JP2002342594A - ショッピング方法、ショッピング装置、ショッピング用のコンピュータプログラムを記憶する記憶媒体及びショッピング用のコンピュータプログラム - Google Patents

ショッピング方法、ショッピング装置、ショッピング用のコンピュータプログラムを記憶する記憶媒体及びショッピング用のコンピュータプログラム

Info

Publication number
JP2002342594A
JP2002342594A JP2001146801A JP2001146801A JP2002342594A JP 2002342594 A JP2002342594 A JP 2002342594A JP 2001146801 A JP2001146801 A JP 2001146801A JP 2001146801 A JP2001146801 A JP 2001146801A JP 2002342594 A JP2002342594 A JP 2002342594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information providing
information
providing terminal
purchase
specifying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001146801A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Makino
将明 牧野
Masanori Takeuchi
雅則 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2001146801A priority Critical patent/JP2002342594A/ja
Publication of JP2002342594A publication Critical patent/JP2002342594A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 番組に登場した商品を、番組を視聴しなが
ら、番組の視聴を妨げることなく購入できるようにす
る。 【解決手段】 双方向通信機能を備えた機器301(デ
ータ放送の受像機等)によって視聴可能な番組に登場す
るオブジェクトa、b、c、…が指定された場合に、そ
のオブジェクトa、b、c、…を特定する情報を記憶保
持する環境を提供する。オブジェクトa、b、c、…を
特定する情報とそのオブジェクトのユニーク情報とを対
応付けるオブジェクトファイルを検索し、記憶保持した
オブジェクトを特定する情報に対応付けられたユニーク
情報を提供し、そのユニーク情報に基づいて所望のオブ
ジェクトを購入する意思表示を示す環境を提供し、その
購入意思表示を受付ける。これにより、視聴者は、番組
の視聴中に所望のオブジェクトa、b、c、…を指示
し、後からそのオブジェクトa、b、c、…の購入検討
や購入を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向通信機能を
備えた機器、例えばデジタル衛星データ放送の受像機で
あるデジタルテレビやインターネットに接続可能なコン
ピュータ等を利用したショッピング方法、ショッピング
装置、ショッピング用のコンピュータプログラムを記憶
する記憶媒体及びショッピング用のコンピュータプログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル放送の分野では、インタ
ーネットやインターネット類似技術と融合した技術とし
て、双方向通信が実用化されている。このようなデジタ
ル放送には、放送衛星(BS)や通信衛星(CS)等の
衛星を利用した衛星データ放送の他、地上波データ放送
も含まれている。
【0003】また、視聴者との間での双方向通信を実現
する技術としては、ケーブルテレビが従来から普及して
いる他、インターネットのコンテンツも広義の双方向通
信を実現する技術であるといえる。特に、インターネッ
トの世界では、昨今におけるデジタル放送の普及に対抗
して、大容量高速通信網のインフラ整備に期待しつつ
も、テレビ放送に類似するサービスをインターネットで
も提供しようとする動きも見え初めている。
【0004】このようなことから、従来のテレビ放送
は、その放送内容が情報提供コンテンツとして把握すべ
き内容に変容しつつあるのが現在の状況である。
【0005】ここで、情報提供コンテンツと称すべき内
容を含むテレビ放送は、同一情報を不特定多数の者に提
供し得る巨大なマスメディアであり、このため、極めて
優れた情報拡散機能を果たす。今後、番組数の増加に伴
う放送内容(情報提供コンテンツ)の専門化により、視
聴者層の細分化が予測されるが、それでもなお、インタ
ーネットでのテレビ放送類似サービスを含めて、テレビ
放送のマスメディア性は変わることがない。
【0006】そこで、上述したような双方向通信機能に
着目し、双方向通信機能を備えたテレビ放送サービス及
びテレビ放送類似サービスにおける新たなビジネスを模
索する動きが活発化している。その代表的なビジネスと
して、双方向通信を利用したテレビショッピングが提案
され、実施化されている(例えば、TBSが提供するi
−Shop)。このような双方向通信を利用したテレビ
ショッピングは、概略的には、番組(情報提供コンテン
ツ)の放送と同時に、この番組(情報提供コンテンツ)
に対応する双方向通信用の情報提供コンテンツでその番
組に登場する商品を紹介し、双方向通信機能を用いるこ
とで、紹介した商品を購入できる環境を視聴者に提供す
る、という仕組みである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】双方向通信を利用した
テレビショッピングでは、番組の放送中にショッピング
をしようとすると、番組の視聴が妨げられるという問題
がある。
【0008】そこで、現に実施されている双方向通信を
利用したテレビショッピングでは、番組の放送終了後に
も、双方向通信用の情報コンテンツ上で放送済みの番組
に登場した商品を紹介し、紹介した商品を購入できるよ
うにしている。しかしながら、このような商品の購入手
法は、例えばインターネット上に展開されているネット
モールやネットショップと呼ばれている仮想店舗でショ
ッピングをするのと何ら変わりがなく、双方向通信機能
が全く生かされていないことになる。つまり、このよう
な商品の購入手法によれば、番組の内容が双方向通信用
の情報コンテンツに何ら反映されず、両者の唯一の接点
は、番組を見た視聴者の記憶だけということになる。
【0009】本発明の目的は、番組(情報提供コンテン
ツ)に登場した商品を、番組(情報提供コンテンツ)を
視聴しながら、しかも、番組(情報提供コンテンツ)の
視聴を妨げることなく購入できるようにすることであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のショッピ
ング方法の発明は、双方向通信機能を備えた情報提供端
末によってアクセス可能な情報提供コンテンツに登場す
るオブジェクトが情報提供端末によって指定された場合
にそのオブジェクトを特定する情報を記憶領域に記憶保
持する環境を前記情報提供端末に提供する指定ステップ
と、前記オブジェクトを特定する情報とそのオブジェク
トのユニーク情報とを対応付けるオブジェクトファイル
を検索し、前記記憶領域に記憶保持された前記オブジェ
クトを特定する情報に対応付けられたユニーク情報を前
記情報提供端末に提供する情報提供ステップと、前記情
報提供端末に提供された前記ユニーク情報に基づいて所
望の前記オブジェクトを購入する意思表示を示す環境を
前記情報提供端末に提供する購入ステップと、前記情報
提供端末から示された前記オブジェクトの購入意思表示
を受付ける購入受付けステップと、を具備する。
【0011】したがって、情報提供コンテンツを視聴す
る視聴者が情報提供コンテンツに登場するオブジェクト
を指定すると、その情報が記憶領域に記憶保持される
(指定ステップ)。その後、視聴者は、記記憶領域に記
憶保持されたオブジェクトを特定する情報に対応付けら
れたユニーク情報の提供を受け(情報提供ステップ)、
このユニーク情報に基づいて所望のオブジェクトを購入
する意思表示を示すことができる(購入ステップ)。こ
うした購入の意思表示は、購入受付けステップにおいて
受付けられる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のシ
ョッピング方法において、前記指定ステップでの前記オ
ブジェクトの指定は、前記情報提供端末における前記情
報提供コンテンツのブラウズ画面に出現させるポインタ
を用いてなされる。
【0013】したがって、情報提供コンテンツのブラウ
ズ画面に出現するポインタによって、情報提供コンテン
ツでのオブジェクト指定が可能となる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のショッピング方法において、前記指定ステップは、
指定された前記オブジェクトを特定する情報を前記情報
提供端末に設けられた前記記憶領域に記憶保持するプロ
グラムを前記情報提供端末に送信することにより実行さ
れる。
【0015】したがって、情報提供端末にプログラムが
インストールされ、このプログラムが実行されることに
より、情報提供端末が指定したオブジェクトを特定する
情報が情報提供端末に設けられた記憶領域に記憶保持さ
れる。ここで、プログラムは、予め情報提供端末に送信
されて恒久的にインストールされていても良く、情報提
供端末が情報提供コンテンツにアクセスしている間だけ
一時的に情報提供端末にインストールされても良い。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1記載のシ
ョッピング方法において、前記双方向通信機能を備えた
情報提供端末は、衛星データ放送の受像機であり、前記
情報提供コンテンツは、衛星データ放送である。
【0017】したがって、衛星データ放送は、放送内容
を電波で発信するとともに、インターネットやインター
ネットに類似する技術を用いて情報提供端末にアクセス
されるコンテンツを提供する。これにより、視聴者の情
報提供端末は、電波で送信される衛星データ放送を受信
すると共に、インターネットやインターネットに類似す
る技術を用いてその衛星データ放送の放送内容と対応付
けられたコンテンツにアクセスすることになる。そし
て、情報提供端末による情報提供コンテンツに登場する
オブジェクトの指定、情報提供端末に対するオブジェク
トを特定する情報に対応付けられたユニーク情報の提
供、情報提供端末からのオブジェクトを購入する意思表
示は、衛星データ放送の放送内容と対応付けられたコン
テンツを通じて実行される。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1記載のシ
ョッピング方法において、前記双方向通信機能を備えた
情報提供端末は、地上波データ放送の受像機であり、前
記情報提供コンテンツは、地上波データ放送である。
【0019】したがって、地上波データ放送は、放送内
容を電波で発信するとともに、インターネットやインタ
ーネットに類似する技術を用いて情報提供端末にアクセ
スされるコンテンツを提供する。これにより、視聴者の
情報提供端末は、電波で送信される地上波データ放送を
受信すると共に、インターネットやインターネットに類
似する技術を用いてその地上波データ放送の放送内容と
対応付けられたコンテンツにアクセスすることになる。
そして、情報提供端末による情報提供コンテンツに登場
するオブジェクトの指定、情報提供端末に対するオブジ
ェクトを特定する情報に対応付けられたユニーク情報の
提供、情報提供端末からのオブジェクトを購入する意思
表示は、地上波データ放送の放送内容と対応付けられた
コンテンツを通じて実行される。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1記載のシ
ョッピング方法において、前記双方向通信機能を備えた
情報提供端末は、有線データ放送の受像機であり、前記
情報提供コンテンツは、有線データ放送である。
【0021】したがって、有線データ放送は、放送内容
を信号線を介して配信するとともに、同一の信号線又は
別の信号線を介して、情報提供端末にアクセスされるコ
ンテンツを提供する。これにより、視聴者の情報提供端
末は、信号線を介して配信される有線データ放送を受信
すると共に、同一の信号線又は別の信号線を介してその
有線データ放送の放送内容と対応付けられたコンテンツ
にアクセスすることになる。そして、情報提供端末によ
る情報提供コンテンツに登場するオブジェクトの指定、
情報提供端末に対するオブジェクトを特定する情報に対
応付けられたユニーク情報の提供、情報提供端末からの
オブジェクトを購入する意思表示は、有線データ放送の
放送内容と対応付けられたコンテンツを通じて実行され
る。
【0022】請求項7記載の発明は、請求項1記載のシ
ョッピング方法において、前記双方向通信機能を備えた
情報提供端末は、インターネットにアクセス可能なコン
ピュータであり、前記情報提供コンテンツは、前記イン
ターネット上のコンテンツである。
【0023】したがって、インターネット上のコンテン
ツは、その内容をインターネット通信網を介して提供す
るとともに、双方向のデータ転送技術を用いて、情報提
供端末にアクセスされるコンテンツも提供する。これに
より、視聴者の情報提供端末は、インターネット通信網
を介して提供されるインターネット上のコンテンツをブ
ラウズすると共に、ブラウズしているコンテンツ(関連
ページ含む)との間で双方向通信を実行する。そこで、
情報提供端末による情報提供コンテンツに登場するオブ
ジェクトの指定、情報提供端末に対するオブジェクトを
特定する情報に対応付けられたユニーク情報の提供、情
報提供端末からのオブジェクトを購入する意思表示は、
インターネット通信網を介して提供されるインターネッ
ト上のコンテンツ(関連ページ含む)を通じて実行され
る。
【0024】請求項8記載の発明は、請求項1記載のシ
ョッピング方法において、前記購入受付けステップにお
いて前記情報提供端末から示されて受付けた前記オブジ
ェクトの購入意思表示の履歴を記憶領域に記憶保持する
履歴記憶ステップを具備する。
【0025】したがって、情報提供端末から示されて受
付けたオブジェクトの購入意思表示の履歴が記憶領域に
記憶保持される。
【0026】請求項9記載のショッピング装置の発明
は、双方向通信機能を備えた情報提供端末によってアク
セス可能な情報提供コンテンツに登場するオブジェクト
が前記情報提供端末によって指定された場合にそのオブ
ジェクトを特定する情報を記憶領域に記憶保持する環境
を前記情報提供端末に提供する指定手段と、前記オブジ
ェクトを特定する情報とそのオブジェクトのユニーク情
報とを対応付けるオブジェクトファイルを検索し、前記
記憶領域に記憶保持された前記オブジェクトを特定する
情報に対応付けられたユニーク情報を前記情報提供端末
に提供する情報提供手段と、前記情報提供端末に提供さ
れた前記ユニーク情報に基づいて所望の前記オブジェク
トを購入する意思表示を示す環境を前記情報提供端末に
提供する購入手段と、前記情報提供端末から示された前
記オブジェクトの購入意思表示を受付ける購入受付け手
段と、を具備する。
【0027】したがって、視聴者が情報提供コンテンツ
に登場するオブジェクトを指定すると、その情報が記憶
領域に記憶保持される(指定手段)。その後、視聴者
は、記記憶領域に記憶保持されたオブジェクトを特定す
る情報に対応付けられたユニーク情報の提供を受け(情
報提供手段)、このユニーク情報に基づいて所望のオブ
ジェクトを購入する意思表示を示すことができる(購入
手段)。こうした購入の意思表示は、購入受付け手段に
よって受付けられる。
【0028】請求項10記載のショッピング用のコンピ
ュータプログラムを格納する記憶媒体の発明は、コンピ
ュータにインストールされ、このコンピュータに、双方
向通信機能を備えた情報提供端末によってアクセス可能
な情報提供コンテンツに登場するオブジェクトが前記情
報提供端末によって指定された場合にそのオブジェクト
を特定する情報を記憶領域に記憶保持する環境を前記情
報提供端末に提供する指定手段と、前記オブジェクトを
特定する情報とそのオブジェクトのユニーク情報とを対
応付けるオブジェクトファイルを検索し、前記記憶領域
に記憶保持された前記オブジェクトを特定する情報に対
応付けられたユニーク情報を前記情報提供端末に提供す
る情報提供手段と、前記情報提供端末に提供された前記
ユニーク情報に基づいて所望の前記オブジェクトを購入
する意思表示を示す環境を前記情報提供端末に提供する
購入手段と、前記情報提供端末から示された前記オブジ
ェクトの購入意思表示を受付ける購入受付け手段と、を
実行させる。
【0029】したがって、視聴者が情報提供コンテンツ
に登場するオブジェクトを指定すると、その情報が記憶
領域に記憶保持される(指定手段)。その後、視聴者
は、記記憶領域に記憶保持されたオブジェクトを特定す
る情報に対応付けられたユニーク情報の提供を受け(情
報提供手段)、このユニーク情報に基づいて所望のオブ
ジェクトを購入する意思表示を示すことができる(購入
手段)。こうした購入の意思表示は、購入受付け手段に
よって受付けられる。
【0030】請求項11記載のショッピング用のコンピ
ュータプログラムの発明は、コンピュータにインストー
ルされ、このコンピュータに、双方向通信機能を備えた
情報提供端末によってアクセス可能な情報提供コンテン
ツに登場するオブジェクトが前記情報提供端末によって
指定された場合にそのオブジェクトを特定する情報を記
憶領域に記憶保持する環境を前記情報提供端末に提供す
る指定手段と、前記オブジェクトを特定する情報とその
オブジェクトのユニーク情報とを対応付けるオブジェク
トファイルを検索し、前記記憶領域に記憶保持された前
記オブジェクトを特定する情報に対応付けられたユニー
ク情報を前記情報提供端末に提供する情報提供手段と、
前記情報提供端末に提供された前記ユニーク情報に基づ
いて所望の前記オブジェクトを購入する意思表示を示す
環境を前記情報提供端末に提供する購入手段と、前記情
報提供端末から示された前記オブジェクトの購入意思表
示を受付ける購入受付け手段と、を実行させる。
【0031】したがって、視聴者が情報提供コンテンツ
に登場するオブジェクトを指定すると、その情報が記憶
領域に記憶保持される(指定手段)。その後、視聴者
は、記記憶領域に記憶保持されたオブジェクトを特定す
る情報に対応付けられたユニーク情報の提供を受け(情
報提供手段)、このユニーク情報に基づいて所望のオブ
ジェクトを購入する意思表示を示すことができる(購入
手段)。こうした購入の意思表示は、購入受付け手段に
よって受付けられる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。
【0033】[システムの概要]図1は全体のシステム
概要を示す模式図である。本実施の形態は、情報提供コ
ンテンツとしてのデータ放送におけるショッピング方
法、ショッピング装置、ショッピング用のコンピュータ
プログラムを記憶する記憶媒体及びショッピング用のコ
ンピュータプログラムへの適用例である。
【0034】ここで、情報提供コンテンツとして位置付
けられるデータ放送は、視聴者との間で双方向通信機能
を確保しているデータ放送を意味している。このような
データ放送としては、従来から、有線データ放送である
ケーブルテレビ放送が普及している。これに対して、近
年、放送衛星を利用するBS衛星データ放送、通信衛星
を利用するCSデータ放送、地上波データ放送等、ケー
ブルテレビ放送以外にも各種のデータ放送が業務を開始
しており、将来的にも双方向通信機能を確保した各種の
放送形態の登場が予測される。そこで、本実施の形態
は、図1に例示するような概略システム構成によって実
現される放送形態であれば、各種のデータ放送に適用可
能である。
【0035】また、近年、大容量高速通信網のインフラ
整備を前提とし、インターネット上でのコンテンツとし
てテレビ放送類似のサービスの実施が予定されている。
そこで、本実施の形態では、このようなインターネット
上のコンテンツとして供給される情報提供コンテンツで
のショッピング方法等への適用例をも紹介する。つま
り、本明細書では、インターネット上のコンテンツもデ
ータ放送という範疇に含めて紹介する。
【0036】放送局101から発信されるデータ放送
は、BS衛星データ放送又はCSデータ放送の場合には
衛星201を用い、地上波データ放送の場合には直接的
に、ケーブルテレビ放送の場合にはケーブルテレビ網2
11を利用し、インターネット上のコンテンツを利用し
たテレビ放送類似のサービスの場合にはインターネット
網221を利用し、それぞれ視聴者の下に配信される。
【0037】視聴者は、そのようなデータ放送を、情報
提供端末301によって受信可能である。ここでの情報
提供端末301は、データ放送がBS衛星データ放送で
ある場合にはBS衛星データ放送用の受像機、CS衛星
データ放送である場合にはCSデータ放送用の受像機、
地上波データ放送である場合には地上波データ放送用の
受像機、ケーブルテレビ放送である場合にはケーブルテ
レビ放送用の受像機、インターネット上のコンテンツで
ある場合にはパーソナルコンピュータである。
【0038】つまり、データ放送が搬送波を用いた伝送
方式を採用する場合(BS衛星データ放送、CSデータ
放送、地上波データ放送)には、情報提供端末301
は、衛星放送用アンテナ又は地上波放送用アンテナであ
るアンテナ302を介してデータ放送を受信し、これを
チューナ303によってディスプレイ304に映し出
す。そして、コンピュータ構成のデータ通信装置305
を用い、データ放送網231又はインターネット網30
7を介して放送局101側の双方向サーバ(ショッピン
グ装置)401との間でデータ送受信を実行する。この
際、データ通信装置305は、チューナ303がどの番
組の周波数にセットされているかという情報に基づい
て、対応する双方向サーバ401との間で接続を確立す
る。そして、双方向サーバ401に、チューナ303が
どの番組の周波数にセットされているかという情報を提
供する。
【0039】ここで、通信回線に関しては、HTML
(HyperText markup language)をサポートするデータ
放送についてはインターネット網221が利用され、B
ML(Broadcast Markup language)等のような独自言
語をサポートするデータ放送についてはデータ放送網2
31が利用される。もっとも、これらのインターネット
網221及びデータ放送網231というのは、送信され
るデータの種類に応じて命名されているに過ぎず、伝送
媒体というハードウェアとしては、同一の伝送媒体が用
いられる。この伝送媒体は、例えば、電話回線や光ファ
イバ回線等である。
【0040】データ放送がケーブルテレビ放送である場
合には、情報提供端末301は、ケーブルテレビ用にチ
ューナー機能を備えたデータ通信装置305によってケ
ーブルテレビ網211から配信される番組を受信し、デ
ィスプレイ304に映し出す。データ通信装置305
は、ケーブルテレビ網211を介して放送局101側の
対応する双方向サーバ401との間でデータ送受信を実
行する。
【0041】データ放送がインターネット上のコンテン
ツである場合には、情報提供端末301は、パーソナル
コンピュータ並びに通信モデム等により構成されるデー
タ通信装置305によってインターネット網221から
配信される番組を受信し、ディスプレイ304に映し出
す。データ通信装置305は、インターネット網221
を介して放送局101側の対応する双方向サーバ401
との間でデータ送受信を実行する。
【0042】ここで、本実施の形態では、放送局101
は、本実施の形態のショッピングサービスを提供するシ
ステム運営会社402に番組の製作及びショッピングサ
ービスを依存している。このため、情報提供端末301
がケーブルテレビ網211、インターネット網221又
はデータ放送網231を介して接続する双方向サーバ4
01には、システム運営会社402に設置されているサ
ーバコンピュータが利用される。勿論、双方向サーバ4
01は、放送局101に設置されていても、放送局10
1でもシステム運営会社402でもない何処かに設置さ
れていても良い。
【0043】システム運営会社402は、双方向サーバ
401によってアクセス可能な放送番組データ記憶領域
403、広告データ記憶領域404、商品コードデータ
記憶領域405、顧客データ記憶領域406及び購入履
歴記憶領域407をそれぞれ備える外部記憶装置408
を有する。双方向サーバ401とその外部記憶装置40
8とは、例えばLAN等の内部回線、電話回線を利用し
た専用線等によって接続されている。また、双方向サー
バ401には、LAN等の内部回線を介してアクセス可
能な複数のクライアントコンピュータ409が接続され
ており、これらのクライアントコンピュータ409によ
って双方向サーバ401を動作させることができる。
【0044】[システム運営会社に設置される機器のハ
ードウェア構成]図2は、システム運営会社402に設
置される双方向サーバ401のハードウェア構成を示す
ブロック図である。
【0045】双方向サーバ401は、一般的なコンピュ
ータとしてのアーキテクチャを備えている。つまり、各
種処理を実行して各部を集中的に制御するCPU421
に対して、固定データを記憶するROM422、可変デ
ータを書き替え自在に記憶してワークエリアとして使用
されるRAM423、記憶装置424、表示デバイス4
25、入力デバイス426、CD−ROMドライブ42
7及び通信インターフェース428等がシステムバス4
29を介して接続されている。
【0046】記憶装置424は、代表的にはハードディ
スクドライブ(HDD)等によって構成され、オペレー
ションシステム(OS)や各種のプログラムファイル、
例えばショッピング用のコンピュータプログラム等を記
憶する記憶媒体として機能する。このような記憶装置4
24に記憶されるOSやプログラムファイルは、例え
ば、CD−ROMドライブ427によって読み取り可能
なCD−ROM430に格納されていたデータが記憶装
置424にダウンロードされたたり、あるいは、通信イ
ンターフェース428を介してインターネット上からダ
ウンロードされたたりする。この場合、OSやプログラ
ムファイルを格納する記憶媒体としてのCD−ROM4
30は、そのような記憶媒体の一例を示しているに過ぎ
ず、磁気テープのような磁気的な記憶媒体、PD、CD
−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM等
の光学的な記憶媒体等、各種の記憶媒体をOSやプログ
ラムファイルを格納する記憶媒体として用いることがで
きる。もっとも、CD−ROM430に対するCD−R
OMドライブ427のように、読み取ろうとする記憶媒
体の種類に適合した読み取り装置を用いる必要がある。
【0047】図3は、放送番組データ記憶領域403及
び広告データ記憶領域404に格納されている商品コー
ドファイル441のファイル構造を示す模式図である。
商品コードファイル441は、オブジェクトコード44
2に商品コード443を対応付けて記憶している。
【0048】ここで、本実施の形態では、放送番組デー
タ記憶領域403及び広告データ記憶領域404に、映
像をオブジェクトとして扱うことができるデータ形式、
例えばMPEG−4のデータ形式で番組及び広告の映像
・音声データが記憶保存されている。つまり、このよう
なデータ形式で記録された映像は、1フレーム内に含ま
れている複数の映像対象物をそれぞれオブジェクトとし
て扱うことができる。例えば、1フレーム内に背景、建
造物、人物、人物がまとっている衣装等が含まれている
とすると、それらの背景、建造物、人物及び衣装をそれ
ぞれ別個独立したオブジェクトとして扱うことができ
る。このようなオブジェクトは例示であり、例えば、衣
装として洋服、靴、アクセサリー等、複数の衣装が映像
中に含まれていれば、それらを別個独立のオブジェクト
として扱うことができる。システム運営会社402は、
このような映像・音声データを放送局101経由で放送
させるか(情報提供コンテンツがデータ放送の場合)、
ケーブルテレビ網211を介して配信するか(情報提供
コンテンツがケーブルテレビ放送である場合)、インタ
ーネット網221を介して配信するか(情報提供コンテ
ンツがインターネット上のコンテンツである場合)す
る。これにより、視聴者が視聴する情報提供端末301
では、ディスプレイ304に映し出される映像として、
複数のオブジェクトが表示されることになる。つまり、
視聴者が視聴する情報提供端末301がディスプレイ3
04に映し出す映像は、複数のオブジェクトの集合とい
うことになる。
【0049】本実施の形態では、視聴者が視聴する情報
提供端末301に提供される映像に含まれているオブジ
ェクトに、オブジェクトコードが付されている。そこ
で、放送番組データ記憶領域403及び広告データ記憶
領域404に格納されている商品コードファイル441
では、放送や配信を通じて視聴者に提供する映像のオブ
ジェクト毎に付されたオブジェクトと同一のオブジェク
トコード442に対応させて、商品コード443を設定
している。例えば、人物が着ている洋服にはあるオブジ
ェクトコード442が付され、これに対応して商品コー
ド443が設定され、建造物としてホテルが撮像されて
いる場合には、そのホテルにはあるオブジェクトコード
442が付され、これに対応して商品コード443が設
定されている、というようにしてオブジェクトコード4
42に対応させて商品コード443が設定されている。
【0050】この場合、オブジェクトコード442と商
品コード443とは、必ずしも1対1の関係である必要
はない。例えば、洋服を示すオブジェクトコード442
には、スカート、上着、靴、アクセサリーというような
単位で商品コード443が設定されていても良く、ま
た、ホテルを示すオブジェクトコード442には、ホテ
ルの各部屋、レストランでのランチサービスというよう
な単位で商品コード443が設定されていてもよい。
【0051】図4は、商品コードデータ記憶領域405
に格納されているユニーク情報ファイル451のファイ
ル構造を示す模式図である。ユニーク情報ファイル45
1は、商品コード452にユニーク情報453を対応付
けて記憶している。
【0052】ユニーク情報ファイル451に含まれてい
る商品コード452は、商品コードファイル441に含
まれている商品コード443に対応している。そして、
ユニーク情報ファイル451は、ユニーク情報453と
して、その商品コード452によって特定される商品に
関する各種の情報を記憶している。例えば、ある商品コ
ード452によって特定される商品が洋服であるとする
と、その洋服の名称、色、価格等の情報やその洋服の写
真等が含まれている。また、ユニーク情報としては、そ
の洋服を着た女優や俳優がどの番組に出演した、という
ような一過性の情報を含んでいても良い。
【0053】ここで、図3に示す商品コードファイル4
41及び図4に示すユニーク情報ファイル451は、オ
ブジェクトを特定する情報(オブジェクトコード44
2)とそのオブジェクトのユニーク情報(ユニーク情報
453)とを対応付けるオブジェクトファイルとして機
能する。
【0054】図5は、顧客データ記憶領域406に格納
されている顧客ファイル461のファイル構造を示す模
式図である。顧客ファイル461は、顧客ID番号46
2、パスワード463及び顧客詳細データ464を対応
付けて記憶している。
【0055】顧客詳細データ464は、顧客の氏名、住
所、連絡先、年齢等のようなデータである。ここでいう
顧客は、視聴者と同義である。
【0056】図6は、購入履歴記憶領域407に格納さ
れている購入履歴ファイル471のファイル構造を示す
模式図である。購入履歴ファイル471は、年月日47
2、顧客ID473、商品コード474、数量475及
びステータス476を対応付けて記憶している。
【0057】購入履歴記憶領域407に含まれている顧
客ID473は、顧客ファイル461に含まれている顧
客ID番号462に対応している。また、商品コード4
74は、商品コードファイル441に含まれている商品
コード443及びユニーク情報ファイル451に含まれ
ている商品コード452に対応している。年月日482
には、顧客ID番号473によって特定される顧客(視
聴者)が商品コード474で特定される商品を購入した
年月日が記憶保存される。数量475は、その際の購入
数量、ステータス476は、その際の購入内容がそれぞ
れ記憶保存される。
【0058】[ショッピング動作の概要]視聴者は、情
報提供端末301においてデータ放送等の情報提供コン
テンツをディスプレイ304で視聴している際、映像中
に興味を引かれる対象物が映し出されると、リモコン3
06を操作してその対象物を指定する。すると、情報提
供端末301は、指定された対象物のオブジェクトコー
ドをコンピュータ構成のデータ通信装置305によって
解析し、オブジェクトを特定する情報を記憶領域(図示
せず)に格納する(指定ステップ、指定手段)。
【0059】ここで、オブジェクトを特定する情報は、
オブジェクトコードや商品コードである。オブジェクト
コードは、データ通信装置305によって解析したオブ
ジェクトであり、商品コードは、オブジェクトコードに
基づいて双方向サーバ401に問合せ、双方向サーバ4
01が図3に示す商品コードファイル441を検索して
得た商品コード443である。この際、双方向サーバ4
01との間のデータ送信は、データ放送網231、ケー
ブルテレビ網211又はインターネット網221を介し
て実行される。また、オブジェクトを特定する情報を記
憶する記憶領域は、情報提供端末301のRAMやHD
D(いずれも図示せず)等の記憶領域、双方向サーバ4
01のRAM423やHDD424等の記憶領域、その
他の記憶領域403、404、405、406、407
等でも、何処でも良い。
【0060】視聴者は、情報提供端末301においてデ
ータ放送等の情報提供コンテンツをディスプレイ304
で視聴している際、映像中に興味を引かれる対象物が映
し出される度に、リモコン306を操作してその対象物
を指定する。これにより、オブジェクトを特定する情報
を記憶領域(図示せず)に記憶する処理が実行される。
【0061】そして、例えば番組等の終了後、視聴者
は、自分が指定したオブジェクトについての詳細情報を
見たい場合、リモコン306を用いてその旨を宣言す
る。すると、情報提供端末301に含まれているデータ
通信装置305は、双方向サーバ401に問合せ、双方
向サーバ401は、図4に示すユニーク情報ファイル4
51を検索して指定されたオブジェクトの詳細情報をユ
ニーク情報453から得る。そして、そのユニーク情報
453を、問合せを行なった情報提供端末301に向け
て返信する(情報提供ステップ、情報提供手段)。
【0062】視聴者は、情報提供端末301を用いて、
双方向サーバ401から返信されたオブジェクトの詳細
情報を見て、所望のオブジェクトを購入する意思表示を
双方向サーバ401に示す(購入ステップ、購入手
段)。
【0063】これにより、双方向サーバ401は、視聴
者からの購入意思表示を受付ける(購入受付けステッ
プ、購入受付け手段)。このような購入意思表示の受け
付けに伴い、双方向サーバ401を管理運営するシステ
ム運営会社402は、視聴者が購入意思表示を示したオ
ブジェクトに関する商品、つまり、視聴者が購入した商
品をその商品のメーカー501に発注し、メーカー50
1から視聴者に届ける。この場合、視聴者に商品を直送
するか、あるいは、例えば視聴者が指定する販売店60
1に届け、この販売店601に視聴者が取りに行くこと
によって商品を届ける。
【0064】[ショッピング処理の詳細]次いで、本実
施の形態のショッピング処理の詳細を図7ないし図23
を参照して説明する。
【0065】1.顧客登録 まず、本実施の形態のショッピング方法では、視聴者に
顧客登録を求める。登録データは、図1及び図5に示す
顧客ファイル461に登録される。そこで、こうして顧
客ファイル461に登録されるデータには、顧客ID4
62、パスワード463及び顧客詳細データ464が含
まれる。
【0066】2.指定ステップ 視聴者が本実施の形態が対象としている番組やコンテン
ツ等の情報提供コンテンツを情報提供端末301で視聴
している場合、このことは情報提供端末301のデータ
通信装置305を介してシステム運営会社402の双方
向サーバ401に連絡される。
【0067】この場合、情報提供コンテンツがデータ放
送である場合には、一例として、データ放送網231を
介して放送局101経由で双方向サーバ401に連絡さ
れる。また、一例として、情報提供コンテンツがケーブ
ルテレビ放送である場合にはケーブルテレビ網211を
介して、情報提供コンテンツがインターネット上のコン
テンツである場合にはインターネット網221を介し
て、直接的に双方向サーバ401に連絡される。このよ
うな使用される通信回線網の選択については、送信され
るデータが別のデータの場合にも同様である。そこで、
以下に説明する情報提供端末301と双方向サーバ40
1との間のデータ送受信については、どの通信回線網が
どのように使用されるかの説明を省略する。
【0068】双方向サーバ401は、視聴者が本実施の
形態が対象としている番組やコンテンツ等の情報提供コ
ンテンツを視聴している情報提供端末301に対して、
本実施の形態のショッピング用のコンピュータプログラ
ムを配信する。この場合、ショッピングに必要なコンピ
ュータプログラムを最初から一括して配信しても、視聴
者からアクションがある都度必要なプログラムを配信し
ても、いずれでも良い。また、このようなユーザ装置に
必要なプログラムを配信するという手法は、インターネ
ットの場合であればJAVA(登録商標)技術を用いて
容易に実行される。そこで、情報提供コンテンツがイン
ターネットによって双方向通信を実現しているデータ放
送やインターネット状のコンテンツの場合には、JAV
A技術を用いることで、容易に必要なプログラム配信を
実行し得る。これに対して、一部のデータ放送やケーブ
ルテレビ放送等、OSや言語体系等がJAVAのプラッ
トフォームに含まれていない場合には、JAVA類似の
技術等を用いることで、ユーザ装置に必要なプログラム
を配信することが可能となる。
【0069】また、本実施の形態のショッピング用のコ
ンピュータプログラムの配信は、例えばユーザ登録時等
のタイミングで、予め実施されていても良い。
【0070】いずれにしても、このような情報提供端末
301に対するショッピング用のコンピュータプログラ
ムの配信によって、視聴者に対する必要環境の提供がな
される。
【0071】図7は、情報提供端末301でのオブジェ
クト指定処理を示すフローチャートである。情報提供端
末301では、リモコン306によってディスプレイ3
04に表示された映像に含まれているオブジェクトの指
定が可能である。ここで、図1に示す例では、背景とな
る海中a、ダイバーb、ダイバーbが装着しているウエ
ットスーツc、ダイバーbが装着している海水マスク
d、ダイバーbが装着しているシュノーケルe、ダイバ
ーbが装着しているフィンf、ダイバーbが装着してい
る遊泳推進具g、魚h、岩礁i、岩礁iに生息している
海草j等がオブジェクトになり得る。
【0072】オブジェクトの指定は、データ放送等の規
約に従った指定でも、情報提供端末301に配信したシ
ョッピング用のコンピュータプログラムに従った指定で
も、いずれでも良い。情報提供端末301に配信したシ
ョッピング用のコンピュータプログラムに従った指定と
して、例えば、ディスプレイ304における情報提供コ
ンテンツのブラウズ画面中にポインタ(図示せず)を表
示させておき、リモコン306の操作でそのポインタを
移動させて指定確定するような指定方法が実施可能であ
る。
【0073】図7に示すように、情報提供端末301に
配信されてデータ通信装置305にインストールされた
ショッピング用のコンピュータプログラムは、オブジェ
クト指定の有無に待機し(ステップS201)、オブジ
ェクト指定がなされると(ステップS201のY)、オ
ブジェクトコード要求を実行する(ステップS20
2)。オブジェクトコードは、その都度、例えばチュー
ナ303にオブジェクトと対応付けられて一時保存され
ているか(データ放送の場合)、チューナ303からデ
ータ通信装置305に送信されてオブジェクトと対応付
けられて一時保存されているか(データ放送の場合)、
データ通信装置305にオブジェクトと対応付けられて
一時保存されている(ケーブルテレビ放送、インターネ
ット上のコンテンツの場合)。そこで、そのような一時
保存領域からオブジェクトコードを獲得すると(ステッ
プS203)、データ通信装置305は、オブジェクト
コードを商品コード問合せ伝文1001に含めて双方向
サーバ401に向けて送信する(ステップS204)。
【0074】図8は、情報提供端末301から双方向サ
ーバ401に送信する商品コード問合せ伝文1001の
内容を示す模式図である。商品コード問合せ伝文100
1は、商品コード問合せ伝文1001であることを示す
商品コード問合せヘッダ1011、顧客ID1021、
パスワード1031及びオブジェクトコード1041を
含む。
【0075】図9は、双方向サーバ401での商品コー
ド問合せ伝文1001の受信処理を示すフローチャート
である。双方向サーバ401は、商品コード問合せ伝文
1001を受信すると(ステップS101のY)、顧客
ファイル461にアクセスして顧客ID1021及びパ
スワード1031を確認した後(ステップS102)、
図1及び図3に示す商品コードファイル441に検索を
かけてオブジェクトコード442(オブジェクトコード
1041と同一のコード)に対応する商品コード443
を検索し、図1及び図4に示すユニーク情報ファイル4
51に検索をかけて検索された商品コード443に対応
するユニーク情報453から商品名を検索する(ステッ
プS103)。そして、問合せをしてきた情報提供端末
301に対して、検索した商品コード443及び商品名
を商品コード返答伝文2001として送信する(ステッ
プS104)。
【0076】図10は、双方向サーバ401から情報提
供端末301に送信される商品コード返答伝文2001
の内容を示す模式図である。商品コード返答伝文200
1は、商品コード返答伝文2001であることを示す商
品コード返答ヘッダ2011、オブジェクトコード20
21(オブジェクトコード1041及び442と同一の
コード)、商品コード2031(商品コード443と同
一のコード)及び商品名2032を含む。
【0077】図11は、情報提供端末301での商品コ
ード返答伝文2001の受信処理を示すフローチャート
である。情報提供端末301は、商品コード返答伝文2
001を受信すると(ステップS211のY)、その商
品コード返答伝文2001に含まれている商品コード2
031を記憶領域(図示せず)に記憶保持する(ステッ
プS212)。これにより、情報提供端末301は、そ
の記憶領域に商品情報蓄積ファイル321を生成する。
【0078】図12は、情報提供端末301の記憶領域
(図示せず)に生成される商品情報蓄積ファイル321
のファイル構造を示す模式図である。商品情報蓄積ファ
イル321は、商品コード322、数量323及びステ
ータス324を対応付けて記憶し、商品コード322に
は、商品コード返答伝文2001に含まれている商品コ
ード2031を記憶する。商品情報蓄積ファイル321
には、図11に示す商品コード記憶保持の処理(ステッ
プS212)が実行された直後の段階では、商品コード
322だけが記憶保持される。
【0079】以上のように、指定ステップが実行され
る。もっとも、指定ステップは、他のあらゆる手法によ
っても実行され得る。
【0080】3.情報提供端末301でのショッピング
用ブラウズ画面 図13は、情報提供端末301においてショッピング動
作が実行される場合の画面遷移例を示す模式図である。
【0081】情報提供端末301では、例えば商品情報
蓄積ファイル321を生成したタイミングで、図13
(a)に例示するようなブラウズ画面を提供する。この
画面では、番組・広告331、商品名332及び日時3
33が対応付けられた指定商品リスト334と、送信オ
ブジェクト335とがディスプレイ304に表示され
る。
【0082】情報提供端末301では、商品コード問合
せ伝文1001や自分の記憶領域(図示せず)に記憶し
ている送信ログ等を参照し、双方向サーバ401から送
信された商品コード返答伝文2001に含まれているオ
ブジェクトコード2021に基づいて対応するオブジェ
クトがどの番組・広告で何時提供されたものかを認識す
る。指定商品リスト334は、このような情報提供端末
301での認識結果と双方向サーバ401から送信され
た商品コード返答伝文2001に含まれている商品名2
032とを合成して生成されたリストである。
【0083】こうして、指定商品リスト334が視聴者
に示されることで、視聴者は、自分が番組の放送中等に
指定したオブジェクトをリストとして参照することが可
能となる。
【0084】図13中の(b)、(c)及び(d)につ
いては、それぞれの処理内容の説明個所で説明する。
【0085】4.情報提供ステップ及び購入ステップ 図14は、双方向サーバ401から配信されているショ
ッピング用のコンピュータプログラムによる情報提供端
末301での商品情報問合せ処理を示すフローチャート
である。情報提供端末301では、図13(a)に示す
指定商品リスト334中、リモコン306等を用いて所
望商品を選択指定することができる。複数選択も可能で
ある。そして、リモコン306等によって図13(a)
に示す送信オブジェクト335が指定されると、その選
択指定された商品についての詳細情報の問合せ処理を実
行する。つまり、情報提供端末301では、双方向サー
バ401から配信されているショッピング用のコンピュ
ータプログラムに従い、送信オブジェクト335が指定
されると商品情報問合せ送信ありと判定し(ステップS
221のY)、商品情報問合せ伝文3001の送信を実
行する(ステップS222)。
【0086】図15は、情報提供端末301から双方向
サーバ401に送信される商品情報問合せ伝文3001
の内容を示す模式図である。商品情報問合せ伝文300
1は、商品情報問合せ伝文3001であることを示す商
品情報問合せヘッダ3011、顧客ID3021、パス
ワード3031及び商品コード3041(商品コード4
43と同一のコード)を含む。商品コード3041は、
商品が複数選択された場合には複数含むことになる。
【0087】図16は、双方向サーバ401での商品情
報返信処理を示すフローチャートである。双方向サーバ
401は、商品情報問合せ伝文3001を受信すると
(ステップS111のY)、顧客ファイル461を参照
して顧客ID3021及びパスワード3031を確認し
た後(ステップS112)、商品コード3041で特定
される問合せ商品(商品コード452)をユニーク情報
ファイル451から検索し、その商品コード452(商
品コード3041と同一のコード)に対応するユニーク
情報453を得る(ステップS113)。そして、その
ユニーク情報453を商品情報返答伝文4001として
返信する(ステップS114)。
【0088】図17は、双方向サーバ401から情報提
供端末301に送信される商品情報返答伝文4001の
内容を示す模式図である。商品情報返答伝文4001に
は、商品情報返答伝文4001であることを示す商品情
報返答ヘッダ4011、商品コード4021(商品情報
問合せ伝文3001中の商品コード3041と同一のコ
ード)及びユニーク情報4031が含まれている。
【0089】図18は、双方向サーバ401から提供さ
れたショッピング用のコンピュータプログラムに従い情
報提供端末301で実行される商品購入処理を示すフロ
ーチャートである。情報提供端末301は、商品情報返
答伝文4001を受信すると(ステップS231の
Y)、商品情報返答伝文4001に含まれているユニー
ク情報4031の表示処理を実行する(ステップS23
2)。その結果、情報提供端末301のディスプレイ3
04には、図13(b)に例示するような表示がなされ
る。つまり、商品名341とその商品情報342とを含
む詳細情報表示343が表示され、買物カゴオブジェク
ト345及び選択終了オブジェクト346が表示され
る。
【0090】そこで、視聴者は、このような詳細情報表
示343を見て、その商品の購入を決定したり、購入す
る商品の種類等を決定したりすることができる。購入す
る商品の種類の選択を視聴者に許容するために、詳細情
報表示343は、その商品情報342の項目に、チェッ
クボックス等のような選択用のオブジェクトを用意して
いる。例えば、商品が洋服である場合、詳細情報表示3
43に含まれている選択肢を順次選択していくことで、
視聴者は、その洋服の色やサイズ等を選択することがで
きる。また、商品がホテルの宿泊である場合、詳細情報
表示343に含まれている選択肢を順次選択していくこ
とで、視聴者は、ホテルの部屋の種類やグレード、滞在
期間等を選択することができる。
【0091】視聴者は、自分が選択した商品を購入した
い場合、買物カゴオブジェクト345をリモコン306
等によって指定する。すると、情報提供端末301は、
買物カゴオブジェクト345の指定を認識し(ステップ
S234のY)、その詳細情報表示343がなされてい
る商品について、図12に示した商品情報蓄積ファイル
321を更新する(ステップS235)。つまり、対応
する商品コード322(図17に示す商品情報返答伝文
4001中の商品コード4021と同一のコード)の数
量323及びステータス324を更新する。数量は、詳
細情報表示343中への視聴者入力によって決定され、
ステータス324は、購入を意味するデータ、例えば購
入フラグによって設定される。
【0092】このようなステップS234〜ステップS
235の処理は、図13(b)に示す選択終了オブジェ
クト346がリモコン306等によって指定されるまで
繰り返される(ステップS236)。つまり、情報提供
端末301は、選択終了オブジェクト346が指定され
ると(ステップS236のY)、画面表示を図13
(c)に示す購入画面351に切り換える(ステップS
237)。この購入画面351には、商品名352と購
入内容の詳細353とを含む確認情報リスト354と、
購入オブジェクト355とが表示される。
【0093】そして、視聴者がリモコン306等を用い
て購入オブジェクト355を指定すると、情報提供端末
301においては購入指定と判定し(ステップS238
のY)、双方向サーバ401に向けて注文伝文5001
を送信する(ステップS239)。
【0094】なお、図13(b)に示す詳細情報表示3
43でリモコン306等によってキャンセル指定された
り(ステップS234のN)、図13(c)に示す購入
画面351でリモコン206等によってキャンセル指定
されたりした場合(ステップS238のN)、キャンセ
ル処理が実行される(ステップS240)。
【0095】図19は、情報提供端末301から双方向
サーバ401に送信される注文伝文5001の内容を示
す模式図である。注文伝文5001には、注文伝文50
01であることを示す送信伝文ヘッダ5011、顧客I
D5021、パスワード5031、商品コード5041
(商品コード452、4021と同一のコード)、数量
5051及び詳細情報5061が含まれている。詳細情
報5061は、その商品の色やサイズ、部屋の種類等、
視聴者が購入する商品の内容情報が含まれている。
【0096】図20は、双方向サーバ401での注文確
認処理を示すフローチャートである。双方向サーバ40
1は、注文伝文5001を受信すると(ステップS12
1のY)、顧客ファイル461を参照して顧客ID50
21及びパスワード5031を確認した後(ステップS
122)、図4に示すユニーク情報ファイル451から
注文商品を検索し(ステップS123)、注文商品リス
トを作成する(ステップS124)。そして、対応する
情報提供端末301に向けて、注文商品リストを含む注
文確認伝文6001を発信する(ステップS125)。
【0097】図21は、双方向サーバ401から情報提
供端末301に送信される注文確認伝文6001の内容
を示す模式図である。注文確認伝文6001には、注文
確認伝文6001であることを示す注文確認ヘッダ60
11と図20のステップS124で作成した注文商品リ
スト6021とが含まれている。
【0098】図22は、情報提供端末301での注文確
認処理を示すフローチャートである。情報提供端末30
1は、注文確認伝文6001を受信すると(ステップS
241のY)、注文確認伝文6001に含まれている注
文商品リスト6021をディスプレイ304に表示する
処理を実行する(ステップS242)。この際の表示に
は、図13(d)に例示するように、商品名361と購
入詳細362とを含む注文商品リスト363と、確認オ
ブジェクト364とが含まれる。
【0099】そこで、注文商品リスト363を見た視聴
者がリモコン306等を用いて確認オブジェクト364
を指定すると(ステップS243のY)、情報提供端末
301は双方向サーバ401に向けて確認の意思表示を
送信する(ステップS244)。これに対して、情報提
供端末301は、キャンセルの場合にはキャンセル処理
を実行する(ステップS243のN、ステップS24
5)。
【0100】5.購入受付けステップ図23は、双方向
サーバ401での購入受付処理を示すフローチャートで
ある。
【0101】双方向サーバ401は、情報提供端末30
1から購入確認の意思表示を受信した場合(ステップS
131のY)、発注処理を実行し(ステップS13
2)、購入履歴登録処理を実行する(ステップS13
3)。
【0102】発注処理は、図1に例示するメーカー50
1等に対する発注処理を意味し、購入履歴処理は、図6
に示す購入履歴ファイル471への登録処理(履歴記憶
ステップ)を意味する。
【0103】こうして、視聴者は、情報提供コンテンツ
の視聴中に所望のオブジェクトを指示し、例えば情報提
供コンテンツの提供終了後に指示したオブジェクトにつ
いてのユニーク情報の提供を受け、ここでオブジェクト
の詳細を認識してその購入の検討をすることができる。
これにより、情報提供コンテンツに登場した商品を、情
報提供コンテンツを視聴しながら、しかも、情報提供コ
ンテンツの視聴を妨げられることなく購入することがで
きる。
【0104】6.その他以上、ショッピング処理の詳細
を説明したが、実施に当たっては、様々な手法を用いて
本発明を実施することができる。
【0105】
【発明の効果】請求項1記載のショッピング方法の発明
は、双方向通信機能を備えた情報提供端末、例えば衛星
データ放送の受像機(請求項4)、地上波データ放送の
受像機(請求項5)、有線データ放送の受像機(請求項
6)、インターネットにアクセス可能なコンピュータ
(請求項7)等によってアクセス可能な情報提供コンテ
ンツ、例えば衛星データ放送(請求項4)、地上波デー
タ放送(請求項5)、有線データ放送(請求項6)、イ
ンターネット上のコンテンツ(請求項7)等に登場する
オブジェクトが前記情報提供端末によって指定された場
合にそのオブジェクトを特定する情報を記憶領域に記憶
保持する環境を前記情報提供端末に提供する指定ステッ
プと、前記オブジェクトを特定する情報とそのオブジェ
クトのユニーク情報とを対応付けるオブジェクトファイ
ルを検索し、前記記憶領域に記憶保持された前記オブジ
ェクトを特定する情報に対応付けられたユニーク情報を
前記情報提供端末に提供する情報提供ステップと、前記
情報提供端末に提供された前記ユニーク情報に基づいて
所望の前記オブジェクトを購入する意思表示を示す環境
を前記情報提供端末に提供する購入ステップと、前記情
報提供端末から示された前記オブジェクトの購入意思表
示を受付ける購入受付けステップと、を具備するので、
視聴者は、情報提供コンテンツの視聴中に所望のオブジ
ェクトを指示し、例えば情報提供コンテンツの提供終了
後に指示したオブジェクトについてのユニーク情報の提
供を受け、ここでオブジェクトの詳細を認識してその購
入の検討をすることができ、したがって、情報提供コン
テンツに登場した商品を、情報提供コンテンツを視聴し
ながら、しかも、情報提供コンテンツの視聴を妨げられ
ることなく購入することができる。
【0106】請求項2記載の発明は、請求項1記載のシ
ョッピング方法において、前記指定ステップでの前記オ
ブジェクトの指定は、前記情報提供端末における前記情
報提供コンテンツのブラウズ画面に出現させるポインタ
を用いてなされるので、情報提供コンテンツでのオブジ
ェクト指定の容易化を図ることができ、したがって、視
聴者による情報提供コンテンツへの集中度の向上を図る
ことができる。
【0107】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のショッピング方法において、前記指定ステップは、
指定された前記オブジェクトを特定する情報を前記情報
提供端末に設けられた前記記憶領域に記憶保持するプロ
グラムを前記情報提供端末に送信することにより実行さ
れるので、情報提供端末に情報提供コンテンツのオブジ
ェクトを指定させる仕組みを容易に構築することができ
る。
【0108】請求項8記載の発明は、請求項1記載のシ
ョッピング方法において、前記購入受付けステップにお
いて前記情報提供端末から示されて受付けた前記オブジ
ェクトの購入意思表示の履歴を記憶領域に記憶保持する
履歴記憶ステップを具備するので、視聴者から示されて
受付けたオブジェクトの購入意思表示の履歴をとること
ができ、したがって、そのような履歴を各種のデータ分
析やビジネスで利用することができる。
【0109】請求項9記載のショッピング装置の発明
は、双方向通信機能を備えた情報提供端末によってアク
セス可能な情報提供コンテンツに登場するオブジェクト
が前記情報提供端末によって指定された場合にそのオブ
ジェクトを特定する情報を記憶領域に記憶保持する環境
を前記情報提供端末に提供する指定手段と、前記オブジ
ェクトを特定する情報とそのオブジェクトのユニーク情
報とを対応付けるオブジェクトファイルを検索し、前記
記憶領域に記憶保持された前記オブジェクトを特定する
情報に対応付けられたユニーク情報を前記情報提供端末
に提供する情報提供手段と、前記情報提供端末に提供さ
れた前記ユニーク情報に基づいて所望の前記オブジェク
トを購入する意思表示を示す環境を前記情報提供端末に
提供する購入手段と、前記情報提供端末から示された前
記オブジェクトの購入意思表示を受付ける購入受付け手
段と、を具備するので、視聴者は、情報提供コンテンツ
の視聴中に所望のオブジェクトを指示し、例えば情報提
供コンテンツの提供終了後に指示したオブジェクトにつ
いてのユニーク情報の提供を受け、ここでオブジェクト
の詳細を認識してその購入の検討をすることができ、し
たがって、情報提供コンテンツに登場した商品を、情報
提供コンテンツを視聴しながら、しかも、情報提供コン
テンツの視聴を妨げられることなく購入することができ
る。
【0110】請求項10記載のショッピング用のコンピ
ュータプログラムを格納する記憶媒体の発明は、コンピ
ュータにインストールされ、このコンピュータに、双方
向通信機能を備えた情報提供端末によってアクセス可能
な情報提供コンテンツに登場するオブジェクトが前記情
報提供端末によって指定された場合にそのオブジェクト
を特定する情報を記憶領域に記憶保持する環境を前記情
報提供端末に提供する指定手段と、前記オブジェクトを
特定する情報とそのオブジェクトのユニーク情報とを対
応付けるオブジェクトファイルを検索し、前記記憶領域
に記憶保持された前記オブジェクトを特定する情報に対
応付けられたユニーク情報を前記情報提供端末に提供す
る情報提供手段と、前記情報提供端末に提供された前記
ユニーク情報に基づいて所望の前記オブジェクトを購入
する意思表示を示す環境を前記情報提供端末に提供する
購入手段と、前記情報提供端末から示された前記オブジ
ェクトの購入意思表示を受付ける購入受付け手段と、を
実行させるので、視聴者は、情報提供コンテンツの視聴
中に所望のオブジェクトを指示し、例えば情報提供コン
テンツの提供終了後に指示したオブジェクトについての
ユニーク情報の提供を受け、ここでオブジェクトの詳細
を認識してその購入の検討をすることができ、したがっ
て、情報提供コンテンツに登場した商品を、情報提供コ
ンテンツを視聴しながら、しかも、情報提供コンテンツ
の視聴を妨げられることなく購入することができる。
【0111】請求項11記載のショッピング用のコンピ
ュータプログラムの発明は、コンピュータにインストー
ルされ、このコンピュータに、双方向通信機能を備えた
情報提供端末によってアクセス可能な情報提供コンテン
ツに登場するオブジェクトが前記情報提供端末によって
指定された場合にそのオブジェクトを特定する情報を記
憶領域に記憶保持する環境を前記情報提供端末に提供す
る指定手段と、前記オブジェクトを特定する情報とその
オブジェクトのユニーク情報とを対応付けるオブジェク
トファイルを検索し、前記記憶領域に記憶保持された前
記オブジェクトを特定する情報に対応付けられたユニー
ク情報を前記情報提供端末に提供する情報提供手段と、
前記情報提供端末に提供された前記ユニーク情報に基づ
いて所望の前記オブジェクトを購入する意思表示を示す
環境を前記情報提供端末に提供する購入手段と、前記情
報提供端末から示された前記オブジェクトの購入意思表
示を受付ける購入受付け手段と、を実行させるので、視
聴者は、情報提供コンテンツの視聴中に所望のオブジェ
クトを指示し、例えば情報提供コンテンツの提供終了後
に指示したオブジェクトについてのユニーク情報の提供
を受け、ここでオブジェクトの詳細を認識してその購入
の検討をすることができ、したがって、情報提供コンテ
ンツに登場した商品を、情報提供コンテンツを視聴しな
がら、しかも、情報提供コンテンツの視聴を妨げられる
ことなく購入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体のシステム概要を示す模式図である。
【図2】システム運営会社に設置されるサーバのハード
ウエア構成を示すブロック図である。
【図3】放送番組データ記憶領域及び広告データ記憶領
域に格納されている商品コードファイルのファイル構造
を示す模式図である。
【図4】商品コードデータ記憶領域に格納されているユ
ニーク情報ファイルのファイル構造を示す模式図であ
る。
【図5】顧客データ記憶領域に格納されている顧客ファ
イルのファイル構造を示す模式図である。
【図6】購入履歴記憶領域に格納されている購入履歴フ
ァイルのファイル構造を示す模式図である。
【図7】情報提供端末でのオブジェクト指定処理を示す
フローチャートである。
【図8】情報提供端末から双方向サーバに送信される商
品コード問合せ伝文の内容を示す模式図である。
【図9】双方向サーバでの商品コード問合せ伝文の受信
処理を示すフローチャートである。
【図10】双方向サーバから情報提供端末に送信される
商品コード返答伝文の内容を示す模式図である。
【図11】情報提供端末での商品コード返答伝文の受信
処理を示すフローチャートである。
【図12】情報提供端末の記憶領域に生成される商品情
報蓄積ファイルのファイル構造を示す模式図である。
【図13】情報提供端末においてショッピング動作が実
行される場合の画面遷移例を示す模式図である。
【図14】情報提供端末での商品情報問合せ処理を示す
フローチャートである。
【図15】情報提供端末から双方向サーバに送信される
商品情報問合せ伝文の内容を示す模式図である。
【図16】双方向サーバでの商品情報返信処理を示すフ
ローチャートである。
【図17】双方向サーバから情報提供端末に送信される
商品情報返答伝文の内容を示す模式図である。
【図18】情報提供端末での商品購入処理を示すフロー
チャートである。
【図19】情報提供端末から双方向サーバに送信される
注文伝文の内容を示す模式図である。
【図20】双方向サーバでの注文確認処理を示すフロー
チャートである。
【図21】双方向サーバから情報提供端末に送信される
注文確認伝文の内容を示す模式図である。
【図22】情報提供端末での注文確認処理を示すフロー
チャートである。
【図23】双方向サーバでの購入受付処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
301 情報提供端末、衛星データ放送の
受像機、衛星データ放送、地上波データ放送、地上波デ
ータ放送、有線データ放送の受像機、コンピュータ 401 ショッピング装置(双方向サー
バ) 453 ユニーク情報 441、451 オブジェクトファイル
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 640 H04N 7/173 640Z Fターム(参考) 5C025 AA25 AA30 CA02 CA09 DA01 DA04 DA10 5C064 AA06 AB03 AC12 AC13 AC16 AC18 AC20 AD08 AD14 BA07 BB10 BC18 BC23 BC25 BD02 BD07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方向通信機能を備えた情報提供端末に
    よってアクセス可能な情報提供コンテンツに登場するオ
    ブジェクトが前記情報提供端末によって指定された場合
    にそのオブジェクトを特定する情報を記憶領域に記憶保
    持する環境を前記情報提供端末に提供する指定ステップ
    と、 前記オブジェクトを特定する情報とそのオブジェクトの
    ユニーク情報とを対応付けるオブジェクトファイルを検
    索し、前記記憶領域に記憶保持された前記オブジェクト
    を特定する情報に対応付けられたユニーク情報を前記情
    報提供端末に提供する情報提供ステップと、 前記情報提供端末に提供された前記ユニーク情報に基づ
    いて所望の前記オブジェクトを購入する意思表示を示す
    環境を前記情報提供端末に提供する購入ステップと、 前記情報提供端末から示された前記オブジェクトの購入
    意思表示を受付ける購入受付けステップと、を具備する
    ショッピング方法。
  2. 【請求項2】 前記指定ステップでの前記オブジェクト
    の指定は、前記情報提供端末における前記情報提供コン
    テンツのブラウズ画面に出現させるポインタを用いてな
    されることを特徴とする請求項1記載のショッピング方
    法。
  3. 【請求項3】 前記指定ステップは、指定された前記オ
    ブジェクトを特定する情報を前記情報提供端末に設けら
    れた前記記憶領域に記憶保持するプログラムを前記情報
    提供端末に送信することにより実行される請求項1記載
    のショッピング方法。
  4. 【請求項4】 前記双方向通信機能を備えた情報提供端
    末は、衛星データ放送の受像機であり、前記情報提供コ
    ンテンツは、衛星データ放送である請求項1記載のショ
    ッピング方法。
  5. 【請求項5】 前記双方向通信機能を備えた情報提供端
    末は、地上波データ放送の受像機であり、前記情報提供
    コンテンツは、地上波データ放送である請求項1記載の
    ショッピング方法。
  6. 【請求項6】 前記双方向通信機能を備えた情報提供端
    末は、有線データ放送の受像機であり、前記情報提供コ
    ンテンツは、有線データ放送である請求項1記載のショ
    ッピング方法。
  7. 【請求項7】 前記双方向通信機能を備えた情報提供端
    末は、インターネットにアクセス可能なコンピュータで
    あり、前記情報提供コンテンツは、前記インターネット
    上のコンテンツである請求項1記載のショッピング方
    法。
  8. 【請求項8】 前記購入受付けステップにおいて前記情
    報提供端末から示されて受付けた前記オブジェクトの購
    入意思表示の履歴を記憶領域に記憶保持する履歴記憶ス
    テップを具備する請求項1記載のショッピング方法。
  9. 【請求項9】 双方向通信機能を備えた情報提供端末に
    よってアクセス可能な情報提供コンテンツに登場するオ
    ブジェクトが前記情報提供端末によって指定された場合
    にそのオブジェクトを特定する情報を記憶領域に記憶保
    持する環境を前記情報提供端末に提供する指定手段と、 前記オブジェクトを特定する情報とそのオブジェクトの
    ユニーク情報とを対応付けるオブジェクトファイルを検
    索し、前記記憶領域に記憶保持された前記オブジェクト
    を特定する情報に対応付けられたユニーク情報を前記情
    報提供端末に提供する情報提供手段と、 前記情報提供端末に提供された前記ユニーク情報に基づ
    いて所望の前記オブジェクトを購入する意思表示を示す
    環境を前記情報提供端末に提供する購入手段と、 前記情報提供端末から示された前記オブジェクトの購入
    意思表示を受付ける購入受付け手段と、を具備するショ
    ッピング装置。
  10. 【請求項10】 コンピュータにインストールされ、こ
    のコンピュータに、 双方向通信機能を備えた情報提供端末によってアクセス
    可能な情報提供コンテンツに登場するオブジェクトが前
    記情報提供端末によって指定された場合にそのオブジェ
    クトを特定する情報を記憶領域に記憶保持する環境を前
    記情報提供端末に提供する指定手段と、 前記オブジェクトを特定する情報とそのオブジェクトの
    ユニーク情報とを対応付けるオブジェクトファイルを検
    索し、前記記憶領域に記憶保持された前記オブジェクト
    を特定する情報に対応付けられたユニーク情報を前記情
    報提供端末に提供する情報提供手段と、 前記情報提供端末に提供された前記ユニーク情報に基づ
    いて所望の前記オブジェクトを購入する意思表示を示す
    環境を前記情報提供端末に提供する購入手段と、 前記情報提供端末から示された前記オブジェクトの購入
    意思表示を受付ける購入受付け手段と、を実行させるシ
    ョッピング用のコンピュータプログラムを格納する記憶
    媒体。
  11. 【請求項11】 コンピュータにインストールされ、こ
    のコンピュータに、双方向通信機能を備えた情報提供端
    末によってアクセス可能な情報提供コンテンツに登場す
    るオブジェクトが前記情報提供端末によって指定された
    場合にそのオブジェクトを特定する情報を記憶領域に記
    憶保持する環境を前記情報提供端末に提供する指定手段
    と、 前記オブジェクトを特定する情報とそのオブジェクトの
    ユニーク情報とを対応付けるオブジェクトファイルを検
    索し、前記記憶領域に記憶保持された前記オブジェクト
    を特定する情報に対応付けられたユニーク情報を前記情
    報提供端末に提供する情報提供手段と、 前記情報提供端末に提供された前記ユニーク情報に基づ
    いて所望の前記オブジェクトを購入する意思表示を示す
    環境を前記情報提供端末に提供する購入手段と、 前記情報提供端末から示された前記オブジェクトの購入
    意思表示を受付ける購入受付け手段と、を実行させるシ
    ョッピング用のコンピュータプログラム。
JP2001146801A 2001-05-16 2001-05-16 ショッピング方法、ショッピング装置、ショッピング用のコンピュータプログラムを記憶する記憶媒体及びショッピング用のコンピュータプログラム Pending JP2002342594A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001146801A JP2002342594A (ja) 2001-05-16 2001-05-16 ショッピング方法、ショッピング装置、ショッピング用のコンピュータプログラムを記憶する記憶媒体及びショッピング用のコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001146801A JP2002342594A (ja) 2001-05-16 2001-05-16 ショッピング方法、ショッピング装置、ショッピング用のコンピュータプログラムを記憶する記憶媒体及びショッピング用のコンピュータプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002342594A true JP2002342594A (ja) 2002-11-29

Family

ID=18992384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001146801A Pending JP2002342594A (ja) 2001-05-16 2001-05-16 ショッピング方法、ショッピング装置、ショッピング用のコンピュータプログラムを記憶する記憶媒体及びショッピング用のコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002342594A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011142639A (ja) * 2004-06-08 2011-07-21 Elbex Video Ltd ホームショッピング端末経由による単純化されたeマーチャンダイズショッピングのための方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011142639A (ja) * 2004-06-08 2011-07-21 Elbex Video Ltd ホームショッピング端末経由による単純化されたeマーチャンダイズショッピングのための方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1526465B1 (en) Media content searching and notification
US8843973B2 (en) System and method for ordering and distributing multimedia content
US7885993B2 (en) Communication apparatus, communication method, electronic apparatus, control method for controlling electronic apparatus, and storage medium
JP4062908B2 (ja) サーバ装置および画像表示装置
WO2001067766A1 (fr) Procede de services d'information, terminal de donnees, emetteur-recepteur de donnees et emetteur de donnees
US20060143653A1 (en) Broadcasting receiver with functions of recommending broadcasting program and reservation-recording recommended program on network, and method for performing the functions
US20110119350A1 (en) Data management method and system, and apparatus used therein
KR20020043239A (ko) 콘텐트 아이템, 클라이언트 시스템 및 서버 시스템의렌더링을 향상시키는 방법
JP2008544584A (ja) 電子入力/出力デバイスでのブロードバンド・ネットワークを介するインターネット・アプリケーションとの対話
CA2493662A1 (en) Internet-based submission of cable network content
WO2008038962A1 (en) Cybertag for linking information to digital object in image contents, and contents processing device, method and system using the same
JP2009111871A (ja) 情報提供サーバおよび情報提供方法
JPH11327717A (ja) 情報出力装置および情報提供システム
JP2002374506A (ja) 情報獲得方法、情報獲得システム、媒体及びプログラム
JP2010267094A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JPH0998411A (ja) 双方向テレビジョンシステム及び双方向テレビ応答サーバシステム
JP5132945B2 (ja) 広告配信システム、端末装置、広告配信方法、プログラム及び記録媒体
JP2002063103A (ja) 付加情報表示方法及び装置、並びにコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP2002342594A (ja) ショッピング方法、ショッピング装置、ショッピング用のコンピュータプログラムを記憶する記憶媒体及びショッピング用のコンピュータプログラム
JP2001352534A (ja) 放映配信システムおよびそのプログラム記録媒体
JP2003174607A (ja) コンテンツ蓄積装置
JP2002092360A (ja) 放送番組の品物探索システム及び販売システム
JP2001285837A (ja) 受信装置、送信装置、操作装置、情報管理装置、受信データ処理方法、操作方法、および情報管理方法
RU2003103770A (ru) Система и способ, позволяющие осуществлять коммерческие операции по телевидению одновременно по множеству каналов и для множества поставщиков
JP2012231241A (ja) ユーザ端末検索システム及びユーザ端末検索方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060314