JP2002516480A - 電気化学的二重層コンデンサのための新規な電解質 - Google Patents

電気化学的二重層コンデンサのための新規な電解質

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JP2002516480A
JP2002516480A JP2000550116A JP2000550116A JP2002516480A JP 2002516480 A JP2002516480 A JP 2002516480A JP 2000550116 A JP2000550116 A JP 2000550116A JP 2000550116 A JP2000550116 A JP 2000550116A JP 2002516480 A JP2002516480 A JP 2002516480A
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ユリー マレティン,
ナタリー ストリツァコヴァ,
ウラディミール イゾトフ,
アントニア ミロノヴァ,
ヴァレリー ダニリン,
セルゲイ コザチョフ,
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スーパーファラッド リミテッド
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    • H01G11/54Electrolytes
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Abstract

(57)【要約】 一般式(2)(式中、RはアルキルC1−C4であり、Y-はBF4 -又はPF6 -アニオンである)を有するN,N−ジアルキル−1,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタンジイウム(DADACO)の二重に帯電されたカチオンのテトラフルオロボレート及びヘキサフルオロホスフェートを含む新規な有機電解質。また、本発明は式(2)の少なくとも一つの化合物を含む前記電解質の製造方法及び電気化学的二重層コンデンサのための電解質として非プロトン極性溶媒又はかかる溶媒の混合物に溶解された式(2)の化合物の使用に関する。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明はN,N−ジアルキル−1,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタ
ンジイウム(この化合物は残りの記載及び特許請求の範囲ではDADACOとし
て言及される)の二重に帯電されたカチオンを含む電気化学的二重層コンデンサ
(EDLC)のための新規な電解質に関する。特に本発明は非プロトン極性溶媒
又はかかる溶媒の混合物に溶解されたDADACOテトラフルオロボレート又は
ヘキサフルオロホスフェートの如き少なくとも一つの塩を含む新規な電解質、そ
れらの製造方法及びEDLCにおけるそれらの使用に関する。
【0002】 背 景 技 術 非プロトン極性溶媒及びテトラアルキルアンモニウムパークロレート、テトラ
フルオロボレート又はヘキサフルオロホスフェートに基づいた有機電解質はED
LCのために幅広く使用されている(日本特許No.49−68254,197
4;52−40025,1977;54−9704,1979;61−2036
28,1986;61−204927,1986)。それらは高い作用電圧を生
じるそれらのかなり高い電気化学的安定性のため水性電解質に対して顕著な利点
を有する。コンデンサに貯蔵されるエネルギーはその電圧の二乗に比例すること
が思い出されるだろう: E=0.5CU (1)
【0003】 非プロトン極性溶媒を選択する別の利点はEDLCに通常使用される有機溶媒
が−60℃〜+240℃の範囲で液体であるという幅広い温度範囲である。しか
しながら、上述したテトラエチルアンモニウム塩の溶解度は温度とともに急激に
低下するため、実際にはかかる電解質の使用のための下限温度は通常−20℃〜
−25℃である。
【0004】 WO 95/20231及びRU特許2022926(優先日1993年4月
26日、公開日1994年11月15日)において本発明者はEDLCにおける
電解質として使用されるジアルキルアミノホスホニウム誘導体の新しいテトラフ
ルオロボレート及びヘキサフルオロホスフェートを開示した。前記アミノホスホ
ニウム塩は−60℃までの非プロトン極性溶媒における高い溶解度及びコンデン
サモックアップの特性の滑らかな温度依存性を示した。
【0005】 SC電解質に使用された様々なアンモニウム、ホスホニウム、ピリジニウム、
イミダゾリウム及び他の塩の如き一重に帯電されたカチオンを有する大多数の塩
に加えて、二重に及び三重に帯電されたカチオンを有する塩も開示されている。
それらの中には平らな芳香族複素環;下記に示すようなピリダジン(I)、ピリ
ミジン(II)、ピラジン(III)及びヘキサヒドロトリアジン(IV)アルキル誘
導体(日本特許No.4−233210及び4−233211,1992)がある
【化2】
【0006】 しかしながら、本発明者によって行われた実験が示したように、これらのカチ
オンは電気化学的に十分に安定でないため、それらの塩に基づいた有機電解質は
2.5〜2.8Vより高い電圧で使用されることができない。他方、EDLC用
途のための電解質において二重に帯電されたカチオンを使用する考えは極めて魅
力的であるように思える。なぜならばイオン電荷密度は電極において誘導された
反対の電荷の密度の対応する増加に導き、結果として二重層キャパシタンスも増
大するからである。
【0007】 発明の概要 本発明の目的は電気化学的に及び化学的に安定な二重に帯電されたカチオンを
含有する新規な電解質を提供すること及びEDLCのための良好な性能(まず、
高いキャパシタンス及び高い作用電圧)を提供することである。
【0008】 本発明の別の目的は商業的に製造される出発材料を使用しかつ製造及び使用中
に毒性のある環境的に危険な副生物の形成を最小にして容易に合成されることが
できるEDLCのための電解質として有用な新規な化合物を提供することである
【0009】 これらの及び他の目的を達成するために本発明は添付特許請求の範囲による新
規な電解質を提供する。これらは下記一般式(2)のN,N−ジアルキル−1,
4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタンジイウム(DADACO)の二重に
帯電された二環式カチオンを含むEDLCのための電解質である:
【化3】 式中、RはアルキルC1−C4であり、Y-はBF4 -又はPF6 -アニオンである
【0010】 本発明によるDADACOカチオンは驚くべきことに二環式系の高い化学的及
び電気化学的安定性の両方を組み合わせて有する。さらに1,4−ジアザビシク
ロ[2,2,2]オクタン(DABCO)は新しい二重に帯電された二環式カチ
オンの合成のために商業的に入手可能な出発化合物である。
【0011】 DABCOを対応するアルキルブロマイドで処理し、次いでブロマイドアニオ
ンをテトラフルオロボレート又はヘキサフルオロホスフェートで置換することに
よって様々なDADACO誘導体(R=アルキルC1−C4)がDABCOから容
易に合成されうることが驚くべきことに示された。DADACO電解質のために
得られたデータの幾つかは図1−3及び表1及び2に示されている。エチル誘導
体DEDACO2+(BF4 -2は本発明者によって行われた実験において最良の
溶解度、導電率及び及び安定性を証明したので、この塩はSCモックアップでも
試験された(それらがどのようにして作られたかについては実施例7−11を、
結果については図4及び表2を参照)。
【0012】 図面の簡単な記述 本発明を添付図面を参照して以下の記載及び実施例においてより詳細に開示す
る。
【0013】 図1はアセトニトリル(カーブ1)、γ−ブチロラクトン(カーブ2)及びプ
ロピレンカーボネート(カーブ3)におけるDEDACO2+(BF4 -2溶液に
ついての導電率対濃度のプロットを示すグラフである。 図2はアセトニトリル(カーブ1)、γ−ブチロラクトン(カーブ2)及びプ
ロピレンカーボネート(カーブ3)における1M DEDACO2+(BF4 -2
溶液についての導電率対温度のプロットを示すグラフである。 図3はアセトニトリルにおける1M DEDACO2+(BF4 -2(カーブ1
)及び比較目的の1M TEA+BF4 -(カーブ2)溶液についての電気化学的
窓を示す。 図4はアセトニトリルにおいて0.7M TEA+BF4 - 及び0.8M D
EDACO2+(BF4 -2の混合物を含むEDLCモックアップのための帯電/
放電カーブを示す。モックアップは10Aの電流値の一定電流条件下で帯電及び
放電された。
【0014】 発明の記述 本発明による電解質の例は以下の通りである: ・ γ−ブチロラクトンにおけるN,N−ジメチル−1,4−ジアザビシクロ[
2,2,2]オクタンジイウムテトラフルオロボレート(DMDACO)2+(B
4 -2の溶液; ・ アセトニトリルにおけるN,N−ジエチル−1,4−ジアザビシクロ[2,
2,2]オクタンジイウムテトラフルオロボレート(DEDACO)2+(BF4 -2の溶液; ・ γ−ブチロラクトンにおけるN,N−ジエチル−1,4−ジアザビシクロ[
2,2,2]オクタンジイウムテトラフルオロボレート(DEDACO)2+(B
4 -2の溶液; ・ プロピレンカーボネートにおけるN,N−ジエチル−1,4−ジアザビシク
ロ[2,2,2]オクタンジイウムテトラフルオロボレート(DEDACO)2+ (BF4 -2の溶液; ・ プロピレンカーボネート(75容量%)及びジグリム(25容量%)の混合
物におけるN,N−ジエチル−1,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン
ジイウムテトラフルオロボレート(DEDACO)2+(BF4 -2の溶液; ・ γ−ブチロラクトン(75容量%)及びメチルエチルケトン(25容量%)
の混合物におけるN,N−ジエチル−1,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オ
クタンジイウムテトラフルオロボレート(DEDACO)2+(BF4 -2の溶液
; ・ アセトニトリルにおけるN,N−ジブチル−1,4−ジアザビシクロ[2,
2,2]オクタンジイウムヘキサフルオロホスフェート(DBDACO)2+(P
6 -2の溶液。
【0015】 本発明のさらなる側面によれば非プロトン極性溶媒又は好ましくはかかる溶媒
の混合物に溶解された上で規定されたような一般式(2)の少なくとも一つのD
ADACOテトラフルオロボレート又はヘキサフルオロホスフェートを含有する
EDLCのための電解質が提供される。
【0016】 また本発明はその追加の側面として、電気化学的二重層コンデンサのための電
解質として非プロトン極性溶媒又はかかる溶媒の混合物に溶解された上で規定さ
れたような一般式(2)のDADACOテトラフルオロボレート又はヘキサフル
オロホスフェートの使用を含む。
【0017】 本発明による電解質は上で規定したような式(2)の単一化合物又は好ましく
は2以上のかかる化合物の混合物を含有してもよい。しかしながら、本発明によ
る電解質はEDLCに使用される良く知られた化合物であるテトラエチルアンモ
ニウム(TEA)テトラフルオロボレートと組合せて式(2)の化合物を含有す
ることが好ましい。
【0018】 式(2)の少なくとも一つの化合物に加えて本発明による電解質は非プロトン
極性溶媒又はかかる溶媒の混合物を含む。
【0019】 好ましくは前記非プロトン極性溶媒(単数又は複数)はアセトニトリル、プロ
ピオニトリル、3−メトキシプロピオニトリル、γ−ブチロラクトン、γ−バレ
ロラクトン、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、1−メチル−2−ピロリジノン、ジメトキシエタン、2−メト
キシエチルエーテル(ジグリム)及びテトラヒドロフランからなる群から選択さ
れた少なくとも一つの溶媒である。
【0020】 電解質は0.5mol/lから室温で約2.0mol/lである溶解度限界ま
で、好ましくは0.7〜1.5mol/l、より好ましくは0.8〜1.3mo
l/lの濃度で式(2)の化合物(単数又は複数)を通常含有する。
【0021】 TEAテトラフルオロボレートと組合せて式(2)の化合物を使用するとき、
二つの化合物の濃度の合計は好ましくは0.8〜1.8mol/l、より好まし
くは約1.0〜1.2mol/lの範囲内であり、TEA塩の割合は0.2〜0
.7の範囲内である。
【0022】 本発明に開示されたような非プロトン極性溶媒に溶解されかつ二重に帯電され
た3次元DADACOカチオン及びテトラフルオロボレート又はヘキサフルオロ
ホスフェートアニオンによって形成された塩を含む新規な電解質に基づいた電気
化学的二重層コンデンサはパーソナルコンピュータのバックアップメモリー保護
として、電気車両又はスポット溶接用途のため、様々なタイプの混成電力供給に
おいて電池を同一レベルにする負荷のためなどのパルス電力源として使用される
ことができる。
【0023】
【実施例】
本発明を多数の限定しない実施例によってさらに説明するだろう。
【0024】実施例1 0.5,0.75,1.0,1.25及び1.5mol/lの濃度に相当する
(DEDACO)2+(BF4 -2の秤量されたサンプルを10mlのアセトニト
リル、γ−ブチロラクトン又はプロピレンカーボネートに溶解し、得られた電解
質の導電率を25℃で測定した(図1の結果参照)。
【0025】実施例2 1.0mol/lの濃度に相当する(DEDACO)2+(BF4 -2の秤量さ
れたサンプルを10mlのアセトニトリル、γ−ブチロラクトン又はプロピレン
カーボネートに溶解し、得られた電解質の導電率を30℃から−30℃又は−4
0℃までの範囲まで異なる温度で測定した。結果を図2に与える。
【0026】実施例3 1.0mol/lの濃度に相当する(DEDACO)2+(BF4 -2の秤量さ
れたサンプルを10mlのγ−ブチロラクトン(75容量%)及びジグリム(2
5容量%)からなる混合物に溶解した。得られた電解質の導電率を25℃で測定
した。結果を表1に与える。
【0027】実施例4 1.0mol/lの濃度に相当する(DEDACO)2+(BF4 -2の秤量さ
れたサンプルを10mlのプロピレンカーボネート(75容量%)及びジグリム
(25容量%)からなる混合物に溶解した。得られた電解質の導電率を25℃で
測定した。結果を表1に与える。
【0028】実施例5 1.0mol/lの濃度に相当する(DBDACO)2+(PF6 -2の秤量さ
れたサンプルを10mlのアセトニトリルに溶解し、得られた電解質の導電率を
25℃で測定した。結果を表1に与える。
【0029】実施例6 0.5mol/lの濃度に相当する(DMDACO)2+(BF -2の秤量さ
れたサンプルを10mlのγ−ブチロラクトンに溶解し、得られた電解質の導電
率を25℃で測定した。結果を表1に与える。
【0030】 次いで実施例1−6に従って製造された電解質を異なる濃度又は異なる温度で
それらの導電率について試験した。導電率はOK 102/l導電率計(Radelk
is, Hungaryによって製造)を使用して温度制御されたセル中で測定された。測
定の結果を図1及び2及び表1にプロットする。 図1は実施例1の電解質を表す。 図2は実施例2の電解質を表す。 表1の第1行は実施例3の電解質を表す。 表1の第2行は実施例4の電解質を表す。 表1の第3行は実施例5の電解質を表す。 表1の第4行は実施例6の電解質を表す。
【0031】
【表1】
【0032】 図1,2及び表1からわかるように、本発明で提案された電解質はかなり高い
導電率を示し、それは様々な溶媒の温度に依存する。
【0033】実施例7 アルミニウムから作られた二つのコレクタ電極及び活性炭布から作られた17
.7mm直径の二つの作用電極を含みかつ不織ポリプロピレンから作られたセパ
レータを差し込まれたEDLCモックアップをアルゴン雰囲気下で組立てた。作
用電極及びセパレータをアセトニトリルにおいて1M(DEDACO)2+(BF 4 -2を含む電解質に浸漬した。次いでモックアップを一定電流条件(3又は1
0mA)下で、1.7〜3.5Vの範囲内で循環し、そのキャパシタンス及び内
部抵抗値を帯電/放電カーブから室温で測定した。結果を表2に与える。
【0034】実施例8 アルミニウムから作られた二つのコレクタ電極及び活性炭布から作られた17
.7mm直径の二つの作用電極を含みかつ不織ポリプロピレンから作られたセパ
レータを差し込まれたEDLCモックアップをアルゴン雰囲気下で組立てた。作
用電極及びセパレータをアセトニトリルにおいて0.7M(DEDACO)2+
BF4 -2及び0.5M TEA+BF4 -の混合物を含む電解質に浸漬した。次い
でモックアップを一定電流条件(3又は10mA)下で、1.7〜3.2Vの範
囲内で循環し、そのキャパシタンス及び内部抵抗値を帯電/放電カーブから室温
で測定した。結果を表2に与える。
【0035】実施例9 アルミニウムから作られた二つのコレクタ電極及び活性炭布から作られた17
.7mm直径の二つの作用電極を含みかつ不織ポリプロピレンから作られたセパ
レータを差し込まれたEDLCモックアップをアルゴン雰囲気下で組立てた。作
用電極及びセパレータをアセトニトリルにおいて0.3M(DEDACO)2+
BF4 -2及び0.7M TEA+BF4 -の混合物を含む電解質に浸漬した。次い
でモックアップを一定電流条件(3又は10mmA)下で、1.7〜3.2Vの
範囲内で循環し、そのキャパシタンス及び内部抵抗値を帯電/放電カーブから室
温で測定した。結果を表2に与える。
【0036】実施例10 アルミニウムから作られた二つのコレクタ電極及び活性炭布から作られた17
.7mm直径の二つの作用電極を含みかつ不織ポリプロピレンから作られたセパ
レータを差し込まれたEDLCモックアップをアルゴン雰囲気下で組み立てた。
作用電極及びセパレータをアセトニトリルにおいて0.5M(DEDACO)2+ (BF4 -2及び0.5M(DBDACO)2+(BF4 -2の混合物を含む電解質
に浸漬した。次いでモックアップを一定電流条件(3又は10mmA)下で、1
.7〜3.5Vの範囲内で循環し、そのキャパシタンス及び内部抵抗値を帯電/
放電カーブから室温で測定した。結果を表2に与える。
【0037】実施例11 アルミニウムから作られた24個のコレクタ電極及び並列接続された活性炭布
から作られた24個の作用電極15×15cmを含みかつ不織ポリプロピレンか
ら作られたセパレータを差し込まれたEDLCモックアップを特別に設計された
ポリプロピレンセルにおいてアルゴン雰囲気下で組立てた。作用電極及びセパレ
ータをアセトニトリルにおいて0.7M TEA+BF4 -及び0.8M(DED
ACO)2+(BF4 -2の混合物を含む電解質に浸漬した。電解質の量は480
mlであり、モックアップの全重量はケースを含むと約1キロであった。このモ
ックアップを長期間にわたって追跡し、まず2.5Vで7週間、次いでその電圧
を2.8〜2.9Vまでステップワイズで上昇させ、この電圧で13週間以上維
持した。キャパシタンス、等価配列抵抗及び自己放電の如きセルのパラメータを
監視したが、色変化もセルパラメータの低下も全実験期間にわたって全く見い出
せなかった。ATG試験装置を使用して一定電流(10A)下でのこれらの長期
間実験の終わりに得られた循環カーブを図4に与える。
【0038】実施例12(類似体) アルミニウムから作られた二つのコレクタ電極及び活性炭布から作られた17
.7mm直径の二つの作用電極を含みかつ不織ポリプロピレンから作られたセパ
レータを差し込まれたEDLCモックアップをアルゴン雰囲気下で組立てた。作
用電極及びセパレータをアセトニトリルにおいて1.0M TEA+BF4 -を含
む電解質に浸漬した。次いでモックアップを一定電流条件(3又は10mA)下
で、1.7〜3.2Vの範囲内で循環し、そのキャパシタンス及び内部抵抗値を
帯電/放電カーブから室温で測定した。結果を表2に与える。
【0039】実施例13(原型) アルミニウムから作られた二つのコレクタ電極及び活性炭布から作られた17
.7mm直径の二つの作用電極を含みかつ不織ポリプロピレンから作られたセパ
レータを差し込まれたEDLCモックアップをアルゴン雰囲気下で組立てた。作
用電極及びセパレータをアセトニトリルにおいて1.0Mジエチルピラジン(上
の式III参照)を含む電解質に浸漬した。このモックアップを一定電流条件(3
又は10mA)下で、1.7〜2.8Vの範囲内で循環した。それより高い電圧
ではその漏れ電流は極めて迅速に増大して開始したのでそれらの電圧は作用電圧
として選択されることはできなかった。結果を表2に与える。
【0040】 DEDACO及びTEA(類似体)テトラフルオロボレートについての電気化
学的窓を記録し比較した(図3参照)ことも注意されるべきである。データは2
mmの直径;走査速度5mV/秒を有する東レガラス状炭素電極についての循環
電圧計を使用して得られた。この図のゼロ値はアセトニトリルにおけるガラス状
炭素電極のゼロ荷電電位に相当する。図からわかるように、DEDACOベース
の電解質は選択された類似体より幅広くかつ対称的な電気化学的窓を与える。こ
れはDEDACO電解質に基づいたEDLC装置のより高い作用電圧を生じる(
即ち、TEAが使用される場合の2.8〜3.2Vと比較して3.2〜3.5V
)。かかる作用電圧の増加はEDLC装置に貯蔵されるエネルギーを20〜30
%高くする。
【0041】
【表2】
【0042】 本発明者が現在知っているベストモードを構成する好ましい例に関して本発明
を記載したが、当業者に明らかである様々な変化及び修正がここに添付した特許
請求の範囲に述べられた発明の範囲から逸脱せずになされてもよいことが理解さ
れるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アセトニトリル(カーブ1)、γ−ブチロラクトン(カーブ2)及びプロピレ
ンカーボネート(カーブ3)におけるDEDACO2+(BF4 -2溶液について
の導電率対濃度のプロットを示すグラフである。
【図2】 アセトニトリル(カーブ1)、γ−ブチロラクトン(カーブ2)及びプロピレ
ンカーボネート(カーブ3)における1M DEDACO2+(BF4 -2溶液に
ついての導電率対温度のプロットを示すグラフである。
【図3】 アセトニトリルにおける1M DEDACO2+(BF4 -2(カーブ1)及び
比較目的の1M TEA+BF4 -(カーブ2)溶液についての電気化学的窓を示
す。
【図4】 アセトニトリルにおいて0.7M TEA+BF4 - 及び0.8M DEDA
CO2+(BF4 -2の混合物を含むEDLCモックアップのための帯電/放電カ
ーブを示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年5月12日(2000.5.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 式中、RはアルキルC1−C4であり、Y-はBF4 -又はPF6 -アニオンである
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 イゾトフ, ウラディミール ウクライナ, 253105, キエフ, シュ リテラ ストリート 14 エー (72)発明者 ミロノヴァ, アントニア ウクライナ, 253156, キエフ, ミル テンコ ストリート 15 エー (72)発明者 ダニリン, ヴァレリー ウクライナ, 252194, キエフ, ゾド ゥチ ストリート 30 (72)発明者 コザチョフ, セルゲイ ウクライナ, 252028, キエフ, プロ スペクト ナウキ 42/1

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(2)のN,N−ジアルキル−1,4−ジアザビ
    シクロ[2,2,2]オクタンジイウム(DADACO)の二重に帯電されたカ
    チオンを含む電気化学的二重層コンデンサ(EDLC)のための電解質: 【化1】 式中、RはアルキルC1−C4であり、Y-はBF4 -又はPF6 -アニオンである
  2. 【請求項2】 Rがメチル、エチル又はn−ブチルラジカルのうちから選択
    される請求項1記載の二重に帯電されたDADACOカチオンを含むEDLCの
    ための電解質。
  3. 【請求項3】 非プロトン極性溶媒又はかかる溶媒の混合物に溶解された請
    求項1記載の二重に帯電されたDADACOカチオンを含むEDLCのための電
    解質。
  4. 【請求項4】 非プロトン極性溶媒(単数又は複数)がアセトニトリル、プ
    ロピオニトリル、3−メトキシプロピオニトリル、γ−ブチロラクトン、γ−バ
    レロラクトン、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、N,N−ジメ
    チルホルムアミド、1−メチル−2−ピロリジノン、ジメトキシエタン、メチル
    エチルケトン及びテトラヒドロフランからなる群から選択された少なくとも一つ
    の溶媒である請求項1〜3のいずれか記載の電解質。
  5. 【請求項5】 式(2)の化合物(単数又は複数)の濃度が0.5mol/
    lから化合物(単数又は複数)の溶解度限界まで、好ましくは0.7〜1.5m
    ol/l、より好ましくは0.8〜1.3mol/lである請求項1〜4のいず
    れか記載の電解質。
  6. 【請求項6】 テトラエチルアンモニウム(TEA)テトラフルオロボレー
    トと組み合わせた請求項1記載の式(2)の化合物を含有する請求項1〜5のい
    ずれか記載の電解質であって、二つの成分の濃度の合計が好ましくは0.8〜1
    .8mol/l、より好ましくは約1.0〜1.2mol/lの範囲内であり、
    TEA塩の割合が0.2〜0.7の範囲内である電解質。
  7. 【請求項7】 電気化学的二重層コンデンサのための電解質としての請求項
    1〜6のいずれか記載の非プロトン極性溶媒又はかかる溶媒の混合物に溶解され
    た請求項1記載の式(2)のDADACOのテトラフルオロボレート又はヘキサ
    フルオロホスフェートの使用。
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