JP2002374506A - 情報獲得方法、情報獲得システム、媒体及びプログラム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 番組に付随する情報を番組を放送する放送波
に付加して放送すると、放送波が放送できる情報量の制
限により、番組に関連する有用な情報があってもも提供
することが出来ないという課題がある。 【解決手段】 番組を表示する表示手段１１を有するＴ
Ｖ６と、ＴＶ６に情報を提供する情報提供装置１３とを
備え、ＴＶ６は、表示手段１１に映されている番組に関
連する情報を前記番組の放送電波５以外の手段を用いて
情報提供装置１３から獲得することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、番組に関する情報
を獲得する情報獲得方法、情報獲得システム、第１装
置、第２装置、媒体及びプログラムに関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】テレビ放送では、番組を構成する映像音
声情報が放送波を利用して放送されるだけでなく、番組
に付随する様々な情報も付加されて映像音声情報が放送
される放送波を利用して放送されるようになってきた。

【０００３】このように番組に付加される情報として
は、例えばＥＰＧ（電子番組ガイド）情報、クローズド
キャプション（字幕）、文字データ放送などがある。

【０００４】ＥＰＧ情報とは、番組の一覧や番組の内容
に関する情報であり、視聴者が希望の番組を選択するた
めに利用されるものである。クローズドキャプションと
は、番組の題、配役、説明、せりふなどを文字で映し出
したものである。また、文字データ放送とは、文字によ
る放送であり、このような文字放送は独立して行われる
こともあるが、映像音声を放送する番組を説明するため
に用いられることもある。

【０００５】図１３に文字情報が付加された番組をＴＶ
（テレビ）に表示した例を示す。ＴＶ画面９０は、文字
情報が付加された番組の表示例である。ＴＶ画面９０
は、画像９１と文字９１の二つの部分にそれぞれ異なっ
た情報が表示されている。画像９１は、巨人阪神戦の野
球中継の映像であり、巨人の松井選手が打席に入ってい
る場面の映像である。文字９１は、巨人阪神線に関する
情報や打席に入っている松井選手の打撃成績や他の野球
の試合の情報などが文字で提供されている。視聴者は、
画像９１のみならず文字９１からも野球中継に関する情
報を取得することが出来、野球中継をより楽しむことが
出来る。

【０００６】このように、番組に様々な情報を付加して
放送することによって、例えば視聴したい番組を選択す
る手間がかからなくなったり、また外国語の番組であっ
ても字幕によって容易に理解することができるなど、視
聴者が番組を視聴する便宜を図ることが出来る。さら
に、番組に広告などの情報を付加して放送すれば、番組
提供者が自らが販売するサービスや物品を広く宣伝する
ことが出来る。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、放送波
を用いて放送できる情報量には限りがある。すなわち、
番組を放送する放送波を用いて放送できる付加情報の量
には限りがある。このため、例えば、文字９１などの情
報量をさらに増やそうとしても番組を放送する放送波で
放送出来る情報量の限界以上にはふやすことが出来な
い。このため、番組提供側は、番組に関連するより有用
なサービスを提供することが出来ないので、視聴者側
は、番組に関連するより有用な情報を獲得することが出
来ない。

【０００８】すなわち、番組に付随する情報を番組を放
送する放送波に付加して放送すると、放送波が放送でき
る情報量の制限により、番組に関連する有用な情報があ
っても提供することが出来ないという課題がある。

【０００９】また、従来の方式では、視聴者は放送局に
よって用意される情報しか得ることが出来ない。すなわ
ち、視聴者にとっては入手する情報の種類と量が一定に
限られ、また、第３者の情報提供者にとっては特定の番
組に関連した情報を持っていても、自由に視聴者に届け
ることが出来ないという課題がある。

【００１０】本発明は、上記課題を考慮し、番組に関連
する有用な情報を放送波が放送できる情報量に制限され
ることなく獲得することが出来る情報獲得方法、情報獲
システム、第１装置、第２装置、媒体及びプログラムを
提供することを目的とするものである。

【００１１】また、本発明は、上記課題を考慮し、視聴
者が入手する情報の種類と量が一定に限られず、また、
第３者の情報提供者が番組に慣例した情報を持っている
場合に自由に視聴者に届けることが出来る情報獲得方
法、情報獲得システム、第１装置、第２装置、媒体及び
プログラムを提供することを目的とするものである。

【００１２】

【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第１の本発明（請求項１に対応）は、表示手段
に映されている番組に関連する情報を前記番組の放送電
波以外の手段を用いて獲得する情報獲得方法である。

【００１３】また、第２の本発明（請求項２に対応）
は、番組を表示する表示手段を有する第１装置と、前記
第１装置に情報を提供する第２装置とを備え、前記第１
装置は、前記表示手段に映されている番組に関連する情
報を前記番組の放送電波以外の手段を用いて前記第２装
置から獲得する情報獲得システムである。

【００１４】また、第３の本発明（請求項３に対応）
は、番組を表示する表示手段と、第１装置に情報を提供
する第２装置から前記表示手段に映されている番組に関
連する情報を前記番組の放送電波以外の手段を用いて獲
得する情報獲得手段とを備えた第１装置である。

【００１５】また、第４の本発明（請求項４に対応）
は、前記第２装置は、前記関連する情報を格納している
データベースを有し、前記関連する情報は、前記データ
ベースを所定のキーで検索して獲得される第３の本発明
に記載の第１装置である。

【００１６】また、第５の本発明（請求項５に対応）
は、前記所定のキーとは画像である第４の本発明に記載
の第１装置である。

【００１７】また、第６の本発明（請求項６に対応）
は、前記情報獲得手段は、前記所定のキーを作成して、
前記第２装置に渡す第４の本発明に記載の第１装置であ
る。

【００１８】また、第７の本発明（請求項７に対応）
は、前記番組は、文字情報が付加されて放送されてお
り、前記情報獲得手段は、前記文字情報を選択すること
によって前記所定のキーを作成する第６の本発明に記載
の第１装置である。

【００１９】また、第８の本発明（請求項８に対応）
は、前記番組は、前記番組のジャンルを示すジャンル情
報が付加されて放送されており、前記情報獲得手段は、
前記ジャンル情報を利用して前記所定のキーを作成する
第６の本発明に記載の第１装置である。

【００２０】また、第９の本発明（請求項９に対応）
は、前記番組は、文字情報が付加されて放送されてお
り、前記情報獲得手段は、前記文字情報を利用して前記
所定のキーを作成する第６の本発明に記載の第１装置で
ある。

【００２１】また、第１０の本発明（請求項１０に対
応）は、前記情報獲得手段は、前記所定のキーを決定す
るために前提となる前提情報を作成する第４の本発明に
記載の第１装置である。

【００２２】また、第１１の本発明（請求項１１に対
応）は、前記前提情報とは、前記番組の全部または一部
であり、前記情報獲得手段は、前記番組の情報の全部ま
たは一部を前記第２装置に送り、前記第２装置は、前記
送られてきた番組の情報を利用して前記所定のキーを作
成する第１０の本発明に記載の第１装置である。

【００２３】また、第１２の本発明（請求項１２に対
応）は、前記第２装置は、前記所定のキーを決定するた
めに前提となる前提情報を前記情報獲得手段に提供し、
前記情報獲得手段は、前記前提情報を利用して前記所定
のキーを決定する第４の本発明に記載の第１装置であ
る。

【００２４】また、第１３の本発明（請求項１３に対
応）は、前記番組は、前記所定のキーが付加されて放送
される第４の本発明に記載の第１装置である。

【００２５】また、第１４の本発明（請求項１４に対
応）は、前記所定のキーは、予め前記第２装置と契約し
た業者が提供する情報が提供されるように作成される第
１３の本発明に記載の第１装置である。

【００２６】また、第１５の本発明（請求項１５に対
応）は、前記関連する情報とは物品サービスに関する情
報であり、前記キーは、前記物品サービスを特定する情
報であり、前記情報獲得手段は、前記番組のデータから
前記所定のキーを指定するキー指定手段と、前記指定さ
れたキーを送信するキー送信手段と、前記特定された物
品サービスに関する情報を受信する物品サービス情報受
信手段とを有し、前記第２装置は、前記送信されたキー
を受信する抽出情報受信手段と、前記受信されたキーに
基づいて前記物品サービスを調査する調査手段と、前記
調査結果に基づいて前記特定された物品サービスに関す
る情報を送信する物品サービス情報送信手段とを有する
第４の本発明に記載の第１装置である。

【００２７】また、第１６の本発明（請求項１６に対
応）は、前記情報獲得手段は、前記受信した物品サービ
スに関する情報に従って、物品の購入申し込みを行う購
入手段をさらに有する第１５の本発明に記載の第１装置
である。

【００２８】また、第１７の本発明（請求項１７に対
応）は、前記第２装置は、検索した情報を集計する集計
手段を有し、前記集計された結果を他の装置に送信する
第３〜１６の本発明のいずれかに記載の第１装置であ
る。

【００２９】また、第１８の本発明（請求項１８に対
応）は、前記第２装置は、ネットワークまたは他の媒体
を利用して第３〜１７の本発明のいずれかに記載の第１
装置の機能を実現するための端末ソフトウェアを予め第
１装置に配布する第１装置である。

【００３０】また、第１９の本発明（請求項１９に対
応）は、仮想言語で記述されたソフトウェアを実行する
仮想言語ソフトウェア実行手段を備え、前記端末ソフト
ウェアは、第１装置の機種に依存せず実行可能である前
記仮想言語で記述されており、前記仮想言語ソフトウェ
ア実行手段は、前記端末ソフトウェアを実行する第１８
の本発明に記載の第１装置である。

【００３１】また、第２０の本発明（請求項２０に対
応）は、前記第２装置は、前記情報獲得手段に広告デー
タを提供し、前記前記表示手段はその広告データを表示
する第３〜１９の本発明のいずれかに記載の第１装置で
ある。

【００３２】また、第２１の本発明（請求項２１に対
応）は、番組を表示する表示手段を有する第１装置に情
報を提供する情報提供手段を備え、前記第１装置は、前
記表示手段に映されている番組に関連する情報を前記番
組の放送電波以外の手段を用いて前記情報提供手段から
獲得する第２装置である。

【００３３】また、第２２の本発明（請求項２２に対
応）は、前記関連する情報を格納しているデータベース
を備え、前記関連する情報は、前記データベースを所定
のキーで検索して獲得される第２１の本発明に記載の第
２装置である。

【００３４】また、第２３の本発明（請求項２３に対
応）は、前記所定のキーとは画像である第２２の本発明
に記載の第２装置である。

【００３５】また、第２４の本発明（請求項２４に対
応）は、前記第１装置は、前記所定のキーを作成して、
前記情報提供手段に渡す第２２の本発明に記載の第２装
置である。

【００３６】また、第２５の本発明（請求項２５に対
応）は、前記番組は、文字情報が付加されて放送されて
おり、前記第１装置は、前記文字情報を選択することに
よって前記所定のキーを作成する第２４の本発明に記載
の第２装置である。

【００３７】また、第２６の本発明（請求項２６に対
応）は、前記番組は、前記番組のジャンルを示すジャン
ル情報が付加されて放送されており、前記第１装置は、
前記ジャンル情報を利用して前記所定のキーを作成する
第２４の本発明に記載の第２装置である。

【００３８】また、第２７の本発明（請求項２７に対
応）は、前記番組は、文字情報が付加されて放送されて
おり、前記第１装置は、前記文字情報を利用して前記所
定のキーを作成する第２４の本発明に記載の第２装置で
ある。

【００３９】また、第２８の本発明（請求項２８に対
応）は、前記第１装置は、前記所定のキーを決定するた
めに前提となる前提情報を作成する第２２の本発明に記
載の第２装置である。

【００４０】また、第２９の本発明（請求項２９に対
応）は、前記前提情報とは、前記番組の全部または一部
であり、前記第１装置は、前記番組の情報の全部または
一部を前記第２装置に送り、前記情報提供手段は、前記
送られてきた番組の情報を利用して前記所定のキーを作
成する第２８の本発明に記載の第２装置である。

【００４１】また、第３０の本発明（請求項３０に対
応）は、前記情報提供手段は、前記所定のキーを決定す
るために前提となる前提情報を前記第１装置に提供し、
前記第１装置は、前記前提情報を利用して前記所定のキ
ーを決定する第２２の本発明に記載の第２装置である。

【００４２】また、第３１の本発明（請求項３１に対
応）は、前記番組は、前記所定のキーが付加されて放送
される第２２の本発明に記載の第２装置である。

【００４３】また、第３２の本発明（請求項３２に対
応）は、前記所定のキーは、予め前記情報提供手段と契
約した業者が提供する情報が提供されるように作成され
る第３１の本発明に記載の第２装置である。

【００４４】また、第３３の本発明（請求項３３に対
応）は、前記関連する情報とは物品サービスに関する情
報であり、前記キーは、前記物品サービスを特定する情
報であり、前記第１装置は、前記番組のデータから前記
所定のキーを指定するキー指定手段と、前記指定された
キーを送信するキー送信手段と、前記特定された物品サ
ービスに関する情報を受信する物品サービス情報受信手
段とを有し、前記情報提供手段は、前記送信されたキー
を受信する抽出情報受信手段と、前記受信されたキーに
基づいて前記物品サービスを調査する調査手段と、前記
調査結果に基づいて前記特定された物品サービスに関す
る情報を送信する物品サービス情報送信手段とを有する
第２２の本発明に記載の第２装置である。

【００４５】また、第３４の本発明（請求項３４に対
応）は、前記第１装置は、前記受信した物品サービスに
関する情報に従って、物品の購入申し込みを行う購入手
段をさらに有する第３３の本発明に記載の第２装置であ
る。

【００４６】また、第３５の本発明（請求項３５に対
応）は、検索した情報を集計する集計手段を備え、前記
情報提供手段は、前記集計された結果を他の装置に送信
する第２１〜３４の本発明のいずれかに記載の第２装置
である。

【００４７】また、第３６の本発明（請求項３６に対
応）は、前記情報提供手段は、ネットワークまたは他の
媒体を利用して第２１〜３５の本発明のいずれかに記載
の第１装置の機能を実現するための端末ソフトウェアを
予め前記第１装置に配布する第２装置である。

【００４８】また、第３７の本発明（請求項３７に対
応）は、前記端末ソフトウェアは、前記第１装置の機種
に依存せず実行可能である仮想言語で記述されおり、前
記第１装置は、前記仮想言語で記述されたソフトウェア
を実行する仮想言語ソフトウェア実行手段を有し、前記
仮想言語ソフトウェア実行手段は、前記端末ソフトウェ
アを実行する第３６の本発明に記載の第２装置である。

【００４９】また、第３８の本発明（請求項３８に対
応）は、前記情報提供手段は、前記第１装置に広告デー
タを提供し、前記第１装置の前記表示手段はその広告デ
ータを表示する第２１〜３７の本発明のいずれかに記載
の第２装置である。

【００５０】また、第３９の本発明（請求項３９に対
応）は、第１の本発明に記載の情報獲得方法の、表示手
段に映されている番組に関連する情報を前記番組の放送
電波以外の手段を用いて獲得するステップの全部または
一部をコンピュータに実行させるためのプログラムを担
持した媒体であって、コンピュータにより処理可能であ
る媒体である。

【００５１】また、第４０の本発明（請求項４０に対
応）は、第２の本発明に記載の情報獲得システムの、番
組を表示する表示手段を有する第１装置と、前記第１装
置に情報を提供する第２装置との全部または一部として
コンピュータを機能させるためのプログラムを担持した
媒体であって、コンピュータにより処理可能である媒体
である。

【００５２】また、第４１の本発明（請求項４１に対
応）は、第３の本発明に記載の第１装置の、番組を表示
する表示手段と、第１装置に情報を提供する第２装置か
ら前記表示手段に映されている番組に関連する情報を前
記番組の放送電波以外の手段を用いて獲得する情報獲得
手段との全部または一部としてコンピュータを機能させ
るためのプログラムを担持した媒体であって、コンピュ
ータにより処理可能である媒体である。

【００５３】また、第４２の本発明（請求項４２に対
応）は、第２１の本発明に記載の第２装置の、番組を表
示する表示手段を有する第１装置に情報を提供する情報
提供手段の全部または一部としてコンピュータを機能さ
せるためのプログラムを担持した媒体であって、コンピ
ュータにより処理可能である媒体である。

【００５４】また、第４３の本発明（請求項４３に対
応）は、第１の本発明に記載の情報獲得方法の、表示手
段に映されている番組に関連する情報を前記番組の放送
電波以外の手段を用いて獲得するステップの全部または
一部をコンピュータに実行させるためのプログラムであ
る。

【００５５】また、第４４の本発明（請求項４４に対
応）は、第２の本発明に記載の情報獲得システムの、番
組を表示する表示手段を有する第１装置と、前記第１装
置に情報を提供する第２装置との全部または一部として
コンピュータを機能させるためのプログラムである。

【００５６】また、第４５の本発明（請求項４５に対
応）は、第３の本発明に記載の第１装置の、番組を表示
する表示手段と、第１装置に情報を提供する第２装置か
ら前記表示手段に映されている番組に関連する情報を前
記番組の放送電波以外の手段を用いて獲得する情報獲得
手段との全部または一部としてコンピュータを機能させ
るためのプログラムである。

【００５７】また、第４６の本発明（請求項４６に対
応）は、第２１の本発明に記載の第２装置の、番組を表
示する表示手段を有する第１装置に情報を提供する情報
提供手段の全部または一部としてコンピュータを機能さ
せるためのプログラムである。

【００５８】

【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。

【００５９】（第１の実施の形態）まず、第１の実施の
形態について説明する。

【００６０】図１に、本実施の形態の情報獲得システム
を示す。

【００６１】本実施の形態の情報獲得システムは、放送
局２、ＴＶ６、情報提供装置１３を備える。また、放送
局２にはアンテナ３が接続されており、ＴＶ６にはアン
テナ４が接続されいる。また、ＴＶ６と情報提供装置１
３は、インターネット１に接続されている。

【００６２】放送局２は、番組と番組に付随する情報を
放送波を利用して放送する装置である。

【００６３】ＴＶ６は、ＨＡＶｉ規格に準拠したテレビ
装置である。

【００６４】情報提供装置１３は、番組に関連する情報
をインターネット１を経由してＴＶ６に提供する装置で
ある。

【００６５】ＴＶ６は、チューナ７、付加情報抽出手段
８、キーワード選択手段９、表示手段１１、関連情報受
信手段１２、キーワード送信手段１０を備えている。

【００６６】チューナ７は、放送波を受信して、復調す
る手段である。

【００６７】付加情報抽出手段８は、復調された番組デ
ータから番組に付加されている付加情報を抽出する手段
である。

【００６８】キーワード選択手段９は、抽出された付加
情報を選択することによってキーワードを決定する手段
である。

【００６９】キーワード送信手段１０は、キーワード選
択手段９から出力されたキーワードをインターネット１
を経由して情報提供装置１３に送信する手段である。

【００７０】表示手段１１は、復調された番組データ、
付加情報及び情報提供装置１３が提供する番組に関連す
る情報をＴＶ６のモニタに表示する手段である。

【００７１】関連情報受信手段１２は、情報提供装置１
３からインターネット１を経由して送られてきた番組に
関連する情報を受信する手段である。

【００７２】図１２に、このように構成されるＴＶ６の
システム構成をＨＡＶｉ規格対応ＴＶ５１として示す。

【００７３】ＨＡＶｉ規格対応ＴＶ５１は、ＪａｖａＶ
Ｍ／ＨＡＶｉミドルウェア５９、チューナ７、モデム５
１、チューナ用ドライバ５２、外付け機器用ドライバ５
３、ウェブプロキシ用ドライバ５４、モデム用ドライバ
５５、アプリケーション５６から構成される。

【００７４】ＪａｖａＶＭ／ＨＡＶｉミドルウェア５９
は、Ｊａｖａプログラムを実行するＪａｖａ仮想マシン
とＪａｖａ仮想マシンによって実行されるミドルウェア
である。

【００７５】チューナ７は、図１で説明したようにアン
テナ４に接続され放送されている番組を受信するチュー
ナである。

【００７６】モデム５１は、インターネット１に接続す
るためのモデムである。

【００７７】チューナ用ドライバ５２は、チューナ７を
動作させるためのドライバソフトウェアである。

【００７８】外付け機器用ドライバ５３は、ＪＡＶｉ規
格対応ＴＶ５１に外付けされる機器を動作させるための
ドライバソフトウェアである。

【００７９】ウェブプロキシドライバ５４は、ウェブ用
のプロキシサーバにアクセスするためのドライバソフト
ウェアである。

【００８０】モデム用ドライバ５５は、モデム５１を動
作させるためのドライバソフトウェアである。

【００８１】チューナ用ドライバ５２、外付け機器用ド
ライバ５３、ウェブプロキシ用ドライバ５４、モデム用
ドライバ５５は、ＪａｖａＶＭ／ＨＡＶｉミドルウェア
５９によって実行される。

【００８２】アプリケーション５６は、ＧＵＩやリモコ
ン制御によって動作するアプリケーションソフトウェア
であり、ＪａｖａＶＭ／ＨＡＶｉミドルウェア５９によ
って実行されるものである。

【００８３】図１で説明した各ブロックは、ＨＡＶｉ規
格対応ＴＶ５１で説明したように、その全部または一部
の機能が、ＪａｖａＶＭ上で動作するドライバ及びアプ
リケーションソフトウェアとして実現されている。

【００８４】情報提供装置１３は、キーワード受信手段
１４、検索手段１５、データベース１６、集計手段１
７、関連情報送信手段１８を備えている。

【００８５】キーワード受信手段１４は、インターネッ
ト１を経由してＴＶ６から送られてきたキーワードを受
信する手段である。

【００８６】データベース１６は、ＴＶ６に提供する情
報を格納しているデータベースである。

【００８７】検索手段１５は、キーワード受信手段１４
が出力したキーワードでデータベース１６を検索して、
キーワードに該当する情報である関連情報を取得する手
段である。

【００８８】関連情報送信手段１８は、検索手段１５が
取得した番組に関連する情報をインターネット１を経由
して、ＴＶ６に送信する手段である。

【００８９】集計手段１７は、検索手段１５が検索して
取得した関連情報の内容を集計する手段である。

【００９０】なお、本実施の形態のＴＶは本発明の第１
装置の例であり、本実施の形態のＴＶは本発明の表示手
段の例であり、本実施の形態の情報提供装置は本発明の
第２装置の例であり、本実施の形態のキーワードは本発
明のキーの例であり、本実施の形態のＪａｖａは本発明
の仮想言語の例であり、本実施の形態のＪａｖａＶＭ／
ＨＡＶｉミドルウェア９は本発明の仮想言語ソフトウェ
ア実行手段の例である。

【００９１】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。

【００９２】ＴＶ６のユーザが情報提供装置１３を利用
する場合、その利用に先だって、情報提供装置１３にユ
ーザ登録する。

【００９３】情報提供装置１３は、ユーザ登録用のＷｅ
ｂページを提供しており、ユーザはＴＶ６からブラウザ
を起動し、このＷｅｂページにアクセスする。そして、
情報提供装置１３から転送されたきたＷｅｂページにユ
ーザ登録用フォームに住所、氏名、電子メールアドレス
などの登録用のデータを入力することによってユーザ登
録を行う。

【００９４】情報提供装置１３は、ＴＶ６からユーザ登
録用のデータが送られてくると、ユーザ登録を行い、Ｔ
Ｖ６に情報提供装置１を利用するためのソフトウェアを
転送する。このソフトウェアは、図１２に示すシステム
構成ではアプリケーション５６の一部に対応しており、
図１の各ブロックの少なくとも一部の機能を実現するも
のである。このソフトウェアはＴＶ６などの端末装置の
機種に依存せず実行可能である仮想言語で記述されてお
り、例えばＪａｖａ言語で記述されており、ＪａｖａＶ
Ｍによって実行される。このように情報提供装置１３か
ら転送されたきた端末ソフトウェアによって、図１の各
ブロックの少なくとも一部の機能が実現される。

【００９５】一方、放送局２は、番組を放送している。
すなわち、放送局２は番組を放送波に載せてアンテナ３
から放送している。

【００９６】この放送波をＴＶ６は、アンテナ４で電気
信号に変換し、チューナ７はこの電気信号を受信して、
復調する。そして、表示手段１１は復調されたデータを
モニタに表示する。

【００９７】図２にこのように放送局２から放送されて
いる番組が表示手段１１のモニタに表示された例を示
す。図２でＴＶ画面７０は、モニタに表示された番組で
あり、映像７１と文字７２と情報提供サイト７３の部分
から構成されている。また情報提供サイト７３は、情報
提供装置１３から提供される番組に関連する情報であ
り、これについては後述する。

【００９８】ＴＶ画面７０には、従来の技術と同様に阪
神巨人戦の野球中継の映像が映されており、現在巨人の
松井選手が打席に入ってバットを構えている映像が表示
されている。また、文字７２には、従来の技術と同様に
巨人阪神戦の情報や打席に入っている松井選手の打撃成
績や他の野球の試合の情報などが文字で提供されてい
る。

【００９９】従来の技術と同様に番組として野球の巨人
阪神戦が放送されるとともに巨人阪神戦に関するデータ
や他の野球の試合の情報などが文字で提供されている。

【０１００】付加情報抽出手段８は、チューナ７で復調
された番組データのうち、文字７２に相当する部分やＥ
ＰＧ情報を抽出し、順次キーワード選択手段９に出力す
る。

【０１０１】ここで、ユーザは、図２のＴＶ画面７０の
画面を見ながら、番組に関連する情報を入手したいと思
ったとする。

【０１０２】このような場合、ユーザは、ＴＶ６のリモ
コンを操作して、入手したい情報を特定するためのキー
ワードとすべき文字を指定する。ユーザが「松井」を指
定したとする。そうすると、キーワード選択手段９は、
指定された文字を選択し、キーワード送信手段１０に送
信する。

【０１０３】同時に、キーワード選択手段９は、番組に
付加されているＥＰＧ情報のうち番組のジャンルを示す
ジャンル情報を選択する。現在ＴＶ６が受信している番
組は野球中継なので、例えば、選択されたジャンル情報
は、野球であることを示している。キーワード選択手段
９は、選択したジャンル情報も、キーワード送信手段１
０に出力する。

【０１０４】キーワード送信手段１０は、インターネッ
ト１を経由して情報提供装置１３にこれらのキーワード
を送信する。

【０１０５】キーワード受信手段１４は、キーワード送
信手段１０から送信されてきたキーワードを受信し、検
索手段１５に出力する。

【０１０６】検索手段１５は、キーワード受信手段１４
から受け取ったキーワードでデータベース１６に格納さ
れている情報を検索する。すなわち、「松井」、「野
球」というキーワードに合致する情報をデータベース１
６から検索する。そして、検索手段１５は、キーワード
に合致した情報をデータベース１６から読み出し、関連
情報送信手段１８に送信する。

【０１０７】関連情報送信手段１８は、検索手段１５か
ら受け取った情報をインターネット１を経由して、関連
情報受信手段１２に送信する。

【０１０８】また、集計手段１７は、検索され、ＴＶ６
などの端末に提供される情報を集計している。集計手段
１７が集計した結果は、放送局２での番組を作成する際
の参考にしたり、また、ＴＶ６に提供する情報を決定す
るための参考にするために、放送局２や、情報提供装置
１３を運営する業者あるいは他の業者にインターネット
１を経由して提供される。

【０１０９】関連情報受信手段１２は、関連情報送信手
段１８から送られてきた情報を表示手段１１に出力し、
表示手段１１がモニタに表示する。

【０１１０】前述したように、図２の情報提供サイト７
３に表示手段１１が番組に関連する情報を表示している
例を示す。情報提供サイト７３には、Ｗｅｂページを提
供している情報提供サイトが分類して表示されている。
すなわち、キーワードである「松井」、「野球」に合致
する情報を提供している情報提供サイトが表示される。
例えば「本」を選択すると、キーワードである「松
井」、「野球」に関する本に関する情報を提供している
情報提供サイトのアドレスとその情報提供サイトの簡単
な説明が表示される。

【０１１１】また、「コミック」を選択すると、キーワ
ードである「松井」、「野球」に関する込み気宇に関す
る情報を提供している情報提供サイトのアドレスとその
情報提供サイトのアドレスが表示される。

【０１１２】同様に「商品」をクリックすると、グラブ
やバットなど松井選手と野球にともに関連する商品を販
売している情報提供サイトの情報が表示される。また、
「番組」をクリックすると、松井選手に関する野球の番
組に関する情報を提供する情報提供サイトが表示され
る。「販売」をクリックすると、松井選手と野球に関連
する物品を販売している情報提供サイトのアドレスが表
示される。

【０１１３】「本」を選択すると表示される情報提供サ
イトのアドレスは選択されたキーワードに応じて複数表
示される場合もあるし、一つしか表示されない場合もあ
る。あるいは、該当するアドレスが表示されない場合も
ある。いずれにしろ「本」の部分に記載されているアド
レスをさらに選択すれば、その情報を提供している情報
提供サイトにアクセスすることが出来る。「コミッ
ク」、「商品」、「番組」、「販売」の場合も同様にそ
の情報を提供している情報提供サイトにアクセスするこ
とが出来る。

【０１１４】以上番組が野球の中継である場合を例にし
て説明したが、本実施の形態の情報獲得システムを利用
すれば、野球中継以外の番組でもその番組に関連する情
報を獲得することが出来る。

【０１１５】図２に、ニュース番組がＴＶ６のモニタに
表示されている例を示す。ＴＶ画面７２には、映像７５
と文字７６が表示されている。図２のＴＶ画面７０につ
いて説明したのと同様にして、ＴＶ６は放送波を受信し
て、モニタに番組を表示している。

【０１１６】ここで、ユーザが、文字７６に表示されて
いる文字をリモコンで指定したとする。そうすると、キ
ーワード選択手段９は、リモコンで指定された文字をキ
ーワードとして選択する。さらに、キーワード選択手段
９は、番組のジャンル情報をＥＰＧ情報から選択する。
キーワード選択手段９が選択した文字が「夏」、「祭
り」であり、番組のジャンル情報がニュースを示すもの
であるとする。

【０１１７】そうすると、これらのキーワードは上記と
同様にして、情報提供装置１３に送信される。そして情
報提供装置１３がキーワードに合致する情報をデータベ
ース１６から取得して、ＴＶ６に送信する。

【０１１８】このようにして、情報提供サイト７７がモ
ニタに表示される。情報提供サイト７７で「過去」を選
択すると、キーワードに合致する情報のうち過去のニュ
ースを提供している情報提供サイトのアドレスとその情
報提供サイトが提供する情報の簡単な説明を獲得するこ
とが出来る。また、「人物」を選択すれば、キーワード
に合致する人物の情報を提供する情報提供サイトのアド
レスとその情報提供サイトた提供する情報の簡単な説明
を獲得することが出来る。「地図」を選択すると、その
キーワードに関連する地図情報を提供する情報提供サイ
トのアドレスとその情報提供サイトが提供する情報の簡
単な説明を獲得することが出来る。情報提供サイト７７
から獲得したアドレスにアクセスすることによって、ユ
ーザは、番組に関連する情報を獲得することが出来る。
このように、各番組に関連する様々な情報を番組と連動
して、インターネット１から獲得することが出来る。

【０１１９】このように、本実施の形態によれば、モニ
タに表示される番組に関連する情報をその番組の放送電
波以外のところから簡単に獲得することができる。

【０１２０】なお、本発明の番組に関連する情報は、本
実施の形態における情報提供装置１３から送られてくる
情報提供サイトの説明と情報提供サイトのアドレスに鍵
ならい。本に関する情報、番組の詳細な説明、商品に関
する情報など、要するに、番組に関連する情報でありさ
えすればよい。

【０１２１】さらに、本発明の第２装置は、本実施の形
態におけるデータベース１６のように情報提供装置１３
が持つデータベースを検索するものに限らない。インタ
ーネット１などのネットワークに接続されている他の装
置が保持しているデータや他の装置が保持しているデー
タベースを検索してもよい。また、予め分野毎に登録し
た調査者または調査装置に問い合わせを発送して回答内
容を得るようにしても構わない。また、情報提供装置１
３が独自に調査を行ってもよい。すなわち本発明の第２
装置は必ずしもオンライン検索を行うものでなくても構
わない。要するに本発明の第２装置は、キーワードなど
情報を特定するためのキーによって番組に関連する情報
を取得して第１装置に提供する装置でありさえすればよ
い。

【０１２２】さらに、本実施の形態では、文字７２から
キーワードとする文字を指定したが、これに限らない。
文字７２から興味のある文字列または文章を指定し、キ
ーワード作成用情報作成手段２０が指定された文字列ま
たは文章を文字処理してキーワードを抽出しても構わな
い。

【０１２３】（第２の実施の形態）次に、第２の実施の
形態について説明する。

【０１２４】図４に本実施の形態の情報獲得システムの
構成を示す。

【０１２５】本実施の形態のＴＶ１９は、第１の実施の
形態のＴＶ６とは異なり、キーワード選択手段９の代わ
りにキーワード作成用情報作成手段を備え、キーワード
送信手段１０の代わりにキーワード作成用情報送信手段
２１を備える。

【０１２６】また、本実施の形態の情報提供装置２２
は、第１の実施の形態の情報提供装置１３とは異なり、
キーワード受信手段１４の代わりにキーワード作成用情
報受信手段２３を備え、また、キーワード作成手段２４
を備える。

【０１２７】ＴＶ１９のキーワード作成用情報作成手段
２０は、第１の実施の形態のキーワードを作成するため
のキーワード作成用情報を作成する手段である。

【０１２８】キーワード作成用情報送信手段２１は、キ
ーワード作成用情報を情報提供装置２２に送信する手段
である。

【０１２９】また、情報提供装置２２のキーワード作成
用情報受信手段２３は、キーワード作成用情報を受信す
る手段である。

【０１３０】キーワード作成手段２４は、キーワード作
成用情報からキーワードを作成する手段である。

【０１３１】これ以外は第１の実施の形態と同様であ
る。

【０１３２】次に、このような本実施の形態の動作を第
１の実施の形態との相違点を中心に説明する。

【０１３３】第１の実施の形態と同様にして図２に示す
ＴＶ画面７０がＴＶ１９のモニタに表示されている。

【０１３４】ユーザは、ＴＶ１９のリモコンを操作し
て、図２の文字７２から文字列を指定する。そうする
と、キーワード作成用情報作成手段２０は、指定された
文字列を選択する。この文字列は、文字７２の部分に含
まれる任意の文章である。

【０１３５】さらにキーワード作成用情報作成手段２０
は、現在受信しているチャンネルを特定する情報を作成
する。

【０１３６】そして、キーワード作成用情報作成手段２
０は、チャンネルを特定する情報と、ＴＶ１９が設置さ
れている地域を特定する情報と、選択した文字とをキー
ワード作成用情報としてキーワード作成用情報送信手段
２１に出力する。

【０１３７】キーワード作成用情報送信手段２１は、イ
ンターネット１を経由して、情報提供装置２２にキーワ
ード作成用情報を送信する。

【０１３８】キーワード作成用情報受信手段２３は、Ｔ
Ｖ１９から送られてきたキーワード作成用情報を受信し
て、キーワード作成手段２４に出力する。

【０１３９】キーワード作成手段２４は、キーワード作
成用情報を受け取ると、キーワード作成用情報からキー
ワードを作成する。

【０１４０】すなわち、まずチャンネルを特定する情報
と、地域を特定する情報とから、ＴＶ１９が受信してい
る番組を特定する。そして、特定した番組のジャンル情
報を取得し、このジャンル情報からキーワードを作成す
る。番組が野球中継の場合はジャンル情報が野球を示す
ものであるので、キーワード作成手段２４は、野球をキ
ーワードとする。さらに、キーワード作成用情報の文字
に文字処理を施しキーワードを抽出する。キーワード作
成手段２４は、作成したキーワードを検索手段１５に出
力する。

【０１４１】これ以後の動作は第１の実施の形態と同様
であるので説明を省略する。

【０１４２】このように、ＴＶ１９がキーワードを作成
せず、キーワードを作成するための情報を作成して、情
報提供装置２２に送り、情報提供装置２２がキーワード
を作成するための情報からキーワードを作成しても、第
１の実施の形態と同等の効果が得られる。

【０１４３】なお、本実施の形態では、キーワード作成
用情報として番組に付加されている文字放送の一部の文
字を指定して送るとして説明したが、これに限らない。
番組に付加されている文字放送の文字を全部キーワード
作成用情報として情報提供装置２２に送っても構わな
い。

【０１４４】（第３の実施の形態）次に、第３の実施の
形態について説明する。

【０１４５】図５に本実施の形態の情報獲得システムの
構成を示す。

【０１４６】本実施の形態のＴＶ２６は、第１の実施の
形態のキーワード選択手段９の代わりにキーワード作成
手段２６を備え、キーワード送信手段１０の代わりに第
１送受信手段２７を備える。

【０１４７】また、本実施の形態の情報提供装置１３
は、第１の実施の形態のキーワード受信手段１４の代わ
りに第２送受信手段３０を備え、さらにキーワード作成
用情報作成手段２９を備える。

【０１４８】ＴＶ２５のキーワード作成手段２６は、情
報提供装置２８にキーワードを作成するためのキーワー
ド作成用情報を要求し、情報提供装置２８から送られて
きたキーワード作成用情報からキーワードを作成する手
段である。

【０１４９】第１送受信手段２７は、インターネット１
を経由して情報提供装置２８と情報のやりとりを行う手
段である。

【０１５０】また、情報提供装置２８の第２送受信手段
３０は、インターネット１を経由してＴＶ２５の第１送
受信手段２７と情報のやり取りを行う手段である。

【０１５１】キーワード作成用情報作成手段２９は、キ
ーワード作成用情報を作成する手段である。

【０１５２】これ以外は第１の実施の形態と同一である
ので説明を省略する。

【０１５３】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。

【０１５４】第１の実施の形態と同様にして放送局２か
ら番組が放送されており、ＴＶ２５は番組を受信してモ
ニタに表示している。モニタに表示している番組は第１
の実施の形態と同様に野球中継であるとする。

【０１５５】ユーザが番組に関連する情報を取得したい
と思ったとする。そうすると、ＴＶ２５のリモコンを操
作して、番組に関連する情報を取得することをＴＶ２５
に指示する。

【０１５６】そうすると、キーワード作成手段２６は、
現在受信している番組のチャンネル番号と地域を特定す
る情報とを第１送受信手段２７に出力するとともに、キ
ーワードを作成するための情報であるキーワード作成用
情報の要求を第１送受信手段２７に出力する。

【０１５７】第１送受信手段２７は、インターネット１
を経由して、情報提供装置２８にキーワード作成手段２
６から出力された情報を送信する。

【０１５８】第２送受信手段３０は、第１送受信手段２
７から送信されてきた情報を受信すると、キーワード作
成用情報作成手段２９に出力する。

【０１５９】キーワード作成用情報作成手段２９は、第
２送受信手段３０から出力された情報を受け取ると、ま
ず、チャンネル番号と地域を特定する情報とからＴＶ２
５が現在受信している番組を特定する。そして、特定し
た番組に関するキーワード作成用情報をデータベース１
６から読み出す。このキーワード作成用情報は、予め情
報提供装置２８のデータベース１６に格納されており、
番組のジャンルを特定する情報や、その番組に関連する
内容のデータなどである。

【０１６０】第２送受信手段３０は、キーワード作成用
情報作成手段２９から出力されたキーワード作成用情報
を受け取ると、インターネット１を経由して、第１送受
信手段２７に送信する。

【０１６１】第１送受信手段２７は、第２送受信手段３
０から送られてきたキーワード作成用情報を受け取る
と、キーワード作成手段２６に出力する。

【０１６２】キーワード作成手段２６は、キーワード作
成用情報からキーワードを作成する。すなわち、番組の
ジャンルを特定する情報が野球をしめしているので、キ
ーワード「野球」を作成し、またキーワード作成用情報
のうち番組に関連する内容のデータが文章である場合に
は、その文章から単語を切り出しキーワードとする。そ
して、キーワード作成手段２６は作成したキーワードを
表示手段１１に出力する。

【０１６３】表示手段１１は、キーワード作成手段２６
から出力されたキーワードをモニタに表示する。

【０１６４】ユーザは、ＴＶ２５のモニタを見ながら、
必要なキーワードを指定し、指定されたキーワードをキ
ーワード作成手段２６が選択する。キーワード作成手段
２６は選択したキーワードを第１送受信手段２７に出力
する。

【０１６５】第１送受信手段２７は、インターネット１
を経由して、キーワード作成手段２６から送られてきた
キーワードを検索手段１５に出力する。

【０１６６】これ以後の動作は第１の実施の形態と同様
であるので、説明を省略する。

【０１６７】このように、キーワードを作成するための
情報を情報提供装置２８から取得し、この情報からＴＶ
２５でキーワードを作成しても第１の実施の形態と同等
の効果が得られる。

【０１６８】（第４の実施の形態）次に、第４の実施の
形態について説明する。

【０１６９】図６に本実施の形態の情報獲得システムの
構成を示す。

【０１７０】本実施の形態の情報獲得システムは、ＴＶ
６、放送局３１、情報提供装置４７から構成される。放
送局３１は、放送手段３５、キーワード付加手段３３、
付加用キーワード受信手段３２を備えている。

【０１７１】放送手段３５は、番組データ３４を放送波
を利用して放送する手段である。

【０１７２】付加用キーワード受信手段３２は、予め契
約している情報提供装置４７から送られてくる番組の関
連情報検索用のキーワードをインターネット１を経由し
て受信する手段である。

【０１７３】キーワード付加手段３３は、付加用キーワ
ード受信手段３２が受信したキーワードを番組に付加す
る手段である。

【０１７４】また、情報提供装置４７は、第１の実施の
形態の情報提供装置１３に加えて、付加用キーワード生
成手段４９、付加用キーワード送信手段４８を備えてい
る。

【０１７５】付加用キーワード生成手段４９は情報提供
装置４７を運用する業者が販売している商品や、業者が
運営している情報提供サイトを特定するためのキーワー
ドを付加用キーワードとして生成する手段である。

【０１７６】付加用キーワード送信手段４８は、付加用
キーワード送信手段４８で生成された付加用キーワード
を放送局に送信する手段である。

【０１７７】また、ＴＶ６は第１の実施の形態と同一で
ある。

【０１７８】次に、このような本実施の形態の動作を第
１の実施の形態との相違点を中心に説明する。

【０１７９】まず、情報提供装置４７の付加用キーワー
ド生成手段４９は、データベース１６に格納している情
報のうち、ＴＶ６などを利用するユーザに番組に関連し
た情報として提供したい情報を取得するためのキーワー
ドを付加用キーワードとして生成する。すなわち、付加
用キーワードは、番組が放送される際、その番組に付加
されて番組と一緒に放送されるキーワードである。

【０１８０】付加用キーワード送信手段４８は、生成さ
れた付加用キーワードをインターネット１を経由して放
送局３１に送信する。

【０１８１】放送局３１の付加用キーワード受信手段３
２は、情報提供装置４７から送られてきた付加用キーワ
ードを受信して、キーワード付加手段３３に出力する。

【０１８２】キーワード付加手段３３は番組データ３４
に付加用キーワードを付加する。

【０１８３】放送手段３５は、付加用キーワードが付加
された放送データをアンテナ３から放送波として放送す
る。

【０１８４】一方、ＴＶ６のアンテナ４から放送波を受
信する。

【０１８５】チューナ７は、受信した放送波を復調す
る。

【０１８６】付加情報抽出手段８は、番組データに付加
されたキーワードを抽出する。

【０１８７】キーワード選択手段９は、ユーザがリモコ
ンを操作して抽出されたキーワードの全部または一部の
キーワードを指定すると、指定されたキーワードを選択
する。そして、キーワード選択手段９は、選択したキー
ワードをキーワード送信手段１０に送信する。

【０１８８】これ以後は第１の実施の形態と同様にし
て、関連情報受信手段１２に情報提供装置４７から番組
に関連する情報が送られてくる。

【０１８９】関連情報受信手段１２は、表示手段１１に
番組に関連する情報を出力する。

【０１９０】表示手段１１は、番組に関連する情報をＴ
Ｖ６のモニタに表示する。

【０１９１】図７にこのようにして表示されたモニタの
画面例であるＴＶ画面７８を示す。ＴＶ画面７８では、
映像７９にニュース番組の映像が映されており、検索結
果８０に上記のようにして検索された番組に関連する情
報を示している。また、番組に関連する情報を検索する
際に用いたキーワードは、「ニュース」、「家電」、
「ＨＡＶｉ」であることを示している。また、検索結果
８０の画面には、情報提供装置４７から送られてきた広
告を表示することも出来る。

【０１９２】本実施の形態では、情報提供装置４７がＴ
Ｖ６に番組に関連する情報として提供したい情報が提供
出来るようにキーワードを作成し、そのキーワードを放
送局３１に送信して、放送局で、番組に付加して放送す
るようにしたので、情報提供装置４７がＴＶ６に番組に
関連する情報として提供したい情報を提供することが出
来るようになる。情報提供装置４７は、放送局３１に提
供したい情報を番組に関連する情報として提供すること
によって放送局３１から課金され、放送局３１に料金を
支払う。

【０１９３】このようにすれば、第１〜第３の効果に加
えてさらに、放送局３１は、番組に関連する情報を提供
して、番組の付加価値を高めることを情報提供装置４１
が行うので、番組制作のコストが下がり、また、情報提
供装置４１にとっては、自らを宣伝するための情報提供
の機会が増えることになる。

【０１９４】（第５の実施の形態）次に、第５の実施の
形態について説明する。

【０１９５】図８に本実施の形態の情報獲得システムの
構成を示す。

【０１９６】本実施の形態の情報獲得システムは、放送
局３１、ＴＶ４５、情報提供装置４１から構成される。

【０１９７】ＴＶ４５は、第１及び第４の実施の形態と
は異なり、キー選択手段３６、時計３７、物品サービス
情報受信手段３８、購入手段３９、キー送信手段４０、
チューナ７、表示手段１１を備えている。

【０１９８】キー選択手段３６は、表示手段１１が表示
している番組の映像をキーとして選択する手段である。

【０１９９】時計３７は、現在の時刻を示す情報を生成
する時計である。

【０２００】キー送信手段４０は選択したキーを送信す
る手段である。

【０２０１】物品サービス情報受信手段３８は、物品サ
ービス情報を受信する手段である。

【０２０２】購入手段３９は物品サービスを購入する手
段である。

【０２０３】チューナ７、表示手段１１はそれぞれ第１
の実施の形態と同一である。

【０２０４】また、情報提供装置４１は、キー受信手段
４２、データベース１６、検索手段１５、調査手段１０
０、集計手段１７、物品サービス情報送信手段４３を備
えている。

【０２０５】キー受信手段４２は、ＴＶ４５のキー送信
手段４０から送られてきたキーを受信する手段である。

【０２０６】調査手段１００は、放送局３４の番組デー
タを利用して、ＴＶ４５から送られてきたキーを調査し
て物品サービスを特定する情報である。

【０２０７】物品サービス情報送信手段４３は、物品サ
ービス情報をＴＶ４５に送信する手段である。

【０２０８】それ以外は第１の実施の形態と同一であ
る。

【０２０９】また、放送局２の放送手段３５は、番組デ
ータ３４を放送波で放送する手段である。

【０２１０】なお、本実施の形態のキー選択手段は本発
明のキー指定手段の例である。

【０２１１】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。

【０２１２】放送局２の放送手段３５は、番組データ３
４を放送している。すなわち、番組はアンテナ３から放
送波で放送されている。

【０２１３】ＴＶ４５のチューナ７は、アンテナ４で受
信された放送波を復調する。

【０２１４】表示手段１１は、復調された番組データを
ＴＶ４５のモニタに表示する。ＴＶ４５のモニタには、
図９のＴＶ画面１０２に示すようにサッカー中継の番組
が映っている。

【０２１５】ユーザがＴＶ４５のリモコンを操作して、
図９のサッカーボール８５が表示されている領域を指示
すると、キー選択手段３６は、指示された画像をキーと
して選択し、キー送信手段４０に出力する。同時にキー
選択手段３６は時計３７から、サーカーボール８５を含
む領域が指示された時刻を示す時刻情報を取得し、また
この番組のチャンネル番号とＴＶ４５が設置されている
地域を特定する情報と取得した時刻情報をキーとしてキ
ー送信手段４０に出力する。

【０２１６】キー送信手段４０は、インターネット１を
経由してこれらのキーを情報提供装置４１に送信する。

【０２１７】情報提供装置４１のキー受信手段４２は、
ＴＶ４５から送られてきたキーを受信し、調査手段１０
０に出力する。

【０２１８】調査手段１００は、キー受信手段４２から
キーを受け取ると、チャンネル番号と地域を特定する情
報と時刻情報から番組と番組のシーンを特定し、そのシ
ーンに関する番組情報を専用回線１０１を経由して放送
局３４から取得する。そして、放送局３４から送られて
きた番組情報を調べて、キーとして送られてきた画像が
サッカーボールの画像であることを特定し、「サーカー
ボール」というキーワードを生成し、検索手段１５に出
力する。

【０２１９】検索手段１５はデータベース１６を「サー
カーボール」というキーワードで検索する。データベー
ス１６にはサッカーボールを販売するための販売情報が
格納されており、検索手段１５は、この販売情報を取得
し、物品サービス情報送信手段４３に出力する。物品サ
ービス情報送信手段４３は、検索手段１５から受け取っ
た物品サービス情報をインターネット１を経由してＴＶ
４５に送信する。

【０２２０】ＴＶ４５の物品サービス情報受信手段３８
は、情報提供装置４１から送られてきた物品サービス情
報３９を受け取ると、表示手段１１と購入手段３９に出
力する。

【０２２１】表示手段１１は、物品サービス情報をＴＶ
４５のモニタに表示する。モニタには、物品サービス情
報として、例えば、サッカーボールを販売している業者
名、住所、電話番号、サーカーボールのカタログ、サー
カーボールを発注するためのＷｅｂページのＵＲＬなど
が表示される。

【０２２２】ユーザは、表示手段１１に表示されている
物品サービス情報を見て、購入するかどうかを決定す
る。

【０２２３】ユーザが物品サービス情報を見て、サッカ
ーボールを購入する場合、ＴＶ６のリモコンを操作して
その旨を指示する。

【０２２４】そうすると、購入手段３９は、ユーザから
指定された業者の発注要Ｗｅｂページにアクセスして、
ユーザからの指示に従って、サーカーボールを購入す
る。

【０２２５】このように、ＴＶ４５のモニタに映ってい
る番組の映像から購入したい物品を含む画像をキーとし
て抜き取り、情報提供装置４１に送信することにより、
容易に物品を購入することが出来る。

【０２２６】なお、本実施の形態において、画像がＭＰ
ＥＧ４形式であれば、サッカーボールを一つのオブジェ
クトとしてエンコードして放送することが出来る。この
ような方式によれば、画面上でサッカーボールをオブジ
ェクトとして特定し、オブジェクトに付随する情報をキ
ーとすることにより、物品を画面上でより簡単に特定す
ることが出来るようになる上、さらに、オブジェクトに
付随する情報により、より的確に対象を特定して検索出
来るなどに特に効果がある。

【０２２７】（第６の実施の形態）次に、第６の実施の
形態について説明する。

【０２２８】図１０に本実施の形態の情報獲得システム
の構成を示す。

【０２２９】本実施の情報獲得システムは、放送局３
１、ＴＶ４４、情報提供装置４６から構成される。

【０２３０】放送局３１は、第４の実施の形態の放送局
３１と同一である。

【０２３１】情報提供装置４６は、データベース１６、
検索手段１５、集計手段１７、キー受信手段４２、物品
サービス情報送信手段４３、付加用キーワード生成手段
４９、付加用キーワード送信手段４８を備えている。

【０２３２】キー受信手段４２、物品サービス情報送信
手段４３、データベース１６、検索手段１５、集計手段
１７は第５の実施の形態で説明したものと同一である。

【０２３３】また、付加用キーワード生成手段４９、付
加用キーワード送信手段４８は、第４の実施の形態で説
明したものと同一である。

【０２３４】ＴＶ４４は、第５の実施の形態のＴＶ４５
に加えて、付加情報抽出手段８を備える。

【０２３５】付加情報抽出手段８は、放送局３１で番組
に付加されて放送されるキーや、文字情報などを抽出す
る手段である。

【０２３６】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。

【０２３７】第４の実施の形態と同様にして、情報提供
装置４６は、番組に付加して放送するキーワードを放送
局３１に送信する。

【０２３８】放送局３１も、第４の実施の形態と同様に
して情報提供装置４６から送られてきたキーワードを番
組データ３４に付加する。そして、キーワードを付加し
た番組を放送波５により放送する。

【０２３９】一方、ＴＶ４４のチューナ７はアンテナ４
で受信された放送波５を復調する。そして、付加情報抽
出手段８は、第１の実施の形態と同様にして付加情報を
抽出する。同時に、表示手段１１は、番組の映像と番組
に付加された情報とをＴＶ４４のモニタに表示する。

【０２４０】キー選択手段３６は、抽出された付加情報
と表示手段１１に表示されている番組の映像から物品に
関する情報を取得するためのキーを選択及び／または作
成する。

【０２４１】以下、表示手段１１によって表示されてい
る番組がサッカー中継である場合を例にして説明する。

【０２４２】図１１に表示手段１１によって表示されて
いる番組の画面であるＴＶ画面８２を示す。ＴＶ画面８
２は映像８３と物品販売画面８４から構成される。また
映像８３の部分にはサーカーボール８５の映像が映って
いる。

【０２４３】キー選択手段３６は、番組に付随して放送
されるＥＰＧ情報からジャンル情報を取得する。そし
て、このジャンル情報からキーを作成する。このジャン
ル情報がサッカーを示している場合には「サッカー」と
いうキーワードを作成する。また、放送局３１で付加さ
れて放送されてきたキーワードを、ユーザからの指示に
より選択する。このようにして選択したキーワードが
「中田」、「日本」であったとする。このようにして、
キー選択手段３６が選択したキーワードが物品販売画面
８４にＫｅｙｗｏｒｄの部分に表示されている。

【０２４４】さらにユーザはリモコンを操作して、サッ
カーボール８５を含む領域を指示し、物品販売画面８４
の対象名の部分にサッカーボールと入力する。

【０２４５】そして、ユーザはリモコンを操作して、依
頼と静止画像送信をクリックしたとする。

【０２４６】そうすると、キー選択手段３６は、ジャン
ルを表すキーである「サッカー」と、選択したキーワー
ドである「中田」、「日本」とサッカーボール８５を含
む画像をキーとしてキー送信手段４０に出力する。

【０２４７】キー送信手段４０は、インターネット１を
経由して、情報提供装置４６にこれらのキーを送信す
る。

【０２４８】情報提供装置４６のキー受信手段４２は、
ＴＶ４４から送られてくるキーを受信すると、検索手段
１５に出力する。

【０２４９】検索手段１５は、キー受信手段４２から受
け取ったキーに基づいてデータベース１６を検索し、該
当する物品サービス情報を取得する。そして、検索手段
１５は取得した物品サービス情報を物品サービス情報送
信手段４３に出力する。

【０２５０】物品サービス情報送信手段４２は、受け取
った物品サービス情報をインターネット１を経由してＴ
Ｖ４４に送信する。

【０２５１】ＴＶ４は、第５の実施の形態と同様にし
て、物品サービス情報をモニタに表示し、サッカーボー
ルを購入することが出来る。

【０２５２】なお、本実施の形態では、放送波を利用し
て放送されている番組が表示手段によってモニタに表示
されている場合について説明したが、これに限らない。
放送波を利用して放送されている番組を一体ＶＴＲなど
の記録装置に記録し、記録装置に記録されている番組を
再生して表示手段によってモニタに表示し、このモニタ
に表示されている番組に関連する情報を検索しても構わ
ない。

【０２５３】さらに、本実施の形態のキー及びキーワー
ドは番組に関連する情報を複数特定するものであっても
構わないし、番組に関連する情報を一意に特定するもの
であっても構わない。番組を一意に特定する例として
は、キーワードが例えば本の題名と著者名、商品名など
がある。

【０２５４】なお、本発明は、上述した本発明の情報獲
得システムまたは第１装置または第２装置の全部または
一部の手段（または、装置、素子、回路、部等）の機能
をコンピュータにより実行させるためのプログラムであ
って、コンピュータと協働して動作するプログラムであ
る。

【０２５５】さらに、本発明は、上述した本発明の情報
獲得方法の全部または一部のステップ（または、工程、
動作、作用等）の動作をコンピュータにより実行させる
ためのプログラムであって、コンピュータと協働して動
作するプログラムである。

【０２５６】さらに、本発明は、上述した本発明の情報
獲得方法の全部または一部のステップの全部または一部
の動作をコンピュータにより実行させるためのプログラ
ムを担持した媒体であり、コンピュータにより読み取り
可能且つ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュ
ータと協動して前記動作を実行する媒体である。

【０２５７】さらに、本発明は、上述した本発明の情報
獲得システムまたは第１装置または第２装置の全部また
は一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータに
より実行させるためのプログラムを担持した媒体であ
り、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み取られ
た前記プログラムが前記コンピュータと協動して前記機
能を実行する媒体である。

【０２５８】なお、本発明の一部の手段（または、装
置、素子、回路、部等）、本発明の一部のステップ（ま
たは、工程、動作、作用等）とは、それらの複数の手段
またはステップの内の、幾つかの手段またはステップを
意味し、あるいは、一つの手段またはステップの内の、
一部の機能または一部の動作を意味するものである。

【０２５９】また、本発明のプログラムを記録した、コ
ンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれ
る。

【０２６０】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録
され、コンピュータと協働して動作する態様であっても
良い。

【０２６１】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとら
れ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良
い。

【０２６２】また、記録媒体としては、ＲＯＭ等が含ま
れ、伝送媒体としては、インターネット等の伝送媒体、
光・電波・音波等が含まれる。

【０２６３】また、上述した本発明のコンピュータは、
ＣＰＵ等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウ
ェアや、ＯＳ、更に周辺機器を含むものであっても良
い。

【０２６４】なお、以上説明した様に、本発明の構成
は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア
的に実現しても良い。

【０２６５】

【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、番組に関連する有用な情報を放送波が送
ることが出来る情報量により制限されることなく獲得す
ることが出来る情報獲得方法、情報獲得システム、第１
装置、第２装置、媒体及びプログラムを提供することが
出来る。

【０２６６】また、本発明は、視聴者が入手する情報の
種類と量が一定に限られず、また、第３者の情報提供者
が番組に慣例した情報を持っている場合に自由に視聴者
に届けることが出来る情報獲得方法、情報獲得システ
ム、第１装置、第２装置、媒体及びプログラムを提供す
ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態における情報獲得シ
ステムの構成を示す図

【図２】本発明の第１の実施の形態におけるＴＶの画面
の例を示す図

【図３】本発明の第１の実施の形態におけるＴＶ画面の
例を示す図

【図４】本発明の第２の実施の形態における情報獲得シ
ステムの構成を示す図

【図５】本発明の第３の実施の形態における情報獲得シ
ステムの構成を示す図

【図６】本発明の第４の実施の形態における情報獲得シ
ステムの構成を示す図

【図７】本発明の第４の実施の形態におけるＴＶ画面の
例を示す図

【図８】本発明の第５の実施の形態における情報獲得シ
ステムの構成を示す図

【図９】本発明の第５の実施の形態におけるＴＶ画面の
例を示す図

【図１０】本発明の第６の実施の形態における情報獲得
システムの構成を示す図

【図１１】本発明の第６の実施の形態におけるＴＶ画面
の例を示す図

【図１２】本発明の第１〜６の実施の形態におけるＴＶ
のシステム構成を示す図

【図１３】従来の文字情報が付加された番組をＴＶ（テ
レビ）に表示した例を示す図

【符号の説明】

１ インターネット ２ 放送局 ３ アンテナ ４ アンテナ ５ 放送波 ６ ＴＶ ７ チューナ ８ 付加情報抽出手段 ９ キーワード選択手段 １０ キーワード送信手段 １１ 表示手段 １２ 関連情報受信手段 １３ 情報提供装置 １４ キーワード受信手段 １５ 検索手段 １６ データベース １７ 集計手段 １８ 関連情報送信手段 １９ ＴＶ ２０ キーワード作成用情報作成手段 ２１ キーワード作成用情報送信手段 ２２ 情報提供装置 ２３ キーワード作成用情報受信手段 ２４ キーワード作成手段 ２５ ＴＶ ２６ キーワード作成手段 ２７ 第１送受信手段 ２８ 情報提供装置 ２９ キーワード作成用情報作成手段 ３０ 第２送受信手段 ３１ 放送局 ３２ 付加用キーワード受信手段 ３３ キーワード付加手段 ３４ 番組データ ３５ 放送手段 ３６ キー選択手段 ３７ 時計 ３８ 物品サービス情報受信手段 ３９ 購入手段 ４０ キー送信手段 ４１ 情報提供装置 ４３ 物品サービス情報送信手段 ４５ ＴＶ ４７ 情報提供装置 ４８ 付加用キーワード送信手段 ４９ 付加用キーワード生成手段 １００ 調査手段 １０１ 専用回線

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 7/035 (72)発明者 飯塚 裕之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西村 拓也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 後藤 昌一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 柳澤 玲互 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 5C025 BA14 BA25 BA28 CA01 CA02 CB10 DA01 DA05 5C063 AB07 CA23 CA36 DA01 DA07 DA13 EB04 EB35 EB37

Claims (46)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 表示手段に映されている番組に関連する
   情報を前記番組の放送電波以外の手段を用いて獲得する
   情報獲得方法。
2. 【請求項２】 番組を表示する表示手段を有する第１装
   置と、 前記第１装置に情報を提供する第２装置とを備え、 前記第１装置は、前記表示手段に映されている番組に関
   連する情報を前記番組の放送電波以外の手段を用いて前
   記第２装置から獲得する情報獲得システム。
3. 【請求項３】 番組を表示する表示手段と、 第１装置に情報を提供する第２装置から前記表示手段に
   映されている番組に関連する情報を前記番組の放送電波
   以外の手段を用いて獲得する情報獲得手段とを備えた第
   １装置。
4. 【請求項４】 前記第２装置は、前記関連する情報を格
   納しているデータベースを有し、 前記関連する情報は、前記データベースを所定のキーで
   検索して獲得される請求項３記載の第１装置。
5. 【請求項５】 前記所定のキーとは画像である請求項４
   記載の第１装置。
6. 【請求項６】 前記情報獲得手段は、前記所定のキーを
   作成して、前記第２装置に渡す請求項４記載の第１装
   置。
7. 【請求項７】 前記番組は、文字情報が付加されて放送
   されており、 前記情報獲得手段は、前記文字情報を選択することによ
   って前記所定のキーを作成する請求項６記載の第１装
   置。
8. 【請求項８】 前記番組は、前記番組のジャンルを示す
   ジャンル情報が付加されて放送されており、 前記情報獲得手段は、前記ジャンル情報を利用して前記
   所定のキーを作成する請求項６記載の第１装置。
9. 【請求項９】 前記番組は、文字情報が付加されて放送
   されており、 前記情報獲得手段は、前記文字情報を利用して前記所定
   のキーを作成する請求項６記載の第１装置。
10. 【請求項１０】 前記情報獲得手段は、前記所定のキー
    を決定するために前提となる前提情報を作成する請求項
    ４記載の第１装置。
11. 【請求項１１】 前記前提情報とは、前記番組の全部ま
    たは一部であり、 前記情報獲得手段は、前記番組の情報の全部または一部
    を前記第２装置に送り、 前記第２装置は、前記送られてきた番組の情報を利用し
    て前記所定のキーを作成する請求項１０記載の第１装
    置。
12. 【請求項１２】 前記第２装置は、前記所定のキーを決
    定するために前提となる前提情報を前記情報獲得手段に
    提供し、前記情報獲得手段は、前記前提情報を利用して
    前記所定のキーを決定する請求項４記載の第１装置。
13. 【請求項１３】 前記番組は、前記所定のキーが付加さ
    れて放送される請求項４記載の第１装置。
14. 【請求項１４】 前記所定のキーは、予め前記第２装置
    と契約した業者が提供する情報が提供されるように作成
    される請求項１３記載の第１装置。
15. 【請求項１５】 前記関連する情報とは物品サービスに
    関する情報であり、 前記キーは、前記物品サービスを特定する情報であり、 前記情報獲得手段は、前記番組のデータから前記所定の
    キーを指定するキー指定手段と、 前記指定されたキーを送信するキー送信手段と、 前記特定された物品サービスに関する情報を受信する物
    品サービス情報受信手段とを有し、 前記第２装置は、前記送信されたキーを受信する抽出情
    報受信手段と、 前記受信されたキーに基づいて前記物品サービスを調査
    する調査手段と、 前記調査結果に基づいて前記特定された物品サービスに
    関する情報を送信する物品サービス情報送信手段とを有
    する請求項４記載の第１装置。
16. 【請求項１６】 前記情報獲得手段は、前記受信した物
    品サービスに関する情報に従って、物品の購入申し込み
    を行う購入手段をさらに有する請求項１５記載の第１装
    置。
17. 【請求項１７】 前記第２装置は、検索した情報を集計
    する集計手段を有し、 前記集計された結果を他の装置に送信する請求項３〜１
    ６のいずれかに記載の第１装置。
18. 【請求項１８】 前記第２装置は、ネットワークまたは
    他の媒体を利用して請求項３〜１７のいずれかに記載の
    第１装置の機能を実現するための端末ソフトウェアを予
    め第１装置に配布する第１装置。
19. 【請求項１９】 仮想言語で記述されたソフトウェアを
    実行する仮想言語ソフトウェア実行手段を備え、 前記端末ソフトウェアは、第１装置の機種に依存せず実
    行可能である前記仮想言語で記述されており、 前記仮想言語ソフトウェア実行手段は、前記端末ソフト
    ウェアを実行する請求項１８記載の第１装置。
20. 【請求項２０】 前記第２装置は、前記情報獲得手段に
    広告データを提供し、 前記前記表示手段はその広告データを表示する請求項３
    〜１９のいずれかに記載の第１装置。
21. 【請求項２１】 番組を表示する表示手段を有する第１
    装置に情報を提供する情報提供手段を備え、 前記第１装置は、前記表示手段に映されている番組に関
    連する情報を前記番組の放送電波以外の手段を用いて前
    記情報提供手段から獲得する第２装置。
22. 【請求項２２】 前記関連する情報を格納しているデー
    タベースを備え、 前記関連する情報は、前記データベースを所定のキーで
    検索して獲得される請求項２１記載の第２装置。
23. 【請求項２３】 前記所定のキーとは画像である請求項
    ２２記載の第２装置。
24. 【請求項２４】 前記第１装置は、前記所定のキーを作
    成して、前記情報提供手段に渡す請求項２２記載の第２
    装置。
25. 【請求項２５】 前記番組は、文字情報が付加されて放
    送されており、 前記第１装置は、前記文字情報を選択することによって
    前記所定のキーを作成する請求項２４記載の第２装置。
26. 【請求項２６】 前記番組は、前記番組のジャンルを示
    すジャンル情報が付加されて放送されており、 前記第１装置は、前記ジャンル情報を利用して前記所定
    のキーを作成する請求項２４記載の第２装置。
27. 【請求項２７】 前記番組は、文字情報が付加されて放
    送されており、 前記第１装置は、前記文字情報を利用して前記所定のキ
    ーを作成する請求項２４記載の第２装置。
28. 【請求項２８】 前記第１装置は、前記所定のキーを決
    定するために前提となる前提情報を作成する請求項２２
    記載の第２装置。
29. 【請求項２９】 前記前提情報とは、前記番組の全部ま
    たは一部であり、 前記第１装置は、前記番組の情報の全部または一部を前
    記第２装置に送り、 前記情報提供手段は、前記送られてきた番組の情報を利
    用して前記所定のキーを作成する請求項２８記載の第２
    装置。
30. 【請求項３０】 前記情報提供手段は、前記所定のキー
    を決定するために前提となる前提情報を前記第１装置に
    提供し、前記第１装置は、前記前提情報を利用して前記
    所定のキーを決定する請求項２２記載の第２装置。
31. 【請求項３１】 前記番組は、前記所定のキーが付加さ
    れて放送される請求項２２記載の第２装置。
32. 【請求項３２】 前記所定のキーは、予め前記情報提供
    手段と契約した業者が提供する情報が提供されるように
    作成される請求項３１記載の第２装置。
33. 【請求項３３】 前記関連する情報とは物品サービスに
    関する情報であり、 前記キーは、前記物品サービスを特定する情報であり、 前記第１装置は、前記番組のデータから前記所定のキー
    を指定するキー指定手段と、 前記指定されたキーを送信するキー送信手段と、 前記特定された物品サービスに関する情報を受信する物
    品サービス情報受信手段とを有し、 前記情報提供手段は、前記送信されたキーを受信する抽
    出情報受信手段と、 前記受信されたキーに基づいて前記物品サービスを調査
    する調査手段と、 前記調査結果に基づいて前記特定された物品サービスに
    関する情報を送信する物品サービス情報送信手段とを有
    する請求項２２記載の第２装置。
34. 【請求項３４】 前記第１装置は、前記受信した物品サ
    ービスに関する情報に従って、物品の購入申し込みを行
    う購入手段をさらに有する請求項３３記載の第２装置。
35. 【請求項３５】 検索した情報を集計する集計手段を備
    え、 前記情報提供手段は、前記集計された結果を他の装置に
    送信する請求項２１〜３４のいずれかに記載の第２装
    置。
36. 【請求項３６】 前記情報提供手段は、ネットワークま
    たは他の媒体を利用して請求項２１〜３５のいずれかに
    記載の第１装置の機能を実現するための端末ソフトウェ
    アを予め前記第１装置に配布する第２装置。
37. 【請求項３７】 前記端末ソフトウェアは、前記第１装
    置の機種に依存せず実行可能である仮想言語で記述され
    おり、 前記第１装置は、前記仮想言語で記述されたソフトウェ
    アを実行する仮想言語ソフトウェア実行手段を有し、 前記仮想言語ソフトウェア実行手段は、前記端末ソフト
    ウェアを実行する請求項３６記載の第２装置。
38. 【請求項３８】 前記情報提供手段は、前記第１装置に
    広告データを提供し、 前記第１装置の前記表示手段はその広告データを表示す
    る請求項２１〜３７のいずれかに記載の第２装置。
39. 【請求項３９】 請求項１記載の情報獲得方法の、表示
    手段に映されている番組に関連する情報を前記番組の放
    送電波以外の手段を用いて獲得するステップの全部また
    は一部をコンピュータに実行させるためのプログラムを
    担持した媒体であって、コンピュータにより処理可能で
    ある媒体。
40. 【請求項４０】 請求項２記載の情報獲得システムの、
    番組を表示する表示手段を有する第１装置と、 前記第１装置に情報を提供する第２装置との全部または
    一部としてコンピュータを機能させるためのプログラム
    を担持した媒体であって、コンピュータにより処理可能
    である媒体。
41. 【請求項４１】 請求項３記載の第１装置の、番組を表
    示する表示手段と、 第１装置に情報を提供する第２装置から前記表示手段に
    映されている番組に関連する情報を前記番組の放送電波
    以外の手段を用いて獲得する情報獲得手段との全部また
    は一部としてコンピュータを機能させるためのプログラ
    ムを担持した媒体であって、コンピュータにより処理可
    能である媒体。
42. 【請求項４２】 請求項２１記載の第２装置の、番組を
    表示する表示手段を有する第１装置に情報を提供する情
    報提供手段の全部または一部としてコンピュータを機能
    させるためのプログラムを担持した媒体であって、コン
    ピュータにより処理可能である媒体。
43. 【請求項４３】 請求項１記載の情報獲得方法の、表示
    手段に映されている番組に関連する情報を前記番組の放
    送電波以外の手段を用いて獲得するステップの全部また
    は一部をコンピュータに実行させるためのプログラム。
44. 【請求項４４】 請求項２記載の情報獲得システムの、
    番組を表示する表示手段を有する第１装置と、 前記第１装置に情報を提供する第２装置との全部または
    一部としてコンピュータを機能させるためのプログラ
    ム。
45. 【請求項４５】 請求項３記載の第１装置の、番組を表
    示する表示手段と、 第１装置に情報を提供する第２装置から前記表示手段に
    映されている番組に関連する情報を前記番組の放送電波
    以外の手段を用いて獲得する情報獲得手段との全部また
    は一部としてコンピュータを機能させるためのプログラ
    ム。
46. 【請求項４６】 請求項２１記載の第２装置の、番組を
    表示する表示手段を有する第１装置に情報を提供する情
    報提供手段の全部または一部としてコンピュータを機能
    させるためのプログラム。