JP2002520513A - ニット分離装置 - Google Patents

ニット分離装置

Info

Publication number
JP2002520513A
JP2002520513A JP2000560320A JP2000560320A JP2002520513A JP 2002520513 A JP2002520513 A JP 2002520513A JP 2000560320 A JP2000560320 A JP 2000560320A JP 2000560320 A JP2000560320 A JP 2000560320A JP 2002520513 A JP2002520513 A JP 2002520513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibrous
plant
knit
forming head
separated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2000560320A
Other languages
English (en)
Inventor
エルムガルド, ビルゲル シュレンセン,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
M&J Fibretech AS
Original Assignee
M&J Fibretech AS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by M&J Fibretech AS filed Critical M&J Fibretech AS
Publication of JP2002520513A publication Critical patent/JP2002520513A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21BFIBROUS RAW MATERIALS OR THEIR MECHANICAL TREATMENT
    • D21B1/00Fibrous raw materials or their mechanical treatment
    • D21B1/04Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres
    • D21B1/06Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres by dry methods
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D1/00Methods of beating or refining; Beaters of the Hollander type
    • D21D1/20Methods of refining
    • D21D1/32Hammer mills

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
  • Cell Separators (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 セルロースパルプ(6)のような繊維質の材料から不織繊維のウエブ(20)を生産するプラント。前記プラントは、繊維質材料の繊維質分離を行うためのハンマーミル(1)と、運転時はほぼ水平に移動するエンドレス形成ワイア(3)上に繊維質のウエブを形成するための形成ヘッド(2)と、繊維質分離された繊維質を第1のエアダクト(10)と通って形成ヘッドに搬送する第1の搬送ファン(9)と、ニットを形成ヘッドから第2のエアダクト(21)を通って排除する第2の搬送ファン(22)を有する。プラントは、さらに、ニットと正しく分離された繊維質を分離するための1つの分離装置(4)(第2のエアダクトに接続されている)と、分離された正しく繊維分離された繊維を形成ヘッドに戻すための第3の搬送ファン(23)と、分離されたニットを正しく繊維分離された繊維に変換するためのニット繊維分離装置(5)とを有する。分離されたニットは第4の搬送ファン(25)によってニット分離装置(4)から第4の搬送エアダクト(26)を介してニット繊維分離装置(5)に搬送される。繊維質が分離された繊維は第5の搬送ファン(29)によって第5のエアダクト(27)を介して形成ヘッドに戻される。このプラントは制御が容易であり、最適な高品質繊維製品を生産することができる。さらに、プラントは繊維質分離装置の容量を全て新しい船室材料の繊維質分離に使用するので、プラントの他の部分は最適な出力レベルで生産を行うことができる。さらに当該プラントは大幅にエネルギーを節約することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、繊維質の材料から不織繊維を生産するためのプラントであって、ほ
ぼ水平方向に動くエンドレス形成ワイア上に繊維ウエブを製作するハンマーミル
のような、繊維質分離装置と、分離された繊維を第1のダクトを通して形成ヘッ
ドまで搬送する第1の搬送ファンと、形成ヘッドからニットを取り出す第2の搬
送ファンとを有するプラントに関する。
【0002】 ニットとは、繊維質分離装置による不十分な繊維分離に起因して、形成ヘッド
への搬送途中か形成ヘッド内部における処理工程途中において、分離された繊維
質材料中に発生する結節である。
【0003】 ニットは最終的な繊維製品の品質を損なう。従来は、ニットは、形成ヘッドの
戦略的な位置から取り出され、ハンマーミルに戻されて繊維に分離され、再度形
成ヘッドに戻されていた。
【0004】 十分に高品質の繊維製品を得るためには、ニットを全て除去することが必要で
ある。しかし、このためにはニットと共に正しく分離された繊維を非常に大量に
排除することが不可避である。このことは、実際は、排除された材料の大部分は
正しく分離された繊維質材料であることを意味している。
【0005】 ニットを全て確実に取り除くためには、取り出される繊維質の量が多くなり、
そのために、繊維質分離装置の負荷が非常に大きくなる。
【0006】 繊維質分離装置に追加される負荷は、全消費電力の50%に達するので、新た
な繊維質の分離に使用することができる有効容量を大幅に減少させることになる
【0007】 繊維質分離装置は多くのプラントではボトルネックとなっており、繊維質分離
装置の有効容量が前述のように減少するために、プラントの他の部分を100%
利用することができなくなっている。従って、全体のコスト上昇を招来すること
にもなっている。
【0008】 循環する繊維質材料の量が多いことはそれ自体、繊維質分離装置の磨耗と損傷
を助長する。さらに、実際の運転結果は、繊維質材料は例えばハンマーミルの全
幅にわたって均質の速度で流れるわけではなく、ロータ周辺の一定の領域に集中
して次第にロータのその位置の損耗を招き、交換を余儀なくすることを示してい
る。
【0009】 形成ヘッドからニットを取り出して繊維質分離装置でこれを再度粉砕する上記
の従来方法の第2の問題は、プロセス内をニットと共に運ばれる正しく分離され
た繊維の多くが繊維質分離工程によって一層短くなるので、最終的な繊維製品の
品質が低下することである。
【0010】 プラント内で繊維質材料を搬送するための気流は、制御困難な全体系を構成し
ている。
【0011】 上述のように、形成ヘッドから取り出されたニットを有する繊維質の材料は繊
維質分離装置に送り返されて、其処で新しい材料と共に繊維分離が行われる。こ
の工程が終了すると、分離された材料は新しい繊維材料と共に同じジェット気流
によって形成ヘッドに再度送られる。このジェット気流は繊維質分離装置に吸引
された新しい空気が常に供給され、減圧下で作動している。同時に、空気は形成
ヘッドから形成ワイアを経由して吸い出される。
【0012】 従って、このシステムは、ハンマーミルのパラメータを変更すると形成ヘッド
からの繊維質の取り出しが容易に阻害されてしまうように接続されたシステムで
ある。これは、対応してハンマーミル内の真空度が変化することに起因している
。これらの運転パラメータを変更すると、プラントを常に最適運転するには非常
に大きな調整が必要になる。
【0013】 本発明の第1の目的は、導入部に記載されたようなプラントであって、従来の
タイプのプラントに比較してエネルギー消費が小さいプラントを設計することで
ある。
【0014】 本発明の第2の目的は、導入部に記載されたようなプラントであって、ニット
が無く繊維が短くない高品質の製品を生産することのできるプラントを設計する
ことである。
【0015】 本発明の第3の目的は、導入部に記載されたようなプラントであって、従来の
どのタイプのプラントに比較しても制御が容易なプラントを設計することである
【0016】 本発明の第4の目的は、導入部に記載されたようなプラントであって、繊維質
分離装置にかかる負荷がより均一で、繊維質分離装置の磨耗と損傷が小さく、か
つその能力を従来に比較してより効率的に使用することができるプラントを設計
することである。
【0017】 本発明に関して新しくかつ特徴的であり、同時にこの改良を実現しているのは
、プラントが、ニットを正しく分離された繊維から分離するための第2のダクト
に接続された分離装置を具備する点である。
【0018】 本発明に係る設計によれば、形成ヘッドから取り出された大量のニットと分離
された繊維は、新しい材料の繊維質分離にのみ使用される繊維質分離装置を迂回
して搬送される。このことによって、従来のプラントに比較して、取り出された
材料を繊維質分離装置によって再処理するためのエネルギーを節約することがで
きる。さらに、繊維質分離装置は一定の、均一な負荷の下で作動することになり
、例えばハンマーミルはそれまでさらされていたような磨耗と損傷にさらされな
くなる。
【0019】 少なくとも正しく分離された繊維の一部は繊維質分離装置の下流を搬送され、
繊維質分離された繊維質を含む気流による流れと接触しないので、プラント内の
ジェット気流の制御が容易になり、従来のプラントでは必要であった調整の問題
が解消される。
【0020】 さらに別の長所は、第1に繊維が繊維質分離装置によって短くされていないと
いう理由により、第2にニットを完全に排除するために非常に多くの分離された
繊維質が繊維質分離装置に大きな負荷を掛けることなく全てのニットが吸引され
るという理由により、最終的な繊維製品の品質が高くなる。
【0021】 繊維質分離された繊維質は、ニットと分けられて後の使用のために適当な方法
で集められる。しかし、この材料は第2のファンと第3のエアダクトによって形
成ヘッドに戻されても良い。
【0022】 さらに、分離されたニットはニット分離装置から、場合によっては繊維質分離
装置に接続された第4のエアダクトに挿入された第4の搬送ファンによってニッ
ト分離装置から取り除かれても良い。 分離されたニットは形成ヘッドから吸引された繊維質材料のごく一部なので、
仮に分離したニットを直接繊維質分離装置に搬送して繊維質分離したとしても、
本発明に係るプラントの利点を享受することは可能である。
【0023】 本発明の好ましい実施例の1つによれば、プラントは分離されたニット用繊維
質分離装置を有し、この目的はニットから十分に繊維質分離された繊維を得るこ
とである。この構造の本質的な利点は、繊維質分離装置には分離されたニットに
よる負荷がかからないことである。
【0024】 この場合、ニット分離装置とニット用繊維質分離装置との間には第4のエアダ
クトが配され、当該エアダクトは第5のエアダクトと第5の搬送ファンを介して
成形ヘッドに接続されて繊維質分離されたニットを成形ヘッドに返却して、繊維
質分離装置が繊維質を分離した後で分離されたニットは繊維質分離装置を通らな
いよう別ルートで送られる。
【0025】 ニット用繊維質分離装置とニット分離装置は適当な種々の構造をとることがで
きる。ニット用繊維質分離装置は、例えば、ハンマーミルやあるいは2つの粉砕
ディスクかカード状のニットを繊維質分離するリファイナであっても良い。ニッ
ト分離装置は形成ヘッドは、サイクロン又はエア分離装置であっても良い。
【0026】 以下に、本発明に係るプラントを例示する1つの図面を参照しつつ発明をより
詳細に説明する。
【0027】 プラントは複数の搬送ファンを具備する。これらは図示された構造の変形例と
して1つ以上のファンを省略できることを示すために破線によって示してある。
【0028】 図に示したプラントの主要コンポーネントは、ハンマーミル1、形成ヘッド2
、形成ヘッドの下部にもうけられた形成ワイア3、ニット分離装置4及びニット
用繊維質分離装置5である。
【0029】 この例ではセルロースパルプと仮定した繊維質材料は、ローラ6上のハンマー
ミル1に供給される。パルプはハンマーミルにおいて、ヒンジつきのハンマ8を
有する(運転中は回転している)ロータ7によって通常の方法で繊維に分離され
る。
【0030】 第1の搬送ファン9と第1のダクト10によって繊維質は、エア吸入口11か
らハンマーミルにエアが供給されたときに発生するジェットエアで形成ヘッド2
に送られる。
【0031】 図示された形成ヘッド2は基本的に、穴明きのベース13を有するハウジング
12とベースの上に搭載された羽15を有する複数のロータ14とを有する。
【0032】 形成ワイヤ3はエンドレスタイプの、複数のアイドルロール16の上を通る空
気を通す(図には4つ記載されている)ベルトとドライビングロール17とを具
備する。吸引ボックス18がファン19を有する形成ワイアの下に設けられて吸
引ボックスの内部を減圧する。
【0033】 運転中は、穴明きベース15の上を通って形成ヘッド2に送られた繊維は回転
するロータ14の羽によって散乱させられる。
【0034】 吸引ボックス18の減圧によってベースと形成ワイア2を取って気流が発生す
る。この気流は穴明きベース13の開口を通って形成ワイアの上に繊維質を吸い
寄せる。
【0035】 形成ワイアは通常、吸引ボックス18への気流を通すとともに形成ワイアの上
面に大部分の繊維質がウエブ20を形成するような大きさのメッシュサイズを有
する格子状構造を有する。
【0036】 形成ワイアは、繊維質の堆積物をプラント内の以降の処理ステージ(図示しな
い)のために矢印で示した方向に搬送する。
【0037】 ニットは、形成ヘッドに搬送する途中あるいは其処で行われる処理の途中でハ
ンマーミル内で形成された繊維質分離された繊維質の中の繊維の塊である。ニッ
トは最終的な繊維製品の品質を損なうので、第2のエアダクト21と第2の搬送
ファン22を介して通常の方法で形成ヘッドから取り除かれる。
【0038】 高品質の最終製品は全くニットを有しておらず、そのためにニットは、形成ヘ
ッドのベースを通ってジェット気流によって飛ばされる点に到達する前に完全に
除去する必要がある。
【0039】 ニットを有効に除去するには強力なジェット気流が必要である。ジェット気流
が強力であれば不可避的に正しく分離された繊維質も吸い出してしまうことにな
る。実際は、第2のエアダクト21から吸い出される正しく分離された繊維はニ
ットよりもはるかに量が多い。
【0040】 ニットと正しく分離された繊維質は第2のエアダクト21を通ってニット分離
装置4に搬送される。この分離装置は、例えば、この目的に容易に適合させられ
る小型の形成ヘッド(図示しない)である。形成ヘッドの下部の吸引が、排除さ
れた材料に含まれるニットの比率が最適化するために十分な強さで行われること
が好ましい。吸引力が強いと、分離された正しく分離された繊維の中に含まれる
ニットの比率が小さくなる。しかし、ニットが再度形成ヘッドに捕捉されて次に
再度ニット分離装置の分離処理に回されるならこのことは大きな問題にはならな
い。
【0041】 場合によっては、ニット分離装置はサイクロン(図示しない)又はエア分離装置
(図示しない)であってもよい。
【0042】 分離された正しく分離された繊維は第3の搬送ファン23によってニット分離
装置から除去され、第3のエアダクト24を通って短くなったり、別の何らかの
損傷を受けることなく(通常のプラントと同じように)形成ヘッドに返却される
【0043】 分離されたニットは、第4の搬送ファン25によって、ニット用繊維質分離装
置5に接続された第4のエアダクト26を介してニット分離装置から排除される
。ニット用繊維質分離装置は、例えば、小型のハンマー見る(図示しない)又は2
つの粉砕ディスク化カード(図示しない)の間でニットの繊維質分離を行うリファ
イナ(図示しない)である。
【0044】 ニット用繊維質分離装置で繊維質分離がなされた後、正しく分離された繊維は
第5の搬送ファン29によって第5のエアダクト27を解して形成ヘッド2に返
送される。図では、第3と第5のエアダクト24;27は形成ヘッドへの接続部
分でつながっている。この2つのエアダクト24;27は、あるいは別々に形成
ヘッドに接続されていても良い(図示しない)。
【0045】 エアダクト28の上には、ハンマーミル1がニット用繊維質分離装置5の代わ
りに、したがって余剰に、ニットの繊維質分離に使用されても良いことを破線に
よって示している。この方法は、必要な費用が小さいのでハンマーミルの能力に
余裕がある場合にはメリットがある。
【0046】 本発明に関する上述の記載と図面は、ハンマーミル1が1台、形成ヘッド2が
1台、形成ワイア3が1台、ニット分離装置4が1台、ニット用繊維質分離装置
5が1台であるシステムに基づいている。
【0047】 しかし、本発明者の特許にかかる保護範囲に含まれるプラントは、上述の機器
を必要な数だけ、どのような組み合わせで具備してもよい。
【0048】 繊維質分離装置は必ずしもハンマーミルである必要は無く、適当などのような
種類の繊維質分離装置であっても良い。
【0049】 さらに、プラントはセルロース繊維だけでなく別の繊維質材料やこれらの混合
物を処理することができる。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年7月18日(2000.7.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 ニット分離装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、繊維質の材料から不織繊維を生産するためのプラントであって、ほ
ぼ水平方向に動くエンドレス成形ワイア上に繊維ウエブを製作するハンマーミル
のような、繊維質分離装置と、分離された繊維を第1のダクトを通して形成ヘッ
ドまで搬送する第1の搬送ファンと、形成ヘッドからニットを取り出す第2の搬
送ファンとを有するプラントに関する。
【0002】 ニットとは、繊維質分離装置による不十分な繊維分離に起因して、形成ヘッド
への搬送途中か形成ヘッド内部における処理工程途中において、分離された繊維
質材料中に発生する結節である。
【0003】 ニットは最終的な繊維製品の品質を損なう。従来は、ニットは、形成ヘッドの
戦略的な位置から取り出され、ハンマーミルに戻されて繊維に分離され、再度形
成ヘッドに戻されていた。
【0004】 十分に高品質の繊維製品を得るためには、ニットを全て除去することが必要で
ある。しかし、このためにはニットと共に正しく分離された繊維を非常に大量に
排除することが不可避である。このことは、実際は、排除された材料の大部分は
正しく分離された繊維質材料であることを意味している。
【0005】 ニットを全て確実に取り除くためには、取り出される繊維質の量が多くなり、
そのために、繊維質分離装置の負荷が非常に大きくなる。
【0006】 繊維質分離装置に追加される負荷は、全消費電力の50%に達するので、新た
な繊維質の分離に使用することができる有効容量を大幅に減少させることになる
【0007】 繊維質分離装置は多くのプラントではボトルネックとなっており、繊維質分離
装置の有効容量が前述のように減少するために、プラントの他の部分を100%
利用することができなくなっている。従って、全体のコスト上昇を招来すること
にもなっている。
【0008】 循環する繊維質材料の量が多いことはそれ自体、繊維質分離装置の磨耗と損傷
を助長する。さらに、実際の運転結果は、繊維質材料は例えばハンマーミルの全
幅にわたって均質の速度で流れるわけではなく、ロータ周辺の一定の領域に集中
して次第にロータのその位置の損耗を招き、交換を余儀なくすることを示してい
る。
【0009】 形成ヘッドからニットを取り出して繊維質分離装置でこれを再度粉砕する上記
の従来方法の別の問題は、プロセス内をニットと共に運ばれる正しく分離された
繊維の多くが繊維質分離工程によって一層短くなるので、最終的な繊維製品の品
質が低下することである。
【0010】 プラント内で繊維質材料を搬送するための気流は、制御困難な全体系を構成し
ている。
【0011】 上述のように、形成ヘッドから取り出されたニットを有する繊維質の材料は繊
維質分離装置に送り返されて、其処で新しい材料と共に処理が行われる。この工
程が終了すると、分離された材料は新しい繊維材料と共に同じエアシステムによ
って形成ヘッドに再度送られる。この気流は繊維質分離装置に吸引された新しい
空気が常に供給され、負圧下で作動している。同時に、空気は形成ヘッドから成
形ワイアを経由して吸い出される。
【0012】 従って、このシステムは、ハンマーミルのパラメータを変更すると形成ヘッド
からの繊維質の取り出しが容易に阻害されてしまうように接続されたシステムで
ある。これは、対応してハンマーミル内の負圧が変化することに起因している。
これらの運転パラメータを変更すると、プラントを常に最適運転するには非常に
大きな調整が必要になる。
【0013】 国際公開WO8703626A1には成形ヘッドによって繊維質を空気によっ
て重ねることによる不織繊維の製造方法が開示されている。繊維はファンによっ
て、繊維質分離装置から成形ヘッドまで管内を搬送される。
【0014】 繊維質分離装置から成形ヘッドまでの流れが、受け入れることができる繊維質
からニットを分離するためのスクリーンを通過する。
【0015】 従って、このように大量の材料を処理するためにはスクリーンは非常に大きな
ものでなければならない。国際公開公報WO8703626A1においてはかな
り多額の設備投資が必要になる。
【0016】 さらに、この既知のプラントによるプロセスは、主要な流れの中に数パーセン
ト含まれるに過ぎないニットを排除するために主要な流れ全体をスクリーンに通
すために大量のエネルギーを必要とするので経済的ではない。
【0017】 国際公開公報WO8703626A1に開示されたプラントによってえられる
製品の品質は、D1と同じように、ニットが本の数パーセント含まれる主要な流
れからニットを排除するものなので良くない。
【0018】 さらに、主要な流れからニットを排除するものなので、成形ヘッドに空気力学
的に搬送する再又は成形ヘッドにおける処理工程そのものによってできるニット
を排除できないので、完全にニットのない製品を得ることは不可能である。
【0019】 主要な流れからニットを排除するとニットと共に正しく分離された繊維を一緒
に排除することになり、正しく分離された繊維の量はニットの量よりもはるかに
多い。正しく分離された大量の繊維がニットと共に繊維質分離装置に戻されて、
繊維質分離装置に大きな負荷を掛けることになる。繊維質分離装置が通常はシス
テムのボトルネックになっていることを考えると、この方法は当該繊維質分離装
置をさらに大型化する必要が生じることを意味する。これは、D1に開示された
プラントは、本発明に係るプラントに比較して、設備コストだけでなく運転コス
トの面でも高くつくことを意味している。
【0020】 さらに、正しく分離された繊維質が繊維質分離装置に送り返された結果、これ
らの繊維は短く分断され、最終製品の品質が低下することになる。
【0021】 本発明の第1の目的は導入部に記載されたようなプラントであって、従来知ら
れていたものよりも小さなエネルギーで機能するものを提供することである。
【0022】 本発明の目的は、導入部に記載されたようなプラントであって、ニットが無く
繊維が短くない高品質の製品を生産することのできるプラントを提供することで
ある。
【0023】 本発明の目的は、導入部に記載されたようなプラントであって、従来のどのタ
イプのプラントに比較しても制御が容易なプラントを提供することである。
【0024】 本発明の目的は、導入部に記載されたようなプラントであって、繊維質分離装
置にかかる負荷がより均一で、繊維質分離装置の磨耗と損傷が小さく、かつその
能力を従来に比較してより効率的に使用することができるプラントを提供するこ
とである。
【0025】 本発明に関して新しくかつ特徴的であり、同時にこの改良を実現しているのは
、プラントが、ニットを正しく分離された繊維から分離するための第2のダクト
に接続された分離装置を具備する点である。
【0026】 本発明に係る構成によれば、形成ヘッドから取り出された大量のニットと分離
された繊維は、新しい材料の繊維質分離にのみ使用される繊維質分離装置を迂回
して搬送される。このことによって、従来のプラントに比較して、取り出された
材料を繊維質分離装置によって再処理するためのエネルギーを節約することがで
きる。さらに、繊維質分離装置は一定の、均一な負荷の下で作動することになり
、例えばハンマーミルはそれまでさらされていたような磨耗と損傷にさらされな
くなる。
【0027】 少なくとも正しく分離された繊維の一部は繊維質分離装置の下流を搬送され、
繊維質分離された繊維質を含む気流による流れと接触しないので、プラント内の
気流の制御が容易になり、従来のプラントでは必要であった調整の問題が解消さ
れる。
【0028】 さらに別の長所は、第1に繊維が繊維質分離装置によって短くされていないと
いう理由により、第2にニットを完全に排除するために非常に多くの分離された
繊維質が繊維質分離装置に大きな負荷を掛けることなく全てのニットが吸引され
るという理由により、最終的な繊維製品の品質が高くなる。
【0029】 繊維質分離された繊維質は、ニットと分けられて後の使用のために適当な方法
で集められる。しかし、この材料は第2のファンと第3のエアダクトによって形
成ヘッドに戻されても良い。
【0030】 さらに、分離されたニットはニット分離装置から、場合によっては繊維質分離
装置に接続された第4のエアダクトに挿入された第4の搬送ファンによってニッ
ト分離装置から取り除かれても良い。 分離されたニットは形成ヘッドから吸引された繊維質材料のごく一部なので、
仮に分離したニットを直接繊維質分離装置に搬送して繊維質分離したとしても、
本発明に係るプラントの利点を享受することは可能である。
【0031】 本発明の好ましい実施例の1つによれば、プラントは分離されたニット用繊維
質分離装置を有し、この目的はニットから十分に繊維質分離された繊維を得るこ
とである。この構造の本質的な利点は、繊維質分離装置には分離されたニットに
よる負荷がかからないことである。
【0032】 この場合、ニット分離装置とニット用繊維質分離装置との間には第4のエアダ
クトが配され、当該エアダクトは第5のエアダクトと第5の搬送ファンを介して
成形ヘッドに接続されて繊維質分離されたニットを成形ヘッドに返却して、繊維
質分離装置が繊維質を分離した後で分離されたニットは繊維質分離装置を通らな
いよう別ルートで送られる。
【0033】 ニット用繊維質分離装置とニット分離装置は適当な種々の構造をとることがで
きる。ニット用繊維質分離装置は、例えば、ハンマーミルやあるいは2つの粉砕
ディスクかカード状のニットを繊維質分離するリファイナであっても良い。ニッ
ト分離装置は形成ヘッドは、サイクロン又はエア分離装置であっても良い。
【0034】 以下に、本発明に係るプラントの1例を示すために例示する1つの図面を参照
しつつ発明をより詳細に説明する。
【0035】 プラントは複数の搬送ファンを具備する。これらは図示された構造の変形例と
して1つ以上のファンを省略できることを示すために破線によって示してある。
【0036】 図に示したプラントの主要コンポーネントは、ハンマーミル1、形成ヘッド2
、形成ヘッドの下部にもうけられた成形ワイア3、ニット分離装置4及びニット
用繊維質分離装置5である。
【0037】 この例ではセルロースパルプと仮定した繊維質材料は、ローラ6上のハンマー
ミル1に供給される。パルプはハンマーミルにおいて、ヒンジつきのハンマ8を
有する(運転中は回転している)ロータ7によって繊維に分離される。
【0038】 第1の搬送ファン9と第1のダクト10によって繊維質は、エア吸入口11か
らハンマーミルにエアが供給されたときに発生するジェットエアで形成ヘッド2
に送られる。
【0039】 図示された形成ヘッド2は基本的に、主として穴明きのベース13を有するハ
ウジング12とベースの上に搭載された羽15を有する複数のロータ14とを有
する。
【0040】 成形ワイア3はエンドレスタイプの、複数のアイドルロール16の上を通る空
気を通す(図には4つ記載されている)ベルトとドライビングロール17とを具
備する。吸引ボックス18がファン19を有する成形ワイアの下に設けられて吸
引ボックスの内部を負圧にする。
【0041】 運転中は、穴明きベース15の上を通って形成ヘッド2に送られた繊維は回転
するロータ14の羽によって散乱させられる。
【0042】 吸引ボックス18の減圧によってベースと成形ワイア2を取って気流が発生す
る。この気流は穴明きベースの開口を通って成形ワイアの上に繊維質を吸い寄せ
る。
【0043】 成形ワイアは通常、吸引ボックス18への気流を通すとともに成形ワイアの上
面に大部分の繊維質がウエブ20を形成するような大きさのメッシュサイズを有
する格子状構造を有する。
【0044】 成形ワイアは、繊維質の堆積物をプラント内の以降の処理ステージ(図示しな
い)のために矢印で示した方向に搬送する。
【0045】 ニットは、形成ヘッドに搬送する途中あるいは其処で行われる処理の途中でハ
ンマーミル内で形成された繊維質分離された繊維質の中の繊維の塊である。ニッ
トは最終的な繊維製品の品質を損なうので、第2のエアダクト21と第2の搬送
ファン22を介して通常の方法で形成ヘッドから取り除かれる。
【0046】 高品質の最終製品は全くニットを有しておらず、そのためにニットは、形成ヘ
ッドのベースを通って気流によって飛ばされる点に到達する前に完全に除去する
必要がある。
【0047】 ニットを有効に除去するには強力な気流が必要である。気流が強力であれば不
可避的に正しく分離された繊維質も吸い出してしまうことになる。実際は、第2
のエアダクト21から吸い出される正しく分離された繊維はニットよりもはるか
に量が多い。
【0048】 ニットと正しく分離された繊維質は第2のエアダクト21を通ってニット分離
装置4に搬送される。この分離装置は、例えば、この目的に容易に適合させられ
る小型の形成ヘッド(図示しない)である。形成ヘッドの下部の吸引が、排除さ
れた材料に含まれるニットの比率が最適化するために十分な強さで行われること
が好ましい。吸引力が強いと、分離された正しく分離された繊維の中に含まれる
ニットの比率が小さくなる。しかし、ニットが再度形成ヘッドに捕捉されて次に
再度ニット分離装置の分離処理に回されるならこのことは大きな問題にはならな
い。
【0049】 場合によっては、ニット分離装置はサイクロン(図示しない)又はエア分離装置
(図示しない)であってもよい。
【0050】 分離された正しく分離された繊維は第3の搬送ファン23によってニット分離
装置から除去され、第3のエアダクト24を通って短くなったり、別の何らかの
損傷を受けることなく(通常のプラントと同じように)形成ヘッドに返却される
【0051】 分離されたニットは、第4の搬送ファン25によって、ニット用繊維質分離装
置5に接続された第4のエアダクト26を介してニット分離装置から排除される
。ニット用繊維質分離装置は、例えば、小型のハンマー見る(図示しない)又は2
つの粉砕ディスク化カード(図示しない)の間でニットの繊維質分離を行うリファ
イナ(図示しない)である。
【0052】 ニット用繊維質分離装置で繊維質分離がなされた後、正しく分離された繊維は
第5の搬送ファン29によって第5のエアダクト27を解して形成ヘッド2に返
送される。図では、第3と第5のエアダクト24;27は形成ヘッドへの接続部
分でつながっている。この2つのエアダクト24;27は、あるいは別々に形成
ヘッドに接続されていても良い(図示しない)。
【0053】 エアダクト28の上には、ハンマーミル1がニット用繊維質分離装置5の代わ
りに、したがって余剰に、ニットの繊維質分離に使用されても良いことを破線に
よって示している。この方法は、必要な費用が小さいのでハンマーミルの能力に
余裕がある場合にはメリットがある。
【0054】 本発明に関する上述の記載と図面は、ハンマーミル1が1台、形成ヘッド2が
1台、成形ワイア3が1台、ニット分離装置4が1台、ニット用繊維質分離装置
5が1台であるシステムに基づいている。
【0055】 しかし、本発明のプラントは、上述の機器を必要な数だけ、どのような組み合
わせで具備してもよい。
【0056】 繊維質分離装置は必ずしもハンマーミルである必要は無く、適当などのような
種類の繊維質分離装置であっても良い。
【0057】 さらに、プラントはセルロース繊維だけでなく別の繊維質材料やこれらの混合
物を処理することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW 【要約の続き】 5のエアダクト(27)を介して形成ヘッドに戻される。 このプラントは制御が容易であり、最適な高品質繊維製 品を生産することができる。さらに、プラントは繊維質 分離装置の容量を全て新しい船室材料の繊維質分離に使 用するので、プラントの他の部分は最適な出力レベルで 生産を行うことができる。さらに当該プラントは大幅に エネルギーを節約することができる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維質材料から繊維質のウエブを生産するプラントであって
    、前記繊維質材料から繊維を分離するためのハンマーミル等の繊維質分離装置と
    、運転時には略水平方向に動くエンドレス形成ワイア上に繊維質のウエブを形成
    する少なくとも1つの形成ヘッドと、分離された繊維質を第1のエアダクトを通
    って形成ヘッドに搬送するための第1の搬送ファンと、ニットを形成ヘッドから
    第2のエアダクトを通して排除するための第2の搬送ファンとを有し、さらに正
    しく分離された繊維質からニットを分離するために他のエアダクトに接続された
    分離装置を具備することを特徴とするプラント。
  2. 【請求項2】 さらに、正しく分離された繊維を第3のエアダクトを通って
    形成ヘッドに戻すための第3の搬送ファンを具備することを特徴とする請求項1
    に記載のプラント。
  3. 【請求項3】 さらに、分離されたニットを第4のエアダクトを通ってニッ
    ト分離装置から除去するための第4の搬送ファンを具備することを特徴とする請
    求項1または2に記載のプラント。
  4. 【請求項4】 さらに、分離されたニットを正しく分離された繊維質に変換
    するためのニット用繊維質分離装置を具備することを特徴とする請求項1、2あ
    るいは3のいずれかに記載のプラント。
  5. 【請求項5】 前記第4のエアダクトがニット分離装置とニット用繊維質分
    離装置の間を繋ぎ、さらに第5の搬送ファンを有する第5のエアダクトを介して
    形成ヘッドに接続されて繊維質分離されたニットを形成ヘッドに送り返すことを
    特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のプラント。
  6. 【請求項6】 ニット用繊維質分離装置が形成ヘッドであることを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれかに記載のプラント。
  7. 【請求項7】 ニット用繊維質分離装置がサイクロンであることを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれかに記載のプラント。
  8. 【請求項8】 ニット用繊維質分離装置がハンマーミルであることを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれかに記載のプラント。
  9. 【請求項9】 ニット用繊維質分離装置が2つの粉砕ディスクの間でニット
    の繊維質分離を行うように設計されたリファイナであることを特徴とする請求項
    1ないし5のいずれかに記載のプラント。
  10. 【請求項10】 ニット用繊維質分離装置がカードの形態であることを特徴
    とする請求項1ないし5のいずれかに記載のプラント。
JP2000560320A 1998-07-14 1999-07-13 ニット分離装置 Ceased JP2002520513A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DKPA199800933 1998-07-14
DK199800933 1998-07-14
PCT/DK1999/000401 WO2000004232A1 (en) 1998-07-14 1999-07-13 Nits separator

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002520513A true JP2002520513A (ja) 2002-07-09

Family

ID=8099162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000560320A Ceased JP2002520513A (ja) 1998-07-14 1999-07-13 ニット分離装置

Country Status (12)

Country Link
US (1) US7134859B1 (ja)
EP (1) EP1105574B1 (ja)
JP (1) JP2002520513A (ja)
CN (1) CN100417765C (ja)
AT (1) ATE251254T1 (ja)
AU (1) AU4770199A (ja)
CA (1) CA2337204C (ja)
DE (1) DE69911799T2 (ja)
DK (1) DK1105574T3 (ja)
ES (1) ES2207244T3 (ja)
PT (1) PT1105574E (ja)
WO (1) WO2000004232A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003535230A (ja) * 2000-05-31 2003-11-25 エム ウンド イエ フィブルテク アー/エス 短繊維および長繊維の不織繊維ウェブを乾式製造するプラントおよび方法、綿リンターパルプ(clp)を含む綿繊維ウェブ
JP2015155584A (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置およびシートの製造方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MXPA05012869A (es) * 2003-05-28 2006-02-22 M & J Fibretech As Un metodo y un distribuidor de fibras para tendido al aire de fibras.
US20080241538A1 (en) * 2004-06-17 2008-10-02 Korea Research Institute Of Chemical Technology Filament Bundle Type Nano Fiber and Manufacturing Method Thereof
DE102009010716A1 (de) 2008-02-28 2010-02-18 Liebau, Lothar, Dipl.-Ing. Speicherkaskade und Sicherheitssystem
JP6364804B2 (ja) * 2014-02-14 2018-08-01 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置、原料解繊装置
JP6455660B2 (ja) * 2014-12-12 2019-01-23 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
JP6589298B2 (ja) * 2015-03-04 2019-10-16 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置およびシート製造方法
US11338471B2 (en) * 2016-02-18 2022-05-24 Seiko Epson Corporation Sheet manufacturing apparatus

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US492650A (en) * 1893-02-28 Electric-arc lamp
US2940134A (en) * 1950-09-02 1960-06-14 Weyerhaeuser Co Dry felting apparatus and process
DK147542C (da) * 1967-11-15 1985-03-18 Kroyer K K K Apparat til ensartet fordeling af et defibreret fibermateriale over en formeflade
AU449389B2 (en) * 1969-07-16 1974-05-27 The Associated Paper Mills Limited Methods and apparatus for producing fibrous webs andthe production of products therefrom
DK144382C (da) * 1977-11-08 1982-07-26 Kroyer K K K Apparat til fremstilling af et baneformet fiberprodukt
US4169699A (en) 1978-03-21 1979-10-02 Kimberly-Clark Corporation Apparatus for classifying fibers
US4366111A (en) 1979-12-21 1982-12-28 Kimberly-Clark Corporation Method of high fiber throughput screening
US4375448A (en) 1979-12-21 1983-03-01 Kimberly-Clark Corporation Method of forming a web of air-laid dry fibers
US4640810A (en) * 1984-06-12 1987-02-03 Scan Web Of North America, Inc. System for producing an air laid web
SE457729B (sv) 1985-12-04 1989-01-23 Flaekt Ab Saett och anordning foer torrformning av en fiberbana
SE457644B (sv) 1985-12-13 1989-01-16 Sunds Defibrator Anordning foer torrformning av fiberbanor
SE464475B (sv) 1989-09-28 1991-04-29 Ove Ahlstrand Anordning foer att framstaella en materialbana av fibrer

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003535230A (ja) * 2000-05-31 2003-11-25 エム ウンド イエ フィブルテク アー/エス 短繊維および長繊維の不織繊維ウェブを乾式製造するプラントおよび方法、綿リンターパルプ(clp)を含む綿繊維ウェブ
JP2015155584A (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置およびシートの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN100417765C (zh) 2008-09-10
CN1309738A (zh) 2001-08-22
EP1105574A1 (en) 2001-06-13
CA2337204C (en) 2007-10-02
DE69911799D1 (de) 2003-11-06
DE69911799T2 (de) 2004-05-13
PT1105574E (pt) 2004-01-30
US7134859B1 (en) 2006-11-14
ES2207244T3 (es) 2004-05-16
CA2337204A1 (en) 2000-01-27
ATE251254T1 (de) 2003-10-15
EP1105574B1 (en) 2003-10-01
AU4770199A (en) 2000-02-07
WO2000004232A1 (en) 2000-01-27
DK1105574T3 (da) 2004-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5720255B2 (ja) 紙再生装置及び紙再生方法
US4231526A (en) Process and apparatus for treating waste paper
CN105937190B (zh) 片材制造装置
US5527432A (en) Method of dry separating fibers from paper making waste sludge and fiber product thereof
JP5720257B2 (ja) 紙再生装置
JP2002520513A (ja) ニット分離装置
US6358367B1 (en) Pulping system for a paper machine
GB2122111A (en) A rotatable sorter drum
US6260777B1 (en) Method and equipment for manufacturing predetermined low bark content wood chips and a high bark content fuel fraction from wood chips with bark attached
EP0746649B1 (en) Methods for preparing pulpwood for digestion
JPH09500934A (ja) 再生繊維のような充填材含有材料を処理する方法と装置
US6457204B1 (en) Device for dust removal from a moving paper web
EP0326507B1 (en) Secondary fibre recycling process
US20040016076A1 (en) Method and device for cleaning the removal zone on a carder/carding machine
IT9021739A1 (it) Procedimento e dispositivo per produrre un filone di tabacco
EP1381731B1 (en) Production of fiber suspension from waste paper
EP1386998B1 (en) Pulper and method for the recovery of paper production waste
EP3276055A1 (en) Textile apparatus for opening and cleaning textile fiber material and method for opening and cleaning textile fiber material
GB2121703A (en) Waste paper processing apparatus
JPH02112500A (ja) 乾式製紙機における紙材供給システム
WO1991000697A1 (en) Pneumatic small lamina bypass
CN211802353U (zh) 一种草片除尘器
US20110162810A1 (en) Method and device for processing waste paper
JPH11107186A (ja) 段ボ−ル原紙の外装用ライナ−及びその表層製造用紙料の製造方法
AU653781B2 (en) Method and apparatus for grading fibrous material

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090526

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20091013