JP2002368873A - 車載通信機、及び、携帯通信機 - Google Patents

車載通信機、及び、携帯通信機

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JP2002368873A
JP2002368873A JP2001173037A JP2001173037A JP2002368873A JP 2002368873 A JP2002368873 A JP 2002368873A JP 2001173037 A JP2001173037 A JP 2001173037A JP 2001173037 A JP2001173037 A JP 2001173037A JP 2002368873 A JP2002368873 A JP 2002368873A
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Japan
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communication device
vehicle
program
portable
signal
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JP2001173037A
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English (en)
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Nobuo Kondo
信男 近藤
Kunikazu Suzuki
邦一 鈴木
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載ハンズフリー装置Aにおいて、携帯ハン
ズフリープログラムを携帯電話Bに送る。 【解決手段】 車載ハンズフリー装置Aにおいて、制御
回路260は、携帯電話Bの機種に対応する携帯ハンズ
フリープログラムを選択するとともに、この携帯ハンズ
フリープログラムを送信させるようにベースバンド回路
30及び高周波変復調回路20を制御する。携帯ハンズ
フリープログラムは、ベースバンド回路30を通して高
周波変復調回路20を経てアンテナ10から送信され
る。これにより、携帯ハンズフリープログラムをROM
110に記憶させておけば、この携帯ハンズフリープロ
グラムを携帯電話Bに送ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載通信機、及
び、携帯通信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に車載通信機を設置し、こ
の車載通信機を用いた無線サービスが行われている。例
えば、自動車が事故を起こしたときなどは、車載通信機
が、自動的に事故の位置を電話回線で通報される。
【0003】この通報時には、車両に搭載された車載ス
ピーカを利用して、運転者が電話器を持つことなく音声
通話を行うことが可能になっている。すなわち、車載ス
ピーカを利用するハンズフリー通話が可能になってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハンズフリ
ー通話としては、上述した車載スピーカを利用する以外
に、ハンズフリーキットを用いて行うこともできるもの
の、このハンズフリーキットは、携帯電話に接続する必
要があるため、上述した車載スピーカを利用する場合に
比べて、手間がかかる。
【0005】従って、携帯電話を自動車内に持ち込んだ
ときでも、この携帯電話に加えて車載スピーカを利用し
てハンズフリー通話を行うことができれば、このハンズ
フリー通話をスムーズに行うことができると考えられ
る。
【0006】しかしながら、このように携帯電話に加え
て車載スピーカを利用してハンズフリー通話を行うに
は、携帯電話には、車載通信機に連動して動作させるプ
ログラム(以下、携帯プログラムという)が必要とな
る。さらに、車載通信機には、携帯電話に連動して動作
させるプログラム(以下、車載プログラムという)が必
要となる。
【0007】このため、不特定多数のユーザーに対応す
るには、携帯プログラムとしては、車載通信機の機種に
応じて個別なものが必要となるとともに、車載プログラ
ムとしては、携帯電話の事業者や携帯電話のメーカーに
応じて個別なものが必要になる。
【0008】これに対応するために、携帯電話には、車
載通信機の機種に対応して複数の携帯プログラムを搭載
させるとともに、車載通信機には、携帯電話の事業者や
携帯電話のメーカーに対応して複数の車載プログラムを
搭載させておくことも考えられるが、実用的ではない。
【0009】これは、例えば、携帯電話によっては、車
載通信機の機種に対応して複数の携帯プログラムが搭載
されるとは限らないからである。さらに、車載通信機に
よっては、携帯電話の事業者や携帯電話のメーカーに対
応して複数の車載プログラムが搭載されるとは限らない
からである。
【0010】本発明は、車載通信機において、携帯通信
機が車載通信機自体と連動するための連動プログラムを
搭載させておき、この連動プログラムを携帯通信機に送
信できるようすること目的とする。
【0011】また、本発明は、携帯通信機において、車
載通信機が携帯通信機自体と連動するための連動プログ
ラムを搭載させておき、この連動プログラムを車載通信
機に送信できるようすること目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、車載通信機
は、携帯通信機(B)に送信する送信手段(10、2
0)と、携帯通信機が車載通信機自体と連動するための
連動プログラムを記憶する記憶手段(110)と、記憶
された連動プログラムを携帯通信機に送信させるように
送信手段を制御する送信制御手段(533)とを有する
ことを特徴とする。
【0013】このように、送信制御手段は、連動プログ
ラムを携帯通信機に送信させるように送信手段を制御す
るため、この連動プログラムを記憶手段に記憶させてお
けば、この連動プログラムを携帯通信機に送ることがで
きる。
【0014】ところで、車載通信機が携帯通信機自体と
連動するための連動プログラムを、携帯通信機の記憶手
段に記憶させておき、この連動プログラムを車載通信機
に送信させることも考えられる。
【0015】しかし、一般に、携帯通信機は、内蔵電池
からの給電でプログラムの記憶、送信等の処理が行う。
このため、連動プログラムの記憶、送信等の処理によっ
て、携帯通信機の内蔵電池の残容量を減らす。一方、車
載通信機は、車両のバッテリから給電を受けることがで
き、このバッテリは、携帯通信機の内蔵電池に比べて大
きな容量を有し、かつ、車両の発電器から給電を受ける
ことができる。
【0016】従って、請求項1に記載の発明のように、
携帯通信機が車載通信機自体と連動するための連動プロ
グラムを車載通信機に記憶させておき、この連動プログ
ラムを携帯通信機に送信させる方が、好ましい。
【0017】また、請求項2に記載の発明では、記憶手
段には、携帯通信機の複数の機種に対応する各連動プロ
グラムが記憶されており、利用者の操作を受ける操作部
(90〜93)と、操作部への操作に応じて、携帯通信
機の識別信号を要求する要求信号を送信させるように送
信手段を制御する要求制御手段(521)と携帯通信機
の識別信号を受信する受信手段(522)と、記憶され
た複数の機種に対応する各連動プログラムのうち、受信
された識別信号に対応する連動プログラムを選択する選
択手段(530〜532)とを有し、送信制御手段は、
選択された連動プログラムを、送信させるように送信手
段を制御することを特徴とする。
【0018】このように、車載通信機において、送信制
御手段が、選択された連動プログラムを、送信させるよ
うに送信手段を制御するため、送信手段が、機種に対応
する連動プログラムを携帯通信機に送ることができる。
【0019】また、請求項3に記載の発明では、携帯通
信機は、送信信号を車載通信機に送信する送信手段と、
車載通信機が携帯通信機自体と連動するための連動プロ
グラムを記憶する記憶手段と、記憶された連動プログラ
ムを車載通信機に送信させるように送信手段を制御する
制御手段とを有することを特徴とする。
【0020】このように、携帯通信機において、制御手
段が、記憶された連動プログラムを車載通信機に送信さ
せるように送信手段を制御するため、送信手段が、連動
プログラムを車載通信機に送信させることができる。
【0021】請求項4に記載の発明では、車載通信機
(A)と携帯通信機(B)とを有する通信システムであ
って、車載通信機は、携帯通信機が車載通信機自体と連
動するための連動プログラムを記憶する記憶手段(11
0)と、携帯通信機に送信する車載送信手段(10、2
0)と、携帯通信機の識別信号を要求する要求信号を送
信させるように車載送信手段を制御する要求制御手段
(521)とを具備し、携帯通信機は、車載通信機に送
信する携帯送信手段(230、240)と、携帯通信機
の識別信号を送信させるように携帯送信手段を制御する
識別制御手段(620)とを具備し、車載通信機は、携
帯通信機の識別信号を受信する受信手段(522)と、
記憶された複数の機種に対応する各連動プログラムのう
ち、受信された識別信号に対応する連動プログラムを選
択する選択手段(530〜532)と、選択された連動
プログラムを送信させるように車載送信手段を制御する
送信制御手段(533)とを有することを特徴とする。
【0022】これにより、請求項1に記載の発明と同様
に、送信制御手段が、選択された連動プログラムを送信
させるように車載送信手段を制御するため、車載送信機
が連動プログラムを携帯通信機に送ることができる。
【0023】請求項5に記載の発明では、携帯通信機
(B)に送信する送信手段(10、20)と、携帯通信
機が車載通信機自体と連動するための連動プログラムを
記憶する記憶手段(110)とを具備する車載通信機
に、記憶された連動プログラムを携帯通信機に送信させ
るように送信手段を制御する送信制御手段(533)と
して機能させるプログラム。
【0024】このような連動プログラムを車載通信機に
適用すれば、送信制御手段は、連動プログラムを携帯通
信機に送信させるように送信手段を制御するため、請求
項1に記載の発明と同様に、送信手段は、連動プログラ
ムを携帯通信機に送ることができる。
【0025】請求項6に記載の発明では、車載通信機に
送信する送信手段と、車載通信機が携帯通信機自体と連
動するための連動プログラムを記憶する記憶手段とを具
備する携帯通信機に、記憶された連動プログラムを車載
通信機に送信させるように送信手段を制御する制御手段
として機能させるプログラム。
【0026】このような連動プログラムを携帯通信機に
適用すれば、制御手段は、連動プログラムを車載通信機
に送信させるように送信手段を制御するため、請求項3
に記載の発明と同様に、送信手段は、連動プログラムを
車載通信機に送ることができる。
【0027】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0028】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に本発明の
第1実施形態の通信システムを示す。通信システムは、
車両に搭載された車載ハンズフリー装置(車載通信機)
Aを有する。
【0029】車載ハンズフリー装置Aは、図1に示すよ
うに、アンテナ10、高周波変復調回路20、ベースバ
ンド回路30、制御回路40、デジタル−アナログ変換
器(D/A)50、スピーカ60、マイク70、アナロ
グ−デジタル変換器(A/D)80、常開型スイッチ9
0〜93、レベル変換回路100、ROM110、及
び、RAM120から構成されている。
【0030】アンテナ10は、車室内変調信号を電波を
媒体として送信する一方、車室内通話信号を電波を媒体
として受信する。高周波変復調回路20は、制御回路4
0によって制御されて、車室内通話信号を復調して車室
内復調信号を出力する一方、高周波変復調回路20は、
制御回路40によって制御されて、車室内送話ベースバ
ンド信号を変調して車室内変調信号をアンテナ10に出
力する。
【0031】なお、高周波変復調回路20において、無
線方式(変復調方式)としては、例えば、ブルートゥー
ス方式が採用されている。
【0032】ベースバンド回路30は、制御回路40に
よって制御されて、デジタル信号を送話ベースバンド処
理して車室内送話ベースバンド信号を高周波変復調回路
20に出力する。なお、送話ベースバンド処理として
は、車室内デジタル信号における、誤り訂正符号の追
加、インターリーブ処理等が採用されている。
【0033】ベースバンド回路30は、制御回路40に
よって制御されて、車室内復調信号を受信ベースバンド
処理して車室内受信ベースバンド信号を出力する。な
お、車室内受信ベースバンド処理としては、誤り訂正符
号処理、デインターリーブ処理等が採用されている。
【0034】制御回路40は、後述する如く各種処理を
行うもので、制御回路40は、マイクロコンピュータ及
びデジタルシグナルプロセッサー(DSP)から構成さ
れている。
【0035】デジタル−アナログ変換器50は、制御回
路40によって制御されて、ベースバンド回路30から
の車室内受信ベースバンド信号をデジタル−アナログ変
換してアナログ信号を出力する。スピーカ60は、デジ
タル−アナログ変換器50からのアナログ信号に基づい
て受話音声を出力する。
【0036】マイク70は、送話音声に基づいて送話信
号を出力する。また、アナログ−デジタル変換器80
は、制御回路40によって制御されて、マイク70から
の送話信号をアナログ−デジタル変換してデジタル信号
をベースバンド回路30に出力する。
【0037】常開型スイッチ90〜93は、各々、押下
されてスイッチ信号を出力する。レベル変換回路100
は、常開型スイッチ90〜93からの各スイッチ信号を
各々波形整形して出力信号を制御回路40に出力する。
【0038】ROM110は、制御回路40における各
種処理のコンピュータプログラムを記憶するとともに、
後述する携帯ハンズフリープログラム(連動プログラ
ム)を、携帯電話の機種別に、記憶する。なお、ROM
110としては、書き換え可能な記憶媒体、例えば、フ
ラッシュメモリを採用してもよい。また、RAM120
は、各種データが記憶されている。
【0039】次に、本第1実施形態のコンピュータプロ
グラムの構造について図2を参照して説明する。図2
は、第1実施形態のコンピュータプログラムの構造を示
す図である。
【0040】ROM110には、デバイスドライバー1
10a、音声プログラム110b、データリンクコント
ローラー110c、ファイルトランスファー110d、
車載ハンズフリープログラム110e、及び、プログラ
ムファイルマネージャー110fが記憶されている。
【0041】デバイスドライバー110aは、高周波変
復調回路20及びベースバンド回路30の双方を制御す
るためのプログラムである。音声プログラム110b
は、デジタル−アナログ変換器50及びアナログ−デジ
タル変換器80の双方を制御するためのプログラムであ
る。
【0042】データリンクコントローラー110cは、
後述する携帯電話B等に搭載された小電力無線機とのデ
ータリンクを行うためのプログラムである。
【0043】ファイルトランスファー110dは、携帯
電話B等に搭載された小電力無線機との間で、ファイル
を送受信するためのプログラムである。当該小電力無線
機としては、アンテナ230及び高周波変復調回路24
0から構成されている。
【0044】車載ハンズフリープログラム110eは、
車載ハンズフリー装置自体Aが携帯電話Bと連動して、
スピーカ60及びマイク70によってハンズフリー通話
を行うためのプログラムである。
【0045】プログラムファイルマネージャー110f
は、携帯電話Bから送信された機種識別信号等に対応し
た携帯ハンズフリープログラムを送信するためのプログ
ラムである。携帯ハンズフリープログラムは、携帯電話
Bが車載ハンズフリー装置A自体と連動してスピーカ6
0及びマイク70によってハンズフリー通話を行うため
のプログラムである。
【0046】次に、携帯電話B(携帯通信機)の電気回
路構成について図3を参照して説明する。図3は、携帯
電話の概略電気回路構成を示すブロック図である。
【0047】携帯電話Bは、図3に示すように、アンテ
ナ200、高周波変復調回路210、ベースバンド回路
220、アンテナ230、高周波変復調回路240、ベ
ースバンド回路250、制御回路260、音声回路27
0、スピーカ280、マイク290、ダイヤルボタン3
00、ROM310、RAM320、及び、表示器33
0から構成されている。
【0048】アンテナ200は、高周波変復調回路21
0とともに、携帯電話Bの通信事業者の基地局と無線通
信を行う無線機を構成する。アンテナ200は、基地局
から基地局受信信号を電波を媒体として受信する。一
方、アンテナ200は、基地局変調信号を基地局に電波
を媒体として送信する。
【0049】高周波変復調回路210は、制御回路26
0によって制御されて、基地局受信信号を復調して基地
局復調信号を出力する。一方、高周波変復調回路210
は、制御回路260によって制御されて、後述する基地
局送信ベースバンド信号を変調して基地局変調信号をア
ンテナ200に出力する。
【0050】なお、高周波変復調回路210において、
無線方式としては、例えば、W−CDMA方式等が採用
されている。
【0051】ベースバンド回路220は、制御回路26
0によって制御されて、音声回路270からのデジタル
送信信号を送話ベースバンド処理する。一方、ベースバ
ンド回路220は、制御回路260によって制御され
て、ベースバンド回路250からの処理ベースバンド信
号を送話ベースバンド処理する。
【0052】これにより、ベースバンド回路220は、
音声回路270からのデジタル送信信号と、ベースバン
ド回路250からの処理ベースバンド信号とのいずれか
一方を受けるとともに、この一方を送話ベースバンド処
理してその処理信号を基地局送信ベースバンド信号とし
て高周波変復調回路210に出力する。
【0053】ベースバンド回路220は、制御回路26
0によって制御されて、高周波変復調回路210からの
基地局復調信号を受信ベースバンド処理して、その処理
信号として基地局ベースバンド信号を音声回路270及
びベースバンド回路250のいずれか一方に出力する。
【0054】アンテナ230は、高周波変復調回路24
0とともに、車載ハンズフリー装置Aとの間で無線通信
を行う小電力無線機を構成する。アンテナ230は、車
載ハンズフリー装置Aからの車室内変調信号を電波を媒
体として受信する一方、車載ハンズフリー装置Aに車室
内通話信号を電波を媒体として送信する。
【0055】高周波変復調回路240は、制御回路26
0によって制御されて、アンテナ230で受信された車
室内変調信号を復調して復調信号を出力する。また、高
周波変復調回路240は、制御回路260によって制御
されて、ベースバンド回路250からの基地局通話信号
を変調してその変調信号を上記車室内通話信号としてア
ンテナ230に出力する。
【0056】ベースバンド回路250は、制御回路26
0によって制御されて、ベースバンド回路220からの
基地局送信ベースバンド信号を送信ベースバンド処理し
て、その処置信号を上記基地局通話信号として高周波変
復調回路240に出力する。また、ベースバンド回路2
50は、制御回路260によって制御されて、高周波変
復調回路240からの復調信号を受信ベースバンド処理
して、その処理信号として上記処理ベースバンド信号を
ベースバンド回路220に出力する。
【0057】制御回路260は、ハンズフリー通話等の
各種処理を実行する。音声回路270は、制御回路26
0によって制御されて、ベースバンド回路220からの
基地局送信ベースバンド信号をデジタル−アナログ変換
して、アナログ受信信号を出力する。また、音声回路2
70は、制御回路260によって制御されて、マイク2
90からのアナログ送話信号をアナログ−デジタル変換
してデジタル送信信号をベースバンド回路220に出力
する。
【0058】スピーカ280は、音声回路270からの
アナログ受信信号に基づいて受話音声を出力する。マイ
ク290は、送話音声を受けアナログ送話信号を音声回
路270に出力する。ダイヤルボタン300は、テンキ
ー(「0」〜「9」)、電源キー、通話開始キー等の各
種キーを有する。ROM310は、制御部260の処理
のプログラムを記憶する。RAM320は、各種データ
を記憶する。また、表示器330は、制御回路260に
よって制御されて、各種表示を行う。
【0059】次に、本第1実施形態の作動につき説明す
る。先ず、車載ハンズフリー装置A及び携帯電話Bにお
ける、ハンズフリー通話の処理の一例につき図4、図5
を参照して説明する。
【0060】図4は、車載ハンズフリー装置Aの車載ハ
ンズフリープログラムの着信処理と携帯電話Bの携帯ハ
ンズフリープログラムの着信処理とを示すフローチャー
トである。制御回路40、260は、図4に示すフロー
チャートに従って、ハンズフリー通話の着信処理をそれ
ぞれ実行する。
【0061】以下、携帯電話Bの制御回路260におけ
る、携帯ハンズフリープログラムの着信処理につき説明
する。
【0062】先ず、事業者の基地局からの着呼信号が、
アンテナ200で受信されると、この着呼信号が高周波
変復調回路210を通してベースバンド回路220を経
て制御回路260に送られる。
【0063】すると、制御回路260は、着呼信号とと
もに着信音情報を、ベースバンド回路250に出力する
(スッテプ500)。このため、ベースバンド回路25
0は、着呼信号及び着信音情報を、高周波変復調回路2
40を通してアンテナ230から送信させる。
【0064】次に、車載ハンズフリー装置Aからのフッ
クスイッチ押下信号(スイッチ90が押下された旨を示
す)が、アンテナ230で受信されて、このフックスイ
ッチ押下信号が高周波変復調回路240を通してベース
バンド回路250を通して制御回路260に送られる
(ステップ501)。
【0065】次に、制御回路260は、ステップ502
〜505の処理を、終話信号が受信されるまで繰り返
す。
【0066】すなわち、アンテナ200で、基地局受信
信号(基地局からの受話信号)が受信されると、高周波
変復調回路210によって、基地局受信信号を復調させ
て基地局復調信号を出力させる。これに伴って、ベース
バンド回路220によって、基地局復調信号を受信ベー
スバンド処理させて、基地局ベースバンド信号をベース
バンド回路250に出力させる。
【0067】すると、ベースバンド回路250によっ
て、基地局ベースバンド信号を送信ベースバンド処理さ
せて、基地局通話信号を出力させる。これに伴って、高
周波変復調回路240によって、基地局通話信号を変調
させて、車室内通話信号を出力させる。このため、車室
内通話信号(受話信号)は、アンテナ230から車載ハ
ンズフリー装置Aに送信される。
【0068】また、アンテナ230で、車室内変調信号
(車載ハンズフリー装置Aからの受話信号)が、受信さ
れると、高周波変復調回路240によって、車室内変調
信号を復調させて、復調信号を出力させる。これに伴っ
て、ベースバンド回路250によって、復調信号を受信
ベースバンド処理させて処理ベースバンド信号を出力さ
せる。
【0069】すると、ベースバンド回路220によっ
て、処理ベースバンド信号を送話ベースバンド処理させ
て、基地局送信ベースバンド信号を出力させる。これに
伴って、高周波変復調回路210によって、基地局送信
ベースバンド信号を変調させて基地局変調信号を出力さ
せる。このため、基地局変調信号(送話信号)が、アン
テナ200から基地局に送信される。
【0070】その後、アンテナ230で、終話信号が受
信されて、この終話信号が、高周波変復調回路240を
通してベースバンド回路250を経て制御回路260に
送られると、制御回路260は、上述のステップ502
〜505の処理を停止する。
【0071】次に、車載ハンズフリー装置Aの制御回路
40における、車載ハンズフリープログラムの着信処理
につき説明する。
【0072】先ず、携帯電話Bからの着呼信号及び着信
音情報が、アンテナ10で受信されると、着呼信号及び
着信音情報は、高周波変復調回路20を通してベースバ
ンド回路30を経て制御回路40に送られる(ステップ
600)。
【0073】すると、制御回路40は、着信音情報をデ
ジタル−アナログ変換器50に出力するため、スピーカ
60は、デジタル−アナログ変換器50の出力信号に基
づいて着信音を発生する(ステップ601)。
【0074】次に、制御回路40は、常開型スイッチ9
0(スイッチ「1」)が押下されたか否かを判定する
(ステップ602)。ここで、常開型スイッチ90が押
下されたと判定されると、フックスイッチ押下信号を、
ベースバンド回路30に出力する(ステップ603)。
【0075】このため、ベースバンド回路30は、フッ
クスイッチ押下信号を高周波変復調回路20を通してア
ンテナ10に出力するため、フックスイッチ押下信号
は、アンテナ10から携帯電話Bに送信される。
【0076】次に、制御回路40は、常開型スイッチ9
0が押下されるまで、ステップ604、605の処理を
繰り返す。
【0077】すなわち、アンテナ10で、携帯電話Bか
ら車室内通話信号を受信すると、ステップ604にて、
高周波変復調回路20によって、車室内通話信号を復調
させて車室内復調信号を出力させる。これに伴って、ベ
ースバンド回路30によって、車室内復調信号を受信ベ
ースバンド処理させて、車室内受信ベースバンド信号を
出力させる。
【0078】さらに、デジタル−アナログ変換器50に
よって、車室内受信ベースバンド信号をデジタル−アナ
ログ変換させてアナログ信号を出力させる。このため、
スピーカ60は、アナログ信号に基づいて受話音声を出
力する。
【0079】また、アナログ−デジタル変換器80が、
マイク70からの送話信号を受けると、この送話信号を
アナログ−デジタル変換してデジタル信号を出力する。
これに伴って、ベースバンド回路30によって、デジタ
ル信号を送話ベースバンド処理させて、車室内送話ベー
スバンド信号をさせる。
【0080】さらに、高周波変復調回路20によって、
車室内送話ベースバンド信号を変調させて、車室内変調
信号をアンテナ10に出力させる(ステップ605)。
よって、車室内変調信号(送話信号)は、アンテナ10
から携帯電話Bに送信される。
【0081】ここで、常開型スイッチ90(スイッチ
「1」)が押下されたか否かを判定する(ステップ60
4)。
【0082】ここで、常開型スイッチ90が押下された
と判定されると、終話信号をベースバンド回路30に出
力する(ステップ607)。このため、ベースバンド回
路30によって、終話信号を高周波変復調回路20を通
してアンテナ10に出力させる。このため、終話信号
は、アンテナ10から携帯電話Bに送信される。
【0083】次に、車載ハンズフリー装置A及び携帯電
話Bにおける、ハンズフリー通話の発信処理について図
5を参照して説明する。図5は、車載ハンズフリー装置
Aの車載ハンズフリープログラムの発信処理と携帯電話
Bの携帯ハンズフリープログラムの発信処理とを示すフ
ローチャートである。
【0084】制御回路40、260は、図5に示すフロ
ーチャートに従って、ハンズフリー通話の発信処理をそ
れぞれ実行する。
【0085】先ず、車載ハンズフリー装置Aの制御回路
40における、車載ハンズフリープログラムの着信処理
につき説明する。
【0086】すなわち、常開型スイッチ90〜93の各
々の押下によって、発信先の電話番号の短縮番号が入力
されたか否かを判定する(ステップ601)。ここで、
短縮番号が入力されたと判定されると、短縮番号を、ベ
ースバンド回路30に出力する。これに伴って、ベース
バンド回路30によって、短縮番号を高周波変復調回路
20を通してアンテナ10に出力させる。このため、短
縮番号は、アンテナ10から携帯電話Bに送信される。
その後、図4に示すステップ604〜607と同様の処
理を行う。
【0087】次に、携帯電話Bの制御回路における、携
帯ハンズフリープログラムの発信処理につき説明する。
【0088】先ず、携帯電話Bからの短縮番号がアンテ
ナ230で受信されると、短縮番号が、変復調回路24
0を通してベースバンド回路250を経て制御回路26
0に送られる。
【0089】ここで、RAM320には、短縮番号に対
応する電話番号が記憶されており、制御回路260は、
RAM320から短縮番号に対応する電話番号を呼出す
とともに、この電話番号に対して発信処理を行う(ステ
ップ511)。
【0090】すなわち、電話番号に対する回線接続を基
地局に要求するために、要求信号を、ベースバンド回路
210に出力する。これに伴って、ベースバンド回路2
10によって、要求信号を高周波変復調回路210を通
してアンテナ200に出力させる。このため、要求信号
は、アンテナ210から基地局に送信される。その後、
図4に示すステップ502〜506と同様の処理を行
う。
【0091】ところで、携帯ハンズフリープログラム
は、携帯電話の機種毎に異なるため、ハンズフリー通話
を行うにあたり、携帯電話Bには、その機種に対応する
携帯ハンズフリープログラムを搭載させておく必要があ
る。以下、このように、機種に対応する携帯ハンズフリ
ープログラムを携帯電話Bにダウンロードさせるための
処理について説明する。
【0092】先ず、車両サービスセンターにおいて、そ
の無線機は、各携帯ハンズフリープログラム(及び、車
載ハンズフリープログラム)を車載ハンズフリー装置A
に送信する。
【0093】但し、各携帯ハンズフリープログラムとし
ては、携帯電話の各機種(α機種〜γ機種)に対応す
る。
【0094】すると、車載ハンズフリー装置Aでは、ア
ンテナ10は、各携帯ハンズフリープログラムを電波を
媒体として受信する。この受信された各携帯ハンズフリ
ープログラムは、高周波変復調回路20を経てベースバ
ンド回路30を通して制御回路40に出力される。これ
により、制御回路40は、ROM110に、携帯ハンズ
フリープログラム(及び、車載ハンズフリープログラ
ム)を記憶できる。
【0095】次に、携帯電話Bを車両内に持ち込んだ場
合の、車載ハンズフリー装置Aと携帯電話Bとの処理に
ついて図6、図7を参照して説明する。図6は、携帯電
話Bに対する識別信号の問い合わせ処理を示すフローチ
ャート、図7は、上述したプログラムファイルマネージ
ャーの処理を示すフローチャートである。車載ハンズフ
リー装置Aは、図6に示すフローチャートに従って、識
別信号の問い合わせ処理を実行する。
【0096】先ず、車載ハンズフリー装置Aの制御回路
40において、常開型スイッチ90〜93からの各スイ
ッチ信号に基づいて、携帯ハンズフリープログラムの送
信が要求されているか否かを判定する(ステップ52
0)。例えば、常開型スイッチ90、93だけが押下さ
れたとき、携帯ハンズフリープログラムの送信が要求さ
れていると判定して、ステップ521に進む。
【0097】次に、ステップ521にて、携帯電話の機
種を問い合わせるために、問い合わせ要求信号を生成す
る。これに伴って、この問い合わせ要求信号は、ベース
バンド回路30を通して高周波変復調回路20を経てア
ンテナ10から送信される。
【0098】次に、携帯電話Bにおいて、アンテナ23
0にて問い合わせ要求信号が受信されると、この問い合
わせ要求信号は、高周波変復調回路240を通してベー
スバンド回路250を経て制御回路260に送られる。
すると、制御回路260は、機種の識別を示す回答信号
を生成する(ステップ620)。よって、回答信号は、
ベースバンド回路250を通して高周波変復調回路24
0を経てアンテナ230から送信される。
【0099】次に、車載ハンズフリー装置Aにおいて、
回答信号をアンテナ10で受信すると、この回答信号
は、高周波変復調回路20を通してベースバンド回路4
0を通して制御回路40に送られる。このため、制御回
路40は、回答信号の識別コードをRAM120に記憶
させる(ステップ522)。
【0100】次に、車載ハンズフリー装置Aの制御回路
40において、図7に示すフローチャートに従って、プ
ログラムファイルマネージャーの処理を実行する。
【0101】先ず、RAM120から識別コードを呼出
し、この識別コードに基づいて、携帯電話Bが機種αで
あるか否かを判定する(スッテプ530)。携帯電話B
が機種αであるとき、ステップ530Aに進む。する
と、機種αに対応する携帯ハンズフリープログラムをR
OM110から選択する。
【0102】次に、ステップ530にて、携帯電話Bが
機種α以外の機種であると判定されたとき、携帯電話B
が機種βであるか否かを判定する(ステップ531)。
ここで、携帯電話Bが機種βであるとき、ステップ53
1Aに進む。すると、機種βに対応する携帯ハンズフリ
ープログラムをROM110から選択する。
【0103】次に、ステップ531にて、携帯電話Bが
機種β以外の機種であると判定されたとき、携帯電話B
が機種γであるか否かを判定することになる(ステップ
532)。ここで、携帯電話Bが機種γであると判定さ
れたとき、ステップ412Aに進む。すると、機種γに
対応する携帯ハンズフリープログラムをROM110か
ら選択する。
【0104】ここで、ステップ530A〜532Aにお
いて、上述の如く、携帯ハンズフリープログラムが選択
されると、この携帯ハンズフリープログラムは、ベース
バンド回路30を通して高周波変復調回路20を経てア
ンテナ10から送信される(ステップ533)。
【0105】この結果、携帯電話Bにおいて、携帯ハン
ズフリープログラムがアンテナ230で受信されると、
携帯ハンズフリープログラムは、高周波変復調回路24
0を経てベースバンド回路250を通して制御回路26
0に送られる。これに伴って、制御回路260は、携帯
ハンズフリープログラムを、RAM320に記憶させ
る。
【0106】なお、ステップ5322で、携帯電話Bが
機種α〜γ以外の機種であると判定されると、選択でき
る携帯ハンズフリープログラムが無い旨が、携帯電話B
に送信される。このため、携帯電話Bは、上記選択でき
る携帯ハンズフリープログラムが無い旨を、音声、或い
は、表示等でユーザに通知できる。
【0107】以下、本第1実施形態の特徴につき述べ
る。車載ハンズフリー装置A(車載通信機)において、
制御回路260は、携帯電話B(携帯通信機)の機種に
対応する携帯ハンズフリープログラムを選択するととも
に、この携帯ハンズフリープログラムを送信させるよう
にースバンド回路30及び高周波変復調回路20を制御
する。すると、携帯ハンズフリープログラムは、ベース
バンド回路30を通して高周波変復調回路20を経てア
ンテナ10から送信される。これにより、携帯ハンズフ
リープログラムをRAM320に記憶させておけば、こ
の携帯ハンズフリープログラムを携帯電話Bに送ること
ができる。
【0108】例えば、携帯ハンズフリープログラムの改
良版が必要となったとき、その改良版の携帯ハンズフリ
ープログラムを車載ハンズフリー装置Aにダウンロード
すれば、そのダウンロードされた携帯ハンズフリープロ
グラムを携帯電話Bにダウンロードすることもできる。
【0109】ここで、車載ハンズフリー装置Aは、携帯
電話Bに対してその機種を問い合わせるために、携帯電
話Bから識別信号を送信させるようにし、この識別信号
に基づいて携帯ハンズフリープログラムを選択する。こ
のため、機種に対応する携帯ハンズフリープログラム
を、携帯電話Bに送ることができる。
【0110】ところで、携帯電話Bが車載ハンズフリー
プログラムを記憶させておき、この車載ハンズフリープ
ログラムを車載ハンズフリー装置Aに送信させることも
考えられる。
【0111】しかし、一般に、携帯電話Bは、その内蔵
電池からの給電で、車載ハンズフリープログラムの記
憶、送信等の処理を行う。このため、車載ハンズフリー
プログラムの記憶、送信等の処理によって、内蔵電池の
残容量を減らす。
【0112】一方、車載ハンズフリー装置Aは、車両の
バッテリから給電を受けることができ、このバッテリ
は、携帯電話Bの内蔵電池に比べて大きな容量を有し、
かつ、車両の発電器から給電を受けることができる。
【0113】従って、上記第1実施形態のように、携帯
ハンズフリープログラムを車載ハンズフリー装置Aに記
憶させておき、この携帯ハンズフリプログラムを携帯電
話Bに送信させる方が、好ましい。
【0114】なお、上記第1実施形態では、車載ハンズ
フリー装置Aに携帯ハンズフリープログラムを搭載させ
ておき、この携帯ハンズフリープログラムを携帯電話B
に送信させる例につき説明したが、これに限らず、携帯
電話Bに車載ハンズフリープログラムを搭載させてお
き、この車載ハンズフリープログラムを車載ハンズフリ
ー装置Aに送信するようにしてもよい。
【0115】例えば、携帯電話Bが、車載ハンズフリー
プログラムをダウンロードしてRAM320に記憶させ
ておき、制御回路260は、車載ハンズフリープログラ
ムを車載ハンズフリー装置Aに送信させるようにベース
バンド回路250及び高周波変復調回路230を制御す
る。このため、ベースバンド回路250は、車載ハンズ
フリープログラムを高周波変復調回路240を通してア
ンテナ230から送信させる。
【0116】(第2実施形態)本第2実施形態では、車
載ハンズフリー装置を車内LANシステムに適用した例
につき図8を参照して説明する。図8は、車内LANシ
ステムの概略構成を示す。
【0117】車内LANシステムは、図8に示すよう
に、アンテナ10、高周波変復調回路20、ベースバン
ド回路30、制御回路40、スピーカ60、マイク7
0、常開型スイッチ90〜93、ROM110、RAM
120、LAN駆動装置(LANドライバー/レシー
バ)130、ハンズフリーコントローラ140、表示装
置150、カーオーディオ160、及び、カーエアコン
170から構成されている。図8において、図1中の同
一符号は、同一物、或いは、実質的同一物をを示す。
【0118】制御回路40は、LAN駆動装置130を
通して車内LAN180に接続されており、車内LAN
180には、ハンズフリーコントローラ140、表示装
置150、カーオーディオ160、及び、カーエアコン
170が接続されている。
【0119】LAN駆動装置130は、制御装置40の
出力信号を電力増幅して車内LAN180に出力する。
ハンズフリーコントローラ140は、図1に示すアナロ
グ−デジタル変換器80の役割を果たす。
【0120】表示装置150は、常開型スイッチ90〜
93とともに、タッチスイッチ付のタッチパネルを構成
する。カーオーディオ160は、オーディオ装置本来の
機能に加えて、図1に示すデジタル−アナログ変換器5
0の役割を果たすため、カーオーディオ160は、受話
音声をスピーカ60から出力させることができる。
【0121】なお、本発明の実施にあたり、車載ハンズ
フリー装置A及び携帯電話Bの間では、電波を媒体とす
る無線方式に限らず、赤外線を媒体とする無線方式を採
用するようにしてもよい。
【0122】さらに、本発明の実施にあたり、携帯通信
機としては、携帯電話に限らず、PHS等を採用しても
よい。
【0123】なお、上記各実施形態では、連動プログラ
ムとして、ハンズフリー通話を行うための携帯ハンズフ
リープログラムを採用した例につき説明したが、これに
限らず、連動プログラムとして、以下のような、メモリ
アドレスプログラムを採用してもよい。
【0124】このメモリアドレスプログラムとしては、
車載通信機に搭載された車載メモリアドレスプログラム
と、携帯電話(携帯通信機)に搭載され携帯メモリアド
レスプログラムとから構成されており、携帯メモリアド
レスプログラムは、各発信先名とその発信先毎の電話番
号とをメモリに記憶して、電話番号を入力することな
く、発信先を指定するだけで、発信できる機能を果た
す。
【0125】さらに、携帯メモリアドレスプログラム
は、車載通信機から要求信号が携帯電話に送られると、
各発信先名とその発信先毎の電話番号とを車載通信機に
送信する機能を果たす。
【0126】また、車載メモリアドレスプログラムとし
ては、携帯電話から送信された各発信先名とその発信先
毎の電話番号とをメモリに記憶させるとともに、この記
憶された各発信先名とその発信先毎の電話番号と基づい
て、車載通信機側で電話番号を入力することなく、発信
できる機能を果たす。
【0127】さらに、車載メモリアドレスプログラムと
しては、車載通信機側で、発信先名とその電話番号が入
力されれば、この発信先名とその電話番号とを携帯電話
に送信する機能を果たす。このため、携帯電話では、そ
の送信された発信先名とその電話番号に基づいて発信で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車載ハンズフリー
装置の電気回路構成を示すブロック図である。
【図2】上記車載ハンズフリー装置に記憶されたプログ
ラムの構造を示す図である。
【図3】上記第1実施形態に係る携帯電話の電気回路構
成を示すブロック図である。
【図4】上記車載ハンズフリー装置及び携帯電話の作動
の一部を示すフローチャートである。
【図5】上記車載ハンズフリー装置及び携帯電話の作動
の残りを示すフローチャートである。
【図6】上記車載ハンズフリー装置及び携帯電話の作動
の残りを示すフローチャートである。
【図7】上記車載ハンズフリー装置及び携帯電話の作動
の残りを示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施形態の車内LANシステムの
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】 10…アンテナ、20…高周波変復調回路、30…ベー
スバンド回路、260…制御回路、320…RAM、A
…車載ハンズフリー装置、B…携帯電話。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 AA16 BB02 HH03 5K067 BB03 DD17 EE35 FF38 GG01 GG11 HH23 KK13 KK15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯通信機(B)に送信する送信手段
    (10、20)と、 前記携帯通信機が車載通信機自体と連動するための連動
    プログラムを記憶する記憶手段(110)と、 前記記憶された連動プログラムを前記携帯通信機に送信
    させるように前記送信手段を制御する送信制御手段(5
    33)と、 を有することを特徴とする車載通信機。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段には、前記携帯通信機の複
    数の機種に対応する各連動プログラムが記憶されてお
    り、 利用者の操作を受ける操作部(90〜93)と、 前記操作部への操作に応じて、前記携帯通信機の識別信
    号を要求する要求信号を送信させるように前記送信手段
    を制御する要求制御手段(521)と前記携帯通信機の
    識別信号を受信する受信手段(522)と、 前記記憶された複数の機種に対応する各連動プログラム
    のうち、前記受信された識別信号に対応する連動プログ
    ラムを選択する選択手段(530〜532)とを有し、 前記送信制御手段は、前記選択された連動プログラム
    を、送信させるように前記送信手段を制御することを特
    徴とする請求項1に記載の車載通信機。
  3. 【請求項3】 送信信号を車載通信機に送信する送信手
    段と、 前記車載通信機が携帯通信機自体と連動するための連動
    プログラムを記憶する記憶手段と、 前記記憶された連動プログラムを前記車載通信機に送信
    させるように前記送信手段を制御する制御手段とを有す
    ることを特徴とする携帯通信機。
  4. 【請求項4】 車載通信機(A)と携帯通信機(B)と
    を有する通信システムであって、 前記車載通信機は、 前記携帯通信機が車載通信機自体と連動するための連動
    プログラムを記憶する記憶手段(110)と、 前記携帯通信機に送信する車載送信手段(10、20)
    と、 前記携帯通信機の識別信号を要求する要求信号を送信さ
    せるように前記車載送信手段を制御する要求制御手段
    (521)とを具備し、 前記携帯通信機は、 前記車載通信機に送信する携帯送信手段(230、24
    0)と、 前記携帯通信機の識別信号を送信させるように前記携帯
    送信手段を制御する識別制御手段(620)とを具備
    し、 前記車載通信機は、 前記携帯通信機の識別信号を受信する受信手段(52
    2)と、 前記記憶された複数の機種に対応する各連動プログラム
    のうち、前記受信された識別信号に対応する連動プログ
    ラムを選択する選択手段(530〜532)と、 前記選択された連動プログラムを送信させるように前記
    車載送信手段を制御する送信制御手段(533)とを有
    することを特徴とする通信システム。
  5. 【請求項5】 携帯通信機(B)に送信する送信手段
    (10、20)と、 前記携帯通信機が車載通信機自体と連動するための連動
    プログラムを記憶する記憶手段(110)とを具備する
    車載通信機に、 前記記憶された連動プログラムを前記携帯通信機に送信
    させるように前記送信手段を制御する送信制御手段(5
    33)として機能させるプログラム。
  6. 【請求項6】 車載通信機に送信する送信手段と、 前記車載通信機が携帯通信機自体と連動するための連動
    プログラムを記憶する記憶手段とを具備する携帯通信機
    に、 前記記憶された連動プログラムを前記車載通信機に送信
    させるように前記送信手段を制御する制御手段として機
    能させるプログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009253603A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Denso Corp 車載ハンズフリー装置
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