記憶される
(99)のが好ましい。
【0043】 各受信位置18に対する現在超音波信号16bは、信号基準ポイント73及び
繰り返しポイント77の検出されたスタートと共に、その後の出力信号16の分
析のためにメモリ99に記憶される。各受信位置18ごとに、基準ポイント73
、77を伴う1つ以上の以前の信号16aを使用して、現在出力信号16bの繰
り返し特徴77を決定することができる。しかしながら、各受信位置18からの
限定された数の以前の超音波信号16aが通常メモリ99内に記憶されて、その
メモリスペースを占有する。 これは、N個全部の受信位置18に対して繰り返され、第2の出力超音波信号
16bの伝播時間につてN≧3個の推定値を与える。N≧3個の出力信号16b
は、それに関連する基準ポイント73、77と共に、その後の出力信号16bの
分析のために、以前の出力信号16aとしてメモリ99内に記憶される。
【0044】 現在受信された出力信号16bと、以前に受信され記憶された出力信号16a
との比較は、一貫した時間値を生じ、これは、滑らかな経路82(図10)を画
成する一貫したペン位置値84a、84b、・・84nを生じる。 到達時間送信ペン位置決めアルゴリズム:到達時間送信ペン位置決めシステム
10eでは、各信号周期が、超音波波形16の送信によってスタートされそして
定義される。図21は、到達時間フェーズアレー超音波システム10dにおいて
時間t1に第1受信位置18aに受信されるときの超音波パルス列信号16を示
している。同様に、図22は、時間t2に第2受信位置18bに受信されるとき
の超音波パルス列信号16を示し、そして図23は、時間t3に第3受信位置1
8cに受信されるときの超音波パルス列信号16を示す。超音波信号16が3つ
の受信位置18a、18b、18cに到達するための相対的な時間は、単一信号
送信ペン30a、30bのX−Y位置を与える。時間t1、t2及びt3は、a及
びb(図20)に関して計算され、これらは、次いで、単一信号送信ペン30a
、30bのX−Y位置を計算するのに使用される。時間t2は、次の式により与
えられる。
【数3】
【0045】 時間t1及びt3について同様の式が得られる。時間t1及びt2から、X及びY
の値が次のように与えられる。
【数4】 システムの校正:受信位置18間の距離D(図20)の小さな変動は、到達時
間送信ペン位置決めシステム10d用の信号プロセッサ57により校正すること
ができる。これは、異なる周囲環境(例えば、温度、気圧、相対湿度)における
音速の変化のような多数の条件に対して有用である。3つの時間推定値(t1
2及びt3)から、信号プロセッサ57は受信器18間の距離(dcalc)を
次のように計算する。
【数5】
【0046】 計算されたdcalcが受信位置18間の既知の距離Dから著しく異なる場合
には、信号プロセッサ57は、時間推定値tiの1つ以上に問題があると決定す
る。又、信号プロセッサ57は、既知の距離Dを、受信位置18間の計算された
距離Dと平均化し、Dの値を適宜変更することができる。 複合到達方向・到達時間二重信号送信ペン位置決めシステム:図26は、二重
信号送信ペン30cが表面12の書き込み領域14内に配置された複合到達方向
・到達時間二重信号送信ペン位置決めシステム10gの上面図である。図27は
、表面上に配置された複合到達方向・到達時間二重信号受信ポッドの部分上面図
である。二重信号送信ペン30cは、多数のトランシーバ要素28、128(図
28−30)を有し、これらは、複合到達方向・到達時間二重信号送信ペン位置
決めシステム10fの書き込み領域14又は書き込み体積14に対して二重信号
送信ペン30cのポインティング尖端の位置を決定するのに使用される。
【0047】 一次出力トランスジューサ28は、二重信号送信ペン30bから受信位置11
8の外部受信器20a、20bへ一次出力信号16を送信する。1つの実施形態
において、一次出力信号センサ28は、日本の鳥取市のニッポンセラミック株式
会社により製造された超音波センサ、部品番号AT/R40−10Pである。こ
の実施形態では、送信ペン30の一次出力トランスジューサ28は、超音波トラ
ンスジューサ28である。 二次出力素子128、好ましくは、電磁又は赤外線送信器128は、二重信号
送信ペン30bから複合受信位置ポッド118の二次出力信号受信器120(図
26、27)へ二次出力信号128を送信する。1つの実施形態において、二次
出力信号受信器120は、カリフォルニア州キュパーチノのシーメンス・マイク
ロエレクトロニックス・インクにより製造された赤外線ホトダイオード、部品番
号SFH 205FAである。
【0048】 送信ペン:図28は、一次出力信号トランスジューサ28及び二次出力信号ト
ランスジューサ128を有する二重信号送信ペン30bの部分破断図である。こ
の二重信号送信ペン30bは、ペンとして説明するが、ある種の可動送信デバイ
スであってもよい。リード42a及び42bを経て二次出力信号トランスジュー
サ128に接続された送信回路40は、二次出力信号トランスジューサ128を
励起して、二次出力信号116を発生する。又、送信回路40は、リード46a
及び46bを経て一次出力信号トランスジューサ28に接続され、一次出力信号
トランスジューサ28を励起して、一次出力信号16を発生する。1つの実施形
態では、一次出力信号16のパルス列は、100パルス/秒の周期的周波数を有
する。
【0049】 図29は、第1出力信号トランスジューサ28及び第2出力信号トランスジュ
ーサ128を有する二重信号送信ペン30cのポインティング尖端36の詳細な
破断図である。図30は、複数の二次出力信号トランスジューサ128及び単一
の圧電一次出力信号トランスジューサ28を有する二重信号送信ペン30cのポ
インティング尖端36の部分斜視図である。任意のフィンガーガード38は、二
次出力信号トランスジューサ128及び一次出力信号トランスジューサ28を保
護する。 複合出力信号送信:図31は、二重信号送信ペン30cからの二重信号パルス
列89bの送信を示す概略図であり、二重信号パルス列は、周期P195をもつ
繰り返しの第1出力信号16と、周期P2105をもつ繰り返しの第2出力信号
116とを含む。図32は、二重信号送信ペン30cから送信されるときの繰り
返しの二重出力信号パルス列98bを示す。
【0050】 単一信号送信ペン30a、30bについて上述した第1出力信号16は、二重
信号送信ペン30cのポインティング尖端36付近に配置された1つ以上の超音
波トランスジューサ28から送信された超音波出力信号16である。1つの実施
形態では、超音波トランスジューサ28は、外部導電層54a及び内部導電層5
4bによって取り巻かれた円筒状の積層型圧電層56であり、これは、リード4
6a及び46b並びにリード接続部52a及び52bにより送信回路40に接続
される。別の実施形態では、使用する超音波トランスジューサ28は、日本の鳥
取市のニッポンセラミック株式会社により製造された部品番号AT/R 40−
10Pである。
【0051】 第2出力信号116は、通常、二重信号送信ペン30cのポインティング尖端
36付近に配置された1つ以上の赤外線トランスジューサ128から送信された
赤外線出力信号116である。1つの実施形態では、この赤外線トランスジュー
サ128は、カリフォルニア州キュパーチノのシーメンス・マイクロエレクトロ
ニックス・インクにより製造された部品番号SFH426である。1つの赤外線
トランスジューサ128しか必要とされないが、2つ以上の赤外線トランスジュ
ーサ128を使用するのが好ましい。というのは、二重信号送信ペン30cをユ
ーザが回転できるように二重信号受信ポッド118へ第2出力信号116を良好
に視線送信できるからである。
【0052】 二重信号送信ペン位置決めプロセス:第1出力信号16及び第2出力信号11
6の繰り返し送信を使用して、表面12の書き込み領域14に対して二重信号送
信ペン30cを位置決めする二重信号送信ペン位置決めプロセスは、次の段階を
含む。 i)第1伝播時間を有する第1出力信号16を、二重信号送信ペン30cから
受信位置18の少なくとも2つの第1信号受信器20a、20bへ繰り返し送信
する。 ii)第1出力信号16の伝播時間とは異なる伝播時間を有する第2出力信号1
16を、二重信号送信ペン30cから第2信号受信器120送信する。 iii)第2出力信号受信器における第2出力信号116の到達時間と、受信位置
18における2つの第1出力信号受信器20a、20bの少なくと一方への第1
出力信号16の到達時間とに基づいて、送信ペン30から受信位置18への距離
を決定する。 iv)受信位置18の第2信号受信器20a、20b各々における第2出力信号
16の位相差に基づいて、二重信号送信ペン30cと受信位置18との間の第1
出力信号16の到達方向を決定する。 v)送信ペン30から受信位置18までの決定された距離と、二重信号送信ペ
ン30bと受信位置18との間の第1出力信号16の決定された到達方向とに基
づいて、送信ペン30の位置を決定する。
【0053】 ほとんどの実施形態では、第1出力信号16は、二重信号受信位置118の第
1出力信号受信器20a、20b各々に到達するときに同様の減衰を受け、これ
は、上述したように、単一信号到達方向送信ペン位置決めシステム10a、10
b、10cに対して、正確に決定された方向を計算できるようにする。単一信号
送信ペン位置決めシステム10a、10b、10cと同様に、二重信号送信ペン
位置決めシステム10gは、好ましくは、第1信号受信器20a、20b各々で
受信された受信第1出力信号16bを記憶し(99)(図26)、これは、通常
、以前の第1出力信号16aに置き換わり、これにより、次に受信される第1出
力信号16bに対してプロセスが繰り返される。別の好ましい実施形態では、2
つ以上の以前の第1出力信号パルス16を記憶し、そして到来する第1出力信号
16bを複数の以前の第1出力信号16aと比較することにより、精度が更に改
善される。
【0054】 二重信号システムでの補足情報:回路40の出力信号特性、及び特性送信出力
信号16、116は、外部受信器20a、20b、120へ二次情報を任意に通
信することができる。このような補足情報は、ペンのアクチベーション状態、又
はペンの形式、例えば、異なる色のペン又は異なる巾のペン、或いは計算された
線形式、例えば、破線を含む。2人以上のユーザが順次に又は同時に表面12の
書き込み領域14に書き込むシステムでは、送信ペン30は、各送信ペン30a
の指定のユーザと任意に通信することができる。
【0055】 単一信号送信ペン30a、30bについて上述したように、第1出力信号16
は、補足情報を送信するように変更することができる。更に、第2出力信号11
6も、補足情報を送信するように変更することができる。図33は、ペンアップ
位置129aを指示するエンコードされた情報126と、補足情報126c−1
26eとを含む第2出力信号116を示している。図34は、ペンダウン位置1
29bを指示するエンコードされた情報126と、補足情報126c−126e
とを含む第2出力信号116を示している。図33は、単一パルス126aを用
いてペンアップ位置129aを指示する二次出力信号116と、エンコードされ
た補足情報126c−126eとを示している。図34は、単一パルス126a
を用いてペンダウン位置129bを指示する二次出力信号116と、エンコード
された補足情報126c−126eとを示している。図33において、二次出力
信号116は、「ペンアップ」位置129aを指定するために時間ウインドウ1
31a内に単一の赤外線パルス126aを含む。同じ実施形態において、第1出
力信号116は、図34に示すように、「ペンダウン」位置129bを指定する
ために2つの至近離間された赤外線パルス126a及び126bを含む。補足情
報126c−126eは、指定の色、巾、線形式のようなペン特性、又はユーザ
識別(例えば作者)を定義するビット情報を与える。
【0056】 図33及び34に示す実施形態では、時間軸124は、個別のウインドウ13
1a−131dに分割され、ここでは、赤外線パルス126c−126eの有無
が2進「0」又は「1」を指示し、これは、時間軸124に沿った他のウインド
ウ131a−131d内のパルスと結合されて、ペンの色又は形式を特定するこ
とができる。このように、ウインドウ131内の赤外線信号パルス126の存在
が数字内のビットとして識別される。 例えば、3ビット数字においては、25−50ms、50−75ms及び75
−100msの3つのウインドウ131b−131dを使用して、ペンの色が特
定される。この実施形態では、0−25msの第1ウインドウ131aを使用し
て、信号パルス列98b内の一次超音波信号16に対して二次出力信号116を
スタートさせる。
【0057】 この実施形態では、ペンの色又は形式を表すように3ビット数が選択される。
2進信号は、この補足情報を特定する(例えば、1=黒、2=赤、3=緑、4=
青)。図33に示す例では、25−50msのウインドウ131bに対する2進
数は、「0」であり、50−75msのウインドウ131cに対する2進数は、
「1」であり、そして75−100msのウインドウ131dに対する2進数は
、「1」である。これは、「アップ」位置129aにある二重信号送信ペン30
cに対して緑のペン色を指定する2進数「011」又は「3」を生じる。同じ「
緑」の送信ペン30cが、図34においてダウン位置129bで示されている。
【0058】 送信ペン位置決めシステム10及びその使用方法をコンピュータ入力システム
に関連して説明したが、この技術は、必要に応じて、他の制御又は表示装置或い
はその組合せについて実施することもできる。 本発明は、特に好ましい実施形態を参照して詳細に説明したが、請求の範囲に
規定された本発明の精神及び範囲内で種々の変更や修正がなされ得ることが当業
者に明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ホワイトボードの書き込み領域内に単一信号送信ペンが配置されそして送信ペ
ンが外部受信器へ出力信号を周期的に送信するような到達方向送信ペン位置決め
システムの上面図である。
【図2】 単一信号送信ペンと2つの外部受信位置との間の幾何学的な関係を示す図であ
る。
【図3】 表面上に配置された受信位置の部分上面図である。
【図4】 単一信号送信ペンが書き込み体積内に配置された到達方向送信ペン位置決めシ
ステムの別の実施形態を示す図である。
【図5】 出力信号トランスジューサをもつ単一信号送信ペンを示す部分破断図である。
【図6】 出力信号トランスジューサを有する単一信号送信ペンの尖端を示す詳細な部分
破断図である。
【図7】 単一出力信号トランスジューサを有する単一信号送信ペンの尖端を示す斜視図
である。
【図8】 単一信号送信ペンからの出力信号の送信を概略的に示す図である。
【図9】 1つの実施形態において送信ペンから送られた出力信号の整形パルス波形を示
すグラフである。
【図10】 ホワイトボードの書き込み領域内における次々の位置からの単一信号送信ペン
の計算され表記経路を示す図である。
【図11】 単一信号送信ペンから送信された周期的出力信号パルス列を示す図である。
【図12】 第1受信位置の第1外部受信器に到達する出力信号を示す図である。
【図13】 第2受信位置の第2外部受信器に到達する出力信号を示す図である。
【図14】 2つの外部受信器に到達する出力信号の位相差であって、出力信号の到達方向
を決定するために信号プロセッサにより使用される位相差を示す図である。
【図15】 第1受信位置の第1外部受信器に到達する出力信号を示す図である。
【図16】 第1受信位置の第2外部受信器に到達する出力信号を示す図である。
【図17】 第2の出力信号が外部受信器に到達するときにその受信波形を変更し得る送信
ペンの向きの変化を示す斜視図である。
【図18】 外部受信器における第2出力センサの一実施形態の方向性受信特性を示す上面
図である。
【図19】 可動受信器、自動校正送信器、及び受信器と信号プロセッサとの間のワイヤレ
ス通信を有する送信ペン位置決めシステムの別の実施形態を示す図である。
【図20】 到達時間送信ペン位置決めシステムの上面図で、単一信号送信ペンと3つの外
部受信器との間の幾何学的な関係を示し、単一信号送信ペンの計算された位置が
3つの弧長の交点として示された図である。
【図21】 到達時間送信ペン位置決めシステムにおいて第1の受信位置で受信された超音
波パルス列信号を示す図である。
【図22】 到達時間送信ペン位置決めシステムにおいて第2の受信位置で受信された超音
波パルス列信号を示す図である。
【図23】 到達時間送信ペン位置決めシステムにおいて第3の受信位置で受信された超音
波パルス列信号を示す図である。
【図24】 ホワイトボードの送信器が、受信回路を有する送信ペンに返送信号を送信し、
次々の出力信号間の周期を制御できる到達方向送信ペン位置決めシステムの大き
な書き込み領域を示す図である。
【図25】 受信回路を有する単一信号送信ペンの大きな書き込み領域を示す図である。
【図26】 二重信号送信ペンが表面の書き込み領域内に配置された複合到達方向・到達時
間二重信号送信ペン位置決めシステムの上面図である。
【図27】 表面上に配置された複合到達方向・到達時間二重信号受信ポッドの部分上面図
である。
【図28】 第1出力信号トランスジューサ及び第2出力信号トランスジューサを有する二
重信号送信ペンの部分破断図である。
【図29】 二重信号送信ペンの尖端の詳細な破断図である。
【図30】 二重信号送信ペンの尖端の部分斜視図である。
【図31】 二重信号送信ペンからの第1出力信号及び第2出力信号の送信を示す概略図で
ある。
【図32】 二重信号送信ペンから送信される繰り返しの二重出力信号を示す図である。
【図33】 ペンアップ位置を示すエンコードされた情報と、補足的情報とを含む二次出力
信号を示す図である。
【図34】 ペンダウン位置を示すエンコードされた情報と、補足的情報とを含む二次出力
信号を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA, BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,C Z,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE ,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS, JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,L R,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN ,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,T R,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ハーレル ジェイコブ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94107 サン フランシスコ トゥエンテ ィサード ストリート 2114 (72)発明者 サムソン ハウ アルフレッド アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94086 サニーヴェイル エイチ ラ メ サ テラス 969 (72)発明者 プロトキン サージ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94002 ベルモント コロネット ブール ヴァード 2428 Fターム(参考) 5B068 AA04 BB22 BC03 BD02 BE03 CC11 5J083 AA04 AB20 AC28 AD01 AE07 BA01 CA02 【要約の続き】 される。別の実施形態では、出力信号の波形整形を使用 して、送信ペンから受信器へ補足情報を送信することが できる。

Claims (96)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の外部受信器を各々有する複数の受信位置を備え、 時間従属の出力信号が可動送信器から上記複数の外部受信器の各々に繰り返し
    送信され、上記時間従属の出力信号が各々の上記受信位置における上記複数の外
    部受信器の各々に到達する相対的到達時間が、上記可動送信器と上記複数の受信
    位置各々との間の方向を定義し、そして 上記可動送信器から上記複数の受信器の各々への上記方向に基づいて上記可動
    送信器の位置を決定する手段を更に備えたことを特徴とする送信器位置決めシス
    テム。
  2. 【請求項2】 上記出力信号は、超音波信号である請求項1に記載の送信器
    位置決めシステム。
  3. 【請求項3】 上記出力信号は、上記可動送信器に関するエンコードされた
    情報を含む請求項1に記載の送信器位置決めシステム。
  4. 【請求項4】 上記エンコードされた情報は、上記可動送信器の決定された
    色を含む請求項3に記載の送信器位置決めシステム。
  5. 【請求項5】 上記エンコードされた情報は、上記可動送信器の決定された
    線巾を含む請求項3に記載の送信器位置決めシステム。
  6. 【請求項6】 上記エンコードされた情報は、上記可動送信器の決定された
    線形式を含む請求項3に記載の送信器位置決めシステム。
  7. 【請求項7】 上記エンコードされた情報は、上記可動送信器のユーザ識別
    を含む請求項3に記載の送信器位置決めシステム。
  8. 【請求項8】 書き込み領域を有する表面、複数の外部受信器を各々有する
    複数の受信位置、及び信号プロセッサを備え、 上記表面の書き込み領域内に配置される可動デバイスを更に備え、この可動デ
    バイスは、ある周波数の出力信号をこの可動デバイスから上記複数の受信位置の
    各々へ繰り返し送信し、そして 上記複数の外部受信器の各々に接続された信号プロセッサを備え、この信号プ
    ロセッサは、各々の上記受信位置への上記可動デバイスの方向を計算するように
    上記出力信号を処理すると共に、上記可動送信器から上記複数の受信位置の各々
    への上記計算された方向に基づいて上記可動デバイスの位置を決定することを特
    徴とする位置決めシステム。
  9. 【請求項9】 上記出力信号は、超音波出力信号である請求項8に記載の送
    信器位置決めシステム。
  10. 【請求項10】 上記出力信号は、第1信号状態及び第2信号状態を有する
    請求項8に記載の位置決めシステム。
  11. 【請求項11】 上記可動デバイスは、送信ペンに配置され、上記第1信号
    状態は、上記送信ペンのペンアップ位置に対応し、そして上記第2信号状態は、
    上記送信ペンのペンダウン位置に対応する請求項10に記載の位置決めシステム
  12. 【請求項12】 上記出力信号は、上記可動デバイスに関するエンコードさ
    れた情報を含む請求項8に記載の位置決めシステム。
  13. 【請求項13】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた色を含む請求項12に記載の位置決めシステム。
  14. 【請求項14】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた線巾を含む請求項12に記載の位置決めシステム。
  15. 【請求項15】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた線形式を含む請求項12に記載の位置決めシステム。
  16. 【請求項16】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスのユーザ
    識別を含む請求項12に記載の位置決めシステム。
  17. 【請求項17】 表面の書き込み領域に対する送信ペンの位置を計算するた
    めの方法において、 上記送信ペンから、複数の外部受信器を各々有する複数の受信位置へ出力信号
    を送信し、 各々の上記受信位置における上記出力信号の位相差に基づいて上記送信ペンか
    ら上記複数の受信位置の各々への方向を決定し、そして 上記送信ペンから上記複数の受信位置の各々への上記決定された方向に基づい
    て上記送信ペンの位置を決定する、 という段階を備えたことを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 上記出力信号は、超音波出力信号である請求項17に記載
    の方法。
  19. 【請求項19】 上記出力信号は、第1信号状態及び第2信号状態を有する
    請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 上記第1信号状態は、上記送信ペンのペンアップ位置に対
    応し、そして上記第2信号状態は、上記送信ペンのペンダウン位置に対応する請
    求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 上記出力信号は、上記送信ペンに関するエンコードされた
    情報を含む請求項17に記載の方法。
  22. 【請求項22】 上記エンコードされた情報は、上記送信ペンの決定された
    色を含む請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 上記エンコードされた情報は、上記送信ペンの決定された
    線巾を含む請求項21に記載の方法。
  24. 【請求項24】 上記エンコードされた情報は、上記送信ペンの決定された
    線形式を含む請求項21に記載の方法。
  25. 【請求項25】 上記エンコードされた情報は、上記送信ペンのユーザ識別
    を含む請求項21に記載の方法。
  26. 【請求項26】 少なくとも3つの外部受信器を備え、 時間従属の出力信号が可動送信器から各々の上記外部受信器へ繰り返し送信さ
    れ、各々の上記外部受信器に到達する時間が、上記可動送信器と各々の上記外部
    受信器との間の距離を定義し、そして 上記可動送信器と各々の上記外部受信器との間の上記距離、及び上記出力信号
    と記憶された以前の出力信号との比較に基づいて、上記可動送信器の位置を決定
    する手段を更に備えたことを特徴とする送信器位置決定システム。
  27. 【請求項27】 上記時間従属の出力信号は、超音波信号である請求項26
    に記載の送信器位置決めシステム。
  28. 【請求項28】 上記時間従属の出力信号は、上記可動送信器に関するエン
    コードされた情報を含む請求項26に記載の送信器位置決めシステム。
  29. 【請求項29】 上記エンコードされた情報は、上記可動送信器の決定され
    た色を含む請求項28に記載の送信器位置決めシステム。
  30. 【請求項30】 上記エンコードされた情報は、上記可動送信器の決定され
    た線巾を含む請求項28に記載の送信器位置決めシステム。
  31. 【請求項31】 上記エンコードされた情報は、上記可動送信器の決定され
    た線形式を含む請求項28に記載の送信器位置決めシステム。
  32. 【請求項32】 上記エンコードされた情報は、上記可動送信器のユーザ識
    別を含む請求項28に記載の送信器位置決めシステム。
  33. 【請求項33】 書き込み領域を有する表面、少なくとも3つの外部受信器
    及び信号プロセッサを備え、 上記表面の書き込み領域内に配置される可動デバイスを備え、この可動デバイ
    スは、時間従属の出力信号をこの可動デバイスから各々の上記外部受信器へ繰り
    返し送信し、そして 各々の上記外部受信器に接続された信号プロセッサを備え、この信号プロセッ
    サは、上記外部受信器への上記出力信号の到達時間、及び上記出力信号と以前の
    出力信号との比較に基づいて、上記可動デバイスと上記外部受信器との間の距離
    を決定し、そして上記可動デバイスと各々の上記外部受信器との間の上記計算さ
    れた距離に基づいて上記可動デバイスの位置を決定することを特徴とする位置決
    めシステム。
  34. 【請求項34】 上記出力信号は、超音波出力信号である請求項33に記載
    の位置決めシステム。
  35. 【請求項35】 上記出力信号は、第1信号状態及び第2信号状態を有する
    請求項33に記載の位置決めシステム。
  36. 【請求項36】 上記可動デバイスは、送信ペンに配置され、上記第1信号
    状態は、上記送信ペンのペンアップ位置に対応し、そして上記第2信号状態は、
    上記送信ペンのペンダウン位置に対応する請求項35に記載の位置決めシステム
  37. 【請求項37】 上記出力信号は、上記可動デバイスに関するエンコードさ
    れた情報を含む請求項33に記載の位置決めシステム。
  38. 【請求項38】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた色を含む請求項37に記載の位置決めシステム。
  39. 【請求項39】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた線巾を含む請求項37に記載の位置決めシステム。
  40. 【請求項40】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた線形式を含む請求項37に記載の位置決めシステム。
  41. 【請求項41】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスのユーザ
    識別を含む請求項37に記載の位置決めシステム。
  42. 【請求項42】 表面の書き込み領域に対する送信ペンの位置を計算するた
    めの方法において、 時間従属出力信号を上記送信ペンから少なくとも3つの外部受信器へ送信し、 上記外部受信器の各々で受け取られた上記出力信号を、上記外部受信器の各々
    で受け取られた記憶された以前の第2出力信号と比較して、上記外部受信器の各
    々における上記出力信号の到達時間を決定し、 上記外部受信器の各々における上記出力信号の上記決定された到達時間に基づ
    いて、上記送信ペンから各々の上記外部受信器への距離を決定し、そして 上記送信ペンから各々の上記外部受信器への上記決定された距離に基づいて、
    上記送信ペンの位置を決定する、 という段階を含むことを特徴とする方法。
  43. 【請求項43】 上記出力信号は、超音波出力信号である請求項42に記載
    の方法。
  44. 【請求項44】 上記出力信号は、第1信号状態及び第2信号状態を有する
    請求項42に記載の方法。
  45. 【請求項45】 上記第1信号状態は、上記送信ペンのペンアップ位置に対
    応し、そして上記第2信号状態は、上記送信ペンのペンダウン位置に対応する請
    求項44に記載の方法。
  46. 【請求項46】 上記出力信号は、上記送信ペンに関するエンコードされた
    情報を含む請求項42に記載の方法。
  47. 【請求項47】 上記エンコードされた情報は、上記送信ペンの決定された
    色を含む請求項46に記載の方法。
  48. 【請求項48】 上記エンコードされた情報は、上記送信ペンの決定された
    線巾を含む請求項46に記載の方法。
  49. 【請求項49】 上記エンコードされた情報は、上記送信ペンの決定された
    線形式を含む請求項46に記載の方法。
  50. 【請求項50】 上記エンコードされた情報は、上記送信ペンのユーザ識別
    を含む請求項46に記載の方法。
  51. 【請求項51】 可動デバイスと受信位置との間の位置決めシステムにおい
    て、 第1の伝播速度を有する第1出力信号を含み、この第1出力信号は、上記可動
    デバイスから上記受信位置における複数の第1信号受信器へ繰り返し送信され、
    上記第1信号受信器の各々に到達する時間は、上記可動デバイスと上記複数の第
    1信号受信器の各々との間の距離に依存し、 更に、上記第1出力信号の上記第1伝播速度とは異なる第2伝播速度を有する
    第2出力信号を含み、この第2出力信号は、上記可動デバイスから上記受信位置
    における第2信号受信器へ繰り返し送信され、そして 上記複数の第1信号受信器で受信された上記第1出力信号を使用して、上記受
    信位置への上記第1信号の到達方向を決定すると共に、上記第2出力信号を使用
    して、上記可動デバイスから上記受信位置への距離を計算するようにして、上記
    可動デバイスの位置を決定する手段を更に備えたことを特徴とする位置決めシス
    テム。
  52. 【請求項52】 上記受信した第1出力信号は、記憶された以前の第1出力
    信号と比較される請求項51に記載の位置決めシステム。
  53. 【請求項53】 上記可動デバイスの位置を決定する上記手段は、記憶され
    た以前に送信された上記第1出力信号を使用して、上記可動送信器から上記複数
    の第1信号受信器の各々への距離を計算する請求項51に記載の位置決めシステ
    ム。
  54. 【請求項54】 上記可動デバイスの位置を決定する上記手段は、プログラ
    ム可能である請求項51に記載の位置決めシステム。
  55. 【請求項55】 上記第1出力信号は繰り返し特徴を有し、上記可動デバイ
    スの位置を決定する上記手段は、上記第1出力信号の上記繰り返し特徴と、記憶
    された以前に送信された上記第1出力信号とを比較する請求項51に記載の位置
    決めシステム。
  56. 【請求項56】 上記可動デバイスの位置を決定する上記手段は、上記第1
    出力信号及び記憶された以前に送信された上記第1出力信号を正規化する請求項
    51に記載の位置決めシステム。
  57. 【請求項57】 上記第2出力信号は、電磁出力信号である請求項51に記
    載の位置決めシステム。
  58. 【請求項58】 上記第2出力信号は、赤外線出力信号である請求項51に
    記載の位置決めシステム。
  59. 【請求項59】 上記第2出力信号は、第1信号状態及び第2信号状態を有
    する請求項51に記載の位置決めシステム。
  60. 【請求項60】 上記可動デバイスは、送信ペンであり、上記第1信号状態
    は、上記送信ペンのペンアップ位置に対応し、そして上記第2信号状態は、上記
    送信ペンのペンダウン位置に対応する請求項59に記載の位置決めシステム。
  61. 【請求項61】 上記第2出力信号は、上記可動デバイスに関するエンコー
    ドされた情報を含む請求項51に記載の位置決めシステム。
  62. 【請求項62】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた色を含む請求項61に記載の位置決めシステム。
  63. 【請求項63】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた線巾を含む請求項61に記載の位置決めシステム。
  64. 【請求項64】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた線形式を含む請求項61に記載の位置決めシステム。
  65. 【請求項65】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスのユーザ
    識別を含む請求項61に記載の位置決めシステム。
  66. 【請求項66】 上記第1出力信号は、超音波送信信号である請求項51に
    記載の位置決めシステム。
  67. 【請求項67】 更に、上記受信位置と、上記可動デバイスの位置を決定す
    る上記手段との間にワイヤレス接続を含む請求項51に記載の位置決めシステム
  68. 【請求項68】 更に、画成された機能領域を含み、上記可動デバイスは、
    これら機能をコンピュータへ送信するように選択的にアクチベートされる請求項
    51に記載の位置決めシステム。
  69. 【請求項69】 上記第1出力信号は、上記可動デバイスに関するエンコー
    ドされた情報を含む請求項51に記載の位置決めシステム。
  70. 【請求項70】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた色を含む請求項69に記載の位置決めシステム。
  71. 【請求項71】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた線巾を含む請求項69に記載の位置決めシステム。
  72. 【請求項72】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた線形式を含む請求項69に記載の位置決めシステム。
  73. 【請求項73】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスのユーザ
    識別を含む請求項69に記載の位置決めシステム。
  74. 【請求項74】 表面に対する可動デバイスの位置を計算するための方法に
    おいて、 第1の伝播速度を有する第1の出力信号を上記可動デバイスから受信位置にお
    ける少なくとも2つの第1信号受信器へ繰り返し送信し、 上記第1出力信号の第1伝播速度とは異なる第2伝播速度を有する第2の出力
    信号を上記可動デバイスから上記受信位置における第2信号受信器へ繰り返し送
    信し、 上記第2信号受信器における上記第2出力信号の到達時間と、上記受信位置に
    おける少なくとも1つの上記第1信号受信器への上記第1出力信号の到達時間と
    に基づいて、上記可動デバイスから上記受信位置までの距離を決定し、 上記受信位置の上記第2信号受信器の各々における上記第2出力信号の上記到
    達時間に基づいて、上記可動デバイスと上記受信位置との間における上記第1出
    力信号の到達方向を決定し、そして 上記可動デバイスから上記受信位置までの上記決定された距離と、上記可動デ
    バイスと上記受信位置との間における上記第1出力信号の上記決定された到達方
    向とに基づいて、上記可動デバイスの位置を計算する、 という段階を備えたことを特徴とする方法。
  75. 【請求項75】 上記第1出力信号を以前の第1出力信号と比較する段階を
    更に含む請求項74に記載の方法。
  76. 【請求項76】 上記の比較段階は、上記可動デバイスから上記複数の第1
    信号受信器の各々への距離を計算するために、上記複数の第1信号受信器各々で
    受信された上記第1出力信号を、上記複数の第1信号受信器の各々で受信された
    複数の上記記憶された以前の第1出力信号と比較する請求項75に記載の方法。
  77. 【請求項77】 上記第1出力信号と上記記憶された以前の第1出力信号と
    を比較する上記段階は、プログラム可能である請求項75に記載の方法。
  78. 【請求項78】 上記第1出力信号及び上記記憶された以前の第1出力信号
    は、繰り返し特徴を含み、そして上記比較段階は、上記第1出力信号及び上記記
    憶された以前の第1出力信号の上記繰り返し特徴を比較する請求項75に記載の
    方法。
  79. 【請求項79】 上記表面は、ホワイトボードである請求項74に記載の方
    法。
  80. 【請求項80】 上記第2出力信号は、電磁出力信号である請求項74に記
    載の方法。
  81. 【請求項81】 上記第2出力信号は、赤外線出力信号である請求項74に
    記載の方法。
  82. 【請求項82】 上記第2出力信号は、第1信号状態及び第2信号状態を有
    する請求項74に記載の方法。
  83. 【請求項83】 上記第1信号状態は、上記可動デバイスのペンアップ位置
    に対応し、そして上記第2信号状態は、上記可動デバイスのペンダウン位置に対
    応する請求項82に記載の方法。
  84. 【請求項84】 上記第2出力信号は、上記可動デバイスに関するエンコー
    ドされた情報を含む請求項74に記載の方法。
  85. 【請求項85】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた色を含む請求項84に記載の方法。
  86. 【請求項86】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた線巾を含む請求項84に記載の方法。
  87. 【請求項87】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた線形式を含む請求項84に記載の方法。
  88. 【請求項88】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスのユーザ
    識別を含む請求項84に記載の方法。
  89. 【請求項89】 上記第1の出力信号は、超音波送信信号である請求項84
    に記載の方法。
  90. 【請求項90】 上記受信位置と信号プロセッサとの間にワイヤレス接続を
    与える段階を更に含む請求項74に記載の方法。
  91. 【請求項91】 上記表面に機能領域を形成し、これにより、上記可動デバ
    イスは、コンピュータへ情報を送信するように選択的にアクチベートされる請求
    項74に記載の方法。
  92. 【請求項92】 上記第1出力信号は、上記可動デバイスに関するエンコー
    ドされた情報を含む請求項74に記載の方法。
  93. 【請求項93】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた色を含む請求項92に記載の方法。
  94. 【請求項94】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた線巾を含む請求項92に記載の方法。
  95. 【請求項95】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスの決定さ
    れた線形式を含む請求項92に記載の方法。
  96. 【請求項96】 上記エンコードされた情報は、上記可動デバイスのユーザ
    識別を含む請求項92に記載の方法。
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