JP2002501451A - 高速特性に優れた航空機用タイヤ - Google Patents

高速特性に優れた航空機用タイヤ

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Abstract

(57)【要約】 折り重ねベルト構造および該折り重ねベルト構造の上のベルト縁片を有する航空機用タイヤは、優れた高速特性を有する。そのベルト縁片は実質的に、折り重ねベルト縁部だけでなく、折り重ねベルトの上面および/または底面を覆っている。折り重ねベルト構造は高モジュラス材料によって補強され、ベルト縁片は低モジュラス材料で補強される。本発明の方法においては、ベルト補強パッケージを構成するプライをベルト構築ドラムに取り付け、その間に構築ドラムの径を変えて、ベルトパッケージにかかる応力を低減する。本発明のタイヤの構築方法においては、タイヤ構築ドラム上のタイヤカーカスを、ベルトパッケージまで拡大する。

Description

【発明の詳細な説明】 高速特性に優れた航空機用タイヤ発明の属する技術分野 本発明は、リトレッド性に優れ、高速特性に優れた航空機用タイヤに関する。背景技術 先行技術においては、適応性が広く、他の利用可能な材料より疲労を受けにく いことから、航空機用タイヤ用の好ましい補強材料はナイロンである。しかしな がらナイロン補強材は、強度において劣り、航空機タイヤを構成するには、多く のナイロン層が必要である。 アラミド補強材を用いて航空機用タイヤを製造することが当業界では公知であ るが、そのようなタイヤは、層を少なくすることができ、ナイロン強化タイヤよ り摩耗性が良好であるが、高速での信頼性確保が比較的困難であると考えられて おり、高速での用途には使用されない。 先行技術のタイヤは、タイヤの冠状領域でナイロン補強カーカスおよび折り重 ねアラミドベルト補強材を用いて製造されている。そのようなタイヤは摩耗性が 良好であるが、約190mphまでの速度のみでの使用が一般に認められている 。ただし出願人は、いくつかの場合で、そのタイヤについて約210mphまで 、試験に成功している。しかしながらそのようなタイヤの場合、トレッドを除去 すると、折り重ねベルトの折り重ね縁部が多数の分離を示すことから、最初のリ トレッドでの不合格レベルが高い。航空機用タイヤの経済的使用は、航空機用タ イヤをリトレッドできる回数によって大きく左右される。 そこで本発明の目的は、良好な摩耗性およびリトレッド性を示すが、高速特性 に優れたタイヤ構造を提供することにある。本発明の他の目的は、以下の明細書 および請求の範囲から明らかになろう。発明の概要 本発明の航空機用タイヤは、1対以上の平行な環状ビード、該ビード周囲に巻 き付けられた1以上のカーカスプライ、タイヤの冠状領域でカーカスプライの上 に配置された高モジュラスベルト補強材、該ベルト補強材の上に配置されたトレ ッドならびに該トレッドと該ビードの間に配置された側壁を有するものであり、 改良点は、高モジュラスベルト補強材の縁部周囲に巻き付けられた低モジュラス 補強材料層にある。高モジュラスベルト補強材では、高モジュラス補強コードが ゴムの中に封入されていて、長さおよび幅を有する実質的に2次元のベルトプラ イが形成されており、低モジュラス補強材の層では、低モジュラス補強コードま たはフィラメントがゴムの中に封入されていて、長さおよび幅を有する実質的に 2次元のベルト縁片が形成されている。図示の実施態様におけるベルト構造は、 折り重ねベルト構造に折り重ねられたベルトプライであり、該ベルトプライは、 折り重ねベルト構造の幅の約2倍の幅を有する。本発明の1実施態様では、ベル ト縁片はベルトプライと実質的に同じ幅を有し、折り重ねベルト構造の全周で折 り重ねられている。別の実施態様では、ベルト縁片はベルトプライの幅の約5/ 8〜7/8の幅を有し、折り重ねベルトの放射方向で内側にあって、ベルト縁片 の幅縁部は折り重ねベルト縁部の上で、折り重ねベルト構造の放射方向で外側に 折り重ねられている。さらに別の実施態様においてベルト縁片は、折り重ねベル ト構造の形成に使用されているプライの幅の約5/8〜7/8の合計幅を有する 分割ベルト縁部層を有し、各分割層の一方の縁部はベルトプライの放射方向で内 側にあり、各分割層の遠位端は折り重ねベルト構造の放射方向で外側に折り重ね られていて、折り重ねベルト構造の放射方向で外側の面を実質的に完全に覆って いる。 本発明の具体的に図示した実施態様では、高モジュラス補強コードはアラミド であり、低モジュラス補強コードはナイロンであり、高モジュラス補強コードは タイヤの赤道面(EP)に関して±15〜±25°の角度でタイヤ構造中に配置 されており、低モジュラス補強コードは、高モジュラス補強コードとほぼ同じ方 向に並んでおり、タイヤのEPに関して±15〜±29°の角度で配置されてい る。 さらには、本発明のタイヤの構築方法であって、ベルト構築ドラムの直径を縮 小して、タイヤ用ベルト補強パッケージの組立に必要な径以下とする段階;該ベ ルト構築ドラムにベルト縁片プライを取り付ける段階;タイヤに必要な径よりま だ小さい径まで、前記ベルト構築ドラムの径を拡大する段階;ベルト構築ドラム 上のベルト縁片プライの上にベルトプライを取り付ける段階;前記ベルト構築ド ラムの径を拡大して、タイヤのベルトに必要な径とする段階;構築ドラム上のベ ルトプライの上にカットベルトを取り付ける段階;該カットベルトの上に前記ベ ルトプライおよびベルト縁片プライを折り重ねる段階;前記ベルトパッケージま でタイヤカーカスを拡大する段階;トレッドおよび側壁ならびにタイヤ構造を完 成するのに必要な他の外部部品を加える段階を有してなる方法も提供される。 上記の段階を用いるベルトパッケージの構築方法も提供される。図面の簡単な説明 図1は、本発明のタイヤの断面図である。 図2は、タイヤの冠状領域を補強するために低モジュラス補強プライによって 囲まれたタイヤのベルトの1実施態様を示す図である。 図3は、タイヤの冠状領域用の別の補強構造を示す図である。 図4は、タイヤの冠状領域補強用の第2の別の構造を示す図である。発明の詳細な説明 図1について説明すると、図示の実施態様においては、本発明の航空機用タイ ヤ10は、1対の平行な環状ビード12;ビード周囲に巻き付けられたカーカス プライ13;ビードの上にあって、カーカスプライとカーカスプライ折り上げ部 の間にある頂部22(適宜);ビード領域を保護するフリッパ11(適宜);カ ーカスプライの放射方向で内側にある内側ライナー14(適宜);カットベルト 17周囲に巻き付けられた折り重ねベルト18およびタイヤの冠状領域でカーカ スプライ13の上にある折り重ねベルト18周囲に巻き付けられた低モジュラス 補強プライ19を有する補強パッケージ23;放射方向で補強パッケージ23の 上にあるトレッド16;ならびにトレッドとタイヤのビード領域の間にある側壁 15を有する。 当業者であれば、航空機用タイヤが4対以下のビードおよび12以下のカーカ スプライならびに12以下のベルトプライから構成されており、それは所期の用 途に応じて変わることは明らかであろう。 カットベルト17および折り重ねベルト18は、ゴムに埋め込まれた高モジュ ラス補強コードを有する。本発明のタイヤには、2〜5個のカットベルトを用い ることができる。図示の実施態様では、14〜22e.p.i.の末端数を有す る3個のカットベルトを使用している。折り重ねベルト18を形成するのに使用 されるプライも、14〜22e.p.i.の末端数を有する。 本発明で使用される高モジュラスコードは、例えばアラミドもしくはスチール 、または同様の性質を有する他の高モジュラス材料、あるいはそのような高モジ ュラス材料の組み合わせであることができる。そのような補強材料は、いずれか 好適なデニールおよび好適な撚りを有することができる。そのような高モジュラ スコードに対して、ゴムに対する結合強度を高める処理を行うことができ、アラ ミド補強コードは、接着剤または接着剤/エポキシの組み合わせによってコーテ ィングすることができる。図示の実施態様で使用されている高モジュラスコード は、1500/3デニールのアラミドであり、6.9/6.9の撚りを有する。 当業者には、折り重ねプライ構造において、プライの折り重ね部分でのコード 補強材は、タイヤのEPに関して、プライの非折り重ね部分と等しいが反対の角 度を有することは明らかであろう。本明細書で使用する場合、折り重ねプライに おける補強コードの角度は、角度の前にプラス/マイナス(±)の符号を付けて 示す。タイヤにおける他の補強プライでのコードの角度は、それの向きとは無関 係に絶対値で示してあるが、全てではなくともほとんどのカットベルト構造にお いて、交互に配置されたカットベルトでの補強コードは、タイヤのEPに関して 反対の方向に向いていることは明らかである。図示の実施態様では、カットベル ト17における補強コードの角度は、タイヤのEPに関して12〜22°であり 、交互に配置されたカットベルトにおける補強コードは、反対の向きを有する。 図示の実施態様では、RFL接着剤でコーティングされたアラミドコードおよ び20e.p.i.の末端数を用いており、折り重ねベルト18を形成するのに 使用したプライは、補強コードがタイヤのEPに関して±18°の角度に向くよ うに、タイヤに組み込んである。図示の実施態様では、タイヤは、カットベルト プライにおける補強コードがタイヤのEPに関して15°の角度に向いたラジア ルプライタイヤである。 低モジュラス補強プライ19には、ゴムに埋め込まれた低モジュラス補強コー ドまたはフィラメントがあり、末端数は14〜22e.p.i.である。 ベルト縁部補強材19の構築には、例えばナイロン製の低モジュラスコードま たはフィラメントを使用することができる。そのような補強コードはいずれか好 適な大きさおよび撚りを有することができ、図示の実施態様では、撚りが12/ 12である840/2デニールのナイロンコードを使用しており、末端数21e .p.i.でプライに組み込んである。 低モジュラス補強プライ19における低モジュラス補強コードまたはフィラメ ントの角度は、EPに関して、プライ18における高モジュラス補強コードと同 じ角度を有するような向きにタイヤで配置されており、その高モジュラスコード より大きいがその差は4°以内であり、従って、タイヤのEPに関して±15〜 ±29°の角度を有することができ、図示の実施態様では、折り重ねベルト18 における補強コードと同じ角度に向いている。 本発明による試験用タイヤを、ケーブルビードならびに2個の折り上げプライ および1個の折り下げプライを有するカーカス構造を用いて製造した。上記のベ ルトパッケージ補強材は、従来の航空機用タイヤ構造で使えると考えられる。 本発明に関しては、ベルトプライおよびベルト縁片プライは実質的に2次元で あり、当業者には、そのようなプライの厚さが約8〜12mmであることは明ら かである。図示の実施態様におけるタイヤに関しては、折り重ねベルト18を形 成するのに使用したプライの全幅は9.8インチであり、ベルト縁片19を形成 するのに使用したプライの幅は10.1インチであり、両方のプライの長さは約 74インチであるが、その長さおよび幅は、タイヤの大きさおよび上記のベルト 補強パッケージを使用するタイヤ構造に応じて変わり得ることは明らかである。 ベルト縁片は実質的に、折り重ねベルト縁部だけでなく、折り重ねベルトの放 射方向で最も外側の面および/または放射方向で最も内側の面を覆うものである 。 図示した各種実施態様において、ベルト縁片19を取り付けるのは、折り重ね ベルト18全体を覆うように(図2)、プライ末端25が折り重ねベルト18の折 り重ね末端21周囲に折り重ねられる形で、タイヤにおいて放射方向でプライ1 8の下に配置されるように(図3)、あるいは放射方向でベルト18の下にあるプ ライ19の末端42がベルト18の折り重ね末端21を覆い、それの遠位末端4 4がプライ18の上に折り重ねられる場合には、それの放射方向で外側の部分を 完全に覆うように(図4)することができる。概して、ベルト縁片19を形成す るのに使用されるプライは、折り重ねベルト18を形成するのに使用されるプラ イの幅と同じ幅、あるいはその幅の約5/8〜7/8の幅を有することができる 。 本発明のタイヤを構築する場合、補強パッケージ23を構成するのに使用する 各種プライは、それの実際の長さを、タイヤにおける実際の関係を反映するよう 調節していないと、絡まりおよび***を起こす傾向を有する。例えばベルト縁部 プライは、タイヤにおいて放射方向で最も内側のベルトパッケージプライである ことから、完成したタイヤにおけるそれの実際の直径は、放射方向でベルト縁片 プライの上にあるカットベルトプライの直径よりわずかに小さく、全てのプライ が同じ長さを有する場合は、上部層を加えたり、あるいはタイヤ構築手順中にベ ルトパッケージに当てるためにカーカスを拡大すると、放射方向で最も内側のプ ライが***する。従って、本発明のタイヤの構築方法は、ベルト構築ドラムの直 径を縮小して、ベルトの構築に必要な径以下とする段階;該ベルト構築ドラムに ベルト縁片プライを取り付ける段階;タイヤの構築に必要な径よりまだ小さい径 まで、前記ベルト構築ドラムの径を拡大する段階;ベルト構築ドラム上のベルト 縁片プライの上にベルトプライを取り付ける段階;前記ベルト構築ドラムの径を 拡大して、タイヤのベルトパッケージ構築に必要な径とする段階;構築ドラム上 のベルトプライの上にカットベルトを取り付ける段階;該カットベルトの上に前 記ベルトプライおよびベルト縁片プライを折り重ねる段階;前記ベルトパッケー ジまでタイヤカーカスを拡大する段階;トレッドおよび側壁ならびにタイヤ構造 を完成するのに必要な他の外部部品を加える段階を有する。 本明細書に記載のベルトパッケージは、他の種類のタイヤにおいて有用な場合 があり、ベルトパッケージの構築方法であって、上記のベルトパッケージ構築の ための段階を有してなる方法も提供される。 従来のタイヤ構築装置を用いて、変更を加えずに、本発明の方法を実行するこ とができる。他の点では当業界で公知のように行って、タイヤ構築を完了する。 図に関しては、ベルト縁片プライは約73.5インチの長さとすることができ 、折り重ねベルト用のプライは約74インチの長さとすることができ、カットベ ルトは、約74.5インチの長さとすることができる。 ベルト縁プライとベルトプライとは、タイヤ構築手順において同時に折り重ね 、ベルト縁プライとベルトプライの幅が同じ場合、図2に示したように、折り重 ね高モジュラスベルトがベルト縁片によって封入された構造が形成される。ベル ト縁片プライがベルトプライより狭い場合、同じ方法を用いると、図3に示した ものと同様の構造が得られる。図4に示した構造を形成するには、ベルト縁片1 9bおよび19cの第1の末端42をドラムに取り付ける形で2個のベルト縁片 の分割層を構築ドラムに取り付け、次に、ドラムにベルトプライを取り付け、ベ ルトプライと同時に分割プライ19bおよび19cの遠位末端44を折り重ねる ことで、折り重ねベルト18とベルト縁片19bおよび19cを有する補強パッ ケージを形成する。 図3に示した実施態様では、ベルト縁補強材19aとして使用しているプライ は、ベルト18を形成するのに使用されているプライの約3/4の幅を有する。 図4において、ベルト縁プライ19bと19cの合計幅は、ベルト18を形成す るのに使用されているプライの幅の約3/4である。 図2に示したように、折り重ねベルト18を形成するのに使用されるプライの 折り重ね末端27とベルト縁補強材19のプライ末端25はタイヤのEPで突き 合っていることが好ましいが、ベルトプライの末端27とベルト縁片プライの末 端25はタイヤのEPからずれていても良く、用途によっては、ベルトプライ末 端27とベルト縁片プライ末端25が短くて突き合っていないか、または重ね継 ぎを形成していても良いことは、当業者には明らかであろう。 本明細書に示した種類の航空機用タイヤについては、所定の負荷をかけたタイ ヤを、各種速度上昇段階で最高速度まで回転させ、負荷を大きくして、その速度 段階で再度回転させる段階負荷試験によって品質を調べる。指定の負荷および速 度にて、その試験を61周期異常なく終了したら、タイヤは合格である。 本発明のタイヤについては、航空機用ラジアルタイヤ寸法26×6.6R14 14PRで、210mphの速度にて予備品質試験を行っており、そのようなタ イヤは225mphで合格であるものと考えられる。リトレッド性はかなり高く なっていると考えられる。本発明のタイヤは、ナイロンベルト補強材を用いて同 様に構築されたタイヤと比較して、高いトレッド摩耗性を示すことが明らかにな っている。 以上、本発明について様々に図示および説明したが、当業者には、本発明が各 種形態で変更および実行可能であることは明らかであろう。本発明の範囲は、以 下の請求の範囲によってのみ限定されるものである。
【手続補正書】 【提出日】平成12年2月3日(2000.2.3) 【補正内容】 明細書 高速特性に優れた航空機用タイヤ発明の属する技術分野 本発明は、リトレッド性に優れ、高速特性に優れた航空機用タイヤに関する。背景技術 先行技術においては、適応性が広く、他の利用可能な材料より疲労を受けにく いことから、航空機用タイヤ用の好ましい補強材料はナイロンである。しかしな がらナイロン補強材は、強度において劣り、航空機タイヤを構成するには、多く のナイロン層が必要である。 アラミド補強材を用いて航空機用タイヤを製造することが当業界では公知であ るが、そのようなタイヤは、層を少なくすることができ、ナイロン強化タイヤよ り摩耗住が良好であるが、高速での信頼性確保が比較的困難であると考えられて おり、高速での用途には使用されない。 先行技術のタイヤは、タイヤの冠状領域でナイロン補強カーカスおよび折り重 ねアラミドベルト補強材を用いて製造されている。そのようなタイヤは摩耗性が 良好であるが、約190mphまでの速度のみでの使用が一般に認められている 。ただし出願人は、いくつかの場合で、そのタイヤについて約210mphまで 、試験に成功している。しかしながらそのようなタイヤの場合、トレッドを除去 すると、折り重ねベルトの折り重ね縁部が多数の分離を示すことから、最初のリ トレッドでの不合格レベルが高い。航空機用タイヤの経済的使用は、航空機用タ イヤをリトレッドできる回数によつて大きく左右される。 JP−A−07009814には、折り重ね縁部を持たない外側ベルト周囲に 巻き付けられたアラミドコード製の高モジュラスベルト補強材が記載されている 。 FR−A−2617682には、折り重ね縁部を持たない外側ベルト周囲に巻 き付けられたベルト補強材が示されている。 LU−A−44682には、1対以上の平行な環状ビード;該ビード周囲に巻 き付けられた1以上のカーカス;タイヤの冠状領域でカーカスプライの上に配置 された折り重ね縁部を有する高モジュラスベルト補強材;ベルト補強材の上に配 置されたトレッド;ならびにトレッドとビードの間に配置された側壁を有してな る航空機用タイヤが示してある。 そこで本発明の目的は、良好な摩耗性およびリトレッド性を示すが、高速特性 に優れたタイヤ構造を提供することにある。本発明の他の目的は、以下の明細書 および請求の範囲から明らかになろう。発明の概要 本発明の航空機用タイヤは、1対以上の平行な環状ビード、該ビード周囲に巻 き付けられた1以上のカーカスプライ、タイヤの冠状領域でカーカスプライの上 に配置された高モジュラスベルト補強材、該ベルト補強材の上に配置されたトレ ッドならびに該トレッドと該ビードの間に配置された側壁を有するものであり、 改良点は、高モジュラスベルト補強材の縁部周囲に巻き付けられた低モジュラス 補強材料層にある。高モジュラスベルト補強材では、高モジュラス補強コードが ゴムの中に封入されていて、長さおよび幅を有する実質的に2次元の高モジュラ ス補強材料(18)が形成されており、低モジュラス補強材の層では、低モジュ ラス補強コードまたはフィラメントがゴムの中に封入されていて、長さおよび幅 を有する実質的に2次元の低モジュラス補強材料(19、19a、19b、19 c)が形成されている。図示の実施態様におけるベルト補強パッケージ(23) は、ベルト補強パッケージ(23)に折り重ねられた高モジュラス補強材料(1 8)であり、該高モジュラス補強材料(18)は、ベルト補強パッケージ(23 )の幅の約2倍の幅を有する。本発明の1実施態様では、低モジュラス補強材料 (19)は高モジュラス補強材料(18)と実質的に同じ幅を有し、折り重ねベ ルト補強パッケージ(23)の全周で折り重ねられている。別の実施態様では、 低モジュラス補強材料(19a)は高モジュラス補強材料(18)の幅の約5/ 8〜7/8の幅を有し、折り重ねベルトの放射方向で内側にあって、低モジュラ ス補強材料(19a)の幅縁部は折り重ねベルト縁部の上で、折り重ねベルト補 強パッケージ(23)の放射方向で外側に折り重ねられている。さらに別の実施 態様において低モジュラス補強材料(19b、19c)は、ベルト補強パッケー ジ(23)の形成に使用されているプライの幅の約5/8〜7/8の合計幅を有 する分 割ベルト縁部層を有し、各分割層の一方の縁部は高モジュラス補強材料(18) の放射方向で内側にあり、各分割層の遠位端はベルト補強パッケージ(23)の 放射方向で外側に折り重ねられていて、ベルト補強パッケージ(23)の放射方 向で外側の面を実質的に完全に覆っている。 本発明の具体的に図示した実施態様では、高モジュラス補強コードはアラミド であり、低モジュラス補強コードはナイロンであり、高モジュラス補強コードは タイヤの赤道面(EP)に関して±15〜±25°の角度でタイヤ構造中に配置 されており、低モジュラス補強コードは、高モジュラス補強コードとほぼ同じ方 向に並んでおり、タイヤのEPに関して±15〜±29°の角度で配置されてい る。 さらには、本発明のタイヤの構築方法であって、ベルト構築ドラムの直径を縮 小して、タイヤ(10)用ベルト補強パッケージ(23)の組立に必要な径以下 とする段階;該ベルト構築ドラムに低モジュラス補強材料(19、19a、19 b、19c)を取り付ける段階;タイヤに必要な径よりまだ小さい径まで、前記 ベルト構築ドラムの径を拡大する段階;ベルト構築ドラム上の低モジュラス補強 材料(19、19a、19b、19c)の上に高モジュラス補強材料(18)を 取り付ける段階;前記ベルト構築ドラムの径を拡大して、タイヤのベルト補強パ ッケージ(23)に必要な径とする段階;構築ドラム上の高モジュラス補強材料 (18)の上にカットベルト(17)を取り付ける段階;該カットベルト(17 )の上に高モジュラス補強材料(18)および低モジュラス補強材料(19、1 9a、19b、19c)を折り重ねる段階;前記ベルト補強パッケージ(23) までタイヤカーカスを拡大する段階;トレッド(16)および側壁(15)なら びにタイヤ構造を完成するのに必要な他の外部部品を加える段階を有してなる方 法も提供される。 上記の段階を用いるベルトパッケージの構築方法も提供される。図面の簡単な説明 図1は、本発明のタイヤの断面図である。 図2は、タイヤの冠状領域を補強するために低モジュラス補強プライによって 囲まれたタイヤのベルトの1実施態様を示す図である。 図3は、タイヤの冠状領域用の別の補強構造を示す図である。 図4は、タイヤの冠状領域補強用の第2の別の構造を示す図である。発明の詳細な説明 図1について説明すると、図示の実施態様においては、本発明の航空機用タイ ヤ(10)は、1対の平行な環状ビード(12);ビード周囲に巻き付けられた カーカスプライ(13);ビードの上にあって、カーカスプライとカーカスプラ イ折り上げ部の間にある頂部(22)(適宜);ビード領域を保護するフリッパ(1 1)(適宜);カーカスプライの放射方向で内側にある内側ライナー(14)(適 宜);カットベルト(17)周囲に巻き付けられた折り重ねベルト(18)およ びタイヤの冠状領域でカーカスプライ(13)の上にある折り重ねベルト(18 )周囲に巻き付けられた低モジュラス補強プライ(19)を有する補強パッケー ジ(23);放射方向で補強パッケージ(23)の上にあるトレッド(16); ならびにトレッドとタイヤのビード領域の間にある側壁(15)を有する。 当業者であれば、航空機用タイヤが4対以下のビードおよび12以下のカーカ スプライならびに12以下のベルトプライから構成されており、それは所期の用 途に応じて変わることは明らかであろう。 カットベルト(17)および高モジュラス補強材料(18)は、ゴムに埋め込 まれた高モジュラス補強コードを有する。本発明のタイヤには、2〜5個のカッ トベルトを用いることができる。図示の実施態様では、14〜22e.p.i. の末端数を有する3個のカットベルトを使用している。高モジュラス補強材料( 18)を形成するのに使用されるプライも、14〜22e.p.i.の末端数を 有する。 本発明で使用される高モジュラスコードは、例えばアラミドもしくはスチール 、または同様の性質を有する他の高モジュラス材料、あるいはそのような高モジ ュラス材料の組み合わせであることができる。そのような補強コードは、いずれ か好適なデニールおよび好適な撚りを有することができる。そのような高モジュ ラスコードに対して、ゴムに対する結合強度を高める処理を行うことができ、ア ラミド補強コードは、接着剤または接着剤/エポキシの組み合わせによってコー ティングすることができる。図示の実施態様で使用されている高モジュラスコー ドは、1500/3デニールのアラミドであり、6.9/6.9の撚りを有する 。 当業者には、折り重ねプライ構造において、プライの折り重ね部分でのコード 補強材は、タイヤのEPに関して、プライの非折り重ね部分と等しいが反対の角 度を有することは明らかであろう。本明細書で使用する場合、折り重ねプライに おける補強コードの角度は、角度の前にプラス/マイナス(±)の符号を付けて 示す。タイヤにおける他の補強プライでのコードの角度は、それの向きとは無関 係に絶対値で示してあるが、全てではなくともほとんどのカットベルト構造にお いて、交互に配置されたカットベルトでの補強コードは、タイヤのEPに関して 反対の方向に向いていることは明らかである。図示の実施態様では、カットベル ト17における補強コードの角度は、タイヤのEPに関して12〜22°であり 、交互に配置されたカットベルトにおける補強コードは、反対の向きを有する。 図示の実施態様では、RFL接着剤でコーティングされたアラミドコードおよ び20e.p.i.の末端数を用いており、高モジュラス補強材料(18)を形 成するのに使用したプライは、補強コードがタイヤのEPに関して±18°の角 度に向くように、タイヤに組み込んである。図示の実施態様では、タイヤは、カ ットベルト(17)における補強コードがタイヤのEPに関して15°の角度に 向いたラジアルプライタイヤである。 低モジュラス補強材料(19、19a、19b、19c)には、ゴムに埋め込 まれた低モジュラス補強コードまたはフィラメントがあり、末端数は14〜22 e.p.i.である。 低モジュラス補強材料(19、19a、19b、19c)の構築には、例えば ナイロン製の低モジュラスコードまたはフィラメントを使用することができる。 そのような補強コードはいずれか好適な大きさおよび撚りを有することができ、 図示の実施態様では、撚りが12/12である840/2デニールのナイロンコ ードを使用しており、末端数21e.p.i.でプライに組み込んである。 低モジュラス補強材料(19、19a、19b、19c)における低モジュラ ス補強コードまたはフィラメントの角度は、EPに関して、高モジュラス補強材 料(18)における高モジュラス補強コードと同じ角度を有するような向きにタ イヤで配置されており、その高モジュラスコードより大きいがその差は4°以内 であり、従って、タイヤのEPに関して±15〜±29°の角度を有することが でき、 図示の実施態様では、高モジュラス補強材料(18)における補強コードと同じ 角度に向いている。 本発明による試験用タイヤを、ケーブルビードならびに2個の折り上げプライ および1個の折り下げプライを有するカーカス構造を用いて製造した。上記のベ ルトパッケージ補強材は、従来の航空機用タイヤ構造で使えると考えられる。 本発明に関しては、高モジュラス補強材料(18)および低モジュラス補強材 料(19、19a、19b、19c)は実質的に2次元であり、当業者には、そ のようなプライの厚さが約8〜12mmであることは明らかである。図示の実施 態様におけるタイヤに関しては、高モジュラス補強材料(18)を形成するのに 使用したプライの全幅は9.8インチであり、低モジュラス補強材料(19、1 9a、19b、19c)を形成するのに使用したプライの幅は10.1インチで あり、両方のプライの長さは約74インチであるが、その長さおよび幅は、タイ ヤの大きさおよび上記のベルト補強パッケージ(23)を使用するタイヤ構造に 応じて変わり得ることは明らかである。 低モジュラス補強材料(19、19a、19b、19c)は実質的に、高モジ ュラス補強材料(18)の折り重ねベルト縁部だけでなく、折り重ねベルトの放 射方向で最も外側の面および/または放射方向で最も内側の面を覆うものである 。 図示した各種実施態様において、低モジュラス補強材料(19)を取り付ける のは、高モジュラス補強材料(18)全体を覆うように(図2)、プライ末端(2 5)が高モジュラス補強材料(18)の折り重ね末端(21)周囲に折り重ねら れる形で、タイヤにおいて放射方向で高モジュラス補強材料(18)の下に配置 されるように(図3)、あるいは放射方向で高モジュラス補強材料(18)の下に ある低モジュラス補強材料(19b、19c)の末端42が高モジュラス補強材 料(18)の折り重ね末端(21)を覆い、それの遠位末端(44)が高モジュ ラス補強材料(18)の上に折り重ねられる場合には、それの放射方向で外側の 部分を完全に覆うように(図4)することができる。概して、低モジュラス補強 材料(19、19a、19b、19c)を形成するのに使用されるプライは、高 モジュラス補強材料(18)を形成するのに使用されるプライの幅と同じ幅、あ るいはその幅の約5/8〜7/8の幅を有することができる。 本発明のタイヤを構築する場合、補強パッケージ(23)を構成するのに使用 する各種プライは、それの実際の長さを、タイヤにおける実際の関係を反映する よう調節していないと、絡まりおよび***を起こす傾向を有する。例えば低モジ ュラス補強材料(19、19a、19b、19c)は、タイヤにおいて放射方向 で最も内側のベルトパッケージプライであることから、完成したタイヤにおける それの実際の直径は、放射方向で低モジュラス補強材料(19、19a、19b 、19c)の上にあるカットベルト(17)の直径よりわずかに小さく、全ての プライが同じ長さを有する場合は、上部層を加えたり、あるいはタイヤ構築手順 中にベルトパッケージに当てるためにカーカスを拡大すると、放射方向で最も内 側のプライが***する。従って、本発明のタイヤの構築方法は、ベルト構築ドラ ムの直径を縮小して、ベルトの構築に必要な径以下とする段階;該ベルト構築ド ラムに低モジュラス補強材料(19、19a、19b、19c)を取り付ける段 階;タイヤの構築に必要な径よりまだ小さい径まで、前記ベルト構築ドラムの径 を拡大する段階;ベルト構築ドラム上の低モジュラス補強材料(19、19a、 19b、19c)の上に高モジュラス補強材料(18)を取り付ける段階;前記 ベルト構築ドラムの径を拡大して、タイヤのベルト補強パッケージ(23)構築 に必要な径とする段階;構築ドラム上の高モジュラス補強材料(18)の上にカ ットベルト(17)を取り付ける段階;該カットベルト(17)の上に前記高モ ジュラス補強材料(18)および低モジュラス補強材料(19、19a、19b 、19c)を折り重ねる段階;前記ベルト補強パッケージ(23)までタイヤカ ーカスを拡大する段階;トレッド(16)および側壁(15)ならびにタイヤ構 造を完成するのに必要な他の外部部品を加える段階を有する。 本明細書に記載のベルト補強パッケージ(23)は、他の種類のタイヤにおい て有用な場合があり、ベルトパッケージの構築方法であって、上記のベルトパッ ケージ構築のための段階を有してなる方法も提供される。 従来のタイヤ構築装置を用いて、変更を加えずに、本発明の方法を実行するこ とができる。他の点では当業界で公知のように行って、タイヤ構築を完了する。 図に関しては、低モジュラス補強材料(19、19a、19b、19c)は約 73.5インチの長さとすることができ、高モジュラス補強材料(18)を含む 折り重ねベルト用のプライは約74インチの長さとすることができ、カットベル ト(17)は、約74.5インチの長さとすることができる。 低モジュラス補強材料(19、19a、19b、19c)と高モジュラス補強 材料(18)とは、タイヤ構築手順において同時に折り重ね、低モジュラス補強 材料(19、19a、19b、19c)と高モジュラス補強材料(18)の幅が 同じ場合、図2に示したように、折り重ね高モジュラス補強材料(18)が低モ ジュラス補強材料(19)によって封入された構造が形成される。低モジュラス 補強材料(19a)が高モジュラス補強材料(18)より狭い場合、同じ方法を 用いると、図3に示したものと同様の構造が得られる。図4に示した構造を形成 するには、低モジュラス補強材料(19b,19c)の第1の末端42をドラム に取り付ける形で低モジュラス補強材料(19b,19c)の2個の分割層を構 築ドラムに取り付け、次に、ドラムに高モジュラス補強材料(18)を取り付け 、高モジュラス補強材料(18)と同時に分割高モジュラス補強材料(19b, 19c)の遠位末端(44)を折り重ねることで、高モジュラス補強材料(18 )と低モジュラス補強材料(19b,19c)を有する補強パッケージを形成す る。 図3に示した実施態様では、低モジュラス補強材料(19a)として使用して いるプライは、高モジュラス補強材料(18)を形成するのに使用されているプ ライの約3/4の幅を有する。図4において、低モジュラス補強材料(19b, 19c)の合計幅は、高モジュラス補強材料(18)を形成するのに使用されて いるプライの幅の約3/4である。 図2に示したように、高モジュラス補強材料(18)を形成するのに使用され るプライの折り重ね末端(27)と低モジュラス補強材料(19、19a、19 b、19c)のプライ末端(25)はタイヤのEPで突き合っていることが好ま しいが、高モジュラス補強材料(18)の末端(27)と低モジュラス補強材料 (19、19a、19b、19c)の末端(25)はタイヤのEPからずれてい ても良く、用途によっては、高モジュラス補強材料(18)末端(27)と低モ ジュラス補強材料(19、19a、19b、19c)末端(25)が短くて突き 合っていないか、または重ね継ぎを形成していても良いことは、当業者には明ら かであろう。 本明細書に示した種類の航空機用タイヤについては、所定の負荷をかけたタイ ヤを、各種速度上昇段階で最高速度まで回転させ、負荷を大きくして、その速度 段階で再度回転させる段階負荷試験によって品質を調べる。指定の負荷および速 度にて、その試験を61周期異常なく終了したら、タイヤは合格である。 本発明のタイヤについては、航空機用ラジアルタイヤ寸法26×6.6R14 14PRで、210mphの速度にて予備品質試験を行っており、そのようなタ イヤは225mphで合格であるものと考えられる。リトレッド性はかなり高く なっていると考えられる。本発明のタイヤは、ナイロンベルト補強材を用いて同 様に構築されたタイヤと比較して、高いトレッド摩耗性を示すことが明らかにな っている。 以上、本発明について様々に図示および説明したが、当業者には、本発明が各 種形態で変更および実行可能であることは明らかであろう。本発明の範囲は、以 下の請求の範囲によってのみ限定されるものである。請求の範囲 1.1対以上の平行な環状ビード(12)、該ビード(12)周囲に巻き付けら れた1以上のカーカスプライ(13)、前記タイヤ(10)の冠状領域で前記1以 上のカーカスプライ(13)の上に配置されたベルト補強パッケージ(23)、該 ベルト補強パッケージ(23)の上に配置されたトレッド(16)ならびに該ト レッド(16)と該ビード(12)の間に配置された側壁(15)を有する航空 機用タイヤにおいて、該タイヤが、高モジュラス補強材料(18)の折り重ね縁 部周囲に巻き付けられている低モジュラス補強材料(19、19a、19b、1 9c)の層を含むベルト補強パッケージ(23)を有することを特徴とするタイ ヤ。 2.前記高モジュラス補強材料(18)が、前記ベルト補強パッケージ(23 )の幅の約2倍の幅を有する請求項1に記載の航空機用タイヤ。 3.前記低モジュラス補強材料(19)が、前記高モジュラス補強材料(18 )と実質的に同じ幅を有し、前記高モジュラス補強材料(18)の全周で折り重 ねられている請求項2に記載の航空機用タイヤ。 4.前記低モジュラス補強材料(19a)が、前記高モジュラス補強材料(1 8)の幅の約5/8〜7/8の幅を有し、前記高モジュラス補強材料(18)の 放射方向で下側にあって、前記低モジュラス補強材料(19a)の縁部が前記高 モジュラス補強材料(18)の放射方向で上側に折り重ねられている請求項2に 記載の航空機用タイヤ。 5.前記低モジュラス補強材料(19b,19c)が、前記高モジュラス補強 材料(18)の幅の約5/8〜7/8の合計幅を有する分割ベルト縁部層を有し、 各分割層の一方の縁部が前記高モジュラス補強材料(18)の放射方向で下側に あり、各分割層の遠位端が高モジュラス補強材料(18)の放射方向で上側に折 り重ねられていて、前記高モジュラス補強材料(18)の放射方向で外側の面を 実質的に完全に覆っている請求項2に記載の航空機用タイヤ。 6.前記高モジュラス補強材料(18)がアラミドである請求項1に記載の航 空機用タイヤ。 7.前記低モジュラス補強材料(19、19a、19b、19c)がナイロン である請求項1に記載の航空機用タイヤ。 8.前記高モジュラス補強材料(18)が、タイヤの赤道面(EP)に関して ±15〜±25°の角度でタイヤ構造に配置されており、前記低モジュラス補強 材料(19、19a、19b、19c)が、前記高モジュラス補強材料(18) と同方向に並んでおり、タイヤのEPに関して±15〜±29°の角度で配置さ れている請求項1に記載の航空機用タイヤ。 9.航空機用タイヤの構築方法において、 (a)ベルト構築ドラムの直径を縮小して、タイヤ(10)用ベルト補強パッ ケージ(23)の構築に必要な径以下とする段階; (b)該ベルト構築ドラムに低モジュラス補強材料(19、19a、19b、 19c)を取り付ける段階, (c)タイヤ(10)用ベルト捕強パッケージ(23)の構築に必要な径より まだ小さい径まで、前記ベルト構築ドラムの径を拡大する段階; (d)前記ベルト構築ドラム上の前記低モジュラス補強材料(19、19a、 19b、19c)の上に高モジュラス補強材料(18)を取り付ける段階; (e)前記ベルト構築ドラムの径を拡大して、タイヤ(10)用ベルト補強パ ッケージ(23)の構築に必要な径とする段階; (f)前記高モジュラス補強材料(18)の上にカットベルト(17)を取り 付ける段階; (g)該カットベルト(17)の上に前記高モジュラス補強材料(18)およ び前記低モジュラス補強材料(19、19a、19b、19c)を折り重ねてベ ルト補強パッケージ(23)を形成する段階; (h)該ベルト補強パッケージ(23)まで、タイヤ構築ドラム上のタイヤカ ーカスを拡大する段階; (i)トレッド(16)および側壁(15)ならびに構造を完成するのに必要 な他の外部部品を加える段階を有してなることを特徴とする方法。 10.空気タイヤ用ベルトパッケージを構築する方法において、 (a)ベルト構築ドラムの直径を縮小して、タイヤ(10)用ベルト補強パッ ケージ(23)の構築に必要な径以下とする段階; (b)該ベルト構築ドラムに低モジュラス補強材料(19、19a、19b、 19c)を取り付ける段階; (c)タイヤ(10)用ベルト補強パッケージ(23)の構築に必要な径より まだ小さい径まで、前記ベルト構築ドラムの径を拡大する段階; (d)前記ベルト構築ドラム上の前記低モジュラス補強材料(19、19a、 19b、19c)の上に高モジュラス補強材料(18)を取り付ける段階; (e)前記ベルト構築ドラムの径を拡大して、タイヤ(10)用ベルト補強パ ッケージ(23)の構築に必要な径とする段階; (f)前記高モジュラス補強材料(18)の上にカットベルト(17)を取り 付ける段階; (g)該カットベルト(17)の上に前記高モジュラス補強材料(18)およ び前記低モジュラス補強材料(19、19a、19b、19c)を折り重ねる段 階 を有することを特徴とする方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 クーパー、トーマス ウイリアム アメリカ合衆国 44632 オハイオ州 ハ ーヴィル サウス プロスペクト アヴェ ニュー 601 (72)発明者 スタイリー、ハル ウォリン ジュニア アメリカ合衆国 24540 ヴァージニア州 ダンヴィル コーン タッセル ロード 802 (72)発明者 ハーシュ、オスカー アレン アメリカ合衆国 24540 ヴァージニア州 ダンヴィル オールド ハンティング トレイル 1570 (72)発明者 ウォード、ジェローム ウェスリー アメリカ合衆国 24540 ヴァージニア州 ダンヴィル フランクリン ターンパイ ク 5452

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.1対以上の平行な環状ビード、該ビード周囲に巻き付けられた1以上のカ ーカスプライ、タイヤの冠状領域で前記カーカスプライの上に配置された折り重 ね高モジュラスベルト補強材、該ベルト補強材の上に配置されたトレッドならび に該トレッドと該ビードの間に配置された側壁を有する航空機用タイヤにおいて 、低モジュラス補強材料層が前記高モジュラスベルト補強材の折り重ね縁部周囲 に巻き付けられていることを特徴とするタイヤ。 2.前記高モジュラスベルト補強材は、ゴムの中に封入されていて長さおよび 幅を有する実質的に2次元のベルトプライが形成されている高モジュラス補強コ ードを含んでおり、前記の低モジュラス補強材の層は、ゴムの中に封入されてい て長さおよび幅を有する実質的に2次元のベルト縁プライ片が形成されている低 モジュラス補強コードまたはフィラメントを含んでいる、請求項1に記載の航空 機用タイヤ。 3.前記高モジュラス補強材が、折り重ねベルト構造に折り重ねられたベルト プライであり、該ベルトプライは、折り重ねベルト構造の幅の約2倍の幅を有す る請求項2に記載の航空機用タイヤ。 4.前記ベルト縁片が、前記ベルトプライと実質的に同じ幅を有し、前記折り 重ねベルト構造の全周で折り重ねられている請求項3に記載の航空機用タイヤ。 5.前記ベルト縁片が、前記ベルトプライの幅の約5/8〜7/8の幅を有し 、前記折り重ねベルトの放射方向で下側にあって、前記ベルト縁片の縁部が前記 折り重ねベルト構造の放射方向で上に折り重ねられている請求項3に記載の航空 機用タイヤ。 6.前記ベルト縁片が、前記ベルトプライの幅の約5/8〜7/8の合計幅を 有する分割ベルト縁部層を有し、各分割層の一方の縁部が前記折り重ねベルトの 放射方向で下側にあり、各分割層の遠位端が折り重ねベルト構造の放射方向で上 側に折り重ねられていて、前記折り重ねベルト構造の放射方向で外側の面を実質 的に完全に覆っている請求項3に記載の航空機用タイヤ。 7.前記高モジュラス補強コードがアラミドである請求項2に記載の航空機用 タイヤ。 8.前記低モジュラス補強コードがナイロンである請求項2に記載の航空機用 タイヤ。 9.前記高モジュラス補強コードが、タイヤの赤道面(EP)に関して±15 〜±25°の角度でタイヤ構造に配置されており、前記低モジュラス補強コード が、前記高モジュラス補強コードと同方向に並んでおり、タイヤのEPに関して ±15〜±29°の角度で配置されている請求項2に記載の航空機用タイヤ。 10.航空機用タイヤの構築方法において、 (a)ベルト構築ドラムの直径を縮小して、タイヤ用ベルトパッケージの構築 に必要な径以下とする段階; (b)該ベルト構築ドラムにベルト縁片プライを取り付ける段階; (c)タイヤ用ベルトパッケージの構築に必要な径よりまだ小さい径まで、前 記ベルト構築ドラムの径を拡大する段階; (d)前記ベルト構築ドラム上の前記ベルト縁片プライの上にベルトプライを 取り付ける段階; (e)前記ベルト構築ドラムの径を拡大して、タイヤ用ベルトパッケージの構 築に必要な径とずる段階; (f)前記ベルトプライの上にカットベルトを取り付ける段階; (g)該カットベルトの上に前記ベルトプライおよびベルト縁片プライを折り 重ねる段階; (h)ベルトパッケージまで、タイヤ構築ドラム上のタイヤカーカスを拡大す る段階; (i)トレッドおよび側壁ならびに構造を完成するのに必要な他の外部部品を 加える段階を有してなることを特徴とする方法。 11.空気タイヤ用ベルトパッケージを構築する方法において、 (a)ベルト構築ドラムの直径を縮小して、タイヤ用ベルトパッケージの構築 に必要な径以下とする段階; (b)該ベルト構築ドラムにベルト縁片プライを取り付ける段階; (c)タイヤ用ベルトパッケージの構築に必要な径よりまだ小さい径まで、前 記ベルト構築ドラムの径を拡大する段階; (d)前記ベルト構築ドラム上の前記ベルト縁片プライの上にベルトプライを 取り付ける段階; (e)前記ベルト構築ドラムの径を拡大して、タイヤの構築に必要な径とする 段階; (f)前記ベルトプライの上にカットベルトを取り付ける段階; (g)該カットベルトの上に前記ベルトプライおよびベルト縁片プライを折り 重ねる段階 を有することを特徴とする方法。
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