JP2002352218A - ファイル名設定システム、電子カメラ、及び情報処理装置 - Google Patents

ファイル名設定システム、電子カメラ、及び情報処理装置

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JP2002352218A
JP2002352218A JP2001154897A JP2001154897A JP2002352218A JP 2002352218 A JP2002352218 A JP 2002352218A JP 2001154897 A JP2001154897 A JP 2001154897A JP 2001154897 A JP2001154897 A JP 2001154897A JP 2002352218 A JP2002352218 A JP 2002352218A
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photographing
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JP2001154897A
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Masanori Kishi
政典 岸
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファイル内容の想起を容易にすると共に、ファ
イル名から撮影位置等に基づくファイル管理を可能にす
るファイル名を設定する。 【解決手段】撮影時に、GPSアンテナ2で受信した複
数の人工衛星から送られてくる電波に基づく受信信号か
ら位置データ(緯度、経度)を求め、この位置データと
地図データに基づき、位置データが示す地図データ上の
領域を特定し、この特定された領域に関する情報の中か
ら地名を取得し(S304)、取得した地名を上記撮影
時の画像データのファイル名(例えば”尾瀬.jp
g”)として設定する(S305)。また、保存先に同
名のファイルが存在するときは(S307がYes)、
ファイル名の拡張子を除いた部分の末尾に付加される数
字をインクリメントしてファイル名を変更する(S30
9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子カメラで撮影
された画像データにファイル名を自動的に設定する技術
に関し、特に撮影時の現在地に関する位置データと地図
データに基づいて得られた撮影位置に関する情報(地
名、住所等)を、画像データのファイル名として設定す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に電子カメラでは、撮影した画像
データをメモリカード等へ記録する際、ファイル名を自
動的に設定して記録するように構成されている。この場
合ファイル名は、例えば、”PIC001.jp
g”、”PIC002.jpg”、”PIC003.j
pg”・・・等のように、所定の共通文字列(ここで
は、”PIC”)に連続する番号を付加して(ここで
は、”001”、”002”、”003”・・・)設定
されるものである。
【0003】このように、設定されるファイル名は所定
の共通文字列に数字を付加したものであるため、ファイ
ル数が多くなると、撮影者は、ファイル名を見ただけで
は、そのファイルが何を撮影したものであるか、またど
こで撮影されたものであるか等を想起することが難し
く、またファイル名から撮影位置等に基づくファイルの
検索や分類等のファイル管理を行うことも出来なかっ
た。このため、撮影者は、ファイル名を管理し易いファ
イル名、例えば、“尾瀬.jpg”等のように、撮影地
である地名等に変更するなどしてファイル管理を行うよ
うにしていた。
【0004】一方、ファイル管理を容易にするため、G
PS(Global Positioning Sys
tem:全地球測位システム)アンテナを内蔵した電子
カメラが提案されている。例えば、特開平8−7719
2号公報に提案される情報処理装置は、ファイル(カメ
ラで撮影された画像データ等)をディスクに格納する際
に、GPSにより検知された現在地に関する位置情報を
ファイルに対応付けて記憶させるようにし、後にファイ
ル検索等を行うときは、この位置情報に基づいてディス
クに格納されたファイル群の中から所定のファイルを検
索するようにしたものである。
【0005】また、特開平11−17908号公報に提
案される情報処理装置は、GPSにより検知された位置
情報(緯度、経度、標高)を、撮影時のファイル(画像
データ)に付加して記憶部に記憶させるようにし、後に
ファイル検索等を行うときには、この付加した位置情報
に基づいて所定のファイルを検索するようにしたもので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平8−77192号公報に提案されている情報処理装
置では、ファイルに対応付けされた位置情報に基づいて
ファイル検索等を行うものであるため、依然としてファ
イル名を見ただけでは、ファイルの内容を想起すること
が難しく、また、ファイル名から撮影位置等に基づく検
索や分類等のファイル管理を行うことも出来なかった。
【0007】また、上記特開平11−17908号公報
に提案されている情報処理装置においても、ファイルに
付加された位置情報に基づいてファイル検索等を行うも
のであるため、先の特開平8−77192号公報と同様
に、ファイル名を見ただけでは、ファイルの内容を想起
することが難しく、また、ファイル名から撮影位置等に
基づくファイル管理を行うことも出来なかった。
【0008】従って、従来の電子カメラにより撮影・保
存されたファイルは、依然として、ファイル名からその
ファイルが何を撮影したものであるか、またどこで撮影
したものであるか等を想起することが難しく、また、フ
ァイル名から撮影位置等に基づくファイルの検索や分類
等のファイル管理を行うことも出来ないという問題を有
していた。
【0009】このため、撮影者は、ファイルを管理する
ために、ファイル名をファイル内容が想起できるような
ファイル名、例えば撮影地である地名等に変更するなど
の面倒な作業を行わなければならなかった。本発明の課
題は、上記実情に鑑み、ファイル名からファイル内容を
想起することを容易にすると共に、ファイル名から撮影
位置等に基づくファイル管理を可能にするファイル名を
設定するファイル名設定システム、電子カメラ、及び情
報処理装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様であ
るファイル名設定システムは、結像された被写体像を光
電変換して電子的な画像データを出力する撮像手段と、
該撮像手段による撮影時の現在地に関する位置データを
検出する位置データ検出手段と、地図データが記憶され
ている地図データ記憶手段と、前記位置データ検出手段
により検出された位置データと前記地図データ記憶手段
に記憶されている地図データに基づいて撮影位置に関す
る情報を取得する取得手段と、該取得手段により取得さ
れた撮影位置に関する情報に基づいて前記画像データの
ファイル名を設定するファイル名設定手段とを備えるよ
うに構成される。
【0011】上記の構成によれば、撮影位置に関する情
報に基づいて画像データのファイル名が設定されるの
で、撮影者は、ファイル名からそのファイルの内容を想
起することが容易になり、また、ファイル名から撮影位
置等に基づくファイル管理が可能になる。
【0012】尚、上述した本発明の第一の態様におい
て、前記ファイル名設定手段は、前記撮影位置に関する
情報に含まれる文字に数字を付加して構成されるファイ
ル名を前記画像データのファイル名として設定し、前記
画像データの保存先に前記設定したファイル名と同一の
ファイル名のファイルが存在するときは、前記設定した
ファイル名の前記付加した数字を他の数字に変更してフ
ァイル名を設定するように構成しても良い。
【0013】この構成によれば、撮影位置に関する情報
に含まれる文字、例えば、撮影位置(緯度、経度、高
度)、地名、住所、付近に在住する人の名称、付近の駅
名、付近に生息する動植物名、付近の建物名、付近の観
光名所の名称、付近の施設名、道路名等に、数字を付加
したファイル名を、画像データのファイル名として設定
することができるので、ファイル名からファイル内容を
想起することが容易になり、またファイル名から撮影位
置等に基づくファイル管理が可能になる。尚、上記撮影
位置に関する情報に含まれる文字には、数字も含まれ
る。また、ファイル(画像データ)の保存先に、同名の
ファイルが存在するときには、ファイル名において付加
した数字を他の数字に変更してファイル名を設定するの
で、画像データを保存する際に、既に保存済みの同名の
ファイルが上書きされることはない。
【0014】また、前記ファイル名設定手段は、前記位
置データ検出手段が位置データを検出できないとき、又
は前記取得手段が前記撮影位置に関する情報を取得でき
ないときは、前記画像データのファイル名をデフォルト
のファイル名に設定するように構成しても良い。
【0015】この構成によれば、撮影時の現在地に関す
る位置データを検出できなかったときや、検出した位置
データに基づく情報が地図データに無い等のために撮影
位置に関する情報を取得できなかったときには、デフォ
ルトのファイル名が設定されるので、ファイル名が設定
されないままになることを防止することができる。
【0016】また、前記ファイル名設定手段は、前記撮
影位置に関する情報に基づいた複数のファイル名候補か
ら任意に選択してファイル名を設定するように構成して
も良い。この構成によれば、例えば、ユーザが複数のフ
ァイル名候補の中から選択した所定のファイル名候補
を、ファイル名として自由に設定することが可能にな
る。
【0017】また、前記撮像手段による撮影時の撮影方
向情報を検出する撮影方向検出手段を更に備え、前記フ
ァイル名設定手段は、前記撮影位置に関する情報と前記
撮影方向情報に基づいて、対応する画像データのファイ
ル名を設定するように構成しても良い。
【0018】この構成によれば、撮影位置に関する情報
と検出された撮影方向(方位、方角)情報に基づいて画
像データのファイル名を設定することができる。また、
前記位置データ又は前記撮影位置に関する情報に基づい
て気象情報を取得する気象情報取得手段を更に備え、前
記ファイル名設定手段は、前記撮影位置に関する情報と
前記気象情報に基づいて、対応する画像データのファイ
ル名を設定するように構成しても良い。
【0019】この構成によれば、撮影位置に関する情報
と取得された気象情報(天候、温度、湿度、風向き等)
に基づいて画像データのファイル名を設定することがで
きる。本発明の第二の態様である電子カメラは、結像さ
れた被写体像を光電変換して電子的な画像データを出力
する撮像手段と、該撮像手段による撮影時の現在地に関
する位置データを検出する位置データ検出手段と、該位
置データ検出手段により検出された位置データと地図デ
ータとに基づいて取得された撮影位置に関する情報に基
づいて前記画像データのファイル名を設定するファイル
名設定手段とを備えるように構成される。
【0020】上記の構成によれば、位置データと地図デ
ータに基づいて撮影位置に関する情報を取得する構成
を、例えば外部装置に備えさせ、電子カメラは、検出し
た位置データをこの外部装置へ出力し、撮影位置に関す
る情報を外部装置に取得させ、この取得させた撮影位置
に関する情報を電子カメラへ入力させるようにすれば、
この撮影位置に関する情報に基づいて、画像データのフ
ァイル名を設定することが可能になる。従って、電子カ
メラは、地図データのような膨大なデータを記憶するた
めの記憶部を設ける必要がなく、また撮影位置に関する
情報を取得する処理に係る負荷を軽減させることもでき
る。
【0021】本発明の第三の態様である情報処理装置
は、地図データが記憶されている地図データ記憶手段
と、撮影時の現在地に関する位置データと前記地図デー
タ記憶手段に記憶されている地図データに基づいて撮影
位置に関する情報を取得する取得手段と、該取得手段に
より取得された撮影位置に関する情報に基づいて画像デ
ータのファイル名を設定するファイル名設定手段とを備
えるように構成される。
【0022】上記の構成によれば、例えば、電子カメラ
等から画像データと共に撮影時の現在地に関する位置デ
ータを受信するようにすれば、撮影位置に関する情報を
取得することができ、これに基づいてファイル名を設定
することが可能になる。本発明の第四の態様である記録
媒体は、コンピュータに、撮影時の現在地に関する位置
データを得るステップ、地図データ記憶手段から地図デ
ータを得るステップ、前記位置データと前記地図データ
に基づいて撮影位置に関する情報を取得するステップ、
前記撮影位置に関する情報に基づいて画像データのファ
イル名を設定するステップ、を実行させるためのプログ
ラムを記録するように構成される。
【0023】上記のプログラムを記録した記録媒体をコ
ンピュータに読み取らせることにより、撮影時の現在地
に関する位置データと地図データに基づいて撮影位置に
関する情報を取得でき、これに基づいて画像データのフ
ァイル名を設定することが可能になる。
【0024】本発明の第五の態様であるプログラムは、
コンピュータに、撮影時の現在地に関する位置データを
得るステップ、地図データ記憶手段から地図データを得
るステップ、前記位置データと前記地図データに基づい
て撮影位置に関する情報を取得するステップ、前記撮影
位置に関する情報に基づいて画像データのファイル名を
設定するステップ、を実行させるように構成される。
【0025】上記のプログラムをコンピュータに読み取
らせることにより、撮影時の現在地に関する位置データ
と地図データに基づいて撮影位置に関する情報を取得で
き、これに基づいて画像データのファイル名を設定する
ことが可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a),(b) は、本発明の第
一の実施の形態に係るファイル名設定システムとしての
電子カメラの外観図である。同図(a) は、電子カメラの
上面図を示し、同図(b) は、その正面図を示している。
同図(a) に示すように、電子カメラ1の上面には、複数
の人工衛星から送られてくる電波を受信するGPSアン
テナ2、及びレリースボタン3等を備えている。また、
同図(b) に示すように、電子カメラ1の正面には、ファ
インダー4、撮影レンズ5、ストロボ6等を備えてい
る。
【0027】この電子カメラ1は、撮影時に、GPSア
ンテナ2で受信した複数の人工衛星から送られてくる電
波に基づいて現在地に関する位置データ(GPSデー
タ、緯度、経度等)を検出し、この位置データと内部に
記憶されている地図データに基づいて撮影位置を特定す
ると共に、この特定された撮影位置に関する情報を取得
し、この取得した情報に基づいて画像データのファイル
名を設定する機能を有している。
【0028】図2は、このような電子カメラ1のシステ
ム構成を示す図である。同図において、撮影レンズ5を
備える撮影レンズ系11、撮像素子12、撮像回路1
3、及びA/D(アナログ/デジタル)変換回路14で
撮像部が構成されている。撮像部では、撮像レンズ系1
1によって結像された被写体像が撮像素子12によって
光電変換され、その変換出力である画像信号が撮像回路
13を介してA/D変換回路14に入力されるとそこで
アナログ−デジタル変換されてデジタルデータである画
像データが得られる。ここで、撮影レンズ系11に備え
られている撮影レンズ5は、レンズ駆動制御回路15に
より制御されているレンズ駆動部16により駆動され、
被写体像のフォーカスの調整が行なわれる。
【0029】シスコン(システムコントローラ)17
は、CPU(中央演算処理装置)を備えて構成され、図
1に示す電子カメラ1を構成する各部を制御すると共
に、画像データで示される画像の明暗・彩度・色合い等
を補正する各種の画像処理を行う。
【0030】ASIC(Application Specific Integra
ted Circuit )部18は、JPEG(Joint Photograph
ic Experts Group)方式による画像データの圧縮処理及
び伸張処理を行う。RAM19は、画像データを一時的
に蓄えるバッファメモリとして使用される他、シスコン
17による各種処理のための作業用の記憶領域としても
使用されるランダム・アクセス・メモリである。
【0031】ROM20は、電子カメラ1を構成する各
部の制御をシスコン17に備えられているCPUに行わ
せるための制御プログラムや、各種の処理のために必要
な演算データや、また撮影位置に関する情報を取得する
ための地図データ等が予め格納されているリード・オン
リ・メモリである。これに格納される地図データは、緯
度、経度から特定される複数の領域を備え、領域毎にそ
の領域に関する情報(位置に関する情報)を備えてい
る。領域に関する情報には、例えば、位置(緯度、経
度)、地名、住所、付近に在住する人の名称、付近の駅
名、付近に生息する動植物名、付近の建物名、付近の観
光名所の名称、付近の施設名、道路名等の情報が含まれ
ている。
【0032】メモリI/F(インターフェース)21
は、カードスロット22に挿入されたメモリカード23
との間でデータの授受を行うためのインターフェース機
能を提供するものであり、データの読み書きの可能な半
導体メモリを備えて構成されるメモリカード23への画
像データの書き込み、あるいはメモリカード23からの
画像データの読み出しの処理等が行なわれる。
【0033】受信回路24は、シスコン17からの要求
に基づいて、GPSアンテナ2で受信した電波に基づく
受信信号をシスコン17へ出力する。ビデオメモリ26
はシスコン17での画像処理によって得られる表示用の
画像データを一時的に保持しておくためのメモリであ
り、この画像データはその後ビデオメモリ26から読み
出されてビデオ出力回路27に入力されてビデオ信号で
ある画像信号に変換される。この画像信号が画像表示L
CD(Liquid Crystal Display)28に入力されると画
像が表示される。また、この画像信号はビデオアウト端
子29を介して他の機器へ送出することも可能である。
【0034】操作部30は、撮影者(ユーザ)により操
作されるレリースボタン3、ズームレバー、動作モード
等の選択スイッチ等により構成され、撮影者からの各種
の指示を受け取ってシスコン17に伝えるためのもので
ある。電源部31は、電池32の電圧若しくは外部電源
端子33に入力された電力の電圧を制御してこの電子カ
メラ1を構成する各部に電力を供給する。
【0035】ストロボ発光部34は、ストロボ6を使用
する撮影の際にストロボ6を発光させるためのものであ
る。外部I/F(インターフェース)35は、外部入出
力端子36に接続された外部装置、例えばパーソナルコ
ンピュータ、携帯情報端末装置、カーナビゲーションシ
ステム等との間でデータの授受を行うためのインターフ
ェース機能を提供するものであり、外部装置への画像デ
ータや各種データ等の出力、あるいは外部装置からの画
像データや各種データ等の入力処理が行われる。
【0036】次に、電子カメラ1のシスコン17に備え
られているCPUによって行なわれる、本発明に関係す
る各種の制御処理について説明する。なお、これらの処
理は、電子カメラ1のROM20に格納されている制御
プログラムをCPUが読み取って実行することによって
実現される。
【0037】図3は、電子カメラ1のシスコン17で行
なわれる制御処理の処理内容を示すフローチャートであ
り、撮影された画像データにファイル名を自動的に設定
する処理の一例を示したものである。尚、同図に示した
フローは、撮影者によりレリースボタン3が操作され、
撮影指示が為された後に行われる処理である。
【0038】同図において、まず、撮影者により撮影指
示が為されると、撮像部による撮像処理を行い、そこで
得られた画像データに、明暗・彩度・色合い等を補正す
るための各種の画像処理を行い、これにASIC部18
によるJPEG圧縮処理を施し、メモリカード23へ記
録する形式の画像データを得る(S301)。
【0039】続いて、複数の人工衛星から送られてくる
電波をGPSアンテナ2で受信し、この電波に基づく受
信信号(GPSデータ)を受信回路24を介して取得す
る(S302)。続いて、GPSデータを取得すること
ができたか否か、また取得したGPSデータから、緯
度、経度を求めることが可能か否かを判断する(S30
3)。この判断処理で、GPSデータを取得でき、緯
度、経度を求めることが可能であると判断したときは
(S303がYes)、このGPSデータから緯度、経
度を求め、ROM20に記憶されている地図データを参
照して、求めた緯度、経度が示す領域を特定する(S3
04)。
【0040】続いて、この特定された領域に基づいて、
それに関する情報の中から地名を取得し、この地名をフ
ァイル名として決定する(S305)。例えば、地図デ
ータから緯度、経度により特定された領域が尾瀬付近の
場合、その特定された領域に関する情報の中から地名”
尾瀬”を取得し、これをファイル名に決定する。但し、
保存先であるメモリカード23へ記録する際は、このフ
ァイル名に拡張子を加えた”尾瀬.jpg”で記録す
る。
【0041】一方、S303の判断処理で、GPSデー
タを取得できないか、又は取得したGPSデータから、
緯度、経度を求めることが不可能と判断したときは(S
303がNo)、ファイル名をデフォルトのファイル名
に決定する(S306)。これにより、緯度、経度が求
まらないために、ファイル名が決定されないことを防止
することができる。尚、デフォルトでは、例えば”PI
C”等をファイル名に決定する。但し、保存先であるメ
モリカード23へ記録する際は、このファイル名に拡張
子を加えた”PIC.jpg”で記録する。
【0042】このようにしてファイル名が決定すると、
次に、保存先となるメモリカード23に同名のファイル
が存在するか否かを判断する(S307)。この判断処
理で、保存先に同名のファイルが存在しないと判断した
ときには(S307がNo)、S301の処理で得られ
た画像データに、S305若しくはS306の処理で決
定したファイル名を設定し、保存先のメモリカード23
に記録する(S308)。例えば、このとき記録される
画像データのファイル名は、先の例によれば、”尾瀬.
jpg”、若しくは”PIC.jpg”になる。
【0043】一方、S307の判断処理で、保存先に同
名のファイルが存在すると判断したときには(S307
がYes)、S305若しくはS306の処理で決定さ
れたファイル名の拡張子を除いた部分の末尾に付加され
ている数字をインクリメントし、これをファイル名とし
て設定する(S309)。但し、ファイル名の拡張子を
除いた部分の末尾に付加されている数字が無いときは、
ファイル名の拡張子を除いた部分の末尾に“001”を
付加して、これをファイル名として設定する。例えば、
このとき設定されるファイル名は、先の例によれば、”
尾瀬”の末尾に”001”を付加して”尾瀬001.j
pg”、若しくは”PIC”の末尾に”001”を付加
して”PIC001.jpg”になる。
【0044】続いて、S307の処理に戻り、再度、保
存先となるメモリカード23に同名のファイルが存在す
るか否かを判断する(S307)。この判断処理で、再
び、同名のファイルが存在すると判断したときには(S
307がYes)、ファイル名の拡張子を除いた部分の
末尾に付加されている数字をインクリメントして、ファ
イル名を変更する(S309)。例えば、ファイル名
が”尾瀬001.jpg”であったときは、拡張子を除
いた部分の末尾に付加されている数字“001”をイン
クリメントして”尾瀬002.jpg”に変更する。ま
た、ファイル名が”PIC001.jpg”であったと
きは”PIC002.jpg”に変更する。
【0045】このように、設定したファイル名と保存先
となるメモリカード23に存在するファイルのファイル
名が異なるようになるまで、S307及びS309の処
理を繰り返す。そして、同名のファイルが存在しないと
判断したときは(S307がNo)、そのときに設定さ
れているファイル名で、S301の処理で得られた画像
データをメモリカード23に記録し(S308)、当該
フロー終了する。
【0046】以上、第一の実施の形態によれば、メモリ
カード23に記録される画像データのファイル名に、撮
影時の現在地の地名が設定されるので、撮影者は、ファ
イル名を見ただけで、ファイルの内容を想起できるよう
になる。また、ファイル名から撮影位置に基づく検索や
分類等のファイル管理も可能になる。
【0047】尚、図3に示したS304の処理では、特
定された領域に関する情報の中から地名を取得し、これ
をファイル名として決定するようにしているが、その
他、上述した、位置(緯度、経度)、住所、付近に在住
する人の名称、付近の駅名、付近に生息する動植物名、
付近の建物名、付近の観光名所の名称、付近の施設名、
道路名等を取得して、それをファイル名として決定する
ようにしても良い。例えば、住所を取得するようにした
場合、その住所が“**県*町5−*−9”のときは、
メモリカード23に記録されるファイル名は、“**県
*町5−*−9.jpg”や、ファイル名の拡張子を除
いた部分に数字を付加したときには“**県*町5−*
−9001.jpg”等になる。また、特定された領域
に関する情報の中から取得すべき情報を何にするかは、
例えば、撮影者が予め操作部30の動作モード等を操作
することにより設定可能に構成するようにしても良い。
【0048】また、S304の処理において、地図デー
タに含まれる情報量が少ないために特定された領域に関
する情報を取得できないときには、S306の処理に移
行してデフォルトのファイル名を設定するようにしても
良い。次に、本発明の第二の実施の形態について説明す
る。
【0049】本発明の第二の実施の形態は、ファイル名
設定システムとしての電子カメラ1の外部入出力端子3
6と不図示のファイル名設定システムとしてのパーソナ
ルコンピュータ(以下、単にPCと言う)の入出力端子
を電気的に接続して、電子カメラ1とPC間でのデータ
の授受を可能に構成し、電子カメラ1のメモリカード2
3に記録されている記録データ(画像ファイル、ファイ
ル)を、PCが備えるハードディスク装置がアクセス可
能な記録媒体(ハードディスク)へ記録する際に、その
記録データのファイル名を自動的に設定(変更)する形
態を示したものである。
【0050】尚、本実施形態に示すPCは、第一の実施
の形態に示した地図データが記憶されている記憶部を備
えると共に、緯度、経度が指定されることにより、その
緯度、経度が示す地図データ上の領域を特定でき、その
特定した領域に関する情報を出力する機能を有してい
る。また、この機能は、PCに通信可能に接続されてい
る外部機器から起動コマンドを受信することにより、実
行可能になるように構成されている。
【0051】図4は、第二の実施の形態に係る電子カメ
ラ1のシスコン17で行なわれる制御処理の処理内容を
示すフローチャートであり、特にPCのハードディスク
へ記録データを記録するときに、その記録データのファ
イル名を自動的に設定する処理の一例を示したものであ
る。
【0052】また、図5(a) は、メモリカード23に記
録されている記録データの一例を示し、同図(b) は、P
Cのハードディスクに記録された記録データの一例を示
す図である。図4において、同図に示したフローは、既
に撮影が終了し、電子カメラ1のメモリカード23に、
撮影により得られた画像データとその撮影時に得られた
GPSデータに基づく緯度、経度等を含む記録データが
記録され、この記録データをPCのハードディスクに記
録するときに開始される処理である。このとき、メモリ
カード23には、図5(a) に示すように、記録データ毎
に、画像データ、その画像データの記録日時(撮影日
時)、その画像データを撮影したときに得られた緯度経
度、及びファイル名が記録されている。このときのファ
イル名は、電子カメラ1が記録データをメモリカード2
3へ記録する際に設定したファイル名である。例え
ば、”OLY001.jpg”、”OLY002.jp
g”、”OLY003.jpg”・・・のように、共通
文字列”OLY”に連続的に数字を付加したファイル名
等が設定されている。従って、この時点では、ファイル
名を見ただけではファイルの内容を想起できないファイ
ル名が設定されている。
【0053】図4において、まず、メモリカード23か
らPCのハードディスクへ記録しようとする記録データ
(画像データ、日時、緯度経度、ファイル名)を読み出
す(S401)。続いて、読み出した記録データの中に
緯度経度(同図GPSデータ)があるか否かを判断する
(S402)。尚、本実施形態に示すGPSデータは、
GPSアンテナ2で受信した複数の人工衛星から送られ
てくる電波に基づく受信信号により求めた緯度、経度を
示している。
【0054】この判断処理で、記録データに緯度経度が
あると判断したときは(S402がYes)、先に説明
した起動コマンドをPCへ送信する(S403)。これ
により、PCでは先に説明した機能が実行可能状態にな
る。続いて、記録データの中の緯度経度をPCへ送信す
る(S404)。緯度経度を受信したPCは、上記機能
により、記憶部から地図データを得て緯度経度が示す地
図データ上の領域を特定し、この特定した領域に関する
情報の中の地名を電子カメラ1に出力する。
【0055】そして、PCから出力された地名を受信す
ると、その地名をファイル名に決定する(S405)。
例えば、PCから出力された地名が”日光”であった場
合、ファイル名は、拡張子を加えた”日光.jpg”に
なる。一方、S402の判断処理で、読み出した記録デ
ータの中に緯度経度が無いと判断したときは(S402
がNo)、S401の処理で読み出した記録データのフ
ァイル名(例えば”OLY001.jpg”等)をその
ままファイル名として決定し、S407の処理へ移る。
【0056】尚、このような記録データの中に緯度経度
が無い場合は、例えば、撮影時に緯度経度を求めるため
に必要な電波をGPSアンテナ2で受信できなかった場
合等に発生する。続いて、PCのハードディスクの所定
のフォルダーを記録データの保存先に指定する(S40
7)。尚、保存先の指定は、撮影者(ユーザ)により指
定されるものであっても良い。
【0057】続いて、保存先となるフォルダーに同名の
ファイル名の記録データが存在するか否かを判断する
(S408)。この判断処理で、フォルダーに同名のフ
ァイル名の記録データが存在しないと判断したときには
(S408がNo)、S401の処理で読み出した記録
データのファイル名を、決定されているファイル名に設
定(変更)して、S407の処理で指定されたフォルダ
ーに記録する(S409)。例えば、このとき記録され
る記録データのファイル名は、”日光.jpg”や”O
LY001.jpg”等になる。
【0058】一方、S408の判断処理で、保存先とな
るフォルダーに同名のファイル名の記録データが存在す
ると判断したときには(S408がYes)、決定され
ているファイル名の拡張子を除いた部分の末尾に付加さ
れている数字をインクリメントしてファイル名を変更す
る(S410)。但し、ファイル名の拡張子を除いた部
分の末尾に付加されている数字が無いときは、ファイル
名の拡張子を除いた部分の末尾に“001”を付加し
て、これをファイル名として設定する。例えば、このと
き設定されるファイル名は、先の例によれば、”日光”
の末尾に”001”を付加して”日光001.jp
g”、若しくは”OLY001”の”001”をインク
リメントして”OLY002.jpg”等になる。
【0059】続いて、S408の処理に戻り、再度、保
存先となるフォルダーに同名のファイル名の記録データ
が存在するか否かを判断する(S408)。この判断処
理で、再び、同名のファイル名の記録データが存在する
と判断したときには(S408がYes)、ファイル名
の拡張子を除いた部分の末尾に付加されている数字をイ
ンクリメントして、ファイル名を変更する(S41
0)。例えば、ファイル名が”日光001.jpg”で
あったときは、拡張子を除いた部分の末尾に付加された
数字“001”をインクリメントして”日光002.j
pg”に変更する。また、ファイル名が”OLY00
2.jpg”であったときは”OLY003.jpg”
に変更する。
【0060】このように、設定したファイル名と保存先
となるフォルダーに存在する記録データのファイル名が
異なるようになるまで、S408及びS410の処理を
繰り返す。そして、同名のファイル名の記録データが存
在しないと判断したときには(S410がNo)、変更
されたファイル名を設定した記録データをフォルダーに
記録し(S409)、当該フローを終了する。
【0061】これにより、保存先となるフォルダーに
は、図5(b) に示した記録データが記録される。この記
録データには、同図(a) に示した記録データの中の、画
像データ、日時、緯度経度と、図4に示したフローにて
設定されたファイル名、例えば、地名付きのファイル名
である”日光.jpg”や”日光001.jpg”等の
ファイル名が含まれる。
【0062】以上、第二の実施の形態によれば、PCの
ハードディスクの指定されたフォルダーに、地名で示さ
れたファイル名の記録データが記録されるようになり、
後に、撮影者がそのファイル名を見ただけでファイルの
内容を容易に想起できるようになり、またファイル名か
ら撮影位置に基づくファイル管理も可能になる。
【0063】また、電子カメラ1はデータ量の多い地図
データを記憶する必要が無いので、ROM20の記憶容
量を少なくすることが出来る。また、緯度経度と地図デ
ータに基づいて撮影位置に関する情報を取得する処理を
PCに行わせることにより、シスコン17が備えるCP
Uの負荷を軽減させることもできる。
【0064】また、一旦、電子カメラのメモリカードに
記録された記録データのファイル名を地名等に対応した
ファイル名に変更するような場合は、位置データ(GP
Sデータ、緯度経度)をPCに出力し、この位置データ
とPC内に記憶されている地図データに基づいて撮影位
置に関する情報(地名等)を取得する処理をPCで行わ
せ、PCから出力された撮影位置に関する情報に基づい
てファイル名を設定して、メモリカード内のファイル名
を変更するように構成すれば良い。
【0065】尚、第二の実施の形態に示したPCの処理
は、例えば、PCが記録媒体にアクセス可能な記憶装置
を備えており、この記録媒体に、上記地図データを記録
させておくと共に、緯度経度(位置データ)が指定され
ることによりその緯度経度が示す地図データ上の領域を
特定し、その特定した領域に関する情報を出力する機能
を実現するためのプログラムを記録させておき、この記
録媒体に記録されているプログラムをPCが読み込み実
行することにより実現される。尚、記憶装置は、例え
ば、ハードディスク装置、CD−ROM装置、フロッピ
ー(登録商標)ディスク装置、或いは光磁気ディスク装
置等の記憶装置である。また、上記地図データとプログ
ラムは、通信回線を介してPCに入力されるものであっ
ても良い。また、上記地図データとプログラムは、各々
別々の記録媒体に記録させるようにしても良い。
【0066】また、第二の実施の形態では、PCのハー
ドディスクに記録データを記録させる構成を示したが、
PCが備える記憶装置が書き込み可能な記録媒体、例え
ば、フロッピーディスク、MO、CD−R(CD−Re
cordable)、CD−RW(CD−ReWrit
able)等、その他の記録媒体へ記録させるようにし
ても良い。又は、通信回線を介して書き込み可能な記録
媒体に記録させるようにしても良い。
【0067】また、第二の実施の形態に示した図4のフ
ローにおいて、撮影により得られた画像データとその撮
影時に得られたGPSデータとをPCに入力させた後の
処理(S402以降の処理)を全てPCに行わせるよう
にしても良い。これにより、電子カメラ1は、更にファ
イル名を設定する処理等を行う必要もないため、シスコ
ン17が備えるCPUの負荷を更に軽減させることがで
きる。この場合のPCの処理は、例えば、地図データと
図4に示したS402以降の処理を実現するためのプロ
グラムを記録媒体に記録させておき、この記録媒体に記
録されているプログラムをPCが読み込み実行すること
により実現される。尚、このとき、地図データとプログ
ラムは、各々別々の記録媒体に記録されていても良い。
また、この地図データとプログラムは、通信回線を介し
てPCに入力されるものであっても良い。
【0068】また、第二の実施の形態では、電子カメラ
1のROM20に地図データが記憶されていない構成を
示したが、例えば、このROM20に最低限の地図デー
タを記憶させておき、始めは、このROM20に記憶さ
れている地図データに基づいて特定された領域に関する
情報を取得するようにし、このときに特定された領域に
関する情報を取得できなかったときには、図4に示した
S403以降の処理に移行して、PCが備える地図デー
タに基づいて特定された領域に関する情報を取得するよ
うにしても良い。
【0069】また、第二の実施の形態では、PCが、地
図データと該地図データと緯度経度に基づいて撮影位置
に関する情報(特定された領域に関する情報)を取得す
る構成を備えていたが、これを、例えば、携帯情報端末
装置やカーナビゲーションシステム等に備えさせるよう
にしても良い。又は、携帯情報端末装置に、地図データ
と緯度経度に基づいて撮影位置に関する情報を取得する
構成を備えさせると共に、他の装置に地図データを記憶
させておき、携帯情報端末装置が、他の装置に記憶され
ている地図データに基づいて撮影位置に関する情報を取
得するように構成しても良い。
【0070】次に、本発明の第三の実施の形態について
説明する。前述の第一及び第二の実施の形態では、GP
Sデータから求められた緯度、経度により特定された地
図データ上の領域に関する情報に基づく地名を自動的に
ファイル名として設定するものであったが、本第三の実
施の形態は、その特定された地図データ上の領域に関す
る情報から複数のファイル名候補を取得し、ユーザがこ
の複数のファイル名候補の中から自由にファイル名を選
択できるように構成した形態である。
【0071】ここでは、一例として、第一の実施の形態
において、GPSデータから求められた緯度、経度によ
り特定された地図データ上の領域が栃木県日光市付近で
あった場合について説明する。この場合、まず、地図デ
ータ上の領域(栃木県日光市付近)に関する情報から複
数のファイル名候補を取得する。前述した通り、地図デ
ータ上の領域に関する情報には、地名、住所、施設名等
の情報が含まれている。本例では、複数のファイル名候
補として、住所、地名、施設名の各カテゴリー別のファ
イル名候補を取得する。そして、ユーザに希望するファ
イル名を選択させるために、取得した複数のファイル名
候補をカテゴリー別に画像表示LCD28に表示する。
【0072】図6(a),(b) 及び図7(a),(b) は、このと
き表示されるファイル名選択画面の一例を示した図であ
る。図6(a) は、ファイル名選択画面の初期画面の一例
である。同図に示すように、まず、”住所”、”地
名”、”施設名”の各カテゴリーが表示され、ユーザ
は、この3つのカテゴリーの中から、ファイル名にした
いカテゴリーを選択・決定することが可能になる。
【0073】同図(b) は、同図(a) の初期画面におい
て、ユーザが、カテゴリーとして住所を選択した後に表
示されるファイル名選択画面の一例である。同図に示す
ように、”栃木県”、”栃木県日光市”、”栃木県日光
市**町”の3つの住所が表示され、ユーザは、この中
から所定の住所をファイル名として選択・決定すること
ができる。
【0074】図7(a) は、図6(a) の初期画面におい
て、ユーザが、カテゴリーとして地名を選択した後に表
示されるファイル名選択画面の一例である。同図に示す
ように、”栃木”、”日光”の2つの地名が表示され、
ユーザは、この中から所定の地名をファイル名として選
択・決定することができる。
【0075】図7(b) は、図6(a) の初期画面におい
て、ユーザが、カテゴリーとして施設名を選択した後に
表示されるファイル名選択画面の一例である。同図に示
すように、”日光東照宮”、”日光東照宮陽名門”の2
つの施設名が表示され、ユーザは、この中から所定の施
設名をファイル名として選択・決定することができる。
【0076】尚、ユーザによる、ファイル名選択画面か
らのカテゴリーやファイル名の選択は、操作部30を介
して行われる。また、図6(a),(b) 図7(a),(b) におい
て、濃色で示された項目は、選択状態にある項目を示し
ている。このようにしてユーザにより所定のファイル名
が選択されると、これをファイル名として設定する。例
えば、ユーザによりカテゴリーとして”施設名”が選択
され、その施設名の中から”日光東照宮”が選択された
ときは、”日光東照宮”に拡張子を加えた”日光東照
宮.jpg”として画像データがメモリカード23に記
録される。
【0077】このように、本第三の実施の形態によれ
ば、ユーザは、ファイル名を、撮影位置に関する情報に
基づく複数のファイル名候補の中から所定のファイル名
を自由に選択することが可能になる。尚、上述した、特
定された地図データ上の領域に関する情報から複数のフ
ァイル名候補を取得し、その中からファイル名として、
ユーザの指示により選択された所定のファイル名を設定
する処理は、第二の実施の形態にも適用可能である。こ
の場合は、PCが、特定された地図データ上の領域に関
する情報から複数のファイル名候補を取得し、その取得
した複数のファイル名候補をPCのディスプレイ等に表
示し、その中からユーザにより選択されたファイル名候
補を電子カメラに出力するようにすれば良い。又は、P
Cが、特定された地図データ上の領域に関する情報から
複数のファイル名候補を取得したら、それらを電子カメ
ラへ出力し、電子カメラにて、その複数のファイル名候
補の表示を行い、そこでユーザにより選択されたファイ
ル名候補をファイル名として設定するようにしても良
い。
【0078】次に、本発明の第四の実施の形態について
説明する。本形態は、ファイル名として撮影方角(方
位、方向)を設定可能にする形態である。ここでは、一
例として、第一の実施の形態に示した電子カメラに方位
センサーを備えさせ、撮影により得られた画像データの
ファイル名として、地名に撮影方角を付記したファイル
名を設定可能にする例について説明する。
【0079】図8は、本発明の第四の実施の形態に係る
電子カメラのシステム構成図である。同図に示した電子
カメラは、図2に示した電子カメラにおいて、撮影時の
撮影方位を取得するための方位センサー37を更に備え
た構成である。尚、方位センサー37は、地磁気を検出
するための磁気センサーであり、本形態に示したシスコ
ン17は、第一の実施の形態に示した処理に加え、受信
回路24を介して得られた方位センサー37からの出力
に基づいて撮影方角を求める処理等も行う。その他の構
成については、図2に示した電子カメラと同様であるの
で、ここでは、その説明を省略する。
【0080】図9は、本発明の第四の実施の形態に係る
電子カメラのシスコン17で行なわれる制御処理の処理
内容を示すフローチャートであり、撮影により得られた
画像データのファイル名として、方角を付記した地名の
ファイル名を自動的に設定する処理の一例を示したもの
である。尚、同図に示したフローは、撮影者によりレリ
ースボタン3が操作され、撮影指示が行われた後に開始
される処理である。
【0081】図9において、まず、撮影者により撮影指
示が行われると、撮影部による撮像処理等を経てメモリ
カードへ記録する形式の画像データを得る(S901)
と共に、GPSアンテナ2等を介してGPSデータを得
る(S902)。尚、このS901及びS902の処理
は図3に示したS301及びS302の処理と同様であ
る。
【0082】続いて、方位センサー37からの出力デー
タを受信回路24を介して取得する(S903)。続い
て、緯度、経度を取得可能なGPSデータであるか否か
に応じて、画像データのファイル名を、GPSデータと
地図データとに基づいて得られた地名のファイル名にす
るか、又はデフォルトのファイル名(例えば”PIC”
等)にするかを決定する処理を行う(S904〜S90
7)。尚、このS904〜S907の処理は、図3に示
したS303〜S306の処理と同様である。
【0083】続いて、取得した方位センサー37からの
出力データが、方角を求めることが可能な出力データで
あるか否かを判断する(S908)。ここで、方位セン
サー37からの出力データが方角を求めることが可能な
出力データであったときは(S908がY)、その出力
データから方角を求め、S906又はS907の処理で
決定されたファイル名にその方角(方角名)を付記(追
加)した新たなファイル名を決定する(S909)。例
えば、ファイル名として”尾瀬”が決定されていたとき
に、求めた方角が西(W:West)であったときは、
新たなファイル名は、”尾瀬”に”W”を付記した”尾
瀬W”になる。
【0084】一方、方位センサー37からの出力データ
が、方角を求めることが不可能な出力データであったと
きは(S908がN)、方角を求めることができないの
で、上述のS909の処理をスキップし、S910の処
理に移る。このようにしてファイル名が決定されると、
続いて、画像データの保存先であるメモリカードに、決
定されたファイル名と同一のファイル名があるか否かを
判断し、同一のファイル名がある場合には、決定された
ファイル名に数字を付加、及びその数字をインクリメン
トする等の処理を行い、メモリカードに記録されている
ファイルのファイル名とは異なるファイル名で画像デー
タを記録するように処理する(S910〜S912)。
但し、実際にメモリカードへ記録される画像データのフ
ァイル名は、拡張子が加えられて、例えば、”尾瀬W.
jpg”や、”尾瀬W1.jpg”等になる。尚、この
S910〜S912の処理は、図3に示したS307〜
S309の処理と同様である。
【0085】このように本実施形態によれば、地名に撮
影方角を付記したファイル名を自動的に設定することが
可能になる。また、本実施形態に示した、方位センサー
37の出力データに基づいて方角を求め、地名にその方
角を付記したファイル名を決定する処理を、第二の実施
の形態に適用することも可能である。この場合、電子カ
メラは、GPSデータと共に方位センサー37の出力デ
ータもPCへ出力し、PCは、方位センサー37の出力
データから方角を求め、GPSデータと地図データから
得た地名に、その方角を付記したファイル名を決定し、
これを電子カメラに出力するようにすれば良い。
【0086】次に、本発明の第五の実施の形態について
説明する。本形態は、ファイル名として気象情報を設定
可能にする形態である。図10(a) は、本発明の第五の
実施の形態に係るファイル名設定システムの概略図であ
る。同図(a) に示すように、本システムは、インターネ
ットに接続されたPC40及び気象情報提供サーバー4
1、電子カメラ42、メモリカード43等を含み、PC
40と気象情報提供サーバー41は、インターネットを
介して通信可能に構成されている。
【0087】電子カメラ42は、GPSデータを取得可
能な、例えば図2又は図8等に示した電子カメラであ
る。従って、撮影時に有効なGPSデータを得られた場
合には、メモリカード43に記録する画像データのファ
イル名は、地名のファイル名(例えば”尾瀬.jpg”
等)になる。又は、撮影時に、有効なGPSデータと有
効な方位センサー出力を得られた場合には、地名に方角
が付記されたファイル名(”尾瀬W.jpg”等)にな
る。
【0088】また、一般的に電子カメラでは、撮影によ
り得られた画像データは、撮影日時データ等の付帯情報
が付されて1つのファイル(画像ファイル)として記録
される。本形態に示す電子カメラ42では、撮影日時デ
ータ等と共に撮影時に取得したGPSデータをも付帯情
報に含めてメモリカード43に記録する。
【0089】PC40は、メモリカード43が装着され
るメモリカードリーダーを備え、ユーザからのファイル
名変更指示に応じて、気象情報提供サーバー41にアク
セスして気象情報を取得し、その気象情報に基づいてメ
モリカード43に記録されているファイルのファイル名
を設定(変更)する処理等を行う。
【0090】気象情報提供サーバー41は、気象情報デ
ータベースを備え、外部からの要求に応じて、所定の日
付の所定の位置における気象情報を提供する処理等を行
う。同図(b) は、上述のPC40と気象情報提供サーバ
ー41の制御処理の処理内容を示すフローチャートであ
る。同図(b) において、左側のフローはPC40のフロ
ーを示し、右側のフローは気象情報提供サーバー41の
フローを示している。
【0091】PC40は、メモリカード43がメモリカ
ードカードリーダーに装着されている状態で、ユーザか
らの、メモリカード43に記録されている所定のファイ
ルについてのファイル名変更指示を受け付けると、ま
ず、そのファイルの付帯情報に含まれているGPSデー
タと撮影日時データを読み出す(S1001)。続い
て、気象情報提供サーバー41へアクセスし、気象情報
提供サーバー41に気象情報の要求を行うと共に、読み
出したGPSデータと撮影日時データを送信する(S1
002)。
【0092】一方、気象情報提供サーバー41では、随
時、外部からの気象情報要求を受け付けており(S10
03)、これを受け付けると(S1003がY)、その
要求と共に受け付けたGPSデータと撮影日時データに
基づいて気象情報データベースを検索し、所定の日時
(撮影日時)の所定の位置(撮影位置)における気象情
報を取得し、この気象情報を要求元へ送信する(S10
04)。従って、PC40から気象情報要求を受け付け
たときには、その要求と共に受け付けたGPSデータと
撮影日付データに基づいて気象情報を取得し、その気象
情報をPC40へ送信する。
【0093】PC40は、気象情報提供サーバー41か
ら送信された気象情報を取得すると(S1005)、ユ
ーザからのファイル名変更指示を受け付けたファイルの
ファイル名に、取得した気象情報を付記した新たなファ
イル名に変更する(S1006)。例えば、ファイル名
変更指示を受け付けたファイルのファイル名が”尾瀬
W.jpg”であったときに、取得した気象情報が、天
候=晴れ、気温=25℃、湿度=60%、東(E:Ea
st)の風1mの場合、ファイル名は、”尾瀬W晴25
℃60%E1m.jpg”や、”尾瀬W_晴_25℃_
60%_E1m.jpg”等になる。
【0094】このように本システムによれば、ファイル
名に、撮影日時の撮影位置における気象情報を付加させ
ることが可能になる。尚、本システムでは、PC40の
メモリカードリーダーに装着されたメモリカード43に
記録されているファイルのファイル名を変更する構成を
示したが、例えば、電子カメラ42とPC40を通信可
能に構成し、電子カメラ42に装着されているメモリカ
ード43に記録されているファイルのファイル名を変更
する構成としても良い。また、本システムでは、GPS
データと撮影日付データを気象情報提供サーバー41に
送信する構成であったが、GPSデータの変わりに、G
PSデータに基づく緯度経度データとしても良い。この
場合、気象情報提供サーバー41は、緯度経度データと
撮影日付データに基づいて気象情報を取得する構成とす
れば良い。
【0095】又は、電子カメラ42をインターネットに
接続可能に構成し、前述のPC40が行っていた処理を
電子カメラ42が行うようにしても良い。図11は、こ
の場合の電子カメラ42の制御処理の処理内容を示すフ
ローチャートである。同図に示すように、ユーザからの
撮影指示を受け付けると、撮像部による撮像処理等を介
してメモリカード43へ記録する形式の画像データを取
得する(S1101)と共に、GPSアンテナ2等を介
してGPSデータを取得する(S1102)。そして、
緯度、経度を取得可能なGPSデータであるか否かに応
じて、ファイル名を地名又はデフォルトのファイル名に
決定する処理を行う(S1103〜S1106)。尚、
このS1101〜S1106の処理は、図3に示したS
301〜S306の処理と同様である。
【0096】続いて、気象情報提供サーバー41にアク
セスして気象情報要求を行うと共に、取得したGPSデ
ータと撮影日付データを気象情報提供サーバー41へ送
信する(S1107)。気象情報提供サーバー41で
は、電子カメラ42から送信されたGPSデータと撮影
日時データに基づいて、気象情報データベースを検索
し、撮影日付の撮影位置における気象情報を取得し(S
1108)、これをPC40へ送信する(S110
9)。
【0097】電子カメラ42は、気象情報提供サーバー
41から送信された気象情報を受信すると、先のS11
04又はS1106の処理で決定されたファイル名に、
この気象情報を付記した新たなファイル名に変更する
(S1110)。続いて、画像データの保存先であるメ
モリカード43に、変更されたファイル名と同一のファ
イル名があるか否かを判断し、同一のファイル名がある
場合には、変更されたファイル名に数字を付加、及びそ
の数字をインクリメントする等の処理を行い、メモリカ
ード43に記録されているファイルのファイル名とは異
なるファイル名で画像データを記録するように処理する
(S1111〜S1113)。尚、このS1111〜S
1113の処理は、図3に示したS307〜S309の
処理と同様である。
【0098】このように図11に示したフローによって
も、ファイル名として、地名に気象情報を付記した新た
なファイル名に変更することが可能になる。
【0099】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、地名等の撮影位置に関する情報に基づいてファ
イル名が設定されるので、後に撮影者はファイル名を見
ただけでその内容を容易に想起できるようになると共
に、ファイル名から撮影位置等に基づくファイルの検索
や分類等のファイル管理が可能になる。
【0100】また、ファイル(画像データ)の保存先に
同名のファイルがあるときは、ファイル名が変更される
ので、既に存在していた同名のファイルが上書きされる
ことはない。また、撮影位置に関する情報を取得できな
かったときは、デフォルトのファイル名が設定されるの
で、ファイル名が未設定のままになることも無い。
【0101】また、ユーザは、複数のファイル名候補の
中から所定のファイル名を自由に選択することが可能に
なる。また、ファイル名に撮影方角や撮影日の撮影位置
における気象情報を付記させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る電子カメラの
外観図であり、(a) は電子カメラの上面図、(b) はその
正面図を示す図である。
【図2】電子カメラのシステム構成を示す図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態に係る電子カメラの
シスコンで行なわれる制御処理の処理内容を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明の第二の実施の形態に係る電子カメラの
シスコンで行なわれる制御処理の処理内容を示すフロー
チャートである。
【図5】(a) はメモリカードに記録されている記録デー
タ、(b) はPCのハードディスクに記録された記録デー
タを示す図である。
【図6】(a),(b) は、ファイル名選択画面の一例であ
る。
【図7】(a),(b) は、ファイル名選択画面の一例であ
る。
【図8】本発明の第四の実施の形態に係る電子カメラの
システム構成図である。
【図9】本発明の第四の実施の形態に係る電子カメラの
シスコンで行なわれる制御処理の処理内容を示すフロー
チャートである。
【図10】(a) は、本発明の第五の実施の形態に係るフ
ァイル名設定システムの概略図であり、(b) は、PCと
気象情報提供サーバーの制御処理の処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【図11】本発明の第五の実施の形態に係る電子カメラ
42の制御処理の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 電子カメラ 2 GPSアンテナ 3 レリースボタン 4 ファインダー 5 撮影レンズ 6 ストロボ 11 撮影レンズ系 12 撮像素子 13 撮像回路 14 A/D変換回路 15 レンズ駆動制御回路 16 レンズ駆動部 17 システムコントローラ 18 ASIC部 19 RAM 20 ROM 21 メモリインタフェース 22 カードスロット 23 メモリカード 24 受信回路 26 ビデオメモリ 27 ビデオ出力回路 28 画像表示LCD 29 ビデオアウト端子 30 操作部 31 電源部 32 電池 33 外部電源入力端子 34 ストロボ発光部 35 外部インターフェース 36 外部入出力端子 37 方位センサー 40 PC 41 気象情報提供サーバー 42 電子カメラ 43 メモリカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/907 H04N 5/907 B // H04N 101:00 101:00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結像された被写体像を光電変換して電子
    的な画像データを出力する撮像手段と、 該撮像手段による撮影時の現在地に関する位置データを
    検出する位置データ検出手段と、 地図データが記憶されている地図データ記憶手段と、 前記位置データ検出手段により検出された位置データと
    前記地図データ記憶手段に記憶されている地図データに
    基づいて撮影位置に関する情報を取得する取得手段と、 該取得手段により取得された撮影位置に関する情報に基
    づいて前記画像データのファイル名を設定するファイル
    名設定手段と、 を備えることを特徴とするファイル名設定システム。
  2. 【請求項2】 前記ファイル名設定手段は、 前記撮影位置に関する情報に含まれる文字に数字を付加
    して構成されるファイル名を前記画像データのファイル
    名として設定し、 前記画像データの保存先に前記設定したファイル名と同
    一のファイル名のファイルが存在するときは、前記設定
    したファイル名の前記付加した数字を他の数字に変更し
    てファイル名を設定する、 ことを特徴とする請求項1記載のファイル名設定システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記ファイル名設定手段は、 前記位置データ検出手段が位置データを検出できないと
    き、又は前記取得手段が前記撮影位置に関する情報を取
    得できないときは、 前記画像データのファイル名をデフォルトのファイル名
    に設定する、 ことを特徴とする請求項1又は2記載のファイル名設定
    システム。
  4. 【請求項4】 前記ファイル名設定手段は、 前記撮影位置に関する情報に基づいた複数のファイル名
    候補から任意に選択してファイル名を設定する、 ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の
    ファイル名設定システム。
  5. 【請求項5】 前記撮像手段による撮影時の撮影方向情
    報を検出する撮影方向検出手段を更に備え、 前記ファイル名設定手段は、前記撮影位置に関する情報
    と前記撮影方向情報に基づいて、対応する画像データの
    ファイル名を設定する、 ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の
    ファイル名設定システム。
  6. 【請求項6】 前記位置データ又は前記撮影位置に関す
    る情報に基づいて気象情報を取得する気象情報取得手段
    を更に備え、 前記ファイル名設定手段は、前記撮影位置に関する情報
    と前記気象情報に基づいて、対応する画像データのファ
    イル名を設定する、 ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の
    ファイル名設定システム。
  7. 【請求項7】 結像された被写体像を光電変換して電子
    的な画像データを出力する撮像手段と、 該撮像手段による撮影時の現在地に関する位置データを
    検出する位置データ検出手段と、 該位置データ検出手段により検出された位置データと地
    図データとに基づいて取得された撮影位置に関する情報
    に基づいて前記画像データのファイル名を設定するファ
    イル名設定手段と、 を備えることを特徴とする電子カメラ。
  8. 【請求項8】 地図データが記憶されている地図データ
    記憶手段と、 撮影時の現在地に関する位置データと前記地図データ記
    憶手段に記憶されている地図データに基づいて撮影位置
    に関する情報を取得する取得手段と、 該取得手段により取得された撮影位置に関する情報に基
    づいて画像データのファイル名を設定するファイル名設
    定手段と、 を備えることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 コンピュータに、 撮影時の現在地に関する位置データを得るステップ、 地図データ記憶手段から地図データを得るステップ、 前記位置データと前記地図データに基づいて撮影位置に
    関する情報を取得するステップ、 前記撮影位置に関する情報に基づいて画像データのファ
    イル名を設定するステップ、 を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 コンピュータに、 撮影時の現在地に関する位置データを得るステップ、 地図データ記憶手段から地図データを得るステップ、 前記位置データと前記地図データに基づいて撮影位置に
    関する情報を取得するステップ、 前記撮影位置に関する情報に基づいて画像データのファ
    イル名を設定するステップ、 を実行させるためのプログラム。
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