JP2002366490A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2002366490A
JP2002366490A JP2001172746A JP2001172746A JP2002366490A JP 2002366490 A JP2002366490 A JP 2002366490A JP 2001172746 A JP2001172746 A JP 2001172746A JP 2001172746 A JP2001172746 A JP 2001172746A JP 2002366490 A JP2002366490 A JP 2002366490A
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Yoshihiko Aoki
喜彦 青木
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地図や電子メールなどを表示する表示装置に
おいて、その装置に蓄積された電子メールの表示が良好
に行えるようにする。 【解決手段】 地図情報を得る地図情報取得手段と、電
子メール情報を受信する受信手段と、受信手段が受信し
た電子メール情報を蓄積する蓄積手段と、地図情報取得
手段が得た地図情報に基づいた地図表示を行う表示手段
と、蓄積手段に蓄積された電子メール情報に位置情報が
含まれるとき、表示手段で表示された地図中の、位置情
報で示される座標位置に、電子メールが存在すること
を、所定の態様201,202,203で表示させる制
御手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図を表示可能な
表示装置に関し、特にPDA(Personal DigitalAssist
ants )等と称される携帯可能な比較的小型の電子機器
に適用して好適な表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶ディスプレイなどの表示パネ
ルを備えた携帯可能な比較的小型の電子機器が各種開発
されている。例えば、PDAと称される携帯情報端末の
場合には、画面の対角線の長さが十数cm前後の比較的小
型の表示パネルを備えて、その表示パネルに各種情報を
表示させることが可能である。
【0003】このような装置に、道路地図などの地図情
報が記憶されている場合には、表示パネルに、任意の位
置の道路地図や地形図などを表示することができる。ま
た、例えばGPS(Global Positioning System )など
の測位システム用の測位装置が端末に内蔵されている場
合には、自動的に現在位置を測位して、その測位した現
在位置の近傍の地図を表示させるようなこともできる。
【0004】また、携帯情報端末が、携帯電話端末や固
定電話機に接続可能な端子、又はブルートゥース(Blue
tooth :商標)などの無線通信手段を備えて、無線又は
有線の電話回線を介してインターネットや特定のネット
ワークなどに接続させて、ホームページの閲覧や、電子
メールの受信又は送信を行うことも可能である。この場
合、携帯情報端末が携帯電話端末としての無線通信手段
を内蔵して、携帯情報端末単独でインターネットなどに
接続できるようにすることも考えられる。
【0005】このような携帯情報端末で電子メールを表
示させる際には、例えば受信したメールのリストを画面
中に表示させて、そのリストの中からカーソルキーなど
の操作でユーザが読みたいメールを選択することで、そ
のメールの本文の表示画面に移るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、電子
メールの普及に伴って、個人が扱う電子メール数が非常
に多くなっている。メールの種類についても、特定の個
人間で伝送される親書としてのメールだけでなく、広告
媒体として業者から伝送されるメールなども存在する。
受信するメールの数が多くなると、受信メールのリスト
を表示させたときに、多数のメールが表示されることに
なり、そのリスト表示中からユーザは送信元のアドレス
やタイトル(サブジェクト)などを見て、必要なメール
を判断するようにしている。
【0007】ところが、受信した電子メールの数が多く
なると、リストで表示されたアドレスやタイトルだけで
は、大事なメールを見逃してしまう可能性があり、従来
の受信メールのリスト表示は、必ずしも使い易い表示形
態とは言えない問題があった。
【0008】本発明はかかる状況に鑑みてなされたもの
であり、地図や電子メールなどを表示する表示装置にお
いて、その装置に蓄積された電子メールの表示が良好に
行えるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、地図情報を得
る地図情報取得手段と、電子メール情報を受信する受信
手段と、受信手段が受信した電子メール情報を蓄積する
蓄積手段と、地図情報取得手段が得た地図情報に基づい
た地図表示を行う表示手段と、蓄積手段に蓄積された電
子メール情報に位置情報が含まれるとき、表示手段で表
示された地図中の、位置情報で示される座標位置に、電
子メールが存在することを、所定の態様で表示させる制
御手段とを備えたものである。
【0010】本発明によると、地図を表示させたとき
に、その地図で表示された範囲内の特定箇所から発信さ
れた電子メールが蓄積手段に蓄積されているとき、その
ことが、該当する発信位置などを示す座標位置に、所定
の態様で電子メールの存在が表示されようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施の形態について説明する。
【0012】本例の表示装置は、携帯用として比較的小
型に構成された表示装置としてあり、地図や電子メール
などの各種情報を表示する携帯情報端末として構成して
ある。
【0013】図1は、本例の携帯情報端末100の内部
構成を示したブロック図である。本例の携帯情報端末1
00は、各部の動作制御を行う中央制御ユニット(CP
U)101を備え、その中央制御ユニット101と内部
バスで接続されたROM102,RAM103及びグラ
フィックコントローラ104を備える。中央制御ユニッ
ト101は、表示させるための地図情報や電子メール情
報などを取得する情報取得手段として機能し、その取得
した情報をグラフィックコントローラ104に接続され
た表示部105で表示させる処理を行う。
【0014】ROM102には、情報の取得や表示動作
などを行う上で必要なプログラムや、道路地図情報など
の表示に使用される情報が予め記憶されている。また、
本例の場合には後述する住所から緯度経度情報に変換す
るためのデータベースについてもROM102に予め記
憶させてあるものとする。RAM103は、中央制御ユ
ニット101などでの演算処理時のデータの一時記憶
や、外部から供給されたデータの記憶などに使用され
る。後述する電子メール情報の記憶についても、RAM
103が使用される。なお、これらの記憶手段は、端末
100に内蔵された記憶手段の他に、例えばメモリカー
ドなどの着脱自在な記憶手段を使用しても良い。或い
は、ハードディスクなどの磁気的又は光学的に記憶する
手段を使用しても良い。
【0015】グラフィックコントローラ104は、中央
制御ユニット101からの指示に基づいて、表示部10
5で道路地図などの図形や文字などを表示させる処理を
実行する。表示部105は、ここでは液晶表示パネル1
06と、バックライト107と、タッチパネル108と
で構成されて、バックライト107で背面から照明され
た液晶表示パネル106に、文字や図形が表示される。
液晶表示パネル106とバックライト107には、PW
Mドライバ109から駆動信号が供給される。そして、
液晶表示パネル106の上に配置されたタッチパネル1
08が、指又は入力用のペンで触れられたとき、その触
れられた位置の情報を、アナログ/デジタル変換器11
7を介して中央制御ユニット101に供給し、中央制御
ユニット101がパネル上を触れた位置を判断できるよ
うにしてある。
【0016】また本例の携帯情報端末100は、電源ボ
タン112と、複数の操作ボタン113を備えて、中央
制御ユニット101がそれらのボタン112,113の
操作を判別するようにしてある。また、発光ダイオード
114を備えて、そのときの端末100の状態(例えば
電源オンの状態,スタンバイ状態など)に応じて中央制
御ユニット101が発光状態を制御するようにしてあ
る。
【0017】また本例の携帯情報端末100は、GPS
(Global Positioning System )用の受信部115を備
えて、人工衛星から送信される測位信号をこの受信部1
15に組み込まれたアンテナを介して受信し、その受信
部115内で受信した測位信号の演算処理で、携帯情報
端末100の現在位置を測位するようにしてある。受信
部115で測位された現在位置の情報は、中央制御ユニ
ット101に供給する。
【0018】また本例の携帯情報端末100は、中央制
御ユニット101に接続されたモデム116を備えて、
このモデム116を介して外部の機器と通信を行うこと
ができる構成としてある。即ち、モデム116に取付け
られた端子117に、電話機などの通信手段(ここでは
携帯電話端末120)をケーブルで接続することで、そ
の接続された通信手段と携帯情報端末100との間でデ
ータ転送を行うことができる。このデータ転送のための
モデム116からのデータ送信及びモデム116でのデ
ータ受信は、中央制御ユニット101の制御で実行され
る。
【0019】そして、例えば携帯電話端末120をモデ
ム116に接続したときには、この携帯電話端末120
を使用して無線電話回線に接続させて、インターネット
などの所定のネットワークのサーバに接続させて、種々
のホームページの閲覧や、電子メール情報の送信や受信
を行うことができる。
【0020】携帯情報端末100の電源としては、二次
電池又は一次電池で構成されるバッテリ110を備え
て、このバッテリ110から取り出された電源電圧を、
DC/DCコンバータ111で必要な電圧に変換して、
端末100内の各回路に供給する。このDC/DCコン
バータ111から各回路への電源の供給は、中央制御ユ
ニット101の制御により実行される。
【0021】図2は、本例の携帯情報端末100の形状
の一例を示した図である。図2に示すように、ここでは
端末100を構成する筐体の表面のほぼ中央に、液晶表
示パネル106を備えた表示部105が配置してある。
そして、表面の下側に電源ボタン112及び操作ボタン
113が配置してあり、表面の上端に発光ダイオード1
14が配置してある。
【0022】また、携帯情報端末100の所定箇所(こ
こでは側面)に端子117が配置してあり、電子メール
の受信などを行う際には、この端子117を使用して携
帯電話端末120と接続する。即ち、接続ケーブル13
0の一端のコネクタ131を、携帯情報端末100の端
子117に接続し、ケーブル130の他端のコネクタ1
32を、携帯電話端末120の端子に接続して、携帯情
報端末100と携帯電話端末120との間で接続ケーブ
ル130を介してデータ転送できるようにする。なお、
携帯情報端末100と携帯電話端末120との間でのデ
ータ転送は、電波又は赤外線による無線伝送で行うよう
にしても良い。
【0023】次に、本例の携帯情報端末100で、電子
メールを受信し表示する際の処理を説明する。
【0024】まず、図2に示すように携帯情報端末10
0に携帯電話端末120を接続して、電子メールを受信
する際の処理を、図3のフローチャートを参照して説明
すると、接続された携帯電話端末120では無線電話回
線により所定のサーバに接続させる(ステップS1
1)。そして、そのサーバに蓄積されたユーザのアドレ
ス宛の電子メールを受信し、その受信した電子メール情
報を携帯電話端末120から携帯情報端末100に転送
させて、携帯情報端末100内のRAM103に保存さ
せる(ステップS12)。この電子メール情報の受信と
保存の処理は、例えば携帯情報端末100の中央制御ユ
ニット101の制御で実行される。
【0025】そして、中央制御ユニット101は、RA
M103に保存された受信メールに、緯度経度情報が添
付されているか否か判断する(ステップS13)。この
判断で、緯度経度情報が添付されている場合には、その
緯度経度情報を、該当するメールの付属データとして、
RAM103に格納しておく(ステップS14)。
【0026】また、ステップS13の判断で、緯度経度
情報が添付されてないと判断したときには、受信メール
に住所のデータが含まれているか否か判断する(ステッ
プS15)。この判断で、住所のデータが含まれている
場合には、この携帯情報端末100のROM102など
に予め用意された変換用のデータベースを使用して、住
所を緯度経度に変換する(ステップS16)。
【0027】ここでの変換とは、例えば市区町村名と町
名と番地から、その住所で示された絶対的な位置の緯度
経度を判断する処理である。番地などの正確な住所が判
らない場合には、その町の中心地などの代表となる位置
の緯度経度としても良い。また、この端末100内に住
所から緯度経度への変換用のデータベースが用意されて
ない場合には、例えば接続された携帯電話端末120を
使用して、そのようなデータベースが用意されたサーバ
にアクセスし、そのサーバで変換させるようにしても良
い。また、電話番号から住所を検索することができるデ
ータベースにアクセスできる場合には、メールに含まれ
た電話番号から緯度経度を得るようにしても良い。ま
た、個人的なメールなどの場合で、予め特定のアドレス
に対する経度緯度が端末100内に登録されている場合
には、該当するアドレスのメールを受信したとき、その
アドレスから登録された経度緯度を判断するようにして
も良い。
【0028】そして、ステップS16で緯度経度に変換
されたとき、ステップS14に移って、該当する受信メ
ールの付属データとして、その変換された緯度経度情報
をRAM103に格納しておく。
【0029】また、ステップS15の判断で、このとき
の受信メールに住所のデータが含まれてないと判断した
ときには、緯度経度のデータを得ることは不可能である
と判断して、緯度経度情報のRAM103への格納は実
行しない。
【0030】図4は、このようにしてRAM103に格
納させた電子メール情報のデータベースの例を示した図
である。ここでは、それぞれの電子メールに対して、送
信元アドレスと、メールのタイトルであるメールサブジ
ェクトと、メール本文と、緯度経度の位置情報と、情報
種類と、未読フラグの6種類の情報が記憶させてある。
緯度経度の位置情報については、既に図3のフローチャ
ートで説明した処理で格納される情報である。情報種類
については、メールの発信元を分類した種類であり、こ
こでは友人,会社などの個人的なメールである場合の発
信元の種類と、宣伝のメールである場合に、その宣伝の
メールの発信元の業種別の種類(ここでは飲食,衣類な
ど)とがある。なお、種類が不明なメールである場合に
は、種類不明と設定しておく。未読フラグについては、
該当する電子メールを受信してから、メール本文を表示
させたことがないとき、フラグ=1を設定し、一度でも
表示させて未読でなくなったとき(即ち既読になったと
き)、フラグ=0を設定するものである。なお、この図
4に示したデータベースの電子メールデータは、この携
帯情報端末100のユーザの操作によって、不要なメー
ルのデータは削除することが可能である。
【0031】このようにして携帯情報端末100内のR
AM103に電子メール情報が保存されると、本例の端
末100の表示部105に地図を表示させたとき、その
地図中に電子メールがあることが表示されるようにして
ある。図5は、この地図表示時の処理を示したフローチ
ャートである。まず、中央制御ユニット101は、地図
の表示範囲を設定する(ステップS21)。この地図の
表示範囲の設定は、ユーザの操作ボタン113の操作で
任意の位置を設定する場合や、受信部115で測位した
現在位置を中心として表示範囲を設定する場合などがあ
る。
【0032】そして、ステップS21で設定された地図
の表示範囲内を座標位置とする電子メールが、電子メー
ルのデータベース内に存在するか否か判断する(ステッ
プS22)。この判断で、該当する座標位置の電子メー
ルデータがデータベース内に存在するときには、その存
在するメールの種類を、データベース中の種類のデータ
から判定する(ステップS23)。その後、該当するメ
ールは未読か既読か判断し(ステップS24)、未読で
ある場合には、そのメールの種類に対応したマークを、
未読の形式で地図中に表示させるように設定する(ステ
ップS25)。また、既読である場合には、そのメール
の種類に対応したマークを、既読の形式で地図中に表示
させるように設定する(ステップS26)。
【0033】ステップS25又はS26でのマークの表
示設定を行うと、表示範囲内を座標位置とする別の電子
メールが存在するか否か判断する(ステップS27)。
この判断で、別の電子メールが存在すると判断したとき
には、ステップS23に戻り、該当する表示範囲内の全
ての電子メールに対するマークの表示設定を行う。
【0034】ステップS27で該当する表示範囲内の全
ての電子メールに対するマークの表示設定が行われたと
判断したときには、ステップS25又はS26で設定さ
れたマークが表示される地図を、グラフィックコントロ
ーラ104に描画させ(ステップS28)、その描画さ
れた地図を表示部105で表示させる(ステップS2
9)。なお、ステップS22で表示範囲内を座標位置と
する電子メールがデータベースに蓄積されてないと判断
したときには、ステップS28に直接移って、電子メー
ルのマークのない地図を描画させて表示させる。
【0035】図6,図7は、このようにして地図を表示
させた例を示した図である。図6に示すように、ここで
は携帯情報端末100の表示部105に現在位置の近傍
の道路地図を表示させた例としてある。表示部105に
表示された道路地図には、ほぼ中央部に現在位置を示す
マーク200が表示させてある。この現在位置は、例え
ばGPS受信部115での測位信号の受信により測位さ
れるものである。そして、表示された地図上に、電子メ
ールの蓄積があることを示すマーク201,202,2
03が、そのメール毎に判断して保持された緯度経度に
対応した地図上の座標位置に表示される。
【0036】このとき、それぞれのメールがあることを
示すマーク201,202,203としては、図4に示
したデータベース中の種類データに基づいて、マークの
種類を設定してあり、例えば、種類「友人」の場合に、
家を示すマーク201で表示させてあり、種類「飲食」
の場合に、食べ物を示すマーク202で表示させてあ
り、種類「衣類」の場合に、衣類を示すマーク203で
表示させてある。
【0037】さらに、この図6の例で、衣類を示すマー
ク203で表示された電子メールは、未読フラグ=1で
ある場合のメール(即ち未読のメール)である場合であ
り、このマーク203は、他のメール表示マーク20
1,202とは区別できる態様で表示させてある。図6
の例では、衣類の表示を囲って示して、目立つようにし
たマーク203としてある。
【0038】そして、例えば図6の衣類を示す未読のマ
ーク203で表示された電子メールの本文をこの端末1
00で表示させて、該当するメールが既読のメールに変
化したときには、例えば図7に示すように、その位置に
表示されるマークが、種類「衣類」を示す既読のマーク
204に変化する。この例では、図6に示した衣類の表
示を囲っていたものが消えた表示になる。
【0039】図8は、本例の携帯情報端末100で、図
6,図7に示すようにメール表示マークが表示された地
図を表示させた状態から、電子メールを表示させるとき
の処理を示したフローチャートである。このメールを表
示させる処理は、例えば表示部105の液晶表示パネル
106に、図6,図7に示すように地図を表示させた状
態で、その液晶表示パネル106の上に配置されたタッ
チパネル108を使用した操作を中央制御ユニット10
1が検出して、中央制御ユニット101の制御で行うよ
うにしてある。タッチパネル108の代わりに、画面中
にカーソルを表示させて、カーソルキーなどの方向を指
示するキー操作で、同様の操作を行うようにしても良
い。
【0040】まず、中央制御ユニット101は、表示さ
れた地図のメールのマーク(例えば図6に示すマーク2
01,202,203のいずれか)の上のタッチパネル
108が触れられたか否か判断する(ステップS3
1)。この判断で、該当する位置のタッチパネル108
が触れられたと判断したとき、その電子メールの本文を
表示部105に表示させる(ステップS32)。
【0041】この電子メールの本文を表示させた状態
で、さらにタッチパネル108又は操作ボタン113の
操作などで、元の地図表示に戻す操作が行われたか否か
判断する(ステップS33)。この地図表示に戻す操作
がないときには、ステップS32でのメール本文の表示
が継続して行われる。なお、メール本文の表示が行われ
た状態で、ユーザの操作に基づいて、関連する他のメー
ルやホームページの表示に移ったり、電子メールの添付
ファイルの表示に移るようにしても良い。
【0042】そして、ステップS33の判断で、地図表
示に戻す操作が行われたと判断したときには、そのとき
表示させたメールが未読のメールであったか否か判断す
る(ステップS34)。この判断は、メールデータベー
スの未読フラグのデータを使用して判断する。ここで、
未読のメールであった場合には、該当する電子メールの
未読フラグを1から0に変化させ、地図表示させる際の
該当するメールのマークを、既読の種類のマークに変化
させる(ステップS35)。そして、表示部105での
表示を、メールのマークを含む地図表示に戻す(ステッ
プS36)。ステップS34で、既読のメールであると
判断したときには、メール表示マークはそのままでステ
ップS36の地図表示とする。ステップS36の地図表
示が行われると、ステップS31のメール読出し指示の
判断に戻る。
【0043】このようにしてメールの表示を行うように
したことで、例えば図6に示すように、未読のメールの
マーク203が表示された状態で、そのメールを表示さ
せてから、再度地図表示に戻したとき、図7に示すよう
に、該当するメールのマーク204が既読のマークに変
化する。
【0044】以上説明したように、本例の携帯情報端末
100を使用して地図表示を行うことで、地図中に表示
されたメールのマークで、どこからのメールを受信して
蓄積しているかが、その地図中の表示位置から簡単に判
るようになる。この場合、メールの未読と既読とで、異
なる態様で表示させるようにしたことで、未読のメール
があることが容易に判るようになる。また、メールの種
類毎に異なるマークで表示させるようにしたことで、受
信して蓄積したメールが、どのようなメールであるのか
がマークの表示から推測できるようになり、便利であ
る。
【0045】なお、図8のフローチャートの処理では、
地図中のメールのマークを触れたとき、そのメールの本
文表示に移るようにしたが、地図中のメールのマークを
触れたとき、最初にそのメールのタイトルを表示させ
て、さらにもう一回画面に触れられたとき、メールの本
文を表示させるようにしても良い。また、メールのタイ
トルや本文の表示時には、画面の背景に地図を表示させ
たままとしても良い。
【0046】なお、上述した実施の形態では、地図の表
示範囲を予め設定した上で、その範囲内に受信メールが
存在するとき、そのメールの存在を表示で告知するよう
にしたが、例えば受信メールの一覧を表示するためのモ
ードを用意して、そのモードを設定したとき、蓄積した
受信メールの緯度経度が表示範囲内になる地図の表示範
囲を自動的に設定して、その地図内のメールの存在する
位置に、何らかのマークを表示させて、メールの存在を
告知するようにしても良い。また、新規に緯度経度が判
るメールを受信したとき、そのメールの位置が表示範囲
内になる地図を自動的に表示部に表示させて、その地図
中の該当する緯度経度の位置に、新規メールの受信が判
るマークを表示させて、メールを受信したことを地図を
使用して自動的に告知するようにしても良い。
【0047】また、図6,図7の表示例では、単に地図
表示させた範囲内を位置とするメールのマークだけを表
示させるようにしたが、例えばその表示された地図の範
囲外を位置とするメールが存在するとき、その範囲外の
メールの存在を、何らかの方法で告知するようにしても
良い。例えば、地図表示された画面の周辺部に、その方
向にメールがあることを示すマークを表示させるように
しても良い。
【0048】また、受信したメールから緯度経度が判断
できないものが存在するとき、地図表示時にそのことを
文字や図形などで告知するようにしても良い。例えば、
地図表示された画面の下端などに「位置の不明なメール
が××件あります」のように文字で表示させても良い。
【0049】また、上述した実施の形態では、携帯情報
端末に携帯電話端末を接続して、電子メール情報の受信
などを行うようにしたが、携帯情報端末そのものが、無
線電話回線などと通信できる通信手段を内蔵して、その
情報端末を1台用意するだけで、電子メール情報を受信
できるようにしても良い。
【0050】また、上述した携帯情報端末100では、
表示に使用される地図情報は、端末内の記憶手段(RO
M102)に記憶されたものを使用するようにしたが、
この地図情報についても、携帯電話端末などの通信手段
を介して受信するようにして、その受信した地図情報を
表示に使用するようにしても良い。この場合、電子メー
ル情報を管理するサーバ側が地図情報を作成して、その
メールの宛先の端末側に伝送するようにしても良い。
【0051】また、上述した実施の形態では、携帯用と
して比較的小型に構成された携帯情報端末に電子メール
に関する情報を表示させる処理について説明したが、道
路地図などの地図を表示可能な表示手段を備えた情報処
理端末であれば、どのような機器に適用しても良い。例
えば、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ装置で
電子メールの受信を行う場合に、そのコンピュータ装置
に接続されたモニタの画面に、上述したようなメールの
発信元の位置を示す地図表示を行うようにしても良い。
【0052】
【発明の効果】本発明によると、地図を表示させたとき
に、その地図で表示された範囲内の特定箇所から発信さ
れた電子メールが蓄積手段に蓄積されているとき、その
ことが、該当する発信位置などを示す座標位置に、所定
の態様で電子メールの存在が表示されようになる。従っ
て、地図を見ただけで、受信して蓄積したメールがどこ
から届いたメールであるか簡単に判るようになり、例え
ば特定の場所から発信されたメールを探す際に、該当す
る場所が含まれる地図を表示させるだけで、容易にその
メールを探すことができ、従来のようにメール受信リス
トから必要なメールを探す場合に比べて簡単な作業で良
くなる。
【0053】この場合、メールがあることを示す表示位
置を指定する操作をしたとき、その座標位置が位置情報
で指示された電子メール情報を読出して表示手段に表示
させるようにしたことで、該当するメールの表示が簡単
な操作で行えるようになる。
【0054】また、電子メール情報に含まれる位置情報
は所在地又は電話番号の情報であり、その電子メール情
報に含まれる所在地又は電話番号の情報を、所定のデー
タベースを使用して座標位置情報に変換するようにした
ことで、受信した電子メールに直接的な座標位置の情報
が含まれない場合でも、その電子メールに関した位置を
特定して表示させることが可能になる。
【0055】また、蓄積手段に蓄積された電子メール情
報の種類を判別し、その判別した種類に応じて、メール
があることを示す表示の態様を設定させるようにしたこ
とで、どのような種類のメールを受信したかが、地図上
での表示から簡単に判るようになる。
【0056】さらに、蓄積手段に蓄積された電子メール
情報が未読か既読かの区別に応じて、メールがあること
を示す表示の態様を変えるようにしたことで、未読のメ
ールと既読のメールとの区別についても、地図上での表
示から簡単に判るようになる。
【0057】さらにまた、受信手段として、無線電話回
線を使用して所定の基地局と無線通信を行う手段を使用
したことで、無線電話端末などの無線通信手段を使用し
て受信した電子メール情報の管理が簡単な操作で容易に
行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による構成例を示したブ
ロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態による装置形状の例を示
す斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態による電子メール受信時
の処理例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態による受信した電子メー
ルのデータベースの構成例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態による地図表示時の処理
例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態による表示例を示す説明
図である。
【図7】本発明の一実施の形態による表示例を示す説明
図である。
【図8】本発明の一実施の形態による地図表示中のメー
ル表示処理例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…携帯情報端末、101…中央制御ユニット(C
PU)、104…グラフィックコントローラ、105…
表示部、106…液晶表示パネル、114…発光ダイオ
ード(LED)、115…GPS用受信部、116…モ
デム、117…端子部、120…携帯電話端末、130
…接続ケーブル、201,202,203,204…メ
ール蓄積表示

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図情報を得る地図情報取得手段と、 電子メール情報を受信する受信手段と、 上記受信手段が受信した電子メール情報を蓄積する蓄積
    手段と、 上記地図情報取得手段が得た地図情報に基づいた地図表
    示を行う表示手段と、 上記蓄積手段に蓄積された電子メール情報に位置情報が
    含まれるとき、上記表示手段で表示された地図中の、上
    記位置情報で示される座標位置に、電子メールが存在す
    ることを、所定の態様で表示させる制御手段とを備えた
    表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表示装置において、 上記表示手段による表示中の特定位置を指定する操作手
    段を備え、 上記操作手段の操作で、上記所定の態様の表示位置を指
    定したとき、上記制御手段は、その座標位置が位置情報
    で指示された電子メール情報を上記蓄積手段から読出し
    て、上記表示手段に表示させる表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の表示装置において、 上記電子メール情報に含まれる位置情報は所在地又は電
    話番号の情報であり、その電子メール情報に含まれる所
    在地又は電話番号の情報を、上記制御手段は所定のデー
    タベースを使用して座標位置情報に変換する表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の表示装置において、 上記制御手段は、上記蓄積手段に蓄積された電子メール
    情報の種類を判別し、その判別した種類に応じて、上記
    座標位置の表示態様を設定させる表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の表示装置において、 上記制御手段は、上記蓄積手段に蓄積された電子メール
    情報が未読か既読かの区別に応じて、上記座標位置の表
    示態様を異なる表示態様に設定させる表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の表示装置において、 上記受信手段として、無線電話回線を使用して所定の基
    地局と無線通信を行う手段を使用した表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010176248A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Sony Corp 情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラム
JP2012154818A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Sony Computer Entertainment Inc 情報処理装置、表示制御方法、プログラム及び情報記憶媒体
JP2013149230A (ja) * 2011-12-21 2013-08-01 Canon Marketing Japan Inc 情報処理システム、その制御方法及びプログラム

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