JP2002516952A - 内燃機関に用いられる燃料噴射弁 - Google Patents

内燃機関に用いられる燃料噴射弁

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JP2002516952A
JP2002516952A JP2000551142A JP2000551142A JP2002516952A JP 2002516952 A JP2002516952 A JP 2002516952A JP 2000551142 A JP2000551142 A JP 2000551142A JP 2000551142 A JP2000551142 A JP 2000551142A JP 2002516952 A JP2002516952 A JP 2002516952A
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valve
closing
head
fuel injection
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フランク ヴィルヘルム
シュムッツラー ゲルト
ヴァーグナー ヨアヒム
グロス ハルトムート
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Siemens AG
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Abstract

(57)【要約】 アクチュエータ(100)がタペット(200)を介して閉鎖体(370)と作用接続されており、この場合、閉鎖体(370)は弁室(345)内に持ち込まれていて、サーボ弁(340)の一部である、円錐状に先細りになった弁座(350)と共に高耐圧的なシールを形成する。閉鎖体(370)の横断面は茸形に形成されており、この場合、閉鎖ヘッドは部分球形に形成されていて、真ん中の平らな面取り部を有しており、これによりタペット(200)は増大された載着面を有している。閉鎖体の柄部分に相当するステムは弁ばね(390)によって取り囲まれている。この閉鎖体(370)は1つの中実球体から加工成形されると有利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1の上位概念部に記載の形式の燃料噴射弁および該燃料噴射
弁の製造法に関する。
【0002】 このような形式の燃料噴射弁は、欧州特許出願公開第0816670号明細書
に基づき公知である。この公知の燃料噴射弁はサーボ弁を有しており、このサー
ボ弁は、燃料噴射弁の開閉をハイドロリック的に、つまり液圧的に行い、特に噴
射過程の開始および終了を時間的に正確に規定するために働く。サーボ弁の弁室
には、球形の閉鎖体が持ち込まれており、この閉鎖体はタペットを介してアクチ
ュエータに作用接続されている。閉鎖体は弁室に設けられた円錐状の第1の弁座
と共に高耐圧的なシールを形成する。アクチュエータが変位させられると、閉鎖
体は第1の弁座から引き離され、これによりサーボ弁が開かれる(2ポート2位
置弁)。別の構成では、弁室内に、第1の弁座に軸方向で向かい合って位置する
円錐状の別のシール座部が配置されており、この場合、閉鎖体は、アクチュエー
タが変位させられた状態でこの別の弁座をカバーし、ひいてはハイドロリック的
な遮断体が形成される(3ポート2位置弁)。
【0003】 本発明の課題は、サーボ弁の構造を改良することである。
【0004】 本発明の上記課題は、請求項1および請求項7に記載されているような装置お
よび方法によって解決される。
【0005】 請求項2〜請求項6には、本発明の別の有利な構成および改良形が記載されて
いる。
【0006】 本発明の利点は、サーボ弁の寿命を高めることにある。別の利点は、サーボ弁
の小さな構造と、閉鎖体の簡単な製造方法とにある。
【0007】 閉鎖体は特に回転対称的な閉鎖体として加工成形されていると有利である。こ
の回転対称的な閉鎖体は一方の端面(ヘッド)に部分球形の閉鎖部を有していて
、長手方向で反対の側の他方の端面に向けられて、より小さな直径を有する細長
い柄部分に相当するステムに移行している。閉鎖体の横断面形状はほぼ茸形に形
成されている。
【0008】 閉鎖体のヘッドは真ん中の平らな面取り部を有していると有利である。この平
らな面取り部にはタペットが載着されており、このタペットはアクチュエータに
結合されている。これにより、タペットと閉鎖体との間には、増大された作用面
が達成され、このことは摩耗の低減をもたらすと同時に、閉鎖体が傾動してひっ
かかる危険を減少させるので有利である。
【0009】 閉鎖体の柄部分に相当するステムは弁ばねによって取り囲まれる。この弁ばね
は閉鎖体に、第1の弁座に向かう方向でプレロードもしくは予荷重を加えている
。これにより、サーボ弁のコンパクトな構成寸法や、閉鎖体の安定化が達成され
るので有利である。
【0010】 閉鎖体の柄部分に相当するステムは部分球形に閉じられ、この場合、部分球形
の形状はシール座部と共にシール面として働くので有利である。
【0011】 閉鎖体はソリッドな、つまり中実な1つの球体(以降、「中実球体」と呼ぶ)
から製造されると有利である。これにより、僅かな製作誤差や、簡単な製作方法
が得られる。
【0012】 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0013】 図1には、2ポート2位置弁(サーボ弁)を備えた燃料噴射弁が図示されてい
る。回転対称的な基体形状を有するこの燃料噴射弁は、軸方向で長手方向に沿っ
て種々の構成体に分割されている。
【0014】 制御可能なアクチュエータ100、有利には圧電式のアクチュエータが、タペ
ット200を介して閉鎖体370に作用接続されている、つまりタペット200
にアクチュエータ100の作用が加えられるように接続されている。タペット2
00はサーボ体300に設けられた中心のガイド孔310内に案内される。サー
ボ体300は付加的に燃料通路320と、戻し通路330と、中央の弁室345
とを有している。戻し通路330はガイド孔310に側方で開口していて、燃料
タンクに接続されている。ガイド孔310は、円錐状に開いた第1の弁座350
を介して弁室345に移行している。この弁室345内には閉鎖体370が持ち
込まれており、この閉鎖体370は第1の弁座350と共に、弁の閉じられた状
態において高耐圧的なシールを形成する。閉鎖体370は茸形に加工成形されて
おり、この場合、茸形の閉鎖体370の柄部分に相当するステムは弁ばね390
によって取り囲まれている。この弁ばね390は弁室345内に配置されていて
、閉鎖体370に、第1の弁座350に向けられたばね力を加えている。
【0015】 閉鎖体370の形状については、図3につき詳しく説明する。
【0016】 弁室345と閉鎖体370と弁ばね390と第1の弁座350とは、1つのサ
ーボ弁340を形成しており、このサーボ弁340はタペット200を介してア
クチュエータ100によって制御される。アクチュエータ100を休止状態から
変位させることにより、サーボ弁340は開かれ、これにより、弁室345と燃
料タンクとの間には、ガイド孔310と戻し通路330とを介してハイドロリッ
ク的な、つまり液圧的な接続(流出路)が形成される。弁室345はガイド孔3
10とは反対の側で中間体400によって仕切られる。この中間体400は軸方
向でサーボ体300に続いている。
【0017】 中間体400は燃料通路430と、接続通路420と、流入通路410とを有
している。この流入通路410は燃料通路430を弁室345に接続している。
流入通路410は流入絞り415を有しており、この流入絞り415は弁室34
5内への燃料流入を制限している。
【0018】 中間体400に軸方向で続いているノズル体500は中央のノズルガイド51
0を有している。このノズルガイド510内には、軸方向でノズルニードル60
0が案内されている。ノズルニードル600とノズル体500とは、その弁先端
部640もしくは円錐状に先細りになった第2の弁座540と共に1つの弁64
0,540を形成している。この弁は、ノズル体500の先端部に配置された1
つまたは複数の噴射孔550を介して行われる燃焼室内への燃料噴射を制御する
。ノズルニードル600には、複数の環状段部が加工成形されており、これらの
環状段部に基づき、ノズルニードル600には燃料圧によって、第2の弁座54
0から離れる方向に向けられた軸方向の力が加えられる。
【0019】 ノズルニードル600の背面は制御室440に突入している。この制御室44
0は接続通路420を介して弁室345に接続されている。制御室440内の圧
力は、第2の弁座540の方向に向けられた軸方向の力をノズルニードル600
に加える。
【0020】 ノズルニードル600の、軸方向で中間体400の方向に向けられた運動によ
り、弁640,540は開かれ、ノズルニードル600の逆向きの運動、つまり
軸方向で中間体400から離れる方向に向けられた運動により、弁640,54
0は閉じられる。
【0021】 サーボ弁340の開放により、燃料は弁室345からガイド孔310と戻し通
路330とを介して燃料タンクへ流入する。流入通路410に設けられた流入絞
り415により、弁室345内の燃料圧および接続通路420を介して弁室34
5に接続された制御室440内の燃料圧を維持するために十分となる燃料量が後
流入できないようになっている。制御室440内の減じられた圧力は、ノズルニ
ードル600を第2の弁座540から離れる方向に変位させ、ひいては噴射過程
の開始をもたらす。アクチュエータ100がその休止位置へ引き戻されると、閉
鎖体370は弁室345と戻し通路330との間の圧力差および弁ばね390の
戻し力に基づき、第1の弁座350にまで戻って、弁室345と戻し通路330
との間のハイドロリック的な接続を遮断する(閉鎖位置)。燃料は流入絞り41
5を介して燃料通路430から弁室345と制御室440とに後流入し、これに
より制御室440には再び高圧が形成される。これにより、ノズルニードル60
0は第2の弁座540に押圧されるので、噴射孔550による噴射過程は終了さ
れる。
【0022】 図2には、3ポート2位置弁(サーボ弁)を備えた、図1の構成と類似の燃料
噴射弁が図示されている。図1に示した燃料噴射弁とは異なり、この実施例では
、流入通路410に流入絞り415が設けられていない。さらに、図1の実施例
とは異なり、弁室345が、第1の弁座350とは反対の側の端部に、円錐状に
先細りになったシール座部360を有している。このシール座部360は閉鎖体
370の下側の部分、つまり閉鎖基部もしくは閉鎖ベース386(図3参照)と
相まって、高耐圧的なシール部を形成する。このシール部は、アクチュエータ1
00が変位させられた場合に、つまり流出路が開かれた場合に、流入通路410
を弁室345からハイドロリック的に(液圧的に)閉鎖する。
【0023】 この3ポート2位置弁は次のような機能形式を有している:アクチュエータ1
00が変位させられていない状態では、制御室440が、燃料通路430内の高
圧下にある燃料にハイドロリック的に接続されている。弁室345と戻し通路3
30との間のハイドロリック的な接続は遮断されている。アクチュエータ100
が変位させられた状態では、流入通路410と弁室345との間の接続が遮断さ
れており、制御室440は弁室345を介して戻し通路330にハイドロリック
的に接続されている。したがって、アクチュエータ100の変位により、制御室
440では迅速な圧力降下が達成され、これにより、燃料噴射弁の迅速な開放が
達成される。アクチュエータ100が、変位させられた状態から休止状態へ戻さ
れると、制御室440は弁室345と流入通路410とを介して迅速に、しかも
流入絞り415により抑制されることなく再び所定の圧力を形成する。これによ
り、燃料噴射過程の迅速な終了が達成される。さらに、サーボ弁340が開放さ
れた状態で戻し通路330を介して流出する燃料量も減じられる。
【0024】 図3には、弁ばね390を備えた閉鎖体370の有利な実施例の横断面図が示
されている。閉鎖体370はその長手方向軸線371に沿って回転対称的に形成
されている。閉鎖体370は図1に示したタペット200から見て、軸方向で閉
鎖ヘッド375と、くびれ部380と、柄部分に相当する閉鎖ステム384と、
閉鎖ベース386とに分割されている。
【0025】 閉鎖ヘッド375は第1の弁座350の側で、第1の半径R1を有する部分球
形に形成されていて、真ん中の、有利には円形の平らなヘッド面取り部376を
有している。これにより、タペット200は純然たる部分球形状に比べて増大さ
れた載着面を有している。平らなヘッド面取り部376に接触するタペット端面
も、やはり平らに形成されているので、タペット200は大きな面でヘッド面取
り部376に載着される。増大された載着面に基づき、閉鎖体370およびタペ
ット200の材料負荷低減が達成され、ひいては材料摩耗の低減が達成されるの
で有利である。このことは高められた寿命を可能にする。さらに、平らなヘッド
面取り部376に基づき、タペット200による閉鎖体370の案内の改善も達
成される。なぜならば、タペット200の端面が平らなヘッド面取り部376に
対して平行に配置されているからである。
【0026】 閉鎖ヘッド375は、平らなヘッド面取り部376に軸方向で背中合わせで位
置する下面に、直径の減少を生ぜしめる段部を有しており、この段部はくびれ部
380の始端部を成している。この段部は軸方向で引き続き、丸みを介して円筒
状のステムに移行しており、このステムは別の丸みを介して円錐状に拡張してい
て、第1の環状縁部を介して、拡張された直径を有する円筒状の閉鎖ステム38
4に移行している。この閉鎖ステム384は別の環状縁部で終わって、閉鎖ベー
ス386に移行しており、この閉鎖ベース386は閉鎖ステム384を有利には
第2の半径R2を有する部分球形に閉じている。くびれ部380は主として環状
の切欠きによって形成されている。
【0027】 第1の半径R1は第2の半径R2に等しいと有利である。なぜならば、閉鎖体
370が、図3に破線により示されている1つの中実球体から製造されるからで
ある。この中実球体は有利には金属から成っていて、フライス加工、旋削加工等
によって、この中実球体から閉鎖体370が生まれるように加工される。このこ
とは閉鎖体370の簡単な製造方法となるので有利である。閉鎖体370の部分
球形の表面は、この表面が第1の弁座350もしくはシール座部360と共にそ
れぞれ高耐圧的なシールを可能にするように形成されており、この場合、部分球
形の形状は、閉鎖体370が軽度に傾動した場合でもシールを可能にするので有
利である。部分球形面の表面は、シールを高耐圧的に行うために小さな粗さしか
有していない。閉鎖体370をソリッドな球体、つまり中実球体から加工成形す
ることに基づき、特にシール面の範囲において小さな製作誤差しか生じなくなる
ので有利である。
【0028】 くびれ部380と閉鎖ステム384とは弁ばね390によって取り囲まれる。
弁ばね390は一方の端部では中間体400(弁室345の底部、図1および図
2参照)に載置されていて、他方の端部では閉鎖ヘッド375の下面に載置され
ており、この場合、閉鎖ばね390のばね力は閉鎖体370を第1の弁座350
とタペット200とに向かって押圧している。くびれ部380は、弁ばね390
の端面が閉鎖ヘッド375の下面にほぼ直角に接触し、こうして有利にはほぼ軸
方向の力が弁ばね390に加えられるようにするために働く。さらに、弁ばね3
90はくびれ部380に係止されており、したがって、弁ばね390は閉鎖体3
70に機械的に固く結合されているので有利である。
【0029】 弁ばね390と閉鎖体370とのこのような相互配置形式に基づき、サーボ弁
340のコンパクトな構造が可能となるので有利である。
【0030】 弁ばね390は有利には閉鎖ステム384に密に接触しているので、弁ばね3
90と閉鎖体370とは側方で安定化されている。
【0031】 閉鎖体370の安定化された有利な案内に基づき、サーボ弁340の動的特性
が改善され、サーボ弁340の開閉動作が加速される。このことは以下の特徴に
よって達成される: ―タペット200の端面が平らなヘッド面取り部376に載着されていて、閉鎖
体370に対する安定化力を生ぜしめており、これにより閉鎖体370の傾動が
困難にされる。
【0032】 ―弁ばね390が一方の端面で閉鎖ヘッド375の下面に、反対側の他方の端面
で弁室345の底部に、それぞれ環状に接触している。弁ばね390の、弁室3
45の底部と閉鎖ヘッド375の下面とに環状に均一に作用する、軸方向に向け
られたばね力に基づき、閉鎖体370が安定化される。
【0033】 ―弁ばね390が閉鎖ステム384を密に取り囲んでいて、これによって閉鎖体
370の傾動やひっかかりを阻止している。
【0034】 弁ばね390はコイルばねまたは中空ばねとして形成されていると有利である
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例によるサーボ弁を備えた燃料噴射弁の縦断面図である。
【図2】 第2実施例によるサーボ弁を備えた燃料噴射弁の縦断面図である。
【図3】 弁ばねを備えた閉鎖体の横断面図である。
【符号の説明】
100 アクチュエータ、 200 タペット、 300 サーボ体、 31
0 ガイド孔、 320 燃料通路、 330 戻し通路、 340 サーボ弁
、 345 弁室、 350 第1の弁座、 360 シール座部、 370
閉鎖体、 371 長手方向軸線、 375 閉鎖ヘッド、 376 ヘッド面
取り部、 380 くびれ部、 384 閉鎖ステム、 386 閉鎖ベース、
390 弁ばね、 400 中間体、 410 流入通路、 415 流入絞
り、 420 接続通路、 430 燃料通路、 440 制御室、 500
ノズル体、 510 ノズルガイド、 540 第2の弁座、 550 噴射孔
、 600 ノズルニードル、 640 弁先端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨアヒム ヴァーグナー ドイツ連邦共和国 バイルングリース ア ム ブルンネンベルク 2 (72)発明者 ハルトムート グロス ドイツ連邦共和国 レンゲンフェルト シ ュールシュトラーセ 48 Fターム(参考) 3G066 AA07 AB02 BA46 BA54 CC08T CC69 CE13 CE22 CE34 DA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料噴射弁であって、 流入通路(410)に接続されている制御室(440)が設けられていて、該
    制御室(440)内の圧力がノズルニードル(600)と作用接続されており、
    制御室(440)内の圧力がノズルニードル(600)を制御するようになって
    おり、 サーボ弁(340)が設けられていて、該サーボ弁(340)が、閉鎖体(3
    70)と、対応する第1の弁座(350)とを有しており、前記サーボ弁(34
    0)が前記制御室(440)と戻し通路(330)との間に配置されており、前
    記閉鎖体(370)が閉鎖位置で流出路を閉鎖するようになっており、 アクチュエータ(100)が設けられていて、該アクチュエータ(100)が
    前記閉鎖体(370)を操作するようになっている 形式のものにおいて、 前記閉鎖体(370)が部分球形の閉鎖ヘッド(375)を有しており、該閉
    鎖ヘッド(375)が第1の弁座(350)に対応配置されており、 前記閉鎖ヘッド(375)が閉鎖ステム(384)に移行しており、 弁ばね(390)が設けられていて、該弁ばね(390)が前記閉鎖ステム(
    384)を取り囲んでいて、前記第1の弁座(350)に向かって前記閉鎖ヘッ
    ド(375)にプレロードを加えている ことを特徴とする、内燃機関に用いられる燃料噴射弁。
  2. 【請求項2】 前記閉鎖体(370)が真ん中の平らなヘッド面取り部(3
    76)を有しており、該ヘッド面取り部(376)が前記第1の弁座(350)
    に対応配置されており、 アクチュエータ(100)がタペット(200)と作用接続されており、該タ
    ペット(200)が前記第1の弁座(350)を通って案内されていて、前記ヘ
    ッド面取り部(376)に接触している、 請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 【請求項3】 前記閉鎖ステム(384)が閉鎖ベース(386)を有して
    おり、該閉鎖ベース(386)が前記閉鎖ステム(384)を部分球形に閉じて
    いる、請求項1または2記載の燃料噴射弁。
  4. 【請求項4】 シール座部(360)が形成されており、該シール座部(3
    60)が前記第1の弁座(350)に向かい合って位置しており、 流出路が開かれた状態で、前記閉鎖ベース(386)が前記シール座部(36
    0)と共に高耐圧的なシールを形成している、 請求項1から3までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  5. 【請求項5】 前記閉鎖ヘッド(375)の半径(R1)が、前記閉鎖ベー
    ス(386)の半径(R2)に等しく形成されている、請求項1から4までのい
    ずれか1項記載の燃料噴射弁。
  6. 【請求項6】 前記閉鎖体(370)がくびれ部(380)を有しており、
    該くびれ部(380)に前記弁ばね(390)が係止されている、請求項1から
    5までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の燃料噴射弁に用いられる閉鎖体を製造するた
    めの方法において、1つの中実球体に複数の切欠きを設けることによって前記閉
    鎖体(370)を成形することを特徴とする、燃料噴射弁に用いられる閉鎖体を
    製造するための方法。
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