JP2002338099A - ウェブ継ぎ装置 - Google Patents

ウェブ継ぎ装置

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JP2002338099A JP2001140841A JP2001140841A JP2002338099A JP 2002338099 A JP2002338099 A JP 2002338099A JP 2001140841 A JP2001140841 A JP 2001140841A JP 2001140841 A JP2001140841 A JP 2001140841A JP 2002338099 A JP2002338099 A JP 2002338099A
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web roll
shaft
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健太郎 越智
Makoto Miyake
誠 三宅
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慎太郎 松本
Nobuyuki Kawamura
信之 川村
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/41Winding, unwinding
    • B65H2301/413Supporting web roll
    • B65H2301/4136Mounting arrangements not otherwise provided for
    • B65H2301/41361Mounting arrangements not otherwise provided for sequentially used roll supports for the same web roll

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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体の大きさをコンパクトにできると共
に、ウェブロール原反の供給操作が簡易なウェブ継ぎ装
置を提供する。 【解決手段】 第1のロール2Aから繰り出されるウェ
ブ3Aの終端部に、第2のロール2Bにおけるウェブ3
Bの始端部を継ぎ合わせるウェブ継ぎ装置において、ロ
ールを軸支するロール支持軸4と、該支持軸4からロー
ルを受け取るロール回転受け軸5と、ウェブの繰り出し
を補助駆動する巻き出し回転体(ベルト)7とを備え、
前記支持軸4は、前記受け軸5に該ロール2Aを受け渡
した後、再び第2のロール2Bが挿着された状態で待機
するようになされており、前記ベルト7は、該ロール2
Aの外周面にその駆動面が当接するようになされてお
り、該ウェブ3Aの終端部が該駆動面上を案内されてい
る間に、該第2のロール2Bに向かって移動して、該ウ
ェブ3Aの終端部に該ウェブ3Bの始端部を重ね合わせ
て継ぎ合わせるようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の製造ライン
に無端帯状のウェブを連続的に供給するために、第1の
ウェブロールから繰り出されるウェブの終端部に、第2
のウェブロールにおけるウェブの始端部を継ぎ合わせる
ウェブ継ぎ装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、所定の製造ラインに、紙、不織布等の無端帯状のウ
ェブを連続的に供給するために、ロール状態のウェブを
連続的に継ぎ合わせるウェブ継ぎ装置が用いられてい
る。
【0003】従来のウェブ継ぎ装置においては、装置内
に少なくとも2個のウェブロールを設置し、第1のウェ
ブロールから繰り出されるウェブの終端部に、第2のウ
ェブロールにおけるウェブの始端部を継ぎ合わせている
ため、自ずとウェブロールを軸支するロール装着支持軸
を少なくとも2軸設け、それぞれにウェブロールを装着
する必要がある。尚、以下、本明細書において、「第1
のウェブロール」とは、先に繰り出されるウェブロール
をいい、「第2のウェブロール」とは、該「第1のウェ
ブロール」に継ぎ合わせるための、後から繰り出される
ウェブロールをいう。
【0004】このように、従来のウェブ継ぎ装置におい
ては、ロール装着支持軸を少なくとも2軸設ける必要が
あり、装置全体の大きさが大きくなってしまうと共に、
ウェブロール原反を2軸に装着するため、操作が煩雑で
あった。
【0005】従って、本発明の目的は、装置全体の大き
さをコンパクトにできると共に、ウェブロール原反の供
給操作が簡易なウェブ継ぎ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1のウェブ
ロールから繰り出されるウェブの終端部に、第2のウェ
ブロールにおけるウェブの始端部を継ぎ合わせるウェブ
継ぎ装置において、ウェブロールを直線移動可能に軸支
するロール支持軸と、該ロール支持軸からウェブロール
を受け取るロール回転受け軸と、ウェブロールからのウ
ェブの繰り出しを補助駆動する巻き出し回転体とを備
え、前記ロール支持軸は、ウェブロールが挿着された
後、該ウェブロールからウェブが繰り出されるにつれて
前記ロール回転受け軸まで移動し、該ロール回転受け軸
に該ウェブロールを受け渡し該ウェブロールから抜き外
された後、元の位置に戻り、再び第2のウェブロールが
挿着された状態で待機するようになされており、前記巻
き出し回転体は、前記ロール支持軸に軸支されたウェブ
ロールの外周面に該巻き出し回転体の駆動面が当接する
ようになされており、第1のウェブロールにおけるウェ
ブの終端部が該駆動面上を案内されている間に、前記ロ
ール支持軸に挿着され待機している前記第2のウェブロ
ールに向かって移動して、該第1のウェブロールにおけ
るウェブの内面の終端部に該第2のウェブロールにおけ
るウェブの外面の始端部を重ね合わせて、それらを継ぎ
合わせるようになされているウェブ継ぎ装置を提供する
ことにより、前記の目的を達成するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のウェブ継ぎ装置の
一実施形態について、図面を参照しながら説明する。本
実施形態のウェブ継ぎ装置1は、図1〜図6に示すよう
に、第1のウェブロール2Aから繰り出されるウェブ3
Aの終端部に、第2のウェブロール2Bにおけるウェブ
3Bの始端部を継ぎ合わせるウェブ継ぎ装置である。本
実施形態のウェブ継ぎ装置1においては、ウェブロール
2A(2B)を直線移動可能に軸支するロール支持軸4
と、該ロール支持軸4からウェブロール2A(2B)を
受け取るロール回転受け軸5と、ウェブロール2A(2
B)からのウェブ3A(3B)の繰り出しを補助駆動し
且つ該ウェブ3A(3B)を次工程へ案内するベルトコ
ンベア状の巻き出しベルト(巻き出し回転体)7とを備
えている。
【0008】前記ロール支持軸4は、第1のウェブロー
ル2Aが挿着された後、該ウェブロール2Aからウェブ
3Aが繰り出されるにつれて前記ロール回転受け軸5ま
で移動し、該ロール回転受け軸5に該ウェブロール2A
を受け渡し該ウェブロール2Aから抜き外された後、元
の位置に戻り、再び第2のウェブロール2Bが挿着され
た状態で該ロール回転受け軸5の上方で待機するように
なされている。また、前記巻き出しベルト7は、前記ロ
ール支持軸4に軸支されたウェブロール2A(2B)の
外周面に該巻き出しベルト7のベルト面(駆動面)が当
接するようになされており、第1のウェブロール2Aの
外周面から該巻き出しベルト7のベルト面が離れた後、
該第1のウェブロール2Aにおけるウェブ3Aの終端部
が該ベルト面上を案内されている間に、前記ロール支持
軸4に挿着され待機している前記第2のウェブロール2
Bに向かって移動して、該第1のウェブロール2Aにお
けるウェブ3Aの内面の終端部に該第2のウェブロール
2Bにおけるウェブ3Bの外面の始端部を重ね合わせ
て、それらを継ぎ合わせるようになされている。
【0009】本実施形態のウェブ継ぎ装置1について更
に詳述すると、図1に示すように、前記ロール支持軸
4、ロール回転受け軸5及び巻き出しベルト7は、枠材
が3次元に配されて形成された枠体(具体的な形態は図
示せず)11に設けられており、前記ロール支持軸4の
下方に前記ロール回転受け軸5が配置され、該ロール支
持軸4の側方(図1において左側)に前記巻き出しベル
ト7が配置されている。ロール支持軸4、ロール回転受
け軸5の回転軸51、52及び巻き出しベルト7のコン
ベアロール71A、71B(後述)は、それぞれ、その
軸方向が水平方向に並列して、図1において図面を貫く
方向に配置されている。
【0010】ロール支持軸4は、図1〜図4に示すよう
に、ウェブロール2A(2B)の巻芯部21A(21
B)を挿着できるようになされたものであり、挿着され
た該ウェブロール2A(2B)を軸中心に回転(従動)
可能になされ、該ウェブロール2A(2B)が繰り出さ
れるにつれて下降し、該ウェブロール2A(2B)が前
記ロール回転受け軸5に支持された状態で該ウェブロー
ル2A(2B)を抜き外すように軸方向に(図1におい
て図面を貫く方向奥に向かって)移動し、その後上昇
し、軸方向に(図1において図面を貫く方向手前に向か
って)移動して元の位置に戻るようになされている。
【0011】ロール回転受け軸5は、図1に示すよう
に、並列した一対の回転軸51、52からなりウェブロ
ール2A(2B)を外周から回転自在に支持するもの
で、一方の回転軸51は図3及び図8に示す矢視方向に
駆動する駆動軸であり、他方の回転軸52は従動軸で、
一方の回転軸51から横方向に可動となっている。ま
た、回転軸(駆動軸)51及び回転軸(従動軸)52
は、図7及び図8に示すように、それぞれ軸部51A、
52Aの軸方向の両端部に、軸径方向に円板状に延出し
た延出部51B、52Bが設けられている。延出部51
B、51B間及び延出部52B、52B間の間隔は、図
7に示すように、ウェブロール2Aの幅より若干広くな
っている。
【0012】ロール回転受け軸5の側方(図1において
右側)には、図1及び図8に示すように、略コ字状のウ
ェブ押圧機構8が設けられている。ウェブ押圧機構8
は、図1及び図8に示すように、平行に配置された一対
の押圧機構アーム82、82の一端部に、従動可能な押
圧機構ロール81が設けられており、また、ウェブ押圧
機構8は、図3、図4及び図8に示すように、支点83
を回動支点として、ロール回転受け軸5とそれに支持さ
れたウェブロール2Aを跨ぐように回動するようになさ
れている
【0013】巻き出しベルト7は、図1及び図9に示す
ように、直線状のコンベア基部73と、その両端に設け
られた一対の駆動ロールからなるコンベアロール71
A、71Bと、該コンベアロール71A、71Bに巻回
された無端状のコンベアベルト72とからなっている。
また、巻き出しベルト7は、図1〜図3に示すように、
下方のコンベアロール71Bを支点として回動可能にな
されている。尚、ロール回転受け軸5の駆動軸51及び
巻き出しベルト7のコンベアロール71A、71Bは、
1個のサーボモータ(図示せず)により、同時に駆動さ
れるようになされている。
【0014】また、巻き出しベルト7は、ロール支持軸
4の下降に伴い、下方のコンベアロール71Bを回転支
点として、該ロール支持軸4に軸支されたウェブロール
2Aの外周面に向けて傾斜し、該ウェブロール2Aの外
周面にコンベアベルト72のベルト面が接触するように
なされており、ロール支持軸4が更に下降すると、回動
を停止した後、反対方向に回動して、図4に示す位置
(図1に示す位置より更にロール支持軸4から離れた位
置)に戻るようになされている。更に、巻き出しベルト
7は、図5及び図6に示すように、ウェブロール2Aか
ら繰り出されたウェブ3Aの終端部が巻き出しベルト7
のベルト面上に案内され、該終端部を検知する終端部セ
ンサー(図示せず)により、該終端部が該ベルト面上に
案内されたことが検知されると、コンベアロール71A
及び71Bの回転駆動が停止すると共に、下方のコンベ
アロール71Bを支点としてロール支持軸4に軸支され
た第2のウェブロール2Bに向けて回動するようになさ
れている。
【0015】枠体11の側方(図1において左側)に
は、図1に示すように、ウェブの滞留量を増減させるこ
とによりウェブの製造ラインへの供給速度を調整するア
キュームレータ9が設けられている。アキュームレータ
9は、図1、図5及び図6に示すように、対向する一対
のアキュームユニット91A、91Bを備えており、各
アキュームユニット91A、91Bには、それぞれ3個
のアキュームロール92A、92Bが等間隔をおいて設
けられており、また、下方のアキュームユニット91B
が上方のアキュームユニット91Aに接近又は離反する
方向に移動可能になされている。即ち、アキュームレー
タ9は、一対のアキュームユニット91A、91Bの間
隔を変更することにより、該アキュームレータ9に滞留
されるウェブの量を増減させることができるようになさ
れている。
【0016】ロール支持軸4の軸方向の手前(図1にお
いて図面を貫く方向手前)には、該ロール支持軸4が上
方に配置した状態において、該ロール支持軸4にウェブ
ロールを自動的に挿着するロール挿着装置(図示せず)
が設けられている。
【0017】枠体11において、ウェブ3Aがアキュー
ムレータ9に向かって導出される位置には、図1に示す
ように、上方から下方に向かうウェブ3Aを上方に向け
て転回させる従動ロールからなる固定ロール12が設け
られている。
【0018】次に、上述した如く構成された本実施形態
のウェブ継ぎ装置1によるウェブの継ぎ合わせ動作につ
いて、図面を参照して、ウェブの繰り出しの流れに従っ
て説明する。本実施形態のウェブ継ぎ装置1において
は、図1に示すように、先ず、前記ロール挿着装置(図
示せず)により、第1のウェブロール2Aがロール支持
軸4に挿着された後、第1のウェブロール2Aから繰り
出されるウェブ3Aは、巻き出しベルト7のコンベアベ
ルト72のベルト面上を当接し、上方のコンベアロール
71Aにおいて下方に転回し、固定ロール12において
再び上方に向けて転回し、枠体11から導出されるよう
に掛け渡されている。更に、ウェブ3Aは、アキューム
レータ9に導入され、上方のアキュームユニット91A
のアキュームロール92A及び下方のアキュームユニッ
ト91Bのアキュームロール92Bに交互に掛け渡さ
れ、アキュームレータ9から導出されるように掛け渡さ
れている。
【0019】このように掛け渡されたウェブ3Aは、製
造ライン(図示せず)に設けられたウェブ引取り装置
(図示せず)により引き取られて、アキュームレータ9
から導出され、該製造ラインに供給される。このとき、
巻き出しベルト7は、コンベアロール71A、71Bが
駆動することにより、ウェブロール2Aからのウェブ3
Aの繰り出しを補助している。
【0020】第1のウェブロール2Aからウェブ3Aの
繰り出しが続くと、図2に示すように、該ウェブロール
2Aの径の大きさが徐々に小さくなるが、それに伴っ
て、ロール支持軸4及び該ロール支持軸4に軸支された
該ウェブロール2Aが徐々に下方に向けて移動すると共
に、巻き出しベルト7はコンベアベルト72のベルト面
が第1のウェブロール2Aの外周面に接触するように、
下方のコンベアロール71Bを支点にして傾斜する。
【0021】第1のウェブロール2Aがロール回転受け
軸5の駆動軸51及び従動軸52の上に載置されて支持
されるまで、ロール支持軸4は下降すると共に、巻き出
しベルト7は第1のウェブロール2Aに追従して傾斜す
る。このように、巻き出しベルト7は、第1のウェブロ
ール2Aがロール回転受け軸5に載置されるまで該ウェ
ブロール2Aの抑えになっている。その後、第1のウェ
ブロール2Aがロール回転受け軸5に確実に受け渡され
ると、図3に示すように、巻き出しベルト7は、下方の
コンベアベルト71Bを支点として該ウェブロール2A
から離れる方向に回動する。続けて、ロール支持軸4
は、図3に示すように、枠体11に向けて、即ち図3に
おいて図面を貫く方向奥に向けて移動して、第1のウェ
ブロール2Aから抜き出された後、上昇し元の位置に戻
る。このとき、ウェブロール2Aはロール回転受け軸5
における駆動軸51の延出部51B及び従動軸52の延
出部52B(図7参照)に引っ掛かり、ロール支持軸4
がウェブロール2Aから容易に抜き外される。
【0022】ロール回転受け軸5に支持された第1のウ
ェブロール2Aは、そのまましばらくウェブが繰り出さ
れるが、ウェブロールの径が小さくなってくると、バタ
ツキを防止するために、ウェブ押圧機構8が、図3及び
図8に示すように、支点83を支点としてロール回転受
け軸5及び該ロール回転受け軸5に支持された第1のウ
ェブロール2Aを跨ぐように回動して第1のウェブロー
ル2Aの抑えを行う。
【0023】図4に示すように、巻き出しベルト7は、
枠体11の側端(図1に示す位置より更に左寄り)まで
回動し、また、ウェブ押圧機構8は、押圧アーム82が
水平に近く配置するまで回動する。その結果、第1のウ
ェブロール2Aから繰り出されるウェブ3Aは、ウェブ
押圧機構8により下方に押圧され、巻き出しベルト7の
コンベアベルト72のベルト面にウェブ3Aが確実に密
着すると共に、後述するように第2のウェブロール2B
が挿着されるスペースが確実に確保される。尚、ロール
支持軸4が移動してロール回転受け軸5にウェブロール
を受け渡すまでの時間、ウェブ押圧機構8の回動のタイ
ミング等は、ウェブロールの巻き径の大きさから、計
算、判断しており、また、ウェブ押圧機構8によるウェ
ブ3Aの押圧力は、第1のウェブロール2Aがロール回
転受け軸5から浮き上がらない大きさとなっている。
【0024】その後、図4に示すように、ロール支持軸
4が上方(図1の状態と同じ位置)に移動して元の位置
に戻り、前記ロール挿着装置(図示せず)により第2の
ウェブロール2Bが該ロール支持軸4に挿着される。
尚、この状態において、第2のウェブロール2Bは、巻
き出しベルト7、第1のウェブロール2A及びウェブ押
圧機構8の何れにも接することはない。
【0025】ここで、第2のウェブロール2Bにおける
ウェブ3Bの外面の始端部には、図4及び図9に示すよ
うに、該始端部と第1のウェブロール2Aにおけるウェ
ブ3Aの内面の終端部とを接合する接合手段として両面
テープ6が貼り付けられている。この両面テープ6は、
巻き出しベルト7のコンベアベルト72のベルト面に対
向する位置に配置されている。
【0026】図5に示すように、ロール回転受け軸5に
支持された第1のウェブロール2Aからウェブ3Aが全
部繰り出されると、従動軸52が駆動軸51から離間す
る方向に横にスライドして、第1のウェブロール2Aの
巻芯部21Aを落下、排出し、また、ウェブ3Aの終端
部が巻き出しベルト7のベルト面上に案内される。
【0027】そして、ウェブ3Aの終端部が巻き出しベ
ルト7における前記両面テープ6と対向する位置に配置
すると、前記終端部センサーがそれを検知し、巻き出し
ベルト7の駆動が停止すると共に、アキュームレータ9
においては、下方のアキュームユニット91Bが上方の
アキュームユニット91Aに向けて移動する。このよう
にアキュームユニット91Bを移動させてアキュームレ
ータ9におけるウェブ3Aの滞留量を減少させることに
より、アキュームレータ9から製造ラインに向けて供給
されるウェブ3Aの供給速度を保持しつつ、巻き出しベ
ルト7のコンベアベルト72のベルト面上においてウェ
ブ3Aを停止させることができる。
【0028】ウェブ3Aが巻き出しベルト7のコンベア
ベルト72のベルト面上で停止した状態で、図6及び図
9に示すように、巻き出しベルト7が、下方のコンベア
ロール71Bを支点として、ロール支持軸4に軸支され
た第2のウェブロール2Bに向けて回動すると、第1の
ウェブロール2Aにおけるウェブ3Aの内面の終端部
と、第2のウェブロール2Bにおけるウェブ3Bの外面
の始端部とが両面テープ6により継ぎ合わされる。
【0029】ウェブが継ぎ合わされた後、再び巻き出し
ベルト7の駆動が始まり、第2のウェブロール2Bから
ウェブ3Bが繰り出されると共に、アキュームレータ9
においては、該アキュームレータ9からのウェブの製造
ラインへの供給速度を保ちながら、アキュームユニット
91Bは、下方に移動し、元の位置(下方)に戻る。ま
た、ウェブ押圧機構8は、支点83を回動支点として回
動し、元の位置(図1における右端部)に戻る。このよ
うにして、本実施形態のウェブ継ぎ装置1は、図1に示
す状態に戻り、ウェブの継ぎ合わせの1サイクルが完成
する。そして、この継ぎ合わせのサイクルが繰り返され
ることにより、製造ラインに無端帯状のウェブを連続的
に供給することができる。
【0030】このように、本発明の実施形態のウェブ継
ぎ装置1によれば、ウェブロールを軸支するロール支持
軸4を2軸設ける必要がなく1軸で足り、コンパクトに
できると共に、原反の供給が常に一定箇所で行われるの
で、ウェブロール原反の供給操作が簡易である。
【0031】本発明のウェブ継ぎ装置に用いられるウェ
ブとしては、種々のものを使用することができるが、例
えば、吸収性物品の親水性シート、防水性シート、紙、
不織布、包装材用のウェブを使用することができる。
【0032】以上、本発明のウェブ継ぎ装置の好ましい
実施形態について説明したが、本発明のウェブ継ぎ装置
は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の
趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
【0033】例えば、ロール回転受け軸として、ウェブ
ロールを軸支し回転するようになされ、該ウェブロール
からのウェブの繰り出しを補助するようになされている
ものや、ベアリングのような多数の細い軸を円弧状に並
べたものを用いることができる。巻き出し回転体とし
て、回転ロール状のものを用いることもできる。ロール
支持軸が、ウェブロールからのウェブの繰り出しを補助
駆動するようになされていたり、巻き出し回転体の表面
から裏面に向けて吸引(バキューム)力が働くようにな
されていると、ウェブの繰り出しが一層スムーズになり
更に好ましい。
【0034】ロール支持軸にウェブロールを挿着する装
置として、前記ロール挿着装置を用いず、ロール支持軸
自身が移動し、所定位置に載置されたウェブロールの巻
芯部にロール支持軸が挿入するような構成とすることも
できる。第1のウェブロールにおけるウェブの終端部と
第2のウェブロールにおけるウェブの始端部との継ぎ合
わせには、接着剤、粘着剤を用いたり、熱融着処理を行
うこともできる。前記実施形態においては、ロール支持
軸が第1のウェブロールから抜き外され上昇した後に、
第2のウェブロールがロール支持軸に挿着されるように
構成されているが、これに限らず、ロール支持軸が第1
のウェブロールから抜き外された後上昇する前に、第2
のウェブロールがロール支持軸に挿着されるように構成
することができる。ウェブを継ぎ合わせる際には、第1
のウェブロールにおけるウェブの移動を止めず、該ウェ
ブを低速あるいは高速で移動させながら、継ぎ合わせを
してもよい。ウェブロールあるいはウェブの位置を定位
置に規制するガイドを設けることが好ましい。
【0035】
【発明の効果】本発明のウェブ継ぎ装置によれば、装置
全体の大きさをコンパクトにできると共に、ウェブロー
ル原反の供給操作が簡易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウェブ継ぎ装置の一実施形態におい
て、ウェブロールからウェブが繰り出され始めて間もな
い状態を示す模式的正面図である。
【図2】本発明のウェブ継ぎ装置の一実施形態におい
て、ウェブロールからウェブが相当量繰り出された状態
を示す模式的正面図である。
【図3】本発明のウェブ継ぎ装置の一実施形態におい
て、ウェブロールからロール支持軸が抜き外された状態
を示す模式的斜視図である。
【図4】本発明のウェブ継ぎ装置の一実施形態におい
て、ロール支持軸に第2のウェブロールが挿着された状
態を示す模式的正面図である。
【図5】本発明のウェブ継ぎ装置の一実施形態におい
て、ウェブロールが継ぎ合わされようとしている状態を
示す模式的正面図である。
【図6】本発明のウェブ継ぎ装置の一実施形態におい
て、ウェブロールが継ぎ合わされて間もない状態を示す
模式的正面図である。
【図7】本発明のウェブ継ぎ装置の一実施形態におい
て、ウェブロールがロール回転受け軸に支持されている
状態を示す模式的平面図である。
【図8】図3に示す状態におけるロール回転受け軸周辺
の部分拡大斜視図である。
【図9】図5に示す状態における巻き出しベルトのベル
ト面と第2のウェブロールのウェブの始端部周辺を示す
部分拡大図である。
【符号の説明】
1 ウェブ継ぎ装置 11 枠体 12 固定ロール 2A、2B ウェブロール 21A、21B 巻芯部 3A、3B ウェブ 4 ロール支持軸 5 ロール回転受け軸 51 駆動軸 52 従動軸 6 接合手段(両面テープ) 7 巻き出し回転体(巻き出しベルト) 71A、71B コンベアロール 72 コンベアベルト 8 ウェブ押圧機構 81 押圧機構ロール 82 押圧機構アーム 83 支点 9 アキュームレータ 91A、91B アキュームユニット 92A、92B アキュームロール
フロントページの続き (72)発明者 三宅 誠 愛媛県西条市ひうち6−3 愛媛サニタリ ープロダクツ株式会社内 (72)発明者 松本 慎太郎 愛媛県西条市ひうち6−3 愛媛サニタリ ープロダクツ株式会社内 (72)発明者 川村 信之 愛媛県西条市ひうち6−3 愛媛サニタリ ープロダクツ株式会社内 Fターム(参考) 3F064 AA01 AA08 BA03 BB02 BB07 BB14 BB23 BB35 CA07 EB19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のウェブロールから繰り出されるウ
    ェブの終端部に、第2のウェブロールにおけるウェブの
    始端部を継ぎ合わせるウェブ継ぎ装置において、 ウェブロールを直線移動可能に軸支するロール支持軸
    と、該ロール支持軸からウェブロールを受け取るロール
    回転受け軸と、ウェブロールからのウェブの繰り出しを
    補助駆動する巻き出し回転体とを備え、 前記ロール支持軸は、ウェブロールが挿着された後、該
    ウェブロールからウェブが繰り出されるにつれて前記ロ
    ール回転受け軸まで移動し、該ロール回転受け軸に該ウ
    ェブロールを受け渡し該ウェブロールから抜き外された
    後、元の位置に戻り、再び第2のウェブロールが挿着さ
    れた状態で待機するようになされており、 前記巻き出し回転体は、前記ロール支持軸に軸支された
    ウェブロールの外周面に該巻き出し回転体の駆動面が当
    接するようになされており、第1のウェブロールにおけ
    るウェブの終端部が該駆動面上を案内されている間に、
    前記ロール支持軸に挿着され待機している前記第2のウ
    ェブロールに向かって移動して、該第1のウェブロール
    におけるウェブの内面の終端部に該第2のウェブロール
    におけるウェブの外面の始端部を重ね合わせて、それら
    を継ぎ合わせるようになされているウェブ継ぎ装置。
  2. 【請求項2】前記ロール回転受け軸は、一対の回転軸か
    らなりウェブロールを外周から回転駆動するようになさ
    れ、該ウェブロールからのウェブの繰り出しを補助する
    ようになされている請求項1に記載のウェブ継ぎ装置。
  3. 【請求項3】前記ロール回転受け軸は、ウェブロールを
    軸支し回転駆動するようになされ、該ウェブロールから
    のウェブの繰り出しを補助するようになされている請求
    項1に記載のウェブ継ぎ装置。
  4. 【請求項4】前記ロール回転受け軸に支持されたウェブ
    ロールからウェブが繰り出され残った該ウェブロールの
    巻芯部を、取り出すようになされている請求項1〜3の
    何れかに記載のウェブ継ぎ装置。
  5. 【請求項5】前記ロール回転受け軸に支持されたウェブ
    ロールから繰り出されるウェブを押圧して、該ウェブを
    前記巻き出し回転体の駆動面に密着させるウェブ押圧機
    構を備えている請求項1〜4の何れかに記載のウェブ継
    ぎ装置。
  6. 【請求項6】前記ロール支持軸は、ウェブロールからの
    ウェブの繰り出しを補助駆動するようになされている請
    求項1〜5の何れかに記載のウェブ継ぎ装置。
  7. 【請求項7】 継ぎ合わされた後、前記巻き出しベルト
    から導出されたウェブを、ウェブの滞留量を増減させる
    ことによりウェブの次工程への供給速度を調整するアキ
    ュームレータを介して次工程へ供給するようになしてあ
    る請求項1〜6の何れかに記載のウェブ継ぎ装置。
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