JP2002333920A - 作業用移動体の移動制御装置 - Google Patents
作業用移動体の移動制御装置Info
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Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 所定の作業領域を走行し清掃やワックス塗布
等の作業を隈なく行う作業用移動体の移動制御装置であ
って、目標となる壁が無い場所や広い場所においても確
実な走行を行うことができるようにする。 【解決手段】 作業領域の一辺に平行に設けられたガイ
ドに沿って所定の軌道上を走行するガイド用移動体を設
け、作業用移動体には、前記ガイド用移動体に向けて超
音波を発射し、ガイド用移動体に当たって反射した反射
波を受信して、その時間差に基づいてガイド用移動体と
の距離を測定する超音波式距離計と、当該距離計によっ
て測定された距離が一定になるように方向制御する制御
装置とを設けた。
等の作業を隈なく行う作業用移動体の移動制御装置であ
って、目標となる壁が無い場所や広い場所においても確
実な走行を行うことができるようにする。 【解決手段】 作業領域の一辺に平行に設けられたガイ
ドに沿って所定の軌道上を走行するガイド用移動体を設
け、作業用移動体には、前記ガイド用移動体に向けて超
音波を発射し、ガイド用移動体に当たって反射した反射
波を受信して、その時間差に基づいてガイド用移動体と
の距離を測定する超音波式距離計と、当該距離計によっ
て測定された距離が一定になるように方向制御する制御
装置とを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定の作業領域
を走行し清掃やワックス塗布等の作業を隈なく行う自律
走行作業車(作業用移動体)の移動制御装置に関するも
のである。
を走行し清掃やワックス塗布等の作業を隈なく行う自律
走行作業車(作業用移動体)の移動制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】特定の作業を行う移動体が指定された範
囲を隈なく作業するために、前記移動体を所望の間隔を
おいて往復させる制御を行う移動体制御装置として、距
離を計測する距離センサを有し、側方の壁までの距離が
一定となるように方向制御を行いながら壁に平行して走
行させ、作業領域の端に達すると所望の間隔をおいてU
ターンさせて、再び壁に平行に走行させる制御装置が公
知となっている(特開平8−286747号公報参
照)。
囲を隈なく作業するために、前記移動体を所望の間隔を
おいて往復させる制御を行う移動体制御装置として、距
離を計測する距離センサを有し、側方の壁までの距離が
一定となるように方向制御を行いながら壁に平行して走
行させ、作業領域の端に達すると所望の間隔をおいてU
ターンさせて、再び壁に平行に走行させる制御装置が公
知となっている(特開平8−286747号公報参
照)。
【0003】しかしながら、上記公知の装置は、壁まで
の距離を測定することにより、自己位置を計測する方式
であるため、例えばスーパーマーケットやデパートの通
路を作業する場合等、横が商品売場で洋服等種々の商品
が陳列されていて、目標となる壁が存在しない場合は、
直進性が損なわれるため、作業することができないとい
う問題点がある。また、非常に広い体育館等では、壁ま
での距離が超音波距離計の測定範囲外となる場合が生ず
るため、使用困難となる。このような場所で、ジャイロ
センサを用いて直進性を保とうとしても、作業開始時点
での設置角度のずれと、走行中のジャイロセンサの測定
誤差の累積により、目標軌道から外れてしまうので、実
用化は困難である。
の距離を測定することにより、自己位置を計測する方式
であるため、例えばスーパーマーケットやデパートの通
路を作業する場合等、横が商品売場で洋服等種々の商品
が陳列されていて、目標となる壁が存在しない場合は、
直進性が損なわれるため、作業することができないとい
う問題点がある。また、非常に広い体育館等では、壁ま
での距離が超音波距離計の測定範囲外となる場合が生ず
るため、使用困難となる。このような場所で、ジャイロ
センサを用いて直進性を保とうとしても、作業開始時点
での設置角度のずれと、走行中のジャイロセンサの測定
誤差の累積により、目標軌道から外れてしまうので、実
用化は困難である。
【0004】一方、上記のような装置とは異なり、作業
領域の一辺にレーザー投光機を配置し、移動体上にレー
ザー光受信機を設け、移動体をレーザー光線に沿って走
行させる装置も開発されている。この装置では、ジグザ
グ走行の複数の軌道に対し、対応する数だけレーザー投
光機を配置するものと、移動体がUターンするたびに、
レーザー投光機が作業領域の一辺上を移動するものとが
ある。
領域の一辺にレーザー投光機を配置し、移動体上にレー
ザー光受信機を設け、移動体をレーザー光線に沿って走
行させる装置も開発されている。この装置では、ジグザ
グ走行の複数の軌道に対し、対応する数だけレーザー投
光機を配置するものと、移動体がUターンするたびに、
レーザー投光機が作業領域の一辺上を移動するものとが
ある。
【0005】しかしながら、この装置は、スーパーマー
ケットやデパートの通路等を作業対象とする場合、常時
レーザー投光機を設置しておくことは困難であり、作業
前に設置する場合は、光軸調整に時間を要するという問
題点がある。また、レーザー投光機を移動させる構成の
場合は、光軸がずれないように移動させるための精密な
ガイドレールと移動台車が必要となり、設置に多大の時
間を要するとともに、コスト的にも高額となってしまう
という問題点がある。
ケットやデパートの通路等を作業対象とする場合、常時
レーザー投光機を設置しておくことは困難であり、作業
前に設置する場合は、光軸調整に時間を要するという問
題点がある。また、レーザー投光機を移動させる構成の
場合は、光軸がずれないように移動させるための精密な
ガイドレールと移動台車が必要となり、設置に多大の時
間を要するとともに、コスト的にも高額となってしまう
という問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、スー
パーマーケットやデパートの通路を作業する場合等、横
が商品売場で目標となる壁が無い場所においても、ま
た、広い体育館等で壁までの距離が超音波距離計の測定
範囲外となる場合でも、作業領域内部にガイドマークや
ガイド用ワイヤーを設置することなく、しかも、高価で
設置作業に時間のかかる移動式レーザー投光機やレーザ
ー投光機の複数台設置を不要としながら、作業領域内を
隈なくジグザグ走行作業を行うことのできる移動体制御
装置を提供することを課題としている。
パーマーケットやデパートの通路を作業する場合等、横
が商品売場で目標となる壁が無い場所においても、ま
た、広い体育館等で壁までの距離が超音波距離計の測定
範囲外となる場合でも、作業領域内部にガイドマークや
ガイド用ワイヤーを設置することなく、しかも、高価で
設置作業に時間のかかる移動式レーザー投光機やレーザ
ー投光機の複数台設置を不要としながら、作業領域内を
隈なくジグザグ走行作業を行うことのできる移動体制御
装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成とした。すなわち、本発明
に係る作業用移動体の移動制御装置は、所定の作業を行
う作業用移動体が指定された範囲を隈なく作業できるよ
うに、当該移動体を適切な間隔をおいて往復移動させる
制御を行う移動体制御装置であって、作業領域の一辺に
平行に設けられたガイドに沿って所定の軌道上を走行す
るガイド用移動体を設けるとともに、前記作業用移動体
には、前記ガイド用移動体に向けて超音波を発射し、ガ
イド用移動体に当たって反射した反射波を受信して、そ
の時間差に基づいてガイド用移動体との距離を測定する
超音波式距離計と、当該距離計によって測定された距離
が一定になるように方向制御する制御装置とが設けられ
ていることを特徴としている。
め、本発明は次のような構成とした。すなわち、本発明
に係る作業用移動体の移動制御装置は、所定の作業を行
う作業用移動体が指定された範囲を隈なく作業できるよ
うに、当該移動体を適切な間隔をおいて往復移動させる
制御を行う移動体制御装置であって、作業領域の一辺に
平行に設けられたガイドに沿って所定の軌道上を走行す
るガイド用移動体を設けるとともに、前記作業用移動体
には、前記ガイド用移動体に向けて超音波を発射し、ガ
イド用移動体に当たって反射した反射波を受信して、そ
の時間差に基づいてガイド用移動体との距離を測定する
超音波式距離計と、当該距離計によって測定された距離
が一定になるように方向制御する制御装置とが設けられ
ていることを特徴としている。
【0008】前記作業用移動体の制御装置は、作業用移
動体が作業領域の端部に達すると、所定の幅でUターン
させて前回と反対向きに走行させるとともに、該Uター
ンの幅をガイド用移動体との基準距離に加算して当該加
算した距離が一定となるように制御するものとすれば、
ジグザグ移動を正確に行うことができる。また、ガイド
用移動体には、作業用移動体から発せられる距離計測用
超音波信号を受信する受信装置を前後2箇所に設け、該
前後2箇所の受信時刻の差に基づいて作業用移動体との
走行方向上の位置ズレを演算し、作業用移動体と平行に
走行すべく走行速度を制御する走行速度制御装置を設け
ておくと、作業用移動体の移動を確実にガイドすること
ができる。この場合、作業用移動体とガイド用移動体と
の距離を検知する手段を設けておき、該検知手段で検知
された距離情報を加味して位置ズレを求めるようにする
と、より精度の高い制御を行うことができる。
動体が作業領域の端部に達すると、所定の幅でUターン
させて前回と反対向きに走行させるとともに、該Uター
ンの幅をガイド用移動体との基準距離に加算して当該加
算した距離が一定となるように制御するものとすれば、
ジグザグ移動を正確に行うことができる。また、ガイド
用移動体には、作業用移動体から発せられる距離計測用
超音波信号を受信する受信装置を前後2箇所に設け、該
前後2箇所の受信時刻の差に基づいて作業用移動体との
走行方向上の位置ズレを演算し、作業用移動体と平行に
走行すべく走行速度を制御する走行速度制御装置を設け
ておくと、作業用移動体の移動を確実にガイドすること
ができる。この場合、作業用移動体とガイド用移動体と
の距離を検知する手段を設けておき、該検知手段で検知
された距離情報を加味して位置ズレを求めるようにする
と、より精度の高い制御を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に基づい
てより具体的に説明する。図1以下の各図は本発明の実
施形態の一例を表すもので、図1は作業用移動体とコン
トローラの外観図、図2はコントローラの平面図であ
る。図示例の作業用移動体1は、自走しつつ床面の清掃
又はワックス掛けを行う自走式ワックス塗布用移動体で
あり、コントローラ2によって制御される。コントロー
ラ2は作業用移動体1を遠隔操作したり、作業領域や走
行経路を設定するために用いられる。
てより具体的に説明する。図1以下の各図は本発明の実
施形態の一例を表すもので、図1は作業用移動体とコン
トローラの外観図、図2はコントローラの平面図であ
る。図示例の作業用移動体1は、自走しつつ床面の清掃
又はワックス掛けを行う自走式ワックス塗布用移動体で
あり、コントローラ2によって制御される。コントロー
ラ2は作業用移動体1を遠隔操作したり、作業領域や走
行経路を設定するために用いられる。
【0010】図3はこの作業用移動体1の構成を示すも
ので、図4は作業用移動体の制御装置のブロック図であ
る。これらの図に示された作業用移動体1には、超音波
式距離計として、4個の超音波センサ3a,3b,3
c,3dが設けられている。このうち、3a,3bは前
方の障害物までの距離を測定するための前方超音波セン
サ、3cは左側方の障害物までの距離を測定する超音波
センサ、3dは右側方の障害物までの距離を測定する超
音波センサである。これらセンサの他に、作業用移動体
1の向きを測定するためのジャイロセンサ4と、床面に
対してワックス塗布を行う作業装置5と、走行装置6と
を備えている。走行装置6は、左右の車輪6a,6bと
該左右の車輪を回転駆動する走行モータ7a,7bと、
車輪の回転数を計測する走行エンコーダ8a,8bと、
自在キャスタ9とを備えている。
ので、図4は作業用移動体の制御装置のブロック図であ
る。これらの図に示された作業用移動体1には、超音波
式距離計として、4個の超音波センサ3a,3b,3
c,3dが設けられている。このうち、3a,3bは前
方の障害物までの距離を測定するための前方超音波セン
サ、3cは左側方の障害物までの距離を測定する超音波
センサ、3dは右側方の障害物までの距離を測定する超
音波センサである。これらセンサの他に、作業用移動体
1の向きを測定するためのジャイロセンサ4と、床面に
対してワックス塗布を行う作業装置5と、走行装置6と
を備えている。走行装置6は、左右の車輪6a,6bと
該左右の車輪を回転駆動する走行モータ7a,7bと、
車輪の回転数を計測する走行エンコーダ8a,8bと、
自在キャスタ9とを備えている。
【0011】左右の車輪6a,6bは、それぞれ走行モ
ータ7a,7bによって互いに独立に駆動され、走行モ
ータ7a,7bは制御部10により、走行エンコーダ8
a,8bの出力に基づき、回転方向と回転速度が制御さ
れる。左右の車輪が同じ方向に回転すれば前進もしくは
後退を行い、左右の回転スピードの差によりカーブ走行
を行う。左右の車輪を互いに逆向きに回転させると、そ
の場で旋回を行う。さらに、制御部10は、左右走行エ
ンコーダ8a,8bの出力の累積値を計算することによ
り走行距離を計算し、ジャイロセンサ4の出力に基づ
き、作業用移動体1の方向を算出して、作業用移動体の
位置を計算するとともに、停止位置及び方向の制御を行
う。
ータ7a,7bによって互いに独立に駆動され、走行モ
ータ7a,7bは制御部10により、走行エンコーダ8
a,8bの出力に基づき、回転方向と回転速度が制御さ
れる。左右の車輪が同じ方向に回転すれば前進もしくは
後退を行い、左右の回転スピードの差によりカーブ走行
を行う。左右の車輪を互いに逆向きに回転させると、そ
の場で旋回を行う。さらに、制御部10は、左右走行エ
ンコーダ8a,8bの出力の累積値を計算することによ
り走行距離を計算し、ジャイロセンサ4の出力に基づ
き、作業用移動体1の方向を算出して、作業用移動体の
位置を計算するとともに、停止位置及び方向の制御を行
う。
【0012】さらに制御部10は、前方超音波センサ3
a,3bの値を基に前方の障害物を検出し、走行停止や
Uターンなどの走行制御を行う。また、左右超音波セン
サ3c,3dの値を基に、前進もしくは後退時に側方の
障害物までの距離が一定になるように、カーブ走行の制
御を行う壁倣い走行制御を行う。さらに、リモコン受信
部からの入力(前記コントローラ2からの信号)に従
い、前進、後退、カーブ、旋回の各動作の制御を行うと
ともに、領域設定時においては、走行距離や方向の計算
値を基に、作業実行時に必要な作業用パラメータを算出
し、記憶部14に記憶する。作業実行時においては、記
憶部14に記憶された作業用パラメータに基づき、走行
の制御と作業部5の制御を行う。
a,3bの値を基に前方の障害物を検出し、走行停止や
Uターンなどの走行制御を行う。また、左右超音波セン
サ3c,3dの値を基に、前進もしくは後退時に側方の
障害物までの距離が一定になるように、カーブ走行の制
御を行う壁倣い走行制御を行う。さらに、リモコン受信
部からの入力(前記コントローラ2からの信号)に従
い、前進、後退、カーブ、旋回の各動作の制御を行うと
ともに、領域設定時においては、走行距離や方向の計算
値を基に、作業実行時に必要な作業用パラメータを算出
し、記憶部14に記憶する。作業実行時においては、記
憶部14に記憶された作業用パラメータに基づき、走行
の制御と作業部5の制御を行う。
【0013】図5はガイド用移動体20の斜視図、図6
はガイド用移動体20の構成を表す平面図、図7はガイ
ド用移動体20の制御装置のブロック図である。このガ
イド用移動体20は、所定の間隔で前後に配置された一
対の超音波受信機21a,21bと、走行制御用の制御
部22とを備えている。また、走行装置として、走行車
輪23a,23bが設けられ、これら走行車輪23a,
23bはそれぞれ走行モータ24a,24bによって回
転駆動されるとともに、走行エンコーダ25a,25b
によってその回転数が計測される。26a,26bはガ
イド検出器、27は電池、28は電源部である。
はガイド用移動体20の構成を表す平面図、図7はガイ
ド用移動体20の制御装置のブロック図である。このガ
イド用移動体20は、所定の間隔で前後に配置された一
対の超音波受信機21a,21bと、走行制御用の制御
部22とを備えている。また、走行装置として、走行車
輪23a,23bが設けられ、これら走行車輪23a,
23bはそれぞれ走行モータ24a,24bによって回
転駆動されるとともに、走行エンコーダ25a,25b
によってその回転数が計測される。26a,26bはガ
イド検出器、27は電池、28は電源部である。
【0014】つぎに、本発明の移動制御装置による作業
用移動体の走行制御について説明する。図8は作業用移
動体1が指定された範囲内を所定の間隔をおいて往復走
行するいわゆるジグザグ走行の例を表す。同図では、左
側から右側へ所定間隔ずつ横移動しながら走行するが、
右側から左側へ所定間隔ずつ横移動しながら往復走行す
る場合もある。
用移動体の走行制御について説明する。図8は作業用移
動体1が指定された範囲内を所定の間隔をおいて往復走
行するいわゆるジグザグ走行の例を表す。同図では、左
側から右側へ所定間隔ずつ横移動しながら走行するが、
右側から左側へ所定間隔ずつ横移動しながら往復走行す
る場合もある。
【0015】ガイド用移動体20は、作業領域の一辺に
平行に設けられたガイド30(図示例では、床に貼り付
けた金属テープ)に沿った軌道上を往復走行する。この
とき、ガイド用移動体20は、作業用移動体から発信さ
れる距離測定用の超音波パルスを超音波受信機21a,
21bで受信することにより、ガイド用移動体自身が作
業用移動体1より進んでいるか遅れているかを判別し、
進んでいる場合は走行スピードを減少させ、遅れている
場合は走行スピードを増大させて、常に作業用移動体1
の真横にいるように位置を制御する。
平行に設けられたガイド30(図示例では、床に貼り付
けた金属テープ)に沿った軌道上を往復走行する。この
とき、ガイド用移動体20は、作業用移動体から発信さ
れる距離測定用の超音波パルスを超音波受信機21a,
21bで受信することにより、ガイド用移動体自身が作
業用移動体1より進んでいるか遅れているかを判別し、
進んでいる場合は走行スピードを減少させ、遅れている
場合は走行スピードを増大させて、常に作業用移動体1
の真横にいるように位置を制御する。
【0016】図9は、この実施形態におけるガイド用移
動体20のガイド検出方式を示す図である。また、ガイ
ド検出器26a,26bは、金属の接近を検出する近接
センサ(26a−1,26a−2,26a−3,26b
−1,26b−2,26b−3)を3個、ガイドテープ
に直交する方向に並べたものを1組とし、ガイド用移動
体20の前進、後退に対応するため、前後に2組設けて
いる。これら2組のうち、進行方向先頭側のガイドテー
プ検出器を用いて、ガイドテープと自己位置のずれを検
出し、ガイドテープが移動体の中央に来るように走行方
向を制御する。なお、このガイド用移動体20は、床に
設けられたガイド30に沿って走行するよう制御され
る。ガイド30は、この実施形態では薄いステンレス製
テープを床に貼り付けたものであり、近接センサでこれ
を検出するようにしているが、他の構成、例えばカラー
テープを光学センサで検出するものや、レーザー光線を
ガイドとして用いるもの等を採用することができる。
動体20のガイド検出方式を示す図である。また、ガイ
ド検出器26a,26bは、金属の接近を検出する近接
センサ(26a−1,26a−2,26a−3,26b
−1,26b−2,26b−3)を3個、ガイドテープ
に直交する方向に並べたものを1組とし、ガイド用移動
体20の前進、後退に対応するため、前後に2組設けて
いる。これら2組のうち、進行方向先頭側のガイドテー
プ検出器を用いて、ガイドテープと自己位置のずれを検
出し、ガイドテープが移動体の中央に来るように走行方
向を制御する。なお、このガイド用移動体20は、床に
設けられたガイド30に沿って走行するよう制御され
る。ガイド30は、この実施形態では薄いステンレス製
テープを床に貼り付けたものであり、近接センサでこれ
を検出するようにしているが、他の構成、例えばカラー
テープを光学センサで検出するものや、レーザー光線を
ガイドとして用いるもの等を採用することができる。
【0017】上記ガイド検出器26aと26bの構造は
同じであるから、26aについて説明する。ガイド検出
器26aの近接センサ26a−1,26a−2,26a
−3と、床に貼られたガイドテープ30との距離をほぼ
一定に保つため、ガイド検出器の両側に車輪26a−
4,26a−5が設けられ、ガイド検出器26aは車体
に対しヒンジを介して取り付けられ、車輪26a−4.
26a−5が床と密着するようにバネによって所定の力
で押し付けられている。
同じであるから、26aについて説明する。ガイド検出
器26aの近接センサ26a−1,26a−2,26a
−3と、床に貼られたガイドテープ30との距離をほぼ
一定に保つため、ガイド検出器の両側に車輪26a−
4,26a−5が設けられ、ガイド検出器26aは車体
に対しヒンジを介して取り付けられ、車輪26a−4.
26a−5が床と密着するようにバネによって所定の力
で押し付けられている。
【0018】図10はガイド30とガイド検出器26a
の位置関係を表す。同図(a)の場合は、車体が進行方
向に向かって目標軌道より左側に大きく寄りすぎている
場合であり、近接センサ26a−1だけがガイド30の
上にあり、ガイド検出信号を出力している。この場合、
ガイド用移動体20は右方向に大きくカーブする走行制
御を行う。
の位置関係を表す。同図(a)の場合は、車体が進行方
向に向かって目標軌道より左側に大きく寄りすぎている
場合であり、近接センサ26a−1だけがガイド30の
上にあり、ガイド検出信号を出力している。この場合、
ガイド用移動体20は右方向に大きくカーブする走行制
御を行う。
【0019】図10(b)の場合は、車体が進行方向に
向かって目標軌道より左側に少し寄っている場合を表
し、この場合、ガイド用移動体20は、右方向に緩やか
にカーブする走行制御を行う。
向かって目標軌道より左側に少し寄っている場合を表
し、この場合、ガイド用移動体20は、右方向に緩やか
にカーブする走行制御を行う。
【0020】図10(c)の場合は、車体が進行方向に
向かってほぼ目標軌道上にある場合を表し、3個の近接
センサがすべてガイド30の上にあり、ガイド検出信号
を出力している。この場合、ガイド用移動体20は、そ
のまま直進を続けるよう走行制御を行う。
向かってほぼ目標軌道上にある場合を表し、3個の近接
センサがすべてガイド30の上にあり、ガイド検出信号
を出力している。この場合、ガイド用移動体20は、そ
のまま直進を続けるよう走行制御を行う。
【0021】図10(d)の場合は、車体が進行方向に
向かって目標軌道より右側に少し寄っている場合を表
し、近接センサ26a−2と26a−3がガイド30の
上にあり、ガイド検出信号を出力している。この場合、
ガイド用移動体20は、左方向に緩やかにカーブする走
行制御を行う。
向かって目標軌道より右側に少し寄っている場合を表
し、近接センサ26a−2と26a−3がガイド30の
上にあり、ガイド検出信号を出力している。この場合、
ガイド用移動体20は、左方向に緩やかにカーブする走
行制御を行う。
【0022】図10(e)の場合は、車体が進行方向に
向かって目標軌道より右側に大きく寄りすぎている場合
であり、近接センサ26a−3だけがガイド30の上に
あり、ガイド検出信号を出力している。この場合、ガイ
ド用移動体20は左方向に大きくカーブする走行制御を
行う。
向かって目標軌道より右側に大きく寄りすぎている場合
であり、近接センサ26a−3だけがガイド30の上に
あり、ガイド検出信号を出力している。この場合、ガイ
ド用移動体20は左方向に大きくカーブする走行制御を
行う。
【0023】つぎに、図11、図12、図13は、ガイ
ド用移動体20がガイド上を走行しながら、作業用移動
体1の真横に位置を保つようにするための原理を説明す
る図である。これらの図において、作業用移動体1の超
音波距離計(センサ)3cから発信された超音波パルス
は、ある程度の広がりを持ちながらガイド用移動体20
の側壁に到達し、該側壁で反射された反射波が超音波距
離計3cに戻ってくる。作業用移動体1の制御部10
は、超音波距離計3cが超音波パルスを発信してから、
反射波が戻ってくるまでの時間を計測し、ガイド用移動
体との距離を計算する。
ド用移動体20がガイド上を走行しながら、作業用移動
体1の真横に位置を保つようにするための原理を説明す
る図である。これらの図において、作業用移動体1の超
音波距離計(センサ)3cから発信された超音波パルス
は、ある程度の広がりを持ちながらガイド用移動体20
の側壁に到達し、該側壁で反射された反射波が超音波距
離計3cに戻ってくる。作業用移動体1の制御部10
は、超音波距離計3cが超音波パルスを発信してから、
反射波が戻ってくるまでの時間を計測し、ガイド用移動
体との距離を計算する。
【0024】一方、ガイド用移動体20の超音波受信機
21a,21bは、作業用移動体1から発信された超音
波パルスをそれぞれ受信し、どちらか一方の受信機に超
音波パルスが受信されてから、他方の受信機に超音波パ
ルスが受信されるまでの時間差を計測し、その結果を走
行スピードにフィードバックする。
21a,21bは、作業用移動体1から発信された超音
波パルスをそれぞれ受信し、どちらか一方の受信機に超
音波パルスが受信されてから、他方の受信機に超音波パ
ルスが受信されるまでの時間差を計測し、その結果を走
行スピードにフィードバックする。
【0025】図11の場合、作業用移動体1とガイド用
移動体20は、移動方向軸に関してほぼ同じ位置にある
ため、超音波受信機21aと21bはほぼ同時に超音波
パルスを受信するので、両者の受信時刻の差は小さい。
この場合は、ガイド用移動体20の制御部22は、現在
の走行スピードを維持するように制御を行う。
移動体20は、移動方向軸に関してほぼ同じ位置にある
ため、超音波受信機21aと21bはほぼ同時に超音波
パルスを受信するので、両者の受信時刻の差は小さい。
この場合は、ガイド用移動体20の制御部22は、現在
の走行スピードを維持するように制御を行う。
【0026】図12の場合、ガイド用移動体20は、作
業用移動体1に対して移動方向軸に関して進んでいるた
め、超音波受信機21aが先に超音波パルスを受信し、
遅れて21bが受信する。この場合は、ガイド用移動体
20の制御部22は、時間差の大きさに応じて走行スピ
ードを減少させるように制御を行う。
業用移動体1に対して移動方向軸に関して進んでいるた
め、超音波受信機21aが先に超音波パルスを受信し、
遅れて21bが受信する。この場合は、ガイド用移動体
20の制御部22は、時間差の大きさに応じて走行スピ
ードを減少させるように制御を行う。
【0027】図13の場合、ガイド用移動体20は、作
業用移動体1に対して移動方向軸に関して遅れているた
め、超音波受信機21bが先に超音波パルスを受信し、
遅れて21aが受信する。この場合は、ガイド用移動体
20の制御部22は、時間差の大きさに応じて走行スピ
ードを増大させるように制御を行う。
業用移動体1に対して移動方向軸に関して遅れているた
め、超音波受信機21bが先に超音波パルスを受信し、
遅れて21aが受信する。この場合は、ガイド用移動体
20の制御部22は、時間差の大きさに応じて走行スピ
ードを増大させるように制御を行う。
【0028】このようにして、ガイド用移動体20は、
常に作業用移動体1の真横に位置するように走行スピー
ドを制御しながらガイドテープ上を走行するので、ガイ
ド用移動体20は、作業用移動体1が直進制御を行うた
めの側方目標物として機能することが可能となるのであ
る。なお、ガイド用移動体20が走行範囲の一方の端部
に達した場合は、作業用移動体1も作業領域における同
じ側の端部に達しており、そこで作業用移動体1は上記
のようにUターンし、ガイド用移動体20は走行方向が
逆向きに反転するよう制御される。この場合、ガイド用
移動体20の超音波受信機は、21bが前側となり、2
1aが後側となる。
常に作業用移動体1の真横に位置するように走行スピー
ドを制御しながらガイドテープ上を走行するので、ガイ
ド用移動体20は、作業用移動体1が直進制御を行うた
めの側方目標物として機能することが可能となるのであ
る。なお、ガイド用移動体20が走行範囲の一方の端部
に達した場合は、作業用移動体1も作業領域における同
じ側の端部に達しており、そこで作業用移動体1は上記
のようにUターンし、ガイド用移動体20は走行方向が
逆向きに反転するよう制御される。この場合、ガイド用
移動体20の超音波受信機は、21bが前側となり、2
1aが後側となる。
【0029】図14は、上記ガイド用移動体20の走行
スピード制御プログラムのフローチャートである。これ
について説明すれば、以下の通りである。 #1:超音波受信機21aが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#10へ、受信して
いなければ#2へ。 #2:超音波受信機21bが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#3へ、受信してい
なければ#1へ戻る。 #3:21aと21bの受信時間差をカウントする変数
Tをクリアーする。 #4:超音波受信機21aが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#8へ、受信してい
なければ#5へ。 #5:100μsec時間待ちを行う。 #6:Tに1を加える。 #7:Tが10を越えたか(1msecを越えたか)ど
うかを判別する。越えていればタイムオーバーで#1に
戻る。越えていなければ#4へ戻る。 #8:移動体の進行方向が21b側であれば#9へ。2
1a側であれば#16へ。 #9:目標速度Stを(5・T)%増やして#1へ戻
る。 #10:21aと21bの受信時間差をカウントする変
数Tをクリアーする。 #11:超音波受信機21bが超音波パルスを受信した
かどうかを判別する。受信していれば#15へ。受信し
ていなければ12へ。 #12:100μsec時間待ちを行う。 #13:Tに1を加える。 #14:Tが10を越えたか(1msecを越えたか)
どうかを判別する。越えていればタイムオーバーで#1
へ戻る。越えていなければ#4へ戻る。 #15:移動体の進行方向が21a側であれば#9へ。
21b側であれば#16へ。 #16:目標速度Stを(5・T)%減らして#1へ戻
る。
スピード制御プログラムのフローチャートである。これ
について説明すれば、以下の通りである。 #1:超音波受信機21aが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#10へ、受信して
いなければ#2へ。 #2:超音波受信機21bが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#3へ、受信してい
なければ#1へ戻る。 #3:21aと21bの受信時間差をカウントする変数
Tをクリアーする。 #4:超音波受信機21aが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#8へ、受信してい
なければ#5へ。 #5:100μsec時間待ちを行う。 #6:Tに1を加える。 #7:Tが10を越えたか(1msecを越えたか)ど
うかを判別する。越えていればタイムオーバーで#1に
戻る。越えていなければ#4へ戻る。 #8:移動体の進行方向が21b側であれば#9へ。2
1a側であれば#16へ。 #9:目標速度Stを(5・T)%増やして#1へ戻
る。 #10:21aと21bの受信時間差をカウントする変
数Tをクリアーする。 #11:超音波受信機21bが超音波パルスを受信した
かどうかを判別する。受信していれば#15へ。受信し
ていなければ12へ。 #12:100μsec時間待ちを行う。 #13:Tに1を加える。 #14:Tが10を越えたか(1msecを越えたか)
どうかを判別する。越えていればタイムオーバーで#1
へ戻る。越えていなければ#4へ戻る。 #15:移動体の進行方向が21a側であれば#9へ。
21b側であれば#16へ。 #16:目標速度Stを(5・T)%減らして#1へ戻
る。
【0030】つぎに、図15、図16は上記と異なる実
施形態を表すもので、この第2実施形態では、ガイド用
移動体20に作業用移動体1との間の距離を検知させる
手段が設けられている。これは以下の理由による。
施形態を表すもので、この第2実施形態では、ガイド用
移動体20に作業用移動体1との間の距離を検知させる
手段が設けられている。これは以下の理由による。
【0031】上記実施形態における超音波受信機21a
と21bとの受信時間差は、ガイド用移動体20と作業
用移動体1の間の走行方向に平行な軸上の距離のみなら
ず、走行方向に垂直な軸上の距離によっても変化する。
すなわち、走行方向に垂直な軸上の距離が大きくなるほ
ど(図8の例で言えば、作業が進んで作業用移動体1が
右の方へ進むほど)時間差は小さくなる。上記第1の実
施形態では、ガイド用移動体20は、作業用移動体との
距離を検知する手段が無いため、走行スピードの制御
は、超音波受信機21aと21bとの受信時間差のみで
行われる結果、作業用移動体1がガイド用移動体20か
ら走行方向と垂直な方向に離れるほど走行スピード制御
量が小さくなり、応答が遅くなるという問題点がある。
この実施形態では、この問題点を解決するため、ガイド
用移動体20に、作業用移動体1との距離を検知する手
段を追加した。
と21bとの受信時間差は、ガイド用移動体20と作業
用移動体1の間の走行方向に平行な軸上の距離のみなら
ず、走行方向に垂直な軸上の距離によっても変化する。
すなわち、走行方向に垂直な軸上の距離が大きくなるほ
ど(図8の例で言えば、作業が進んで作業用移動体1が
右の方へ進むほど)時間差は小さくなる。上記第1の実
施形態では、ガイド用移動体20は、作業用移動体との
距離を検知する手段が無いため、走行スピードの制御
は、超音波受信機21aと21bとの受信時間差のみで
行われる結果、作業用移動体1がガイド用移動体20か
ら走行方向と垂直な方向に離れるほど走行スピード制御
量が小さくなり、応答が遅くなるという問題点がある。
この実施形態では、この問題点を解決するため、ガイド
用移動体20に、作業用移動体1との距離を検知する手
段を追加した。
【0032】すなわち、図15、図16は、本実施形態
における作業用移動体1を表し、この作業用移動体1に
は、超音波発信開始信号発信機15a、15bを設けて
いる。超音波発信開始信号発信機15a、15bは、本
実施形態では赤外LEDで構成されており、制御部10
によって発光の制御が行われる。超音波発信開始信号発
信機15aは、超音波センサ3cから超音波パルスが発
信されると同時に赤外光パルスを発射する。同様に、超
音波発信開始信号発信機15bは、超音波センサ3dか
ら超音波パルスが発信されると同時に赤外光パルスを発
射する。
における作業用移動体1を表し、この作業用移動体1に
は、超音波発信開始信号発信機15a、15bを設けて
いる。超音波発信開始信号発信機15a、15bは、本
実施形態では赤外LEDで構成されており、制御部10
によって発光の制御が行われる。超音波発信開始信号発
信機15aは、超音波センサ3cから超音波パルスが発
信されると同時に赤外光パルスを発射する。同様に、超
音波発信開始信号発信機15bは、超音波センサ3dか
ら超音波パルスが発信されると同時に赤外光パルスを発
射する。
【0033】図17、図18は、本実施形態におけるガ
イド用移動体20の構成を表す。このガイド用移動体2
0は、上記実施形態におけるガイド用移動体20の構成
に加えて、赤外光検出器29を備えている。赤外光検出
器29は、作業用移動体1の超音波発信開始信号発信機
15a、15bから発射された赤外光パルスを受光する
と、赤外光検出信号を制御部22へ出力する。制御部2
2は、赤外光検出信号を受信すると、超音波パルス検出
ルーチンを開始する。制御部22は、赤外光検出信号を
受信してから、超音波受信機21a、21bが超音波パ
ルスを受信するまでの時間を計測し、その時間を基に、
ガイド用移動体20と作業用移動体1との距離を計算す
る。
イド用移動体20の構成を表す。このガイド用移動体2
0は、上記実施形態におけるガイド用移動体20の構成
に加えて、赤外光検出器29を備えている。赤外光検出
器29は、作業用移動体1の超音波発信開始信号発信機
15a、15bから発射された赤外光パルスを受光する
と、赤外光検出信号を制御部22へ出力する。制御部2
2は、赤外光検出信号を受信すると、超音波パルス検出
ルーチンを開始する。制御部22は、赤外光検出信号を
受信してから、超音波受信機21a、21bが超音波パ
ルスを受信するまでの時間を計測し、その時間を基に、
ガイド用移動体20と作業用移動体1との距離を計算す
る。
【0034】音速をCとし、制御部22が赤外光検出信
号を受信してから、超音波受信機21a、21bが超音
波パルスを受信するまでの時間をそれぞれTa、Tbと
すると、超音波センサ3cもしくは3dと超音波受信機
21aとの距離Da、および超音波発信機3cもしくは
3dと超音波受信機21bとの距離Dbは、次式で求め
られる。 Da=C・Ta (1) Db=C・Tb (2)
号を受信してから、超音波受信機21a、21bが超音
波パルスを受信するまでの時間をそれぞれTa、Tbと
すると、超音波センサ3cもしくは3dと超音波受信機
21aとの距離Da、および超音波発信機3cもしくは
3dと超音波受信機21bとの距離Dbは、次式で求め
られる。 Da=C・Ta (1) Db=C・Tb (2)
【0035】図19は、ガイド用移動体20と作業用移
動体1との位置関係を示す。移動体の進行方向をy軸と
し、進行方向に垂直な方向にx軸をとる。ガイド用移動
体20の超音波受信機21a、21bを結ぶ線分の中点
を原点とする。21aの位置を点A、21bの位置を点
Bとし、21aと21bとの距離を2Lとすれば、 点Aの座標は(0,L) 点Bの座標は(0,−L)
動体1との位置関係を示す。移動体の進行方向をy軸と
し、進行方向に垂直な方向にx軸をとる。ガイド用移動
体20の超音波受信機21a、21bを結ぶ線分の中点
を原点とする。21aの位置を点A、21bの位置を点
Bとし、21aと21bとの距離を2Lとすれば、 点Aの座標は(0,L) 点Bの座標は(0,−L)
【0036】作業用移動体1の超音波センサの位置を点
P(x,y)とすると、点Aと点Pの距離Da、および
点Bと点Pの距離Dbは(1)式、(2)式によって求
められ、次式が成り立つ。 x2 +(y−L)2 =Da2 (3) x2 +(y+L)2 =Db2 (4)
P(x,y)とすると、点Aと点Pの距離Da、および
点Bと点Pの距離Dbは(1)式、(2)式によって求
められ、次式が成り立つ。 x2 +(y−L)2 =Da2 (3) x2 +(y+L)2 =Db2 (4)
【0037】したがって、(3)式、(4)式より求め
られる下記の(5)式によって、ガイド用移動体20と
作業用移動体1との走行方向の位置ズレ量yを求めるこ
とができる。 y=(Db2 −Da2 )/(4・L) (5)
られる下記の(5)式によって、ガイド用移動体20と
作業用移動体1との走行方向の位置ズレ量yを求めるこ
とができる。 y=(Db2 −Da2 )/(4・L) (5)
【0038】このyの値に基づいて、ガイド用移動体2
0の走行スピードを制御することにより、作業用移動体
1との距離変化に左右されることなく、安定して作業用
移動体1に追従して行くことができるのである。
0の走行スピードを制御することにより、作業用移動体
1との距離変化に左右されることなく、安定して作業用
移動体1に追従して行くことができるのである。
【0039】図20は、ガイド用移動体20の走行スピ
ード制御プログラムを表すフローチャートであり、その
内容は次の通りである。 #1:赤外光検出器からの赤外光検出信号を受信するま
で待つ。受信したら、#2へ。 #2:赤外光検出信号を受信してから、21aと21b
のそれぞれが超音波パルスを受信するまでの時間をカウ
ントする変数Ta,Tbをクリアーする。 #3:超音波受信機21aが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#15へ、受信して
いなければ#4へ。 #4:超音波受信機21bが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#7へ、受信してい
なければ#5へ。 #5:100μsec時間待ちを行う。 #6:21a,21bともにまだ受信していないので、
TaとTbに1を加える。 #7:Taが10を越えたか(1msecを越えたか)
どうかを判別する。越えていればタイムオーバーで#1
に戻る。越えていなければ#3へ戻る。 #8:超音波受信機21aが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#9へ。受信してい
なければ#13へ。 #9:Ta,Tbともに測定を完了したので、(1)
式、(2)式を用いて距離Da,Dbを計算する。 #10:Da,Dbの値を基に(5)式を用いてガイド
用移動体20と作業用移動体1との走行方向の位置ズレ
量yを計算する。 #11:作業用移動体の進行方向が21b側であれば#
12へ。21a側であれば#20へ。 #12:目標速度Stを(10・y/L)%増やして#
1へ戻る。 #13:100μsec時間待ちを行う。 #14:Taに1を加える。 #15:Taが10を越えたかどうかを判別する。越え
ていればタイムオーバーで#1へ戻る。越えていなけれ
ば#8へ戻る。 #16:超音波受信機21bが超音波パルスを受信した
かどうかを判別する。受信していれば#17へ。受信し
ていなければ#21へ。 #17:Ta,Tbともに測定を完了したので、(1)
式、(2)式を用いて距離Da,Dbを計算する。 #18:Da,Dbの値を基に(5)式を用いてガイド
用移動体20と作業用移動体1との走行方向の位置ズレ
量yを計算する。 #19:作業用移動体の進行方向が21a側であれば#
12へ。21b側であれば#20へ。 #20:目標速度Stを(10・y/L)%減らして#
1へ戻る。 #21:100μsec時間待ちを行う。 #22:Tbに1を加える。 #23:Tbが10を越えたかどうかを判別する。越え
ていればタイムオーバーで#1へ戻る。越えていなけれ
ば#16へ戻る。
ード制御プログラムを表すフローチャートであり、その
内容は次の通りである。 #1:赤外光検出器からの赤外光検出信号を受信するま
で待つ。受信したら、#2へ。 #2:赤外光検出信号を受信してから、21aと21b
のそれぞれが超音波パルスを受信するまでの時間をカウ
ントする変数Ta,Tbをクリアーする。 #3:超音波受信機21aが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#15へ、受信して
いなければ#4へ。 #4:超音波受信機21bが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#7へ、受信してい
なければ#5へ。 #5:100μsec時間待ちを行う。 #6:21a,21bともにまだ受信していないので、
TaとTbに1を加える。 #7:Taが10を越えたか(1msecを越えたか)
どうかを判別する。越えていればタイムオーバーで#1
に戻る。越えていなければ#3へ戻る。 #8:超音波受信機21aが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#9へ。受信してい
なければ#13へ。 #9:Ta,Tbともに測定を完了したので、(1)
式、(2)式を用いて距離Da,Dbを計算する。 #10:Da,Dbの値を基に(5)式を用いてガイド
用移動体20と作業用移動体1との走行方向の位置ズレ
量yを計算する。 #11:作業用移動体の進行方向が21b側であれば#
12へ。21a側であれば#20へ。 #12:目標速度Stを(10・y/L)%増やして#
1へ戻る。 #13:100μsec時間待ちを行う。 #14:Taに1を加える。 #15:Taが10を越えたかどうかを判別する。越え
ていればタイムオーバーで#1へ戻る。越えていなけれ
ば#8へ戻る。 #16:超音波受信機21bが超音波パルスを受信した
かどうかを判別する。受信していれば#17へ。受信し
ていなければ#21へ。 #17:Ta,Tbともに測定を完了したので、(1)
式、(2)式を用いて距離Da,Dbを計算する。 #18:Da,Dbの値を基に(5)式を用いてガイド
用移動体20と作業用移動体1との走行方向の位置ズレ
量yを計算する。 #19:作業用移動体の進行方向が21a側であれば#
12へ。21b側であれば#20へ。 #20:目標速度Stを(10・y/L)%減らして#
1へ戻る。 #21:100μsec時間待ちを行う。 #22:Tbに1を加える。 #23:Tbが10を越えたかどうかを判別する。越え
ていればタイムオーバーで#1へ戻る。越えていなけれ
ば#16へ戻る。
【0040】上記第2の実施形態では、作業用移動体1
から作業用移動体側での超音波パルス発信開始時刻か
ら、ガイド用移動体20側での超音波パルス受信時刻ま
での時間を計測することにより、両者の間の距離を計算
したが、ガイド用移動体20が作業用移動体1との距離
を検知する別の方法として、作業用移動体1が超音波セ
ンサ3c、3dを用いて計測しているガイド用移動体2
0との距離測定値Dを、赤外線無線通信か、もしくは電
波による無線通信などの手段を用いてガイド用移動体2
0へ送信し、ガイド用移動体20が、その距離情報Dを
受信し、その距離情報Dと超音波受信機21a、21b
間の受信時刻の差Tとから、ガイド用移動体20と作業
用移動体1の走行方向の位置ズレ量yを求める方法が考
えられる。以下、この第3実施形態について説明する。
から作業用移動体側での超音波パルス発信開始時刻か
ら、ガイド用移動体20側での超音波パルス受信時刻ま
での時間を計測することにより、両者の間の距離を計算
したが、ガイド用移動体20が作業用移動体1との距離
を検知する別の方法として、作業用移動体1が超音波セ
ンサ3c、3dを用いて計測しているガイド用移動体2
0との距離測定値Dを、赤外線無線通信か、もしくは電
波による無線通信などの手段を用いてガイド用移動体2
0へ送信し、ガイド用移動体20が、その距離情報Dを
受信し、その距離情報Dと超音波受信機21a、21b
間の受信時刻の差Tとから、ガイド用移動体20と作業
用移動体1の走行方向の位置ズレ量yを求める方法が考
えられる。以下、この第3実施形態について説明する。
【0041】この計算に用いる計算式は、21aの方が
先に超音波パルスを受信した場合は、(1)式、(2)
式を次の(6)式、(7)式で置き換える。 Da=D (6) Db=D+C・T (7) また、21bの方が先に超音波パルスを受信した場合
は、(1)式、(2)式を次の(7)式、(8)式で置
き換える。 Da=D+C・T (8) Db=D (9)
先に超音波パルスを受信した場合は、(1)式、(2)
式を次の(6)式、(7)式で置き換える。 Da=D (6) Db=D+C・T (7) また、21bの方が先に超音波パルスを受信した場合
は、(1)式、(2)式を次の(7)式、(8)式で置
き換える。 Da=D+C・T (8) Db=D (9)
【0042】そして、(5)式を用いてyを計算する。
(6)式、(7)式は、DaもしくはDbをDで近似し
て用いるものであり、精度的には上記第2実施形態の方
が良いが、すでにガイド用移動体20と作業用移動体1
との間に何らかの通信手段が存在する場合には、新たに
超音波発信開始信号発信機や受信機を設ける必要がな
く、コストダウンを図ることができるという利点があ
る。
(6)式、(7)式は、DaもしくはDbをDで近似し
て用いるものであり、精度的には上記第2実施形態の方
が良いが、すでにガイド用移動体20と作業用移動体1
との間に何らかの通信手段が存在する場合には、新たに
超音波発信開始信号発信機や受信機を設ける必要がな
く、コストダウンを図ることができるという利点があ
る。
【0043】本実施形態では、上記第2実施形態におけ
る15a、15bを作業用移動体1の無線通信手段に、
また第2実施形態における29をガイド用移動体20の
無線通信手段に置き換える。
る15a、15bを作業用移動体1の無線通信手段に、
また第2実施形態における29をガイド用移動体20の
無線通信手段に置き換える。
【0044】図21は、ガイド用移動体20の走行スピ
ード制御プログラムのフローチャートである。 #1:超音波受信機21aが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#13へ。受信して
いなければ#2へ。 #2:超音波受信機21bが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#3へ。受信してい
なければ#1へ戻る。 #3:21aと21bの受信時間差をカウントする変数
Tをクリアーする。 #4:超音波受信機21aが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#5へ、受信してい
なければ#10へ。 #5:作業用移動体1から距離データDを受信する。 #6:(8)式、(9)式を用いて距離Da、Dbを計
算する。 #7:Da、Dbの値を基に、(5)式を用いてガイド
用移動体20と作業用移動体1の走行方向の位置ズレ量
yを計算する。 #8:移動体の進行方向が21b側であれば#9へ。2
1a側であれば#19へ。 #9:目標速度Stを(10・y/L)%増やして#1
へ戻る。 #10:100μsec時間待ちを行う。 #11:Tに1を加える。 #12:Tが10を越えたかどうかを判別する。越えて
いればタイムオーバーで#1に戻る。越えていなければ
#4へ戻る。 #13:21aと21bの受信時間差をカウントする変
数Tをクリアーする。 #14:超音波受信機21bが超音波パルスを受信した
かどうかを判別する。受信していれば#15へ。受信し
ていなければ#20へ。 #15:作業用移動体1から距離データDを受信する。 #16:(6)式、(7)式を用いて距離Da,Dbを
計算する。 #17:Da,Dbの値を基に(5)式を用いてガイド
用移動体20と作業用移動体1との走行方向の位置ズレ
量yを計算する。 #18:作業用移動体の進行方向が21a側であれば#
9へ。21b側であれば#19へ。 #19:目標速度Stを(10・y/L)%減らして#
1へ戻る。 #20:100μsec時間待ちを行う。 #21:Tに1を加える。 #22:Tが10を越えたかどうかを判別する。越えて
いればタイムオーバーで#1へ戻る。越えていなければ
#14へ戻る。
ード制御プログラムのフローチャートである。 #1:超音波受信機21aが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#13へ。受信して
いなければ#2へ。 #2:超音波受信機21bが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#3へ。受信してい
なければ#1へ戻る。 #3:21aと21bの受信時間差をカウントする変数
Tをクリアーする。 #4:超音波受信機21aが超音波パルスを受信したか
どうかを判別する。受信していれば#5へ、受信してい
なければ#10へ。 #5:作業用移動体1から距離データDを受信する。 #6:(8)式、(9)式を用いて距離Da、Dbを計
算する。 #7:Da、Dbの値を基に、(5)式を用いてガイド
用移動体20と作業用移動体1の走行方向の位置ズレ量
yを計算する。 #8:移動体の進行方向が21b側であれば#9へ。2
1a側であれば#19へ。 #9:目標速度Stを(10・y/L)%増やして#1
へ戻る。 #10:100μsec時間待ちを行う。 #11:Tに1を加える。 #12:Tが10を越えたかどうかを判別する。越えて
いればタイムオーバーで#1に戻る。越えていなければ
#4へ戻る。 #13:21aと21bの受信時間差をカウントする変
数Tをクリアーする。 #14:超音波受信機21bが超音波パルスを受信した
かどうかを判別する。受信していれば#15へ。受信し
ていなければ#20へ。 #15:作業用移動体1から距離データDを受信する。 #16:(6)式、(7)式を用いて距離Da,Dbを
計算する。 #17:Da,Dbの値を基に(5)式を用いてガイド
用移動体20と作業用移動体1との走行方向の位置ズレ
量yを計算する。 #18:作業用移動体の進行方向が21a側であれば#
9へ。21b側であれば#19へ。 #19:目標速度Stを(10・y/L)%減らして#
1へ戻る。 #20:100μsec時間待ちを行う。 #21:Tに1を加える。 #22:Tが10を越えたかどうかを判別する。越えて
いればタイムオーバーで#1へ戻る。越えていなければ
#14へ戻る。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる移動体制御装置は、所定のマークに沿って移動
するガイド用移動体を基準として作業用移動体の移動を
制御するので、スーパーマーケットやデパートの通路を
作業する場合等、横が商品売場で目標となる壁が無い場
所においても、また、広い体育館等で壁までの距離が超
音波距離計の測定範囲外となる場合でも、作業領域内部
にガイドマーク、ガイド用ワイヤー等のガイドや高価で
設置作業に時間のかかる移動式レーザー投光機、レーザ
ー投光機等を設置することなく、作業領域内を隈なくジ
グザグ走行作業を行うことが可能となった。
にかかる移動体制御装置は、所定のマークに沿って移動
するガイド用移動体を基準として作業用移動体の移動を
制御するので、スーパーマーケットやデパートの通路を
作業する場合等、横が商品売場で目標となる壁が無い場
所においても、また、広い体育館等で壁までの距離が超
音波距離計の測定範囲外となる場合でも、作業領域内部
にガイドマーク、ガイド用ワイヤー等のガイドや高価で
設置作業に時間のかかる移動式レーザー投光機、レーザ
ー投光機等を設置することなく、作業領域内を隈なくジ
グザグ走行作業を行うことが可能となった。
【図1】作業用移動体の外観図である。
【図2】コントローラの平面図である。
【図3】作業用移動体の構成を表す平面図である。
【図4】作業用移動体の制御系のブロック図である。
【図5】ガイド用移動体の外観図である。
【図6】ガイド用移動体の構成を表す平面図である。
【図7】ガイド用移動体の制御系のブロック図である。
【図8】走行方法の説明図である。
【図9】ガイド用移動体の方向制御装置の説明図であ
る。
る。
【図10】ガイド用移動体の方向制御方法の説明図であ
る。
る。
【図11】ガイド用移動体の走行スピード制御方法の説
明図である。
明図である。
【図12】ガイド用移動体の走行スピード制御方法の説
明図である。
明図である。
【図13】ガイド用移動体の走行スピード制御方法の説
明図である。
明図である。
【図14】ガイド用移動体のスピード制御プログラムの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図15】上記と異なる第2実施形態の作業用移動体の
構成を表す平面図である。
構成を表す平面図である。
【図16】その作業用移動体の制御系のブロック図であ
る。
る。
【図17】上記と異なる第3実施形態のガイド用移動体
の構成を表す平面図である。
の構成を表す平面図である。
【図18】そのガイド用移動体の制御系のブロック図で
ある。
ある。
【図19】ガイド用移動体と作業用移動体の位置関係を
表すグラフである。
表すグラフである。
【図20】ガイド用移動体のスピード制御プログラムの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図21】ガイド用移動体のスピード制御プログラムの
フローチャートである。
フローチャートである。
1 作業用移動体 2 コントローラ 3 超音波距離計(超音波センサ) 4 ジャイロセンサ 5 作業装置 6 走行装置 10 制御部 20 ガイド用移動体 21 超音波受信機 30 ガイド
Claims (5)
- 【請求項1】 所定の作業を行う作業用移動体が指定さ
れた範囲を隈なく作業できるように、当該移動体を適切
な間隔をおいて往復移動させる制御を行う移動体制御装
置であって、作業領域の一辺に平行に設けられたガイド
に沿って所定の軌道上を走行するガイド用移動体を設け
るとともに、前記作業用移動体には、前記ガイド用移動
体に向けて超音波を発射し、ガイド用移動体に当たって
反射した反射波を受信して、その時間差に基づいてガイ
ド用移動体との距離を測定する超音波式距離計と、当該
距離計によって測定された距離が一定になるように方向
制御する制御装置とが設けられていることを特徴とする
作業用移動体の移動体制御装置。 - 【請求項2】 前記制御装置は、作業用移動体が作業領
域の端部に達すると、所定の幅でUターンさせて前回と
反対向きに走行するよう制御するとともに、該Uターン
の幅をガイド用移動体との基準距離に加算して当該加算
した距離が一定となるように方向制御する請求項1に記
載の作業用移動体の移動制御装置。 - 【請求項3】 ガイド用移動体は、作業用移動体から発
せられる距離計測用超音波信号を受信する受信装置を前
後2箇所に備え、該前後2箇所の受信時刻の差に基づい
て作業用移動体との走行方向上の位置ズレを演算し、作
業用移動体と平行に走行すべく走行速度を制御する走行
速度制御装置を備えている請求項1又は2に記載の作業
用移動体の移動制御装置。 - 【請求項4】 ガイド用移動体に、作業用移動体との距
離を検知する検知手段が設けられ、この検知手段で検知
された距離と、前記2箇所に設けられた受信装置の受信
時刻の差とに基づいて作業用移動体との走行方向上の位
置ズレ量を求める請求項3に記載の作業用移動体の移動
制御装置。 - 【請求項5】 作業用移動体が超音波センサを用いて計
測しているガイド用移動体との距離測定値を、赤外線無
線通信もしくは電波による無線通信などの通信手段を用
いてガイド用移動体へ送信し、ガイド用移動体が、その
距離情報を受信し、その距離情報と前後の超音波受信機
間の受信時刻の差とから、ガイド用移動体と作業用移動
体との走行方向の位置ズレ量を求める請求項3に記載の
作業用移動体の移動制御装置。
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
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-
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- 2001-05-11 JP JP2001141481A patent/JP2002333920A/ja active Pending
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