JP2002526584A - 低ダストの釣り合いのとれた硬度の酸化防止剤ペレット及びその製造方法 - Google Patents

低ダストの釣り合いのとれた硬度の酸化防止剤ペレット及びその製造方法

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JP2002526584A JP2000574172A JP2000574172A JP2002526584A JP 2002526584 A JP2002526584 A JP 2002526584A JP 2000574172 A JP2000574172 A JP 2000574172A JP 2000574172 A JP2000574172 A JP 2000574172A JP 2002526584 A JP2002526584 A JP 2002526584A
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Abstract

(57)【要約】 立体障害フェノール酸化防止剤のペレットが、ホストプラスチック中に容易に分散されるけれども運搬中の摩耗に抵抗するように釣り合いのとれた硬度を有するような、立体障害フェノール酸化防止剤のペレットの製造方法に関する。このような新規なペレットは、溶媒100グラム当たり溶媒中に溶解した酸化防止剤少なくとも1グラムを有する、塩化メチレン、クロロホルム、トルエン、アセトン、メチルエチルケトン、キシレン、シクロヘキサン、スチレン、メチルシクロヘキサン及びヘキサンよりなる群から選ばれた溶媒からなる加工助剤を使用し、次いで溶媒及び酸化防止剤の得られる溶液を使用して酸化防止剤の追加の部分のペーストを形成し、該ペーストを次いで押出し、ペレット化しそして乾燥することにより達成される。本発明は更に、加工助剤及び更なる加工のための酸化防止剤のペーストの製造に使用された溶媒系に対するRが1〜8個の炭素原子のアルキル基である式ROHのアルコール0〜80重量%の添加によりペレット化された立体障害フェノール酸化防止剤の硬度を制御する新規な方法を提供する。得られるペレットの硬度は系で使用されるアルコールの量に対して逆である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は釣り合いのとれた硬度を有する立体障害フェノール酸化防止剤(st
erically hindered phenol antioxidant
)の低ダストペレット(low dust pellets)及びこのような釣
り合いのとれた硬度(balanced hardness)のペレットの製造
方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
有機ポリマー(プラスチック)、特にポリエチレン及びポリプロピレンのよう
なポリオレフィンは、加工されるため及び長期間の安定性を保持して所望の使用
特性を保持するために、それに種々の添加剤系を添加することを必要とする。光
及び熱の損害を与える影響の外に、このようなプラスチックの製造中に使用され
た触媒系の残留物も有害である。このような難点を克服するために、添加剤及び
安定剤として使用するための広範な種類の物質が当業界では知られている。多く
の場合にこのような添加剤の混合物が使用される。
【0003】 1つの良く使用される添加剤系は、単独で又は有機ホスファイト及び/又は酸
中和剤と組み合わせて使用される立体障害フェノール酸化防止剤を含んで成る添
加剤系である。このような酸化防止剤は粉末の形態にあるので、添加剤系におい
てそれを使用する際には、ダスト化(dusting)の問題及び分離の傾向を
有すること及び計量を困難にすることによる欠点がある。かくして、これらの欠
点をもたない酸化防止剤添加剤の商業的形態に対する要求がある。
【0004】 低ダスト添加剤系の製造を達成するために種々のアプローチがなされてきたが
、このような方法は、一般に添加剤パッケージにステアリン酸カルシウム、水又
は他の結合剤の如き更なる成分を導入する系を使用してきた。このような系は米
国特許第5,597,857号に開示されており、この特許においては、ステア
リン酸カルシウム少なくとも10重量部が添加剤顆粒の形成における結合剤とし
て使用される。
【0005】 混合プロセス又はペレットプレス(pellet press)を使用する圧
縮(compacting)を使用する他の先行技術の系は知られているが、大
抵の場合に得られる商業的な形態は十分な機械的性質を有していない。
【0006】 ダスト形成を排除するのに十分な耐摩耗性を有するように十分な機械的強度又
は硬度を有する添加剤パッケージ又はペレットの外に、このようなペレットは、
添加剤パッケージをホストプラスチック(host plastic)中に分散
させる系において容易に加工されることを可能とする釣り合いのとれた硬度を有
することも必要である。
【0007】 従って、同時に望まれない成分の導入を回避しながらホストプラスチック中に
容易に分散させることを可能とする釣り合いのとれた硬度を同時に有すると共に
機械的摩耗及びダスト形成を回避するのに十分な機械的強度を有する釣り合いの
とれた強度の酸化防止剤添加剤系に対する要求が依然としてある。
【0008】 かくして、本発明の目的は、添加剤系への望まれない成分の導入を回避する立
体障害フェノール酸化防止剤の新規なペレットの製造方法を提供することである
【0009】 本発明の他の目的は、ホストプラスチック中に容易に分散させられるけれども
十分な耐摩耗性を与えるように釣り合いのとれた硬度を有するペレット形態の新
規な立体障害フェノール酸化防止剤系を提供することである。
【0010】 本発明の他の観点、目的及びいくつかの利点は下記の明細書及び特許請求の範
囲から明らかになるであろう。
【0011】
【発明の要約】
本発明の1つの態様に従えは、ホストプラスチック中に容易に分散可能であり
ながら十分な耐摩耗性を与えるように釣り合いのとれた硬度を有する立体障害フ
ェノール酸化防止剤のペレットは、 (a)該立体障害フェノール酸化防止剤の第1部分を、本質的に塩化メチレン
、クロロホルム、トルエン、アセトン、メチルエチルケトン、キシレン、シクロ
ヘキサン、スチレン、メチルシクロヘキサン及びヘキサンよりなる群の少なくと
も1種の溶媒から成る溶媒中に溶解して、該溶媒中の該立体障害フェノール酸化
防止剤の溶液を形成し、 (b)該立体障害フェノール酸化防止剤の第2部分を、該立体障害フェノール
酸化防止剤の該第2部分のペーストを形成するのに十分な量の段階(a)の該溶
液と接触させ、 (c)段階(b)で形成された該立体障害フェノール酸化防止剤の得られるペ
ーストを押出してそのストランドを形成し、 (d)段階(c)で形成された該立体障害フェノール酸化防止剤の得られるス
トランドを切断してそのペレットを形成し、 (e)段階(d)で形成された該立体障害フェノール酸化防止剤の得られるペ
レットを乾燥して釣り合いのとれた硬度を有するその乾燥されたペレットを形成
する、 ことを含んで成る方法により製造することができることを本発明者は発見した。
【0012】 本発明の他の態様に従えば、本発明者は、上記した立体障害フェノール酸化防
止剤のペレットの製造に使用される溶媒系にRが1〜8個の炭素原子のアルキル
基である式ROHのアルコール0〜80重量%を含ませることにより、ペレット
化された立体障害フェノール酸化防止剤の硬度特性の釣り合いが適切に改良され
うることを発見した。
【0013】 かくして、釣り合いのとれた硬度を有する立体障害フェノール酸化防止剤のペ
レットの製造方法であって、 該立体障害フェノール酸化防止剤の第1部分を、塩化メチレン、クロロホルム
、トルエン、アセトン、メチルエチルケトン、キシレン、シクロヘキサン、スチ
レン、メチルシクロヘキサン及びヘキサンから成る群の少なくとも1種の溶媒並
びにRが1〜8個の炭素原子のアルキル基である式ROHのアルコール0〜80
重量%から成る溶媒系に溶解させ、該アルコールは、添加された該アルコールの
量を増加させるにつれてそれと共に形成された該立体障害フェノール酸化防止剤
のペレットの釣り合いのとれた硬度の減少が達成され、そして該アルコールの量
を減少させるにつれてそれと共に形成された該立体障害フェノール酸化防止剤の
ペレットの釣り合いのとれた硬度の増加が達成されるような該溶媒に対する量で
あり、 (b)該立体障害フェノール酸化防止剤の第2部分を、該立体障害フェノール
酸化防止剤の該第2部分のペーストを形成するのに十分な量の、溶媒及びアルコ
ール並びにその中に溶解された立体障害フェノール酸化防止剤の溶液と接触させ
、 (c)該立体障害フェノール酸化防止剤の得られるペーストを押出して、その
ストランドを形成し、 (d)該立体障害フェノールの得られるストランドを切断してそのペレットを
形成し、そして (e)該立体障害フェノール酸化防止剤の得られるペレットを乾燥して、溶媒
/アルコール系中に存在するアルコールの量に対して逆である釣り合いのとれた
硬度を有するその乾燥されたペレットを形成する、 ことを含んで成る方法が更に提供される。
【0014】
【発明の詳細な記述】
本発明は、酸化防止剤のための溶媒中にペレット化されるべき酸化防止剤の第
1部分を溶解することにり形成された溶液を立体障害フェノール酸化防止剤のた
めの最初の結合剤として使用する場合に、ホストプラスチック中に容易に分散可
能であると共にダスト及び摩耗の問題をペレットが回避するような釣り合いのと
れた硬度を示す立体障害フェノール酸化防止剤のペレットを製造することができ
るという発見に基づいている。得られるペーストを次いで押出し、そして得られ
る押出物を切断してペレット化を形成し、次いでこれを乾燥する。
【0015】 ペレット化されることを望まれる特定の立体障害フェノール酸化防止剤を溶解
することができるいかなる溶媒も本発明の実施において使用することができるけ
れども、現在好ましい溶媒は、塩化メチレン、クロロホルム、トルエン、アセト
ン、メチルエチルケトン、キシレン、シクロヘキサン、スチレン、メチルシクロ
ヘキサン及びヘキサンよりなる群から選ばれる溶媒である。現在好ましい溶媒は
アセトン及びメチルエチルケトンである。
【0016】 有機物質のための立体障害フェノール型の酸化防止剤は周知でありそしてしば
しばポリマーの安定化のために使用される。このような化合物は好ましくは、式
【0017】
【化3】
【0018】 式中、R′は水素、メチル又はtert−ブチルであり、R″は未置換もしく
は置換アルキル又は置換されたアルキルチオアルキルである、 の少なくとも1つの基を含む。
【0019】 本発明の実施において有用な適当な立体障害フェノール型酸化防止剤は、アル
キル化モノフェノール類、アルキルチオメチルフェノール類、ヒドロキノン類、
アルキル化ヒドロキノン類、トコフェノール類、ヒドロキシル化チオジフェニル
エーテル類、アルキリデンビスフェノール類、o,s,及びs−ベンジル化合物
、ヒドロキシベンジル化マロネート類、ヒドロキシベンジル芳香族化合物、トリ
アジン類、ベンジルホスホネート類、アクリルアミノフェノール類、β−(5
tert−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチル−フェニル)プロピオン酸のエ
ステル類、β−(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オン酸のエステル類、3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル
酢酸のエステル類及びβ−(3,5,−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオン酸のアミド類よりなる群から選ばれる立体障害フェノール
型酸化防止剤である。
【0020】 本発明の実施のための現在好ましい立体障害フェノール酸化防止剤は、 オクタデシル3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート、 テトラキス[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシルヒドロシ
ンナメート)]メタン、 1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、 1,3,5−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
イソシアヌレート、 1,3,5−トリス−(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチル
ベンジル)−1,3,5−トリアジン−2,4,6−(1H,3H,5H)トリ
オン、 チオジエチルベンビス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ)ヒドロ
シンナメート及び 1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−
−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、 よりなる群から選ばれる立体障害フェノール酸化防止剤である。
【0021】 本発明の実施のための現在最も好ましい酸化防止剤は1,3,5−トリメチル
−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)ベンゼンである。このような酸化防止剤はアルベマーレ・コーポレーショ
ンの製品でありそして商標名エタノックス(ETHANOXR)330の下に入
手可能である。
【0022】 本発明の方法を実施する際には、溶媒系はRが1〜8個の炭素原子を有するア
ルキル基である式ROHのアルコール0〜80重量%を含有することもできる。
立体障害フェノール酸化防止剤のペーストの形成のために使用される溶媒系ヘの
アルコールの添加により、系のアルコールの百分率含有率が増加するにつれてペ
レットの硬度値の減少の影響があり、かくして、同じものについて、摩耗、従っ
てダストの回避のために必要なその硬度とホストプラスチックにおけるペレット
化された酸化防止剤の容易な分散を可能とするその硬度との間のバランスがある
ような所定の硬度を有する酸化防止剤ペレットの注文に応じた形成を可能とする
。かくして系におけるアルコールの効果は溶媒/アルコール系に存在するアルコ
ールの量に対して逆である(inverse)。
【0023】 本発明の実施において使用するための現在好ましいアルコールはメタノール、
エタノール及びイソプロパノールよりなる群から選ばれるアルコールである。こ
の時点で特に好ましいアルコールはメタノールである。
【0024】 本明細書で使用された「プラスチック」という用語は、エチレン及びプロピレ
ン又はそれらと他のオレフィンモノマーとの混合物のオレフィンポリマーの如き
有機ポリマーを意味することを意図する。
【0025】 本明細書で使用した「ペレット」という用語は、ペレットミルにおけると同じ
のペレット化により製造された立体障害フェノール酸化防止剤の小さな、丸い(
rounded)又は球状(spherical)体(body)を意味するこ
とを意図する。このようなペレットは、1〜10mm、好ましくは1〜5mmの
範囲の幅寸法、及び幅の寸法の1〜5倍の長さを有する典型的には円筒形である
(cylindrical)。その場合にはこのようなペレットは1〜5の範囲
のアスペクトト比(l/w)を有する。このような物質は広範な種類のペレット
化装置により容易に形成され、該ペレット化装置は当業界では周知であり、そし
て使用される特定のペレット化機(pelleter)はそれ自体としては本発
明の実施に決定的に重要ではない。1つのこのような適当なペレット化機はIC
I Corporationから入手可能なカールペレット化プレス(Kahl
pelletizing press)である。
【0026】 「酸化防止剤」という用語は、式
【0027】
【化4】
【0028】 式中、R′は水素、メチル又はtert−ブチルであり、R″は未置換もしく
は置換アルキル又は置換されたアルキルチオアルキルである、 の少なくとも1つの基を含む立体障害フェノール型酸化防止剤化合物を意味する
ことを意図する。
【0029】 本発明の説明で使用された「溶液」という用語は、溶媒100mL当たり酸化
防止剤少なくとも1グラムを選ばれた溶媒中に溶解させることにより形成された
混合物を意味する。このような溶液は、Rが1〜8個の炭素原子のアルキル基で
ある式ROHを有するアルコール0〜80重量%を更に有することができる。
【0030】 「釣り合いのとれた硬度」という用語は、同時にペレットを慣用の小出装置(
dispensing system)において容易に加工することを可能とす
ると共に摩耗を回避するように取り扱いを可能とするのに必要な立体障害フェノ
ール酸化防止剤のペレットのその硬度を意味することを意図する。
【0031】 本発明の実施により、制御された硬度を有しそして添加剤配合物への外来の物
質の導入を回避する立体障害フェノール酸化防止剤を含んで成る新規なペレット
の製造方法が提供される。
【0032】 溶媒系への制御された量のアルコールの添加により最終的に製造されたペレッ
トの脆砕性(friability)又は硬度の制御が達成される。
【0033】 1つの現在好ましい本発明の態様においては、有機ポリマーへのエタノックス
330の配合において容易に分散させると共に輸送を可能とするように硬度の釣
り合いを有するエタノックス330のペレット化製品が提供されるが、他の酸化
防止剤を単独で又は他の選ばれた成分又は共添加剤(coadditives)
と組み合わせて本発明の実施において同様に使用することができることは認識さ
れるであろう。かくして本発明の方法により、選ばれた立体障害フェノール酸化
防止剤を単独で又は他の所望の添加剤と組み合わせてホスト有機ポリマーへの導
入のために使用する釣り合いのとれた硬度を有する注文で作る(customi
zed)添加剤系を製造することができる。
【0034】 本発明のペレット中の立体障害フェノール型の酸化防止剤の量はペレット化さ
れた添加剤の意図する用途に依存するであろう。かくして本発明のペレットは立
体障害フェノール酸化防止剤100重量%から成ることができる。しかしながら
、所望の添加剤系の他の成分との混合物として形成される場合には、ペレットは
の立体障害フェノール酸化防止剤少なくとも約20重量%を含有するべきである
【0035】 立体障害フェノール酸化防止剤の外に、本発明のペレットは第2のホスファイ
ト酸化防止剤、例えば、ホスファイト類、ホスホネート類及びフルオロホスホネ
ート類を含有することもできる。このような第2のホスファイト酸化防止剤の量
はペレット化された添加剤系の意図する用途に依存するであろう。かくして、ペ
レットはこのような第2のホスファイト酸化防止剤0〜80重量%を含有するこ
とができる。適当な第2のホスファイト酸化防止剤の例は、 2,2′−エチリデンビス−(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)−フルオロ
ホスホナイト、 2,2′,2″−ニトロ[トリエチル−トリス(3,3′,5,5′−テトラ
−t−ブチル−1,1′−ビフェニル−2,2′−ジイル)]ホスファイト、 トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、 ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリトリトール−ジ−ホスフ
ァイト及び テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4′−ビフェニレンジ
ホスホナイトである。
【0036】 使用される第2のホスファイト酸化防止剤の量はプラスチック添加剤パッケー
ジの意図する用途に依存するであろう。このようなペレットは第2のホスファイ
ト酸化防止剤0〜80重量%、好ましくは3〜70重量%を含有することができ
る。立体障害フェノール酸化防止剤の外に第2のホスファイト酸化防止剤が使用
される場合には、立体障害フェノール酸化防止剤と第2のホスホナイト酸化防止
剤との重量比は20:1〜1:20、好ましくは2:1〜1:4の範囲内にある
【0037】 更に、本発明のペレットはハイドロタルサイト類、金属炭酸塩及び金属酸化物
から成るシリーズからの化合物を含有することができる。添加剤系において酸中
和を達成するためのこのような化合物は周知である。立体障害フェノール酸化防
止剤と組み合わせてそのように使用される場合には、このような更なる成分は0
〜80重量%の範囲の量で存在させることができる。
【0038】 ハイドロタルサイト類は周知でありそして日本の協和化学株式会社から商業的
に入手可能である。
【0039】 現在好ましい金属酸化物は二価の金属の酸化物である。このような化合物は亜
鉛及びマグネシウムの酸化物を包含する。
【0040】 現在好ましい金属炭酸塩は二価金属の炭酸塩である。このような化合物はカル
シウムの炭酸塩を包含する。
【0041】 本発明の添加剤ペレット系に含ませることができる他の化合物は、金属せっけ
ん、帯電防止剤、粘着防止剤、防炎剤、チオエステル類、内部及び外部滑剤、顔
料、紫外線吸収剤及び光安定剤よりなる群から選ばれるこれらのプラスチック添
加剤を包含する。
【0042】 本発明の方法を実施する際に、最初に選ばれた酸化防止剤用の溶媒は単独で使
用することができ又は選ばれた低級アルキルアルコール0〜80重量%をそれに
加えられることができる。選ばれた溶媒系への酸化防止剤の最初の溶解は、本発
明に従ってペレット化されるべき全体の酸化防止剤の塊とは別々に行うことがで
き、又は溶媒系は、溶媒100mL当たり酸化防止剤少なくとも1gが溶媒に溶
解されそして得られる溶液が残りの酸化防止剤粉末とその場で接触させられてペ
レットミル(pellet mill)での押出に適当な酸化防止剤のペースト
の形成を達成するような量で酸化防止剤粉末に加えることができる。典型的には
、ペレットミルでの押出に適当なペーストを形成するのに必要な溶媒加工助剤(
即ち、選ばれた溶媒+もしあればアルコール)の濃度は添加剤粉末(即ち、フェ
ノール系酸化防止剤+場合により第2のホスファイト酸化防止剤及び酸中和剤)
97重量部当たり溶媒加工助剤3重量部〜添加剤粉末80重量部当たり溶媒加工
助剤20重量部の範囲にある。
【0043】
【実施例】
下記の実施例は本発明を説明しそして本発明をいかに行いそして使用するかを
当業者に教示することを意図するものである。これらの実施例はいかなる方法に
おいても本発明を限定することを意図するものではない。
【0044】 実施例において、ペレットの加工性特性、即ち、硬度及び耐摩耗性(attr
ition resistance)を決定するための加工性試験又はペレット
硬度測定はペレットを手動操作に付してペレットの脆砕性を観察することにより
決定された。
【0045】 実施例I 1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−tert−ブ
チル−4−ヒドロキシ−ベンジル)ベンゼン(アルベマーレ・コーポレーション
から得られたETHANOXR330酸化防止剤)4000グラム及び無水アセ
トン444グラムをカールモデル(Kahl Model)KDHJ−20バッ
チニーダーで一緒にし、次いで約3分間ブレンドした。得られるペースト状粉末
ブレンドを次いでポリエチレンバッグに移し、バッグをシールしそして該物質を
約15分間貯蔵した。次いでブレンドを、2mm直径の穴及び6mmのプレスウ
エイ長(pressway length)を有するダイプレートを備えた10
0rpmで操作するKahl Model 14−175ペレットミルに手動で
供給した。次いでペレット化された生成物を200°Fのオーブンで約2時間乾
燥してペレット94%及び微細物(fines)(−20メッシュ粒子)6%か
ら成る生成物を得た。得られるペレットは、手動での圧縮に付したときそれらを
粉末に分解するのに相当な力が必要であったという意味で相対的に非常に硬質で
あり、従って最小の摩耗で典型的な運搬装置で取り扱うことができた。
【0046】 比較の目的で、混ぜ物のない(neat)ETHANOXR330酸化防止剤
粉末を上記したのと同じ条件下に操作するペレットミルで加工したがアセトンは
導入しなかった。ペレットミルからの生成物は少数の非常に軟質のペレットを伴
って殆どすべて粉末から成っていた。この比較実施例は、ペレットに所望の硬度
を付与するのに本発明のアセトンの如き加工液体が必要であることを説明する。
【0047】 実施例II 供給材料の14バッチを下記の如くして製造した。ETHANOXR330酸
化防止剤粉末1.33kg及びイルガフォス(Irgafos)168粉末(C
iba Specialty Productsから得られた)2.67kgを
KahlモデルKDHJ−20バッチニーダーにおいて一緒にし、次いで5分間
ドライブレンドした。アセトン571gをニーダー中の粉末に加え、次いでブレ
ンディングを更に3分間続けた。得られるペースト状固体ブレンドをニーダーか
らポリエチレンバッグに排出し、ポリエチレンバッグを次いでシールした。次い
で供給材料の14のバッチを、3mm直径の穴及び9mmのプレスウエイ長を有
するダイプレートを備えた80rpmで操作するKahl Model 33−
390ペレットミルに手動で供給した。次いでペレットミルから得られた生成物
を200°Fのオーブンで約2時間乾燥した。US標準メッシュスクリーンによ
る乾燥した生成物の乾式ふるい分けは、生成物がペレット(+12メッシュ)9
5.8%及び微細物(−12メッシュ)4.2%から成ることを示した。乾燥し
たペレットは十分な硬度を示し、かくして有意な摩耗なしに慣用の運搬装置での
取り扱いに適当であると判定された。
【0048】 実施例III イルガフォス168第2ホスファイト酸化防止剤とブレンドされたETHAN
OXR330酸化防止剤、協和化学株式会社からのジヒドロタルサイト及びグリ
セロールから成るペレット化されたブレンド組成物を下記の如くして製造した。
ETHANOXR330酸化防止剤2.63kg、イルガフォス168、1.2
15kg及びジヒドロタルサイト0.790kgをKahlModel KDH
J−20バッチニーダーにおいて一緒にしそして5分間ドライブレンドした。グ
リセロール0.263kg及び無水アセトン0.556kgをニーダーに加えそ
してブレンディングを更に3分間続けた。ニーダーからのペースト状塊をポリエ
チレンバッグに移し、約15分間貯蔵した。次いで塊を、3mm直径の穴及び9
mmのプレスウエイ長を有するダイプレートを備えた100rpmで操作するK
ahl Model 14−175ペレットミルに手動で供給した。ペレットミ
ルからの生成物を集めそして200°Fで約2時間乾燥した。乾燥した生成物は
、ペレット93.9%及び微細物(−12メッシュ粒子)たった6.1%から成
っていた。乾燥したペレットを手動の特徴付けに付しそして非常に良好な硬度、
従ってペレット運搬操作中の粒子摩耗に対する良好な抵抗を有するものと判定さ
れた。
【0049】 実施例IV アセトン加工溶媒の半分をイソプロパノールで置き換えて、実施例IIIの方
法を繰り返した。得られるペレットは実施例IIIで得られたペレットほど硬質
ではないことが決定されたが、手動特徴付けによる硬度は、ホストポリマーへの
酸化防止剤ペレットの容易な分散を可能とするのに十分な軟度(softnes
s)を示すと共にペレット運搬操作における十分な耐摩耗性を付与するのに十分
であるものと判定された。
【0050】 実施例V 無水アセトン0.556kgをメチルエチルケトン0.319kgで置き換え
て、施例IIIのプロセスを繰り返した。乾燥したペレットを手動特徴付けに付
し、そして非常に良好な硬度、従ってペレット運搬操作中の粒子摩耗に対する良
好な抵抗を有するものと判定された。この実施例はメチルエチルケトンが本発明
の方法において相対的に低い濃度で使用することができ、従って本方法の実施の
経済性の点で好ましい溶媒であることも説明する。
【0051】 本明細書で開示された特定の実施例は主として説明的なものであると考えられ
るべきである。記載された実施例の範囲を越える種々の変更が当業者により行わ
れるであろう。このような変更は、特許請求の範囲の精神及び範囲内に入るので
本発明の一部を形成するものと理解されるべきである。
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月23日(2001.3.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 式中、R′は水素原子、メチル基及びtert−ブチル基よりなる群から選ば 、R″は未置換もしくは置換アルキル又は置換されたアルキルチオアルキル である、 の少なくとも1つの基を含んで成る請求項1に記載の方法。
【化2】 式中、R′は水素原子、メチル基及びtert−ブチル基よりなる群から選ば 、R″は未置換アルキル基及び置換アルキル基並びに置換されたアルキルチオ
アルキル基よりなる群から選ばれる、 の少なくとも1つの基を含む請求項11に記載の方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【化3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 本明細書で使用した「ペレット」という用語は、ペレットミルにおけると同じ
のペレット化により製造された立体障害フェノール酸化防止剤の小さな、丸い(
rounded)又は球状(spherical)体(body)を意味するこ
とを意図する。このようなペレットは、1〜10mm、好ましくは1〜5mmの
範囲の幅寸法、及び幅の寸法の1〜5倍の長さを有する典型的には円筒形である
(cylindrical)。その場合にはこのようなペレットは1〜5の範囲
のアスペクト比(l/w)を有する。このような物質は広範な種類のペレット化
装置により容易に形成され、該ペレット化装置は当業界では周知であり、そして
使用される特定のペレット化機(pelleter)はそれ自体としては本発明
の実施に決定的に重要ではない。1つのこのような適当なペレット化機はICI
Corporationから入手可能なカールペレット化プレス(Kahl
pelleting press)である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【化4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】 立体障害フェノール酸化防止剤の外に、本発明のペレットは第二級ホスファイ
(secondary phosphites)酸化防止剤、例えば、ホスフ
ァイト類、ホスホネート類及びフルオロホスホネート類を含有することもできる
。このような第二級ホスファイト酸化防止剤の量はペレット化された添加剤系の
意図する用途に依存するであろう。かくして、ペレットはこのような第二級ホス
ファイト酸化防止剤0〜80重量%を含有することができる。適当な第二級ホス
ファイト酸化防止剤の例は、 2,2′−エチリデンビス−(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)−フルオロ
ホスホナイト、 2,2′,2″−ニトロ[トリエチル−トリス(3,3′,5,5′−テトラ
−t−ブチル−1,1′−ビフェニル−2,2′−ジイル)]ホスファイト、 トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、 ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリトリトール−ジ−ホスフ
ァイト及び テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4′−ビフェニレンジ
ホスホナイトである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】 使用される第二級ホスファイト酸化防止剤の量はプラスチック添加剤パッケー
ジの意図する用途に依存するであろう。このようなペレットは第二級ホスファイ
ト酸化防止剤0〜80重量%、好ましくは3〜70重量%を含有することができ
る。立体障害フェノール酸化防止剤の外に第二級ホスファイト酸化防止剤が使用
される場合には、立体障害フェノール酸化防止剤と第二級ホスホナイト酸化防止
剤との重量比は20:1〜1:20、好ましくは2:1〜1:4の範囲内にある
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】 本発明の方法を実施する際に、最初に選ばれた酸化防止剤用の溶媒は単独で使
用することができ又は選ばれた低級アルキルアルコール0〜80重量%をそれに
加えられることができる。選ばれた溶媒系への酸化防止剤の最初の溶解は、本発
明に従ってペレット化されるべき全体の酸化防止剤の塊とは別々に行うことがで
き、又は溶媒系は、溶媒100mL当たり酸化防止剤少なくとも1gが溶媒に溶
解されそして得られる溶液が残りの酸化防止剤粉末とその場で接触させられてペ
レットミル(pellet mill)での押出に適当な酸化防止剤のペースト
の形成を達成するような量で酸化防止剤粉末に加えることができる。典型的には
、ペレットミルでの押出に適当なペーストを形成するのに必要な溶媒加工助剤(
即ち、選ばれた溶媒+もしあればアルコール)の濃度は添加剤粉末(即ち、フェ
ノール系酸化防止剤+場合により第二級ホスファイト酸化防止剤及び酸中和剤)
97重量部当たり溶媒加工助剤3重量部〜添加剤粉末80重量部当たり溶媒加工
助剤20重量部の範囲にある。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】 実施例III イルガフォス168第二級ホスファイト酸化防止剤とブレンドされたETHA
NOXR330酸化防止剤、協和化学株式会社からのジヒドロタルサイト及びグ
リセロールから成るペレット化されたブレンド組成物を下記の如くして製造した
。ETHANOXR330酸化防止剤2.63kg、イルガフォス168、1.
215kg及びジヒドロタルサイト0.790kgをKahlModel KD
HJ−20バッチニーダーにおいて一緒にしそして5分間ドライブレンドした。
グリセロール0.263kg及び無水アセトン0.556kgをニーダーに加え
そしてブレンディングを更に3分間続けた。ニーダーからのペースト状塊をポリ
エチレンバッグに移し、約15分間貯蔵した。次いで塊を、3mm直径の穴及び
9mmのプレスウエイ長を有するダイプレートを備えた100rpmで操作する
Kahl Model 14−175ペレットミルに手動で供給した。ペレット
ミルからの生成物を集めそして200°Fで約2時間乾燥した。乾燥した生成物
は、ペレット93.9%及び微細物(−12メッシュ粒子)たった6.1%から
成っていた。乾燥したペレットを手動の特徴付けに付しそして非常に良好な硬度
、従ってペレット運搬操作中の粒子摩耗に対する良好な抵抗を有するものと判定
された。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣り合いのとれた硬度を有する立体障害フェノール酸化防止
    剤のペレットの製造方法てあって、 (a)該立体障害フェノール酸化防止剤の第1部分を、本質的に塩化メチレン
    、クロロホルム、トルエン、アセトン、メチルエチルケトン、キシレン、シクロ
    ヘキサン、スチレン、メチルシクロヘキサン及びヘキサンよりなる群の少なくと
    も1種の溶媒から成る溶媒中に溶解して、該溶媒中の該立体障害フェノール酸化
    防止剤の溶液を形成し、 (b)該立体障害フェノール酸化防止剤の第2部分を、該立体障害フェノール
    酸化防止剤の第2の部分のペーストを形成するのに十分な量の段階(a)の該溶
    液と接触させ、 (c)段階(b)で形成された該立体障害フェノール酸化防止剤の得られるペ
    ーストを押出してそのストランドを形成し、 (d)段階(c)で形成された該立体障害フェノール酸化防止剤の得られるス
    トランドを切断してそのペレットを形成し、 (e)段階(d)で形成された該立体障害フェノール酸化防止剤の得られるペ
    レットを乾燥して釣り合いのとれた硬度を有するその乾燥されたペレットを形成
    する、 ことを含んで成る方法。
  2. 【請求項2】 該立体障害フェノールが、式 【化1】 式中、R′は水素、メチル又はtert−ブチルであり、R″は未置換もしく
    は置換アルキル又は置換されたアルキルチオアルキルである、 の少なくとも1つの基を含む立体障害フェノールである請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 該立体障害フェノールが、アルキル化モノフェノール類、ア
    ルキルチオ−メチルフェノール類、ヒドロキノン類、アルキル化ヒドロキノン類
    、トコフェノール類、ヒドロキシル化チオジフェニルエーテル類、アルキリデン
    ビスフェノール類、o,s,及びs−ベンジル化合物、ヒドロキシ−ベンジル化
    マロネート類、ヒドロキシベンジル芳香族化合物、トリアジン類、ベンジルホス
    ホネート類、アシルアミノフェノール類、β−(5 tert−ブチル−4−ヒ
    ドロキシ−3−メチル−フェニル)プロピオン酸のエステル類、β−(3,5−
    ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のエステル類、3,
    5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル酢酸のエステル類及びβ−
    (3,5,ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のア
    ミド類よりなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 該立体障害フェノール酸化防止剤が、 オクタデシル3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート、 テトラキス[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシルヒドロシ
    ンナメート)]メタン、 1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−
    4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、 1,3,5−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
    イソシアヌレート、 1,3,5−トリス−(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチル
    ベンジル)−1,3,5−トリアジン−2,4,6−(1H,3H,5H)トリ
    オン、 チオジエチルベンビス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ)ヒドロ
    シンナメート及び 1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−
    −4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、 よりなる群の1員である請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 該立体障害フェノール酸化防止剤が1,3,5−トリメチル
    −2,4,6−トリス−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベン
    ジル)ベンゼンである請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 該溶媒がアセトンである請求項5の方法。
  7. 【請求項7】 該溶媒がメチルエチルケトンである請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 該溶液が溶媒100mL当たり該立体障害フェノール酸化防
    止剤少なくとも1グラムを含有する請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 段階(b)の該溶液の量が、該立体障害フェノール酸化防止
    剤97重量部当たり3重量部〜該立体障害フェノール80重量部当たり20重量
    部の範囲にある請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 該乾燥されたペレットが1〜10mmの直径を有しそして
    1〜5の範囲のアスペクト比を有する請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 釣り合いのとれた硬度を有する立体障害フェノール酸化防
    止剤のペレットの製造方法であって、該立体障害フェノール酸化防止剤の第1部
    分を、塩化メチレン、クロロホルム、トルエン、アセトン、メチルエチルケトン
    、キシレン、シクロヘキサン、スチレン、メチルシクロヘキサン及びヘキサンよ
    りなる群の少なくとも1種の溶媒並びにRが1〜8個の炭素原子のアルキル基で
    ある式ROHのアルコール0〜80重量%から成る溶媒系に溶解させ、該アルコ
    ールは、添加された該アルコールの量を増加させるにつれてそれと共に形成され
    た該立体障害フェノール酸化防止剤のペレットの釣り合いのとれた硬度の減少が
    達成され、そして該アルコールの量を減少させるにつれてそれと共に形成された
    該立体障害フェノール酸化防止剤のペレットの釣り合いのとれた硬度の増加が達
    成されるような該溶媒に対する量であり、 (b)該立体障害フェノール酸化防止剤の第2部分を、該立体障害フェノール
    酸化防止剤の該第2部分のペーストを形成するのに十分な量の、溶媒及びアルコ
    ール並びにそれに溶解された立体障害フェノール酸化防止剤の溶液と接触させ、 (c)該立体障害フェノール酸化防止剤の得られるペーストを押出してそのス
    トランドを形成し、 (d)該立体障害フェノールの得られるストランドを切断してそのペレットを
    形成し、そして (e)該立体障害フェノール酸化防止剤の得られるペレットを乾燥して、溶媒
    /アルコール系中に存在するアルコールの量に対して逆である釣り合いのとれた
    硬度を有するその乾燥されたペレットを形成する、 ことを含んで成る方法。
  12. 【請求項12】 該立体障害フェノールが、式 【化2】 式中、R′は水素、メチル又はtert−ブチルであり、R″は未置換もしく
    は置換アルキル又は置換されたアルキルチオアルキルである、 の少なくとも1つの基を含む立体障害フェノールである請求項11に記載の方法
  13. 【請求項13】 該立体障害フェノールが、アルキル化モノフェノール類、
    アルキルチオメチルフェノール類、ヒドロキノン類、アルキル化ヒドロキノン類
    、トコフェノール類、ヒドロキシル化チオジフェニルエーテル類、アルキリデン
    ビスフェノール類、o,s,及びs−ベンジル化合物、ヒドロキシ−ベンジル化
    マロネート類、ヒドロキシベンジル芳香族化合物、トリアジン類、ベンジルホス
    ホネート類、アシルアミノフェノール類、β−(5 tert−ブチル−4−ヒ
    ドロキシ−3−メチル−フェニル)プロピオン酸のエステル類、β−(3,5−
    ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のエステル類、3,
    5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル酢酸のエステル類及びβ−
    (3,5,−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸の
    アミド類よりなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項12に記
    載の方法。
  14. 【請求項14】 該立体障害フェノール酸化防止剤が、 オクタデシル3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート、 テトラキス[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシルヒドロシ
    ンナメート)]メタン、 1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−
    4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、 1,3,5−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
    イソシアヌレート、 1,3,5−トリス−(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチル
    ベンジル)−1,3,5−トリアジン−2,4,6−(1H,3H,5H)トリ
    オン、 チオジエチルベンビス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ)ヒドロ
    シンナメート及び 1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−
    −4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、 よりなる群の1員である請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 該立体障害フェノール酸化防止剤が1,3,5−トリメチ
    ル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベ
    ンジル)ベンゼンである請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】 該アルコールがメタノール、エタノール及びイソプロパノ
    ールよりなる群から選ばれる請求項11に記載の方法。
  17. 【請求項17】 該溶媒がアセトンであり、該アルコールがメタノールであ
    る請求項15に記載の方法。
  18. 【請求項18】 該溶媒がメチルエチルケトンであり、該アルコールがメタ
    ノールである請求項15に記載の方法。
  19. 【請求項19】 該立体障害フェノールと共に第2のホスファイト酸化防止
    剤が更に存在する請求項1に記載の方法。
  20. 【請求項20】 該立体障害フェノール対該第2のホスファイト酸化防止剤 の比が1:20〜20:1の範囲にある請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 該立体障害フェノールと共に第2のホスファイト酸化防止
    剤が更に存在する請求項11に記載の方法。
  22. 【請求項22】 該立体障害フェノール対該第2のホスファイト酸化防止剤 の比が1:20〜20:1の範囲にある請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 更に酸中和剤が存在する請求項19に記載の方法。
  24. 【請求項24】 該酸中和剤が金属酸化物、金属炭酸塩及びハイドロタルサ
    イトよりなる群から選ばれる請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 該酸中和剤がハイドロタルサイトである請求項23に記載
    の方法。
  26. 【請求項26】 請求項1に記載の方法のペレット化された立体障害フェノ
    ール酸化防止剤生成物。
  27. 【請求項27】 請求項5に記載の方法のペレット化された立体障害フェノ
    ール酸化防止剤生成物。
  28. 【請求項28】 請求項11に記載の方法のペレット化された立体障害フェ
    ノール酸化防止剤生成物。
  29. 【請求項29】 請求項21に記載の方法のペレット化された立体障害フェ
    ノール酸化防止剤生成物。
  30. 【請求項30】 請求項23に記載の方法のペレット化された立体障害フェ
    ノール酸化防止剤生成物。
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