JP2002518118A - 靴の透湿性で防水性のソール - Google Patents

靴の透湿性で防水性のソール

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Abstract

(57)【要約】 着地面に対して横方向に延びる空気流路開口を有する縁取り部で画定された中空上部領域を有する、造形ゴム様材料で製造された下部平坦部材；上部部材；防水性で透湿性の材料で製造され、前記中空領域において、前記下部と上部の部材に挿入されている膜；を備えてなり；前記下部と上部の部材および前記膜が、相互に接触する周縁領域において気密に結合されている、靴の透湿性で防水性のソール。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 本発明は靴の透湿性で防水性のソールに関する。
【０００２】 ゴムソールを有する従来の靴は広く市販されており、とりわけスポーツを行っ
ている若者や個人に高く評価されている特別レベルの実用性と快適性を保証でき
るが、このソールは、足についての蒸散（transpiration）を行うことができな
い。
【０００３】 イタリア特許第１，２３２，７９８号に開示されているように、靴内の環境と
外部の環境の間の熱と水蒸気の交換を効果的に行って適切な蒸散を保証するゴム
ソールを有する靴が長年にわたって知られている。
【０００４】 これらのゴムソールは、同時に、外部の湿気と水に対して必要な水密性を保証
している。
【０００５】 これらのソールは、実際に、孔あきエラストマー性のトレッドで構成され、そ
の上に透湿性で防水性の膜が結合されている。
【０００６】 その後、前記透湿性の膜を、保護材料および／または充填剤の層の間にはさむ
という改良がなされている。
【０００７】 このような透湿性ソールを有する靴は、初期に入手できたものに比べて無視で
きない革新がなされていることはたしかである。
【０００８】 一方、これらの透湿性ソールで製造した靴は孔があけられている表面がソール
の全表面積よりはるかに少ないため空気循環が不十分であることが主な原因で、
実用上の欠点が認められることに注目すべきである。
【０００９】 また、前記透湿性膜がソールのゴムとほぼ完全に接触しているので、上記空気
循環は理想とはほど遠い不十分なものであると認めざるを得ない。
【００１０】 一方、トレッドに形成されている孔の数と直径は、先端のとがった異物がトレ
ッドの孔を通って侵入しその先端が膜に食い込んで損傷したりまたは孔をあける
のを防止するため限定しなければならない。
【００１１】 前記膜は、実際に足の圧縮作用を連続的に受けるので、特に尖っていない物体
でさえも、それほど困難なしに損傷を起こすことがある。
【００１２】 また一方では、空気循環が低いと、湿気が靴の内側から外側へ入れ替わること
が困難になるので、前記膜を通じての蒸散が低下する。
【００１３】 足が生成する汗を収集するのは充填剤層であるから、靴から取り出される水蒸
気の量は、実際に、前記膜の上の充填剤層が乾燥する速度の増大とともに増大す
る。
【００１４】 一方、空気の循環を増やすため、トレッドの孔あき表面の面積を増大すること
が必要であろうが、そのために前記膜が損傷しやすくなる。
【００１５】 また、トレッドの通気孔が着地面に対して傾斜していることを特徴とする透湿
性ゴムソールを提供することも可能であろう。
【００１６】 トレッドのこのような配置構成によって、前記膜は、尖った物体が前記孔を通
じて侵入することによって貫通することがないように良好に保護されるであろう
。 しかし、このようなトレッドは、実際に製造する場合、プラスチック原料を型
に射出することによって製造しなければならないが、型の中に適切なアンダーカ
ットを設けることが必要であるから、大きな技術的な難しさとかなりの構造の複
雑さを伴う。
【００１７】 透湿性ゴムソールを有する靴に影響するその他の欠点は、トレッドを濡れた地
面に接触させると分かる。というのは、泥が、孔の中に極めて容易に入って前記
膜の表面上に蓄積するほどになり、その透湿性を低下させるからである。
【００１８】 本発明の主目的は、外部気候の関数として最適の内部微気候を常に保証するた
め熱と水蒸気を入れ替えることができて、現在入手できる透湿性ソールを、その
上記欠点を解決することによって改善する透湿性で防水性の靴用ソールを提供す
ることである。
【００１９】 本発明の別の重要な目的は、透湿性膜の完全性を有効に保護し、しかも空気循
環を十分に行うことができるソールを提供することである。
【００２０】 本発明の別の非常に重要な目的は、外部の湿度が過大であるため蒸散によって
生成した水蒸気が凝縮する場合でも、靴の内部を乾燥状態に保持できる靴のソー
ルを提供することである。
【００２１】 本発明の他の目的は、透湿性膜上に汚物が堆積するのを防止するソールを提供
することである。
【００２２】 本発明の他の目的は、日常使う靴とスポーツ用靴といった最も異なる種類の靴
に容易に適応させることができる構造を有する透湿性で防水性のソールを提供す
ることである。
【００２３】 本発明の他の目的は、コストが、現在用いられている通常のソールのコストに
ほぼ匹敵する靴用ソールを提供することである。
【００２４】 本発明の他の目的は、当該技術分野で常用されている技法と装置で製造できる
透湿性で防水性のソールを提供することである。
【００２５】 本発明の他の目的は、安全靴などの特殊な靴の場合でも十分な空気循環を保障
するために使用できる透湿性で防水性のソールを提供することである。
【００２６】 本発明の好ましい一面にしたがって、下記の透湿性で防水性のソールが提供さ
れる。すなわち、着地面（ground resting plane）に対して横方向に延びる空気
流路開口を有する縁取り部で画定されて中空上部領域を有する、造形ゴム様材料
で製造された下部平坦部材； 上部部材； 防水性で透湿性の材料で製造され、前記中空領域において、前記下部と上部の
部材に挿入されている膜； を備えてなり； 前記下部と上部の部材および前記膜が、相互に接触する周縁領域において気密
に結合されている靴用ソールが提供される。
【００２７】 本発明の特別の技術上の特徴と利点は、本発明のいくつかの実施態様の以下の
詳細な説明から明らかになるであろう。なおこれら実施態様は添付図面で実施例
として例示するだけで本発明を限定するものではない。
【００２８】 特に図１〜４を見ると、本発明の透湿性で防水性のソールが、第一実施態様に
、全体が参照番号１０で示されている。
【００２９】 ソール１０は、ゴム様材料（たとえば有機ゴムなどの各種の造形された重合体
物質）で製造され、好ましくはエラストマーで製造され、かつトレッド１２が下
部に形成されている成形された下部部材１１を備え；その下部部材が、その上部
に、縁取り部１４によって周囲を画定された、くり抜かれた、すなわち中空の領
域１３を有している。
【００３０】 ドーム型***部分１５が、中空領域１３の底面から突き出ており、そしてこの
場合、一様に分布され、縁取り部１４と同じ垂直高さに達している。
【００３１】 チャネル１６が、特に縁取り部に形成され、ほぼ放射状に延びて中空領域１３
をソールの外側に接続している。
【００３２】 各チャネル１６はそれぞれ着地面に対して傾斜しているので、外部と接触して
いる末端（参照番号１７で示す）は、中空領域１３と接触しているもう一つの末
端（参照番号１８で示す）より高さが低くなっている。
【００３３】 ソール１０は、防水性で透湿性の材料、例えば市販されていてかつ商品名ゴア
テックスで一般に知られている材料で製造された膜１９を備えているので、ソー
ル１０を有する靴の場合、水は前記膜によって、靴の内側に入らないように遮断
され、しかもその膜は、その膜を通じて、靴の内側から靴の外側へ水分を蒸散さ
せることができる。
【００３４】 好ましい実施態様で、保護部材２０が、下部部材１１の方に向いている前記膜
の面に結合され、好ましくは撥水性で、透湿性もしくは孔あきの耐加水分解性の
材料製の層で構成されている。
【００３５】 保護部材２０は膜１９と同じ寸法であるので、組み立てるとき、中空領域１３
の真上に配置し***部分１５の上にのせて、下部部材１１と組み合わせて空気充
填室２１をつくるのに適している。
【００３６】 さらに、ソール１０は、ゴム様材料（すなわち有機ゴムなどの各種人造重合体
物質）製の、そしてこの場合は好ましくはエラストマー製の上部造形部材２２を
備えており、この部材２２はヒールに配置された平坦部分２３と、その平坦部分
２３からソール１０の残りの部分の周縁全体にそって突き出ているリム２４で構
成されている。
【００３７】 この実施態様で、リム２４は、横方向の断面延長部分が、図４に示すように下
部部材１１の縁取り部分１４のそれより大きい。
【００３８】 さらに、ソール１０は、膜１９の上面に結合されそしてリム２４によって周縁
が画定されている上部部材２２の自由領域を占める充填部材２５を有している。
【００３９】 充填部材２５は、具体的に述べると、透湿性であるかまたはそののっている面
に直角方向の孔があけられた材料の層で構成され、そしてその厚みは、リムと組
み合わせて、ソール１０に対して一様寸法を有する層を構成させるため、リム２
４の厚みとほぼ等しい。
【００４０】 充填剤部剤２５があるおかげで、ソール１０を有する靴の内側から到達する汗
は阻止されず代わりに、その気体状態（水蒸気）で、充填剤部材に吸収される。
【００４１】 この点について、前記充填部材２５は、液体の汗を固体ゲルに変換し次にその
ゲルが蒸発によって消失する化学薬剤を組み合わせた透湿性で連続気泡型のポリ
ウレタンフォームで便利に製造することができる。
【００４２】 この点について、Dryzとして商業的に知られていて、米国ニュージャージー州
フェア・ローン所在のDICON TECHNOLOGLES社が製造している物質を使用すると便
利である。
【００４３】 このようにすると、蒸散によって生成した水蒸気が過大な温度のため凝縮して
も、その水分は膜１９を通過できないので使用者の足に到達できないから、靴の
内側は実際にいつも乾燥したままである。
【００４４】 膜１９は、透湿性を損なわないため、例えば耐加水分解性接着剤をスポット接
着法で使用することによって、膜１９の下方に位置する保護部材２０に結合され
ている。
【００４５】 実際には、“Hot merc”としてまた代替品のカレンダーされる粉末糸として公
知の容易に購入できる接着剤を使用できる。
【００４６】 縁取り部１４とリム２４の対応する部分２６の間にシーラントの層を塗布する
ことによって、上部部材２２を下部部材１１と直接結合して、これらを単相一体
にして防水性にする。
【００４７】 上記結合部分に、ソール１０の全外周側面にそって開口が形成され、その開口
はチャネル１６の末端１８によって構成され、そのチャネル１６が外部と空気充
填室２１の間を接続している。
【００４８】 したがって、湿分が浸透するのを防止するため、膜１９は、その全周縁にそっ
て、その情報に位置するリム２４の残りの部分２７でシールされる。
【００４９】 そのシールは、耐加水分解抵抗性接着剤を塗布するか、または高周波溶接を行
うことによって確実に実施できる。
【００５０】 代わりに、上部部材２２は、オーバーモールディング法（overmolding proces
s）によって、型で、膜１９の上に直接製造することができる。
【００５１】 上部部材２２と膜１９の間の気密接着をリム２４の周縁部分２７にのみ限定す
ることによって、膜１９の大部分の表面にわたって、透湿性を変化せずに保持す
ることができる。
【００５２】 ソール１０は、実際に、中心部分が、下部部材１１を除いて、水蒸気を透過し
ない（透湿性でない）部材を全くもっていない。
【００５３】 そのため、実際に、保護部材２０は、迅速に乾燥できる材料、例えば不織布ま
たはニードルルーム布（needle-loomed fabric）で一般に製造される。
【００５４】 また部材２０は、下方にすなわち下部部材１１の方に向いている。というのは
、部材２０は、空気室２１内の***部分１５から膜１９を保護しなければならな
いからである。
【００５５】 この構造上の配置構成で、保護部材２０は、膜１９の簡単な支持体として働く
ので、実際に、非常に限られた厚さをもっている。
【００５６】 特に、保護部材２０は単純な布地でつくることができ、その結果、膜１９の透
湿性能が増大する。
【００５７】 空気充填室２１は、膜１９を通じて、ソール１０の上部に直接接続されている
ので、上部に組み合わせた後、得られる靴の内部に接続される。
【００５８】 したがって、このようにすると、空気充填室２１は、チャネル１６を通じて外
部に、常に接続され、そのためチャネル１６は、空気充填室２１を圧縮する足の
ポンピング作用によって完全な通気を確実に行う。
【００５９】 さらに、チャネル１６は傾斜しているので、どうかして空気充填室２１に入っ
た液体が流出しやすい。
【００６０】 チャネル１６によって空気充填室２１に対して確実に行われる通気によって、
汗を、ソールの上部から膜１９を通じて、外部へ、迅速に除くことができる。
【００６１】 本発明が、靴の内部と外部の間の熱と水分の優れた入れ替えを確実に行い、同
時に水分に対する全体の防水性と不透過性を保護し、かつ特に透湿性膜の完全性
を完全に保護する、透湿性で防水性のソールを提供することが実際に観察された
。
【００６２】 トレッド１２が形成されている下部部材１１は、実際には、孔があけられてい
ないので、ソール１０は、透湿性膜を損傷するかまたは孔をあけるほどに食いこ
む尖った部材が入る危険をもはや冒すことがない。
【００６３】 本発明の他の利点は、上記ソールが、蒸散によって生成した水蒸気が、外部過
大温度（１００％）のときに凝縮する場合でも、靴の内部の乾燥状態を保持する
ことができることである。
【００６４】 本発明の別の面では、上記ソールの構造の配置構成が、透湿性膜上に汚物が蓄
積するのを防止することである。
【００６５】 また、本発明は、日常使用する靴およびスポーツに使用する靴といった異なる
タイプの靴に容易に適応できる透湿性で防水性のソールを提供する。
【００６６】 また、上記ソールは、従来のソールのコストに匹敵するコストで得ることがで
きる。
【００６７】 本発明の透湿性で防水性のソールは当該技術分野で通常利用される技法と装置
で製造できるということによって、格別の利点が得られたのである。
【００６８】 また、上記ソールの構造は、例えば安全靴などの特殊な靴の場合でも、優れた
空気蒸散（air transpiration）を保証するのに何ら問題なしで使用できる構造
であることに注目すべきである。
【００６９】 上記の靴は、実際に、孔をあけることができず、金属製の保護薄板を通常挿入
することが多いソールを備えていなければならない。
【００７０】 本発明は多くの変形と変更を行うことができるが、これらはすべて本発明の思
想の範囲内に入っている。
【００７１】 特に図５を見ると、本発明の透湿性で防水性のソールが、第二実施態様として
、全体を参照番号１１０で示されており、そして、この場合も好ましくはエラス
トマー製でゴム様材料製でもよい参照版号１１１で示されている造形下部部材を
有しており、その下部部材には下部にトレッド１１２が形成されている。
【００７２】 上記下部部材１１１には任意に***が設けられている。下部部材１１１の***
１１３は直径が１ｍｍ未満であり、その数は極めて制限されている。
【００７３】 多孔質材料製リム１１４が、下部部材１１１の上部の周縁縁取り部にそって配
置され、そして一様に分布した***部分１１５が内部領域から突出してリム１１
４の高さに到達している。
【００７４】 多孔質材料製のリム１１４が、実際に、前記ソール１０のチャネル１６に取っ
て替わっている。
【００７５】 保護部材１１７と充填部材１１８の間にはさまれた透湿性膜１１６が、下部部
材１１１の上に重ね合わされて、***部分１１５の上にのり、これらが組み合わ
さって空気充填室１１９が形成されている。
【００７６】 ソール１１０は、好ましくはエラストマー製であるかまたは他のゴム様材料製
の上部成形部材１２０をさらに備えており、この部材は、参照番号２２で先に示
した部材と完全に均等であり、かつ部材２２と同様に下部部材１１１と膜１１６
に、周縁バンド全体にそって気密に結合されている。
【００７７】 したがって、この実施態様では、空気充填室１１９が多孔質材料製のリム１１
４を通じて外部と接続されているので、汚物の侵入が防止されかつ膜１１６の通
気を行うことができる。
【００７８】 下部部材１１１に***１１３があって、その***が最小限の大きさであるため
、尖った物体によって膜１１６の完全性が損なわれることなく、かつ汚物を堆積
させることもなしに、室１１９内の空気を変えることができる。
【００７９】 特に図６を見ると、第三の実施態様の透湿性で防水性のソールが参照番号２１
０で示され、このソールは参照番号２１２で示すチャネルに配置された一方向弁
２１１を備え、そのチャネルは、下部部材２１３と上部部材２１４の間の結合部
分によって周縁に形成されている。
【００８０】 この構造の配置構成では、一方向弁２１１を備えたチャネル２１２の数は、上
記ソール１０のチャネル１６の数と比べて制限される。
【００８１】 それ故、このようにすると、下部部材２１３から突き出た参照番号２１６で示
す***部分の上にのっている、参照番号２１５で示す膜に対する足の圧縮作用に
よって、空気が弁２１１を通じて押し出され、同時に液体または汚物の外部から
の侵入が防止される。
【００８２】 これまで述べてきた詳細な説明はすべて、他の技術的に均等な部材で代替する
ことができる。
【００８３】 使用される材料は、可能性がある用途と適合できる限り、
その寸法は要件にしたがった寸法でよい。
【００８４】 本願が優先権を主張しているイタリア特許願第PD98A000157号の開示事項は本
願に援用するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明による第一実施態様のソールの正面縦断面図である。
【図２】 図１に示すソールの分解図である。
【図３】 図１に示すソールの側面図である。
【図４】 図１に示すソールの横断面図である。
【図５】 本発明による第二実施態様のソールの図４に類似の横断面図である。
【図６】 本発明による第三実施態様のソールの図４に類似の横断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年７月１９日（２０００．７．１９）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００３
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００３】 イタリア特許第１，２３２，７９８号及びＷＯ−Ａ−９７１１４３２６号に開
示されているように、靴内の環境と外部の環境の間の熱と水蒸気の交換を効果的
に行って適切な蒸散を保証するゴムソールを有する靴が長年にわたって知られて
いる。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２６】 本発明の好ましい一側面にしたがって、下記の靴の透湿性で防水性のソールが
提供される。すなわち、造形ゴム様材料で製造された下部平坦部材； 上部部材； 防水性で透湿性の材料で製造された膜； を備えてなり； 前記下部と上部の部材および前記膜が、相互に接触する周縁領域において気密
に結合され、前記下部部材が空気流路開口を有する縁取り部で画定された中空の
上部領域を有し、前記縁取り部において形成された空気流路開口が、放射状に延
び、かつ中空領域を靴の外側に接続し、前記膜が前記下部部材と上部部材との間
に挿入された靴用ソールが提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，Ｇ Ｅ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ， ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，Ｚ Ａ，ＺＷ (71)出願人 ７ｔｈ ｆｌｏｏｒ，Ｓｔｒａｗｉｎｓｋ ｙｌａａｎ 3105，ＮＬ−1077 Ａｍｓｔ ｅｒｄａｍ，ＮＥＴＨＥＲＬＡＮＤＳ Ｆターム(参考） 4F050 AA01 BA02 BA26 BA33 BA51 DA03 DA08 HA26 HA53 HA70 HA73 HA80

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 着地面に対して横方向に延びる空気流路開口を有する縁取り
    部で画定された中空上部領域を有する、造形ゴム様材料で製造された下部平坦部
    材； 上部部材； 防水性で透湿性の材料で製造され、前記中空領域において、前記下部と上部の
    部材に挿入されている膜； を備えてなり； 前記下部と上部の部材および前記膜が、相互に接触する周縁領域において気密
    に結合されている、靴の透湿性で防水性のソール。
  2. 【請求項２】 前記膜が、その下側領域に、撥水性、透湿性もしくは孔あき
    および耐加水分解性であるという特性のうち一つ以上を有する材料で製造された
    保護層を結合されていることを特徴とする請求項１に記載のソール。
  3. 【請求項３】 前記上部部材が、前記周縁をシールするように前記膜の上に
    相溶性の材料をオーバーモールドすることによって得られることを特徴とする請
    求項１または２に記載のソール。
  4. 【請求項４】 前記上部部材が、前記膜の周縁領域において前記膜の上に重
    ねられ、そして内部に透湿性または穴あきの充填剤層を設けることを特徴とする
    請求項１に記載のソール。
  5. 【請求項５】 前記充填剤層が、連続気泡のポリウレタンフォームで製造さ
    れていることを特徴とする請求項４に記載のソール。
  6. 【請求項６】 前記充填剤層が、液体の汗を固体ゲルに変換しそのゲルを蒸
    発によって消失させる化学薬剤を組み合わせた連続気泡のポリウレタンフォーム
    で製造されていることを特徴とする請求項５に記載のソール。
  7. 【請求項７】 前記保護膜が、不織布またはニードルルーム布で製造されて
    いることを特徴とする請求項２に記載のソール。
  8. 【請求項８】 前記空気流路開口が前記下部部材と上部部材の気密結合部分
    によって形成され、チャネルが前記下部部材の縁取り部に形成されていることを
    特徴とする請求項１に記載のソール。
  9. 【請求項９】 前記チャネルが、前記中空領域の底部から外部へ突き出て下
    方に傾斜していることを特徴とする請求項８に記載のソール。
  10. 【請求項１０】 前記下部部材の縁取り部が下方領域において気密に結合さ
    れている多孔質材料製リムで構成され、前記多孔質材料が前記空気流路を形成し
    ていることを特徴とする請求項１に記載のソール。
  11. 【請求項１１】 前記下部部材の周縁領域の厚みが薄く、前記リムが内側か
    ら外側へ広がっていることを特徴とする請求項１０に記載のソール。
  12. 【請求項１２】 前記中空上部領域の内部に***部分が設けられていること
    を特徴とする請求項１〜１１のいずれか一つに記載のソール。
  13. 【請求項１３】 微小孔が、前記下部部材に、着地面に対して直角に形成さ
    れていることを特徴とする請求項１に記載のソール。
  14. 【請求項１４】 前記膜が、上部領域において、前記上部部材でその周縁領
    域においてシールされ、そしてこれらが接触している場合は、前記下部部材で同
    様にシールされることを特徴とする請求項１に記載のソール。
  15. 【請求項１５】 前記下部部材と前記上部部材が接触領域でシールされて単
    相一体の組立て体を形成することを特徴とする請求項１に記載のソール。
  16. 【請求項１６】 前記上部部材が、多孔質材料製の前記リムに機密に接着さ
    れていることを特徴とする請求項１０に記載のソール。
  17. 【請求項１７】 前記チャネルが各々、一方向空気流動弁を備えていること
    を特徴とする請求項８または９に記載のソール。
  18. 【請求項１８】 事故防止用の金属保護層が、前記下部部材内に組みこまれ
    ていることを特徴とする請求項１〜１７のいずれか一つに記載のソール。
  19. 【請求項１９】 前記膜と前記保護層が、耐加水分解性でかつHot Mercとし
    て当該技術分野で一般に知られているタイプの接着剤またはカレンダーがけ粉末
    によってスポット溶接することによって結合されていることを特徴とする請求項
    ７に記載のソール。
  20. 【請求項２０】 前記下部部材と上部部材の間の気密接着が、耐加水分解性
    接着剤による接着または高周波溶接で行われることを特徴とする請求項１〜１９
    のいずれか一つに記載の方法。
  21. 【請求項２１】 前記***部分がドーム型であり、そして前記膜がその***
    部分の上にのっていることを特徴とする請求項１２に記載のソール。
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