JP2002512149A - 貨物コンテナ、及び積荷の輸送方法 - Google Patents

貨物コンテナ、及び積荷の輸送方法

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JP2002512149A
JP2002512149A JP2000544543A JP2000544543A JP2002512149A JP 2002512149 A JP2002512149 A JP 2002512149A JP 2000544543 A JP2000544543 A JP 2000544543A JP 2000544543 A JP2000544543 A JP 2000544543A JP 2002512149 A JP2002512149 A JP 2002512149A
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cell
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ギブソン,デイヴィッド,アンドリュー
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3アールディー プラネット ソリューションズ リミテッド
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    • B61D45/006Fixing by movable walls

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 積荷を出発地から目的地へ輸送するための装置が提供される。その装置は、複数のセル(7)を有する貨物コンテナ(1)を備え、セル(7)は各々が個別の積荷と、積荷をセル間で運搬するためのコンベア(10)を有する。複数の個別の積荷はコンテナ(1)へ積み込まれる。積荷は、個々の積荷の目的地に従ってセル(7)に割り当てられ、次に個々の積荷は割り当てられたセル(7)へ運ばれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、貨物コンテナ及び積荷の輸送方法に関する。本発明は、特に鉄道貨
物コンテナへの適応性を有する。
【0002】
【従来の技術】
多種の鉄道貨車が既に存在する。基本的な種類の鉄道貨車は、貨車自体を積荷
のコンテナとして使用する。別の種類のものでは、特殊なクレーンにより別個の
標準的コンテナユニットを平台型鉄道貨車へ上げ下げする。“ピギーバック(pi
ggy-back)”貨車として知られる第3の種類のものでは、鉄道貨車はトラックや
トレーラートラックなどの貨物車両を収容し、その鉄道車両は特殊な積載地点に
おいて鉄道貨車上へ乗降する。
【0003】 鉄道のみで行うことができる貨物輸送はごくわずかである。鉄道輸送の一端又
は両端において、ほとんど必ず道路その他の手段による貨物輸送の必要がある。
従って、貨物は“協同一貫貨物処理”として知られるものにより常に少なくとも
一度は輸送モードの切換を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
既存の協同一貫鉄道貨物システムは、貨物を道路から鉄道へ又は鉄道から道路
へ移す切換地点において金銭的コストと物理的スペースとの観点から比較的大き
な投資を必要とする。これは利用可能な切換地点の数を厳しく制限し、よってそ
のような既知のシステムが提供できる柔軟性を制限する。
【0005】 協同一貫道路/鉄道貨物輸送を既存の貨車のタイプにより経済的なものとする
ためには、単位積荷当りのより少ないランニングコストがモード切換に関連する
付加的コストを吸収するために出発地と目的地との間に比較的長い距離と多量の
貨物が不変的に要求される。これは、道路のみにくらべて協同一貫道路/鉄道貨
物のより広範な使用を妨げる主要な制限因子の1つとなっている。従って、利用
可能な切換地点数を増加することが望ましく、それは切換地点のコスト及び複雑
さが減少することを必要とする。また、道路と鉄道間で積荷を切り換えるために
要する時間を減少させることが望ましい。
【0006】 加えて、専用の貨物線が利用可能で無い限り、貨物便が乗客便の時刻表に適合
することが貨物便の基礎的な要求事項である。これは、大きく遅く頻繁でない貨
物便又は小さく早くより頻繁な貨物便のいずれかを意味する。現在では前者が優
勢である。顧客による“時刻ぴったり(just-in-time)”の配達の要求により、
後者への移行への市場圧力が増加している。
【0007】 鉄道ネットワークの利用可能な時間帯を最大限に利用するために乗客/貨物の
混合便を走らせることが望ましい。既存のシステムでは、健康と安全と積みおろ
し速度の問題が混合交通手段の様相を小荷物の運搬に制限する。
【0008】 航空貨物便と接続する鉄道貨物システムが輸送産業により詳しく検討されてい
る。ロンドンのヒースローのような空港は輸送チェーンの現在の道路の様相によ
り、貨物の増加が大きく制限されている。地上又は地下の鉄道による市中心部へ
のパレット貨物の運搬が好ましい解決策となってきているが、現在の鉄道システ
ムはこの解決策を容易に提供することはできない。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の観点によれば、出発地から目的地へ積荷を輸送するための貨物
コンテナが提供され、そのコンテナは、各々が個別の積荷を含む複数のセルと、
セル間で積荷を輸送するためのコンベアと、個々の積荷の目的地に応じて積荷を
セルに割り当てると共に、コンベアを制御して各積荷を割り当てられたセルへ運
ぶコントローラと、を備える。
【0010】 特定の出発地では、積荷を、空きのセル内に受容された状態でまずかなりラン
ダムな方法でコンテナに積み込むことができる。次に、積荷をコンテナ内のセル
に再分配し、同一の目的地へ向けられた異なる積荷を一体にグループ化する。積
荷の区分及び再分配はコンテナの輸送中に行うことができる。目的地に着くと、
その目的地への全ての積荷を非常に迅速にそのコンテナからおろすことができる
。さらに、その目的地への積荷を含むコンテナを積みおろしステーション又はプ
ラットフォームに近接して駐車することのみが必要なので、貨物列車内のように
長い一連のコンテナを、それより短い積みおろしステーション又はプラットフォ
ームと共に使用することができる。
【0011】 貨物コンテナはコントローラを含むことができる。その代わりに、恐らく中央
の固定した場所に貨物コンテナとは分離した状態で1つ以上のコントローラを設
けることができ、そのコントローラは、例えば無線又は送電線などの適当なデー
タ通信リンクを介してコンテナと、また必要であればコントローラ同士で通信す
る。複数のコンテナが直列的に接続される場合、接続された全てのコンテナを制
御するコントローラを例えば1つのコンテナ内又は接続されたコンテナの牽引車
ユニット内に配置することができる。
【0012】 セルは水平面に配置することができる。好ましくは、セルは水平のアレイに配
置される。
【0013】 好適な実施形態では、コンベアは各セル内にセルから積荷をおろすための手段
を有する。
【0014】 コンベアは、各セルについての少なくとも2つの方向から選択された1つの方
向において積荷を選択的にセル内外へ移動させる手段を有する。
【0015】 好適な実施形態では、コンベアは、コンテナの進行方向に平行な方向及びコン
テナの進行方向を横切る方向から選択された1つの方向において積荷を選択的に
セル内外へ移動させる手段を有する。
【0016】 コンテナは好ましくは、積荷上の目的地アドレスを読み取り、各積荷について
の目的地情報をコントローラに提供する手段を有する。これは、コントローラが
コンテナ内に積荷を再分配する方法を決定し、必要に応じて単純な方法で積荷を
グループ化することを可能とする。
【0017】 コンベアは、各セル内に、積荷を運び、積荷を第1の方向に移動させるための
少なくとも1つの駆動ローラを有することができる。コンベアは、各セル内に前
記貨物を第2の方向に移動させる手段を有することができ、前記第2の方向に移
動させる手段は少なくとも1つの駆動ローラから積荷を持ち上げて前記積荷を前
記第2の方向へ移動させるように動作可能である。第2の方向へ移動させる手段
は、少なくとも1つのベルトを有することができる。第1及び第2の方向は、例
えばコンテナの進行方向に平行及び横切る方向とすることができる。
【0018】 各セルはディバイダにより隣接するセルから分離され、前記ディバイダは隣接
するセル間で積荷を運搬するように移動可能である。積荷がディバイダに接触し
た時を検出する検出器を備えることができ、コントローラは、積荷がディバイダ
に接触したことを示す信号を検出器から受け取ると、コンベアを制御して前記積
荷を前記ディバイダから遠ざけるように移動させるように動作可能である。
【0019】 コンテナは、積荷を積みおろしするための複数のアクセスポイントを有するこ
とができる。
【0020】 その代わりにコンテナは、積荷を積みおろしするための単一のアクセスポイン
トを有することができる。
【0021】 上述のコンテナを複数個設けることができ、コンテナの各々は少なくとも1つ
の他のコンテナに接続され、1つのコンテナから別のコンテナへ積荷を移動可能
とする。
【0022】 本発明の第2の観点によれば、コンテナ内の複数の個別の積荷を少なくとも1
つの出発地から個々の目的地へ輸送する方法において、コンテナは各々が個別の
積荷を含む複数のセルを有し、その方法は、前記複数の個別の積荷をコンテナに
積む工程と、どの積荷がどの目的地へ向けられているかを識別する工程と、個々
の積荷の目的地に応じてセルに積荷を割り当てる工程と、各積荷を割り当てられ
た目的地へ運搬する工程と、を有する。
【0023】 好ましくは、積荷は全て最初にコンテナのセルに積み込まれ、その方法は、個
々の積荷の目的地に応じて積荷をセルに再分配する工程を有する。
【0024】 積荷をセルに割り当てることができ、同一の目的地に向けられたコンテナ内の
全ての積荷は隣接した、又は実質的に隣接したセルに運ばれる。
【0025】 運搬する工程は、好ましくは出発地と目的地との間のコンテナの輸送中に行わ
れる。
【0026】 本発明の第3の観点によれば、各々が個別の積荷を含む複数のセルと、個々の
積荷の目的地に応じて積荷をセルに割り当てるコントローラと、を備える貨物コ
ンテナと、 コンテナへ積荷を積みおろす積みおろしステーションと、を備え、 積みおろしステーションは、コンテナのコントローラとのデータリンクを有す
るコントローラと、コンテナ内のセルに対して積荷を積みおろしする手段を有し
、 積みおろしステーションのコントローラは、積みおろしステーションによりコ
ンテナから下ろされるべき積荷を含むコンテナ内のセル位置を決定すると共にコ
ンテナ内のどのセルが空いているかを決定する。
【0027】
【発明の実施の形態】 本発明の実施形態を、添付図面を参照して以下に説明する。
【0028】 図面を参照すると、鉄道貨車1の形態の貨物コンテナ1が図1A及び1Bに示
される。貨車1はその両側に6個の巻き上げ式アクセスドア2を有する。貨車1
の各端部は、貨車1を別の貨車に接続して、任意的にその端部で貨車1から積荷
を積みおろしするための通廊接続3を有する。通廊接続3の各々を閉鎖するため
にコンチェルティーナ式ドア4が設けられる。床下ハウジング5は、例えばコン
ピュータの形態とすることができるコントローラを含む貨車1のための種々の制
御機器を収容する。
【0029】 図2に示すように、貨車1の床6は個別のコンパートメント又はセル7に分割
されている。図示の例では、セル7は6×3個のセル7の水平アレイに構成され
ている。セル7は、貨車1の進行方向に平行な長さ方向ディバイダ8と、貨車1
の進行方向と交差する横方向ディバイダ9により相互に分割されている。ディバ
イダ8、9は後にさらに説明する。各セル7は積荷をセル7の内部及び外部へ移
動させるためのコンベア10を有するが、それも後にさらに説明する。
【0030】 図3は、各セル7について、そのセル7とそれに隣接するセル7との間の可能
な積荷の移動方向を示す。図からわかるように、詳細な例では、積荷は1つのセ
ル7から、貨車1の進行方向と平行又は交差する方向においてそのセル7に隣接
するあらゆる他のセル7へ移動することができる。言い換えれば、隣接するセル
7間で縦又は横方向の移動が可能である。
【0031】 セル7の1つのコンベア10の例を図4に示す。コンベア10はフレーム11
を有し、そのフレーム11は貨車1の床6に固定される。フレーム11は2つの
長い側壁12、13を有し、それらは床6から上方へ突き出すと共に、貨車1の
進行方向と平行である。モータ15は、フレーム11により保持された駆動ホイ
ール16を選択的に駆動する。駆動ホイール16は駆動ベルト17を通じてロー
ラ14を駆動し、駆動ベルト17は各ローラ14の端部でモータ15の駆動ホイ
ール16及び駆動ホイール18に係合する。各ローラ14はゴムなどの高摩擦材
料によりコーティングされ、又は作られる。よって、ローラ14上に配置されロ
ーラ14により保持される積荷はローラ14の回転により貨車1の進行方向に平
行な方向に移動することができる。
【0032】 各セル7のコンベア10は、コンテナを貨車1の進行方向に対して横方向又は
交差する方向に移動させるための10個のベルト機構20を有する。横方向ベル
ト機構20は図5及び6により詳細に示されている。各横方向ベルト機構20は
、ゴムなどの高摩擦材料のベルト21を有し、それは垂直面内で駆動されるよう
に配置される。ベルト21はその最上部において3つの同一の自由回転ホイール
22により支持され、ホイール22はその回転中心が一直線となるように配置さ
れると共に貨車1の進行方向に対して横方向にコンベア10と交差するように延
びる。よって、ベルト21は、図6Aに特に明確に示されるように、その最上部
において水平である。ベルト機構20の各自由回転ホイール22は垂直配置され
たフレーム23により支持され、フレーム23は垂直方向に配置された2つの側
板24を有し、その側板24の間に自由回転ホイール22が載置される。セル7
のベルト機構20についての10個のフレーム23の各側板24は、その最下部
においてブラケット26を介して共通の堅く細長いバー25に固定される。細長
いバー25は、各セル7について10個のベルト機構20の共通の基台を提供す
る。
【0033】 共通の駆動シャフト27が側板24を貫通する。各ベルト機構20の駆動ホイ
ール28は、駆動シャフト27に固定されるか、駆動シャフト27と一体的に形
成される。各駆動ホイール28はそのベルト機構20のフレーム23の側板24
の間に配置される。各ベルト機構20のベルト21は、そのベルト機構20のた
めの駆動ホイール28の周りを通る。駆動シャフト27はモータ29により選択
的に駆動されるので、特定のセル7についての各ベルト機構20の全てのベルト
21が、貨車1の進行方向に交差する1つの方向又は他の方向へ並んで駆動され
る。
【0034】 細長いバー25は2つのリフタ30により床6上に支持され、そのリフタ30
は貨車1の床6に固定される。2つのリフタ30は並んで駆動されてバー25を
選択的に上昇又は下降させることができ、よって特定のセル7のベルト機構20
全体を上昇又は下降させることができる。通常の位置ではリフタ30は最下位置
にあるのでベルト機構20のベルト21の頂部はコンベア10のローラ14の最
上面の下に位置し、よって積荷はローラ14のみによって支持される。この構成
で、積荷はローラ14によりセル7内に静止して保持されることができ、又は積
荷1の進行方向に平行な方向において積荷をセル7外へ移動させるようにローラ
14を駆動することができる。貨車1の進行方向に対して横方向に積荷を移動さ
せるためには、リフタ30を駆動してベルト機構20を持ち上げ、ベルト機構2
0の各ベルト21の最上部がローラ14の上へ上がるようにし、積荷がベルト2
1のみにより支持されるようにする。次に、ベルト21の駆動シャフト27を適
切な方向へ駆動して、ベルト21を駆動すると共に、積荷を貨車1の進行方向に
対して横方向の1つの方向又は他の方向へ移動させる。
【0035】 セル7が積荷を受け入れている時、ローラ14又はベルト21を積荷が運搬さ
れている方向に従って適切に駆動することができ、それにより積荷をセル7内へ
受け入れ又は運搬することができることが理解されるであろう。
【0036】 また、上述のローラ及びベルトに加えて、又はその代わりに、セル7間で積荷
を移動させるための異なる種類の機構を設けることができることが理解されるで
あろう。
【0037】 積荷を運搬するために好適なパレット40が図7に示される。パレット40は
、中空の下部区画41と、最上部が開放した上部区画42とを有する。下部及び
上部区画41、42は上部区画42の床43により分離され、積荷は実際に床4
3により保持される。上部区画42は、ベース区画41の周囲の外側に位置する
側壁43により規定され、よってスペースの節約のために空のパレット40を積
み重ねることができる。ベース区画41は、側壁に貫通穴44を有すると共に端
部壁に貫通穴45を有し、それら各貫通穴はフォークリフトトラック又は他の積
みおろし機構のフォークを受入れてパレット40を持ち上げることができる。積
荷及びパレット40は貨車1内で移動されるので、積荷とパレット40の結合の
質量中心が可能な限り低いことが望ましい。パレット40の中空区画41には、
質量中心を低くするために、必要であればバラストを詰めることができる。下部
区画41内に異なる量のバラストを有する一連のパレット40を提供することが
できる。
【0038】 横方向に隣接するセル7を分離するディバイダ8の1つを図8に詳細に示す。
長さ方向に隣接するセル7を分離する側方ディバイダ9も同様の構成である。各
ディバイダ8、9は壁50を有し、それは場合に応じてセルの全長さ又は全幅に
わたって延在する。各分割壁50は2つのリフタ51上に保持され、リフタ51
は貨車1の床6に固定されると共に、必要に応じて分割壁50を昇降させるよう
に動作することができる。例えば図9に示す通常の構成では、各ディバイダ8、
9の各分割壁50はその最上部にあるので、少なくとも分割壁50の主要部分が
各セル7のコンベア10の高さより上にあり、よってそのセル7内のあらゆる積
荷はそのセル7に関連するディバイダ8、9の分割壁50により囲まれる。コン
ベア10の適切な操作により積荷をセル7の内外へ移動させるために、適切な横
方向及び長さ方向ディバイダ8、9を操作して適切な分割壁50を低くし、積荷
がセル7の内外へ移動できるようにする。次に、分割壁50を再度持ち上げる。
各分割壁50は一連の自由回転ホイール52を有し、それらは壁50の面から突
出し、垂直軸の周りに回転して積荷のセル7内外への移動中に積荷を案内し、そ
れにより、そうしなければ積荷と分割壁50の間の接触により生じるであろうあ
らゆる高摩擦が積荷の移動を禁止又は妨げることを防止する。
【0039】 通常は積荷を支持するコンベア10のローラ14の高摩擦性にかかわらず、積
荷はセル7内でスライド可能とすることができる。ディバイダ8、9のリフタ5
1を、図9及び10に示されるように、リフタ51により保持された分割壁50
に垂直な方向にたわむことができるように構成することができる。リフタ51は
それを垂直位置へ戻すためにバネ負荷を与えることができる。リフタ51は好ま
しくは、恐らくリフタ51の基台部において、パレット40上の積荷Lが分割壁
50に当接する時を検出するセンサ(図示せず)を含む。センサの出力はコント
ローラへ送られる。分割壁50の横方向移動の検出時に、コントローラは、図1
1に示すように積荷L及びパレット40をセル7の中央部へ戻すために関連する
セル7のコンベア10を制御する。本実施形態では、ディバイダ8、9の主たる
機能は積荷がそのセル7の中心から移動した時を検出し、コンベア10による位
置の補正を可能とすることである。これは、代わりに赤外線ビームなどの他の動
き検出器により実現することができる。しかし、上述のディバイダ8、9は積荷
をそのセル7内に保持するための壁としても機能している。
【0040】 図12に示すように、積荷Lを運搬しているパレット40は積荷Lの最上面上
に固定されたラベル55を有する。ラベル55は少なくともその積荷Lの目的地
を示す情報を含む。その情報はバーコード、磁気片などの機械読み取り可能な形
態で記憶される。図13A及び13Bに示すように、貨車1の屋根60の下面は
3つの平行トラック61を有し、それらは貨車1の長さに沿って配置された3列
のセル7上を屋根60の長さにわたって走っている。各トラック61は、バーコ
ードリーダ、磁気ヘッドなどの積荷L上のラベル55を読み取るのに適したリー
ダ62を保持し、リーダ62に対して電源供給する。リーダ62は自動的にトラ
ック61上を移動し、貨車1中の全ての積荷Lのラベルを読み取ることが可能と
なっている。ラベル55から読み取られた目的地情報及び他のあらゆる情報はリ
ーダ62からコントローラへ送られる。トラック61上のリーダ62の位置及び
リーダ62自体の同一性により、コントローラはラベル55が読み取られた積荷
Lのセル7の位置を決定することができる。
【0041】 2つの貨車1間の接続が図14に示される。貨車1はその通廊接続3で接続さ
れる。各通廊接続3は一組の動力を与えられたローラ70を含み、そのローラ7
0は水平軸の周りに回転するように配置されると共に、1つの貨車1から他の貨
車1へ積荷を移動させるために使用される。通廊ローラ70はセル7より僅かに
幅広であるので、貨車がカーブの辺りを進行している時でも、走行中に貨車1間
で積荷を移動することができる。貨車1の運転手のための運転室71が各貨車1
に設けられる。もちろん、2つの貨車1をその幅全体で接続し、3列のセル7を
各貨車にわたって相互に接続することができる。
【0042】 図15及び16を参照すると、貨車1に積みおろしを行うために、貨車1を適
当な積みおろしステーション75に並べることができる。図示の例では、積みお
ろしステーション75自体が鉄道貨車であるが、その代わりに積みおろしステー
ションを静止固定型とすることもできる。積みおろしステーション75の上部プ
ラットフォーム76を横方向に駆動して貨車1の側部と一致させることができる
。プラットフォーム76を必要に応じて上げ下げして貨車1と一致する正しい高
さにすることができる。プラットフォーム76は分割壁78により個別の区画7
7に分割されるので、積みおろしステーション75の個別の区画77は貨車1の
セル7及びアクセスドア2に対応する。積みおろしステーション75の各区画7
7は運搬機構を有し、その運搬機構は図15及び16に示される横方向移動によ
り積荷を貨車1の内外へ運ぶことができる。積みおろしステーション75の各区
画77は、チェーン80により接続された可動壁又はポール79により積みおろ
しステーション75の長い側部上に結びつけられ、積荷Lを各区画77内に保持
する。各区画77内においてセンサ(図示せず)が積荷Lの位置を検出する。
【0043】 積みおろしステーション75は例えばコンピュータの形態のコントローラを有
する。積みおろしステーションのコントローラは、ケーブル又は無線などの適当
なデータ転送リンクにより貨車のコントローラに接続されているので、2つのコ
ントローラ間で情報を転送することができる。こうして、貨車のコントローラは
積みおろしステーションのコントローラに対して、貨車1のどのセル7が占有さ
れ、どのセルが空いていて積荷を受け入れ可能かを伝えることができる。さらに
、貨車のコントローラは積みおろしステーションのコントローラに対して、おろ
すべき積荷の貨車1内の位置を伝えることができ、積みおろしステーションのコ
ントローラはそれらの積荷をおろすために区画77のコンベアを適切に操作する
ことができる。貨車1のアクセスドア2は貨車のコントローラ及び/又は積みお
ろしステーションのコントローラの制御下で、必要に応じて自動で開放すること
ができる。貨車1内の各セル7のコンベア10及びディバイダ8、9は、全て上
述のように操作され、適切な積荷を貨車1から降ろし、貨車に積荷を受け入れる
ことができる。
【0044】 積みおろしステーション75の代わりに、1つ以上のドッキングユニット10
3を使用し、図29〜31の例に示すように、貨車方向への移動及び貨車1との
機械的接続を通じて積荷を積みおろしすることができる。ドッキングユニット1
03の目的は、内部運搬システム104により積荷を積みおろしし、倉庫105
との間で積荷を移動させることにある。既知の種類とすることができる機構(図
示せず)を設けて、貨車1がドッキングユニット103に対して正確に正しい位
置に来るようにして整列及び係合を成功させる。道路車両106は積みおろしの
目的で駐車中として図示されている。
【0045】 貨車1は積みおろしを補助することができる。ドッキングユニット103など
の取付られた積みおろし装置からの指示により動作して、セル7上の積荷を貨車
1によりドッキングユニット103内に押し込み、又は貨車1によりドッキング
ユニット103から受け取ることができる。これは、トラブルのない積荷の移動
を行うために、貨車1とドッキングユニット103の制御機構間の同期を必要と
する。そのような同期は、例えば無線信号又はケーブル接続を通じて得ることが
できる。全体の制御は、利便性に応じて貨車1、特定のドッキングユニット10
3又は完全に分離した制御センターのいずれかにおくことができる。現在の操作
が積荷をおろすことであるならば、積荷が例えばドッキングユニット103によ
りセル7から降ろされた時に、おろすべき次の積荷を自動的にそのセルに運搬し
て次におろすことができる。同様に、積荷を積んでいる間、最初に積荷を受け取
ったセル7からコンテナ1へ積荷を移動させることができる。
【0046】 健康及び安全面の要求は、乗客の利用するプラットフォーム上で積みおろしが
行われる場合、積みおろしエリアが乗客エリアから離れて設定されることを要求
する傾向がある。これは、図29及び30に示され、乗客エリア100と貨物エ
リア101はバリア102により分離されている。
【0047】 これに加えて、又はこの代わりに、積荷を貨車1のいずれかの端部で通廊接続
3を通じて積みおろしすることができる。図32に概略的に示すように、動力化
された貨車110を設けて、到来する貨物列車111と倉庫112との間で積荷
を運ぶことができる。この場合も、倉庫112は積み降ろし目的で駐車している
車両106を有する。
【0048】 倉庫105、112内では、積荷の移動はフォークリフトトラック又はそれに
類似した装置により行われる。代わりに、そのような移動は、例えば空港の手荷
物を移動及び区分するための機構に類似した自動機構により行うことができる。
【0049】 機械的による失敗の場合、若しくは1つ又は2つのみの積荷を輸送する必要が
ある場合には、フォークリフトトラックを使用して積荷を貨車上に直接乗せるこ
とができる。
【0050】 貨車1への積みおろしを可能な限り迅速に行うために、貨車1内の積荷Lを区
分し、セル7に再度分配し、それにより同一の目的地に向けられた全ての積荷を
例えば一緒に収集し、及び/又は、アクセスドア2の近傍に移動してそれらの積
荷を迅速におろすことを可能とする。そのような区分は貨車の走行中に行うこと
ができるので、貨車1は実際に積みおろしが行われている間のみ停止することが
必要となる。例えば貨車1からおろすべき積荷を見つけるために、積荷の目的地
で貨車1内の積荷を人間が区分する必要はない。さらに、積荷を貨車1へ積み込
み又は貨車1からおろすべきステーションの最大プラットフォーム長さより貨物
列車の方が長いことがしばしばである。よってそのような場合、その目的地へ向
けられた貨車1上の全ての積荷を一体に収集し、それにより列車は、その目的地
のための収集された積荷がプラットフォーム又は積みおろしステーションに近接
する位置で停止し、そこでその目的地への積荷を貨車1からおろすことができる
。他の目的地への他の積荷はドア2から遠くへ移動することができるので、次の
目的地において新たな積荷を貨車内により迅速に積むことができる。
【0051】 上述の貨車1の例では複数のアクセスドア2が示されているが、貨車は1つの
みのアクセスドア1を有することができる。その場合、次の目的地への積荷は、
コントローラの制御下でアクセスドアの近傍へ移動することができ、他の目的地
への他の積荷をドアから遠くへ移動し、次の目的地において新たな負荷をより迅
速に貨車1内へ積むことができる。
【0052】 例えば、コンベア10、又はそのセル7を境界付けするディバイダ8、9、若
しくはセル7との間における信号通信中の失敗によるセル7の失敗は、コントロ
ーラにより検出することができる。修理が行われるまで、それに従って区分プロ
セスを適応させることができる。
【0053】 図17〜20において、同一の目的地D1への積荷を第1の貨車“WAGON1”の
前方に収集するイベントのシーケンスを示す。図17〜27では、便利のために
2つの貨車“WAGON1”と“WAGON2”を分離して示しているが、2つの貨車“WAGO
N1”と“WAGON2”を実際には接続し、貨車1が貨車2を導くようにすることが理
解されるであろう。
【0054】 2つの貨車上の積荷の異なる目的地がD1、D2、などにより示される。種々
の積荷の目的地を貨車1のリーダ62により読み取った後、貨車のコントローラ
は適切なアルゴリズムに従って貨車内の種々の積荷を移動する方法を決定する。
そのアルゴリズムでは、通常は貨車1の次の目的地である同一の目的地(例えば
、目的地D1)に向けられた全ての積荷をWAGON1の前方へ集め、積荷は必要に
応じて2つの貨車間で受け渡しされる。各図17〜27に示された移動の全ては
同時に行うことができ、貨車の移動中に行うことができ、積荷は隣接するセル7
内へ移動し、積荷はセル7から外へ移動して必要に応じて他の積荷をそのセル7
内に移動し又はそのセル7を通過させるための空間を作る。列車が目的地D1に
到着すると、次に積みおろしステーション75又はフォークリフトトラック又は
他の荷下ろし手段が第1の貨車WAGON1のみの前方の2列のセル7にアクセスする
ことが必要となる。これは、その目的地D1へ向けられた積荷がどれかを決定す
るために列車中の全ての積荷を調べる必要が無いので、列車の荷下ろしが非常に
迅速であることを意味する。貨車のコントローラは、その目的地D1への種々の
積荷がWAGON1から降ろされたこと、及びその目的地D1への積荷によりそれまで
占められていたセル7が空になったことを記録する。
【0055】 異なる列車を相互に一時的に接続できるので、列車が運搬する個々の積荷の分
配を最適化又は迅速化するために列車の貨車1間で積荷を交換することができる
【0056】 積荷を貨車1内で区分することを可能とするために、いくつかのセル7を常に
空にしておかなければならないことが理解されるであろう。積荷の区分は、占有
されているセルの割合が増加するほど長時間を要する。積荷により占有されてい
るセルの割合の観点における貨車1の効率は、積荷の区分を行うことを可能とす
るためにいくつかの空きセルを有しておく必要性とのバランスをとる必要がある
【0057】 図28には貨車1の第2の例が示される。この例では、貨車1の長さ方向に沿
って貨車1内に6個のセル7があり、セル7は貨車1の幅の約2/3を占めてい
る。貨車1の幅の残りの1/3はコンベア90を含み、それは例えば水平に回転
する駆動ローラ又は水平に駆動されるベルトとすることができる。コンベア90
は、輸送中に積荷が保管されるべきセル7に近接する位置に積荷を運搬するため
に使用される。積荷が適切なセルに隣接する位置にある時、コンベア90に近接
する貨車1の側壁92の押し込みバー又はゲート91を動作させて積荷を隣接す
るセル7内に押し込む。各セル7は例えばベルト又はローラの形態の横方向コン
ベアを有し、それを動作させて貨車1の長さ方向コンベア90から積荷をセル7
内へ引き出すか、又は積荷をセル7から長さ方向コンベア90上におろすことが
できる。引き金アーム型のセンサ93が壁94の各々から長さ方向コンベア90
上に突出し、その壁94はセル7を相互に分割する。センサ93はコンベア90
上の積荷が特定のセル7を通過した時を検出するので、積荷を選択されたセル7
へ移動することができる。
【0058】 本発明の実施形態を図示の例を特に参照して記述してきた。しかし、本発明の
視野の範囲内において記述された例に対して変形及び修正を行うことができるこ
とが理解されるであろう。
【0059】 例えば、セル及び種々の移動機構の損傷を防止するために、運搬可能な積荷の
最大重量制限を設けることができる。セル間の移動中、積み下ろし中、及び実際
の輸送中に特定の積荷が安定するために十分に重いことを確保するために、運搬
可能な積荷の最低重量制限を設けることができる。各セルに重量検出器を設けて
積荷の重量を測定することができる。
【0060】 さらに、貨車内に人又は動物がいないかを検出するための検出器を設けて、人
や動物の怪我を防止すると共に貨車の機器の損傷を防止することができる。その
ような検出器は赤外線熱検出器、動き検出器、音又は圧力センサ、などのあらゆ
る既知のタイプとすることができる。各貨車の完全な走査をあらゆる区分操作以
前に実行することができる。加えて、“停止バー”(図示せず)を全ての貨車に
設置し、トークンキーシステムその他を使用して誰かが貨車に進入し、区分処理
中に怪我をする危険を最小化することができる。
【0061】 上述の装置及び方法を、例えば主として上に述べた鉄道、道路、海及び空を含
むあらゆる種類の貨物輸送に使用可能であることが理解されるであろう。
【0062】 また、積荷の区分及び運搬を、コンテナの静止中又は輸送中に行うことができ
ることが理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるコンテナの第1例の側面図及び端面図である。
【図2】 図1に示すコンテナ内部の上からの平面図である。
【図3】 図1のコンテナ内部の上からの概略的平面図であり、コンテナのセル間の可能
な積荷移動方向を示す。
【図4】 図1のコンテナのセルの1つのコンベアの概略的斜視図である。
【図5】 図4のコンベアの側面図であり、コンテナの横方向に積荷を移動させる機構の
みを示す。
【図6】 横方向コンベアの要素の1つの端面図及び側面図である。
【図7】 パレットの側面図、上からの平面図及び端面図である。
【図8】 ディバイダの側面図である。
【図9】 図1のコンテナの概略的横方向断面図である。
【図10】 ディバイダに接触するパレットを示す。
【図11】 ディバイダから遠ざけるように移動された図10のパレットを示す。
【図12】 荷物を積んだパレットの上からの平面図である。
【図13】 図13Aは図1のコンテナの屋根内部の下から見た図であり、図13Bはコン
テナの内部を示す斜視図である。
【図14】 2つのコンテナ間の接続を示す上からの平面図である。
【図15】 積みおろし貨車に近接する図1のコンテナの上からの平面図である。
【図16】 図15のコンテナ及び積みおろし貨車の端面図である。
【図17】 図1の2つの接続されたコンテナ間及びコンテナ内の積荷の移動を示す、上か
らの概略平面図である。
【図18】 図1の2つの接続されたコンテナ間及びコンテナ内の積荷の移動を示す、上か
らの概略平面図である。
【図19】 図1の2つの接続されたコンテナ間及びコンテナ内の積荷の移動を示す、上か
らの概略平面図である。
【図20】 図1の2つの接続されたコンテナ間及びコンテナ内の積荷の移動を示す、上か
らの概略平面図である。
【図21】 図1の2つの接続されたコンテナ間及びコンテナ内の積荷の移動を示す、上か
らの概略平面図である。
【図22】 図1の2つの接続されたコンテナ間及びコンテナ内の積荷の移動を示す、上か
らの概略平面図である。
【図23】 図1の2つの接続されたコンテナ間及びコンテナ内の積荷の移動を示す、上か
らの概略平面図である。
【図24】 図1の2つの接続されたコンテナ間及びコンテナ内の積荷の移動を示す、上か
らの概略平面図である。
【図25】 図1の2つの接続されたコンテナ間及びコンテナ内の積荷の移動を示す、上か
らの概略平面図である。
【図26】 図1の2つの接続されたコンテナ間及びコンテナ内の積荷の移動を示す、上か
らの概略平面図である。
【図27】 図1の2つの接続されたコンテナ間及びコンテナ内の積荷の移動を示す、上か
らの概略平面図である。
【図28】 本発明によるコンテナの第2例の内部の上からの平面図である。
【図29】 係合するために移動中のドッキングユニットを牽引する列車の上からの平面図
である。
【図30】 係合したドッキングユニットを有する静止した列車の上からの平面図である。
【図31】 図29及び30に示すドッキングユニットの上からの平面図であり、明確のた
めに屋根を取り除いた図である。
【図32】 測線上の倉庫と主線上の列車との間で輸送移動中の動力貨車の上からの図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出発地から目的地へ積荷を運搬する装置において、 各々が個別の積荷を有する複数のセルと、セルの間で積荷を運搬するためのコ
    ンベアとを含む貨物コンテナと、 個々の積荷の目的地に従って積荷をセルに割り当てると共に、コンベアを制御
    して各積荷を割り当てられたセルに運ぶコントローラと、を備える装置。
  2. 【請求項2】 貨物コンテナはコントローラを含む請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 セルは水平面に配置される請求項1又は2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 セルは水平アレイに配置される請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 コンベアは、各セル内にセルから積荷をおろすための手段を
    有する請求項1乃至4のいずれかに記載の装置。
  6. 【請求項6】 コンベアは、各セルについての少なくとも2つの方向から選
    択された1つの方向において積荷を選択的にセル内外へ移動させる手段を有する
    請求項1乃至5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 コンベアは、コンテナの進行方向に平行な方向及びコンテナ
    の進行方向と交差する方向から選択された1つの方向において積荷を選択的にセ
    ル内外へ移動させる手段を有する請求項1乃至6のいずれかに記載の装置。
  8. 【請求項8】 積荷上の目的地アドレスを読み取り、各積荷についての目的
    地情報をコントローラに提供する手段を有する請求項1乃至7のいずれかに記載
    の装置。
  9. 【請求項9】 コンベアは、各セル内に、積荷を運び、積荷を第1の方向に
    移動させるための少なくとも1つの駆動ローラを有する請求項1乃至8のいずれ
    かに記載の装置。
  10. 【請求項10】 コンベアは、各セル内に前記積荷を第2の方向に移動させ
    る手段を有し、前記第2の方向に移動させる手段は少なくとも1つの駆動ローラ
    から積荷を持ち上げて前記積荷を前記第2の方向へ移動させるように動作可能で
    ある請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 第2の方向へ移動させる手段は、少なくとも1つのベルト
    を有する請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 各セルはディバイダにより隣接するセルから分離され、前
    記ディバイダは隣接するセル間で積荷を運搬するように移動可能である請求項1
    乃至11のいずれかに記載の装置。
  13. 【請求項13】 積荷がディバイダに接触した時を検出する検出器を備え、
    コントローラは、積荷がディバイダに接触したことを示す信号を検出器から受け
    取ると、コンベアを制御して前記積荷を前記ディバイダから遠ざけるように移動
    させるように動作可能である請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 コンテナは、積荷を積みおろしするための複数のアクセス
    ポイントを有する請求項1乃至13のいずれかに記載の装置。
  15. 【請求項15】 コンテナは、積荷を積みおろしするための単一のアクセス
    ポイントを有する請求項1乃至13のいずれかに記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記コンテナの各々は少なくとも1つの他のコンテナに接
    続され、1つのコンテナから別のコンテナへ積荷を移動可能とする請求項1乃至
    15のいずれかに記載の装置。
  17. 【請求項17】 コンテナ内の複数の個別の積荷を少なくとも1つの出発点
    から個々の目的地へ輸送する方法において、前記コンテナは各々が個別の積荷を
    含む複数のセルを有し、前記方法は、 前記複数の個別の積荷をコンテナに積む工程と、 どの積荷がどの目的地へ向けられているかを識別する工程と、 個々の積荷の目的地に応じてセルに積荷を割り当てる工程と、 各積荷を割り当てられたセルへ運搬する工程と、を有する方法。
  18. 【請求項18】 積荷は全て最初にコンテナのセルに積み込まれ、前記方法
    は、個々の積荷の目的地に応じて積荷をセルに再分配する請求項17に記載の方
    法。
  19. 【請求項19】 積荷はセルに割り当てられ、同一の目的地に向けられたコ
    ンテナ内の全ての積荷は隣接した、又は実質的に隣接したセルに運ばれる請求項
    17又は18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記運搬する工程は、コンテナの出発地と目的地との間で
    の輸送中に行われる請求項17乃至19のいずれかに記載の方法。
  21. 【請求項21】 各々が個別の積荷を含む複数のセルと、個々の積荷の目的
    地に従って積荷をセルに割り当てるコントローラと、を備える貨物コンテナと、 コンテナへ積荷を積みおろす積みおろしステーションと、を備え、 積みおろしステーションは、コンテナのコントローラとのデータリンクを有す
    るコントローラと、コンテナ内のセルに対して積荷を積みおろしする手段を有し
    、 積みおろしステーションのコントローラは、積みおろしステーションによりコ
    ンテナから降ろされるべき積荷を含むコンテナ内のセル位置を決定すると共にコ
    ンテナ内のどのセルが空いているかを決定する輸送システム。
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