JP2002374409A - データ転送装置 - Google Patents

データ転送装置

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JP2002374409A
JP2002374409A JP2001179861A JP2001179861A JP2002374409A JP 2002374409 A JP2002374409 A JP 2002374409A JP 2001179861 A JP2001179861 A JP 2001179861A JP 2001179861 A JP2001179861 A JP 2001179861A JP 2002374409 A JP2002374409 A JP 2002374409A
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Masayoshi Miyamoto
真義 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイリング装置への特殊原稿画像出力を禁
止することができるデータ転送装置を提供する。 【解決手段】 ユーザが取り扱うデータを処理するデー
タ処理装置100と、特定ユーザが再利用可能にデータ
を蓄積管理するファイリング装置200とがネットワー
ク接続されたデータ転送装置であって、データ処理装置
100は、文書を画像データとして取り込む画像取り込
み手段(スキャナ120)と、取り込まれた画像データを
蓄積する蓄積手段(蓄積装置101)と、取り込んだ画像
データが紙幣・有価証券等の特殊原稿かを判定する特殊
原稿判定手段(画像認識処理部170)と、全体を制御す
る制御手段(制御装置110)とを備え、制御手段は、取
り込んだ画像データを特殊原稿判定手段が特殊原稿と判
定した場合は、蓄積手段に保存した画像データを削除す
る機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザが取り扱う
データを処理するデータ処理装置と、特定ユーザが再利
用可能にデータを蓄積管理するファイリング装置とがネ
ットワーク接続されたデータ転送装置に関し、特に、取
り込んだ原稿画像データが、紙幣・有価証券等の特殊原
稿と判定された場合の処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、重要であるために保管する文書
(画像や文字が表示された原稿文書)や、将来使用する
可能性のある文書などの書類は、紙の状態のままファイ
ルされて書棚等に整理されていた。近年、データ処理技
術の高度化・高速化と共に、データを記憶する記憶手段
の低価格化に伴って、保管する必要のある文書は、スキ
ャナ装置により読み取らせて大容量記憶装置に記憶させ
ておく、所謂、ファイリング装置が出現している。ま
た、文書を電子データとして処理する高解像度のカラー
プリンタやカラースキャナ、カラーコピー機の出現によ
り紙幣・有価証券等の偽造が問題となっており、種々の
偽造防止技術が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来から、カラーコピ
ー機などには紙幣・有価証券等の偽造防止装置が内蔵さ
れ、これら特殊原稿の判定を行い特殊原稿と判定された
場合は、画像出力の禁止または出力画像を塗りつぶしな
どの手法により特殊原稿画像出力を禁止していた。一方
で、取り扱う画像データをファイリングシステムのよう
にファイルサーバに送信して保存し、コピーされた画像
データを後にファイルサーバから呼び出すことで画像デ
ータの再利用を行うカラーコピー機も提案されている。
しかしながら、画像データをファイルサーバにも転送す
るカラーコピー機では、画像データが紙として出力され
る場合のほかに、ファイルサーバへ出力される場合もあ
り、紙に出力するのを禁止する従来の技術では、ファイ
ルサーバへの出力に対応できないという問題があった。
本発明は、ファイリング装置への特殊原稿画像出力を禁
止することができるデータ転送装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、ユーザが取り扱うデータを処
理するデータ処理装置と、特定ユーザが再利用可能にデ
ータを蓄積管理するファイリング装置とがネットワーク
接続されたデータ転送装置であって、データ処理装置
は、文書を画像データとして取り込む画像取り込み手段
と、取り込まれた画像データを蓄積する蓄積手段と、取
り込んだ画像データが紙幣・有価証券等の特殊原稿かを
判定する特殊原稿判定手段と、全体を制御する制御手段
とを備え、制御手段は、取り込んだ画像データを特殊原
稿判定手段が特殊原稿と判定した場合は、蓄積手段に保
存した画像データを削除する機能を有することを特徴と
する。また、請求項2記載の発明は、ユーザが取り扱う
データを処理するデータ処理装置と、特定ユーザが再利
用可能にデータを蓄積管理するファイリング装置とがネ
ットワーク接続されたデータ転送装置であって、データ
処理装置は、文書を画像データとして取り込む画像取り
込み手段と、取り込まれた画像データを蓄積する蓄積手
段と、取り込んだ画像データが紙幣・有価証券等の特殊
原稿かを判定する特殊原稿判定手段と、全体を制御する
制御手段とを備え、制御手段は、取り込んだ画像データ
を特殊原稿判定手段が特殊原稿と判定した場合は、その
特殊原稿と判定された画像データを予め定められた画像
データに置き換えて、ファイリング装置に転送する機能
を有することを特徴とする。
【0005】また、請求項3記載の発明は、制御手段に
よる請求項1または2の機能を選択する選択手段を備え
たことを特徴とする。また、請求項4記載の発明は、ユ
ーザが取り扱うデータを処理するデータ処理装置と、特
定ユーザが再利用可能にデータを蓄積管理するファイリ
ング装置とがネットワーク接続されたデータ転送装置で
あって、データ処理装置は、文書を画像データとして取
り込む画像取り込み手段と、取り込まれた画像データを
蓄積する蓄積手段と、取り込んだ画像データが紙幣・有
価証券等の特殊原稿かを判定する特殊原稿判定手段と、
特殊原稿が取り込まれたことを表示する表示手段と、全
体を制御する制御手段とを備え、制御手段は、取り込ん
だ画像データを特殊原稿判定手段が特殊原稿と判定した
場合は、文書の取り込みを中断すると共に表示手段に特
殊原稿を取り込んだことを表示する機能を有することを
特徴とする。また、請求項5記載の発明は、請求項4の
データ転送装置において、表示手段は、再利用者特定手
段に特殊原稿を取り込んだことが表示された場合、処理
中の文書の取り込み中断指示入力を行うための取込終了
ボタンを有することを特徴とする。また、請求項6記載
の発明は、請求項4のデータ転送装置において、表示手
段は、再利用者特定手段に特殊原稿を取り込んだことが
表示された場合、処理中の文書の取り込み継続指示入力
を行うための取込継続ボタンを有することを特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は本発明の実施の形態に係るデ
ータ転送装置の全体構成図である。図1において、10
0はユーザが取り扱うデータを処理するデータ処理装
置、200は内蔵(外付してもよい)する大容量のハー
ドディスク装置(蓄積手段)201に特定ユーザが再利
用可能にデータを蓄積管理するファイリング装置(蓄積
管理装置)であり、データ処理装置100の制御装置
(制御手段)110とファイリング装置200のサーバ装
置210はイントラネット(イーサネット(登録商標)
ケーブル300)を介して接続され、データ処理装置1
00における処理データをファイリング装置200に送
って蓄積管理させ、必要に応じてハードディスク装置2
01内から蓄積データを呼び出し(読み出し)、再利用
可能にユーザに提供するファイリングシステムとして機
能するように構築されている。データ処理装置100
は、送信/複写する原稿画像から画像データを読み取る
スキャナ(画像取り込み手段)120と、読取/受信した
画像データに基づいてトナー等の記録媒体により画像を
用紙に記録して出力するプリンタ130と、通信回線4
00を介してPSTN(Public Switched Telephone Net
work)に接続され、発着信の際に所定の回線制御を実行
して回線接続あるいはその切断を行って画像データや各
種手順信号を内蔵するモデム装置により変復調しファク
シミリ通信(送受信)する通信制御部140と、表示操
作部として各種情報を表示するとともに入力操作をする
ディスプレイ付きタッチパネル(選択手段、表示手段)
150と、駆動条件およびユーザによる設定や命令等の
入力操作を行う操作パネル160とが制御装置110に
接続されている。また、制御装置110は、読取/受信
した画像データを画像認識処理部(特定原稿判定手段)1
70に送ると共に一時的に蓄積装置(蓄積手段)101
に記憶蓄積しつつ、内蔵するCPUがROM内から読み
出した制御プログラムに従って装置各部の駆動条件や管
理データ等の各種情報と動作する上で必要なデータをR
AM内に記憶させ、上記各装置101〜170を統括制
御して、データ処理装置100としての各種機能を実行
すると共に本発明の各種処理を実行する。すなわち、デ
ータ処理装置100は、スキャナ120により読み取っ
た画像データをイントラネットを介してPCなどの他の
端末装置に転送する読取機能と、読取画像データをプリ
ンタ130により記録出力する複写機能と、通信制御部
140により読取画像データをファクシミリ送信すると
ともに画像データをファクシミリ受信する送信・受信機
能とを備えている。
【0007】図2は、図1に示すファイリング装置の構
成図である。ファイリング装置200は、図2に示すよ
うに、ディスプレイ220およびキーボード230を備
えるパーソナルコンピュータ(PC)もしくはワークス
テーションのサーバ装置210により構築されており、
サーバ装置210は、ハードディスク装置201と共
に、CPU202、ROM203、RAM204、ネッ
トワークI/F(インタフェース)205、ディスクI
/F206、ディスプレイI/F207およびキーボー
ドI/F208を備えて、CPU202がハードディス
ク装置201から読み出したアプリケーションプログラ
ムに従って装置各部を統括制御して各種処理を実行す
る。このサーバ装置210は、ネットワークI/F20
5を介してイントラネットを構築するイーサネットケー
ブル300に接続されており、制御装置110から転送
されてくる画像データや付加情報等をイントラネットを
介して受け取ってハードディスク装置201に付加情報
を対応付けして蓄積管理するようになっており、キーボ
ード230から入力された付加情報内のユーザIDに対
応付けされているハードディスク装置201内の蓄積デ
ータを検索・読出して選択可能に付加情報や画像データ
のサムネイル画像をカレンダ形式でディスプレイ220
に表示出力することにより、選択された蓄積データを再
利用可能にデータ処理装置100あるいはクライアント
PCやプリンタ装置に出力するファイリングシステム
を、データ処理装置100等のイントラネットの端末装
置と共に構築する。
【0008】図3は図1に示すデータ処理装置のタッチ
パネルの第1表示例を示す図、図4は図1に示すデータ
処理装置の操作パネルのレイアウト図である。図1に示
したファイリングシステムにおけるデータ処理装置10
0は、図3に示す画面をタッチパネル150により表示
しており、ユーザ指定ボタン群151により操作するユ
ーザ自身を特定した上で機能選択ボタン152a〜15
2cにより使用する機能を選択し、図4に示す操作パネ
ル160のスタートキー161が押下入力されたとき
に、指定された部数や濃さなどの指示条件に従って、ス
キャナ120にセットされた原稿の読み取りを開始し、
読取画像データを選択された機能により処理すると共
に、原稿の読み取り中または読み取り後に処理するデー
タをユーザ指定ボタン群151により指定された操作者
自身のユーザIDや指示条件などの付加情報と共に蓄積
装置101内に一時蓄積して、予め設定された時刻(例
えば、ネットワークの負荷の少ない夜間など)にファイ
リング装置200のサーバ装置210に送って再利用可
能に蓄積管理させるようになっている。なお、図3のタ
ッチパネル150の画面中の、153は入力をキャンセ
ルするクリアボタン、154は入力方法などのメッセー
ジを出力する表示領域、155は図1の蓄積装置101
内のデータ蓄積量を表示するスケール、156はユーザ
指定入力や転送キャンセル指定を確定させえ確定ボタ
ン、157は表示画面を切り換えたり表示方式を切り換
えるためのシフトボタン、158は原稿の読取動作中や
終了直後に押下することにより処理したデータのファイ
リング装置200への転送をキャンセルすると共に消去
実行を指定するボタンである。なお、図3中のユーザ指
定ボタン群151にはuser1〜15のユーザ指定ボ
タンがあるが、これに限るものではなく、ユーザの名前
などを表示してもよいことは言うまでもない。
【0009】また、図4の操作パネル160中の、16
2は処理枚数や部数をカウントするカウンタ、163は
数字等を入力するテンキー、164は処理途中に割り込
み処理をするための割り込みキー、165は選択された
コピーモードやファクシミリミリモード等のモード選択
をキャンセルするクリアキー、166は読取画像の濃さ
を指定するスライドキー、167は入力をキャンセルし
たり、動作をストップさせるためのクリアキーである。
このデータ処理装置100の制御装置110は、続けて
そのユーザ指定ボタン群151により指定される、例え
ば、最新の操作から過去5回分の操作までの1または2
以上のユーザ(パターン)をその操作毎にRAM内に履
歴データとして記憶(管理)するようになっており、操
作するユーザ自身を指定するためにユーザ指定ボタン群
151のいずれかが選択(1回目の押下)されると、自
身のユーザ指定ボタンと共に、最新の操作時に続けて指
定されたユーザのユーザ指定ボタンを反転表示させ、さ
らにユーザ自身のユーザ指定ボタンが押下(2回目以降
の押下)されると、その前の操作時に指定されたユーザ
のユーザ指定ボタンを時系列に最新のものから順次に反
転表示させる。そして制御装置100は、データ処理装
置100の処理を開始するスタートキー161が押下
(決定)されたときに反転表示(指定)するユーザID
を、操作者自身のユーザIDに加えて付加情報としてフ
ァイリング装置200に送る処理データに添付する。こ
のとき、制御装置110は、操作するユーザ自身を指定
するためのユーザ指定ボタンの選択(1回目の押下)の
後に、クリアボタン153が押下されると、過去に指定
したユーザを利用するのではなく、新たなユーザ指定ボ
タンの押下に基づき、付加情報として処理データに添付
するユーザを指定することができ、このときに指定され
たユーザを最新のものとしてRAM内に記憶する一方、
クリアボタン153を押下してユーザ指定ボタンで自身
以外のユーザを指定することなくスタートキー161が
押下されたときには、自身のみの指定(他のユーザ指定
なし)を最新のものとしてRAM内に記憶する。また、
操作するユーザ自身のユーザ指定ボタンの選択(1回目
の押下)の後に、シフトボタン157が押下されると、
RAM内から読み出す時系列の順位を逆転させて最古も
のから順に、操作時に指定されたユーザのユーザ指定ボ
タンを反転表示させるようになっている。すなわち、ユ
ーザ指定ボタン群151がユーザ指定手段を構成し、制
御装置110が再利用ユーザ管理手段を構成する。な
お、1回目のユーザ指定ボタンの押下の後にクリアボタ
ン153が押下されたときに、続けて指定されたユーザ
がすでにRAM内に記憶するユーザと完全に一致すると
きには、その記憶を回避するようにしてもよい。
【0010】図5は本発明の第1の制御動作例のフロー
チャートである。図5に基づいて本発明の第1の制御動
作について説明する。スキャナ120にから読み取った
画像データ(S1)は画像認識処理部170で特殊原稿か
の判定を行うと共に、順次蓄積装置101に蓄積する
(S2)。読み取った画像データが特殊原稿でなければ
(S3でn)、この処理を原稿が無くなるまで続け、原
稿が無くなった場合は(S6でy)、ユーザ情報および
特定情報を蓄積装置101に保存し(S7)、画像デー
タと共にファイリング装置200に転送する(S8)。
一方、特殊原稿と判定された場合は(S3でy)、画像
データを予め定められた画像データに置き換えるモード
かの判定を行い(S4)、置き換えるモードの場合は、
蓄積装置101に予め保存された白紙データに該当した
画像データを置き換える(S5)。この処理を原稿が無
くなるまで続け、以下は、特殊原稿が無かった場合と同
様に動作する。また、特殊原稿と判定され、画像データ
を予め定められた画像データに置き換えるモードかの判
定を行い(S4)置き換えるモードでなかった場合は、
これまで処理して蓄積装置101に保存した画像データ
全てを削除する(S9)と共に、蓄積装置101への保
存を中断する。このようにして、読み取った画像データ
が像認識処理部170で特殊原稿と判定された場合は、
該当した画像データを削除または置き換えすることで、
取り込んだ画像データをファイリング装置200に転送
することを防止する。なお、画像データに置き換えるモ
ードか否かの設定は、タッチパネル150上の図示しな
い画面上で設定可能となっている。図6は図1に示すデ
ータ処理装置のタッチパネルの第2表示例を示す図であ
る。表示領域154に特殊原稿と判定されたことを表示
すると共に取込継続ボタン156aと取込終了ボタン1
58aが表示される。
【0011】図7は本発明の第2の制御動作例のフロー
チャートである。図7に基づいて本発明の第2の制御動
作について説明する。スキャナ120にから読み取った
画像データ(S21)は画像認識処理部170で特殊原稿
かの判定を行うと共に、順次蓄積装置101に蓄積する
(S22)。読み取った画像データが特殊原稿でなければ
(S23でn)、この処理を原稿が無くなるまで続け、
原稿が無くなった場合は(S27でy)、ユーザ情報お
よび特定情報を蓄積装置101に保存し(S28)、画
像データと共にファイリング装置200に転送する(S
29)。一方、特殊原稿と判定された場合は(S23で
y)、蓄積装置101に保存した特殊原稿と判定された
画像データを蓄積装置101から削除し(S24)、表
示領域154に特殊原稿と判定されたことを表示し、タ
ッチパネル150上に表示された取込継続ボタン156
aまたは取込終了ボタン158aの押下を待つ(S2
5)。取込終了ボタン158aが押下された場合は(S
26で終了)、蓄積装置101に保存された文書の画像
データを削除し(S30)、S1の前に戻り、取込待機
状態となる。また、取込継続ボタン156aが押下され
た場合は原稿文書がなくなる取り込み終了まで読み取り
を続け、添付ファイルに保存し(S28)、蓄積装置1
01に保存された文書の画像データと共にファイリング
装置200に転送する(S29)。なお、取込継続ボタン
156aが指定された場合に再度、特殊原稿が判定され
た場合はS4からの動作を繰り返す。本来、ユーザは文
書データ全てがファイルサーバに保存されていると考え
ているため、複数ページに渡る文書データの一部が特殊
原稿画像と判定され、その画像データが消去または置き
換えられてしまうと、その認識を持たないユーザは事情
を飲み込めず混乱することになる。第2の制御例では、
特殊原稿と判定されたことをユーザに通知するので、使
い勝手のよい信頼性に優れた装置とすることができる。
【0012】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、取り込ん
だ画像データを特殊原稿判定手段が特殊原稿と判定した
場合は、蓄積手段に保存した画像データを削除するの
で、特殊原稿画像のファイリング装置への出力を禁止す
ることができる。請求項2記載の発明によれば、取り込
んだ画像データを特殊原稿判定手段が特殊原稿と判定し
た場合は、その特殊原稿と判定された画像データを予め
定められた画像データに置き換えて、ファイリング装置
に転送するので、特殊原稿画像のファイリング装置への
出力を禁止することができる。請求項3記載の発明によ
れば、上記2つの機能を選択可能としたので、ユーザの
使い勝手を向上させることができる。請求項4記載の発
明によれば、取り込んだ画像データを特殊原稿判定手段
が特殊原稿と判定した場合は、画像データの取り込み処
理を中断し、文書データが特殊原稿画像である旨ユーザ
に通知することができる。請求項5記載の発明によれ
ば、特殊原稿であるという判定に基づく取り込み処理中
断後の残りの原稿に対して画像データ取り込み処理の中
止の指示を行うことができる。請求項6記載の発明によ
れば、特殊原稿であるという判定に基づく取り込み処理
中断後の残りの原稿に対して画像データ取り込み処理の
継続の指示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデータ転送装置の全
体構成図である。
【図2】図1に示すファイリング装置の構成図である。
【図3】図1に示すデータ処理装置のタッチパネルの第
1表示例を示す図である。
【図4】図1に示すデータ処理装置の操作パネルのレイ
アウト図である。
【図5】本発明の第1の制御動作例のフローチャートで
ある。
【図6】図1に示すデータ処理装置のタッチパネルの第
2表示例を示す図である。
【図7】本発明の第2の制御動作例のフローチャートで
ある。
【符号の説明】 100 データ処理装置、101 蓄積装置、110
制御装置、120 スキャナ、150 タッチパネル、
170 画像認識処理部、200 ファイリング装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが取り扱うデータを処理するデー
    タ処理装置と、特定ユーザが再利用可能にデータを蓄積
    管理するファイリング装置とがネットワーク接続された
    データ転送装置であって、前記データ処理装置は、文書
    を画像データとして取り込む画像取り込み手段と、取り
    込まれた画像データを蓄積する蓄積手段と、取り込んだ
    画像データが紙幣・有価証券等の特殊原稿かを判定する
    特殊原稿判定手段と、全体を制御する制御手段とを備
    え、 前記制御手段は、取り込んだ画像データを特殊原稿判定
    手段が特殊原稿と判定した場合は、前記蓄積手段に保存
    した画像データを削除する機能を有することを特徴とす
    るデータ転送装置。
  2. 【請求項2】 ユーザが取り扱うデータを処理するデー
    タ処理装置と、特定ユーザが再利用可能にデータを蓄積
    管理するファイリング装置とがネットワーク接続された
    データ転送装置であって、前記データ処理装置は、文書
    を画像データとして取り込む画像取り込み手段と、取り
    込まれた画像データを蓄積する蓄積手段と、取り込んだ
    画像データが紙幣・有価証券等の特殊原稿かを判定する
    特殊原稿判定手段と、全体を制御する制御手段とを備
    え、 前記制御手段は、取り込んだ画像データを前記江特殊原
    稿判定手段が特殊原稿と判定した場合は、その特殊原稿
    と判定された画像データを予め定められた画像データに
    置き換えて、ファイリング装置に転送する機能を有する
    ことを特徴とするデータ転送装置。
  3. 【請求項3】 制御手段による請求項1または2の機能
    を選択する選択手段を備えたことを特徴とするデータ転
    送装置。
  4. 【請求項4】 ユーザが取り扱うデータを処理するデー
    タ処理装置と、特定ユーザが再利用可能にデータを蓄積
    管理するファイリング装置とがネットワーク接続された
    データ転送装置であって、前記データ処理装置は、文書
    を画像データとして取り込む画像取り込み手段と、取り
    込まれた画像データを蓄積する蓄積手段と、取り込んだ
    画像データが紙幣・有価証券等の特殊原稿かを判定する
    特殊原稿判定手段と、特殊原稿が取り込まれたことを表
    示する表示手段と、全体を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、取り込んだ画像データを特殊原稿判定
    手段が特殊原稿と判定した場合は、文書の取り込みを中
    断すると共に前記表示手段に特殊原稿を取り込んだこと
    を表示する機能を有することを特徴とするデータ転送装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4のデータ転送装置において、前
    記表示手段は、再利用者特定手段に特殊原稿を取り込ん
    だことが表示された場合、処理中の文書の取り込み中断
    指示入力を行うための取込終了ボタンを有することを特
    徴とするデータ転送装置。
  6. 【請求項6】 請求項4のデータ転送装置において、前
    記表示手段は、再利用者特定手段に特殊原稿を取り込ん
    だことが表示された場合、処理中の文書の取り込み継続
    指示入力を行うための取込継続ボタンを有することを特
    徴とするデータ転送装置。
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