JP2002331956A - 作業車両の自動変速機構 - Google Patents

作業車両の自動変速機構

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JP2002331956A
JP2002331956A JP2001143021A JP2001143021A JP2002331956A JP 2002331956 A JP2002331956 A JP 2002331956A JP 2001143021 A JP2001143021 A JP 2001143021A JP 2001143021 A JP2001143021 A JP 2001143021A JP 2002331956 A JP2002331956 A JP 2002331956A
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angle
transmission mechanism
sensor
continuously variable
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JP2001143021A
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English (en)
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Masashi Ota
真史 太田
Akihiko Maezawa
明彦 前沢
Hiroyuki Hagiwara
裕之 萩原
Tetsuo Kubota
徹男 窪田
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IHI Shibaura Machinery Corp
Original Assignee
IHI Shibaura Machinery Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業車両の旋回時において、作業に必要な駆
動力を維持しつつ適切な速度へ減速をおこない、本機の
不安定状態を防止する。 【解決手段】 作業車両の旋回時に、ステアリング切れ
角センサ124と本機角度センサ96・97より本機不
安定度合いを検出し、設定された不安定度合いよりも大
きい場合は,制御コントローラ110によって自動制御
された無段変速機23を用いて予め走行速度を減速す
る。そして、本機不安定度合いが著しく大きな場合に
は,速度をゼロにして作業車両を走行停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタ等の作業
車両において、本機の姿勢が転倒等のおそれがある場合
に自動で車速を減速し、回避後には自動で元の速度に戻
す速度制御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】トラクタ等の作業車両は、旋回内側の後
輪を制動するブレーキ機構や、前輪の駆動回転周速度を
後輪のそれよりも速くする前輪増速機構により小旋回が
可能とする技術は公知となっている。このような作業車
両において小旋回を行う場合、一定速度以上で旋回する
と機体姿勢が不安定になり、特に、小旋回時には回転遠
心力が大きくなるため機体の不安定度が増大するため、
エンジンの回転を減少させて旋回時の車速を落とすこと
により、機体を安定な姿勢に保つようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の作業車
両の旋回時において、機体が不安定になったときにはオ
ペレーターが変速装置またはアクセルレバーを操作して
減速するようにしていたので、急旋回した場合や傾斜地
において本機姿勢が不安定となった場合には、オペレー
ターが自分の体を支える必要があるために、即座に減速
操作を行うことは困難である場合があった。特に、有段
変速を切替えて減速を行う場合、クラッチペダルも踏む
必要があり、変速段を選択する必要があるため、作業に
最適な速度を得ることが難しく、運転者が咄嗟に変速操
作することも難しかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0005】即ち、請求項1においては、可変容量型の
油圧ポンプと固定容量型の油圧モータを有する油圧式無
段変速装置により変速して走行を行う油圧駆動式の無段
変速機構を備えた作業車両において、ステアリング切れ
角を検知する手段と、走行速度を検知する手段と、走行
速度を設定する手段と、無段変速機構の速度変更手段と
を制御手段とを制御手段と接続し、ステアリングの切れ
角が設定角度以上になると、自動で無段変速機構を減速
させるものである。
【0006】請求項2においては、可変容量型の油圧ポ
ンプと固定容量型の油圧モータを有する油圧式無段変速
装置により変速して走行を行う油圧駆動式の無段変速機
構を備えた作業車両において、ステアリング切れ角を検
知する手段と、本体姿勢を検知する手段と、走行速度を
検知する手段と、走行速度を設定する手段と、無段変速
機構の速度変更手段とを制御手段と接続し、検知された
走行速度と本機姿勢とステアリング切れ角から、自動で
所定の速度に減速するものである。
【0007】請求項3においては、前記減速状態から、
主変速レバーと副変速レバーによって設定された車速に
復帰する際には、制御手段により設定車速への復帰速度
を徐々に増速するように制御したものである。
【0008】請求項4においては、前記本機の姿勢、ス
テアリング切れ角および車両速度から不安定度を演算
し、該不安定度が設定値以上の場合には、走行駆動を自
動停止するよう制御したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明の自動変速機構を装備したトラクタの
左側面図、図2は同じく平面図、図3はミッションケー
スの側断面図、図4は駆動伝達機構を示すスケルトン図
である。図5は主変速レバー取付部の側面図、図6は副
変速レバー取付部の側面図、図7はミッションケースの
変速部側面図、図8は同じく一部拡大図、図9は油圧回
路図、図10は切れ角減速スイッチ取付け部の側面図、
図11は同じく一部拡大図、図12ギヤケースとピット
マンアームの連結部側面図、図13は切れ角センサ取付
け部側面図、図14は同じく断面図、図15は傾斜減速
センサ取付け部側面図、図16は制御ブロック図、図1
7と図18はフローチャートである。
【0010】まず、本発明に係る自動変速機構を具備し
た作業車両の一実施例であるトラクタの概略構成につい
て説明する。
【0011】図1及び図2に示す如く、前記作業車両は
本機前部にエンジン2を配設し、該エンジン2をボンネ
ット3で覆っている。該ボンネット3の後部に位置する
ダッシュボード4上には、操向手段となるステアリング
ハンドル5を配置し、ダッシュボード4側部にアクセル
レバー18と前後進切換操作具となる前後進切換レバー
8を突出した状態に配置している。そして、該ダッシュ
ボード4下方であってステップ39上には、本機前進方
向右側にブレーキペダル17及びアクセルペダル28
を、同じく左側にクラッチペダル42を配設している。
【0012】前記ステアリングハンドル5の後方に座席
シート6を配設し、該座席シート6近傍に副変速操作具
となる副変速レバー10、PTO変速レバー11、作業
機昇降レバー12、耕深設定手段となる耕深設定ダイヤ
ル140を配置し、そして、前記座席シート6の左右両
側方に位置するフェンダー21上に主変速操作具となる
主変速レバー7を配置している。該主変速レバー7と副
変速レバー10が走行速度設定手段となる。前記座席シ
ート6やステアリングハンドル5やレバー等が集中配置
している部分を本機の操縦部9としている。なお、前記
各レバーの配置位置は限定するものではなく、操縦部9
の近傍であればよい。
【0013】また、本機前部両側に前輪13・13を支
架し、同じく後部両側に後輪14・14を支架してい
る。そして、前記座席シート6下部にミッションケース
15を配置し、該ミッションケース15の後方に本機に
各種作業機139を装着するための三点リンク式の作業
機装着装置16を配設している。本実施例では、作業車
両には作業機139としてロータリ耕耘装置を搭載した
ものを例示している。
【0014】また、前記座席シート6の下部にシリンダ
ケース148が配設され、図15に示す如く、該シリン
ダケース148近傍(前部)に本機左右角度センサ96
を、その後方に本機前後角度センサ97を配置して、本
機の左右、前後の傾きを検知する機構になっている。該
本機左右角度センサ96と、本機前後角度センサ97
は、制御手段となる作業機制御コントローラ109及び
走行制御コントローラと接続されている。
【0015】次に、作業車両の伝動機構について、図3
及び図4を用いて説明する。
【0016】前記エンジン2の出力側の後部に、ダンパ
ー20又はクラッチを介してミッションケース15内に
配置したHST(油圧式無段変速装置)23の油圧ポン
プ51の入力軸33に動力が伝達される。該入力軸33
は油圧ポンプ51を貫通して後方に延出し、伝動軸47
経てPTO駆動軸48と連結し、油圧ポンプ51を駆動
すると共に、PTO変速機構26を介してPTO軸27
に動力を伝達している。また、前記エンジン2の出力軸
近傍にはエンジン回転数センサ113を配置して、エン
ジン2の回転数を検知するようにしている。該エンジン
回転数センサ113は走行制御コントローラ110と接
続されている。
【0017】前記HST23は可変容量型の油圧ポンプ
51と固定容量型の油圧モータ52から構成され、油圧
ポンプ51を構成する可動斜板53は、後述する速度変
更手段としてのアクチュエータとなる油圧シリンダ67
の作動により傾倒され、該油圧シリンダ67は主変速レ
バー(HSTレバー)7等の操作で駆動されるようにし
ている。
【0018】本実施例では主変速レバー7を、図5に示
す如く、前記操縦部9のフェンダー21上に配置してお
り、フェンダー21上にレバーガイド54を設けて、ク
ランク状に構成したガイド溝に主変速レバー7を挿入し
て、該主変速レバー7の回動基部近傍に主変速レバー7
の回動位置を検知する手段となる角度センサからなるレ
バーセンサ111を配置している。具体的には、主変速
レバー7の回動軸55をミッションケース15上の油圧
ケース56から突出して、該回動軸55からアーム57
を突出し、該アーム57から突出したピンをレバーセン
サ111のセンサアーム111aに形成した溝に挿入し
て、回動軸55の回動をレバーセンサ111に伝達し、
主変速レバー7の回動位置を検知する構成としている。
該レバーセンサ111は走行制御コントローラ110と
接続されている。
【0019】前記HST23の後側、即ち、動力伝達経
路の下流側に副変速装置24を配設している。HST2
3の油圧モータ52の出力軸25から副変速装置24に
動力を伝達し、該副変速装置24は摺動歯車31を摺動
することによって三段の変速を可能としている。前記摺
動歯車31は、図6に示す副変速操作軸69と連結した
図示せぬシフタで摺動し、該副変速操作軸69はミッシ
ョンケース15より側方に突出して、副変速アーム58
を固設している。該副変速アーム58の先端には副変速
レバーリンク59の一端を回動自在に連結して、該副変
速レバーリンク59の他端を副変速レバー10の端部に
連結している。こうして、副変速レバー10は副変速ア
ーム58及び副変速レバーリンク59等からなるリンク
機構を介して副変速装置24の摺動歯車31と連結連動
している。
【0020】前記副変速レバー10は主変速レバー7と
反対側の油圧ケース56側面に配置されて、該油圧ケー
ス56の側面より突出した支点軸60に副変速レバー1
0の下部が枢支されている。そして、副変速レバー10
の基部、即ち、支点軸60近傍に副変速位置センサ11
6を配置して、該副変速位置センサ116のセンサアー
ム116aを副変速レバー10より突出したピンに当接
するよう配置して、副変速レバー10の回動位置を検知
する構成としている。但し、該副変速位置センサ116
は支点軸60上に配置することもできる。また、副変速
レバー10や前記主変速レバー7はダッシュボード4等
に配置することもできて、その位置を限定するものでは
ない。
【0021】そして、前記副変速装置24の出力軸をド
ライブ軸30として、前記副変速装置24で変速された
あとの動力が、該ドライブ軸30の後端に設けたドライ
ブピニオン32を介して後輪デフ装置34に動力が伝達
され、該後輪デフ装置34より左右のデフヨーク軸35
L・35R、最終減速機構36・36を介して後輪14
・14が駆動される構成としている。この後輪14の回
転数を車軸回転数センサ112で検知し実際の走行速度
を検知する手段としている。本実施例ではデフヨーク軸
35Lの回転を検知する構成としているが、最終減速機
構36の歯車の回転数や後輪14を固定した車軸の回転
数やドライブ軸30の回転数を検知する構成とすること
もできる。
【0022】また、前記ドライブ軸30上に前輪駆動歯
車40を固設して、該前輪駆動歯車40より二連のカウ
ンタ歯車41を介して前輪変速装置29に伝達してい
る。該前輪変速装置29は咬合式の四輪駆動クラッチ3
7と前輪増速クラッチ38からなり、両クラッチがOF
Fの場合には後輪のみの二輪駆動となり、路上走行等に
作動される。四輪駆動クラッチ37がONとなると、前
輪13・13と後輪14・14が同速で駆動され、作業
時等に作動される。前輪増速クラッチ38は作業時にお
いてステアリング5を設定角度以上に回転させるとON
となり、前輪13・13の駆動速度を後輪14・14よ
りも増速して、約二倍の速度で駆動するようにしてい
る。
【0023】前記前輪変速装置29によって変速された
あとの動力は、出力軸より伝動軸19を介してフロント
アクスルケース内のフロントデフ装置43に伝達され、
該フロントデフ装置43より両側のデフヨーク軸44L
・44R、最終減速機構45を介して前輪13・13を
駆動するようにしている。
【0024】また、図10に示すように、前記フロント
デフ装置43には、ステアリング用油圧シリンダ98を
付設して、該ステアリング用油圧シリンダ98のピスト
ンロッドにセンサープレート90を介して切れ角センサ
シャフト91が配設されている。図11に示すように、
該切れ角センサシャフト91の中央部外周には切れ角検
知用切欠92が二つ設けてあり、該切れ角検知用切欠9
2は接線と平行となるように削られた検知面とし、二つ
の切れ角検知用切欠92で形成する面は略V字状となる
ようにしている。そして、支持ケース93の外側から二
つの切れ角検知用切欠の左右中央部へ向かって、即ち、
センサシャフトの略軸心に向かって、取付孔93a・9
3bが穿設され、支持ケース93内部と連通され、該取
付孔93a・93bの中心を結ぶ線はセンサシャフト9
1の軸心方向に対して直角方向となるようにしている。
こうして、ステアリング切れ角スイッチ94がコンパク
トに集中して配置されるようにしている。該取付孔93
a・93bにそれぞれ一つまたは複数のボール95・9
5を挿入してからステアリング切れ角スイッチ94が取
り付けられ、二つの切れ角検知用切欠92にそれぞれボ
ール95・95が当接し、切れ角減速スイッチの検知部
がボール95・95にそれぞれ当接するように配設す
る。こうして、ステアリングハンドル5の切れ角が設定
以上になると、センサープレート90を介してセンサシ
ャフト91が摺動し、切れ角検知用切欠92からボール
95が押し出され、ステアリング切れ角スイッチ94が
ONとなり、走行制御コントローラ110に入力され、
減速するように制御されている。なお、二つの切れ角検
知用切欠92・92の長さを異なるように構成すること
によって、ステアリングハンドル5の切れ角が二段階で
検知でき、走行速度の速さの違いや本機の傾斜の違いや
作業機の高さ等で、減速するタイミングを選択すること
ができるようにしている。例えば、高速の場合や本機の
傾斜角度が大きい場合や作業機が上昇されている場合に
は、小さなステアリング切れ角で減速するようにするの
である。
【0025】次に、ステアリングの切れ角を検知する手
段となる、切れ角センサについて、図12、図13、図
14を用いて説明する。ステアリングハンドル5の回転
操作によって、ステアリングハンドル5のハンドル軸5
aからユニバーサルジョイントを介してギヤケース12
0に伝えられ、該ギヤケース120内で伝達方向を変更
されて、ピットマンアーム121に伝達される。該ピッ
トマンアーム121は、ギヤケース120から突出する
回動軸122に一体的に固定されて回動可能とされてい
る。また、ピットマンアーム121には、図13におけ
る上方に突出するアーム123を固設している。ピット
マンアーム121の上方には切れ角センサ124が配設
され、アーム123から突出したピン125を該切り角
センサ124のセンサアーム124aに形成した溝に挿
入して、回動軸122の回動動作を切り角センサ124
に伝達し、ステアリング5の切れ角を検知する構成とし
ている。なお、切り角センサ124は後述の走行制御コ
ントローラ110と接続されている。
【0026】前記HST23の油圧式ポンプ51の可動
斜板53には、図7に示す如く、トラニオン軸(変速
軸)61が連結されて、該トラニオン軸61はHST収
納ケース62より突出して、その先端にシフトアーム6
3を固定している。該シフトアーム63の一端(63
a)は角度センサ64のセンサアーム64aに形成され
た係合溝64abに、シフトアーム63に固設されたピ
ン63abが係合して、シフトアーム63と角度センサ
64のセンサアーム64aとを係合している。該角度セ
ンサ64はトラニオン軸61上方のHST収納ケース6
2上に固定されて、シフトアーム63(トラニオン軸6
1)の回動角を検知している。つまり、角度センサ64
はHST23の変速位置を検知し、後述する走行制御コ
ントローラ110に接続されている。なお、角度センサ
64はポテンショメータやロータリスイッチやロータリ
エンコーダ等で構成し、限定するものではなく、また、
角度センサ64はトラニオン軸61上又はその周囲に配
置することもあり、取付位置も限定するものではない。
【0027】前記シフトアーム63の他端(63b)は
下方に延出され、連結リンク65の一端(65b)に枢
支されている。該連結リンク65の他端(65a)は後
方へ延出して、連結アーム66の一端(66a)に枢支
され、該連結アーム66の他端(66b)がアクチュエ
ータとなる油圧シリンダ67のピストンロッド67a先
端に枢支されている。該連結アーム66はその中途部が
ミッションケース15側面に固定した支点ブラケット6
8に立設したピン66cに枢支されている。従って、油
圧シリンダ67のピストンロッド67aが伸縮すると、
連結アーム66がピン66cを中心として回動し、連結
アーム66の回動に連動して連結リンク65が前後に摺
動し、シフトアーム63をトラニオン軸61を中心とし
て回動させる。このとき、トラニオン軸61はシフトア
ーム63の回動に伴って回動する。即ち、油圧シリンダ
67のピストンロッド67aの伸縮によってトラニオン
軸61を回動し、HST23の油圧式ポンプ51の可動
斜板53を制御する仕組みとしている。
【0028】こうして可動斜板53はリンク機構を介し
てアクチュエータとなる油圧シリンダ67と連結連動し
ており、該油圧シリンダ67を前記走行制御コントロー
ラ110の制御信号により後述する制御バルブ86を切
り換えて伸縮させると、連結アーム66、連結リンク6
5、シフトアーム63を介してトラニオン軸61を回動
して、可動斜板53を傾倒させることができ変速して速
度制御ができ、図8に示す如く、その傾倒角(現トラニ
オン軸角度T)を角度センサ64で検知して、走行制御
コントローラ110にフィードバックするようにしてい
る。
【0029】次に、図9を用いて油圧回路を説明する。
【0030】エンジン2の駆動により、第一ポンプ71
と第二ポンプ72とチャージポンプ73と油圧ポンプ5
1が駆動され、ミッションケース15内の作動油をフィ
ルタを介して吸い込み、該第二ポンプ72からの圧油が
図示しない作業機139昇降用の油圧シリンダや作業機
139水平制御用の油圧シリンダへ送油されて駆動でき
るようにしている。前記第一ポンプ71の吐出側には分
流弁74が接続され、該分流弁74はプライオリティバ
ルブとなっており、優先側の分流油路にHST23と制
御用の油圧シリンダ67に接続され、他方はパワーステ
アリング用制御バルブ75、及び、パワステシリンダ7
6に接続されている。
【0031】前記分流弁74の優先側出力油路には油圧
シリンダ67の制御圧を設定するリリーフバルブ77と
制御バルブ86に接続されている。該制御バルブ86は
油圧シリンダ67の伸長を制御する電磁バルブ78と縮
小を制御する電磁バルブ79と、チャージポンプ73へ
流れる量を制御する電磁バルブ80から構成されてい
る。但し、電磁バルブ78・79・80は一つの電磁バ
ルブで構成することも可能である。該電磁バルブ80は
PWM制御によりデューティ比を調整して開閉制御し、
流量を制御することにより、油圧シリンダ67への油圧
を制御するようにしている。
【0032】前記電磁バルブ78又は電磁バルブ79は
後述する操作により切り換えられて、油圧シリンダ67
が伸長又は収縮して、可動斜板53の傾倒角を変更して
油圧ポンプ51の吐出量及び吐出方向を変更し、油圧モ
ータ52の出力軸25を前進回転又は後進回転させ、本
機を前進又は後進させることができる。前記HST23
は油圧ポンプ51と油圧モータ52の間を油路81・8
2により接続して閉回路を構成し、該油路81・82の
油圧は圧力センサ114・115によって検知され、該
圧力センサ114・115は走行制御コントローラ11
0と接続されている。前記閉回路には前記チャージポン
プ73からの圧油がフィルタ83、絞り84、チェック
バルブ85を介して補給可能に接続している。
【0033】次に、図16より制御構成を説明する。走
行制御コントローラ110には、主変速レバー7の回動
位置(変速位置)を検知する主変速レバーセンサ11
1、副変速レバー10の回動位置(変速位置)を検知す
る副変速位置センサ116、前記トラニオン軸61の回
動角を検知する角度センサ64、前後進切換レバー8の
回動位置を検知する方向切換スイッチ102、車軸の回
転数を検知する車軸回転数センサ112、エンジン2の
回転数を検知するエンジン回転数センサ113、HST
23の油路81・82の圧力を検知する圧力センサ11
4・115、ブレーキ非連結スイッチ105、ステアリ
ング5の切れ角検知するステアリング切れ角センサ12
4、ステアリング5の切れ角具合を検知するステアリン
グ切れ角スイッチ94が接続されている。また、走行制
御コントローラ110には、前記電磁バルブ78・79
のソレノイド78a・79aが接続され、走行制御コン
トローラ110からの制御信号により、電磁バルブ78
・79を切り換えて、油圧シリンダ67を伸縮駆動して
トラニオン軸61(可動斜板53)の角度を変更できる
ようにしている。
【0034】作業機制御コントローラ109には、ステ
アリング5の切れ角具合を検知するステアリング切れ角
スイッチ94、作業機139の上下レバー位置を検知す
る作業機上下レバーセンサ147、作業機139の昇降
を検知する作業機昇降センサ106、作業機139のリ
フト角を検知するリフト角センサ107、作業機139
の角度を検知する作業機角度センサ108、左右方向の
本機角度を検知する本機左右角度センサ96、前後方向
の本機角度を検知する本機前後角度センサ97、作業機
139の角速度を検知する角速度センサ130、作業機
139の上昇位置を設定する上昇位置設定ダイヤル13
1、作業機139の傾きを設定する作業機傾き設定ダイ
ヤル132、作業機139による耕深を設定する耕深設
定ダイヤル133、作業機139の切替えを検知する作
業切替スイッチ134、作業機139の制御を設定する
制御入/切スイッチ135、作業機139の制御内容を
切替える制御内容選択スイッチ136が接続されてい
る。また、該作業機制御コントローラ109には、作業
機昇降(リフトアーム)シリンダ137と作業機昇降
(リフトロッド)シリンダ138が接続されている。
【0035】このような構成において、本発明に係る自
動変速機構による制御を、図17、図18に示すフロー
チャートを参照して説明する。
【0036】作業車両は、通常時にはギアやミッション
の変速操作を行う副変速レバー10と、HST23のト
ラニオン軸61の角度を決定する主変速レバー7やアク
セルレバーによって決定される設定速度で走行するが、
一定速度以上での旋回時や小旋回時には、回転遠心力に
より本機が傾いて不安定状態となることがある。本発明
に係る自動変速機構では、上述の本機の不安定状態を防
止するために、走行制御コントローラ110と作業機制
御コントローラ109が本機角度センサ96・97によ
る検出値から実際の本機不安定度を計算し、主変速レバ
ーセンサ111、副変速位置センサ116、車軸回転数
センサ112、エンジン回転数センサ113、トラニオ
ン軸角センサ64、HST圧力センサ114・115、
及びステアリング切れ角センサ124の検出情報と設定
値とを比較して、実際の不安定具合を検知し、この不安
定具合が所定の度合いよりも大きくなると減速を行うよ
う構成している。
【0037】まず、現在の主変速レバー7の回動位置
と、副変速レバー10の回動位置と、トラニオン軸61
の回動位置が夫々センサ111・116・64によって
読み込まれ、次に、方向切換スイッチ102の信号が走
行制御コントローラ110に入力されて、前後進切換レ
バー8がどの位置にあるかを判断したうえで、走行制御
コントローラ110がトラニオン軸角度Tの基本設定値
Tbを計算する(151)。この場合、該基本設定値T
bは主変速レバーセンサ111と副変速位置センサ11
5からの情報によって設定されたトラニオン軸角度Tの
基本値であり、車速制御を行わない場合は、 この値がそ
のままトラニオン軸角度Tの制御目標値となる。
【0038】次に、ピットマンアームに備えたステアリ
ング切れ角センサにより、ステアリング切れ角が設定角
度を超えているかどうかを、切れ角センサからの情報に
より判断する。(152)。
【0039】ステアリング切れ角が設定角度を超えてい
れば(153)、車速を減速するためのトラニオン軸角
度Tの目標値である旋回減速時目標値Ttを計算する
(154)。該旋回減速時目標値Ttとは、基本設定値
Tbより予め減速を行うための目標値であり、主変速レ
バーセンサ値111・副変速レバーセンサ値116・エ
ンジン回転数センサ値・車軸回転数センサ値・HST圧
力センサ値・切れ角サンサ値により所定の計算式により
求められる。
【0040】減速時目標値Ttを計算したあと、本機姿
勢不安定度Qcを計算する(155)。前記本機姿勢不
安定度Qcは、旋回時の本機の不安定具合を調べるもの
であり、旋回減速時目標値Tt・切れ角センサ値・主変
速レバーセンサ値111・副変速レバーセンサ値116
・エンジン回転数センサ値・車軸回転数センサ値・HS
T圧力センサ値により所定の計算式により決定される。
または、予めメモリに記憶しておいたマップから導き出
して決定される。該マップは車速と本機の傾斜とステア
リングハンドルの切れ角に対する不安定度が決められて
いる。
【0041】次に、本機姿勢が予め設定された制御範囲
を超える不安定具合かどうかを、前記本機姿勢不安定度
Qcの情報により判断する。(156)。該機体姿勢不
安定度Qcが予め設定された制御範囲を超える場合は、
作業車両を停止させる(157)。予め設定された制御
範囲とは、本発明に係る自動変速機構によって車速を減
速させて目標通りの走行速度で略作業ができる範囲であ
って、自動制御された無段変速機構を用いて予め走行速
度を減速し、本機姿勢不安定態を防止するためのもので
ある。従って、本機姿勢の傾きが自動制御によって防止
できないほど著しいときは、トラニオン軸角度Tを中立
位置(T=Tn)とする。即ち、車体の不安定度が著し
く大きくなった時には目標速度をゼロにして作業車両の
走行を停止させ、緊急的に危険を回避する安全機構を備
えているのである。
【0042】一方、機体姿勢不安定度が制御範囲を超え
ていない場合は、旋回時の安全最高速度Ssを機体姿勢
不安定度・本機姿勢左右角度センサ・本機姿勢前後角度
センサ・切れ角センサ値・副変速レバー・車軸回転数セ
ンサ値により計算し(158)、該安全最高速度を用い
てトラニオン軸目標値を安全速度に設定する(15
9)。
【0043】トラニオン軸61の駆動アクチュエータで
ある油圧シリンダ67への出力パラメータGtgを速度
復帰時のトラニオン軸目標値により設定する(16
0)。
【0044】一方、ステアリング切れ角が設定範囲内に
あるときは、旋回減速時目標値Tt・切れ角センサ値・
主変速レバーセンサ値111・副変速レバーセンサ値1
16・エンジン回転数センサ値・車軸回転数センサ値・
HST圧力センサ値を基に、本機姿勢不安定度Qcを計
算し(162)、旋回時の本機の不安定具合を調べる。
【0045】機体姿勢不安定度・本機姿勢左右角度セン
サ値・本機姿勢前後角度センサ値・切れ角センサ値・副
変速レバー位置・車軸回転数センサ値により、旋回時の
安全最高速度Ssを計算(163)し、該安全最高速度
を用いてトラニオン軸目標値を安全速度に設定する(1
64)。
【0046】そして、ステアリング切れ角が減速域から
通常域に復帰した場合や本機の傾斜が設定角度以下とな
った場合等では、トラニオン軸61の駆動アクチュエー
タである油圧シリンダ67への出力パラメータを速度復
帰時のトラニオン軸目標値に設定し(166)、急に増
速してショックが生じないように徐々に増速するように
している。また、ステアリング切れ角が減速域から通常
域に復帰してない場合は、トラニオン軸61の駆動アク
チュエータである油圧シリンダ67への出力パラメータ
を通常時のトラニオン軸目標値に設定する(167)。
【0047】上述の如く旋回時の本機不安定状態を防止
するために自動変速機構を構成したので、オペレータは
特別な操作をすることなく自動的に車速が変更されて旋
回時の本機不安定状態を防止することができる。また、
旋回時の本機不安定状態が収束したときも自動的に目的
とする速度に自動的に変速されるために、オペレータは
通常通りに操縦部9で作業車両の操向操作をするだけ
で、車速の規制が従来よりも厳密となって目標とする車
速を保持することができるのである。また、旋回時の本
機不安定状態が著しいときには、作業車両の車速が急変
すると、オペレータが恐慌を来たしてしまいがちである
が、このようなときには作業車両が自動的に走行停止す
るように構成しているので、作業車両が暴走したり、急
激に姿勢が変化したりする恐れがなく、本機の安定性及
び安全性の向上に寄与している。
【0048】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。
【0049】即ち、請求項1に示す如く、可変容量型の
油圧ポンプと固定容量型の油圧モータを有する油圧式無
段変速装置により変速して走行を行う油圧駆動式の無段
変速機構を備えた作業車両において、ステアリング切れ
角を検知する手段と、走行速度を検知する手段と、走行
速度を設定する手段と、無段変速機構の速度変更手段と
を制御手段とを制御手段と接続し、ステアリングの切れ
角が設定角度以上になると、自動で無段変速機を減速さ
せるので、作業に必要な駆動力を維持しつつ適正な速度
の減速を行うことができ、安定した走行が可能となるの
である。
【0050】請求項2に示す如く、可変容量型の油圧ポ
ンプと固定容量型の油圧モータを有する油圧式無段変速
装置により変速して走行を行う油圧駆動式の無段変速機
構を備えた作業車両において、ステアリング切れ角を検
知する手段と、本体姿勢を検知する手段と、走行速度を
検知する手段と、走行速度を設定する手段と、無段変速
機構の速度変更手段とを制御手段と接続し、検知された
走行速度と本機姿勢とステアリング切れ角から、自動で
所定の速度に減速することにより、ショックを発生させ
ることなしに旋回時の変速ができ、作業に必要な旋回速
度を、変速段やエンジン回転数の変更に依らなくても得
ることができ、最適な速度で旋回することが可能とな
る。
【0051】請求項3に示す如く、前記減速状態から、
主変速レバーと副変速レバーによって設定された車速に
復帰する際には、制御手段により設定車速への復帰速度
を徐々に増速するように制御したので、作業者が特別な
操作を行うことなく、適正な復帰速度で車速が復帰する
こととなり、作業者の操作負担を軽減できる。
【0052】請求項4に示す如く、前記本機の姿勢、ス
テアリング切れ角および車両速度から不安定度を演算
し、該不安定度が設定値以上の場合には、走行駆動を自
動停止するよう制御したので、緊急的等においても、作
業車両が急激に姿勢が変化したりすることがなく、本機
の安定性及び安全性を向上して危険を回避する、安全機
構を備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動変速機構を装備したトラクタの左
側面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】ミッションケースの側断面図。
【図4】駆動伝達機構を示すスケルトン図。
【図5】主変速レバー取付け部の側面図。
【図6】副変速レバー取付け部の側面図。
【図7】ミッションケースの変速部側面図。
【図8】同じく一部拡大図。
【図9】油圧回路図。
【図10】切れ角減速スイッチ取付け部の側面図。
【図11】同じく一部拡大図。
【図12】ギヤケースとピットマンアームの連結部側面
図。
【図13】切れ角センサ取付け部正面図。
【図14】同じく側面図。
【図15】傾斜減速センサ取付け部側面図。
【図16】制御ブロック図。
【図17】フローチャート図。
【図18】フローチャート図。
【符号の説明】
2 エンジン 16 作業機装着装置 17 ブレーキペダル 17L 左ペダル 17R 右ペダル 23 HST 51 油圧ポンプ 52 油圧モータ 53 可動斜板 67 油圧シリンダ 61 トラニオン軸 88 連結板 96 本機左右角度センサ 97 本機前後角度センサ 109 作業機制御コントローラ 110 走行制御コントローラ 111 主変速レバーセンサ 112 車軸回転数センサ 113 エンジン回転数センサ 114 HST圧力センサ 115 HST圧力センサ 116 副変速位置センサ 124 副変速位置センサ 139 作業機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 裕之 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)発明者 窪田 徹男 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 Fターム(参考) 2B043 AA04 AB19 BA02 BB01 DA04 EA02 EA04 EA13 EA15 EB09 EB10 EB13 EB14 EB22 EC13 EC14 EC19 ED12 ED15 3D052 AA12 DD03 EE03 FF02 GG03 JJ08 3J053 AA01 AB02 AB32 AB44 DA06 DA12 DA16 DA22 DA23 DA26 EA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変容量型の油圧ポンプと固定容量型の
    油圧モータを有する油圧式無段変速装置により変速して
    走行を行う油圧駆動式の無段変速機構を備えた作業車両
    において、ステアリング切れ角を検知する手段と、走行
    速度を検知する手段と、走行速度を設定する手段と、無
    段変速機構の速度変更手段とを制御手段と接続し、ステ
    アリングの切れ角が設定角度以上になると、自動で無段
    変速機構を減速させることを特徴とする作業車両の自動
    変速機構。
  2. 【請求項2】 可変容量型の油圧ポンプと固定容量型の
    油圧モータを有する油圧式無段変速装置により変速して
    走行を行う油圧駆動式の無段変速機構を備えた作業車両
    において、ステアリング切れ角を検知する手段と、本体
    姿勢を検知する手段と、走行速度を検知する手段と、走
    行速度を設定する手段と、無段変速機構の速度変更手段
    とを制御手段と接続し、検知された走行速度と本機姿勢
    とステアリング切れ角から、自動で所定の速度に減速す
    ることを特徴とする作業車両の自動変速機構。
  3. 【請求項3】 前記減速状態から、主変速レバーと副変
    速レバーによって設定された車速に復帰する際には、制
    御手段により設定車速への復帰速度を徐々に増速するよ
    うに制御したことを特徴とする請求項1、または請求項
    2記載の作業車両の自動変速機構。
  4. 【請求項4】 前記本機の姿勢、ステアリング切れ角お
    よび車両速度から不安定度を演算し、該不安定度が設定
    値以上の場合には、走行駆動を自動停止するよう制御し
    たことを特徴とする請求項1、または請求項2記載の作
    業車両の自動変速機構。
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