JP2002333652A - 撮影装置及び再生装置 - Google Patents
撮影装置及び再生装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】対象物に自動的に焦点を合わせることができる
ようにする。 【解決手段】撮影手段と、該撮影手段によって撮影され
た画像の画像データから、対象物の顔を検出する顔検出
手段と、検出すべき対象物の容貌（ぼう）に関する情報
をあらかじめ記録する容貌情報記録手段と、検出すべき
対象物の容貌に関する情報に基づいて、前記顔検出手段
によって検出された顔から所定の容貌と一致する対象物
を検出する対象物検出手段とを有する。この場合、あら
かじめ撮影された被写体１１の対象物の容貌に関する情
報と、新たに撮影された被写体１１の対象物の容貌に関
する情報とが比較され、比較結果に基づいて、例えば、
焦点調整機構１３を作動させ、対象物に自動的に焦点を
合わせることができる。
ようにする。 【解決手段】撮影手段と、該撮影手段によって撮影され
た画像の画像データから、対象物の顔を検出する顔検出
手段と、検出すべき対象物の容貌（ぼう）に関する情報
をあらかじめ記録する容貌情報記録手段と、検出すべき
対象物の容貌に関する情報に基づいて、前記顔検出手段
によって検出された顔から所定の容貌と一致する対象物
を検出する対象物検出手段とを有する。この場合、あら
かじめ撮影された被写体１１の対象物の容貌に関する情
報と、新たに撮影された被写体１１の対象物の容貌に関
する情報とが比較され、比較結果に基づいて、例えば、
焦点調整機構１３を作動させ、対象物に自動的に焦点を
合わせることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影装置及び再生
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、撮影装置は焦点調整機構を備え、
該焦点調整機構を作動させることによって、被写体に焦
点を合わせることができるようになっている。
該焦点調整機構を作動させることによって、被写体に焦
点を合わせることができるようになっている。
【０００３】図２は従来の撮影装置の概略図である。
【０００４】図において、１０は撮影装置、１１は該撮
影装置１０によって撮影される被写体であり、前記撮影
装置１０は、レンズ１２、焦点調整機構１３、ＣＣＤ等
から成る撮像センサ１４、制御プロセッサ１５、メモリ
素子、磁気テープ等の記録媒体１６、表示回路１７、Ｌ
ＣＤ等の表示素子から成る表示部２０、及び操作制御回
路２１を備える。また、ａは焦点調整信号、ｂは撮像信
号、ｓは操作信号である。
影装置１０によって撮影される被写体であり、前記撮影
装置１０は、レンズ１２、焦点調整機構１３、ＣＣＤ等
から成る撮像センサ１４、制御プロセッサ１５、メモリ
素子、磁気テープ等の記録媒体１６、表示回路１７、Ｌ
ＣＤ等の表示素子から成る表示部２０、及び操作制御回
路２１を備える。また、ａは焦点調整信号、ｂは撮像信
号、ｓは操作信号である。
【０００５】次に、前記構成の撮影装置１０の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【０００６】まず、画像を撮影する場合、被写体１１の
画像がレンズ１２によって撮像センサ１４上で結像され
ると、撮像センサ１４は、ディジタルの撮像信号ｂを発
生させ、該撮像信号ｂを制御プロセッサ１５に画像デー
タとして送る。前記制御プロセッサ１５は、画像データ
を解析することによって、画像中の輪郭線を抽出した
り、焦点調整機構１３を調整したりするためのアルゴリ
ズムを使用して、前記画像データが最適になるように焦
点調整信号ａを発生させ、焦点調整機構１３を調整して
被写体１１に焦点を合わせる。そして、前記画像データ
は表示回路１７に送られ、該表示回路１７は、表示素子
を駆動して前記被写体１１の画像を表示部２０に表示す
る。したがって、操作者は、撮影装置１０によって撮影
する被写体１１の画像を表示部２０によって確認するこ
とができる。
画像がレンズ１２によって撮像センサ１４上で結像され
ると、撮像センサ１４は、ディジタルの撮像信号ｂを発
生させ、該撮像信号ｂを制御プロセッサ１５に画像デー
タとして送る。前記制御プロセッサ１５は、画像データ
を解析することによって、画像中の輪郭線を抽出した
り、焦点調整機構１３を調整したりするためのアルゴリ
ズムを使用して、前記画像データが最適になるように焦
点調整信号ａを発生させ、焦点調整機構１３を調整して
被写体１１に焦点を合わせる。そして、前記画像データ
は表示回路１７に送られ、該表示回路１７は、表示素子
を駆動して前記被写体１１の画像を表示部２０に表示す
る。したがって、操作者は、撮影装置１０によって撮影
する被写体１１の画像を表示部２０によって確認するこ
とができる。
【０００７】この場合、操作者がシャッタ、リモコン、
タイマ等を操作すると、操作制御回路２１は操作信号ｓ
を制御プロセッサ１５に送り、該制御プロセッサ１５
は、操作信号ｓが送られたタイミング、すなわち、撮影
タイミングで、その時点の画像データを記録媒体１６に
記録する。
タイマ等を操作すると、操作制御回路２１は操作信号ｓ
を制御プロセッサ１５に送り、該制御プロセッサ１５
は、操作信号ｓが送られたタイミング、すなわち、撮影
タイミングで、その時点の画像データを記録媒体１６に
記録する。
【０００８】また、撮影された画像を表示部２０に表示
する場合、操作者が表示スイッチ等を操作すると、操作
制御回路２１は操作信号ｓを制御プロセッサ１５に送
る。該制御プロセッサ１５は前記操作信号ｓを受ける
と、記録媒体１６から画像データを読み出し、表示回路
１７に送る。該表示回路１７は表示素子を駆動して、前
記被写体１１の画像を表示部２０に表示する。したがっ
て、操作者は、撮影装置１０によって既に撮影された被
写体１１の所定の画像を選択し、見ることができる。
する場合、操作者が表示スイッチ等を操作すると、操作
制御回路２１は操作信号ｓを制御プロセッサ１５に送
る。該制御プロセッサ１５は前記操作信号ｓを受ける
と、記録媒体１６から画像データを読み出し、表示回路
１７に送る。該表示回路１７は表示素子を駆動して、前
記被写体１１の画像を表示部２０に表示する。したがっ
て、操作者は、撮影装置１０によって既に撮影された被
写体１１の所定の画像を選択し、見ることができる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の撮影装置１０においては、被写体１１における所定
の対象物が画面の中央から離れている場合、前記対象物
に自動的に焦点を合わせることができず、焦点調整機構
１３を手動で調整する必要があるので、操作が煩わし
い。
来の撮影装置１０においては、被写体１１における所定
の対象物が画面の中央から離れている場合、前記対象物
に自動的に焦点を合わせることができず、焦点調整機構
１３を手動で調整する必要があるので、操作が煩わし
い。
【００１０】本発明は、前記従来の撮影装置の問題点を
解決して、対象物に自動的に焦点を合わせることができ
る撮影装置及び再生装置を提供することを目的とする。
解決して、対象物に自動的に焦点を合わせることができ
る撮影装置及び再生装置を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の撮
影装置においては、撮影手段と、該撮影手段によって撮
影された画像の画像データから、対象物の顔を検出する
顔検出手段と、検出すべき対象物の容貌（ぼう）に関す
る情報をあらかじめ記録する容貌情報記録手段と、検出
すべき対象物の容貌に関する情報に基づいて、前記顔検
出手段によって検出された顔から所定の容貌と一致する
対象物を検出する対象物検出手段とを有する。
影装置においては、撮影手段と、該撮影手段によって撮
影された画像の画像データから、対象物の顔を検出する
顔検出手段と、検出すべき対象物の容貌（ぼう）に関す
る情報をあらかじめ記録する容貌情報記録手段と、検出
すべき対象物の容貌に関する情報に基づいて、前記顔検
出手段によって検出された顔から所定の容貌と一致する
対象物を検出する対象物検出手段とを有する。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【００１３】図１は本発明の第１の実施の形態における
撮影装置の概略図、図３は本発明の第１の実施の形態に
おける顔貌認識ブロックの概略図である。
撮影装置の概略図、図３は本発明の第１の実施の形態に
おける顔貌認識ブロックの概略図である。
【００１４】図において、１０は撮影装置、１１は該撮
影装置１０によって撮影される被写体であり、前記撮影
装置１０は、被写体１１の画像を集束させるレンズ１
２、被写体１１に焦点を合わせるための焦点調整機構１
３、レンズ１２によって集束させられた画像を結像させ
ることにより被写体１１の画像データを生成する撮影手
段及び画像生成手段としての撮像センサ１４、制御プロ
セッサ１５、メモリ素子、磁気テープ等の画像データ記
録手段としての記録媒体１６、表示手段としての表示回
路１７、ＬＣＤ等の表示素子から成る表示部２０、操作
制御回路２１、及び容貌認識処理手段としての顔貌認識
ブロック２５を備える。前記撮像センサ１４は、例え
ば、ＣＣＤ等から成る。また、ａは動作信号としての焦
点調整信号、ｂは撮像信号、ｓは操作信号である。
影装置１０によって撮影される被写体であり、前記撮影
装置１０は、被写体１１の画像を集束させるレンズ１
２、被写体１１に焦点を合わせるための焦点調整機構１
３、レンズ１２によって集束させられた画像を結像させ
ることにより被写体１１の画像データを生成する撮影手
段及び画像生成手段としての撮像センサ１４、制御プロ
セッサ１５、メモリ素子、磁気テープ等の画像データ記
録手段としての記録媒体１６、表示手段としての表示回
路１７、ＬＣＤ等の表示素子から成る表示部２０、操作
制御回路２１、及び容貌認識処理手段としての顔貌認識
ブロック２５を備える。前記撮像センサ１４は、例え
ば、ＣＣＤ等から成る。また、ａは動作信号としての焦
点調整信号、ｂは撮像信号、ｓは操作信号である。
【００１５】前記顔貌認識ブロック２５は、容貌検出手
段及び顔検出手段としての顔貌検出部２６、容貌コード
化処理手段としての顔貌コード化部２７、容貌情報記録
手段としてのターゲット顔貌コードレジスタ２８、及び
対象物検出手段としてのコード比較部２９を備える。ま
た、ｃは画像情報、ｄは座標情報、ｅは容貌に関する情
報を表す容貌情報としての顔貌コード、ｆはマッチング
率である。
段及び顔検出手段としての顔貌検出部２６、容貌コード
化処理手段としての顔貌コード化部２７、容貌情報記録
手段としてのターゲット顔貌コードレジスタ２８、及び
対象物検出手段としてのコード比較部２９を備える。ま
た、ｃは画像情報、ｄは座標情報、ｅは容貌に関する情
報を表す容貌情報としての顔貌コード、ｆはマッチング
率である。
【００１６】次に、前記構成の撮影装置１０の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【００１７】まず、焦点を合わせようとする所定の対象
物、例えば、人物の顔をあらかじめ撮影し、撮影された
顔をターゲット顔貌コードレジスタ２８に登録する。そ
のために、顔の画像がレンズ１２によって撮像センサ１
４上で結像されると、撮像センサ１４は、ディジタルの
撮像信号ｂを発生させ、該撮像信号ｂを制御プロセッサ
１５に画像データとして送る。
物、例えば、人物の顔をあらかじめ撮影し、撮影された
顔をターゲット顔貌コードレジスタ２８に登録する。そ
のために、顔の画像がレンズ１２によって撮像センサ１
４上で結像されると、撮像センサ１４は、ディジタルの
撮像信号ｂを発生させ、該撮像信号ｂを制御プロセッサ
１５に画像データとして送る。
【００１８】そして、前記制御プロセッサ１５が画像デ
ータを画像情報ｃとして顔貌検出部２６に送ると、該顔
貌検出部２６は、画像情報ｃから顔領域を切り出すこと
によって、対象物の容貌としての顔、すなわち、顔貌を
検出する。また、顔貌コード化部２７は、顔領域の画像
情報ｃに従って各画素ごとの色、明るさ等の分布を統計
的に算出し、前記顔貌に対応する顔貌コードｅを生成
し、該顔貌コードｅをターゲット顔貌コードレジスタ２
８に記録コードとして記録する。
ータを画像情報ｃとして顔貌検出部２６に送ると、該顔
貌検出部２６は、画像情報ｃから顔領域を切り出すこと
によって、対象物の容貌としての顔、すなわち、顔貌を
検出する。また、顔貌コード化部２７は、顔領域の画像
情報ｃに従って各画素ごとの色、明るさ等の分布を統計
的に算出し、前記顔貌に対応する顔貌コードｅを生成
し、該顔貌コードｅをターゲット顔貌コードレジスタ２
８に記録コードとして記録する。
【００１９】その後、被写体１１の画像を撮影する場
合、被写体１１の画像がレンズ１２によって撮像センサ
１４上で結像されると、撮像センサ１４は、ディジタル
の撮像信号ｂを画像データとして発生させ、該画像デー
タを制御プロセッサ１５に送る。該制御プロセッサ１５
が画像データを画像情報ｃとして顔貌検出部２６に送る
と、該顔貌検出部２６は、画像情報ｃから顔領域を切り
出すことによって顔貌を検出する。このとき、前記顔貌
検出部２６は、撮像センサ１４上の画面内における顔の
位置に基づいて座標情報ｄを算出する。また、顔貌コー
ド化部２７は、顔領域の画像情報ｃに従って前述された
ように顔貌コードｅを生成し、該顔貌コードｅを前記座
標情報ｄと共にコード比較部２９に送る。
合、被写体１１の画像がレンズ１２によって撮像センサ
１４上で結像されると、撮像センサ１４は、ディジタル
の撮像信号ｂを画像データとして発生させ、該画像デー
タを制御プロセッサ１５に送る。該制御プロセッサ１５
が画像データを画像情報ｃとして顔貌検出部２６に送る
と、該顔貌検出部２６は、画像情報ｃから顔領域を切り
出すことによって顔貌を検出する。このとき、前記顔貌
検出部２６は、撮像センサ１４上の画面内における顔の
位置に基づいて座標情報ｄを算出する。また、顔貌コー
ド化部２７は、顔領域の画像情報ｃに従って前述された
ように顔貌コードｅを生成し、該顔貌コードｅを前記座
標情報ｄと共にコード比較部２９に送る。
【００２０】該コード比較部２９は、前記記録コードと
新たに生成された顔貌コードｅとを比較し、検出された
顔貌が所定の容貌と一致する度合いを表す一致度、すな
わち、マッチング率ｆが高い場合、該マッチング率ｆを
前記座標情報ｄと共に制御プロセッサ１５に送る。な
お、前記コード比較部２９は、前記記録コード及び新た
に生成された顔貌コードｅに基づいて各画素ごとの色、
明るさ等の分布を統計的に算出し、分布のずれが閾（し
きい）値以下である場合、マッチング率ｆが高いと判断
し、前記分布のずれが閾値より大きい場合、マッチング
率ｆが低いと判断する。
新たに生成された顔貌コードｅとを比較し、検出された
顔貌が所定の容貌と一致する度合いを表す一致度、すな
わち、マッチング率ｆが高い場合、該マッチング率ｆを
前記座標情報ｄと共に制御プロセッサ１５に送る。な
お、前記コード比較部２９は、前記記録コード及び新た
に生成された顔貌コードｅに基づいて各画素ごとの色、
明るさ等の分布を統計的に算出し、分布のずれが閾（し
きい）値以下である場合、マッチング率ｆが高いと判断
し、前記分布のずれが閾値より大きい場合、マッチング
率ｆが低いと判断する。
【００２１】そして、前記制御プロセッサ１５の図示さ
れない動作信号発生手段としての焦点調整処理手段は、
撮像センサ１４上の画面内における前記座標情報ｄに相
当する部分において最も焦点が合うように、前記コード
比較部２９の比較結果に基づいて焦点調整信号ａを発生
させ、該焦点調整信号ａを焦点調整機構１３に送り、該
焦点調整機構１３を作動させる。
れない動作信号発生手段としての焦点調整処理手段は、
撮像センサ１４上の画面内における前記座標情報ｄに相
当する部分において最も焦点が合うように、前記コード
比較部２９の比較結果に基づいて焦点調整信号ａを発生
させ、該焦点調整信号ａを焦点調整機構１３に送り、該
焦点調整機構１３を作動させる。
【００２２】このように、本実施の形態においては、登
録された顔に基づいて顔貌が検出され、検出結果に基づ
いて焦点調整機構１３が作動させられるので、顔に自動
的に焦点を合わせることができる。しかも、撮像センサ
１４上の画面内における顔の位置、他の対象物との遠近
関係等にかかわらず、常に最適な画像を得ることができ
る。
録された顔に基づいて顔貌が検出され、検出結果に基づ
いて焦点調整機構１３が作動させられるので、顔に自動
的に焦点を合わせることができる。しかも、撮像センサ
１４上の画面内における顔の位置、他の対象物との遠近
関係等にかかわらず、常に最適な画像を得ることができ
る。
【００２３】次に、本発明の第２の実施の形態について
説明する。なお、第１の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
説明する。なお、第１の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【００２４】図４は本発明の第２の実施の形態における
撮影装置の概略図、図５は本発明の第２の実施の形態に
おけるマルチ顔貌認識ブロックの概略図である。
撮影装置の概略図、図５は本発明の第２の実施の形態に
おけるマルチ顔貌認識ブロックの概略図である。
【００２５】この場合、図４に示されるように、撮影装
置１０には、前記顔貌認識ブロック２５（図１）に代え
て容貌認識処理手段としてのマルチ顔貌認識ブロック３
１が配設される。
置１０には、前記顔貌認識ブロック２５（図１）に代え
て容貌認識処理手段としてのマルチ顔貌認識ブロック３
１が配設される。
【００２６】次に、該マルチ顔貌認識ブロック３１につ
いて説明する。
いて説明する。
【００２７】図５に示されるように、マルチ顔貌認識ブ
ロック３１は、容貌検出手段及び顔検出手段としての顔
貌検出部２６、容貌コード化処理手段としての顔貌コー
ド化部２７、容貌情報記録手段としてのターゲット顔貌
コード・優先度テーブル３２、及び対象物検出手段とし
てのコード比較部２９を備える。また、ｃは画像情報、
ｄは座標情報、ｅは容貌情報としての顔貌コード、ｆは
マッチング率である。
ロック３１は、容貌検出手段及び顔検出手段としての顔
貌検出部２６、容貌コード化処理手段としての顔貌コー
ド化部２７、容貌情報記録手段としてのターゲット顔貌
コード・優先度テーブル３２、及び対象物検出手段とし
てのコード比較部２９を備える。また、ｃは画像情報、
ｄは座標情報、ｅは容貌情報としての顔貌コード、ｆは
マッチング率である。
【００２８】次に、前記構成の撮影装置１０の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【００２９】まず、焦点を合わせようとする所定の対象
物、例えば、人物の顔をあらかじめ撮影し、撮影された
顔をターゲット顔貌コード・優先度テーブル３２に登録
する。そのために、顔の画像がレンズ１２によって撮像
センサ１４上で結像されると、撮像センサ１４は、ディ
ジタルの撮像信号ｂを発生させ、該撮像信号ｂを制御プ
ロセッサ１５に画像データとして送る。
物、例えば、人物の顔をあらかじめ撮影し、撮影された
顔をターゲット顔貌コード・優先度テーブル３２に登録
する。そのために、顔の画像がレンズ１２によって撮像
センサ１４上で結像されると、撮像センサ１４は、ディ
ジタルの撮像信号ｂを発生させ、該撮像信号ｂを制御プ
ロセッサ１５に画像データとして送る。
【００３０】そして、前記制御プロセッサ１５が画像デ
ータを画像情報ｃとして顔貌検出部２６に送ると、該顔
貌検出部２６は、画像情報ｃから顔領域を切り出すこと
によって顔貌を検出する。また、顔貌コード化部２７
は、顔領域の画像情報ｃに従って顔貌コードｅを生成
し、該顔貌コードｅを優先度と共にターゲット顔貌コー
ド・優先度テーブル３２に記録する。この場合、該ター
ゲット顔貌コード・優先度テーブル３２には、複数の人
物について、顔貌コードｅが記録コードとして優先度と
共に記録される。
ータを画像情報ｃとして顔貌検出部２６に送ると、該顔
貌検出部２６は、画像情報ｃから顔領域を切り出すこと
によって顔貌を検出する。また、顔貌コード化部２７
は、顔領域の画像情報ｃに従って顔貌コードｅを生成
し、該顔貌コードｅを優先度と共にターゲット顔貌コー
ド・優先度テーブル３２に記録する。この場合、該ター
ゲット顔貌コード・優先度テーブル３２には、複数の人
物について、顔貌コードｅが記録コードとして優先度と
共に記録される。
【００３１】その後、被写体１１の画像を撮影する場
合、被写体１１の画像がレンズ１２によって撮像センサ
１４上で結像されると、撮像センサ１４は、ディジタル
の撮像信号ｂを画像データとして発生させ、該画像デー
タを制御プロセッサ１５に送る。該制御プロセッサ１５
が画像データを画像情報ｃとして顔貌検出部２６に送る
と、該顔貌検出部２６は、画像情報ｃから顔領域を切り
出すことによって顔貌を検出する。このとき、前記顔貌
検出部２６は、撮像センサ１４上の画面内における顔の
位置に基づいて、座標情報ｄを算出する。また、顔貌コ
ード化部２７は、顔領域の画像情報ｃに従って顔貌コー
ドｅを生成し、該顔貌コードｅを前記座標情報ｄと共に
コード比較部２９に送る。
合、被写体１１の画像がレンズ１２によって撮像センサ
１４上で結像されると、撮像センサ１４は、ディジタル
の撮像信号ｂを画像データとして発生させ、該画像デー
タを制御プロセッサ１５に送る。該制御プロセッサ１５
が画像データを画像情報ｃとして顔貌検出部２６に送る
と、該顔貌検出部２６は、画像情報ｃから顔領域を切り
出すことによって顔貌を検出する。このとき、前記顔貌
検出部２６は、撮像センサ１４上の画面内における顔の
位置に基づいて、座標情報ｄを算出する。また、顔貌コ
ード化部２７は、顔領域の画像情報ｃに従って顔貌コー
ドｅを生成し、該顔貌コードｅを前記座標情報ｄと共に
コード比較部２９に送る。
【００３２】該コード比較部２９は、前記記録コードと
新たに生成された顔貌コードｅとを優先度が高い順に比
較し、マッチング率ｆが高い場合、該マッチング率ｆを
前記座標情報ｄと共に制御プロセッサ１５に送る。
新たに生成された顔貌コードｅとを優先度が高い順に比
較し、マッチング率ｆが高い場合、該マッチング率ｆを
前記座標情報ｄと共に制御プロセッサ１５に送る。
【００３３】該制御プロセッサ１５の図示されない動作
信号発生手段としての焦点調整処理手段は、撮像センサ
１４上の画面内における前記座標情報ｄに相当する部分
において最も焦点が合うように、前記コード比較部２９
の比較結果に基づいて焦点調整信号ａを発生させ、該焦
点調整信号ａを焦点調整機構１３に送り、該焦点調整機
構１３を作動させる。
信号発生手段としての焦点調整処理手段は、撮像センサ
１４上の画面内における前記座標情報ｄに相当する部分
において最も焦点が合うように、前記コード比較部２９
の比較結果に基づいて焦点調整信号ａを発生させ、該焦
点調整信号ａを焦点調整機構１３に送り、該焦点調整機
構１３を作動させる。
【００３４】このように、本実施の形態においては、画
面に複数の顔がある場合、優先度の高い顔貌コードｅに
ついてコード比較部２９による比較が行われるので、優
先度の高い顔貌コードｅに対応する顔に焦点を合わせる
ことができる。しかも、撮像センサ１４上の画面内にお
ける所定の顔の位置、他の対象物との遠近関係等にかか
わらず、常に最適な画像を得ることができる。
面に複数の顔がある場合、優先度の高い顔貌コードｅに
ついてコード比較部２９による比較が行われるので、優
先度の高い顔貌コードｅに対応する顔に焦点を合わせる
ことができる。しかも、撮像センサ１４上の画面内にお
ける所定の顔の位置、他の対象物との遠近関係等にかか
わらず、常に最適な画像を得ることができる。
【００３５】次に、本発明の第３の実施の形態について
説明する。なお、第１の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
説明する。なお、第１の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【００３６】図６は本発明の第３の実施の形態における
撮影装置の概略図、図７は本発明の第３の実施の形態に
おけるハンド認識ブロックの概略図である。
撮影装置の概略図、図７は本発明の第３の実施の形態に
おけるハンド認識ブロックの概略図である。
【００３７】この場合、図６に示されるように、撮影装
置１０には、前記顔貌認識ブロック２５（図１）に代え
てハンド認識処理手段としてのハンド認識ブロック３５
が配設される。また、該ハンド認識ブロック３５から操
作制御回路２１に対して動作信号としてのシャッタタイ
ミング信号ｈが送られる。
置１０には、前記顔貌認識ブロック２５（図１）に代え
てハンド認識処理手段としてのハンド認識ブロック３５
が配設される。また、該ハンド認識ブロック３５から操
作制御回路２１に対して動作信号としてのシャッタタイ
ミング信号ｈが送られる。
【００３８】次に、前記ハンド認識ブロック３５につい
て説明する。
て説明する。
【００３９】図７に示されるように、ハンド認識ブロッ
ク３５は、容貌検出手段としてのハンド検出部３６、容
貌コード化処理手段としてのハンドコード化部３７、容
貌情報記録手段としての形状参照レジスタ３８、及び対
象物検出手段としてのコード比較部３９を備える。ま
た、ｃは画像情報、ｉは容貌情報としての指形状コー
ド、ｈはシャッタタイミング信号である。
ク３５は、容貌検出手段としてのハンド検出部３６、容
貌コード化処理手段としてのハンドコード化部３７、容
貌情報記録手段としての形状参照レジスタ３８、及び対
象物検出手段としてのコード比較部３９を備える。ま
た、ｃは画像情報、ｉは容貌情報としての指形状コー
ド、ｈはシャッタタイミング信号である。
【００４０】次に、前記構成の撮影装置１０の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【００４１】まず、ポーズ（ピース）の動作をした人物
の所定の対象物、例えば、指をあらかじめ撮影し、撮影
された指の画像をシャッタタイミングの画像としてハン
ド認識ブロック３５に登録する。そのために、指の画像
がレンズ１２によって撮像センサ１４上で結像される
と、撮像センサ１４は、ディジタルの撮像信号ｂを発生
させ、該撮像信号ｂを制御プロセッサ１５に画像データ
として送る。
の所定の対象物、例えば、指をあらかじめ撮影し、撮影
された指の画像をシャッタタイミングの画像としてハン
ド認識ブロック３５に登録する。そのために、指の画像
がレンズ１２によって撮像センサ１４上で結像される
と、撮像センサ１４は、ディジタルの撮像信号ｂを発生
させ、該撮像信号ｂを制御プロセッサ１５に画像データ
として送る。
【００４２】そして、前記制御プロセッサ１５が画像デ
ータを画像情報ｃとしてハンド検出部３６に送ると、該
ハンド検出部３６は、画像情報ｃからハンド領域を切り
出すことによって容貌としての指形状を検出する。ま
た、ハンドコード化部３７は、指の画像情報ｃに従って
指形状コードｉを生成し、該指形状コードｉを記録コー
ドとして形状参照レジスタ３８に記録する。
ータを画像情報ｃとしてハンド検出部３６に送ると、該
ハンド検出部３６は、画像情報ｃからハンド領域を切り
出すことによって容貌としての指形状を検出する。ま
た、ハンドコード化部３７は、指の画像情報ｃに従って
指形状コードｉを生成し、該指形状コードｉを記録コー
ドとして形状参照レジスタ３８に記録する。
【００４３】その後、被写体１１の画像を撮影する場
合、被写体１１の画像がレンズ１２によって撮像センサ
１４上で結像されると、撮像センサ１４は、ディジタル
の撮像信号ｂを画像データとして発生させ、該画像デー
タを制御プロセッサ１５に送る。該制御プロセッサ１５
が画像データを画像情報ｃとしてハンド検出部３６に送
ると、該ハンド検出部３６は、画像情報ｃからハンド領
域を切り出すことによって指形状を検出する。また、ハ
ンドコード化部３７は、ハンド領域の画像情報ｃに従っ
て指形状コードｉを生成し、該指形状コードｉをコード
比較部３９に送る。
合、被写体１１の画像がレンズ１２によって撮像センサ
１４上で結像されると、撮像センサ１４は、ディジタル
の撮像信号ｂを画像データとして発生させ、該画像デー
タを制御プロセッサ１５に送る。該制御プロセッサ１５
が画像データを画像情報ｃとしてハンド検出部３６に送
ると、該ハンド検出部３６は、画像情報ｃからハンド領
域を切り出すことによって指形状を検出する。また、ハ
ンドコード化部３７は、ハンド領域の画像情報ｃに従っ
て指形状コードｉを生成し、該指形状コードｉをコード
比較部３９に送る。
【００４４】該コード比較部３９は、前記記録コードと
新たに生成された指形状コードｉとを比較し、マッチン
グ率が高い場合、動作信号発生手段として機能し、前記
マッチング率をシャッタタイミング信号ｈとして操作制
御回路２１に送る。
新たに生成された指形状コードｉとを比較し、マッチン
グ率が高い場合、動作信号発生手段として機能し、前記
マッチング率をシャッタタイミング信号ｈとして操作制
御回路２１に送る。
【００４５】該操作制御回路２１は、シャッタタイミン
グ信号ｈを受けると、撮影タイミング信号ｇを制御プロ
セッサ１５に送り、前記制御プロセッサ１５の図示され
ない記録処理手段は、撮影タイミング信号ｇが送られた
タイミング、すなわち、撮影タイミングで、その時点の
画像データを画像データ記録手段としての記録媒体１６
に記録する。
グ信号ｈを受けると、撮影タイミング信号ｇを制御プロ
セッサ１５に送り、前記制御プロセッサ１５の図示され
ない記録処理手段は、撮影タイミング信号ｇが送られた
タイミング、すなわち、撮影タイミングで、その時点の
画像データを画像データ記録手段としての記録媒体１６
に記録する。
【００４６】このように、本実施の形態においては、ポ
ーズの動作のような一般的な撮影時の動作によって撮影
タイミングを容易に設定することができるので、操作者
がシャッタ、リモコン、タイマ等を操作することなく、
被写体１１を撮影することができる。また、タイマを設
定する必要がないので撮影の作業を簡素化することがで
きるだけでなく、リモコンを持ち歩く必要もなくなる。
ーズの動作のような一般的な撮影時の動作によって撮影
タイミングを容易に設定することができるので、操作者
がシャッタ、リモコン、タイマ等を操作することなく、
被写体１１を撮影することができる。また、タイマを設
定する必要がないので撮影の作業を簡素化することがで
きるだけでなく、リモコンを持ち歩く必要もなくなる。
【００４７】次に、本発明の第４の実施の形態について
説明する。なお、第１及び第３の実施の形態と同じ構造
を有するものについては、同じ符号を付与することによ
ってその説明を省略する。
説明する。なお、第１及び第３の実施の形態と同じ構造
を有するものについては、同じ符号を付与することによ
ってその説明を省略する。
【００４８】図８は本発明の第４の実施の形態における
撮影装置の概略図、図９は本発明の第４の実施の形態に
おけるハンド認識ブロックの概略図である。
撮影装置の概略図、図９は本発明の第４の実施の形態に
おけるハンド認識ブロックの概略図である。
【００４９】この場合、図８に示されるように、撮影装
置１０には、容貌認識処理手段としての顔貌認識ブロッ
ク２５に加えてハンド認識処理手段としてのハンド認識
ブロック３５が配設される。また、顔貌認識ブロック２
５からハンド認識ブロック３５に対して座標信号ｊが送
られる。
置１０には、容貌認識処理手段としての顔貌認識ブロッ
ク２５に加えてハンド認識処理手段としてのハンド認識
ブロック３５が配設される。また、顔貌認識ブロック２
５からハンド認識ブロック３５に対して座標信号ｊが送
られる。
【００５０】次に、前記構成の撮影装置１０の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【００５１】まず、前記第１の実施の形態において説明
したように、焦点を合わせようとする所定の対象物、例
えば、人物の顔をあらかじめ撮影し、撮影された顔を第
１の容貌情報記録手段としてのターゲット顔貌コードレ
ジスタ２８（図３）に登録する。また、前記第３の実施
の形態において説明したように、ポーズの動作をした人
物の所定の対象物、例えば、指をあらかじめ撮影し、撮
影された指の画像をシャッタタイミングの画像として第
２の容貌情報記録手段としての形状参照レジスタ３８に
登録する。それに伴って、第１の容貌情報としての顔貌
コードｅがターゲット顔貌コードレジスタ２８に、第２
の容貌情報としての指形状コードｉが形状参照レジスタ
３８に、それぞれ第１、第２の記録コードとして記録さ
れる。
したように、焦点を合わせようとする所定の対象物、例
えば、人物の顔をあらかじめ撮影し、撮影された顔を第
１の容貌情報記録手段としてのターゲット顔貌コードレ
ジスタ２８（図３）に登録する。また、前記第３の実施
の形態において説明したように、ポーズの動作をした人
物の所定の対象物、例えば、指をあらかじめ撮影し、撮
影された指の画像をシャッタタイミングの画像として第
２の容貌情報記録手段としての形状参照レジスタ３８に
登録する。それに伴って、第１の容貌情報としての顔貌
コードｅがターゲット顔貌コードレジスタ２８に、第２
の容貌情報としての指形状コードｉが形状参照レジスタ
３８に、それぞれ第１、第２の記録コードとして記録さ
れる。
【００５２】その後、被写体１１の画像を撮影する場
合、被写体１１の画像がレンズ１２によって撮像センサ
１４上で結像されると、撮像センサ１４は、ディジタル
の撮像信号ｂを画像データとして発生させ、該画像デー
タを制御プロセッサ１５に送る。前記制御プロセッサ１
５は、画像データを画像情報ｃとして、顔貌認識ブロッ
ク２５の第１の容貌検出手段及び顔検出手段としての顔
貌検出部２６、及びハンド認識ブロック３５の第２の容
貌検出手段としてのハンド検出部３６に送る。
合、被写体１１の画像がレンズ１２によって撮像センサ
１４上で結像されると、撮像センサ１４は、ディジタル
の撮像信号ｂを画像データとして発生させ、該画像デー
タを制御プロセッサ１５に送る。前記制御プロセッサ１
５は、画像データを画像情報ｃとして、顔貌認識ブロッ
ク２５の第１の容貌検出手段及び顔検出手段としての顔
貌検出部２６、及びハンド認識ブロック３５の第２の容
貌検出手段としてのハンド検出部３６に送る。
【００５３】そして、前記顔貌検出部２６は、画像情報
ｃから顔領域を切り出すことによって第１の容貌として
の顔貌を検出する。このとき、前記顔貌検出部２６は、
撮像センサ１４上の画面内における顔の位置に基づい
て、座標情報ｄを算出する。また、顔貌コード化部２７
は、顔領域の画像情報ｃに従って第１の容貌情報として
の顔貌コードｅを生成し、該顔貌コードｅを前記座標情
報ｄと共に第１の対象物検出手段としてのコード比較部
２９に送る。
ｃから顔領域を切り出すことによって第１の容貌として
の顔貌を検出する。このとき、前記顔貌検出部２６は、
撮像センサ１４上の画面内における顔の位置に基づい
て、座標情報ｄを算出する。また、顔貌コード化部２７
は、顔領域の画像情報ｃに従って第１の容貌情報として
の顔貌コードｅを生成し、該顔貌コードｅを前記座標情
報ｄと共に第１の対象物検出手段としてのコード比較部
２９に送る。
【００５４】該コード比較部２９は、前記第１の記録コ
ードと新たに生成された顔貌コードｅとを比較し、マッ
チング率ｆが高い場合、該マッチング率ｆを前記座標情
報ｄと共に制御プロセッサ１５に送る。
ードと新たに生成された顔貌コードｅとを比較し、マッ
チング率ｆが高い場合、該マッチング率ｆを前記座標情
報ｄと共に制御プロセッサ１５に送る。
【００５５】該制御プロセッサ１５の図示されない第１
の動作信号発生手段としての焦点調整処理手段は、撮像
センサ１４上の画面内における前記座標情報ｄに相当す
る部分において最も焦点が合うように、コード比較部２
９の比較結果に基づいて第１の動作信号としての焦点調
整信号ａを発生させ、該焦点調整信号ａを焦点調整機構
１３に送り、該焦点調整機構１３を作動させる。
の動作信号発生手段としての焦点調整処理手段は、撮像
センサ１４上の画面内における前記座標情報ｄに相当す
る部分において最も焦点が合うように、コード比較部２
９の比較結果に基づいて第１の動作信号としての焦点調
整信号ａを発生させ、該焦点調整信号ａを焦点調整機構
１３に送り、該焦点調整機構１３を作動させる。
【００５６】一方、コード比較部３９は、前記第２の記
録コードと新たに生成された指形状コードｉとを比較
し、マッチング率が高い場合、第２の動作信号発生手段
として機能し、前記マッチング率を第２の動作信号とし
てのシャッタタイミング信号ｈとして操作制御回路２１
に送る。
録コードと新たに生成された指形状コードｉとを比較
し、マッチング率が高い場合、第２の動作信号発生手段
として機能し、前記マッチング率を第２の動作信号とし
てのシャッタタイミング信号ｈとして操作制御回路２１
に送る。
【００５７】該操作制御回路２１は、シャッタタイミン
グ信号ｈを受けると、撮影タイミング信号ｇを制御プロ
セッサ１５に送り、前記制御プロセッサ１５の図示され
ない記録処理手段は、撮影タイミングで、その時点の画
像データを画像データ記録手段としての記録媒体１６に
記録する。
グ信号ｈを受けると、撮影タイミング信号ｇを制御プロ
セッサ１５に送り、前記制御プロセッサ１５の図示され
ない記録処理手段は、撮影タイミングで、その時点の画
像データを画像データ記録手段としての記録媒体１６に
記録する。
【００５８】次に、本発明の第５の実施の形態について
説明する。なお、第１の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
説明する。なお、第１の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【００５９】図１０は本発明の第５の実施の形態におけ
る撮影装置の概略図である。
る撮影装置の概略図である。
【００６０】この場合、画像データ記録手段としての記
録媒体１６から容貌認識処理手段としての顔貌認識ブロ
ック２５に画像データを送るための信号線４１が配設さ
れ、顔貌認識ブロック２５から表示回路１７に比較結果
信号ｋが送られる。
録媒体１６から容貌認識処理手段としての顔貌認識ブロ
ック２５に画像データを送るための信号線４１が配設さ
れ、顔貌認識ブロック２５から表示回路１７に比較結果
信号ｋが送られる。
【００６１】次に、前記構成の撮影装置１０の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【００６２】まず、前記第１の実施の形態において説明
したように、焦点を合わせようとする所定の対象物、例
えば、人物の顔があらかじめ撮影され、撮影された顔が
容貌情報記録手段としてのターゲット顔貌コードレジス
タ２８（図３）に登録される。
したように、焦点を合わせようとする所定の対象物、例
えば、人物の顔があらかじめ撮影され、撮影された顔が
容貌情報記録手段としてのターゲット顔貌コードレジス
タ２８（図３）に登録される。
【００６３】撮影装置１０がディジタルカメラである場
合、記録媒体１６に記録された複数の画像データを顔貌
認識ブロック２５に送り、検索処理手段としてのコード
比較部２９によって、検出された容貌としての顔貌に対
応する、前記ターゲット顔貌コードレジスタ２８に登録
された容貌情報としての顔貌コードｅに基づいて、前記
記録媒体１６に記録された画像データを検索することが
できる。
合、記録媒体１６に記録された複数の画像データを顔貌
認識ブロック２５に送り、検索処理手段としてのコード
比較部２９によって、検出された容貌としての顔貌に対
応する、前記ターゲット顔貌コードレジスタ２８に登録
された容貌情報としての顔貌コードｅに基づいて、前記
記録媒体１６に記録された画像データを検索することが
できる。
【００６４】そして、検索結果は、比較結果信号ｋによ
って表示手段としての表示回路１７に送られ、表示部２
０に表示される。この場合、マッチング率ｆの高い画像
データの顔だけを表示することができる。なお、撮影装
置１０がディジタルビデオである場合、マッチング率ｆ
の高い画像データになるまで再生をスキップすることが
できる。
って表示手段としての表示回路１７に送られ、表示部２
０に表示される。この場合、マッチング率ｆの高い画像
データの顔だけを表示することができる。なお、撮影装
置１０がディジタルビデオである場合、マッチング率ｆ
の高い画像データになるまで再生をスキップすることが
できる。
【００６５】このように、本実施の形態においては、タ
ーゲット顔貌コードレジスタ２８に登録された顔貌コー
ドｅの画像データだけを高速に参照することができる。
この場合、撮影装置１０は再生装置として機能する。
ーゲット顔貌コードレジスタ２８に登録された顔貌コー
ドｅの画像データだけを高速に参照することができる。
この場合、撮影装置１０は再生装置として機能する。
【００６６】前記各実施の形態において、撮影装置１０
は固定されているが、例えば、支持台に、垂直方向に延
在させられた第１の支持軸、及び水平方向に延在させら
れた第２の支持軸を配設し、撮影装置を、前記第１、第
２の支持軸に対して揺動自在に配設し、第１の駆動手段
としての第１の駆動モータを駆動することによって、第
１の支持軸に対して回動させたり、第２の駆動手段とし
ての第２の駆動モータを駆動することによって、第２の
支持軸に対して回動させたりすることができる。さら
に、顔貌検出部による顔貌の検出結果に基づいて第１、
第２の駆動モータを駆動し、被写体の移動に伴って被写
体を追尾させることができる。
は固定されているが、例えば、支持台に、垂直方向に延
在させられた第１の支持軸、及び水平方向に延在させら
れた第２の支持軸を配設し、撮影装置を、前記第１、第
２の支持軸に対して揺動自在に配設し、第１の駆動手段
としての第１の駆動モータを駆動することによって、第
１の支持軸に対して回動させたり、第２の駆動手段とし
ての第２の駆動モータを駆動することによって、第２の
支持軸に対して回動させたりすることができる。さら
に、顔貌検出部による顔貌の検出結果に基づいて第１、
第２の駆動モータを駆動し、被写体の移動に伴って被写
体を追尾させることができる。
【００６７】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【００６８】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、撮影装置においては、撮影手段と、該撮影手段に
よって撮影された画像の画像データから、対象物の顔を
検出する顔検出手段と、検出すべき対象物の容貌に関す
る情報をあらかじめ記録する容貌情報記録手段と、検出
すべき対象物の容貌に関する情報に基づいて、前記顔検
出手段によって検出された顔から所定の容貌と一致する
対象物を検出する対象物検出手段とを有する。
れば、撮影装置においては、撮影手段と、該撮影手段に
よって撮影された画像の画像データから、対象物の顔を
検出する顔検出手段と、検出すべき対象物の容貌に関す
る情報をあらかじめ記録する容貌情報記録手段と、検出
すべき対象物の容貌に関する情報に基づいて、前記顔検
出手段によって検出された顔から所定の容貌と一致する
対象物を検出する対象物検出手段とを有する。
【００６９】この場合、あらかじめ撮影された被写体の
対象物の容貌に関する情報と、新たに撮影された被写体
の対象物の容貌に関する情報とが比較される。
対象物の容貌に関する情報と、新たに撮影された被写体
の対象物の容貌に関する情報とが比較される。
【００７０】したがって、比較結果に基づいて、例え
ば、焦点調整機構を作動させ、対象物に自動的に焦点を
合わせることができる。しかも、対象物の位置、他の対
象物との遠近関係等にかかわらず、常に最適な画像を得
ることができる。
ば、焦点調整機構を作動させ、対象物に自動的に焦点を
合わせることができる。しかも、対象物の位置、他の対
象物との遠近関係等にかかわらず、常に最適な画像を得
ることができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態における撮影装置の
概略図である。
概略図である。
【図２】従来の撮影装置の概略図である。
【図３】本発明の第１の実施の形態における顔貌認識ブ
ロックの概略図である。
ロックの概略図である。
【図４】本発明の第２の実施の形態における撮影装置の
概略図である。
概略図である。
【図５】本発明の第２の実施の形態におけるマルチ顔貌
認識ブロックの概略図である。
認識ブロックの概略図である。
【図６】本発明の第３の実施の形態における撮影装置の
概略図である。
概略図である。
【図７】本発明の第３の実施の形態におけるハンド認識
ブロックの概略図である。
ブロックの概略図である。
【図８】本発明の第４の実施の形態における撮影装置の
概略図である。
概略図である。
【図９】本発明の第４の実施の形態におけるハンド認識
ブロックの概略図である。
ブロックの概略図である。
【図１０】本発明の第５の実施の形態における撮影装置
の概略図である。
の概略図である。
１０ 撮影装置 １１ 被写体 １３ 焦点調整機構 １４ 撮像センサ １５ 制御プロセッサ １６ 記録媒体 １７ 表示回路 ２１ 操作制御回路 ２６ 顔貌検出部 ２８ ターゲット顔貌コードレジスタ ２９、３９ コード比較部 ３２ ターゲット顔貌コード・優先度テーブル ３６ ハンド検出部 ３８ 形状参照レジスタ ａ 焦点調整信号 ｅ 顔貌コード ｈ シャッタタイミング信号 ｉ 指形状コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 5/76 Ｈ０４Ｎ 5/76 Ｚ 5/78 5/78 Ｂ // Ｈ０４Ｎ 101:00 101:00
Claims (7)
- 【請求項１】 （ａ）撮影手段と、（ｂ）該撮影手段に
よって撮影された画像の画像データから、対象物の顔を
検出する顔検出手段と、（ｃ）検出すべき対象物の容貌
に関する情報をあらかじめ記録する容貌情報記録手段
と、（ｄ）検出すべき対象物の容貌に関する情報に基づ
いて、前記顔検出手段によって検出された顔から所定の
容貌と一致する対象物を検出する対象物検出手段とを有
することを特徴とする撮影装置。 - 【請求項２】 前記対象物検出手段による検出結果に基
づいて動作信号を発生させる動作信号発生手段を有する
請求項１に記載の撮影装置。 - 【請求項３】 前記動作信号は、焦点調整機構を作動さ
せて所定の対象物に焦点を合わせるための焦点調整信号
である請求項２に記載の撮影装置。 - 【請求項４】 前記動作信号は、画像データを画像デー
タ記録手段に記録するためのシャッタタイミング信号で
ある請求項２に記載の撮影装置。 - 【請求項５】 前記動作信号は、焦点調整機構を作動さ
せて所定の対象物に焦点を合わせるための焦点調整信号
と、画像データを画像データ記録手段に記録するための
シャッタタイミング信号とを兼ねる請求項２に記載の撮
影装置。 - 【請求項６】 （ａ）前記容貌情報記録手段に、複数の
検出すべき対象物の容貌に関する情報が優先度と共に記
録され、（ｂ）前記対象物検出手段は、優先度の高い検
出すべき対象物の容貌に関する情報と一致する対象物を
検出する請求項１〜５に記載の撮影装置。 - 【請求項７】 （ａ）撮影手段によって撮影された画像
の画像データを記録する画像データ記録手段と、（ｂ）
該画像データ記録手段に記録された画像データから、対
象物の顔を検出する顔検出手段と、（ｃ）検出すべき対
象物の容貌に関する情報をあらかじめ記録する容貌情報
記録手段と、（ｄ）検出すべき対象物の容貌に関する情
報に基づいて、前記顔検出手段によって検出された顔か
ら所定の容貌と一致する対象物を検出する対象物検出手
段と、（ｅ）該対象物検出手段によって検出された対象
物を表示する表示手段とを有することを特徴とする再生
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001140473A JP2002333652A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 撮影装置及び再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001140473A JP2002333652A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 撮影装置及び再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002333652A true JP2002333652A (ja) | 2002-11-22 |
Family
ID=18987076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001140473A Pending JP2002333652A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 撮影装置及び再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002333652A (ja) |
Cited By (31)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2007060980A1 (ja) * | 2005-11-25 | 2007-05-31 | Nikon Corporation | 電子カメラおよび画像処理装置 |
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