JP2002349511A - 位置検出センサの取付構造 - Google Patents
位置検出センサの取付構造Info
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- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract
造の幅方向および高さ方向の寸法の小型化を図るととも
に、センサの位置を固定するための固定用ボルトの抜脱
を防止することにある。 【解決手段】シリンダチューブ14の外部側面に固着さ
れるレール部材24と、位置検出センサを保持し前記レ
ール部材24に沿って摺動自在に設けられたホルダ28
aと、ホルダ28aをレール部材24に対して固定する
ための固定用ボルト30aとからなるセンサ取付機構1
8を備えるとともに、前記固定用ボルト30aに抜け止
め機構を設ける。
Description
能が設けられた位置検出センサの取付構造に関する。
め、あるいは種々の産業機械を駆動させる駆動手段とし
て流体圧シリンダが用いられている。この流体圧シリン
ダは、例えば、小型化、オプション設定等の多機能化に
よるユーザの種々のニーズに対応するために、シリンダ
チューブおよび前記シリンダチューブに付設されるスイ
ッチを含む付属部品等が備えられている。
ッチの外表面に付着した液体による雑菌の繁殖を防止す
るという衛生面での要求に鑑み、位置調整機構を設けて
もセンサ全体の形状が大きくならず、小型・軽量化を達
成することができ、しかも、外表面に液体が溜まりにく
く、付着した液体が自然に滴り落ちることにより、衛生
上の問題を回避することが可能な位置検出センサを提案
している(特願2000−56437号および特願20
00−56440号参照)。
関連してなされたものであり、外表面に液体が溜まりに
くく、付着した液体が自然に滴り落ちることにより、衛
生上の問題を回避することができるとともに、シリンダ
のストローク方向に対する位置検出センサの取付位置を
任意に調整することができ、しかも、位置検出センサの
位置を固定するためのねじ部材が緩んだ際に該ねじ部材
の抜脱を阻止することが可能な位置検出センサの取付構
造を提供することを目的とする。
めに、本発明は、シリンダチューブの外部に装着され、
ピストンの位置を検出するための位置検出センサの取付
構造であって、前記ピストンに装着された磁石の磁界を
検知することにより、前記ピストンの位置を検出する位
置検出センサと、シリンダチューブの外部側面から所定
間隔離間するように装着されるレール部材と、前記位置
検出センサを保持し、前記レール部材に沿って変位自在
に設けられるホルダと、前記ホルダに設けられ、シリン
ダチューブより離間する方向に突出して形成されるボス
部と、前記ボス部を貫通して形成されるねじ孔と、前記
ねじ孔に螺入される固定用ねじ部材と、を備え、前記固
定用ねじ部材の一端部を締め付けて前記レール部材を押
圧することにより、前記ホルダがレール部材の軸線方向
に沿った所定の位置に固定されることを特徴とする。ま
た、前記ねじ孔に対して前記固定用ねじ部材の抜脱を阻
止する抜け止め機構を設けるとよい。
一端部側に形成される雌ねじ部と、他端部側に形成され
る貫通孔とを備えるとともに、前記固定用ねじ部材の一
端部側に形成される第1ねじ部と、他端部側に形成され
る第2ねじ部と、前記第1ねじ部と前記第2ねじ部との
間に形成され、前記雌ねじ部に螺合しない軸部とを備
え、前記軸部の軸線方向の長さを、第1ねじ部の軸線方
向の長さより長く形成するとともに、前記貫通孔の軸線
方向の長さを、雌ねじ部の軸線方向の長さより長く形成
するとよい。
り離間する方向に所定角度傾斜して形成するとよい。
一端部側に形成される雌ねじ部と、他端部側に形成され
る貫通孔とを備えるとともに、前記固定用ねじ部材の一
端部側に形成される軸部と、他端部側に形成されるねじ
部とを備え、前記固定用ねじ部材を前記レール部材に近
接する前記貫通孔側から螺入し、前記軸部の直径を前記
ねじ部のねじ谷の直径より大きく形成することにより、
前記ねじ孔に対する固定用ねじ部材の抜脱を阻止すると
よい。さらに、固定用ねじ部材の一端部をテーパ状に形
成するとよい。
は、レール部材に沿って設けられるホルダに位置を固定
するための固定用ねじ部材を設け、また、ホルダのボス
部を所定角度傾斜して形成するとともに、固定用ねじ部
材とボス部に形成されるねじ孔とに固定用ねじ部材の抜
け止め機構を設けている。
れた固定用ねじ部材を締め付け、その一端部をレール部
材に当接させることにより、強固にホルダを固定するこ
とができる。
ことにより、ホルダの外形寸法を抑制することができ、
固定用ねじ部材とねじ孔との抜け止め機構の作用下に固
定用ねじ部材の抜脱を防止することができる。
付構造について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を
参照しながら以下詳細に説明する。
取付機構を介して位置検出センサをシリンダ10の側面
に付設した斜視図である。
れ、所定間隔離間する一組の圧力流体出入ポート12
a、12bが設けられたシリンダチューブ14と、前記
シリンダチューブ14の一端部に固着されたヘッドカバ
ー15(図2参照)と、前記シリンダチューブ14の他
端部のねじ孔に嵌着されたロッドカバー16とを有す
る。
うに、前記シリンダチューブ14内にヘッドカバー15
とロッドカバー16とによって閉塞されたシリンダ室1
7に沿って変位するピストン19と、一端部が前記ピス
トン19に係着され、他端部が外部に露呈するピストン
ロッド21と、前記ロッドカバー16の環状凹部に装着
され、ピストンロッド21の外周面を囲繞する孔部23
が形成されたスクレーパ25とを有する。
12bは、それぞれ通路27a、27bを介してシリン
ダ室17a、17bと連通するように設けられている。
を介してロッドパッキン29が装着され、前記ロッドパ
ッキン29によってピストンロッド21の外周面を囲繞
することにより、シリンダ室17が気密および液密に保
持される。また、前記ロッドカバー16の内周面に形成
された環状凹部には円筒状のブッシュ33が装着され、
該ロッドカバー16の端部に形成された環状凹部には、
スクレーパ25が装着されている。前記スクレーパ25
とロッドカバー16との間には、ピストンロッド21の
外周面に付着された潤滑油の油溜まり部として機能する
環状の室35が形成されている。
7の内壁面に摺接して該シリンダ室17を一方のシリン
ダ室17aと他方のシリンダ室17bとに分割するピス
トンパッキン37が環状溝を介して装着され、さらに、
ピストンパッキン37に近接する部位には、前記ピスト
ン19を囲繞するリング体からなるマグネット39が環
状溝を介して装着されている。
との軸線方向に沿った結合部位の一端部にはゴム等の可
撓性材料によって形成された環状のシール部材41が設
けられている。
後述するレール部材24を取り付けるために、所定間隔
離間する一組のねじ穴(図示せず)が形成されている。
形成されたボルト部材20をシリンダチューブ14の側
面に形成された図示しないねじ穴に螺入することによ
り、前記シリンダチューブ14の側面に所定距離離間し
て固着される一組の脚部22a、22bと、前記シリン
ダチューブ14の側面から所定間隔離間し、前記脚部2
2a、22bを介してシリンダチューブ14と略平行に
装着されるレール部材24と、前記レール部材24の軸
線方向に沿った任意の位置に調整自在に設けられ、位置
検出センサ26を保持するホルダ28aと、ホルダ28
aの位置を固定するための固定用ボルト(固定用ねじ部
材)30aとを有する。
ル部材24およびホルダ28aを、例えば、合成樹脂製
材料、アルミニウム合金、ステンレス等の金属製材料に
よって形成するとよい。
部材24は断面略長方形状に形成され、その外表面の四
隅角部がそれぞれ面取りされて所定の曲率半径を有する
断面円弧状の面取り部43を有する。
うに、一端部に形成されるボルト頭部31側から他端部
側に向かって第1ねじ部32、ねじ山が刻設されておら
ず、後述するボス部46aの雌ねじ部58に対して嵌合
されない非嵌合軸部(軸部)34、第2ねじ部36の順
で形成されており、非嵌合軸部34の軸線方向に沿った
長さ(B)が、第1ねじ部32の長さ(A)より長くな
るように形成される(B>A)。また、固定用ボルト3
0aの他端部には、テーパ状に形成されたテーパ部38
aが設けられ、前記テーパ部38aがレール部材24の
一側面に当接することによりホルダ28aが固定され
る。なお、固定用ボルト30aの他端部をテーパ状とす
ることにより、テーパ部38aをレール部材24の一側
面に当接させた際に、より密着して押圧することができ
る。
部32と第2ねじ部36のねじ谷における直径より小さ
く形成されるとともに、第1ねじ部32と第2ねじ部3
6とは、同一径のねじ山が形成される。
断面略L字状に形成され、図5および図6に示されるよ
うに、シリンダチューブ14に近接する側方に突出して
一体的に形成され、位置検出センサ26を保持するセン
サ保持部42と、レール部材24の軸線方向に沿って変
位自在に保持しているレール保持部44と、ホルダ28
aの一端部側にシリンダチューブ14より離間する方向
に突出して形成される略円筒状のボス部46aと、前記
ボス部46aの略中央に形成される貫通ねじ孔(ねじ
孔)48とからなる。
示されるように、一端部が閉塞され且つ他端部が開口す
る断面円弧状のセンサ取付孔40がレール部材24の軸
線方向に沿って形成され、センサ取付孔40には該セン
サ取付孔40の断面形状に対応する形状からなり、別体
で形成された位置検出センサ26が嵌挿されることによ
り保持されている。
サ取付孔40の閉塞された壁面に当接するため平面状に
形成され、前記位置検出センサ26の他端部には、リー
ド線50が接続されている。
ピストン19の位置を検知したときに発光する表示灯5
2(図3参照)を視認可能な表示灯確認孔54がセンサ
保持部42の上面に設けられ、前記表示灯確認孔54に
は、透明または半透明な樹脂性材料が充填されており、
表示灯確認孔54からセンサ保持部42のセンサ取付孔
40への液体等の進入が阻止される。また、センサ保持
部42のセンサ取付孔40に位置検出センサ26を挿入
した後に、センサ取付孔40の開口側から前記樹脂性材
料を充填することにより、位置検出センサ26がセンサ
取付孔40内に強固に固定されるとともに、センサ取付
孔40から内部への液体等の進入が阻止される。
保持部42とシリンダチューブ14の側面との間には適
度なクリアランスが設けられ、位置検出センサ26がシ
リンダチューブ14の外表面に対して非接触状態に配置
される。
チューブ14の外表面に接触した状態では、液溜まりが
発生する要因となり、またシリンダチューブ14の外表
面に付着した液体の排水性を考慮した場合、位置検出セ
ンサ26を適度なクリアランスによって浮かせた状態に
するとよい。
えば、ホール素子、磁気抵抗素子等からなる図示しない
検出素子が設けられ、またリード線50を介して検出信
号を外部機器に導出することができる。
されるように、断面略コ字状に形成され、内周面にレー
ル部材24が軸線方向に変位自在に挿入され、前記内周
面は、レール部材24の断面形状に対応して形成され、
レール部材24の断面形状より若干大きく形成されてい
る。すなわち、レール保持部44の内周面の形状をレー
ル部材24の断面形状より若干大きく形成することによ
り、ホルダ28aを軸線方向に円滑に変位させることが
できる。
ブ14側に形成される爪部56は、図5および図6に示
されるように、レール部材24の幅方向の略中央部まで
を保持している。このように形成することにより、ホル
ダ28aをレール部材24に組み付ける際、レール部材
24に対する上方からのレール保持部44の装着を、よ
り一層容易に行うことができる。
より外側に形成され、シリンダチューブ14より離間す
る方向に突出して形成されているとともに、センサ保持
部42より離間する方向に所定角度(θ)傾斜して形成
されている。また、ボス部46aは、貫通ねじ孔48に
螺合される固定用ボルト30aを締め付けた際に、固定
用ボルト30aのテーパ部38aをレール部材24の一
側面に当接して固定することが可能な位置に設定され
る。
傾斜して形成することにより、ホルダ28aの高さ方向
の寸法(H1)を抑制することができる。
うに、ボス部46aの略中央に形成され、固定用ボルト
30aが螺入される一端部側から雌ねじ部58、ねじ山
が形成されない非嵌合孔部(貫通孔)60の順に形成さ
れ、前記非嵌合孔部60の長さ(D)は、雌ねじ部58
の長さ(C)より長く形成されるとともに、固定用ボル
ト30aの非嵌合軸部34の長さ(B)が、貫通ねじ孔
48の雌ねじ部58の長さ(C)より長くなるように形
成されている(D>C、B>C)。
部32が貫通ねじ孔48の外部まで変位した際において
も、固定用ボルト30aの第2ねじ部36が雌ねじ部5
8と螺合することがないため、第2ねじ部36が非嵌合
孔部60より雌ねじ部58方向に変位することがなく、
固定用ボルト30aが抜脱することがない。
18が適用されたシリンダ10は、基本的には以上のよ
うに構成されるものであり、次にその動作並びに作用効
果について説明する。先ず、センサ取付機構18の組み
付けについて説明する。
ール保持部44にシリンダチューブ14に固定されたレ
ール部材24を保持させて、位置検出センサ26の取付
を所望するシリンダチューブ14の軸線方向の位置にホ
ルダ28aを変位させる。
8に螺合して締め付けて、図6に示されるように、固定
用ボルト30aのテーパ部38aをレール部材24の一
側面に当接させることにより、固定用ボルト30aの押
圧作用下に、ホルダ28aがレール部材24に沿った位
置に強固に固定される。
0の側面部に装着されたレール部材24に沿ってホルダ
28aの位置を決め、固定用ボルト30aを締め付ける
ことにより、簡便にホルダ28aに保持される位置検出
センサ26の位置決めを行うことができる。
軸部34を介して両端に第1ねじ部32、第2ねじ部3
6を形成するとともに、貫通ねじ孔48に雌ねじ部58
と非嵌合孔部60とを形成することにより、固定用ボル
ト30aが緩んで第1ねじ部32が貫通ねじ孔48の外
部に変位した際、第2ねじ部36が雌ねじ部58と螺合
しないため、固定用ボルト30aが抜脱することを阻止
することができる。
8aをレール部材24の一側面に当接させることによ
り、固定用ボルト30aの軸力による押圧作用下にレー
ル部材24に対して、横方向および下方向の押圧力が付
与されるため、ホルダ28aをレール部材24に対して
より強固に固定することができる。
18が適用されたシリンダ10は、図示しない圧力流体
供給源から図1に示されるように、一方の圧力流体出入
ポート12aに圧力流体(例えば、圧縮空気)を供給す
る。前記一方の圧力流体出入ポート12aに供給された
圧力流体は、通路27aを介して一方のシリンダ室17
aに導入され、ピストン19を他方のシリンダ室17b
に向かって押圧する。
位終端位置に到達したとき、前記ピストン19に装着さ
れたマグネット39の磁界が位置検出センサ26の図示
しない検出素子によって検知され、前記位置検出センサ
26は、リード線50を介して図示しないコントローラ
等の外部機器に検出信号を導出する。
圧力流体の供給を一方の圧力流体出入ポート12aから
他方の圧力流体出入ポート12bに切り換えることによ
り、圧力流体出入ポート12bに供給された圧力流体が
通路27bを介して他方のシリンダ室17bに導入さ
れ、前記ピストン19が前記とは反対方向に変位して初
期位置に復帰する。このようにして、シリンダチューブ
14内に収装された前記ピストン19を前記シリンダ室
17に沿って往復動作させることができる。
けられた固定用ボルト30aを緩め、センサ保持部42
を含むホルダ28aをレール部材24の軸線方向(シリ
ンダ10のストローク方向)に沿って所望の位置に位置
調整をすることができる。この場合、レール部材24に
沿ってホルダ28aを変位させるため、そのレール部材
24の長さに対応して位置調整範囲を大きく設定するこ
とができる。
は、図示しないシールワッシャを有するボルト等の閉塞
手段によってシリンダ10の側面に形成されたねじ穴を
閉塞すればよい。
26をシリンダ10に付設した場合を例示して説明して
いるがこれに限定されるものではなく、図示しないリニ
アアクチュエータ等の種々の流体圧機器、電動アクチュ
エータ等に適用してもよいことは勿論である。
機構18を介して位置検出センサ26が付設されたシリ
ンダ10において、外表面に液体等が溜まりにくく、且
つ付着した液体等が自然に滴り落ちるような外形形状と
するとともに、位置検出センサ26およびレール部材2
4等をシリンダチューブ14の外表面から離間して設け
ることにより、雑菌の繁殖を阻止して衛生上の問題を回
避することができる。
レール部材24に沿ってホルダ28aの位置を決め、固
定用ボルト30aを締め付けることにより、簡便に位置
検出センサ26の位置決めを行うことができる。
して形成することにより、ホルダ28aの高さ方向の寸
法(H1)を抑制することができる。
32が貫通ねじ孔48の外部まで変位した際において
も、固定用ボルト30aの第2ねじ部36が雌ねじ部5
8と螺合することがないため、第2ねじ部36が非嵌合
孔部60より雌ねじ部58方向に変位することがなく、
固定用ボルト30aが抜脱することがない。
8aをレール部材24の一側面に当接させることによ
り、固定用ボルト30aの軸力による押圧作用下にレー
ル部材24に対して、横方向および下方向の押圧力が付
与されるため、ホルダ28aをレール部材24に対して
より強固に固定することができる。
構100を図9乃至図16に示す。
0では、図12乃至図14に示されるように、レール部
材24に対して位置検出センサ26の位置を固定するた
めの固定用ボルト(固定用ねじ部材)102にねじ部1
04と、ねじ部104の一端部より突出して形成される
ボルト頭部106と、ねじ部104の他端部側に形成さ
れる非嵌合軸部(軸部)108と、他端部側の先端がテ
ーパ状に形成されるテーパ部38bとが形成され、ボス
部46bの略中央に形成される貫通ねじ孔(ねじ孔)1
12に雌ねじ部114と、雌ねじ部114の直径より若
干大きな直径からなる凹部(貫通孔)116とが形成さ
れるとともに、固定用ボルト102の非嵌合軸部108
の直径が、ねじ部104のねじ谷の直径より大きく形成
される。
116側から固定用ボルト102を挿入して螺回した際
に、ねじ部104と雌ねじ部114とが螺合して非嵌合
軸部108が雌ねじ部114に係止されることにより、
固定用ボルト102の螺回が阻止される。その結果、固
定用ボルト102が上方に抜脱することが阻止される。
状に形成されるボルト頭部106がねじ部104の直径
より小さく形成されるとともに、他端部側にはテーパ状
に形成されるテーパ部38bとが形成されている。
さ(E)は、非嵌合軸部108の高さ方向の寸法とテー
パ部38bの高さ方向の寸法とを加えた長さ(F)と略
同等もしくは深く形成されている(E≧F)。すなわ
ち、固定用ボルト102を上方に螺回した際に、非嵌合
軸部108およびテーパ部38bが凹部116に格納さ
れるため、固定用ボルト102がボス部46bの下端面
より突出することがない。
に、ホルダ28bのボス部46bがシリンダチューブ1
4(図9参照)から離間する方向に略鉛直形状に形成さ
れている。
を略鉛直形状に形成することにより、ホルダ28bの幅
方向の寸法(W2)を抑制することができる。
り離間する方向に所定角度傾斜して形成することによ
り、ホルダ28bの高さ方向の寸法(H2)を抑制する
ことができる。
0の組み付けについて説明すると、先ず、図12に示さ
れるように、ホルダ28bの貫通ねじ孔112に下方の
凹部116より固定用ボルト102をボルト頭部106
側から挿入し、螺合する。
ルダ28bに形成される凹部116の内部に固定用ボル
ト102のテーパ部38bが格納される位置まで上方に
変位させる(図13参照)。なお、貫通ねじ孔112の
雌ねじ部114と非嵌合軸部108とが噛合ったところ
で固定用ボルト102は、上方に変位することが阻止さ
れる。
用ボルト102が突出していないため、レール部材24
をレール保持部44に保持させることが可能となる。
8bのレール保持部44にシリンダチューブ14に固定
されたレール部材24を保持させて、位置検出センサ2
6の取付を所望するシリンダ10の軸線方向の位置にホ
ルダ28bを配置する。
ルト102を締め付けて、固定用ボルト102のテーパ
部38bをレール部材24の一側面に当接させることに
より、ホルダ28bがレール部材24に沿った位置に固
定される。
は非嵌合軸部108と雌ねじ部114とが噛合作用下に
抜脱することがなく、他方については、テーパ部38b
がレール部材24の一側面に当接しているため抜脱する
ことがない。
の他の作用効果は、図1に示すセンサ取付機構18と同
一であるため、その詳細な説明を省略する。
取付機構150を図17、図18に示す。
0では、図17、図18に示されるように、ホルダ15
2のセンサ保持部42側の上面に第1傾斜部154が形
成され、第1傾斜部154と隣接するホルダ152の上
面には、略中央に所定角度傾斜した図示しない貫通ねじ
孔を有する第2傾斜部156が形成されている。前記貫
通ねじ孔には固定用ボルト30bが螺合されており、固
定用ボルト30bの締め付け作用下に図示しないレール
部材の一側面を押圧するように設けられている。
度傾斜して設けることにより、センサ取付機構150の
高さ方向の寸法を抑制することができる。
54と第2傾斜部156とを設けることにより、ホルダ
152に液体等が溜まることがなくなるため、雑菌が発
生することが阻止されるという利点がある。
取付機構200を図19、図20に示す。
付機構200では、図19乃至図20に示されるよう
に、ホルダ202の上面がレール保持部44と略平行に
形成されており、ホルダ202の一端面に所定角度傾斜
した傾斜部204が形成されている。前記傾斜部204
の略中央には、所定角度傾斜した図示しない貫通ねじ孔
が形成されている。前記貫通ねじ孔には固定用ボルト3
0cが螺合されており、固定用ボルト30cの締め付け
作用下に図示しないレール部材の一側面を押圧するよう
に設けられている。
保持部44と略平行に形成することにより、ホルダ20
2の高さ方向の寸法を抑制できる。
ることにより、ホルダ202に液体等が溜まることがな
くなるため、雑菌が発生することが阻止されるという利
点がある。
る。
レール部材に沿ってホルダの位置を決め、固定用ボルト
を締め付けることにより、簡便に位置検出センサの位置
決めを行うことができる。
ことにより、ホルダの外形寸法を抑制することができ
る。
抜け止め機構の作用下に固定用ボルトが抜脱することが
阻止される。
して位置検出センサをシリンダの側面に付設した状態を
示す斜視図である。
面図である。
面図である。
ルダに固定用ボルトを組み付ける前の状態の縦断面図で
ある。
部省略斜視図である。
面図である。
を介して位置検出センサをシリンダの側面に付設した状
態を示す斜視図である。
構の上面図である。
構の正面図である。
構のホルダに固定用ボルトを組み付ける前の状態の縦断
面図である。
構のホルダに固定用ボルトを螺合して上方に変位させた
状態の縦断面図である。
である。
構の一部省略斜視図である。
構の側面図である。
取付機構の斜視図である。
取付機構の側面図である。
取付機構の斜視図である。
取付機構の側面図である。
圧力流体出入ポート 14…シリンダチューブ 15…ヘッドカバ
ー 16…ロッドカバー 17、17a、1
7b…シリンダ室 18、100、150、200…センサ取付機構 19…ピストン 20…ボルト部材 21…ピストンロッド 22a、22b…
脚部 24…レール部材 26…位置検出セ
ンサ 27a、27b…通路 28a、28b、152、202…ホルダ 30a〜30c、102…固定用ボルト 31、106…ボルト頭部 32…第1ねじ部 34、108…非嵌合軸部 36…第2ねじ部 38a、38b…テーパ部 39…マグネット 42…センサ保持部 44…レール保持
部 46a、46b…ボス部 48、112…貫
通ねじ孔 58、114…雌ねじ部 60…非嵌合孔部 104…ねじ部 116…凹部 154…第1傾斜部 156…第2傾斜
部 204…傾斜部
Claims (6)
- 【請求項1】シリンダチューブの外部に装着され、ピス
トンの位置を検出するための位置検出センサの取付構造
であって、 前記ピストンに装着された磁石の磁界を検知することに
より、前記ピストンの位置を検出する位置検出センサ
と、 シリンダチューブの外部側面から所定間隔離間するよう
に装着されるレール部材と、 前記位置検出センサを保持し、前記レール部材に沿って
変位自在に設けられるホルダと、 前記ホルダに設けられ、シリンダチューブより離間する
方向に突出して形成されるボス部と、 前記ボス部を貫通して形成されるねじ孔と、 前記ねじ孔に螺入される固定用ねじ部材と、 を備え、 前記固定用ねじ部材の一端部を締め付けて前記レール部
材を押圧することにより、前記ホルダがレール部材の軸
線方向に沿った所定の位置に固定されることを特徴とす
る位置検出センサの取付構造。 - 【請求項2】請求項1記載の位置検出センサの取付構造
において、 前記ねじ孔に対して前記固定用ねじ部材の抜脱を阻止す
る抜け止め機構が設けられることを特徴とする位置検出
センサの取付構造。 - 【請求項3】請求項2記載の位置検出センサの取付構造
において、 前記抜け止め機構は、前記ねじ孔の一端部側に形成され
る雌ねじ部と、他端部側に形成される貫通孔とを備える
とともに、前記固定用ねじ部材の一端部側に形成される
第1ねじ部と、他端部側に形成される第2ねじ部と、前
記第1ねじ部と前記第2ねじ部との間に形成され、前記
雌ねじ部に螺合しない軸部とを備え、 前記軸部の軸線方向の長さが、第1ねじ部の軸線方向の
長さより長く形成されるとともに、前記貫通孔の軸線方
向の長さが、雌ねじ部の軸線方向の長さより長く形成さ
れることを特徴とする位置検出センサの取付構造。 - 【請求項4】請求項1記載の位置検出センサの取付構造
において、 前記ボス部は、前記レール部材より離間する方向に所定
角度傾斜して形成されることを特徴とする位置検出セン
サの取付構造。 - 【請求項5】請求項2記載の位置検出センサの取付構造
において、 前記抜け止め機構は、前記ねじ孔の一端部側に形成され
る雌ねじ部と、他端部側に形成される貫通孔とを備える
とともに、前記固定用ねじ部材の一端部側に形成される
軸部と、他端部側に形成されるねじ部とを備え、 前記固定用ねじ部材が前記レール部材に近接する前記貫
通孔側から螺入され、前記軸部の直径が前記ねじ部のね
じ谷の直径より大きく形成されることにより、前記ねじ
孔に対する固定用ねじ部材の抜脱が阻止されることを特
徴とする位置検出センサの取付構造。 - 【請求項6】請求項1記載の位置検出センサの取付構造
において、 固定用ねじ部材の一端部が、テーパ状に形成されること
を特徴とする位置検出センサの取付構造。
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JP2001159535A JP3781984B2 (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | 位置検出センサの取付構造 |
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- 2001-05-28 JP JP2001159535A patent/JP3781984B2/ja not_active Expired - Lifetime
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