JP2002331854A - ヘッドアップディスプレイ用コンバイナの収納方法及びヘッドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置 - Google Patents

ヘッドアップディスプレイ用コンバイナの収納方法及びヘッドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置

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JP2002331854A JP2001142129A JP2001142129A JP2002331854A JP 2002331854 A JP2002331854 A JP 2002331854A JP 2001142129 A JP2001142129 A JP 2001142129A JP 2001142129 A JP2001142129 A JP 2001142129A JP 2002331854 A JP2002331854 A JP 2002331854A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドアップディスプレイのコンバイナを、
限られたスペースしかなくても効率よくダッシュボード
の内部に収納すること。 【解決手段】 フロントガラス3の若干アイポイントI
寄りの箇所との間の使用箇所に配置されるコンバイナ1
10を、支持アーム172のガイドピン172aが固定
及び可動の両ベースフレーム173b,173cに跨っ
て形成された円弧状のガイド溝173aの下端から上端
にかけて移動するように、揺動アーム175の揺動によ
り支持アーム172を移動させて、表示源130等を収
容した筐体160の前方の格納箇所から上方の中間箇所
に、ダッシュボード1内で移動させ、ガイドピン172
aをロックレバー173fによりガイド溝173aの上
端に保持させつつ昇降フレーム174を上昇させて、可
動ベースフレーム173c等と共にコンバイナ110を
中間箇所から使用箇所に移動させる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のダッシュボ
ード内の表示源に表示された重畳用画像の虚像をフロン
トガラスを透して視認される車両の前景と重畳視認させ
るために、ダッシュボードの上方に配置される、ヘッド
アップディスプレイのコンバイナの収納方法とその装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両で用いられるヘッドアップディスプ
レイは、運転に必要な補助情報等を車両の前景と重畳視
認させるもので、運転中に大きな視線移動を行うことな
く補助情報等を認識できるという特徴を有している。
【0003】このようなヘッドアップディスプレイのう
ち、補助情報等の画像をフロントガラスよりも若干アイ
ポイント寄りに配置されるコンバイナに投影させるもの
については、コンバイナがなるべく目障りにならないよ
うにすることが寛容となる。
【0004】しかしその一方で、夜間の視界の悪さを補
うために、赤外線カメラ等で撮影した車両の前景の画像
をヘッドアップ表示する商品が出される等、表示の大型
化が要望されている。
【0005】そのような大型の表示をコンバイナで行う
場合、手元が暗い夜間は元々コンバイナの存在が見えづ
らいので問題ないが、逆にコンバイナによる運転支援の
必要がない昼間においては、大型のコンバイナが目の前
にあるというのは非常に圧迫感を生み、好ましい状況と
は言い難いので、使用しない昼間については、たとえ大
型であっても何とかダッシュボード内にコンバイナを収
納したいという要求が当然発生するし、大型表示でない
従来のヘッドアップ表示においても、ヘッドアップ表示
を行わない状態ではコンバイナをダッシュボード内に収
納したいという要求があるのは当然である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、既にヘ
ッドアップディスプレイの表示部等が収納されているダ
ッシュボードの内部にさらに大型のコンバイナを収容す
るとなると、表示源とその上方に位置するフロントガラ
スとの間にコンバイナが配置されることを考慮すると、
どうしてもダッシュボードの内部の表示源よりも上方の
部分にコンバイナ収納用の大きなスペースを確保しなけ
ればならなくなってしまう。
【0007】しかも、コンバイナがフロントガラスに合
わせて傾斜していることを考慮すると、単にコンバイナ
の厚さ分だけ収納用のスペースをダッシュボードの内部
の表示源よりも上方の領域に確保すれば済むわけには行
かないので、その点からも、コンバイナを不使用時にダ
ッシュボードの内部に収納することは、容易に実現でき
るものではない。
【0008】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、車両のダッシュボード内の表示源に表
示された重畳用画像の虚像をフロントガラスを透して視
認される車両の前景と重畳視認させるために、ダッシュ
ボードの上方に配置される、ヘッドアップディスプレイ
のコンバイナを、限られたスペースしかなくても効率よ
くダッシュボードの内部に収納することができるヘッド
アップディスプレイ用コンバイナの収納方法と、この方
法を実施する際に用いて好適なヘッドアップディスプレ
イ用コンバイナ収納装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する請求
項1に記載した本発明は、ヘッドアップディスプレイ用
コンバイナの収納方法に関するものであり、請求項2乃
至請求項9に記載した本発明は、ヘッドアップディスプ
レイ用コンバイナ収納装置に関するものである。
【0010】そして、請求項1に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用コンバイナの収納方法は、車両
のダッシュボード内の表示源に表示された重畳用画像の
虚像を、車両の前景と重畳して車内のアイポイントから
視認させる際に、前記車両の車高方向に対して所定角度
傾斜させて前記ダッシュボードの上方に配置して用いら
れるコンバイナを、前記重畳用画像の虚像の視認を行わ
ない際に、前記ダッシュボードの内部に収納するに当た
り、前記アイポイントの前方であって前記ダッシュボー
ド上方の使用箇所と、前記ダッシュボードの内部であっ
て前記表示源の上方の中間箇所との間においては、前記
コンバイナを直線移動させ、前記ダッシュボード1の内
部においては前記コンバイナを、前記表示源の前方又は
後方の格納箇所と前記中間箇所との間で曲線移動させる
ようにしたことを特徴とする。
【0011】また、請求項2に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用コンバイナ収納装置は、車両のダ
ッシュボード1内の表示源に表示された重畳用画像の虚
像を、車両の前景と重畳して車内のアイポイントから視
認させる際に、前記ダッシュボードの上方に配置して用
いられるコンバイナを、前記重畳用画像の虚像の視認を
行わない際に、前記ダッシュボードの内部に収納するた
めの装置であって、前記ダッシュボードの内部におい
て、前記コンバイナを前記表示源の前方又は後方の格納
箇所と該表示源の上方の中間箇所との間で移動させる内
部移動手段と、前記中間箇所と前記アイポイントの前方
であって前記ダッシュボード上方の使用箇所との間で前
記コンバイナを移動させる外部移動手段とを備えている
ことを特徴とする。
【0012】さらに、請求項3に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置は、請求項
2に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ用コン
バイナ収納装置において、前記内部移動手段と前記外部
移動手段とのうちいずれか一方が、前記コンバイナのピ
ン部材をカムフォロワとして該コンバイナの移動経路を
定めるカムと、前記ピン部材がカムフォロワとして前記
カムに倣って移動するように前記コンバイナを移動させ
るカム式移動機構を有しており、前記内部移動手段と前
記外部移動手段とのうちいずれか他方が、前記ピン部材
を保持しつつ自ら移動することで自らの移動方向に前記
コンバイナを移動させるピン保持移動機構を有している
ものとした。
【0013】また、請求項4に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用コンバイナ収納装置は、請求項3
に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ用コンバ
イナ収納装置において、前記外部移動手段は前記ピン保
持移動機構を有しており、該ピン保持移動機構が、前記
中間箇所における前記ピン部材の位置と前記使用箇所に
おける前記ピン部材の位置との間で移動可能な、該ピン
部材の保持用のロックレバーと、前記中間箇所における
前記ピン部材の位置から前記使用箇所における前記ピン
部材の位置に向かう前記ロックレバーの移動中に、該ロ
ックレバーを強制的に前記ピン部材の保持状態とさせ、
前記使用箇所における前記ピン部材の位置から前記中間
箇所における前記ピン部材の位置に向かう前記ロックレ
バーの移動中に、該ロックレバーを強制的に前記ピン部
材の保持解除状態とさせる保持強制機構と、前記使用箇
所における前記ピン部材の位置から前記中間箇所におけ
る前記ピン部材の位置に向かう前記ロックレバーの移動
において、前記中間箇所における前記ピン部材の位置に
前記ロックレバーが達するまでの間、前記ピン部材の保
持解除状態となるべき前記ロックレバーを前記ピン部材
の保持状態となるように付勢する付勢手段とを備えてい
るものとした。
【0014】さらに、請求項5に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置は、請求項
2、3又は4に記載した本発明のヘッドアップディスプ
レイ用コンバイナ収納装置において、前記内部移動手段
及び前記外部移動手段が、前記表示源の車幅方向におけ
る側部に配置されているものとした。
【0015】また、請求項6に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用コンバイナ収納装置は、請求項
2、3、4又は5に記載した本発明のヘッドアップディ
スプレイ用コンバイナ収納装置において、前記内部移動
手段が、前記格納箇所と前記中間箇所との間で前記コン
バイナをその傾斜角を変化させつつ移動させるものとし
た。
【0016】さらに、請求項7に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置は、請求項
2、3、4、5又は6に記載した本発明のヘッドアップ
ディスプレイ用コンバイナ収納装置において、前記中間
箇所と前記使用箇所との間で前記コンバイナが移動する
際に通過する前記ダッシュボードの開口部を開閉するカ
バーユニットと、前記格納箇所と前記使用箇所との間に
おける前記コンバイナの移動に連動して前記カバーユニ
ットを開閉させる連動機構とをさらに備えているものと
した。
【0017】また、請求項8に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用コンバイナ収納装置は、請求項7
に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ用コンバ
イナ収納装置において、前記連動機構が前記内部移動手
段による前記コンバイナの前記格納箇所と前記中間箇所
との間の移動に連動して前記カバーユニットを開閉させ
るものとした。
【0018】さらに、請求項9に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置は、請求項
8に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ用コン
バイナ収納装置において、前記カバーユニットが、前記
開口部の開放時に該開口部を介して前記ダッシュボード
内に向かう前記アイポイントからの視線上に介在して該
視線を遮る遮蔽部材を有しているものとした。
【0019】請求項1に記載した本発明のヘッドアップ
ディスプレイ用コンバイナの収納方法によれば、アイポ
イントの前方であってダッシュボード上方の使用箇所
と、ダッシュボードの内部であって表示源の上方の中間
箇所との間におけるコンバイナの直線移動は、車両の前
後方向成分を含まないため、コンバイナを通過させるた
めのダッシュボードの開口部は、コンバイナの平面視し
た外形に応じた寸法さえあれば済むことになる。
【0020】一方、ダッシュボードの内部においては、
表示源の前方又は後方の格納箇所と中間箇所との間で曲
線移動が行われることから、最終的なコンバイナのダッ
シュボード内での収納箇所は、表示源の前方又は後方と
いうことになり、ダッシュボードの内部の表示源の上方
部分にコンバイナの収納用のスペースを確保する必要が
ないことになる。
【0021】しかも、使用箇所においては少なくともフ
ロントガラスに合わせて傾斜を有するコンバイナが、ダ
ッシュボードの内部において格納箇所と中間箇所との間
で曲線移動される際に傾斜角を変化させることから、使
用箇所における傾斜角に拘わらず、格納箇所におけるコ
ンバイナの周辺の表示源のレイアウト等に合わせた傾斜
角度でコンバイナが収納されることになる。
【0022】また、請求項2に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用コンバイナ収納装置によれば、ダ
ッシュボードの内部と外部との間におけるコンバイナの
外部移動手段による移動は、車両の前後方向成分を含ま
ないため、コンバイナを通過させるためのダッシュボー
ドの開口部は、コンバイナの平面視した外形に応じた寸
法さえあれば済むことになる。
【0023】一方、ダッシュボードの内部においては、
コンバイナが表示源の前方又は後方の格納箇所と表示源
の上方の中間箇所との間を内部移動手段により移動する
ことから、最終的なコンバイナのダッシュボード内での
収納箇所は、表示源の前方又は後方ということになり、
ダッシュボードの内部の表示源の上方部分にコンバイナ
の収納用のスペースを確保する必要がないことになる。
【0024】さらに、請求項3に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置によれば、
請求項2に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ
用コンバイナ収納装置において、互いに異なる区間で異
なる方向にコンバイナを移動させる外部移動手段と内部
移動手段とが、コンバイナの移動のために共通のピン部
材を用いることになる。
【0025】また、請求項4に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用コンバイナ収納装置によれば、請
求項3に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ用
コンバイナ収納装置において、中間箇所において内部移
動手段により移動させたコンバイナを外部移動手段に受
け渡すと、ロックレバーがピン部材を保持してコンバイ
ナを使用箇所に向けて移動させることになり、その逆の
方向である使用箇所から中間箇所にコンバイナを移動さ
せる際には、ロックレバーによるピンの保持解除が即座
には起こらず、コンバイナが中間箇所に達するまでは、
付勢手段による付勢力によってロックレバーによるピン
部材の保持が維持されることになる。
【0026】さらに、請求項5に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置によれば、
請求項2、3又は4に記載した本発明のヘッドアップデ
ィスプレイ用コンバイナ収納装置において、内部移動手
段及び外部移動手段が車両の車幅方向における表示源の
側部に配置されることから、内部移動手段により中間箇
所から格納箇所に移動されたコンバイナと内部移動手段
及び外部移動手段とが緩衝することがないことになる。
【0027】また、請求項6に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用コンバイナ収納装置によれば、請
求項2、3、4又は5に記載した本発明のヘッドアップ
ディスプレイ用コンバイナ収納装置において、使用箇所
においては少なくともフロントガラスに合わせて傾斜を
有するコンバイナが、内部移動手段により格納箇所と中
間箇所との間で移動される際に傾斜角を変化させること
から、使用箇所における傾斜角に拘わらず、格納箇所に
おけるコンバイナの周辺の表示源のレイアウト等に合わ
せた傾斜角度でコンバイナが収納されることになる。
【0028】さらに、請求項7に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置によれば、
請求項2、3、4、5又は6に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用コンバイナ収納装置において、カ
バーユニットによるダッシュボードの開口部の開閉が、
特段の動力源を用いなくても、連動機構の存在により、
コンバイナの格納箇所と使用箇所との間における移動に
連動して行われることになる。
【0029】また、請求項8に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用コンバイナ収納装置によれば、請
求項7に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ用
コンバイナ収納装置において、ダッシュボードの内部の
格納箇所と中間箇所との間で行われるコンバイナの移動
に連動して、カバーユニットによるダッシュボードの開
口部の開閉が行われることから、コンバイナが通過しダ
ッシュボードの外部に進出する前の段階でカバーユニッ
トによる開口部の開放が行われ、或は、コンバイナが通
過してダッシュボードの内部に収納された後の段階でカ
バーユニットによる開口部の閉塞が行われることにな
る。
【0030】さらに、請求項9に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置によれば、
請求項8に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ
用コンバイナ収納装置において、内部移動手段がコンバ
イナを格納箇所から中間箇所に移動させると、それに連
動したカバーユニットによる開口部の開放によって、カ
バーユニットの遮蔽部材によって、アイポイントから開
口部を介してダッシュボードの内部に向かう視線が遮ら
れて、アイポイントから開口部越しにダッシュボードの
内部が覗けないことになる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるヘッドアップ
ディスプレイ用コンバイナ収納装置の実施形態を、図面
を参照して説明する。
【0032】図1は本発明の一実施形態に係るヘッドア
ップディスプレイの原理的な概略構成を示す断面図で、
図1中引用符号100で示す本実施形態のヘッドアップ
ディスプレイは、ダッシュボード1の上面1aの開口部
1bの上方に位置し車両の前後又は上下方向に対して略
均一な傾斜のフロントガラス3に沿って配置されるコン
バイナ110上に、このコンバイナ110及びその前方
のフロントガラス3を透して視認される前景と重畳視認
させる重畳用画像を投影させるものである。
【0033】そして、本実施形態のヘッドアップディス
プレイ100は、上記したコンバイナ110の他、重畳
用画像を表示する表示源130、拡大反射鏡150、コ
ンバイナ110の昇降ユニット170、カバーユニット
190等を有しており、前記表示源130、拡大反射鏡
150、及び昇降ユニット170は、車両のダッシュボ
ード1の内部に収容されている。
【0034】このうち、前記表示源130及び拡大反射
鏡150は、図2に拡大斜視図で示すように、上面に像
光出射用の開口161が形成された箱状の筐体160に
収容されてユニット化されており、前記昇降ユニット1
70は、筐体160を跨ぐように車両の車幅方向におけ
る左右両側に分散配置された左右対称の2つのリンクユ
ニット171,171によって、コンバイナ110を昇
降可能に支持するように構成されている。
【0035】そこで、各リンクユニット171について
詳説すると、まず、リンクユニット171は、コンバイ
ナ110の左右両側に各々連結された支持アーム172
を有しており、この支持アーム172の下端外側面に
は、図3の内側から見たリンクユニットの説明図中に想
像線で示すように、2つのガイドピン172a,172
aが突設されていると共に、支持アーム172の下端内
側面には、図3中実線で示すリンクピン172bが突設
されている。
【0036】また、リンクユニット170は、固定ベー
スフレーム173b及び可動ベースフレーム173cを
有しており、これら固定ベースフレーム173b及び可
動ベースフレーム173cに跨って、2つのガイドピン
172a,172aを案内する2本の円弧状のガイド溝
173a,173aが形成されている。
【0037】そして、ガイド溝173aの上端部分側が
形成された可動ベースフレーム173cは、その可動ベ
ースフレーム173cの内外両面を貫通してガイド溝1
73aが形成されており、他方の固定ベースフレーム1
73bは、内側面にのみガイド溝173aが形成されて
いる。
【0038】尚、可動ベースフレーム173cは、固定
ベースフレーム173bに対して、図3中の双方向矢印
Aで示す昇降方向に相対移動可能に構成されている。
【0039】ちなみに、固定ベースフレーム173b及
び可動ベースフレーム173cに跨ったガイド溝173
a,173aの下端から上端にかけて、支持アーム17
2の2つのガイドピン172a,172aが移動する
と、支持アーム172に連結されたコンバイナ110
が、図2及び図3に示す筐体160よりも車両前方に位
置する格納箇所から、図4の内側から見たリンクユニッ
トの説明図に示すように、筐体160の上方に位置する
中間箇所に、ダッシュボード1の内部で移動する。
【0040】この、格納箇所と中間箇所との間における
支持アーム172乃至コンバイナ110の移動は、図3
及び図4に示す先端の長溝175aに支持アーム172
のリンクピン172bを移動可能に挿入させた揺動アー
ム175を、不図示のモータによって、図3及び図4に
示す範囲で揺動させることで行われ、コンバイナ110
の中間箇所においては、図4に示すように、支持アーム
172のリンクピン172bは揺動アーム175の長溝
175aの略開口端に位置する。
【0041】そして、ガイド溝173a,173aが円
弧状であることから、このガイド溝173a,173a
内をガイドピン172a,172aが移動することによ
り発生するコンバイナ110の格納箇所と中間箇所との
間の移動においては、コンバイナ110の傾きが変化
し、具体的には、格納箇所では相対的に車両の車高方向
に近い傾斜となっていたコンバイナ110が、中間箇所
ではフロントガラス3の傾斜に合わせた角度にやや傾斜
した姿勢となる。
【0042】続いて、図5の外側から見たリンクユニッ
トの説明図に示すように、可動ベースフレーム173c
の上端寄りと下端寄りには、可動ベースフレーム173
cの昇降方向を長手方向とする長孔173d,173e
が貫設されており、各ガイド溝173aの終端付近の外
側面箇所には、ロックレバー173f,173fが設け
られている。
【0043】このロックレバー173f,173fは、
可動ベースフレーム173cの上端側の長孔173d内
を、この長孔173dに挿入された作動ピン174aが
上下に移動することにより、支点173g,173gを
介して揺動して、各ガイド溝173aの終端に位置する
2つのガイドピン172a,172aを、図6の説明図
に示すように保持し、或は、図5に示すように保持を開
放する。
【0044】さらに、可動ベースフレーム173cの外
面側には、図7に側面図で示すように、これと平行に昇
降フレーム174が配置されており、この昇降フレーム
174の内面上端付近から前記作動ピン174aが突設
されていて、ロックレバー173f,173fを挿通し
前記可動ベースフレーム173cの上端側の長孔173
dに挿入されている。
【0045】また、昇降フレーム174の内面下端付近
からは、ばね係止ピン174bが突設されていて、可動
ベースフレーム173cの下端側の長孔173eを外面
側から挿通されており、内面側に突出するばね係止ピン
174bの先端と、可動ベースフレーム173cの下端
側の長孔173eのやや上方の内面箇所から突設された
ばね係止ピン173hとの間に、両ばね係止ピン173
h,174bを接近させる方向に付勢する引っ張りばね
174cが架設されている。
【0046】そして、前記昇降フレーム174はこの昇
降フレーム174の外面側に配置されたガイドフレーム
176によって、可動ベースフレーム173cと同じく
昇降方向に移動可能に支持されており、ガイドフレーム
176上を昇降フレーム174が上昇移動すると、長孔
173d内を作動ピン174aが下端から上端まで移動
し、長孔173e内をばね係止ピン174bが下端から
上端まで移動する間は、可動ベースフレーム173cに
対して昇降フレーム174のみが上昇する。
【0047】また、作動ピン174aが長孔173dの
上端まで達し、ばね係止ピン174bが長孔173eの
上端まで達すると、その後は、図8に側面図で示すよう
に、作動ピン174a及びばね係止ピン174bにより
引き上げられる可動ベースフレーム173cが昇降フレ
ーム174と共に上昇する。
【0048】尚、図7の状態から図8の状態に昇降フレ
ーム174が上昇して、長孔173d内を作動ピン17
4aが下端から上端まで移動し、長孔173e内をばね
係止ピン174bが下端から上端まで移動すると、図5
の状態にあったロックレバー173f,173fが支点
173g,173gを介して揺動して、各ガイド溝17
3aの終端に位置する2つのガイドピン172a,17
2aをロックレバー173f,173fが保持する図6
の状態になる。
【0049】このため、その後さらに昇降フレーム17
4が上昇すると、図9に側面図で示すように、作動ピン
174aにより引き上げられる可動ベースフレーム17
3cと共に、ガイドピン172a,172aを有する支
持アーム172と、これに連結されたコンバイナ110
とが、一体となって上昇し、図10に拡大斜視図で示す
ように、ガイドフレーム176上で昇降フレーム174
が上昇可能範囲の最上部に達する。
【0050】これにより、コンバイナ110がダッシュ
ボード1の外方に繰り出されて、アイポイントIとフロ
ントガラス3との間の、図1に示す使用箇所に配置され
ることになる。
【0051】以上の動作において、図4に示すコンバイ
ナ110の中間箇所では、図5に示すように、ロックレ
バー173f,173fが2つのガイドピン172a,
172aを開放しており、この中間箇所から支持アーム
172と共にコンバイナ110が若干上昇すると、図6
に示すように、ロックレバー173f,173fが2つ
のガイドピン172a,172aを保持する状態とな
る。
【0052】そして、コンバイナ110が図4に示す中
間箇所と図1及び図9に示す使用箇所との間で昇降移動
する際の、昇降フレーム174の昇降動作は、図7乃至
図9に示す、昇降フレーム174の外面に突設された連
結ピン174cに端部が取着された、所与の剛性を有す
るタイミングベルト177aにプーリ177bから伝わ
る、揺動アーム175の揺動用とは別の不図示のモータ
の動力によって行われ、このモータの動力は、プーリ1
77bからもう一つのタイミングベルト177aを介し
て、もう一つのリンクユニット171の昇降フレーム1
74にも、昇降動作の動力として伝わる。
【0053】尚、逆回転させた不図示のモータからプー
リ177b及びタイミングベルト177aを介して伝わ
る動力により、ガイドフレーム176上で上昇可能範囲
の最上部にある昇降フレーム174を下降させて、コン
バイナ110乃至支持アーム172を図1及び図9に示
す使用箇所から図4に示す中間箇所に下降させる際に
は、両ばね係止ピン173h,174bを接近させる方
向に引っ張りばね174cが付勢することから、可動ベ
ースフレーム173cを残したまま昇降フレーム174
のみが降下することはない。
【0054】したがって、ガイドフレーム176上で下
降可能範囲の最下部に昇降フレーム174が達してそれ
以上の下降が不能となるまでの間、長孔173d内の上
端にある作動ピン174aが下端に移動して、コンバイ
ナ110が中間箇所に達していないにも拘わらず、図5
に示すように、ロックレバー173f,173fが各ガ
イド溝173aの終端に位置する2つのガイドピン17
2a,172aの保持を開放してしまうことはない。
【0055】前記カバーユニット190は、図11に一
部断面で示す側面図のように、開口部1bを開閉する前
後2つの蓋部材191,192と、開口部1bの後半部
を開閉する蓋部材192と前記揺動アーム175とを連
結するリンクアーム193と、開口部1bの前半部を開
閉する蓋部材191を開方向に付勢するコイルばね19
4と、この蓋部材191と開口部1bの開口枠1cとを
連結する開度規制アーム195等を有している。
【0056】このうち、前記蓋部材192は、ダッシュ
ボード1と同様の不透明材により平面視略矩形の枠板状
に形成されており、蓋部材192の後端は、ダッシュボ
ード1の上面1aのうち開口部1bよりも若干車両の後
方寄りの周縁部分に、揺動可能に枢着されている。
【0057】また、蓋部材192の前端には、その一端
が揺動アーム175の中間箇所に枢支された前記リンク
アーム193の他端が、ブラケット192aを介して枢
着されており、このブラケット192aよりもさらに蓋
部材192の前端寄り箇所には、押えバー192bがブ
ラケット192cを介して取着されている。
【0058】そして、蓋部材192は、揺動アーム17
5がコンバイナ110の中間箇所に対応する角度まで揺
動された、図4に示す箇所に位置した状態で、図12に
一部断面で示す側面図のように、ダッシュボード1の上
面1aから起立して開口部1bの後半部を開放し、アイ
ポイントIから開口部1bを介してダッシュボード1の
内部に向かう視線S上に介在してこの視線Sを遮る開蓋
状態(起立状態)となるように構成されている。
【0059】また、蓋部材192は、揺動アーム175
がコンバイナ110の格納箇所に対応する角度まで揺動
された、図3に示す箇所に位置した状態で、図11に示
す、ダッシュボード1の上面1aに沿って傾倒して開口
部1bの後半部を閉塞し、アイポイントIから開口部1
bを介してダッシュボード1の内部に向かう視線S上か
ら退避する閉蓋状態となるように構成されている。
【0060】尚、開蓋状態において開口部1b側に臨む
蓋部材192の裏面には、光反射防止のための梨地加工
が施されている。
【0061】前記蓋部材191は、蓋部材192と同様
に、ダッシュボード1と同様の不透明材により平面視略
矩形の枠板状に形成されており、蓋部材191の前端
は、ダッシュボード1の上面1aのうち開口部1bより
も若干車両の前方寄りの周縁部分に、揺動可能に枢着さ
れていて、その枢着軸の周りに巻回された前記コイルば
ね194により、開口部1bの前半部を開放する方向に
付勢されている。
【0062】また、蓋部材191の後端には、長孔19
1aに係止ピン195aを挿入された開度規制アーム1
95の一端が連結されており、開度規制アーム195の
他端は、開口部1bの後方側箇所に、揺動可能に枢支さ
れている。
【0063】そして、蓋部材192は、揺動アーム17
5がコンバイナ110の格納箇所に対応する角度まで揺
動された、図3に示す箇所に位置した状態で、図11に
示すように、コイルばね194による開放方向への付勢
力に抗して、押えバー192bによって開度規制アーム
195がダッシュボード1の内部側に押圧されて、その
他端を中心とした揺動が規制されることで、ダッシュボ
ード1の上面1aに沿って傾倒して開口部1bの前半部
を閉塞する閉蓋状態となるように構成されている。
【0064】また、蓋部材191は、揺動アーム175
がコンバイナ110の中間箇所に対応する角度まで揺動
された、図4に示す箇所に位置した状態で、図12に示
すように、押えバー192bによる開度規制アーム19
5の他端を中心とした揺動の規制が解除されて、コイル
ばね194による開放方向への付勢力により開度規制ア
ーム195により開度が規制される状態まで開き、ダッ
シュボード1の上面1aから起立して開口部1bの後半
部を開放する開蓋状態となるように構成されている。
【0065】尚、上記した蓋部材191,192の開閉
動作は、揺動アーム175がコンバイナ110の格納箇
所に対応する揺動角度となる、図3に示す箇所と、コン
バイナ110の中間箇所に対応する揺動角度となる、図
4に示す箇所との間で、揺動アーム175が揺動するこ
とによって行われ、図13及び図14に原理的な概略構
成を示す断面図で示すように、格納箇所にせよ中間箇所
にせよコンバイナ110は常にダッシュボード1の内部
に位置するので、コンバイナ110が蓋部材191,1
92の開閉動作の支障となることはない。
【0066】また、閉蓋状態においてダッシュボード1
の上面1aの一部を構成する蓋部材191,192の各
表面には、ダッシュボード1の表面と同様のシボ加工が
施されている。
【0067】ちなみに、本実施形態のヘッドアップディ
スプレイ100では、蓋部材192が請求項中の遮蔽部
材を兼ねている。
【0068】次に、上述のように構成された本実施形態
のヘッドアップディスプレイ100の特にカバーユニッ
ト190に関する作用について説明する。
【0069】まず、表示源130に表示される重畳用画
像の拡大された虚像を、アイポイントIとその前方のフ
ロントガラス3部分との間に配置されたコンバイナ11
0や、その前方のフロントガラス3部分を透して視認さ
れる、車両の前景と重畳して視認する際には、揺動アー
ム175の揺動用の不図示のモータを所定量回転させ、
そのモータから伝達される動力により、コンバイナ11
0の格納箇所に対応する揺動角度となる、図3に示す箇
所から、コンバイナ110の中間箇所に対応する揺動角
度となる、図4に示す箇所に、揺動アーム175を揺動
させる。
【0070】すると、揺動アーム175にリンクアーム
193を介して連結された蓋部材192が開蓋状態とな
ると共に、蓋部材192の押えバー192bによる開度
規制アーム195の揺動規制が解除されて、コイルばね
194の付勢力により蓋部材191が開蓋状態となっ
て、蓋部材191,192により閉塞されていた開口部
1bが完全に開放される。
【0071】この時、開口部1bを介してダッシュボー
ド1の内部に向けたアイポイントIからの視線Sは、開
蓋状態の蓋部材192によって遮られてダッシュボード
1の内部には達しないので、開口部1b越しにダッシュ
ボード1の内部をアイポイントIから視認することはで
きない。
【0072】続いて、プーリ177bの回転用の不図示
のモータを所定量回転させ、そのモータからタイミング
ベルト177aを介して伝わる動力により、ガイドフレ
ーム176上で下降可能範囲の最下部にある昇降フレー
ム174を上昇させて、コンバイナ110乃至支持アー
ム172を、ダッシュボード1の内部の、図4に示す中
間箇所から、ダッシュボード1の上方に進出した、図1
及び図9に示す使用箇所に上昇させる。
【0073】これにより、表示源130に発光表示され
て、拡大反射鏡150により画像サイズを拡大されつつ
開口部1bに向けて反射された重畳用画像の像光が、筐
体160の開口161を通過して開口部1bからダッシ
ュボード1の上方の使用箇所に配置されたコンバイナ1
10に照射されて、このコンバイナ110とその前方の
フロントガラス3部分とを透してアイポイントIから視
認される車両の前景と重畳して、拡大された重畳用画像
の虚像がコンバイナ110上にアイポイントIから視認
されるようになる。
【0074】また、フロントガラス3越しに車両の外部
から入射した太陽光等の外光が、開蓋状態において開口
部1b側に臨む蓋部材192の裏面に照射されても、こ
の裏面に施された梨地加工の細かい凹凸によって乱反射
されて減衰し、フロントガラス3側に殆ど反射されない
ので、フロントガラス3により再度反射されてアイポイ
ントI側に向かうことはない。
【0075】そして、重畳用画像の虚像を車両の前景と
重畳して視認しない場合は、プーリ177bの回転用の
不図示のモータを、重畳視認する際とは反対向きに所定
量回転させ、そのモータからタイミングベルト177a
を介して伝わる動力により、ガイドフレーム176上で
上昇可能範囲の最上部にある昇降フレーム174を下降
させて、コンバイナ110乃至支持アーム172を、ダ
ッシュボード1の上方に進出している、図1及び図9に
示す使用箇所から、ダッシュボード1の内部に収容され
た、図4に示す中間箇所に下降させる。
【0076】続いて、揺動アーム175の揺動用の不図
示のモータを、開蓋時とは反対向きに所定量回転させ、
そのモータから伝達される動力により、コンバイナ11
0の中間箇所に対応する揺動角度となる、図4に示す箇
所から、コンバイナ110の格納箇所に対応する揺動角
度となる、図3に示す箇所に、揺動アーム175を揺動
させる。
【0077】すると、揺動アーム175にリンクアーム
193を介して連結された蓋部材192が閉蓋状態とな
ると共に、蓋部材192の押えバー192bによって開
度規制アーム195の揺動角度が次第に規制されて、コ
イルばね194の付勢力に抗して蓋部材191が閉じて
閉蓋状態となり、開放されていた開口部1bが蓋部材1
91,192により完全に閉塞される。
【0078】これにより、開口部1bに向けたアイポイ
ントIからの視線S上から蓋部材192が退避し、その
分だけ、アイポイントIからの前方視界が広く確保され
るようになる。
【0079】そして、閉蓋状態においてダッシュボード
1の上面1aの一部を構成する蓋部材191,192の
各表面eに、ダッシュボード1の表面と同様のシボ加工
が施されていることから、蓋部材191,192の閉蓋
状態(傾倒状態)において、これら各表面にフロントガ
ラス3越しに車両の外部からの外光が照射されても、そ
の外光がフロントガラス3に向けて反射されて、蓋部材
191,192の各表面の虚像がアイポイントIから視
認されてしまうようにフロントガラス3上に写り込んで
しまうことが、抑制乃至防止される。
【0080】このように本実施形態のヘッドアップディ
スプレイ100によれば、ダッシュボード1の内部に収
容した表示源130に発光表示された重畳用画像の虚像
を、アイポイントIの前方に位置するフロントガラス3
を透して視認される車両の前景と重畳してアイポイント
Iから視認させるために、アイポイントIとその前方に
位置するフロントガラス3部分との間の使用箇所に配置
されるコンバイナ110を、支持アーム172の2つの
ガイドピン172a,172aが固定及び可動の両ベー
スフレーム173b,173cに跨って形成された円弧
状のガイド溝173a,173aの下端から上端にかけ
て移動するように、揺動アーム175の揺動により支持
アーム172を移動させることで、表示源130等を収
容した筐体160の前方の格納箇所から筐体160の上
方の中間箇所に、ダッシュボード1の内部で移動させ、
さらに、ガイドピン172a,172aを可動ベースフ
レーム173cのロックレバー173f,173fによ
りガイド溝173a,173aの上端に保持させつつ昇
降フレーム174を上昇させることで、可動ベースフレ
ーム173c及び支持アーム172と共にコンバイナ1
10を中間箇所から使用箇所に移動させる構成とした。
【0081】このため、重畳用画像の虚像を車両の前景
と重畳視認させる際にはダッシュボード1の開口部1b
を介して表示源130(を収容した筐体160)の上方
の使用箇所に配置するべきコンバイナ110を、ダッシ
ュボード1の内部においても筐体160の上方に収納す
るのではなく、筐体160の前方に収納する構成とし
て、スペースを確保するのが物理的に比較的困難なダッ
シュボード1の車高方向ではなく、比較的スペースを確
保しやすいダッシュボード1の前後方向に、コンバイナ
110の収納のためのスペースを新たに確保すること
で、ダッシュボード1の内部に不使用時のコンバイナ1
10を収納することができる。
【0082】尚、格納箇所と中間箇所との間のダッシュ
ボード1の内部におけるコンバイナ110の移動と、中
間箇所と使用箇所との間のダッシュボード1の内外にわ
たるコンバイナ110の移動とは、一方がガイド溝17
3aとガイドピン172aとを用いたカム式移動機構、
他方がガイドピン172aとロックレバー173fとを
用いたピン保持移動機構という本実施形態のように、互
いに異なる方式であってもなくてもよい。
【0083】そして、本実施形態のヘッドアップディス
プレイ100によれば、可動ベースフレーム173cの
ばね係止ピン173hと昇降フレーム174のばね係止
ピン174bとを接近させる方向に引っ張りばね174
cで付勢する構成としたので、ロックレバー173fに
よるガイドピン172aのガイド溝173aの上端での
保持が、昇降フレーム174の下降中に解除されないよ
うにすることができる。
【0084】また、本実施形態のヘッドアップディスプ
レイ100によれば、格納箇所のコンバイナ110が表
示源130等を収容した筐体の前方に配置されるのに対
して、昇降ユニット170のリンクユニット171は筐
体の左右両側に配置されるので、格納箇所と中間箇所と
の間のコンバイナ110の移動の際にリンクユニット1
71が緩衝するのを防ぎ、かつ、ダッシュボード1の内
部を前後左右に広く有効活用することができる。
【0085】しかも、本実施形態のヘッドアップディス
プレイ100によれば、格納箇所と中間箇所との間を移
動する際にコンバイナ110の傾斜角度が変化するの
で、格納箇所においては筐体160と近接させて収納ス
ペースを抑制し、一方、中間箇所においてはよりフロン
トガラス3の傾斜角度に近づけて使用箇所での使用に適
した姿勢にし、使用時に好ましい傾斜と収納に好ましい
傾斜との双方を実現させることができる。
【0086】ちなみに、カバーユニット190をコンバ
イナ110の移動と連動して開閉するように設けるか否
かは任意であり、かつ、カバーユニット190の蓋部材
192に、アイポイントIから開口部1bを介してダッ
シュボード1の内部が視認できてしまわないように遮蔽
機能を持たせるか否かについても、任意である。
【0087】但し、アイポイントIから開口部1bを透
したダッシュボード1内への視線Sを遮るために蓋部材
192に遮蔽機能を持たせれば、開口部1b越しにダッ
シュボード1の内部がアイポイントIからの視界に入っ
てしまって目障りとなることを、確実に防止することが
できるので、有利である。
【0088】尚、本実施形態のヘッドアップディスプレ
イ100では、閉蓋状態の蓋部材191,192がダッ
シュボード1の上面1aの一部を構成するため、これら
の表面にダッシュボード1の表面と同様のシボ加工を施
して光の反射防止を図る構成としたが、蓋部材191,
192の表面に施す光反射防止処理は、ダッシュボード
1の表面と同様のシボ加工に限らず、梨地加工のような
細かい凹凸の集合的なもの等であってもよい。
【0089】また、本実施形態のヘッドアップディスプ
レイ100では、揺動アーム175の揺動用の不図示の
モータの動力による揺動アーム175の揺動動作が、コ
ンバイナ110の格納箇所と中間箇所との間での移動に
連動して開始されるものとした。
【0090】しかし、表示源130による重畳用画像の
発光表示のオフからオンへの切り換え時に、コンバイナ
110の格納箇所に対応する揺動角度となる、図3に示
す箇所から、コンバイナ110の中間箇所に対応する揺
動角度となる、図4に示す箇所に向けた揺動動作が開始
され、表示源130による重畳用画像の発光表示のオン
からオフへの切り換え時に、コンバイナ110の中間箇
所に対応する揺動角度となる、図4に示す箇所から、コ
ンバイナ110の格納箇所に対応する揺動角度となる、
図3に示す箇所に向けた揺動動作が開始される、という
ように、表示源130による重畳用画像の発光表示のオ
ンオフに連動して揺動アーム175の揺動動作が行われ
るように構成してもよい。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明のヘッドアップディスプレイ用コンバイナの収納
方法によれば、車両のダッシュボード内の表示源に表示
された重畳用画像の虚像を、車両の前景と重畳して車内
のアイポイントから視認させる際に、前記車両の車高方
向に対して所定角度傾斜させて前記ダッシュボードの上
方に配置して用いられるコンバイナを、前記重畳用画像
の虚像の視認を行わない際に、前記ダッシュボードの内
部に収納するに当たり、前記アイポイントの前方であっ
て前記ダッシュボード上方の使用箇所と、前記ダッシュ
ボードの内部であって前記表示源の上方の中間箇所との
間においては、前記コンバイナを直線移動させ、前記ダ
ッシュボード1の内部においては前記コンバイナを、前
記表示源の前方又は後方の格納箇所と前記中間箇所との
間で曲線移動させるようにした。
【0092】このため、ダッシュボードに必要となるコ
ンバイナ通過用の開口の寸法をできるだけ小さくしつ
つ、内部にコンバイナを収容するために必要となるスペ
ースを抑え、特に、表示源の上方に大きなスペースを確
保する必要性をなくして、比較的自由度のある表示源の
周辺のスペースを有効活用してダッシュボードの大型化
を防ぎ、限られたスペースしかなくても効率よくダッシ
ュボードの内部にコンバイナを収納することができると
共に、格納箇所におけるコンバイナの周辺の表示源のレ
イアウト等に合わせた傾斜角度でコンバイナが収納され
るようにして、使用箇所における傾斜角に拘わらず、コ
ンバイナをダッシュボードの内部にスペース効率よく収
納させることができる。
【0093】また、請求項2に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用コンバイナ収納装置によれば、車
両のダッシュボード内の表示源に表示された重畳用画像
の虚像を、車両の前景と重畳して車内のアイポイントか
ら視認させる際に、前記ダッシュボードの上方に配置し
て用いられるコンバイナを、前記重畳用画像の虚像の視
認を行わない際に、前記ダッシュボードの内部に収納す
るための装置であって、前記ダッシュボードの内部にお
いて、前記コンバイナを前記表示源の前方又は後方の格
納箇所と該表示源の上方の中間箇所との間で移動させる
内部移動手段と、前記中間箇所と前記アイポイントの前
方の前記ダッシュボード上方の使用箇所との間で前記コ
ンバイナを移動させる外部移動手段とを備えている構成
とした。
【0094】このため、ダッシュボードに必要となるコ
ンバイナ通過用の開口の寸法をできるだけ小さくしつ
つ、内部にコンバイナを収容するために必要となるスペ
ースを抑え、特に、表示源の上方に大きなスペースを確
保する必要性をなくして、比較的自由度のある表示源の
周辺のスペースを有効活用してダッシュボードの大型化
を防ぎ、限られたスペースしかなくても効率よくダッシ
ュボードの内部にコンバイナを収納することができる。
【0095】さらに、請求項3に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置によれば、
請求項2に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ
用コンバイナ収納装置において、前記内部移動手段と前
記外部移動手段とのうちいずれか一方が、前記コンバイ
ナのピン部材をカムフォロワとして該コンバイナの移動
経路を定めるカムと、前記ピン部材がカムフォロワとし
て前記カムに倣って移動するように前記コンバイナを移
動させるカム式移動機構を有しており、前記内部移動手
段と前記外部移動手段とのうちいずれか他方が、前記ピ
ン部材を保持しつつ自ら移動することで自らの移動方向
に前記コンバイナを移動させるピン保持移動機構を有し
ている構成とした。
【0096】このため、請求項2に記載した本発明のヘ
ッドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置におい
て、コンバイナの移動のために共通のピン部材を用い
て、外部移動手段と内部移動手段とに、互いに異なる区
間及び方向にコンバイナを効率よい構成で移動させるこ
とができる。
【0097】また、請求項4に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用コンバイナ収納装置によれば、請
求項3に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ用
コンバイナ収納装置において、前記外部移動手段は前記
ピン保持移動機構を有しており、該ピン保持移動機構
が、前記中間箇所における前記ピン部材の位置と前記使
用箇所における前記ピン部材の位置との間で移動可能
な、該ピン部材の保持用のロックレバーと、前記中間箇
所における前記ピン部材の位置から前記使用箇所におけ
る前記ピン部材の位置に向かう前記ロックレバーの移動
中に、該ロックレバーを強制的に前記ピン部材の保持状
態とさせ、前記使用箇所における前記ピン部材の位置か
ら前記中間箇所における前記ピン部材の位置に向かう前
記ロックレバーの移動中に、該ロックレバーを強制的に
前記ピン部材の保持解除状態とさせる保持強制機構と、
前記使用箇所における前記ピン部材の位置から前記中間
箇所における前記ピン部材の位置に向かう前記ロックレ
バーの移動において、前記中間箇所における前記ピン部
材の位置に前記ロックレバーが達するまでの間、前記ピ
ン部材の保持解除状態となるべき前記ロックレバーを前
記ピン部材の保持状態となるように付勢する付勢手段と
を備えている構成とした。
【0098】このため、請求項3に記載した本発明のヘ
ッドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置におい
て、使用箇所から中間箇所にコンバイナを移動させる際
に、コンバイナが中間箇所に達するまでは付勢手段によ
る付勢力によって、ロックレバーによるピンの保持解除
が即座に起こらずピン部材の保持が維持されるようにし
て、ピン保持移動機構によるコンバイナの使用箇所から
中間箇所への移動を確実に実行させることができる。
【0099】さらに、請求項5に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置によれば、
請求項2、3又は4に記載した本発明のヘッドアップデ
ィスプレイ用コンバイナ収納装置において、前記内部移
動手段及び前記外部移動手段が、前記表示源の車幅方向
における側部に配置されているものとした。
【0100】このため、請求項2、3又は4に記載した
本発明のヘッドアップディスプレイ用コンバイナ収納装
置において、内部移動手段により中間箇所から格納箇所
に移動されたコンバイナと内部移動手段及び外部移動手
段とが緩衝しないようにして、ダッシュボードの内部の
限られたスペースでコンバイナの収納とそのための手段
の収納とを効率よく実現することができる。
【0101】また、請求項6に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用コンバイナ収納装置によれば、請
求項2、3、4又は5に記載した本発明のヘッドアップ
ディスプレイ用コンバイナ収納装置において、前記内部
移動手段が、前記格納箇所と前記中間箇所との間で前記
コンバイナをその傾斜角を変化させつつ移動させる構成
とした。
【0102】このため、請求項2、3、4又は5に記載
した本発明のヘッドアップディスプレイ用コンバイナ収
納装置において、格納箇所におけるコンバイナの周辺の
表示源のレイアウト等に合わせた傾斜角度でコンバイナ
が収納されるようにして、使用箇所における傾斜角に拘
わらず、コンバイナをダッシュボードの内部にスペース
効率よく収納させることができる。
【0103】さらに、請求項4に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置によれば、
請求項2、3、4、5又は6に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用コンバイナ収納装置において、前
記中間箇所と前記使用箇所との間で前記コンバイナが移
動する際に通過する前記ダッシュボードの開口部を開閉
するカバーユニットと、前記格納箇所と前記使用箇所と
の間における前記コンバイナの移動に連動して前記カバ
ーユニットを開閉させる連動機構とをさらに備えている
構成とした。
【0104】このため、請求項2、3、4、5又は6に
記載した本発明のヘッドアップディスプレイ用コンバイ
ナ収納装置において、カバーユニットによるダッシュボ
ードの開口部の開閉が、コンバイナの格納箇所と使用箇
所との間における移動に連動して行われるようにして、
特段の動力源を用いなくてもカバーユニットによるダッ
シュボードの開口部の開閉を行えるようにすることがで
きる。
【0105】また、請求項8に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用コンバイナ収納装置によれば、請
求項7に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ用
コンバイナ収納装置において、前記連動機構が前記内部
移動手段による前記コンバイナの前記格納箇所と前記中
間箇所との間の移動に連動して前記カバーユニットを開
閉させる構成とした。
【0106】このため、請求項7に記載した本発明のヘ
ッドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置におい
て、コンバイナが通過しダッシュボードの外部に進出す
る前の段階でカバーユニットによる開口部の開放が行わ
れ、或は、コンバイナが通過してダッシュボードの内部
に収納された後の段階でカバーユニットによる開口部の
閉塞が行われるようにして、コンバイナの出し入れをカ
バーユニットの干渉を受けずに確実に実行させることが
できる。
【0107】さらに、請求項9に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置によれば、
請求項8に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ
用コンバイナ収納装置において、前記カバーユニット
が、前記開口部の開放時に該開口部を介して前記ダッシ
ュボード内に向かう前記アイポイントからの視線上に介
在して該視線を遮る遮蔽部材を有している構成とした。
【0108】このため、請求項8に記載した本発明のヘ
ッドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置におい
て、カバーユニットにより開放された開口部越しにアイ
ポイントからダッシュボードの内部が覗けないようにし
て、コンバイナをダッシュボードの内部に収納するため
に開口部をダッシュボードに設けることによって、ダッ
シュボードの内部が開口部を介してアイポイントからの
視界に入り運転する上で目障りとなってしまう状況が発
生するのを、開口部の開閉のために設ける構成を利用し
て防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘッドアップディスプレイ用コンバイ
ナ収納装置を採用した一実施形態に係るヘッドアップデ
ィスプレイの原理的な概略構成を示す、コンバイナの使
用箇所における断面図である。
【図2】図1に示す表示源及び拡大反射鏡のユニット化
部分の拡大斜視図である。
【図3】図2に示すリンクユニットの内側から見た説明
図である。
【図4】図2に示すリンクユニットの内側から見た説明
図である。
【図5】図2に示すリンクユニットの動作状態の説明図
である。
【図6】図2に示すリンクユニットの動作状態の説明図
である。
【図7】図2に示すリンクユニットの動作状態を示す側
面図である。
【図8】図2に示すリンクユニットの動作状態を示す側
面図である。
【図9】図2に示すリンクユニットの動作状態を示す側
面図である。
【図10】図2に示すリンクユニットの動作状態の説明
図である。
【図11】図1に示すカバーユニットの一部断面で示
す、蓋部材の閉蓋状態における側面図である。
【図12】図1に示すカバーユニットの一部断面で示
す、蓋部材の開蓋状態における側面図である。
【図13】本発明のヘッドアップディスプレイ用コンバ
イナ収納装置を採用した一実施形態に係るヘッドアップ
ディスプレイの原理的な概略構成を示す、コンバイナの
格納箇所における断面図である。
【図14】本発明のヘッドアップディスプレイ用コンバ
イナ収納装置を採用した一実施形態に係るヘッドアップ
ディスプレイの原理的な概略構成を示す、コンバイナの
中間箇所における断面図である。
【符号の説明】
1 ダッシュボード 1b ダッシュボード開口部 110 コンバイナ(被投影部材) 130 表示源 172a ガイドピン(ピン部材) 172b リンクピン(内部移動手段) 173a ガイド溝(カム式移動機構、カム) 173c 可動ベースフレーム(外部移動手段) 173f ロックレバー(ピン保持移動機構) 174 昇降フレーム(外部移動手段、ピン保持移動機
構) 174a 作動ピン(保持強制機構) 174c 引っ張りばね(付勢手段) 175 揺動アーム(内部移動手段、連動機構) 176 ガイドフレーム(外部移動手段) 190 カバーユニット 192 蓋部材(遮蔽部材) 192b 押えバー(連動機構) 193 リンクアーム(連動機構) 195 開度規制アーム(連動機構) I アイポイント S 視線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼田 良秀 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 3D044 BA04 BA14 BA16 BA21 BA27 BB01 BC25

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のダッシュボード内の表示源に表示
    された重畳用画像の虚像を、車両の前景と重畳して車内
    のアイポイントから視認させる際に、前記車両の車高方
    向に対して所定角度傾斜させて前記ダッシュボードの上
    方に配置して用いられるコンバイナを、前記重畳用画像
    の虚像の視認を行わない際に、前記ダッシュボードの内
    部に収納するに当たり、 前記アイポイントの前方であって前記ダッシュボード上
    方の使用箇所と、前記ダッシュボードの内部であって前
    記表示源の上方の中間箇所との間においては、前記コン
    バイナを直線移動させ、 前記ダッシュボードの内部においては前記コンバイナ
    を、前記表示源の前方又は後方の格納箇所と前記中間箇
    所との間で曲線移動させるようにした、 ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ用コンバイ
    ナの収納方法。
  2. 【請求項2】 車両のダッシュボード内の表示源に表示
    された重畳用画像の虚像を、車両の前景と重畳して車内
    のアイポイントから視認させる際に、前記ダッシュボー
    ドの上方に配置して用いられるコンバイナを、前記重畳
    用画像の虚像の視認を行わない際に、前記ダッシュボー
    ドの内部に収納するための装置であって、 前記ダッシュボードの内部において、前記コンバイナを
    前記表示源の前方又は後方の格納箇所と該表示源の上方
    の中間箇所との間で移動させる内部移動手段と、 前記中間箇所と前記アイポイントの前方であって前記ダ
    ッシュボード上方の使用箇所との間で前記コンバイナを
    移動させる外部移動手段とを備えている、 ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ用コンバイ
    ナ収納装置。
  3. 【請求項3】 前記内部移動手段と前記外部移動手段と
    のうちいずれか一方は、前記コンバイナのピン部材をカ
    ムフォロワとして該コンバイナの移動経路を定めるカム
    と、前記ピン部材がカムフォロワとして前記カムに倣っ
    て移動するように前記コンバイナを移動させるカム式移
    動機構を有しており、前記内部移動手段と前記外部移動
    手段とのうちいずれか他方は、前記ピン部材を保持しつ
    つ自ら移動することで自らの移動方向に前記コンバイナ
    を移動させるピン保持移動機構を有している請求項2記
    載のヘッドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置。
  4. 【請求項4】 前記外部移動手段は前記ピン保持移動機
    構を有しており、該ピン保持移動機構は、前記中間箇所
    における前記ピン部材の位置と前記使用箇所における前
    記ピン部材の位置との間で移動可能な、該ピン部材の保
    持用のロックレバーと、前記中間箇所における前記ピン
    部材の位置から前記使用箇所における前記ピン部材の位
    置に向かう前記ロックレバーの移動中に、該ロックレバ
    ーを強制的に前記ピン部材の保持状態とさせ、前記使用
    箇所における前記ピン部材の位置から前記中間箇所にお
    ける前記ピン部材の位置に向かう前記ロックレバーの移
    動中に、該ロックレバーを強制的に前記ピン部材の保持
    解除状態とさせる保持強制機構と、前記使用箇所におけ
    る前記ピン部材の位置から前記中間箇所における前記ピ
    ン部材の位置に向かう前記ロックレバーの移動におい
    て、前記中間箇所における前記ピン部材の位置に前記ロ
    ックレバーが達するまでの間、前記ピン部材の保持解除
    状態となるべき前記ロックレバーを前記ピン部材の保持
    状態となるように付勢する付勢手段とを備えている請求
    項3記載のヘッドアップディスプレイ用コンバイナ収納
    装置。
  5. 【請求項5】 前記内部移動手段及び前記外部移動手段
    は、前記表示源の車幅方向における側部に配置されてい
    る請求項2、3又は4記載のヘッドアップディスプレイ
    用コンバイナ収納装置。
  6. 【請求項6】 前記内部移動手段は、前記格納箇所と前
    記中間箇所との間で前記コンバイナをその傾斜角を変化
    させつつ移動させる請求項2、3、4又は5記載のヘッ
    ドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置。
  7. 【請求項7】 前記中間箇所と前記使用箇所との間で前
    記コンバイナが移動する際に通過する前記ダッシュボー
    ドの開口部を開閉するカバーユニットと、前記格納箇所
    と前記使用箇所との間における前記コンバイナの移動に
    連動して前記カバーユニットを開閉させる連動機構とを
    さらに備えている請求項2、3、4、5又は6記載のヘ
    ッドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置。
  8. 【請求項8】 前記連動機構は前記内部移動手段による
    前記コンバイナの前記格納箇所と前記中間箇所との間の
    移動に連動して前記カバーユニットを開閉させる請求項
    7記載のヘッドアップディスプレイ用コンバイナ収納装
    置。
  9. 【請求項9】 前記カバーユニットは、前記開口部の開
    放時に該開口部を介して前記ダッシュボード内に向かう
    前記アイポイントからの視線上に介在して該視線を遮る
    遮蔽部材を有している請求項8記載のヘッドアップディ
    スプレイ用コンバイナ収納装置。
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