JP2002331876A - 車両用小物収納ボックス - Google Patents

車両用小物収納ボックス

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JP2002331876A
JP2002331876A JP2001140358A JP2001140358A JP2002331876A JP 2002331876 A JP2002331876 A JP 2002331876A JP 2001140358 A JP2001140358 A JP 2001140358A JP 2001140358 A JP2001140358 A JP 2001140358A JP 2002331876 A JP2002331876 A JP 2002331876A
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JP
Japan
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lid
pocket
vehicle
coin tray
contact surface
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JP2001140358A
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English (en)
Inventor
Katsumi Kikuchi
勝美 菊地
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポケット縁部のデッドスペースを有効利用す
ることのできる車両用小物収納ボックスを提供する。 【解決手段】 インストルメントパネル1上に設けられ
た小物収納装置2において、リッド7の自由端側が当接
可能なポケット6の縁部10の当接面10aに、ロック
装置32を係止可能なストライカ12を設ける。当接面
10a上であってストライカ12の左右両側にある当接
面10aのデッドスペースにコイントレイ15を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インストルメント
パネルに設けられた車両用小物収納ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平10ー203250号公報
に開示されているように、従来より、自動車において
は、インストルメントパネルの上部寄りにグローブボッ
クス等の小物収納ボックスを備えたものが数多く提案さ
れ実用化されている。
【0003】この種の小物収納ボックスは、インストル
メントパネルの開口部に配設されたボックス本体(ポケ
ット)と、ポケットを開閉可能なリッドとを備えて要部
が構成されている。また、リッドにはロック装置が設け
られ、ロック装置の爪部がポケット側に設けられたスト
ライカに係止されることによってリッドの閉成状態が維
持されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成に
よる小物収納ボックスにおいて、一般に、ポケットの上
縁には、リッド閉成時に、リッドの自由端側が当接され
る当接面が設けられている。この場合、一般に、ストラ
イカは当接面に設けられるため、当接面は比較的幅広に
形成されている。
【0005】しかしながら、上述のようにポケットに設
けられたリッドの当接面を幅広に形成することは、狭隘
なインストルメントパネル上に比較的大きなデッドスペ
ースを形成することとなりレイアウト上好ましくない。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ポケット周囲のデッドスペースを有効利用すること
のできる車両用小物収納ボックスを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明による車両用小物収納ボックス
は、インストルメントパネルに設けられたポケットと、
上記ポケットを開閉するリッドとを備えた車両用小物収
納ボックスにおいて、上記リッドの閉成時に当該リッド
が当接される上記ポケット縁部の当接面に、コイントレ
イを設けたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明による車両用小
物収納ボックスは、請求項1記載の発明において、上記
当接面は、上記リッドに設けられたロック装置を係止可
能なストライカを有し、上記コイントレイは、上記スト
ライカの側部に配設されることを特徴とする。
【0009】また、請求項3記載の発明による車両用小
物収納ボックスは、請求項1または請求項2記載の発明
において、上記リッドは、当該リッドの閉成時に上記コ
イントレイ内のコインに弾性接触可能な弾性部材を有す
ることを特徴とする。
【0010】また、請求項4記載の発明による車両用小
物収納ボックスは、請求項3記載の発明において、上記
弾性部材は、上記リッドの閉成時に、少なくとも一部が
上記ポケットの当接面に弾性接触されることを特徴とす
る。
【0011】また、請求項5記載の発明による車両用小
物収納ボックスは、請求項1乃至請求項4記載の発明に
おいて、上記コイントレイは、当該コイントレイに収納
されたコインを押圧して起立した状態に保持する押圧機
構を有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図面は本発明の実施の一形態に係
わり、図1はインストルメントパネルの斜視図、図2は
リッド開成時の小物収納ボックスの斜視図、図3は図1
のI−I断面図、図4は図2のIIーII断面図である。
【0013】図1において符号1は車両のインストルメ
ントパネルを示し、インストルメントパネル1の略中央
上部寄りには、小物収納ボックス2が設けられている。
【0014】具体的に説明すると、図2に示すように、
インストルメントパネル1の略中央上部寄りには矩形の
開口部5が開口され、小物収納ボックス2は、開口部5
内に配設されたポケット6と、ポケット6を開閉可能な
リッド7とを備えて構成されている。
【0015】ポケット6は、上部が開口された箱形形状
をなし、内部に小物等を収納可能となっている。また、
ポケット6の上部外周には平板状の縁部10が周設さ
れ、ポケット6の後方に位置する縁部10は、リッドの
自由端側が当接可能な当接面10aとして形成されてい
る。
【0016】ここで、当接面10aは他の縁部10より
も幅広に形成され、当接面10aの略中央には、ロック
装置32(後述する)を係止可能なストライカ12が設
けられている。
【0017】また、当接面10aにおいて、ストライカ
12の左右両側にはコイントレイ15が設けられてい
る。コイントレイ15は、車幅方向に延びる細長のU字
溝で形成され、複数のコイン16を車幅方向に重ねて収
納可能となっている。
【0018】また、コイントレイ15には、コイントレ
イ15内に収容されたコイン16を押圧して起立した状
態に保持するための押圧機構17が設けられている。図
4に示すように、押圧機構17は、コイントレイ15内
を進退移動自在なピストン18と、ピストン18に一体
的に連結された軸部19とを有して構成されている。軸
部19は、コイントレイ15の側壁を貫通してインスト
ルメントパネル1内に臨まされており、インストルメン
トパネル1内で軸部19に取り付けられたリターンスプ
リング20によって、ピストン18をストライカ12側
に付勢するようになっている。
【0019】図2に示すように、リッド7は、ヒンジ
(図示せず)の可動アーム25を介してインストルメン
トパネル1に揺動自在に支持されている。すなわち、イ
ンストルメントパネル1の内部にはヒンジが固設され、
このヒンジの可動アーム25がポケット6の側方に位置
する縁部10を貫通して外部に臨まされている。そし
て、可動アーム25にリッド7の固定端側が取り付けら
れることにより、リッド7は、インストルメントパネル
1に揺動自在に支持され、ポケット6を開閉する。
【0020】図3に示すように、リッド7は、リッドア
ウタ26と、リッドインナ27とを備えて構成されてい
る。
【0021】リッドアウタ26はインストルメントパネ
ル1の開口部5と略同形の矩形形状をなし、その表面
は、リッド7の閉成時にインストルメントパネル1のパ
ネル表面と略面一となるよう形成されている。
【0022】リッドインナ27は、リッドアウタ26の
裏面に対応する矩形形状に形成されている。リッドイン
ナ27の自由端側には、ポケット6の当接面10aに対
応する位置に、下方に突出した段状の当接面28が形成
されている。
【0023】また、当接面28にはコイントレイ15に
対応する凹溝29が設けられ、凹溝29には、リッド7
の閉成時にコイントレイ15内のコイン16に弾性接触
可能な弾性部材30が貼着されている。また、弾性部材
30の後端は当接面28まで延設され、リッド7の閉成
時に、リッド7の当接面28が弾性部材30を介してポ
ケット6の当接面10aに弾性接触される。
【0024】また、図2に示すように、リッド7の自由
端側には、ストライカ12に対応する位置に、ロック装
置32が設けられている。ロック装置32は、凹溝2
9,29の間隙に配設されるもので、搭乗者等が押圧可
能な押圧部33と、押圧部33に連動されて揺動される
爪部34とを有して構成されている。爪部34は、リッ
ド7の閉成時にストライカ12に係止可能となってお
り、搭乗者等が押圧部33を押圧することによりストラ
イカ12との係止が解放される。
【0025】次に、上記構成による小物収納ボックス2
の作用について説明する。リッド7の開成時に、搭乗者
等によってコイントレイ15にコイン16が収納される
と、収納されたコイン16は、押圧機構17によってス
トライカ12側に押圧される。これにより、コイン16
は起立した状態でコイントレイ15内に保持される。
【0026】次いで、搭乗者等によってリッド7が閉成
されると、ポケット6とともにコイントレイ15がリッ
ド7によって覆われる。このとき、コイントレイ15内
に収納されたコイン16にはリッド7の凹溝29に設け
られた弾性部材30が弾性接触され、これにより、車両
走行時等におけるコイン16のがたつきが防止される。
【0027】また、上記リッド7の閉成時には、弾性部
材30の一部(延設部位)を介してリッド7の当接面2
8がポケット6の当接面10aに弾性接触されるので、
車両走行時等におけるリッド7のがたつきも同時に防止
される。
【0028】このような実施の形態によれば、リッド7
の閉成時にリッド7の当接面28が当接されるポケット
6の縁部10の当接面10aにコイントレイを15を設
けることにより、通常、インストルメントパネル1上の
デッドスペースとなる当接面10aを有効利用すること
ができる。
【0029】この場合、リッド7のロック装置32を係
止可能なストライカ12が当接面10aに設けられた構
成の小物収納装置2においては当接面10aが比較的幅
広となるが、このような当接面10a上のストライカ1
2の側部にコイントレイ15を配設することにより、デ
ッドスペースを効果的に削減することができる。
【0030】また、リッド7の閉成時にコイントレイ1
5内のコイン16に弾性接触可能な弾性部材30をリッ
ド7の凹溝29に設けることにより、車両走行時等にお
けるコイン16のがたつきを防止することができ、コイ
ントレイ15の機能性を向上することができる。
【0031】また、弾性部材30の後端を当接面28ま
で延設し、リッド7の閉成時には、リッド7の当接面2
8が弾性部材30の一部を介してポケット6の当接面1
0aに弾性接触する構成とすることにより、簡単な構成
で車両走行時当におけるリッド7のがたつきを防止する
ことができる。すなわち、弾性部材30は、コイン16
のがたつき防止機能と、リッド7のがたつき防止機能と
を同時に実現することができる。換言すれば、ポケット
6におけるリッド7との当接面10aにコイントレイ1
5を設けることにより、同一の弾性部材30でコイン1
6のがたつき防止とリッド7のがたつき防止とを同時に
実現することができる。
【0032】また、コイントレイ15に押圧機構17を
設けることにより、コイン16を起立した状態でコイン
トレイ15内に保持することができるので、コイントレ
イ15内にコイン16を効率よく収納することができ、
しかも、コイントレイ15からのコイン16の取り出し
等が容易となる。
【0033】また、リッド7の閉成時には、コイントレ
イ15はリッド7によって覆われるので、コイン16が
常時車室内に露出されることを防止でき、外観を向上す
ることができるとともに、防犯上も有利なものとなる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ポ
ケット縁部の当接面にコイントレイを設けることにより
デッドスペースを有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インストルメントパネルの斜視図
【図2】リッド開成時の小物収納ボックスの斜視図
【図3】図1のI−I断面図
【図4】図2のIIーII断面図
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 2 小物収納ボックス 6 ポケット 7 リッド 10 縁部 10a 当接面 12 ストライカ 15 コイントレイ 16 コイン 17 押圧機構 30 弾性部材 32 ロック装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルに設けられたポ
    ケットと、上記ポケットを開閉するリッドとを備えた車
    両用小物収納ボックスにおいて、 上記リッドの閉成時に当該リッドが当接される上記ポケ
    ット縁部の当接面に、コイントレイを設けたことを特徴
    とする車両用小物収納ボックス。
  2. 【請求項2】 上記当接面は、上記リッドに設けられた
    ロック装置を係止可能なストライカを有し、 上記コイントレイは、上記ストライカの側部に配設され
    ることを特徴とする請求項1記載の車両用小物収納ボッ
    クス。
  3. 【請求項3】 上記リッドは、当該リッドの閉成時に上
    記コイントレイ内のコインに弾性接触可能な弾性部材を
    有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    車両用小物収納ボックス。
  4. 【請求項4】 上記弾性部材は、上記リッドの閉成時
    に、少なくとも一部が上記ポケットの当接面に弾性接触
    されることを特徴とする請求項3記載の車両用小物収納
    ボックス。
  5. 【請求項5】 上記コイントレイは、当該コイントレイ
    に収納されたコインを押圧して起立した状態に保持する
    押圧機構を有することを特徴とする請求項1乃至請求項
    4記載の車両用小物収納ボックス。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2907727A1 (fr) * 2006-10-31 2008-05-02 Renault Sas Rangement pour vehicule automobile destine a etre integre dans la planche de bord du vehicule
US7775566B2 (en) 2004-07-06 2010-08-17 Honda Motor Co., Ltd. Push-button box-opening structure
JP2014196098A (ja) * 2013-03-05 2014-10-16 カルソニックカンセイ株式会社 インストルメントパネル構造
CN115092298A (zh) * 2022-06-27 2022-09-23 江苏嗯哇科技有限公司 一种新型载客三轮车的驾驶舱结构

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JP2014196098A (ja) * 2013-03-05 2014-10-16 カルソニックカンセイ株式会社 インストルメントパネル構造
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