JP2002323775A - パターン形成方法 - Google Patents

パターン形成方法

Info

Publication number
JP2002323775A
JP2002323775A JP2001128725A JP2001128725A JP2002323775A JP 2002323775 A JP2002323775 A JP 2002323775A JP 2001128725 A JP2001128725 A JP 2001128725A JP 2001128725 A JP2001128725 A JP 2001128725A JP 2002323775 A JP2002323775 A JP 2002323775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
resist
pattern
resist pattern
slimming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001128725A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Suda
章一 須田
Keiji Watabe
慶二 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2001128725A priority Critical patent/JP2002323775A/ja
Publication of JP2002323775A publication Critical patent/JP2002323775A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Heads (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パターン形成方法に関し、これまでのレジス
ト材料及び露光手段を用いて光学的解像寸法以上に微細
なレジストパターンを形成する。 【解決手段】 現像液に対してエッチング速度が相対的
に大きな下層レジスト層2と、エッチング速度が相対的
に小さな上層レジスト層3からなる2層レジスト層を露
光し、アンダーカット形状のレジストパターン1を形成
したのち、レジストパターン1の幅のスリミングを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパターン形成方法に
関するものであり、例えば、ハードディスクドライブ
(HDD)等の磁気記録装置の再生ヘッド(リードヘッ
ド)に用いる巨大磁気抵抗効果膜(GMR膜)のトラッ
ク幅を光学的解像度寸法以上に微細な幅にするためのレ
ジストパターン構造及びレジストパターンの形成方法に
特徴のあるパターン形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータの外部記憶装置であ
るハードディスク装置等に対する高密度化、高速化の要
請の高まりに伴い、再生用磁気ヘッドとしては磁場その
ものを感知する磁気センサが主流となっており、この様
な磁気センサとしては、従来は磁気抵抗(MR)効果を
利用したものが採用されていたが、現在では巨大磁気抵
抗(GMR)効果を利用したものが採用されている。
【0003】このMRヘッド或いはGMRヘッドにおけ
る再生原理は、リード電極から一定のセンス電流を流し
た場合に、磁気抵抗効果素子を構成する磁性薄膜の電気
抵抗が記録媒体からの磁界により変化する現象を利用す
るものである。
【0004】近年のハードディスクドライブの高密度記
録化に伴って、1ビットの記録面積が減少するととも
に、発生する磁場は小さくなっており、現在市販されて
いるハードディスクドライブの記録密度は10Gbit
/in2 (≒1.55Gbit/cm2 )前後である
が、記録密度の上昇は年率約2倍のスピードで大きくな
っている。そのため、さらに微小な磁場範囲に対応する
とともに、小さい外部磁場の変化を感知できる必要があ
る。
【0005】上述のように、現在、巨大磁気抵抗効果を
利用した磁気センサとしては、スピンバルブ素子を利用
した磁気センサが広く用いられているので、この様なス
ピンバルブ素子を利用した再生用磁気センサを図7を参
照して説明する。なお、図7(a)は、従来の再生用磁
気センサの概略的断面図であり、また、図7(b)は、
図7(a)における破線で示す円内の概略的拡大図であ
る。
【0006】図7(a)及び(b)参照 まず、スライダーの母体となるAl2 3 −TiC基板
41上に、Al2 3膜等の下地層42を介してNiF
e合金等からなる下部磁気シールド層43及びAl2
3 等の下部リードギャップ層44を設け、この下部リー
ドギャップ層44上に、スピンバルブ膜45を堆積させ
る。なお、この場合のスピンバルブ膜45は、例えば、
Ta下地層46を介して設けたNiFeフリー層47、
CoFeフリー層48、Cu中間層49、CoFeピン
ド層50、及び、PdPtMn反強磁性層51からな
り、その上にTaキャップ層52が設けられている。
【0007】次いで、通常の2層レジストプロセスによ
って、レジストを塗布したのち、露光・現像することに
よって所定の形状のレジストパターン(図示を省略)を
形成し、このレジストパターンをマスクとしてイオンミ
リングを施すことによってスピンバルブ膜を図に示すよ
うに所定幅にパターニングする。なお、この2層レジス
トプロセスにおいては、上層を感光性を有するフォトレ
ジストで構成するとともに、下層としてはアンダーカッ
ト部を形成するために、上層の現像液に対するエッチン
グレートがより大きなレジスト層を用いるものであり、
下層のレジスト層に対しては感光性は要求されないもの
である。
【0008】次いで、スピンバルブ膜の両端にCoCr
Pt等の硬磁性膜をスパッタリング法によって堆積させ
たのち、スピンバルブ膜のパターニングに用いたレジス
トパターンを除去するリフトオフ法によって硬磁性膜の
不要部を除去することによって、ハードバイアス膜53
を形成する。
【0009】次いで、Cr/Au等からなる導電膜を堆
積させて一対のリード電極54を形成したのち、再び、
Al2 3 等の上部リードギャップ層55を介してNi
Fe合金等からなる上部磁気シールド層56を設けるこ
とによって、スピンバルブ素子を利用した再生用磁気セ
ンサの基本構成が完成する。
【0010】この様なスピンバルブ巨大磁気抵抗効果素
子においては、磁化方向がPdPtMn反強磁性層51
によって固定されたCoFeピンド層50と、外部磁場
に応じて磁化方向が自由に回転するCoFeフリー層4
8及びNiFeフリーCu47の磁化方向とのなす角に
より、伝導電子のスピンに依存した散乱が変化し、電気
抵抗値が変化するので、この電気抵抗値の変化を定電流
のセンス電流を流して電圧値の変化として検出すること
によって、外部磁場の状況、即ち、磁気記録媒体からの
信号磁場を取得するものである。
【0011】このような、スピンバルブ磁気抵抗センサ
においては、さらなる微細化の要請に対して、露光波長
の短波長化、レンズの高NA化、及び、レジスト特性に
改善等によって対応しており、例えば、2層レジストプ
ロセスにおいて、ArFエキシマレーザ等を用いて17
2nm等のより短波長の紫外線領域の露光光を用いてい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様なレジ
ストパターンの微細化の手法は、ArFエキシマレーザ
光以降の短波長露光光源及び短波長に適したレジストの
開発が困難さを増しており、これまでと同じような微細
化が進展しなくなっている。
【0013】したがって、本発明は、これまでのレジス
ト材料及び露光手段を用いて光学的解像寸法以上に微細
なレジストパターンを形成することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。なお、図におい
て、符号6は、Al2 3 等の下地層である。 図1(a)乃至(c)参照 上述の目的を達成するため、本発明は、パターン形成方
法において、現像液に対してエッチング速度が相対的に
大きな下層レジスト層2と、エッチング速度が相対的に
小さな上層レジスト層3からなる2層レジスト層を露光
し、アンダーカット形状のレジストパターン1を形成し
たのち、レジストパターン1の幅のスリミングを行うこ
とを特徴とする。
【0015】或いは、現像液に対してエッチング速度が
相対的に小さな下層レジスト層2と、エッチング速度が
相対的に大きな上層レジスト層3からなる2層レジスト
層を露光したのち現像してレジストパターン1を形成し
たのち、前記レジストパターン1の幅のスリミングを行
う際に、下層レジスト層2を相対的に多く除去してアン
ダーカット形状のレジストパターン1としても良い。
【0016】或いは、アンダーカット形状の単層のレジ
ストパターン1を形成したのち、前記アンダーカット形
状を保ったままで、前記レジストパターン1の幅のスリ
ミングを行っても良い。
【0017】この様に、レジストパターン1のパターニ
ング後に、レジストパターン1の幅のスリミングを行う
ことによって、特殊なレジスト或いは露光方法を用いる
ことなく、レジストパターン1の幅を光学的解像寸法以
上に微細にすることができ、それによって、被加工対象
膜5をArイオン8等を用いたイオンミリングにより光
学的解像寸法以上に加工して微細なエッチングパターン
9を得ることができる。
【0018】なお、レジスト層を2層構造レジスト層と
する場合、上層レジスト層3としてフェノール樹脂系レ
ジスト或いはSi含有レジストのいずれかを用い、下層
レジスト層2として有機ポリマを用いることが望まし
い。
【0019】特に、上層レジスト層3と下層レジスト層
2の組合せとしては、上層レジスト層3がノボラックレ
ジスト等のフェノール樹脂系レジストの場合、下層レジ
スト層2は、現像液に対するエッチングレートの大きな
PMGI(LOL−1000)等のポリイミド系樹脂或
いはARC等の反射防止型染料含有ポリイミド系樹脂の
いずれかが望ましく、現像工程において、アンダーカッ
ト部4を形成することができる。
【0020】また、上層レジスト層3が酸素プラズマ7
に対する耐性の大きなSi含有レジストの場合、下層レ
ジスト層2は、BARC等の現像液に対する耐性が大き
く且つ酸素プラズマ7に対する耐性の小さな反射防止型
染料含有ポリイミド系樹脂、例えば、BARCが望まし
く、スリミング工程においてアンダーカット部4を形成
することができる。
【0021】また、スリミング工程としては、酸素系プ
ラズマ処理、紫外線照射を利用したオゾン処理、或い
は、オゾン水を利用したオゾン処理のいずれかが望まし
い。なお、紫外線照射を行う場合には、172nmの波
長のArFエキシマレーザ光等のより短波長側の紫外線
を用いることが望ましい。
【0022】上述のパターン形成方法は、スピンバルブ
膜等の磁気抵抗効果膜をパターニングする際と磁区制御
膜(ハードバイアス膜)を形成する際のリフトオフ用パ
ターンとして用いことによって、より微細なトラック幅
を有する再生用磁気ヘッドを製造することが可能にな
る。
【0023】
【発明の実施の形態】ここで、図2乃至図4を参照し
て、本発明の第1の実施の形態の再生用磁気センサの製
造工程を説明する。 図2(a)参照 まず、従来と同様に、スライダーの母体となるAl2
3 −TiC基板上に、Al2 3 膜を介してNiFe合
金からなる下部磁気シールド層(いずれも図示を省略)
を設けたのち、Al2 3 膜からなる下部リードギャッ
プ層11を設け、次いで、スパッタリング法を用いて下
部リードギャップ層11上に、スピンバルブ膜12を成
膜する。
【0024】図2(b)参照 図2(b)は図2(a)における破線で示す円内の拡大
図であり、この場合のスピンバルブ膜12は、厚さが、
例えば、5nmのTa下地層13、厚さが、例えば、2
nmのNiFeフリー層14、厚さが、例えば、2nm
のCoFeフリー層15、厚さが、例えば、2.4nm
のCu中間層16、厚さが、例えば、2nmのCoFe
ピンド層17、及び、厚さが、例えば、13nmのPd
PtMn反強磁性層18、及び、厚さが、例えば、6n
mのTaキャップ層19を順次成膜することによって構
成される。なお、この場合のNiFeフリー層14の組
成比は、例えば、Ni81Fe19であり、また、CoFe
フリー層15及びCoFeピンド層17の組成は、例え
ば、Co90Fe10であり、さらに、PdPtMn反強磁
性層18の組成比は、例えば、Pd31Pt17Mn52であ
る。
【0025】図2(c)参照 次いで、スピンバルブ膜12上に、厚さが、例えば、
0.1μmのPMGI層20、及び、厚さが、例えば、
0.5μmのノボラックレジスト層21を塗布して2層
レジストを構成する。なお、この場合の下層レジスト層
となるPMGI層20は、感光性を有していないので、
フォトレジストではない。
【0026】図3(d)参照 次いで、ArFエキシマレーザを用いて、172nmの
波長の紫外線を照射して露光を行ったのち、2.38%
の水酸化テトラメチルアンモニウム水からなる現像液を
用いて現像することによって、幅が、例えば0.28μ
mのレジストパターン22とPMGI層パターン23を
形成する。この場合、PMGI層20は現像液に対する
エッチングレートが大きいので、従来と同様にレジスト
パターン22との界面にアンダーカット部が形成され
る。
【0027】図3(e)参照 次いで、平行平板型プラズマエッチング装置を用いて、
2 ガスを8sccm流し200Torrの圧力にした
状態で、25W(/176cm2 )の高周波電力を印加
して発生させた酸素プラズマ24によってレジストパタ
ーン22とPMGI層パターン23のスリミングを行
う。
【0028】
【表1】 表1に示すように、上記の条件で、1分間スリミングを
行うと、0.278μmのレジスト幅が、0.251μ
mと約10%スリムになり、2分間のスリミングによ
り、0.217μm、3分間のスリミングで0.181
μmになる、また、アンダーカット形状もほぼ保たれた
ままであった。
【0029】図3(f)参照 次いで、スリミングによって幅が、例えば、0.22μ
mになったレジストパターン22をマスクとしてArイ
オン25を用いたイオンミリングを施すことによってス
ピンバルブ膜12を下部リードギャップ層11が露出す
るまでエッチングして、所定の幅を有するスピンバルブ
素子パターン26を形成する。
【0030】図4(g)参照 引き続いて、レジストパターン22及びPMGI層パタ
ーン23をそのままリフトオフ用のパターンとして用い
て、スパッタリング法によって、厚さが、例えば、80
nmのCoCrPt膜27を堆積する。
【0031】図4(h)参照 次いで、レジストパターン22及びPMGI層パターン
23とともに、レジストパターン22上に堆積したCo
CrPt膜27を除去することによって、スピンバルブ
素子パターン26の両側面に接合するハードバイアス膜
28を形成する。
【0032】図4(i)参照 次いで、例えば、蒸着法を用いて、厚さが、例えば、3
nmのCr密着層及び厚さが例えば、30nmのAu電
極層を堆積させたのち、再び、新たなレジストパターン
をマスクとしたイオンミリングを施すことによって、一
対のCr/Au膜からなるリード電極29を形成し、次
いで、Al2 3 等の上部リードギャップ層を介してN
iFe合金等からなる上部磁気シールド層(いずれも、
図示を省略)を設けることによって再生用磁気センサの
基本構成が完成する。
【0033】この本発明の第1の実施の形態は、露光・
現像によってレジストパターンを形成したのち、酸素プ
ラズマを用いたスリミング工程を行っているので、従来
のレジスト材料及び露光方法を用いたままで、レジスト
パターンの幅寸法を、光学的解像寸法を越えた微細な寸
法とすることができ、それによって、再生用磁気センサ
の微細化が可能になる。
【0034】また、この第1の実施の形態においては、
下層レジスト層としてPMGIを用いているので、現像
工程でアンダーカット部を形成することができるととも
に、スリミング工程においてもアンダーカット形状をほ
ぼ保つことができ、それによって、リフトオフを確実に
行うことができる。
【0035】次に、図5を参照して、本発明の第2の実
施の形態の再生用磁気センサの製造工程を説明するが、
2層レジストプロセス以外は上記の第1の実施の形態と
全く同様であるので、説明は簡単にする。 図5(a)参照 まず、上記の第1の実施の形態と全く同様に、スライダ
ーの母体となるAl23 −TiC基板上に、Al2
3 膜を介してNiFe合金等からなる下部磁気シールド
層(いずれも図示を省略)を設けたのち、Al2 3
の下部リードギャップ層11を設け、次いで、スパッタ
リング法を用いてスピンバルブ膜12を堆積する。
【0036】次いで、スピンバルブ膜上に、厚さが、例
えば、0.1μmのBARC層31、厚さが、例えば、
0.5μmのSi含有レジスト層を塗布して2層レジス
ト層を形成したのち、上記の第1の実施の形態と同じ露
光・現像処理を行う。この場合、BARC層31は、水
酸化テトラメチルアンモニウム水からなる現像液に対す
る耐性が大きいので、ほとんどエッチングされることは
なく、Si含有レジストのみが現像されて、幅が、例え
ば、0.28μmのSi含有レジストパターン32が形
成される。なお、BARCとは、反射防止用の染料を含
んだポリイミド系樹脂からなるARCにおける現像液耐
性を高めたものである。
【0037】図5(b)参照 次いで、上記の第1の実施の形態と同様の条件で酸素プ
ラズマ24を用いたスリミング処理を施すことによっ
て、Si含有レジストパターン32の幅を、例えば、
0.22μmにスリム化する。
【0038】この場合、Si含有レジストパターン32
の酸素プラズマ耐性が大きいのに対して、BARC層3
1の酸素プラズマ耐性が小さいので、Si含有レジスト
パターン32がスリム化する間にBARC層31の露出
部がエッチングされてアンダーカット形状を有するBA
RC層パターン33が形成される。
【0039】図5(c)参照 以降は、上記の第1の実施の形態と同様に、Si含有レ
ジストパターン32をマスクとしてArイオン25を用
いたイオンミリングを施すことによってスピンバルブ膜
12の露出部を除去してスピンバルブ膜パターン26を
形成する。
【0040】以降は、図示を省略するが、リフトオフ法
を用いてハードバイアス膜を形成したのち、一対のリー
ド電極、上部リードギャップ層、及び、上部磁気シール
ド層を順次形成することによって、本発明の第2の実施
の形態の再生用磁気センサの基本構造が完成する。
【0041】この第2の実施の形態においても、アンダ
ーカット部の形成工程が異なるだけで、第1の実施の形
態と同様に、従来のレジスト材料及び露光方法を用いた
ままで、レジストパターンの幅寸法を、光学的解像寸法
を越えた微細な寸法とすることができ、それによって、
再生用磁気センサの微細化が可能になる。
【0042】次に、図6を参照して、本発明の第3の実
施の形態の再生用磁気センサの製造工程を説明するが、
レジストプロセス以外は上記の第1の実施の形態と全く
同様であるので、説明は簡単にする。 図6(a)参照 まず、上記の第1の実施の形態と全く同様に、スライダ
ーの母体となるAl23 −TiC基板上に、Al2
3 膜を介してNiFe合金等からなる下部磁気シールド
層(いずれも図示を省略)を設けたのち、Al2 3
の下部リードギャップ層11を設け、次いで、スパッタ
リング法を用いてスピンバルブ膜12を堆積する。
【0043】次いで、スピンバルブ膜上に、厚さが、例
えば、0.5μmのレジストSIPR9706(信越化
学製商品名)を塗布したのち、上記の第1の実施の形態
と同じ露光・現像処理を行った、頂部の幅が、例えば、
0.28μmのレジストパターン35を形成する。この
場合、レジストSIPR9706(信越化学製商品名)
は現像によって逆テーパ状になる特性があるので、逆テ
ーパ状のレジストパターン35が得られる。
【0044】図6(b)参照 次いで、上記の第1の実施の形態と同様の条件で酸素プ
ラズマ24を用いたスリミング処理を施すことによっ
て、逆テーパ形状を保ったままでレジストパターン35
の幅を、例えば、0.22μmにスリム化する。
【0045】図6(c)参照 以降は、上記の第1の実施の形態と同様に、レジストパ
ターン35をマスクとしてArイオン25を用いたイオ
ンミリングを施すことによってスピンバルブ膜12の露
出部を除去してスピンバルブ膜パターン26を形成す
る。
【0046】以降は、図示を省略するが、リフトオフ法
を用いてハードバイアス膜を形成したのち、一対のリー
ド電極、上部リードギャップ層、及び、上部磁気シール
ド層を順次形成することによって、本発明の第3の実施
の形態の再生用磁気センサの基本構造が完成する。
【0047】この第3の実施の形態においては、一層構
造のレジストによってアンダーカット部を形成している
ので、レジストプロセスが簡素化されるとともに、第1
の実施の形態と同様に、従来のレジスト材料及び露光方
法を用いたままで、レジストパターンの幅寸法を、光学
的解像寸法を越えた微細な寸法とすることができ、それ
によって、再生用磁気センサの微細化が可能になる。
【0048】以上、本発明の各実施の形態を説明してき
たが、本発明は各実施の形態に記載した構成に限られる
ものではなく、各種の変更が可能である。例えば、上記
の各実施の形態の説明においては、スリム化処理を酸素
プラズマを用いて行っているが酸素プラズマ処理に限ら
れるものではなく、オゾン処理でも良いものである。
【0049】例えば、反応室内に導入した酸素ガスに、
例えば、Xeエキシマ光を用いて172nmの紫外線を
照射してオゾンを発生させ、発生させたオゾンにレジス
トパターンを晒すことによってスリム化しても良いもの
である。
【0050】或いは、発生させたオゾンを超純水に溶解
させてオゾン水を作製し、このオゾン水中にレジストパ
ターンを浸漬するウェット処理によってスリム化しても
良いものである。
【0051】また、上記の第1の実施の形態において
は、下層レジスト層として、PMGIを用いているが、
PMGIに限られるものではなく、他の有機ポリマでも
良く、例えば、反射防止用の染料を含んだポリイミド系
樹脂からなるARCを用いても良いものである。
【0052】また、上記の第1の実施の形態において
は、上層レジスト層として、フェノール樹脂系レジスト
であるノボラックレジストを用いているが、ノボラック
レジストに限られるものではなく、他のフェノール樹脂
系レジストを用いても良いものであり、いずれにして
も、紫外線に対する感度の高いポジ型レジストであれば
良い。
【0053】また、上記の各実施の形態においては、磁
気抵抗効果素子を反強磁性層が上側にある型のシングル
スピンバルブ素子としているが、反強磁性層が下側にあ
る型のシングルスピンバルブ素子、或いは、デュアルス
ピンバルブ素子を用いても良いものであり、さらには、
通常のMR素子を用いても良いものである。
【0054】また、上記の各実施の形態においては、リ
ード電極が、Taキャップ層に接触するオーバーレイド
構造の磁気センサとしているが、ハードバイアス膜用の
硬磁性膜の堆積に引き続いてリード電極用の導電膜を堆
積させ、リフトオフによってハードバイアス膜とリード
電極とを自己整合的に形成しても良いものである。
【0055】また、上記の各実施の形態に記載した磁性
層、反強磁性層、及び、導電層の材質は単なる一例にす
ぎず、各種の公知の磁性材料、反強磁性材料、及び、導
電材料を組み合わせて用いても良いことは言うまでもな
いことである。
【0056】また、本発明の各実施の形態の説明におい
ては、再生ヘッド用の単独の磁気センサとして説明して
いるが、本発明は単独の磁気センサに限られるものでは
なく、誘導型の薄膜磁気ヘッドと積層した複合型薄膜磁
気ヘッドを構成する再生ヘッド用の磁気センサとしても
適用されるものであることも言うまでもないことであ
る。
【0057】さらには、本発明は、再生用磁気センサの
製造工程に用いるパターン形成方法として説明している
が、再生用磁気センサの製造工程に限られるものではな
く、紫外線を用いてフォトリソグラフィー工程を行うと
ともにリフトオフを行う微細パターンの形成工程に適用
されるものであり、電子ビーム露光方法により簡単に且
つ高スループットで微細パターンを形成することが可能
になる。
【0058】ここで、再び、図1を参照して、本発明の
詳細な特徴を説明する。 図1(a)乃至(c)参照 (付記1) 現像液に対してエッチング速度が相対的に
大きな下層レジスト層2と、エッチング速度が相対的に
小さな上層レジスト層3からなる2層レジスト層を露光
したのち現像して、アンダーカット形状のレジストパタ
ーン1を形成したのち、前記アンダーカット形状を保っ
たままで、前記レジストパターン1の幅のスリミングを
行うことを特徴とするパターン形成方法。 (付記2) 現像液に対してエッチング速度が相対的に
小さな下層レジスト層2と、エッチング速度が相対的に
大きな上層レジスト層3からなる2層レジスト層を露光
したのち現像してレジストパターン1を形成したのち、
前記レジストパターン1の幅のスリミングを行う際に、
下層レジスト層2を相対的に多く除去してアンダーカッ
ト形状のレジストパターン1とすることを特徴とするパ
ターン形成方法。 (付記3) 上記上層レジスト層3として、フェノール
樹脂系レジスト或いはSi含有レジストのいずれかを用
い、上記下層レジスト層2として有機ポリマを用いたこ
とを特徴とする付記1または2に記載されたパターン形
成方法。 (付記4) 上記上層レジスト層3がフェノール樹脂系
レジストからなり、上記下層レジスト層2が、ポリイミ
ド系樹脂或いは反射防止型染料含有ポリイミド系樹脂の
いずれからなることを特徴とする付記3記載のパターン
形成方法。 (付記5) 上記上層レジスト層3がSi含有レジスト
からなり、上記下層レジスト層2が、上記現像液に対す
る耐性の大きな反射防止型染料含有ポリイミド系樹脂か
らなることを特徴とする付記3記載のパターン形成方
法。 (付記6) アンダーカット形状の単層のレジストパタ
ーン1を形成したのち、前記アンダーカット形状を保っ
たままで、前記レジストパターン1の幅のスリミングを
行うことを特徴とするパターン形成方法。 (付記7) 上記スリミング工程が、酸素プラズマ処
理、紫外線照射を利用したオゾン処理、或いは、オゾン
水を利用したオゾン処理のいずれかであることを特徴と
する付記1乃至6のいずれか1に記載のパターン形成方
法。 (付記8) 上記レジストパターン1が、磁気抵抗効果
膜をパターニングするパターンであるとともに、磁区制
御膜を形成する際のリフトオフ用パターンであることを
特徴とする付記1乃至7のいずれか1に記載のパターン
形成方法。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、レジストパターンを形
成したのちスリム化を行っているので、これまでのレジ
スト材料及び露光手段を用いて光学的解像寸法以上に微
細なレジストパターンを形成することが可能になり、そ
れによって、高記録密度のHDD装置の普及・低価格化
に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の途中までの製造工
程の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の図2以降の途中ま
での製造工程の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の図3以降の製造工
程の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図7】従来の再生用磁気センサの概略的構成図であ
る。
【符号の説明】
1 レジストパターン 2 下層レジスト層 3 上層レジスト層 4 アンダーカット部 5 被加工対象膜 6 下地層 7 酸素プラズマ 8 Arイオン 9 エッチングパターン 11 下部リードギャップ層 12 スピンバルブ膜 13 Ta下地層 14 NiFeフリー層 15 CoFeフリー層 16 Cu中間層 17 CoFeピンド層 18 PdPtMn反強磁性層 19 Taキャップ層 20 PMGI層 21 ノボラックレジスト層 22 レジストパターン 23 PMGI層パターン 24 酸素プラズマ 25 Arイオン 26 スピンバルブ素子パターン 27 CoCrPt膜 28 ハードバイアス膜 29 リード電極 31 BARC層 32 Si含有レジストパターン 33 BARC層パターン 35 レジストパターン 41 Al2 3 −TiC基板 42 下地層 43 下部磁気シールド層 44 下部リードギャップ層 45 スピンバルブ膜 46 Ta下地層 47 NiFeフリー層 48 CoFeフリー層 49 Cu中間層 50 CoFeピンド層 51 PdPtMn反強磁性層 52 Taキャップ層 53 ハードバイアス膜 54 リード電極 55 上部リードギャップ層 56 上部磁気シールド層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H025 AA02 AB17 AC04 AC08 CB28 CB32 DA13 FA17 FA41 2H096 AA27 GA08 HA18 HA23 KA02 5D034 BA03 CA06 DA07 5F046 LA18 NA01 NA15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像液に対してエッチング速度が相対的
    に大きな下層レジスト層と、エッチング速度が相対的に
    小さな上層レジスト層からなる2層レジスト層を露光し
    たのち現像して、アンダーカット形状のレジストパター
    ンを形成したのち、前記アンダーカット形状を保ったま
    まで、前記レジストパターンの幅のスリミングを行うこ
    とを特徴とするパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 現像液に対してエッチング速度が相対的
    に小さな下層レジスト層と、エッチング速度が相対的に
    大きな上層レジスト層からなる2層レジスト層を露光し
    たのち現像してレジストパターンを形成したのち、前記
    レジストパターンの幅のスリミングを行う際に、下層レ
    ジスト層を相対的に多く除去してアンダーカット形状の
    レジストパターンとすることを特徴とするパターン形成
    方法。
  3. 【請求項3】 上記上層レジスト層として、フェノール
    樹脂系レジスト或いはSi含有レジストのいずれかを用
    い、上記下層レジスト層として有機ポリマを用いたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載されたパターン形
    成方法。
  4. 【請求項4】 アンダーカット形状の単層のレジストパ
    ターンを形成したのち、前記アンダーカット形状を保っ
    たままで、前記レジストパターンの幅のスリミングを行
    うことを特徴とするパターン形成方法。
  5. 【請求項5】 上記スリミング工程が、酸素系プラズマ
    処理、紫外線照射を利用したオゾン処理、或いは、オゾ
    ン水を利用したオゾン処理のいずれかであることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のパターン
    形成方法。
JP2001128725A 2001-04-26 2001-04-26 パターン形成方法 Pending JP2002323775A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001128725A JP2002323775A (ja) 2001-04-26 2001-04-26 パターン形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001128725A JP2002323775A (ja) 2001-04-26 2001-04-26 パターン形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002323775A true JP2002323775A (ja) 2002-11-08

Family

ID=18977382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001128725A Pending JP2002323775A (ja) 2001-04-26 2001-04-26 パターン形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002323775A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7115532B2 (en) 2003-09-05 2006-10-03 Micron Technolgoy, Inc. Methods of forming patterned photoresist layers over semiconductor substrates
US7119031B2 (en) 2004-06-28 2006-10-10 Micron Technology, Inc. Methods of forming patterned photoresist layers over semiconductor substrates
US7153769B2 (en) 2004-04-08 2006-12-26 Micron Technology, Inc. Methods of forming a reaction product and methods of forming a conductive metal silicide by reaction of metal with silicon
US7241705B2 (en) 2004-09-01 2007-07-10 Micron Technology, Inc. Methods of forming conductive contacts to source/drain regions and methods of forming local interconnects
US7244368B2 (en) 2002-03-29 2007-07-17 Fujitsu Limited Manufacturing process of a magnetic head, magnetic head, pattern formation method
JP2007194641A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Palo Alto Research Center Inc 電子デバイス製造プロセス
US7358188B2 (en) 2003-10-20 2008-04-15 Micron Technology, Inc. Method of forming conductive metal silicides by reaction of metal with silicon
US7364839B2 (en) 2002-07-24 2008-04-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for forming a pattern and substrate-processing apparatus
US7384727B2 (en) * 2003-06-26 2008-06-10 Micron Technology, Inc. Semiconductor processing patterning methods
US7411254B2 (en) 2003-10-20 2008-08-12 Micron Technology, Inc. Semiconductor substrate
JP2009049191A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Tokai Rika Co Ltd 磁気抵抗素子の製造方法及び磁気抵抗素子
WO2009044447A1 (ja) * 2007-10-02 2009-04-09 Fujitsu Limited 磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法
JP2009105208A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Tokai Rika Co Ltd 磁気抵抗素子の製造方法及び磁気抵抗素子
JP2010003757A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Fujitsu Microelectronics Ltd 半導体装置の製造方法
CN104576920A (zh) * 2013-10-24 2015-04-29 日本电产三协株式会社 磁阻元件、磁传感器装置以及磁阻元件的制造方法
DE102014118882B4 (de) 2013-12-31 2024-01-25 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Halbleiteranordnung mit Kondensator und Verfahren zu deren Herstellung

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0196646A (ja) * 1987-10-09 1989-04-14 Hitachi Ltd フオトレジスト組成物
JPH08286384A (ja) * 1995-04-14 1996-11-01 Hitachi Ltd パタン形成方法及びそれに用いるフォトレジスト材料
JPH09179307A (ja) * 1995-12-26 1997-07-11 Fuji Elelctrochem Co Ltd フォトリソグラフィ方法及びmr磁気ヘッド
JP2001085407A (ja) * 1999-09-13 2001-03-30 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置の製造方法および製造装置
JP2002116557A (ja) * 2000-10-05 2002-04-19 Tdk Corp レジストパターンの作製方法、薄膜のパターニング方法、及びマイクロデバイスの製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0196646A (ja) * 1987-10-09 1989-04-14 Hitachi Ltd フオトレジスト組成物
JPH08286384A (ja) * 1995-04-14 1996-11-01 Hitachi Ltd パタン形成方法及びそれに用いるフォトレジスト材料
JPH09179307A (ja) * 1995-12-26 1997-07-11 Fuji Elelctrochem Co Ltd フォトリソグラフィ方法及びmr磁気ヘッド
JP2001085407A (ja) * 1999-09-13 2001-03-30 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置の製造方法および製造装置
JP2002116557A (ja) * 2000-10-05 2002-04-19 Tdk Corp レジストパターンの作製方法、薄膜のパターニング方法、及びマイクロデバイスの製造方法

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7244368B2 (en) 2002-03-29 2007-07-17 Fujitsu Limited Manufacturing process of a magnetic head, magnetic head, pattern formation method
US7364839B2 (en) 2002-07-24 2008-04-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for forming a pattern and substrate-processing apparatus
US7384727B2 (en) * 2003-06-26 2008-06-10 Micron Technology, Inc. Semiconductor processing patterning methods
US7115532B2 (en) 2003-09-05 2006-10-03 Micron Technolgoy, Inc. Methods of forming patterned photoresist layers over semiconductor substrates
US8334221B2 (en) 2003-09-05 2012-12-18 Micron Technology, Inc. Methods of forming patterned photoresist layers over semiconductor substrates
US7985698B2 (en) 2003-09-05 2011-07-26 Micron Technology, Inc. Methods of forming patterned photoresist layers over semiconductor substrates
US7358188B2 (en) 2003-10-20 2008-04-15 Micron Technology, Inc. Method of forming conductive metal silicides by reaction of metal with silicon
US7411254B2 (en) 2003-10-20 2008-08-12 Micron Technology, Inc. Semiconductor substrate
US7153769B2 (en) 2004-04-08 2006-12-26 Micron Technology, Inc. Methods of forming a reaction product and methods of forming a conductive metal silicide by reaction of metal with silicon
US7291555B2 (en) 2004-04-08 2007-11-06 Micron Technology, Inc. Methods of forming a reaction product and methods of forming a conductive metal silicide by reaction of metal with silicon
US7119031B2 (en) 2004-06-28 2006-10-10 Micron Technology, Inc. Methods of forming patterned photoresist layers over semiconductor substrates
US7368399B2 (en) 2004-06-28 2008-05-06 Micron Technology, Inc. Methods of forming patterned photoresist layers over semiconductor substrates
US7572710B2 (en) 2004-09-01 2009-08-11 Micron Technology, Inc. Methods of forming conductive contacts to source/drain regions and methods of forming local interconnects
US7241705B2 (en) 2004-09-01 2007-07-10 Micron Technology, Inc. Methods of forming conductive contacts to source/drain regions and methods of forming local interconnects
US8409933B2 (en) 2004-09-01 2013-04-02 Micron Technology, Inc. Methods of forming conductive contacts to source/drain regions and methods of forming local interconnects
JP2007194641A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Palo Alto Research Center Inc 電子デバイス製造プロセス
JP2009049191A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Tokai Rika Co Ltd 磁気抵抗素子の製造方法及び磁気抵抗素子
WO2009044447A1 (ja) * 2007-10-02 2009-04-09 Fujitsu Limited 磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法
JP2009105208A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Tokai Rika Co Ltd 磁気抵抗素子の製造方法及び磁気抵抗素子
JP2010003757A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Fujitsu Microelectronics Ltd 半導体装置の製造方法
CN104576920A (zh) * 2013-10-24 2015-04-29 日本电产三协株式会社 磁阻元件、磁传感器装置以及磁阻元件的制造方法
CN104576920B (zh) * 2013-10-24 2018-01-09 日本电产三协株式会社 磁阻元件、磁传感器装置以及磁阻元件的制造方法
DE102014118882B4 (de) 2013-12-31 2024-01-25 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Halbleiteranordnung mit Kondensator und Verfahren zu deren Herstellung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002323775A (ja) パターン形成方法
US6187513B1 (en) Process for forming mask pattern and process for producing thin film magnetic head
US7244368B2 (en) Manufacturing process of a magnetic head, magnetic head, pattern formation method
US7605006B2 (en) Method of manufacturing a magnetic head
JP2008165940A (ja) Cpp型磁気抵抗効果ヘッドおよびその製造方法
JP3721262B2 (ja) 薄膜磁気ヘッドの製造方法および磁気ヘッド
JP2001283412A (ja) 磁気抵抗効果素子及びその製造方法
JPS6142714A (ja) 多層導体膜構造体の製造方法
JP2006209816A (ja) 磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法
US7018548B2 (en) Conductive thin film pattern and method of forming the same, method of manufacturing thin film magnetic head, method of manufacturing thin film inductor, and method of manufacturing micro device
US8298430B2 (en) Method of etching magnetoresistive film by using a plurality of metal hard masks
JP3984839B2 (ja) 磁気抵抗効果ヘッド
US6821715B2 (en) Fully undercut resist systems using E-beam lithography for the fabrication of high resolution MR sensors
US7575853B2 (en) Method of forming thin film pattern and method of forming magnetoresistive element
JP2000285414A (ja) オーバーレイド型磁気抵抗効果素子
JP2007154244A (ja) 薄膜パターンの形成方法、磁気抵抗効果素子の製造方法および薄膜磁気ヘッドの製造方法
JP2004103809A (ja) 磁気抵抗効果素子、薄膜磁気ヘッド、磁気ヘッド装置、磁気記録再生装置及び磁気抵抗効果素子もしくは薄膜磁気ヘッドの製造方法
US20050007705A1 (en) Thermally stable oxidized bias layer structure for magnetoresistive magnetic head for a hard disk drive
JP2001256613A (ja) 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法
US8236484B2 (en) Single layer resist liftoff process for nano track width
JP4006195B2 (ja) 磁気ヘッドの製造方法
JPH11175915A (ja) 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法
JP3603739B2 (ja) 薄膜磁気ヘッドおよび薄膜磁気ヘッドの製造方法
JP2004014578A (ja) 磁気抵抗効果膜、スピンバルブ再生ヘッドおよびその製造方法
JP2002214799A (ja) マスクパターンの形成方法、薄膜パターンの形成方法、磁気抵抗効果素子の製造方法及び薄膜磁気ヘッドの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100309

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100921