JP2002373845A - 電子線露光方法及び電子線露光装置 - Google Patents

電子線露光方法及び電子線露光装置

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JP2002373845A
JP2002373845A JP2001180372A JP2001180372A JP2002373845A JP 2002373845 A JP2002373845 A JP 2002373845A JP 2001180372 A JP2001180372 A JP 2001180372A JP 2001180372 A JP2001180372 A JP 2001180372A JP 2002373845 A JP2002373845 A JP 2002373845A
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mask
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electron beam
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wafer
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子線露光において、相補マスクパターンを
1枚のマスク内に共存させ、あるいは半導体素子を構成
する複数層のパターニングのためのマスクパターンを1
枚のマスクに共存させ、マスク交換をすることなく露光
する。 【解決手段】 マスク8Aを通して電子線でウエハ9等
の被加工物を露光する電子線露光方法において、n個に
分割したマスク8Aの露光領域の個々の領域にマスクパ
ターンを配置したマスクを使用し、該露光領域全体を露
光する露光をn回繰り返し、各露光ごとに、被加工物
を、n分割した露光領域に対応する領域ずつ移動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子線露光方法及
び電子線露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、半導体素子の製造プロセスにおい
てウエハにパターンを形成するリソグラフィ技術では、
光露光用マスク(フォトマスク)と称される設計パター
ンの原版を、光でウエハ上に縮小露光(転写)する光リ
ソグラフィが主流となっている。この場合、縮小率は通
常1/5あるいは1/4となっている。露光には、I線
(365nm)やDeepUV光(248nm、193nm)が使用されてお
り、将来的には、157nmといった露光波長も採用される
と予想されてる。
【0003】しかしながら、半導体素子の大きさは、光
リソグラフィの進展をはるかに上回るスピードで縮小し
ており、新たなリソグラフィ技術の実用化が必要となっ
ている。
【0004】近年、より高解像度のリソグラフィ技術と
して、電子線露光あるいは電子線投影露光とよばれる技
術が開発されている。例えば、EPL(Electron proje
ction lithography)やLEEPL(low energy electr
on proximity projection lithography)が挙げられ
る。EPLは、設計パターンの4倍の大きさのマスクを
用い、100kVという高い加速電圧で露光する。一方、L
EEPLは、等倍のマスクを用い、2kV程度と低い加速
電圧で露光する。
【0005】図6に、等倍のステンシルマスク(穴開き
マスク)を用いて露光する、従来のLEEPLの露光装
置1を示す。この露光装置1は、装置上方から、電子銃
2、アパーチャマスク3、コンデンサーレンズ4、ビー
ム偏向器5、微調整用ビーム偏向器6、ステンシルマス
ク8を取り付けるマスク支持部7、被加工物であるウエ
ハ9を載置するウエハステージ10からなっている。ウ
エハ9の表面には、予めレジストを塗布しておく。この
露光装置1において、電子銃2から射出されてステンシ
ルマスク8を透過した電子線は、ウエハ9上のレジスト
にマスクパターンの等倍像を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示す
ように、電子線遮蔽部21と電子線透過部22からなる
ドットパターン20を電子線露光で露光する場合、ステ
ンシルマスクではドットパターン20をマスク上で保持
することができないため、図8(a)、(b)に示すよ
うに、1つのパターンを2つに分割した相補マスクパタ
ーンがそれぞれ形成された2つのマスク(相補マスク)
を使用することが必要となる。ライン&スペースのよう
なパターンをステンシルマスクに形成する場合には、機
械的強度の点から、3種以上の相補マスクが必要となる
場合もある。
【0007】一方、電子線露光では露光雰囲気が真空で
あるため、露光を大気中で行う光露光に対してマスク交
換に時間がかかり、また、露光に関わるスループットが
遅いという特徴がある。なお、このスループットには、
電子線照射時間、電子線ビーム調整時間、アライメント
時間、マスク搬送時間、ウエハ搬送時間などが含まれ
る。そのため、電子線露光において、相補マスクパター
ンが形成された複数のマスクを露光するためにマスク交
換をすると、スループットの低下がもたらされるという
問題がある。
【0008】さらに、電子線露光用マスクにおいては、
フォトマスクのようにペリクルが使えない。このため、
マスクの汚れや異物の付着によって頻繁に洗浄が必要と
なり、マスクの寿命も短くなりやすい。また、LEEP
Lの場合、等倍マスクを使用するため欠陥検査や修正が
難しく、本来取り除くべき欠陥の見落としが懸念され
る。したがって、電子線露光においては、特にLEEP
Lの場合には、マスクの汚れや欠陥の原因ともなるマス
ク交換は、できる限り省略できるようにすることが望ま
しい。
【0009】また一般に、半導体装置の製造プロセスで
は、半導体素子を形成する各層を成膜し、リソグラフィ
によりレジストをパターニングし、そのパターニングし
たレジストをエッチングマスクとして各層をエッチング
する基本プロセスがあり、このリソグラフィにおいて、
1枚のマスクに含めるパターンは、単一層のパターンと
されている。例えば、素子分離層をパターニングするた
めのマスクには素子分離層のみのマスクパターンが形成
され、ゲート層をパターニングするためのマスクには、
ゲート層のみのマスクパターンが形成され、ホール層を
パターニングするためのマスクには、ホール層のみのマ
スクパターンが形成される。一つのマスクに複数のチッ
プのマスクパターンを同時に形成し、それらを同時に露
光する場合があるが、その場合にも、各チップのマスク
パターンは、同一層用のパターンとなっている。さら
に、単一層のパターニングに複数のマスクが必要とされ
る場合もある。このため、半導体装置の製造プロセスで
は、パターニングする層の数以上にマスクが必要とな
り、半導体装置の製造のスループットの低下原因となっ
ている。
【0010】このような従来の課題に対し、本発明は、
高解像度のリソグラフィ技術である電子線露光におい
て、ステンシルマスクに必須の相補マスクパターンを1
枚のマスク内に共存させ、あるいは半導体素子を構成す
る複数層のパターニングのためのマスクパターンを1枚
のマスクに共存させ、マスク交換やマスク自体の移動を
不要にすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、マスクを通して電子線で被加工物を露光
する電子線露光方法において、n個に分割したマスクの
露光領域の個々の領域にマスクパターンを配置したマス
クを使用し、該露光領域全体を露光する露光をn回繰り
返し、各露光ごとに、被加工物を、分割した露光領域に
対応する領域ずつ移動させることを特徴とする電子線露
光方法を提供する。特に、この電子線露光方法におい
て、n個に分割したマスクの露光領域の個々の領域に、
互いに相補マスクパターンとなるパターンを配置したマ
スクを使用する態様を提供する。
【0012】また、本発明は、ステージに載置した被加
工物に、マスクを通して電子線を露光する電子線露光装
置において、該マスクとして、n個に分割したマスクの
露光領域の個々の領域にマスクパターンを配置したマス
クが取り付けられ、該露光領域全体を露光する露光をn
回繰り返すことのできる照射制御手段、及び各露光ごと
に、被加工物を、分割した露光領域に対応する領域ずつ
移動させるこのとできるステージ移動手段が備えられて
いることを特徴とする電子線露光装置を提供する。特
に、この電子線露光装置において、n個に分割したマス
クの露光領域の個々の領域に、互いに相補マスクパター
ンとなるパターンを配置したマスクが取り付けられる態
様を提供する。
【0013】また、本発明は、上述の電子線露光方法を
半導体装置の製造に適用した方法、即ち、マスクを通し
て電子線でウエハを露光することによりウエハ上に半導
体素子を形成する半導体装置の製造方法において、n個
に分割したマスクの露光領域の個々の領域にマスクパタ
ーンを配置したマスクを使用し、該露光領域全体を露光
する露光をn回繰り返し、各露光ごとに、ウエハを、分
割した露光領域に対応する領域ずつ移動させることを特
徴とする半導体装置の製造方法を提供する。特に、この
半導体装置の製造方法において、n個に分割したマスク
の露光領域の個々の領域に、互いに相補マスクパターン
となるパターンを配置したマスクを使用する態様や、1
枚のマスクに、半導体素子の異なる層をパターニングす
るためのマスクパターンが形成されているマスクを使用
する態様を提供する。
【0014】本発明の電子線露光方法によれば、1回の
露光で照射する露光領域をn分割し、分割した個々の領
域に互いに相補の関係となるパターン等を配置したマス
クを用いてウエハ等の被加工物を露光する。この場合、
照射源である電子銃に対してマスクではなく被加工物を
移動させるので、マスク交換やマスク自体の移動が不要
となり、スループットを短縮させることができる。また
本発明において、マスクとして、半導体素子の異なる層
をパターニングするためのマスクパターンを1枚のマス
クに形成したものを使用すると、半導体素子の異なる層
をパターニングするための露光をマスク交換せずに行う
ことができる。したがって、半導体素子の生産性を向上
させることができる。
【0015】さらに、本発明の電子線露光方法によれ
ば、n分割した露光領域に対応する領域ずつ被加工物を
移動させつつ、照射をn回繰り返す。したがって、マス
クとして、n分割したマスクの露光領域の個々の領域に
同一パターンを繰り返し配置したものを使用することに
より、多重露光を行うことができ、マスクの欠陥転写性
を低減させることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明を
詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同
等の構成要素を表している。
【0017】図1は、本発明の一実施例のLEEPLの
露光装置の概略構成図である。この電子線露光装置1A
は、図6に示した従来の電子線露光装置1と同様に、ス
テージに載置したウエハ9等の被加工物に、ステンシル
マスク8を通して電子線を等倍に露光する電子線露光装
置であり、装置上方から、電子銃2、アパーチャマスク
3、コンデンサーレンズ4、ビーム偏向器5、微調整用
ビーム偏向器6、ステンシルマスク8Aを取り付けるマ
スク支持部7、ウエハ9等の被加工物を載置するウエハ
ステージ10からなっている。
【0018】しかしこの電子線露光装置1Aでは、ステ
ンシルマスク8Aとして、その露光領域をn個に分割し
た個々の領域に、互いに相補マスクパターンとなるパタ
ーンが配置されているもの、あるいは半導体素子の異な
る層のパターニングのためのマスクパターンが形成され
ているものが使用される。例えば、図2に示すように、
第1の露光領域30aを2分割した個々の領域に、半導
体素子のD層をパターニングするためのマスクパターン
であって、互いに相補マスクパターンであるパターンD
1とパターンD2を形成し、また、第2の露光領域30
bを2分割した個々の領域に、半導体素子のE層をパタ
ーニングするためのマスクパターンであって、互いに相
補マスクパターンであるパターンE1とパターンE2を
形成したマスク8Aを使用する。
【0019】また、この電子線露光装置1Aには、所定
の露光量で、露光領域30a(又は30b)の全体を露
光する露光をn回繰り返すことのできる照射制御手段と
して、例えば、ブランキング用ビーム偏向器11が設け
られている。
【0020】さらに、各露光ごとに、ウエハ9を、分割
した露光領域に対応する領域ずつ移動させることのでき
るステージ移動手段として、例えば、ステージ駆動モー
タ12が設けられている。
【0021】この電子線露光装置1Aを用いて行う電子
線露光方法の一実施例としては、例えば、まず、図3
(a)に示すウエハ9上の領域9aが、図3(b)に示
すようにパターンD2で露光されるように、ウエハ9を
移動して位置合わせし、パターンD1とパターンD2が
形成されている第1の露光領域30aを所定の露光量で
露光する。図中、ドットで塗りつぶした領域が露光領域
である。
【0022】次に、マスク8Aは移動させることなく、
ウエハ9を露光領域30aの1/2量だけ−x方向に移
動し、図3(c)に示すように、ウエハ9上の領域9a
がパターンD1で露光されるように位置合わせし、前述
と同様に露光領域30aを露光する。これにより、ウエ
ハ9上の領域9aの露光が完了する。
【0023】さらに、ウエハ9を露光領域30aの1/
2量だけ−x方向に移動して図3(d)に示すように位
置合わせし、同様の露光量で露光領域30aを露光する
ことにより、ウエハ9の領域9aの隣の領域9bもパタ
ーンD1とパターンD2の双方で露光され、露光が完了
する。以下同様に露光を続けることによりウエハ9の全
面で、パターンD1とパターンD2で形成される相補マ
スクパターンの露光が完了する。
【0024】同様にして、異なるウエハに対して、パタ
ーンE1とパターンE2で形成される相補マスクパター
ンを露光することができる。
【0025】露光を完了した後は、公知の方法で現像、
エッチング等の工程を行い、半導体装置を製造する。
【0026】以上の実施例では、相補マスクパターンを
露光するために、露光領域を2分割し、ウエハ9の移動
量を露光領域の1/2ピッチとする例を示したが、これ
に限られず、露光領域の分割数nを任意の数とし、ウエ
ハ9の移動量を、露光領域の1/nピッチとすることが
できる。
【0027】図4は、本発明の電子露光方法の他の実施
例で使用するステンシルマスク8Bのマスクパターンの
説明図である。このマスク8Bは、露光領域30を4分
割した個々の領域に、互いに相補マスクパターンである
パターンD1(D1U、D1L)とパターンD2(D
U、D2L)を形成したものである。ここで、パターン
D1UとD1Lとは同一パターンであり、パターンD2U
とD2Lも同一パターンである。
【0028】このマスク8Bを用いて行う電子線露光方
法の一実施例としては、例えば、まず図5(a)に示す
ウエハ9上の領域9aが、図5(b)に示すようにパタ
ーンD2Lで露光されるようにウエハ9を移動して位置
合わせし、露光領域30を、パターンD1U、D1L、D
U、D2Lを露光するために必要な露光量の1/2の露
光量で露光する。次に、図5(c)に示すように、露光
領域30の1/4の領域に対応するウエハ9上の領域だ
けウエハ9を−x方向に移動し、同様の露光量で露光領
域30を露光する。次に、図5(d)に示すように、露
光領域30の1/4の領域に対応するウエハ9上の領域
だけ+y方向に移動し、同様の露光量で露光領域30を
露光する。さらに、図5(e)に示すように、露光領域
30の1/4の領域に対応するウエハ9上の領域だけ+
x方向に移動し、同様の露光量で露光領域30を露光す
る。この4回の露光により、ウエハ9上の領域9aで、
パターンD1(D1U、D1L)とパターンD2(D
U、D2L)からなる相補マスクパターンの露光が完了
する。以下、同様に、ウエハ9を移動させて露光してい
くことにより、ウエハ9の全面でこの相補マスクパター
ンの露光が完了する。この露光方法では、パターンD1
についてもパターンD2についても、それぞれパターン
D1U、D1LあるいはパターンD2U、D2Lという同一
パターンの2回ずつの多重露光が行なわれる。したがっ
て、相補マスクパターンを構成するパターンD1、パタ
ーンD2の1回ずつの露光で露光を完了する場合に比し
て欠陥転写性を低減させることができる。
【0029】この図4のマスク8Bを用いた実施例で
は、ウエハ9上の領域9aについて着目し、ウエハ9を
−x方向、+y方向、+x方向へ順次移動させて露光す
る手順を説明したが、本発明の電子線露光方法において
ウエハの移動手順はこれに限定されない。また、このよ
うに多重露光する場合の露光領域30の分割数nも任意
の数とすることができる。
【0030】さらに、上述した実施例のように等倍のマ
スクを用いてウエハ9にマスクパターンと等倍の露光像
を形成する場合に限らず、電子線露光装置に公知の電子
ビームの収束用のレンズ系を設けることにより、任意の
倍率でウエハにマスクパターンの縮小投影像を形成する
場合にも本発明は適用することができる。
【0031】また、ステンシルマスクの他、メンブレン
タイプのマスクを使用する場合等にも本発明は適用する
ことができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、高解像度のリソグラフ
ィ技術である電子線露光において、相補マスクパターン
を1枚のマスク内に共存させ、あるいは半導体素子を構
成する複数層のパターニングのためのマスクパターンを
1枚のマスクに共存させ、マスク交換やマスク自体の移
動をすることなく、マスクパターンの露光を行うことが
できる。したがって、露光に係るスループットを短縮さ
せることができる。
【0033】また、本発明によれば、同一のマスクパタ
ーンに多重露光を行うことができるので、欠陥転写性を
低減させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のLEEPLの電子線露光装
置の概略構成図である。
【図2】 本発明の実施例で使用するマスクパターンの
説明図である。
【図3】 本発明の実施例の電子線露光方法における、
ウエハ上の露光領域とマスクパターンとの関係図であ
る。
【図4】 本発明の他の実施例で使用するマスクパター
ンの説明図である。
【図5】 本発明の他の実施例の電子線露光方法におけ
る、ウエハ上の露光領域とマスクパターンとの関係図で
ある。
【図6】 従来のLEEPLの電子線露光装置の概略構
成図である。
【図7】 ドットパターンの例である。
【図8】 相補マスクパターンを構成するパターンの例
である。 1A…露光装置、 2…電子銃、 3…アパーチャマス
ク、 4…コンデンサーレンズ、 5…ビーム偏向器、
6…微調整用ビーム偏向器、 7…マスクを載置する
マスク支持部、 8A…マスク、 8B…マスク、 9
…ウエハ、 10…ウエハステージ、 11…ブランキ
ング用ビーム偏向器、 12…ステージ駆動モータ、
20…ドットパターン、 21…電子線遮蔽部、 22
…電子線透過部、 30…露光領域、 30a…第1の
露光領域、 30b…第2の露光領域、

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクを通して電子線で被加工物を露光
    する電子線露光方法において、n個に分割したマスクの
    露光領域の個々の領域にマスクパターンを配置したマス
    クを使用し、該露光領域全体を露光する露光をn回繰り
    返し、各露光ごとに、被加工物を、分割した露光領域に
    対応する領域ずつ移動させることを特徴とする電子線露
    光方法。
  2. 【請求項2】 n個に分割したマスクの露光領域の個々
    の領域に、互いに相補マスクパターンとなるパターンを
    配置したマスクを使用する請求項1記載の電子線露光方
    法。
  3. 【請求項3】 等倍マスクを使用する請求項1又は2記
    載の電子線露光方法。
  4. 【請求項4】 ステージに載置した被加工物に、マスク
    を通して電子線を露光する電子線露光装置において、該
    マスクとして、n個に分割したマスクの露光領域の個々
    の領域にマスクパターンを配置したマスクが取り付けら
    れ、該露光領域全体を露光する露光をn回繰り返すこと
    のできる照射制御手段、及び各露光ごとに、被加工物
    を、分割した露光領域に対応する領域ずつ移動させるこ
    のとできるステージ移動手段が備えられていることを特
    徴とする電子線露光装置。
  5. 【請求項5】 n個に分割したマスクの露光領域の個々
    の領域に、互いに相補マスクパターンとなるパターンを
    配置したマスクが取り付けられる請求項4記載の電子線
    露光装置。
  6. 【請求項6】 等倍マスクが取り付けられ、被加工物に
    マスクパターンと等倍の露光像を形成する請求項4又は
    5記載の電子線露光装置。
  7. 【請求項7】 マスクを通して電子線でウエハを露光す
    ることによりウエハ上に半導体素子を形成する半導体装
    置の製造方法において、n個に分割したマスクの露光領
    域の個々の領域にマスクパターンを配置したマスクを使
    用し、該露光領域全体を露光する露光をn回繰り返し、
    各露光ごとに、ウエハを、分割した露光領域に対応する
    領域ずつ移動させることを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  8. 【請求項8】 n個に分割したマスクの露光領域の個々
    の領域に、互いに相補マスクパターンとなるパターンを
    配置したマスクを使用する請求項7記載の半導体装置の
    製造方法。
  9. 【請求項9】 1枚のマスクに、半導体素子の異なる層
    をパターニングするためのマスクパターンが形成されて
    いるマスクを使用する請求項7記載の半導体装置の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 等倍マスクを使用する請求項7〜9の
    いずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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