JP2002362811A - 両面画像形成装置 - Google Patents

両面画像形成装置

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JP2002362811A
JP2002362811A JP2001167357A JP2001167357A JP2002362811A JP 2002362811 A JP2002362811 A JP 2002362811A JP 2001167357 A JP2001167357 A JP 2001167357A JP 2001167357 A JP2001167357 A JP 2001167357A JP 2002362811 A JP2002362811 A JP 2002362811A
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sheet
image forming
guide
roller
downstream
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JP2001167357A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Miyazaki
宮▲崎▼  芳行
Hiroshi Goto
五藤  宏史
Masafumi Maeda
前田  雅文
Masahide Tagami
田上  昌英
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スループットを低下させることなく、長さの
短いシートと、長さの長いシートとの両面に画像を形成
できるようにする。 【解決手段】 レーザビームプリンタ1は、シートに画
像を形成する画像形成部2と、画像形成部2によって画
像を形成されたシートの画像を形成した反対側の面に画
像を形成するシートを画像形成部2に供給するシート再
供給搬送部3を備えて、シート再供給搬送部3は、シー
トを案内する長さの異なる反転パスA,Bを有し、案内
路の長さが長い反転パスAは、反転パスの幅が広く、且
つ分岐部Dから反転パスBより大きく湾曲している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートの両面に画
像を形成するプリンタ、ファクシミリ、複写機、及びこ
れらの複合機等の両面画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に、両面画像形成装置の一例である
レーザビームプリンタ100を示す。このレーザビーム
プリンタ100は、シートPの両面に画像を形成できる
ようになっている。レーザビームプリンタ100は、主
に、シートに画像を形成する画像形成部2と、一方の面
に画像を形成したシートの他方の面に画像を形成するた
め再度画像形成部2へシートを供給するシート再供給搬
送部103とで構成されている。画像形成部2は、レー
ザスキャナーユニット12、感光ドラム8等を備えてい
る。なお、シートには、普通紙、普通紙の代用品である
樹脂製の薄いもの、厚紙、オーバーヘッドプロジェクタ
用の用紙等がある。
【0003】ユーザがプリント開始ボタンを押すことに
よってコントローラボード11がプリント信号を受ける
と、プロセスカートリッジ7に設けられた感光ドラム8
には、レーザスキャナーユニット12からレーザ光が照
射された後にトナー像が形成される。カセット4に積載
されたシートPは、給送ローラ6によって1枚ずつ分離
給送されてプロセスカートリッジ7に設けられた感光ド
ラム8と転写ローラ9との間のニップと定着ユニット1
0とに順に搬送されて、画像が形成される。
【0004】コントローラボード11が片面印字の信号
を受けていると、シートPは、そのままシート排出部1
3に送られて、シート排出積載台16上に排出される。
コントローラボード11が両面印字の信号を受けている
と、シートPは引き続きシート再供給搬送部103に送
られる。なお、カセット4、及び給送ローラ6は給送ユ
ニット5を構成している。
【0005】シート再供給搬送部103は、フラッパ3
9、定着後ローラ17、中間搬送ローラ対28を含む反
転パスC、斜送ころ26を含む横レジ補正部23、及び
再供給ローラ対22等で構成されている。定着後ローラ
17は、スイッチバックローラをも兼用し、対向するス
イッチバックころ19とでスイッチバック部を形成して
いる。
【0006】コントローラボード11が両面印字信号を
受けると、シート排出ローラ14aは、シートの後端が
フラッパ39の先端を抜けた後に逆回転し、フラッパ3
9が破線の位置に移動する。これによって、シートP
は、引き続きシート再供給搬送部103に搬送される。
シート再供給搬送部103に搬送されたシートPは、反
転パスCを通り、中間搬送ローラ対28により横レジ補
正部23に送られる。
【0007】横レジ補正部23に到達したシートPは、
横レジ補正ローラ25と傾いた斜送ころ26とから斜送
力を受けるため、シートの搬送方向に沿って反転パスの
片側に配設された基準板24側に搬送されながら近づい
ていく。シートPは、基準板24に到達して突き当た
り、シート端部が基準板24に沿って搬送され、斜行や
位置ずれのない正しい位置に位置規制される。
【0008】以上のように横レジ補正されたシートP
は、再供給ローラ22によって、再び画像形成部2に送
り込まれて、2面目に画像が形成され、シート排出部1
3に送られシート排出積載台16に排出されて積載され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のレーザ
ビームプリンタ100は、LGLサイズのようにロング
メディアのシートと、A5サイズのようにショートメデ
ィアのシートとの双方にプリントができるようにする
と、以下のような問題が生じていた。
【0010】A5サイズのシートのように長さの短いシ
ートと、LGLサイズのシートのように長さの長いシー
トとの双方にプリントができるようにするため、図7に
示すように、定着後ローラ17から横レジ補正ローラ2
5までの距離(m)をA5サイズのシートの長さに合わ
せて設定すると、LGLサイズのシートの両面搬送時
に、排出ローラ対14から再供給ローラ22までの距離
(n)が短くなり、LGLサイズのシートにおけるカセ
ット4からの供給と、反転パスCからのLGLサイズの
シートの供給とを交互に行うことが不可能になり、単位
時間当たりの画像形成枚数(スループット)が他のシー
トサイズと比較して低下することがあった。
【0011】そこで、LGLサイズのシートをカセット
4からの供給と反転パスCからの供給とを交互に行うよ
うにすると、図6に示すように、定着後ローラ17から
横レジ補正ローラ25までの距離(m)が長くなり、シ
ート供給搬送部103は、A5サイズ等のシートを搬送
できなくなる。このため、中間に中間搬送ローラ対28
を1対追加しなければならなくなる。中間搬送ローラ対
28を追加すると、シートの横レジ取り機能を有する横
レジ補正ローラ25と定着後ローラ17との間に中間搬
送ローラ対28による挟圧力が加わり、横レジ補正ロー
ラ25と斜送ころ26とによるLGLサイズ等のロング
サイズシートの横レジ取り動作を確実に行うことができ
なくなるという別の問題が生じる。
【0012】本発明は、スループットを低下させること
なく、例えばA5サイズのように長さの短いシートと、
例えばLGLサイズのように長さの長いシートとの両面
に画像を形成して、再供給搬送時におけるスループット
や印字性能を低下させることのない両面画像形成装置を
提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の両面画像形成装置は、シートに画像を形成
する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像を
形成された前記シートの前記画像を形成した反対側の面
に画像を形成するため前記シートを前記画像形成手段に
供給する再供給手段と、を備え、前記再供給手段は、前
記シートを案内する長さの異なる案内路を複数有し、前
記案内路の長さが長い案内路ほど、前記案内路の幅が広
く、且つ前記複数の案内路の分岐部から大きく湾曲して
いる。
【0014】本発明の両面画像形成装置の前記再供給手
段は、前記シートを案内する長さの異なる案内路を複数
有し、前記複数の案内路の分岐部の上流側に配設されて
前記シートを搬送する上流側搬送部と、前記複数の案内
路の合流点の下流側に配設されて前記シートを搬送する
下流側搬送部とを備え、前記案内路に沿った前記上流側
搬送部と前記下流側搬送部との間の前記各案内路の長さ
は、前記各案内路を案内される前記シートの内、最小長
さのシートの長さ以下に設定してある。
【0015】本発明の両面画像形成装置の前記分岐部に
は、長さの短い案内路への案内口が形成され、前記案内
口の下流側の縁が下流側に切り欠かれた形状に形成され
ている。
【0016】本発明の両面画像形成装置の前記案内口の
下流側の縁は、前記長さの長い案内路の変曲点よりも下
流側まで切り欠かれた形状に形成されている。
【0017】本発明の両面画像形成装置の前記湾曲した
案内路の湾曲内側の内壁は、前記シート搬送方向に対し
て交差する方向の中央部がへ込んでいる。
【0018】本発明の両面画像形成装置の前記分岐部に
は、長さの短い案内路への案内口が形成され、前記案内
口の下流側で、且つ前記長さの長い案内路の湾曲内側の
内壁には、前記シートの搬送方向に沿ったリブが前記シ
ートの搬送方向に対して交差する方向に複数配列され
て、かつ案内口入り口部において、シート搬送方向に対
して交差する方向の中央付近のリブの高さが最も低く、
外側に向かうにつれて、徐々にリブを高く設定してあ
る。
【0019】本発明の両面画像形成装置の前記分岐部に
は、長さの短い案内路への案内口が形成され、前記案内
口の下流側で、且つ前記長さの長い案内路の湾曲内側の
内壁には、前記シートの搬送方向に沿った突条部材が前
記シートの搬送方向に対して交差する方向に複数配列さ
れて、前記突条部材の高さを上流側よりも下流側の方を
高く設定してある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の両面画
像形成装置であるレーザビームプリンタを図に基づいて
説明する。
【0021】レーザビームプリンタ1は、シートの両面
に画像を形成できるようになっている。レーザビームプ
リンタ1は、主に、シートに画像を形成する画像形成部
(画像形成手段)2と、一方の面に画像を形成したシー
トの他方の面に画像を形成するため再度画像形成部2へ
シートを供給するシート再供給搬送部(再供給手段)3
とで構成されている。画像形成部2は、レーザスキャナ
ーユニット12、感光ドラム8等を備えている。
【0022】カセット4には複数枚のシートPが積載さ
れるようになっている。給送ユニット5は給送ローラ6
などによってカセット4からシートPを1枚ずつ分離し
て送り出すようになっている。プロセスカートリッジ7
は感光ドラム8とこれに作用する不図示のプロセス部
(帯電器、現像器、クリーニング部材)とを一体に備え
て、レーザビームプリンタ1の装置本体29に着脱自在
に設けられている。
【0023】転写ローラ9はこれと対向する感光ドラム
8との間を通過するシートPに、感光ドラム8上に形成
されたトナー像を転写するようになっている。定着ユニ
ット10はトナー像が転写されたシートにそのトナー像
を半永久的に定着するようになっている。コントローラ
ボード11は、レーザビームプリンタ1の制御を行うよ
うになっている。また、コントローラボード11は接続
されている不図示のコンピュータの画像信号を画像形成
処理する機能も備えている。
【0024】レーザスキャナーユニット12はコントロ
ーラボード11によって作成された画像信号に応じたレ
ーザ光を感光ドラム8に照射して潜像を形成するように
なっている。定着後ローラ17は第1のころ18とでニ
ップをつくり、定着ユニット10から出てきたシートP
を排出ガイド20とフラッパ39とに沿わせて搬送する
ようになっている。シート排出部13は互いに対向する
シート排出ローラ14aとシート排出ころ14bを有し
ている。シート排出積載台16はシート排出ローラ14
aとシート排出ころ14bによって排出されたシートを
受け止める台である。
【0025】以上の構成において、カセット4に積載さ
れたシートPは画像形成部2がプリント命令を受ける
と、給送ローラ6によって、1枚ずつ分離給送されてプ
ロセスカートリッジ7内の感光ドラム8と転写ローラ9
との間のニップに送られる。なお、プリント命令は、不
図示のパソコン等から画像情報が送られてきたときに、
コントローラボード11を介して発する。この、プリン
ト命令とともにレーザスキャナーユニット12から画像
情報をビットイメージにしたレーザ光が感光ドラム8上
に照射され、そのビットイメージに従って感光ドラム8
上に潜像が形成され、そして、不図示の現像器によって
トナー像が形成される。
【0026】感光ドラム8上に形成されたトナー像は、
感光ドラム8と転写ローラ9とのニップでシートPに転
写される。そして、トナー画像が転写されたシートP
は、定着ユニット10に送られて、定着ユニット10に
よって加熱加圧される。これによって、シートPにトナ
ー画像が半永久的に定着される。
【0027】シートPは、定着ユニット10を通過後、
定着後ローラ17と対向する第1のころ18のニップに
送られて、排出ガイド20とフラッパ39とをへて、シ
ート排出部13に送られる。このときフラッパ39の位
置は図1の実線の位置にある。コントローラボード11
が片面印字の信号を受けていると、シートPはシート排
出ローラ14a、及びシート排出ころ14bによって挟
持搬送されてシート排出積載台16に排出される。ここ
で、片面印字の信号とは、プリント信号や画像信号と同
様に不図示のパソコン等からコントローラボード11に
送られる信号である。
【0028】コントローラボード11は、両面印字の信
号を受けていると、シートの後端がフラッパ39先端を
抜けた後に排出ローラ対14を逆回転させ、フラッパ3
9を破線の位置に移動させる。これによって、シートP
は引き続きシート再供給搬送部3に送られる。このと
き、シートは、今まで後端であったのが先端になり、先
端であったのが後端になる。排出ローラ対14は他のロ
ーラと独立した不図示のモータによって駆動されてい
る。
【0029】次に、シート再供給搬送部3の構成を説明
する。シート再供給搬送部3は、排出ローラ対14から
合流点21に至るまでのシート搬送路を中心にして構成
されている。合流点21は、横レジ補正部23からのシ
ート搬送路とカセット4からのシート搬送路とが合流す
る部分である。定着後ローラ(上流側搬送部)17に
は、すでに述べた第1のころ18以外に、第2のころで
あるスイッチバックころ(上流側搬送部)19も対向し
て、圧接されている。反転後のシートPは、定着後ロー
ラ17と第2のスッチバックころ19とのニップに送り
込まれて、挟持搬送されるようになっている。
【0030】排出ローラ対14から第2のスイッチバッ
クころ19と定着後ローラ17とのニップに至るまでの
搬送路は、1面目の排出搬送路と同じ搬送パスが用いら
れている。ここで、定着後ローラ17は、図2に示すよ
うにシートの搬送中、シートPの斜行を防止するため、
シートの搬送方向に対して交差する方向に、すなわちシ
ートの幅方向に複数配設されている。第1のころ18も
第2のころであるスイッチバックころ19も、定着後ロ
ーラ17と同様にシートの幅方向に複数配設されてい
る。図1に戻って、搬送下ガイド27は、シート搬送面
下側の大部分を案内するようになっている。
【0031】横レジ補正部23の下流側には、再供給ロ
ーラ22とそれに対向するころ30とによってニップを
形成してある。再供給ローラ22は横レジ補正されたシ
ートPが再び斜行しないようにシートの搬送方向に対し
て交差する方向に複数配設されている。横レジ補正部2
3の搬送下ガイド27と再供給ローラ22をつなぐガイ
ドを含んだ上下のフレーム部材31は、同時に再供給ロ
ーラ22に対向するころ30を保持している。また、再
供給ローラ22は横レジ補正ローラ25から最小サイズ
のシートの長さの範囲内に配置してある。再供給ローラ
22の下流側には、カセット4からのシート供給搬送路
との合流点21がある。
【0032】次に、シート再供給搬送部3の動作を説明
する。
【0033】コントローラボード11は、両面印字信号
を受けると、前述のようにフラッパ39の先端からシー
トPの後端が抜けた後に、排出ローラ対14を逆回転
し、フラッパ39を破線の位置に移動させる。シートP
は先端後端が逆転した状態で、定着後ローラ17と定着
後ローラ17に圧接する第2のころであるスイッチバッ
クころ19とによって挟持搬送されて、反転パス(案内
路)A、或いは反転パス(案内路)Bを通り、横レジ補
正部23へと搬送される。ここで、反転パスA、反転パ
スBは、定着後ローラ17とスイッチバックころ19の
ニップ直後より、二股に分岐し、横レジ補正部23に突
入する前で再度合流している。反転パスA、反転パスB
のパス幅は、それぞれのパスを通るシートPの幅によっ
て規定されて、内側のパスである反転パスBのパス幅β
は、外側の反転パスAの幅αよりも狭く、α>βの関係
にある。
【0034】また、定着後ローラ17とスイッチバック
ころ19とのニップから、横レジ補正ローラ(下流側搬
送部)25と斜送ころ(下流側搬送部)26とのニップ
までの距離(m)は、反転パスA、反転パスBを経由し
て、それぞれの反転パスで搬送可能なシートの最小シー
ト長さの範囲内に設定してある。
【0035】さらに、図2、図3の反転パスの分岐部D
における、反転パスAは、定着後ローラ17とスイッチ
バックころ19とのニップの直後から、外側(図1の左
側)に湾曲して、反転パスBは、定着後ローラ17とス
イッチバックころ19のニップから真っ直ぐに下方に形
成され、反転パスBの入口(案内口)Baは、反転パス
Aの幅方向の中央に開口している。
【0036】例えば、反転パスBのシート搬送幅をA5
サイズ幅に、シート搬送距離(m)をA5サイズ長より
やや短く設定しておくと、A5サイズシートは、図3
(a)に示すように、定着後ローラ17とスイッチバッ
クころ19のニップ通過後、そのまま真下方向に直進し
て反転パスBに進入する。また、反転パスAのシート搬
送距離(m)をA5サイズシートよりも長いLTRサイ
ズのシート長さよりもやや短く設定しておくと、A5サ
イズのシートより幅が広くて長さの長い、LTRサイ
ズ、LGLサイズ、A4サイズの各シートは、図3
(b)に示すように定着後ローラ17とスイッチバック
ころ19のニップを通過後、反転パスBに進入すること
なく、反転パスBの入口Baの左右両端部ですくわれ
て、反転パスAに案内されて、横レジ補正部23に搬送
される。
【0037】なお、反転パスAと反転パスBは、シート
の幅方向の中心に対して対称な形状に形成されて、シー
トセンター搬送のレーザビームプリンタ1に適応するよ
うになっている。
【0038】その後、横レジ補正されたシートPは、再
供給ローラ22によって再び画像形成部2に送り込まれ
て、書き出し位置を基準板24の基準面24aに基づい
て調整した2面目に画像が形成された後、シート排出部
13に送られてシート排出積載台16に排出されて積載
される。
【0039】なお、図4に示すように、反転パスBの入
口Baの縁(下流側の縁)BcをV字状に形成すると、
図2に示す入口Baの縁(下流側の縁)Bbのようにシ
ート搬送方向に対してほぼ直交しているのと異なって、
反転パスAに向かうシートの先端が縁Bcに引っ掛かり
にくくなり、シート詰まりを防止することができる。な
お、V字状の谷の部分Bdは、反転パスAの最も突出し
た部分(変曲点)Eよりも下流側に位置している。
【0040】谷の形状は、V字状である必要はない。U
字状であってもよい。すなわち、谷の形状は、シート幅
方向の中央が両側よりも、下流側に食い込んだ形状にな
っていればよい。
【0041】また、図5に示すように、反転パスAの湾
曲内側の内壁Aaには、シート搬送方向に沿った複数の
リブ(突条部材)40a,40b,40c,40d,4
0eを内壁Aaに沿って深さが均一な凹部Abにシート
の幅方向に配設してある。このリブ40a,40b,4
0c,40d,40eの入り口部の高さは、シートの幅
方向の中央付近のリブ40aが最も低く、中央から離れ
るにしたがって高く、且つ下流側に行くにしたがって高
く形成してある。これらのリブの内、外側のリブ40e
の下流端の上面は、内壁Aaとほぼ面一に形成してあ
る。このようにすると、図4の場合と同様に、反転パス
Aに向かうシートの先端が縁Bcに引っ掛かりにくくな
り、シート詰まりを防止することができる。
【0042】なお、リブは、シート搬送方向に対して交
差する方向の中央付近から離れるにしたがって高さだけ
を高くしてもよい。或いは、上流側よりも下流側の方の
高さだけを高くしてもよい。
【0043】さらに、反転パスは、分岐部Dで二股に分
岐しているが、3つ以上に分岐されていてもよい。この
場合、反転パスBから遠い反転パスほど、大きく湾曲し
て幅の広いシートを案内するようになっている。また、
3つ以上に分岐する場合、一箇所で3つ以上に分岐する
のではなく、最初二股に分岐し、その下流側で、その分
岐した反転パスの内、大きく湾曲した反転パスをさらに
二股に分岐し、さらにその下流側で大きく湾曲した反転
パスを二股に分岐してもよい。
【0044】以上説明したように、本実施形態のレーザ
ビームプリンタ1は、定着後ローラ17とスイッチバッ
クころ19とのニップ直後の反転パスを2つに分岐し
て、A5サイズのシートの幅より狭いシートを内側の反
転パスBに、それよりもシート幅の広いLGL(LT
R)サイズ、A4サイズ等のシートを外側の反転パスA
に、それぞれ振り分けることができるようにしてあるた
め、フラッパや中間搬送ローラを追加することなく、A
5サイズ等のショートメディアのシートと、LGLサイ
ズ等のロングメディアのシートとの適切なシート搬送路
長を確保することができて、ショートメディアのシート
とロングメディアのシートを搬送することができる。ま
た、本実施形態のレーザビームプリンタ1は、ロングメ
ディアのシートでの2面目における横レジスト修正性能
の低下防止と、1面に画像を形成するロングメディアの
シートとの交互搬送をすることができ、スループットの
低下を防止することができる。
【0045】また、本実施形態のレーザビームプリンタ
1は、シート搬送方向に対して中央付近から離れるにし
たがって高さを高くした複数のリブ、或いは、上流側よ
りも下流側の方を高くしたリブを案内口Baの下流側に
設けたので、1面目に画像形成されたシートが、シート
排出ローラ対14によって逆転し、定着後ローラ17を
通り、2面目先端部にカールや波打ちが発生している状
態で、反転パスAに自動的に振り分けられて、突入する
とき、引っ掛かりによる先端コバ折れや、シート詰まり
を防止することができて、2面目に画像を円滑に形成す
ることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明の両面画像形成装置は、再供給手
段が、シートを案内する長さの異なる案内路を複数有し
て、案内路の長さが長い案内路ほど、案内路の幅が広
く、且つ複数の案内路の分岐部から大きく湾曲している
ので、フラッパや中間搬送ローラを加えることなく、シ
ョートメディアのシートと、ロングメディアのシートと
の適切なシート搬送路長を確保することができて、ショ
ートメディアのシートとロングメディアのシートを搬送
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の両面画像形成装置であるレ
ーザビームプリンタの概略正面断面図である。
【図2】図1のレーザビームプリンタの主部分の斜視図
である。
【図3】図2の断面図である。 (a) 図2中、a−a矢視断面図である。 (b) 図2中、b−b矢視断面図である。
【図4】レーザビームプリンタの主部分の他の実施形態
の斜視図である。
【図5】レーザビームプリンタの主部分の他の実施形態
の斜視図である。
【図6】従来のレーザビームプリンタを示す概略構成図
である。
【図7】従来のレーザビームプリンタを示す概略構成図
である。
【符号の説明】
A 反転パス(案内路) Aa 湾曲内側の内壁 B 反転パス(案内路) Ba 入口(案内口) Bb、Bc 入口の縁(下流側の縁) Bd 谷の部分 C 反転パス D 分岐部 E 反転パスAの最も突出した部分(変曲点) P シート 1 レーザビームプリンタ(両面画像形成装置) 2 画像形成部(画像形成手段) 3 シート再供給搬送部(再供給手段) 4 カセット 5 給送ユニット 8 感光ドラム 10 定着ユニット 11 コントローラボード 12 レーザスキャナーユニット 14 排出ローラ対 17 定着後ローラ(上流側搬送部) 19 スイッチバックころ(上流側搬送部) 21 合流点 24 基準板 24a 基準面 25 横レジ補正ローラ 26 斜送ころ(下流側搬送部) 27 搬送下ガイド(下流側搬送部) 29 レーザビームプリンタの装置本体 40a、40b、40c、40d、40e リブ
(突条部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 雅文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田上 昌英 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H028 BA06 BA09 BB02 BB04 BD03 3F053 EA02 EA04 EA05 EB01 EC05 EC07 LA02 LA05 LA07 LB03 3F100 AA02 BA17 CA12 DA04 EA02 EA13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートに画像を形成する画像形成手段
    と、 前記画像形成手段によって画像を形成された前記シート
    の前記画像を形成した反対側の面に画像を形成するため
    前記シートを前記画像形成手段に供給する再供給手段
    と、を備え、 前記再供給手段は、前記シートを案内する長さの異なる
    案内路を複数有し、前記案内路の長さが長い案内路ほ
    ど、前記案内路の幅が広く、且つ前記複数の案内路の分
    岐部から大きく湾曲していることを特徴とする両面画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記再供給手段は、前記シートを案内す
    る長さの異なる案内路を複数有し、前記複数の案内路の
    分岐部の上流側に配設されて前記シートを搬送する上流
    側搬送部と、前記複数の案内路の合流点の下流側に配設
    されて前記シートを搬送する下流側搬送部とを備え、前
    記案内路に沿った前記上流側搬送部と前記下流側搬送部
    との間の前記各案内路の長さは、前記各案内路を案内さ
    れる前記シートの内、最小長さのシートの長さ以下に設
    定したことを特徴とする請求項1に記載の両面画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記分岐部には、長さの短い案内路への
    案内口が形成され、前記案内口の下流側の縁が下流側に
    切り欠かれた形状に形成されていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の両面画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記案内口の下流側の縁は、前記長さの
    長い案内路の変曲点よりも下流側まで切り欠かれた形状
    に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の両
    面画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記湾曲した案内路の湾曲内側の内壁
    は、前記シート搬送方向に対して交差する方向の中央部
    がへ込んでいることを特徴とする請求項1乃至4の内、
    いずれか1項に記載の両面画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記分岐部には、長さの短い案内路への
    案内口が形成され、前記案内口の下流側で、且つ前記長
    さの長い案内路の湾曲内側の内壁には、前記シートの搬
    送方向に沿ったリブが前記シートの搬送方向に対して交
    差する方向に複数配列され、かつ案内口入り口部におい
    て、シート搬送方向に対して交差する方向の中央付近の
    リブの高さが最も低く、外側に向かうにつれて、徐々に
    リブを高く設定したことを特徴とする請求項1乃至5の
    内、いずれか1項に記載の両面画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記分岐部には、長さの短い案内路への
    案内口が形成され、前記案内口の下流側で、且つ前記長
    さの長い案内路の湾曲内側の内壁には、前記シートの搬
    送方向に沿った突条部材が前記シートの搬送方向に対し
    て交差する方向に複数配列されて、前記突条部材の高さ
    を上流側よりも下流側の方を高く設定したことを特徴と
    する請求項1乃至5の内、いずれか1項に記載の両面画
    像形成装置。
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