JP2002340235A - 防水ケーブルクランプ - Google Patents

防水ケーブルクランプ

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JP2002340235A
JP2002340235A JP2001143466A JP2001143466A JP2002340235A JP 2002340235 A JP2002340235 A JP 2002340235A JP 2001143466 A JP2001143466 A JP 2001143466A JP 2001143466 A JP2001143466 A JP 2001143466A JP 2002340235 A JP2002340235 A JP 2002340235A
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JP
Japan
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clamp
ring
back shell
clamp body
cable
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Application number
JP2001143466A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Ejima
光治 江嶋
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DDK Ltd
Original Assignee
DDK Ltd
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Publication date
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  • Cable Accessories (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 防水ケーブルクランプの防水効果を向上させ
る。 【解決手段】 ケーブル1をクランプ本体5の軸線方向
に挿通させるとともに、円筒状ゴムブッシング6とクラ
ンプリング10とに挿通させた後、クランプリング10
の外側からクランプナット14をクランプ本体5に螺合
させることにより,防水ケーブルクランプを組立てる。
クランプリング10の櫛羽9の先端は内側に向けて屈曲
され、その先端がクランプリング10に挿通されるケー
ブル1の周面を押圧する。また、クランプ本体5の他端
に連結するバックシェル(結線部保護カバー)をクラン
プ本体5に対して本体の軸中心に所定角度(例えば45
度)回転させ、係合保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ケーブル継手間
の防水を簡便な方法で確実に行うとともに、クランプナ
ットのゆるみ防止機構を備える防水ケーブルクランプに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防水ケーブルクランプは、例えば
図5に示すようにクランプ本体内側に刻設した雌ねじ孔
の奥部にゴム製シールリングを挿入し、ケーブルを挿通
したあと、外側から雄ねじ付き筒体をねじ込んでシール
する形式のものが一般に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような形式の防水
ケーブルクランプは、ねじ込み量によって防水効果に差
異が生じるので、予めねじ込み量(締め付けトルク)を
定めケーブルを固定し、かつ、クランプの緩み止めのた
めに止めねじを設けるなど、非常に手間がかかってい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、ケーブル挿
通孔をもつ円筒状本体の一端部外面に雄ねじを刻設する
とともに該挿通孔の端縁に鋸刃状突起を列設したクラン
プ本体と、該クランプ本体のケーブル挿通孔と略等しい
挿通孔を持つ円筒状ゴムブッシングと、前記クランプ本
体の鋸刃状突起に合致する鋸刃状凹部を有する円環と該
円環から軸線方向で前記凹部と反対側に伸びる櫛羽を多
数列設したクランプリングと、前記クランプ本体の雄ね
じに対応する雌ねじと前記櫛羽の先端を係止するための
突起を内面に備えたクランプナットとからなり、ケーブ
ルを前記クランプ本体の軸線方向に挿通させるととも
に、前記円筒状ゴムブッシングと前記クランプリングと
に挿通させた後、前記クランプリングの外側から前記ク
ランプナットをクランプ本体に螺合させることにより,
防水ケーブルクランプを組立てることを特徴とする。前
記クランプリングの櫛羽の先端は内側に向けて屈曲さ
れ、その先端がクランプリングに挿通されるケーブルの
周面を押圧するようになっている。
【0005】また、クランプ本体の他端に連結するバッ
クシェル(結線部保護カバー)についても、バックシェ
ルの連結部円筒の先端に爪部を植設するとともに、クラ
ンプ本体の他端円筒孔の最奥部に円環状ガスケットリン
グと前記爪のカップリングリングとを配置し、前記バッ
クシェルの連結部円筒の先端を前記円環状ガスケットリ
ングに押圧するとともに前記バックシェルの先端爪部を
前記カップリングリングと嵌合させ、さらに前記バック
シェルをクランプ本体に対して該本体の軸中心に所定角
度(例えば45度)回転させることによって前記バック
シェルをクランプ本体に防水可能に係合保持することを
特徴とする。
【0006】
【発明の実施の態様】この発明の防水ケーブルクランプ
の1実施例を図1乃至図3に示す。図1はケーブル1の
挿通孔2をもつ円筒状本体の一端部外面に雄ねじ3を刻
設するとともに、挿通孔2の端縁に鋸刃状突起4を列設
したクランプ本体5と、このクランプ本体のケーブル挿
通孔と略等しい挿通孔2′を持つ円筒状ゴムブッシング
6と、前記クランプ本体端部の鋸刃状突起4に合致する
鋸刃状凹部7を有する円環8とこの円環8から軸線方向
で前記凹部7と反対側に伸びる櫛羽9を多数列設したク
ランプリング10と、前記クランプ本体5の雄ねじ3に
対応する雌ねじ11と前記櫛羽9の先端12を係止する
ため、軸方向に伸びるうね状の突起13を内面に備えた
クランプナット14とを、クランプの円筒状本体5の中
心軸線15に沿って、組立前の展開状態に並べたものを
示す。
【0007】ケーブル1をクランプ本体5の軸線方向に
挿通させるとともに、前記円筒状ゴムブッシング6とク
ランプリング10とに挿通させた後、クランプリング1
0の外側からクランプナット14をクランプ本体5に螺
合させることにより,防水ケーブルクランプを組立て
る。クランプナット14の内側の突起13がクランプリ
ング10の櫛羽9に係合してクランプリング10をゴム
ブッシング6に押し付けながらクランプ本体5に近付
き、最後にクランプリング10は鋸刃状凹部7がクラン
プ本体端部の鋸刃状突起4に合致するので、その位置で
クランプリング10の回転は止まる。
【0008】クランプナット14を更に螺合方向に回転
させると、クランプナット14の内側の突起13がクラ
ンプリング10の櫛羽9から外れて、クランプリング1
0とゴムブッシング6とを櫛羽9の先端によって挿通さ
れたケーブル1表面を押圧し、ゴムブッシング6がケー
ブル1表面に密着した状態で、クランプナット14の螺
合は終了する。この場合、クランプリング10の櫛羽9
の先端が内側に向けてあらかじめ屈曲されていると、ク
ランプナット14の螺合はよりスムーズになり、ゴムブ
ッシング6とケーブル1の密着性は高まり,従って防水
効果は増大する。
【0009】次に、図4のクランプ本体5とバックシェ
ルの断面図に示すように、クランプ本体の他端に連結す
るバックシェル16の連結部円筒17の先端に爪部18
を植設するとともに、連結部円筒17を受容するクラン
プ本体5の円筒孔19の最奥部20に円環状ガスケット
リング21を装着する。爪部18に合致するカップリン
グリング22をクランプ本体5の円筒孔19の内部表面
に配置する。バックシェル16をクランプ本体5に連結
する時には、バックシェル16の連結部円筒17の先端
を、クランプ本体5の円筒孔19内に装着した円環状ガ
スケットリング21に押圧するとともにバックシェル1
6の先端爪部18をカップリングリング22と嵌合さ
せ、さらに前記バックシェル16をクランプ本体5に対
してこの本体5の軸中心に所定角度例えば45度回転さ
せることによって、ガスケットリング21の圧縮量を一
定に保ちながら、バックシェル16をクランプ本体5に
防水可能に係合保持する。このため、従来バックシェル
をクランプ本体に対して固定させるための止めねじ23
の必要が無くなる。
【0010】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
クランプ本体にクランプナットを螺合させる過程で、ク
ランプリングとゴムブッシングの作用により,ケーブル
とクランプとの密着を達成し、防水効果を高める。ま
た、クランプ本体の他端に対するバックシェルの装着を
より容易にするとともに、ガスケットリング21の圧縮
量を一定に保ちながら、バックシェルをクランプ本体に
防水可能に係合保持するので、バックシェルを繰返して
クランプ本体に挿脱する場合に便利であり、その間防水
性が損なわれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の防水ケーブルクランプの部品をケ
ーブルの軸線方向に展開した見取り図である。
【図2】 図1の防水クランプを組立てた時の断面図で
ある。
【図3】 図1及び2のクランプナットのケーブル挿通
孔を正面から見た図である。
【図4】 この発明のクランプ本体とバックシェルの取
付け状態を示す断面図である。
【図5】 従来のクランプ本体とバックシェルの取付け
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケーブル 2 挿通孔 3 雄ねじ 4 鋸刃状突起 5 クランプ本体 6 ゴムブッシング 7 凹部 8 円環 9 櫛羽 10 クランプリング 11 雌ねじ 12 先端 13 突起 14 クランプナット 15 中心軸線 16 バックシェル 17 連結部円筒 18 爪部 19 円筒孔 20 最奥部 21 ガスケットリング 22 カップリングリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H023 AA04 AB07 AC75 AD31 4E352 AA02 AA03 AA04 AA16 BB10 CC20 CC34 DD05 DD10 DR19 GG04 GG20 5G363 AA01 BA01 CA12 CA15 CB08 5G375 AA02 BA02 BB03 BB17 BB24 BB29 DA33 EA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル挿通孔をもつ円筒状本体の一端
    部外面に雄ねじを刻設するとともに該挿通孔の端縁に鋸
    刃状突起を列設したクランプ本体と、該クランプ本体の
    ケーブル挿通孔と略等しい挿通孔を持つ円筒状ゴムブッ
    シングと、前記クランプ本体の鋸刃状突起に合致する鋸
    刃状凹部を有する円環と該円環から軸線方向で前記凹部
    と反対側に伸びる櫛羽を多数列設したクランプリング
    と、前記クランプ本体の雄ねじに対応する雌ねじと前記
    櫛羽の先端を係止するための突起を内面に備えたクラン
    プナットとからなり、ケーブルを前記クランプ本体の軸
    線方向に挿通させるとともに、前記円筒状ゴムブッシン
    グと前記クランプリングとに挿通させた後、前記クラン
    プリングの外側から前記クランプナットをクランプ本体
    に螺合させることにより,防水ケーブルクランプを組立
    てることを特徴とする、防水ケーブルクランプ。
  2. 【請求項2】 前記クランプリングの櫛羽の先端を内側
    に向けて屈曲させたことを特徴とする、請求項1に記載
    の防水ケーブルクランプ。
  3. 【請求項3】 クランプ本体の他端に連結するバックシ
    ェルの連結部円筒の先端に爪部を植設するとともに、ク
    ランプ本体の他端円筒孔の最奥部に円環状ガスケットリ
    ングと前記爪のカップリングリングとを配置し、前記バ
    ックシェルの連結部円筒の先端を前記円環状ガスケット
    リングに押圧するとともに前記バックシェルの先端爪部
    を前記カップリングリングと嵌合させ、さらに前記バッ
    クシェルをクランプ本体に対して該本体の軸中心に所定
    角度回転させることによって前記バックシェルをクラン
    プ本体に防水可能に係合保持することを特徴とする、防
    水ケーブルクランプ。
  4. 【請求項4】 前記バックシェルをクランプ本体に対し
    て該本体の軸中心に45度回転させることによって前記
    バックシェルをクランプ本体に防水可能に係合保持す
    る、請求項3に記載の防水ケーブルクランプ。
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