JP2002357485A - 熱エネルギー計測装置及びこれを用いた空気調和設備 - Google Patents

熱エネルギー計測装置及びこれを用いた空気調和設備

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JP2002357485A JP2001164687A JP2001164687A JP2002357485A JP 2002357485 A JP2002357485 A JP 2002357485A JP 2001164687 A JP2001164687 A JP 2001164687A JP 2001164687 A JP2001164687 A JP 2001164687A JP 2002357485 A JP2002357485 A JP 2002357485A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、熱エネルギー計測装置及びこれを
用いた空気調和設備に関し、流路中の空気の熱エネルギ
ーを簡単に計測し、空調領域で消費される熱量を個別に
求めることができる熱エネルギー計測装置及びこれを用
いた空気調和設備を提供することを目的とする。 【解決手段】 所定の断面積の空気流路中の温度を検出
する温度検出手段と、空気流路中の湿度を検出する湿度
検出手段と、空気流路中の風速を検出する風速検出手段
と、風速検出手段により検出された風速と空気流路の断
面積の積をとって空気流路中の風量を算出する風量算出
手段と、検出された温度,検出された湿度から空気の比
エンタルピーを算出する比エンタルピー算出手段と、空
気の比エンタルピー,風量,空気の密度の積をとって空
気の熱エネルギーを求める熱エネルギー算出手段とを備
えているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱エネルギー計測
装置及びこれを用いた空気調和設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルの複数のテナント等の空調領
域を空調する空気調和装置を有する空気調和設備が知ら
れている。空気調和設備は、空気調和装置を運転するた
め熱源を必要としており、熱源や空調領域等の熱量管理
をすることが要求されている。
【0003】この空気調和設備の熱量管理のための装置
について図9により説明する。図において、空気調和設
備101がビル(図示せず)内に設置されている。空気
調和設備101は、空気調和装置102と、空気調和装
置102により空調される複数個(例えば3個)の空調
領域103A,103B,103Cとを備えている。各
空調領域103A,103B,103Cは、ビル内に配
された複数のテナントA社,B社,C社内にそれぞれ形
成され、独立に区画されている。テナントA社,B社,
C社は例えば冷暖房の運転時間が違っており、使用する
熱量も違っている。
【0004】空気調和装置102の給気側102Aには
幹ダクト104が連結され、幹ダクト104には複数
(3個)の給気ダクト105A,105B,105Cの
一端が連結され、各給気ダクト105A,105B,1
05Cの他端は前記各空調領域103A,103B,1
03C内にそれぞれ開口している。複数の空調領域10
3A,103B,103Cと空気調和装置102の集合
環気側102Bとは還気ダクト106を介して連結され
ている。集合還気ダクト106の途中に外気ダクト10
7が接続されている。
【0005】そして、空気調和装置102は、冷却コイ
ル108と、加熱コイル109と、送風機110とを備
えている。冷却コイル108に冷水配管111が接続さ
れている。冷水配管111の途中に冷凍機112からな
る冷熱源及びポンプ113が装着されている。冷凍機1
12により冷却された冷水は冷却コイル108に送ら
れ、冷水配管111を循環する。
【0006】また、加熱コイル109に温水配管(図示
せず)が接続されている。温水配管の途中にはボイラ
(図示せず)からなる温熱源が装着されている。ボイラ
により加熱された温水は加熱コイル109に送られ、温
水配管を循環する。
【0007】冷水配管111の冷却コイル108への入
口側部分に第1水温計114,流量計115が装着され
ている。冷水配管111の冷却コイル108への出口側
部分に第2水温計116が装着されている。第1水温計
114,流量計115,第2水温計116は、制御装置
117の入力側に接続され、制御装置117の出力側に
表示装置118が接続されている。
【0008】制御装置117では、空気調和装置102
で消費される熱量Q(w)が以下のように計算される。 Q(w)=V・ρ(w)・C(w)(T(out)−T(in)) ここで、Q(w);熱量 V(w);冷水の流量(体積) ρ(w);冷水の比重 C(w);冷水の比熱 T(out);冷水配管の空気調和装置の出口側部分での水
温 T(in);冷水配管の空気調和装置の入口側部分での水温 である。
【0009】この計算された熱量Qは表示装置118に
表示される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空気調和設備101での熱量管理の際、全体の熱量Q
(w)(冷熱源)を算出することはできるが、各テナント
A社,B社,C社の空調領域103A,103B,10
3Cの消費される熱量が使用時間の相違で違っていて
も、各テナントA社,B社,Cの空調領域103A,1
03B,103C毎に熱量を個別に求めることはできな
かった。その結果、各テナントA社,B社,Cの空調領
域103A,103B,103Cで使用した熱量に対応
した使用料金を算出できなかった。なお、同様に、温熱
源の場合も使用した熱量に対応した使用料金を算出でき
なかった。
【0011】また、冷水配管111に第1水温計11
4,流量計115,第2水温計116を装着しているこ
とから、以下の問題があった。 冷水配管111の切断,流量計115と第1水温計1
14,第2水温計116の取付け、接続,空気調和装置
102のエアー抜き等の作業が必要である。 冷水配管111の切断を行なわないで流量を計測する
場合には、超音波流量計等での計測が必要となるが、超
音波流量計は高価であり、非実用的である。
【0012】冷水配管111の表面に表面温度計を取
り付けることもできるが、応答性や誤差の問題がある。 保温工事が面倒である。 第1水温計114,流量計115,第2水温計116
の計測部位が不適切であると、計測部位の移動が面倒で
ある。また、これらの計測器を撤去する場合、設置と同
等の工事が必要である。
【0013】なお、温水配管の場合も冷水配管111と
同様である。本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、空気流路中の空気の熱エ
ネルギーを簡単に計測し、空調領域で消費される熱量を
個別に求めることができる熱エネルギー計測装置及びこ
れを用いた空気調和設備を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
所定の断面積の空気流路中に配置され、前記空気流路中
の温度を検出する温度検出手段と、前記空気流路中に配
置され、前記空気流路中の湿度を検出する湿度検出手段
と、前記空気流路中に配置され、前記空気流路中の風速
を検出する風速検出手段と、前記風速検出手段により検
出された風速と前記空気流路の断面積の積をとって前記
空気流路中の風量を算出する風量算出手段と、検出され
た温度,検出された湿度から空気の比エンタルピーを算
出する比エンタルピー算出手段と、前記空気の比エンタ
ルピー,前記風量,空気の密度の積をとって空気の熱エ
ネルギーを求める熱エネルギー算出手段とを備えている
ことを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明は、所定の断面積の空
気流路中に配置され、空気流路中の温度を検出する温度
検出手段と、前記空気流路中に配置され、前記空気流路
中の風速を検出する風速検出手段と、前記風速検出手段
により検出された風速と前記空気流路の断面積の積をと
って前記空気流路中の風量を算出する風量算出手段と、
検出された温度と予め所定の値に設定された湿度とから
空気の比エンタルピーを算出する比エンタルピー算出手
段と、前記空気の比エンタルピー,前記風量,空気の密
度の積をとって空気の熱エネルギーを求める熱エネルギ
ー算出手段とを備えていることを特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明は、所定の断面積の空
気流路中に配置され、空気流路中の湿度を検出する湿度
検出手段と、前記空気流路中に配置され、前記空気流路
中の風速を検出する風速検出手段と、前記風速検出手段
により検出された風速と前記空気流路の断面積の積をと
って前記空気流路中の風量を算出する風量算出手段と、
検出された湿度と予め所定の値に設定された温度とから
空気の比エンタルピーを算出する比エンタルピー算出手
段と、前記空気の比エンタルピー,前記風量,空気の密
度の積をとって空気の熱エネルギーを求める熱エネルギ
ー算出手段とを備えていることを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明は、空気調和装置と、
前記空気調和装置に接続されて空調領域を空調する空気
供給系と、前記空気調和装置に接続された熱源系とで構
成された空気調和設備において、前記空気供給系に、請
求項1ないし請求項3記載のうちのいずれか1つの熱エ
ネルギー計測装置を配したことを特徴とする。請求項5
記載の発明は、空気調和装置と、前記空気調和装置に接
続されて複数個の空調領域を空調する空気供給系と、前
記空気調和装置に接続された熱源系とで構成された空気
調和設備において、前記空気供給系の給気側及び還気側
にそれぞれ設けられた請求項1ないし請求項3記載のう
ちのいずれか1つの熱エネルギー計測装置と、請求項1
ないし請求項3記載のうちのいずれか1つの熱エネルギ
ー計測装置により求められた前記還気側の空気の熱エネ
ルギーと、請求項1ないし請求項3記載のうちのいずれ
か1つの熱エネルギー計測装置により求められた前記給
気側の空気の熱エネルギーとの差分をとって前記空調領
域の熱量を求める熱量算出手段とを備えていることを特
徴とする。
【0018】(作用)請求項1記載の発明において、風
量算出手段により、検出された風速と空気流路の断面積
の積をとって風量が算出される。温度検出手段により空
気流路中の温度が検出され、湿度検出手段により空気流
路中の湿度が検出される。
【0019】比エンタルピー算出手段により、検出され
た温度,検出された湿度から空気の比エンタルピーが算
出される。熱エネルギー算出手段により、空気の比エン
タルピー,風量,空気の密度の積をとって空気の熱エネ
ルギーが求められる。請求項2記載の発明において、温
度検出手段により空気流路中の温度が検出される。
【0020】湿度は予め所定の値に設定される。風量検
出手段により、検出された風速と空気流路の断面積の積
をとって風量が算出される。比エンタルピー算出手段に
より、検出された温度,所定の値に設定され湿度から空
気の比エンタルピーが算出される。
【0021】熱エネルギー算出手段により、空気の比エ
ンタルピー,風量,空気の密度の積をとって空気の熱エ
ネルギーが求められる。請求項3記載の発明において、
湿度検出手段により空気流路中の湿度が検出される。
【0022】風量検出手段により、検出された風速と空
気流路の断面積の積をとって風量が算出される。温度は
予め所定の値に設定される。比エンタルピー算出手段に
より、所定の値に設定された温度,検出された湿度から
空気の比エンタルピーが算出される。
【0023】熱エネルギー算出手段により、空気の比エ
ンタルピー,風量,空気の密度の積をとって空気の熱エ
ネルギーが求められる。請求項4記載の発明において
は、空気調和設備の空気供給系に配した請求項1ないし
請求項3記載のうちのいずれか1つの熱エネルギー計測
装置により空気の熱エネルギーが算出される。
【0024】請求項5記載の発明においては、熱量算出
手段により、請求項1ないし請求項3記載のうちのいず
れか1つの熱エネルギー計測装置により求めた空気供給
系の還気側の空気の熱エネルギーと、請求項1ないし請
求項3記載のうちのいずれか1つの熱エネルギー計測装
置により求めた空気供給系の給気側の空気の熱エネルギ
ーとの差分をとって空調領域の熱量が求められる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明する。請求項1,請求項2,請求項3
記載の発明の熱エネルギー計測装置及び請求項1,請求
項2,請求項3記載の発明の熱エネルギー計測装置を用
いた請求項4,請求項5記載の発明の空気調和設備を説
明する。
【0026】図1ないし図5は本発明の第1の実施の形
態(請求項1,請求項4,請求項5に対応)を示す。図
において、空気調和設備1がビル(図示せず)内に設置
されている。空気調和設備1は、空気調和装置2と、空
気調和装置2に接続されて複数個(例えば3個)の空調
領域(部屋)4,5,6を空調する空気供給系2Cと、
空気調和装置2に接続された熱源系2Dとで構成されて
いる。各空調領域4,5,6は、ビル内の複数のテナン
トA社,B社,C社内にそれぞれ独立に区画されてい
る。テナントA社,B社,C社は例えば冷暖房の運転時
間が違っており、空調領域4,5,6で消費される熱量
も違っている。
【0027】空気調和装置2の給気側2Aには幹ダクト
7が連結され、幹ダクト7には複数(3個)の給気ダク
ト8,9,10(空気流路)の一端がそれぞれ連結さ
れ、各給気ダクト8,9,10の他端は前記各空調領域
4,5,6内にそれぞれ開口している。そして、集合還
気ダクト11の一端は空気調和装置2の環気側2Bに接
続されている。集合還気ダクト11の途中に外気導入ダ
クト12が接続されている。
【0028】集合還気ダクト11の他端に、複数の空調
領域4,5,6に配された還気ダクト13,14,15
(空気流路)が合流して接続されている。幹ダクト7,
給気ダクト8,9,10,空調領域4,5,6,還気ダ
クト13,14,15,集合還気ダクト11,外気導入
ダクト12等により前記空気供給系2Cが形成されてい
る。
【0029】また、空気調和装置2は、冷却コイル16
と、加熱コイル17と、送風機18とを備えている。冷
却コイル16に冷水配管16Aが接続されている。冷水
配管16Aの途中に冷凍機37からなる冷熱源及びポン
プ38が装着されている。冷凍機37により冷却された
冷水は冷却コイル16に送られ、冷水配管16Aを循環
する。
【0030】また、加熱コイル17に温水配管(図示せ
ず)が接続されている。温水配管の途中にはボイラ(図
示せず)からなる温熱源が装着されている。ボイラによ
り加熱された温水は加熱コイル17に送られ、温水配管
を循環する。なお、空気調和装置2の機能は、周知であ
り、説明を省略する(例えば「空気調和・衛生設備の知
識」P30〜P36;オーム社発行社団法人空気調和・
衛生工学会編平成5年7月20日第1版第6刷発行)。
【0031】冷水配管16A,冷凍機37,ポンプ3
8,温水配管,ボイラ等で前記熱源系2Dが構成されて
いる。各給気ダクト8,9,10に計測部19,20,
21がそれぞれ装着されている。各還気ダクト13,1
4,15に計測部22,23,24がそれぞれ装着され
ている。
【0032】計測部19,20,21,22,23,2
4は同様の構成で、挿入型形状に形成されており、計測
部19を例に挙げて説明する。図2,3,4に示すよう
に、計測部19は、風速センサ25,温度センサ26,
湿度センサ27から構成されている。風速センサ25,
温度センサ26,湿度センサ27はまとめて近接して配
置されている。
【0033】風速センサ25自体の構造及び取付け構造
について説明する。風速センサ25は、感熱式流速セン
サからなる。この感熱式流速センサは例えばポリカーボ
ネート(またはガラス)からなる基材25Aの中に電気
抵抗の変化を検出する感知部25Bを埋め込んだもので
ある。感知部25Bにリード線25Cが接続されてい
る。なお、感熱式流速センサとして、単結晶ゲルマニウ
ムやPt線等が用いられる(例えば昭晃社発行「センサ
工学の基礎」P77,P78(平成10年4月10日初
版)を適用)。
【0034】風速センサ25,温度センサ26,湿度セ
ンサ27は、計測部取付具28を介して給気ダクト8に
取り付けられている。すなわち、計測部取付具28は、
給気ダクト8に固着されたカラー28Aと、カラー28
Aの端部に被設されたキャップ28Bと、カラー28A
内に給気ダクト8の中心部に向けて挿設された支持バー
28Cとを有している。支持バー28Cは中空管からな
り、前記カラー28Aにニップル型継手本体28D,カ
バーナット28Eを介して着脱自在に設けられている。
支持バー28Cの先端に前記風速センサ25,前記温度
センサ26,前記湿度センサ27が直列状態に並んで取
り付けられ、支持バー28Cの中に風速センサ25用の
リード線25C,温度センサ26,湿度センサ27用の
リード線(図示せず)が挿通されている。
【0035】給気ダクト8に風速センサ25,温度セン
サ26,湿度センサ27は、それぞれ第1の制御装置2
9の入力側に接続されている。同様に、給気ダクト9,
10,還気ダクト13,14,15における風速センサ
25,温度センサ26,湿度センサ27は、それぞれ第
1の制御装置29の入力側に接続されている。
【0036】第1の制御装置29の出力側にテナントA
社,B社,C社で消費された熱量を表示する表示装置3
0,31,32がそれぞれ接続されている。第1の制御
装置29は、空調領域4で必要とされる熱量Q(1)を計
算する第1の熱量出力部33と、空調領域5で必要とさ
れる熱量Q(2)を計算する第2の熱量出力部34と、空
調領域6で必要とされる熱量Q(3)を計算する第3の熱
量出力部35とで構成されている。第1,2,3の熱量
出力部33,34,35は同じ構成であり、第1の熱量
出力部33を例に挙げて説明する。
【0037】第1の熱量出力部33は、給気ダクト8で
の空気の熱エネルギーE(1S)を算出する給気側の熱エネ
ルギー算出部33Aと、還気ダクト13での空気の熱エ
ネルギーE(1R)を算出する還気側の熱エネルギー算出部
33Bと、給気側の熱エネルギー算出部33A,還気側
の熱エネルギー算出部33Bが接続されて空調領域4で
必要とされる熱量を計算する熱量算出手段33Cとで構
成されており、熱量Q(1)を以下の式で算出する。
【0038】 熱量Q(1)=熱エネルギーE(1R)−熱エネルギーE(1S) 熱エネルギーE(1R)は以下の式で算出される。 熱エネルギーE(1R)=V・ρ(A)・C(A)・I(A) ここで、V ;風量 ρ(A);空気の密度 C(A);空気の比熱 I(A);空気の比エンタルピー(温度Tと湿度Hの関
数) である。
【0039】空気の熱エネルギーE(1S)は空気の熱エネ
ルギーE(1R)と同様に算出される。熱量算出手段33C
は前記表示装置30に接続されている。給気ダクト8に
おいて、計測部19と給気側の熱エネルギー算出部33
Aとで給気側の熱エネルギー計測装置33Dが構成され
ている。同様にして、給気ダクト9において、計測部2
0と給気側の熱エネルギー算出部34Aとで給気側の熱
エネルギー計測装置34Dが構成され、給気ダクト10
において、計測部22と給気側の熱エネルギー算出部3
5Aとで給気側の熱エネルギー計測装置35Dが構成さ
れている。
【0040】還気ダクト13,14,15において、計
測部22,23,24と還気側の熱エネルギー算出部3
3B,34B,35Bとで還気側の熱エネルギー計測装
置33E,34E,35Eがそれぞれ構成されている。
空調領域5,6で消費される熱量Q(2),Q(3)は、空調
領域4で消費される熱量Q(1)と同様に算出される。
【0041】熱量Q(1),Q(2),Q(3)は表示装置3
0,31,32にそれぞれ出力される。次に、本発明の
実施の形態の作用について説明する。空気調和装置2を
冷房装置として用いた場合について説明する。なお、空
気調和装置2を暖房装置として用いた場合は、冷房装置
として用いた場合と同様であり、説明を省略する。
【0042】空気供給系2Cの空気は、空気調和装置2
の冷却コイル16により冷却され、幹ダクト7を介し
て、各給気ダクト8,9,10にそれぞれ流れ、各空調
領域4,5,6内に送られる。各空調領域4,5,6内
において、熱負荷により温度が上がる。すなわち、各空
調領域4,5,6内は冷房される。温度の上がった空気
は、空調領域4,5,6から還気ダクト13,14,1
5を介して集合還気ダクト11に送られ、空気調和装置
2に戻る。
【0043】このように、空気供給系2Cの空気は、空
気調和装置2と各空調領域4,5,6内を循環する。こ
こで、空気調和装置2において、熱交換が行なわれ、熱
源系2Dから与えられる熱量は、空調領域4,5,6で
消費される熱量の合計に等しい。すなわち、Q(1)+Q
(2)+Q(3)=Q(T) である。Q(T)は空気調和装置2の
冷水配管16A中の冷水から与えられる熱量である。
【0044】空調領域4で消費される熱量Q(1)は、図
5のフローチャートに従って次のように計測される。先
ず、ステップS1〜S6により給気ダクト8の空気の熱
エネルギーE(1S)の算出について説明する。ステップS
1において、風速センサ25により給気ダクト8内を流
れる空気の風速を示す特性が測定され、風速を示す特性
の信号は第1の制御装置29の熱エネルギー算出部33
Aに送られる。熱エネルギー算出部33Aにおいて、こ
の風速の特性値は風速に変換されて検出される。
【0045】ステップS2において、温度センサ26に
より給気ダクト8中の温度T(SA)を示す特性値(例えば
比抵抗,抵抗の変化を検出する)が測定され、温度T(S
A)を示す特性値の信号は第1の制御装置29の熱エネル
ギー算出部33Aに送られる。熱エネルギー算出部33
Aにおいて、この温度T(SA)の特性値は温度T(SA)に変
換されて検出される。
【0046】ステップS3において、湿度センサ27に
より給気ダクト8中の湿度H(SA)を示す特性値が測定さ
れ、湿度H(SA)を示す特性値の信号は第1の制御装置2
9の熱エネルギー算出部33Aに送られる。熱エネルギ
ー算出部33Aにおいて、この湿度H(SA)の特性値は湿
度H(SA)に変換されて検出される。ステップS4におい
て、熱エネルギー算出部33Aにより、風量の重さG(S
A)は、(風量V=風速×給気ダクト8の断面積S)の式
で検出された風量V(SA)を用いて以下の式で温度補正を
加味して算出される。
【0047】 風量の重さG(SA)=風量V(SA)×空気の密度ρ(A) ステップS5において、空気の比エンタルピーI(SA)
は、 I(SA)=f(T(SA),H(SA)) で与えられる。ここで、(T(SA),H(SA))の2つは変
数であり、I(SA)は(T(SA),H(SA))の関数として与
えられる。例えばI(SA)は空気線図により与えられる
(「空気調和・衛生設備の知識」P8;オーム社発行社
団法人空気調和・衛生工学会編平成5年7月20日第1
版第6刷発行参照)。
【0048】ステップS6において、給気ダクト8内を
流れる空気の熱エネルギーE(1S)は、 E(1S)=G(SA)×I(SA) で与えられる。次に、ステップS7〜S12により還気
ダクト13の空気の熱エネルギーE(1R)の算出について
説明する。
【0049】ステップS7において、風速センサ25に
より還気ダクト13内を流れる風速を示す特性が検出さ
れ、風速の信号は第1の制御装置29の熱エネルギー算
出部33Bに送られる。ステップS8において、温度セ
ンサ26により還気ダクト13内を流れる温度T(RA)を
示す特性値(例えば比抵抗,抵抗の変化を検出する)が
測定され、温度T(RA)を示す特性値の信号は第1の制御
装置29の熱エネルギー算出部33Bに送られる。熱エ
ネルギー算出部33Bにおいて、この温度T(RA)の特性
値は温度T(RA)に変換されて検出される。
【0050】ステップS9において、湿度センサ27に
より還気ダクト13内を流れる湿度H(RA)を示す特性値
が測定され、湿度H(RA)を示す特性値の信号は第1の制
御装置29の熱エネルギー算出部33Bに送られる。熱
エネルギー算出部33Bにおいて、この湿度H(RA)の特
性値は湿度H(RA)に変換されて検出される。ステップS
10において、熱エネルギー算出部33Bにより、風量
の重さG(RA)は、(風量V=風速×還気ダクト13の断
面積S)の式で検出された風量V(RA)を用いて以下の式
で温度補正を加味して算出される。
【0051】風量の重さG(RA)=風量V(RA)×空気の密
度ρ(A)ステップS11において、空気の比エンタルピ
ーI(RA)は、 I(RA)=f(T(RA),H(RA)) で与えられる。ここで、(T(RA),H(RA))の2つは変
数であり、I(RA)は(T(RA),H(RA))の関数として与
えられる。例えばI(RA)は空気線図により与えられる。
【0052】ステップS12において、還気ダクト13
内を流れる空気の熱エネルギーE(1R)は、 E(1R)=G(RA)×I(RA) で与えられる。ステップS13において、空調領域4で
消費される熱量Q(1)は、 Q(1)=E(1R)−E(1S) で与えられる。
【0053】ステップS14において、t秒経過する
と、ステップS1に戻る。すなわち、t秒間隔で上述し
た一連の動作が繰り返される。空調領域5,6における
熱量Q(2),Q(3)の計測は、空調領域4における熱量Q
(1)の計測と同様にして行なわれる。
【0054】熱量Q(1),Q(2),Q(3)はそれぞれ表示
装置30,31,32に表示される。以上の如き構成に
よれば、次の効果を奏する。第1に、還気ダクト13,
14,15,給気ダクト8,9,10中の温度,湿度,
風速を計測し、所定の演算手段により空気の熱エネルギ
ーE(1R),E(1S),E(2R),E(2S),E(3R),E(3S)を
簡単に出力することができる。
【0055】特に、風速を計測する手段として、感熱式
流速センサからなる風速センサ25を用い、還気ダクト
13,14,15の断面積或いは給気ダクト8,9,1
0の断面積と風速との積で風量を算出しているので、熱
エネルギー算出の基礎となる風量を簡単に算出すること
ができる。第2に、(イ)還気ダクト13の空気の熱エ
ネルギーE(1R)と給気ダクト8の空気の熱エネルギーE
(1R)との差分E(1R)−E(1S)を求めることにより、
(ロ)還気ダクト14の空気の熱エネルギーE(2R)と給
気ダクト9の空気の熱エネルギーE(2R)との差分E(2R)
−E(2S)を求めることにより、(ハ)還気ダクト15の
空気の熱エネルギーE(3R)と給気ダクト10の空気の熱
エネルギーE(3R)との差分E(3R)−E(3S)を求めること
により、複数のテナントA社,B社,C社の空調領域
4,5,6毎にその冷暖房に必要な熱量Q(1),Q(2),
Q(3)を個別に求めることができる。この結果、使用し
た熱量Q(1),Q(2),Q(3)に対応した使用料金を算出
し、各テナントA社,B社,C社の空調領域4,5,6
で消費される熱量Q(1),Q(2),Q(3) が使用時間帯の
相違等で違っている場合に対応することができる。
【0056】第3に、空気調和装置2の空気供給系2C
で熱量Q(1),Q(2),Q(3) を算出することができるの
で、従来例のように空気調和装置に冷温水を供給する冷
温水配管に施工を行なうことがなくなり、熱量検出を簡
単に行なうことができる。すなわち、各給気ダクト8,
9,10に小孔を開け、挿入型形状に形成された計測部
19,20,21をそれぞれ装着すれば良いので、計測
部19,20,21の配線工事だけ済み、従来例の空気
調和装置の冷温水配管の工事に比して施工が簡単であ
る。また、空気供給系2Cの還気ダクト13,14,1
5,給気ダクト8,9,10に設けた孔部に、蓋または
コーキング等で埋め戻すだけの簡単な作業で良いので、
計測部位が不適切でも、設置場所の移動が簡単である。
また、撤去する場合も工事が簡単である。また、保温工
事が不要である。
【0057】第4に、空気の熱エネルギーの変動に対し
て、その状態を時系列的に把握することができる。な
お、本実施の形態においては、空気の比エンタルピーI
(SA)は、(T(SA),H(SA))の2つの変数により式I(S
A)=f(T(SA),H(SA)) で与えられ、(T(SA),H
(SA))のうちのいずれか一方を定数とし、他方を変数と
して適用することもできる。これにより、第1の制御装
置29での演算の数が少なくなり、空気の熱エネルギー
の検出速度を速くすることができ、応答性を要求される
制御に適用する場合に効果がある(請求項2,請求項3
に対応)。
【0058】また、本実施の形態においては、空気の比
エンタルピーI(RA)は、(T(RA),H(RA))の2つの変
数により式I(RA)=f(T(RA),H(RA))で与えられて
いるが、(T(RA),H(RA))のうちのいずれか一方を定
数とし、他方を変数として適用することもできる。これ
により、第1の制御装置29での演算の数が少なくな
り、空気の熱エネルギーの検出速度を速くすることがで
き、応答性を要求される制御に適用する場合に効果があ
る(請求項2,請求項3に対応)。
【0059】さらに、本実施の形態においては、風速セ
ンサ25により給気ダクト8内を流れる風速が検出され
ているが、風速が一定の場合には、予め風速を検出し、
熱エネルギー算出部の記憶部に格納し、この風速を記憶
部から呼び出して用いることもできる。これにより、第
1の制御装置29での演算の数が少なくなり、熱エネル
ギーの検出速度を速くすることができ、応答性を要求さ
れる制御に適用する場合に効果がある。
【0060】そして、本実施の形態においては、風速を
感熱式流速センサで測定しているが、他の形式の速度セ
ンサを用いることができる。図6は本発明の第2の実施
の形態(請求項1,請求項4に対応)を示す。第2の実
施の形態の空気調和設備は、第1の実施の形態の空気調
和設備と同様の構成であり、同一構成部分は同一の符号
を付して説明を省略し、相違する部分についてのみ説明
する。
【0061】図において、外気導入ダクト12の途中に
計測部12Aが装着されている。計測部12Aは前記計
測部19と同様の構造であり、説明を省略する。第2の
制御装置39は、前記第1の制御装置29と、熱エネル
ギー算出部39Aとを含むとともに後述の式から導か
れる外気量の増減を判断するプログラムを内蔵してい
る。熱エネルギー算出部39Aは計測部12Aに接続さ
れている。
【0062】計測部12Aと熱エネルギー算出部39A
とで、熱エネルギー計測装置39Bが構成されている。
複数の空調領域4,5,6には、排気ダクト4A,5
A,6Aがそれぞれ設けられている。各排気ダクト4
A,5A,6Aにそれぞれ計測部4B,5B,6Bがそ
れぞれ装着されている。計測部4B,5B,6Bはそれ
ぞれ第2の制御装置39に接続されている。計測部4
B,5B,6Bは前記計測部19と同様の構造であり、
説明を省略する。
【0063】第2の実施の形態によれば、例えば冬期、
空気調和装置2により空調領域4,5、6に設置された
コンピュータ等の運転等により暖まった空調領域4,
5、6を冷房しようとする場合、外気導入ダクト12の
途中での熱エネルギー計測装置39Bの利用により熱エ
ネルギーを把握し、外気導入ダクト12への低温の外気
の導入量を増やし、空気調和装置2の省エネルギーを図
ることができる。
【0064】以下、熱エネルギー計測装置39Bの利用
により外気導入ダクト12への低温の外気の導入量を増
加させることができる理由について説明する。空気供給
系2Cにおける熱エネルギーの熱平衡により 還気側の熱エネルギーE(RA)+外気側の熱エネルギーE(OA) =空気調和装置の空調機能力 +給気側の熱エネルギーE(SA) +排気側の熱エネルギーE(EXT)・・・ が成立する。
【0065】ここで、 還気側の熱エネルギーE(RA)=G(RA)×I(RA)の合計値 外気側の熱エネルギーE(OA)=G(OA)×I(OA) 給気側の熱エネルギーE(SA)=G(SA)×I(SR)の合計値 排気側の熱エネルギーE(EXT)=G(EXT)×I(EXT)の合
計値 G(RA);還気側の風量の重さ I(RA);還気側の空気の比エンタルピー G(OA);外気側の風量の重さ I(OA);外気側の空気の比エンタルピー G(SA);給気側の風量の重さ I(SA);給気側の比エンタルピー G(EXT);排気側の風量の重さ I(EXT);排気側の空気の比エンタルピー である。
【0066】上述の式において、「式の左辺である
還気側の熱エネルギーE(RA)+外気側の熱エネルギーE
(OA)は、一定であるから、外気側の熱エネルギーE(OA)
が小さければ、還気側の熱エネルギーE(RA)は大きくな
る。」ことから次の対応が可能である。先ず、還気側の
熱エネルギー計測装置33E,34E,35Eにより還
気側のG(RA),I(RA)を求め、熱エネルギー計測装置3
9Bにより外気側のG(OA),I(OAを求める。
【0067】この場合、I(RA)>I(OA)ならば(例えば
外気温度が還気温度より低ければ)、外気を多量に取り
入れる。従って、空気供給系2Cを循環する空気量が少
なくなり、空気調和装置2の省エネルギーを図ることが
できる。なお、I(RA)<I(OA)ならば(例えば外気温度
が還気温度より高ければ)、外気の取入量を少なくす
る。
【0068】図7は本発明の第3の実施の形態(請求項
1,請求項4に対応)を示す。第3の実施の形態の空気
調和設備は、第1の実施の形態の空気調和設備と同様の
構成であり、同一構成部分は同一の符号を付して説明を
省略し、相違する部分についてのみ説明する。図におい
て、熱源系2Dと空気調和装置2は1:1で対応してい
る。幹ダクト7の途中に計測部7Aが装着され、集合還
気ダクト11の途中に計測部11Aが装着され、外気導
入ダクト12の途中に計測部12Aが装着されている。
計測部7A,計測部11A,計測部12Aは計測部19
と同様の構造であり、説明を省略する。
【0069】計測部7A,計測部11A,計測部12A
は第3の制御装置41の入力側に接続され、第3の制御
装置41の出力側に表示装置42が接続されている。第
3の制御装置41は、計測部7Aに接続された熱エネル
ギー算出部7Bと、計測部11Aに接続された熱エネル
ギー算出部11Bと、計測部12Aに接続された熱エネ
ルギー算出部12Bとを含む。
【0070】計測部7Aと、熱エネルギー算出部7Bと
で熱エネルギー計測装置7Cが構成され、計測部11A
と熱エネルギー算出部11Bとで熱エネルギー計測装置
11Cが構成され、計測部12Aと熱エネルギー算出部
12Bとで熱エネルギー計測装置12Cが構成されてい
る。第3の制御装置41において、第1の実施の形態の
第1の制御装置29と同様の演算を用いて、還気側の空
気の熱エネルギーE(RA),外気側の空気の熱エネルギー
E(OA),給気側の空気の熱エネルギーE(SA)を算出し、
還気側の空気の熱エネルギーE(RA)+外気側の空気の熱
エネルギーE(OA)から給気側の空気の熱エネルギーE(S
A)を減じることにより、各空調領域4,5,6で消費さ
れる全体の熱量を求めることができる。
【0071】第3の実施の形態によれば、各空調領域
4,5,6で消費される全体の熱量を求める場合、従来
例のように熱源系2Dの冷水配管16Aに開けた孔に熱
量計測部を取り付けて熱量を測定する場合に比して、熱
源系2Dの冷水配管16Aで熱量を測ることなく、空気
供給系2Cで測ることができるので、特に計測部7A,
計測部11A,計測部12Aを幹ダクト7,集合還気ダ
クト11,外気導入ダクト12に、後付けする場合にメ
リットがある。
【0072】図8は本発明の第4の実施の形態(請求項
1,請求項4に対応)を示す。第4の実施の形態の空気
調和設備は、1つの熱源系に対して複数個(例えば3
個)の空気調和装置に適用したものである。図におい
て、ビル51の3階にテナントA社,B社,C社が入居
しており、テナントA社は空調領域52Aを有し、テナ
ントB社は空調領域52Bを有し、テナントC社は空調
領域52Cを有している。
【0073】ビル51の2階にテナントD社,E社,F
社が入居しており、テナントD社は空調領域53Dを有
し、テナントE社は空調領域53Eを有し、テナントC
社は空調領域53Fを有している。ビル51の1階にテ
ナントG社が入居しており、テナントG社は仕切壁G
1,G2を介して3つの空調領域G3,G4,G5を有
している。
【0074】ビル51の屋上には外調機54が設置さ
れ、3階,2階,1階に空気調和装置55,56,57
がそれぞれ設置されている。外調機54は外気導入ダク
ト58を介して空気調和装置55,56,57に接続さ
れている。外調機54は、冷却コイル54Aと、加熱コ
イル54Bと、送風機54Cとを備えている。冷却コイ
ル54Aに冷水配管59が接続されている。冷水配管5
9の途中に冷凍機60からなる冷熱源及びポンプ61が
装着されている。冷凍機60により冷却された冷水は冷
却コイル54Aに送られ、冷水配管59を循環する。
【0075】また、加熱コイル54Bに温水配管(図示
せず)が接続されている。温水配管の途中にはボイラ
(図示せず)からなる温熱源が装着されている。ボイラ
により加熱された温水は加熱コイル54Bに送られ、温
水配管を循環する。3階の空気供給系について説明す
る。空気調和装置55の給気側55Aには幹ダクト62
が連結され、幹ダクト62には複数(3個)の給気ダク
ト63,64,65の一端がそれぞれ連結され、各給気
ダクト63,64,65の他端は前記各空調領域52
A,52B,52C内にそれぞれ開口している。
【0076】そして、集合還気ダクト66の一端は空気
調和装置55の環気側55Bに接続されている。集合還
気ダクト66の途中に、外気導入ダクト58の分岐部5
8Aが接続されている。集合還気ダクト66の他端に、
複数の空調領域52A,52B,52Cに配された還気
ダクト68,69,70が合流して接続されている。
【0077】各給気ダクト63,64,65に計測部6
3S,64S,65Sがそれぞれ装着されている。各還
気ダクト68,69,70に計測部68S,69S,7
0Sがそれぞれ装着されている。また、外気導入ダクト
58の分岐部58Aに計測部77Sが装着されている。
【0078】計測部63S,64S,65S,68S,
69S,70S,77Sは、第1の実施の形態の計測部
19と同様であり、説明を省略する。2階の空気側の系
統について説明する。2階の空気側の系統は、3階の空
気側の系統と同様であり、相違する点のみ説明すると、
幹ダクト71に計測部71Sが装着され、集合還気ダク
ト72に計測部72Sが装着され、外気導入ダクト58
の分岐部58Bに計測部73Sが装着されている。
【0079】2階における計測部71S,72S,73
Sは第1の実施の形態の計測部19と同様の構造であ
り、説明を省略する。1階の空気側の系統について説明
する。1階の空気側の系統は、2階の空気側の系統と同
様であり、相違する点のみ説明すると、幹ダクト74に
計測部74Sが装着され、集合還気ダクト75に計測部
75Sが装着され、外気導入ダクト58の先端部58C
に計測部76Sが装着されている。
【0080】1階における計測部74S,75S,76
Sは第1の実施の形態の計測部19と同様の構造であ
り、説明を省略する。そして、3階における計測部63
S,64S,65S,68S,69S,70S,77S
と、2階における計測部71S,72S,73Sと、1
階における計測部74S,75S,76Sとは、第4の
制御装置78の入力側に接続され、第4の制御装置78
の出力側に表示装置79が接続されている。
【0081】第4の制御装置78は、3階における計測
部63S,64S,65S,68S,69S,70S,
77Sにそれぞれ接続された熱エネルギー算出部63
T,64T,65T,68T,69T,70T,77T
と、2階における計測部71S,72S,73Sにそれ
ぞれ接続された熱エネルギー算出部71T,72T,7
3Tと、1階における計測部74S,75S,76Sに
それぞれ接続された熱エネルギー算出部74T,75
T,76Tとを含む。
【0082】計測部63Sと熱エネルギー算出部63T
とで熱エネルギー計測装置63Uが構成されている。計
測部64Sと熱エネルギー算出部64Tとで熱エネルギ
ー計測装置64Uが構成されている。計測部65Sと熱
エネルギー算出部65Tとで熱エネルギー計測装置65
Uが構成されている。
【0083】計測部68Sと熱エネルギー算出部68T
とで熱エネルギー計測装置68Uが構成されている。計
測部69Sと熱エネルギー算出部69Tとで熱エネルギ
ー計測装置69Uが構成されている。計測部70Sと熱
エネルギー算出部70Tとで熱エネルギー計測装置70
Uが構成されている。
【0084】計測部77Sと熱エネルギー算出部77T
とで熱エネルギー計測装置77Uが構成されている。計
測部71Sと熱エネルギー算出部71Tとで熱エネルギ
ー計測装置71Uが構成されている。計測部72Sと熱
エネルギー算出部72Tとで熱エネルギー計測装置72
Uが構成されている。
【0085】計測部73Sと熱エネルギー算出部73T
とで熱エネルギー計測装置73Uが構成されている。計
測部74Sと熱エネルギー算出部74Tとで熱エネルギ
ー計測装置74Uが構成されている。計測部75Sと熱
エネルギー算出部75Tとで熱エネルギー計測装置75
Uが構成されている。
【0086】計測部76Sと熱エネルギー算出部76T
とで熱エネルギー計測装置76Uが構成されている。第
4の制御装置78により、各階において、第1の実施の
形態の第1の制御装置29と同様の演算により還気側の
空気の熱エネルギーE(RA),外気側の空気の熱エネルギ
ーE(OA),給気側の空気の熱エネルギーE(SA)を求め、
還気側の空気の熱エネルギーE(RA)+外気側の空気の熱
エネルギーE(OA)から給気側の空気の熱エネルギーE(S
A)を減じることにより、各階で消費される熱量の合計を
簡単に求めることができる。
【0087】1階で消費される熱量Q(1階)と2階で消
費されるQ(2階)と3階で消費されるQ(3階)の合計は、
熱源側の冷水配管59または冷温水配管で熱量を測定し
た値に等しい。第4の実施の形態によれば、第1の実施
の形態の効果に加えて、各階で消費される熱量を合計し
たビル51で消費される全体の熱量Q(T)を求めること
ができる。
【0088】なお、第2,3,4の実施の形態におい
て、第1の実施の形態の適用例を適用することができ
る。また、上記の実施の形態では、空間的に隔てた部位
に熱エネルギー計測装置を設置することにより、熱エネ
ルギーの差分等を求めて空調領域の熱量等を求めたが、
熱エネルギーの出力を省エネルギーの検証手段として利
用できる。すなわち、空気調和設備が設置された建物の
窓を2重ガラスに変える等の施工をした場合、施工前後
での熱エネルギーを測定し、熱エネルギーの差分を求め
て熱量を算出することにより省エネルギーの効果を確認
することができる。
【0089】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、次の効果
を奏する。第1に、空気流路中の温度,湿度,風速を計
測し、所定の演算手段により空気の熱エネルギーを簡単
に計測することができる。第2に、熱エネルギー計測装
置を空気流路に設置すれば良いので、設置が簡単であ
る。
【0090】第3に、空気の熱エネルギーの変動に対し
て、その状態を時系列的に把握することができる。請求
項2,3記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効
果に加えて、演算の数が少なくなり、熱エネルギーの検
出速度を速くすることができ、応答性を要求される制御
に適用する場合に効果がある。
【0091】請求項4記載の発明によれば、請求項1,
2,3記載の発明の効果に加えて、空気供給系に熱エネ
ルギー計測装置を設置することにより、空気調和装置の
熱源系の冷温水配管側ではなく、空気供給系を流れる空
気の熱エネルギーを簡単に計測することができる。請求
項5記載の発明によれば、複数の空調領域毎にその冷暖
房に必要な熱量を個別に計測することができ、その結
果、各空調領域の使用する熱量が違っている場合に対応
することができる効果を奏する。
【0092】また、空気調和装置の空気供給系で熱量を
算出することができるので、従来例のように空気調和装
置の熱源側の冷温水配管に対して施工を行なうことがな
くなり、熱量検出を簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の空気調和設備を示
す構成図である。
【図2】ダクト内に装着された計測部の取付状態を示す
斜視図である。
【図3】ダクト内に装着された計測部の取付状態を示す
断面図である。
【図4】感熱式流速センサを示す断面図である。
【図5】第1の制御装置のフローチャート図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の空気調和設備を示
す構成図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の空気調和設備を示
す構成図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態の空気調和設備を示
す構成図である。
【図9】従来の空気調和設備を示す構成図である。
【符号の説明】
1 空気調和設備 2 空気調和装置 4 空調領域 5 空調領域 6 空調領域 8 給気ダクト(空気流路) 9 給気ダクト(空気流路) 10 給気ダクト(空気流路) 13 還気ダクト(空気流路) 14 還気ダクト(空気流路) 15 還気ダクト(空気流路) 19 計測部 20 計測部 21 計測部 22 計測部 23 計測部 24 計測部 25 風速センサ 26 温度センサ 27 湿度センサ 33 第1の熱量出力部 33A 熱エネルギー算出部 33B 熱エネルギー算出部 33C 熱量算出手段 33D 熱エネルギー計測装置 33E 熱エネルギー計測装置 34 第2の熱量出力部 34A 熱エネルギー算出部 34B 熱エネルギー算出部 34C 熱量算出手段 34D 熱エネルギー計測装置 34E 熱エネルギー計測装置 35 第3の熱量出力部 35A 熱エネルギー算出部 35B 熱エネルギー算出部 35C 熱量算出手段 35D 熱エネルギー計測装置 35E 熱エネルギー計測装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 11/02 105 F24F 11/02 105Z // G01F 1/68 G01F 1/68 Z Fターム(参考) 2F035 EA06 EA08 2F056 YF06 3L053 BB01 BB03 BB05 BB06 3L060 AA08 CC01 CC06 CC09 CC12 EE21 3L061 BA01 BA02 BC07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の断面積の空気流路中に配置され、
    前記空気流路中の温度を検出する温度検出手段と、 前記空気流路中に配置され、前記空気流路中の湿度を検
    出する湿度検出手段と、 前記空気流路中に配置され、前記空気流路中の風速を検
    出する風速検出手段と、 前記風速検出手段により検出された風速と前記空気流路
    の断面積の積をとって前記空気流路中の風量を算出する
    風量算出手段と、 検出された温度,検出された湿度から空気の比エンタル
    ピーを算出する比エンタルピー算出手段と、 前記空気の比エンタルピー,前記風量,空気の密度の積
    をとって空気の熱エネルギーを求める熱エネルギー算出
    手段とを備えていることを特徴とする熱エネルギー計測
    装置。
  2. 【請求項2】 所定の断面積の空気流路中に配置され、
    空気流路中の温度を検出する温度検出手段と、 前記空気流路中に配置され、前記空気流路中の風速を検
    出する風速検出手段と、 前記風速検出手段により検出された風速と前記空気流路
    の断面積の積をとって前記空気流路中の風量を算出する
    風量算出手段と、 検出された温度と予め所定の値に設定された湿度とから
    空気の比エンタルピーを算出する比エンタルピー算出手
    段と、 前記空気の比エンタルピー,前記風量,空気の密度の積
    をとって空気の熱エネルギーを求める熱エネルギー算出
    手段とを備えていることを特徴とする熱エネルギー計測
    装置。
  3. 【請求項3】 所定の断面積の空気流路中に配置され、
    空気流路中の湿度を検出する湿度検出手段と、 前記空気流路中に配置され、前記空気流路中の風速を検
    出する風速検出手段と、 前記風速検出手段により検出された風速と前記空気流路
    の断面積の積をとって前記空気流路中の風量を算出する
    風量算出手段と、 検出された湿度と予め所定の値に設定された温度とから
    空気の比エンタルピーを算出する比エンタルピー算出手
    段と、 前記空気の比エンタルピー,前記風量,空気の密度の積
    をとって空気の熱エネルギーを求める熱エネルギー算出
    手段とを備えていることを特徴とする熱エネルギー計測
    装置。
  4. 【請求項4】 空気調和装置と、前記空気調和装置に接
    続されて空調領域を空調する空気供給系と、前記空気調
    和装置に接続された熱源系とで構成された空気調和設備
    において、 前記空気供給系に、請求項1ないし請求項3記載のうち
    のいずれか1つの熱エネルギー計測装置を配したことを
    特徴とする空気調和設備。
  5. 【請求項5】 空気調和装置と、前記空気調和装置に接
    続されて複数個の空調領域を空調する空気供給系と、前
    記空気調和装置に接続された熱源系とで構成された空気
    調和設備において、 前記空気供給系の給気側及び還気側にそれぞれ設けられ
    た請求項1ないし請求項3記載のうちのいずれか1つの
    熱エネルギー計測装置と、 請求項1ないし請求項3記載のうちのいずれか1つの熱
    エネルギー計測装置により求められた前記還気側の空気
    の熱エネルギーと、請求項1ないし請求項3記載のうち
    のいずれか1つの熱エネルギー計測装置により求められ
    た前記給気側の空気の熱エネルギーとの差分をとって前
    記空調領域の熱量を求める熱量算出手段とを備えている
    ことを特徴とする空気調和設備。
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