JP2002527011A - データ圧縮符号化システム - Google Patents

データ圧縮符号化システム

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JP2002527011A JP2000575070A JP2000575070A JP2002527011A JP 2002527011 A JP2002527011 A JP 2002527011A JP 2000575070 A JP2000575070 A JP 2000575070A JP 2000575070 A JP2000575070 A JP 2000575070A JP 2002527011 A JP2002527011 A JP 2002527011A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、離散コサイン変換圧縮プロセス(48)と共に用いられるデータ圧縮エンコーダ(38)において実現される。本発明は、受け取ったデータを予測された部分と予測されていない部分とに分割する予測エンジン(46)を用いることによって、離散コサイン変換を用いる圧縮を強化している。予測された部分は、離散コサイン変換から取り除かれ、ファイルを圧縮するのに要する時間を短縮する。予測エンジンは、部分的に、予測されたブロックを判断するのに用いられるルックアップ・テーブルに依存している。ルックアップ・テーブルを作成するためには、テーブル構築エンジンとデータベース・コンパイラとが用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、広くは、データ圧縮装置を構築するシステムに関し、更に詳しくは
、イメージの符号化(コーディング)のためのデータ圧縮装置を構築するシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】
高速で低価格のマイクロプロセッサが出現したことにより、印刷物、音声及び
映像(ビデオ)を伝送するためのデジタル通信装置の開発が急速に成長している
。この急速な成長とそのような装置に対する需要とは、デジタル通信に対する需
要を満足させる通信帯域幅を提供する現時点での通信ハードウェア・インフラス
トラクチャの能力を既に追い越してしまっている。デジタル通信システムの分野
では、与えられた媒体を介してある時間内に伝送されうるデータの量は、帯域幅
(バンド幅)と称される。
【0003】 利用可能な帯域幅を拡張する方法としては、伝送される情報を表すのに必要な
デジタル・データの量を減少させるデータ圧縮技術の実現によるものがある。デ
ジタル圧縮技術は、現時点では、デジタル通信ハードウェアのスループットを増
加させる最も一般的な方法である。ハードウェア技術と様々な産業において及び
国際的に存在するデジタル・コンピュータ・プラットフォームとが多様であると
いう現状において、普遍的に実現が可能なデータ圧縮技術を提供する標準が確立
されている。
【0004】 イメージやピクチャがデータによるデジタル形式で表現される映像情報システ
ムの分野では、デジタル・イメージを圧縮するための標準が数多く開発され商業
的に受け入れられている。そのような標準の1つとして、ジョイント・フォトグ
ラフィック・エクスパート・グループ(Joint Photographic Experts Group = J
PEG)によって開発されたものがある。このグループは、グレイスケール及びカ
ラー・イメージの圧縮のための国際標準を確立するために形成された国際的な団
体である。この圧縮標準は、JPEG標準として知られるようになっているが、
この標準では、デジタル・イメージはエンコーダを介して圧縮され、JPEGフ
ォーマットとして知られる圧縮形式で表現される。JPEGフォーマットで記憶
されているイメージは、非圧縮形式で記憶されている同じデジタル・イメージの
ファイル・サイズと比べて、はるかに小さなファイル・サイズを有する。JPE
G標準は、1992年9月18日に、リコメンデーションT.81としてインタ
ーナショナル・テレグラム・アンド・テレフォン・コンサルタティブ・コミティ
(CCITT)によって推奨され、「情報技術−連続トーンのスティル・イメー
ジのデジタル圧縮及び符号化−要求及びガイドラインITU−Tリコメンデーシ
ョンT.81|ISO10918:1」と題する標準的なISO10918:1
として、インターナショナル・スタンダーズ・オーガニゼーション・アンド・イ
ンターナショナル・エレクトロテクニカル・コミッション(ISO/IEC)に
よって公表された。
【0005】 JPEG標準は、実際には、2つのクラスの圧縮プロセスで構成される。すな
わち、損失性(不可逆的、lossy)の圧縮技術と非損失性(可逆的、lossless)
の圧縮技術との2つである。損失性の圧縮では、実質的な圧縮は達成されるので
あるが、イメージが後に解凍(圧縮解除)されるときにイメージ・データのいく
らかの損失が生じる。しかし、その際に生じるイメージの質の損失は最小限であ
るので、肉眼で見ている限りは、識別不可能であると一般的に考えられている。
離散コサイン変換(DCT)に基づくプロセスは、損失性であると考えられてい
る。損失性の圧縮を用いているエンコーダ20(図1)は、一般に、DCTエン
ジン21と、量子化器22と、エントロピ・コーダ26とを含む。これらの機能
は、JPEG標準において定義されている。第2のクラスでは、非損失性の圧縮
が、イメージが解凍される際にイメージの質の損失が生じないDCTとは別の技
術を用いて達成される。しかし、非損失性の圧縮は、損失性の圧縮を用いる場合
よりも圧縮率が小さい。従って、非損失性の圧縮によって圧縮されたデジタル・
イメージは、損失性の標準に従って圧縮された場合の同じイメージと比較すると
、より大きなファイル・サイズを有し、通信線を介して転送されるのに要する時
間も長くなる。人体の組織に関するイメージの表現におけるどのような小さな変
化であっても医学の専門家による疾病の診断に影響を与えうる医療用の画像化技
術など、イメージの精度が望まれる分野以外では、ほとんどの画像化アプリケー
ションは、デジタル伝送のために、損失性の圧縮標準を用いることができる。
【0006】 ファックス・マシンの間でデジタル・イメージを伝送するというようなリアル
タイムでの応用例のいくつかでは、デジタル・イメージを圧縮するJPEG標準
は、イメージの伝送との関係で、データを同時的に圧縮すること以上の能力を有
している。これは、通常のアナログ電話回線はデジタル・データ伝送のためには
狭い帯域幅しか有しておらず、それ以外のデジタル通信方法よりも生来的に低速
であって、同時的なJPEG圧縮プロセスがリアルタイムで生じる以上の時間を
提供するという事実に起因する。しかし、コンピュータ・バス及びネットワーク
やデジタル・テレビ・システムのような、より優れたデジタル・スループットを
有する又はデジタル伝送のために設計されているそれ以外のハードウェア通信シ
ステムでは、更に大きなスループット及び速度に対する利用可能性及び必要性が
求められている。デジタル・テレビ伝送などの通信システムでは、JPEG標準
に基づいており動画イメージを圧縮及び伝送するためのムービング・ピクチャー
ズ・エキスパーツ・グループ(Moving Pictures Experts Group = MPEG)標準で
あってもこの時間的な拘束によって制限されているとこの技術分野の当業者は認
識している。更に、イメージ・データが、例えば周辺機器からパーソナル・コン
ピュータに転送される前に、又は、イメージをデジタル・カメラなどに記憶する
のに用いるために、JPEGイメージを圧縮し記憶するための更に高速な方法が
必要になっている。そのような環境においてリアルタイムで従来型のJPEG圧
縮プロセスが用いられると、従来型のJPEG圧縮方法を用いてデジタル・イメ
ージをJPEG標準に変換するのに必要な圧縮時間のために、そのような高速通
信システムの全体的な通信速度が低下する。
【0007】 従って、そのような圧縮されたファイルを転送する際に節約される時間は、従
来型の圧縮技術によってデジタル・イメージをJPEGファイル・フォーマット
に符号化するのに要する時間だけ部分的に短縮されることが理解されよう。この
ような時間的な拘束のために、圧縮及び伝送が、迅速に、同時的に及び/又はリ
アルタイムで生じることを必要とする応用例では、JPEGファイル・フォーマ
ットの有効性が制限される。
【0008】 従って、圧縮されていないファイル標準とJPEGやMPEGなどの圧縮され
たファイル標準との間で、リアルタイムに遅延なく、しかも高速の通信システム
と共に動作しながらデジタル・イメージを変換することができる符号化及び復号
化デバイス及びプロセスに対する必要性が存在している。
【0009】
【発明の目的及び概要】
本発明の目的は、非圧縮及び圧縮データ標準の間でデジタル・イメージを符号
化する変換速度を改善するイメージ圧縮デバイス及びプロセスを提供することで
ある。
【0010】 本発明の別の目的は、損失性(lossy)の圧縮プロセスを用いて圧縮されたイ
メージをデジタル伝送するための変換速度を改善するイメージ圧縮デバイス及び
プロセスを提供することである。
【0011】 本発明の更に別の目的は、JPEG標準の下で圧縮されたイメージを生じさせ
るのに用いられる損失性の圧縮プロセスにおいて、離散コサイン変換(DCT)
に要する時間を短縮するイメージ圧縮デバイス及びプロセスを提供することであ
る。
【0012】 本発明の効果は、損失性の圧縮プロセスから質の高いイメージを提供すること
ができ、圧縮率を向上させることである。 本発明の別の効果は、不要であるが従来の損失性の圧縮の間に実行されていた
DCTサイクルを除去することによって、タイミングを向上させることである。
【0013】 本発明の更に別の効果は、経済的に製造ができ、多様な通信プラットフォーム
の間での移植性(ポータビリティ)を有することである。 本発明の更に別の効果は、複数のタイプの圧縮されていないデジタル・イメー
ジを区別することができ、第1の組のイメージ・データに対しては損失性の符号
化段階を提供し、第2の組のイメージ・データに対しては従来型のDCTを実行
することにより、第1の組のデータに対するDCTの使用を除去することである
【0014】 通信リンクを介してのデータの伝送を実質的に改善し、イメージのリアルタイ
ムでの通信を確立し維持する能力を実質的に向上させる圧縮デバイス及びプロセ
スを提供することが本発明の特徴である。
【0015】 本発明は、データ・セットを非圧縮標準から圧縮標準に変換するデータ圧縮シ
ステムであって、前記データ・セットは前記圧縮標準の下で記憶媒体に記憶され
ているときの方が前記非圧縮標準の下で記憶されているときよりも必要とする空
間が小さいようなデータ圧縮システムにおいて実現される。このシステムは、圧
縮されていない前記データ・セットを複数の圧縮されていないブロックに配分す
る手段を含む離散コサイン変換エンジンと、前記ブロックのそれぞれを所定の基
準に従って操作し、前記操作されたブロックのそれぞれを所定の組の圧縮された
ブロック標準と比較することによって、前記ブロックを予測されたブロックと予
測されていないブロックとに分割するように構成された推論エンジンと、前記推
論エンジンによってなされた比較に基づき、複数の圧縮されたブロックの中の選
択された1つを前記予測されたブロックのそれぞれに割り当てる手段とを備えて
おり、前記離散コサイン変換エンジンは、前記予測されていないブロックを圧縮
されたブロックに変換する手段を更に含み、それによって、前記データ・セット
を前記圧縮標準の下で記憶することができ、前記選択された圧縮されたブロック
の前記予測されたブロックへの割当ては、一般に、前記予測されたブロックが前
記変換手段によって圧縮されたかのように見える。
【0016】 本発明は、データ・セットを非圧縮標準から圧縮標準に変換するデータ圧縮方
法であって、前記データ・セットは前記圧縮標準の下で記憶媒体に記憶されてい
るときの方が前記非圧縮標準の下で記憶されているときよりも必要とする空間が
小さいようなデータ圧縮方法を含む。この方法は、圧縮されていない前記データ
・セットを複数の圧縮されていないブロックに配分するステップと、前記ブロッ
クのそれぞれを所定の基準に従って操作することによって、前記ブロックを予測
されたブロックと予測されていないブロックとに分割するステップと、前記操作
されたブロックのそれぞれを所定の組の圧縮されたブロック標準と比較するステ
ップと、前記比較に基づき、複数の圧縮されたブロックの中の選択された1つを
前記予測されたブロックのそれぞれに割り当てるステップと、離散コサイン変換
によって、前記予測されていないブロックを圧縮されたブロックに変換するステ
ップと、を含む。
【0017】 本発明は、データ・セットを非圧縮標準から圧縮標準に変換するデータ圧縮装
置であって、前記データ・セットは前記圧縮標準の下で記憶媒体に記憶されてい
るときの方が前記非圧縮標準の下で記憶されているときよりも必要とする空間が
小さいようなデータ圧縮装置を含む。この装置は、圧縮されていない前記データ
・セットを複数の圧縮されていないブロックに配分する手段を含む離散コサイン
変換エンジンと、前記ブロックのそれぞれを所定の基準に従って操作し、前記操
作されたブロックのそれぞれを所定の組の圧縮されたブロック標準と比較するこ
とによって、前記ブロックを予測されたブロックと予測されていないブロックと
に分割するように構成された推論エンジンと、前記推論エンジンによってなされ
た比較に基づき、複数の圧縮されたブロックの中の選択された1つを前記予測さ
れたブロックのそれぞれに割り当てる手段と、を備えており、前記離散コサイン
変換エンジンは、前記予測されていないブロックを圧縮されたブロックに変換す
る手段を更に含み、それによって、前記データ・セットを前記圧縮標準の下で記
憶することができ、前記選択された圧縮されたブロックの前記予測されたブロッ
クへの割当ては、一般に、前記予測されたブロックが前記変換手段によって圧縮
されたかのように見える。
【0018】 別の好適実施例では、本発明は、デジタル・イメージをY、Cb及びCrイメ
ージ・データからJPEGイメージ・データに変換するデータ圧縮システムであ
って、前記デジタル・イメージはJPEGイメージ・データの下で記憶媒体に記
憶されているときの方がY、Cb及びCrイメージ・データの下で記憶されてい
るときよりも必要とする空間が小さいようなデータ圧縮システムにおいて実現さ
れる。このシステムは、圧縮されていない前記デジタル・イメージを複数の圧縮
されていない8x8アレイに配分する手段を含む離散コサイン変換エンジンと、
前記8x8アレイのそれぞれを所定の基準に従って操作し、前記操作された8x
8アレイのそれぞれを所定の組の圧縮された8x8アレイ標準と比較することに
よって、前記8x8アレイを予測された8x8アレイと予測されていない8x8
アレイとに分割するように構成された推論エンジンと、前記推論エンジンによっ
てなされた比較に基づき、複数の圧縮された8x8アレイの中の選択された1つ
を前記予測された8x8アレイのそれぞれに割り当てる手段と、を備えており、
前記離散コサイン変換エンジンは、前記予測されていない8x8アレイを圧縮さ
れた8x8アレイに変換する手段を更に含み、それによって、前記デジタル・イ
メージを前記JPEGイメージ・データの下で記憶することができ、前記選択さ
れた圧縮された8x8アレイの前記予測された8x8アレイへの割当ては、一般
に、前記予測された8x8アレイが前記変換手段によって圧縮されたかのように
見える。
【0019】 別の好適実施例では、データ・セットを圧縮標準の間で変換するデータ圧縮シ
ステムであって、前記データ・セットは前記圧縮標準の下で記憶媒体に記憶され
ているときの方が非圧縮標準の下で記憶されているときよりも必要とする空間が
小さいようなデータ圧縮システムにおいて実現される。このシステムは、圧縮さ
れていない前記データ・セットを複数の圧縮されていないブロックに選択的に配
分する手段を含む離散コサイン変換エンジンと、前記ブロックのそれぞれを所定
の基準に従って操作し、前記操作されたブロックのそれぞれを所定の組の圧縮さ
れたブロック標準と比較することによって、前記ブロックを予測されたブロック
と予測されていないブロックとに分割するように構成された推論エンジンと、前
記推論エンジンによってなされた比較に基づき、複数の圧縮されたブロックの中
の選択された1つを前記予測されたブロックのそれぞれに割り当てる手段とを備
えており、前記離散コサイン変換エンジンは、前記予測されていないブロックを
圧縮されたブロックに変換する手段を更に含み、それによって、前記データ・セ
ットを前記圧縮標準の下で記憶することができ、前記選択された圧縮されたブロ
ックの前記予測されたブロックへの割当ては、一般に、前記予測されたブロック
が前記変換手段によって圧縮されたかのように見え、このシステムは、更に、前
記離散コサイン変換エンジン、前記推論エンジン及び前記割当手段を動作させて
、前記データ・セットを前記圧縮標準から前記非圧縮標準に変換する手段を更に
備えている。
【0020】 更に別の好適実施例では、本発明は、データ・セットを非圧縮標準から圧縮標
準に変換するデータ圧縮システムであって、前記データ・セットは前記圧縮標準
の下で記憶媒体に記憶されているときの方が非圧縮標準の下で記憶されていると
きよりも必要とする空間が小さいようなデータ圧縮システムにおいて実現される
。このシステムは、圧縮されていない前記データ・セットを複数の圧縮されてい
ないブロックに配分する手段を含む離散コサイン変換エンジンと、前記ブロック
のそれぞれを所定の基準に従って操作し、前記操作されたブロックのそれぞれを
所定の組の圧縮されたブロック標準と比較することによって、前記ブロックを予
測されたブロックと予測されていないブロックとに分割するように構成された推
論エンジンと、前記推論エンジンによってなされた比較に基づき、複数の圧縮さ
れたブロックの中の選択された1つを前記予測されたブロックのそれぞれに割り
当てる手段とを備えており、前記離散コサイン変換エンジンは、前記予測されて
いないブロックを圧縮されたブロックに変換する手段を更に含み、前記推論エン
ジンは、前記ブロックをサブブロックに分割する手段と、サブブロックの内部に
おいて規則的に現れる何らかの組合せを予測する手段とを含み、それによって、
前記データ・セットを前記圧縮標準の下で記憶することができ、前記選択された
圧縮されたブロックの前記予測されたブロックへの割当ては、一般に、前記予測
されたブロックが前記変換手段によって圧縮されたかのように見える。
【0021】 本発明の上述した及びそれ以外の目的及び効果は、以下のより詳細な説明を添
付の図面を参照して読むことによって明らかになるはずである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下の説明では、複数の異なる図面における同じ又は対応する要素を参照する
ために、同じ参照番号が用いられる。
【0023】 図2及び図3を参照すると、本発明は、広くは、圧縮されていないデジタル・
データの形式でイメージを受け取る入力インターフェース32を有するエンコー
ダ30に関する。イメージは、RBGやCMYKフォーマットなど多様なカラー
・フォーマットで表されうるから、カラー変換ドライバ34が、必要である場合
には、カラー・イメージを、JPEG標準によって用いられるカラー・イメージ
のためのYCbCrフォーマットに変換する。ユーザが選択可能でJPEG標準
において開示されているデータ値の従来型のコマンド・セット36によって、ユ
ーザは、圧縮プロセスの間、何らかの基準を選択することができ、それによって
、例えば、ユーザは、希望するイメージの質との関係における希望する圧縮の程
度を調整することができる。圧縮エンジン38は、メモリ40に接続されており
、YCbCrフォーマット・イメージとコマンド・セット・データ値とを受け取
って、コマンド・セット・データ値によって決定される基準に従ってイメージ・
データを圧縮する。メモリ40は、好ましくは、圧縮エンジン38によって圧縮
プロセスを実行するのに用いられるプログラム・ソフトウェア及びデータを含む
。圧縮エンジン38は、出力インターフェース39に接続しており、出力インタ
ーフェース39は、圧縮されたJPEGフォーマットでのイメージを他のデバイ
スに伝送する。本発明によるエンコーダ30は、ソフトウェア又はハードウェア
構成として実現することができる。入力及び出力インターフェースは、エンコー
ダ30のハードウェア及び/又はソフトウェアとしての実現とは独立に、ハード
ウェア又はソフトウェアいずれかとして実現されたデバイスと協働することは理
解できるであろう。
【0024】 本発明は、更に、圧縮エンジン38(図3)と関係する。圧縮エンジン38は
、最初にイメージ・データを8x8のピクセル・ブロック44に分割し次にDC
T45のためにデータを初期化するDCTエンジン42を含む。カラー・イメー
ジの場合には、ピクセルのそれぞれの8x8のグルーピングは、カラー・チャネ
ルYCbCrのそれぞれを表すピクセルの3つの8x8ブロックを含む。これら
の8x8データ・ブロックは、JPEG標準に従って従来型の態様でイメージか
ら分割される。好ましくは、イメージ・データのブロックへの分割の後で、DC
Tエンジンを用いた従来型の圧縮プロセスが中断される(割り込みがなされる)
【0025】 予測エンジン46は、8x8のデータ・ブロックのそれぞれを受け取り、これ
らのブロックを、又はカラー・イメージの場合には3つのブロックのグループを
、予測されたブロックと予測されていないブロックとに分割するように動作する
。予測されていないブロックはDCTエンジンに戻され、そこで、これらの予測
されていないブロックは、従来型のJPEG標準に従い、DCT変換48と量子
化器50とを従来的に用いて作用される。好ましくは、予測されたブロックは、
従来型のDCTエンジン42の下でのそれ以降の処理は受けない。そうではなく
、予測されたブロックは、予測符号化エンジン46によって符号化され、予測さ
れたブロックに対して所定のJPEG圧縮されたブロックが割り当てられる。予
測されたブロックのそれぞれに対しては、DCTエンジン42を用いたブロック
の従来型の処理を除去することによって、実質的な時間的な節約が達成される。
これは、離散コサイン変換を実行するのに要求される反復的なプロセスが除去さ
れるからである。予測エンジンが動作するのに要求される時間は、DCTプロセ
スよりもはるかに短い。従って、1つのイメージに対してほんの僅かなデータ値
だけが予測されている場合であっても、著しい時間的な節約が達成される。
【0026】 好適実施例では、予測エンジンは、2つの代替的な好適実施例として実現され
うる。すなわち、ゼロ予測エンジンと非ゼロ予測エンジンとであって、それぞれ
のエンジンが、規則的に生じることが知られているデータ値の既知の組合せを予
測する。ゼロ予測エンジンによるプロセスは、8x8データ・ブロックのそれぞ
れに一連のテストを行い、これらのブロックが、圧縮された値のすべて又はほと
んどがゼロに等しい既知の圧縮結果と一致するかどうかを予測する。非ゼロ予測
エンジンによるプロセスでは、データ値は、処理され、圧縮結果が既知である既
知のデータ値の組と比較される。第2の段階におけるデータ・セットが既知のデ
ータ値の組と一致する場合には、そのデータ・セットの圧縮結果は、データ値に
割り当てられる。予測エンジン46はゼロ予測エンジン又は非ゼロ予測エンジン
のいずれか一方を有していると理解されうる。ゼロ予測エンジンと非ゼロ予測エ
ンジンとのいずれを用いるのかという選択は、エンコーダが用いられる実現環境
に依存している。特に、非ゼロ予測エンジンは、データ・テーブルに依拠して8
x8データ・ブロックを予測する。このためには、従来型のデジタル信号処理(
DSP)用集積回路のためのメモリ容量を超える追加的なメモリが必要となり、
従って、別個の外部メモリが必要となる。外部メモリが好ましくない場合には、
ゼロ予測エンジンの方が好ましいであろう。
【0027】 また、DSP集積回路の強化された特徴が選択に影響することがある。従来型
のデバイスによっては、データ・テーブルにとって理想的であるベクトル・アド
レシングのために、強化されているものがある。他のDSP回路でも、ゼロ予測
エンジンの処理時間を短縮する強化された特徴を有しているものもある。従って
、ゼロ予測エンジンと非ゼロ予測エンジンとのどちらを用いるのかを判断する際
には、設計者は、プロセッサのハードウェアとしての特徴とデバイスのメモリ容
量とを均衡させなければならない。空間が最重要である場合には、ゼロ予測エン
ジンが好ましいであろう。メモリが利用可能であるのであれば、非ゼロ予測エン
ジンが好ましいであろう。
【0028】 予測エンジン46は、3つのカテゴリのデータ出力を生じる。すなわち、(1
)予測されたブロック、(2)予測されていないブロック及び(3)部分的に予
測されたブロックである。予測されたブロックとは、予測が成功し、圧縮結果が
予め割り当てられている8x8データ・ブロックである。予測されていないブロ
ックとは、データ値がいずれも予測されず、その中に含まれているデータにはD
CTプロセス48のためにタグが付されているようなブロックである。予測され
ていないブロックの圧縮は、従来の態様でDCTエンジン42と量子化器50と
を用いて達成される。部分的に予測されたブロックは、所定の圧縮結果が割り当
てられている8x8データ・ブロックの予測された部分を有している。8x8デ
ータ・ブロックの予測されていないブロックは、従来の態様でDCTエンジン4
2と量子化器50とを用いて圧縮を行うためにタグが付される。
【0029】 データの処理は、エントロピ・エンコーダ56によって完了する。このエンコ
ーダ56は、好ましくは、JPEG標準によって提供されるホフマン(Hoffman
)テーブルが従来の態様で用いられホフマン・プロセスの処理を高速化している
ホフマン圧縮アルゴリズムに基づいている。好適実施例では、予測されたブロッ
クはエントロピ・エンコーダによって処理されていない。というのは、これらの
ブロックに割り当てられた圧縮結果はエントロピ・エンコーダ56の結果を既に
含んでいるからである。部分的に予測されたブロックについては、ホフマン・テ
ーブルを修正して、部分的な圧縮結果のために調整された結果を含むようにする
ことができる。しかし、ホフマン・プロセスは、JPEG標準に記載されている
ように動作する。
【0030】 すべての例において、B領域における予測を仮定する。すなわち、B1…B4
は予測値を有する。 DCT係数のジグザグな順序が図14に示されている。
【0031】 数字は、ホフマン・プロセスが開始する前のDCT係数の最終的な順序を表し
ている。 図14の係数0…9,11…13,17,18,24は、AA@領域内にあるこ
とに注意すべきである。これ以外のすべての係数は、AB@領域にある。
【0032】 第1の例は次の通りである。A1…A4はどの予測にも等しくなく、B1…B
4は予測に等しい。ホフマン組合せのために作成されたルックアップテーブルの
サイズに応じていくつかのオプションが存在する。
【0033】 第1のオプションは、係数24まで通常のホフマンを実行することである。そ
こからは、ゼロのランレングスと4つの予測符号とを用いて継続し、係数24な
いし64から結果として完全なホフマン符号を与える5つの層を有するルックア
ップテーブルに至る。
【0034】 第2のオプションは、係数1,18,24を考慮することである。JPEG仕
様において定義されている通常のホフマン符号化プロセスを係数13まで実行す
る。そこからは、係数13までゼロのランレングスを用いて、係数17,18,
24と4つの予測符号とをルックアップテーブルに至るまで継続する。ルックア
ップテーブルの結果は、係数13ないし64からの完全なホフマン符号である。
【0035】 第2の例は次の通りである。A1は予測されており(係数4,11,13,2
4)、A2…A4はどの予測にも等しくなく、B1…B4は予測に等しい。 第1のオプションは、係数19まで通常のホフマンを実行することである。そ
こからは、係数19までのゼロのランレングスと5つの予測符号(A1,B1…
B4)とを用いてルックアップテーブルに至るまで継続する。
【0036】 第2のオプションは、係数0まで通常のホフマンを実行することである。そこ
からは、係数9までゼロのランレングスを用いて、係数12,17,18と5つ
の予測符号(A1,B1…B4)とをルックアップテーブルに至るまで継続する
【0037】 第3の例は次の通りである。A1,A2は予測と等しく(係数2,4,7,9
,11,13,18,24)、A3…A4は予測されていない。B1…B4は予
測に等しい。
【0038】 第1のオプションは、係数9まで通常のホフマン符号化プロセスを実行するこ
とである。そこからは、係数9までのゼロのランレングスを用いて、係数12,
17と6つの予測符号(A1,A2,B1…B4)とをルックアップテーブルに
至るまで継続する。
【0039】 エントロピ・エンコーダ56の処理の後では、圧縮形式のイメージ・データが
、他のデバイスによって用いられるために出力インターフェース39に伝送され
る。エンコーダ30によって提供された圧縮データは、JPEG標準に一致する
。従って、従来のJPEGファイルと共に用いるように設計された任意のハード
ウェア又はソフトウェア・デバイスが、本発明によって提供されるデータを用い
ることができる。予測エンジン−DCTエンジンの準備 : 好適実施例の予測エンジンに更に焦点を合わせると、予測エンジンは、データ
・ブロックをそれらがDCTエンジンによる処理の準備ができた後で調べること
によって動作する。従って、DCTエンジンによって従来的に提供される当初の
ステップを調べることが、まず必要である。既に述べたように、DCTエンジン
は、イメージ・ファイルを、それぞれのブロックが64ピクセルのイメージ情報
を含む8x8のデータ・ブロックに分割する。カラーの場合には、カラー・イメ
ージのそれぞれの成分に対して、別々の8x8のデータ・ブロックが存在する。
DCTエンジンは、更に、8x8のデータ・ブロックのそれぞれを、4つのグル
ープの予備的DCT計算値に分割する。ここで、それぞれのグループは、16個
の値で構成されている。グループの選択とその構成は、選択された量子化テーブ
ルに従って決定される。量子化テーブルの選択は、圧縮されたデータ・ファイル
のイメージの質と圧縮率とに関係し、変動しうる。好適実施例では、量子化テー
ブルは、図4に示されているように選択され、A=4及びB=16という量子化
定数がイメージの質を提供する。ここで、イメージ損失は、人間の目によって検
出可能なスレショルドよりも下であることが一般的であり、平均では、1:8の
圧縮率を提供する。この特定の量子化テーブルは、ゼロ予測段階にとって望まし
い。
【0040】 データ値を4つのグループのデータ値係数に処理することは、DCTエンジン
によって従来型の態様で行われる。4つのグループがそこから導かれるデータの
8x8のブロックは、図5に図解されている。この図5では、情報のそれぞれの
ピクセルは、値V(ij)によって表される。ただし、0から7のローはAi@で
表され、0から7のコラムはAj@で表される。現在の量子化テーブルのためのD
CT係数を決定することは、それぞれのコラムの成分を次の方法で減算及び加算
することによって開始される(?D@の値は差すなわち減算のステップを表し、?S@
の値は和すなわち加算のステップを表す): j=0から7に対しては次のようになる。
【0041】
【表1】 図6を参照すると、計算の結果は、それぞれのコラムに対して同じ8x8のマ
トリクス形式に保存される。
【0042】
【表2】 当業者であれば理解するように、このプロセスは、異なるコラムに関する計算を
同時的に実行することができるようにハードウェア的に実現されてもソフトウェ
ア的に実現されても、その性質上、非常にパラレルである。このプロセスによっ
て形成される8x8のマトリクスは、減算グループと加算グループとを含み、そ
れぞれのグループは、32個の値からなる8x4のマトリクスで構成される。
【0043】 これらのグループを更に分割するために、図7A及び図7Bに示されているよ
うに、加算及び減算のステップが図6の8x8マトリクスに対してコラムの間で
実行される。その結果は64個の値であるが、これらの値は、図8ないし図11
に図解されているように、次のグループに分割可能である。
【0044】 グループIは、減算だけが行われた16個の値を含み、これらは、G(−)(
−)として識別される。図8に図解されているように、グループIは、j=0か
ら3に対して、D0,j,7−j,D1,j,7−j,D2,j,7−j,D3
,j,7−jとして定義される。これらの16個の値は、8x8のDCT係数マ
トリクスにおいて図8に示されているように配列されている16個のDCT係数
の値にグループとして一意的に対応する。予測エンジンは、グループIの値と1
6個のDCT係数との間に1対1の対応を要求することはない。これらの値が、
マトリクスの中の示されている位置にある16個のDCT係数に集合的に対応し
ていれば十分である。
【0045】 グループIIは、第1に減算が第2に加算が行われた16個の値を含み、これ
らは、G(−)(+)として識別される。図9に図解されているように、グルー
プIIは、j=0から3に対して、S0,j,7−j,S1,j,7−j,S2
,j,7−j,S3,j,7−jとして定義される。これらの16個の値は、8
x8のDCT係数マトリクスにおいて図9に示されているように配列されている
16個のDCT係数の値にグループとして一意的に対応する。グループIの場合
と同様に、これらの値については、1対1の対応は要求されない。
【0046】 グループIIIは、第1に加算が第2に減算が行われた16個の値を含み、こ
れらは、G(+)(−)として識別される。図10に図解されているように、グ
ループIIIは、j=0から3に対して、D4,j,7−j,D5,j,7−j
,D6,j,7−j,D7,j,7−jとして定義される。これらの16個の値
は、8x8のDCT係数マトリクスにおいて図10に示されているように配列さ
れている16個のDCT係数の値にグループとして一意的に対応する。
【0047】 グループIVは、加算だけが行われた16個の値を含み、これらは、G(+)
(+)として識別される。グループIVは、j=0から3に対して、S4,j,
7−j,S5,j,7−j,S6,j,7−j,S7,j,7−jとして定義さ
れる。グループIないしIIIの場合とは異なり、グループIVには、次に示す
ように16個の値について減算ステップが実行される第3の演算がなされる:
【0048】
【表3】 図10に図解されているように、これらの16個の値は、グループとして、8x
8のDCT係数マトリクスにおける図10に示されているように配列された16
個のDCT係数の値に一意的に対応する。ゼロ予測エンジン : 4組の16個のDCT係数に対応する4つのグループの計算は、従来は、すべ
て、8x8のデータ・ブロックに対して離散コサイン変換を実行する際の予備的
なステップとして、DCTエンジンによってなされる。しかし、DCTエンジン
によるそのような計算が開始される前に、予測エンジンが、これら4つのグルー
プに対して予測動作を実行する。ゼロ予測動作は、図12に概要が示されており
、4つのグループのそれぞれに対して、ゼロ予測テストが実行されている。それ
ぞれのグループに対して、ステップ80において、最初に、16個の結果の最大
絶対値(LAV)がプロセスによって決定される。
【0049】 この決定は、絶対値が決定される任意の従来型のソート又は比較技術を用いて
実行することができる。例えば、プロセスは、次のステップを含みうる。
【0050】
【表4】 上に示されているように、第1の値のグループl(x)でシリアルに始まる16
個の値を素早く比較することの結果として、15のサイクルに続くグループの最
大の絶対値を含むLAVが得られる。この分野の当業者であれば理解するように
、データ・セットから最大の絶対値を決定するには、これ以外にも従来型の方法
が数多く存在する。ある種のハードウェア・デジタル信号処理集積回路に対して
は、この絶対値は、回路内部のハードワイアード・コマンドである。
【0051】 最大絶対値(LAV)を決定すると、ステップ82において、このLAVは、
量子化定数Aの1.5倍よりも小さいか等しいかを決定するために、比較される
。好適実施例では、Aは4に等しく、LAVは、LAV#6であるかどうかを判
断するために比較される。LAVが1.5*A以下である場合には、グループX
に対するすべての結果はステップ84においてゼロにセットされ、次のグループ
がステップ86で処理される。そうでない場合には、プログラムは、データのテ
ストを継続する。
【0052】 ステップ88における次のテストでは、LAVが量子化値Bの1.5倍以下で
あるかどうかを比較する。好適実施例では、量子化値Bは16であるから、LA
Vはステップ88においてLAV#18であるかどうかを判断するために比較さ
れる。LAVが1.5*B以下である場合には、Bに対応する12個の値はステ
ップ90においてゼロにセットされ、24個の値の中の4つの残りの値は、従来
型のDCTによる計算のためにタグが付けられる。DCTエンジンは、予測エン
ジンの動作中又は完了時における割り込みによって開始される。DCTエンジン
をいつ実現するかという決定は設計事項であって、予測エンジンの動作環境に依
存する。次に、プログラムは、ステップ86において次のグループ(X)をコー
ルする。以上と異なりLAVが1.5*Bよりも大きい場合には、予測された結
果は得られず、16個の値すべてが、DCTプロセスによる従来型の圧縮のため
のタグが付される。次に、プログラムは、ステップ86において次のグループ(
X)をコールする。グループ4に対する予測エンジン46が完了すると、従来型
のDCT処理のためにタグが付されたデータ・ブロックの一部が、ステップ42
において更なる処理のためにDCTエンジンに伝送される。やはり理解されうる
ことであるが、伝統的なDCT処理48のためのタグが付された値は、予測エン
ジン46がそのシーケンスを終了する間にDCTエンジン42のパラレルな処理
を提供するという発見の後であれば、任意の時点で伝送することができる。非ゼロ予測エンジン : すでに述べたように、非ゼロ予測エンジンを、ゼロ予測エンジンに代わりに実
現することができる。図13の流れ図を参照すると、非ゼロ予測エンジンのプロ
セスは一連のルックアップ・テーブルを有し、それぞれのテーブルはグループX
からの16個の値の1つに対応している。テーブル・ポインタが従来型の態様で
用いられ、テーブルにおける誘導を行っている。非ゼロ予測ルーチンに入ると、
テーブル・ポインタは、ステップ96で初期化され、16個の値の第1の値を読
み出す。次に、非ゼロ予測プロセスは、ステップ98において、グループX(y
)で開始するグループXの値のそれぞれに対するループに入る。ここで、y=1
から16である。16個の値のそれぞれに対して、値は、ステップ100におい
て読み出される。グループX(y)の値の大きさは、−7から+7までの範囲に
対応するものに変換される。ステップ102では、値が所望の範囲に含まれるか
どうかが判断される。値が所望の範囲に含まれている場合には、プログラムは先
に進む。そうでない場合には、プログラムはステップ104で出ることになり、
予測はなされない。ステップ102におけるチェックの次には、グループX(y
)の値がポインタの値に加算され、ステップ106においてテーブルの中のレコ
ードを参照(ルックアップ)するのに用いられる。ステップ108では、レコー
ドの値がチェックされる。レコードが?zero@である場合には、グループXに関す
る予測は存在しない。プログラムは、ステップ110において値の次のグループ
をコールする。そうでなく、値がゼロに等しくない場合には、ポインタは、ステ
ップ112においてテーブル・レコード値にセットされる。ステップ114にお
いてグループXの次の値がコールされ、ステップ100から114が、16個の
値すべてが処理されるまで反復される。16個の非ゼロであるテーブル・レコー
ドを集めることに成功すると、グループX(16)の処理の間のポインタには、
グループXに対する圧縮されたデータに対応する予測符号が割り当てられる。予
測エンジンの動作が成功であると、グループXの値すべてが予測された値であり
、グループXのDCT処理は不要である。第2ステージのテーブル・レコードに対する基準 : この技術分野の当業者には明らかであるように、予測エンジンによって実行さ
れる第2ステージ54のシーケンスは、従来型のルックアップ・テーブル・シー
ケンスである。第2ステージ54から達成される時間節約パフォーマンスは、第
2ステージの各ステップの単純性と、第2ステージのプロセスが非ゼロ・ブロッ
クを予測することを可能にするルックアップ・テーブルの作成とによって得られ
る。ルックアップ・テーブルは、予測エンジンがハードウェアとして実現されて
いるのかソフトウェアとして実現されているのかというようなアプリケーション
に特有の基準に従って変動しうることも理解されるであろう。更に、テーブルは
、用いられる量子化の方法に適するように作られる。
【0053】 一般的に、ルックアップ・テーブルを作成する際には、次の基本的な仮定が用
いられる。 1.JPEG標準は、DCT係数の特定の組合せが8x8DCT係数の与えら
れたマトリクスにおける結果の平均90%超で構成されていると想定することに
よって、情報を圧縮する。
【0054】 2.これらの共通の組合せは、エントロピ・エンコーダに含まれるホフマン・
テーブルにおける少数のビットによって表される。 3.これらの事実に基づくと、例えば、上述のDCTエンジンによって準備さ
れたような16個の値からなる各グループに対して少数の組合せを選択すること
が可能である。
【0055】 4.各グループに対して、?B@に対するゼロと1との組合せは図5であり、−
7から7までなどのより高い組合せである。
【0056】 5.共通の組合せを選択するための一般的なルールは、JPEG標準によって
提供されるJPEGホフマン・テーブルに基づいている。?B@領域に対しては、
共通の組合せのいくつかでは、1つの係数は1又は−1に等しく、B領域を構成
する12の中の残りの11の値はゼロである。これにより、この共通の特徴を共
有する組合せが、全部で24あることになる。
【0057】 6.驚くべきことに、4つのグループの中の1つを構成する16個の値を調べ
ると、共通のDCT組合せに対応する共通の組合せは比較的少数しか存在しない
ことが発見された。ルックアップ・テーブルを有する予測エンジンを構築するシ
ステムは、1998年10月2日に出願された米国特許出願第09/165,5
35号に開示されている。この米国出願は、本出願で援用する。
【0058】 DCT係数の処理を通常のように行った後で、ホフマン・テーブルを最適化す
ることが可能である。最初には、各グループに対するA及びB領域に予測符号を
割り当てる。例えば、グループIの予測符号はA1、B1であり、グループII
の予測符号はA2、B2であり、等である。従って、各グループに割り当てられ
た予測符号が存在し、1つの予測値が予測のないことを意味することもありうる
【0059】 上述の例から、ある点から最後までの完全なホフマン符号を結果的に生じる予
測された及び予測されていない結果に基づいてルックアップ・テーブルを作成す
ることができることを理解できるであろう。このテーブルは、データの部分的に
予測されたブロックに対するホフマン符号化システムの処理を更に高速化するこ
とになる。符号化のための使用 : 本発明による予測エンジンを組み入れたエンコーダは、光スキャナ、デジタル
・カメラ、デジタル・ビデオ・ディスク・ドライブなど、様々なイメージ処理装
置において用いることができる。このような実現例は、エンコーダが従来型のデ
ジタル信号プロセッサ(DSP)において実現するハードウェアの形態で達成で
きる。あるいは、エンコーダを、汎用コンピュータ上のソフトウェア・アプリケ
ーションと共に用いるソフトウェアとして実現することもできる。ソフトウェア
の場合には、エンコーダは、インターネット・ブラウザ、イメージ・ビューワ及
びMPEGプレーヤなどのアプリケーションにおいて用いることができる。
【0060】 第1の好適なアプリケーションでは、エンコーダは、光スキャナのための通信
チップセットと共に含まれる。時間を節約する予測機能を備えたエンコーダによ
って、スキャナは、従来型のTiffファイル・フォーマットの場合、又は、従
来型のJPEGエンコーダを用いるときよりも、はるかに高速で圧縮されたJP
EGイメージを記憶媒体に提供することができる。
【0061】 第2の好適なアプリケーションでは、エンコーダは、メモリ空間が最重要であ
る際に、デジタル・カメラにおいて実現される。ある実施例では、このビデオ・
デバイスは、パーソナル・ビデオ・レコーダ(PVR)である。このエンコーダ
は、JPEGイメージのカメラの内部メモリへの転送及び記憶を高速化する。こ
れによって、デジタル・カメラを、従来型の自動アドバンス・カメラや早取り(
rapid-shoot)カメラをエミュレートするような態様で用いることが可能になる
ハード・ドライブの圧縮 : 本発明の予測エンジンが他の圧縮アプリケーションと共に用いることができる
ことは理解されよう。例えば、ハード・ドライブ・コントローラが記憶媒体とコ
ンピュータ・バスとの間におけるリアルタイムでのデータの記憶及び転送を扱っ
ているハード・ドライブ上へのデータの記憶がある。
【0062】 そのようなアプリケーションでは、ハード・ドライブに加える前に、様々なタ
イプのデータを識別及び記憶することが望まれる。考慮されるデータのタイプに
は、これらに限定されるのではないが、バイナリ・ファイル、テキスト・ファイ
ル、グラフィクス・ファイル、テキスト、バイナリ又はグラフィクスの内容を含
みうる圧縮されたバイナリ・ファイルなどが含まれる。識別と圧縮とは、リアル
タイムで生じなければならず、そうでなければ、コンピュータ・バスとハード・
ドライブとの間におけるデータ転送に遅延が生じる。このようなアプリケーショ
ンでは、データのフォーマットを識別する際に、予測エンジンを備えているエン
コーダを用いてデータを圧縮することができる。
【0063】 テーブルを用いた予測エンジンの第2の実施例を用いて、イメージ・ファイル
だけでなくバイナリのテキスト及び圧縮ファイルのためのエンコーダを作ること
ができる。このような予測エンジンは、同様の選択基準に従うのであるが、圧縮
方法の追加的な選択と、データのフォーマット又はタイプを表すデータの選択と
が必要となる。予測エンジンのための基準は、ハード・ドライブ・コントローラ
が考慮されている予測エンジンのタイプを選択する能力及び速度を考慮すること
も必要となる。 低メモリ予測エンジン: この分野の当業者であれば理解するように、本発明による予測エンジンを、デ
ジタル・カメラなどの小型の装置の場合のような限定されたメモリを有するハー
ドウェア環境において用いることができるような場合は、数多い。そのような環
境では、装置のサイズや様々な容量が、予測エンジンに用いることができるメモ
リの量を制限する。既に述べたように、テーブル・サイズをメモリの拘束を満た
すように制限するには、イメージの質とそのイメージを符号化するのに要求され
る処理時間との間のバランスが必要となる。
【0064】 幸い、ゼロと1との組合せに対するルックアップテーブルは、低メモリ環境に
対して最適化が可能である。以下の手順によって、そのような低メモリ環境に対
してルックアップテーブルの情報を最適化するコンパイラの中に別個の副手順と
して含まれる実現例が明らかになろう。
【0065】 このプロセスは、16個の値の4つのグループであるG(−)(−)、G(−
)(+)、G(+)(−)、G(+)(+)それぞれに対して独立に作用する。 この最適化は、16個の値の次のグループを参照することによってもっともよ
く理解される。ただし、それぞれのpijは、−512から512間での値を含
み、i=1から4であり、j=1から4である。
【0066】
【表5】 生じうる16個の値の共通の組合せを識別することによって、ルックアップテー
ブルが最適化される。共通の組合せは、単純な基準に従って共通の値を分離する
ことによって別々に識別される。16個の値のそれぞれに対して、1024(1
キロバイト)個のデータ・エントリを有する別個のルックアップテーブルがある
。各エントリは、2つのオプションにカテゴリ化(カテゴリ分け)される。 1.「拒絶値」(reject value)と、 2.この特定の値のDCT寄与を表す「符号数」(code number)と、である。
【0067】 「拒絶値」と「符号数」とを区別するスレショルドは、用いられたテスト・イ
メージから収集された統計的な情報に従って選択されるので、変動することがあ
りうる。例えば、汎用的なアプリケーションに対する統計では、p11が−80
<=p11<=80の範囲の値を有するときには、ゼロと1との組合せの95%
の識別が達成されうる。
【0068】 従って、p11に対するテーブル・エントリは、次のようになる。 1.−80<=pij<=80の場合には、テーブル・エントリはDCT符号数
を含む。 2.−80>pij>80の場合には、テーブル・エントリは拒絶値を含む。
【0069】 このスレショルド値は、次のような長所を有する。 1.pijが特定の値の範囲に含まれるかをチェックし、含まれない場合には、
予測エンジンから外に出る。 2.すべての値に対してDCT結果を前もって計算し、それを、「DCT符号数
」を用いて表す。 このスレショルド・プロセスは、値のそれぞれに対して実行される。
【0070】 ルックアップテーブルの値の結果は、次のように定義される。
【0071】
【表6】 ここでは、次のような加算が生じる。
【0072】
【表7】 8つの値それぞれに対して、各エントリに対して同じ構造を有する別個のルッ
クアップテーブルが作成される。ここで、各エントリは、 1.拒絶値、又は 2.DCT符号である。 再び、統計的なデータが、各エントリに対するスレショルド値を決定するのに用
いられる。ルックアップテーブルの結果は、次のように表すことができる。
【0073】
【表8】 これらの値には次の加算が行われる。
【0074】
【表9】 再び、このプロセスが反復される。4つの値のそれぞれに対して、各エントリに
対して同じ構造を有する別個のルックアップテーブルが作成される。ここで、各
エントリは、 1.拒絶値、又は 2.DCT符号である。
【0075】 このプロセス全体は、DCT符号がただ1つしか存在しなくなるまで反復され
る。予測エンジンのルックアップテーブルを作るためにこのプロセスを用いるこ
とによって、ルックアップテーブルによって用いられるメモリの量を著しく減少
させることができる。ほとんどの一般的な応用例では、ルックアップテーブルは
、ほぼ32キロバイト以下のメモリに維持することができる。
【0076】 以上で開示した内容は、本発明の単なる例示である。これ以外の構成や方法を
、当業者であれば、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく実現することが
できる。
【0077】 いくつかの特徴や下位の組合せ(サブコンビネーション)は有用であり、特許
請求の範囲に記載されているそれ以外の特徴や下位の組合せを参照しなくとも用
いることができる。本発明の好適な実施例や応用例を以上で説明したが、当業者
には、本発明の目的及び特徴は冒頭の特許請求の範囲によってのみ限定されるこ
とは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術によるJPEGエンコーダのブロック図である。
【図2】 本発明によるJPEGエンコーダのブロック図である。
【図3】 本発明によるエンコーダのブロック図である。
【図4】 データ・コンパイラ・ルーチンの流れ図である。
【図5】 テーブル構築ルーチンの流れ図である。
【図6】 第1の組の予備的DCT計算のテーブルである。
【図7】 第2の組の予備的DCT計算のテーブルである。
【図8】 DCT係数を表すデータ・ブロック・セルの第1のグループのテーブルである
【図9】 DCT係数を表すデータ・ブロック・セルの第2のグループのテーブルである
【図10】 DCT係数を表すデータ・ブロック・セルの第3のグループのテーブルである
【図11】 DCT係数を表すデータ・ブロック・セルの第4のグループのテーブルである
【図12】 ゼロ予測ルーチンの流れ図である。
【図13】 非ゼロ予測ルーチンの流れ図である。
【図14】 従来型のジグザグ・テーブルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5C059 KK15 MA00 MA01 MA23 MC15 MC38 ME02 PP01 PP16 SS02 SS15 SS26 TA22 TB08 TC02 TC06 TD05 TD13 TD15 UA02 UA32 5C078 AA04 BA32 BA57 CA02 CA31 5J064 AA02 AA03 BA09 BA16 BB03 BC01 BC08 BC16

Claims (67)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ・セットを非圧縮標準から圧縮標準に変換するデータ
    圧縮システムであって、前記データ・セットは前記圧縮標準の下で記憶媒体に記
    憶されているときの方が前記非圧縮標準の下で記憶されているときよりも必要と
    する空間が小さい、データ圧縮システムにおいて、 圧縮されていない前記データ・セットを複数の圧縮されていないブロックに配
    分する手段を含む離散コサイン変換エンジンと、 前記ブロックのそれぞれを所定の基準に従って操作し、前記操作されたブロッ
    クのそれぞれを所定の組の圧縮されたブロック標準と比較することによって、前
    記ブロックを予測されたブロックと予測されていないブロックとに分割するよう
    に構成された推論エンジンと、 前記推論エンジンによってなされた比較に基づき、複数の圧縮されたブロック
    の中の選択された1つを前記予測されたブロックのそれぞれに割り当てる手段と
    、 を備えており、前記離散コサイン変換エンジンは、前記予測されていないブロ
    ックを圧縮されたブロックに変換する手段を更に含み、 それによって、前記データ・セットを前記圧縮標準の下で記憶することができ
    、前記選択された圧縮されたブロックの前記予測されたブロックへの割当ては、
    一般に、前記予測されたブロックが前記変換手段によって圧縮されたかのように
    見えることを特徴とするデータ圧縮システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、前記推論エンジンと前記
    割当手段とが前記ブロックのそれぞれに対して作用するのに要する時間は、前記
    変換手段が前記ブロックのそれぞれを変換するのに要する時間よりも短いことを
    特徴とするシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシステムにおいて、前記圧縮標準はJPEG
    であることを特徴とするシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のシステムにおいて、前記予測されていないブ
    ロックを更に圧縮するように構成されたホフマン変換エンジンを含むことを特徴
    とするシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のシステムにおいて、データの各ブロックは複
    数のデータ・セルを含み、各セルはロー及びコラムによって定義され、前記推論
    エンジンは、 選択されたセル対を加算し、前記ブロックのそれぞれの前記コラムのそれぞれ
    から減算して、第1の組の結果を取得し、前記第1の組の結果を前記コラムのそ
    れぞれの前記セルの中に記憶する手段を含むことを特徴とするシステム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のシステムにおいて、前記推論エンジンは、 前記第1の組の結果を含む選択されたセル対を加算し、前記ブロックのそれぞ
    れの前記コラムから減算して、前記コラムに関する第2の組の結果を取得する手
    段を含むことを特徴とするシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のシステムにおいて、前記推論エンジンは、 セルの減算によって得られた前記第2の組の結果の第1のグループをカテゴリ
    化する手段と、 コラムの中でセルを減算しコラムの間でセルを加算することによって得られる
    前記第2の組の結果の第2のグループをカテゴリ化する手段と、 コラムの中でセルを加算しコラムの間でセルを減算することによって得られる
    前記第2の組の結果の第3のグループをカテゴリ化する手段と、 セルの加算によって得られる前記第2の組の結果の第4のグループをカテゴリ
    化する手段と、 を含むことを特徴とするシステム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のシステムにおいて、前記推論エンジンは、 前記グループのそれぞれを既知の離散コサイン変換の係数標準と比較し、前記
    グループのそれぞれが前記標準と一致するかどうかを判断して、前記グループの
    それぞれに対して一致が得られる場合には、前記グループに対応する前記ブロッ
    クを前記予測されたブロックの1つとしてカテゴリ化する手段を含むことを特徴
    とするシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のシステムにおいて、前記離散コサイン変換エ
    ンジンは、 前記ブロックのそれぞれに対応する所定の一定値によって前記圧縮されたブロ
    ックを量子化して量子化された係数を得る手段を含むことを特徴とするシステム
  10. 【請求項10】 請求項9記載のシステムにおいて、前記離散コサイン変換
    エンジンは、 前記量子化された係数を一次元のアレイに予め定義された順序で配列する手段
    を含むことを特徴とするシステム。
  11. 【請求項11】 請求項1記載のシステムにおいて、イメージ・データ・セ
    ットと共に用いられる場合には、 前記イメージ・データがカラーであるかグレイスケールであるかを判断する手
    段を含むことを特徴とするシステム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のシステムにおいて、 カラー・イメージ・データを、Y値の二次元アレイとCb値の二次元アレイと
    Cr値の二次元アレイとを有するY、Cb及びCrの三次元アレイに変換する手
    段を含むことを特徴とするシステム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のシステムにおいて、前記データ・セット
    を配分する前記手段は、前記Y値、Cb値及びCr値の二次元アレイのそれぞれ
    を前記複数の圧縮されていないブロックに配分するように構成されていることを
    特徴とするシステム。
  14. 【請求項14】 請求項12記載のシステムにおいて、RGBデータに対す
    る前記カラー変換手段は、前記カラー・データ値のそれぞれを0から255まで
    の範囲から−128から127までの範囲にシフトすることを含むことを特徴と
    するシステム。
  15. 【請求項15】 請求項1記載のシステムにおいて、イメージ・データと共
    に用いる場合には、前記データ圧縮標準はJPEGであり、 カラー及びグレイスケール・イメージ・データ・セットを受け取る手段と、 前記受け取られたカラー・イメージ・データ・セットをJPEG標準への圧縮
    に適した形式に変換する手段と、 を含むことを特徴とするシステム。
  16. 【請求項16】 請求項1記載のシステムにおいて、コンピュータ・バスを
    有するコンピュータにおけるトランスデューサであって、前記コンピュータ・バ
    スを介して前記データ・セットを伝送するために、前記データ・セットをリアル
    タイムで前記非圧縮標準から前記圧縮標準に変換するトランスデューサとして用
    いられることを特徴とするシステム。
  17. 【請求項17】 請求項1記載のシステムにおいて、少なくとも2つのコン
    ピュータの間のネットワークにおけるトランスデューサであって、少なくとも2
    つのコンピュータの間の前記ネットワークを介して前記データ・セットを伝送す
    るために、前記データ・セットをリアルタイムで前記非圧縮標準から前記圧縮標
    準に変換するトランスデューサとして用いられることを特徴とするシステム。
  18. 【請求項18】 請求項1記載のシステムにおいて、デジタル・テレビジョ
    ン伝送システムにおけるトランスデューサであって、前記デジタル・テレビジョ
    ン伝送システムを介して前記データ・セットを伝送するために、前記データ・セ
    ットをリアルタイムで前記非圧縮標準から前記圧縮標準に変換するトランスデュ
    ーサとして用いられることを特徴とするシステム。
  19. 【請求項19】 請求項1記載のシステムにおいて、スキャナに接続された
    コンピュータ・バスを有するコンピュータにおけるトランスデューサであって、
    前記データ・セットを前記スキャナから前記コンピュータに伝送するために、前
    記データ・セットをリアルタイムで前記非圧縮標準から前記圧縮標準に変換する
    トランスデューサとして用いられることを特徴とするシステム。
  20. 【請求項20】 請求項1記載のシステムにおいて、デジタル・カメラにお
    けるトランスデューサであって、前記デジタル・カメラの中に前記データ・セッ
    トを記憶するために、前記データ・セットをリアルタイムで前記非圧縮標準から
    前記圧縮標準に変換するトランスデューサとして用いられることを特徴とするシ
    ステム。
  21. 【請求項21】 請求項1記載のシステムにおいて、デジタル・グラフィク
    ス・カードにおけるトランスデューサであって、前記デジタル・グラフィクス・
    カードを介して前記データ・セットを伝送するために、前記データ・セットをリ
    アルタイムで前記非圧縮標準から前記圧縮標準に変換するトランスデューサとし
    て用いられることを特徴とするシステム。
  22. 【請求項22】 請求項1記載のシステムにおいて、前記データ・セットを
    前記圧縮標準から前記非圧縮標準に変換するように構成されていることを特徴と
    するシステム。
  23. 【請求項23】 データ・セットを非圧縮標準から圧縮標準に変換するデー
    タ圧縮方法であって、前記データ・セットは前記圧縮標準の下で記憶媒体に記憶
    されているときの方が前記非圧縮標準の下で記憶されているときよりも必要とす
    る空間が小さい、データ圧縮方法において、 圧縮されていない前記データ・セットを複数の圧縮されていないブロックに配
    分するステップと、 前記ブロックのそれぞれを所定の基準に従って操作することによって、前記ブ
    ロックを予測されたブロックと予測されていないブロックとに分割するステップ
    と、 前記操作されたブロックのそれぞれを所定の組の圧縮されたブロック標準と比
    較するステップと、 前記比較に基づき、複数の圧縮されたブロックの中の選択された1つを前記予
    測されたブロックのそれぞれに割り当てるステップと、 離散コサイン変換によって、前記予測されていないブロックを圧縮されたブロ
    ックに変換するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の方法において、前記分割、比較及び割当
    ステップに要する時間は、前記変換ステップ手段に要する時間よりも短いことを
    特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 請求項23記載の方法において、前記圧縮標準はJPEG
    であることを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 請求項23記載の方法において、前記予測されていないブ
    ロックをホフマン変換によって圧縮するステップを更に含むことを特徴とする方
    法。
  27. 【請求項27】 請求項23記載の方法において、データの各ブロックは複
    数のデータ・セルを含み、各セルはロー及びコラムによって定義され、前記分割
    ステップは、 選択されたセル対を加算し、前記ブロックのそれぞれの前記コラムのそれぞれ
    から減算して、第1の組の結果を取得し、前記第1の組の結果を前記コラムのそ
    れぞれの前記セルの中に記憶するステップを含むことを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の方法において、前記分割ステップは、 前記第1の組の結果を含む選択されたセル対を加算し、前記ブロックのそれぞ
    れの前記コラムから減算して、前記コラムに関する第2の組の結果を取得するス
    テップを含むことを特徴とする方法。
  29. 【請求項29】 請求項28記載の方法において、前記分割ステップは、 セルの減算によって得られた前記第2の組の結果の第1のグループをカテゴリ
    化するステップと、 コラムの中でセルを減算しコラムの間でセルを加算することによって得られる
    前記第2の組の結果の第2のグループをカテゴリ化するステップと、 コラムの中でセルを加算しコラムの間でセルを減算することによって得られる
    前記第2の組の結果の第3のグループをカテゴリ化するステップと、 セルの加算によって得られる前記第2の組の結果の第4のグループをカテゴリ
    化するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  30. 【請求項30】 請求項29記載の方法において、前記比較ステップは、 前記グループのそれぞれを既知の離散コサイン変換の係数標準と比較し、前記
    グループのそれぞれが前記標準と一致するかどうかを判断して、前記グループの
    それぞれに対して一致が得られる場合には、前記グループに対応する前記ブロッ
    クを前記予測されたブロックの1つとしてカテゴリ化するステップを含むことを
    特徴とする方法。
  31. 【請求項31】 請求項23記載の方法において、 前記ブロックのそれぞれに対応する所定の一定値によって前記圧縮されたブロ
    ックを量子化して量子化された係数を得るステップを含むことを特徴とする方法
  32. 【請求項32】 請求項31記載の方法において、 前記量子化された係数を一次元のアレイに予め定義された順序で配列するステ
    ップを含むことを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 請求項23記載の方法において、イメージ・データ・セッ
    トと共に用いられる場合には、 カラー・イメージ・データとグレイスケール・イメージ・データとを区別する
    予備的なステップを含むことを特徴とする方法。
  34. 【請求項34】 請求項33記載の方法において、 カラー・イメージ・データを、Y値の二次元アレイとCb値の二次元アレイと
    Cr値の二次元アレイとを有するY、Cb及びCrの三次元アレイに変換するス
    テップを含むことを特徴とする方法。
  35. 【請求項35】 請求項34記載の方法において、前記配分ステップは、前
    記Y値、Cb値及びCr値の二次元アレイのそれぞれを前記複数の圧縮されてい
    ないブロックに配分することを特徴とする方法。
  36. 【請求項36】 請求項34記載の方法において、RGBデータに対する前
    記カラー変換ステップは、前記カラー・データ値のそれぞれを0から255まで
    の範囲から−128から127までの範囲にシフトすることを含むことを特徴と
    する方法。
  37. 【請求項37】 請求項23記載の方法において、イメージ・データと共に
    用いる場合には、前記データ圧縮標準はJPEGであり、 カラー及びグレイスケール・イメージ・データ・セットを受け取るステップと
    、 前記受け取られたカラー・イメージ・データ・セットをJPEG標準への圧縮
    に適した形式に変換するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  38. 【請求項38】 データ・セットを非圧縮標準から圧縮標準に変換するデー
    タ圧縮装置であって、前記データ・セットは前記圧縮標準の下で記憶媒体に記憶
    されているときの方が前記非圧縮標準の下で記憶されているときよりも必要とす
    る空間が小さい、データ圧縮装置において、 圧縮されていない前記データ・セットを複数の圧縮されていないブロックに配
    分する手段を含む離散コサイン変換エンジンと、 前記ブロックのそれぞれを所定の基準に従って操作し、前記操作されたブロッ
    クのそれぞれを所定の組の圧縮されたブロック標準と比較することによって、前
    記ブロックを予測されたブロックと予測されていないブロックとに分割するよう
    に構成された推論エンジンと、 前記推論エンジンによってなされた比較に基づき、複数の圧縮されたブロック
    の中の選択された1つを前記予測されたブロックのそれぞれに割り当てる手段と
    、 を備えており、前記離散コサイン変換エンジンは、前記予測されていないブロ
    ックを圧縮されたブロックに変換する手段を更に含み、 それによって、前記データ・セットを前記圧縮標準の下で記憶することができ
    、前記選択された圧縮されたブロックの前記予測されたブロックへの割当ては、
    一般に、前記予測されたブロックが前記変換手段によって圧縮されたかのように
    見えることを特徴とするデータ圧縮装置。
  39. 【請求項39】 請求項38記載の装置において、前記推論エンジンと前記
    割当手段とが前記ブロックのそれぞれに対して作用するのに要する時間は、前記
    変換手段が前記ブロックのそれぞれを変換するのに要する時間よりも短いことを
    特徴とする装置。
  40. 【請求項40】 請求項38記載の装置において、前記圧縮標準はJPEG
    であることを特徴とする装置。
  41. 【請求項41】 請求項38記載の装置において、前記予測されていないブ
    ロックを更に圧縮するように構成されたホフマン変換エンジンを含むことを特徴
    とする装置。
  42. 【請求項42】 請求項38記載の装置において、データの各ブロックは複
    数のデータ・セルを含み、各セルはロー及びコラムによって定義され、前記推論
    エンジンは、 選択されたセル対を加算し、前記ブロックのそれぞれの前記コラムのそれぞれ
    から減算して、第1の組の結果を取得し、前記第1の組の結果を前記コラムのそ
    れぞれの前記セルの中に記憶する手段を含むことを特徴とする装置。
  43. 【請求項43】 請求項42記載の装置において、前記推論エンジンは、 前記第1の組の結果を含む選択されたセル対を加算し、前記ブロックのそれぞ
    れの前記コラムから減算して、前記コラムに関する第2の組の結果を取得する手
    段を含むことを特徴とする装置。
  44. 【請求項44】 請求項43記載の装置において、前記推論エンジンは、 セルの減算によって得られた前記第2の組の結果の第1のグループをカテゴリ
    化する手段と、 コラムの中でセルを減算しコラムの間でセルを加算することによって得られる
    前記第2の組の結果の第2のグループをカテゴリ化する手段と、 コラムの中でセルを加算しコラムの間でセルを減算することによって得られる
    前記第2の組の結果の第3のグループをカテゴリ化する手段と、 セルの加算によって得られる前記第2の組の結果の第4のグループをカテゴリ
    化する手段と、 を含むことを特徴とする装置。
  45. 【請求項45】 請求項44記載の装置において、前記推論エンジンは、 前記グループのそれぞれを既知の離散コサイン変換の係数標準と比較し、前記
    グループのそれぞれが前記標準と一致するかどうかを判断して、前記グループの
    それぞれに対して一致が得られる場合には、前記グループに対応する前記ブロッ
    クを前記予測されたブロックの1つとしてカテゴリ化する手段を含むことを特徴
    とする装置。
  46. 【請求項46】 請求項38記載の装置において、前記離散コサイン変換エ
    ンジンは、 前記ブロックのそれぞれに対応する所定の一定値によって前記圧縮されたブロ
    ックを量子化して量子化された係数を得る手段を含むことを特徴とする装置。
  47. 【請求項47】 請求項46記載の装置において、前記離散コサイン変換エ
    ンジンは、 前記量子化された係数を一次元のアレイに予め定義された順序で配列する手段
    を含むことを特徴とする装置。
  48. 【請求項48】 請求項38記載の装置において、イメージ・データ・セッ
    トと共に用いられる場合には、 前記イメージ・データがカラーであるかグレイスケールであるかを判断する手
    段を含むことを特徴とする装置。
  49. 【請求項49】 請求項48記載の装置において、 カラー・イメージ・データを、Y値の二次元アレイとCb値の二次元アレイと
    Cr値の二次元アレイとを有するY、Cb及びCrの三次元アレイに変換する手
    段を含むことを特徴とする装置。
  50. 【請求項50】 請求項49記載の装置において、前記データ・セットを配
    分する前記手段は、前記Y値、Cb値及びCr値の二次元アレイのそれぞれを前
    記複数の圧縮されていないブロックに配分するように構成されていることを特徴
    とする装置。
  51. 【請求項51】 請求項49記載の装置において、RGBデータに対する前
    記カラー変換手段は、前記カラー・データ値のそれぞれを0から255までの範
    囲から−128から127までの範囲にシフトすることを含むことを特徴とする
    装置。
  52. 【請求項52】 請求項38記載の装置において、イメージ・データと共に
    用いる場合には、前記データ圧縮標準はJPEGであり、 カラー及びグレイスケール・イメージ・データ・セットを受け取る手段と、 前記受け取られたカラー・イメージ・データ・セットをJPEG標準への圧縮
    に適した形式に変換する手段と、 を含むことを特徴とする装置。
  53. 【請求項53】 請求項38記載の装置において、コンピュータ・バスを有
    するコンピュータにおけるトランスデューサであって、前記コンピュータ・バス
    を介して前記データ・セットを伝送するために、前記データ・セットをリアルタ
    イムで前記非圧縮標準から前記圧縮標準に変換するトランスデューサとして用い
    られることを特徴とする装置。
  54. 【請求項54】 請求項38記載の装置において、少なくとも2つのコンピ
    ュータの間のネットワークにおけるトランスデューサであって、少なくとも2つ
    のコンピュータの間の前記ネットワークを介して前記データ・セットを伝送する
    ために、前記データ・セットをリアルタイムで前記非圧縮標準から前記圧縮標準
    に変換するトランスデューサとして用いられることを特徴とする装置。
  55. 【請求項55】 請求項38記載の装置において、デジタル・テレビジョン
    伝送システムにおけるトランスデューサであって、前記デジタル・テレビジョン
    伝送システムを介して前記データ・セットを伝送するために、前記データ・セッ
    トをリアルタイムで前記非圧縮標準から前記圧縮標準に変換するトランスデュー
    サとして用いられることを特徴とする装置。
  56. 【請求項56】 請求項38記載の装置において、スキャナに接続されたコ
    ンピュータ・バスを有するコンピュータにおけるトランスデューサであって、前
    記データ・セットを前記スキャナから前記コンピュータに伝送するために、前記
    データ・セットをリアルタイムで前記非圧縮標準から前記圧縮標準に変換するト
    ランスデューサとして用いられることを特徴とする装置。
  57. 【請求項57】 請求項38記載の装置において、デジタル・カメラにおけ
    るトランスデューサであって、前記デジタル・カメラの中に前記データ・セット
    を記憶するために、前記データ・セットをリアルタイムで前記非圧縮標準から前
    記圧縮標準に変換するトランスデューサとして用いられることを特徴とする装置
  58. 【請求項58】 請求項38記載の装置において、デジタル・グラフィクス
    ・カードにおけるトランスデューサであって、前記デジタル・グラフィクス・カ
    ードを介して前記データ・セットを伝送するために、前記データ・セットをリア
    ルタイムで前記非圧縮標準から前記圧縮標準に変換するトランスデューサとして
    用いられることを特徴とする装置。
  59. 【請求項59】 請求項38記載の装置において、前記データ・セットを前
    記圧縮標準から前記非圧縮標準に変換するように構成されていることを特徴とす
    る装置。
  60. 【請求項60】 デジタル・イメージをY、Cb及びCrイメージ・データ
    からJPEGイメージ・データに変換するデータ圧縮システムであって、前記デ
    ジタル・イメージはJPEGイメージ・データの下で記憶媒体に記憶されている
    ときの方がY、Cb及びCrイメージ・データの下で記憶されているときよりも
    必要とする空間が小さい、データ圧縮システムにおいて、 圧縮されていない前記デジタル・イメージを複数の圧縮されていない8x8ア
    レイに配分する手段を含む離散コサイン変換エンジンと、 前記8x8アレイのそれぞれを所定の基準に従って操作し、前記操作された8
    x8アレイのそれぞれを所定の組の圧縮された8x8アレイ標準と比較すること
    によって、前記8x8アレイを予測された8x8アレイと予測されていない8x
    8アレイとに分割するように構成された推論エンジンと、 前記推論エンジンによってなされた比較に基づき、複数の圧縮された8x8ア
    レイの中の選択された1つを前記予測された8x8アレイのそれぞれに割り当て
    る手段と、 を備えており、前記離散コサイン変換エンジンは、前記予測されていない8x
    8アレイを圧縮された8x8アレイに変換する手段を更に含み、 それによって、前記デジタル・イメージを前記JPEGイメージ・データの下
    で記憶することができ、前記選択された圧縮された8x8アレイの前記予測され
    た8x8アレイへの割当ては、一般に、前記予測された8x8アレイが前記変換
    手段によって圧縮されたかのように見えることを特徴とするデータ圧縮システム
  61. 【請求項61】 データ・セットを圧縮標準の間で変換するデータ圧縮シス
    テムであって、前記データ・セットは前記圧縮標準の下で記憶媒体に記憶されて
    いるときの方が非圧縮標準の下で記憶されているときよりも必要とする空間が小
    さい、データ圧縮システムにおいて、 圧縮されていない前記データ・セットを複数の圧縮されていないブロックに選
    択的に配分する手段を含む離散コサイン変換エンジンと、 前記ブロックのそれぞれを所定の基準に従って操作し、前記操作されたブロッ
    クのそれぞれを所定の組の圧縮されたブロック標準と比較することによって、前
    記ブロックを予測されたブロックと予測されていないブロックとに分割するよう
    に構成された推論エンジンと、 前記推論エンジンによってなされた比較に基づき、複数の圧縮されたブロック
    の中の選択された1つを前記予測されたブロックのそれぞれに割り当てる手段と
    、 を備えており、前記離散コサイン変換エンジンは、前記予測されていないブロ
    ックを圧縮されたブロックに変換する手段を更に含み、 それによって、前記データ・セットを前記圧縮標準の下で記憶することができ
    、前記選択された圧縮されたブロックの前記予測されたブロックへの割当ては、
    一般に、前記予測されたブロックが前記変換手段によって圧縮されたかのように
    見え、このシステムは、 前記離散コサイン変換エンジン、前記推論エンジン及び前記割当手段を動作さ
    せて、前記データ・セットを前記圧縮標準から前記非圧縮標準に変換する手段を
    更に備えていることを特徴とするシステム。
  62. 【請求項62】 データ・セットを非圧縮標準から圧縮標準に変換するデー
    タ圧縮システムであって、前記データ・セットは前記圧縮標準の下で記憶媒体に
    記憶されているときの方が非圧縮標準の下で記憶されているときよりも必要とす
    る空間が小さい、データ圧縮システムにおいて、 圧縮されていない前記データ・セットを複数の圧縮されていないブロックに配
    分する手段を含む離散コサイン変換エンジンと、 前記ブロックのそれぞれを所定の基準に従って操作し、前記操作されたブロッ
    クのそれぞれを所定の組の圧縮されたブロック標準と比較することによって、前
    記ブロックを予測されたブロックと予測されていないブロックとに分割するよう
    に構成された推論エンジンと、 前記推論エンジンによってなされた比較に基づき、複数の圧縮されたブロック
    の中の選択された1つを前記予測されたブロックのそれぞれに割り当てる手段と
    、 を備えており、前記離散コサイン変換エンジンは、前記予測されていないブロ
    ックを圧縮されたブロックに変換する手段を更に含み、 前記推論エンジンは、前記ブロックをサブブロックに分割する手段と、サブブ
    ロックの内部において規則的に現れる何らかの組合せを予測する手段とを含み、 それによって、前記データ・セットを前記圧縮標準の下で記憶することができ
    、前記選択された圧縮されたブロックの前記予測されたブロックへの割当ては、
    一般に、前記予測されたブロックが前記変換手段によって圧縮されたかのように
    見えることを特徴とするデータ圧縮システム。
  63. 【請求項63】 請求項62記載のシステムにおいて、前記予測手段は、 前記サブブロックのそれぞれの複数の部分をシーケンシャルな順序で離散的に
    評価する手段と、 現に評価されている部分に基づいて後で評価される部分に対する評価基準を選
    択する手段と、 を含むことを特徴とするシステム。
  64. 【請求項64】 複数のイメージを読み出すデータベース・コンパイラであ
    って、 圧縮されていないデータを複数の圧縮されていないブロックに配分する手段と
    、前記ブロックの少なくとも1つを離散コサイン変換(DCT)係数ブロックに
    変換する手段とを含む離散コサイン変換エンジンと、 前記DCT係数ブロックを複数の所定のグループに配分する手段と、 所定のグループからのデータ値を所定の特性と比較する手段と、 それぞれの成功した比較を記憶する手段と、 前記データベースのサイズを最適化する手段と、 を備えていることを特徴とするデータベース・コンパイラ。
  65. 【請求項65】 請求項64記載のコンパイラにおいて、前記最適化手段は
    前記データ値をDCT値によってカテゴリ化する手段を含むことを特徴とするコ
    ンパイラ。
  66. 【請求項66】 請求項65記載のコンパイラにおいて、前記最適化手段は
    前記データベースの中のデータ値の数を減少させる手段を含むことを特徴とする
    コンパイラ。
  67. 【請求項67】 低いメモリ環境において用いるためにデータベースを最適
    化する方法であって、 データ値の少なくとも1つのグループを提供するステップであって、各データ
    値は選択された範囲からのデータを含む、ステップと、 前記範囲内にある前記グループの各データ値に対して、スレショルドによって
    決定される符号を含むルックアップ・テーブルを作成するステップと、 前記グループの中の前記データ値を縮小し、縮小された組のデータ値を生じさ
    せるステップと、 前記縮小された組の各データ値に対して、前記ルックアップ・テーブル作成ス
    テップを反復するステップと、 ただ1つのデータ値が残るまで、前記縮小するステップと前記ルックアップ・
    テーブル作成ステップとを反復するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
JP2000575070A 1998-10-02 1999-10-03 データ圧縮符号化システム Pending JP2002527011A (ja)

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