JP2002330258A - 信号差分処理装置及び撮像装置 - Google Patents

信号差分処理装置及び撮像装置

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JP2002330258A
JP2002330258A JP2001135192A JP2001135192A JP2002330258A JP 2002330258 A JP2002330258 A JP 2002330258A JP 2001135192 A JP2001135192 A JP 2001135192A JP 2001135192 A JP2001135192 A JP 2001135192A JP 2002330258 A JP2002330258 A JP 2002330258A
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Hisae Shimizu
久恵 清水
Eiji Shirai
英二 白井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寄生容量の大きさに依存しない精度よい出力
を得る。 【解決手段】 それぞれ光電変換素子を含む複数の画素
と、光照射による画素からの信号を蓄積する蓄積容量C
TSと、暗状態による画素からの信号を蓄積する蓄積容量
CTNと、蓄積容量CTSからの信号が読み出される第1出
力線と、蓄積容量CTNからの信号が読み出される第2の
出力線と、蓄積容量CTSの信号を第1の出力線に読み出
す転送スイッチTSR1と、蓄積容量CTNの信号を第2の
出力線に読み出す転送スイッチTSR2と、第1の出力線
に接続された、入力部と出力部の間に容量を接続したア
ンプ71と、第2の出力線に接続された、入力部と出力
部の間に容量を接続したアンプ72と、アンプ71から
の信号とアンプ72からの信号を差分する差分回路と、
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号差分処理装置及
び撮像装置に係わり、例えばファクシミリ、イメージス
キャナ、複写機などの画像読取装置の画像読み取りを行
う1次元の密着型イメージセンサの信号読み出し回路に
用いられる信号差分処理装置及び撮像装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】1次元の撮像装置の分野においては、原
稿からの反射光を光学系を用いて縮小し、CCD上に投
影して画像を読み取るタイプと、複数の半導体光センサ
チップを直線状に配置したマルチチップ型のタイプとが
ある。CCDでは縮小光学系がある分スペースをとる必
要があるが、その点マルチチップの密着型イメージセン
サは装置全体を小型化しやすいため、近年、開発が積極
的に行われている。このイメージセンサを原稿の幅に対
応して並べ、密着型のマルチチップ化したものは図6の
ようになる。
【0003】さらに、図6のマルチチップの密着型イメ
ージセンサを用いたマルチチップの密着型イメージセン
サユニットの構成図を図5に示す。
【0004】図5に示すように、筺体104の上面に、
原稿面に接する透明ガラス板105を取り付け、出射光
111が透明ガラス板105の上面に接する原稿面で反
射されるような所定の角度で、LED光源109が基板
110に取り付けられた状態で筺体104内に設けられ
ている。またマルチチップ型イメージセンサの光電変換
チップ100を実装基板101に複数個配列したマルチ
チップ型イメージセンサ、および原稿からの反射光11
2を集光し、光電変換チップ100上で結像されるレン
ズアレイ108を筺体104内に具備している。
【0005】光電変換チップ100は実装基板101上
において保護膜103で覆われ、金属細線102によっ
て実装基板101の所望の回路に電気的に接続されてい
る。また実装基板101は筺体104内に結合された底
板106にゴム板107を介して支えられている。また
筺体104にはスキャナ本体などの外部に接続するため
の電源、制御信号などの入出力用のコネクターが設けら
れている。
【0006】カラー画像を読み取るイメージセンサユニ
ットの場合にはLED光源109を、例えば赤、青、緑
の3色のLEDで構成する。この場合には赤のLEDが
発光しているときはイメージセンサは赤色情報を、同様
に青、緑のLEDが発光しているときはそれぞれ青、緑
色情報を読み取っていく。最後にこれらの情報を組み合
わせることによってカラー原稿のカラー画像読み取りが
可能になる。
【0007】図7は、図6のアレイ上に並んだチップの
一つ(図6中のA部)を拡大したものである。N個のチ
ャンネル数に応じた単位31の中は、フォトダイオード
(PD)32、ソースフォロア(SF)33が2段、光
照射時および暗時の信号をそれぞれ蓄積する容量(CT
S)34、容量(CTN)35で構成されている。
【0008】各チャンネルの蓄積容量に蓄えられていた
信号は、シフトレジスタ36によって順次読み出され、
暗時の信号読み出しN系の配線37がN系の演算増幅器
(AMP)40に、光照射時の信号読み出しS系の配線3
8がS系の演算増幅器(AMP)39につながり、さらに
その先で減算回路(AMP)41につながって、出力され
ていく。図8は図7の等価回路図である。図8の内、1
チャネル分だけを取り出した等価回路図を図9に、その
タイミングチャートを図10に示す。
【0009】図7〜図9のレイアウトを見ると、S系と
N系の蓄積容量CTS34、CTN35の先には、シフトレ
ジスタ36からの信号φSR42,φSR43によって開閉
する転送MOSスイッチTSR1,TSR2とN個のチャネルに
渡って伸びる配線がつながっている。この転送スイッチ
TSR1,TSR2であるMOSの接合容量やゲート−ソース重
なり容量、および配線容量などが、信号の転送系におい
て、寄生容量としてぶら下がることになり、それを等価
回路を示す図9において寄生容量CHS57、CHN58で
示す。例えば600dpi、チップ長20mmのイメー
ジセンサのチップにおいて、この寄生容量の値は約3p
Fになる。これは後で説明するが、信号を容量分割して
転送する際の容量素子としても働くことになる。
【0010】図9を用いて回路動作を説明する。基本的
には図9で示すように、大きく分けて光電変換回路部と
読み出し用回路部とから成る。さらに読み出し用回路部
は光照射時の信号を読み出す信号系(S系)と暗状態で
の信号を読み出すノイズ系(N系)の2系統を有し、後
段に付いている減算増幅器で差動(S−N)を取って出
力を得る。この減算の際、同時にフォトダイオードのリ
セットノイズや光電変換部のソースフォロアで発生する
しきい値ばらつきによる固定パターンノイズ(FPN)
を補正している。
【0011】図10のタイミングチャートで示すように
まず、信号ΦRES51によりフォトダイオード(PD)
のアノード側を初期化しておく。この時点で信号ΦTM5
2をハイレベルにして転送用トランジスタTTMをオンし
て暗状態での信号VNをソースフォロアを介して読み出
し、信号ΦTN54をハイレベルとしてトランジスタTTN
のゲートを開けてこの信号を容量CTN35に蓄えてお
く。
【0012】次に光を照射し、同様に信号ΦTM52をハ
イレベルにして転送用トランジスタTTMをオンして、フ
ォトダイオード(PD)に発生した信号VSをソースフ
ォロアを介して、今度は信号ΦTS53をハイレベルとし
てトランジスタTTSのゲートを開けて、容量CTS34に
蓄える。
【0013】次に信号ΦCHR56をハイレベルとして、
トランジスタTCH1,TCH2をオンし寄生容量CHS57、C
HN58を初期化しておく。その後続いて、シフトレジス
タ36からの信号ΦSR42,43をハイレベルとしてS
側の転送スイッチTSR1,N側の転送スイッチTSR2を同
時に開いてやると、蓄積容量CTS34と蓄積容量CTN3
5に蓄えられていた信号がそれぞれの寄生容量CHS57
と寄生容量CHN58との間で容量分割されて、次段のバ
ッファへと信号が転送されていく。このとき、S系、N
系それぞれの1段目のアンプ(Amp)39,40の出
力は、 VSOUT=(CTS/CTS+CHS)・VS VNOUT=(CTN/CTN+CHN)・VN となる。
【0014】次にS側、N側からの信号VSOUT、VNOUT
は減算アンプ41に入力し、そこでS系とN系の信号の
減算と、所望の出力を得るのに必要な増倍が行われ、そ
の結果Vout=R2/R1(VSOUT−VNOUT)の出力を得る
(R1,R2は抵抗値を示す。)。その後、オフセットを
キャンセルするためのクランプ回路などを経て最終的な
出力となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように蓄積容量C
T(CTS、CTN)と寄生容量CH(CHS、CHN)の間で行
われる容量分割方式においては、まず、信号が容量分割
されることでその分、後段での増倍が必要になる。また
寄生容量自身は、チャネル全体に渡って伸びている長い
配線と、それにつながれているシフトレジスタのMOSス
イッチの接合容量やゲート−ソース重なり容量のチャネ
ル数分の合計となるため、解像度の増加に伴ってチャネ
ル数が増えるに従いさらに増加する。
【0016】このように、チャネル数が増加した場合、
寄生容量が増えれば分割比が大きくなって、その分、後
段で信号にゲイン(Gain)をかけることになり、S
/Nの低下につながる。また後段アンプ(Amp)の設
計が再度必要になる。
【0017】一方、分割比を落とさないためには、寄生
容量の増加に伴って蓄積容量も大きくしてやればいい
が、その場合、所望の出力を得るための、蓄積容量CT
の設計、見積もりが再度必要になってしまう。
【0018】またS系とN系の信号系は独立していて、
その2つの寄生容量を全く等しく作りこむことはプロセ
スのばらつきを考えると困難であり、そのためそれぞれ
の寄生容量にばらつきが存在する。従って、後段でS系
とN系の信号の減算を行った時に、このばらつきに起因
する信号誤差が発生することになる。
【0019】本発明は、寄生容量CHに拠らない信号伝
達を行うことで、精度の高い信号出力が得られ、また画
素側の設計変更に拠らず用いることのできる汎用性の高
い信号読み出し回路部を有する撮像装置を提供すること
を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するため、本発明の信号差分処理装置は、第1及び第
2の信号を出力する信号源と、前記第1の信号を蓄積す
る第1の蓄積容量と、前記第2の信号を蓄積する第2の
蓄積容量と、前記第1の蓄積容量からの前記第1の信号
が読み出される第1の出力線と、前記第2の蓄積容量か
らの前記第2の信号が読み出される第2の出力線と、前
記第1の蓄積容量の前記第1の信号を前記第1の出力線
に読み出す第1の転送スイッチと、前記第2の蓄積容量
の前記第2の信号を前記第2の出力線に読み出す第2の
転送スイッチと、前記第1の出力線に接続された、入力
部と出力部の間に容量を接続した第1のアンプと、前記
第2の出力線に接続された、入力部と出力部の間に容量
を接続した第2のアンプと、前記第1のアンプからの信
号と前記第2のアンプからの信号を差分する差分回路
と、を有することを特徴とする。
【0021】また本発明の撮像装置は、上記本発明の信
号差分処理装置を用いたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお本発明の信号差分処理装置は撮像装置
に好適に用いられるが特に撮像装置に用途が限定される
ものではなく信号差分処理が必要な装置に用いることが
できる。
【0023】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態を示す撮像装置の読み出し部の回路図である。
図9の従来の読み出し回路との違いは、寄生容量から第
1のアンプ(演算増幅器)に至る配線が、従来はアンプ
の非反転入力端子につながっていたのに対し、本実施例
の回路ではアンプの反転入力側に接続されていて、一方
の非反転入力端子は基準電位Vref76に固定されている
点にある。図2にこの回路のタイミングチャートを示
す。
【0024】次に図1を参照して信号読み出し回路の動
作説明を行う。図2のタイミングチャートに示すよう
に、各スイッチのタイミングとアンプからの出力は1周
期 t1(sec)内で以下に述べるように動作する。また第
1のアンプ(Amp)71,72はS側、N側共に、容
量値が等しくなるように設定された積分容量C1s73,
C1n74とMOSスイッチ751,752とをそれぞれ備
えている。このMOSスイッチ751,752に入力され
る信号ΦCHRESでアンプ71,72を「リセット時のバ
ッファ状態」と「積分容量が有効になる読み出し状態」
とに切り替える。さらに蓄積容量CTS34と蓄積容量C
TN35とは容量値が等しくなるように設計しておく。
【0025】信号ΦCHRESをハイレベルとしてMOSス
イッチ751,752をオンすることによって第1のアン
プ71,72は初期状態にあり、S系とN系の信号はそ
れぞれ蓄積容量CTS34と蓄積容量CTN35とに蓄積さ
れている状態にある。
【0026】次に信号ΦCHRESをロウレベルとしてMO
Sスイッチ751,752をオフすると、第1のアンプ7
1は初期状態から積分容量C1sが有効な読み出し状態に
変化する。シフトレジスタにより信号ΦSR42がハイレ
ベルとなり転送スイッチTSR1 がオンするとS側の信号
が蓄積容量CTS34相当の電荷として第1のアンプ(A
mp)71の積分容量C1s73へ転送され、第1段目の
アンプ(Amp)71の増倍率をM=CTS/C1sとする
と、S側の第1段目のアンプ(Amp)71の出力点
で、 VSOUT= −VS・M + Vref の出力を得る。
【0027】一方、同様にシフトレジスタにより信号Φ
SR43がハイレベルとなり転送スイッチTSR2 がオンす
るとN側の信号は蓄積容量CTN35相当の電荷として第
1のアンプ(Amp)72の積分容量C174へ転送さ
れ、第1段目のアンプ(Amp)72の増倍率をM=C
TN/C1nとすると、N側の第1段目のアンプ(Amp)
72の出力点で、 VNOUT = −VN・M + Vref の出力を得ることになる。
【0028】ここで従来回路との違いは、寄生容量CHS
57,CHN58の電位がアンプ(Amp)のイマジナリ
ーショートで固定されているため、この間の電荷移動に
は寄生容量CH(CHS,CHN)が寄与しないことである。
つまり寄生容量CHに無関係にS側、N側の信号の転送
が行われているのである。その後、S系統、N系統から
出てきたそれぞれの出力VSOUT、VNOUTは次段の減算ア
ンプ(Amp)77を通って差分が所定のゲインN(=
R2/R1)倍増倍され、クランプ回路などを経て出力さ
れることになる。
【0029】上記構成において、並列な信号配線は、ア
ンプ71,72の反転入力端子に接続されているので、
その電位はアンプ(演算増幅器)のイマジナリーショー
トにより非反転入力端子電圧に等しくなる。従って光電
変換素子で変換された信号電荷はシフトレジスタがオン
することにより、アンプ(演算増幅器)の反転入力端子
と出力端子との間に接続された積分コンデンサに転送さ
れ、出力電圧は信号電荷量と積分コンデンサの容量値で
一義的に決まる。よって、アンプの出力電圧は並列な信
号配線に付く寄生容量の大小には依存しないので、配線
が複数存在した場合も、その寄生容量CHS57、CHN58
間のばらつきが出力に影響することはない。さらに、高
解像度化に伴って画素数が増加した場合、寄生容量は増
大するが、信号の転送ゲイン(Gain)には影響しな
いため、読み出し用回路部の設計変更の必要がない。
【0030】以上述べたように、本実施形態におけるよ
うな信号転送方式を用いれば、配線にのる寄生容量に関
係なく、信号電荷を積分コンデンサに転送できるので、
複数の信号転送線を有した読み出し回路部であっても、
出力にはそのばらつきが現れることはない。
【0031】さらに、光電変換部の画素数の変更などで
寄生容量が変わっても、同じように用いることのできる
汎用性の高い読み出し回路部として適用することができ
る。
【0032】(第2の実施形態)第1の実施形態で説明
したように、第1のアンプ(演算増幅器)71,72は
MOSスイッチ751,752で「リセット時の初期状
態」と増倍率M>1の「積分容量が有効になる読み出し
状態」との2状態を切り替えている。
【0033】ここで第1のアンプ71,72は、読み出
し時にゲイン(Gain)が蓄積容量と積分容量の比、
CT/C1で、リセット時にゲインが1となるようスイッ
チを切り替えて使用している。このためリセット時には
アンプ(演算増幅器)の動作が不安定になりやすい。こ
の対策として一般に用いられているようにアンプの内部
で位相補償容量を増やすと、こんどは信号の伝達速度が
遅くなってしまう。そこで本実施形態では、アンプ(演
算増幅器)の特性としてスピードを優先したいため、次
のような方法を用いた。
【0034】図3は第2の実施形態を示す等価回路図で
ある。基本的な信号転送の原理は第1の実施形態と同様
である。但し、図3のように第1のアンプ(演算増幅
器)71,72の出力に位相補償容量91、92と、そ
の容量のリセットスイッチTc2,Tc1を接続しておく。
リセットスイッチTc2,Tc1は信号ΦCCPS93,94に
より制御される。
【0035】そして図4で示すタイミングで、信号ΦCH
RESによってMOSスイッチ751,752がオン状態と
なって、このアンプ(演算増幅器)71,72が初期状
態にあるときには、信号ΦCCPS93,94によってリセ
ットスイッチTc2,Tc1がオンし位相補償容量91,9
2が有効状態になっていて、このときの演算増幅器7
1,72の安定した動作を保証する。一方、第1のアン
プ(演算増幅器)がM>1で使用されている状態では、
リセットスイッチTc2,Tc1がオフし、この位相補償容
量92,91はアンプ(演算増幅器)71,72につな
がらない状態にあり、無効になっている。
【0036】上記のような構成をすることで、演算増幅
器の高速性を損なわずに安定動作を保証することができ
る読み出し回路部を実現できた。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
読み出し用回路部の信号出力電圧は、配線に付く寄生容
量の大きさに依存しないので、S系統とN系統を含む複
数の配線間のばらつきに影響しない精度よい出力が得ら
れる。加えて配線の寄生容量が変更されても、信号蓄積
容量や後ろにつづくアンプ部の設計変更を必要とせず、
汎用性の高い読み出し回路を持つ撮像装置の提供が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の読み出し用回路部を
示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の読み出し用回路のタ
イミングチャートである。
【図3】本発明の第2の実施形態の読み出し用回路部を
示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の読み出し用回路のタ
イミングチャートである。
【図5】密着型イメージセンサのユニット図である。
【図6】アレイ状に並んだコンタクトセンサを示す図で
ある。
【図7】撮像装置1チップあたりのレイアウト図であ
る。
【図8】従来の撮像装置の複数チャネル分を示す等価回
路図である。
【図9】従来の撮像装置の1チャネル分を示す等価回路
図である。
【図10】従来の撮像装置のタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
100 光電変換チップ、 101 実装基板、 10
2 金属細線、 103 保護膜、 104 筐体、
105 透明ガラス板、 106 底板、 107 ゴ
ム板、 108 レンズアレイ、 109 LED光
源、 110 基板、 111 出射光、 112 反
射光、31 チャネル1個の単位、 32フォトダイオ
ード、 33 ソースフォロア、 34 S側の蓄積容
量、 35 N側の蓄積容量、 36 シフトレジス
タ、 37 N側の信号線、 38S側の信号線、 39
S側の第1段目の演算増幅器、 40 N側の第1段目の
演算増幅器、 41 減算器、 42,43 シフトレ
ジスタ、51 リセットスイッチ、 52,53,54
スイッチ、 56 リセットスイッチ、 57S側の
寄生容量、 58 N側の寄生容量、71 S側の第1段
目の演算増幅器、72 N側の第1段目の演算増幅器、
73,74 積分容量、 75 リセットスイッチ、
76 基準電位、 77 減算器、91,92 位相補
償容量、93,94 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 AB04 BB02 CB05 DB10 5C024 CX06 CX31 EX01 GX03 HX29 5C051 AA01 BA02 DA03 DB01 DB14 DB15 DC03 DC07 DE13 FA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の信号を出力する信号源
    と、 前記第1の信号を蓄積する第1の蓄積容量と、 前記第2の信号を蓄積する第2の蓄積容量と、 前記第1の蓄積容量からの前記第1の信号が読み出され
    る第1の出力線と、 前記第2の蓄積容量からの前記第2の信号が読み出され
    る第2の出力線と、 前記第1の蓄積容量の前記第1の信号を前記第1の出力
    線に読み出す第1の転送スイッチと、 前記第2の蓄積容量の前記第2の信号を前記第2の出力
    線に読み出す第2の転送スイッチと、 前記第1の出力線に接続された、入力部と出力部の間に
    容量を接続した第1のアンプと、 前記第2の出力線に接続された、入力部と出力部の間に
    容量を接続した第2のアンプと、 前記第1のアンプからの信号と前記第2のアンプからの
    信号を差分する差分回路と、 を有する信号差分処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の信号差分処理装置にお
    いて、前記第1及び第2のアンプの入力部は反転入力端
    子であって、 前記第1のアンプの前記容量に並列に第1のリセットス
    イッチを接続し、前記第2のアンプの前記容量に並列に
    第2のリセットスイッチを接続してなり、 前記第1及び第2のアンプの非反転入力端子に基準電圧
    を印加してなる信号差分処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の信号差分処理装置にお
    いて、前記第1及び第2のアンプの出力部は第3のリセ
    ットスイッチを介して容量と接続されてなり、前記第1
    及び第2のリセットスイッチの導通状態において該第3
    のスイッチを導通状態としてなる信号差分処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    前記信号差分処理装置を用いた撮像装置であって、前記
    信号源は光電変換素子を含む画素である撮像装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7135668B2 (en) 2003-07-16 2006-11-14 Canon Kabushiki Kaisha Solid-state imaging apparatus comprising reference electric power source having the same circuit structure as that of signal amplification means for amplifying a signal from photoelectric conversion element
CN111223881A (zh) * 2012-03-30 2020-06-02 株式会社尼康 拍摄元件以及拍摄装置

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