JP2002334918A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JP2002334918A
JP2002334918A JP2002057303A JP2002057303A JP2002334918A JP 2002334918 A JP2002334918 A JP 2002334918A JP 2002057303 A JP2002057303 A JP 2002057303A JP 2002057303 A JP2002057303 A JP 2002057303A JP 2002334918 A JP2002334918 A JP 2002334918A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スループットを低下させることなく、かつ装
置構成上の問題を伴うことなくフットプリントを小さく
することができ、かつ処理の自由度が高い、複数の処理
ユニットを備えた処理装置を提供すること。 【解決手段】 被処理基板Gに対して複数の液処理を含
む一連の処理を行う処理装置100であって、被処理基板
Gが略水平に搬送されつつ液処理が行われる複数の液処
理ユニット21,23,24と、複数の液処理に付随する熱的処
理を行う複数の熱的処理ユニットが集約された複数の熱
的処理ユニットセクション26,27,28とを具備し、複数の
液処理ユニット21,23,24は、処理の順に、被処理基板の
搬送ラインが平行な2列の搬送ラインA,Bとなるよう
に配置され、これら搬送ラインA,Bの間には空間部40
を有し、かつこの空間部40を移動可能に設けられ、搬送
ラインA,Bとの間で被処理基板Gが受け渡され、基板
Gを保持して移動させる基板保持・移動部材41を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば液晶表示装
置(LCD)ガラス基板等の被処理基板に対してレジス
ト塗布および露光後の現像処理、ならびにそれらの前後
に行う熱的処理のような複数の処理を施す処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】LCDの製造においては、被処理基板で
あるLCDガラス基板に、所定の膜を成膜した後、フォ
トレジスト液を塗布してレジスト膜を形成し、回路パタ
ーンに対応してレジスト膜を露光し、これを現像処理す
るという、いわゆるフォトリソグラフィー技術により回
路パターンを形成する。
【0003】このフォトリソグラフィー技術では、被処
理基板であるLCD基板は、主な工程として、洗浄処理
→脱水ベーク→アドヒージョン(疎水化)処理→レジス
ト塗布→プリベーク→露光→現像→ポストベークという
一連の処理を経てレジスト層に所定の回路パターンを形
成する。
【0004】従来、このような処理は、各処理を行う処
理ユニットを搬送路の両側にプロセスフローを意識した
形態で配置し、搬送路を走行可能な中央搬送装置により
各処理ユニットへの被処理基板の搬入出を行うプロセス
ブロックを一または複数配置してなる処理システムによ
り行われている。このような処理システムは、基本的に
ランダムアクセスであるから処理の自由度が極めて高
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近時、
LCD基板は大型化の要求が強く、一辺が1mにも及ぶ
ような巨大なものまで出現するに至り、上述のような平
面的な配置を有する処理システムではフットプリントが
極めて大きなものとなってしまい、省スペースの観点か
らフットプリントの縮小が強く求められている。
【0006】フットプリントを小さくするためには、処
理ユニットを上下方向に重ねることが考えられるが、現
行の処理システムにおいては、スループット向上の観点
から搬送装置は大型の基板を水平方向に高速かつ高精度
に移動させており、これに加えて高さ方向にも高速かつ
高精度に移動させることには自ずから限界がある。ま
た、基板の大型化にともない処理ユニットも大型化して
おり、レジスト塗布処理ユニットや現像処理ユニット等
のスピナー系のユニットは重ねて設けることは極めて困
難である。
【0007】また、フットプリントを小さくする他の手
段としては、中央搬送装置を用いずに処理の順に処理ユ
ニットを配置することが考えられるが、この場合には予
め定められた一連のプロセスにしか対応することができ
ず、処理の自由度が小さいという問題がある。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、スループットを低下させることなく、かつ装
置構成上の問題を伴うことなくフットプリントを小さく
することができ、かつ処理の自由度が高い、複数の処理
ユニットを備えた処理装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決する手段】上記課題を解決するために、本
発明の第1の観点では、被処理基板に対して複数の液処
理を含む一連の処理を行う処理装置であって、被処理基
板が略水平に搬送されつつ液処理が行われ、処理の順
に、搬送ラインが2列になるように配置された複数の液
処理ユニットと、前記複数の液処理に付随する熱的処理
を行う複数の熱的処理ユニットと、前記2列の搬送ライ
ンの間に設けられた空間部と、前記空間部を移動可能に
設けられ、前記搬送ラインとの間で被処理基板が受け渡
され、基板を保持して移動させる基板保持・移動部材と
を具備する処理装置を提供する。
【0010】本発明の第2の観点では、被処理基板に対
して複数の液処理を含む一連の処理を行う処理装置であ
って、前記一連の処理に対応して各々被処理基板に対し
て所定の処理を施す複数の処理ユニットを備えた処理部
と、処理前の被処理基板および/または処理後の被処理
基板が収納される収納容器を載置し、前記処理部に対し
て被処理基板を搬入出する搬入出部とを具備し、前記処
理部は、被処理基板が略水平に搬送されつつ液処理が行
われ、処理の順に、搬送ラインが2列になるように配置
された複数の液処理ユニットと、前記複数の液処理に付
随する熱的処理を行う複数の熱的処理ユニットと、前記
2列の搬送ラインの間に設けられた空間部と、前記空間
部を移動可能に設けられ、前記搬送ラインとの間で被処
理基板が受け渡され、基板を保持して移動させる基板保
持・移動部材とを有する処理装置を提供する。
【0011】これら処理装置において、前記複数の熱的
処理ユニットは、前記各熱処理に対応するもの毎に集約
された複数の熱的処理ユニットセクションを構成し、各
熱的処理ユニットセクションに対応して、その中の複数
の熱的処理ユニットとの間で、および対応する液処理ユ
ニットとの間で被処理基板の搬送を行う複数の搬送装置
を具備するように構成することができる。また、前記複
数の熱的処理ユニットセクションは、それぞれの搬送装
置に隣接して設けられた、複数の熱的処理ユニットが垂
直方向に積層して構成された熱的処理ユニットブロック
を有するように構成することができる。
【0012】本発明の第3の観点では、被処理基板に対
して洗浄、レジスト塗布および露光後の現像を含む一連
の処理を行う処理装置であって、前記一連の処理に対応
して各々被処理基板に対して所定の処理を施す複数の処
理ユニットを備えた処理部と、処理前の被処理基板およ
び/または処理後の被処理基板を収納する収納容器を載
置し、前記処理部に対して被処理基板を搬入出する搬入
出部と、処理部と露光装置との間の被処理基板の受け渡
しを行うインターフェイス部とを具備し、前記処理部
は、被処理基板が略水平に搬送されつつ洗浄液による洗
浄処理および乾燥処理が行われる洗浄処理ユニットと、
被処理基板が略水平に搬送されつつレジスト液の塗布を
含むレジスト処理が行われるレジスト処理ユニットと、
被処理基板が略水平に搬送されつつ、現像液塗布、現像
後の現像液除去、および乾燥処理を行う現像処理ユニッ
トと、前記洗浄処理ユニット、前記レジスト処理ユニッ
ト、および前記現像処理ユニットによって構成された、
被処理基板を搬送する平行な2列の搬送ラインと、前記
各処理ユニットに付随する熱的処理を行う複数の熱的処
理ユニットと、前記2列の搬送ラインの間に設けられた
空間部と、前記空間部を移動可能に設けられ、前記搬送
ラインとの間で被処理基板が受け渡され、基板を保持し
て移動させる基板保持・移動部材とを有し、前記2列の
搬送ラインのうち一方は、前記搬入出部から搬入された
被処理基板を前記洗浄処理ユニットおよび前記レジスト
処理ユニットを経て前記インターフェイス部に至り、他
方は、前記インターフェイス部から前記現像処理ユニッ
トを経て前記搬入出部へ至る処理装置を提供する。
【0013】この処理装置において、前記複数の熱的処
理ユニットは、前記洗浄処理ユニットから搬出された被
処理基板に対し、所定の熱的処理を行う複数の熱的処理
ユニットが集約された第1の熱的処理ユニットセクショ
ンと、前記レジスト処理ユニットから搬出された被処理
基板に対し、所定の熱的処理を行う複数の熱的処理ユニ
ットが集約された第2の熱的処理ユニットセクション
と、前記現像処理ユニットから搬出された被処理基板に
対し、所定の熱的処理を行う複数の熱的処理ユニットが
集約された第3の熱的処理ユニットセクションとを構成
し、かつ、前記洗浄処理ユニットから搬出された被処理
基板を前記第1の熱的処理ユニットセクションへ搬送す
るとともに、前記第1の熱的処理ユニットセクションか
らの被処理基板を前記レジスト処理ユニットへ搬送する
第1の搬送装置と、前記レジスト処理ユニットから搬出
された被処理基板を前記第2の熱的処理ユニットセクシ
ョンへ搬送するとともに、前記第2の熱的処理ユニット
セクションからの被処理基板を前記インターフェイス部
へ搬送する第2の搬送装置と、前記現像処理ユニットか
ら搬出された被処理基板を前記第3の熱的処理ユニット
セクションへ搬送するとともに、前記第3の熱的処理ユ
ニットセクションからの被処理基板を前記搬入出部へ搬
送する第3の搬送装置とをさらに具備するものとするこ
とができる。また、前記第1、第2および第3の熱的処
理ユニットセクションは、それぞれ、第1、第2および
第3の搬送装置に隣接して設けられた、複数の熱的処理
ユニットが垂直方向に積層して構成された熱的処理ユニ
ットブロックを有するように構成することができる。
【0014】上記いずれの処理装置においても、前記基
板保持・移動部材は、その上面に被処理基板を支持する
ベース部材と、前記ベース部材に対して着脱自在に設け
られ、その上方の空間を覆うカバー部材とを有する構成
を採用することができる。この場合に、前記カバー部材
の開閉は、前記基板保持・移動部材に対する被処理基板
の受け取り/受け渡し位置に設けられた開閉機構により
行われることが好ましい。
【0015】また、上記第2または第3の観点におい
て、前記搬入出部は、前記処理ユニットとの間で被処理
基板の受け渡しを行う基板搬送機構を有し、前記処理部
は、前記空間部の前記基板搬送機構に隣接した部分に、
前記基板搬送機構と前記基板保持・移動部材との間の被
処理基板の受け渡しを行う基板受渡機構を有し、この基
板受渡機構は、被処理基板の向きを変える基板回転機構
を有しているように構成することができる。この場合
に、前記基板受渡機構は、昇降可能な基板支持部を有
し、前記基板保持・移動部材は、前記基板支持部が貫通
する穴が形成された、被処理基板を支持するベース部材
を有し、前記基板受渡機構の基板支持部は、前記ベース
部材の下方から前記穴を貫通してその上方へ突出した状
態で被処理基板を受け取り、前記基板回転機構により被
処理基板を回転させ、前記基板支持部を下降させること
により、前記基板支持部に支持されていた被処理基板を
前記ベース部材上に載置させるように構成することがで
きる。
【0016】本発明によれば、洗浄処理、レジスト処
理、現像処理のような液処理を行う複数の液処理ユニッ
トをその中で被処理基板が略水平に搬送されつつ所定の
液処理が行われるように構成し、これらを処理の順に、
被処理基板の搬送ラインが平行な2列となるように配置
し、被処理基板を搬送ラインに沿って流しながら一連の
処理を行うようにしたので高スループットを維持するこ
とができるとともに、従来のような複数の処理ユニット
の間を走行する大がかりな中央搬送装置およびそれが走
行する中央搬送路が基本的に不要となり、その分省スペ
ース化を図ることができフットプリントを小さくするこ
とができる。また、2列の搬送ラインの間の空間部を移
動可能に設けられ、前記搬送ラインとの間で基板が受け
渡され保持される基板保持・移動部材を設けたので、通
常の処理の他に種々のパターンの処理を行うことがで
き、処理の自由度が高い。このとき、基板保持部材は、
従来の中央搬送装置とは異なり、被処理基板を保持して
移動するだけであるから大がかりな機構は不要であり、
従来の中央搬送装置が走行する中央搬送路のような大き
な空間は必要がなく、省スペース効果は維持される。
【0017】また、上述のように、前記複数の熱的処理
ユニットが、前記各熱的処理に対応するもの毎に集約さ
れた複数の熱的処理ユニットセクションを構成するよう
にすることにより、よりフットプリントを小さくするこ
とができ、しかも熱的処理も被処理基板の処理の流れに
沿って行うことができるようになるので、よりスループ
ットを高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1の
実施形態に係るLCDガラス基板のレジスト塗布現像処
理装置を示す平面図である。
【0019】このレジスト塗布現像処理装置100は、
複数のLCDガラス基板Gを収容するカセットCを載置
するカセットステーション(搬入出部)1と、基板Gに
レジスト塗布および現像を含む一連の処理を施すための
複数の処理ユニットを備えた処理ステーション(処理
部)2と、露光装置4との間で基板Gの受け渡しを行う
ためのインターフェイスステーション(インターフェイ
ス部)3とを備えており、処理ステーション2の両端に
それぞれカセットステーション1およびインターフェイ
スステーション3が配置されている。なお、図1におい
て、レジスト塗布現像処理装置100の長手方向をX方
向、平面上においてX方向と直交する方向をY方向とす
る。
【0020】カセットステーション1は、カセットCと
処理ステーション2との間でLCD基板Gの搬入出を行
うための搬送装置11を備えており、このカセットステ
ーション1において外部に対するカセットCの搬入出が
行われる。また、搬送装置11は搬送アーム11aを有
し、カセットCの配列方向であるY方向に沿って設けら
れた搬送路10上を移動可能であり、搬送アーム11a
によりカセットCと処理ステーション2との間で基板G
の搬入出が行われる。
【0021】処理ステーション2は、基本的にX方向に
伸びる基板G搬送用の平行な2列の搬送ラインA、Bを
有しており、搬送ラインAに沿ってカセットステーショ
ン1側からインターフェイスステーション3に向けてス
クラブ洗浄処理ユニット(SCR)21、第1の熱的処
理ユニットセクション26、レジスト処理ユニット23
および第2の熱的処理ユニットセクション27が配列さ
れている。また、搬送ラインBに沿ってインターフェイ
スステーション3側からカセットステーション1に向け
て第2の熱的処理ユニットセクション27、現像処理ユ
ニット(DEV)24、i線UV照射ユニット(i−U
V)25および第3の熱的処理ユニット28が配列され
ている。スクラブ洗浄処理ユニット(SCR)21の上
の一部にはエキシマUV照射ユニット(e−UV)22
が設けられている。なお、エキシマUV照射ユニット
(e−UV)22はスクラバ洗浄に先立って基板Gの有
機物を除去するために設けられ、i線UV照射ユニット
(i−UV)25は現像の脱色処理を行うために設けら
れる。
【0022】上記スクラブ洗浄処理ユニット(SCR)
21は、その中で基板Gが従来のように回転されること
なく、略水平に搬送されつつ洗浄処理および乾燥処理を
行うようになっている。上記現像処理ユニット(DE
V)24も、その中で基板Gが回転されることなく、略
水平に搬送されつつ現像液塗布、現像後の現像液洗浄、
および乾燥処理を行うようになっている。なお、これら
スクラブ洗浄処理ユニット(SCR)21および現像処
理ユニット(DEV)24では、基板Gの搬送は例えば
コロ搬送またはベルト搬送により行われ、基板Gの搬入
口および搬出口は相対向する短辺に設けられている。ま
た、i線UV照射ユニット(i−UV)25への基板G
の搬送は、現像処理ユニット(DEV)24の搬送機構
と同様の機構により連続して行われる。
【0023】レジスト処理ユニット23は、図2のその
内部の平面図に示すように、カップ50内で基板Gをス
ピンチャック51により回転させつつ図示しないノズル
からレジスト液を滴下させて塗布するレジスト塗布処理
装置(CT)23a、基板G上に形成されたレジスト膜
を減圧容器52内で減圧乾燥する減圧乾燥装置(VD)
23b、およびステージ54に載置された基板Gの四辺
をスキャン可能な溶剤吐出ヘッド53により基板Gの周
縁に付着した余分なレジストを除去する周縁レジスト除
去装置(ER)23cがその順に配置されており、ガイ
ドレール55にガイドされて移動する一対のサブアーム
56により基板Gがこれらの間を略水平に搬送される。
このレジスト処理ユニット23は、相対向する短辺に基
板Gの搬入口57および搬出口58が設けられており、
ガイドレール55はこれら搬入口57および搬出口58
から外側に延びてサブアーム56により基板Gの受け渡
しが可能となっている。
【0024】第1の熱的処理ユニットセクション26
は、基板Gに熱的処理を施す熱的処理ユニットが積層し
て構成された2つの熱的処理ユニットブロック(TB)
31,32を有しており、熱的処理ユニットブロック
(TB)31はスクラブ洗浄処理ユニット(SCR)2
1側に設けられ、熱的処理ユニットブロック(TB)3
2はレジスト処理ユニット23側に設けられている。そ
して、これら2つの熱的処理ユニットブロック(TB)
31,32の間に第1の搬送装置33が設けられてい
る。図3の側面図に示すように、熱的処理ユニットブロ
ック(TB)31は、下から順に基板Gの受け渡しを行
うパスユニット(PASS)61、基板Gに対して脱水
ベーク処理を行う2つの脱水ベークユニット(DHP)
62,63、基板Gに対して疎水化処理を施すアドーヒ
ージョン処理ユニット(AD)64の4段積層されて構
成されており、熱的処理ユニットブロック(TB)32
は、下から順に基板Gの受け渡しを行うパスユニット
(PASS)65、基板Gを冷却する2つのクーリング
ユニット(COL)66,67、基板Gに対して疎水化
処理を施すアドーヒージョン処理ユニット(AD)68
の4段積層されて構成されている。第1の搬送装置33
は、パスユニット(PASS)61を介してのスクラブ
洗浄処理ユニット(SCR)21からの基板Gの受け取
り、上記熱的処理ユニット間の基板Gの搬入出、および
パスユニット(PASS)65を介してのレジスト処理
ユニット23への基板Gの受け渡しを行う。
【0025】第1の搬送装置33は、上下に延びるガイ
ドレール91と、ガイドレールに沿って昇降する昇降部
材92と、昇降部材92上を旋回可能に設けられたベー
ス部材93と、ベース部材93上を前進後退可能に設け
られ、基板Gを保持する基板保持アーム94とを有して
いる。そして、昇降部材92の昇降はモーター95によ
って行われ、ベース部材93の旋回はモーター96によ
って行われ、基板保持アーム94の前後動はモーター9
7によって行われる。第1の搬送装置33はこのように
上下動、前後動、旋回動可能に設けられているので、熱
的処理ユニットブロック(TB)31,32のいずれの
ユニットにもアクセス可能である。
【0026】第2の熱的処理ユニットセクション27
は、基板Gに熱的処理を施す熱的処理ユニットが積層し
て構成された2つの熱的処理ユニットブロック(TB)
34,35を有しており、熱的処理ユニットブロック
(TB)34はレジスト処理ユニット23側に設けら
れ、熱的処理ユニットブロック(TB)35は現像処理
ユニット(DEV)24側に設けられている。そして、
これら2つの熱的処理ユニットブロック(TB)34,
35の間に第2の搬送装置36が設けられている。図4
の側面図に示すように、熱的処理ユニットブロック(T
B)34は、下から順に基板Gの受け渡しを行うパスユ
ニット(PASS)69、基板Gに対してプリベーク処
理を行う3つのプリベークユニット(PREBAKE)
70,71,72の4段積層されて構成されており、熱
的処理ユニットブロック(TB)35は、下から順に基
板Gの受け渡しを行うパスユニット(PASS)73、
基板Gを冷却するクーリングユニット(COL)74、
基板Gに対してプリベーク処理を行う2つのプリベーク
ユニット(PREBAKE)75,76の4段積層され
て構成されている。第2の搬送装置36は、パスユニッ
ト(PASS)69を介してのレジスト処理ユニット2
3からの基板Gの受け取り、上記熱的処理ユニット間の
基板Gの搬入出、パスユニット(PASS)73を介し
ての現像処理ユニット(DEV)24への基板Gの受け
渡し、および後述するインターフェイスステーション3
の基板受け渡し部であるエクステンション・クーリング
ステージ(EXT・COL)44に対する基板Gの受け
渡しおよび受け取りを行う。なお、第2の搬送装置36
は、第1の搬送装置33と同じ構造を有しており、熱的
処理ユニットブロック34,35のいずれのユニットに
もアクセス可能である。
【0027】第3の熱的処理ユニットセクション28
は、基板Gに熱的処理を施す熱的処理ユニットが積層し
て構成された2つの熱的処理ユニットブロック(TB)
37,38を有しており、熱的処理ユニットブロック
(TB)37は現像処理ユニット(DEV)24側に設
けられ、熱的処理ユニットブロック(TB)38はカセ
ットステーション1側に設けられている。そして、これ
ら2つの熱的処理ユニットブロック(TB)37,38
の間に第3の搬送装置39が設けられている。図5の側
面図に示すように、熱的処理ユニットブロック(TB)
37は、下から順に基板Gの受け渡しを行うパスユニッ
ト(PASS)77、基板Gに対してポストベーク処理
を行う3つのポストベークユニット(POBAKE)7
8,79,80の4段積層されて構成されており、熱的
処理ユニットブロック(TB)38は、下から順にポス
トベークユニット(POBAKE)81、基板Gの受け
渡しおよび冷却を行うパス・クーリングユニット(PA
SS・COL)82、基板Gに対してポストベーク処理
を行う2つのポストベークユニット(POBAKE)8
3,84の4段積層されて構成されている。第3の搬送
装置39は、パスユニット(PASS)77を介しての
i線UV照射ユニット(i−UV)25からの基板Gの
受け取り、上記熱的処理ユニット間の基板Gの搬入出、
パス・クーリングユニット(PASS・COL)82を
介してのカセットステーション1への基板Gの受け渡し
を行う。なお、第3の搬送装置39も第1の搬送装置3
3と同じ構造を有しており、熱的処理ユニットブロック
(TB)37,38のいずれのユニットにもアクセス可
能である。
【0028】なお、上記スクラブ洗浄処理ユニット(S
CR)21およびエキシマUV照射ユニット(e−U
V)22への基板Gの搬入は、カセットステーション1
の搬送装置11によって行われる。また、スクラブ洗浄
処理ユニット(SCR)21の基板Gは上述したように
例えばコロ搬送により熱的処理ユニットブロック(T
B)31のパスユニット(PASS)61に搬出され、
そこで図示しないピンが突出されることにより持ち上げ
られた基板Gが第1の搬送装置33により搬送される。
また、レジスト処理ユニット23への基板Gの搬入は、
第1の搬送装置33により基板Gがパスユニット(PA
SS)65に受け渡された後、一対のサブアーム56に
より搬入口57から行われる。レジスト処理ユニット2
3では、サブアーム56により基板Gが搬出口58を通
って熱的処理ユニットブロック(TB)34のパスユニ
ット(PASS)69まで搬送され、そこで突出された
ピン(図示せず)上に基板Gが搬出される。現像処理ユ
ニット(DEV)24への基板Gの搬入は、熱的処理ユ
ニットブロック(TB)35のパスユニット(PAS
S)73において図示しないピンを突出させて基板を上
昇させた状態から下降させることにより、パスユニット
(PASS)73まで延長されている例えばコロ搬送機
構を作用させることにより行われる。i線UV照射ユニ
ット(i−UV)25の基板Gは例えばコロ搬送により
熱的処理ユニットブロック(TB)37のパスユニット
(PASS)77に搬出され、そこで図示しないピンが
突出されることにより持ち上げられた基板Gが第3の搬
送装置39により搬送される。さらに全ての処理が終了
した後の基板Gは、熱的処理ユニットブロック(TB)
38のパス・クーリングユニット(PASS・COL)
82に搬送されてカセットステーションの搬送装置11
により搬出される。
【0029】処理ユニットステーション2では、以上の
ように2列の搬送ラインA,Bを構成するように、かつ
基本的に処理の順になるように各処理ユニットおよび搬
送装置が配置されており、これら搬送ラインA,Bの間
には、空間部40が設けられている。そして、この空間
部40を往復動可能にシャトル(基板載置部材)41が
設けられている。このシャトル41は基板Gを保持可能
に構成されており、搬送ラインA,Bとの間で基板Gが
受け渡し可能となっている。
【0030】具体的には、図6に示すように、シャトル
41は、ベース部材101と、ベース部材101の表面
から突没可能に設けられ、基板Gを昇降する複数の昇降
ピン102と、基板Gを位置決めするガイド部材103
と、昇降ピン102を駆動するピン駆動部104と、連
結部105を有しており、連結部105が空間部40内
をX方向に延びるガイドレール106にスライド可能に
連結されている。そして、マグネットを用いた駆動、ベ
ルト駆動等の適宜の方式の図示しない駆動機構によりシ
ャトル41がガイドレール106に沿って空間部40内
をX方向に沿って移動される。発塵を防止する観点から
はマグネット駆動のほうが有利である。シャトル41へ
の基板Gの受け渡しは、上記第1から第3の搬送装置3
3,36,39によって行われる。また、シャトル41
への基板Gの受け渡しはカセットステーション1の搬送
装置11によっても行うことができるようになってい
る。
【0031】インターフェイスステーション3は、処理
ステーション2と露光装置4との間での間で基板Gの搬
入出を行う搬送装置42と、バッファーカセットを配置
するバッファーステージ(BUF)43と、冷却機能を
備えた基板受け渡し部であるエクステンション・クーリ
ングステージ(EXT・COL)44とを有しており、
タイトラー(TITLER)と周辺露光装置(EE)と
が上下に積層された外部装置ブロック45が搬送装置4
2に隣接して設けられている。搬送装置42は搬送アー
ム42aを備え、この搬送アーム42aにより処理ステ
ーション2と露光装置4との間で基板Gの搬入出が行わ
れる。
【0032】このように構成されたレジスト塗布現像処
理装置100においては、まず、カセットステーション
1に配置されたカセットC内の基板Gが、搬送装置11
により処理ステーション2のエキシマUV照射ユニット
(e−UV)22に直接搬入され、スクラブ前処理が行
われる。次いで、搬送機構11により、基板Gがエキシ
マUV照射ユニット(e−UV)22の下に配置された
スクラブ洗浄処理ユニット(SCR)21に搬入され、
スクラブ洗浄される。このスクラブ洗浄では、基板Gが
従来のように回転されることなく略水平に搬送されつ
つ、洗浄処理および乾燥処理を行うようになっており、
これにより、従来、回転タイプのスクラバ洗浄処理ユニ
ットを2台使用していたのと同じ処理能力をより少ない
スペースで実現することができる。スクラブ洗浄処理
後、基板Gは例えばコロ搬送により第1の熱的処理ユニ
ットセクション26に属する熱的処理ユニットブロック
(TB)31のパスユニット(PASS)61に搬出さ
れる。
【0033】パスユニット(PASS)61に配置され
た基板Gは、図示しないピンが突出されることにより持
ち上げられ、第1の熱的処理ユニットセクション26に
搬送されて以下の一連の処理が行われる。すなわち、ま
ず最初に、熱的処理ユニットブロック(TB)31の脱
水ベークユニット(DHP)62,63のいずれかに搬
送されて加熱処理され、次いで熱的処理ユニットブロッ
ク(TB)32のクーリングユニット(COL)66,
67のいずれかに搬送されて冷却された後、レジストの
定着性を高めるために熱的処理ユニットブロック(T
B)31のアドヒージョン処理ユニット(AD)64、
および熱的処理ユニットブロック(TB)32のアドヒ
ージョン処理ユニット(AD)68のいずれかに搬送さ
れ、そこでHMDSによりアドヒージョン処理(疎水化
処理)され、その後、上記クーリングユニット(CO
L)66,67のいずれかに搬送されて冷却され、さら
に熱的処理ユニットブロック(TB)32のパスユニッ
ト(PASS)65に搬送される。この際に搬送処理は
全て第1の搬送装置33によって行われる。なお、アド
ヒージョン処理を行わない場合もあり、その場合には、
基板Gは、脱水ベークおよび冷却の後、直ちにパスユニ
ット(PASS)65に搬送される。
【0034】その後、パスユニット(PASS)65に
配置された基板Gがレジスト処理ユニット23のサブア
ーム56によりレジスト処理ユニット23内へ搬入され
る。そして、基板Gはまずその中のレジスト塗布処理装
置(CT)23aに搬送され、そこで基板Gに対するレ
ジスト液のスピン塗布が実施され、次いでサブアーム5
6により減圧乾燥装置(VD)23bに搬送されて減圧
乾燥され、さらにサブアーム56により周縁レジスト除
去装置(ER)23cに搬送されて基板G周縁の余分な
レジストが除去される。そして、周縁レジスト除去終了
後、基板Gはサブアーム56によりレジスト処理ユニッ
ト23から搬出される。このように、レジスト塗布処理
装置(CT)23aの後に減圧乾燥装置(VD)23b
を設けるのは、これを設けない場合には、レジストを塗
布した基板Gをプリベーク処理した後や現像処理後のポ
ストベーク処理した後に、リフトピン、固定ピン等の形
状が基板Gに転写されることがあるが、このように減圧
乾燥装置(VD)により加熱せずに減圧乾燥を行うこと
により、レジスト中の溶剤が徐々に放出され、加熱して
乾燥する場合のような急激な乾燥が生じず、レジストに
悪影響を与えることなくレジストの乾燥を促進させるこ
とができ、基板上に転写が生じることを有効に防止する
ことができるからである。
【0035】このようにして塗布処理が終了し、サブア
ーム56によりレジスト処理ユニット23から搬出され
た基板Gは、第2の熱的処理ユニットセクション27に
属する熱的処理ユニットブロック(TB)34のパスユ
ニット(PASS)69に受け渡される。パスユニット
(PASS)69に配置された基板Gは、第2の搬送装
置36により、熱的処理ユニットブロック(TB)34
のプリベークユニット(PREBAKE)70,71,
72および熱的処理ユニットブロック(TB)35のプ
リベークユニット(PREBAKE)75,76のいず
れかに搬送されてプリベーク処理され、その後熱的処理
ユニットブロック(TB)35のクーリングユニット
(COL)74に搬送されて所定温度に冷却される。そ
して、第2の搬送装置36により、さらに熱的処理ユニ
ットブロック(TB)35のパスユニット(PASS)
73に搬送される。
【0036】その後、基板Gは第2の搬送装置36によ
りインターフェイスステーション3のエクステンション
・クーリングステージ(EXT・COL)44へ搬送さ
れ、インターフェイスステーション3の搬送装置42に
より外部装置ブロック45の周辺露光装置(EE)に搬
送されて周辺レジスト除去のための露光が行われ、次い
で搬送装置42により露光装置4に搬送されてそこで基
板G上のレジスト膜が露光されて所定のパターンが形成
される。場合によってはバッファーステージ(BUF)
43上のバッファカセットに基板Gを収容してから露光
装置4に搬送される。
【0037】露光終了後、基板Gはインターフェイスス
テーション3の搬送装置42により外部装置ブロック4
5の上段のタイトラー(TITLER)に搬入されて基
板Gに所定の情報が記された後、エクステンション・ク
ーリングステージ(EXT・COL)44に載置され、
そこから再び処理ステーション2に搬入される。すなわ
ち、基板Gは第2の搬送装置36により、第2の熱的処
理ユニットセクション27に属する熱的処理ユニットブ
ロック(TB)35のパスユニット(PASS)73に
搬送される。そして、パスユニット(PASS)73に
おいてピンを突出させて基板Gを上昇させた状態から下
降させることにより、現像処理ユニット(DEV)24
からパスユニット(PASS)73まで延長されている
例えばコロ搬送機構を作用させることにより基板Gが現
像処理ユニット(DEV)24へ搬入され、現像処理が
施される。この現像処理では、基板Gが従来のように回
転されることなく、例えばコロ搬送により略水平に搬送
されつつ現像液塗布、現像後の現像液除去、および乾燥
処理を行うようになっており、これにより、従来、回転
タイプの現像処理ユニットを3台使用していたのと同じ
処理能力をより少ないスペースで実現することができ
る。
【0038】現像処理終了後、基板Gは現像処理ユニッ
ト(DEV)24から連続する搬送機構、例えばコロ搬
送によりi線UV照射ユニット(i−UV)25に搬送
され、基板Gに対して脱色処理が施される。その後、基
板Gはi線UV照射ユニット(i−UV)25内の搬送
機構、例えばコロ搬送により第3の熱的処理ユニットセ
クション28に属する熱的処理ユニットブロック(T
B)37のパスユニット(PASS)77に搬出され
る。
【0039】パスユニット(PASS)77に配置され
た基板Gは、第3の搬送装置39により熱的処理ユニッ
トブロック(TB)37のポストベークユニット(PO
BAKE)78,79,80および熱的処理ユニットブ
ロック(TB)38のポストベークユニット(POBA
KE)81,83,84のいずれかに搬送されてポスト
ベーク処理され、その後熱的処理ユニットブロック(T
B)38のパス・クーリングユニット(PASS・CO
L)82に搬送されて所定温度に冷却された後、カセッ
トステーション1の搬送装置11によって、カセットス
テーション1に配置されている所定のカセットCに収容
される。
【0040】以上のように、スクラブ洗浄処理ユニット
(SCR)21、レジスト処理ユニット23、および現
像処理ユニット(DEV)24をその中で基板Gが略水
平に搬送されつつ所定の液処理が行われるように構成
し、これらを処理の順に、基板Gの搬送ラインが2列と
なるように配置し、基板Gをこの平行な2列の搬送ライ
ンA,Bに沿って流しながら一連の処理を行うようにし
たので高スループットを維持することができるととも
に、従来のような複数の処理ユニットの間を走行する大
がかりな中央搬送装置およびそれが走行する中央搬送路
が基本的に不要となり、その分省スペース化を図ること
ができ、フットプリントを小さくすることができる。ま
た、スクラブ洗浄処理ユニット(SCR)21および現
像処理ユニット(DEV)24では、基板Gを回転させ
ずに水平方向に搬送しながら処理を行ういわゆる平流し
方式であるので、従来基板Gを回転させる際に多く発生
していたミストを減少させることが可能となる。
【0041】また、スクラブ洗浄処理ユニット(SC
R)21、レジスト処理ユニット23、および現像処理
ユニット(DEV)24各液処理ユニット毎に、その後
の熱的処理を行う複数の熱的処理ユニットを集約して第
1から第3の熱処理ユニットセクション26,27,2
8を設け、しかもこれらを熱的処理ユニットを複数段積
層した熱的処理ユニットブロック(TB)で構成したの
で、その分さらにフットプリントを小さくすることがで
きるとともに、熱的処理を基板Gの搬送を極力少なくし
て基板Gの処理の流れに沿って行うことができるように
なるので、よりスループットを高めることができる。ま
た、各熱的処理ユニットセクションにそれぞれ対応して
各熱的処理ユニットセクション専用の第1から第3の搬
送装置33,36,39を設けたので、このことによっ
てもスループットを高くすることができる。
【0042】以上が基本的な処理パターンであるが、本
実施形態では、処理ステーション2において2列の搬送
ラインA,Bの間に空間部40が設けられており、この
空間部40を往復動可能にシャトル41が設けられてい
るので、上記基本的な処理パターンの他に種々のパター
ンの処理を行うことができ、処理の自由度が高い。
【0043】例えば、レジスト処理だけ行いたいという
場合には、以下のような手順により可能である。まず、
シャトル41をカセットステーション1に隣接した位置
まで移動させておき、次いで、搬送装置11によりカセ
ットCの基板Gを一枚取り出してシャトル41上に載置
し、シャトル41を第1の搬送装置33に対応する位置
まで移動させ、第1の搬送装置33によりシャトル41
上の基板Gをアドヒージョン処理ユニット(AD)6
4,68のいずれかに搬送し、基板Gに対してアドヒー
ジョン処理を行った後、基板Gをクーリングユニット
(COL)66または67で冷却し、熱的処理ユニット
ブロック(TB)32のパスユニット(PASS)65
を経てレジスト処理ユニット23へ搬入する。そして、
レジスト処理ユニット23において周縁レジスト除去装
置(ER)23cによるレジスト除去処理が終了し、熱
的処理ユニットブロック(TB)34のパスユニット
(PASS)69に基板Gを搬出し、第2の搬送装置3
6によって基板Gをシャトル41に載置し、カセットス
テーション1へ戻す。なお、アドヒージョン処理を行わ
ない場合には、シャトル41から基板Gを受け取った第
1の搬送装置33が直接パスユニット(PASS)65
へ基板を搬送する。
【0044】また、現像処理のみを行いたい場合には、
以下のような手順により可能である。まずカセットステ
ーション1から基板Gを受け取ったシャトル41を、第
2の搬送装置36に対応する位置まで移動させ、第2の
搬送装置36によりシャトル41上の基板Gを熱的処理
ユニットブロック(TB)35のパスユニット(PAS
S)73を経て現像処理ユニット(DEV)24へ搬入
する。そして、現像処理およびi線UV照射ユニット
(i−UV)25による脱色処理が終了して基板Gを熱
的処理ユニットブロック(TB)37のパスユニット
(PASS)77に搬出し、第3の搬送装置39によっ
て基板Gをシャトル41に載置し、カセットステーショ
ン1へ戻す。
【0045】なお、シャトル41を使用しないときは、
シャトル41を空間部40の端部に退避させておくこと
により、空間部40をメンテナンススペースとして用い
ることができる。
【0046】このようなシャトル41は、従来の中央搬
送装置とは異なり、被処理基板を保持して移動するだけ
であるから大がかりな機構は不要であり、従来の中央搬
送装置が走行する中央搬送路のような大きな空間は必要
がなく、シャトル41を設けても省スペース効果は維持
される。
【0047】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図7は本発明の第2の実施形態に係るLCDガ
ラス基板のレジスト塗布現像処理装置を示す平面図であ
る。上記第1の実施形態では、基板Gをカセットステー
ション1におけるY方向の一方の端部から処理ステーシ
ョン2に搬入し、他方の端部から搬出しているが、本実
施形態のレジスト塗布現像処理装置100′ではカセッ
トステーション1の中央から基板Gの搬出入を行えるよ
うな処理ステーション2′を備えている。具体的には、
処理ステーション2′は、上記第3の熱的処理ユニット
セクション28に代えて、カセットステーション1のY
方向中央に対応する部分に熱的処理ユニットブロック
(TB)38と同様のユニットが積層された熱的処理ユ
ニットブロック(TB)38′を配置し、搬送ラインB
の終点に熱的処理ユニットブロック(TB)37と同様
のユニットが積層された熱的処理ユニットブロック(T
B)37′を配した第3の熱的処理ユニットセクション
28′を設け、第3の搬送装置39′を空間部40のカ
セットステーション1側端部に設け、基板Gの処理ステ
ーション2′に対する搬入出をいずれも熱的処理ユニッ
トブロック(TB)38′のパス・クーリングユニット
(PASS・COL)を介して第3の搬送装置39′に
より行うようにしたものである。なお、基板Gの搬入出
の形態が第1の実施形態とは異なっている関係上、本実
施形態では、搬入口が第3の搬送装置39′に対応して
空間部40側に設けられたスクラブ洗浄処理ユニット
(SCR)21′およびキシマUV照射ユニット(e−
UV)22′が第1の実施形態と同様に積層して設けら
れている。また、i線UV照射ユニット(i−UV)2
5から熱的処理ユニットブロック(TB)37′までの
基板Gの搬送は、例えばコロ搬送によって行われる。
【0048】本実施形態においても基本的に第1の実施
形態と同様のフローで処理が行われる。このとき、第3
の搬送装置39′は基板Gの受け渡し時に必ず90度回
転するため、第3の搬送装置39′から例えばスクラブ
洗浄処理ユニット(SCR)21に搬入した時点では基
板Gの向きが90度ずれてしまう。これを防止するため
に、熱的処理ユニットブロック(TB)38′のパス・
クーリングユニット(PASS・COL)に回転機構を
設けておく。
【0049】本実施形態においては、カセットステーシ
ョン1の中央から基板の搬入出が行えるので、カセット
ステーションとして、図示したような構造ではなく、例
えば搬送装置がY方向に移動できないタイプのものが指
定されたとしても対応可能であり、汎用性の高いものと
なる。
【0050】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図8は本発明の第3の実施形態に係るLCDガ
ラス基板のレジスト塗布現像処理装置を示す平面図であ
る。本実施形態のレジスト塗布現像処理装置100″で
は、第1および第2の実施形態のシャトル41とは異な
る形態のシャトル41′を有し、かつ空間部40のカセ
ットステーション1側端部に、カセットステーション1
の搬送装置11とシャトル41′との間の基板Gの受け
渡しを行う受渡機構110を有している。他は第1の実
施形態と同様に構成されている。
【0051】シャトル41′は、図9に示すように、ベ
ース部材121と、ベース部材121の表面の四隅近傍
に設けられ、基板Gを支持する4本の支持ピン122
と、連結部123を有しており、連結部123が空間部
40内をX方向に延びるガイドレール124にスライド
可能に連結されている。ベース部材121の中央は円形
にくり抜かれたくり抜き部125が形成されている。一
方、受渡機構110は、図10に示すように、基板Gを
支持するための支持部131と、支持部131を昇降可
能なシリンダ132と、シリンダ132を回転させるこ
とにより支持部131に支持された基板Gを回転させる
回転機構133とを有している。そして、支持部131
は、シリンダ132のピストン134の上端に取り付け
られた十字状部材135と、十字状部材135の4つの
端部から上方に突出した基板Gを支持する4つの支持ピ
ン136とを有する。
【0052】搬送装置11からシャトル41′へ基板G
を渡す際には、図10に示すように、シャトル41′
を、そのくり抜き部125が受渡機構110の支持ピン
136に対応するようにする。具体的には図11の
(a)〜(c)に示すようにして受け渡しを行う。ま
ず、(a)に示すように、シャトル41′を受渡機構1
10に対応する位置まで移動させ、その状態で、(b)
に示すように、シリンダ132により支持ピン136が
くり抜き部125を通って上方へ突出するように支持部
131を上昇させる。そして、搬送装置11から支持部
131上に基板Gを受け渡し、この状態で回転機構13
3によりシリンダ132を回転させて基板Gを90°回
転させる。次いでシリンダ132により支持部131を
下降させ、これにより基板Gは、(c)に示すように、
ベース部材121に設けられた支持ピン122上に載置
される。
【0053】シャトル41′から第1〜第3の搬送装置
33,36,39へ基板Gを受け渡す場合には、各搬送
装置のアームを基板Gとベース部材121との間のスペ
ースに挿入してからアームを持ち上げることにより実現
され、これら搬送装置からシャトル41′へ基板Gを受
け渡す場合には、ベース部材121上へ基板Gが位置し
た際に、アームを下降させることにより基板Gを支持ピ
ン122上に載置させる。
【0054】このように受渡機構110を介在させるこ
とにより、搬送装置11からシャトル41′へ基板Gを
受け渡した際の基板Gの向きを調整することができる。
つまり、搬送装置11は基板Gの長手方向をX方向にし
て基板Gを保持するから、単に搬送装置11からシャト
ル41′に基板Gを受け渡した場合にはシャトル41′
上では基板Gの長手方向がX方向になっている。この状
態でシャトル41′から第1〜第3の搬送装置33,3
6,39のいずれかへ基板Gを受け渡すと、これら搬送
装置から各処理ユニットへ基板Gが搬送された際に、基
板Gの向きが90°ずれてしまう。これに対し、受渡機
構110で基板Gを90°回転させることにより、この
ような不都合が解消される。このように受渡機構110
を設けることにより、各搬送装置毎に基板Gを回転させ
る機構を設けることなく基板Gを所定の向きにして搬送
することができる。
【0055】また、本実施形態では、シャトル41′に
ピン駆動部が存在しないので、その軽量化を図ることが
でき、駆動機構への負担を軽くすることができる。ま
た、シャトル41′にシリンダが存在しないので、移動
するシャトル41′に対するエア配管が不要となる。
【0056】次に、シャトルの他の例について説明す
る。この例のシャトル41″は、図12に示すように、
基板Gを支持するベース部材141と、ベース部材14
1に対して着脱自在に設けられ、ベース部材141の上
方の空間を覆うカバー部材142とを有している。基板
Gの搬送時には、図12の(a)に示すように、このカ
バー部材142により基板Gが密閉空間に存在すること
となる。カバー部材142の側壁はベース部材141の
周囲を囲むようになっており、ベース部材141とカバ
ー部材142とは図示しないロック機構により(a)の
状態でロックされるようになっている。各搬送装置とシ
ャトル41″との間の基板Gの受け渡しに際しては、ロ
ック機構を外した状態で、図12の(b)に示すよう
に、シャトル41″の受け渡しポジションに設けられた
複数、例えば4本のシリンダ143(2本のみ図示)に
より、カバー部材142を上昇させる。このように、カ
バー部材142によりベース部材141上の基板G存在
領域を密閉空間とするので、シャトル41″による基板
Gの搬送時に基板Gにパーティクル等が付着することを
防止することができる。また、シャトル41″にはカバ
ー部材142開閉用のシリンダが設けられていないの
で、エア配管の煩雑さを回避することができる。
【0057】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず本発明の思想の範囲内で種々の変形が可能である。例
えば、装置レイアウトはあくまでも例示であり、これに
限るものではない。また、シャトルの構造も上記構造に
限るものではなく、例えば上記実施形態におけるレジス
ト処理ユニット23に用いたサブアーム56と同様の構
造のものであってもよい。また、シャトルに複数枚の基
板を保持するようにしてもよい。処理に関しても上記の
ようにレジスト塗布現像処理装置による処理に限られる
ものではなく、液処理と熱的処理を行う他の装置に適用
することも可能である。さらに被処理基板としてLCD
基板を用いた場合について示したが、これに限らずカラ
ーフィルター等の他の被処理基板の処理の場合にも適用
可能であることはいうまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液処理を行う複数の液処理ユニットをその中で被処理基
板が略水平に搬送されつつ所定の液処理が行われるよう
に構成し、これらを処理の順に、被処理基板の搬送ライ
ンが平行な2列となるように配置し、被処理基板を搬送
ラインに沿って流しながら一連の処理を行うようにした
ので、高スループットを維持することができるととも
に、従来のような複数の処理ユニットの間を走行する大
がかりな中央搬送装置およびそれが走行する中央搬送路
が基本的に不要となり、その分省スペース化を図ること
ができフットプリントを小さくすることができる。ま
た、2列の搬送ラインの間の空間を移動可能に設けら
れ、前記搬送ラインとの間で基板が受け渡され保持され
る基板保持部材を設けたので、通常の処理の他に種々の
パターンの処理を行うことができ、処理の自由度が高
い。
【0059】また、上述のように、前記複数の熱的処理
ユニットが、前記各熱処理に対応するもの毎に集約され
た複数の熱的処理ユニットセクションを構成するように
することにより、よりフットプリントを小さくすること
ができ、しかも熱的処理も被処理基板の処理の流れに沿
って行うことができるようになるので、よりスループッ
トを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るLCDガラス基
板のレジスト塗布現像処理装置を示す平面図。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るLCD基板のレ
ジスト塗布現像処理装置のレジスト処理ユニットの内部
を示す平面図。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るLCD基板のレ
ジスト塗布現像処理装置の第1の熱的処理ユニットセク
ションを示す側面図。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るLCD基板のレ
ジスト塗布現像処理装置の第2の熱的処理ユニットセク
ションを示す側面図。
【図5】本発明の第1の実施形態に係るLCD基板のレ
ジスト塗布現像処理装置の第3の熱的処理ユニットセク
ションを示す側面図。
【図6】本発明の第1の実施形態に係るLCD基板のレ
ジスト塗布現像処理装置に用いたシャトルの構造を示す
斜視図。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るLCDガラス基
板のレジスト塗布現像処理装置を示す平面図。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るLCDガラス基
板のレジスト塗布現像処理装置を示す平面図。
【図9】本発明の第3の実施形態に係るLCD基板のレ
ジスト塗布現像処理装置に用いたシャトルの構造を示す
斜視図。
【図10】本発明の第3の実施形態に係るLCD基板の
レジスト塗布現像処理装置に用いた受渡機構の構造を示
す斜視図。
【図11】図10の受渡機構を用いて図9のシャトルに
基板を載置する動作を説明するための側面図。
【図12】本発明の第3の実施形態に係るLCD基板の
レジスト塗布現像処理装置に用いたシャトルの構造を示
す断面図。
【符号の説明】
1……カセットステーション 2……処理ステーション 3……インターフェイスステーション 21……スクラブ洗浄処理ユニット(液処理ユニット) 23……レジスト処理ユニット(液処理ユニット) 24……現像処理ユニット(液処理ユニット) 26……第1の熱的処理ユニットセクション 27……第2の熱的処理ユニットセクション 28……第3の熱的処理ユニットセクション 31,32,34,35,37,38……熱的処理ユニ
ットブロック 33……第1の搬送装置 36……第2の搬送装置 39……第3の搬送装置 40……空間 41,41′,41″……シャトル 100,100′,100″……レジスト塗布現像処理
装置(処理装置) G……LCDガラス基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F031 CA05 DA01 FA02 FA07 FA11 FA12 FA15 GA47 GA48 GA49 GA51 GA60 KA02 KA12 LA07 LA08 LA13 LA15 MA02 MA03 MA07 MA23 MA24 MA26 MA27 NA18 PA18 5F046 CD01 CD05 JA04 JA22 KA04 KA07 LA01 LA18

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板に対して複数の液処理を含む
    一連の処理を行う処理装置であって、 被処理基板が略水平に搬送されつつ液処理が行われ、処
    理の順に、搬送ラインが2列になるように配置された複
    数の液処理ユニットと、 前記複数の液処理に付随する熱的処理を行う複数の熱的
    処理ユニットと、 前記2列の搬送ラインの間に設けられた空間部と、 前記空間部を移動可能に設けられ、前記搬送ラインとの
    間で被処理基板が受け渡され、基板を保持して移動させ
    る基板保持・移動部材とを具備することを特徴とする処
    理装置。
  2. 【請求項2】 被処理基板に対して複数の液処理を含む
    一連の処理を行う処理装置であって、 前記一連の処理に対応して各々被処理基板に対して所定
    の処理を施す複数の処理ユニットを備えた処理部と、 処理前の被処理基板および/または処理後の被処理基板
    が収納される収納容器を載置し、前記処理部に対して被
    処理基板を搬入出する搬入出部とを具備し、 前記処理部は、 被処理基板が略水平に搬送されつつ液処理が行われ、処
    理の順に、搬送ラインが2列になるように配置された複
    数の液処理ユニットと、 前記複数の液処理に付随する熱的処理を行う複数の熱的
    処理ユニットと、 前記2列の搬送ラインの間に設けられた空間部と、 前記空間部を移動可能に設けられ、前記搬送ラインとの
    間で被処理基板が受け渡され、基板を保持して移動させ
    る基板保持・移動部材とを有する処理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の熱的処理ユニットは、前記各
    熱的処理に対応するもの毎に集約された複数の熱的処理
    ユニットセクションを構成し、 各熱的処理ユニットセクションに対応して、その中の複
    数の熱的処理ユニットとの間で、および対応する液処理
    ユニットとの間で被処理基板の搬送を行う複数の搬送装
    置を具備することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の処理装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の熱的処理ユニットセクション
    は、それぞれの搬送装置に隣接して設けられた、複数の
    熱的処理ユニットが垂直方向に積層して構成された熱的
    処理ユニットブロックを有することを特徴とする請求項
    3に記載の処理装置。
  5. 【請求項5】 被処理基板に対して洗浄、レジスト塗布
    および露光後の現像を含む一連の処理を行う処理装置で
    あって、 前記一連の処理に対応して各々被処理基板に対して所定
    の処理を施す複数の処理ユニットを備えた処理部と、 処理前の被処理基板および/または処理後の被処理基板
    を収納する収納容器を載置し、前記処理部に対して被処
    理基板を搬入出する搬入出部と、 処理部と露光装置との間の被処理基板の受け渡しを行う
    インターフェイス部とを具備し、 前記処理部は、 被処理基板が略水平に搬送されつつ洗浄液による洗浄処
    理および乾燥処理が行われる洗浄処理ユニットと、 被処理基板が略水平に搬送されつつレジスト液の塗布を
    含むレジスト処理が行われるレジスト処理ユニットと、 被処理基板が略水平に搬送されつつ、現像液塗布、現像
    後の現像液除去、および乾燥処理を行う現像処理ユニッ
    トと、 前記洗浄処理ユニット、前記レジスト処理ユニット、お
    よび前記現像処理ユニットによって構成された、被処理
    基板を搬送する平行な2列の搬送ラインと、 前記各処理ユニットに付随する熱的処理を行う複数の熱
    的処理ユニットと、 前記2列の搬送ラインの間に設けられた空間部と、 前記空間部を移動可能に設けられ、前記搬送ラインとの
    間で被処理基板が受け渡され、基板を保持して移動させ
    る基板保持・移動部材とを有し、 前記2列の搬送ラインのうち一方は、前記搬入出部から
    搬入された被処理基板を前記洗浄処理ユニットおよび前
    記レジスト処理ユニットを経て前記インターフェイス部
    に至り、他方は、前記インターフェイス部から前記現像
    処理ユニットを経て前記搬入出部へ至る処理装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の熱的処理ユニットは、 前記洗浄処理ユニットから搬出された被処理基板に対
    し、所定の熱的処理を行う複数の熱的処理ユニットが集
    約された第1の熱的処理ユニットセクションと、 前記レジスト処理ユニットから搬出された被処理基板に
    対し、所定の熱的処理を行う複数の熱的処理ユニットが
    集約された第2の熱的処理ユニットセクションと、 前記現像処理ユニットから搬出された被処理基板に対
    し、所定の熱的処理を行う複数の熱的処理ユニットが集
    約された第3の熱的処理ユニットセクションとを構成
    し、かつ、 前記洗浄処理ユニットから搬出された被処理基板を前記
    第1の熱的処理ユニットセクションへ搬送するととも
    に、前記第1の熱的処理ユニットセクションからの被処
    理基板を前記レジスト処理ユニットへ搬送する第1の搬
    送装置と、 前記レジスト処理ユニットから搬出された被処理基板を
    前記第2の熱的処理ユニットセクションへ搬送するとと
    もに、前記第2の熱的処理ユニットセクションからの被
    処理基板を前記インターフェイス部へ搬送する第2の搬
    送装置と、 前記現像処理ユニットから搬出された被処理基板を前記
    第3の熱的処理ユニットセクションへ搬送するととも
    に、前記第3の熱的処理ユニットセクションからの被処
    理基板を前記搬入出部へ搬送する第3の搬送装置とをさ
    らに具備することを特徴とする請求項5に記載の処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第1、第2および第3の熱的処理ユ
    ニットセクションは、それぞれ、第1、第2および第3
    の搬送装置に隣接して設けられた、複数の熱的処理ユニ
    ットが垂直方向に積層して構成された熱的処理ユニット
    ブロックを有することを特徴とする請求項6に記載の処
    理装置。
  8. 【請求項8】 前記搬入出部は、前記処理ユニットとの
    間で被処理基板の受け渡しを行う基板搬送機構を有し、
    前記処理部は、前記空間部の前記基板搬送機構に隣接し
    た部分に、前記基板搬送機構と前記基板保持・移動部材
    との間の被処理基板の受け渡しを行う基板受渡機構を有
    し、この基板受渡機構は、被処理基板の向きを変える基
    板回転機構を有していることを特徴とする請求項2から
    請求項7のいずれか1項に記載の処理装置。
  9. 【請求項9】 前記基板受渡機構は、昇降可能な基板支
    持部を有し、前記基板保持・移動部材は、前記基板支持
    部が貫通する穴が形成された、被処理基板を支持するベ
    ース部材を有し、前記基板受渡機構の基板支持部は、前
    記ベース部材の下方から前記穴を貫通してその上方へ突
    出した状態で被処理基板を受け取り、前記基板回転機構
    により被処理基板を回転させ、前記基板支持部を下降さ
    せることにより、前記基板支持部に支持されていた被処
    理基板を前記ベース部材上に載置させることを特徴とす
    る請求項8に記載の処理装置。
  10. 【請求項10】 前記基板保持・移動部材は、その上面
    に被処理基板を支持するベース部材と、前記ベース部材
    に対して着脱自在に設けられ、その上方の空間を覆うカ
    バー部材とを有することを特徴とする請求項1から請求
    項9のいずれか1項に記載の処理装置。
  11. 【請求項11】 前記カバー部材の開閉は、前記基板保
    持・移動部材に対する被処理基板の受け取り/受け渡し
    位置に設けられた開閉機構により行われることを特徴と
    する請求項10に記載の処理装置。
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