JP2002355778A - 罫書き線描画装置 - Google Patents

罫書き線描画装置

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JP2002355778A
JP2002355778A JP2001166117A JP2001166117A JP2002355778A JP 2002355778 A JP2002355778 A JP 2002355778A JP 2001166117 A JP2001166117 A JP 2001166117A JP 2001166117 A JP2001166117 A JP 2001166117A JP 2002355778 A JP2002355778 A JP 2002355778A
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Tsuyoshi Aoyama
強志 青山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部材に描画する罫書き線の寸法精度を向上さ
せ、罫書き線の書き忘れや寸法ミス等の発生を防止して
罫書き線の質を向上させるとともに、罫書き線の描画作
業に要する時間の短縮を図る。 【解決手段】 一定方向に部材1を搬送する搬送装置2
と、搬送されてきた部材1をその搬送方向Dにおける所
定位置に停止させる停止装置3と、停止した部材1をそ
の位置に固定する固定装置4と、固定された部材1の表
面5に適合する位置に保持した描画具6を往復動作させ
て部材1の表面5に罫書き線を描画する描画装置7とを
備える。描画装置7は、描画具6をその動作方向に対し
て揺動可能に保持するとともに、基準位置Pに復元する
方向に付勢する。また、描画装置7は、2個の描画具6
をその動作方向に対して並列に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部材の表面に自動
的に罫書き線を描画する罫書き線描画装置に関し、特
に、柱や梁等の長尺の建築用構造部材に対して自動的に
罫書き線を描画するのに適した罫書き線描画装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、工場等においても、柱や梁等の
建築用構造部材の表面に部品の取付位置や加工位置等を
示すための罫書き線を描画する作業は、コンベヤ等によ
り搬送されてきた部材に対して作業者が手作業により行
なう場合が多かった。すなわち、コンベヤ等により搬送
されてきた建築用構造部材を所定位置に停止させ、その
間に作業者が部材毎に寸法を測定し、所定の位置に定規
及びペンや罫書き針等を用いて部材の表面に罫書き線を
書き込むことにより作業を行なっていた。
【0003】しかしながら、このような罫書き線の描画
作業を作業者の手作業により行なう方法では、罫書き線
の位置に誤差が生じ易く、また、罫書き線の描き忘れや
寸法ミス等の人為的なミスも発生し易いため、罫書き線
の質を一定に保つことは困難であった。また、罫書き線
の描画作業に要する時間も作業者によりばらつきが存在
することや、作業に要する時間が長い等の問題もあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題に
鑑みてなされたものであり、部材に描画する罫書き線の
寸法精度を向上させ、罫書き線の書き忘れや寸法ミス等
の発生を防止して罫書き線の質を向上させるとともに、
罫書き線の描画作業に要する時間の短縮を図ることを技
術課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記技術課題を解決する
ための具体的手段は、次のようなものである。すなわ
ち、請求項1に記載する罫書き線描画装置は、一定方向
に部材を搬送する搬送装置と、搬送されてきた部材をそ
の搬送方向における所定位置に停止させる停止装置と、
停止した部材をその位置に固定する固定装置と、固定さ
れた部材の表面に適合する位置に保持した描画具を往復
動作させて部材の表面に罫書き線を描画する描画装置と
を備えることを特徴とするものである。
【0006】請求項2に記載する罫書き線描画装置は、
請求項1に記載する構成において、前記描画装置が、前
記描画具をその動作方向に対して揺動可能に保持すると
ともに、基準位置に復元する方向に付勢することを特徴
とするものである。
【0007】請求項3に記載する罫書き線描画装置は、
請求項1又は2に記載する構成において、前記描画装置
が、2個の描画具をその動作方向に対して並列に保持す
ることを特徴とするものである。
【0008】請求項4に記載する罫書き線描画装置は、
請求項1〜3のいずれか1項に記載する構成において、
前記停止装置が、前記搬送装置による部材の搬送方向に
沿って移動するとともに、その部材についての設計情報
に基づいて決定された前記搬送装置の搬送面上における
設定位置にストッパ部を停止させることを特徴とするも
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る罫書き線描画
装置について図面に基づいて説明する。図1は、本発明
の実施形態に係る罫書き線描画装置の全体構成を示す正
面図である。この図に示すように、本発明の実施形態に
係る罫書き線描画装置は、一定方向に部材1を搬送する
搬送装置2と、搬送されてきた部材1をその搬送方向D
における所定位置に停止させる停止装置3と、停止した
部材1をその位置に固定する固定装置4と、固定された
部材1の表面5に適合する位置に保持した描画具6を往
復動作させて部材1の表面5に罫書き線を描画する描画
装置7と、これらの罫書き線描画装置を構成する各装置
の動作を制御する制御部8(図7参照)とを備えてい
る。以下更に詳細に説明する。
【0010】搬送装置2は、罫書き線を描画する対象と
なる部材1を連続的に搬送する装置であり、部材1は、
その搬送面9上を一定速度で一定の搬送方向Dに搬送さ
れる。本実施形態においては、搬送装置2としてローラ
ーコンベヤを用いている。なお、搬送装置2はこれに限
定されるものではなく、ベルトコンベヤやチェーンコン
ベヤ等のこの分野で公知のあらゆる搬送装置を用いるこ
とが可能である。ここで、罫書き線を描画する対象とな
る部材1としては、例えば、木製又は鉄骨製等の柱や梁
等の建築用構造部材等が該当する。
【0011】停止装置3は、後述する描画装置7により
部材1の表面5の描画位置に罫書き線を描画するため、
搬送装置2により搬送されてきた部材1をその搬送方向
Dにおける所定位置に停止させる装置である。そのた
め、ここでは図1及び停止装置3の右側面図である図2
に示すように、停止装置3は、搬送装置2による部材の
搬送方向Dに沿って配置されたレール10と、このレー
ル10上を移動するとともに、制御部8において決定さ
れた停止位置に停止する停止装置本体11と、搬送装置
2の搬送面9上において先端部12が部材1の搬送方向
Dに向かって突出するように形成され、なおかつ、搬送
装置2の搬送面9に対して上下動可能に設けられたスト
ッパ部13とを有して構成されている。
【0012】停止装置本体11は、制御部8の制御に従
ってレール10上の任意の位置に移動し及び停止するこ
とができる。この際の停止装置本体11の停止位置は、
搬送されてきた部材1についての設計情報に基づいて部
材1の表面5の描画位置に罫書き線を描画できるように
するため、ストッパ部13が搬送装置2の搬送面9上に
おける設定位置に停止するように制御部8において決定
される。ここで、搬送装置2の搬送面9上における設定
位置とは、図3に示すように、ストッパ部13の先端部
12に当接して部材1が所定位置に停止した状態におい
て、部材1の表面5の描画位置が後述する描画装置7に
より罫書き線の描画される位置と合致するようなストッ
パ部13の位置のことである。
【0013】ストッパ部13は、レール10上を移動す
る際に後述する固定装置4や描画装置7に当たらないよ
うな形状に形成された支持部14と、この支持部14か
ら部材1の搬送方向Dに向かって突出するように形成さ
れた突出部15と、この突出部15の先端に形成された
部材1が当接するための先端部12とを有して構成され
る。そして、停止装置本体11の上部において搬送方向
Dと平行に設けられた回転軸16を中心に回転動作する
ことにより搬送装置2の搬送面9に対して上下動するよ
うになっており、この回転動作はストッパ用シリンダ1
7が伸縮する動力により行なわれている。このようにス
トッパ部13が上下動する構成としたことにより、スト
ッパ部13を上方に位置させた状態では、搬送装置2の
搬送面9上においてストッパ部13が妨げになることな
く自由に部材1を搬送させることができる。なお、スト
ッパ用シリンダ17は、ここではエアシリンダを用いて
いるが、モータや油圧シリンダ等の他の動力源により行
なうことも可能である。また、図示しないが、ストッパ
部13の先端部12には、部材1が当接して停止したこ
とを検出する停止センサーが設けられており、この停止
センサーにより検出された信号は、制御部8に送られて
後述する固定装置4の動作が開始される。
【0014】固定装置4は、停止装置3により所定位置
に停止した部材1をその位置に固定して動かないように
する装置である。そのためここでは、図1、図3及び固
定装置4の右側面図である図4に示すように、搬送装置
2の搬送面9の両側に配置された側方押え部18と、搬
送装置2の搬送面9の上方に配置された上方押え部19
とを有して構成されている。側方押え部18は、搬送装
置2を挟んで左右対称に配置されており、それぞれにつ
いて、部材1を左右から挟持するための平板形状の挟持
板20と、この挟持板20を部材1の搬送方向Dと直交
する方向に動作させるエアシリンダを内蔵した直動案内
21とを有して構成されている。上方押え部19は、搬
送装置2の搬送面9の上方に配置されており、部材1を
上方から押えるための円盤形状の押え板22と、この押
え板22を上下方向に動作させる押えシリンダ23とを
有して構成されている。
【0015】これらの側方押え部18及び上方押え部1
9は、停止装置3により部材1が停止された後に動作し
て部材1をその位置に固定する。この際、左右両側の側
方押え部18により部材1は搬送装置2の搬送面9にお
ける幅方向中央に位置決めされ、上方押え部19により
搬送面9に押し付けられての浮き上がりが防止されるの
で、部材1は必ず一定の位置に固定されることとなる。
なお、直動案内21に内蔵されるシリンダ及び押えシリ
ンダ23としては、ここではエアシリンダを用いている
が、モータや油圧シリンダ等の他の動力源を用いること
も可能である。また、ここでは、部材1が短い場合であ
っても安定して固定することができるようにするため、
描画装置7を挟んで搬送方向Dに2組の固定装置4が配
置された構成としている。
【0016】描画装置7は、固定装置4により所定位置
に固定された部材1の表面5に適合する位置に保持した
描画具6を往復動作させることにより部材1の表面5に
罫書き線を描画する装置である。そのため、ここでは図
1、図3、図1のA部拡大図である図5、及び描画装置
7の右側面図である図6に示すように、描画装置7は、
部材1の表面5に罫書き線を描画する描画具6と、この
描画具6を固定装置4により固定された部材1の表面5
に適合する位置に保持する保持部24と、描画具6及び
保持部24を所定の方向に往復動作させる動作部25と
を有して構成されている。
【0017】描画具6は、部材1の表面5にインクを付
け、又は部材1の表面5に傷を付けること等によって罫
書き線を描画するものであり、ボールペン、マーカー等
の筆記具や、罫書き針等を部材1の材質に合わせて適宜
用いることができる。なお、後述するように、描画具6
を2個用いる場合には、同じ描画具6を2個用いること
も可能であるが、異なる種類の描画具6を適宜組み合わ
せて使用したり、異なる色彩の筆記具を組み合わせて使
用したりすることも可能である。
【0018】保持部24は、このような描画具6を保持
する部分であって、固定装置4により固定された部材1
の表面5に適合する位置において描画具6をその動作方
向に対して揺動可能に保持するとともに、描画具6を基
準位置Pに復元する方向に付勢する。ここでは、描画装
置7により断面四角形の部材1の上側の表面5に罫書き
線を描画するため、基準位置Pは、描画具6が部材1の
上側の表面5に対して垂直となり、なおかつ描画具6の
先端部12の高さが部材1の上側の表面5よりわずかに
低い高さとなる位置としている。そして、保持部24
は、描画具6を固定するためのクランプ26と、その下
端においてクランプ26を支持する支持アーム27と、
後述する動作部25による描画具6の動作方向と直交す
る方向に水平に配置され、支持アーム27の上端を描画
具6の動作方向に対して揺動可能に軸支する揺動軸28
と、揺動した描画具6が基準位置Pに復元する方向に支
持アーム27を付勢する付勢機構29とを有して構成さ
れている。ここでは、図6に示すように、付勢機構29
は、揺動軸28の上方及び下方のそれぞれの高さにおい
て支持アーム27とその後方に固定された保持板30と
の間に圧縮バネ等の弾性部材を配置して構成している。
また、クランプ26は、罫書き線を描画する対象の部材
1に合わせて描画具6の高さを調節するため、描画具6
の上下方向の保持位置を移動可能な構成としている。
【0019】このように、描画具6を揺動可能に保持す
るとともに基準位置Pに復元する方向に付勢したことに
より、描画具6を部材1の表面5に対して往復動作させ
る際には、描画具6はその先端部12が進行方向に対し
て遅れるように傾斜するとともに、部材1の表面5に凹
凸がある場合には描画具6の先端部12が揺動して上下
動することとなる。したがって、後述する動作部25に
よって描画具6及び保持部24を往復動作させる際に、
描画具6の先端部12が部材1の表面5から離れること
を防止することが可能となり、部材1に反りや寸法誤差
等がある場合であってもそれらの誤差を吸収して、部材
1の表面5に確実に罫書き線を描画することができる。
【0020】また、本実施形態においては、描画装置7
は、2個の描画具6をその動作方向に対して並列に、す
なわち描画具6の動作方向と直交する直線上に配列して
保持する構成としている。そのため、図1、図3及び図
5に示すように、保持部24は、1本の揺動軸28を共
用するとともに、左右対称に2組のクランプ26、支持
アーム27及び付勢機構29を配置して構成されてい
る。更に、保持部24は、例えば、支持アーム27の揺
動軸28に対する固定位置を移動可能とすること等によ
り、2個の描画具6の間隔を調節可能な構成としてい
る。これにより、任意の間隔の2本の罫書き線を同時に
描画できる。また、描画装置7の2個の描画具6をそれ
ぞれ異なる種類とし、あるいは異なる色彩とすることも
可能である。このようにすることにより、部品の取付位
置や加工位置等をより明確に表示したり、部材1の方向
を明確に表示したりすることが可能となる。
【0021】動作部25は、部材1の表面5に罫書き線
を描画するために、搬送装置2による部材1の搬送方向
Dに直交する方向に描画具6及び保持部24を往復動作
させる部分である。ここでは、図6に示すように、保持
部24の後方に設けられた保持板30に対してその先端
が固定され、保持部24が搬送方向Dに直交する方向に
正確に一直線上で動作するように案内する直動ガイド3
1と、保持部24を搬送方向Dに直交する方向に往復動
作させる動作シリンダ32とを有して構成される。この
動作シリンダ32としては、ここではエアシリンダを用
いているが、モータや油圧シリンダ等の他の動力源を用
いることも可能である。なお、動作部25による描画具
6及び保持部24の動作方向は、搬送方向Dに直交する
方向に限定されるものではなく、罫書き線を描画したい
位置や方向に合わせて、搬送方向Dに平行な方向や、搬
送方向Dに対して一定の角度で傾斜した方向とすること
も可能である。その場合、描画装置7の動作部25及び
保持部24をそれに合致する方向に配置して構成する。
【0022】制御部8は、罫書き線描画装置を構成する
搬送装置2、停止装置3、固定装置4、及び描画装置7
の各装置の動作を制御する部分であり、図7に示すよう
に、罫書き線描画装置の各装置の動作についての各種演
算を行うCPU(Central Processing Unit:中央処理
装置)33と、各装置の動作についてのプログラムを記
憶しているROM(Read Only Memory)34と、部材1
についての設計情報や各装置の動作に伴う各種データを
記憶するRAM(Random Access Memory)35とを有し
て構成され、各装置とバス36を介してデータの送受信
を行なうことができるように接続されている。
【0023】そして、制御部8による各装置の制御は以
下のようにして行なわれる。すなわち、制御部8は、罫
書き線描画装置の動作中は、搬送装置2を常時一定速度
で動作させる。そして、部材1が搬送されてきたことを
センサー等により検出した場合には、停止装置3を動作
させ、予め入力されたその部材1についての設計情報に
基づいて部材1の表面5の描画位置に罫書き線を描画で
きるようにするため、ストッパ部13が搬送装置2の搬
送面9上における設定位置に停止するように停止位置を
決定して停止装置本体11を停止させる。これにより、
搬送装置2で搬送されてきた部材1を描画装置7により
描画位置に罫書き線を描画するための所定位置に停止さ
せる。そして、停止装置3の停止センサーから部材1が
停止装置3のストッパ部13に当接して停止したことを
検出した信号を受けた後、固定装置4を動作させて部材
1を所定位置に固定する。その後、描画装置7を動作さ
せ、描画具6を往復運動させることにより部材1の表面
5の描画位置に罫書き線を描画する。
【0024】そして、描画装置7の動作が終了した後
は、停止装置3を動作させ、ストッパ部13を上方に移
動させる。また、固定装置4を動作させて部材1の固定
を解除する。これにより、部材1は搬送装置2により次
の工程に搬送される。なお、1の部材1の複数箇所に罫
書き線を描画する場合には、描画装置7の動作が終了し
た後に、停止装置3を動作させて次の停止位置に停止さ
せ、次の位置に移動後の部材1を固定装置4により固定
した後、同様に次の描画位置にも罫書き線を描画する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る罫書き線描画装置によれば、搬送装置により搬送
されてきた部材を、停止装置によりその部材についての
設計情報に基づいて所定位置に停止させ、固定装置によ
り動かないように固定した状態で、描画装置により描画
具を往復動作させて部材の表面の所定の描画位置に罫書
き線を自動的に描画することができるので、部材に描画
する罫書き線の寸法精度を向上させ、罫書き線の書き忘
れや寸法ミス等の発生を防止して罫書き線の質を向上さ
せるとともに、罫書き線の描画作業に要する時間の短縮
を図ることができる。
【0026】本発明の請求項2に係る罫書き線描画装置
によれば、上述の効果に加えて、描画装置は、前記描画
具をその動作方向に対して揺動可能に保持するととも
に、基準位置に復元する方向に付勢することにより、描
画具を往復動作させる際に、部材の表面に凹凸がある場
合には描画具の先端部が揺動して上下動することとな
り、描画具の先端部が部材の表面から離れることを防止
できるので、部材に反りや寸法誤差等がある場合であっ
てもそれらの誤差を吸収して、部材の表面に確実に罫書
き線を描画することができる。
【0027】本発明の請求項3に係る罫書き線描画装置
によれば、上述の効果に加えて、描画装置は、2個の描
画具をその動作方向に対して並列に保持することによ
り、2本の罫書き線を同時に描画できるとともに、2個
の描画具をそれぞれ異なる種類又は色彩とすることによ
り、部品の取付位置や加工位置等をより明確に表示した
り、部材の方向を明確に表示したりすることが可能とな
る。
【0028】本発明の請求項4に係る罫書き線描画装置
によれば、上述の効果に加えて、停止装置は、搬送装置
による部材の搬送方向に沿って移動するとともに、その
部材についての設計情報に基づいて決定された搬送装置
の搬送面上における設定位置にストッパ部を停止させる
ことにより、部材を描画装置により描画位置に罫書き線
を描画するための所定位置に適切に停止させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る罫書き線描画装置の全
体構成を示す正面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る罫書き線描画装置の停
止装置の右側面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る罫書き線描画装置にお
いて、部材が停止装置により停止され、固定装置により
固定された状態を示す正面図である。
【図4】本発明の実施形態に係る罫書き線描画装置の固
定装置の右側面図である。
【図5】図1のA部拡大図である。
【図6】本発明の実施形態に係る罫書き線描画装置の描
画装置の右側面図である。
【図7】本発明の実施形態に係る罫書き線描画装置の制
御部と各装置との接続を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 部材 2 搬送装置 3 停止装置 4 固定装置 5 部材の表面 6 描画具 7 描画装置 8 制御部 9 搬送装置の搬送面 11 停止装置本体 13 停止装置のストッパ部 18 固定装置の側方押え部 19 固定装置の上方押え部 24 描画装置の保持部 25 描画装置の動作部 D 搬送装置による部材の搬送方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定方向に部材を搬送する搬送装置と、
    搬送されてきた部材をその搬送方向における所定位置に
    停止させる停止装置と、停止した部材をその位置に固定
    する固定装置と、固定された部材の表面に適合する位置
    に保持した描画具を往復動作させて部材の表面に罫書き
    線を描画する描画装置とを備えることを特徴とする罫書
    き線描画装置。
  2. 【請求項2】 前記描画装置は、前記描画具をその動作
    方向に対して揺動可能に保持するとともに、基準位置に
    復元する方向に付勢することを特徴とする請求項1記載
    の罫書き線描画装置。
  3. 【請求項3】 前記描画装置は、2個の描画具をその動
    作方向に対して並列に保持することを特徴とする請求項
    1又は2記載の罫書き線描画装置。
  4. 【請求項4】 前記停止装置は、前記搬送装置による部
    材の搬送方向に沿って移動するとともに、その部材につ
    いての設計情報に基づいて決定された前記搬送装置の搬
    送面上における設定位置にストッパ部を停止させること
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の罫
    書き線描画装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109571347A (zh) * 2018-12-29 2019-04-05 昆山拓誉自动化科技有限公司 平板灯装配线用叠装工位
CN109590971A (zh) * 2018-12-29 2019-04-09 昆山拓誉自动化科技有限公司 画线装置及画线方法

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