JP2002321699A - 航空貨物搬送システム - Google Patents
航空貨物搬送システムInfo
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- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 航空貨物は従来、空港ビル内の貨物集積場か
らランプ・イクイップメント・トラクターで牽引したパ
ッケージ／カーゴ・カートなどで航空機まで運んでいた
が、貨物の積み込みや運転などに多数の作業員が必要で
あり、作業が労働集約的で、多大な人件費等の運用コス
トがかかると共に、動線が錯綜して接触事故等の危険性
があった。 【解決手段】 本発明においては、空港内に設けたガイ
ド線に沿って自動走行可能に構成した牽引車を用い、航
空用貨物を積載したコンテナ・ドーリなどをこの牽引車
で牽引して自動的に運搬できるようにし、空港ターミナ
ルビルにおける航空貨物集積場と航空機の駐機場とを地
下に設けた航空貨物搬送機構で結び、さらに航空機にお
ける航空貨物搬出入口とその航空貨物搬送機構への搬出
入位置とを航空貨物用エレベータで結んで空港地下を用
いて航空貨物を搬送できるようにした。
らランプ・イクイップメント・トラクターで牽引したパ
ッケージ／カーゴ・カートなどで航空機まで運んでいた
が、貨物の積み込みや運転などに多数の作業員が必要で
あり、作業が労働集約的で、多大な人件費等の運用コス
トがかかると共に、動線が錯綜して接触事故等の危険性
があった。 【解決手段】 本発明においては、空港内に設けたガイ
ド線に沿って自動走行可能に構成した牽引車を用い、航
空用貨物を積載したコンテナ・ドーリなどをこの牽引車
で牽引して自動的に運搬できるようにし、空港ターミナ
ルビルにおける航空貨物集積場と航空機の駐機場とを地
下に設けた航空貨物搬送機構で結び、さらに航空機にお
ける航空貨物搬出入口とその航空貨物搬送機構への搬出
入位置とを航空貨物用エレベータで結んで空港地下を用
いて航空貨物を搬送できるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空港ターミナルビ
ルにおける貨物集積場と駐機場に駐機している航空機へ
航空貨物を運搬するための航空貨物搬送システムに関す
るものである。
ルにおける貨物集積場と駐機場に駐機している航空機へ
航空貨物を運搬するための航空貨物搬送システムに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】航空機における貨物は短時間で航空機内
に搬入できるようにする必要があることと、旅客の利用
状況、積載する貨物自体の重量などにより、航空機のバ
ランスを考えて積載する必要があるため、図７に示した
ように機体中央部のメイン・ドア７０、機体後部のバル
ク・ドア７１、機体前部のロワー・ドア７２、そして機
種などによっては機体先端のノーズ・ドア７３など、一
般的に複数の搬出入口が設けられている。そして空港ビ
ル内の貨物集積場から機体のこれら搬出入口近辺まで
は、ランプ・イクイップメント・トラクター７４に牽引
されたパッケージ／カーゴ・カート７５、ロワーデッキ
・コンテナ・ドーリ７６、パレット・ドーリ７７などで
運搬し、さらにその貨物を高所にある搬出入口へコンテ
ナ／パレット・ローダー７８、セルフプロベルコンベア
ベルト・ローダ７９などで運び上げていた。
に搬入できるようにする必要があることと、旅客の利用
状況、積載する貨物自体の重量などにより、航空機のバ
ランスを考えて積載する必要があるため、図７に示した
ように機体中央部のメイン・ドア７０、機体後部のバル
ク・ドア７１、機体前部のロワー・ドア７２、そして機
種などによっては機体先端のノーズ・ドア７３など、一
般的に複数の搬出入口が設けられている。そして空港ビ
ル内の貨物集積場から機体のこれら搬出入口近辺まで
は、ランプ・イクイップメント・トラクター７４に牽引
されたパッケージ／カーゴ・カート７５、ロワーデッキ
・コンテナ・ドーリ７６、パレット・ドーリ７７などで
運搬し、さらにその貨物を高所にある搬出入口へコンテ
ナ／パレット・ローダー７８、セルフプロベルコンベア
ベルト・ローダ７９などで運び上げていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のこ
の方法は、パッケージ／カーゴ・カート７５、ロワーデ
ッキ・コンテナ・ドーリ７６、パレット・ドーリ７７な
どへの貨物の積み込みとランプ・イクイップメント・ト
ラクターへ７４の接続、ランプ・イクイップメント・ト
ラクター７４の運転、コンテナ／パレット・ローダー７
８、セルフプロベルコンベアベルト・ローダ７９などへ
の貨物の移し替え、コンテナ／パレット・ローダー７
８、セルフプロベルコンベアベルト・ローダ７９の運
転、そして貨物を航空機内の所定位置へ搬入するなど、
複数種にわたる機器の操作や貨物の移動・搬入に多数の
作業員が必要であり、作業が労働集約的で、多大な人件
費等の運用コストがかかっていた。また、貨物を航空機
まで運ぶランプ・イクイップメント・トラクター７４の
動線が錯綜しており、接触事故等の危険性があった。
の方法は、パッケージ／カーゴ・カート７５、ロワーデ
ッキ・コンテナ・ドーリ７６、パレット・ドーリ７７な
どへの貨物の積み込みとランプ・イクイップメント・ト
ラクターへ７４の接続、ランプ・イクイップメント・ト
ラクター７４の運転、コンテナ／パレット・ローダー７
８、セルフプロベルコンベアベルト・ローダ７９などへ
の貨物の移し替え、コンテナ／パレット・ローダー７
８、セルフプロベルコンベアベルト・ローダ７９の運
転、そして貨物を航空機内の所定位置へ搬入するなど、
複数種にわたる機器の操作や貨物の移動・搬入に多数の
作業員が必要であり、作業が労働集約的で、多大な人件
費等の運用コストがかかっていた。また、貨物を航空機
まで運ぶランプ・イクイップメント・トラクター７４の
動線が錯綜しており、接触事故等の危険性があった。
【０００４】上述の事情に鑑み本発明は、貨物搬送のた
めに用いられていた複数種の機器や作業者をなくし、人
件費等のコスト低減と貨物搭載時間の短縮、接触事故等
の危険性を低減する航空用貨物の搬送システムを提供す
ることが課題である。
めに用いられていた複数種の機器や作業者をなくし、人
件費等のコスト低減と貨物搭載時間の短縮、接触事故等
の危険性を低減する航空用貨物の搬送システムを提供す
ることが課題である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明においては、従来走り回っていたランプ・イクイ
ップメント・トラクター７４の代わりにガイド線に沿っ
て自動走行可能に構成した牽引車を用い、航空用貨物を
積載したコンテナ・ドーリ７６、パレット・ドーリ７７
などをこの牽引車で牽引して空港ターミナルビル内の貨
物集積場から駐機場に駐機している航空機まで、航空機
用貨物を自動で搬送できるようにした。また、これとは
別に、空港ターミナルビルにおける航空貨物集積場と航
空機の駐機場とを地下に設けた航空貨物搬送機構で結
び、さらに航空機における航空貨物搬出入口とその航空
貨物搬送機構への搬出入位置とを航空貨物用エレベータ
で結び、空港地下を用いて航空貨物を搬送できるように
した。このようにすることにより、従来のようにランプ
・イクイップメント・トラクターのような人手による運
転を要する機器を用いずにすみ、これらの接触事故等が
無くなると共に、人件費等のコスト低減、貨物搭載時間
の短縮などが可能になる。
本発明においては、従来走り回っていたランプ・イクイ
ップメント・トラクター７４の代わりにガイド線に沿っ
て自動走行可能に構成した牽引車を用い、航空用貨物を
積載したコンテナ・ドーリ７６、パレット・ドーリ７７
などをこの牽引車で牽引して空港ターミナルビル内の貨
物集積場から駐機場に駐機している航空機まで、航空機
用貨物を自動で搬送できるようにした。また、これとは
別に、空港ターミナルビルにおける航空貨物集積場と航
空機の駐機場とを地下に設けた航空貨物搬送機構で結
び、さらに航空機における航空貨物搬出入口とその航空
貨物搬送機構への搬出入位置とを航空貨物用エレベータ
で結び、空港地下を用いて航空貨物を搬送できるように
した。このようにすることにより、従来のようにランプ
・イクイップメント・トラクターのような人手による運
転を要する機器を用いずにすみ、これらの接触事故等が
無くなると共に、人件費等のコスト低減、貨物搭載時間
の短縮などが可能になる。
【０００６】そのため本発明における請求項１に記載し
た発明は、空港ターミナルビルにおける航空貨物集積場
と航空機の駐機場を結んで設けられたガイド線と、該ガ
イド線に沿って自動走行し、航空貨物を搬送する自動走
行牽引車とからなる航空貨物搬送システムであって、前
記ガイド線は駐機場への分岐毎に設けられた分岐マー
ク、及び駐機場で牽引車を停止させるためのマークを有
し、前記自動走行牽引車はガイド線に設けられた前記マ
ークを読み取って目的とする駐機場の停止マークで停止
するよう構成され、前記自動走行牽引車を用いて航空貨
物を前記空港ターミナルビルにおける航空貨物集積場と
航空機の駐機場間で自動搬送することを特徴とする。
た発明は、空港ターミナルビルにおける航空貨物集積場
と航空機の駐機場を結んで設けられたガイド線と、該ガ
イド線に沿って自動走行し、航空貨物を搬送する自動走
行牽引車とからなる航空貨物搬送システムであって、前
記ガイド線は駐機場への分岐毎に設けられた分岐マー
ク、及び駐機場で牽引車を停止させるためのマークを有
し、前記自動走行牽引車はガイド線に設けられた前記マ
ークを読み取って目的とする駐機場の停止マークで停止
するよう構成され、前記自動走行牽引車を用いて航空貨
物を前記空港ターミナルビルにおける航空貨物集積場と
航空機の駐機場間で自動搬送することを特徴とする。
【０００７】このように空港ターミナルビルの航空貨物
集積場と航空機の駐機場を、駐機場への分岐毎に設けら
れた分岐マーク、及び駐機場で牽引車を停止させるため
のマークとを有したガイド線で結び、該ガイド線に沿っ
て自動走行する牽引車で航空貨物を搬送するようにした
ため、従来のように人手による運転を要するランプ・イ
クイップメント・トラクターのような機器を用いる必要
がなく、これらの接触事故等を無くすことができるだけ
でなく、人件費等のコスト低減、貨物搭載時間の短縮な
どがはかれる。
集積場と航空機の駐機場を、駐機場への分岐毎に設けら
れた分岐マーク、及び駐機場で牽引車を停止させるため
のマークとを有したガイド線で結び、該ガイド線に沿っ
て自動走行する牽引車で航空貨物を搬送するようにした
ため、従来のように人手による運転を要するランプ・イ
クイップメント・トラクターのような機器を用いる必要
がなく、これらの接触事故等を無くすことができるだけ
でなく、人件費等のコスト低減、貨物搭載時間の短縮な
どがはかれる。
【０００８】そして自動走行牽引車は、請求項２に記載
したように、前記自動走行牽引車は前方障害物探知セン
サを有し、前方に障害物を探知したとき、自動的に停止
するよう構成したことを特徴とする。
したように、前記自動走行牽引車は前方障害物探知セン
サを有し、前方に障害物を探知したとき、自動的に停止
するよう構成したことを特徴とする。
【０００９】このように自動走行牽引車に前方障害物探
知センサを設けることにより、ガイド線上に障害物があ
る場合や、駐機場への分岐で対向車がいる場合などは自
動的に停車して危険を避けることができ、安全に自動運
転を行うことができる。
知センサを設けることにより、ガイド線上に障害物があ
る場合や、駐機場への分岐で対向車がいる場合などは自
動的に停車して危険を避けることができ、安全に自動運
転を行うことができる。
【００１０】そして請求項３に記載した発明は、空港タ
ーミナルビルにおける航空貨物集積場と航空機の駐機場
とを結んで地下に設けられた航空貨物搬送機構と、該航
空貨物搬送機構と地上を結んで航空貨物を昇降させる航
空貨物用エレベータとで構成された航空貨物搬送システ
ムであって、前記航空貨物用エレベータは、前記航空貨
物搬送機構への搬出入位置と地上間を昇降する昇降箱
と、該昇降箱内部で昇降し、航空貨物を航空機の航空貨
物搬出入口へ向かわせる機構とで構成され、航空貨物を
前記空港ターミナルビルの貨物集積場と航空機駐機場間
を地下を経由して搬送することを特徴とする。
ーミナルビルにおける航空貨物集積場と航空機の駐機場
とを結んで地下に設けられた航空貨物搬送機構と、該航
空貨物搬送機構と地上を結んで航空貨物を昇降させる航
空貨物用エレベータとで構成された航空貨物搬送システ
ムであって、前記航空貨物用エレベータは、前記航空貨
物搬送機構への搬出入位置と地上間を昇降する昇降箱
と、該昇降箱内部で昇降し、航空貨物を航空機の航空貨
物搬出入口へ向かわせる機構とで構成され、航空貨物を
前記空港ターミナルビルの貨物集積場と航空機駐機場間
を地下を経由して搬送することを特徴とする。
【００１１】前述のように、空港ターミナルビルにおけ
る航空貨物集積場と航空機の駐機場とを地下に設けた航
空貨物搬送機構で結び、さらに地上と航空貨物搬送機構
への搬出入位置とを航空貨物用エレベータで結ぶことに
より、航空貨物を地下で搬送することができ、従来のよ
うにランプ・イクイップメント・トラクターのような人
手による運転を要する機器を用いる必要がなく、これら
の接触事故等を無くすことができるだけでなく、人件費
等のコスト低減、貨物搭載時間の短縮などがはかれる。
る航空貨物集積場と航空機の駐機場とを地下に設けた航
空貨物搬送機構で結び、さらに地上と航空貨物搬送機構
への搬出入位置とを航空貨物用エレベータで結ぶことに
より、航空貨物を地下で搬送することができ、従来のよ
うにランプ・イクイップメント・トラクターのような人
手による運転を要する機器を用いる必要がなく、これら
の接触事故等を無くすことができるだけでなく、人件費
等のコスト低減、貨物搭載時間の短縮などがはかれる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の
形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの
発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる
説明例に過ぎない。
施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の
形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの
発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる
説明例に過ぎない。
【００１３】図１は本発明の第１実施例における概略斜
視図であり、図２は本発明の第１実施例における自動走
行牽引車を自動走行させるためのガイド線について説明
するための図、図３は本発明の第１実施例における自動
走行牽引車の機構を説明するための図である。
視図であり、図２は本発明の第１実施例における自動走
行牽引車を自動走行させるためのガイド線について説明
するための図、図３は本発明の第１実施例における自動
走行牽引車の機構を説明するための図である。
【００１４】図中１は航空機、２は空港ターミナルビ
ル、３は自動走行牽引車、４は自動走行牽引車３を自動
走行させるためのガイド線、５は航空機１の貨物搬出入
口、６は自動走行牽引車３に牽引されて航空貨物を運ぶ
コンテナ／パレット・ドーリ、７は運ばれてきた航空貨
物を載置し、航空機１の貨物搬出入口５の高さまで上げ
るコンテナ／パレット・ローダ、１０から１５はガイド
線４の分岐毎に設けたマーク、１６、１７は駐機場の自
動走行牽引車３を停止させる位置のマーク、３１、３２
は前記マーク１０から１７を検出するセンサ、３３は音
波や電波の発信源、３４は音波や電波の発信源３３が発
した音波や電波の反射波から障害物を検出するセンサで
ある。
ル、３は自動走行牽引車、４は自動走行牽引車３を自動
走行させるためのガイド線、５は航空機１の貨物搬出入
口、６は自動走行牽引車３に牽引されて航空貨物を運ぶ
コンテナ／パレット・ドーリ、７は運ばれてきた航空貨
物を載置し、航空機１の貨物搬出入口５の高さまで上げ
るコンテナ／パレット・ローダ、１０から１５はガイド
線４の分岐毎に設けたマーク、１６、１７は駐機場の自
動走行牽引車３を停止させる位置のマーク、３１、３２
は前記マーク１０から１７を検出するセンサ、３３は音
波や電波の発信源、３４は音波や電波の発信源３３が発
した音波や電波の反射波から障害物を検出するセンサで
ある。
【００１５】本発明の図１に示した第１実施例において
は、航空貨物を空港ターミナルビル２の貨物集積場か
ら、または貨物集積場へ、ガイド線４に沿って自動走行
する牽引車３で牽引したコンテナ／パレット・ドーリ６
で運搬するようにしたものである。そのため空港内に
は、図２に示したように空港ターミナルビル２の貨物集
積場と航空機の駐機場間にガイド線４、及びこのガイド
線４の駐機場への分岐毎にマーク１０、１１、１２、１
３、１４、１５を、さらに駐機場の牽引車を停止させる
位置のそれぞれにマーク１６、１７を設けてある。なお
このガイド線４は、図では線として示したが、自動走行
牽引車３が検知しそれに沿って走行可能であれば、線だ
けでなく赤外線や電波を発信するものなどでも良い。ま
た、マークも、空港内の舗装やコンクリートとは色の異
なるタイル状のものや、マークそのもので位置を表すバ
ーコード状のもの、または赤外線や光を発する発光素子
で構成したもの、電波を発する発振器を埋め込んだり磁
石を埋め込んだものなど、いろいろな変形が可能であ
る。
は、航空貨物を空港ターミナルビル２の貨物集積場か
ら、または貨物集積場へ、ガイド線４に沿って自動走行
する牽引車３で牽引したコンテナ／パレット・ドーリ６
で運搬するようにしたものである。そのため空港内に
は、図２に示したように空港ターミナルビル２の貨物集
積場と航空機の駐機場間にガイド線４、及びこのガイド
線４の駐機場への分岐毎にマーク１０、１１、１２、１
３、１４、１５を、さらに駐機場の牽引車を停止させる
位置のそれぞれにマーク１６、１７を設けてある。なお
このガイド線４は、図では線として示したが、自動走行
牽引車３が検知しそれに沿って走行可能であれば、線だ
けでなく赤外線や電波を発信するものなどでも良い。ま
た、マークも、空港内の舗装やコンクリートとは色の異
なるタイル状のものや、マークそのもので位置を表すバ
ーコード状のもの、または赤外線や光を発する発光素子
で構成したもの、電波を発する発振器を埋め込んだり磁
石を埋め込んだものなど、いろいろな変形が可能であ
る。
【００１６】そしてこのガイド線４に沿って自動走行す
る牽引車３は、その底部にガイド線４を光学的に読み取
る図示しない検出装置と、図３に示したように、ガイド
線４に沿って設けたマーク１０〜１７を検出するセンサ
３１、３２、前方の障害物を探知するための音波や電波
を発する発信源３３、その発信源３３が発した音波や電
波の反射波を検出するセンサ３４を備え、底部に備えた
検出装置でガイド線４を読み取ると共に、駐機場への分
岐毎に設けたマーク１０から１５をセンサ３１、３２で
読み取って、あらかじめ記憶された駐機場方向へ進み、
さらに駐機場に設けられたマーク１６、１７を検出して
停止するよう構成してある。なお、この自動走行牽引車
３の自動走行は、ガイド線が電波で構成されている場合
はその電波を受信する受信機を設け、ガイド線４に沿っ
て設けられたマーク１０〜１７がバーコード状の場合や
赤外線や光を発する発光素子で構成された場合や、電波
を発する発振器を埋め込んだり磁石を埋め込んだものな
どの場合は、それぞれに対応したセンサを設ける。
る牽引車３は、その底部にガイド線４を光学的に読み取
る図示しない検出装置と、図３に示したように、ガイド
線４に沿って設けたマーク１０〜１７を検出するセンサ
３１、３２、前方の障害物を探知するための音波や電波
を発する発信源３３、その発信源３３が発した音波や電
波の反射波を検出するセンサ３４を備え、底部に備えた
検出装置でガイド線４を読み取ると共に、駐機場への分
岐毎に設けたマーク１０から１５をセンサ３１、３２で
読み取って、あらかじめ記憶された駐機場方向へ進み、
さらに駐機場に設けられたマーク１６、１７を検出して
停止するよう構成してある。なお、この自動走行牽引車
３の自動走行は、ガイド線が電波で構成されている場合
はその電波を受信する受信機を設け、ガイド線４に沿っ
て設けられたマーク１０〜１７がバーコード状の場合や
赤外線や光を発する発光素子で構成された場合や、電波
を発する発振器を埋め込んだり磁石を埋め込んだものな
どの場合は、それぞれに対応したセンサを設ける。
【００１７】このように構成した航空貨物搬送システム
において、空港ターミナルビル２から航空貨物を航空機
３に搭載するときは、空港ターミナルビル２の航空貨物
集積場でコンテナ／パレット・ドーリ６に航空貨物を搭
載し、このコンテナ／パレット・ドーリ６を牽引する自
動走行牽引車３に目的とする駐機場までの道筋を指示し
て記憶させる。この指示は、例えばガイド線４の駐機場
への分岐毎に設けられたマークが、タイル状のものな
ど、単に分岐を示すだけのものの場合はいくつめの分岐
で右、あるいは左へ、などと指示し、バーコードや電波
のように、マークに意味を持たせられる場合はどのマー
クで曲がるかを指示して記憶させる。
において、空港ターミナルビル２から航空貨物を航空機
３に搭載するときは、空港ターミナルビル２の航空貨物
集積場でコンテナ／パレット・ドーリ６に航空貨物を搭
載し、このコンテナ／パレット・ドーリ６を牽引する自
動走行牽引車３に目的とする駐機場までの道筋を指示し
て記憶させる。この指示は、例えばガイド線４の駐機場
への分岐毎に設けられたマークが、タイル状のものな
ど、単に分岐を示すだけのものの場合はいくつめの分岐
で右、あるいは左へ、などと指示し、バーコードや電波
のように、マークに意味を持たせられる場合はどのマー
クで曲がるかを指示して記憶させる。
【００１８】そして例えば図２に示したように、駐機場
の１６で示したマークの位置まで航空貨物を搬送する場
合は、自動走行牽引車３１で航空貨物を積載したコンテ
ナ／パレット・ドーリ６を牽引し、ガイド線４を図示し
ない検出装置で検出しながら走行させ、分岐位置に設け
られたマーク１０、１１をセンサ３１、３２で検出し、
予め自動走行牽引車３に記憶させた指示に従って定めら
れたマーク１６の付された駐機場に向かわせる。
の１６で示したマークの位置まで航空貨物を搬送する場
合は、自動走行牽引車３１で航空貨物を積載したコンテ
ナ／パレット・ドーリ６を牽引し、ガイド線４を図示し
ない検出装置で検出しながら走行させ、分岐位置に設け
られたマーク１０、１１をセンサ３１、３２で検出し、
予め自動走行牽引車３に記憶させた指示に従って定めら
れたマーク１６の付された駐機場に向かわせる。
【００１９】上述のように、航空貨物は、自動走行牽引
車３で牽引されるコンテナ／パレット・ドーリ６に積み
込むだけで自動的に目的とする駐機場に運ばれるため、
そこに待機させたコンテナ／パレット・ローダ７を用い
て航空機１の貨物搬入口５から航空機内に積み込むこと
により、最小の人員で航空貨物を積み込むことができ
る。また、航空機１から航空貨物を降ろすときも全く同
様であり、自動走行牽引車３で牽引されたコンテナ／パ
レット・ドーリ６を駐機場まで走行させて停止させ、コ
ンテナ／パレット・ローダ７を用いて航空機１からコン
テナ／パレット・ドーリ６に航空貨物を移すと、後は自
動的に空港ターミナルビル２内の貨物集積場に運ぶこと
ができる。
車３で牽引されるコンテナ／パレット・ドーリ６に積み
込むだけで自動的に目的とする駐機場に運ばれるため、
そこに待機させたコンテナ／パレット・ローダ７を用い
て航空機１の貨物搬入口５から航空機内に積み込むこと
により、最小の人員で航空貨物を積み込むことができ
る。また、航空機１から航空貨物を降ろすときも全く同
様であり、自動走行牽引車３で牽引されたコンテナ／パ
レット・ドーリ６を駐機場まで走行させて停止させ、コ
ンテナ／パレット・ローダ７を用いて航空機１からコン
テナ／パレット・ドーリ６に航空貨物を移すと、後は自
動的に空港ターミナルビル２内の貨物集積場に運ぶこと
ができる。
【００２０】そして例えば、自動走行牽引車３２、３３
がマーク１４、１５の位置で出会ったとすると、前方の
障害物を探知するための発信源３３から発信された音波
や電波が相手の自動走行牽引車３２、３３から反射され
てセンサ３４で検出され、自動走行牽引車３２、３３は
予め定められた距離を置いて停止する。この場合は、例
えば自動走行牽引車３２、３３のうち、待ち時間の長い
方が先に動き出すようにしたり、ガイド線４に沿って設
けられたマーク１４を、右側のセンサ３１で検出する自
動走行牽引車３２に優先権を与える、等のルールを予め
決めておくことにより、自動走行牽引車３は衝突などの
事故を起こすことなく運行することが可能となる。
がマーク１４、１５の位置で出会ったとすると、前方の
障害物を探知するための発信源３３から発信された音波
や電波が相手の自動走行牽引車３２、３３から反射され
てセンサ３４で検出され、自動走行牽引車３２、３３は
予め定められた距離を置いて停止する。この場合は、例
えば自動走行牽引車３２、３３のうち、待ち時間の長い
方が先に動き出すようにしたり、ガイド線４に沿って設
けられたマーク１４を、右側のセンサ３１で検出する自
動走行牽引車３２に優先権を与える、等のルールを予め
決めておくことにより、自動走行牽引車３は衝突などの
事故を起こすことなく運行することが可能となる。
【００２１】図４は本発明の第２実施例における概略斜
視図、図５は本発明の第２実施例における航空貨物用エ
レベータの説明図、図６は本発明の第２実施例における
航空貨物用エレベータの他の実施例である。図中１は航
空機、２は空港ターミナルビル、４０は航空貨物搬送機
構、４１は航空貨物搬送機構４０と航空機１における航
空貨物搬出入口５とを結ぶ航空貨物用エレベータ、５０
は地表面、５１は航空貨物用エレベータの支柱、５２は
昇降箱、５３は支柱、５４は航空貨物、５５、５６はコ
ンベア、６０、６１は支柱、６２はアクチュエータであ
る。
視図、図５は本発明の第２実施例における航空貨物用エ
レベータの説明図、図６は本発明の第２実施例における
航空貨物用エレベータの他の実施例である。図中１は航
空機、２は空港ターミナルビル、４０は航空貨物搬送機
構、４１は航空貨物搬送機構４０と航空機１における航
空貨物搬出入口５とを結ぶ航空貨物用エレベータ、５０
は地表面、５１は航空貨物用エレベータの支柱、５２は
昇降箱、５３は支柱、５４は航空貨物、５５、５６はコ
ンベア、６０、６１は支柱、６２はアクチュエータであ
る。
【００２２】この第２の実施例においては図４から明ら
かなように、空港ターミナルビル２内の貨物集積場と航
空機の駐機場とを結んでベルトコンベアなどで構成した
航空貨物搬送機構４０を地下に設けると共に、駐機場に
おける航空貨物搬出入口５の位置に航空貨物を地下から
地上に、あるいは地上から地下に運ぶ航空貨物用エレベ
ータ４１を設置したものである。
かなように、空港ターミナルビル２内の貨物集積場と航
空機の駐機場とを結んでベルトコンベアなどで構成した
航空貨物搬送機構４０を地下に設けると共に、駐機場に
おける航空貨物搬出入口５の位置に航空貨物を地下から
地上に、あるいは地上から地下に運ぶ航空貨物用エレベ
ータ４１を設置したものである。
【００２３】そして航空貨物用エレベータ４１は、図５
に概略を示したように、航空貨物搬送機構４０と接して
設けた支柱５１に付随させた図示していないラック、ピ
ニオン、またはチェーンなどで昇降箱５２を上下に昇降
できるよう構成し、かつ、この昇降箱５２の中にさらに
支柱５３を設け、図示していないラック、ピニオン、ま
たはチェーンなどで航空貨物５４を載置して移動させる
コンベア５５を上下に昇降できるようにしてある。また
昇降箱５２には、この昇降箱５２が地中にあるときは点
線で示したように昇降箱５２内に格納できるようにした
コンベア５６が設けられ、昇降箱５２が地表面５０に出
たとき、この航空貨物用エレベータ４１のコンベア５５
からコンベア５６を経由し、航空機１の航空貨物搬出入
口５へ航空貨物５４を搬入できるようにしてある。
に概略を示したように、航空貨物搬送機構４０と接して
設けた支柱５１に付随させた図示していないラック、ピ
ニオン、またはチェーンなどで昇降箱５２を上下に昇降
できるよう構成し、かつ、この昇降箱５２の中にさらに
支柱５３を設け、図示していないラック、ピニオン、ま
たはチェーンなどで航空貨物５４を載置して移動させる
コンベア５５を上下に昇降できるようにしてある。また
昇降箱５２には、この昇降箱５２が地中にあるときは点
線で示したように昇降箱５２内に格納できるようにした
コンベア５６が設けられ、昇降箱５２が地表面５０に出
たとき、この航空貨物用エレベータ４１のコンベア５５
からコンベア５６を経由し、航空機１の航空貨物搬出入
口５へ航空貨物５４を搬入できるようにしてある。
【００２４】そしてこの昇降箱５２は、航空貨物搬送機
構４０から航空貨物５４を載置するとき、または昇降箱
５２から航空貨物搬送機構４０へ航空貨物５４を移動さ
せるとき、図５に点線で示したように昇降箱５２が一番
下に下がり、同時に昇降箱５２内に設けられたコンベア
５５も一番下に下がる。そのため、コンベア５５の搬送
面は航空貨物搬送機構４０のコンベア面と同じ高さにな
り、航空貨物５４が両者の間を移動可能となる。そして
例えばこの航空貨物５４を航空機１に搬入する場合は、
まず航空貨物５４を航空貨物搬送機構４０のコンベアか
ら昇降箱５２内のコンベア５５に移動させる。そして、
昇降箱５２を図示していないラック、ピニオン、または
チェーンなどで実線で示した位置まで上昇させ、さらに
その位置で、昇降箱５２内のコンベア５５を図示してい
ないラック、ピニオン、またはチェーンなどで実線で示
した位置まで上昇させると共に、コンベア５６を実線で
示した位置に位置させる。
構４０から航空貨物５４を載置するとき、または昇降箱
５２から航空貨物搬送機構４０へ航空貨物５４を移動さ
せるとき、図５に点線で示したように昇降箱５２が一番
下に下がり、同時に昇降箱５２内に設けられたコンベア
５５も一番下に下がる。そのため、コンベア５５の搬送
面は航空貨物搬送機構４０のコンベア面と同じ高さにな
り、航空貨物５４が両者の間を移動可能となる。そして
例えばこの航空貨物５４を航空機１に搬入する場合は、
まず航空貨物５４を航空貨物搬送機構４０のコンベアか
ら昇降箱５２内のコンベア５５に移動させる。そして、
昇降箱５２を図示していないラック、ピニオン、または
チェーンなどで実線で示した位置まで上昇させ、さらに
その位置で、昇降箱５２内のコンベア５５を図示してい
ないラック、ピニオン、またはチェーンなどで実線で示
した位置まで上昇させると共に、コンベア５６を実線で
示した位置に位置させる。
【００２５】そのため航空貨物５４は、コンベア５５、
５６を経由して航空機１の航空貨物搬出入口５から内部
に搬入でき、空港ターミナルビル２の貨物集積場から航
空機１の航空貨物搬出入口５まで全く無人で貨物５４を
搬送できる。したがって、従来のようなランプ・イクイ
ップメント・トラクターの運転、航空貨物５４の人手に
よる積み込み、搬入などが不要となり、またランプ・イ
クイップメント・トラクターなどの接触事故等が無くな
ると共に、人件費等のコスト低減、貨物搭載時間の短縮
などが可能になる。
５６を経由して航空機１の航空貨物搬出入口５から内部
に搬入でき、空港ターミナルビル２の貨物集積場から航
空機１の航空貨物搬出入口５まで全く無人で貨物５４を
搬送できる。したがって、従来のようなランプ・イクイ
ップメント・トラクターの運転、航空貨物５４の人手に
よる積み込み、搬入などが不要となり、またランプ・イ
クイップメント・トラクターなどの接触事故等が無くな
ると共に、人件費等のコスト低減、貨物搭載時間の短縮
などが可能になる。
【００２６】なおこの図５に示した航空貨物用エレベー
タ４１では、昇降箱５２にコンベア５６を設け、昇降箱
５２が上昇したときにこのコンベア５６で航空貨物５４
を移動すると説明したがこれは本質的なことではなく、
このコンベア５６を用いずに、例えば図１に示したコン
テナ／パレット・ローダ７のようなもので航空貨物用エ
レベータ４１から航空機１の貨物搬出入口５に搬出入す
るようにしても良い。
タ４１では、昇降箱５２にコンベア５６を設け、昇降箱
５２が上昇したときにこのコンベア５６で航空貨物５４
を移動すると説明したがこれは本質的なことではなく、
このコンベア５６を用いずに、例えば図１に示したコン
テナ／パレット・ローダ７のようなもので航空貨物用エ
レベータ４１から航空機１の貨物搬出入口５に搬出入す
るようにしても良い。
【００２７】また、この図５に示した航空貨物用エレベ
ータ４１では、昇降箱５２を昇降させるための支柱５１
を地表面５０までとし、昇降箱５２をさらに地表面５０
より上に上昇させるように示したが、このようにすると
昇降箱５２を上昇させるための図示しないラック、ピニ
オン、またはチェーンなどに無理な力が掛かる。そのた
めこの支柱５１を、図６に示した支柱６０を、支柱６１
とアクチュエータ６２で上下できるよう構成し、この支
柱６０を点線で示したように上昇させた状態で昇降箱５
２を上昇させるようにすれば、図示しないラック、ピニ
オン、またはチェーンなどに無理な力が掛かるのを防止
することができる。
ータ４１では、昇降箱５２を昇降させるための支柱５１
を地表面５０までとし、昇降箱５２をさらに地表面５０
より上に上昇させるように示したが、このようにすると
昇降箱５２を上昇させるための図示しないラック、ピニ
オン、またはチェーンなどに無理な力が掛かる。そのた
めこの支柱５１を、図６に示した支柱６０を、支柱６１
とアクチュエータ６２で上下できるよう構成し、この支
柱６０を点線で示したように上昇させた状態で昇降箱５
２を上昇させるようにすれば、図示しないラック、ピニ
オン、またはチェーンなどに無理な力が掛かるのを防止
することができる。
【００２８】また、この図５に示した航空貨物用エレベ
ータ４１では、図上右方向に航空貨物搬送機構４０を設
置した場合を示したが、図４のように航空貨物搬送機構
４０の航空貨物５４の搬送方向と航空機１の貨物搬出入
口が異なる場合、航空貨物搬送機構４０と航空貨物用エ
レベータ４１の接続点にターンテーブルのような搬送方
向変更装置を設けるか、または昇降箱５２内のコンベア
そのものをターンテーブルのような搬送方向変更装置と
すればよい。
ータ４１では、図上右方向に航空貨物搬送機構４０を設
置した場合を示したが、図４のように航空貨物搬送機構
４０の航空貨物５４の搬送方向と航空機１の貨物搬出入
口が異なる場合、航空貨物搬送機構４０と航空貨物用エ
レベータ４１の接続点にターンテーブルのような搬送方
向変更装置を設けるか、または昇降箱５２内のコンベア
そのものをターンテーブルのような搬送方向変更装置と
すればよい。
【００２９】
【発明の効果】以上種々述べてきたように本発明におい
ては、従来空港内を走り回っていたランプ・イクイップ
メント・トラクターの代わりにガイド線に沿って自動走
行可能に構成した牽引車を用いたり、空港ターミナルビ
ルにおける航空貨物集積場と航空機の駐機場とを地下に
設けた航空貨物搬送機構で結ぶと共に、航空機における
航空貨物搬出入口とその航空貨物搬送機構への搬出入位
置とを航空貨物用エレベータで結び、空港地下を用いて
航空貨物を搬送できるようにしたから、従来のように人
手による運転を要するランプ・イクイップメント・トラ
クターのような機器を用いずにすみ、これらの接触事故
等が無くなると共に、人件費等のコスト低減、貨物搭載
時間の短縮などが可能になるなど、大きな効果をもたら
すものである。
ては、従来空港内を走り回っていたランプ・イクイップ
メント・トラクターの代わりにガイド線に沿って自動走
行可能に構成した牽引車を用いたり、空港ターミナルビ
ルにおける航空貨物集積場と航空機の駐機場とを地下に
設けた航空貨物搬送機構で結ぶと共に、航空機における
航空貨物搬出入口とその航空貨物搬送機構への搬出入位
置とを航空貨物用エレベータで結び、空港地下を用いて
航空貨物を搬送できるようにしたから、従来のように人
手による運転を要するランプ・イクイップメント・トラ
クターのような機器を用いずにすみ、これらの接触事故
等が無くなると共に、人件費等のコスト低減、貨物搭載
時間の短縮などが可能になるなど、大きな効果をもたら
すものである。
【図１】 本発明の第１実施例における概略斜視図であ
る。
る。
【図２】 本発明における牽引車を自動走行させるため
のガイド線について説明するための図である。
のガイド線について説明するための図である。
【図３】 本発明を構成する牽引車の機構を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図４】 本発明の第２実施例における概略斜視図であ
る。
る。
【図５】 本発明の第２実施例における航空貨物用エレ
ベータの説明図である。
ベータの説明図である。
【図６】 本発明の第２実施例における航空貨物用エレ
ベータの他の実施例である。
ベータの他の実施例である。
【図７】 空港内における従来の貨物のハンドリングシ
ステムを説明するための図である。
ステムを説明するための図である。
１ 航空機 ２ 空港ターミナルビル ３ 自動走行牽引車 ４ ガイド線 ５ 貨物搬出入口 ６ コンテナ／パレット・ドーリ ７ コンテナ／パレット・ローダ
Claims (3)
- 【請求項１】 空港ターミナルビルにおける航空貨物集
積場と航空機の駐機場を結んで設けられたガイド線と、
該ガイド線に沿って自動走行し、航空貨物を搬送する自
動走行牽引車とからなる航空貨物搬送システムであっ
て、 前記ガイド線は駐機場への分岐毎に設けられた分岐マー
ク、及び駐機場で牽引車を停止させるためのマークを有
し、前記自動走行牽引車はガイド線に設けられた前記マ
ークを読み取って目的とする駐機場の停止マークで停止
するよう構成され、前記自動走行牽引車を用いて航空貨
物を前記空港ターミナルビルにおける航空貨物集積場と
航空機の駐機場間で自動搬送することを特徴とする航空
貨物搬送システム。 - 【請求項２】 前記自動走行牽引車は前方障害物探知セ
ンサを有し、前方に障害物を探知したとき、自動的に停
止するよう構成したことを特徴とする請求項１に記載し
た航空貨物搬送システム。 - 【請求項３】 空港ターミナルビルにおける航空貨物集
積場と航空機の駐機場とを結んで地下に設けられた航空
貨物搬送機構と、該航空貨物搬送機構と地上を結んで航
空貨物を昇降させる航空貨物用エレベータとで構成され
た航空貨物搬送システムであって、 前記航空貨物用エレベータは、前記航空貨物搬送機構へ
の搬出入位置と地上間を昇降する昇降箱と、該昇降箱内
部で昇降し、航空貨物を航空機の航空貨物搬出入口へ向
かわせる機構とで構成され、航空貨物を前記空港ターミ
ナルビルの貨物集積場と航空機駐機場間を地下を経由し
て搬送することを特徴とする航空貨物搬送システム。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001132899A JP2002321699A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 航空貨物搬送システム |
| DE60202095T DE60202095T2 (de) | 2001-04-27 | 2002-04-19 | Luftfrachttransportsystem |
| EP02008849A EP1253079B1 (en) | 2001-04-27 | 2002-04-19 | Air cargo transport system |
| US10/132,741 US7343995B2 (en) | 2001-04-27 | 2002-04-26 | Air cargo transport system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001132899A JP2002321699A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 航空貨物搬送システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002321699A true JP2002321699A (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=18980846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001132899A Withdrawn JP2002321699A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 航空貨物搬送システム |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7343995B2 (ja) |
| EP (1) | EP1253079B1 (ja) |
| JP (1) | JP2002321699A (ja) |
| DE (1) | DE60202095T2 (ja) |
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