JP2002348067A - エレベーター装置 - Google Patents

エレベーター装置

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JP2002348067A
JP2002348067A JP2001152743A JP2001152743A JP2002348067A JP 2002348067 A JP2002348067 A JP 2002348067A JP 2001152743 A JP2001152743 A JP 2001152743A JP 2001152743 A JP2001152743 A JP 2001152743A JP 2002348067 A JP2002348067 A JP 2002348067A
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JP
Japan
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car
rope
optical fiber
signal transmission
main rope
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Pending
Application number
JP2001152743A
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English (en)
Inventor
Toshimitsu Hida
敏光 飛田
Atsuya Fujino
篤哉 藤野
Akihiro Omiya
昭弘 大宮
Ritsu Teramoto
律 寺本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テールコードを要することなく、乗りかごの
制御器と制御盤との間の信号伝送を行わせること。 【解決手段】 乗りかご1は、一対一ローピングとし、
カウンタウェイト5はニ対一ローピングとし、乗りかご
1を昇降させる主ロープ3がアラミド繊維ロープ32を
含むとともに、そのアラミド繊維ロープ32間に信号伝
送線、例えば光ファイバケーブル31を備え、この光フ
ァイバケーブル31の一端を乗りかご1の制御器11に
接続し、他端を地上に設置された制御盤6に接続し、こ
の光ファイバケーブル31を介して乗りかご1の制御器
11と制御盤6との間の信号伝送を行わせる構成にして
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーター装置
に係わり、特に乗りかごの制御器と所定部位に設置され
る制御盤との間の信号伝送を可能にするエレベーター装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の技術として、乗りかごと地
上間にロープとは別にテールコードと呼ばれる配線を行
い、これにより信号及び電力の伝送を行うものが一般的
であった。また、特開平11−79574号公報には、
メインロープ中に電力線を貫通して設けるものが提案さ
れている。
【0003】なおエレベーター装置において、乗りかご
とカウンタウェイトのローピングを変えたものとして
は、特開昭62−211285号公報に提案のものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平11−
79574号公報に示される従来技術では、乗りかごと
カウンタウェイト間の電力の伝送を行う電力線をメイン
ロープ中に貫通させることにより、乗りかごとカウンタ
ウェイト間での電力の伝送が可能になり、乗りかご、カ
ウンタウェイトの双方で電力を使用するような場合でも
どちらか一方にテールコードを接続すれば良いようにな
っている。
【0005】しかしながら、上述した従来技術では、カ
ウンタウェイトと乗りかご間の電力伝送に配慮した発明
であるため、テールコードを用いずに乗りかごの制御器
と地上に設置された制御盤との間の信号伝送について
は、考慮されていなかった。
【0006】なお、特開昭62−211285号公報に
示される技術は、カウンタウェイトのスペース削減を目
指したもので、テールコードを用いない信号伝送等につ
いては、上述の従来技術と同様に考慮されていない。
【0007】本発明は、従来技術における実情から成さ
れたもので、テールコードを要することなく、乗りかご
の制御器と制御盤との間の信号伝送を行わせることので
きるエレベーター装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ロープ式のエレベーター装置において、
乗りかごを昇降させる主ロープ内に信号伝送を行う信号
伝送線を備え、前記主ロープ端の一端を乗りかごに固定
し、他端を制御盤の設置部位に固定し、前記信号伝送線
により乗りかごの制御器と前記制御盤との間の信号伝送
を行わせる構成にしてある。
【0009】このように構成した本発明では、主ロープ
内に設けた信号伝送線によって乗りかごの制御器と制御
盤との間の信号伝送をおこなわせるので、テールコード
を要しない信号伝送を実現できる。
【0010】主ロープの他端は、カウンタウェイトにの
み設けた動滑車を介して地上に固定するようにしてもよ
い。
【0011】主ロープは、アラミド繊維ロープを含むも
のであってもよく、ロープ内に備えられる信号伝送線は
光ファイバケーブルであってもよい。また、主ロープ
は、金属ロープを含み、信号伝送線が光ファイバーケー
ブルから成るとともに、金属ロープと光ファイバケーブ
ルとから成るとともに、金属ロープと光ファイバケーブ
ルとの間に潤滑油を配するようにしてもよい。さらに、
主ロープ中に電力線を併せて内蔵させるようにしてもよ
い。
【0012】また、乗りかごは一対一ローピングとし、
カウンタウェイトはニ対一ローピングとし、主ロープが
アラミド繊維ロープを含むとともに、そのアラミド繊維
中に光ファイバケーブルを備えた構成にしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。図1は、本発明のエレベーター装置
の一実施形態を示す全体構成図である。乗りかご1は、
制御器11を備え、乗りかご1内に設けられるかご呼び
ボタン12、インジケータ13等は、上述の制御器11
に接続されている。この乗りかご1の制御器11は、か
ご枠2に固定された主ロープ3から引き出された信号伝
送線、例えば光ファイバ31と接続される。主ロープ3
は、巻き上げ機4を通し、カウンタウェイト5にのみ設
けられた動滑車51を介して、制御盤6の設置部位であ
る地上に固定され、この固定端から引き出された光ファ
イバ31が機械室等の所定の部位に設置される制御盤6
に接続される。これにより、テールコードを別に配線す
ることなく信号の伝送を行うことが可能になる。なお例
えば、乗りかご1は一対一ローピングとしてあり、カウ
ンタウェイト5はニ対一ローピングとしてある。
【0014】図2は、図1に示す一実施形態に備えられ
る主ロープ3の構成図である。一般に、アラミド繊維
は、その機械的特性が光ファイバに近く、光ファイバの
被覆として用いられることもある。一方、エレベーター
の主ロープとしてアラミド繊維ロープが実用の範囲に入
ってきている。そこで本実施形態では、アラミド繊維ロ
ープ32の一部を光ファイバケーブル31に代えたもの
とすることにより、この光ファイバケーブル31を用い
て信号伝送を行えるようにしたものである。
【0015】なお、図3は、主ロープ3を金属ロープで
実現する場合の例である。金属ロープ33で囲まれた中
心部に光ファイバケーブル31を配し、金属ロープ33
と光ファイバケーブル31との間に潤滑剤34を配した
ものである。潤滑剤34は金属ロープ33と光ファイバ
ケーブル31間の摩擦を低減し、相互に移動可能とする
ものである。このように機械的特性の違うもの同士であ
っても、信号伝送線を収納させることができる。
【0016】また、図4は、主ロープ3に電力線35も
内蔵させた場合の一例である。主ロープ3の中心部に電
力線35を配し、その周りに潤滑剤34を配することに
より、電力線35を傷つけることなく光ファイバケーブ
ル31とともに、内蔵させることが可能になる。通常の
導線などによる信号伝送では、電力線35を信号伝達を
行う信号伝送線と長距離平行して配置すると、ノイズな
どにより信号伝送に誤りが多数生ずることがあるが、本
実施形態のように信号伝送用に光ファイバケーブル31
を設ければ、ノイズに影響されることがない。
【0017】この図4に示す主ロープによれば、通信だ
けでなく電力も含めてテールコード等を要することがな
い。
【0018】図5は、カウンタウェイト5に制御盤6を
内蔵させたものである。このようにカウンタウェイト5
内に制御盤6を内蔵させた場合、カウンタウェイト5に
主ロープ3を固定し、この主ロープ3から光ファイバケ
ーブル31を制御盤6に接続する。このように構成した
別の実施形態では、カウンタウェイト5に制御盤6を内
蔵させたものであっても、信号伝送を行うことが可能に
なる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、テールコードを要する
ことなく乗りかごの制御器と制御盤との間の信号伝送を
行わせることができ、安定した信号伝送を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベーター装置の一実施形態を示す
全体構成図である。
【図2】図1に示す一実施形態に備えられる主ロープの
構成図である。
【図3】主ロープを金属ロープで実現する場合の構成図
である。
【図4】主ロープに電力線を内蔵させた場合の構成図で
ある。
【図5】本発明の別の実施形態を示す全体構成図であ
る。
【符号の説明】
1 乗りかご 11 制御器 12 かご呼びボタン 13 インジケータ 2 かご枠 3 主ロープ 31 光ファイバケーブル(信号伝送線) 32 アラミド繊維ロープ 33 金属ロープ 34 潤滑剤 35 電力線 4 巻上げ機 5 カウンタウェイト 51 動滑車 6 制御盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大宮 昭弘 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所ビルシステムグループ内 (72)発明者 寺本 律 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 3F303 FA01 FA07 3F305 BB02 BB14 BB16 BB19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロープ式のエレベーター装置において、
    乗りかごを昇降させる主ロープ内に信号伝送を行う信号
    伝送線を備え、前記主ロープ端の一端を乗りかごに固定
    し、他端を制御盤の設置部位に固定し、前記信号伝送線
    により乗りかごの制御器と前記制御盤との間の信号伝送
    を行わせることを特徴とするエレベーター装置。
  2. 【請求項2】 ロープ式のエレベーター装置において、
    乗りかごを昇降させる主ロープ内に信号伝送を行う信号
    伝送線を備え、カウンタウェイトにのみ動滑車を設け、
    前記主ロープ端の一端を乗りかごに接続し、他端を前記
    動滑車を介して地上に固定したことを特徴とするエレベ
    ーター装置。
  3. 【請求項3】 前記主ロープは、アラミド繊維ロープを
    含み、前記信号伝送線は光ファイバケーブルであること
    を特徴とする請求項1または2記載のエレベーター装
    置。
  4. 【請求項4】 前記主ロープは、金属ロープを含み、前
    記伝送線は光ファイバケーブルであるとともに、前記金
    属ロープと前記光ファイバケーブルとの間に潤滑剤を設
    けたことを特徴とする請求項1または2記載のエレベー
    ター装置。
  5. 【請求項5】 前記主ロープ中に電力線を内蔵させたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のエレベーター装
    置。
  6. 【請求項6】 ロープ式のエレベーター装置において、
    乗りかごは一対一ローピングとし、カウンタウェイトは
    二対一ローピングとし、乗りかごを昇降させる主ロープ
    がアラミド繊維ロープを含み、そのアラミド繊維ロープ
    間に光ファイバケーブルを備え、該光ファイバケーブル
    の一端を乗りかごの制御器に接続し、他端を制御盤に接
    続し、この光ファイバケーブルを介して前記乗りかごの
    制御器と前記制御盤との間の信号伝送を行わせることを
    特徴とするエレベーター装置。
JP2001152743A 2001-05-22 2001-05-22 エレベーター装置 Pending JP2002348067A (ja)

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