JP2002350515A - ビット・エラー・レート測定 - Google Patents
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Abstract
る。 【解決手段】被測定物(DUT)としてデジタル回路を
テストするための方法であって、所定の数のサンプリン
グ・ポイントのそれぞれについて、観測されるデジタル
信号の総数に対するエラー・デジタル信号の比率を表し
たビット・エラー・レートBERを求める第一のステッ
プと、前記求められたBER値がそのサンプリング・ポ
イントに関するしきいBER値を超えるか否かを判定す
ることによって、前記所定の数のサンプリング・ポイン
トのそれぞれに関するテストを実行する第二のステップ
と、前記第二のステップにて得たテスト結果を解析し
て、前記DUTの状態に関するステートメントを生成す
るステップ、とが含まれている方法。
Description
渡反応の特性解明に関するものである。
理0から論理1及びその逆への遷移の特性解明は、こう
したデジタル回路の設計並びに製造にとってますます重
要になってきた。
ってデジタル過渡反応を視覚化することである。実際の
過渡信号がサンプリングされ、表示される。図1には、
オシロスコープによって得られた典型的な視覚化例が示
されているが、この場合、論理「低」と論理「高」の間
における複数の個別遷移10A及び10Bと、「高」と
「低」の間における複数の個別遷移20A及び20B
が、重ね合わせられ、従って、同時に表示される。図1
の表現は、「アイ・ダイヤグラム」とも呼ばれ、データ
・パターンの周期毎に、オシロスコープをトリガするこ
とによって生成される。従って、パターン内の全ての遷
移は、スクリーンに同時に示される。
いわゆるビット・エラー・レート(BER)、すなわ
ち、観測されるデジタル信号の総数に対するエラー・デ
ジタル信号(Bit)の比率を求めることが必要にな
る。超えてはならない典型的なエラー・ビット・レート
は、10−9〜10−12の範囲であり、換言すれば、
用途に従って、109〜1012のうち1つのエラーを
許容することができる。一方、それは、有意味のテスト
結果(例えば、>95%の信頼水準)を得るには、エラ
ーなしで、少なくとも(109〜1012の)3倍のB
itのテストを実施しなければならないということにな
る。しかし、これによって、測定時間が長くなるので、
BERの特性解明は、一般に、極めて時間を浪費するタ
スクである。
れた、いわゆるBERアイ・ダイヤグラムが示されてい
るが、両方とも、出願人であるアジレント・テクノロジ
社製の、Agilent(登録商標)81200 Da
ta Generator/Analyzer Pla
tform及びAgilent(登録商標)E4874
Characterization Softwar
e Componentsによって得られたものであ
る。2次元グラフ式表現としてのアイ・ダイヤグラム
は、解析器の遅延及びしきい値に関する掃引を利用して
生成される。BER情報は、各サンプリング・ポイント
毎にカラー・コーディングによって表示される。BER
は、周期の一部内(アイ開口が100%未満であるた
め)及び正当なしきい値内においては、ほんのわずかに
しかならない可能性がある。その結果、BERがサンプ
リング・ポイントによって決まる、アイ・パターンが生
じることになる。BERの結果値は、各サンプリング・
ポイント毎に求められる。
プによる)によって、パルス形に関する追加情報(オー
バシュート等)が得られるが、図2のBERアイ・ダイ
ヤグラム(Agilent 81200による)によれ
ば、アイ内のサンプリング・ポイントの位置に従って、
ビット・エラー・レートを予測することが可能な情報が
得られる。
伝送速度が増すにつれて、次第に悪化する。低周波数に
おいて急峻な(高から低または低から高への)遷移を示
す回路は、周波数が高くなると、「長い勾配」を示し、
従って、勾配の実際の推移も、ジッタまたは他の影響を
被ることになる。言うまでもなく、こうした「長く、フ
ァジイな勾配」によって、やはり、エラーの確率が高ま
ることになる。
関して、オシロスコープ・アプローチ(図1)を適用で
きるのは、これまでのところ、こうしたグラフ式アイ・
ダイヤグラムを「解釈する」ことが可能な高度な訓練を
受けた人員が得られるか、あるいは、特定のマスク整合
アルゴリズムが用いられている場合に限られることが分
かっている。一方では、図2に示すBER測定は、一般
に、極めて時間を浪費する。他方、BER測定は、一般
に、全てのデータ・ビットを検討するが、オシロスコー
プ測定は、サンプリング・レートが制限されるので、デ
ータ情報のわずかな部分だけしか検出することができな
い。
は、とりわけ、製造作業場での運用を促進するために改
良を施された過渡現象テストを提供することにある。
によって解決される。望ましい実施態様については、従
属請求項によって示されている。
受ける回路DUTとしての)は、テスト装置が、所定の
数のサンプリング・ポイントについて合格/不合格テス
トを実施して、デジタル回路内における論理信号の過渡
反応を特性解明するという形で、テストされる。各サン
プリング・ポイント毎に、テスト装置は、観測されるデ
ジタル信号の総数に対するエラー・デジタル信号の比率
を表すビット・エラー・レート(BER)を求める。次
に、求められたBER値と、そのサンプリング・ポイン
トに関するしきいBER値が比較され、求められたBE
R値がしきいBER値を超えると、このサンプリング・
ポイントに関するテストは不合格になる。全てのサンプ
リング・ポイントが同じしきいBER値を有する可能性
があるのは明白である。
グ・ポイントが合格すると、デジタル回路全体のテスト
が合格とみなすことが可能である。しかし、2つ以上の
サンプリング・ポイントが不合格になる場合、あるい
は、例えば、サンプリング・ポイントのいくつかまたは
全てのBER値を合計した値が、定義済み総BER値を
超える場合、そのテストだけが不合格になるように、追
加解析判定基準を適用することも可能である。さらに、
例えば、ある重要なサンプリング・ポイントの重要性ま
たは関連性を強調または優先するため、1つ以上のサン
プリング・ポイントに関して求められたBER値が、定
義済み評価係数によって評価されるように、評価基準を
適用することも可能である。前述の判定基準及び解析方
法は、単なる望ましい例でしかなく、網羅したものでは
ないのは明白である。実際の解析及び規定の判定基準
は、特にそのデジタル回路の用途及び仕様との関係にお
いて決まる。
の特性解明を効率よく行われるように選択するのが望ま
しい。サンプリング・ポイントは、クリティカルな遷移
領域において選択するのが望ましい。サンプリング・ポ
イント数を最小限に抑えることによって、必要なテスト
時間も最短化される。サンプリング・ポイントの定義に
有効な情報は、こうした他のデジタル回路に対する以前
の測定結果、とりわけ、例えば図2に示すような、サン
プリング・ポイントの全範囲に対する「完全な」測定結
果である。従って、クリティカルな領域の識別が可能に
なる。その他の情報としては、デジタル回路のBER規
格が考えられる。
動で」選択することもできるし、テスト装置が自動的に
設定または提案することも可能である。後者の場合、テ
スト装置は、少なくとも、1つの基準測定値または他の
基準情報を必要とする。さらに、半自動モードの場合、
テスト装置は、「サンプリング・ポイント」を提案する
ことができるが、これは、ユーザによる修正も可能であ
り、さらに、サンプリング・ポイントを追加することも
可能である。
れば、DUTに加えられるか、または、DUTのクロッ
ク出力から得られる基準クロック信号の遷移に対するそ
の絶対位置または相対位置によって決定されるのが望ま
しい。これは、基準クロック信号のような、信号の遷移
それ自体または他の遷移に対する、絶対または相対しき
い値、及び、絶対または相対サンプリング・ポイント遅
延値を備えるサンプリング・ポイントを決定することに
よって実施可能である。
るための望ましい実施態様の場合、しきい値が一定に保
たれている間に、サンプリング・ポイントの遅延掃引を
行う、いわゆるバスタブ測定が用いられる。これは、例
えば図2に示す、完全なBERアイ・ダイヤグラムのあ
る単一行に相当する。こうした各測定によって、アイの
開口部に対応する位相マージンが得られ、低のBER値
から高のBER値への遷移(図1の場合、10A、20
Aまたは20B、10Bである)における2つのサンプ
リング・ポイントが導き出されることになる。こうした
測定は、高レベルと低レベルの間の選択レベルについて
繰り返し実施することが可能である。例えば、振幅の2
0%、50%、及び、80%において、3回の測定を実
施することによって、6つの特性サンプリング・ポイン
トが得られるようにするのが望ましい。こうして選択さ
れたサンプリング・ポイントは、DUTの許容差に対処
するため、わずかに「アイの内側」に向かってシフトさ
せることが可能である。
イントの全範囲からほんのわずかではあるが、有意のサ
ンプリング・ポイントを選択することによって、テスト
時間を大幅に短縮することが可能になり、これにより、
可能性のある自動化高速テスト応用例を、とりわけ、生
産作業場で用いられる合格/不合格テストとして適用す
ることが可能になる。2.488GHz(OC48)の
クロック・レートで、<10−8のしきいBER値を用
いて、6つの選択サンプリング・ポイントだけしかテス
トされないある例では、純測定時間は、わずか723m
sにしかならない。同期に関して1秒、さらに、再プロ
グラミングに関して150nsを考慮すると、この合計
によって、全テスト時間はほぼ2.5sになる。これに
対して、オシロスコープの場合には、まず、サンプリン
グ・ポイント毎に100〜200のサンプルに関して、
その2.5sを考慮に入れることになったであろう。す
なわち、本発明によれば、時間を短縮して、テストの信
頼性が向上することになる。
意の種類のデータ・キャリアに記憶することができる
か、もしくは、前記データ・キャリアによって別様に供
給することが可能な、または、任意の適合するデータ処
理装置において、もしくは、前記データ処理装置によっ
て実行することが可能な、1つ以上の適合するソフトウ
ェア・プログラムによって実施または支援することが可
能であることは明白である。
て、テストを受ける装置(DUT)110に刺激テスト
信号(「データ・イン」及び「クロック・イン」)が加
えられ、解析器120が、DUT110から応答信号
(「データ・アウト」及び「クロック・アウト」)を受
信する。このアーキテクチャは、発生器100と解析器
120の両方を含む、出願人であるアジレント・テクノ
ロジ社製のAgilent(登録商標)ParBERT
(登録商標)81250によって施すのが望ましい。解
析器120は、できれば、受信した応答信号からの再構
成(例えば、PRBSを用いる場合)を通じて、また
は、予測データ・メモリを対照することによって、DU
T110から受信した応答信号と予測応答信号を比較す
る。予測応答信号が、やはり、発生器100からの刺激
テスト信号から直接導き出すことができるのも明白であ
る。
10に刺激信号が加えられ、解析器120が、DUT1
10からその刺激信号に対する応答信号を受信する。解
析器120は、DUT110から受信した応答信号と予
測データ信号を比較する。処理装置130(Agile
nt(登録商標)ParBERT(登録商標)8125
0の一部とすることも可能である)が、あらかじめ与え
られた数のサンプリング・ポイントのそれぞれについ
て、BER値を求める。各サンプリング・ポイントは、
マスタ・クロック遷移に対する遅延時間、及び、DUT
110の出力信号に関するしきい値によって決定するの
が望ましい。
グ・ポイント毎に、求められたBER値とあらかじめ与
えられたしきいBER値を比較する。求められたBER
値がしきいBER値を超える場合、このサンプリング・
ポイントに関するテストは、「不合格」とみなされるこ
とになる。そうではなく、求められたBER値が、しき
いBER値以下の場合には、このサンプリング・ポイン
トに関するテストは、「合格」とみなされることにな
る。
のサンプリング・ポイントに関するテストが「不合格」
になると、処理装置130は、テスト全体(全てのサン
プリング・ポイントに関する)を「不合格」とみなすこ
とになる。
用いたサンプリング・ポイントの選択が例示されてい
る。しかし、言うまでもなく、このサンプリング・ポイ
ントの選択は、図1の表示とは無関係であり、図4の表
現は、より明確な理解に役立つだけのものである。
るため、いわゆるバスタブ測定が実行される。そのた
め、サンプリング・ポイント遅延掃引が施され、しきい
値が一定に保たれる。図1の例では、しきい値レベルを
高と低の間の約20%、50%、及び、80%のレベル
にして、3回の測定が施される。こうした各測定毎に、
ライン10A、20A、または、20B、10Bとの
「交差点」において、低BER値(BERアイ・ダイヤ
グラムの内側における)から高BER値への遷移に関す
る2つのサンプリング・ポイントが検出される。
って、ライン20Aとの「交差点」において、低BER
値から高BER値への遷移点としてサンプリング・ポイ
ント400Aが検出され、ライン10Bとの「交差点」
において、低BER値から高BER値への遷移点として
サンプリング・ポイント410Aが検出される。従っ
て、50%レベルの掃引によって、2つのサンプリング
・ポイント420A(ライン20Aとの「交差点」にお
いて)、及び、430A(ライン20Bとの「交差点」
において)が検出され、80%レベルの掃引によって、
2つのサンプリング・ポイント440A(ライン10A
との「交差点」において)、及び、450A(ライン2
0Bとの「交差点」において)が検出される。この結
果、6つの特性サンプリング・ポイントが既に得られた
ことになり、DUT110に関する有意の合格/不合格
テストを施すことが可能になる。
め、選択されたサンプリング・ポイント400A〜45
0Aを「アイの内側」に向かってシフトすることによっ
て、「補正された」サンプリング・ポイント400B〜
450Bが得られるようにすることが可能である。
合、「補正」サンプリング・ポイント400B〜450
Bは、DUT110に関する高速合格/不合格テストを
実行するための典型的なサンプリング・ポイントとして
選択される(図3の測定セットアップにおいて)。10
−9のしきいBER値が、サンプリング・ポイント40
0B〜450Bのそれぞれについてセットされる。6つ
の選択サンプリング・ポイントのそれぞれについて、処
理装置130は、実際のBER値を求めて、求められた
実際のBER値とあらかじめ与えられたしきいBER値
を比較する。
プリング・ポイントに関するテストが、「不合格」の場
合、換言すれば、少なくとも1つのサンプリング・ポイ
ントの実際のBER値が10−9のしきいBER値を超
えると、テスト全体(6つ全てのサンプリング・ポイン
トに関する)を「不合格」とみなすことになる。
者には本発明に対するさまざまな修正が明らかになるで
あろう。従って、本発明は、付属の特許請求の範囲によ
ってのみ制限されるものとする。しかしながら、本発明
の広汎な応用の可能性に鑑み、以下に本発明の実施態様
を幾つか例示する。
(110)としてデジタル回路をテストするための方法
であって、(a)所定の数のサンプリング・ポイントの
それぞれについて、観測されるデジタル信号の総数に対
するエラー・デジタル信号の比率を表したビット・エラ
ー・レートBERを求めるステップと、(b)前記求め
られたBER値がそのサンプリング・ポイントに関する
しきいBER値を超えるか否かを判定することによっ
て、前記所定の数のサンプリング・ポイントのそれぞれ
に関するテストを実行するステップと、(c)ステップ
(b)の前記テスト結果を解析して、前記DUT(11
0)の状態に関するステートメントを生成するステップ
が含まれている、方法。
理状態間における遷移特性に関して典型的なサンプリン
グ・ポイントとして、前記所定の数のサンプリング・ポ
イントを選択するステップ(a1)が含まれることを特
徴とする、実施態様1に記載の方法。
の測定データを解析して、前記所定の数のサンプリング
・ポイントを選択するステップ(a2)が含まれること
を特徴とする、実施態様2に記載の方法。
ER値から高BER値への遷移におけるサンプリング・
ポイントを選択するステップ(a3)が含まれることを
特徴とする、実施態様3に記載の方法。
DUT(110)の許容差に対処するため、前記選択さ
れたサンプリング・ポイントを調整するステップが含ま
れることを特徴とする、実施態様4に記載の方法。
前記求められたBER値の1つがそのサンプリング・ポ
イントに関するしきいBER値を超えると、前記DUT
(110)の状態が、テストに不合格とみなされること
を特徴とする、実施態様1または上述の実施態様の任意
の1つに記載の方法。
に、1つ以上のサンプリング・ポイントに関して求めら
れた前記BER値を事前定義された評価係数で評価する
ことにより、評価基準を適用するステップ(c1)が含
まれることを特徴とする、実施態様1または上述の実施
態様の任意の1つに記載の方法。
タ処理システムによる実行時に、実施態様1または上述
の実施態様の任意の1つに記載の方法を実行するため、
データ・キャリアに記憶されるのが望ましいソフトウェ
ア・プログラムまたは製品。
(110)としてデジタル回路をテストするためのテス
ト装置(100、120、130)であって、所定の数
のサンプリング・ポイントのそれぞれについて、観測さ
れるデジタル信号の総数に対するエラー・デジタル信号
の比率を表すことになる、ビット・エラー・レートBE
Rを求めるための処理装置(130)と、前記求められ
たBER値がそのサンプリング・ポイントに関するしき
いBER値を超えるか否かを判定し、前記テスト結果を
解析して、前記DUT(110)の状態に関するステー
トメントを生成することによって、前記所定の数のサン
プリング・ポイントのそれぞれに関するテストを実行す
るための解析装置(120)が含まれている、テスト装
置。
アイ・ダイヤグラムである。
イヤグラムである。
示す図である。
ある。
Claims (9)
- 【請求項1】テストを受ける装置DUTとしてデジタル
回路をテストするための方法であって、 所定の数のサンプリング・ポイントのそれぞれについ
て、観測されるデジタル信号の総数に対するエラー・デ
ジタル信号の比率を表したビット・エラー・レートBE
Rを求める第一のステップと、 前記求められたBER値がそのサンプリング・ポイント
に関するしきいBER値を超えるか否かを判定すること
によって、前記所定の数のサンプリング・ポイントのそ
れぞれに関するテストを実行する第二のステップと、 前記第二のステップの前記テスト結果を解析して、前記
DUTの状態に関するステートメントを生成する第三の
ステップ、とが含まれている方法。 - 【請求項2】前記第一のステップの前に、 論理状態間における遷移特性に関して典型的なサンプリ
ング・ポイントとして、前記所定の数のサンプリング・
ポイントを選択する第四のステップが含まれることを特
徴とする、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】前記第四のステップに、以前の測定データ
を解析して、前記所定の数のサンプリング・ポイントを
選択する第五のステップが含まれることを特徴とする、
請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】前記第五のステップに、低BER値から高
BER値への遷移におけるサンプリング・ポイントを選
択する第六のステップが含まれることを特徴とする、請
求項3に記載の方法。 - 【請求項5】前記第六のステップに、前記DUTの許容
差に対処するため、前記選択されたサンプリング・ポイ
ントを調整するステップが含まれることを特徴とする、
請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】前記第三のステップにおいて、前記求めら
れたBER値の1つがそのサンプリング・ポイントに関
するしきいBER値を超えると、前記DUTの状態が、
テストに不合格とみなされることを特徴とする、請求項
1または上述の請求項の任意の1つに記載の方法。 - 【請求項7】前記第三のステップに、さらに、 1つ以上のサンプリング・ポイントに関して求められた
前記BER値を事前定義された評価係数で評価すること
により、評価基準を適用するステップが含まれることを
特徴とする、請求項1または上述の請求項の任意の1つ
に記載の方法。 - 【請求項8】コンピュータのようなデータ処理システム
による実行時に、請求項1または上述の請求項の任意の
1つに記載の方法を実行するため、データ・キャリアに
記憶される事が望ましいソフトウェア・プログラムまた
は製品。 - 【請求項9】テストを受ける装置DUTとしてデジタル
回路をテストするためのテスト装置であって、 所定の数のサンプリング・ポイントのそれぞれについ
て、観測されるデジタル信号の総数に対するエラー・デ
ジタル信号の比率を表すことになる、ビット・エラー・
レートBERを求めるための処理装置と、 前記求められたBER値がそのサンプリング・ポイント
に関するしきいBER値を超えるか否かを判定し、前記
テスト結果を解析して、前記DUTの状態に関するステ
ートメントを生成することによって、前記所定の数のサ
ンプリング・ポイントのそれぞれに関するテストを実行
するための解析装置が含まれている、テスト装置。
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