JP2002333632A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

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JP2002333632A
JP2002333632A JP2001140776A JP2001140776A JP2002333632A JP 2002333632 A JP2002333632 A JP 2002333632A JP 2001140776 A JP2001140776 A JP 2001140776A JP 2001140776 A JP2001140776 A JP 2001140776A JP 2002333632 A JP2002333632 A JP 2002333632A
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crystal display
seal
substrate
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Shiyouko Takano
彰好 高野
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柱状スペーサにより安定したギャップを形成
することができ、かつ高品質の液晶表示装置を製造す
る。 【解決手段】 開示される液晶表示装置の製造方法は、
TFT基板1とCF基板2との間に液晶3を封入するギ
ャップを確保する柱状スペーサ30を形成した後、最終
的にギャップを決定する加圧封孔を0.15kg/cm
2〜0.60kg/cm2の範囲の加圧封孔荷重を加えて
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示装置の
製造方法に係り、詳しくは、駆動素子基板と対向基板と
の間に液晶を封入するギャップを確保するための柱状ス
ペーサが配置されてなる液晶表示装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】各種の情報機器等のディスプレイとして
液晶表示装置が広く用いられている。液晶表示装置は、
液晶を駆動する駆動素子(スイッチング素子)として動
作するTFT(Thin Film Transistor;薄膜トランジス
タ)が形成されたTFT基板(駆動素子基板)と、CF
(Color Filter;カラーフィルタ)が形成されたCF基板
(対向基板)との間のギャップに液晶が封入された構成
を基本としている。ここで、TFT基板とCF基板との
間のギャップを確保するために、従来から球状スペーサ
を用いて両基板間に配置することが行われている。
【0003】図10は、そのように球状スペーサを配置
する方法を概略的に示す図である。まず、図10(a)
に示すように、いずれか一方の基板例えばTFT基板1
01を用いて、予め用意した樹脂等から成る直径が4〜
8μmの球状スペーサ102をそのTFT基板101上
に散布する。次に、図10(b)に示すように、CF基
板103を球状スペーサ102に接するようにTFT基
板101上に重ね合わせた後、両基板を張り合わせて液
晶セルを形成する。ここで、TFT基板101及びCF
基板103には、それぞれTFTやCF等の必要な構成
要素(部品)が既に形成されているものとする。そし
て、両基板101、103間に液晶(図示せず)を注入
した後、液晶セルに周辺駆動回路を接続して液晶表示装
置を完成させる。
【0004】このように、球状スペーサを用いる液晶表
示装置の製造方法では、上述したように、球状スペーサ
102を一方の基板101上に散布すればよいので、ス
ペーサを設ける工程が簡単になるという利点がある。そ
の反面、球状スペーサ102は基板101上にランダム
に散布されるので散布密度(配置密度)がばらついた
り、球状ゆえに製造工程時に基板101上を転がり易い
ために周囲に移動し易い等の不具合が生ずるので、いわ
ゆる面内の均一性が悪化する。また、表示画素内にも球
状スペーサが存在するようになるので、液晶表示装置の
コントラストが低下するのが避けられない。
【0005】それゆえ、最近の液晶表示装置では、球状
スペーサに代えて柱状スペーサをTFT基板とCF基板
との間に配置することが行われている。例えば、特開平
11−305239号公報には、そのように両基板間に
柱状スペーサを配置するようにした構成の液晶表示装置
が開示されている。この柱状スペーサは、例えばカラー
フィルタを形成するとき同時に同材料を利用してCF基
板上に形成することが行われている。
【0006】次に、図11を参照して、柱状スペーサを
用いた従来の液晶表示装置の製造方法を概略的に説明す
る。まず、図11(a)に示すように、予め必要な構成
部品を形成した例えばCF基板103のTFT基板との
対向面となる面にアクリル樹脂を主成分とするフォトレ
ジスト膜104を塗布した後、露光、現像処理を施して
フォトレジスト膜104をパターニングして、柱状スペ
ーサ105を形成する。これによって、柱状スペーサ1
05がCF基板103上に固定されるように形成され
る。したがって、柱状スペーサ105は、球状スペーサ
のように配置密度がばらつくことはなく、また製造工程
時に基板103上を移動することはないので、面内の均
一性が悪化しない。さらに、柱状スペーサ105の配置
位置を任意に選べるので、表示画素内に存在させないよ
うに調整できるので、コントラストの低下も避けられる
利点がある。
【0007】次に、図11(b)に示すように、例えば
ポリイミド膜から成る配向膜106を印刷により全面に
形成する。次に、配向膜106内から溶剤を除去するた
め、CF基板103に対して配向焼成処理を施す。次
に、配向膜106の所定位置に例えばエポキシ樹脂から
成るシール107を印刷により形成する。このシール1
07の側面には液晶を注入するための注入孔109が形
成される。
【0008】一方、図11(c)に示すように、予めT
FTを含めた必要な構成部品が形成されたTFT基板1
01を用いて、TFT基板101を柱状スペーサ105
に接するようにCF基板103上に重ね合わせる。この
重ね合わせは、両基板101、103に所定の重ね合わ
せ荷重W1を加えながら、両基板101、103が所定
の位置関係となるようにTFT基板101を柱状スペー
サ105に対して横方向Xにずらして、アライメント動
作を行うようにする。従来における重ね合わせは、球状
スペーサを用いた場合と略同じ値である0.3kg/c
2〜0.6kg/cm2の重ね合わせ荷重W1を加えな
がら、シール107を潰ぶしながら行う。次に、重ね合
わせた両基板101、103を、球状スペーサを用いた
場合と略同じ値である略0.5kg/cm2のシール焼
成荷重W2(図示せず)を加えながら、シール107を
加熱して柱状スペーサ105を硬化させるシール焼成を
行う。これによって、TFT基板101とCF基板10
3との間に、柱状スペーサ105によりギャップ108
が確保された液晶セルが形成される。
【0009】次に、図11(d)に示すように、シール
107の注入孔109から液晶110を注入した後、最
終的にギャップを決定する加圧封孔を行う。この加圧封
孔は、液晶セル内の余分な液晶を排出し、かつ均一なギ
ャップを確保するために、略0.6kg/cm2以上の
加圧封孔荷重W3を加えながら行う。続いて、液晶セル
に周辺駆動回路を接続して液晶表示装置を完成させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
液晶表示装置の製造方法では、柱状スペーサを形成した
後の製造工程における熱あるいは荷重により柱状スペー
サが影響を受けるので、柱状スペーサにより安定したギ
ャップを形成するのが困難になる、という問題がある。
まず、柱状スペーサを形成した後の配向焼成工程におい
て、配向焼成処理における熱の影響で柱状スペーサが収
縮してしまうので、柱状スペーサの高さが減少してしま
うようになる。図12はこの様子を説明する図で、図1
2(a)に示すように、CF基板103上に柱状スペー
サ105を形成してから、全面に配向膜106を印刷し
た後に配向焼成処理を施すと、この配向焼成処理におけ
る熱の影響で柱状スペーサ105が、図12(b)に矢
印で示すように、収縮したままになるため、TFT基板
101との間に形成されるギャップ108が狭くなる。
【0011】また、最終的にギャップを決定する加圧封
孔工程において、均一なギャップを形成するためには大
きな加圧封孔荷重を加えることにより余分な液晶を排出
することが望ましいが、大きな加圧封孔荷重の影響によ
り、液晶表示装置が使用される環境温度が変化した場
合、液晶の体積の収縮に柱状スペーサの収縮が追従でき
なくなる。図13はこの様子を説明する図で、図13
(a)に示すように、加圧封孔時に大きな加圧封孔荷重
W3(例えば略0.6kg/cm2)を加えた場合、柱
状スペーサ105は圧縮されるようになる。ここで、図
13(a)に示すように、柱状スペーサ105が十分に
圧縮されていれば、環境温度が高温(例えば70〜80
℃)になった場合でも、液晶110が膨脹しても柱状ス
ペーサ105はその弾性特性により液晶110の膨張に
追従できるので、均一なギャップが確保できるようにな
る。しかしながら、柱状スペーサ105の圧縮分以上に
液晶110が膨張したときには、図13(b)に示すよ
うに、柱状スペーサ105は矢印方向の液晶110の膨
張に追従できないので、柱状スペーサ105がTFT基
板101から離れてしまうようになるため、均一なギャ
ップが確保できなくなる。
【0012】一方、環境温度が低温(例えば−10〜−
20℃)になった場合には、上述したように柱状スペー
サ105が十分に圧縮されていると、図13(c)に示
すように矢印方向に液晶110が収縮したときに、柱状
スペーサ105はそれ以上収縮できないため、液晶11
0の収縮に追従できなくなる。この結果、液晶110に
含まれているガスにより気泡111が発生するようにな
り、この気泡111は光の透過率を低下させることにな
る。このように、加圧封孔時に大きな加圧封孔荷重を加
えると、完成された液晶表示装置が使用される環境温度
が常温以外の高温あるいは低温にさらされた場合、柱状
スペーサ105の膨張あるいは収縮が、液晶110のそ
れに追従できなくなるので、均一なギャップの形成が困
難になる。
【0013】また、従来の液晶表示装置の製造方法で
は、柱状スペーサ105を形成した後の製造工程におけ
る熱あるいは加圧により柱状スペーサ105が影響を受
けるので、柱状スペーサ105により高品質の液晶表示
装置を製造するのが困難になる、という問題がある。
【0014】すなわち、重ね合わせ工程において、大き
な重ね合わせ荷重で加圧しながらTFT基板とCF基板
との重ね合わせを行うと、アライメント動作が困難にな
る。図14はこの様子を説明する図で、図14(a)に
示すように、TFT基板101を配置した後、図14
(b)に示すように、重ね合わせ時に大きな重ね合わせ
荷重W1(例えば0.3kg/cm2〜0.6kg/c
2)を加えた場合、荷重が大きいので、CF基板10
3上の柱状スペーサ105に対するTFT基板101の
摩擦力が大きくなる。このため、TFT基板101を横
方向にずらすことが困難になるので、アライメント動作
が難しくなり、無理にTFT基板101をずらそうとす
ると、TFT基板101の表面を柱状スペーサ105に
より損傷させることになり、その表面に形成されている
TFTあるいは配向膜等を不良にするおそれがある。し
たがって、液晶表示装置の製造歩留まりを低下させるの
で、高品質の液晶表示装置の製造が困難になる。
【0015】また、重ね合わせ工程に続いて行うシール
焼成工程においては、シール焼成荷重による加圧だけで
なく加熱を伴うので、柱状スペーサがその影響で容易に
変形してしまうようになる。図15はこの様子を説明す
る図で、図15(a)に示したようなシール焼成前の柱
状スペーサ105は、図15(b)に示すように、シー
ル焼成荷重W2及び加熱によるシール焼成時に硬度が下
がるので容易に変形して、図15(c)に示すように、
シール焼成後にも柱状スペーサ105には変形が残った
ままになる。したがって、この場合にも均一なギャップ
が確保できなくなる。
【0016】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、柱状スペーサにより安定したギャップを形成す
ることができ、かつ高品質の液晶表示装置を製造するこ
とができるようにした液晶表示装置の製造方法を提供す
ることを目的としている。
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、駆動素子が形成された駆動
素子基板と、該駆動素子基板と対向する対向基板との間
のギャップに液晶が封入され、上記ギャップを確保する
柱状スペーサが上記駆動素子板と上記対向基板との間に
配置されてなる液晶表示装置の製造方法であって、上記
駆動素子基板あるいは上記対向基板のいずれか一方に上
記柱状スペーサを形成する柱状スペーサ形成工程と、上
記柱状スペーサを形成した基板に上記両基板を貼り合わ
せるためのシールを形成するシール形成工程と、上記シ
ールによって上記両基板を貼り合わせた後、上記シール
に予め形成した注入孔を通じて液晶を注入する液晶注入
工程と、上記注入孔を通じて上記液晶の余分量を排出し
た後上記注入孔を封止して最終的に上記ギャップを決定
するために、上記両基板に0.15kg/cm2〜0.
60kg/cm2の範囲の加圧封孔荷重を加える加圧封
孔工程とを含むことを特徴としている。
【0017】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の液晶表示装置の製造方法に係り、上記シール形成工
程と、上記液晶注入工程との間に、上記シールを潰して
上記両基板を貼り合わせるために、上記両基板に0.0
3kg/cm2〜0.12kg/cm2の範囲の重ね合わ
せ荷重を加える重ね合わせ工程を含むことを特徴として
いる。
【0018】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の液晶表示装置の製造方法に係り、上記重ね合わせ工
程の後に、上記シールを焼成するために、上記両基板に
上記加圧封孔工程における上記加圧封孔荷重よりも小さ
なシール焼成荷重を加えるシール焼成工程を含むことを
特徴としている。
【0019】また、請求項4記載の発明は、請求項1、
2又は3記載の液晶表示装置の製造方法に係り、上記柱
状スペーサ形成工程の後に、該柱状スペーサを覆うよう
に配向膜を形成する配向膜形成工程を含むことを特徴と
している。
【0020】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の液晶表示装置の製造方法に係り、上記配向膜形成工
程の後に、該配向膜から溶剤を除去するように焼成処理
を行う配向膜焼成工程を含むことを特徴としている。
【0021】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の液晶表示装置の製造方法に係り、上記配向膜焼成工
程を、150℃〜230℃の範囲で、1時間〜3時間の
範囲で行うことを特徴としている。
【0022】また、請求項7記載の発明は、請求項1乃
至6のいずれか1に記載の液晶表示装置の製造方法に係
り、上記柱状スペーサ形成工程を、上記いずれか一方の
基板にフォトレジスト膜を塗布した後該フォトレジスト
膜を所望の形状にパターニングして行うことを特徴とし
ている。
【0023】また、請求項8記載の発明は、請求項7記
載の液晶表示装置の製造方法に係り、上記フォトレジス
ト膜としてネガタイプを用いることを特徴としている。
【0024】また、請求項9記載の発明は、請求項1乃
至8のいずれか1に記載の液晶表示装置の製造方法に係
り、上記柱状スペーサを遮光領域に形成することを特徴
としている。
【0025】また、請求項10記載の発明は、請求項9
記載の液晶表示装置の製造方法に係り、上記遮光領域は
ブラックマトリクス層が形成されている領域に選ばれる
ことを特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は実施例を用いて
具体的に行う。 ◇第1実施例 図1乃至図3は、この発明の第1実施例である液晶表示
装置の製造方法の構成を工程順に示す工程図、図4は同
液晶表示装置の製造方法において、柱状スペーサが重ね
合わせ荷重の影響を受けない様子を説明する図、図5は
同液晶表示装置の製造方法において、柱状スペーサがシ
ール焼成の影響を受けない様子を説明する図、図6は同
液晶表示装置の製造方法において、柱状スペーサが加圧
封孔荷重の影響を受けない様子を説明する図である。ま
た、図7は同液晶表示装置の製造方法において、シール
焼成有無による柱状スペーサの荷重(縦軸)と変形量
(横軸)との関係を示す図、図8は同液晶表示装置の製
造方法において、柱状スペーサが配置される領域の例を
概略的に示す平面図である。以下、図1〜図3を参照し
て同液晶表示装置の製造方法について工程順に説明す
る。なお、この例では透過型液晶表示装置に適用した例
で示す。まず、図1(a)に示すように、予めTFT1
0が形成されたTFT基板1を用意する。このTFT基
板1は、ガラス等から成る第1の透明基板5と、第1の
透明基板5の表面の一部分に形成されてゲート電極を兼
ねる走査線(ゲートライン)6と、走査線6を覆うよう
に形成されてゲート絶縁膜を兼ねる第1の層間絶縁膜7
と、走査線6の上方の第1の層間絶縁膜7上に形成され
た半導体層8と、半導体層8の端部にそれぞれ形成され
たドレイン電極9及びソース電極11と、ドレイン電極
9に接続されて走査線6と直交するように形成された信
号線12と、半導体層8、ドレイン電極9及びソース電
極11等を覆うように形成された第2の層間絶縁膜13
と、第2の層間絶縁膜13に形成されたコンタクトホー
ル14を介してソース電極11に接続されて第2の層間
絶縁膜13の表面に引き出されるように形成された画素
電極15と、画素電圧15を覆うように形成された第1
の配向膜16を備えている。ここで、走査線6、半導体
層8、ドレイン電極9及びソース電極11は、TFT1
0を構成している。
【0027】次に、図1(b)に示すように、TFT基
板1と対向して用いられるCF基板2を用意する。この
CF基板2は、ガラス等から成る第2の透明基板21
と、第2の透明基板21の表面に形成されてTFT基板
1のTFT10の光入射防止あるいは表示に関係のない
部分を遮光するための遮光膜として働くブラックマトリ
ックス(Black Matrix)層22と、カラーフィルタを構
成する赤色フィルタ23R、緑色フィルタ23G及び青
色フィルタ23Bと、ブラックマトリックス層22及び
各フィルタ23R、23G、23Bを覆うように形成さ
れた平坦化膜24と、平坦化膜24を覆うように形成さ
れた共通電極25とを備えている。
【0028】次に、図1(c)に示すように、一方の基
板であるCF基板2を用いてTFT基板1との対向面と
なる面の全面にアクリル樹脂を主成分とするネガタイプ
のフォトレジスト膜27を塗布した後、柱状スペーサを
形成すべき位置に開口28が形成されたフォトマスク2
9でフォトレジスト膜27を覆う。次に、フォトマスク
29を通じて紫外線を照射して露光処理を行った後、フ
ォトマスク29を取り除く。
【0029】次に、CF基板2を現像液に浸漬してフォ
トレジスト膜27の現像処理を行うことにより、フォト
マスク29の開口28に対応して紫外線が照射された部
分以外のフォトレジスト膜27が除去されて、図2
(d)に示すように、柱状スペーサ30が形成される。
この柱状スペーサ30は共通電極25上に固定されるよ
うに形成される。柱状スペーサ30は、光透過性に影響
を与えないように表示画素外の領域に配置されるように
形成され、例えば図8に示したように、ブラックマトリ
ックス層23上の領域に形成される。一例として、柱状
スペーサ30は高さを4.45μm、柱面積を10×1
2μm2に形成した。また、フォトレジスト膜27とし
て特にネガタイプのものを用いることにより、精度の高
い柱状スペーサ30の加工が可能となる。
【0030】次に、図2(d)に示すように、柱状スペ
ーサ30を含むCF基板2の全面に膜厚が0.04μm
〜0.050μmのポリイミド(PI)膜を印刷して第
2の配向膜26を形成する。この段階での柱状スペーサ
30の高さは略4.5μmとなった。次に、配向膜26
からポリアミック酸のような溶剤を除去するため、CF
基板2を、150〜230℃で1〜3時間熱処理して、
配向焼成処理を施こす。このような配向焼成処理時に、
この例の製造方法によれば熱処理条件を上述したような
範囲に選ぶことにより、柱状スペーサ30を構成してい
るアクリル樹脂を主成分とするフォトレジスト膜の重合
が未完了で未硬化であったのが、重合を完了させて硬化
させることができる。したがって、この段階で柱状スペ
ーサ30が収縮することはほとんどなくなる。この段階
での柱状スペーサ30の高さは略4.29μmとなっ
た。
【0031】次に、第2の配向膜26にラビング、ラビ
ング洗浄、ラビング乾燥等の一連のラビング処理を施し
た後、図2(e)に示すように、CF基板2の所定位置
に例えばエポキシ樹脂を印刷してシール32を形成して
CF基板2を完成させる。このシール32は、TFT基
板1とCF基板2とを貼り合わせるために用いる。ま
た、図1(a)に示したようなTFT基板1の第1の配
向膜16に対しても、上記と同様な一連のラビング処理
を施してTFT基板1を完成させるものとする。
【0032】次に、図2(f)に示すように、上述した
ようにして形成されたTFT基板1及びCF基板2を用
いて、TFT基板1を柱状スペーサ30に接するように
CF基板2上に重ね合わせる。この重ね合わせは、両基
板1、2に以下のような重ね合わせ荷重W1を加えなが
ら、シール32を潰すことにより、両基板1、2が所定
の位置関係となるようにTFT基板1を柱状スペーサ3
0に対して横方向Xにずらして、アライメント動作を行
った。すなわち、重ね合わせ荷重W1を0.03kg/
cm2、0.12kg/cm2、0.18kg/cm2
0.24kg/cm2及び0.60kg/cm2の5種類
に設定して重ね合わせを行った。その結果、表1に示す
ような結果が得られた。
【0033】
【表1】
【0034】表1は、各重ね合わせ荷重に対応して、
(1)重ね動作、(2)シートずれ、(3)キズがどの
ように行われ、あるいは発生したかを、その度合いに応
じてランク付けて示している。表1において、○印は問
題なし、△印は多少問題あり、×印は問題ありを示し、
○印の問題なしの場合を合格とみなして、後の製造工程
に流すことができることを意味している。表1から明ら
かなように、0.03kg/cm2、0.12kg/c
2の2種類の重ね合わせ荷重を加えて重ね合わせを行
った場合のみ、(1)重ね動作、(2)シートずれ、
(3)キズの点で、全て問題がないことを示している。
それ以外の、0.18kg/cm2、0.24kg/c
2及び0.60kg/cm2の3種類の重ね合わせ荷重
を加えて重ね合わせを行った場合は、重ね合わせ動作が
できなかったり、重ね合わせ動作はできるが時間がかか
ったり、シートがずれてTFTや配向膜等の表示部にキ
ズが発生して、問題があることを示している。すなわ
ち、この例では0.18kg/cm2以上の重ね合わせ
荷重を加えて重ね合わせを行うと、従来のような欠点が
発生することを示している。したがって、0.12kg
/cm2以下の重ね合わせ荷重で、望ましくは0.03
kg/cm2〜0.12kg/cm2の範囲の重ね合わせ
荷重を加えて重ね合わせを行うと均一なギャップが形成
されるようになる。これにより、重ね合わせ時に、TF
T基板1の表面に形成されているTFTあるいは配向膜
等を不良にするおそれがなくなるので、液晶表示装置の
製造歩留まりを低下させることがなく、高品質の液晶表
示装置の製造が容易になる。
【0035】図4は、重ね合わせ荷重の条件を上述の範
囲に選んで重ね合わせを行った場合に、重ね合わせ荷重
の影響を受けることなくアライメント動作が容易に行わ
れる様子を説明する図である。図4(a)に示すよう
に、重ね合わせ前の柱状スペーサ30は、図4(b)に
示すように、重ね合わせ荷重W1による初期加圧により
加圧を開始しても摩擦力が小さいため、図4(c)に示
すように、TFT基板1を柱状スペーサ30に対して横
方向にスムーズにずらすことができる。このため、上述
したように、アライメントが容易になり、無理にTFT
基板1をずらす必要がないので、TFT基板1の表面を
柱状スペーサ30により損傷させることがなくなる。
【0036】次に、アライメントが終了した両基板1、
2を、所定のシール焼成荷重を加えながら、シール32
を加熱して柱状スペーサ30を硬化させるシール焼成を
行って、液晶セルを形成する。このシール焼成における
シール焼成荷重は、従来のような欠点を避けるために、
この後に最終的にギャップを決定する加圧封孔工程にお
ける加圧封孔荷重よりも小さく選ぶようにする。これに
よって、柱状スペーサ30の弾性特性を劣化させること
がなくなるので、柱状スペーサ30の変形量が少なくな
る。一例として、シール焼成は、略0.46kg/cm
2のシール焼成荷重を加えて、略150℃の焼成温度で
行った。この段階での柱状スペーサ30の高さは略4.
15μmとなった。図7は、シール焼成有無による柱状
スペーサ30の荷重(縦軸)と変形量(横軸)との関係
を示す図である。特性Aはシール焼成あり、特性Bはシ
ール焼成なしを示している。
【0037】図7から明らかなように、同一荷重をかけ
ても、シール焼成ありの特性Aはシール焼成なしの特性
Bと比較して、変形量が少なくなっており、硬度が上が
ることにより変形しにくくなったことを示している。図
5は、シール焼成の最適化により柱状スペーサの変形量
が少なくなる様子を説明する図である。図5(a)に示
したようなシール焼成前の柱状スペーサ30は、図5
(b)に示すように、低荷重シール焼成を行うことによ
り柱状スペーサ30の変形量を最小限に抑えることがで
きるので、図5(c)に示すように、シール焼成後の柱
状スペーサ30には変形量はシール焼成前とあまり変わ
りなくなる。したがって、均一なギャップの確保ができ
るようになる。
【0038】次に、図3に示すように、シール32の側
面に予め形成されている注入孔33から液晶3を注入し
た後、最終的にギャップを決定する加圧封孔を行う。こ
の加圧封孔は、液晶セル内の余分な液晶3を排出し、か
つ均一なギャップを確保するために行い、以下のような
加圧封孔荷重を加えて行った。すなわち、加圧封孔荷重
を0kg/cm2、0.10kg/cm2、0.15kg
/cm2、0.30kg/cm2、0.60kg/c
2、0.75kg/cm2及び0.80kg/cm2
7種類に設定して加圧封孔行った。その結果、表2に示
すような結果が得られた。
【0039】
【表2】
【0040】表2は、各加圧封孔荷重による加圧封孔を
行って、完成させた液晶表示装置の使用される環境温度
が(1)常温時、(2)高温時(例えば70〜80
℃)、(3)低温時(例えば−10〜−20℃)の場合
に、製品がどのように変化するかを見ばい評価して、製
品として問題がないものに○印を付けて示した。表2か
ら明らかなように、0.15kg/cm2、0.30k
g/cm2、0.60kg/cm2の3種類の加圧封孔荷
重を加えて加圧封孔を行った場合のみ、製品として問題
がないものを製造することができた。それ以外の、0k
g/cm 2、0.10kg/cm2、0.75kg/cm
2及び0.80kg/cm2の4種類の加圧封孔荷重を加
えて加圧封孔を行った場合は、環境温度に応じて面内の
均一性が悪くなったり、ギャップがばらついて表示の色
味が変化したり、気泡が発生がする等の製品として問題
が生じることを示している。すなわち、この例では0.
10kg/cm2以下、あるいは0.75kg/cm2
上の加圧封孔荷重を加えて加圧封孔を行うと、従来のよ
うな欠点が発生することを示している。したがって、
0.15kg/cm2〜0.60kg/cm2の範囲の荷
重を加えて加圧封孔を行うことにより、完成された液晶
表示装置が使用される環境温度が常温以外の高温あるい
は低温にさらされた場合でも、柱状スペーサの膨張ある
いは収縮が、液晶のそれに追従できるようになるので、
均一なギャップの形成が容易となる。
【0041】図6は、加圧封孔の条件を上述の範囲に選
んだ場合に、環境温度が高温あるいは低温にさらされた
場合でも、柱状スペーサの膨張あるいは収縮が、液晶の
それに追従できるようになる様子を説明する図である。
図6(a)に示すように、加圧封孔時に上記加圧封孔荷
重W3が加えられて柱状スペーサ30は破線位置から実
線位置まで圧縮されるようになる。ここで、環境温度が
高温(例えば70〜80℃)になった場合、柱状スペー
サ30は十分に圧縮されているので、その弾性特性によ
り柱状スペーサ30が液晶3の膨張に追従できるため、
均一なギャップが確保できるようになる。また、圧縮分
以上に液晶3が膨張したときでも、柱状スペーサ30は
最適加圧封孔荷重で加圧封孔されているので、液晶3の
膨張に追従できるため、柱状スペーサ30がTFT基板
1から離れてしまうようにはならず、均一なギャップが
確保できるようになる。
【0042】一方、環境温度が低温(例えば−10〜−
20℃)になった場合でも、上述したように柱状スペー
サ30が十分に圧縮されているので、図6(b)に示す
ように、液晶3が収縮したときでも柱状スペーサ30が
それ以上収縮できるため、図6(c)に示すように、柱
状スペーサ30は液晶3の収縮に追従できる。この結
果、液晶にガスが含まれていても気泡は発生しなくな
る。このように、加圧封孔時に最適加圧封孔荷重で加圧
することにより、完成された液晶表示装置が使用される
環境温度が常温以外の高温あるいは低温にさらされた場
合でも、柱状スペーサの膨張あるいは収縮が、液晶のそ
れに追従できるようになるので、均一なギャップの形成
が容易になる。
【0043】これ以降の工程は、通常の液晶表示装置の
製造方法と略同様に、TFT基板1を構成する第1の透
明基板5及びCF基板2を構成する第2の透明基板21
の外側にそれぞれ偏光板(図示せず)を形成した後、液
晶セルに周辺駆動回路を接続して液晶表示装置を完成さ
せる。表3は、以上のような一連の製造工程を経て製造
された液晶表示装置において、予め形成された柱状スペ
ーサ30が主要工程の熱あるいは荷重の影響をうけて、
高さが変化する様子を示している。
【0044】
【表3】
【0045】表3から明らかなように、柱状スペーサ3
0が各主要工程における熱あるいは荷重により受ける影
響はわずかであり、形成初期の高さは最終的に略8.2
%減少したに過ぎない。これはこの例により、ギャップ
を安定に確保することができることを示している。
【0046】このように、この例の液晶表示装置の製造
方法によれば、TFT基板1とCF基板2との間に液晶
3を封入するギャップを確保する柱状スペーサ30を形
成した後、最終的にギャップを決定する加圧封孔を0.
15kg/cm2〜0.60kg/cm2の範囲の加圧封
孔荷重を加えて行うようにしたので、完成された液晶表
示装置が使用される環境温度が常温以外の高温あるいは
低温にさらされた場合でも、柱状スペーサの膨張あるい
は収縮が、液晶のそれに追従できるようになるので、均
一なギャップの形成が容易となる。したがって、柱状ス
ペーサにより安定したギャップを形成することができ、
かつ高品質の液晶表示装置を製造することができる。
【0047】◇第2実施例 図9は、この発明の第2実施例である液晶表示装置の製
造方法の構成を工程順に示す工程図である。この発明の
第2実施例である液晶表示装置の製造方法の構成が、上
述した第1実施例の構成と大きく異なるところは、柱状
スペーサをTFT基板に形成するようにした点である。
すなわち、この例の液晶表示装置の製造方法は、図9
(a)に示すように、予めTFT10が形成されたTF
T基板1を用意した後、TFT基板1を用いてCF基板
2との対向面となる面の全面にアクリル樹脂を主成分と
するネガタイプのフォトレジスト膜27を塗布した後、
柱状スペーサを形成すべき位置に開口28が形成された
フォトマスク29でフォトレジスト膜27を覆う。次
に、フォトマスク29を通じて紫外線を照射して露光処
理を行った後、フォトマスク29を取り除く。
【0048】次に、TFT基板1を現像液に浸漬してフ
ォトレジスト膜27の現像処理を行うことにより、フォ
トマスク29の開口28に対応して紫外線が照射された
部分以外のフォトレジスト膜27が除去されて、図9
(b)に示すように、柱状スペーサ30が形成される。
この柱状スペーサ30は画素電極15上に固定されるよ
うに形成される。柱状スペーサ30は、CF基板2上に
形成する場合と同様に光透過性に影響を与えないように
表示画素外の領域に形成される。以下の工程は、第1実
施例の工程を略同様に繰り返せばよい。したがって、以
下の工程については説明を省略する。
【0049】このように、この例の構成によっても、第
1実施例において述べたのと略同様の効果を得ることが
できる。
【0050】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更などがあってもこの発明に含まれる。例えば、実施例
では液晶を駆動する駆動素子としてはTFTを用いる例
で説明したが、駆動素子はTFTに限ることなくMIM
(Metal Insulator Metal)型素子、ダイオード型素
子、バリスタ型素子等の二端子素子を用いてもよい。ま
た、実施例では駆動素子基板としてはガラス等の透明基
板を用いる透明型の液晶表示装置の例で説明したが、駆
動素子基板は透明基板に限ることなく多結晶シリコン等
の不透明基板を用いてもよい。この場合には、液晶表示
装置は反射型となり、画素電極が反射板を兼ねた反射電
極として動作することになる。
【0051】また、カラーフィルタは対向基板に形成し
た例で説明したが、カラーフィルタは駆動素子基板側に
形成するようにしてもよい。また、表示方式の違いにか
かわらず、TN(Twisted Nematic)型あるいはIPS(In
-Plane Switching)型のいずれの液晶表示装置に適用す
ることもできる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の液晶表
示装置の製造方法によれば、駆動素子基板と対向基板と
の間に液晶を封入するギャップを確保する柱状スペーサ
を形成した後、最終的にギャップを決定する加圧封孔を
0.15kg/cm2〜0.60kg/cm2の範囲の加
圧封孔荷重を加えて行うようにしたので、完成された液
晶表示装置が使用される環境温度が常温以外の高温ある
いは低温にさらされた場合でも、柱状スペーサの膨張あ
るいは収縮が、液晶のそれに追従できるようになるの
で、均一なギャップの形成が容易となる。したがって、
柱状スペーサにより安定したギャップを形成することが
でき、かつ高品質の液晶表示装置を製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である液晶表示装置の製
造方法の構成を工程順に示す工程図である。
【図2】同液晶表示装置の製造方法の構成を工程順に示
す工程図である。
【図3】同液晶表示装置の製造方法の構成を工程順に示
す工程図である。
【図4】同液晶表示装置の製造方法において、柱状スペ
ーサが重ね合わせ荷重の影響を受けない様子を説明する
図である。
【図5】同液晶表示装置の製造方法において、柱状スペ
ーサがシール焼成の影響を受けない様子を説明する図で
ある。
【図6】同液晶表示装置の製造方法において、柱状スペ
ーサがシール加圧封孔荷重の影響を受けない様子を説明
する図である。
【図7】同液晶表示装置の製造方法において、シール焼
成有無による柱状スペーサの荷重(縦軸)と変形量(横
軸)との関係を示す図である。
【図8】同液晶表示装置の製造方法において、柱状スペ
ーサが配置される領域の例を概略的に示す平面図であ
る。
【図9】この発明の第2実施例である液晶表示装置の製
造方法の構成を工程順に示す工程図である。
【図10】球状スペーサを用いる従来の液晶表示装置の
製造方法の構成を概略的に示す図である。
【図11】柱状スペーサを用いる従来の液晶表示装置の
製造方法の構成を概略的に示す図である。
【図12】同液晶表示装置の製造方法において、柱状ス
ペーサが配向焼成処理の影響を受ける様子を説明する図
である。
【図13】同液晶表示装置の製造方法において、柱状ス
ペーサが加圧封孔荷重の影響を受ける様子を説明する図
である。
【図14】同液晶表示装置の製造方法において、柱状ス
ペーサが重ね合わせ荷重の影響を受ける様子を説明する
図である。
【図15】同液晶表示装置の製造方法において、柱状ス
ペーサがシール焼成荷重の影響を受ける様子を説明する
図である。
【符号の説明】
1 TFT基板(駆動素子基板) 2 CF基板(対向基板) 3 液晶 5 第1の透明基板 6 走査線(ゲートライン) 7 第1の層間絶縁膜 8 半導体層 9 ドレイン電極 10 TFT 11 ソース電極 12 信号線 13 第2の層間絶縁膜 14 コンタクトホール 15 画素電極 16 第1の配向膜 21 第2の透明基板 22 ブラックマトリックス層 23R、23G、23B カラーフィルタ 24 平坦化膜 25 共通電極 26 第2の配向膜 27 フォトレジスト膜 28 開口 29 フォトマスク 30 柱状スペーサ 32 シール 33 封入孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 LA09 NA05 NA14 NA21 NA40 NA45 PA06 QA14 TA01 TA04 TA09 TA12 2H090 HB11 HC15 MB01 2H091 FA02Y FA34Y GA01 GA06 GA08 GA09 GA13 LA12 LA18

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動素子が形成された駆動素子基板と、
    該駆動素子基板と対向する対向基板との間のギャップに
    液晶が封入され、前記ギャップを確保する柱状スペーサ
    が前記駆動素子板と前記対向基板との間に配置されてな
    る液晶表示装置の製造方法であって、 前記駆動素子基板あるいは前記対向基板のいずれか一方
    に前記柱状スペーサを形成する柱状スペーサ形成工程
    と、 前記柱状スペーサを形成した基板に前記両基板を貼り合
    わせるためのシールを形成するシール形成工程と、 前記シールによって前記両基板を貼り合わせた後、前記
    シールに予め形成した注入孔を通じて液晶を注入する液
    晶注入工程と、 前記注入孔を通じて前記液晶の余分量を排出した後前記
    注入孔を封止して最終的に前記ギャップを決定するため
    に、前記両基板に0.15kg/cm2〜0.60kg
    /cm2の範囲の加圧封孔荷重を加える加圧封孔工程
    と、 を含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記シール形成工程と、前記液晶注入工
    程との間に、前記シールを潰して前記両基板を貼り合わ
    せるために、前記両基板に0.03kg/cm2〜0.
    12kg/cm2の範囲の重ね合わせ荷重を加える重ね
    合わせ工程を含むことを特徴とする請求項1記載の液晶
    表示装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記重ね合わせ工程の後に、前記シール
    を焼成するために、前記両基板に前記加圧封孔工程にお
    ける前記加圧封孔荷重よりも小さなシール焼成荷重を加
    えるシール焼成工程を含むことを特徴とする請求項2記
    載の液晶表示装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記柱状スペーサ形成工程の後に、該柱
    状スペーサを覆うように配向膜を形成する配向膜形成工
    程を含むことを特徴とする請求項1、2又は3記載の液
    晶表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記配向膜形成工程の後に、該配向膜か
    ら溶剤を除去するように焼成処理を行う配向膜焼成工程
    を含むことを特徴とする請求項4記載の液晶表示装置の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 前記配向膜焼成工程を、150℃〜23
    0℃の範囲で、1時間〜3時間の範囲で行うことを特徴
    とする請求項5記載の液晶表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記柱状スペーサ形成工程を、前記いず
    れか一方の基板にフォトレジスト膜を塗布した後該フォ
    トレジスト膜を所望の形状にパターニングして行うこと
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載の液晶
    表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記フォトレジスト膜としてネガタイプ
    を用いることを特徴とする請求項7記載の液晶表示装置
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記柱状スペーサを遮光領域に形成する
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1に記載の
    液晶表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記遮光領域はブラックマトリクス層
    が形成されている領域に選ばれることを特徴とする請求
    項9記載の液晶表示装置の製造方法。
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